JP2008137376A - 容器ホルダ、液体消費装置及び液体収容容器 - Google Patents

容器ホルダ、液体消費装置及び液体収容容器 Download PDF

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Abstract

【課題】装置側端子と回路基板の接点同士の電気接続性を低下させることなく、液体収容容器同士を高密度収容できる容器ホルダ、液体消費装置及び液体収容容器を得る。
【解決手段】加圧空気が導入される袋体収容部と、インク収容するインクパックと、を備えたインクカートリッジ100が着脱自在に装着されるインクジェット式記録装置の容器ホルダ200であって、カートリッジスロット7A〜7Eには、インクカートリッジ100の角部に設けられたC面29の形状に対応した形状を有するガイドレール33と、両外端のカートリッジ100の側面35a,35bにそれぞれ対向する一対の支持側壁262,262と、が設けられる。
【選択図】図7

Description

本発明は、加圧流体が導入される加圧室と、液体が収容された液体収容室と、を備えた液体収容容器が着脱自在に装着される液体消費装置の容器ホルダに関する。
液体噴射ヘッドから液滴を噴射する液体消費装置の代表例としては、画像記録用のインクジェット式記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置、液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置、有機ELディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた装置等が挙げられる。
この中でも特にインクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるので、昨今においてはカラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。インクジェット式記録装置に対する液体の供給方式としては、液体を貯留した液体収容容器から液体消費装置に液体を供給する所謂カートリッジ方式がある。このカートリッジ方式では、液体収容容器内の液体が消費された時点でユーザーが液体収容容器を交換できるようにするために、液体消費装置に対して液体収容容器が簡単に着脱できるよう構成される。
また、この種の液体収容容器には、インクの種類、残量等の情報を記憶させる記憶素子(IC)を実装した回路基板を外面に設けたものがある。この場合、液体収容容器を収容する液体消費装置の容器ホルダには、回路基板の接点に接続される液体消費装置の装置側端子が設けられる。このような回路基板を備えた液体収容容器を容器ホルダに装着する際には、回路基板の接点と液体消費装置の装置側端子とを確実に接続する必要がある。つまり、装置側端子と回路基板側接点とのズレを導通可能な範囲内に抑える必要がある。
従来の液体収容容器及び容器ホルダにおいては、液体収容容器を容器ホルダの所定の位置に確実に固定するための機構として、例えば、容器ホルダに設けられた装置側固定構造と協働して、容器の引抜き方向における移動を解除可能に規制する容器側固定構造を備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
この容器側固定構造は、挿入方向と反対の方向への付勢力に抗して容器が容器装着部に装着された状態において、容器装着部に設けられた装置側固定構造の係止ピン(被係止部材)と協働して容器の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する案内溝を有している。
そこで、液体収容容器を容器ホルダに固定する際には、容器装着部に容器を挿入し、スライダー部材による挿入方向と反対の方向への付勢力に抗して容器を更に押し込んだ後に押圧力を解除すると、装置側固定構造の係止ピンが案内溝の係止位置に移動して液体収容容器が固定される。
そして、液体収容容器を容器ホルダから取り外す際には、容器を容器装着部に押し込むことにより係止ピンが案内溝の非係止位置へ移動されるので、押圧力を解除すると容器はスライダー部材により挿入方向と反対の方向へ付勢され、排出される。
特開2005−88575号公報
特許文献1に記載された従来の液体収容容器は、回路基板を容器側固定構造の近傍に配置することで、回路基板の接点と液体消費装置側の接点との確実な接続を実現しようとしていた。具体的には、扁平な略直方体形状の容器を、平行な一対の最大面が鉛直面と垂直となる向きで、かつ、この最大面を上下(鉛直線方向)に重ね合わせない(以下、「平置き」と称す。)で並べて収容した際、側面に回路基板を設け、その近傍となる下面に、容器側固定構造を配設していた。つまり、回路基板と容器側固定構造とは、容器外面の隣接する直交2面に設けられていた。
ところが、近年、記録品質の向上のために液体収容容器の数が多くなるのに伴い、高密度な収容が可能となる液体収容容器の縦置きが想定されるようになってきた。
しかしながら、従来の液体収容容器は、容器外面の直交2面に、回路基板と容器側固定構造とを配設していたため、例えばこの構造のまま液体収容容器を縦置きすれば、隣接する液体収容容器同士の間に、装置側固定構造を確保するための離間スペースを介在させなければならず、容器収容密度を高める要請に応えることができなくなった。
一方で、単に装置側固定構造を移設すれば、回路基板接点の位置決め精度が低下し、装置側端子と回路基板接点が離反し易くなり、良好な電気接続状態が得られなくなる虞があった。
更に、特許文献1に記載された液体収容容器は、密閉型の液体収容容器である。この密閉型の液体収容容器は、液体収容室を密閉構造の可撓性袋体等で形成して、大気との接触による液体の劣化を抑止するようにしたもので、貯留しているインクの品質を長期に渡って安定維持できるため、大容量の液体収容容器に適する。
ところが、液体収容室である可撓性袋体を外部から加圧するため、加圧室に加圧流体が導入されると、液体収容容器の主に平行な一対の最大面が膨張変形する。
上述したように、容器の側面には回路基板が設けられているため、容器が膨張変形すると、回路基板接点に対する装置側端子の圧接位置にずれが生じて接点不良を起こす可能性がある。また、容器の膨張変形により、容器ホルダの各スロットに対する各液体収容容器の固定位置にもずれが生じる可能性がある。
この結果、装置側固定構造と容器側固定構造の係合部や、各スロットの隔壁等に負荷が加わり、例えば係止ピンや案内溝、各スロットの隔壁等に変形を招く虞もあるので、より強固な固定機構が必要となって、製造コストを上昇させる問題もあった。
従って、本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、装置側端子と回路基板の接点同士の電気接続性を低下させることなく、液体収容容器同士を高密度収容できる良好な容器ホルダ、液体消費装置及び液体収容容器を提供することを目的とする。
本発明に係る上記目的の少なくとも一部は、略長方形の先端面と、前記略長方形の第1の短辺と交わる第1の側面と、前記略長方形の第2の短辺と交わる第2の側面と、前記略長方形の第1の長辺と交わる第3の側面と、前記略長方形の第2の長辺と交わる第4の側面と、前記先端面と対向する後端面と、液体が収容された液体収容室と、加圧流体が導入されることで前記液体収容室を加圧するための加圧室と、前記液体を液体噴射ヘッドに供給する液体供給口と、を備え、前記第3の側面と前記第4の側面が最大面として構成された扁平な略直方体形状の液体収容容器が、着脱自在に装着される液体消費装置の容器ホルダであって、
前記液体収容容器が、互いの前記最大面を対向させて平行に複数個並べた状態でそれぞれ装着される複数の容器装着部と、
前記液体収容容器の前記第1の側面に設けられた回路基板の電極の接点と接触して前記電極と電気的に導通する装置側端子と、
前記液体収容容器の前記第2の側面に設けられた容器側固定構造と協働して、前記液体収容容器の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する装置側固定構造と、
前記液体収容容器の前記第1乃至第4の側面のうち少なくとも2つが互いに交わる辺に対応する角部に挿入方向に沿って設けられた切欠き部の形状に対応した形状を有し、前記液体収容容器の挿入方向に沿って設けられた案内突起と、
前記容器装着部に装着された複数の前記液体収容容器のうち、両外側の液体収容容器の前記最大面のうち、他の液体収容容器の前記最大面と対向しない最大面とそれぞれ対向する一対の支持側壁と、
を備えることを特徴とする容器ホルダにより達成される。
このような構成の容器ホルダによれば、液体収容容器が容器装着部に装着された際に、隣接する容器同士の間の上部又は下部の少なくとも一方に、切欠き部による空間が形成される。そして、この空間に、案内突起が配置される。
各液体収容容器は、案内突起により、挿入方向に案内され及び容器装着部内において位置決めされる。つまり、隣接する液体収容容器同士の間には、容器装着部同士を仕切る隔壁が存在しない。
従って、複数の容器を、隔壁や案内突起の分、離間して配置する必要がない。つまり、複数の液体収容容器を近接させて(高密度に)収納することが可能となる。よって、容器の厚み方向の収容総幅寸法が小さくコンパクトな容器ホルダを形成することができる。
また、本発明において、液体収容容器の加圧室に加圧流体を導入すると、各液体収容容器の主に平行な一対の最大面が膨張変形する。そして、隔壁がない容器ホルダ内で、隣接する容器の最大面同士の少なくとも一部が接触して圧接し合う。また、両外端の各容器の最大面のうち、他の容器の最大面と対向しない最大面の少なくとも一部は、それぞれホルダの支持側壁と接触して圧接し合う。
即ち、ホルダに装着された各容器に加圧流体を導入すると、容器は、それら自体の膨張力により一対の支持側壁間で緊締状態となる。そして、膨張変形を規制された複数の容器が強固に一体的に容器装着部に固定される。
一方、加圧室の加圧が解除され、膨張していた容器が元の形状に戻ると、隣接する容器同士や容器と支持側壁との間の圧接が無くなるので、各液体収容容器の脱着はスムーズに行うことができる。
このように、本発明によれば、液体収容容器を加圧した際に各容器の膨張変形が規制されるので、装置側端子と回路基板の接点とのずれを防ぐことができ、これらの電気的接続性の低下を防止できる。また、装置側固定構造と容器側固定構造の係合部に加わる負荷も低減できる。また、複数の容器がそれら自体の膨張力により強固に一体的に容器装着部に固定されるので、ホルダに容器装着部同士を仕切る隔壁を設ける必要がなくなり、ホルダを簡素化かつ小型化することが可能となる。
また、回路基板の電極の接点と容器側固定構造とが、容器の第1の側面と第2の側面にそれぞれ配設されることで、隣接する容器の最大面(第3または第4の側面)同士の間に、装置側端子及び装置側固定構造を配設する必要がなくなるため、複数の容器を高密度に収容することが可能である。
すなわち、本発明によれば、装置側端子と回路基板の接点との電気的接続性を低下させることなく、複数の容器を高密度収容できる、簡素な且つ小型のホルダを得ることが可能となる。
上記構成の容器ホルダにおいて、前記案内突起は、前記容器の最大面を鉛直面と平行となる向きに対向させて平行に複数個並べて載置する支持台に設けられることが望ましい。
このような構成の容器ホルダによれば、容器を容器装着部に装着した際に、隣接する液体収容容器の間の下部に、案内突起が配置される。
つまり、液体収容容器を容器装着部に対して着脱する際に、各容器の下部が案内される。よって、液体収容容器の着脱操作が容易となる。また、容器装着部内において、液体収容容器がより確実に位置決めされる。
また、上記構成の容器ホルダにおいて、前記支持台に設けた前記案内突起に対向して配置された第2の案内突起が、前記容器装着部の少なくとも着脱用開口付近に突設されることが望ましい。
このような構成の容器ホルダによれば、容器を容器装着部に対して着脱する際、容器の上部も第2の案内突起によって案内されるので、液体収容容器の着脱操作が更に容易となる。
また、本発明に係る上記目的の少なくとも一部は、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
略長方形の先端面と、前記略長方形の第1の短辺と交わる第1の側面と、前記略長方形の第2の短辺と交わる第2の側面と、前記略長方形の第1の長辺と交わる第3の側面と、前記略長方形の第2の長辺と交わる第4の側面と、前記先端面と対向する後端面と、
液体が収容された液体収容室と、加圧流体が導入されることで前記液体収容室を加圧するための加圧室と、前記液体を前記液体噴射ヘッドに供給する液体供給口と、を備え、前記第3の側面と前記第4の側面が最大面として構成された扁平な略直方体形状の複数の液体収容容器と、
前記液体収容容器に前記加圧流体を導入する加圧流体供給機構と、
前記液体収容容器から供給された前記液体を前記液体噴射ヘッドに供給する液体供給機構と、
前記液体収容容器が着脱可能に装着される上記構成の容器ホルダと、
を備え、
前記複数の液体収容容器は、
前記第1の側面に、少なくとも1つの電極を有する回路基板を備え、前記電極の接点は前記装置側端子と電気的に導通し、
前記第2の側面に、前記装置側固定構造と協働して、前記液体収容容器の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造を備え、
前記液体収容容器の前記第1乃至第4の側面のうち少なくとも2つが互いに交わる辺に対応する角部に挿入方向に沿って切欠き部を備える
ことを特徴とする液体消費装置により達成される。
上記構成の液体消費装置によれば、装置側端子と回路基板の接点との電気的接続性を低下させることなく、複数の容器を高密度収容できる、簡素な且つ小型のホルダを利用しているため、装置全体をコンパクトにできる。
また、本発明に係る上記目的の少なくとも一部は、略長方形の先端面と、前記略長方形の第1の短辺と交わる第1の側面と、前記略長方形の第2の短辺と交わる第2の側面と、前記略長方形の第1の長辺と交わる第3の側面と、前記略長方形の第2の長辺と交わる第4の側面と、前記先端面と対向する後端面と、液体が収容された液体収容室と、加圧流体が導入されることで前記液体収容室を加圧するための加圧室と、前記液体を液体消費装置の液体噴射ヘッドに供給する液体供給口と、を備え、前記第3の側面と前記第4の側面が最大面として構成された扁平な略直方体形状の液体収容容器であって、
前記第1の側面に、少なくとも1つの電極を有する回路基板を備え、前記電極の接点は液体消費装置の端子と電気的に導通し、
前記第2の側面に、液体消費装置の固定構造と協働して、前記液体収容容器の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造を備え、
前記液体収容容器の前記第1乃至第4の側面のうち少なくとも2つが互いに交わる辺に対応する角部に切欠き部を備える
ことを特徴とする液体収容容器により達成される。
上記構成の液体収容容器によれば、これらを上述したような容器ホルダに装着することにより、装置側端子と回路基板の接点との電気的接続性を低下させることなく、複数の容器を高密度収容できる、簡素な且つ小型のホルダを得ることが可能となる。また、このような容器ホルダを利用した液体消費装置をコンパクトにすることが可能となる。
本発明において、前記液体収容容器の前記加圧室は、一面を開放面とした箱形の袋体収容部と、前記袋体収容部の開放面を封止するシートフィルムとにより区画形成され、
前記液体収容室は、収容された液体を外部に導出する液体導出部を有する可撓性袋体により形成されることが望ましい。
液体収容容器をこのように構成することにより、加圧室及び液体収容室の密閉構造を容易に構成することができ、製造コストの低減が可能となる。
また、本発明において、前記液体収容容器の前記先端面には一対の位置決め穴が設けられ、前記一対の位置決め穴が液体消費装置に設けられた一対の位置決めピンと嵌合することによって、前記先端面に沿う方向の移動が規制されることが望ましい。
このような構成によれば、容器が容器装着部に挿入されると、一対の位置決めピンが、容器の挿入方向先端面に設けられた一対の位置決め穴に嵌入される。その後、更に容器を挿入していくと、容器は位置決めピンを基準に移動する。容器が完全に装着されると、位置決め穴が位置決めピンと嵌合することにより、容器の先端面に沿う方向の位置が決められて、挿入方向先端面に沿う方向の容器の移動が規制される。つまり、容器を正確な傾きで容器装着部に装着することができるため、装着の操作が容易となる。また、容器が誤った傾きで着脱されることで、回路基板、装置側端子、容器側固定構造、または装置側固定構造を壊してしまうのを防ぐことができる。また、容器が容器装着部に装着されている時に、回路基板と装置側端子との間の導通や、容器側固定構造と装置側固定構造との間の固定状態を良好な状態で維持することが可能となる。
本発明において、前記液体収容容器の前記一対の前記位置決め穴と、前記回路基板と、前記容器側固定構造とが、略同一縦断面上に配置されることが望ましい。
このような構成によれば、容器が容器装着部に挿入され、容器装着部に設けられた一対の位置決めピンが、容器の先端面に設けられた一対の位置決め穴に嵌入されると、容器が先端面に沿う方向(すなわち、縦断面と平行な方向)で位置決めされ、この縦断面上の一方に位置する回路基板の接点と装置側端子、及び他方に位置する固定構造同士のそれぞれが接近・離反方向で高精度に位置決めされる。
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る液体収容容器、容器ホルダ及び液体消費装置を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る液体消費装置の概略構成図である。本実施形態に係る液体消費装置としてのインクジェット式記録装置211は、図1に示すように、略矩形箱状をなす本体ケース212を備える。本体ケース212内の前方下部には、プラテン213が主走査方向となる本体ケース212の長手方向(図1において左右方向)に沿うように配設されている。プラテン213は、ターゲットとしての記録用紙Pを支持する支持台である。プラテン213上には、図示しない紙送り機構により記録用紙Pが主走査方向と直交する副走査方向に沿って給送されるようになっている。
本体ケース212内においてプラテン213の後部上方には、主走査方向に沿って棒状のガイド軸214が架設されている。このガイド軸214にはキャリッジ215がガイド軸214に沿って移動自在に支持されている。
また、本体ケース212内の後方側面においてガイド軸214の両端部と対応する位置には、駆動プーリ216及び従動プーリ217が回転自在に支持されている。駆動プーリ216にはキャリッジモータ218が連結されるとともに、一対のプーリ216,217間にはキャリッジ215を支持した無端状のタイミングベルト219が掛装されている。したがって、キャリッジ215は、キャリッジモータ218の駆動により、ガイド軸214に沿って主走査方向に往復移動可能となっている。
本体ケース212内の一端側(図1では右端側)には、箱形状をなす容器ホルダとしてのカートリッジホルダ200が設けられている。カートリッジホルダ200は、その前壁及び上壁前部にあたる部分が開閉可能な蓋部221として構成されている。ユーザーは、この蓋部221を開放状態とすることで、液体収容容器としてのインクカートリッジ100を着脱交換することができる。すなわち、カートリッジホルダ200には、液体としてのインクの色毎に用意された複数個(本実施形態においては5個)のインクカートリッジ100が、蓋部221を開放状態としたもとで、前後方向への挿脱動作を伴って着脱されるようになっている。
各インクカートリッジ100は、カートリッジホルダ200に装着された場合、それぞれ対応する各インク供給路223の上流端に接続されるようになっている。また、各インク供給路223の下流端は、キャリッジ215上に搭載されたバルブユニット224の上流側とそれぞれ接続される。バルブユニット224の下流側は、キャリッジ215の下面側に設けられた液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド225に接続されている。そして、インク供給路223及びバルブユニット224は、インクカートリッジ100から供給された液体を記録ヘッド225に供給する液体供給機構を構成している。
カートリッジホルダ200とプラテン213との間には、記録ヘッド225の退避位置となるホームポジションHPが設けられている。そして、印刷の開始前などには、このホームポジションHPにおいて記録ヘッド225に対するクリーニング等、各種メンテナンス処理が実行される。
本体ケース212の内部において、カートリッジホルダ200の上方となる位置には、加圧ポンプ226が配置されている。加圧ポンプ226は、加圧空気(加圧流体)の供給源であり、加圧空気供給路227の上流端に接続されている。加圧空気供給路227は、加圧ポンプ226の下流側に配設された分配器228を境にインクカートリッジ100の個数と同数に分岐されている。分岐された加圧空気供給路227の下流端は、それぞれ対応するインクカートリッジ100に接続されている。そして、加圧ポンプ226、加圧空気供給路227、及び分配器228は、インクカートリッジ100に加圧流体を供給する加圧流体供給機構を構成している。なお、本実施形態では、加圧流体として空気を用いているが、空気と異なる気体や液体等を用いても良い。
図2は液体収容容器を装着する容器ホルダの斜め上方からの斜視図、図3は図2に示した容器ホルダの斜め下方からの斜視図、図4は図2に示した容器ホルダの正面図、図5は図2に示した容器ホルダの分解斜視図である。
カートリッジホルダ200は、図2乃至図5に示すように、側面視略L字状をなすホルダ本体240と、断面コ字状をなす枠体260とで構成されている。
枠体260は、図5及び図7に示すように、一対の支持側壁262,262と、これら支持側壁262,262の上端縁を連結する天壁263とを備えている。枠体260は、金属板により一体にプレス成形されている。
ホルダ本体240は、図5に示すように、樹脂材料または金属材料で平面視矩形状をなすように成形された基板241と、基板241の後方の上面に取り付けられた壁体244とを有している。
基板241は、インクカートリッジ100がカートリッジホルダ200に装着された場合に、各インクカートリッジ100を並列配置態様にして載置するための支持台である。基板241上には、第1の案内突起としての複数のガイドレール33が前後方向に沿って延びるように列設されている。ガイドレール33は、インクカートリッジ100をホルダ200に着脱する際に、インクカートリッジ100を案内するためのものである。カートリッジホルダ200の内部は、ガイドレール33によって、5つのカートリッジスロット7A、7B、7C、7D、7Eに区画される。カートリッジスロット7A〜7Eは、それぞれ各色のインクカートリッジ100を個別に収容する容器装着部として機能する。
壁体244は、平面視コ字状をなす成形物である。壁体244は、前方側に開口を向けるようにして、基板241上に取り付けられている。壁体244の上端には、矩形状に成形された天板245が取り付けられている。壁体244の上面には、矩形状に成型された天板245が取り付けられている。
壁体244は、図示しない後方の面を有している。また、壁体244は、壁体244の後方の面と略平行に設けられた面246bを備えたスライダー部材246を有している。スライダー部材246は、図示しない付勢手段によって、前方、すなわちインクカートリッジ100の挿入方向とは反対の方向に付勢されている。スライダー部材246の面246bは、カートリッジスロット7A〜7Eの奥端面をなす。スライダー部材246は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着されていない時は、付勢手段の力によって、前方側に位置している。
インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに挿入すると、スライダー部材246は、インクカートリッジ100の先端面11(図9、図11、図12参照)に押されながら、後方に移動する。
インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに完全に装着すると、スライダー部材246は、所定の位置で停止する。スライダー部材246は、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着されている時も、付勢手段の力によって、装着されたインクカートリッジ100に対して、その挿入方向とは反対の方向への付勢力を常時付与している。この付勢力は、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eから取り外すときに、インクカートリッジを前方へ押し出すように作用する。
スライダー部材246には、壁体244の後方の面に設けられた一対の位置決めピン247,247、エア連絡口248、インク供給ピン249、識別部材251a〜251eを、壁体244の後方の面から前方へ露出させるための開口部246aが設けられている。
壁体244の後方の面、すなわちカートリッジスロット7A〜7Eそれぞれの奥端面には、一対の位置決めピン247,247、エア連絡口248、インク供給ピン249、識別部材251a〜251eが、スライダー部材246の開口部246aを介して前方へ突出するように設けられている。
一対の位置決めピン247,247、エア連絡口248、インク供給ピン249、識別部材251a〜251eは、いずれもまた、容器装着部1の奥端面であるスライダー部材246の前面において基板241上の各カートリッジスロット7A、7B、7C、7D、7Eに各インクカートリッジ100が装着された場合に機能するものである。
一対の位置決めピン247,247は、インクカートリッジ100を位置決めするためのものである。一対の位置決めピン247,247は、カートリッジスロット7A〜7Eそれぞれの奥端面の上下に一対ずつ設けられている。
エア連絡口248は、それら各インクカートリッジ100の位置決め穴21,23に挿入される上下一対の位置決めピン247,247インクカートリッジ100に空気を供給するためのものである。エア連絡口248は、カートリッジスロット7A〜7Eそれぞれの奥端面の下側に設けられている。また、エア連絡口248は、一対の位置決めピン247、247に挟まれた位置、かつ下側の位置決めピン247に近い位置に設けられている。
インク供給ピン249は、インクカートリッジ100からのインクを、インク供給路223(図1参照)を介して記録ヘッド225(図1参照)に供給するためのものである。インク供給ピン249は、カートリッジスロット7A〜7Eの奥端面の上側に設けられている。また、インク供給ピン249は、一対の位置決めピン247には挟まれない位置、かつ上下方向の位置が上側の位置決めピンに近い位置に設けられている。
識別部材251a〜251eは、インクカートリッジ100の誤装着を防止するためのものである。識別部材251a〜251eは、カートリッジスロット7A〜7Eそれぞれの奥端面の下側に設けられている。また、識別部材251a〜251eは、一対の位置決めピン247、247に挟まれた位置、かつエア連絡口248のすぐ上側となる位置に設けられている。つまり、識別部材251a〜251eは、上側の位置決めピン247と、エア連絡口248に挟まれた位置、かつエア連絡口248に近い位置に設けられている。
そして、各エア連絡口248のすぐ上側となる位置からは、複数(本実施形態では5つ)の識別部材251a,251b,251c,251d,251eが遮蔽板246に下側から切欠き形成された切欠き部246aを介して先端部を前方へ突出するようにして設けられている。
これら識別部材251a〜251eは、基端となる後端面が開口して前後方向へ延びる中空柱状体である。各識別部材251a〜251eの先端には、凹凸嵌合部が形成されている。一方、インクカートリッジ100の挿入方向先端面には、各識別部材251a〜251eの凹凸嵌合部の形状に対応する識別部22(図9参照)が形成されている。識別部22の形状は、詳細な図示を省略しているが、インクカートリッジ100の種類によって異なっている。
また、各識別部材251a〜251eの凹凸嵌合部は、それぞれ一種類のインクカートリッジ100の識別部22とのみ嵌合することができ、他の種類のインクカートリッジ100の識別部22とは嵌合できない形状となっている。このように、本実施形態のインクジェット式記録装置は、インクカートリッジの識別部22と各識別部材251a〜251eの凹凸嵌合部との組み合わせによって、インクカートリッジ100の誤装着を防止できるように構成されている。
図3及び図4に示したように、壁体244の天板245の対向面、すなわちカートリッジスロット7A〜7Eの上面の、手前側には、第2の案内突起としての断面三角形の案内突起265が、奥側には装置側端子250が設けられる。
案内突起265は、ガイドレール33に対向して配置されている。第2の案内突起250は、ガイドレール33と同様、インクカートリッジ100をホルダ200のカートリッジスロット7A〜7Eに着脱する際に、インクカートリッジ100を案内するためのものである。
また、装置側端子250は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された時に、インクカートリッジ100に設けられた回路基板17(図9参照)の電極の接点17a(図9参照)と接触して、この電極と電気的に導通接続する。
カートリッジスロット7A〜7Eの下側かつ奥側(後方)には、装置側固定構造50が設けられている。図6(a)は、装置側固定構造50を構成するレバー部材45とバネ44とをカートリッジ100側から示す斜視図である。図6(b)は、装置側固定構造50をカートリッジ100とは反対の側から示す斜視図である。図6(c)は、装置側固定構造50周辺の断面図である。
図6(c)に示すように、装置側固定構造50は、基板241、すなわちカートリッジスロット7A〜7E(図3参照)の下面とほぼ平行に伸びるレバー部材45を備えている。
レバー部材45は、弾性を有する細長のレバー本体47と、レバー本体47の基端部に設けられた軸穴36と、レバー本体47の先端部の上側面(カートリッジ100側の面)に突設された略円柱状の係止ピン37(被係止部材)とを備えている。壁体244の底面243と基板241との間には隙間が設けられており、レバー部材45は、この隙間を利用して配置されている。
壁体244の底面243には突部242が設けられている。レバー部材45の軸穴36は突部242に挿入される。レバー部材45は、突部242を中心に回動可能な状態で軸支される。つまり、突部242は、レバー部材45の回動軸としての役割を持つ。また、突部242の周囲は、キャップ38と、このキャップの溝に収容されたコイルバネ60によって支えられている。このバネ60は、レバー部材45を基板241に対して回動可能な状態で支持する機能と、レバー部材45を上方に付勢することによってレバー部材45の動きを安定させる機能とを備えている。
また、装置側固定構造50は、図6(a)及び(b)に示すように、レバー本体47に回転方向(−R方向)の付勢力を付与するバネ44を備えている。バネ44の一端は、レバー本体47の軸穴36の位置から係止ピン37へ向かう方向とは異なる方向へ偏倚した位置に設けられた係止部46に係止される。バネ44の他端は、壁体244の下面に設けられた係止部244bに係止される。レバー部材45にバネ44の付勢力に抗する力が付与されると、レバー部材45は図6(a)及び(b)中の矢印+R方向に回動する。
図7は液体収容容器を装着した容器ホルダの正面図、図8は一部の液体収容容器が脱着された容器ホルダの正面図である。そして、本実施形態によるインクカートリッジ100は、図7及び図8に示すように、液体消費装置である商業用のインクジェット式記録装置211(図1参照)のカートリッジホルダ200のカートリッジスロット7A〜7Eに着脱可能に装着されて、記録装置の記録ヘッド225にインクを供給する。
図9は液体収容容器を一方の側面側から見た斜視図、図10は図9に示した液体収容容器の分解斜視図、図11は図8のA−A矢視図、図12は液体収容容器を他方の側面側から見た斜視図である。
このインクカートリッジ100は、図9に示したように、扁平な略直方体形状を有するケース5を備えている。ケース5の内部には、図10に示すように、袋体収容部3が区画形成されている。袋体収容部3には、液体収容室としてのインクパック20が設けられている。また、インクカートリッジ100は、液体残量検出ユニット30と、インク供給口7(液体供給口)を備えている。液体残量検出ユニット30は、ケース5に対して着脱可能である。また、インク供給口7は、液体残量検出ユニット30に設けられている。
ケース5は、樹脂成形によって形成された筐体である。ケース5は、上部を開放した略箱形の袋体収容部3と、この袋体収容部3の前面側に位置する検出ユニット収容部4とを備えている。袋体収容部3には、インクパック20と樹脂製のスペーサ26が収容される。インクパック20は、樹脂フィルム層の上にアルミニウム層が積層形成されたアルミラミネート複層フィルムにより形成された可撓性袋体である。樹脂製のスペーサ26は、インクパック20の前後の傾斜部の上に装着される。また、検出ユニット収容部4には、液体残量検出ユニット30が収容される。
袋体収容部3の開放面は、インクパック20と樹脂製のスペーサ26を収容した後に、シートフィルム24によって封止される。袋体収容部3とシートフィルム24によって、ケース5内に加圧室が区画形成される。
そして、スペーサ26は、袋体収容部3の上面がシートフィルム24によって覆われて、袋体収容部3が密封室となると、該密封室内でインクパック20がガタつくことを防止すると同時に、密封室内の余分な空き空間を埋めて、袋体収容部3内を加圧空気により加圧する際の加圧効率を高める。
袋体収容部3及び検出ユニット収容部4の開放面を封止したシートフィルム24の上には、樹脂製のカバー6が装着される。
本実施形態において、インクカートリッジ100は、5種類ある。5種類のインクカートリッジ100の、インクパック20内には、それぞれ異なる5色のインクが貯留されている。これら5種類のインクカートリッジ100は、インクパック20の内部に貯留されているインクの種類と、先に説明したように識別部22の詳細な形状が異なるだけで、他の構成は一致している。
図9及び図11に示すように、インクカートリッジ100は、略長方形の先端面11と、これと対向する後端面12とを有している。先端面11、後端面12は、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着する際に、それぞれ挿入方向の先端、後端となる面である。また、図7〜図9、図11、及び図12に示すように、インクカートリッジ100は、略長方形の先端面11の第1の短辺13aと交わる第1の側面15、略長方形の先端面11の第2の短辺13bと交わる第2の側面25、略長方形の先端面11の第1の長辺14aと交わる第3の側面35a、略長方形の先端面11の第2の長辺14bと交わる第4の側面35bを有している。
図7、図8、及び図11に示すように、インクカートリッジ100は、縦置きでカートリッジスロット7A〜7Eに装着される。
インクカートリッジ100は、第1の側面15が上側、第2の側面25が下側となるように、カートリッジスロット7A〜7Eに装着される。また、インクカートリッジ100は、第3の側面35a及び第4の側面35bを、鉛直面と平行となる向きに対向させて、平行に、複数並べて基板241上に載置される。図7に示すように、カートリッジホルダ200の一対の支持側壁262のうち一方は、両外端のインクカートリッジ100のうち、一方の第3の側面35aと対向する。また、他方の支持側壁262は、両外端のインクカートリッジ100のうち、他方の第4の側面35aと対向する。
図9および図15に示すように、先端面11には、インク供給口7と、エア流入口9とが設けられている。インク供給口7はインクパック20(図10参照)のインク吐出口20aと接続されている。インク吐出口20aは、インクパック20の先端面の中央付近に位置している。つまり、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態において、インク供給口7はインクパックの高さ方向(上下方向)の中央よりも上側にずれて配置されている。そして、インク供給口7とインク吐出口20aとの間には、これらを繋ぐ流路19が設けられている。
インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着されていない時、インク供給口7は弁やシールによって閉塞されている。このとき、インク供給口7には、インクパック20に充填されたインクがインク供給口7から外に出ようとする圧力(静圧)が働く。この静圧は、インクパック20内のインクの量が多いほど高いので、インクが十分充填された初期状態の静圧(初期静圧)が高いことになる。そして、このインクパック内の静圧が比較的高い状態でインク供給口7を開放すると、インク供給口7からインクが漏れ出してしまう可能性がある。
しかし、本実施形態のように、インク供給口7がインクパック20の高さ方向(上下方向)の中央よりも上側に位置するようにすれば、インク供給口7に位置におけるインクパック20内のインクの静圧は低くなり、さらにインク供給口7とインク吐出口20aを接続する流路19によってもたらされる流路抵抗などの作用により、インク供給口7に働く静圧を低減することが可能である。つまり、本実施形態によれば、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着した場合でも、インク供給口7へインク供給ピン249が挿入される際に、インク供給口7からインクが漏れにくい。
ここで、図1、図4、図5、図9〜図12に基づいて、インクパック20から記録ヘッド225へのインクの供給について説明する。
インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜Eに装着すると、インク供給口7に、先に説明したインク供給ピン249が挿入される。インク供給ピン249は、インク供給路223とバルブユニット224とを介して記録ヘッド225に接続されている。
また、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜Eに装着すると、エア流入口9が、先に説明したエア連絡口248に挿入される。エア連絡口248は、加圧空気供給路227を介して加圧ポンプ226に接続されている。加圧ポンプ226が、加圧空気供給路227、エア連絡口248、エア流入口9を介して、袋体収容部3に加圧空気を供給することで、インクパック20を加圧することができる。インクパック20がこのようにして加圧されるにより、インクパック20の吐出口20aから流出するインクが、インク供給口7を介してインクジェット式記録装置211の記録ヘッド225へと供給される。
図9及び図12に示すように、インクカートリッジ100の先端面11には、互いに離間して一対の位置決め穴21,23が設けられている。図4、図5、図9、図11に基づいて、位置決め穴21,23と先に説明した一対の位置決めピン247,247の機能を説明する。
インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに挿入すると、位置決めピン247,247の先端が、位置決め穴21,23に嵌入される。その後、更にインクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eの奥側へ挿入していくと、インクカートリッジ100は、位置決めピン247を基準に移動する。
インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに完全に装着されると、位置決め穴21,23が、一対の位置決めピン247,247と嵌合することにより、インクカートリッジ100の先端面11に沿う方向の位置が決められて、先端面11に沿う方向のカートリッジ100の移動が規制される。
なお、図11に示すように、一対の位置決め穴21,23と、後述する回路基板17及び容器側固定構造40は、略同一縦断面A−A(図8参照)上に配置されている。
図9及び図12からわかるように、本実施の形態において、一方の位置決め穴21は、位置決めピン247の軸方向と垂直な断面形状にほぼ対応する形状である丸孔に設定され、他方の位置決め穴23はケース5の高さ方向(図9と図12の矢印H方向、すなわち上下方向)に細長い長穴に設定されている。このように、一方の位置決め穴23を長穴に形成しておくことで、位置決め精度を保つ一方で寸法公差等の許容が容易になる。
つまり、カートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着した時、カートリッジスロット7A〜7E内におけるカートリッジ100の位置決めの精度は、上側の位置決め穴21で保たれ、寸法公差等による位置決め穴23と位置決めピン247(図4参照)との相対的な位置ずれについては、下側の位置決め穴23によって吸収される。そして、インク導出口7は、位置決め精度を保つ上側の位置決め穴21の近傍に設けられている。よって、インク導出口7とインク供給ピン249(図4参照)とが精度良く位置決めされる。
図9に示すように、インクカートリッジ100の第1の側面15には、回路基板17が設けられている。回路基板17は、後端面12よりも先端面11に近い位置、特に、先端面11と隣接するような位置に設けられている。回路基板17には、インク残量やカートリッジの使用履歴等の情報を記録するための図示しないメモリ素子が搭載される。
また、液体残量検出ユニット30には、図示しない残量検出センサ(圧電素子を用いたセンサ)が設けられている。残量検出センサは、インクカートリッジ内のインクの残量を検出するためのセンサである。回路基板17上には、この残量検出センサと電気的に同通接続する少なくとも1つの電極が設けられている。
一方、図11に示すように、回路基板17の上側には、装置側端子250が設けられている。そして、回路基板17の電極の接点17aは、先に説明したように、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7E(図3、図7、図8参照)に装着された時に、装置側端子250(図3、図7、図8参照)の接点250aと接触する。これによって、当該電極と装置側端子250とが、電気的に導通する。
なお、回路基板17が先端面11の近傍に設けられ、位置決め精度を保つ上側の位置決め穴23が第1の側面15の近傍に設けられていることで、回路基板17の電極の接点17aと装置側端子250の接点250aとが精度良く位置決めされる。
インクカートリッジ100が記録装置211(図1参照)のカートリッジホルダ200に装着されて、回路基板17の電極の接点17aが容器装着部1の装置側端子250の接点250aに接触すると、この回路基板17を介して、メモリ素子や残量検出センサが記録装置211(図1参照)側の制御回路に電気的に接続され、これらのメモリ素子や残量検出センサの動作を記録装置211(図1参照)側から制御することが可能となっている。
図7〜図9及び図12に示すように、インクカートリッジ100の第1の側面15と第4の側面35bとが互いに交わる辺に対応する角部27aと、第2の側面25と第4の側面35bとが互いに交わる辺に対応する角部27bは、それぞれインクカートリッジ100の挿入方向(図9の矢印X方向)に沿って切り欠かれた形状となっている。すなわち、角部27a,27bには、一対のC面29a,29bが設けられている。また、図2〜図5、図7、図8に示すように、カートリッジホルダ200の内部にカートリッジ100間を仕切る壁は設けられていない。
したがって、図7に示すように、扁平な略直方体形状のインクカートリッジ100が縦置き、すなわち第1の側面15を上に、第2の側面を下にした状態で平行に並べられて収容されると、インクカートリッジ100は、第3の側面35aと第4の側面35bとが、隣接する複数のインクカートリッジ100間で互いに対向するように、並列に配置される。そして、隣接するインクカートリッジ100同士の間において一方のインクカートリッジ100のC面29a,29bによって、断面三角形の空間31a,31bが、インクカートリッジ100の挿入方向に延在して形成される。
一方、カートリッジホルダ200には、図2、図5、図6、及び図7に示したように、C面29が形成された角部27の切欠き形状(空間31)に対応した断面三角形の案内突起であるガイドレール33が、インクカートリッジ100の挿入方向に沿って設けられている。
また、図5に示したように、上側のC面29aによって形成された上側の空間31aに対応した断面三角形の案内突起265が、カートリッジスロット7A〜7Eの上面の手前側に設けられている。従って、断面三角形の空間31a,31bのうち、下側の空間31bがガイドレール33の設置空間となり、上側の空間31aは案内突起265の設置空間となる。
また、図3に及び図4に示すように、カートリッジスロット7A〜7Eの少なくとも着脱用開口の付近には、上側のC面29aによって形成された上側の空間31aに対応した断面三角形の案内突起265が突設されている。案内突起265は、支持台241に設けたガイドレール33に対向して、天井部に配置されている。従って、断面三角形の空間31a,31bのうち、下側の空間31bがガイドレール33の設置空間となり、上側の空間31aは案内突起265の設置空間となる。
そして、C面29bに対応した断面三角形のガイドレール33が、インクカートリッジ100の挿入方向に沿って設けられた構造では、扁平な略直方体形状のインクカートリッジ100を縦置きで平行に複数個並べてカートリッジホルダ200に収容する場合、隣接するインクカートリッジ100同士の間の下部に形成された断面三角形の空間31bに、略同一の断面三角形のガイドレール33を、インクカートリッジ100の挿入方向に配置できる。
各インクカートリッジ100は、ガイドレール33により、カートリッジホルダ200内で挿入方向へ案内及び位置決めされる。よって、隣接するインクカートリッジ100同士の間には、カートリッジホルダ200の各カートリッジスロット(スロット)7A、7B、7C、7D、7Eを仕切る隔壁が必要なくなる。
そして、インクをインクジェット式記録装置211に供給する為、袋体収容部3に加圧空気を導入してインクパック20を外部から加圧すると、図8に想像線で図示したように各インクカートリッジ100のケース5は主に平行な一対の最大面(第3及び第4の側面)35a,35bが膨張変形する。膨張変形の量は、カートリッジ100の大きさやケース5の材質、袋対収容部3に導入される加圧空気の圧力等、様々な条件によって変化するが、例えば加圧空気の圧力が12〜18kPaの場合、最大片側5〜10mm程度になることがある。
本実施形態では、カートリッジホルダ200内に隔壁が存在しないため、袋体収容部3に加圧空気を導入すると、隣接するケース5の最大面35a,35b同士が膨張変形する。そして、隔壁がないカートリッジスロット7A〜7E内で、隣接するインクカートリッジ100の最大面35a,35b同士の少なくとも一部が接触して圧接し合う。また、両外側端のインクカートリッジ100の最大面35a,35bのうち、他の容器の最大面35b,35aと対向しない最大面35a,35bの少なくとも一部は、図7に示すように、それぞれ対向する枠体260の支持側壁262と接触して圧接し合う。
即ち、図7に示したように、カートリッジスロット7A〜7Eに装着された各インクカートリッジ100に加圧流体を導入すると、カートリッジ100は、それら自体の膨張力により一対の支持側壁262,262間で緊締状態となる。そして、膨張変形を規制された複数のインクカートリッジ100が強固かつ一体的にカートリッジスロット7A〜7Eに固定される。
一方、加圧室の加圧が解除され、膨張していたインクカートリッジ100が元の形状に戻ると、隣接するインクカートリッジ100同士や、カートリッジ100と支持側壁262との間の圧接が無くなるので、各インクカートリッジ100の着脱はスムーズに行うことができる。
図13は図12のB部拡大図、図14は図13に示した案内溝の拡大平面図である。
図12及び図13に示すように、第2の側面25には、挿入方向と反対の方向への付勢力に抗してインクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態において、カートリッジスロット7A〜7Eに設けられた装置側固定構造50と協働して、インクカートリッジ100の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造40が設けられている。装置側固定構造40は、後端面12よりも先端面11に近い位置、特に、先端面11と隣接するような位置に設けられている。また、第2の側面25の、容器側固定構造40よりも先端面11から遠い位置には、凹部43が配設されている。凹部43は、先端面と隣接してはいないものの、後端面12よりも先端面11に近い位置に設けられている。
容器側固定構造40は、図13に示すように、装置側固定構造50(図3参照)の係止ピン37が挿入され、カートリッジスロット7A〜7Eへのインクカートリッジ100の着脱操作に際して被係止部材としての係止ピン37を係止位置又は非係止位置へ案内する案内溝39を有する。また、容器側固定構造40は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態において、係止ピン37が係合されてインクカートリッジ100の引抜き方向への移動を規制する係止部49を有する。
図13に示すように、案内溝39は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに挿入される際に、係止ピン37を案内する入口側案内部51と、カートリッジスロット7A〜7Eに挿入されたインクカートリッジ100が引抜き方向へ押し返される際に係止ピン37を係止部49に導く中間案内部53と、カートリッジスロット7A〜7Eからインクカートリッジ100を取り外す際に、インクカートリッジ100を挿入方向へ押し込むことにより係止部49から外れた係止ピン37を、案内溝39の出口に案内する出口側案内部55と、を備えている。
案内溝39の出口部57は入口部59に接続されており、これにより案内溝39は全体としてループを成している。入口部59と出口部57との接続部においては、出口部57の溝の深さが入口部59の溝の深さよりも浅く、これにより接続部において段差65が形成されている。この段差65は、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに挿入される際に、係止ピン37が出口部57に進入するのを防止する。
一方、図9に示すように、容器側固定構造40の下側には、装置側固定構造50が設けられている。装置側固定構造50は、先に説明したように、図6(b)に示すレバー部材45とバネ44とを備えている。
レバー部材45は、バネ44によって一定の回転方向に付勢されている。この方向は、図6(b)では矢印−R方向であり、図13では反時計回り方向である。インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに着脱する際、係止ピン37は案内溝39に挿入されて案内され、レバー部材45は案内溝39の形状に従って±R方向へ回動する。
レバー部材45の先端部に設けられた係止ピン37は、図11に示すように、インクカートリッジ100の第2の側面25と交わる方向に設けられている。係止ピン37が案内溝39に挿入されている時、係止ピン37は、レバー部材45を構成するレバー本体47の弾性力によって、案内溝39の底面を上側に押圧する
次に、図14を主に参照して、インクカートリッジ100の着脱操作時における案内溝39内での係止ピン37の動作について説明する。
カートリッジスロット7A〜7Eにインクカートリッジ100を挿入し、スライダー部材244(図4及び図5参照)の付勢力に抗してインクカートリッジ100を挿入方向にさらに押し込むと、係止ピン37が案内溝39の入口部59に挿入される。
係止ピン37は、レバー部材45(図6参照)のレバー本体47(図6参照)が弾性的に変形することで、案内溝39の底面の方向に向けて付勢される。係止ピン37が、入口側案内部51の終端部を越えると、バネ44(図6参照)の付勢力によって図14の反時計方向に移動する。
そして、係止ピン37は暫定停止用側壁部61に衝突して止まり、このときにクリック音が生じる。このクリック音によりユーザーは、インクカートリッジ100が十分に深く挿入されたことを確認することができる。
次に、ユーザーによる挿入方向への押圧が解除されると、スライダー部材246(図4及び図5参照)の付勢力によって、インクカートリッジ100が引抜き方向に僅かに押し返される。これにより、暫定停止用側壁部61における係止ピン37の係合が解除され、係止ピン37は、バネ44の付勢力によって、反時計回り方向に移動する。
そして、係止ピン37は係止部49に設けられた最終停止用側壁部63に衝突して係止位置で止まり、このときにクリック音が生じる。このクリック音によりユーザーは、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7E(図2、図4、図5、図7及び図8参照)に固定されたことを確認することができる。なお、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された状態においても、係止ピン37は、レバー本体47の弾性力によって案内溝39の底面を押圧している。
そして、カートリッジ脱着時には、係止状態のインクカートリッジ100が押し込まれることにより、最終停止用側壁部63における係止ピン37の係合が解除され、バネ44によってレバー部材45に付与される付勢力によって、係止ピン37が出口側案内部55に沿って非係止位置へと相対移動する。すると、カートリッジ100は、スライダー部材246(図3参照)の付勢力によって、前方へ押し出される。この時のカートリッジ100の動きに伴って、係止ピン37は出口部57へと向かう。そして、最終的に出口部57から係止ピン37が抜けることで、カートリッジスロット7A〜7Eからインクカートリッジ100を取り外すことができるようになる。
なお、図12及び図13に示すように、インクカートリッジ100の第2の側面25に凹部43が配設されているが、この凹部43に特段の機能は持たせていない。
次に、図11を主に参照して、インクカートリッジ100を装着した状態、つまり、係止ピン37が係止部49に係止された状態における、装置側端子250と係止ピン37の位置の関係について説明する。
装置側端子250は、インクカートリッジ100の第1の側面15に設けられた回路基板17の電極の接点17aと接触する接点250aを有する。接点250aは、係止部49に係止された係止ピン37の位置よりも、インクカートリッジ100の先端面11に寸法Sだけ近い位置で、接点17aに接触している。
以上述べたように、本実施形態によれば、図7に示したように、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着された際に、隣接するカートリッジ100同士の間に、C面29によって空間31bが形成される。そして、空間31bに、案内突起33が配置される。
各カートリッジ100は、案内突起33により、挿入方向に案内され及びカートリッジスロット7A〜7E内において位置決めされる。つまり、隣接するカートリッジ100同士の間には、カートリッジスロット7A〜7Eを仕切る隔壁が存在しない。
従って、複数のインクカートリッジ100を、隔壁や案内突起33の分、離間して配置する必要がない。つまり、複数のインクカートリッジ100を近接させて(高密度に)収納することが可能となる。よって、容器の厚み方向の収容総幅寸法が小さいコンパクトなカートリッジホルダ200を形成することができる。また、インクジェット式記録装置211全体をコンパクトにできる。
また、本発明によれば、先に説明したように、インクカートリッジ100を加圧した際に、各容器の膨張変形が規制されるので、装置側端子250と回路基板17の接点17aとのずれを防ぐことができ、これらの電気的接続性の低下を防止できる。また、後述する装置側固定構造50と容器側固定構造40の係合部に加わる負荷も低減できる。また、複数のインクカートリッジ100がそれら自体の膨張力により強固に一体的にカートリッジスロット7A〜7Eに固定されるので、ホルダ200にカートリッジスロット7A〜7E同士を仕切る隔壁を設ける必要がなくなり、ホルダ200を簡素化かつ小型化することが可能となる。
また、回路基板17の電極の接点17aと容器側固定構造40とが、インクカートリッジ100の第1の側面15と第2の側面25にそれぞれ配置されることで、隣接するカートリッジ100の第3の側面35aまたは第4の側面35b同士の間に、装置側端子250や装置側固定構造50を配設する必要がなくなるため、複数のインクカートリッジ100を高密度に収容することが可能となる。
すなわち、本実施形態によれば、装置側端子250と回路基板17の接点17aとの電気的接続性を低下させることなく、複数のインクカートリッジ100を高密度に収容することが可能となる。
また、図2及び図5に示すように、本実施形態において、ガイドレール33は、インクカートリッジ100の第3の側面35aまたは第4の側面35bを鉛直面と平行となる向きに対向させて、平行に、複数個並べて載置する基板241上に設けられている。
よって、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着した際に、隣接するインクカートリッジ100の間の下部に、案内突起33が配置される。
つまり、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに対して着脱する際に、各カートリッジ100の下部が案内される。よって、カートリッジ100の着脱操作が容易となる。また、カートリッジスロット7A〜7E内において、カートリッジ100がより確実に位置決めされる。
また、図3、図4、及び図7に示すように、本実施形態では、ガイドレール33に対向して案内突起265が設けられている。よって、インクカートリッジ100を着脱する際、インクカートリッジ100の下面側がガイドレール33によって案内されるだけでなく、上面側も案内突起265によって案内されるので、インクカートリッジ100の脱着が更に容易となる。
なお、ガイドレール33や案内突起265(図4参照)の断面形状は、インクカートリッジ100を挿入案内可能であれば三角形に限らず、種々の断面形状を採りうることは勿論である。また、ガイドレール33や案内突起265の断面形状に応じて、C面の形状を適宜変更することも可能である。
さらに、案内突起265(図4参照)は省略しても良く、この場合は案内突起265に対応するC面29aを省略しても良い。さらにまた、案内突起265(図4参照)やガイドレール33の形状や位置に応じて、C面29aあるいはC面29bを、第3の側面35aと第1の側面15とが互いに交わる辺に対応する角部27c(図9及び図12参照)や、第3の側面35aと第2の側面25とが互いに交わる辺に対応する角部27d(図9及び図12参照)に設けたりすることも可能である。つまり、C面は、第1乃至第4の側面15,25,35a,35bのうち2つが互いに交わる辺に対応する4つの角部27a〜27dのうち、少なくとも1つに設けられていれば良い。
また、図10に示すように、本実施形態において、インクカートリッジ100の加圧室は、一面を開放面とした箱型の袋体収容部3と、当該開放面を封止するシートフィルム24によって区画形成される。従って、袋体収容部3及びインクパック20の密閉構造が容易に構成することができ、製造コストの低減が可能となる。
本実施形態では、図9、図11、及び図12に示すように、インクカートリッジ100に一対の位置決め穴21,23が設けられている。また、図4及び図5に示すように、カートリッジスロット7A〜7Eには、一対の位置決め穴21,23と嵌合する一対の位置決めピン247,247が設けられている。これらによって、インクカートリッジ100を正確な傾きでカートリッジスロット7A〜7Eに装着することができるため、インクカートリッジ100をカートリッジスロット7A〜7Eに装着する操作が容易となる。また、インクカートリッジ100が誤った傾きで着脱されることで、回路基板17、装置側端子250、容器側固定構造40、装置側固定構造50等を壊してしまうのを防ぐことができる。また、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに装着されている時に、回路基板17と装置側端子250との間の導通や、容器側固定構造40と装置側固定構造50との間の固定状態を良好な状態で維持することが可能となる。
また、本実施形態では、図11に示すように、一対の位置決め穴21,23と、回路基板17と、容器側固定構造40とが、略同一の縦断面A−A(図8参照)上に配置されている。このように構成することで、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに挿入され、一対の位置決めピン247,247が一対の位置決め穴21,23に嵌入されると、カートリッジ100が先端面11に沿う方向(すなわち、縦断面と平行な方向)で位置決めされ、この縦断面上の一方に位置する回路基板17の接点17aと装置側端子250の接点250a、及び他方に位置する容器側固定構造40と装置側固定構造50同士のそれぞれが、接近・離反方向で高精度に位置決めされる。
なお、本実施形態では、図7に示したように、扁平な略直方体形状のインクカートリッジ100が縦置きで平行に並べられているが、このインクカートリッジを上下方向に積み重ねるように並べても良い。つまり、インクカートリッジ100の第3の側面35aまたは第4の側面35bを鉛直面と垂直となる向きに対向させて配置しても良い。
しかしながら、本実施形態のように縦置きで平行に並べた方が、特に、回路基板17が設けられた第1の側面15及び装置側端子250が上側、容器側固定構造40が設けられた第2の側面25及び装置側固定構造50が下側となるように配置した方が、インク供給口7とインク供給ピン249の間からインクが漏れてしまった場合に、漏れ出したインクによって回路基板17が電気的に不良となってしまうのを防ぐことができる点で、有利である。
また、本実施形態では、回路基板17、位置決め穴21、インク供給口7が、すべて上側に集積されている。先に説明したとおり、これらが近接して配置されることにより、回路基板17と装置側端子250の位置精度、インク供給口17とインク供給ピン249の位置精度を高めることができる。そして、インク供給口7が上側に設けられることで、インクパック20の吐出口20aをこれよりも下側に配置することが可能となり、初期静圧を低減することが可能となる。すなわち、本実施形態のように、第1の側面15が上側、第2の側面25が下側となるように配置すれば、回路基板17と装置側端子250の位置精度、インク供給口17とインク供給ピン249の位置精度を向上させつつ、初期静圧をも低減できるような構成を実現しやすい。
また、本実施形態では、図11に示すように、回路基板17と容器側固定構造40は、後端面12よりも先端面11に近い位置に配置されている。そして、インクカートリッジ100がカートリッジスロット7A〜7Eに挿入されると、装置側固定構造50の付勢手段は、係止ピン37が容器側固定構造40の案内溝39の底面を上側に押圧するように係止ピン37を付勢する。つまり、インクカートリッジ100の下面となる第2の側面25が、係止ピン37によって、上面となる第1の側面15に向かって押圧される。従って、インクカートリッジ100の第1の側面15に設けられた回路基板17の接点17aが、インクジェット式記録装置211の装置側端子250へと押し付けられる(接点17a,25a同士を接近させる)構成となり、回路基板17の電極と装置側端子250とが確実に接続される。
特に、本実施形態では、図11に示すように、インクカートリッジ100を装着した状態、つまり、係止ピン37が係止部49に係止された状態において、接点250aは、係止部49に係止された係止ピン37の位置よりも、インクカートリッジ100の先端面11に寸法Sだけ近い位置で、接点17aに接触している。この状態で、容器側固定構造40の案内溝39の底面を装置側固定構造50の係止ピン37が上方へ押圧するので、インクカートリッジ100の先端面11側が、後端面12側の支持部70を中心に上方に向かって回動される。
そして、第1の側面15に設けられた回路基板17の電極の接点17aは、装置側端子250へと押し付けられるが、接点17aは、係止ピン37による容器側固定構造40の案内溝39の底面の移動量よりも大きく装置側端子250側へ移動する。これにより、接点17aがより強く装置側端子250へと押し付けられる構成となり、回路基板17の電極と装置側端子250がより確実に接続される。
本発明の一実施形態に係る液体消費装置の概略構成図である。 液体収容容器を装着する容器ホルダの斜め上方からの斜視図である。 図2に示した容器ホルダの斜め下方からの斜視図である。 図2に示した容器ホルダの正面図である。 図2に示した容器ホルダの分解斜視図である。 (a)は、レバー部材45とバネ44とをカートリッジ100側から示す斜視図である。(b)は、装置側固定構造50をカートリッジ100とは反対の側から示す斜視図である。(c)は、装置側固定構造50周辺の断面図である。 液体収容容器を装着した容器ホルダの正面図である。 一部の液体収容容器が脱着された容器ホルダの正面図である。 液体収容容器を一方の側面側から見た斜視図である。 図9に示した液体収容容器の分解斜視図である。 図8のA−A矢視図である。 液体収容容器を他方の側面側から見た斜視図である。 図12のB部拡大図である。 図13に示した案内溝の拡大平面図である。 (a)は、インクカートリッジ100の先端面11の平面図、(b)は、図15(a)のD−D矢視図である。
符号の説明
5…ケース、7…インク供給口(液体供給口)、11…先端面、15…第1の側面、17…回路基板、17a…接点、21,23…位置決め穴、25…第2の側面、27a,27b…角部、29a,29b…C面、33…ガイドレール(第1の案内突起)、35a,35b…第3,第4の側面(最大面)、37…係止ピン、39…案内溝、40…容器側固定構造、50…装置側固定構造、52…装置側飛び出し防止構造、100…インクカートリッジ(液体収容容器)、200…カートリッジホルダ(容器ホルダ)、211…インクジェット式記録装置(液体消費装置)、225…記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、250…装置側端子、260…枠体、262…支持側壁、263…天壁、X…挿入方向。

Claims (11)

  1. 略長方形の先端面と、前記略長方形の第1の短辺と交わる第1の側面と、前記略長方形の第2の短辺と交わる第2の側面と、前記略長方形の第1の長辺と交わる第3の側面と、前記略長方形の第2の長辺と交わる第4の側面と、前記先端面と対向する後端面と、液体が収容された液体収容室と、加圧流体が導入されることで前記液体収容室を加圧するための加圧室と、前記液体を液体噴射ヘッドに供給する液体供給口と、を備え、前記第3の側面と前記第4の側面が最大面として構成された扁平な略直方体形状の液体収容容器が、着脱自在に装着される液体消費装置の容器ホルダであって、
    前記液体収容容器が、互いの前記最大面を対向させて平行に複数個並べた状態でそれぞれ装着される複数の容器装着部と、
    前記液体収容容器の前記第1の側面に設けられた回路基板の電極の接点と接触して前記電極と電気的に導通する装置側端子と、
    前記液体収容容器の前記第2の側面に設けられた容器側固定構造と協働して、前記液体収容容器の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する装置側固定構造と、
    前記液体収容容器の前記第1乃至第4の側面のうち少なくとも2つが互いに交わる辺に対応する角部に挿入方向に沿って設けられた切欠き部の形状に対応した形状を有し、前記液体収容容器の挿入方向に沿って設けられた案内突起と、
    前記容器装着部に装着された複数の前記液体収容容器のうち両外端の液体収容容器の前記最大面のうち、他の液体収容容器の前記最大面と対向しない最大面とそれぞれ対向する一対の支持側壁と、
    を備えることを特徴とする容器ホルダ。
  2. 前記案内突起は、前記容器の最大面を鉛直面と平行となる向きに対向させて平行に複数個並べて載置する支持台に設けられることを特徴とする請求項1に記載の容器ホルダ。
  3. 前記支持台に設けた前記案内突起に対向して配置された第2の案内突起が、前記容器装着部の少なくとも着脱用開口付近に突設されることを特徴とする請求項2に記載の容器ホルダ。
  4. 液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    略長方形の先端面と、前記略長方形の第1の短辺と交わる第1の側面と、前記略長方形の第2の短辺と交わる第2の側面と、前記略長方形の第1の長辺と交わる第3の側面と、前記略長方形の第2の長辺と交わる第4の側面と、前記先端面と対向する後端面と、液体が収容された液体収容室と、加圧流体が導入されることで前記液体収容室を加圧するための加圧室と、前記液体を前記液体噴射ヘッドに供給する液体供給口と、を備え、前記第3の側面と前記第4の側面が最大面として構成された扁平な略直方体形状の複数の液体収容容器と、
    前記液体収容容器に前記加圧流体を導入する加圧流体供給機構と、
    前記液体収容容器から供給された前記液体を前記液体噴射ヘッドに供給する液体供給機構と、
    前記液体収容容器が着脱可能に装着される請求項1乃至3の何れか1項に記載の容器ホルダと、
    を備え、
    前記複数の液体収容容器は、
    前記第1の側面に、少なくとも1つの電極を有する回路基板を備え、前記電極の接点は前記装置側端子と電気的に導通し、
    前記第2の側面に、前記装置側固定構造と協働して、前記液体収容容器の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造を備え、
    前記液体収容容器の前記第1乃至第4の側面のうち少なくとも2つが互いに交わる辺に対応する角部に挿入方向に沿って切欠き部を備える
    ことを特徴とする液体消費装置。
  5. 前記液体収容容器の前記加圧室は、一面を開放面とした箱形の袋体収容部と、前記袋体収容部の開放面を封止するシートフィルムとにより区画形成され、
    前記液体収容容器の前記液体収容室は、収容された液体を外部に導出する液体導出部を有する可撓性袋体により形成されることを特徴とする請求項4に記載の液体消費装置。
  6. 前記液体収容容器の前記先端面には、一対の位置決め穴が設けられ、
    前記容器装着部には、前記一対の位置決め穴と嵌合可能な一対の位置決めピンが設けられ、
    前記一対の位置決め穴が、前記一対の位置決めピンと嵌合することによって、前記液体収容容器の前記先端面に沿う方向の移動が規制されることを特徴とする請求項4又は5に記載の液体消費装置。
  7. 前記液体収容容器の前記一対の前記位置決め穴と、前記前記回路基板と、前記容器側固定構造とが、略同一縦断面上に配置されること特徴とする請求項6に記載の液体消費装置。
  8. 略長方形の先端面と、前記略長方形の第1の短辺と交わる第1の側面と、前記略長方形の第2の短辺と交わる第2の側面と、前記略長方形の第1の長辺と交わる第3の側面と、前記略長方形の第2の長辺と交わる第4の側面と、前記先端面と対向する後端面と、液体が収容された液体収容室と、加圧流体が導入されることで前記液体収容室を加圧するための加圧室と、前記液体を液体消費装置の液体噴射ヘッドに供給する液体供給口と、を備え、前記第3の側面と前記第4の側面が最大面として構成された扁平な略直方体形状の液体収容容器であって、
    前記第1の側面に、少なくとも1つの電極を有する回路基板を備え、前記電極の接点は液体消費装置の端子と電気的に導通し、
    前記第2の側面に、液体消費装置の固定構造と協働して、前記液体収容容器の挿入方向と反対方向への移動を解除可能に規制する容器側固定構造を備え、
    前記液体収容容器の前記第1乃至第4の側面のうち少なくとも2つが互いに交わる辺に対応する角部に切欠き部を備えることを特徴とする液体収容容器。
  9. 前記加圧室は、一面を開放面とした箱形の袋体収容部と、前記袋体収容部の開放面を封止するシートフィルムとにより区画形成され、
    前記液体収容室は、収容された液体を外部に導出する液体導出部を有する可撓性袋体により形成されることを特徴とする請求項8に記載の液体収容容器。
  10. 前記先端面には、一対の位置決め穴が設けられ、
    前記一対の位置決め穴が、液体消費装置に設けられた一対の位置決めピンと嵌合することによって、前記先端面に沿う方向の移動が規制されることを特徴とする請求項8又は9に記載の液体収容容器。
  11. 前記一対の前記位置決め穴と、前記前記回路基板と、前記容器側固定構造とが、略同一縦断面上に配置されること特徴とする請求項10に記載の液体収容容器。
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