JPH07101443B2 - Icカ−ド挿入駆動装置 - Google Patents

Icカ−ド挿入駆動装置

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JPH07101443B2
JPH07101443B2 JP62107090A JP10709087A JPH07101443B2 JP H07101443 B2 JPH07101443 B2 JP H07101443B2 JP 62107090 A JP62107090 A JP 62107090A JP 10709087 A JP10709087 A JP 10709087A JP H07101443 B2 JPH07101443 B2 JP H07101443B2
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厚 小野
節男 岡田
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ICチツプを実装したICカード挿入駆動装置
に関するものであり、特に、ICカードをリーダ又はライ
ターの一定の位置まで手動にて挿入した後は自動的に該
リーダ又はライター内部に送られて、ICカードの情報を
本機に伝達できるようにしたICカード挿入駆動装置に関
するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
最近、磁気カードに比べて、処理能力と記憶容量に勝る
ICカードが情報伝達手段として頻繁に使用されてきた。
そして、このICカードをリーダ又はライターの内部に挿
入するために手動式が一般に行われている。而して、手
動式にて該ICカードをリーダ又はライター内部に挿入す
る操作を第10図(A)(B)(C)に従つて詳述する。
尚、使用する符号は第10図についてのみ参照される。先
づ、ICカード(K)をリーダ又はライター(1)の挿入
口(2)より挿入する。そして、その侭手にて押し進め
る。このとき、ICカード(K)と一緒にコンタクト
(3)がスロープ(4)上を上つて行く。そして、ICカ
ード(K)の電極に接触する。斯くしてICカード(K)
が一定の位置まで手動にて押し込まれたとき、センサ
(C)が検出しロツク(5)を施すことになる。而し
て、ICカード(K)に内蔵した情報が本機側に伝達さ
れ、本機にて所定のワークが完了したときは前記ロツク
(5)は解除され、ソレノイドにてイジエクトされる。
従来の上記手動式によるICカード(K)の挿入はコンタ
クト(3)がICカード(K)の電極に接触するまで内部
に押し込むことになるが、その押し込む手加減が難し
く、且つ不安である。そこで、一定の位置まで手動にて
挿入したとき後は、自動的に吸い込むようにするために
解決せらるべき技術的問題点が生じてくるのである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記問題点に鑑み之を克服するために提案
せられたものであり、ICカード(3)の挿入口(2b)を
有する前基枠(2)と後基枠(2a)との間にガイド軸
(4)(4)を架設し、該ガイド軸(4)(4)にICカ
ード(3)を挟持して送るためのキャリッジ(5)と該
ICカード(3)と電気結線するためのコネクタ(6)を
前後摺動自在に搭載し、更に、該キャリッジ(5)は前
記前基枠(2)の直後に配設されると共に、該キャリッ
ジ(5)の直後に前記コネクタ(6)がスプリングの付
勢によって圧接されており、一方、該キャリッジ(5)
の底部中央部には螺子部(8)が設けられ、該螺子部
(8)を前記前後基枠(2)(2a)間中央部に架設され
たリード螺軸(9)に螺合させて、該リード螺軸(9)
の正逆転にて該キャリッジ(5)が前後動するように構
成されており、更に、該コネクタ(6)は上部片(6a)
と下部片(6b)から成り、且つ、該上部片(6a)と下部
片(6b)とは両側のピン(20)(20)にて該上部片(6
a)が上下動できるように連結されていると共に、該上
部片(6a)の前端部下面には端子(13)(13)…が垂設
されてICカード(3)の先端部に配設されている電極
(3a)(3a)…に圧接できるように構成されると共に、
該コネクタ(6)はICカード(3)がキャリッジ(5)
に挿入されて該ICカード(3)の先端部に配設した前記
電極(3a)(3a)…が前記端子(13)(13)…の直下位
置まで挿入できるように、前記上部片(6a)と下部片
(6b)とを連結した前記ピン(20)(20)にスプリング
(17)(17)を介装して、該スプリング(17)(17)に
て該コネクタ(6)の上部片(6a)を上方へ押圧付勢し
て前記端子(13)(13)…の下端部に小隙を形成できる
ように構成され、更に、前記基枠(2)(2a)間の両側
部に夫々ガイド枠(2c)(2c)を対峙して配設し、且
つ、該ガイド枠(2c)(2c)の内側面にはガイド溝(1
8)(18)が後退方向に従って浅くなるように設けられ
ており、該ガイド溝(18)(18)に前記コネクタ(6)
の上部片(6a)の両側に突設された突部(19)(19)を
遊嵌したことを特徴とするICカード挿入駆動装置、及び
上記ICカード挿入駆動装置には、ICカード(3)を挟持
したキャリッジ(5)の各所定位置を検出するための複
数のキャリッジ位置検出手段が設けられており、該キャ
リッジ(5)が後退して該キャリッジ(5)の所定の停
止位置の直前近傍に到達したことを前記所定のキャリッ
ジ位置検出手段が検知したとき、該キャリッジ(5)の
送り速さを減速し、且つ、略0.2秒間だけリード螺軸
(9)を逆回させて該キャリッジ(5)を前基枠(2)
の方向へ前進させ、ICカード(3)の電極(3a)(3a)
…に圧接しているコネクタ(6)の端子(13)(13)…
にて該電極(3a)(3a)…上面に付着している粉塵等を
払い落とし、再び該リード螺軸(9)を正転させて該キ
ャリッジ(5)を所定の停止位置まで後進させることが
できるように構成されたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のICカード挿入駆動装置を提供せんとする
ものである。
〔作用〕
本案は、ICカード(3)を前基枠(2)に設けてある挿
入口(2b)より手動にて一定の位置まで挿入する。この
一定の位置にはキャリッジ(5)が待機しており、ここ
に該ICカード(3)が押し込まれたときは該ICカード
(3)は該キャリッジ(5)にて挟持されると共に、該
ICカード(3)の先端部に配設されている電極(3a)
(3a)…の部位がコネクタ(6)の上部片(6a)の前端
部下面に垂設されている端子(13)(13)…の直下の小
隙に挿入される。ここで、リード螺軸(9)が正回転を
為す。而して、該リード螺軸(9)には前記キャリッジ
(5)が螺合しているため、該キャリッジ(5)はガイ
ド軸(4)(4)を介して後進する。このとき、該キャ
リッジ(5)に挟持されているICカード(3)が該キャ
リッジ(5)の後進と共にリーダ内部に吸い込まれ、更
に、該キャリッジ(5)の直後にスプリングの付勢によ
って圧接されているコネクタ(6)も該キャリッジ
(5)の移動によって後進し、且つ、該コネクタ(6)
の上部片(6a)の両側に突設してガイド溝(18)(18)
に遊嵌されている突部(19)(19)が該ガイド溝(18)
(18)に沿って後進するとき、該上部片(6a)をスプリ
ング(17)(17)の弾性力を抗して下位へ移動させ、そ
して、相互に対峙しているICカード(3)の電極(3a)
(3a)…とコネクタ(6)の各端子(13)(13)…とが
圧接し乍ら同時に後進することになる。勿論、該コネク
タ(6)は上部片(6a)と下部片(6b)とをピン(20)
(20)にて連結し、且つ、該ピン(20)(20)には前記
スプリング(17)(17)を介装して上部片(6a)は上方
に付勢されているが、下部片(6b)は前記ガイド軸
(4)(4)に前記キャリッジ(5)と共に前後摺動自
在に搭載されているので、該キャリッジ(5)の後進に
よって該コネクタ(6)も同時に所定の停止位置まで進
み、そして本機側に該ICカード(3)の情報伝達が行わ
れるのである。而して、請求項2記載の発明はこの所定
の停止位置の直前に於てキャリッジ(5)の送り速さを
減速し、略0.2秒間だけリード螺軸(9)を逆回させて
該キャリッジ(5)を前基枠(2)の方向へ前進させる
ので、ICカード(3)の電極(3a)(3a)…に圧接して
いるコネクタ(6)の端子(13)(13)…が電極(3a)
(3a)…上面に付着している粉塵等を払い落とすことに
なり、該電極(3a)(3a)…と端子(13)(13)…との
結合が蜜となる。そして、該リード螺軸(9)が正転し
て該キャリッジ(5)が前記所定の停止位置まで後進す
る。
ここで、該ICカード(3)の情報伝達のワークが終了す
れば、該キャリッジ(5)は前基枠(2)の方向へ前進
して所定の待機位置にて停止するのであるが、このと
き、コネクタ(6)はスプリングの付勢によってキャリ
ッジ(5)の前進と同時に該キャリッジ(5)の後端面
に圧接し乍ら前進して該キャリッジ(5)の待機位置直
前に於て停止することになるが、該コネクタ(6)に上
部片(6a)は突部(19)(19)がガイド溝(18)(18)
に沿って上位方向へ移動することになるので、該上部片
(6a)もピン(20)(20)を介して上方に移動し、依っ
て、端子(13)(13)…はICカード(3)の電極(3a)
(3a)…より離脱して該端子(13)(13)…の直下に小
隙を形成し、次のICカード(3)の挿入時に、端子(1
3)(13)…と電極(3a)(3a)…とが相互に正確に直
面できるように形成されると同時に該ICカード(3)も
前記挿入口(2b)より外側に突出するようになって、引
き抜かれることになる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を別紙添付図面に従つて詳述
する。尚、説明の都合上、従来公知に属する構成も同時
に説明する。(1)はICカードリーダである。このICカ
ードリーダ(1)の前基枠(2)の略中央部にICカード
(3)の挿入口(2b)を設けてある。而して、前記前基
枠(2)と後基枠(2a)にはその両側部に夫々ガイド軸
(4)(4)を架設してある。そして、このガイド軸
(4)(4)にはキヤリツジ(5)及びコネクター
(6)が前後摺動自在に搭載されている。更に、前記キ
ャリッジ(5)は前記前基枠(2)の直後に配設されて
おり、そして、コネクター(6)は該キヤリツジ(5)
に連接されている。又、該コネクター(6)はキヤリツ
ジ(5)に挟持せられてリード(1)内に挿入されるIC
カード(3)の電極(3a)(3a)…と電気結線するもの
であり、後基枠(2a)との間ガイド軸(4)(4)にス
プリング(7)(7)を介装して、該コネクター(6)
を常時キヤリツジ(5)に押圧すべく付勢されている。
又、キヤリツジ(5)の両側上面には挟持片(5a)(5
a)を設け、少くとも片方の挟持片(5a)は前側を枢着
(5b)し、後側にスプリング(5c)を介装すると同時に
係止部(5d)に遊隙(5e)を設けて、該挟持片(5a)を
枢着部(5b)を回動支点として内側方向に該遊隙(5e)
間内を回動するように付勢されている。而して、該挟持
片(5a)(5a)は夫々内側縦方向下面に溝部(5f)(5
f)を有し、ICカード(3)を挿入口(2b)より挿入す
るとき、該ICカード(3)の両側縁が前記溝(5f)(5
f)内に挿入され、そして、片方の挟持片(5a)の前記
スプリング(5c)の付勢にて確実に挟持されることにな
るのである。又、このキヤリツジ(5)の底面中央部に
螺子部(8)を設け、この螺子部(8)を前後基枠
(2)(2a)間中央部に架設したリード螺時(9)に螺
合せしめている。更に、このリード螺軸(9)はモータ
(10)にプーリ(11)(11)を介してベルト(12)にて
伝動されている。従つて、キヤリツジ(5)は螺軸
(9)の正回転及び逆回転に伴つて前進し又は後退する
ことになる。尚、キヤリツジ(5)は、第1図乃至第4
図に於て左方向に進むのを後進と称し、右方向に進むの
を前進と称する。即ち、前基枠(2)側が前進であり、
後基枠(2a)側を後進とする。そして、該キヤリツジ
(5)はICカード(3)が挿入されていないときは、常
に一定の位置(ホームポジシヨン)に待機しているので
あり、そして、このキヤリツジ(5)の後端面にコネク
ター(6)の前端面が前記スプリング(7)の付勢によ
り圧接している。従つて、前記螺軸(9)が回動してキ
ヤリツジ(5)が後退するときには、このキヤリツジ
(5)に圧接している前記コネクター(6)も同時に後
退することになる。そして、キヤリツジ(5)の前進時
にはスプリング(7)(7)にて該コネクター(6)も
キヤリツジ(5)に圧接し乍ら前進する。而して、コネ
クター(6)の前端部下面には第5図にて示すように端
子(13)(13)…が垂設されており、且つ、この端子
(13)(13)…は夫々スプリング(14)(14)…にて下
部を押圧すべく付勢されている。勿論、この端子(13)
(13)…は夫々基板(15)を設けた各電極(15a)(15
a)…と結線されており、そして、この各電極(15a)
(15a)はリード(16)(16)を介して外部の本機(図
示せず)に連結されている。又、キヤリツジ(5)がホ
ームポジシヨンにあるときは、キヤリツジ(5)に挿入
されるICカード(3)の先端部に配設された電極(3a)
(3a)…が該端子(13)(13)…の直下位置まで挿入で
きるように、スプリング(17)にてコネクター(6)を
上方に押圧付勢して前記端子(13)(13)…の下端部に
小隙を設けてある。更に、前記前基枠(2)と後基枠
(2a)の両側に夫々ガイド枠(2c)(2c)を支持杆(2
d)(2d)を介して設けてあり、そして、このガイド枠
(2c)(2c)の内側面にガイド溝(18)(18)を設けて
ある。そして、このガイド溝(18)(18)は後進方向に
従つて浅く形成され、且つ、該ガイド溝(18)(18)に
はコネクタ(6)の両側に突設した突部(19)(19)が
遊嵌されている。従つて、キヤリツジ(5)が後進する
ときには、ICカード(3)の電極(3a)(3a)…はコネ
クター(6)の各端子(13)(13)…にて圧接され乍ら
後進することになり、反対にキヤリツジ(5)が前進し
てホームポジシヨンに停止するとき、端子(13)(13)
…はICカード(3)の電極(3a)(3a)…より離脱する
ことになるのである。更に、前記コネクター(6)を詳
述すれば、該コネクター(6)は上部片(6a)と下部片
(6b)より構成されており、之を両側のピン(20)(2
0)にて連結され、且つ、下部片(6b)と上部片(6a)
間の前記ピン(20)(20)にスプリング(17)(17)が
介装されているのである。そして、該上部片(6a)に突
部(19)(19)が突設されてガイド溝(18)(18)に遊
嵌されており、下部片(6b)はスプリング(7)(7)
にて前方に付勢されているのである。又、このリーダ
(1)の底部にはプリント基板(21)が配設されてお
り、このプリント基板(21)にはIC、牴抗、コンデンサ
ー等が設けられて内部の制御部を構成している。そし
て、前記前基枠(2)にはフオト.インターラプター が配されており、そして、前記プリント基板(21)にも
一定の位置に夫々3ケ所のフオト.インターラプター が配設されると共に、之等のフオト.インタラプター 間を移動するキヤリツジ位置検出用穴板(22)をキヤリ
ツジ(5)の裏面の縦方向の一定の位置に設け、且つ、
このキヤリツジ位置検出用穴板(22)には第8図に示す
ように、穴(A),(B),(C),(D),(E),
(F)を一定位置に貫設してある。而も、之等のフオ
ト.インターラプターの位置及びキヤリツジ位置検出用
穴板(22)の各穴(A),(B),(C),(D),
(E),(F)の穴位置並びに、プリント基板(21)の
後部(第8図に於ては左側)の両側に設けた反射型のフ
オト.インタラプター の位置は、後述の作動に適する位置であり、且つ、前記
反射型のフオト.インタラプター の前後の距離は0.5mmを可とする。
而して、この一実施例の作動順序を第8図の解説図及び
第9図のフローチヤートに従つて説明する。先づ、ICカ
ード(3)がリード(1)内に挿入されていないときに
は、キヤリツジ(5)は常にホームポジシヨンの位置に
待機している。そこで、ICカード(3)を挿入口(2b)
より挿入する。そして、このICカード(3)はキヤリツ
ジ(5)の挟持片(5a)(5a)間に挟持されて先方部の
コネクター(6)の前端面に当接する位置まで挿入され
る。このとき、該キヤリツジ(5)の待機位置がホーム
ポジシヨンの位置であるかどうかをフオト.インターラ
プター が穴(F)(E)(A)にて検出して確認される(ステ
ツプ)。更に、ICカード(3)が挿入されたかどうか
をステツプにてフオト.インターラプター にて確認する。次に、ステツプにてキヤリツジ(5)
の設置位置(ホームポジシヨン)を再確認し、該キヤリ
ツジ(5)がホームポジシヨンの位置にあるときは、モ
ータ(10)を正回転すべく制御部からの操作指令が出力
して該モータ(10)を正回転させる。又、もし、キヤリ
ツジ(5)がホームポジシヨンにないときは、前記フオ
ト.インターラプター の検出にて該キヤリッジ(5)をホームポジシヨンに移
動させることになる。そして検出穴(B)をフオト.イ
ンターラプター が検出したときキヤリツジ(5)の送りがスピードアツ
プされ、更に、検出穴(C)の位置で同じくフオト.イ
ンターラプター の検出にてキヤリツジ(5)の送り速さを減速し、0.2
秒間だけモータ(10)を逆回転させてキヤリツジ(5)
を前基枠(2)方向に前進させる。(ステツプ)然
るときは、ICカード(3)の電極(3a)(3a)…に圧接
していたコネクター(6)の端子(13)(13)…にて電
極(3a)(3a)…上面に付着している粉塵等が払い落さ
れ、電極(3a)(3a)…と端子(13)(13)…の連結を
蜜にする。そして、再び該キヤリツジ(5)はフオト.
インターラプターS3S6が検出穴(D)の位置を検出し
て停止する(ステツプ)。そして、ステツプに於て
ICカード(3)の表裏が検出され、表であることが確認
されるとリーダ(1)より本機側にホールド指令を出力
する(ステツプ)。そして、このホールド指令信号を
入力した本機側よりビジー信号がリーダ(1)側に出力
され、リーダ(1)の前基枠(2)に設けたLED(L)
が点灯する(ステツプ)。即ち、本機側に於て、リー
ダ(1)に挿入されたICカード(3)の情報信号を入力
してワークしている状態を示すのである。而して、本機
側に於て前記ワークが終了したときは、本機側よりリー
ダ(1)にイジエクト信号が出力され、之によつて制御
部からモータ(10)の逆回転指令が出力して該モータ
(10)を逆回転させる(ステツプ)。そして、前述の が検出穴(C)(B)(A)を順次確認し乍らキヤリツ
ジ(5)が元の位置(ホームポジシヨン)に復帰し、更
に、キヤリツジ戻り側の位置を、検出穴(F)をフオ
ト.インターラプター で検出すると共に、反射型フオト.インターラプター にてキヤリツジ(5)の位置を確認し、之等の3点によ
る検出結果に基いてキヤリツジ(5)のホームポジシヨ
ン位置に該キヤリツジ(5)を復帰させ(ステツプ
)、そして、挿入口(2b)より外側に飛出しているIC
カード(3)を抜き取つて(ステツプ)、全課程が終
了するのである。而して、ステツプに於て、ICカード
(3)の裏が確認されたときにはモータ(10)が逆回転
し(ステツプ)、そして、前述のステツプ以下の課
程を経ることになるのである。
〔発明の効果〕
この発明は上記一実施例に於て詳述せる如く、ICカード
(3)を挿入口(2b)より挿入すれば、該ICカード
(3)はキャリッジ(5)にて挟持されてリード螺軸
(9)の正転によって後進することになり、依って、該
ICカード(3)はICカードリーダ内に自然に吸い込まれ
ることになるのであるが、このとき、待機位置にあるキ
ャリッジ(5)の直後に圧接しているコネクタ(6)上
部片(6a)に配設されている端子(13)(13)…の直下
には小隙が形成されているので、該ICカード(3)の先
端部に設けてある電極(3a)(3a)…が正確に該端子
(13)(13)…と直面することになる。そして、前リー
ド螺軸(9)の正転によって該キャリッジ(5)が後進
するとき、前記端子(13)(13)…を配設しているコネ
クタ(6)の上部片(6a)がガイド溝(18)(18)に遊
嵌している突部(19)(19)にて下方へ移動し乍ら後進
するので、該端子(13)(13)…は電極(3a)(3a)…
に圧接して所定の停止位置まで後進して本機に対しての
情報伝達が為されることになるが、キャリッジ(5)の
前記所定の停止位置の直前に於て、請求項2記載の発明
は、該キャリッジ(5)の送り速さを減速し、そして、
略0.2秒間だけ該リード螺軸(9)を送回させて該キャ
リッジ(5)を前基枠(2)の方向へ前進させ、そし
て、電極(3a)(3a)…上面に付着している粉塵等を払
い落して電極(3a)(3a)…と端子(13)(13)…との
連結を蜜にするのである。そして、再び該リード螺軸
(9)を正転させてキャリッジ(5)を所定の停止位置
まで後進させてICカード(3)と本機との情報伝達が行
われるのである。
その後、前記リード螺軸(9)が逆回して該キャリッジ
(5)を待機位置に戻す際にはコネクタ(6)の上部片
(6a)が前述のガイド溝(18)(18)に遊嵌されている
突部(19)(19)によって該上部片(6a)が上方へ移動
することになるので、該上部片(6a)に配設されている
端子(13)(13)…が電極(3a)(3a)…より離脱して
次に挿入されるICカード(3)の先端部との間に小隙が
形成させることになる。斯るの如く、本発明はICカード
(3)を所定位置まで挿入すれば該ICカード(3)は正
確にリーダ内部に吸い込まれてICカード(3)の読み取
り等のワークが行われ、該ワークが終了すれば、リード
螺軸(9)の逆回によって該キャリッジ(5)をホーム
ポジションに復帰することになるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例を示し、第1図は
ケースを除いた一部切欠平面図、第2図は同側面図、第
3図はICカードを挿入し、キヤリツジの移動状態を示す
平面図、第4図は第3図A−A線断面図、第5図はコネ
クターの端子部の縦断面図、第6図はキヤリツジが移動
してICカードの停止位置を示す平面図、第7図は同底面
図、第8図はICカードの挿入時の作動順序を示す解説
図、第9図はフローチヤート、第10図は従来型の解説図
である。 符号説明 (1)……ICカードリーダ/ライター (2)……前基枠、(2a)……後基枠 (2b)……挿入口、(3)……ICカード (3a)……電極、(4)……ガイド軸 (5)……キヤリツジ、(6)……コネクター (8)……螺子部、(9)……リード螺軸 (10)……モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカード(3)の挿入口(2b)を有する前
    基枠(2)と後基枠(2a)との間にガイド軸(4)
    (4)を架設し、該ガイド軸(4)(4)にICカード
    (3)を挟持して送るためのキャリッジ(5)と該ICカ
    ード(3)と電気結線するためのコネクタ(6)を前後
    摺動自在に搭載し、更に、該キャリッジ(5)は前記前
    基枠(2)の直後に配設されると共に、該キャリッジ
    (5)の直後に前記コネクタ(6)がスプリングの付勢
    によって圧接されており、一方、該キャリッジ(5)の
    底部中央部には螺子部(8)が設けられ、該螺子部
    (8)を前記前後基枠(2)(2a)間中央部に架設され
    たリード螺軸(9)に螺合させて、該リード螺軸(9)
    の正逆転にて該キャリッジ(5)が前後動するように構
    成されており、更に、該コネクタ(6)は上部片(6a)
    と下部片(6b)から成り、且つ、該上部片(6a)と下部
    片(6b)とは両側のピン(20)(20)にて該上部片(6
    a)が上下動できるように連結されていると共に、該上
    部片(6a)の前端部下面には端子(13)(13)…が垂設
    されてICカード(3)の先端部に配設されている電極
    (3a)(3a)…に圧接できるように構成されると共に、
    該コネクタ(6)はICカード(3)がキャリッジ(5)
    に挿入されて該ICカード(3)の先端部に配設した前記
    電極(3a)(3a)…が前記端子(13)(13)…の直下位
    置まで挿入できるように、前記上部片(6a)と下部片
    (6b)とを連結した前記ピン(20)(20)にスプリング
    (17)(17)を介装して、該スプリング(17)(17)に
    て該コネクタ(6)の上部片(6a)を上方へ押圧付勢し
    て前記端子(13)(13)…の下端部に小隙を形成できる
    ように構成され、更に、前記基枠(2)(2a)間の両側
    部に夫々ガイド枠(2c)(2c)を対峙して配設し、且
    つ、該ガイド枠(2c)(2c)の内側面にはガイド溝(1
    8)(18)が後退方向に従って浅くなるように設けられ
    ており、該ガイド溝(18)(18)に前記コネクタ(6)
    の上部片(6a)の両側に突設された突部(19)(19)を
    遊嵌したことを特徴とするICカード挿入駆動装置。
  2. 【請求項2】上記ICカード挿入駆動装置には、ICカード
    (3)を挟持したキャリッジ(5)の各所定位置を検出
    するための複数のキャリッジ位置検出手段が設けられて
    おり、該キャリッジ(5)が後退して該キャリッジ
    (5)の所定の停止位置の直前近傍に到達したことを前
    記所定のキャリッジ位置検出手段が検知したとき、該キ
    ャリッジ(5)の送り速さを減速し、且つ、略0.2秒間
    だけリード螺軸(9)を逆回させて該キャリッジ(5)
    を前基枠(2)の方向へ前進させ、ICカード(3)の電
    極(3a)(3a)…に圧接しているコネクタ(6)の端子
    (13)(13)…にて該電極(3a)(3a)…上面に付着し
    ている粉塵等を払い落とし、再び該リード螺軸(9)を
    正転させて該キャリッジ(5)の所定の停止位置まで後
    進させることができるように構成されたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のICカード挿入駆動装置。
JP62107090A 1987-04-30 1987-04-30 Icカ−ド挿入駆動装置 Expired - Lifetime JPH07101443B2 (ja)

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