JPH03108557A

JPH03108557A - インクジェット記録装置

Info

Publication number: JPH03108557A
Application number: JP24494789A
Authority: JP
Inventors: Soichi Hiramatsu; 壮一平松; Takashi Nojima; 隆司野島; Hiroyuki Inoue; 博行井上; Tetsuo Suzuki; 哲夫鈴木; Shinya Matsui; 真也松井; Kenichiro Hashimoto; 憲一郎橋本
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-09-22
Filing date: 1989-09-22
Publication date: 1991-05-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、インクジェット記録装置に関し、詳しくは、
記録ヘッドにインクを供給するインクカートリッジが着
脱自在に保持されるカートリッジ装着部を具えたインク
ジェット記録装置に関する。

〔従来の技術〕

第７図にこのような従来のカートリッジ装着部を具えた
インクジェット記録装置の一例を示す。

ここで、ｌはキャリッジ２に搭載された記録ヘッドであ
り、キャリッジ２は不図示のアイドラプーリとの間に張
設されたタイミングベルトにより、これも不図示のキャ
リッジ駆動モータによって駆動され、その正逆転によっ
て案内軸３に沿い往復移動される。なお、記録ヘッド１
にはインクカートリッジ４から不図示のインクチューブ
を介してインクが供給され、キャリッジ２による左から
右への移動中にそのインク吐出口（不図示）から被記録
材である例えば記録シート５に向けてインクが吐出され
、記録が行われる。

６は記録シート５を記録ヘッド１の吐出面対向位置に所
定の間隔を保って保持する板状の固定プラテン、７は記
録シート５をシート送りするフィートローラ、８はフィ
ードローラフに圧接してその間に記録シート５を挾持す
るように従動するピンチローラ、９はピンチローラ８に
圧接力を付与するためのピンチローラホルダであり、ホ
ルダ９はステンレス板等で形成され、そのばね力によっ
てピンチローラ８をフィードローラフに向けて偏倚させ
ている。ｌＯおよび１１は手差しなどで給紙された記録
シート５を保持し、フィードローラ７とピンチローラ８
との間に導くための上部ガイドおよび下部ガイドである
。

そこで、フィードローラ７とピンチローラ８とによって
送給された記録シート５は記録ヘッド１により記録がな
された後排出ローラ１２とこれに圧接する不図示の拍車
との間に挟持され、排出される。また、第１図の左方に
おいて、２０はインクカートリッジ４をカートリッジ挿
入口２１からカートリッジガイド２２を介して挿入した
ときにインクカートリッジ４に差込まれる中空針であり
、この中空針２０から不図示のチューブを介して記録ヘ
ッド１にインクが供給される。

なお、２３は記録ヘッド１が初期位置に移動されてきた
ときに記録ヘッド１のインク吐出面に冠着され、回復動
作を行う回復手段である。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このような従来のインクジェット記録装
置では、インクカートリッジ４を交換装着する際に、交
換者が不用意にカートリッジガイド２２内に手を入れた
りすると、中空針２０によって怪我をする惧があり、危
険である。また、インクカートリッジ４が完全に装着さ
れないと、中空針２０がインクカートリッジ４に十分挿
入されず、記録へラドｌの吐出機能に支障を各たす。

本発明の目的は、上述した従来の問題点を解決すべく、
インクカートリッジの装着にあたり、安全で、しかも確
実な装着状態が得られまた、その状態が取外しを行わな
い限り保持されるようにしたインクジェット記録装置を
提供することにある。

（課題を解決するための手段）かかる目的を達成するために、本発明は、カートリッジ
ガイドに沿いインクカートリッジを挿入することにより
その挿入方向とは反対方向に突出した中空針をインクカ
ートリッジに差込ませてインク供給系に接続し、インク
カートリッジの取外し時にはインクカートリッジを挿入
方向とは反対方向に引出し可能なインクジェット記録装
置において、中空針が貫通可能な孔を具えかつ、中空針
の遮へいが可能な遮へい板を有し、インクカートリッジ
の挿入および引出しに応じて同方向に移動可能な可動部
材と、可動部材を引出し方向に向けて偏倚させる偏倚手
段と、可動部材の挿入方向への移動を規制する規ＩＩＪ
手段と、インクカートリッジに設けられ、インクカート
リッジの挿入勤作に関連して規制手段による規制を解除
し、可動部材の挿入方向への移動を許可する手段と、イ
ンクカートリッジに係合し、インクカートリッジを装着
位置に保持する手段とを設けたことを特徴とするもので
ある。

〔作　用〕

本発明によれば、可動部材の挿入方向への移動が規制手
段によって規制されているので、可動部材の遮へい板を
中空針から引離した位置に保つことができ、これによっ
て使用者が中空針に誤って触れる危険がなくなり、また
、インクカートリッジでの挿入動作によって規制手段に
よる可動部材の拘束が解かれるので、可動部材をインク
カートリッジに協動させて移動させることがてきると共
に、インクカートリッジが装着位置で係止状態に保たれ
るので、安定した装着状態を保つことができるのみなら
ず、装着が不十分な場合は偏倚手段によりインクカート
リッジが押戻され、その不十分であることを使用者に認
識させることができる。

〔実施例〕

以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。

第１図は本発明の一実施例によるインクカートリッジ装
着部の構成を示す。ここで、３１はカートリッジガイド
２２に沿ってインクカートリッジ４の挿入、取外し方向
に移動自在な可動部材であり、インクカートリッジ４が
装着されない前の状態ではこの図に示すように可動部材
３１はコイルばね３２のばね力によりストッパ３３に向
けて偏倚された状態に保たれている。また、可動部材３
１は第２八図に示すように下方に向けて折曲げられた遮
へい部３１Ａと、この遮へい部３１の中空針２０と対応
する位置に穿設された中空針挿入孔３１Ｂとを有する。

３４はカートリッジガイド２２にその支点３４Ａを中心
に回動自在に保たれるロックレバであり、ロックレバ３
４にはその先端部に可動部材３１と係合して、その動作
を規制している係止爪３４Ｂと、下方・に突設された突
起部３４Ｇとが設けられている。また、一方のインクカ
ートリッジ４にはその前縁に形成されたテーパ面４Ａと
、更に上面にはロック面４Ｂを有する四部４Ｂが設けら
れていて、後述するインクカートリッジ４の装着動作時
にそれぞれがロックレバ−３４と係わり合う。

このように構成したインクカートリッジ装着部において
インクカートリッジ４が装着されない状態のときは、第
１図および第２Ａ図に示すようにカートリッジガイド２
２のロックレバ３４の係止爪３４Ｂが可動部材３１の左
方向へのし動を禁止しており、従って使用者が□仮に手
をカートリッジガイド２２内に差し入れても可動部材３
１の遮へい部３１Ａによってその動作が阻まれるので、
中空針２０に到達することはない。

次に、インクカートリッジ４を第２八図の状態からここ
では図示されてないカートリッジガイド内に挿入してい
くと、インクカートリッジ４のテーパ面４Ａがロックレ
バ３４の突起部３４Ｇに当接し、これを−Ｆ方に押上げ
て支点３４への周りに時計回りの方向に回動させ、その
係止爪３４Ｂから可動部材３１を解放し、可動部材３１
の左方向の移動が許可される状態となる。そこで、イン
クカートリッジ４を可動部材遮へい部３１Ａに当接させ
た上受に引続きのインクカートリッジ挿入動作によりイ
ンクカートリッジ４をコイルばね３２のばね力に抗して
可動部材３１と共に移動させ、第２八図に示すように中
空針２０を中空針挿入孔３１Ｂを介してインクカートリ
ッジ４に差込ませることができる。

また、このような装着状態では、ロックレバ３４の係止
爪３４Ｂがキャリッジ４の凹部４Ｃに落ち込み、そのロ
ック面４Ｂによって係止爪３４Ｂが係止されるので、イ
ンクカートリッジ４を安定した装着状態に保つことがで
きる。更にまた、インクカートリッジ４を引外すときは
、第２Ｂ図の状態からインクカートリッジ４を右方向に
引張るようにすれば、係止爪３４Ｂがロック面４Ｂに沿
って持上げられて係止状態が解かれるので、そのまま引
出せばよく、このとき可動部材３１およびロックレバ３
４も第２Ａ図に示す元の状態に復帰する。

第３図は第２の実施例を示す。本例はインクカートリッ
ジ４の上面に凹部に代えて凸部４Ｄを設けるようにした
もので、インクカートリッジ４の装着前では可動部材３
１およびロックレバ３４は第２八図と同様の状態に保た
れるが、装着状態で、本図に示すようにインクカートリ
ッジ４の凸部４０とロックレバ３４の突起部３４Ｃとが
互いに係合状態に保たれる。また、引出すときは、凸部
４Ｄと突起部３４Ｃとが互いのテーパ面同士で係合され
ているために凸部４Ｄによってロックレバ３４が持ち上
げられるように時計回りの方向に回動され、係合状態が
解かれる。

第４図は本発明の第３実施例を示す。本例はインクカー
トリッジ４の上面側に前部から後部に向けて延在させた
弾性体のアーム部４Ｅを設けたもので、アーム部４Ｅは
その途中に段付きとした係止部４Ｆを有し、この図に示
すような装着状態で、この係止部４Ｆにロックレバ３４
の突起部３４Ｇを係合させてこの状態を保たせることが
できる。また、インクカートリッジ４を引出すときは、
このアーム部４Ｅの端部４Ｇを下方に引下げるようにし
て、係止部４Ｆとロックレバ３４の突起部３４Ｃとの係
合状態を解くことができる。

第５図は本発明の第４実施例によるインクカートリッジ
４を示す。本例はインクカートリッジ４の上面に水平方
向に回動自在な係止レバ４Ｋを設けたもので、４１１は
その回動支点、４Ｍは係止爪、４Ｌは操作端である。本
例の場合係止爪４Ｍが第３図に示した例の凸部４０およ
び第４図に示した係止部４Ｆの双方の働きをなし、図示
はしないがインクカートリッジ４の装着状態でロックレ
バ３４の突起部３４Ｃ（第４図参照）に係止爪４Ｍが係
合した状態に保たれ、引外すとぎは手動で操作端４Ｌを
左右いずれかにふるように係止レバ４にを回動させるこ
とにより相互間の係止状態を解くことができる。

第６図は本発明の第５実施例を示す。本例は、いままで
に述べてきた実施例に対し、可動部材にロックレバの機
能を合せて持たせるようにすると共に、カートリッジガ
イドの一部によりインクカートリッジを装着状態に係止
可能としたものである。ここで、４１はカートリッジガ
イド２２に沿って移動可能な可動部材であり、可動部材
４１はコイルばね３２のばね力によってストッパ３３に
向けて偏倚されるが、可動部材４１の弾性腕４１εに形
成した係止部４１Ｆにカートリッジガイド２２のストッ
パ３３が係合することによりインクカートリッジ４の装
着前の状態ではこの図に示す状態に保たれ、可動部材４
１の遮へい部４１Ａによって中空針２ｏが遮へいされる
。

４１Ｂは中空針２０用の孔、また、４１Ｃは下方に向け
て突設した突起部であり、後述するようにしてインクカ
ートリッジ４を挿入する際に、インクカートリッジ４の
前縁部でこの突起部４１Ｃが押上げられることにより可
動部材４１の弾性腕４１Ｅが持上げられるように回動し
、ストッパ３３と係止爪４１０との係合状態を解いて可
動部材４！を左方向に移動可能とする。また、２２＾は
カートリッジガイド２２に設けた係止突起であり、イン
クカートリッジ４を図示の状態から押込んで装着したと
きにインクカートリッジ４の弾性アーム部４Ｅに設けた
係止部４Ｆが係止突起２２Ａに係合されることによって
装着状態を安定させることができ、取外すときは、アー
ム部４Ｅを押下げて係止突起２２Ａとの係合状態を解け
ばよい。

（発明の効果）以上説明してきたように、本発明によれば、カートリッ
ジガイドに沿ってインクカートリッジの挿入および引出
しに応じて同方向に移動可能であり、中空針の貫通が可
能な孔を具えたしゃ蔽板を有する可動部材と、可動部材
を引出し方向に偏倚させる偏倚手段および可動部材の挿
入方向への移動を規制する手段と、インクカートリッジ
に設けられ、インクカートリッジの挿入動作に関連して
規制手段による可動部材の移動規制を解除し、可動部材
を偏倚手段に抗して挿入方向に協動させる手段およびイ
ンクカートリッジを装着状態に係止するための手段とを
有し、インクカートリッジの装着前の状態では可動部材
の遮へい板が中空針に干渉しない位置に保たれ、インク
カートリッジの装着時にはインクカートリッジの挿入動
作に従って、可動部材を移動させ、その貫通孔を介して
インクカートリッジが中空針と接続されるようにしたの
で、インクカートリッジ装着前に使用者が不用意に中空
針に触れるような危険を防止することができると共に、
確実にインクカートリッジをカートリッジガイドを介し
て装着部に装着した状態に保つことかでき、かつ、イン
クカートリッジを取外すときもワンタッチで簡単に実施
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は木発明にかかるインクカートリッジ装着部の構
成の一例を示す斜視図、第２Ａ図および第２Ｂ図は本発明によるインクカートリ
ッジ装着動作の説明図、第３図および第４図は木発明の第２および第３実施例に
よるインクカートリッジ装着状態を示すインクカートリ
ッジ装着部のそれぞれ構成図、第５図は本発明の第４実
施例によるインクカートリッジの構成を示す斜視図、第６図は木発明の第５実施例にかがるインクカートリッ
ジ装着部の構成図、第７図は従来の本発明が適用可能な形態のインクジェッ
ト記録装置の構成を示す斜視図である。１・・・記録ヘッド・２・・・キャリッジ、４・・・インクカートリッジ、４Ａ・・・テーパ面、４ト・・ロック面、４Ｃ・・・凹部、４Ｄ・・・凸部、４Ｅ・・・アーム部、４Ｆ・・・係止部、４Ｇ・・・端部、４に・・・係止レバ、４Ｌ・・・操作端、４Ｍ・・・係止爪、２０・・・中空針、２１・・・カートリッジ挿入口、２２・・・カートリッジガイド、３１．４１・・・可動部材、３１Ａ、４１Ａ・・・遮へい部、３１ｆ１．４１Ｂ・・・（中空針挿入）孔、３２・・・
コイルばね、３３・・・ストッパ、３４・・・ロックレバ、３４Ｂ・・・係止爪、３４Ｃ・・・突起部、４１Ｃ・・・突起部、４１０・・・係止爪、４１Ｅ・・・弾性腕。４Ａアーパめ本裕１の第１虜Ｊ七イ列してよるインク力−トソ７ジダ
し蓄音１ｓＩ’）刃１或をホず楽ｔＪＪツｎ第１図

Claims

【特許請求の範囲】１）カートリッジガイドに沿いインクカートリッジを挿
入することによりその挿入方向とは反対方向に突出した
中空針を前記インクカートリッジに差込ませてインク供
給系に接続し、前記インクカートリッジの取外し時には
該インクカートリッジを前記挿入方向とは反対方向に引
出し可能なインクジェット記録装置において、前記中空針が貫通可能な孔を具えかつ、該中空針の遮へ
いが可能な遮へい板を有し、前記インクカートリッジの
挿入および引出しに応じて同方向に移動可能な可動部材
と、該可動部材を引出し方向に向けて偏倚させる偏倚手段と
、前記可動部材の挿入方向への移動を規制する規制手段と
、前記インクカートリッジに設けられ、該インクカートリ
ッジの挿入動作に関連して前記規制手段による規制を解
除し、前記可動部材の挿入方向への移動を許可する手段
と、前記インクカートリッジに係合し、該インクカートリッ
ジを装着位置に保持する手段とを設けたことを特徴とす
るインクジェット記録装置。２）前記可動部材は前記規制手段に係合する係止部と、
前記インクカートリッジの挿入動作に関連して前記規制
手段による係合を解除する規制解除部とを有することを
特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。