JP2011235652A - 液体収容容器、容器ホルダ及び液体消費装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置側端子と回路基板の接点同士の電気接続性を低下させることなく、液体収容容器同士を高密度収容できる液体収容容器、容器ホルダ及び液体消費装置を得る。
【解決手段】扁平な略直方体形状を有するインクカートリッジ100の挿入方向先端面11の、短辺と交わる2つの側面15,16がそれぞれ上下となるように配置される。インクカートリッジ100の上側の側面15には回路基板17が、下側の側面25には容器側固定構造40が設けられる。
【選択図】図9
【解決手段】扁平な略直方体形状を有するインクカートリッジ100の挿入方向先端面11の、短辺と交わる2つの側面15,16がそれぞれ上下となるように配置される。インクカートリッジ100の上側の側面15には回路基板17が、下側の側面25には容器側固定構造40が設けられる。
【選択図】図9
Description
本発明は、液体消費装置に供給する液体を容器本体内に貯留し、前記液体消費装置の容器装着部に着脱自在に装着される液体収容容器、及びそれを収容する容器ホルダ、並びに液体消費装置に関する。
液体噴射ヘッドから液滴を噴射する液体噴射装置の代表例としては、画像記録用のインクジェット式記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置、液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置、有機ELディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた装置等が挙げられる。
この中でも特にインクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるので、昨今においてはカラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。インクジェット式記録装置に対する液体の供給方式としては、液体を貯留した液体収容容器から液体消費装置に液体を供給する所謂カートリッジ方式がある。このカートリッジ方式では、液体収容容器内の液体が消費された時点でユーザーが液体収容容器を交換できるようにするために、液体消費装置に対して液体収容容器が簡単に着脱できるよう構成される。
また、この種の液体収容容器には、インクの種類、残量等の情報を記憶させる記憶素子(IC)を実装した回路基板を外面に設けたものがある。この場合、液体収容容器を収容する液体消費装置の容器ホルダには、回路基板の接点に接続される液体消費装置の装置側端子が設けられる。このような回路基板を備えた液体収容容器を容器ホルダに装着する際には、回路基板の接点と液体消費装置の装置側端子とを確実に接続する必要がある。つまり、装置側端子と回路基板側接点とのズレを導通可能な範囲内に抑える必要がある。
従来の液体収容容器及び容器ホルダにおいては、液体収容容器を容器ホルダの所定の位置に確実に固定するための機構として、例えば、容器ホルダに設けられた装置側固定構造と協働して、容器本体の引抜き方向における移動を解除可能に規制する容器側固定構造を備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
この容器側固定構造は、挿入方向と反対の方向への付勢力に抗して容器本体が容器装着部に装着された状態において、容器装着部に設けられた装置側固定構造の係止ピン(被係止部材)と協働して容器本体の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する案内溝を有している。
そこで、液体収容容器を容器ホルダに固定する際には、容器装着部に容器本体を挿入し、スライダー部材による挿入方向と反対の方向への付勢力に抗して容器本体を更に押し込んだ後に押圧力を解除すると、装置側固定構造の係止ピンが案内溝の係止位置に移動して液体収容容器が固定される。
そして、液体収容容器を容器ホルダから取り外す際には、容器本体を容器装着部に押し込むことにより係止ピンが案内溝の非係止位置へ移動されるので、押圧力を解除すると容器本体はスライダー部材により挿入方向と反対の方向へ付勢され、排出される。
そして、液体収容容器を容器ホルダから取り外す際には、容器本体を容器装着部に押し込むことにより係止ピンが案内溝の非係止位置へ移動されるので、押圧力を解除すると容器本体はスライダー部材により挿入方向と反対の方向へ付勢され、排出される。
従来の液体収容容器は、回路基板を容器側固定構造の近傍に配置することで、回路基板の接点と液体消費装置側の接点との確実な接続を実現しようとしていた。具体的には、扁平な略直方体形状の容器本体を、平行な一対の最大面が鉛直面と垂直となる向き(以下、「平置き」と称す。)で並べて収容した際、側面に回路基板を設け、その近傍となる下面に、容器側固定構造を配設していた。つまり、回路基板と容器側固定構造とは、容器本体外面の隣接する直交2面に設けられていた。
ところが、近年、記録品質の向上のために液体収容容器の数が多くなるのに伴い、高密度な収容が可能となる液体収容容器の縦置きが想定されるようになってきた。
ところが、近年、記録品質の向上のために液体収容容器の数が多くなるのに伴い、高密度な収容が可能となる液体収容容器の縦置きが想定されるようになってきた。
しかしながら、従来の液体収容容器は、容器本体外面の直交2面に、回路基板と容器側固定構造とを配設していたため、例えばこの構造のまま液体収容容器を縦置きすれば、隣接する液体収容容器同士の間に、装置側固定構造を確保するための離間スペースを介在させなければならず、容器収容密度を高める要請に応えることができなくなった。
一方で、単に装置側固定構造を移設すれば、回路基板接点の位置決め精度が低下し、装置側端子と回路基板接点が離反し易くなり、良好な電気接続状態が得られなくなる虞があった。
一方で、単に装置側固定構造を移設すれば、回路基板接点の位置決め精度が低下し、装置側端子と回路基板接点が離反し易くなり、良好な電気接続状態が得られなくなる虞があった。
更に、最近の液体収容容器の大型化に伴って、装置側固定構造のスライダー部材による挿入方向と反対の方向への付勢力も大きくなる傾向にあり、容器本体を容器装着部から脱着する際には、容器本体が容器装着部から勢いよく飛び出して脱落する可能性があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、装置側端子と回路基板の接点同士の電気接続性を低下させることなく、液体収容容器同士を高密度収容できる良好な液体収容容器、容器ホルダ及び液体消費装置を提供することを目的とする。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、装置側端子と回路基板の接点同士の電気接続性を低下させることなく、液体収容容器同士を高密度収容できる良好な液体収容容器、容器ホルダ及び液体消費装置を提供することを目的とする。
本発明に係る上記目的の少なくとも一部は、液体消費装置に供給する液体を容器本体内に貯留し、前記液体消費装置の容器装着部に着脱自在に装着される液体収容容器であって、
扁平な略直方体形状を有する前記容器本体の挿入方向先端面には、前記液体消費装置に供給される液体を送出する液体供給口が設けられ、
前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する一方の側面には、前記液体消費装置との接点を有する回路基板が設けられ、
前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する他方の側面には、挿入方向と反対の方向への付勢力に抗して前記容器本体が前記容器装着部に装着された状態において、前記容器装着部に設けられた装置側固定構造と協働して前記容器本体の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造とが設けられることを特徴とする液体収容容器により達成される。
扁平な略直方体形状を有する前記容器本体の挿入方向先端面には、前記液体消費装置に供給される液体を送出する液体供給口が設けられ、
前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する一方の側面には、前記液体消費装置との接点を有する回路基板が設けられ、
前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する他方の側面には、挿入方向と反対の方向への付勢力に抗して前記容器本体が前記容器装着部に装着された状態において、前記容器装着部に設けられた装置側固定構造と協働して前記容器本体の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造とが設けられることを特徴とする液体収容容器により達成される。
また、本発明に係る上記目的の少なくとも一部は、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドに供給するための液体を内部に貯留した複数の略直方体形状の液体収容容器と、前記複数の液体収容容器が着脱可能に装着される複数の容器装着部と、を備えた液体消費装置であって、
前記液体収容容器は、少なくとも1つの電極を有する回路基板と、容器側固定構造と、前記容器装着部に装着される際に先端となる略長方形の先端面と、前記略長方形の第1の短辺と交わる第1の側面と、前記略長方形の第2の短辺と交わる第2の側面と、前記先端面に設けられた液体供給口と、を備えており、
前記容器装着部には、前記電極の接点と接触して前記電極と電気的に導通する装置側端子と、装置側固定構造と、が設けられており、
前記液体収容容器は、前記第1の側面と前記第2の側面のうちいずれか一方が上側、他方が下側となるように前記容器装着部に装着され、
前記回路基板は、前記第1の側面に設けられ、
前記容器側固定構造は、前記第2の側面に設けられ、
前記装置側端子は、前記第1の側面が上側となるように前記装着部に装着されている場合には前記回路基板よりも上側に設けられており、前記第1の側面が下側となるように前記装着部に装着されている場合には前記回路基板よりも下側に設けられており、
前記装置側固定構造は、前記第2の側面が下側となるように前記装着部に装着されている場合には前記容器側固定構造よりも下側に設けられており、前記第2の側面が上側となるように前記装着部に装着されている場合には前記容器側固定構造よりも上側に設けられていることを特徴とする液体消費装置により達成される。
前記液体収容容器は、少なくとも1つの電極を有する回路基板と、容器側固定構造と、前記容器装着部に装着される際に先端となる略長方形の先端面と、前記略長方形の第1の短辺と交わる第1の側面と、前記略長方形の第2の短辺と交わる第2の側面と、前記先端面に設けられた液体供給口と、を備えており、
前記容器装着部には、前記電極の接点と接触して前記電極と電気的に導通する装置側端子と、装置側固定構造と、が設けられており、
前記液体収容容器は、前記第1の側面と前記第2の側面のうちいずれか一方が上側、他方が下側となるように前記容器装着部に装着され、
前記回路基板は、前記第1の側面に設けられ、
前記容器側固定構造は、前記第2の側面に設けられ、
前記装置側端子は、前記第1の側面が上側となるように前記装着部に装着されている場合には前記回路基板よりも上側に設けられており、前記第1の側面が下側となるように前記装着部に装着されている場合には前記回路基板よりも下側に設けられており、
前記装置側固定構造は、前記第2の側面が下側となるように前記装着部に装着されている場合には前記容器側固定構造よりも下側に設けられており、前記第2の側面が上側となるように前記装着部に装着されている場合には前記容器側固定構造よりも上側に設けられていることを特徴とする液体消費装置により達成される。
このような構成の液体収容容器または液体消費装置によれば、扁平な略直方体形状の容器本体を、平行な一対の最大面が鉛直面と平行となる向き(以下、「縦置き」とも称す。)で平行に並べ、挿入方向先端面の上下一対の平行な短辺に対応する容器本体上下面の一方に回路基板、他方に容器側固定構造が設けられる。
そこで、隣接する容器同士の間に、液体消費装置の装置側端子、装置側固定構造を配設する必要がなくなる。よって、複数の液体収容容器を近接させて収容することが可能となり、当該容器を複数並べた場合にも、厚み方向(先端面の短辺方向)の収容総幅寸法が小さくコンパクトとなる。また、回路基板と、装置側固定構造とが、平行な両側面に配設されることで、装置側端子と回路基板の接点同士を接近させる構成が容易となる。この結果、複数の容器を縦置きで配置しても、装置側端子と回路基板接点同士の電気接続性を低下させることがない。
また、上記構成の液体収容容器において、前記液体収容容器は、前記先端面と対向する後端面を有し、前記回路基板と前記容器側固定構造は、前記後端面よりも前記先端面に近い位置に設けられ、前記容器本体が前記容器装着部に装着された状態において、前記一方の側面が上面側に、前記他方の側面が下面側に位置し、前記装置側固定構造により、前記容器側固定構造が前記上面側に押圧されることが望ましい。
また、上記構成の液体消費装置において、前記液体収容容器は、前記先端面と対向する後端面を有し、前記回路基板と前記容器側固定構造は、前記後端面よりも前記先端面に近い位置に配置されており、前記液体収容容器は、前記第1の側面が上側、前記第2の側面が下側となるように前記装着部に装着されており、前記装置側固定構造は、前記容器側固定構造を上側に押圧することが望ましい。
このように構成すれば、液体供給口からインクが漏れてしまった場合に、漏れ出したインクによって回路基板が電気的に不良となってしまうのを防ぐことができる。また、特に、液体収容容器と装着部との間の位置精度を維持するために、互いに勘合し合あう位置決め穴と位置決めピン等による位置決め機構を用いた場合、この位置決め機構を、回路基板や液体供給口と共に上側に集積することにより、液体供給口は、液体収容容器内に収容される液体収容体(例えばインクパック)の高さ方向(上下方向)の中央よりも上側に配置されることになる。そして、液体収容体の高さ方向(上下方向)中央に設けられた液体吐出口との間にこれらを接続する流路を設けることが可能となる。この液体供給口と液体収容体の間の高低差や流路抵抗の作用により、液体収容体の充填されたインクによる静圧が高い場合のインク漏れへの影響を低減することが可能となる。すなわち、第1の側面が上側、第2の側面が下側となるように配置すれば、回路基板と装置側端子の位置精度等を向上させつつ、液体収容体の静圧が高い場合のインク漏れへの影響をも低減できるような構成を実現しやすい。静圧の内容については、後に詳しく説明する。
上記構成の液体収容容器において、前記回路基板の接点は、前記装置側固定構造の被係止部材が前記容器側固定構造の係止部に係止される位置よりも前記挿入方向先端面に近い位置に設けられることが望ましい。
また、上記構成の液体消費装置において、前記装置側端子は、前記容器が前記容器装着部に装着された状態において、前記装置側固定構造の被係止部材が前記容器側固定構造の係止部に係止される位置よりも、前記先端面に近い位置で、前記接点と接触することが望ましい。
このような構成の液体収容容器または液体消費装置によれば、容器本体が容器装着部に挿入されると、容器本体の他方の側面に設けられた容器側固定構造の係止部を装置側固定構造の被係止部材が押圧するので、容器本体の挿入方向先端面側が挿入方向後端面側を中心に一方の側面に向かって回動される。
そして、容器本体の一方の側面に設けられた回路基板の接点は、液体消費装置の装置側端子へと押し付けられるが、該回路基板の接点は容器側固定構造の係止部よりも挿入方向先端面に近い位置に設けられているので、装置側固定構造の被係止部材による容器側固定構造の係止部の移動量よりも大きく液体消費装置の装置側端子側へ移動することができる。そこで、回路基板の接点が装置側端子にさらに確実に接続される。
そして、容器本体の一方の側面に設けられた回路基板の接点は、液体消費装置の装置側端子へと押し付けられるが、該回路基板の接点は容器側固定構造の係止部よりも挿入方向先端面に近い位置に設けられているので、装置側固定構造の被係止部材による容器側固定構造の係止部の移動量よりも大きく液体消費装置の装置側端子側へ移動することができる。そこで、回路基板の接点が装置側端子にさらに確実に接続される。
また、上記構成の液体収容容器において、前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する他方の側面には、前記容器側固定構造よりも前記挿入方向先端面から遠い位置に、凹部が配設されることが望ましい。また、上記構成の液体消費装置において、前記液体収容容器の前記第2の側面には、前記容器側固定構造よりも前記先端面から遠い位置に、凹部が配設されることが望ましい。
この凹部は、様々な目的で利用することが可能であるが、特に、容器を取り外す際の飛び出し防止構造として利用することが望ましい。
すなわち、前記凹部は、前記容器装着部に設けられた装置側飛び出し防止構造と協働して、前記容器本体の前記容器装着部からの飛び出しを防止することが望ましい。また、前記容器装着部には、前記凹部と係合することによって前記容器の前記容器装着部からの飛び出しを防止する装置側飛び出し防止構造が設けられていることが望ましい。
すなわち、前記凹部は、前記容器装着部に設けられた装置側飛び出し防止構造と協働して、前記容器本体の前記容器装着部からの飛び出しを防止することが望ましい。また、前記容器装着部には、前記凹部と係合することによって前記容器の前記容器装着部からの飛び出しを防止する装置側飛び出し防止構造が設けられていることが望ましい。
このような構成の液体収容容器によれば、容器の容器装着部からの不用意な飛び出しによる脱落を防止することができる。
凹部を飛び出し防止構造として利用すること、及び、容器装着部に装置側飛び出し防止構造を設けておくことは、特に、容器装着部に装着された容器の取り外しを容易にすべく、容器が挿入方向と反対方向に付勢されているような場合に有用である。このような場合、容器は付勢力によって所定の加速度で排出され、勢い良く飛び出してしまう可能性があるが、装置側飛び出し防止構造が凹部に係合することで、容器の移動が規制され、飛び出した容器が容器装着部から脱落してしまうのを確実に防止することができるからである。
凹部を飛び出し防止構造として利用すること、及び、容器装着部に装置側飛び出し防止構造を設けておくことは、特に、容器装着部に装着された容器の取り外しを容易にすべく、容器が挿入方向と反対方向に付勢されているような場合に有用である。このような場合、容器は付勢力によって所定の加速度で排出され、勢い良く飛び出してしまう可能性があるが、装置側飛び出し防止構造が凹部に係合することで、容器の移動が規制され、飛び出した容器が容器装着部から脱落してしまうのを確実に防止することができるからである。
また、上記構成の液体収容容器において、前記挿入方向先端面に直交する辺に対応する角部には、挿入方向に沿って切欠き形成されたC面が設けられることが望ましい。
また、上記の液体消費装置において、前記液体収容容器は、さらに、前記前記略長方形の第1の長辺と交わる第3の側面と、前記略長方形の第2の長辺と交わる第4の側面と、を有しており、前記第1乃至第4の側面のうち2つが互いに交わる辺に対応する角部には、挿入方向に沿ってC面が設けられ、前記容器装着部には、前記C面が形成された角部の切欠き形状に対応した案内突起が、前記容器の挿入方向に沿って設けられていることが望ましい。
このような構成の液体収容容器または液体消費装置によれば、扁平な略直方体形状の容器が縦置きで平行に並べられて収容されると、隣接する液体収容容器同士の間に、一方の液体収容容器のC面によって形成された断面三角形の空間が挿入方向に延在して形成される。そして、この断面三角形の延在空間を案内突起の設置空間として利用することが可能となる。従って、隣接する容器本体同士の間隔を最小限とし、複数の液体収容容器を高密度に収容することができる。
また、上記構成の液体収容容器において、前記容器側固定構造は、前記装置側固定構造の被係止部材が挿入され、前記容器装着部への前記容器本体の着脱操作に際して前記被係止部材を係止位置又は非係止位置へ案内する案内溝を有することが望ましい。
また、上記構成の液体消費装置において、前記容器側固定構造は、案内溝と係止部とを有し、前記装置側固定構造は、被係止部材を有し、前記被係止部材は、前記液体収容容器を前記容器装着部に対して着脱する際に前記容器側固定構造の前記案内溝に挿入されて案内され、前記容器が前記容器装着部に装着された状態において前記容器側固定構造の前記係止部によって係止されることが望ましい。
このような構成の液体収容容器または液体消費装置によれば、容器を確実かつ正確に、容器装着部に固定することが可能となる。特に、係止状態の容器本体を容器装着部に押し込む操作に基づいて、被係止部材が非係止位置へと相対移動するような構成とすれば、液体収容容器の着脱操作に際する使用者の負担や、容器及び装置にかかる負荷を低減することが可能となる。
また、上記構成の液体収容容器において、前記案内溝の底面が前記被係止部材によって押圧されることが望ましい。
また、上記構成の液体消費装置において、前記被係止部材は、前記第2の側面と交わる方向に設けられ、前記案内溝の前記底面を押圧するように付勢されていることが望ましい。
また、上記構成の液体消費装置において、前記被係止部材は、前記第2の側面と交わる方向に設けられ、前記案内溝の前記底面を押圧するように付勢されていることが望ましい。
このような構成の液体収容容器または液体消費装置によれば、被係止部材によって、容器の一方の側面が他方の側面に向かって押圧付勢される。これにより、容器本体の一方の側面に設けられた回路基板の接点が、被係止部材によって装置側端子へと押し付けられる構成となり、回路基板の接点と装置側端子とがより確実に接続される。
上記構成の液体収容容器において、前記容器本体の挿入方向先端面が、該挿入方向先端面に互いに離間して設けられ、前記挿入方向先端面が対向する前記容器装着部側における対向面に設けられた一対の位置決めピンが嵌合することによって、前記挿入方向先端面に沿う方向の移動を規制する一対の位置決め穴を備えることが望ましい。
また、上記構成の液体消費装置において、前記液体収容容器の前記先端面には、一対の位置決め穴が設けられ、前記容器装着部には、前記一対の位置決め穴と嵌合する一対の位置決めピンが設けられ、前記一対の位置決めピンが前記一対の位置決め穴とそれぞれ嵌合することによって、前記液体収容容器の前記挿入方向先端面に沿う方向の移動が規制されることが望ましい。
このような構成の液体収容容器または液体消費装置によれば、容器が容器装着部に挿入されると、容器装着部に設けられた一対の位置決めピンが、容器の挿入方向先端面に設けられた一対の位置決め穴に嵌入される。その後、更に容器を挿入していくと、容器は位置決めピンを基準に移動する。容器が完全に装着されると、位置決め穴が位置決めピンと嵌合することにより、容器の先端面に沿う方向の位置が決められて、挿入方向先端面に沿う方向の容器の移動が規制される。つまり、容器を正確な傾きで容器装着部に装着することができるため、装着の操作が容易となる。また、容器が誤った傾きで着脱されることで、回路基板、装置側端子、容器側固定構造、または装置側固定構造を壊してしまうのを防ぐことができる。また、容器が容器装着部に装着されている時に、回路基板と装置側端子との間の導通や、容器側固定構造と装置側固定構造との間の固定状態を良好な状態で維持することが可能となる。
上記構成の液体収容容器において、前記挿入方向先端面における一対の前記位置決め穴と、前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する両側面における前記回路基板及び前記容器側固定構造とが、前記容器本体の略同一縦断面上に配置されることが望ましい。
また、上記構成の液体消費装置において、前記液体収容容器の前記一対の位置決め穴と、前記回路基板と、前記容器側固定構造とが、略同一縦断面上に配置されていることが望ましい。
このような構成の液体収容容器または液体消費装置によれば、容器が容器装着部に挿入され、容器装着部に設けられた一対の位置決めピンが、容器の先端面に設けられた一対の位置決め穴に嵌入されると、容器が先端面に沿う方向(すなわち、縦断面と平行な方向)で位置決めされ、この縦断面上の一方に位置する回路基板の接点と装置側端子、及び他方に位置する固定構造同士のそれぞれが接近・離反方向で高精度に位置決めされる。
なお、上記構成の液体消費装置において、前記複数の容器装着部は、隣り合う2つの液体収容容器のうち一方の容器の第3の側面と、他方の容器の第4の側面とが対向するように、並列に配置されることが望ましい。
このように、容器間を仕切る壁を設けずに、複数の容器の側面同士が対向するように配置することにより、容器の厚み方向の収容総幅寸法を、より小さくコンパクトとすることが可能である。
また、本発明に係る上記目的は、所定の角部にC面が形成された上記液体収容容器が装着される複数の容器装着部を備えた液体消費装置の容器ホルダであって、
前記各容器装着部には、前記C面が形成された角部の切欠き形状に対応した案内突起が、前記容器本体の挿入方向に沿って設けられていることを特徴とする容器ホルダにより達成される。
前記各容器装着部には、前記C面が形成された角部の切欠き形状に対応した案内突起が、前記容器本体の挿入方向に沿って設けられていることを特徴とする容器ホルダにより達成される。
上記構成の容器ホルダによれば、隣接する容器本体同士の間隔を最小限とし、複数の液体収容容器を高密度に収容することができる。
尚、上記構成の容器ホルダにおいて、前記各容器装着部は、前記容器本体における挿入方向先端面の対応する長辺において直交する側面が隣接する複数の容器本体間で互いに対向するように、並列に配置されることが望ましい。
このように、容器間を仕切る壁を設けずに、複数の容器の側面同士が対向するように配置することにより、容器の厚み方向の収容総幅寸法を、より小さくコンパクトとすることが可能である。この結果、液体収容容器の厚み方向の収容総幅寸法が小さいコンパクトな容器ホルダを形成することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る液体収容容器、容器ホルダ及び液体消費装置を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る液体消費装置の概略構成図である。本実施形態に係る液体消費装置としてのインクジェット式記録装置211は、図1に示すように、略矩形箱状をなす本体ケース212を備える。本体ケース212内の前方下部には、プラテン213が主走査方向となる本体ケース212の長手方向(図1において左右方向)に沿うように配設されている。プラテン213は、ターゲットとしての記録用紙Pを支持する支持台である。プラテン213上には、図示しない紙送り機構により記録用紙Pが主走査方向と直交する副走査方向に沿って給送されるようになっている。
本体ケース212内においてプラテン213の後部上方には、主走査方向に沿って棒状のガイド軸214が架設されている。ガイド軸214にはキャリッジ215がガイド軸214に沿って移動自在に支持されている。
また、本体ケース212内の後方側面においてガイド軸214の両端部と対応する位置には、駆動プーリ216及び従動プーリ217が回転自在に支持されている。駆動プーリ216にはキャリッジモータ218が連結されるとともに、一対のプーリ216,217間にはキャリッジ215を支持した無端状のタイミングベルト219が掛装されている。したがって、キャリッジ215は、キャリッジモータ218の駆動により、ガイド軸214に沿って主走査方向に往復移動可能となっている。
また、本体ケース212内の後方側面においてガイド軸214の両端部と対応する位置には、駆動プーリ216及び従動プーリ217が回転自在に支持されている。駆動プーリ216にはキャリッジモータ218が連結されるとともに、一対のプーリ216,217間にはキャリッジ215を支持した無端状のタイミングベルト219が掛装されている。したがって、キャリッジ215は、キャリッジモータ218の駆動により、ガイド軸214に沿って主走査方向に往復移動可能となっている。
本体ケース212内の一端側(図1では右端側)には、箱形状をなす容器ホルダとしてのカートリッジホルダ200が設けられている。カートリッジホルダ200は、その前壁及び上壁前部にあたる部分が開閉可能な蓋部221として構成されている。ユーザーは、この蓋部221を開放状態とすることで、液体収容容器としてのインクカートリッジ100を着脱交換することができる。すなわち、カートリッジホルダ200には、液体としてのインクの色毎に用意された複数個(本実施形態においては5個)のインクカートリッジ100が、蓋部221を開放状態としたもとで、前後方向への挿脱動作を伴って着脱される。
各インクカートリッジ100は、カートリッジホルダ200に装着された場合、それぞれ対応する各インク供給路223の上流端に接続されるようになっている。各インク供給路223の下流端は、キャリッジ215上に搭載されたバルブユニット224の上流側とそれぞれ接続される。バルブユニット224の下流側は、キャリッジ215の下面側に設けられた液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド225に接続されている。
カートリッジホルダ200とプラテン213との間には、記録ヘッド225の退避位置となるホームポジションHPが設けられている。そして、印刷の開始前などには、このホームポジションHPにおいて、記録ヘッド225に対するクリーニング等、各種メンテナンス処理が実行される。
本体ケース212の内部において、カートリッジホルダ200の上方となる位置には、加圧ポンプ226が配置されている。加圧ポンプ226は、加圧空気の供給源であり、加圧空気供給路227の上流端に接続されている。加圧空気供給路227は、加圧ポンプ226の下流側に配設された分配器228を境にインクカートリッジ100の個数と同数に分岐されている。分岐された加圧空気供給路227の下流端は、それぞれ対応するインクカートリッジ100に接続されている。
図2はインクカートリッジ100を装着するカートリッジホルダ200の斜め上方からの斜視図である。カートリッジホルダ200は、図2に示すように、側面視略L字状をなすホルダ本体240と、断面コ字状をなす枠体260とで構成されている。
枠体260は、一対の側壁262,262と、これら側壁262,262の上端縁を連結する天壁263とを備えている。枠体260は、金属板によりプレス成形されている。
枠体260は、一対の側壁262,262と、これら側壁262,262の上端縁を連結する天壁263とを備えている。枠体260は、金属板によりプレス成形されている。
図3はカートリッジホルダ200の一部を構成するホルダ本体240の斜め上方からの斜視図である。ホルダ本体240は、図3に示すように、樹脂材料または金属材料で平面視矩形状をなすように成形された基板241と、基板241の後方の上面に取り付けられた壁体244とを有している。
基板241は、インクカートリッジ100がカートリッジホルダ200に装着された場合に、各インクカートリッジ100を並列配置態様にして載置するための支持台である。基板241上には、複数のガイドレール(案内突起)33が前後方向に沿って延びるように列設されている。
ガイドレール33は、インクカートリッジ100をホルダ200に着脱する際に、インクカートリッジ100を案内するためのものである。カートリッジホルダ200の内部は、ガイドレール33によって、5つのカートリッジスロット7A、7B、7C、7D、7Eに区画される。カートリッジスロット7A〜7Eは、それぞれ各色のインクカートリッジ100を個別に収容する容器装着部として機能する。
壁体244は、平面視コ字状をなす成形物である。壁体244は、前方に開口を向けるようにして、基板241上に取り付けられている。壁体244の上端には、矩形状に成形された天板245が取り付けられている。
壁体244は、図示しない後方の面を有している。また、壁体244は、壁体244の後方の面と略平行に設けられた面246bを備えたスライダー部材246を有している。
スライダー部材246は、図示しない付勢手段によって、前方、すなわちインクカートリッジ100の挿入方向とは反対の方向に付勢されている。スライダー部材246の面246bは、カートリッジスロット7A〜7Eの奥端面をなす。スライダー部材246は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着されていない時は、付勢手段の力によって、前方側に位置している。
インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに挿入すると、スライダー部材246は、インクカートリッジ100の先端面11(図8〜図10参照)に押されながら、後方に移動する。
インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに完全に装着すると、スライダー部材246は、所定の位置で停止する。スライダー部材246は、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着されている時も、付勢手段の力によって、装着されたインクカートリッジ100に対して、その挿入方向とは反対の方向への付勢力を常時付与している。この付勢力は、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eから取り外すときに、インクカートリッジを前方へ押し出すように作用する。
スライダー部材246には、壁体244の後方の面に設けられた一対の位置決めピン247,247、エア連絡口248、インク供給ピン249、識別部材251a〜251eを、壁体244の後方の面から前方へ露出させるための開口部246aが設けられている。
壁体244の後方の面、すなわちカートリッジスロット7A〜7Eそれぞれの奥端面には、一対の位置決めピン247,247、エア連絡口248、インク供給ピン249、識別部材251a〜251eが、スライダー部材246の開口部246aを介して前方へ突出するように設けられている。
壁体244の後方の面、すなわちカートリッジスロット7A〜7Eそれぞれの奥端面には、一対の位置決めピン247,247、エア連絡口248、インク供給ピン249、識別部材251a〜251eが、スライダー部材246の開口部246aを介して前方へ突出するように設けられている。
一対の位置決めピン247,247、エア連絡口248、インク供給ピン249、識別部材251a〜251eは、いずれもカートリッジスロット7A〜7Eにインクカートリッジ100が装着された場合に機能するものである。
一対の位置決めピン247,247は、インクカートリッジ100を位置決めするためのものである。一対の位置決めピン247,247は、カートリッジスロット7A〜7Eそれぞれの奥端面の上下に一対ずつ設けられている。
エア連絡口248は、インクカートリッジ100に空気を供給するためのものである。エア連絡口248は、カートリッジスロット7A〜7Eそれぞれの奥端面の下側に設けられている。また、エア連絡口248は、一対の位置決めピン247,247に挟まれた位置、かつ下側の位置決めピン247に近い位置に設けられている。
インク供給ピン249は、インクカートリッジ100からのインクを、インク供給路223(図1参照)を介して記録ヘッド225(図1参照)に供給するためのものである。インク供給ピン249は、カートリッジスロット7A〜7Eの奥端面の上側に設けられている。また、インク供給ピン249は、一対の位置決めピン247には挟まれない位置、かつ上下方向の位置が上側の位置決めピンに近い位置に設けられている。
識別部材251a〜251eは、インクカートリッジ100の誤装着を防止するためのものである。識別部材251a〜251eは、カートリッジスロット7A〜7Eそれぞれの奥端面の下側に設けられている。また、識別部材251a〜251eは、一対の位置決めピン247,247に挟まれた位置、かつエア連絡口248のすぐ上側となる位置に設けられている。つまり、識別部材251a〜251eは、上側の位置決めピン247と、エア連絡口248に挟まれた位置、かつエア連絡口248に近い位置に設けられている。
識別部材251a〜251eは、基端となる後端面が開口して前後方向へ延びる中空柱状体である。各識別部材251a〜251eの先端には、凹凸嵌合部が形成されている。一方、インクカートリッジ100の挿入方向先端面には、各識別部材251a〜251eの凹凸嵌合部の形状に対応する識別部22(図8参照)が形成されている。識別部22の形状は、詳細な図示を省略しているが、インクカートリッジ100の種類によって異なっている。
また、各識別部材251a〜251eの凹凸嵌合部は、それぞれ一種類のインクカートリッジ100の識別部22とのみ嵌合することができ、他の種類のインクカートリッジ100の識別部22とは嵌合できない形状となっている。このように、本実施形態のインクジェット式記録装置は、インクカートリッジの識別部22と各識別部材251a〜251eの凹凸嵌合部との組み合わせによって、インクカートリッジ100の誤装着を防止できるように構成されている。
カートリッジスロット7A〜7Eの下側かつ奥側(後方)には、装置側固定構造50が設けられている。図4(a)は、装置側固定構造50を構成するレバー部材45とバネ44とをカートリッジ100側から示す斜視図である。図4(b)は、装置側固定構造50をカートリッジ100とは反対の側から示す斜視図である。図4(c)は、装置側固定構造50周辺の断面図である。
図4(c)に示すように、装置側固定構造50は、基板241、すなわちカートリッジスロット7A〜7E(図3参照)の下面とほぼ平行に伸びるレバー部材45を備えている。
レバー部材45は、弾性を有する細長のレバー本体47と、レバー本体47の基端部に設けられた軸穴36と、レバー本体47の先端部の上側面(カートリッジ100側の面)に突設された略円柱状の係止ピン37(被係止部材)とを備えている。壁体244の底面243と基板241との間には隙間が設けられており、レバー部材45は、この隙間を利用して配置されている。
レバー部材45は、弾性を有する細長のレバー本体47と、レバー本体47の基端部に設けられた軸穴36と、レバー本体47の先端部の上側面(カートリッジ100側の面)に突設された略円柱状の係止ピン37(被係止部材)とを備えている。壁体244の底面243と基板241との間には隙間が設けられており、レバー部材45は、この隙間を利用して配置されている。
壁体244の底面243には突部242が設けられている。レバー部材45の軸穴36は突部242に挿入される。レバー部材45は、突部242を中心に回動可能な状態で軸支される。つまり、突部242は、レバー部材45の回動軸としての役割を持つ。
また、突部242の周囲は、キャップ38と、このキャップの溝に収容されたコイルバネ60によって支えられている。このバネ60は、レバー部材45を基板241に対して回動可能な状態で支持する機能と、レバー部材45を上方に付勢することによってレバー部材45の動きを安定させる機能とを備えている。
また、突部242の周囲は、キャップ38と、このキャップの溝に収容されたコイルバネ60によって支えられている。このバネ60は、レバー部材45を基板241に対して回動可能な状態で支持する機能と、レバー部材45を上方に付勢することによってレバー部材45の動きを安定させる機能とを備えている。
また、装置側固定構造50は、図4(a)及び(b)に示すように、レバー本体47に回転方向(−R方向)の付勢力を付与するバネ44を備えている。バネ44の一端は、レバー本体47の軸穴36の位置から係止ピン37へ向かう方向とは異なる方向へ偏倚した位置に設けられた係止部46に係止される。バネ44の他端は、壁体244の下面に設けられた係止部244bに係止される。レバー部材45にバネ44の付勢力に抗する力が付与されると、レバー部材45は図4(a)及び(b)中の矢印+R方向に回動する。
図5は図2に示したカートリッジホルダ200の斜め下方からの斜視図である。壁体244の天板245の対向面、すなわちカートリッジスロット7A〜7Eの上面の、手前側には断面三角形の案内突起265が、奥側には装置側端子250が設けられる。
案内突起265は、ガイドレール33と同様、インクカートリッジ100をホルダ200のカートリッジスロット7A〜7Eに着脱する際に、インクカートリッジ100を案内するためのものである。インクカートリッジ100を着脱する際、インクカートリッジ100の下面側がガイドレール33によって案内及び位置決めされるだけでなく、上面側も案内突起265によって案内及び位置決めされるので、インクカートリッジ100の脱着が更に容易となる。
また、装置側端子250は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された時に、インクカートリッジ100に設けられた回路基板17(図8参照)の電極の接点17a(図8参照)と接触して、この電極と電気的に導通する。
図6はインクカートリッジ100を装着したカートリッジホルダ200の正面図、図7は一部のインクカートリッジ100が脱着されたカートリッジホルダ200の正面図である。本実施形態によるインクカートリッジ100は、図6及び図7に示すように、液体消費装置である商業用のインクジェット式記録装置のカートリッジホルダ200のカートリッジスロット7A〜Eに着脱可能に装着されて、記録装置の記録ヘッド225(図1参照)にインクを供給する。
図8はインクカートリッジ100を一方の側面側から見た斜視図、図9は図7のA−A矢視図、図10はインクカートリッジ100を他方の側面側から見た斜視図である。
このインクカートリッジ100は、図8に示したように、扁平な略直方体形状を有するケース5を備えている。ケース5の内部には、図9に示すように、袋体収容部3が区画形成されている。袋体収容部3には、インクパック4が設けられている。
このインクカートリッジ100は、図8に示したように、扁平な略直方体形状を有するケース5を備えている。ケース5の内部には、図9に示すように、袋体収容部3が区画形成されている。袋体収容部3には、インクパック4が設けられている。
本実施形態において、インクカートリッジ100は5種類ある。5種類のインクカートリッジ100のインクパック4内には、それぞれ異なる5色のインクが貯留されている。これら5種類のインクカートリッジ100は、インクパック4の内部に貯留されているインクの種類と、先に説明したように識別部22の詳細な形状が異なるだけで、他の構成は一致している。
図8及び図9に示すように、インクカートリッジ100は、略長方形の先端面11と、これと対向する後端面12とを有している。先端面11、後端面12は、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着する際に、それぞれ挿入方向の先端、後端となる面である。
また、図6〜図10に示すように、インクカートリッジ100は、略長方形の先端面11の第1の短辺13aと交わる第1の側面15、略長方形の先端面11の第2の短辺13bと交わる第2の側面25、略長方形の先端面11の第1の長辺14aと交わる第3の側面35a、略長方形の先端面11の第2の長辺14bと交わる第4の側面35bを有している。
図6、図7、及び図9に示すように、インクカートリッジ100は、第1の側面15が上側、第2の側面25が下側となるように、カートリッジスロット7A〜7Eに装着される。
図16(A)は、インクカートリッジ100の先端面11の平面図、図16(B)は、図16(A)のD−D矢視図である。
図8および図16に示すように、先端面11には、液体供給口としてのインク供給口7と、エア流入口9とが設けられている。インク供給口7は、先端面11の中央よりも側面15側に偏した位置、エア流入口9は、先端面11の中央よりも側面25側に偏した位置に設けられている。インク供給口7はインクパック4(図9参照)のインク吐出口20aと接続されている。インク吐出口20aは、インクパック4の先端面の中央付近に位置している。つまり、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態において、インク供給口7はインクパックの高さ方向(上下方向)の中央よりも上側にずれて配置されている。そして、インク供給口7とインク吐出口20aとの間には、これらを繋ぐ流路19が設けられている。
インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着されていない時、インク供給口7は弁やシールによって閉塞されている。このとき、インク供給口7には、インクパック4に充填されたインクがインク供給口7から外に出ようとする圧力(静圧)が働く。この静圧は、インクパック4内のインクの量が多いほど高いので、インクが十分充填された初期状態の静圧(初期静圧)が高いことになる。そして、このインクパック内の静圧が比較的高い状態でインク供給口7を開放すると、インク供給口7からインクが漏れ出してしまう可能性がある。
しかし、本実施形態のように、インク供給口7がインクパック4の高さ方向(上下方向)の中央よりも上側に位置するようにすれば、インク供給口7に位置におけるインクパック4内のインクの静圧は低くなり、さらにインク供給口7とインク吐出口を接続する流路によってもたらされる流路抵抗などの作用により、インク供給口7に働く静圧を低減することが可能である。つまり、本実施形態によれば、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着した場合でも、インク供給口7へインク供給ピン249が挿入される際に、インク供給口7からインクが漏れにくい。
図16(A)は、インクカートリッジ100の先端面11の平面図、図16(B)は、図16(A)のD−D矢視図である。
図8および図16に示すように、先端面11には、液体供給口としてのインク供給口7と、エア流入口9とが設けられている。インク供給口7は、先端面11の中央よりも側面15側に偏した位置、エア流入口9は、先端面11の中央よりも側面25側に偏した位置に設けられている。インク供給口7はインクパック4(図9参照)のインク吐出口20aと接続されている。インク吐出口20aは、インクパック4の先端面の中央付近に位置している。つまり、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態において、インク供給口7はインクパックの高さ方向(上下方向)の中央よりも上側にずれて配置されている。そして、インク供給口7とインク吐出口20aとの間には、これらを繋ぐ流路19が設けられている。
インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着されていない時、インク供給口7は弁やシールによって閉塞されている。このとき、インク供給口7には、インクパック4に充填されたインクがインク供給口7から外に出ようとする圧力(静圧)が働く。この静圧は、インクパック4内のインクの量が多いほど高いので、インクが十分充填された初期状態の静圧(初期静圧)が高いことになる。そして、このインクパック内の静圧が比較的高い状態でインク供給口7を開放すると、インク供給口7からインクが漏れ出してしまう可能性がある。
しかし、本実施形態のように、インク供給口7がインクパック4の高さ方向(上下方向)の中央よりも上側に位置するようにすれば、インク供給口7に位置におけるインクパック4内のインクの静圧は低くなり、さらにインク供給口7とインク吐出口を接続する流路によってもたらされる流路抵抗などの作用により、インク供給口7に働く静圧を低減することが可能である。つまり、本実施形態によれば、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着した場合でも、インク供給口7へインク供給ピン249が挿入される際に、インク供給口7からインクが漏れにくい。
ここで、図1、図3、図8、図9に基づいて、インクパック4から記録ヘッド225へのインクの供給について説明する。
インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜Eに装着すると、インク供給口7に、先に説明したインク供給ピン249が挿入される。インク供給ピン249は、インク供給路223とバルブユニット224とを介して記録ヘッド225に接続されている。
インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜Eに装着すると、インク供給口7に、先に説明したインク供給ピン249が挿入される。インク供給ピン249は、インク供給路223とバルブユニット224とを介して記録ヘッド225に接続されている。
また、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜Eに装着すると、エア流入口9が、先に説明したエア連絡口248に挿入される。エア連絡口248は、加圧空気供給路227を介して加圧ポンプ226に接続されている。加圧ポンプ226が、加圧空気供給路227、エア連絡口248、エア流入口9を介して、袋体収容部3に加圧空気を供給することで、インクパック4を加圧することができる。インクパック4がこのようにして加圧されることにより、インクパック4の吐出口から流出するインクが、インク供給口7を介してインクジェット式記録装置211の記録ヘッド225へと供給される。
図8及び図10に示すように、インクカートリッジ100の先端面11には、互いに離間して一対の位置決め穴21,23が設けられている。図3、図8、図9に基づいて、位置決め穴21,23と先に説明した一対の位置決めピン247,247の機能を説明する。
インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに挿入すると、位置決めピン247,247の先端が、位置決め穴21,23に嵌入される。その後、更にインクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eの奥側へ挿入していくと、インクカートリッジ100は、位置決めピン247を基準に移動する。
インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに完全に装着されると、位置決め穴21,23が、一対の位置決めピン247,247と嵌合することにより、インクカートリッジ100の先端面11に沿う方向の位置が決められて、先端面11に沿う方向のカートリッジ100の移動が規制される。
なお、図9に示すように、一対の位置決め穴21,23と、後述する回路基板17及び容器側固定構造40は、略同一縦断面A−A(図7参照)上に配置されている。
なお、図9に示すように、一対の位置決め穴21,23と、後述する回路基板17及び容器側固定構造40は、略同一縦断面A−A(図7参照)上に配置されている。
図8及び図10からわかるように、本実施の形態において、一方の位置決め穴21は、位置決めピン247の軸方向と垂直な断面形状にほぼ対応する形状である丸孔に設定され、他方の位置決め穴23はケース5の高さ方向(図8と図10の矢印H方向、すなわち上下方向)に細長い長穴に設定されている。このように、一方の位置決め穴23を長穴に形成しておくことで、位置決め精度を保つ一方で寸法公差等の許容が容易になる。
つまり、カートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着した時、カートリッジスロット7A〜7E内におけるカートリッジ100の位置決めの精度は、上側の位置決め穴21で保たれ、寸法公差等による位置決め穴23と位置決めピン247(図3参照)との相対的な位置ずれについては、下側の位置決め穴23によって吸収される。そして、インク導出口7は、位置決め精度を保つ上側の位置決め穴21の近傍に設けられている。よって、インク導出口7とインク供給ピン249(図3参照)とが精度良く位置決めされる。
図8及び図9に示すように、インクカートリッジ100の第1の側面15には、回路基板17が設けられている。回路基板17は、後端面12よりも先端面11に近い位置、特に、先端面11と隣接するような位置に設けられている。回路基板17には、インク残量やカートリッジの使用履歴等の情報を記録するための図示しないメモリ素子が搭載される。
また、ケース5内において、図示しないインクパック吐出口とインク吐出口7とを繋ぐ流路の途中には、図示しない残量検出センサ(圧電素子を用いたセンサ)が設けられている。残量検出センサは、インクカートリッジ内のインクの残量を検出するためのセンサである。回路基板17上には、この残量検出センサと電気的に同通接続する少なくとも1つの電極が設けられている。
一方、図9に示すように、回路基板17の上側には、装置側端子250が設けられている。そして、回路基板17の電極の接点17aは、先に説明したように、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7E(図5〜図7参照)に装着された時に、装置側端子250(図5〜図7参照)の接点250aと接触する。これによって、当該電極と装置側端子250とが、電気的に導通する。
なお、回路基板17が先端面11の近傍に設けられ、位置決め精度を保つ上側の位置決め穴23が第1の側面15の近傍に設けられていることで、回路基板17の電極の接点17aと装置側端子250の接点250aとが精度良く位置決めされる。
なお、回路基板17が先端面11の近傍に設けられ、位置決め精度を保つ上側の位置決め穴23が第1の側面15の近傍に設けられていることで、回路基板17の電極の接点17aと装置側端子250の接点250aとが精度良く位置決めされる。
インクカートリッジ100が記録装置211(図1参照)のカートリッジホルダ200に装着されて、回路基板17の電極の接点17aが容器装着部1の装置側端子250の接点250aと接触すると、この回路基板17を介して、メモリ素子や残量検出センサが記録装置211(図1参照)側の制御回路に電気的に接続され、これらのメモリ素子や残量検出センサの動作を記録装置211(図1参照)側から制御することが可能となる。
図6〜図8及び図10に示すように、インクカートリッジ100の第1の側面15と第4の側面35bとが互いに交わる辺に対応する角部27aと、第2の側面25と第4の側面35bとが互いに交わる辺に対応する角部27bは、それぞれインクカートリッジ100の挿入方向に沿って切り欠かれた形状となっている。すなわち、角部27a,27bには、一対のC面29a,29bが設けられている。また、図2,図3,図5〜図7に示すように、カートリッジホルダ200の内部にカートリッジ100間を仕切る壁は設けられていない。
したがって、図6に示すように、扁平な略直方体形状のインクカートリッジ100が縦置き、すなわち第1の側面15を上に、第2の側面を下にした状態で平行に並べられて収容されると、インクカートリッジ100は、第3の側面35aと第4の側面35bとが、隣接する複数のインクカートリッジ100間で互いに対向するように、並列に配置される。そして、隣接するインクカートリッジ100同士の間において一方のインクカートリッジ100のC面29a,29bによって、断面三角形の空間31a,31bが、インクカートリッジ100の挿入方向に延在して形成される。
一方、カートリッジホルダ200には、図2、図3、図6、及び図7に示したように、下側のC面29bによって形成された下側の空間31bに対応した断面三角形の案内突起であるガイドレール33が、インクカートリッジ100の挿入方向に沿って設けられている。また、図5に示したように、上側のC面29aによって形成された上側の空間31aに対応した断面三角形の案内突起265が、カートリッジスロット7A〜7Eの上面の手前側に設けられている。従って、断面三角形の空間31a,31bのうち、下側の空間31bがガイドレール33の設置空間となり、上側の空間31aは案内突起265の設置空間となる。
そして、C面29bに対応した断面三角形のガイドレール33が、インクカートリッジ100の挿入方向に沿って設けられた構造では、扁平な略直方体形状のインクカートリッジ100を縦置きで平行に並べて収容する場合、隣接するインクカートリッジ100同士の間に形成された断面三角形の空間31bに、略同一の断面三角形のガイドレール33を、インクカートリッジ100の挿入方向に配置できる。
次に、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7E内に固定するための構造について説明する。
図11は図10のB部拡大図、図12は図11に示した案内溝の拡大平面図である。
図10及び図11に示すように、第2の側面25には、挿入方向と反対の方向への付勢力に抗してインクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態において、カートリッジスロット7A〜7Eに設けられた装置側固定構造50と協働して、インクカートリッジ100の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造40が設けられている。
図11は図10のB部拡大図、図12は図11に示した案内溝の拡大平面図である。
図10及び図11に示すように、第2の側面25には、挿入方向と反対の方向への付勢力に抗してインクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態において、カートリッジスロット7A〜7Eに設けられた装置側固定構造50と協働して、インクカートリッジ100の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造40が設けられている。
装置側固定構造40は、後端面12よりも先端面11に近い位置、特に、先端面11と隣接するような位置に設けられている。また、第2の側面25の、容器側固定構造40よりも先端面11から遠い位置には、凹部43が配設されている。凹部43は、先端面と隣接してはいないものの、後端面12よりも先端面11に近い位置に設けられている。
容器側固定構造40は、図12に示すように、装置側固定構造50(図3参照)の係止ピン37が挿入され、カートリッジスロット7A〜7Eへのインクカートリッジ100の着脱操作に際して被係止部材としての係止ピン37を係止位置又は非係止位置へ案内する案内溝39を有する。また、容器側固定構造40は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態において、係止ピン37が係合されてインクカートリッジ100の引抜き方向への移動を規制する係止部49を有する。
図12に示すように、案内溝39は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに挿入される際に、係止ピン37を案内する入口側案内部51と、カートリッジスロット7A〜7Eに挿入されたインクカートリッジ100が引抜き方向へ押し返される際に係止ピン37を係止部49に導く中間案内部53と、カートリッジスロット7A〜7Eからインクカートリッジ100を取り外す際に、インクカートリッジ100を挿入方向へ押し込むことにより係止部49から外れた係止ピン37を、案内溝39の出口に案内する出口側案内部55と、を備えている。
案内溝39の出口部57は入口部59に接続されており、これにより案内溝39は全体としてループを成している。入口部59と出口部57との接続部においては、出口部57の溝の深さが入口部59の溝の深さよりも浅く、これにより接続部において段差65が形成されている。この段差65は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに挿入される際に、係止ピン37が出口部57に進入するのを防止する。
一方、図9に示すように、容器側固定構造40の下側には、装置側固定構造50が設けられている。装置側固定構造50は、先に説明したように、図4(b)に示すレバー部材45とバネ44とを備えている。
レバー部材45は、バネ44によって一定の回転方向に付勢されている。この方向は、図4(b)では矢印−R方向であり、図12では反時計回り方向である。インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに着脱する際、係止ピン37は案内溝39に挿入されて案内され、レバー部材45は案内溝39の形状に従って±R方向へ回動する。
レバー部材45の先端部に設けられた係止ピン37は、図9に示すように、インクカートリッジ100の第2の側面25と交わる方向に設けられている。係止ピン37が案内溝39に挿入されている時、係止ピン37は、レバー部材45を構成するレバー本体47の弾性力によって、案内溝39の底面を上側に押圧する。
次に、図12を主に参照して、インクカートリッジ100の着脱操作時における案内溝39内での係止ピン37の動作について説明する。
カートリッジスロット7A〜7Eにインクカートリッジ100を挿入し、スライダー部材246(図3参照)の付勢力に抗してインクカートリッジ100を挿入方向にさらに押し込むと、係止ピン37が案内溝39の入口部59に挿入される。
カートリッジスロット7A〜7Eにインクカートリッジ100を挿入し、スライダー部材246(図3参照)の付勢力に抗してインクカートリッジ100を挿入方向にさらに押し込むと、係止ピン37が案内溝39の入口部59に挿入される。
係止ピン37は、レバー部材45(図4参照)のレバー本体47(図4参照)が弾性的に変形することで、案内溝39の底面の方向に向けて付勢される。係止ピン37が、入口側案内部51の終端部を越えると、バネ44(図4参照)の付勢力によって図12の反時計回り方向に移動する。
そして、係止ピン37は暫定停止用側壁部61に衝突して止まり、このときにクリック音が生じる。このクリック音によりユーザーは、インクカートリッジ100が十分に深く挿入されたことを確認することができる。
そして、係止ピン37は暫定停止用側壁部61に衝突して止まり、このときにクリック音が生じる。このクリック音によりユーザーは、インクカートリッジ100が十分に深く挿入されたことを確認することができる。
次に、ユーザーによる挿入方向への押圧が解除されると、スライダー部材246(図3参照)の付勢力によって、インクカートリッジ100が引抜き方向に僅かに押し返される。これにより、暫定停止用側壁部61における係止ピン37の係合が解除され、係止ピン37は、バネ44の付勢力によって、反時計回り方向に移動する。
そして、係止ピン37は係止部49に設けられた最終停止用側壁部63に衝突して係止位置で止まり、このときにクリック音が生じる。このクリック音によりユーザーは、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7E(図3参照)に固定されたことを確認することができる。なお、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態においても、係止ピン37は、レバー本体47の弾性力によって案内溝39の底面を押圧している。
そして、カートリッジ脱着時には、係止状態のインクカートリッジ100が押し込まれることにより、最終停止用側壁部63における係止ピン37の係合が解除され、バネ44によってレバー部材45に付与される付勢力によって、係止ピン37が出口側案内部55に沿って非係止位置へと相対移動する。すると、カートリッジ100は、スライダー部材246(図3参照)の付勢力によって、前方へ押し出される。この時のカートリッジ100の動きに伴って、係止ピン37は出口部57へと向かう。そして、最終的に出口部57から係止ピン37が抜けることで、カートリッジスロット7A〜7Eからインクカートリッジ100を取り外すことができるようになる。
なお、図10及び図11に示すように、インクカートリッジ100の第2の側面25に凹部43が配設されているが、この凹部43に特段の機能は持たせていない。凹部43に特段の機能を持たせる例については、次の実施形態で説明する。
次に、図9を主に参照して、インクカートリッジ100を装着した状態、つまり、係止ピン37が係止部49に係止された状態における、装置側端子250と係止ピン37の位置の関係について説明する。
装置側端子250は、インクカートリッジ100の第1の側面15に設けられた回路基板17の電極の接点17aと接触する接点250aを有する。接点250aは、係止部49に係止された係止ピン37の位置よりも、インクカートリッジ100の先端面11に寸法Sだけ近い位置で、接点17aに接触している。
装置側端子250は、インクカートリッジ100の第1の側面15に設けられた回路基板17の電極の接点17aと接触する接点250aを有する。接点250aは、係止部49に係止された係止ピン37の位置よりも、インクカートリッジ100の先端面11に寸法Sだけ近い位置で、接点17aに接触している。
以上述べたように、本実施形態では、図6に示したように、扁平な略直方体形状のインクカートリッジ100が縦置きで平行に並べられる。また、図8〜図10に示したように、上面となる第1の側面15に回路基板17が、下面となる第2の側面25に容器側固定構造40が設けられている。従って、隣接するインクカートリッジ100同士の間、すなわち隣り合うインクカートリッジ100のうち、一方のインクカートリッジ100の第3の側面35aと、もう一方のインクカートリッジ100の第4の側面35bとの間に、装置側端子250や装置側固定構造50を配設する必要がなくなる。したがって、隣接するインクカートリッジ100同士の間に、装置側端子250や装置側固定構造50を設置するためのスペースを確保する必要が無い。
また、本実施形態では、図9に示したように、装置側端子250は回路基板17よりも上側に、装置側固定構造50は容器側固定構造40よりも下側に設けられている。よって、複数のインクカートリッジ100を近接させて収容することが可能となり、図6に示したように、インクカートリッジ100の厚み方向t(先端面11の短辺方向)の収容総幅寸法Tが小さくコンパクトとなる。
また、図9に示したように、回路基板17と、容器側固定構造40とが、上下の側面15,25に配設されることで、装置側端子250と回路基板17の接点250a,17a同士を接近させる構成が容易となる。この結果、複数のインクカートリッジ100を縦置きで配置しても、装置側端子250と回路基板17の接点250a,17a同士の電気接続性を低下させることがない。
なお、本実施形態では、回路基板17が設けられた第1の側面15及び装置側端子250が上側、容器側固定構造40が設けられた第2の側面25及び装置側固定構造50が下側となるように配置していたが、この上下関係を逆にしても良い。しかしながら、本実施形態のような上下関係とした方が、インク供給口7とインク供給ピン249の間からインクが漏れてしまった場合に、漏れ出したインクによって回路基板17が電気的に不良となってしまうのを防ぐことができる点で、有利である。
また、本実施形態では、回路基板17、位置決め穴21、インク供給口7が、すべて上側に集積されている。先に説明したとおり、これらが近接して配置されることにより、回路基板17と装置側端子250の位置精度、インク供給口17とインク供給ピン249の位置精度を高めることができる。そして、インク供給口7が上側に設けられることで、インクパック4の不図示の吐出口をこれよりも下側に配置することが可能となり、初期静圧を低減することが可能となる。すなわち、本実施形態のように、第1の側面15が上側、第2の側面25が下側となるように配置すれば、回路基板17と装置側端子250の位置精度、インク供給口17とインク供給ピン249の位置精度を向上させつつ、初期静圧をも低減できるような構成を実現しやすい。
また、本実施形態では、図9に示すように、回路基板17と容器側固定構造40は、後端面12よりも先端面11に近い位置に配置されている。そして、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに挿入されると、装置側固定構造50の付勢手段は、係止ピン37が容器側固定構造40の案内溝39の底面を上側に押圧するように係止ピン37を付勢する。つまり、インクカートリッジ100の下面となる第2の側面25が、係止ピン37によって、上面となる第1の側面15に向かって押圧される。従って、インクカートリッジ100の第1の側面15に設けられた回路基板17の接点17aが、インクジェット式記録装置211の装置側端子250へと押し付けられる(接点17a,25a同士を接近させる)構成となり、回路基板17の電極と装置側端子250とが確実に接続される。
特に、本実施形態では、図9に示すように、インクカートリッジ100を装着した状態、つまり、係止ピン37が係止部49に係止された状態において、接点250aは、係止部49に係止された係止ピン37の位置よりも、インクカートリッジ100の先端面11に寸法Sだけ近い位置で、接点17aに接触している。この状態で、容器側固定構造40の案内溝39の底面を装置側固定構造50の係止ピン37が上方へ押圧するので、インクカートリッジ100の先端面11側が、後端面12側の支持部70を中心に上方に向かって回動される。
そして、第1の側面15に設けられた回路基板17の電極の接点17aは、装置側端子250へと押し付けられるが、接点17aは、係止ピン37による容器側固定構造40の案内溝39の底面の移動量よりも大きく装置側端子250側へ移動する。これにより、接点17aがより強く装置側端子250へと押し付けられる構成となり、回路基板17の電極と装置側端子250がより確実に接続される。
また、本実施形態では、図6に示したように、カートリッジスロット7A〜7Eが、隣り合う2つのインクカートリッジ100のうち、一方のカートリッジ100の第3の側面35aと、他方のカートリッジ100の第4の側面35bとが互いに対向するように、並列に配置されるが、インクカートリッジ100にC面29bが設けられており、このC面29bによって形成される空間31bを、ガイドレール33の設置空間として利用できる。
従って、複数のインクカートリッジ100をガイドレール33の肉厚分、離間して配置する必要がない。よって、複数のインクカートリッジ100を近接させて収納することが可能となる。この結果、インクカートリッジ100の厚み方向t(先端面11の短辺方向)の収容総幅寸法Tが小さいコンパクトなカートリッジホルダ200を形成することができ、インクジェット式記録装置211の小型化を図ることが可能となる。
なお、ガイドレール33や案内突起265(図5参照)の断面形状は、インクカートリッジ100を挿入案内可能であれば三角形に限らず、種々の断面形状を採りうることは勿論である。また、ガイドレール33や案内突起265の断面形状に応じて、C面の形状を適宜変更することも可能である。
さらに、案内突起265(図5参照)は省略しても良く、この場合は案内突起265に対応するC面29aを省略しても良い。さらにまた、案内突起265(図5参照)やガイドレール33の形状や位置に応じて、C面29aあるいはC面29bを、第3の側面35aと第1の側面15とが互いに交わる辺に対応する角部27c(図8及び図10参照)や、第3の側面35aと第2の側面25とが互いに交わる辺に対応する角部27d(図8及び図10参照)に設けたりすることも可能である。つまり、C面は、第1乃至第4の側面15,25,35a,35bのうち2つが互いに交わる辺に対応する4つの角部27a〜27dのうち、少なくとも1つに設けられていれば良い。
本実施形態では、図8〜図10に示すように、インクカートリッジ100に一対の位置決め穴21,23が設けられている。また、図3に示すように、カートリッジスロット7A〜7Eには、一対の位置決め穴21,23と嵌合する一対の位置決めピン247,247が設けられている。
これらによって、インクカートリッジ100を正確な傾きでカートリッジスロット7A〜7Eに装着することができるため、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着する操作が容易となる。また、インクカートリッジ100が誤った傾きで着脱されることで、回路基板17、装置側端子250、容器側固定構造40、装置側固定構造50等を壊してしまうのを防ぐことができる。また、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着されている時に、回路基板17と装置側端子250との間の導通や、容器側固定構造40と装置側固定構造50との間の固定状態を良好な状態で維持することが可能となる。
また、本実施形態では、図9に示すように、一対の位置決め穴21,23と、回路基板17と、容器側固定構造40とが、略同一の縦断面A−A(図7参照)上に配置されている。このように構成することで、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに挿入され、一対の位置決めピン247,247が一対の位置決め穴21,23に嵌入されると、カートリッジ100が先端面11に沿う方向(すなわち、縦断面と平行な方向)で位置決めされ、この縦断面上の一方に位置する回路基板17の接点17aと装置側端子250の接点250a、及び他方に位置する容器側固定構造40と装置側固定構造50同士のそれぞれが、接近・離反方向で高精度に位置決めされる。
また、本実施形態では、図6に示すように、カートリッジホルダ200の内部にカートリッジ100間を仕切る壁が設けられていない。そして、インクカートリッジ100は、第3の側面35aと第4の側面35bとが、隣接する複数のインクカートリッジ100間で互いに対向するように、並列に配置される。よって、インクカートリッジ100の厚み方向tの収容総幅寸法Tを、より小さくコンパクトとすることが可能である。
次に、図13〜図15を用いて、第2の側面25に設けられた凹部43に機能を持たせる例について説明する。特に説明しない事項については、先に説明した実施形態と同様である。
図13は一部のインクカートリッジ100が装着されたカートリッジホルダ300の正面図、図14は図13のB−B矢視図、図15は図14のC部拡大図である。
図13は一部のインクカートリッジ100が装着されたカートリッジホルダ300の正面図、図14は図13のB−B矢視図、図15は図14のC部拡大図である。
図13示したカートリッジホルダ300には、挿入方向と反対の方向への付勢力に抗してインクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態において、凹部43と協働して、カートリッジ100のカートリッジスロット7A〜7Eからの飛び出しを防止可能な装置側飛び出し防止構造52が設けられている。図14に示すように、装置側飛び出し防止構造52は基板241上に設けられている。カートリッジホルダ300は、装置側飛び出し防止構造52が設けられている点以外は、上記カートリッジホルダ200と同様の構成である。
装置側飛び出し構造52は、図14及び図15に示すように、凸状係止バネ41を有している。この凸状係止バネ41が凹部43と係合することにより、カートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eから取り外す脱着操作に際して、カートリッジ100の飛び出しによる脱落を規制する。
即ち、本実施形態のカートリッジホルダ300によれば、カートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eから取り外す際、インクカートリッジ100は、スライダー部材246(図3参照)によって挿入方向と反対方向に付勢され、所定の加速度で排出される。この時、凸状係止バネ41が凹部43に係合することで、インクカートリッジ100の移動が規制され、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eから勢いよく飛び出して脱落してしまうのを防止することができる。
なお、本実施形態においても、先の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。また、先の実施形態で説明した変形例は、本実施形態にも適用することが可能である。
なお、本実施形態においても、先の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。また、先の実施形態で説明した変形例は、本実施形態にも適用することが可能である。
1…容器装着部、5…容器本体、7…インク供給口(液体供給口)、11…挿入方向先端面、15…一方の側面、17…回路基板、17a…接点、21,23…位置決め穴、25…他方の側面、27…角部、29…C面、33…ガイドレール(案内突起)、35…挿入方向先端面の対応する長辺において直交する側面、37…係止ピン、39…案内溝、40…容器側固定構造、43…係合凹部、50…装置側固定構造、52…装置側飛び出し防止構造、100…インクカートリッジ(液体収容容器)、200…カートリッジホルダ(容器ホルダ)、211…インクジェット式記録装置(液体消費装置)、225…記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、250…装置側端子、X…挿入方向。
Claims (23)
- 液体消費装置に供給する液体を容器本体内に貯留し、前記液体消費装置の容器装着部に着脱自在に装着される液体収容容器であって、
扁平な略直方体形状を有する前記容器本体の挿入方向先端面には、前記液体消費装置に供給される液体を送出する液体供給口が設けられ、
前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する一方の側面には、前記液体消費装置との接点を有する回路基板が設けられ、
前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する他方の側面には、挿入方向と反対の方向への付勢力に抗して前記容器本体が前記容器装着部に装着された状態において、前記容器装着部に設けられた装置側固定構造と協働して前記容器本体の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造が設けられることを特徴とする液体収容容器。 - 前記液体収容容器は、前記先端面と対向する後端面を有し、
前記回路基板と前記容器側固定構造は、前記後端面よりも前記先端面に近い位置に設けられ、
前記容器本体が前記容器装着部に装着された状態において、前記一方の側面が上面側に、前記他方の側面が下面側に位置し、
前記装置側固定構造により、前記容器側固定構造が前記上面側に押圧されることを特徴とする請求項1に記載の液体収容容器。 - 前記回路基板の接点は、前記装置側固定構造の被係止部材が前記容器側固定構造の係止部に係止される位置よりも前記挿入方向先端面に近い位置に設けられることを特徴とする請求項2に記載の液体収容容器。
- 前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する他方の側面には、前記容器側固定構造よりも前記挿入方向先端面から遠い位置に、凹部が配設されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の液体収容容器。
- 前記凹部が、前記容器装着部に設けられた装置側飛び出し防止構造と協働して、前記容器本体の前記容器装着部からの飛び出しを防止することを特徴とする請求項4に記載の液体収容容器。
- 前記挿入方向先端面に直交する辺に対応する角部には、挿入方向に沿って切欠き形成されたC面が設けられることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の液体収容容器。
- 前記容器側固定構造は、前記装置側固定構造の被係止部材が挿入され、前記容器装着部への前記容器本体の着脱操作に際して前記被係止部材を係止位置又は非係止位置へ案内する案内溝を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の液体収容容器。
- 前記案内溝の底面が前記被係止部材によって押圧されることを特徴とする請求項7に記載の液体収容容器。
- 前記容器本体の挿入方向先端面が、該挿入方向先端面に互いに離間して設けられ、前記挿入方向先端面が対向する前記容器装着部側における対向面に設けられた一対の位置決めピンが嵌合することによって、前記挿入方向先端面に沿う方向の移動を規制する一対の位置決め穴を備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の液体収容容器。
- 前記挿入方向先端面における一対の前記位置決め穴と、前記挿入方向先端面の対応する短辺において直交する両側面における前記回路基板及び前記容器側固定構造とが、前記容器本体の略同一縦断面上に配置されることを特徴とする請求項9に記載の液体収容容器。
- 請求項6に記載された液体収容容器がそれぞれ装着される複数の容器装着部を備えた液体消費装置の容器ホルダであって、
前記各容器装着部には、前記C面が形成された角部の切欠き形状に対応した案内突起が、前記容器本体の挿入方向に沿って設けられていることを特徴とする容器ホルダ。 - 前記各容器装着部は、前記容器本体における挿入方向先端面の対応する長辺において直交する側面が隣接する複数の容器本体間で互いに対向するように、並列に配置されることを特徴とする請求項11に記載の容器ホルダ。
- 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドに供給するための液体を内部に貯留した複数の略直方体形状の液体収容容器と、前記複数の液体収容容器が着脱可能に装着される複数の容器装着部と、を備えた液体消費装置であって、
前記液体収容容器は、少なくとも1つの電極を有する回路基板と、容器側固定構造と、前記容器装着部に装着される際に先端となる略長方形の先端面と、前記略長方形の第1の短辺と交わる第1の側面と、前記略長方形の第2の短辺と交わる第2の側面と、前記先端面に設けられた液体供給口と、を備えており、
前記容器装着部には、前記電極の接点と接触して前記電極と電気的に導通する装置側端子と、装置側固定構造と、が設けられており、
前記液体収容容器は、前記第1の側面と前記第2の側面のうちいずれか一方が上側、他方が下側となるように前記容器装着部に装着され、
前記回路基板は、前記第1の側面に設けられ、
前記容器側固定構造は、前記第2の側面に設けられ、
前記装置側端子は、前記第1の側面が上側となるように前記装着部に装着されている場合には前記回路基板よりも上側に設けられており、前記第1の側面が下側となるように前記装着部に装着されている場合には前記回路基板よりも下側に設けられており、
前記装置側固定構造は、前記第2の側面が下側となるように前記装着部に装着されている場合には前記容器側固定構造よりも下側に設けられており、前記第2の側面が上側となるように前記装着部に装着されている場合には前記容器側固定構造よりも上側に設けられていることを特徴とする液体消費装置。 - 前記液体収容容器は、前記先端面と対向する後端面を有し、
前記回路基板と前記容器側固定構造は、前記後端面よりも前記先端面に近い位置に配置されており、
前記液体収容容器は、前記第1の側面が上側、前記第2の側面が下側となるように前記装着部に装着されており、
前記装置側固定構造は、前記容器側固定構造を上側に押圧することを特徴とする請求項13に記載の液体消費装置。 - 前記装置側端子は、前記容器が前記容器装着部に装着された状態において、前記装置側固定構造の被係止部材が前記容器側固定構造の係止部に係止される位置よりも、前記先端面に近い位置で、前記接点と接触することを特徴とする請求項14に記載の液体消費装置。
- 前記液体収容容器の前記第2の側面の、前記容器側固定構造よりも前記先端面から遠い位置に、凹部が配設されることを特徴とする請求項13乃至15の何れか1項に記載の液体消費装置。
- 前記容器装着部には、前記凹部と係合することによって前記容器の前記容器装着部からの飛び出しを防止する装置側飛び出し防止構造が設けられていることを特徴とする請求項16に記載の液体消費装置。
- 前記液体収容容器は、さらに、前記前記略長方形の第1の長辺と交わる第3の側面と、前記略長方形の第2の長辺と交わる第4の側面と、を有しており、
前記第1乃至第4の側面のうち2つが互いに交わる辺に対応する角部には、挿入方向に沿ってC面が設けられ、
前記容器装着部には、前記C面が形成された角部の切欠き形状に対応した案内突起が、前記容器の挿入方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項13乃至17の何れか1項に記載の液体消費装置。 - 前記容器側固定構造は、案内溝と係止部とを有し、
前記装置側固定構造は、被係止部材を有し、
前記被係止部材は、前記液体収容容器を前記容器装着部に対して着脱する際に前記容器側固定構造の前記案内溝に挿入されて案内され、前記容器が前記容器装着部に装着された状態において前記容器側固定構造の前記係止部によって係止されることを特徴とする請求項13乃至18の何れか1項に記載の液体消費装置。 - 前記被係止部材は、前記第2の側面と交わる方向に設けられ、前記案内溝の前記底面を押圧するように付勢されていることを特徴とする請求項19に記載の液体消費装置。
- 前記液体収容容器の前記先端面には、一対の位置決め穴が設けられ、
前記容器装着部には、前記一対の位置決め穴と嵌合する一対の位置決めピンが設けられ、
前記一対の位置決めピンが前記一対の位置決め穴とそれぞれ嵌合することによって、
前記液体収容容器の前記挿入方向先端面に沿う方向の移動が規制されることを特徴とする請求項13乃至20の何れか1項に記載の液体消費装置。 - 前記液体収容容器の前記一対の位置決め穴と、前記回路基板と、前記容器側固定構造とが、略同一縦断面上に配置されていることを特徴とする請求項21に記載の液体消費装置。
- 前記複数の容器装着部は、隣り合う2つの液体収容容器のうち一方の容器の第3の側面と、他方の容器の第4の側面とが対向するように、並列に配置されることを特徴とする請求項13乃至22の何れか1項に記載の液体消費装置。
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