JP3988022B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インク供給手段から供給されたインク滴を吐出して印刷するインクジェット式記録ヘッドを具備するインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインクジェット式記録装置は、図7に示すように、ノズル開口を有するヘッド本体を具備するインクジェット式記録ヘッド101を搭載したキャリッジ102が、装置本体107に取り付けられたキャリッジ軸103に軸方向移動自在に装着されている。そして、駆動モータ104の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト105を介してキャリッジ102に伝達されることで、インクジェット式記録ヘッド101を搭載したキャリッジ102はキャリッジ軸103に沿って移動自在となっている。一方、装置本体107にはキャリッジ軸103に沿ってプラテン106が設けられている。このプラテン106は図示しない紙送りモータの駆動力により回転できるようになっており、給紙ローラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン106上を搬送されるようになっている。
【0003】
また、インクジェット式記録ヘッド101は、例えば、図8に示すように、インクカートリッジを収容するインクカートリッジ収容室111を画成する保持部材110と、インクカートリッジからヘッド本体115にインクを供給するための供給針112と、ヘッド本体115への流路114を有するヘッドケース113とを有し、インクカートリッジ収容室111の上部には、インクカートリッジの固定等をするための固定レバー116が設けられている。
【0004】
また、インクカートリッジ収容室111の後面側には、駆動回路を実装した回路基板117が設けられ、この回路基板117とインクカートリッジ収容室111の後面との間には、インクカートリッジを検出するための検出片118が設けられている。この検出片118は、収容室111の後面に形成された検出窓119を介して、インクカートリッジの検出を行っている。
【0005】
このカートリッジ収容室111に収容されたインクカートリッジから、インク供給針112、及び流路114を介してヘッド本体115にインクを供給し、ヘッド本体115のノズル開口からインク滴を吐出させて、記録媒体にドットを形成しながら印刷を行う。
【0006】
このようなインクジェット式記録ヘッドにインクカートリッジを装着する場合、カートリッジ収容室111にインクカートリッジをある程度挿入し、固定レバー116を所定位置まで押し下げることで固定できるようになっている。このような構造とすることにより、容易且つ確実にインクカートリッジを装着することができるものの、構造が複雑になるためコストが高くなってしまうという問題がある。
【0007】
このような問題を解決するために、インクカートリッジ自体にカートリッジ収容室の内面と係合する係合部を設けて固定レバーを無くし、構造を簡略化したインクジェット式記録ヘッドが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造のインクジェット式記録ヘッドでは、ユーザがインクカートリッジを上方から任意の力で押圧することによってカートリッジ収容室内に装着する。このため、インクカートリッジが必要以上の押圧力で押し込まれ、保持部材又はヘッドケースが変形して割れ等の破壊が生じる虞がある。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑み、インクジェット式記録ヘッドを構成する保持部材及びヘッドケースの破壊を防止できるインクジェット式記録装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、インク滴を吐出する複数のノズル開口を有するヘッド本体と、該ヘッド本体が固定され当該ヘッド本体に連通するインク流路を有するヘッドケースと、該ヘッドケースの前記ヘッド本体とは反対側の面に固定され前記インク流路を介して前記ヘッド本体に供給されるインクが収容されたインク供給手段を保持する保持部材とを具備するインクジェット式記録ヘッドがキャリッジに搭載されたインクジェット式記録装置において、前記インクジェット式記録ヘッドは、前記ヘッドケースを介して前記キャリッジに搭載され、前記保持部材が前記ヘッドケースの外側に対応する領域に当該ヘッドケースを囲むように突設された壁部を有すると共に、該壁部の前記キャリッジ側の端面に複数の凸部を有し、且つこの凸部と前記キャリッジの底面との間に空間が確保されていることを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0011】
かかる第1の態様では、凸部によって保持部材のキャリッジ側への変形が抑えられ、保持部材の破壊が防止されると共に保持部材の変形に伴うヘッドケースの破壊が防止される。
【0012】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記凸部が、前記壁部の前記インク供給手段の装着側とは反対側の端面に設けられていることを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0013】
かかる第2の態様では、インク供給手段を装着する際の押圧力による保持部材の変形が抑えられる。
【0014】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記保持部材の外形が略矩形形状であり、前記凸部が前記保持部材の各角部に対応する領域に設けられていることを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0015】
かかる第3の態様では、保持部材の角部に凸部を設けることにより、保持部材の変形を確実に抑えることができる。
【0016】
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記ヘッドケースは前記保持部材に前記インク供給手段を装着する際の押圧力によって変形しない程度の機械的強度を有する一方、前記保持部材が前記インク供給手段を装着する際の押圧力によって少なくとも前記凸部が前記キャリッジに当接する程度まで変形可能であることを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0017】
かかる第4の態様では、インクジェット式記録ヘッドをキャリッジに高精度に位置決めできると共に、インク供給手段を装着する際の押圧力による応力集中によって保持手段が破壊されることがない。
【0018】
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記保持部材が熱可塑性樹脂で形成されると共に、前記ヘッドケースが熱硬化性樹脂で形成されていることを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0019】
かかる第5の態様では、インクジェット式記録ヘッドをキャリッジに高精度に位置決めして固定することができる。
【0020】
本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様において、前記インク供給手段は、上方から押し込まれることによって当該保持部材に保持されることを特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0021】
かかる第6の態様では、インク供給手段を装着する際の押圧力による保持部材及びヘッドケースの破壊を防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態について詳細に説明するが、勿論本発明の構成は、これに限定されるものではない。
【0023】
図1は実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドの一例を示す分解斜視図であり、図2はその断面図であり、図3は、カートリッジケースの斜視図であり、図4は実施形態1に係るインクジェット式記録装置の要部を示す断面図であり、図5は、その要部を示す拡大図である。
【0024】
本実施形態のインクジェット式記録装置は、基本的には上述の従来の装置と同様の構造を有するが、以下に述べるようなインクジェット式記録ヘッドが搭載されている。
【0025】
図示するように、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド10を構成する保持部材であるカートリッジケース11は、インク供給手段であるインクカートリッジ(図示なし)がそれぞれ装着されるカートリッジ装着部12を有する。例えば、本実施形態では、インクカートリッジは、ブラック及び3色のカラーインクがそれぞれ充填された別体で構成され、カートリッジケース11には、各色のインクカートリッジがそれぞれ装着される4つのカートリッジ装着部12を有する。また、カートリッジケース11の底面には、一端が各カートリッジ装着部12に開口し、他端が後述するヘッドケース側に開口する複数のインク連通路14(14A〜14D)がそれぞれ形成された管状の流路形成部15(15A〜15D)が突設されている。
【0026】
また、カートリッジケース11の上面側、すなわち、各カートリッジ装着部12のインク連通路14の開口部分には、インクカートリッジのインク供給口に挿入されるインク供給針16が、インク内の気泡や異物を除去するためのフィルタ17を介して固定されている。
【0027】
また、カートリッジケース11の底面の周縁部には、後述するヘッドケース側に突出する壁部18を有し、この壁部18の端面には、複数の凸部19が設けられている。これら凸部19の数は、特に限定されないが、本実施形態では、カートリッジケース11の各角部に対応する部分にそれぞれ設けるようにした。なお、詳しくは後述するが、これら複数の凸部19によってカートリッジケース11及びヘッドケースの破壊を防止している。
【0028】
また、このようなカートリッジケース11の底面側には、複数の圧電素子20を有する圧電素子ユニット21を保持すると共に、カートリッジケース11とは反対側の端面に圧電素子20の駆動によってノズル開口からインク滴を吐出するヘッド本体22が固定されるヘッドケース23を有し、これらカートリッジケース11とヘッドケース23との間には、シール部材24及び回路基板25が挟持されている。
【0029】
ここで、シール部材24は、例えば、エラストマ等からなり、流路形成部15とヘッドケース23に設けられる複数のインク供給路26(26A〜26D)が開口する突出部27との間に挟持されることにより、インク連通路14とインク供給路26との接続部分を密封してこの接続部分からのインクの漏れを防止している。
【0030】
回路基板25は、圧電素子20を駆動するための信号を供給するためのものであり、回路基板25の一端部には、外部配線(図示なし)を接続するためのコネクタ28が固定されている。また、回路基板25には、圧電素子20に接続されたTCP等の接続配線29が挿通される挿通孔30が設けられており、この挿通孔30を介して回路基板25と接続配線29とが接続される。さらに、この挿通孔30の両側には各インク供給路26に対応して、各インク供給路26が開口する突出部27が係合する貫通孔31が設けられている。
【0031】
なお、カートリッジケース11の一方の壁部18には、回路基板25のコネクタ28が露出される露出口32が設けられており、この露出口32を介して外部配線(図示なし)がコネクタ28に接続されるようになっている。
【0032】
また、このような回路基板25及びシール部材24を介してカートリッジケース11の底面側に固定されるヘッドケース23には、圧電素子ユニット21(21A,21B)を収容して圧電素子20を位置決め固定するための収容室33が並設されている。本実施形態のインクジェット式記録ヘッド10は、ブラックインクを吐出するための圧電素子ユニット21Aと、カラーインクを吐出するための圧電素子ユニット21Bとを有するため、ヘッドケース23には、これらの圧電素子ユニット21A,21Bを収容する2つの収容室33が並設されている。また、各収容室33の外側には、インク連通路14Aと連通してブラックインクをヘッド本体22に供給するインク供給路26Aと、インク連通路14B〜14Dとそれぞれ連通して各カラーインクをそれぞれヘッド本体22に供給するための複数のインク供給路26B〜26Dとが設けられ、各インク供給路26A〜26Dは、カートリッジケース11側に設けられた突出部27でそれぞれ開口している。
【0033】
ここで、各インク供給路26A〜26Dは、ヘッドケース23の中央部のヘッド本体22に対向する領域にそれぞれ近接して設けられている。また、カラーインクをヘッド本体22に供給する各インク供給路26B〜26Dは、インク連通路14A〜14Dのインクカートリッジ側の開口の並び方向に対して略直交する方向に一列に配置されている。すなわち、インク供給路26A〜26Dの開口と、各インク連通路14のインクカートリッジ側の開口との位置が面方向で異なるものがある。例えば、本実施形態では、カラーインクを供給する3つのインク連通路14B〜14Dのうち中央のインク連通路14Cの開口のみが、インク供給路26Cの開口と略同一位置となるように設けられている。このため、本実施形態では、他のインク連通路14A,14B,14Dを3次元的に傾斜させることによって、各インク供給路26A,26B,26Dとを連通させている。
【0034】
具体的には、図3に示すように、カートリッジケース11の下面側には、インク連通路14A〜14Dがそれぞれ形成された管状の流路形成部15A〜15Dが突設されている。そして、カラーインクに対応する流路形成部15B〜15Dのうち、中央の流路形成部15Cのみがカートリッジケース11の下面に対して略直交する方向に立設され、他の流路形成部15A,15B,15Dが3次元的に傾斜して設けられ、各インク連通路14A〜14Dとインク供給路26A〜26Dとがそれぞれ連通されている。
【0035】
なお、上述したシール部材24、回路基板25、ヘッドケース23及びヘッド本体22は、カートリッジケース11の底面側に順次積層され、その外側にヘッド本体22のノズル開口を露出する窓部34を有する枠体35を填め込み、ネジ36によってカートリッジケース11に固定されてインクジェット式記録ヘッドが形成され(図1参照)、その後、図4(a)に示すように、インクジェット式記録装置のキャリッジ40に搭載される。
【0036】
また、インクジェット式記録ヘッド10は、図4に示すように、ヘッドケース23をキャリッジ40の底面に当接させることによって位置決め固定され、図5の拡大図に示すように、キャリッジ40の底面とカートリッジケース11の壁部18の端面との間には、所定の空間100が確保されている。
【0037】
このように、ヘッドケース23のみをキャリッジ40に当接させて、インクジェット式記録ヘッド10を位置決め固定することにより、位置決め精度を向上することができる。すなわち、各部材の寸法誤差等に伴う位置ずれを最小限に抑えてインクジェット式記録ヘッド10を高精度に位置決めできるため、ノズル開口と記録媒体との間隔が高精度に設定され、印刷品質を良好に保持することができる。
【0038】
また、このようなインクジェット式記録ヘッド10が搭載されるキャリッジ40は、図4(a)に示すように、インクカートリッジが収容される収容室41を画成し、一方の側面の外側にキャリッジ軸と係合する係合孔42を有する。さらに、収容室41の底面には、上述したようにインクジェット式記録ヘッド10が位置決め固定され、さらにインクジェット式記録ヘッド10が固定される領域から離れた領域には、インクカートリッジを収容室41への挿入方向とは反対側に付勢するための板バネ等からなる付勢部材43が設けられている。
【0039】
そして、図4(b)に示すように、インクカートリッジ50を収容室41内に挿入して付勢部材43に抗して押さえ込むとインク供給針16がインクカートリッジ50のインク供給口51に挿入され、インクカートリッジ50に設けられた一対の係止部材52,53の突起52a,53aが、各突起に対応して設けられたキャリッジ40の凹部44,45に係合することによってインクカートリッジ50がキャリッジ40の収容室41に保持される。また、このようにインクカートリッジ50が収容室41内に保持された状態でも、キャリッジ40の底面とカートリッジケース11の端面との間には、所定の空間100が保持される(図5参照)。
【0040】
図6は、インクカートリッジ50を収容室41内に装着する際に、ユーザが必要以上の押圧力でインクカートリッジ50を押し込んだ状態を示す図である。図6(a)に示すように、インクカートリッジ50を装着する際に、カートリッジケース11に必要以上の押圧力が加わると、カートリッジケース11が変形するが、本実施形態では、カートリッジケース11の壁部18の端面に複数の凸部19が設けられているため、図6(b)に示すように、これら複数の凸部19がキャリッジ40の底面に当接することによってカートリッジケース11の変形が止まる。すなわち、これらの凸部19を設けることにより、カートリッジケース11の変形量が抑えられ、ヘッドケース23にかかる負荷も小さく抑えることができる。勿論、カートリッジケース11は、凸部19がキャリッジ40の底面に当接する程度の変形は、十分に許容する。
【0041】
このように、カートリッジケース11の壁部18に凸部19を設けることにより、ヘッドケース23及びカートリッジケース11の破壊を防止することができ、信頼性を向上したインクジェット式記録ヘッドを実現することができる。
【0042】
なお、カートリッジケース11は、熱可塑性樹脂等の比較的低硬度の材料で形成されているのに対し、ヘッドケース23は、圧電素子ユニット21を高精度に保持して圧電素子20の良好な振動特性を得るため、熱硬化性樹脂等の比較的機械的強度の高い材料で形成されている。このため、仮にカートリッジケースが変形しないように固定されていたり、変形量を抑制するための凸部が設けられていないと、カートリッジケースにかかる押圧力がヘッドケースに直接影響するため、ヘッドケースに割れ等の破壊が生じる虞がある。
【0043】
すなわち、カートリッジケース11の端面とキャリッジ40の底面との間に所定の空間100を保持しておくことにより、カートリッジケース11にかかる応力は、カートリッジケース11が変形することで分散され、またカートリッジケース11の端面に変形量を抑制するための凸部19を設けることにより、この凸部19がキャリッジ40に当接することで力が凸部19からキャリッジ40に伝わりヘッドケース11への影響が小さくなるため、ヘッドケース11に割れ等の破壊が生じるのを防止することができる。
【0044】
また、カートリッジケース11に凸部19を設けることにより、インクカートリッジ50の引き抜き等によりインクが大量に漏れだした場合でも、インクはこの凸部19を介して所定領域に導かれるため、他の領域への広がりを防止することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、本発明では保持部材に複数の凸部を設けるようにしたので、インクカートリッジの装着時等に、保持部材の変形を抑えることができると共に、保持部材を介してヘッドケースにかかる負荷を小さく抑えることができる。したがって、保持部材及びヘッドケースの破壊を防止することができ、信頼性を向上したインクジェット式記録装置を実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録ヘッドを示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録ヘッドの断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るカートリッジケースの斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録装置の要部を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録装置の拡大断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録ヘッドの断面図及びその要部を示す拡大断面図である。
【図7】従来技術に係るインクジェット式記録装置を示す概略図である。
【図8】従来技術に係るインクジェット式記録ヘッドを示す断面図である。
【符号の説明】
11 カートリッジケース
12 カートリッジ装着部
14A〜14D インク連通路
15 流路形成部
16 インク供給針
17 フィルタ
18 壁部
19 凸部
20 圧電素子
21 圧電素子ユニット
22 ヘッド本体
23 ヘッドケース
24 シール部材
25 回路基板
26 インク供給路

Claims (6)

  1. インク滴を吐出する複数のノズル開口を有するヘッド本体と、該ヘッド本体が固定され当該ヘッド本体に連通するインク流路を有するヘッドケースと、該ヘッドケースの前記ヘッド本体とは反対側の面に固定され前記インク流路を介して前記ヘッド本体に供給されるインクが収容されたインク供給手段を保持する保持部材とを具備するインクジェット式記録ヘッドがキャリッジに搭載されたインクジェット式記録装置において、
    前記インクジェット式記録ヘッドは、前記ヘッドケースを介して前記キャリッジに搭載され、前記保持部材が前記ヘッドケースの外側に対応する領域に当該ヘッドケースを囲むように突設された壁部を有すると共に、該壁部の前記キャリッジ側の端面に複数の凸部を有し、且つこの凸部と前記キャリッジの底面との間に空間が確保されていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  2. 請求項1において、前記凸部が、前記壁部の前記インク供給手段の装着側とは反対側の端面に設けられていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  3. 請求項1又は2において、前記保持部材の外形が略矩形形状であり、前記凸部が前記保持部材の各角部に対応する領域に設けられていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記ヘッドケースは前記保持部材に前記インク供給手段を装着する際の押圧力によって変形しない程度の機械的強度を有する一方、前記保持部材が前記インク供給手段を装着する際の押圧力によって少なくとも前記凸部が前記キャリッジに当接する程度まで変形可能であることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  5. 請求項4において、前記保持部材が熱可塑性樹脂で形成されると共に、前記ヘッドケースが熱硬化性樹脂で形成されていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記インク供給手段は、上方から押し込まれることによって当該保持部材に保持されることを特徴とするインクジェット式記録装置。
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