JP2003341100A - インクカートリッジおよびインクカートリッジホルダ - Google Patents

インクカートリッジおよびインクカートリッジホルダ

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JP2003341100A
JP2003341100A JP2003077815A JP2003077815A JP2003341100A JP 2003341100 A JP2003341100 A JP 2003341100A JP 2003077815 A JP2003077815 A JP 2003077815A JP 2003077815 A JP2003077815 A JP 2003077815A JP 2003341100 A JP2003341100 A JP 2003341100A
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ink
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wall
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Takero Seino
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジホルダに対してインクカ
ートリッジが不安定性を有する場合であっても、正確な
位置決めが要求されるインクカートリッジホルダの情報
読取部とインクカートリッジの情報記憶部の相対的な位
置を保持する。 【解決手段】 記録装置10にインクを供給するインク
カートリッジ300であって、インクを収容し、略筐体
の形状を有するインクカートリッジ本体302と、イン
クカートリッジ本体302の第1側面310の一部に設
けられた接続電極部316を有する情報記憶部314
と、第1側面310と交差する前面320に設けられた
インク供給部322と、前面320の接続電極部316
の近傍で、接続電極部316と略平行な方向でかつ接続
電極部316と対向するように記録装置10の位置決め
部材220を案内する位置決め部326とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジおよびインクカートリッジホルダに関する。特に本発
明は、記録装置にインクを供給するインクカートリッ
ジ、およびこのインクカートリッジが装着されるインク
カートリッジホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置において、イン
クを保持したインクカートリッジを着脱可能にインクカ
ートリッジホルダに装着して、インクをインクジェット
記録装置に供給するものが知られている。ポスターなど
の大判の用紙に記録をするインクジェット記録装置にあ
っては、大量のインクを用いるために、これに相当して
インクカートリッジも大きい。
【0003】インクジェット記録装置に用いられるイン
クカートリッジには、インクの種類、色、インクの現存
量等の情報を記憶するICチップを有するものがある。
この種のインクカートリッジが装着されるインクカート
リッジホルダには、このICチップに対応する位置に情
報の読取部を設ける。インクカートリッジがインクカー
トリッジホルダに装着された状態で、インクカートリッ
ジのICチップと、インクカートリッジホルダの読取部
とが、例えば電気的に結合して、情報を読み書きする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
カートリッジホルダ、インクカートリッジ、これらの構
成要素およびその組み付けには、製品ごとのばらつきが
ある。この製品ごとのばらつきにより、インクカートリ
ッジのICチップとインクカートリッジホルダの読取部
との相対位置がずれると、これらの電気的な結合が離
れ、情報を読み書きできなくなる。特に、大型のインク
カートリッジを用いる場合にあっては、この製品ばらつ
きによるICチップと読取部との相対位置のずれの絶対
値が大きくなりやすい。よって、情報の読み書きができ
なくなるおそれが大きい。
【0005】また、インクカートリッジをインクカート
リッジホルダに装着するのを容易にするために、インク
カートリッジホルダにクリアランス、すなわちいわゆる
“遊び”を設ける場合がある。特に、大型のインクカー
トリッジの場合にあっては、インクカートリッジホルダ
のクリアランスを大きく設けた方が良い。しかし、この
場合には上述のように、クリアランスによるガタが生
じ、ICチップと読取部との相対位置がずれやすい。よ
って、情報の読み書きができなくなるおそれが大きい。
【0006】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるインクカートリッジおよびインクカートリッ
ジホルダを提供することを目的とする。この目的は特許
請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせに
より達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具
体例を規定する。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の形態によると、記録装置にインクを供給するインクカ
ートリッジであって、前記インクを収容し、第1の壁と
該第1の壁と交差する前壁を有するインクカートリッジ
本体と、前記インクカートリッジ本体の第1の壁の一部
に設けられ、記憶素子と電気的に接続した少なくとも一
つの接続電極を含む接続電極部と、前記前壁に設けられ
たインク供給部と、前記前壁上の前記接続電極部近傍に
配置され、前記インクカートリッジを前記記録装置の位
置決め部材に沿って案内する位置決め部を備え、前記位
置決め部は、前記接続電極部と略平行な方向で且つ前記
接続電極部と対向するように前記記録装置の位置決め部
材を案内可能に形成されている。
【0008】前記インクカートリッジにおいて、前記接
続電極部が前記第1の壁の凹部に配設されていてもよ
い。
【0009】前記インクカートリッジにおいて、前記第
1の壁と垂直方向から見たときに、前記位置決め部の中
心軸は、前記接続電極部の幅内にあってもよい。
【0010】前記インクカートリッジにおいて、前記カ
ートリッジ装着方向と平行な方向に延びる前記位置決め
部の中心軸は、前記カートリッジ装着方向と平行な方向
に延びる前記接続電極部の中心線に略沿っていてもよ
い。
【0011】前記インクカートリッジにおいて、前記前
壁に副位置決め部をさらに有し、該副位置決め部の中心
軸は、前記インクカートリッジ装着方向に平行に延びる
よう形成されていると共に、前記副位置決め部はインク
カートリッジ装着方向に垂直な方向に長い形状であって
もよい。
【0012】前記インクカートリッジにおいて、前記前
壁と前記位置決め部の頂面との間の距離が、前記前壁と
前記副位置決め部の頂面との間の距離より長くてもよ
い。
【0013】前記インクカートリッジにおいて、前記第
1壁と交差する第2壁上に、少なくとも一つの凸部をさ
らに備えていてもよい。
【0014】前記インクカートリッジにおいて、前記第
2の壁に対して垂直の方向から見たときに、前記凸部
は、前記接続電極部と前記位置決め部の少なくとも一方
の一部と重なり合っていてもよい。
【0015】前記インクカートリッジにおいて、前記前
壁とは反対側の端部に形成された把持部をさらに有して
いてもよい。
【0016】前記インクカートリッジにおいて、前記把
持部は凹部を有していてもよい。
【0017】また、本発明の第2の形態によれば、第1
の壁の一部に情報記憶部と接続した接続電極部が設けら
れ、かつ前記第1の壁と交差する前壁にインク供給部が
設けられたインクカートリッジが、着脱可能に装着され
るインクカートリッジホルダであって、前記インクカー
トリッジの前記前壁が最初に挿入される開口面と、前記
インクカートリッジを収容するホルダ本体と、前記ホル
ダ本体の内側に配置され、前記インクカートリッジが装
着された時に、前記インクカートリッジの前記情報記憶
部の接続電極部と電気的に接続する接続電極部が形成さ
れた情報読取部と、前記ホルダ本体から前記開口面の方
向に延出し、前記インクカートリッジの前記第1の壁お
よび前記前壁に平行な方向において前記情報読取部の近
傍に位置し、前記インクカートリッジの前記第1の壁に
対して垂直方向から見た時に、少なくともその一部が前
記情報読取部の少なくとも一部と重なり合う様に配置さ
れた位置決め部材とを備えている。
【0018】前記インクカートリッジホルダにおいて、
前記位置決め部は、テーパ状の端部を有し、前記インク
カートリッジが前記ホルダ本体に収容されたときに前記
インクカートリッジに収容されるように寸法決めされか
つ配設された位置決め部材本体と、前記インクカートリ
ッジが前記ホルダ本体に収容されたときに前記インクカ
ートリッジと当接する当接面を含む当接部とを有してい
ても良い。
【0019】前記インクカートリッジホルダにおいて、
前記当接面の断面積は、前記位置決め部材本体の断面積
よりも大きくてもよい。
【0020】前記インクカートリッジホルダにおいて、
装着されたインクカートリッジの第1の壁に対して垂直
方向から見たときに、前記前記位置決め部材本体の中心
軸は、前記情報読取部における前記接続電極部の幅内に
位置していてもよい。
【0021】前記インクカートリッジホルダにおいて、
前記位置決め部材本体の中心軸は、前記情報読取部の前
記接続電極部の幅方向の中心線と略一致する位置にあっ
てもよい。
【0022】前記インクカートリッジホルダにおいて、
前記ホルダ本体から前記開口面に向かって延びる副位置
決め部材をさらに有し、前記副位置決め部材と前記位置
決め部材の両方が前記第1の壁と略平行に延びており、
前記インクカートリッジの前記第1の壁と前壁前記に平
行な方向において、前記情報読取部の接続電極部と前記
副位置決め部との間の距離が、前記情報読取部の前記接
続電極部と前記位置決め部材との間の距離よりも長くて
もよい。
【0023】前記インクカートリッジホルダにおいて、
前記位置決め部材の中心軸は前記副位置決め部材の中心
軸と平行であってもよい。
【0024】前記インクカートリッジホルダにおいて、
前記副位置決め部材は、テーパ状の端部を有し、前記イ
ンクカートリッジが前記ホルダ本体に収容されたときに
前記インクカートリッジに収容されるように寸法決めさ
れかつ配設された副位置決め部材本体と、前記副位置決
め部材本体よりも大きい断面積を有する当接面を備え、
前記開口面と前記副位置決め部材の前記当接面との間の
距離が、前記開口面と前記位置決め部材の前記当接部の
前記当接面との間の距離よりも大きくてもよい。
【0025】前記インクカートリッジホルダにおいて、
前記ホルダ本体は、前記インクカートリッジが装着され
るときに、少なくとも前記インクカートリッジの前記第
1の壁および前記前壁に平行な方向にクリアランスを生
じるように寸法決めされていてもよい。
【0026】前記インクカートリッジホルダにおいて、
前記インクカートリッジの前記第1の壁と前記前壁とに
交差する第2壁を選択的に付勢する付勢部をさらに備え
ていてもよい。
【0027】前記インクカートリッジホルダにおいて、
前記付勢部は、前記インクカートリッジが前記ホルダ本
体に着脱可能な第1の位置と、前記インクカートリッジ
がホルダ本体に規制される第2の位置とを有していても
よい。
【0028】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0030】図1は、本発明の第1実施形態が適用され
るインクジェット記録装置の斜視図である。インクジェ
ット記録装置10は、記録装置本体100と、この記録
装置本体100の一部に設けられ、インクカートリッジ
が装着されるインクカートリッジホルダ200とを備え
る。インクジェット記録装置10のインクカートリッジ
ホルダ200は、回動自在な蓋202を有する。インク
ジェット記録装置10の一例は、インクを大量に用い
て、ポスターなどの大判の用紙(A2〜A0サイズ等)
に記録する大型のインクジェットプリンタである。
【0031】図2は、図1のインクジェット記録装置1
0において、インクカートリッジホルダ200の蓋20
2を開けた状態を示す斜視図である。インクカートリッ
ジホルダ200は、複数のインクカートリッジ300を
収容する。このインクジェット記録装置10は、それぞ
れが所定の色のインクを収容した複数個のインクカート
リッジ300を列設して装着する。これにより、インク
ジェット記録装置10は、供給された用紙にフルカラー
で記録することができる。
【0032】図3は、本発明の第1実施形態にかかるイ
ンクカートリッジの正面斜視図である。第1実施形態の
インクカートリッジ300は、略筐体の形状を有するイ
ンクカートリッジ本体302と、このインクカートリッ
ジ本体302の第1側面(第1の壁)310の一部であ
る凹部312に設けられた情報記憶部314と、第1側
面310と交差する前面(正面)320に設けられたイ
ンク供給部322と、前面320に設けられる位置決め
部326とを備える。
【0033】図23は、インクカートリッジ本体302
の分解斜視図である。インクカートリッジ300のイン
クカートリッジ本体302は、内部に所望の量のインク
を保持するよう構成されている。インクカートリッジ本
体302の内部にインクを保持する手段の一例として、
インクカートリッジ本体302は、一方が開口した容器
状の容器本体304と、一端にインク供給口307が形
成された可撓性のインクバッグ306と、略平板状の蓋
部308とからなる。このインクカートリッジ本体30
2において、バッグ306内にインクが充填され、この
バッグ306が容器本体304内に収納され、その一端
に形成されたインク供給口307が容器本体304のイ
ンク供給部322に係合および固定される。バッグ30
6が収納された状態で蓋部308を容器本体304の開
口周縁部へ、例えば振動溶着などで固着する。これによ
り、大容量のインクを収容することが可能になり、ポス
ターなどの大型の用紙に記録するインクジェット記録装
置においても、大量のインクを安定して供給することが
できる。
【0034】図4に示されるインクカートリッジ300
の情報記憶部314は、インクやインクカートリッジの
種類、インクカートリッジが保持するインクの色、イン
クの現存量等の情報を記憶する。情報記憶部314の一
例は、接触式のICチップである。接触式のICチップ
は、基板と、基板の表側に露出された複数の接続端子3
16aからなる接続電極部316と、基板の裏側に設け
られたEEPROM等の半導体記憶素子からなるメモリ(記憶
素子)とを有し、接続端子316aと記録装置側の接続
電極が接触して電気的に接続されることにより、メモリ
内の情報データが読み出されたり、書き換えられたりす
る。本実施形態において、情報記憶部314は接触式で
あり、外部に露出された複数の接続端子316aを含む
接続電極部316を有する。なお、図3においては接続
端子316aは2つに簡略化して図示しているが、正確
には図4に示すように7つの接続端子を2列千鳥状に配
置している。また、接続電極部が第1側面310に設け
られると共に、例えばフレキシブルプリントサーキット
(FPC)で引き回されて、情報記憶部のメモリの部分
が他のカートリッジ本体の側面等に設けられてもよい。
さらに、接触式に限られず、磁気または光学を利用した
非接触式の情報記憶部であってもよい。
【0035】本実施形態において、インクカートリッジ
本体302の第1側面(壁)310の図3中で上方より
の一部、図3および4の例では右上方コーナー部に凹部
312が設けられる。この凹部312に、情報記憶部3
14、特に接続電極部316が配される。これにより、
情報記憶部314に外部から不用意に接触されたり、衝
撃が加わったりすることを防ぐことができる。また、上
記凹部312は一方が開放されているため、情報記憶部
314をインクカートリッジ本体302に装着固定する
製造作業を容易に行うことができる。
【0036】なお、凹部312の底面及び凹部312か
ら突出した情報記憶部取付部318の上面は、第1の側
面と略平行に形成されている。
【0037】インクカートリッジ300のインク供給部
322には、インク供給孔324が設けられ、このイン
ク供給孔324からインクが記録装置本体100に供給
される。なお、一端にインク供給口を有するインクバッ
クを内部に収容した形態の場合には、インクバックのイ
ンク供給口の一端をインク供給孔324から露出するよ
うに固定し、このインク供給口に記録装置のインク供給
針が挿入される。インクバックのインク供給口の形態と
しては、ゴム等の弾性部材によりインクが漏れないよう
に封止した形態や、弁体を配置してインク供給針の挿入
により開弁する形態などを採用することができる。
【0038】さらに、インクカートリッジ300の背面
側には、把持部350と、窪み部352とを有する。こ
れらにより、使用者が、確実にインクカートリッジ30
0を把持することができ、インクジェット記録装置10
のインクカートリッジホルダ200からインクカートリ
ッジ300を容易に着脱することができる。
【0039】図4は、第1実施形態のインクカートリッ
ジの正面及び第1の側面側から見たカートリッジの一部
を示す図である。インクカートリッジ300の位置決め
部326は、第1側面310に形成された凹部312内
に形成された情報記憶部314の接続電極部316の近
傍で、前面から見たときのカートリッジの厚さ方向(矢
印B方向)で接続電極部316と重なり合うように形成
されている。より詳細には、位置決め部326の孔部3
28の矢印A方向の幅Wの中心線Cが、接続電極部
316の幅Wの範囲内に位置するように形成されてい
る。図中矢印Aは、「第1の側面及びカートリッジ挿入
方向に垂直な面に平行な方向」を示している。また、位
置決め部326の孔部328はインクカートリッジ挿入
方向に延びており、その中心軸は第1側面310に対し
て垂直方向から見たときに、接続電極部316の幅W
の範囲内に位置するように形成されている。
【0040】また、位置決め部326の形状としては、
後述する位置決め部材220が挿入可能な凹部または筒
状部にすることもできるが、矢印A方向及び/または図
面上で矢印A方向に垂直な矢印B方向の規制を行うこと
が可能な形状であることが好ましい。
【0041】位置決め部326の孔部328の位置は、
より好ましくは、位置決め部326の孔部328の矢印
A方向における幅Wの中心線Cが接続電極部の幅W
の中心線Cと略一致する様に形成されているとよ
い。
【0042】より詳細には、図4において、位置決め部
326における孔部328の幅Wの中心を通る第1側
面の方向へ引いた中心線Cと、情報記憶部314にお
ける接続電極部316の幅方向の中心線Cとが、図面
上第1側面310および前面320に平行な方向Aにつ
いて略一致するとさらによい。なお、図4においてはわ
ずかながらずれているが、この程度のずれであれば許容
し得る。これにより、後述するインクカートリッジホル
ダへの挿入において、より正確に接続電極部を記録装置
側の接続電極と位置決め当接させることができる。
【0043】図5は、第1実施形態のインクカートリッ
ジの背面斜視図である。インクカートリッジ300は、
前面320と略平行な背面340を備える。この背面3
40には、把持部350が設けられ、背面の最大の幅W
よりも把持部350の幅W は狭く形成されている。
これにより、カートリッジが複数隣り合うようにインク
カートリッジホルダに収容されていても、使用者の指等
を挿入してインクカートリッジを容易に取り出すことが
できる。
【0044】図6は、第1実施形態のインクカートリッ
ジホルダの部分斜視図である。図1のインクカートリッ
ジホルダ200は複数のインクカートリッジを収容する
が、ここでは説明のため、そのうちの1つのインクカー
トリッジを収容するインクカートリッジホルダ201が
示されている。
【0045】第1実施形態のインクカートリッジホルダ
201は、インクカートリッジ300の前面320から
挿入される開口面212を有し、インクカートリッジ3
00を収容するホルダ本体210を備える。本実施形態
において、インクカートリッジホルダ201は、開口面
212と略平行な端面230を有する。
【0046】さらにインクカートリッジホルダ201
は、ホルダ本体210の内側で、インクカートリッジ3
00の情報記憶部314に対応する位置に情報読取部2
14が形成されている。この情報読取部214の上面に
はインクカートリッジ300の接続電極部316の複数
の接続端子316aに対応する複数の接続電極216が
形成されている。情報読取部214は、インクカートリ
ッジが記録装置に装着されたときに、正確にその接続電
極部が前記インクカートリッジの接続電極部と電気的に
接続するように正確に寸法決めおよび配列されている。
本図面では、簡略化して2つの接続電極を図示してい
る。情報読取部214は、インクカートリッジ300の
情報記憶部314から情報を読み取ることができる形態
であれば、これに限られない。
【0047】図6に特に示されているように、さらにイ
ンクカートリッジホルダ201は、ホルダ本体210か
ら開口面212の方向に延出しする位置決め部材220
を備える。本発明の位置決め部材は、インクカートリッ
ジの第1の壁に対して垂直方向から見た時に、少なくと
もその一部が情報読取部の少なくとも一部と重なり合う
ように寸法決めならびに配設されている。本実施形態に
おいては、インクカートリッジ300の位置決め部32
6が孔部328を有することに対応して、この位置決め
部材220は断面が円形の略円筒形状を有する。本実施
例における位置決め部材220は、テーパ状の端部22
4と、インクカートリッジ300の孔部328に挿入さ
れる位置決め部材本体222とを有している。位置決め
部材本体222は、インクカートリッジがホルダ本体に
収容されたときに、インクカートリッジに収容されるよ
うに寸法決めされかつ配設されている。また、位置決め
部材220は、インクカートリッジがホルダ本体に収容
されたときにインクカートリッジと当接する当接面22
8を含む当接部226も有している。この当接面228
の断面積は、位置決め部材本体222の断面積よりも大
きくなるように設定されている。本実施形態において、
当接部226は端面230から延出して設けられてい
る。
【0048】インクカートリッジホルダ201は、さら
に、一端が記録装置本体100の記録ヘッドと接続され
るインク供給針232を備えている。インク供給針23
2はインク通路234を有し、インクカートリッジのイ
ンク供給部322と接続してインクカートリッジ300
内部に収容されたインクを記録装置本体100に設けら
れた記録ヘッドへ供給する。
【0049】図7は、第1実施形態のインクカートリッ
ジホルダ201を開口面の方向から見た部分正面図であ
る。
【0050】インクカートリッジホルダ201の位置決
め部材220は、情報読取部214の接続電極216近
傍にあり、矢印D方向(挿入されたカートリッジの厚み
方向)で対向するように形成されている。また図中矢印
C方向は、挿入されるインクカートリッジ300の第1
側面310及びカートリッジの挿入方向に垂直な面に平
行な方向を示している。
【0051】位置決め部材220は、位置決め部材の中
心線Cが、矢印C方向における情報読取部214の接
続電極216の幅Wの範囲内に位置するように構成さ
れている。更に、位置決め部材本体222の中心線C
と情報読取部214の接続電極216の幅Wの中心線
とが矢印A方向において重なり合うように位置する
とより好ましい。図では若干ずれてはいるが、この程度
のずれであれば許容され得る。また、位置決め部材22
0の本体222はインクカートリッジ挿入方向に延びて
おり、その中心軸は第1側面310に対して垂直方向か
ら見たときに、情報読取部214の幅Wの範囲内に位
置するように形成されている。
【0052】図8から図10は、第1実施形態におい
て、インクカートリッジがインクカートリッジホルダに
装着される過程を示す部分側面図である。
【0053】図8は、インクカートリッジ300がイン
クカートリッジホルダ201に装着される初期の過程を
示す部分側面図である。インクカートリッジ300の前
面(正面)320が、インクカートリッジホルダ201
のホルダ本体210の開口面212から挿入される。こ
のとき、インクカートリッジホルダ201の位置決め部
材220の先端部224は、インクカートリッジ300
の位置決め部326の孔部328と対向する。さらに、
インクカートリッジホルダ201のインク供給針232
は、インクカートリッジ300のインク供給部322の
インク供給孔324と対向する。その状態で、インクカ
ートリッジ300は、インクカートリッジホルダ201
にさらに深く進入される。
【0054】図9は、図8の次の過程を示す部分側面図
である。図8に示す状態からさらに、インクカートリッ
ジ300がインクカートリッジホルダ201に深く進入
されると、インクカートリッジホルダ201の位置決め
部材220の先端部224が、インクカートリッジ30
0の位置決め部326の孔部328に挿入される。この
先端部224は、位置決め部材本体222から先端に向
けて漸近的に半径が小さくなるテーパ状に形成されてい
るため、インクカートリッジ300をインクカートリッ
ジホルダ201に対する位置ずれを矯正する案内機能も
有している。
【0055】さらにインクカートリッジ300がインク
カートリッジホルダ201に深く進入されると、インク
カートリッジホルダ201のインク供給針232が、イ
ンクカートリッジ300のインク供給部322のインク
供給孔324に挿入される。
【0056】図10は、図9の次の過程を示す部分側面
図である。図9に示す状態からさらに、インクカートリ
ッジ300がインクカートリッジホルダ200に深く進
入されると、インクカートリッジ300の位置決め部3
26が、インクカートリッジホルダ201における位置
決め部材220の当接部226の当接面228と当接す
る。これにより、インクカートリッジ300のインクカ
ートリッジホルダ201への進入が終了する。図中では
隠れて見えないが、この状態でインクカートリッジホル
ダ201における情報読取部214の接続電極216
は、インクカートリッジ300における情報記憶部31
4の各々対応する接続電極部316の接続端子316a
と接触する。
【0057】これにより、インクカートリッジホルダ2
01へのインクカートリッジ300の装着が完了する。
インクカートリッジホルダ201の情報読取部214
は、インクカートリッジ300の情報記憶部314から
インクやインクカートリッジの種類、インクカートリッ
ジが保持するインクの色、現存のインク量等の情報を読
み取る。この読み取った情報と、記録装置本体100か
らの要求とに基づいて、インクカートリッジ300のイ
ンクが、インクカートリッジホルダ201のインク供給
針232を通して記録装置本体100の記録ヘッドへと
供給される。インクジェット記録装置10は、供給され
たインクを用いて用紙に記録する。また、記録に用いた
インクの量に応じて、インクカートリッジホルダ201
の情報読取部214がインクカートリッジの現在のイン
ク量等の情報をインクカートリッジの情報記憶部314
へ書き込む。
【0058】インクカートリッジホルダ201、インク
カートリッジ300、これらの構成要素およびその組み
付けには、製品ごとのばらつきがある。これらのばらつ
きにより、インクカートリッジ300がインクカートリ
ッジホルダ201に対して、図10における矢印Bの方
向に不安定性を有する場合がある。その場合であって
も、インクカートリッジホルダ201の位置決め部材2
20とインクカートリッジ300の位置決め部326と
が位置決めされているので、インクカートリッジ300
はインクカートリッジホルダ201に対して点Oを略
中心として矢印D の方向に回動する。よってこの不安
定性があっても、正確な位置決めが要求されるインクカ
ートリッジホルダ201の情報読取部214における接
続電極216とインクカートリッジ300の情報記憶部
314における接続電極部316の相対的な位置関係の
ずれは小さい。
【0059】以上、第1実施形態によれば、製品ごとの
ばらつき等により、インクカートリッジホルダに対して
インクカートリッジが不安定性を有する場合であって
も、正確な位置決めが要求されるインクカートリッジホ
ルダの情報読取部における接続電極とインクカートリッ
ジの情報記憶部における接続端子の相対的な位置を保持
することができる。
【0060】図11は、本発明の第2実施形態が適用さ
れるインクジェット記録装置のインクカートリッジホル
ダ200の蓋202を開けた状態を示す斜視図である。
このインクジェット記録装置10のインクカートリッジ
ホルダ200の右側面にレバー470が形成され、この
レバー470が上下動されることにより、インクカート
リッジ500が固定又は解除される。
【0061】図12は、本発明の第2実施形態にかかる
インクカートリッジの正面斜視図である。第2実施形態
のインクカートリッジ500において、第1実施形態の
インクカートリッジ300と同様の構成には同じ参照番
号を付し、説明を省略する。第2実施形態のインクカー
トリッジ500は、第1実施形態のインクカートリッジ
300とは異なり、副位置決め部526をさらに備え
る。インクカートリッジ500は、さらに、インクカー
トリッジ本体302の第1側面310と前面320とに
交差する第2側面530に凸部532を備える。
【0062】図13は、第2実施形態のインクカートリ
ッジを正面及び第1の側面側からみたカートリッジの一
部を示す図である。副位置決め部526と位置決め部3
26はインク供給部322を挟むように図中A方向(第
1の側面310及びカートリッジ挿入方向に垂直な面に
平行な方向)に並列しており、副位置決め部526は位
置決め部326よりも情報記憶部314の接続電極部3
16から離れた場所に位置している。副位置決め部52
6は、断面が矢印B方向の幅Wよりも矢印A方向の幅
の方が長い楕円形状である孔部528を有する。本
実施形態において、副位置決め部526の面位置は位置
決め部326の面位置と整合する。図13から明らかな
ように、副位置決め部526の中心軸および位置決め部
326の中心軸の両方が、第1の壁に略平行に延びてい
る。
【0063】図14は、第2実施形態のインクカートリ
ッジホルダの部分斜視図である。図15は、第2実施形
態のインクカートリッジホルダの部分正面図である。第
2実施形態のインクカートリッジホルダ400におい
て、第1実施形態のインクカートリッジホルダ201と
同様の構成には同じ参照番号を付し、説明を省略する。
第2実施形態のインクカートリッジホルダ400は、第
1実施形態のインクカートリッジホルダ201とは異な
り、副位置決め部材420をさらに備える。
【0064】インクカートリッジホルダ400の副位置
決め部材420は、ホルダ本体210から開口面212
の方向に延出する。この副位置決め部材420は、イン
ク供給針232を挟むように位置決め部材220と図中
矢印C方向に並列されている。副位置決め部材420は
情報読取部214の接続電極部216から離れた位置に
形成されている。
【0065】また、副位置決め部材420と位置決め部
材220の両方が、インクカートリッジの第1の壁と略
平行に延びており、インクカートリッジの第1の壁と前
壁に平行な方向において、情報読取部214の接続電極
部216と副位置決め部420との間の距離が、接続電
極部216と位置決め部220との間の距離よりも長く
設定されている。換言すると、情報読取部214の接続
電極部216は、副位置決め部材420に比較して位置
決め部220の方により近接した位置に配設されてい
る。なお、位置決め部220の中心軸は副位置決め部4
20の中心軸と平行となるように寸法決めされている。
【0066】図16は、第2実施形態のインクカートリ
ッジホルダの部分側面図である。副位置決め部材420
は、漸近的に断面積が小さくなる円錐形(テーパ)状の
先端部424を有し、インクカートリッジ500に挿入
される位置決め部材本体422を有する。副位置決め部
材420は、さらに、位置決め部材220の当接部22
6の当接面228よりも開口面212に対して奥に位置
する当接面428を有し、位置決め部材本体422より
断面積が大きい当接部426とを有する。インクカート
リッジが装着されるホルダ本体の開口面と、副位置決め
部420の当接面428との間の距離が、開口面と位置
決め部220の当接部226の当接面228との間の距
離よりも大きくなるように設定されている。
【0067】図17は、レバー470に一番近い側にあ
る図16のインクカートリッジホルダ400をレバー4
70の側から見た部分側面図である。レバー470のギ
ア部471は、歯車状部材480のギア部481と歯合
し、歯車状部材480は軸490を介してカム450に
接続される。
【0068】インクカートリッジホルダ400は、さら
に、インクカートリッジ500の第2側面530を、選
択的に付勢する付勢部430を備える。本実施例の付勢
部430は、インクカートリッジがホルダ本体に着脱可
能な第1の位置と、前記インクカートリッジがホルダ本
体に規制される第2の位置とを有している。本実施形態
における付勢部430は、インクカートリッジ500の
凸部532に当接する微小回動可能な当接部440aを
有する当接片440と、この当接片440をインクカー
トリッジ300の方向へ付勢する板バネ460とを有す
る。さらに付勢部430は、板バネ460と当接しない
開放位置と、板バネ460と当接する付勢位置とに回動
自在なカム450を有する。カム450は、軸490で
接続された歯車状部材480、ギア471、ギア481
を介してレバー470の上下動作に応じて軸490を中
心に回動する。図16および図17に示すように、図1
1のレバー470が上げられた状態で、カム450は開
放位置にある。カム450が開放位置にある場合には、
カム450は板バネ460と当接しない。よって、板バ
ネ460に抗する力が働くことにより、当接片440の
上方への微小回動が許容される。一方、図11のレバー
470が下げられた状態では、カム450は付勢位置に
あり、カム450は板バネ460と当接する。よって、
当接片440は上方への微小回動を禁止される。
【0069】図18から図21は、第2実施形態におい
て、インクカートリッジがインクカートリッジホルダに
装着される過程を示す部分側面図である。ただし、イン
クカートリッジ500の凸部532およびインクカート
リッジホルダ400の付勢部420の動作を説明するた
めに、その部分は透視図として示されている。
【0070】図18は、インクカートリッジ500がイ
ンクカートリッジホルダ400に装着される初期の過程
を示す部分側面図である。まず、図11のレバー470
が上げられることにより、カム450が開放位置に回動
される。よって、当接片440の上方への微小回動が許
容される。
【0071】インクカートリッジ500の前面(正面)
320が、インクカートリッジホルダ400のホルダ本
体210の開口面212から挿入される。このとき、イ
ンクカートリッジホルダ400の位置決め部材220の
位置決め部材本体222は、インクカートリッジ500
の位置決め部326の孔部328と対向する。同様に、
インクカートリッジホルダ400の副位置決め部材42
0の先端部224は、インクカートリッジ500の副位
置決め部526の孔部528と対向する。さらに、イン
クカートリッジホルダ400のインク供給針232は、
インクカートリッジ500のインク供給部322のイン
ク供給孔324と対向する。その状態で、インクカート
リッジ500は、インクカートリッジホルダ400にさ
らに深く進入される。
【0072】図19は、図18の次の過程を示す部分側
面図である。図18に示す状態からさらに、インクカー
トリッジ500がインクカートリッジホルダ400に深
く進入されると、インクカートリッジホルダ400の位
置決め部材220の先端部224が、インクカートリッ
ジ500の位置決め部326の孔部328に挿入され
る。また、インクカートリッジホルダ400の副位置決
め部材420の先端部424が、インクカートリッジ5
00の副位置決め部526の孔部528に挿入される。
【0073】位置決め部材220の先端部224は、位
置決め部材本体222から先端に向けて漸近的に半径が
小さく形成されているため、インクカートリッジ500
をインクカートリッジホルダ400に対する位置ずれを
矯正するように案内することができる。また、副位置決
め部526の孔部528は、その断面が、図中の上下方
向に長い形状なので、インクカートリッジ500のイン
クカートリッジホルダ400に対する位置決め部材22
0を中心とした回動によるずれを抑え、かつ、図15に
おける矢印Bの方向に関して、インクカートリッジ50
0およびインクカートリッジホルダ400の製品のばら
つきを許容することができる。
【0074】インクカートリッジ500が進入される過
程で、インクカートリッジ500の第2側面530に設
けられた凸部532は、インクカートリッジホルダ40
0の付勢部430の当接片440の当接部440aに当
接する。ここで、当接片440の上方への微小回動が許
容されているので、インクカートリッジ500が進入さ
れるにともない、凸部532は、板バネ460の付勢力
に抗して当接片440を上方に押し上げる。
【0075】さらにインクカートリッジ500がインク
カートリッジホルダ400に深く進入されると、インク
カートリッジホルダ400のインク供給針232が、イ
ンクカートリッジ500のインク供給部322のインク
供給孔324に挿入される。
【0076】図20は、図19の次の過程を示す部分側
面図である。図19に示す状態からさらに、インクカー
トリッジ500がインクカートリッジホルダ400に深
く進入されると、インクカートリッジ500の位置決め
部326が、インクカートリッジホルダ400における
位置決め部材220の当接面228と当接する。これに
より、インクカートリッジ500のインクカートリッジ
ホルダ400への進入が終了する。図中では隠れて見え
ないが、この状態でインクカートリッジホルダ400に
おける情報読取部214の接続電極216は、インクカ
ートリッジ500における情報記憶部314の各々対応
する接続電極部316の接続端子と接触する。また、イ
ンクカートリッジ500の第2側面530に設けられた
凸部532がインクカートリッジホルダ400の付勢部
430の当接片440の当接部440aより奥へ移動
し、当接片440は、板バネ460の付勢力によりもと
の状態に戻る。
【0077】このとき、副位置決め部材420における
当接部426の当接面428は、位置決め部材220の
当接部226の当接面228よりも開口面212に対し
て奥に位置する。よって、インクカートリッジ500の
副位置決め部526は、位置決め部326が当接面22
8に当接するよりも先に、当接面428と当接しない。
例えば、図20においては、副位置決め部526と当接
面428との間には間隙がある。よって、インクカート
リッジ500、インクカートリッジホルダ300および
これらの構成の製品ばらつき等があっても、情報読取部
214の接続電極216および情報記憶部314の接続
電極部316により近い位置決め部材228の側を確実
に当接させることができる。
【0078】図21は、図20において付勢部430の
図11のレバー470を下げた状態を示す部分側面図で
ある。レバー470が下げられると、それにともないカ
ム450は、付勢位置に回動し、板バネ460に当接す
る。よって、板バネ460は当接片440を下方へ付勢
する。下方に付勢された当接片440は、確実にインク
カートリッジ500の凸部530に当接する。これによ
り、インクカートリッジ500は、位置決め部材本体2
22と位置決め部326とが結合された近傍の点O
中心に図中の矢印Dの方向へ微小回動される。
【0079】この微小回動において、回動の中心点O
が情報読取部214および情報記憶部314の近傍にあ
るので、この近傍の回動による変位量は小さい。一方、
回動の中心点から離れた位置にある副位置決め部526
の変位量はそれより大きいが、副位置決め部526の孔
部528は、回動される方向にその断面が長い形状なの
で、この変位を吸収することができる。
【0080】その結果、インクカートリッジ500の副
位置決め部526がインクカートリッジホルダ400の
副位置決め部材420の当接面428に当接するか、ま
たは、インクカートリッジ本体302の一部がホルダ本
体210の一部に当接することにより、微小回動が終了
する。これにより、インクカートリッジホルダ400へ
インクカートリッジ500の装着が完了する。
【0081】なお、インクカートリッジ500をインク
カートリッジホルダ400から離脱する場合には、イン
クカートリッジホルダ400の図11のレバー470を
上げて、カム450を開放位置に回動させる。その後、
インクカートリッジホルダ400の開口部212からイ
ンクカートリッジ500を引き抜く。そのときに、イン
クカートリッジ500の凸部532は、インクカートリ
ッジホルダ400の板バネ460に抗して当接片440
を上方に押し上げて退避する。
【0082】以上、第2実施形態によれば、第1実施形
態と同様の効果を得ることができる。さらに、第2実施
形態によれば、製品ばらつき等があっても、インクカー
トリッジがインクカートリッジホルダに対して確実に固
定することができる。
【0083】なお、第2実施形態においては、インクカ
ートリッジホルダ400において、位置決め部材220
の当接部226の当接面228よりも、副位置決め部材
420の当接部426の当接面428を、開口面212
に対して奥に位置させたが、これに限られない。他の一
例は、インクカートリッジ500において、副位置決め
部526の面位置を位置決め部326の面位置よりも奥
に設ける。この場合にも上記第2実施形態と同様の効果
を得ることができる。
【0084】また、第1実施形態および第2実施形態に
おいて、インクカートリッジホルダ201、400のホ
ルダ本体210、410が、インクカートリッジ30
0、500がそれぞれ挿入されるときに、少なくともイ
ンクカートリッジ300、500の第1側面310およ
び前面320に平行な方向にクリアランスを有してもよ
い。この場合には、使用者はインクカートリッジをイン
クカートリッジホルダに挿入するのが容易になる一方
で、第1実施形態と同様に、正確な位置決めが要求され
るインクカートリッジホルダの情報読取部の接続電極と
インクカートリッジの情報記憶部の接続電極部との相対
的な位置を保持することができる。さらに、第2実施形
態に対応するインクカートリッジホルダ400のホルダ
本体410にクリアランスを設けた場合にあっては、上
記に加え、インクカートリッジ500を挿入した後にこ
のクリアランスによるガタを付勢部430により吸収す
ることができる。よって、インクカートリッジがインク
カートリッジホルダに対して確実に固定することができ
る。
【0085】図22は、本発明のインクカートリッジの
他の実施例を説明するための図であり、インクカートリ
ッジ600には、複数のインクカートリッジを装着する
カートリッジホルダの適正な位置にインクカートリッジ
が挿入できるように、カートリッジ本体の前面320寄
りの側面に誤挿入防止部材610が着脱自在に形成され
ている。図中突起611、612の数や位置の異なる誤
挿入防止部材610をカートリッジ毎に変更して装着す
ることにより、共通のインクカートリッジ本体を用いて
異なるインクカートリッジを構成することができる。
【0086】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0087】上記説明から明らかなように、本発明によ
れば、製品ごとのばらつき等により、インクカートリッ
ジホルダに対してインクカートリッジが不安定性を有す
る場合であっても、正確な位置決めが要求されるインク
カートリッジホルダの情報読取部とインクカートリッジ
の情報記憶部の相対的な位置を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が適用されるインクジェ
ット記録装置の斜視図
【図2】図1のインクジェット記録装置において、イン
クカートリッジホルダの蓋を開けた状態を示す斜視図
【図3】第1実施形態にかかるインクカートリッジの正
面斜視図
【図4】第1実施形態のインクカートリッジの正面図
【図5】第1実施形態のインクカートリッジの背面斜視
【図6】第1実施形態のインクカートリッジホルダの部
分斜視図
【図7】第1実施形態のインクカートリッジホルダの部
分正面図
【図8】第1実施形態において、インクカートリッジが
インクカートリッジホルダに装着される過程を示す部分
側面図
【図9】第1実施形態において、インクカートリッジが
インクカートリッジホルダに装着される過程を示す部分
側面図
【図10】第1実施形態において、インクカートリッジ
がインクカートリッジホルダに装着される過程を示す部
分側面図
【図11】本発明の第2実施形態が適用されるインクジ
ェット記録装置のインクカートリッジホルダの蓋を開け
た状態を示す斜視図
【図12】本発明の第2実施形態にかかるインクカート
リッジの正面斜視図
【図13】第2実施形態のインクカートリッジの正面図
【図14】第2実施形態のインクカートリッジホルダの
部分斜視図
【図15】第2実施形態のインクカートリッジホルダの
部分正面図
【図16】第2実施形態のインクカートリッジホルダの
部分側面図
【図17】レバーに一番近い側にあるインクカートリッ
ジホルダをレバーの側から見た部分側面図
【図18】第2実施形態において、インクカートリッジ
がインクカートリッジホルダに装着される過程を示す部
分側面図
【図19】第2実施形態において、インクカートリッジ
がインクカートリッジホルダに装着される過程を示す部
分側面図
【図20】第2実施形態において、インクカートリッジ
がインクカートリッジホルダに装着される過程を示す部
分側面図
【図21】第2実施形態において、インクカートリッジ
がインクカートリッジホルダに装着される過程を示す部
分側面図
【図22】第3実施形態において、インクカートリッジ
の斜視図
【図23】インクカートリッジ本体302の分解斜視図
【符号の説明】
10…インクジェット記録装置 100…記録装置本体
200、201、400…インクカートリッジホルダ
210…ホルダ本体 212…開口面 214…情報
読取部 216…接続電極 316…接続電極部 31
6a…接続端子220…位置決め部材 222、422
…位置決め部材本体 224、424…先端部 22
6、426…当接部 228、428…当接面 30
0、500…インクカートリッジ 302…インクカー
トリッジ本体 310…第1側面 312…凹部 31
4…情報記憶部 320…前面(正面) 322…イン
ク供給部 324…インク供給孔 326…位置決め部
328、528…孔部 420…副位置決め部材 4
30…付勢部 520…副位置決め部 532…凸部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置にインクを供給するインクカー
    トリッジであって、 前記インクを収容し、第1の壁と該第1の壁と交差する
    前壁を有するインクカートリッジ本体と、 前記インクカートリッジ本体の前記第1の壁の一部に設
    けられ、記憶素子と電気的に接続した少なくとも一つの
    接続電極を含む接続電極部と、 前記前壁に設けられたインク供給部と、 前記前壁上の前記接続電極部近傍に配置され、前記イン
    クカートリッジを前記記録装置の位置決め部材に沿って
    案内する位置決め部を備え、 該位置決め部は、前記接続電極部と略平行な方向で且つ
    前記接続電極部と対向するように前記記録装置の位置決
    め部材を案内可能に形成されていることを特徴とするイ
    ンクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記接続電極部が前記第1の壁の凹部に
    配設されたことを特徴とする請求項1に記載のインクカ
    ートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記第1の壁に対して垂直方向から見た
    ときに、前記位置決め部の中心軸は、前記接続電極部の
    幅内にあることを特徴とする請求項1に記載のインクカ
    ートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジ装着方向と平行な方向
    に延びる前記位置決め部の中心軸は、前記カートリッジ
    装着方向と平行な方向に延びる前記接続電極部の中心線
    に略沿っていることを特徴とする請求項3に記載のイン
    クカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記前壁に副位置決め部をさらに有し、
    該副位置決め部の中心軸は、前記インクカートリッジ装
    着方向に平行に延びるよう形成されていると共に、前記
    副位置決め部はインクカートリッジ装着方向に垂直な方
    向に長い形状であることを特徴とする請求項1に記載の
    インクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記前壁と前記位置決め部の頂面との間
    の距離が、前記前壁と前記副位置決め部の頂面との間の
    距離よりも長いことを特徴とする請求項5に記載のイン
    クカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記第1の壁と交差する第2の壁上に、
    少なくとも一つの凸部をさらに備えることを特徴とする
    請求項1から6のいずれかに記載のインクカートリッ
    ジ。
  8. 【請求項8】 前記第2の壁に対して垂直の方向から見
    たときに、前記凸部は、前記接続電極部と前記位置決め
    部の少なくとも一方の一部と重なり合うことを特徴とす
    る請求項7に記載のインクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記前壁とは反対側の端部に形成された
    把持部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載
    のインクカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記把持部は凹部を有することを特徴
    とする請求項9に記載のインクカートリッジ。
  11. 【請求項11】 第1の壁の一部に情報記憶部と接続し
    た接続電極部が設けられ、かつ前記第1の壁と交差する
    前壁にインク供給部が設けられたインクカートリッジ
    が、着脱可能に装着されるインクカートリッジホルダで
    あって、 前記インクカートリッジの前記前壁が最初に挿入される
    開口面と、 前記インクカートリッジを収容するホルダ本体と、 前記ホルダ本体の内側に配置され、前記インクカートリ
    ッジが装着された時に、前記インクカートリッジの前記
    情報記憶部の接続電極部と電気的に接続する接続電極部
    が形成された情報読取部と、 前記ホルダ本体から前記開口面の方向に延出し、前記イ
    ンクカートリッジの前記第1の壁および前記前壁に平行
    な方向において前記情報読取部の近傍に位置し、前記イ
    ンクカートリッジの前記第1の壁に対して垂直方向から
    見た時に、少なくともその一部が前記情報読取部の少な
    くとも一部と重なり合う様に配置された位置決め部材と
    を備えることを特徴とするインクカートリッジホルダ。
  12. 【請求項12】 前記位置決め部材は、 テーパ状の端部を有し、前記インクカートリッジが前記
    ホルダ本体に収容されたときに前記インクカートリッジ
    に収容されるように寸法決めされかつ配設された位置決
    め部材本体と、 前記インクカートリッジが前記ホルダ本体に収容された
    ときに前記インクカートリッジと当接する当接面を含む
    当接部とを有することを特徴とする請求項11に記載の
    インクカートリッジホルダ。
  13. 【請求項13】 前記当接面の断面積は、前記位置決め
    部材本体の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項
    12に記載のインクカートリッジホルダ。
  14. 【請求項14】 装着されたインクカートリッジの第1
    の壁に対して垂直方向から見たときに、前記位置決め部
    材本体の中心軸は、前記情報読取部における前記接続電
    極部の幅内に位置することを特徴とする請求項12に記
    載のインクカートリッジホルダ。
  15. 【請求項15】 前記位置決め部材本体の中心軸は、前
    記情報読取部の前記接続電極部の幅方向の中心線と略一
    致する位置にあることを特徴とする請求項14に記載の
    インクカートリッジホルダ。
  16. 【請求項16】 前記ホルダ本体から前記開口面に向か
    って延びる副位置決め部材をさらに有し、前記副位置決
    め部材と前記位置決め部材の両方が前記第1の壁と略平
    行に延びており、前記インクカートリッジの前記第1の
    壁と前記前壁に平行な方向において、前記情報読取部の
    接続電極部と前記副位置決め部材との間の距離が、前記
    情報読取部の接続電極部と前記位置決め部材との間の距
    離よりも長いことを特徴とする請求項11に記載のイン
    クカートリッジホルダ。
  17. 【請求項17】 前記位置決め部材の中心軸は前記副位
    置決め部材の中心軸と平行であることを特徴とする請求
    項16に記載のインクカートリッジホルダ。
  18. 【請求項18】 前記副位置決め部材は、 テーパ状の端部を有し、前記インクカートリッジが前記
    ホルダ本体に収容されたときに前記インクカートリッジ
    に収容されるように寸法決めされかつ配設された副位置
    決め部材本体と、 前記副位置決め部材本体よりも大きい断面積を有する当
    接面を備え、 前記開口面と前記副位置決め部材の前記当接面との間の
    距離が、前記開口面と前記位置決め部材の前記当接部の
    前記当接面との間の距離よりも大きいことを特徴とする
    請求項16に記載のインクカートリッジホルダ。
  19. 【請求項19】 前記ホルダ本体は、前記インクカート
    リッジが装着されるときに、少なくとも前記インクカー
    トリッジの前記第1の壁および前記前壁に平行な方向に
    クリアランスを生じるように寸法決めされていることを
    特徴とする請求項11から18のいずれかに記載のイン
    クカートリッジホルダ。
  20. 【請求項20】 前記インクカートリッジの前記第1の
    壁と前記前壁とに交差する第2壁を選択的に付勢する付
    勢部をさらに備えることを特徴とする請求項11から1
    9のいずれかに記載のインクカートリッジホルダ。
  21. 【請求項21】 前記付勢部は、前記インクカートリッ
    ジが前記ホルダ本体に着脱可能な第1の位置と、前記イ
    ンクカートリッジがホルダ本体に規制される第2の位置
    とを有していることを特徴とする請求項20に記載のイ
    ンクカートリッジホルダ。
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