JP2000506789A - 多自由度ロボット - Google Patents

多自由度ロボット

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Abstract

(57)【要約】 ロボットアーム構造(10)は少なくとも2つのリンク(リンク1、リンク2)を備える。θ動作は、最基端のリンク(リンク1)の基端部分の第1の軸(z1)のまわりに与えられる。R動作は第1の軸(z1)から半径方向に前進し、それによって最末端のリンク(リンク3)の末端部分は半径方向に延びる直線に沿って動ける。エンドエフェクタ(18)は、第1の軸(z1)と平行なエンドエフェクタ軸のまわりに最末端のリンク(リンク3)の末端部分に対して回転できるように回動可能に取付けられる。構造(10)は、アーム(10)の手首をそれぞれの軸のまわりに回転させる、ヨーモータ、ピッチモータ、及びロールモータ(サーボモータ3)のうち1又は複数を付加することにより改良される。センサアレイは、r、θ、zとヨー動作、ピッチ動作、及びロール動作の1又は複数とを検出し、それらを表す電気信号を発生しコンピュータコントローラ(96)に伝達し、コンピュータはr、θ、z、及び、ヨー動作、ピッチ動作、及びロール動作の1又は複数を監視及び制御する。非放射状の直線動作と三次元動作が可能である。たとえ目的物のアライメントが狂っていたり、及び/又は、保持カセット又はワークステーションのアーム(10)の通常の動作平面からのアライメントが狂っていても、半導体ウエハ、フラットパネル表示器、及びデータ貯蔵ディスクをピックアップするのに適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 多自由度ロボット 技術分野 本発明は、非半径方向に延びる直線を含む直線に沿って進退でき、また、所望 の非直線の経路でも動くことができる精密アーム機構に関する。いくつかの実施 形態では、通常の鉛直な軸から装置を傾斜させてワークピースのミスアライメン トを修正することができる。本発明は、装置の通常の動作平面から傾いて配置さ れたワークピースをピックアップし配送することができる。本発明は、半導体ウ エハや、ウエハを保持したカセット、パネル、コンピュータハードディスクなど のような様々な目的物を処理及び/又は使用のために位置決めするのに適してい る。発明の背景 目的物を位置決めし配置させるためにロボットアームを用いることは良く知ら れている。一般的にアームは、在来の円筒座標系において、Z、R、θの動作を する。半導体ウエハの処理においては、処理工程を行うワークステーションにウ エハを非常に正確に位置決めできるようにするために、直線動作をできる能力が 極めて重要である。アーム末端のエンドエフェクタ又はメカニカルハンドを、R すなわち半径方向の直線に動かすことは様々なやり方で完成している。 一例としては、この目的のために、入れ子式のアームが用いられる。この構造 では、1の摺動可能な部材が他の部材に嵌まり込んで、アームの直線的な伸びを 可能にする。 より一般的には、この目的のために、等しいリンク長さの2本のリンクアーム が用いられる。第1のリンクの末端が、第2のリンクの基端に回動可能に取付け られるように、互いにリンクは結合される。リンクはベルト駆動を用いており、 第1のリンクに対して第2のリンクが対応させて回転させられ、回転比のi2,1 は2/1であり、エンドエフェクタとロボットアームの末端のリンクとの間の回 転比のi3,2は1/2である。i2,1が2/1であり、i3,2が1/2であるとき 、第1のリンクに対するエンドエフェクタの回転比i31は、2/1×1/2すな わ ち単位動作となって、半径方向の直線的動きが得られる。米国特許第5,064,340 号に示されたような3リンクアームの場合には、第3のリンクと第2のリンクと の間の回転比は1/1であり、他の回転比は上述したのと同様である。このとき 、i21は2/1であり、i3,2は1/1であり、i4,3は1/2である。そのため 、i4,1は単位動作となって、半径方向の直線動が得られる。 英国特許出願GB 2193482A号(1988年2月10日公開)はウエハを取扱う アームを開示しており、これは2本の等しくない長さのリンクを備えていて、一 方のリンクの末端に他方のリンクの基端が回動可能に取付けられており、末端の リンクの末端にハンドが一体的に設けられ、カムに固定されたベルト駆動を用い て、ほぼ直線動を得ている。 二等辺三角形タイプのリンクを用いることも知られており、2つの等しい長さ のリンクが回動可能に結合されて、末端のリンクの末端にメカニカルハンドが回 動可能に取付けられる。リンクのそれぞれとリンクの他端が枢着された点同士を 結ぶ線とが作る角度に比べて、2本のリンクの間の角度が2倍の速度で変化する ように、プーリーとベルトが用いられる。このリンク機構は、モータ軸から基端 のリンクの基端部を直接に駆動する。モータ軸と同軸の静止プーリーに巻掛けら れたベルトが、2本のリンクの互いの枢着点に設けられたプーリーに巻掛けられ る。他のプーリーとベルト装置が、第2のリンクがメカニカルハンドに回動可能 に結合された箇所の他のプーリーを回転させる。半径方向の直線動が得られる。 他の装置では、一対の二等辺三角形タイプのリンク機構を向い合わせにして、 末端側のリンク2つの末端にメカニカルハンドを回動可能に取付ける。基端側の リンクの各基端部は、一般的には適当な歯車装置を用いて、単一のモータ軸によ り反対方向に回転するように駆動される。結果は、各二等辺三角形タイプのリン クが他方のそのようなリンクを制御するように手段として働く「カエル足」タイ プの動作となり、各二等辺三角形の2つのリンクのなす角度が、リンクのそれぞ れとリンクの他端が枢着された点同士を結ぶ線とが作る角度に比べて2倍の速度 で変化する。半径方向の直線動が得られる。カエル足型のリンクは、特別な強度 が得られる利点があり、一定の条件下では特に有効で、特に真空環境においては 、塵が発生しにくいように真空チャンバ内の可動部品の数が少ないことを要求す る 傾向があるため有効である。 ここに援用する前述した来国特許第5,064,340号は、それぞれが末端部分と末 端部分とを有する第1、第2、及び第3の縦に延びるリンクを備えたアーム構造 を開示している。第2の縦に延びるリンクは、第1のリンクの有効長さの2倍で ある。第2のリンクの基端部分は、第1の枢軸によって、第1のリンクの末端部 分に回動可能に取付けられている。第3のリンクの基端部分は、第3の枢軸によ って、第2のリンクの末端部分に回動可能に取付けられている。エンドエフェク タは、第3のリンクの末端部分に、第4の枢軸によって、回動可能に取付られて いる。第1のリンクと第2のリンクと第3のリンクとエンドエフェクタとを協調 して回転させる手段が設けられていて、第1の軸対、第2の軸対、第3の軸対、 第4の軸の回転比は1:2:2:1である。再び言えば、エンドエフェクタが回 動するトルクは、駆動手段のトルクと等しい。半径方向の直線動が得られる。 上述したすべての半径方向の位置決めアームには共通する問題が存在する。こ の問題とはすなわち、ワークピースが処理されている間、アームは無駄に待機し ていなければならないということである。例えば、半導体ウエハはアームの末端 のエンドエフェクタによりローディングカセットからピックアップされる。ウエ ハはプロセスステーションに搬送され載置される。アームは退去して、ステーシ ョンのプロセスが完了するまで、無駄に待機している。いったん、プロセスが完 了すると、単一のエンドエフェクタはプロセスチャンバ中に進入し、処理された ウエハをピックアップして引き戻り、受入れカセットの方へ回転し、受入れカセ ットに処理されたウエハを入れて、ローディングカセットの方へ回転し、他のウ エハをピックアップして、ウエハを載置して再び引き戻り、プロセスが完了する まで待機する。これは総計11の動作であり、これらの動作に要する時間がスル ープット、すなわち、所定の時間内に処理することができるワークピース(例え ば、ウエハ)の数を制限する。 ここに援用する来国特許第5,007,784号は、上述の問題を解決するために、中 央部分とワークピースをそれぞれがピックアップすることができる2つの実質的 に反対向きに延びるハンドとを有するエンドエフェクタ構造を備えたロボットア ームを提供している。中央部分は、リンクの最末端の末端部分に中央に回動可能 に取付けられている。リンク、エンドエフェクタ構造、及び静止部分構造は、ロ ボットアームがリンクの最基端の基端部分の枢軸を越えて反転できるように構成 されている。ラジアル駆動手段は、エンドエフェクタ構造の中央部分の枢軸が実 質的に直線的に半径方向にだけ直線に沿って動き、最基端リンクの基端部分の枢 軸とエンドエフェクタ構造の中央部分の枢軸とに鉛直に通り過ぎるように、リン クを駆動する。エンドエフェクタ構造体は前記直線に関して所定の角度に維持さ れる。回転の駆動手段もまた設けられる。 さらに最近の他の開発では、リンクの相対的な長さの点についてはそれほど厳 密に定義されていないロボットアームを用いて、半径方向の直線動を達成してい る。そのようなロボットアームは、同時係属出願第08/432,682号(出願日199 5年5月2日)に開示されており、同出願をここに援用する。 従前の市販された装置は、米国特許第5,007,784号の装置と類似している。し かし、従前の市販された装置では、エンドエフェクタ構造は2つのハンドを有し ており、ハンドはエンドエフェクタの枢軸から互いに実質的に直角方向に延びて いる。エンドエフェクタは、その枢軸のまわりの2の異なる回転位置のうちひと つをとることができる。2つの位置は、実質的に直角だけ離れており、リンクの 最末端の末端部が直線的に動いていずれかのハンドを配置することができる。 今日のロボットアーム機構における非常に重要な問題点は、ロボットアームが R、θ平面における一点から他点へ、半径方向の直線(R)経路又は円弧(θ) 経路だけでしかたどれないことである。従って、例えばウエハカセットのような カセット中に又はワークステーションに、ピックアップして搬送すべき目的物が あるとき、アームは最初に半径方向に延びて、カセット又はワークステーション に入って、目的物を一般的には真空を用いてピックアップし、その後でカセット 又はワークステーションから半径方向に引き戻って、その後で他のカセット又は ワークステーションに向けて反転して、その後で半径方向に進み出て他のカセッ ト又はワークステーションに入って目的物を載置する。これは全体的に急停止/ 急発進の動作を与えるため、何千回もの動作により装置の損傷につながることが あり、しかも、搬送される目的物を振動させて製品の歩留りに悪影響を与えるこ とがある。また、半導体プロセスの操作で生じ得るようにアームの動作の平面に 突出した障害物があるときには、その障害物で隠れた又は影になった物を非効率 な経路で追従しなければならず、すなわち、障害物を越えるまで半径方向に内方 へアームを直線経路で退却させて、その後でアームのエンドエフェクタが障害物 を越えるようにラジアル動作をさせて、次に所望のワークステーションへと放射 状外方の動作をさせる。曲線の経路に沿って動ける能力が望ましく、それにより R及びθの共同した動きができるとともに、ロボットアーム機構のより迅速な動 作が誤差れる。 そのようなロボットアームシステムにおいて生じる他の非常に重要な問題点は 、ロボットアームの近くのウエハで充填されたカセットへの積み入れに関する。 アームでアクセスされるカセットが1より多く用いられるときには、各カセット の長手方向の軸(積入れと積出しをする方向)がロボットアームの回転中心を通 るように並べることが必要である。この制限は、アームが半径方向だけの直線に 沿って延びることができることから存在する。このためカセットを運び込むのに 直線型のベルトコンベアを用いることはできず、従って、本質的に非効率な操作 方法である手作業によって処理を行わなければならない。もしも、直線的な経路 すなわちベルトコンベアによって運ばれる積込みカセット(カセットの長手方向 の軸は必ずしもロボットアームの回転中心を通らない)からウエハを取出すこと ができるとすれば、操作全体の速度は著しく増加するであろう。これは、スルー プットを増加させ、利益の増加/低コスト動作に直接つながる。現在のところ行 われているのは、半径方向に並べられたカセットの一群とワークステーションと の間から他の箇所へと軌道システムを用いてロボットを動かすことであり、望ま しいとは決して言えない操作方法である。 平面表示パネルに関して生じる特別な問題点は、カセット中のパネルがしばし ばある程度傾いてアライメントが狂っている(ミスアライメント)ことである。 そのようなパネルをワークステーションに適切に位置決めしなければならない。 これを行うために在来型のロボットアームでは、例えばCCDセンサのようなミ スアライメントを検出するセンサを備えたチャックにパネルを配して、チャック を用いてパネルを回転させたのち、パネルをピックアップしてワークステーショ ンに適切なアライメントで搬送する。これは、在来型のロボットアームでは、 (位置及び角度のミスアライメントに起因して)エンドエフェクタの座標フレー ムと一致しない、パネル(又はウエハ)座標フレームに対して、アームが回転で きないからである。在来型のアームはエンドエフェクタの縦軸に沿ってだけ動く ことができ、それを回転させるには、中間的にピン又は類似物上に落下させるこ となしにはミスアライメントを修正することができない。そのようなチャック又 はピンを中間に使用せずに所望のアライメントが得られるとしたら非常に望まし い。同様に、そのようなチャック又はピンを用いることなしにウエハをその地形 的中心のまわりに位置決めすることが可能であれば非常に望ましい。 カセットに積込まれワークステーションへピックアップされるウエハやパネル に共通する他の問題点は、アライメント誤差のためにカセット等の軸に対してロ ボットアームのZ軸が完全には平行でないことである。相対的な傾きは、あらゆ る方向になりうるが、通常はわずか数度である。このミスアライメントが存在す るときには、アームに適切に配置されたエンドエフェクタは、ウエハ/パネルに 適切に接近してピックアップすることができず、ウエハ/パネルの正確な位置決 めを完全に制御することができない。ここに援用する先に出願した米国特許出願 第08/661,292号(出願日は19 年 月 日)は、あらゆる方向に傾斜可能な Z軸を有するロボットアームを開示している。しかし、同出願で明らかにされた 構造は、ロボットアームの手首又はその付近を回転させる能力を持たないため、 上述した性質のミスアライメントに必要な修正を行うには不十分である。上述し たチャックやピンを中間的に使用することなしに、ミスアライメントを完全に修 正することができ、ウエハ/パネルを適切に位置決めできるとすれば望ましい。 半導体ウエハ及びフラットパネルを処理するための従来技術のロボットアーム では、エンドエフェクタを半径方向に直線的に動かしてアームのエンドエフェク タがカセットとワークステーションに入るように配置しなければならなかった。 例えば、カセットやワークステーションの長手方向の軸がZ軸と平行でないとき には、カセットやワークステーションに入ることができない。それでも、ウエハ やフラットパネルのプロセス操作のスペースは貴重であるから、カセット及び/ 又はワークステーションをそのように配置できることは非常に望ましい。発明の開示 本発明は、上述した問題点の1又は複数を解決することを目的とする。 R動作、θ動作及びZ動作を有するロボットアーム構造の改良が本発明の1実 施形態を構成する。アーム構造は、θ動作が最基端のリンクの基端部分の第1の 軸を中心とする少なくとも2つのリンクを含む。R動作は第1の軸から半径方向 に前進し、それにより最末端のリンクの末端部分が半径方向に延びる直線に沿っ て動くことができる。エンドエフェクタは、第1番目の軸と平行なエンドエフェ クタ軸を中心にして、最末端のリンクの末端部分に関して回転可能に取付けられ たエンドエフェクタ部分を有する。末端のリンク及びエンドエフェクタのそれぞ れにモータが設けられている。このモータは、最末端のリンクの末端部分とエン ドエフェクタ部分との間のエンドエフェクタ軸を中心にして相対回転するように 結合され、これによりヨー(Y)動作を与える。電子コンピュータ手段とセンサ は、R動作、θ動作、Z動作、及びY動作を制御する。 R動作、θ動作、及びZ動作を有するロボットアーム構造の改良が本発明の他 の実施形態を構成する。このアーム構造はn個の長手方向に延びる、各々が基端 部分と末端部分とを備えたリンクを有し、ここに、nは2又はそれ以上の整数で ある。各リンクの基端部分は、それぞれのn番目の軸を中心にして回転するよう に回動可能に取付けられる。エンドエフェクタは、n番目のリンクの末端部分に 配置された(n+1)番目の軸を中心にして回転するように回動可能に取付けら れている。このリンクの枢軸及びエンドエフェクタの枢軸は全て平行である。ラ ジアル駆動回転シャフトは、被動端部分と駆動端部分とを有し、また、第1番目 の軸に沿って延びている。ラジアル駆動モータ手段は、第1番目の軸を中心にし てラジアル駆動シャフトの被動端部分を回転させる。ロータリー駆動回転シャフ トは、被動端部分と駆動端部分とを有し、第1番目の軸に沿って延びる。ロータ リー駆動モータ手段は、ロータリー駆動シャフトの駆動端を第1の軸を中心にし て回転させる。ロータリー駆動シャフトの駆動端部分は、第1番目のリンクの基 端部分に隣接して配置されており、互いに接触して回転駆動する状態にある。( n−1)のベルト手段が設けられ、各ベルトは(n−1)の対応するプーリーの それぞれにより回転させられる。第1番目のプーリーは、ラジアル駆動シャフ トの駆動端部分により回転させられる。ベルト手段は、次に続くリンクをその夫 々の軸を中心にして回転させるように配置される。本発明の改良は、(n+1) 番目の軸に配置されたエンドエフェクタ駆動シャフトを駆動し且つエンドエフェ クタをその軸を中心にして回転させるエンドエフェクタモータを有する。ラジア ル、ロータリー、及びエンドエフェクタのモータ駆動機構のセンサ手段は、夫々 のラジアル、ロータリー、及びエンドエフェクタのモータ駆動シャフトの回転位 置を表す量を測定して、この回転位置を表す電気信号を発生する。手段は電気信 号を電子計算手段に伝達する。電子コンピュータ手段は、ラジアル、ロータリー 、及びエンドエフェクタの駆動シャフトの回転位置からエンドエフェクタの軌道 を計算する。コンピュータ手段は、所望の経路を追従し所望の軌道に到着するよ うにエンドエフェクタを位置決めするように、駆動モータを制御する。 本発明の更に別の実施形態によれば、nが2以上の整数であるときに、n個の 長手方向に延びる、各々が基端部分と末端部分とを備えたリンクを有するアーム 構造を制御する方法が示される。ラジアル、ロータリー、及びエンドエフェクタ の駆動シャフトの回転位置が測定される。電気信号が生成され、この信号は電子 コンピュータ手段に伝達される。電子コンピュータ手段は、上記の信号からエン ドエフェクタの軌道を計算して駆動モータを制御してエンドエフェクタを動かし 、そのリーチ内のあらゆる所望の位置に位置決めする。 本発明の他の実施形態は、上述した性質のロボットアームと一緒に使用される 、ウエハ又は他の目的物が装填されたカセットを実質的に直線の経路に沿って搬 送するベルトコンベアを含むウエハ処理システムを備える。 本発明の別の実施形態は複数のロボットアームからなり、各ロボットアームは 、そのリーチ内に1又は複数のワークステーションを有し、ロボットアームは互 いに十分に接近して配置されて、第1のアームのリーチ内にあるワークステーシ ョンにウエハが搬送された後に、同ウエハは第1のアームによって転送ステーシ ョンに搬送され、この転送ステーションは、第2のアームのリーチ内のワークス テーションでの処理のためにこの第2のアームのリーチの範囲内にある。 本発明の更に他の実施形態は、上述したアームにより搬送される目的物がセン サアレイを通過することができ、目的物のアライメントの偏位があれば検出され て、目的物を適切に整列させるように適当なR、θ、Yの修正をすることができ るように、所定位置に配置されたセンサアレイである。 本発明の更に別の実施形態によれば、Y(ヨー)動作の提供を介して、完全な 多方向平面(R、θと等価以上)の動作を提供するロボットアーム機構がワーク ピースを取り扱うようになっている。この機構は2カセットのリンクを備え、各 リンク機構は基端部分及び末端部分を有する基端リンクと、基端部分及び末端部 分を有する末端リンクとを有する。各リンク機構の末端リンクの末端部分は、手 首の軸において互いに回動可能に取付けられる。各基端リンクの末端部分は、夫 々の肘部分の軸において、対応する末端リンクの基端部分に回動可能に取付けら れる。各基端リンクの基端部分は、比較的静的な支持体に、それぞれの肩部分の 軸において回動可能に取付けられ、肩部分の軸は互いに間隔が隔てられている。 エンドエフェクタは、末端リンクの末端部分に手首軸を中心に回動動作可能に取 付けられている。回動軸は互いに平行であり、第1の方向に延びている。リンク とエンドエフェクタは軸の方向に沿って互いに間隔が隔てられており、リンクは 第1の方向と直交する方向に、第1の方向に延びる空間を互いに干渉せずに動く ことができる。ヨーモータは、末端の軸を中心にして、エンドエフェクタを相対 回転させる。肘部分のモータは、末端リンクのそれぞれのひとつの基端部分と、 対応する末端リンクの基端部分とを相対回転させる。肩部分のモータは、静止構 造に関して、基端リンクのひとつの基端部分を回転させる。この機構の動作を制 御するために、センサとマイクロプロセッサの制御が設けられる。 本発明の更に他の実施形態によれば、ヨー動作及び/又はエンドエフェクタの 長手方向の回転動作を提供するモータと一緒に、鉛直から傾斜可能なエレベータ を用いることによって、ワークピースを保持するカセットのミスアライメントが 修正される。 本発明の更に別の実施形態にあっては、本発明は上述した方法及び/又は装置 のいずれかを用いて、例えばウエハ、フラットパネル、コンピュータ記憶ディス クなどを取り扱って処理することにより、完成したワークピースを作る方法を提 供する。 本発明は、数多くの物、特に半導体ウエハ、パネル表示器、他の概略平らな目 的物を処理するためにピックアップして搬送するのに有用なロボットアーム構造 と制御方法を提供する。このシステムは、エンドエフェクタの少なくともほぼ3 60°の円弧に亘って、例えば少なくとも約270°に亘る連続的なYつまりヨ ー動作を提供し、これにより電子コンピュータ手段によってより効率的な経路が 選択され、また、これにより振動が著しく低減され、従って潜在的な停止時間を 少なくする。回転経路に沿ってすべての位置の連続的な入手可能性及び利用可能 なヨー動作の程度は、共に、4軸アームの一層効率的な動作のための自由度を提 供するに重要である。従来技術のロボットアームに比べて著しく制限を受けない エンジニアが利用できる設計パラメータを提供する。特に有用な特徴は、エンド エフェクタを非放射状の直線に沿って動かす能力である。これは数多くの実際的 な利点を有し、例えば、ワークピースを装填したカセットをまっすぐなベルトコ ンベアに載せて供給する能力を提供する。アーム構造及び方法は、デュアルの( 2ハンドー)エンドエフェクタ、トリプルの(3ハンドー)エンドエフェクタな どと共に使用できるようになっており、従来技術のアーム構造とその制御方法を 用いて可能であるのに比べて一層任意の位置に、パネルのためのチャック及び/ 又はウエハのプリアライメント、ワークステーションを位置決めすることができ る。 本発明の利点は以下の通りである。 (1)ロボットの改善された機械特性、特に、単純化したアーム機構(伝達機構 が少ない);向上した剛性と精度。 (2)エンドエフェクタにヨー軸を導入することによるロボットの改善した動作 能力;これによりZ軸の位置により定められる平面においてエンドエフェクタが 全般的な動作(並進及び回転)を実行することができる(エンドエフェクタは任 意の向きの任意の軌跡に沿って動くことができる)。 (3)全般的なカセットの向きを可能にする。ヨー軸により(放射状以外に)任 意に向いたカセットとウエハ処理装置の最適な配置が可能になる。すなわち、自 由度を追加したために、障害物を避けられるようになり、ウエハ処理装置の機器 のデザインとプラニングに自由度が与えられ、処理のための非常に高価な土地( 不動産)が少なくてもよい。 (4)直列に並べられたモジュールの取扱い。ロボットは、並進させることなく 、図2に示すように直列に並べられたカセットを取扱うことができる。この新た な機構は、カセットの配置が放射状でなければならない制限に従うためにロボッ トが軌道により並進する現在使用されている小型軌道システムに完全に置換わる ことを意図する。直列にモジュールを配置することで、少ない資本の投資でより 信頼できる複数の非放射状のカセットの取扱いを達成することが容易になる。 (5)プロセス間でのウエハの交換。直列にカセットを扱うというコンセプトに より、別のプロセスに関連するいくつかのロボットがウエハを相互交換して、静 止した中間カセット(図3(a))に挿入したり取出したりさせることができる 。 (6)数多くの非放射状のカセットの取扱い。直列にカセットを扱うというコン セプトにより、ベルトコンベアにより前進する数多くの組のカセットを扱うこと ができる。すなわち、ベルトコンベア上にいくつかの組のカセットが連続的に配 置される。プロセス全体は、各組が通過すべき異なるステージに分割される。ベ ルトコンベアは所定の組のカセットがアームの作業範囲に入るまで動く。ロボッ トアームは、その作業範囲にあるカセットからウエハをピックアップして、他の カセットでの処理のために配送する。このステージが完了した後、作業空間から すべてのカセットがベルトコンベアで次の処理ステージへと搬送される(図3( b))。 (7)オンザフライ(on the fly)でのウエハのセンタリング(図4)。すなわち 、オンザフライでのウエハのセンタリングの際に、本発明によるアームを用いる ことができる(ウエハの向きは、このプロセスでは重要ではない)。ウエハは、 ピックアップされ、CCDセンサのような非接触の測定装置を用いて測定され、 単一動作で(ウエハの特別な位置決めは要求されない)中心出しをされてカセッ ト又はプロセスステーションに入れられる。測定とセンタリングの処理はともに アームが動作している間に実行される。そのような種類の取扱いの利点は次の通 りである。ウエハに接触するのはエンドエフェクタだけである。ウエハの進入及 び最終位置決めの精度が向上し、性能が向上する。 (8)オンザフライ(on the fly)によるフラットパネルのアライメント(図5) 。本発明のアームは、矩形の目的物をオンザフライで整列させるためにフラット パ ネルを取り扱う際にも使用できる。フラットパネルはピックアップされ、測定さ れ、オンザフライで整列され、単一の動作でカセット又はプロセスステーション に入れられる。直線方向と角度方向のオフカセットの計算は、その補償と共にロ ボットの動作中に実行される。その利点は(6)と同様である。 (9)連続動作の取り扱い。ヨー軸により2つのカセットの間の連続的な軌跡( 図6)を計画し実行することが可能になり、この結果ウエハ又はフラットパネル の取り扱いが円滑かつ迅速になる。これにより搬送される材料(ウエハ、フラッ トパネル)及びプロセス機器にかかる応力を低減する。古典的なθRZスキーム でウエハをひとつのカセットから他方に移すのに使用されていた一連の「退却ー 回転−伸長」のシーケンスは、アームの回転を必要としない滑らかな軌跡に沿っ た単一の動作によって置換される。これは移動時間を実質的に短縮し、装置の全 体的な性能を改善する。 (10)2以上の(サイズの制限から一般的には3つの)ハンドを備えたエンド エフェクタを効率的に利用できる能力。連続的なY動作の能力により、電子コン トローラ、例えばマイクロプロセッサを用いて3つのハンドのエンドエフェクタ を非常に効率的に制御でき、それにより処理量を向上させることができる。 (11)カエル足タイプの機構を利用したときには、この装置は真空環境下で用 いるのに非常に適している。カエル足タイプでない機構と比べて、ベルトとプー リーの数が減少するため、ベルトの動作中に発生する塵の量が大幅に低減される 。真空環境では塵は極めて望ましくない。さらに、カエル足タイプでない機構で は、R及びθ動作を提供するベルト及びプーリーは、リンクの内部に装着される 。その結果、ヨー動作を与えるには、現実的な方法としては、モータを最も末端 のリンクかエンドエフェクタ自体に配置しなければならない。真空環境では、ス ペースは最小であり、ヨーモータをこのやり方で据付けるのに十分な空間は無い 。 (12)ロボットアーム軸に関するカセット軸のミスアライメントを修正できる 能力。 (13)Z軸に関して傾斜して挿入しなければならない入口を有するカセット及 び/又はワークステーションに侵入できる能力。図面の簡単な説明 本発明は、添付図面の符号を参照することによって、より良く理解されるであ ろう。図面において、対応する符号は対応する部品を示している。 図1(a)は、従来技術の装置を模式的に示している。 図1(b)は、本発明の実施形態による装置を模式的に示している。 図2は、本発明の実施形態による装置の使用状態と、本発明の方法による直列 に配置されたカセットとワークステーションとの動作を模式的に示している。 図3(a)は、本発明の実施形態によるマルチロボットシステムとその動作を 示す模式図である。 図3(b)は、本発明の実施形態によるマルチプル・オフラジアル・カセットハ ンドリング・ロボットシステムを示す模式図である。 図4は、半導体ウエハ又は他の円形目的物をセンタリングするためのセンサア レイと組合わせた本発明の実施形態を示す模式図である。 図5は、図4と類似した装置及びセンサアレイであって、フラットパネル又は 他の矩形目的物を位置決めするためのものを示す模式図である。 図6(a)は、ヨー動作を有しない従来技術によるウエハの軌跡を模式的に示 す図である。 図6(b)は、ヨー動作を与える本発明のロボットアームによるウエハの軌跡 を模式的に示す図である。 図7は、アームのコンピュータ制御中の計算に使用される様々な角度を示す図 である。 図8は、コンピュータ動作コントローラへの情報の流れを模式的に示すブロッ ク図である。 図9は、本発明の実施形態で用いるのに有用な3つのハンドを有するエンドエ フェクタを示す上面図であって、3枚のウエハを仮想線で示している。 図10は、本発明の実施形態によるカエル足タイプのリンクであつて、2つの ハンドのエンドエフェクタを備えたものを示す上面図である。 図11は、図1の実施形態を一部を破断して示す側面図である。 図12は、図10及び図11の実施形態を示す端面図である。 図13は、本発明の他の実施形態を拡大して示す一部破断端面図である。 図14は、本発明の更に別の実施形態を拡大して示す一部破断端面図である。 図15a及び15bは、本発明の実施形態のカエル足タイプのリンクの動作の フェーズを示す上面図である。 図16は、本発明による動作制御の方法を数学的に示す上面図である。 図17a及び17bは、本発明の構造と動作の詳細を示す図である。 図18a及び18bは、本発明の実施形態によるウエハを位置決めする手段を 示す、それぞれ側面図と平面図である。 図19は、本発明の実施形態において3つのハンドのエンドエフェクタを用い たようすを示す上面図である。 図20は、本発明の実施形態によるZ軸動作をカセット込んだ装置を一部を破 断して示す側面図である。 図21a及び21bは、本発明の1又は複数の実施形態による全方向に調節可 能なロボットアームを示す、それぞれ側面断面図と平面図であり、図示のアーム はY軸動作とE軸のまわりの回転動作の両方が可能で、E軸はエンドエフェクタ の長さ方向に向いて延びている。 図22は、本発明の実施形態のエレベータ構造について、仮想線にて入れ子が 外に出た状態を示した、側面断面図である。 図23は、図22に示した装置の一部について、エレベータを傾けるモータの ひとつに沿って破断して示した拡大側面図である。 図24は、図22に示したエレベータにロボットアーム機構を取付けた装置の 退却した形態と伸長した形態とを示す模式図であって、ロボットアームにはその 一部としてセンサが備えている。 図25は、本発明の実施形態において有用なエレベータ構造の下部部分の構造 の詳細を一部分を拡大して示す側面断面図である。 図26は、図25と同様な図であるが、図25に示した要素の詳細について、 個々の部品を別々に示した側面図及び平面図である。 図27及び図28は、Y軸動作とJ軸動作の両方が可能な本発明の実施形態の 装置について、それぞれ図21aと図21bと同じように示した図である。 図29a及び図29bは、エンドエフェクタのウエハをピックアップする部分 (ハンド)が各々Y軸動作とJ軸動作の両方をすることができる、2つのエンド エフェクタを備えた本発明の実施形態の装置について、それぞれ図21aと図2 1bと同じように示した図である。 図30a及び図30bは、Y軸動作とJ軸動作の両方が可能であり、Z軸と平 行な平面に配置されたカセットにアクセスすることができる、本発明の実施形態 の装置を示した部分断面側面図と平面図である。 図31a及び図31bは、各ハンドがY軸、E軸、及びJ軸動作することがで きる2つのエンドエフェクタを備えた本発明の実施形態の装置について、それぞ れ図21aと図21bと同じように示した図である。 図32は、本発明の実施形態によるロボットアームによる緯度方向のミスアラ イメントの補正を示した側面断面図である。 図33は、本発明の実施形態によるロボットアームによる経度方向のミスアラ イメントの補正を示した模式図である。 図34a及び図34bは、本発明の実施形態によるロボットアームの経度方向 のミスアライメントと補正を示した平面図である。 図35a及び図35bは、 それぞれが2つのエンドエフェクタを備えた複数(2つが示されている)のエン ドエフェクタであって、各2つのエンドエフェクタが別個のヨー動作モータを備 えているものを示した、それぞれ部分断面側面図と平面図である。 図36は、図35aのY軸モータ部分を示した拡大詳細図である。 図37は、2つハンドのエンドエフェクタにおけるエンドエフェクタの最小作 業空間を示している。 図38は、2つのY軸の単一ハンドのエンドエフェクタにおけるエンドエフェ クタの最小作業空間を示している。 図39a〜図39fは、本発明の実施形態のひとつの動作モードを示している 。 図40は、図22から図26に示したエレベータ構造の概略図であって、テー ブルのすべてのプレートが対称的な関係になっている。 図41は、上側のプレートが傾いているときの、図22から図26に示したエ レベータ構造におけるジョイント間に生じる変形を示す概略図である。 図42は、図22から図26に示したエレベータ構造の概略図であって、ユニ バーサルジョイントのまわりのブッシュが弾性体である第1の実施形態を示して いる。 図43は、ロッド部材が弾性体である、図22から図26に示したエレベータ 構造を示す図である。 図44は、本発明のロボットに用いるのに好適なエレベータ構造の他の実施形 態を示す側面図である。 図45は、図44に示したロボットの第2の側面図である。 図46は、図44に示したエレベータ構造の上面図である。 図47は、図44から図46に示したエレベータ構造に用いられるスプリング 機構の上面図である。発明の詳細な説明 本発明は、ロボットアームのエンドエフェクタに独特のヨー動作を与えるもの であり、これによりヨー動作ができない従来のアームに比べて、より効率的にア ームを使用できるようにする。或る実施形態では、ロール動作とピッチ動作の両 方又はいずれか一方が提供される。このアームの動作は、ラジアル駆動シャフト とロータリー駆動シャフトの回転速度(及びそれにより位置)及びヨー駆動シャ フト(もし使用するのであればロール駆動シャフト及びピッチ駆動シャフト)の 回転速度(及びそれにより位置)を計測すること、および、ロボットアームのエ ンドエフェクタが所望の経路を追従するように、これらの量を制御するためのコ ンピュータを使用することを含む機構によって制御される。このアームは、直線 動の能力を保有しており、実際、この能力を半径方向にほかならない直線動及び 自在な軌道まで拡張する。本発明には数多くの独特の特徴がある。 本発明の理解のために、用語「ベルト」、「ベルト手段」、「プーリー」及び 「プーリー手段」を、時として、歯車装置として述べることに留意すべきである 。更に、用語「ベルト」及び「ベルト手段」は、広義に用いられており、歯付き 構造及び歯無し構造、チェーン、織物ベルト、編物ベルトなどを含む。これらは 、 任意の適当な材料、天然又は合成の、有機、無機、重合体、複合材、又は金属か ら作られる。同様に、用語「プーリー」及び「プーリー手段」は、ベルトと確実 に係合し、或いは、ベルトと摩擦だけで係合する歯付構造及び歯無し構造を含む ように広義に用いられている。ベルトは、また、任意の好適な材料、天然又は合 成の、有機、無機、重合体、複合材、又は金属から作られる。更に述べると、用 語「鉛直」及び「水平」は、本発明の或る実施形態の説明を簡単にするために時 々使用される。これらの用語は、説明を簡単にするために使用するのであって、 要するに、互いに直交する2つの軸を意味している点に留意すべきである。以上 のことを念頭において、以下に、この発明を詳しく説明する。 本発明の目的に合致し且つ本発明の範囲に入る動作を支配する基本的な数式の 理解は、情報を与えて、発明の理解の助けになるだろう。これらとその使用は、 図7及び図16に図式的に示されている。使用されている基本的な表記は次のと おりである。 Xはエンドエフェクタの位置ベクトルであって、X=[R θ Z φ]T、又は 、X=[X Y Z φ]Tである。ここでR、θ、及びZは、エンドエフェクタポ ールの円筒座標系であり、一方、X、Y、Zはそのデカルト座標系であり、ここ に、φは、エンドエフェクタの縦軸とワールド座標フレームの横軸とのなす角度 である。 Xd ……エンドエフェクタの所望の位置 e=Xd−X ……軌跡トラッキング誤差 dX/dt ……エンドエフェクタの直線速度ベクトルであり、dX/dt= [dR/dt dθ/dt dZ/dt]T、又は、dX/dt=[dX/dt dY/dt dz/dt]Tである。ここに、d/dtは、各量についての1階の 導関数を示す表記である。 ‖X‖ ……Xのユークリッドノルム Q ……ジョイント座標ベクトルであり:Q=[Q1 Q2 Q3 Q4]T である、ここに、Q1−Q3は図1に示すようにリンクの間の角度であり、Q4 はZ軸と一致する。それぞれ1階の導関数はdQ/dtであり、Θ=モータ座標 ベクトル:Θ=[Θ1Θ2Θ3Θ4Tである。ここに、Θ1−Θ4はモータの位置を 記述する。 エンドエフェクタポールを、指定されたエンドエフェクタの向きで、デカルト 空間中の連続軌跡(直線、円弧、など)に沿って動かすには、モータの速度を同 調させなければならない。モータの速度は、実行する軌跡、向きの変化、及び動 きのパラメータ(直線速度及び角速度及び加速度)に依存する。このタスクを解 決するための第1のステップは、各サンプリングタイムにおけるエンドエフェク タの速度(直線速度及び角速度)を計画することである。通常は、ユーザーがエ ンドエフェクタの動きの最中における最大の直線速度及び角速度、加速度及びジ ャーク(加速度の1階導関数)の基準を指定する。これらの要求に合致する速度 プロフィールの生成を制御システムが行う。各サンプリングタイムにおいて、速 度プロフィール生成器は、エンドエフェクタの現在位置を考慮しつつ、エンドエ フェクタの直線速度及び角速度を計算する。それらは、速度レベルでの逆運動学 問題(Inverse Kinetics Problem)を解いて、ジョイント速度及びモータ速度に 変換される。ジョイント速度とモータ速度を計算するためには、現在のモータ位 置が入手可能でなければならない(モータ位置はエンコーダにより与えられ、位 置レベルでの直接運動学問題(Direct Kinematics Problem)の解法を通じてジ ョイント位置に変換される)。モータ速度は動作コントローラにロードされ、軌 跡の終点に到達するまで、各サンプリングタイムで上記シーケンスが繰返される 。図8は、これらの原理を具体化したコントロールのスキームを明らかにしてい る。 図1(a)を参照すると、従来技術のロボットアームカセット立体10が示さ れており、これは、ロボットベース、リンクL1、L2、及びL3、及びエンド エフェクタ18を備えている。ラジアル駆動モータであるサーボモータ1がラジ アル駆動シャフト20を駆動する。ラジアル駆動モータであるサーボモータ1は 歯車列28を動かして、歯車列28がラジアル駆動シャフト20を駆動する。 図1(a)及び図1(b)では、長さ方向に延びる3つのリンクが存在する。 各リンクは基端部分と末端部分とを有する。図1(a)のロボットアームについ ての詳しい説明は米国特許第5,064,340号に見られる。各々のリンクは、その基 端部分が、対応するn番目の軸を中心にして回転可能に設けられている。すなわ ち、第1のリンクL1は、その基端部分が第1の軸21を中心にして回転可能に 設けられており、第2のリンクL2は、その基端部分が第2の軸23を中心にし て回転可能に設けられている、などである。エンドエフェクタ18は、(n+1 )番目の軸を中心にして、図1(a)及び図1(b)の実施形態では、先行する リンクの末端部分(図示の実施形態では第3のリンクL3の末端部分)に位置す る4番目の(エンドエフェクタ)軸25を中心にして回転するように回転可能に 設けられている。なお、これらリンクの軸とエンドエフェクタの軸とは、全て、 互いに平行である。 ここに、米国特許第5,064,340号のロボットアームは、本発明の実施形態を有 利に利用することのできる数多くのロボットアームのひとつにすぎない。例えば 、限定するものではないが、米国特許出願第08/432,682号のロボットアームを使 用してもよいし、この明細書や他の箇所で説明される他のアームを使用してもよ い。 ベルト手段(破線で示す)は、各々、対応するn番目のプーリーによって回転 する。第1のプーリーは、ラジアル駆動シャフト20の駆動端部分によって回転 する。図1(a)では、n番目を除いた一連のベルト手段は、次に続くリンクを その軸を中心にして回転させるように設けられている。n番目のベルト手段は、 エンドエフェクタ18を(n+1)番目の軸25を中心にして回転させるように 設けられる。図1(b)では、n番目のベルト手段が設けられておらず、その代 りに、本発明に従い、サーボモータ3によってエンドエフェクタを回転させる。 ラジアル駆動要素の動作は米国特許第5,064,340号に述べられているものと実 質的に同じである。各リンクの有効長さは、リンクの基端が回動可能に取付けら れた第1の枢軸と次のリンクの基端部分が回動可能に取付けられた第2の枢軸と の間の距離として定義される。回転可能なラジアル駆動シャフト20はロボット ベースに関して回転する。回転可能なラジアル駆動シャフト20は、これと一体 的に回転するプーリー駆動ホイールを駆動する。この駆動ホイールは第1の軸2 1と同軸である。第1のリンクL1はロボットベースのベアリング構造に回動可 能に取付けられている。 第1のリンクL1の末端部分には、第2の枢軸23に沿って支柱が取付けられ ている。この支柱は第2の有効円筒面を有し、この第2の有効円筒面は第2の枢 軸23を中心とする円筒形状である。第2のリンクL2は、ベアリング22によ って、支柱に関して回動可能に取付けられており、これにより第2のリンクL2 はその基端部分において第2の枢軸23を中心にして回転可能である。第2のリ ンクL2は、第1のプーリー面に対向して整列された第2のプーリー面を有し、 また、第3の軸27の回りに位置する第4のプーリー面に対向して整列された第 3のプーリー面を有する。図1(a)では、追加的なベルト・プーリー装置がエ ンドエフェクタ18を回転させる機能を有し、エンドエフェクタ18は、第2の リンクL2の末端部分に取付けられた支柱の回りのベアリングを介して、回動可 能に設けられている。ベルトは、図1(a)の様々な軸を中心とした必要な回転 を与える機能を有する。望ましいのであれば、第1の軸21と第2の軸23との 間の第1のリンクL1に歯車装置を設けてもよい。このような構成は、前述の米 国特許第5,064,340号に示されている。 本発明によれば、ラジアル駆動シャフト20の軸21を中心とした回転位置を 表す量を測定してラジアル駆動シャフト20の回転位置を示す電気信号を発生す るために、ラジアル駆動センサー手段90、実際にはインクリメンタルフォトエ ンコーダが設けられている。便利かつ正確性のために、ラジアル駆動シャフト2 0の回転位置を表す、実際に測定される量は、シャフト20の延長部26の回転 位置すなわちラジアル駆動モータつまりサーボモータ1の回転位置である。この 2つの量は互いに比例するので、得られた電気信号は、所望の量つまりラジアル 駆動シャフト20の回転位置を示す。フォトエンコーダは、本質的には、光源と 、光の経路が遮断されていないときに光源からの光を受けるように配置された光 センサとから構成されてもよい(図17a、図17b、この技術を記述するテキ ストを参照)。 線92で示す手段は、ラジアル駆動シャフト20の回転位置を示す電気信号を 電子計算手段96に伝達するために設けられている。同様に、ロータリー駆動セ ンサ手段98は、ロータリー駆動シャフト78の回転位置を示す量を測定し、ロ ータリー駆動シャフト78の第1の軸21を中心とした回転位置を示す電気信号 を発生するために設けられている。この量は、実際には、中間シャフト64で測 定される。線100で示す手段は、ロータリー駆動シャフト78の回転位置を示 す電気信号を電子計算手段96に伝達するために設けられている。 電子計算手段96は、様々なリンクの特定の長さ及び様々なプーリーの直径に より規定される幾何学的な関係を利用して、ラジアル回転シャフト20及びロー タリー駆動シャフト78の検出された回転位置からエンドエフェクタ18の位置 を計算するための位置計算手段102を含む。電子計算手段96は、ラジアル駆 動シャフト78の回転数neで割ったロータリー駆動シャフト20の回転数nR が「−K」と等しくなるように、ラジアル駆動モータつまりサーボモータ1及び ロータリー駆動モータつまりサーボモータ2を制御するための駆動制御手段10 4を更に含み、これにより、半径方向の直線経路に追従し所望の位置に到達する ようにエンドエフェクタ18を位置決めする。「−K」の値は、非半径方向の直 線経路に関しては、この関係を満足しない。この制御信号は、ラジアル駆動モー タつまりサーボモータ1とロータリー駆動モータつまりサーボモータ2に夫々至 る線106、108によって表されている。 図1(b)は本発明の基本的な実施形態を示す。エンドエフェクタ18は、サ ーボモータ3の作動によって、軸25を中心にして回転し、この軸25は、Y軸 又はヨー軸と呼んでY軸又はヨー軸とみなすことができる。この図示の実施形態 では、サーボモータ3はリンクL3の末端に取付けられており、サーボモータ3 のシャフトがエンドエフェクタ18を直接的に回転させる。しかしながら、所望 のヨー動作を与えるようにサーボモータ3を配置する限り、このサーボモータ3 を所望の位置に設けてもよいことに留意すべきである。例えば、限定するもので はないが、例えばサーボモータ1及び2の近くなどの、いずれかのリンク内にサ ーボモータ3を設けてもよい。サーボモータ3を軸25に設けない場合には、ヨ ー軸を中心とする回転駆動が生じるように、ロータリー動作とラジアル動作を伝 達するための前述したような適当なベルト・プーリー装置が設けられる。 図2は、図1(a)の装置の実用例を示す。ワークステーションWとウエハカ セットCが、ロボットアームの軸21から半径方向に等距離に配置されていない ことに注意されたい。ヨー能力を用いることで、ワークステーションとカセット とが軸21に関して半径方向に整列されていない場合であっても、エンドエフェ クタ18を各ワークステーション及びカセットの中にまっすぐに挿入することが できるように、このエンドエフェクタ18を整合させることが可能である。この ようにして、ここで述べたロボットシステムは、完全に、直線的に並べられたカ セットを取扱うべく軌道でロボットを運ぶ(移送する)高価な小型軌道システム に取って代わることができる。 図3(a)は、2つのアーム10、10’の連続した使用を示す。アーム10 の左方にあるアーム(図示せず)が、最も左側の3つのカセットのいずれかから ウエハをピックアップして、このウエハを処理すべくその作業空間に運ぶ。処理 に続いて、アームは、この作業空間の最も右側の共用カセット(陰影を付して示 す)まで処理後のウエハを運ぶ。ここに、共用カセットとは、特定の共用場所に あるカセットとして定義されるものであり、継続的なカセットの各々は、ウエハ が共用場所を通過するときに共用カセットとして機能する。アーム10は、この 方法で、作業空間の中のいずれかのカセットから処理後のウエハをピックアップ し、処理するために運び、処理に続いて、この作業空間の最も右側の陰影を付し たカセットまで運ぶ。次いで、アーム10’が、同じような操作をする。必要数 のアームを、このようにして次々と配置すればよい。 図3(b)は、マルチ式の半径方向から離れたカセットの取り扱いを示す。コ ンベアベルトBに連続的に並べられた幾つかのカセットのカセットCは、コンベ アベルトBに示す方向に進行する。全てのプロセスは、各カセットのカセットが 通過すべき別々のステージに分割されている。コンベアベルトBは、所定のカセ ットのカセットがアームの作業空間(点線の四角によって描いてある)に入るま で移動する。ロボットアームは、作業空間の中のいずれかのカセットからウエハ をピックアップして、処理後のウエハを次のカセットに運ぶ。このステージが完 了した後、この作業空間から全てのカセットがコンベアベルトBによって次の処 理ステージまで搬送される。 図4は、半導体ウエハ(カセットCの中にアライメントが狂った状態で収めら れている)を(ウエハがワークステーションWへの経路を横断するときに)オン ザフライ(on the fly)でセンタリングするためのヨー動作を備えたロボットアー ムの使用を示す。そのようなウエハは、通常、チャックの中に移動させてそのセ ンタリング及び回転をさせて、ワークステーションへ配送のために適当に整合さ せなければならない。本発明の実施形態によれば、エッジ検知デバイス、例えば CCDセンサのような光学センサを、このセンサの範囲内にウエハを差し向けて 、所定の位置からのウエハの中心のあらゆる偏位を検知するのに都合のよい場所 に配設してもよい。次いで、センサアレイ(この例では単一のセンサがアレイを 構成している)は、ヨーモータ(サーボモータ3)にミスアライメントを修正す るように指示する電子コンピュータ制御回路に信号を送る。次いで、ウエハは、 処理するのに適したアライメントでワークステーションWに配送される。 図4の実施形態のウエハ操作の概要は以下のとおりである。 ポジションA:センタリングされていないウエハがソースカセットに入って いる。エンドエフェクタ座標フレームはソースカセット座標フレー ムと一致している。エンドエフェクタは、ウエハをカセットから引 出すまで、それ自身の座標フレームに関して移動する(縦座標軸に 沿って並進する)。 ポジションB:ウエハが測定領域に入る。エンドエフェクタ座標フレームに 対するウエハ中心の偏位をセンサ(CCD)の読取り値に基づいて 計算する。ウエハ座標フレームの各軸はエンドエフェクタ座標フレ ームの対応する軸と平行である。 ウエハの搬送及びセンタリングフェーズ:ポジションDに到着するまで、ウ エハを並進及び回転させて、適切に位置決めする(縦座標軸を一致 させた状態で、ウエハ座標フレームはデスティネーションカセット 座標フレームと平行である)。エンドエフェクタは、ポジションE に到着するまで、ウエハ座標フレームに関して移動すべきである (縦座標軸に沿った並進)。 ポジションE:ウエハがセンタリングされる。ウエハの座標フレームはデス ティネーションカセット座標フレームと一致する。 図5は、図4と良く似ているが、矩形形状の表示パネルPのために、オンザフ ライでの目的物のアライメントを示している。オンザフライでの進行を示すため に、パネルPをポジションA〜Dで示す。センサアレイは、この例では、3つの センサを含み、2つのセンサでエッジを規定し、第3番目のセンサで直角のエッ ジを規定して、これによりパネルPの位置を完全に定める。 図5の実施形態のパネルのセンタリング操作の概要は以下のとおりである。 ポジションA:フラットパネルがソースカセットに収められており、角度方 向と直線方向とのミスアライメントがある。エンドエフェクタ座標 フレームはソースカセット座標フレームと一致している。エンドエ フェクタは、パネルがカセットから引出されるまで、それ自身の座 標フレームに関して動く(縦座標軸に沿って並進する)。 ポジションB:フラットパネルが測定領域に入る。エンドエフェクタ座標フ レームとフラットパネル座標フレームとの間の直線方向及び回転方 向のオフカセットを、センサ(CDD)の読取り値に基づいて計算 する。ウエハ座標フレームの各軸はエンドエフェクタ座標フレーム の対応する軸と平行である。 フラットパネルの搬送及び整合フェーズ:ポジションCに達するために、パ ネルは並進及び回転されて、適切に位置決め及び方向調整される (縦座標軸が一致した状態で、パネル座標フレームはデスティネー ションカセット座標フレームと平行である。)。エンドエフェクタ は、ポジションDに到達するまで、フラットパネル座標フレームに 関し移動すべきである(フレイパネル(flay panel)の縦座標軸に沿 って並進する)。 ポジションD:フラットパネルが整合される。フラットパネルの座標フレー ムはデスティネーションカセット座標フレームと一致する。 図6(a)は、ヨーモータを含まない従来のロボットアームの操作を示す。ウ エハがポジションAでピックアップされ、アームは、線分A−Bに沿ってR方向 に退却する(そして振動を発生するのをやめる)。次いで、アームは軸21を中 心として円弧B−Cに沿って回転する(そして更なる振動を発生するのをやめる 。)。最後に、アームは、線分C−Dに沿ってR方向に伸長して、ウエハをポジ ションDに載置する。図6(a)の右側のグラフはストップ/スタート動作を示 す。 図6(b)は、ポジションAからポジションDへの同一の動きを示すものであ り、ここでは、円滑で制御されたやり方であり、特に半導体産業で行われる高速 動作を鑑みて、相当な振動を発生させる中間停止を行わない。経路は連続軌跡A −Dに沿っている。 図9は、3−ハンドエンドエフェクタ118を示し、この3−ハンドエンドエ フェクタ118は、図1(b)に示したエンドエフェクタ軸25から120°の 角度で延びるハンドを備えている。電子コンピュータ手段96は、最も効率的な 動作のために、位置計算手段102を用いて、ヨーモータ(図示のサーボモータ 3)を制御し、これにより処理能力を向上させる。制御されたヨー動作を与える ことにより、Z軸と交差して動かなければならない軸を備えた(これにより更に 効率的な動きができる)2−ハンド又は3−ハンドエンドエフェクタを具備する 必要がなくなるとともに、Z軸と交差した出入りの直線動を用いる必要がなくな る。 フラットパネル表示器等の取り扱いなどのために、エンドエフェクタ18を、 このエンドエフェクタ18の長手方向軸線である、便宜のためにE軸として示す ロール軸を中心にして回転させるための手段、例えば付加的な(第5番目の)モ ータによって付加的な自由度を与えてもよい。これにより、このようなパネルを ロール軸を中心にして回転させて鉛直平面の中に入れることができる。 図21a及び図21bに示すような、エンドエフェクタ18をそのロール軸3 04を中心に回転させるための最末端軸モータ302を、ある例では、特に、ア ームカセット立体10を第1の軸21に沿って移動させるエレベータ310を傾 けるときに、第1の軸21との平行関係からのカセット又はワークステーション のミスアライメントを修正するのに、(サーボモータ3のような)エンドエフェ クタモータの代りに用いてもよい。基本的には、ウエハ/パネルを保持するカセ ット/ワークステーションのほぼ鉛直な軸に軸21を整合させるのに十分にエ レベータ310が傾くと、モータ302はエンドエフェクタ18を傾けるように 働いて、エンドエフェクタはウエハ/パネルに完全に適切な角度アライメントの 状態で接近し、ウエハ/パネルをピックアップして、処理のために送り込む。必 要とされる他の修正を以下に詳しく説明する。 実際には、図21の実施形態は以下のように動作する。ピエゾ結晶311が、 エレベータ構造310の軸の回りに、ほぼ等間隔で120°毎に設けられている 。各ピエゾ結晶311は、フィードバックセンサ313により測定されたそれ自 身の一般座標を有し、また、アームリンクの平面が所定の向きになるように適切 に制御される。これらはロボットベース(ロアプレート)328の傾きを検知す る。Y軸モータ及び/又はE軸モータは以下に説明するように調節され、各モー タの位置が検出されて、所望の向きと位置に到達するようにこれらのモータを制 御するコンピュータコントローラに伝達される。 図示の実施形態では、エンドエフェクタ18は、最末端のリンクと末端部分3 19とに回動可能に取付けられる基端部分317を含む。ロールモータ302は 、基端部分317又はエンドエフェクタ18の末端部分319に配置されている 。図示のように、モータ302は基端部分317に堅固に取付けられ、モータシ ャフト315は末端部分319に堅固に取付けられている。従って、ロールモー タ302のシャフト315が回転すると、末端部分319は、基端部分317に 関してロール軸304を中心に回転する。Y軸モータのときのように、E軸モー タのための図示の装置を用いなくてもよい。他方、E軸モータを配置してもよく 、必要であれば、所望のロール動作をさせるのにベルト・プーリー装置を設けて もよい。しかしながら、一般的には、図示のようなロールモータを設置するのが 好ましい。 本明細書の他の場所で述べる性質の適当なセンサは、基端部分及び末端部分の 相対的な位置を測定するのに役立つ。その情報はコンピュータコントローラへ伝 達され、コンピュータコントローラは、基端部分と末端部分の相対的な位置を制 御するために、制御信号をモータに送る。これによってロール動作を与える。Y 軸動作は、本明細書の他の箇所で述べるように、Y軸モータの作動によって与え られる。全て動作は、様々なモータのシャフトの位置を検知してこの情報をコン ピュータへ伝達するセンサを用いて、コンピュータにより制御される。 図22は、本発明のある実施形態に有用な、ほぼ全方向の傾きを調節すること のできるエレベータ構造310を示している。エレベータ構造310は、退却し た形態(実線)と伸長した形態(破線)とで示されている。 エレベータ構造310は、2つの別個の部分からできており、すなわち、堅固 なフレーム312は、上向きのほぼ平坦な面316を備えたベース314と、上 端構造部分320を備えた堅固な鉛直構造318(この堅固な構造318は、平 坦な面316とほぼ直交して上端構造部分320まで上方に延びている)と、上 端構造部分320に設けられたフランジ322(このフランジ322は平坦な面 316とほぼ平行である)とを含む。 エレベータ310の第2の部分は、堅固なフレーム312に入れ子状に取付け られた昇降可能な可動構造324である。可動構造324は、フランジ322の 開口325を通って上下動する。昇降可能な可動構造324は、アッパープレー ト326と、アッパープレート326と平行に、このアッパープレート326か ら離間して配置されたロアプレート328と、同一平面にはない直線状に延びる 少なくとも3つの略平行な部材330とを含む。各部材330は、上端部分33 2と下端部分334とを備えている。各部材330はアッパープレート326か らロアプレート328に延びている。部材330は、各々、プレート326及び 328に関してほぼ直交している(正確には、傾斜中は直交していない)。一般 的に、同一平面にない部材330は、アッパープレート326及びロアプレート 328の周回りに実質的に等間隔に離間されている。 複数のアッパーユニバーサルジョイント336がアッパープレート326によ って支持されている。ここで用いる用語「ユニバーサルジョイント」は、2自由 度又は3自由度のジョイントを含むとともに、結合されるプレート又は他の部材 の動きを制限するのに使用できる他の運動学的に等価なあらゆるジョイントを含 む。アッパーユニバーサルジョイント336の数は、直線状に延びる部材330 の数と同じである。各アッパーユニバーサルジョイント336は、直線状に延び る部材330の各上端部分332をアッパープレート326に取付けるために配 置されている。同様に、ロアプレート328によって支持される複数のロアユニ バーサルジョイント338が設けられている。ロアユニバーサルジョイント33 8の数は、直線状に延びる部材330の数と等しい。各ロアユニバーサルジョイ ント338は、直線状に延びる部材330の下端部分334をロアプレート32 8に取付けるために配置される。 図23に示すように、モータ手段340が、一般的に、ベース314によって 堅固に支持される。モータ手段340は、直線状に延びる部材330の各々を、 他の直線状に延びる部材330から独立して、ベース314に対して接離動作さ せる。好ましいモータ手段340は、3つの独立したモータからなり、図23に は、その一つを参照符号342で示してある。各モータは、ベルト・プーリー装 置344を介して、ベース314に関し及びフランジ322に関して回転可能に 取付けられたリードスクリュー346を回転させる。直線状に延びる部材330 にはブラケット352が取付けられており、このブラケット352は延長アーム 354を有し、この延長アーム354のボア356は、リードネジ346と係合 する例えば(好ましくは)ボールネジベアリングまたは雌ネジのようなネジフォ ロア構造357を有する。これにより、モータ342が駆動すると、リードネジ 346の回転は、モータ342の回転方向で規定される方向にブラケット352 を動かし、これが直線状に延びる部材330を直線動作させる(そして、すべて のモータが同じように回転しない場合にはアッパープレート326を傾け、また 、ロアプレート328を傾ける)。変形例として、複雑なプーリー・ベルト装置 、適当な歯車装置及び/又はクラッチと組合わせた単一のモータを用いてもよい 。 本発明によるエレベータ構造310は、この明細書の他の箇所で述べるように 、物体位置決め装置360と組合わせると便利であり、装置360は、昇降可能 な構造324に好適に取付けることができ、一般的には、図24に示すようにア ッパープレート326又はロアプレート328に取付けられる。図に示すように 、装置360は、アッパープレート326に取付けられている。図24に示す特 定の装置は、前部アーム364に回動可能に結合されたエンドエフェクタ362 を備え、前部アーム364は基端アーム366に回動可能に結合され、基端アー ム366は支柱368の軸369を中心にして回動可能に結合され、支柱368 は、従来と同様に、Z軸の動作を提供するために、鉛直に動かされる。エンドエ フェ クタ362は、従来と同様に、半導体ウエハその他の物をピックアップするのに 便利な真空ピックアップ手段を備えていてもよい。すべての要素は、従来と同様 に、制御手段すなわち計算手段96によって制御される。 テーブルの形成において、勿論、固有の弾性がなければならない。一つ実施形 態では、上述したユニバーサルジョイントがいくらかの弾性を有し、ロッド及び テーブルは堅固である。そのような弾性が必要な理由は、テーブルが傾斜したと きにジョイントの中心間の直線距離が変化するからである。図40は対称な関係 (すべてのプレートが平行)にある傾斜機構を示す。この形態では、夫々のジョ イント3381、3382の互いの中心間距離(I)は、この対称な関係が維持さ れている場合には、等しい。しかし、図41に示すように、アッパープラットホ ーム326の第1の端部3261が第2の端部3262よりも高くなると、ユニバ ーサルジョイント3381、3382の各中心間距離(I)は、対称な場合に比べ て距離d1だけ大きくなる。このため、ユニバーサルジョイントは、テーブルが 動いたときの距離d1の変化を許容するのに十分な弾性を備えていることが必要 になる。図42は第1の解決策を示しており、ここに、ブッシュは、変化d1を 許容するために、その中に配置された弾性要素を備えている。図43は第2の解 決策を示しており、ここに、ロッド自体が弾性的に変形できる。ロッドとジョイ ントの両方において、その構造に用いられた材料の有限の剛性によって弾性が生 じることは当業者には明らかであろう。 図44乃至図47は、図22乃至図26に示したエレベータテーブルに代る他 の実施形態を示す。この実施形態では、エレベータ構造をコンパクトな装置にす るために、アーム部材330−1の中にエレベータスクリュー346−1が設け られており、ロボットのための物理的なスペースが制限された用途に適している 。フレーム312の基部にはスプリング部材360が配置され、平行なアーム部 材330−1が回転しないようにしている。3つのモータ手段344−1、34 4−2、344−3は、3つのベルト・プーリー装置344−01、344−2 、344−3にそれぞれ結合されており、上述の説明に従ってスクリューを回転 させてプラットホーム322−1を上下動させる。 適当な位置測定センサシステム370(図24)は、(a)ワークピースに平 行なエンドエフェクタ362の末端から長手方向前方へ第1の信号(例えば光又 は音信号)を送るための信号送信手段と、(b)衝突エネルギーを示す信号を供 給するための信号検知手段(例えば光又は音信号検知器)と、(c)ワークピー スからの第1の信号の反射によるエネルギーを集めて、そのエネルギーを信号検 知手段に伝達するためのエネルギー収集伝達手段とを含む。夫々のワークピース の各々からの第1の信号の反射によるエネルギーの有無を示す信号を制御手段に 伝達するためのステータス信号伝達手段が設けられている。 位置測定センサシステム370は、ピックアップするべきウエハ、パネル、カ セット、又はワークステーションが適切に位置決めされているか、又は、アライ メントが狂っていくらか斜めになっているかを検知するためにエンドエフェクタ 362に設けられる。アライメントが狂っている場合には、エレベータ構造31 0を用いて物体位置決め装置360全体を傾けて、エンドエフェクタ362の真 空ピックアップがウエハを適切にピックアップするように位置決めされる。エン ドエフェクタ362は、n番目の軸25のまわりに、又はエンドエフェクタ36 2の縦軸304のまわりにおいて、それぞれサーボモータ3又はモータ302を 用いて適当に傾けられる。基本的には、エレベータ構造310の傾きは、サーボ モータ3とロールモータ302を用いて調節され、半導体/パネルのプロセス動 作において、ウエハ/パネル/などがウエハ/パネルの処理ステーションに配達 するために適切な位置になるようにする。図24を参照すると、物体位置決め装 置360は2つの位置において示されており、一方はロッド368とエレベータ 310が共に完全に退却した状態であり、他方はエレベータ310と物品位置決 め装置360が少なくとも部分的に伸長した状態である。 物体位置決め装置360は、図示の実施形態ではアッパープレート326によ り支持されている、底部363を有する。物体位置決め装置360は、フランジ 322の略中央の開口325を通ってアッパープレート326の上に伸びる。図 22乃至24に示した特定の実施形態では、3つのリードネジ/ブラケット/直 線状に延びる部材の組合わせ(一つだけ示す)が、フランジ322のまわりに、 この例では円形に、等間隔に設けられる。構造の剛性は堅固な鉛直構造318に よって与えられ、図示の特定の実施形態では、3本の堅固な管体がベース314 からフランジ322へと取付けられている。 図25及び図26に示されるように、第1の膜384に空気圧シリンダ386 が取付けられている。第2の膜382にはボルト379により堅固にフランジ3 92が取付けられている。シリンダ386に圧力をかけると、シリンダロッド3 89はフランジ392に力を及ぼす。フランジ392はこの力を第2の膜382 へ伝達する。結果として、エレベータ310の底部にボルト391で堅固に取付 けられている第2の膜382は、上方へ屈曲する。同時に、第1の膜384は下 方へ屈曲する傾向をもつ。 膜382、384の変形をコントロールするための他の機構が設けられている 。第1の膜384の下に間隔を隔ててフランジ385が設けられている。構造3 88の上端部分393がフランジ392に取付けられている。構造388は、非 接触の関係で第1の膜384を貫通して延び、その下部部分がフランジ385に 取付けられている。調節機構387により、フランジ385を第1の膜384に 対して近づけたり遠ざけたりすることができる。従って、フランジ385と第1 の膜384との間のギャップ381は、シリンダロッド389の移動量を決定し 、それにより第1の膜384と第2の膜382の変形程度を決定する。 図27及び図28は本発明の実施形態を示し、ここに、E軸及びY軸と直交す る、エンドエフェクタのピッチ軸(J軸と称する)を中心にした他の動作を提供 する。エンドエフェクタ18の基端部分と末端部分との間で働くピッチモータが 設けられて、J軸のまわりの相対回転を与える。この動作は、フラットパネルを 水平位置から鉛直位置に回転させるのに便利である。また、例えば水平なカセッ ト又はワークステーションから鉛直なカセット又はワークステーションにカセッ トを容易に搬送するのに便利であり、又は、水平に整列されたカセット以外(カ セット1、2、及び3を参照)から単に出し入れするのに便利である。Y軸動作 とJ軸動作の両方が与えられれば、カセットを半径方向に整列させる必要はない 。 最大限の多様性のために、単一のエンドエフェクタにY軸動作、J軸動作、E 軸動作を与えてもよい。J軸動作とE軸動作の両方を与える場合には、J軸動作 、E軸動作が得られるように、エンドエフェクタが、その基端部分、中央部分、 及び末端部分を備えることが必要になる。J軸モータは、適当なセンサ、コンピ ュ ータコントローラへの信号の伝達、コンピュータコントローラからJ軸モータへ の制御信号の伝達を介して、他の全てのモータと同様に制御される。 再び図21a及び図21bを参照すると、図示のロボットアームは7自由度を 有し、三次元空間でコントロールされた全般的な動作が可能である。Y軸とE軸 の組合わせは、R及びθの2自由度で可動の「平面的な」二次元アームに取付け られた2自由度の手首とみなすことができる。アーム全体は、鉛直(Z軸方向) に動くプラットホームに球状に動くように取付けられている。球面ベアリングを 中心とするアームの回転(傾き)は、3つのピエゾ結晶によりコントロールされ る。各ピエゾ結晶は、それ自身の一般化された座標系をもち、この座標系は、他 の箇所で述べたように、それぞれのフィードバックセンサにより測定される。こ れは、リンクの平面が所定の向きになるように適切に制御される。 図29a及び図29bは、ヨーモータと2つのエンドエフェクタ718とを備 えたロボットの実施形態を示しており、各エンドエフェクタの末端部分718a 、718bは、それぞれのピッチ軸720a、720bを中心にして、コンピュ ータコントローラ92に結合されてこのコントローラによって制御される各自の ピッチモータ722a、722bと適当なセンサ724a、724bとを用いて 回転可能である。これにより、ワークピースを再位置決めするときにワークステ ーション又はカセットを扱うのに必要な時間を最小にすることができる。ワーク ピースは、ピッチ軸を合わせることを介して、第1のエンドエフェクタ部分によ ってピックアップされて、ワークステーションで、第2のエンドエフェクタ部分 に既に準備されたワークピースに置換される。 図30a及び図30bは、鉛直に整列されたカセットC及び水平に整列された カセットCの両方からワークピースをピックアップする、J軸を備えたロボット アームを示す。 図31a及び図31bは、2つのエンドエフェクタを備え、各手首部分がY軸 動作、J軸動作、E軸動作するロボットアームを示す。これにより全方向に調節 可能な手首が得られる。ロボットは、θ、R、Z、Y、E、及びJ軸の動作を用 いることにより、カセット/ワークステーションの軸のZ軸に関するミズアライ メントを補償ができるので、この構造では傾斜可能なエレベータは必要ではない 。 作業空間において、アームは、あらゆる任意に置かれたカセットに到達すること ができ、また、ワークピースをピックアップ又は適当な入口にカセットを接近さ せることができる。 カセット中で傾いているワークピースをピックアップし、又は、Z軸に関して 傾いているカセットからワークピースをピックアップするためにエレベータを傾 けたときには、エンドエフェクタ18の位置決めに関する修正をすることが重要 である。この修正が必要とされるのは、この傾斜が、ロボットアーム10を取付 けたエレベータプラットホームについてのものであり、エンドエフェクタがエレ ベータのプラットホームの平面から離れた平面内にあることによる。これらの修 正は図32乃至図34bから理解されよう。 図32は、ロボットアーム10と傾斜可能なエレベータを示し、ここに、アー ム部分は2つの異なる位置で図示されている。カセットの縦軸のミスアライメン トを修正すべくエレベータプラットホームが水平から傾くと、dαと示された角 度の修正によって、それぞれdR及びdZと示したR及びZ方向に誤差が生じる 。コンピュータコントローラは、既知の幾何学的情報及び既知のdαの値から要 求R及び要求Zの修正を行う。 図33は、細長いカセットのミスアライメントを補償する場合に必要な修正を 示している。ここでも、アームは2つの位置で図示されている。エンドエフェク タの平面とロボットアームが支持されているエレベータプラットホームの平面と が分れていることから、プラットホームの角度の変化dαは、エンドエフェクタ のヨー、R、及びθの方向の誤差につながる。再び、コンピュータコントローラ は、既知の幾何学的情報及び既知のdα値を考慮して必要な修正を計算してこれ を実行する。図34a及び図34bは誤差を示しており、図34aは修正前の状 態であり、ここに、右手のアームが、ロボットアームのZ軸のシフトdsにより 距離drだけオフカセットしている。図34bは、エンドエフェクタを図34a の右手のアームから必要な位置及び向きにシフトさせるdθ、dY、dR(R2 −R1)の修正を示す。 特定の傾き可能なエレベータ構造について説明したけれども、当業者には明ら かなように、コンピュータで制御できる傾き可能な他のエレベータで置換しても よく、また、この特定分野の改良は、傾き可能なエレベータと、コンピュータで 制御される1以上の手首軸を中心とした回転動作の追加的な自由度との組合わせ と協調にある。 本発明によれば、上述したように装置を使用することから、水平(又は他の装 填向き)からミスアライメントされ且つ間隔を隔てて積重ねられた複数のワーク ピースの一つである見かけ上は水平な(便宜上、ワークピースが水平に配列され ているものとして述べるが、初期の向き限定されない)ほぼ平らなワークピース をピックアップするための方法が提供される。基本的には、エンドエフェクタ3 62はワークピースの付近まで移動する。エンドエフェクタ362のセンサ37 0を用いて、各ワークピースをピックアップする前に各ワークピースのアライメ ントを測定する。いずれかのワークピースが整列していないときには、そのミス アライメントの程度を測定してコンピュータ制御手段96に伝達する。コンピュ ータ制御手段96を用いて、モータ手段340とサーボモータ3及び/又はモー タ302と物体位置決め装置を制御して、エンドエフェクタ362を整列つまり 調整して、ミスアライメントのワークピースをピックアップする。次いで、再び モータ手段340を制御して、ワークピースを所望の向きに位置決めする。 また、本発明は、n個の長手方向に延びるリンクを備え、nが2以上の整数の 場合には、各リンクが基端部分と末端部分とを備えたアーム構造10を制御する ための方法を提供する。かかる方法では、ラジアル駆動シャフト、ロータリー駆 動シャフト、及びエンドエフェクタ駆動シャフトの回転位置が全て測定される。 この回転位置を表す電気信号が生成される。各種の駆動シャフトの回転位置を示 す電気信号は電子コンピュータ手段に伝達されて、図8でブロック図で示す方法 で処理される。電子コンピュータ手段は、駆動シャフトの回転位置を表す電気信 号からエンドエフェクタ10の軌道を計算する。コンピュータ手段は、また、駆 動モータを制御して、エンドエフェクタを移動させてそのリーチ範囲内の所望の 位置に位置決めする。 図35a及び図35bは、複数のY軸エンドエフェクタ(2つのエンドエフェ クタ1002、1004が示されているが、それ以上が実用的であり且つ容易に 実施できる)を備えた本発明の実施形態を示し、各エンドエフェクタは、2つの ハンド部分1002a、1002b及び1004a、1004bを有するという 意味で、デュアルエンドエフェクタである。図から分かるように、2つのエンド エフェクタ1002、1004のY軸は同じに延びている。別々のY軸モータ1 006、1008は各エンドエフェクタ1002、1004を共通のY軸101 0を中心に駆動する。この駆動手段の詳細は図36に最も良く示されている。図 35bは、明確化のために、エンドエフェクタ1002、1004を互いに直角 に示している。しかし、本実施形態の利点は、図35aに示されるように、2つ のエンドエフェクタの一方が他方の下方に位置しており、交互に回転できること にある。また、両方のエンドエフェクタ1002、1004としてデュアルハン ドのエンドエフェクタを示しているが、一方又は両方をシングルハンド、ダブル ハンド、トリプルハンドなどにすることができることも明らかである。ここで述 べる他の実施形態と同様に、各Y軸モータの位はセンサにより決定されて、その 情報はコンピュータコントローラ92に伝達され、コンピュータコントローラ9 2は、これらの作動を、R、Z、θ軸モータとエレベータのモータの動作ととも にコントロールし互いに関連付けて非常に多様な動作を提供する。 図36を参照すると、モータ1008は、互いに噛合う歯車装置1012を介 して中空の円筒状シャフト1014を回転させる。シャフト1014はベアリン グ1016を介して支柱1018に支持されており、支柱1018は、ロボット アーム10の最末端のリンクの末端部分から上方に延びるように支持されている 。シャフト1014の最下部1020は、エンドエフェクタ1004を駆動すべ くその中心部分1004cに結合されている。同軸の中空の円筒状のシャフト1 022は、ベアリング1024を介して、シャフト1014によって支持されて いる。シャフト1022の最下部1026は、エンドエフェクタ1002を駆動 すべくその中心部分1002cに結合されている。モータ1006は、互いに噛 合う歯車駆動列1028を介して、シャフト1022を回転駆動させる。 Y軸を中心として回転する同軸のシングルのエンドエフェクタを2以上設ける ことの利点は、ロボットアームの最小作業範囲を小さくできることである。図3 7は、単一のY軸とダブルの(ハンドが2つの)エンドエフェクタとを備えたロ ボットの最小作業範囲を示している。この構造で、2つのアームを備えるのに 必要な最小作業範囲を円で示してある。図38は、一対のシングルの(各ひとつ のハンドの)エンドエフェクタであるが、ダブルY軸駆動機構を備えて各エンド エフェクタがそれぞれのモータにより独立にコントロールされるものについて、 最小作業範囲を再び円で示したものである。エンドエフェクタの一方を他方の上 に積重ねることができるため、最小作業範囲は小さくなる。 2つのY軸駆動機構とデュアルのエンドエフェクタとを組合わせると、エンド エフェクタの両方のハンド部分を、θ軸のまわりに回転させることなしに、同一 のカセット又はプロセスステーションに届かせることができる。デュアルのエン ドエフェクタを、それぞれが別々のY軸モータで駆動される2つのシングルエン ドエフェクタに置換することによって、最小作業範囲を広げることなしに(最小 作業範囲は、一方のエンドエフェクタを他方に重ねることができるために、シン グルエンドエフェクタを備えたY軸回転可能なロボットと同じになる)、プロセ スステーションでのウエハの交換を非常に迅速にできるようになる。そのような 交換は多くのウエハプロセス処理において障害になる。 図39a乃至図39fは、上述した実施形態の一例を示す。図39aでは、ワ ークステーションに処理済みウエハが存在し、アームはこれから処理すべる他の ウエハを保持している。アームは、図39aの位置から図39bの位置に向けて 直線に沿って伸び、次いで、図39cの位置へ直線に沿って退却する。これらの 動作中、両方のY軸モータが同軸の2つのY軸を中心とした動きを駆動して、直 線経路を保証し、また、作業範囲(図中の水平な直線同士の間の空間)の未処理 ウエハをエンドエンドエフェクタが保持することを確実にする。図39dは、処 理の完了したウエハを右まわりに回転させて、まだ処理されていないウエハをワ ークステーションへまっすぐに挿入し始めるところを示す。図39e及び図39 fは、ワークステーションへの未処理ウエハの装填の完了を示す。 図10乃至図12は、本発明の実施形態によるカエル足タイプのリンク機構を 示す。ロボットアーム機構410は、異なる高さの管状部材416、418を介 してカエル足タイプのリンク機構414を支持する比較的動きのない(静的)構 造412を含んでいる。 カエル足タイプのリンク機構414は一対の基端側のリンク420、422を 有し、リンク420、422は、基端部分424、426と末端部分428、4 30とを備えている。基端部分424、426は、機構410の肩部分として後 に述べる箇所で、管状部材416、418に基端部の軸432、434を中心に 回転可能に取付けられている。一対の末端側のリンク436、438は、機構4 10の肘部分として後に述べる箇所で、基端側のリンク420、422の末端部 分428、430に軸444、446を中心に回転可能に取り付けられた基端部 分440、442を備えている。末端側のリンク436、438は、機構410 の手首部分として後に述べる箇所で、末端の軸454を中心に互いに関して、ま た、エンドエフェクタ452に関して回転可能に設けられている。異なる長さの リンクを使用することも可能ではあるが、基端側のリンク420、422を互い に同じ長さとし、また、末端側のリンク436、438も互いに同じ長さとする ことが非常に望ましい。もっともすべてのリンクの長さを等しくすることは必要 ではない。 図10乃至図12の実施形態では、所望の動作を提供するために3つのモータ が設けられている。図11には肩部分のモータ456が示されている。モータ4 56は、図1に矢印で示すように、肩部分での動きを提供する。図10には肘部 分のモータ458が示されている。肘部分のモータ458が基端側のリンク42 0の長さ方向に伸縮すると、肘のまわりの回転が生じる。図11及び図12に示 すヨーモータ460によって、手首部分のまわりのヨー動作が生じる。電子プロ セツサ96は、信号受信線92で示すように、肩部分のモータ456の回転及び 手首部分のモータ460の回転の程度ならびに肘部分のモータ458の伸縮の程 度を表す信号を受信するように接続されており、これらの量を測定するためのセ ンサが取付けられている。また、電子プロセッサ96は、100、106、10 8で示す制御ラインを介して、エンドエフェクタ452を所望の向きに位置決め するように、モータ456、458、460の動作をコントロールする信号を伝 達する。リンク機構414のリンクは互いに結合されて一緒に動くように束縛さ れているので、あらゆる所望の動作を与えるのに1つの肩部分モータと1つの肘 部分モータだけで十分である。必要又は希望するならば、E軸及び/又はJ軸の 動作や傾斜エレベータを備えることもできる。 図13は本発明の実施形態による別のカエル足タイプの構造を示している。図 示のロボットアーム機構510では、異なる位置にモータ560が取付けられて 、モータ560のシャフト568の回転動作によって手首の動きが得られる。シ ャフト568が回転すると手首が駆動されるように適当なベルト・プーリー手段 が設けられている。シャフト568はプーリー570を回転させ、プーリー57 0はベルト572及びプーリー574を介して、ベアリング578の中で回転す るシャフト576を回転させる。シャフト576はプーリー580を回転させ、 プーリー580は、ベルト582及びプーリー584を介して、ベアリング58 8の中で回転するシャフト586を回転させ、このシャフト586は、その上端 部分590がデュアルのエンドエフェクタ552を回転駆動するように結合され ている。 図13に見られるように、肘部分のモータ558の回転軸592はプーリー5 94を回転させる。この駆動力はベルト596によってプーリー598に伝達さ れ、プーリー598は、ベアリング602の中のシャフト600を回転させる。 シャフト600の上端部分604は末端側のリンク536の基端部分540に結 合され、これにより基端側のリンク520と末端側のリンク536との間で肘部 分を中心に相対回転させる。 図示の両方の実施形態では、肘部分のモータが、対向するリンク機構つまり肩 部分のモータのものとは別の対の基端側のリンクと末端側のリンクを駆動するよ うに連結されている。これは構造を簡単にするためである。図13の実施形態で は、肘部分の動きと手首部分の動きとを提供するベルト・プーリー装置が反対側 のリンクに設けられているが、そうでなければこれらは互いに干渉することだろ う。 図14は図13と非常によく似ている。異なる点は、プーリー584からシャ フト586が延びている方向と、これに対応して、関連するリンク及びシャフト 600の位置が変化している点である。 上述したカエル足タイプの構造では、静的構造物の内部にモータを収めたけれ ども、非真空環境の場合、又はスペースが問題にならない真空環境の場合に、手 首と肘のモータを隣り合せに取付けたり、カエル足タイプ以外の実施形態と同様 に手首や肘の箇所に取付けたりすることもできる。 図15a及び図15bは、アーム機構510、610のリーチを模式的に示し た上面図である。図15aでは、複数のワークピースを収納するカセット605 (2つ図示している)と、ワークステーション606を示している。ワークステ ーション606とカセット605とはともにロボットアーム機構510、610 の中心から半径方向には配置されていないので、R及びθ方向にのみ動作可能な アームは、本発明のアーム機構510、610のエンドエフェクタ552と同じ ようには、そのエンドエフェクタをカセットやワークステーションに鉛直に進入 させることはできない。アーム機構510、610においては、カセット605 /ワークピース606のどれに対しても、整合して互いに直交するように進入、 退出することができる。たとえワークステーション606とカセット605が肩 部分に対して半径方向の方向に整列されていなくとも、ヨーの能力を用いること によって、各ワークステーション606とカセット605に対してまっすぐにエ ンドエフェクタが挿入されるようにこれを整合させることができる。このような やり方により、上述のロボットシステムは、直列に配列されたカセットを取扱う ために、軌道でロボットを運ぶ(移動さる)高価な小型軌道システムに、全体的 に、とって代わることができる。これらの動作は、手首モータの存在によって得 られる。図示の2つのハンド552a、552bのような2以上のハンドを備え たエンドエフェクタ552を用いることは特に効率的であり、停止時間に迅速な 動作を提供できる。常識的に、追加のハンドを使用すれば利点を増大させる。3 つのハンドのエンドエフェクタによれば、さらに動作効率を高めることができる 。もちろん、複数のワークピースがスペースを占有する一方、カセットは限られ たサイズの開口しか持たないので、動作の干渉が生じるほどにはハンドの数を増 やすべきではない。 リンクが上下方向に互いにオフカセットしているので(図13及び図14参照 )、リンク機構514が互いにすれ違い、静的構造512の上を通過することが できて、図15に示した動作が可能になることに注目すべきである。 本発明によれば、肩部分のモータセンサ手段620(図13に示す)、実際に は、インクリメンタルフォトエンコーダを設けて、肩部分のモータの駆動シャフ ト622の軸544のまわりの回転位置を示す量を測定し、肩部分のモータの駆 動シャフト622の回転位置を示す電気信号を発生させる。実際には、そのよう なモータセンサはモータハウジングの延長部分621中に内蔵されたものが市販 されている。得られた電気信号は、所望の量、すなわち肩部分のモータの駆動シ ャフト622の回転位置を示している。フォトエンコーダは、本質的には、光源 と、光の経路が遮断されていないときに光源からの光を受けるように配置された 光センサとからなる。光源からの光線は、回転シャフトと平行な方向に差し向け られる。ここに、回転シャフトには光源と光センサとの間になるように円板が取 付けられて光線中に侵入している。円板には透明な部分と不透明な部分とが交互 に設けられており、モータが回転しているときに光センサが発生するパルスの数 は、モータの回転速度、つまりシャフトの回転位置を表す。図17a及び図17 bにその構造を示す。 線92(図12)で示した手段は、肩部分のモータの駆動シャフトの回転位置 を示す電気信号を電子計算手段96へ伝達するためのものである。同様に、フォ ロア626の伸縮の量(図10ないし図12)を表す量、または、肘部分モータ 駆動シャフト592の回転位置を示す量(図13)を測定を測定して、この測定 した量を表す電気信号を発生するための肘部分モータ駆動センサ手段624が設 けられている。ここに、フォロア626は、図10の肘部分のモータ駆動シャフ トに螺合され、その回転に伴って伸長する。フォロア626は末端側のリンク5 36の基端部分540に取付けられており、フォロア626が肘部分のモータ駆 動シャフトの回転によって動くと、リンク間の角度が変化する。これに代えて、 より一般的には、図17a及び図17bに示したセンサを用いてシャフト592 の回転を測定し、その情報とシャフト592のネジのピッチの大きさとから伸縮 量を計算し、その結果と既知の幾何学的な関係とから基端側のリンクと末端側の リンクとの間の角度を計算して、これを希望するように調節してもよい。線92 で示した手段は、フォロア626の位置、又は、肘部分のモータ駆動シャフト5 92の位置を示す電気信号を電子計算手段562に伝達するためのものである。 図17a及び図17bに本発明のセンサ手段を示す。モータ560、558、 556のハウジング中の各モータ軸568、592、622の延長部分700は 円板702を有し、円板702は延長部分700と一体的に回転する。図17a では符号704で示す各センサ620、624、627は、円板702の下面に 光線を照射して、反射が生じた時を検知する。円板702は、複数の反射部分を 有し、これらの反射部分は、複数の反射しない部分又は開口部分によって分離さ れている(図17b参照)。光線は反射部分のみで反射される。反射部分と非反 射部分の位置及び間隔は既知であり、得られる信号は各軸の回転速度に比例する 。 電子コンピュータ手段562は、その動作を図8に模式的に示してあるが、種 々のリンクの特定の長さ及び種々のプーリーの直径により定る幾何学的関係を用 いて、各駆動シャフト及び/又はフォロア626の検出された位置からエンドエ フェクタ554の軌道を計算するための軌道計算手段を含んでいる。更に、電子 計算手段562は、あらゆる任意の平面曲線(必要なら直線を含む)であってよ い所望する軌跡に沿ってエンドエフェクタの軌道554が動くように、肩部分の 駆動モータ556と肘部分の駆動モータ558とを制御する駆動制御手段を含ん でいる。 図18a及び図18bは、ワークピースアライメントチャック802と関連さ せてエンドエフェクタ552に設けられたセンサ800の使用方法を示す。チャ ック802はウエハを回転させるのに用いられ、あらゆる平面を検知し位置決め することができるほか、ウエハの幾何学的中心をチャック802の回転軸に一致 させることができる。図面は、チャック802上のウエハ804を示す。このセ ンサ800は、ウエハの周縁部を受入れ可能な開口806を備えている。センサ の上部808から下部810に進む検出光線を下部810で検出してもよく、或 いは、センサの上部808に向って反射する光線を上部808で検出してもよい 。このようにして、ウエハ804を保持しているチャック802が回転すると、 ウエハの縁が検知され、そこからあらゆる平面の位置と向きに関する情報を取り 出して、ウエハ804の幾何学的中心の位置を決定できる。その後で、エンドエ フェクタ552の反対側の端部812がウエハを所望の向きにピックアップして このウエハをワークステーションへ運ぶ。 図19は、3ハンドーエンドエフェクタ910を示しており、この3ハンドー エンドエフェクタ910は、他の図面に示した2ハンドーエンドエフェクタと直 ちに置換可能である。 図20は、図13に示した機構を図示するものであるが、この機構は、Z軸モ ータ500が駆動するリードネジ952、及び、モータ556及び560を搭載 したフレーム956を昇降させるリードネジフォロアブラケット954と共にZ 軸モータ950が付加され、これによりZ軸動作を得るようにしてある。 以上のように、本発明は、アーム機構510、610を制御する方法を提供す る。アーム機構510を制御する方法によれば、肘部分モータ駆動シャフトの直 線位置、肩部分モータ駆動シャフト及び手首モータ駆動シャフトの回転位置は、 その全てが測定される。このような位置を示す電気信号が生成される。ラジアル 、ロータリー、及びエンドエフェクタの駆動シャフトの位置を示す電気信号が、 図12にブロック図で示す方法で電子コンピュータ手段に伝達される。電子コン ピュータ手段は、駆動シャフトの位置を示す電気信号からエンドエフェクタ55 2の軌道を計算する。また、コンピュータ手段は、駆動モータを制御して、エン ドエフェクタを動かしてそのリーチ範囲内のあらゆる希望する位置に位置決めす る。アーム機構610を制御する方法によれば、肘部分モータ駆動シャフト、肩 部分モータ駆動シャフト及び手首駆動シャフトの回転位置の全てが測定される。 それらの回転位置を示す電気信号が生成される。その後は、アーム機構510と 同様に行われる。 更に、本発明は、半導体ウエハやフラットパネル表示器のようなワークピース を処理する方法を提供する。かかる方法では、複数のほぼ平行なウエハ/パネル が一以上のカセットに収納されているが、カセットの軸は、ロボットアームの主 軸に対して精密に平行である必要はない。アームは、ヨー軸及び/又はロール軸 及び/又はピッチ軸を中心にして選択的且つ個々独立してエンドエフェクタを回 転させるためのモータを含んでいる。このアームは、アームのR、θ及びZの位 置、アームの手首のY及び/又はE及び/又はJの位置を監視する手段と、この ような位置を制御するための手段とを含む。一般的には、アームでピックアップ しようとする各ワークピースのアライメントを測定するためのセンサ手段が設け られる。各ワークピースをピックアップして、それぞれのワークステーションで の処理に適したアライメントで連続的に運ぶために、アームを制御するコンピュ ータ制御手段を用いて、ウエハがピックアップされる。生産品の歩留りを改善し 、生産量を向上することができる。産業上の利用可能性 本発明が提供するロボットアーム構造10、510、610は、数多くの用途 、特に半導体ウエハをその処理のために位置決めし、表示パネルをその処理のた めに位置決めするのに有用である。本システムによれば、設計者に大きな自由度 を提供することができ、また、アーム構造の動作中の振動を大幅に低減できる。 ワークピースの処理量を増大することができる。 本発明を特定の実施形態に関連して説明したが、更なる変形が可能なことは理 解されるであろう。本出願は、本発明の原理に一般的に従うあらゆる変形、利用 、応用を包含することを意図している。また、本出願は、本発明の属する技術分 野での既知の技術や慣用技術に入り且つここに述べた本質的な特徴に適用され且 つ請求の範囲に入るような、本明細書に開示されていないものを含む変形、利用 、応用を包含することを意図するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/024,242 (32)優先日 平成8年8月20日(1996.8.20) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/788,898 (32)優先日 平成9年1月23日(1997.1.23) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),UA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,CA ,JP,KR,RU,SG (72)発明者 トドロフ アレクサンダー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94086 サニーヴェイル バーナード ア ベニュー #14―165 (72)発明者 コストフ ルーボ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94089 サニーヴェイル フェア オーク ス アベニュー #1304―1220 (72)発明者 ペトコフ ピーター アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94086 サニーヴェイル ウェイヴァーリ ー ストリート 398 (72)発明者 トーテフ ヴァレンティン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94089 サニーヴェイル フェア オーク ス アベニュー #3202―1220 (72)発明者 ボネフ ユージーン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95050 サンタ クララ モンロー #319 ―2250 (72)発明者 ソティロフ ズラトコ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94087 サニーヴェイル イースト フリ ーモント アベニュー #65―815 【要約の続き】 である。たとえ目的物のアライメントが狂っていたり、 及び/又は、保持カセット又はワークステーションのア ーム(10)の通常の動作平面からのアライメントが狂 っていても、半導体ウエハ、フラットパネル表示器、及 びデータ貯蔵ディスクをピックアップするのに適用でき る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.θ動作、R動作、及びZ動作を提供するロボットアーム構造であって、少な くとも2つのリンクを備え、各リンクは最基端部分と最末端部分とを有し、θ 動作はリンクの最基端の基端部分の第1の軸のまわりで行われ、R動作は第1 の軸から半径方向に前進するもので、それによりリンクの最末端の末端部分を 半径方向に直線的に動かすことができ、最末端のリンクの末端部分に対して第 1の軸と平行なエンドエフェクタ軸のまわりに回転できるように枢着されたエ ンドエフェクタ部分を有するエンドエフェクタを備え、前記アーム構造は前記 θ動作、R動作、及びZ動作をコントロールする電子コンピュータ手段によっ てコントロールされ、前記R動作、θ動作、及びZ動作を検出しそれらを表す 電気信号を発生されるセンサ手段を備え、前記電気信号を前記コンピュータ手 段に伝達するための信号伝達手段を備えたロボットアーム構造において、 エンドエフェクタ軸のまわりにエンドエフェクタを回転させるように結合さ れ、それによりヨー(Y)動作を提供するモータ手段を備え、 前記センサ手段はY動作を検出しそれを表す電気信号を発生させるための手 段をさらに備え、 前記信号伝達手段はY動作を表す電気信号を前記コンピュータ手段に伝達す るための手段をさらに備え、 前記電子コンピュータ手段は前記エンドエフェクタが半径方向に制限されな い直線動をできるようにY動作を監視及び制御するための手段をさらに備えた ことを特徴とするロボットアーム構造。 2.前記電子コンピュータ手段は、エンドエフェクタを所望の方向に維持しつつ 、半径方向には制限されない数多くのセグメントの滑らかな軌跡及び直線を含 む任意の連続経路に沿ってリンクの最末端の末端部分を動かすことができるよ うにθ動作、R動作、Z動作、及びY動作を監視し制御するための手段をさら に備えたことを特徴とする請求項1に記載のロボットアーム構造。 3.ワークピースが装填されて実質的に直線上に並べられたカセットの組に、請 求項1に記載のアーム構造を組合わせたことを特徴とするワークピース処理シ ステム。 4.請求項1に記載のアーム構造と組合わせたエンドエフェクタからカセットの すべてが半径方向にアクセスできるわけではないような経路に沿ってワークピ ースを装填したカセットを搬送するベルトコンベアを備えたことを特徴とする ワークピース処理システム。 5.請求項1に記載の複数のアーム構造において、それぞれが1又は複数のワー クステーションをリーチ内に有し、アーム構造は互いに十分近くに配置されて 、第1のアームのリーチ内にあるワークステーションのひとつにワークピース が搬送され処理された後に、同ワークピースは第1のアームによって第2のア ームのリーチ内にもなる転送ステーションに搬送され、第2のアームのリーチ 内にあるワークステーションで処理されることを特徴とするアーム構造。 6.請求項1に記載のアームにより搬送されるワークピースがセンサアレイを通 過するようにセンサアレイが配置され、センサにてワークピースのアライメン トの偏位があれば決定され電気的誤差信号が発生されて、前記ワークピースを 適切に位置決めすべく適当にR、θ、及びYの修正をするようにアームをコン トロールする電子コンピュータ手段へ伝達されることを特徴とするセンサアレ イ。 7.最末端のリンクの末端部分に対してエンドエフェクタ軸のまわりに回転する ように回動可能に取付けられた少なくとも1つの追加的なエンドエフェクタと 、 前記エンドエフェクタ軸のまわりに各追加的なエンドエフェクタを回転させ るように結合され、ヨー(Y)動作を与える追加的なモータ手段と、 前記センサ手段は前記追加的なエンドエフェクタの前記Y動作を検出しそれ を表す電気信号を発生させる手段をさらに備え、 前記信号伝達手段は前記追加的なエンドエフェクタの前記Y動作を表す電気 信号を前記コンピュータ手段に伝達するための手段をさらに備え、 前記電子コンピュータ手段は、前記追加的なエンドエフェクタが前記半径方 向の方向には制限されない直線に沿って動くことができるように、前記追加的 なエンドエフェクタの前記Y動作を監視し制御するための手段をさらに備えた 、ことを特徴とする請求項1に記載のロボットアームシステム。 8.ロボットアーム構造をコントロールする電子コンピュータを利用する方法で あって、前記アーム構造は、それぞれR動作とθ動作とを与えるラジアル駆動 シャフトとロータリー駆動シャフトとを有し、Y(ヨー)動作を与えるエンド エフェクタ駆動シャフトを有し、各駆動シャフトはそれぞれのモータによって 駆動され、前記アーム構造はn個の長手方向に延びるリンクを有し、各リンク はそれぞれ基端部分と末端部分とを有し、nは2又はそれ以上の整数で、エン ドエフェクタが最も外側のリンクの末端部分に取付けられ、 前記ラジアル駆動シャフト、前記ロータリー駆動シャフト、及び前記エンド エフェクタ駆動シャフトの回転位置を繰返し測定し、 前記回転位置を表す電気信号を発生させて、 前記回転位置を表す前記電気信号を前記電子コンピュータ手段に伝達して、 前記電子コンピュータ手段を利用して、前記駆動シャフトの回転位置を表す 電気信号から前記エンドエフェクタの位置を計算し、前記駆動モータをコント ロールして前記エンドエフェクタをそのリーチ内のあらゆる所望の位置に動か し位置決めすることを特徴とする方法。 9.前記エンドエフェクタの所望の位置、向き、速度、加速度、及びジャークを 連続的に発生させ、 モータの位置を連続的に測定し、 エンドエフェクタの位置及び向きとエンドエフェクタのトラッキング誤差と を計算することによって位置レベルで直接運動学問題を解いて、 現在のエンドエフェクタの経路を計算して、 前記エンドエフェクタの速度プロフィールを計算して、 速度レベルで逆運動学問題を解いて、 ジョイントの速度をモータの速度に変換して、 前記モータの速度をモータに伝達する、 小フェーズを前記利用するフェーズが含むことを特徴とする請求項8に記載 の方法。 10.θ動作、R動作、及びZ動作を提供するアーム構造であって、少なくとも2 つのリンクを備え、各リンクは最基端部分と最末端部分とを有し、θ動作はリ ンクの最基端の基端部分の第1の軸のまわりで行われ、R動作は第1の軸から 半径方向に前進するもので、それによりマルチセグメントの滑らかな軌跡及び 直線を含む任意の連続経路に沿ってリンクの最末端の末端部分を動かすことが でき、エンドエフェクタは最末端のリンクの末端部分に対して前記第1の軸と 平行なエンドエフェクタ軸のまわりに回転するように回動可能に取付けられた エンドエフェクタ部分を有し、 最末端のリンク及びエンドエフェクタのそれぞれひとつにモータが取付けら れて、前記モータは前記エンドエフェクタ軸のまわりに前記最末端のリンクの 前記末端部分と前記エンドエフェクタ部分とを互いに回転駆動するように結合 され、それによりヨー(Y)動作を与え、 センサ手段が前記R動作、θ動作、Z動作、及びY動作を検出してそれらを 表す電気信号を発生させ、 信号伝達手段が前記電気信号を前記コンピュータ手段に伝達し、 電子コンピュータ手段が前記R動作、θ動作、Z動作、及びY動作を制御し て、前記電子コンピュータ手段はエンドエフェクタが半径方向の方向には制限 されない直線に沿って動けるようにY動作を監視し制御するための手段を備え ている、ことを特徴とするアーム構造。 11.ワークピースが装填されて実質的に直線上に並べられたカセットのカセット に、請求項10に記載のアーム構造を組合わせたことを特徴とするワークピー ス処理システム。 12.ウエハ又は他の目的物が装填されたカセットを実質的に直線的な経路に沿っ て搬送するベルトコンベアと、請求項10に記載のアーム構造を組合わせたこ とを特徴とするウエハ処理システム。 13.請求項10に記載の複数のアーム構造において、それぞれが1又は複数のワ ークステーションをリーチ内に有し、アーム構造は互いに十分近くに配置され て、第1のアームのリーチ内にあるワークステーションのひとつにウエハが搬 送され処理された後に、同ウエハは第1のアームによって第2のアームのリー チ内にもなる転送ステーションに搬送され、第2のアームのリーチ内にあるワ ークステーションで処理されることを特徴とするアーム構造。 14.請求項12に記載のアームにより搬送される目的物がセンサアレイを通過す るようにセンサアレイが配置され、センサにて目的物のアライメントの偏位が あれば決定され電気的誤差信号が発生されて、前記目的物を適切に位置決めす べく適当にR軸、θ軸、及びY軸の修正をするようにアームをコントロールす る電子コンピュータ手段へ伝達されることを特徴とするセンサアレイ。 15.ワークピースを取扱うためのR動作、θ動作、及びY(ヨー)動作を与える ロボットアーム機構であって、 2カセットのリンクが備え、各リンクは基端部分及び末端部分を有する基端 リンクと基端部分及び末端部分を有する末端リンクとを有し、カセットをなす リンクのそれぞれの前記末端リンクの前記末端部分は互いに末端の軸にて回動 可能に取付けられて、各基端リンクの前記末端部分はそれぞれ肘の軸において 対応する末端リンクの前記基端部分に回動可能に取付けられて、各基端リンク の前記基端部分はそれぞれ肩の軸において比較的静的な支持体に互いに間隔を 隔てた関係で回動可能に取付けられて、 前記末端リンクの末端部分には末端の軸のまわりに回動可能にエンドエフェ クタが取付けられ、すべての回動軸は互いに平行で第1の方向を向いており、 前記リンクと前記エンドエフェクタとは前記軸の方向に互いに間隔を隔ててお り、リンクは前記第1の方向と直交する方向に前記第1の方向に延びる空間を 互いに干渉せずに動くことができ、 前記エンドエフェクタを前記末端の軸のまわりに相対的に回転駆動するヨー モータを備え、 末端リンクのそれぞれのひとつの前記基端部分と対応する末端リンクの前記 基端部分との相対的な回転駆動を行う肘部分のモータを備え、 前記基端リンクのひとつの前記基端部分を前記静的な構造に対して回転駆動 する肩部分のモータを備えた、ことを特徴とするロボットアーム機構。 16.前記リンクと前記エンドエフェクタとは前記軸の方向に互いに間隔を隔てて おり、前記静的な構造から妨害されることなく、前記静的な構造を通り越えて 、前記第1の方向と直交する方向に動くことができることを特徴とする請求項 15に記載のロボットアーム機構。 17.前記肘部分のモータはリンクのそれぞれの一方に回転駆動すべく結合され、 前記肩部分のモータはリンクのそれぞれの他方に回転駆動すべく結合されてい ることを特徴とする請求項16に記載のロボットアーム機構。 18.前記肩の軸のそれぞれひとつに概略沿って前記比較的静的な構造に前記ヨー モータが取付けられ、前記同じ肩の軸に概略沿って前記比較的静的な構造に前 記肩部分のモータが取付けられ、前記ヨーモータから前記末端の軸に回転動作 を伝達するためのベルト及びプーリー手段を前記機構は備え、前記肩の軸のそ れぞれ他方に前記肘部分のモータが取付けられ、前記肘部分のモータから前記 肘の軸に回転動作を伝達するためのベルト及びプーリー手段を前記機構は備え たことを特徴とする請求項15に記載のロボットアーム機構。 19.それぞれがワークピースを扱うことができる複数のハンド部分を前記エンド エフェクタが有していることを特徴とする請求項15に記載のロボットアーム 機構。 20.前記リンクと前記エンドエフェクタとは前記軸の方向に互いに間隔を隔てて おり、前記静的な構造から妨害されることなく、前記静的な構造を通り越えて 、前記第1の方向と直交する方向に動くことができることを特徴とする請求項 19に記載のロボットアーム機構。 21.前記肘部分のモータはリンクのそれぞれの一方に回転駆動すべく結合され、 前記肩部分のモータはリンクのそれぞれの他方に回転駆動すべく結合されてい ることを特徴とする請求項20に記載のロボットアーム機構。 22.前記肩の軸のそれぞれひとつに概略沿って前記比較的静的な構造に前記ヨー モータが取付けられ、前記同じ肩の軸に概略沿って前記比較的静的な構造に前 記肩部分のモータが取付けられ、前記ヨーモータから前記末端の軸に回転動作 を伝達するためのベルト及びプーリー手段を前記機構は備え、前記肩の軸のそ れぞれ他方に前記肘部分のモータが取付けられ、前記肘部分のモータから前記 肘の軸に回転動作を伝達するためのベルト及びプーリー手段を前記機構は備え たことを特徴とする請求項19に記載のロボットアーム機構。 23.前記エンドエフェクタのモータ、前記肘部分のモータ、及び前記肩部分のモ ータを制御するための電子コントローラ手段を備え、 前記エンドエフェクタの前記末端の軸のまわりにおける回転位置、前記末端 リンクのそれぞれのひとつの基端部分と対応する基端リンクの前記末端部分と 基端リンクのひとつの基端部分との静的な構造に対する相対的な回転位置を検 出し、それらを表す1又は複数の電気信号を発生させるセンサ手段を備え、 前記1又は複数の電気信号を前記電子コンピュータ手段に伝達する手段を備 え、前記電子コンピュータ手段は、前記エンドエフェクタが所望の位置に位置 決めされるように、前記エンドエフェクタモータ、前記肘部分のモータ、及び 前記肩部分のモータを制御する、ことを特徴とする請求項15に記載のロボッ トアーム機構。 24.前記リンクと前記エンドエフェクタとは前記軸の方向に互いに間隔を隔てて おり、前記静的な構造から妨害されることなく、前記静的な構造を通り越えて 、前記第1の方向と直交する方向に動くことができることを特徴とする請求項 23に記載のロボットアーム機構。 25.前記肘部分のモータはリンクのそれぞれの一方に回転駆動すべく結合され、 前記肩部分のモータはリンクのそれぞれの他方に回転駆動すべく結合されてい ることを特徴とする請求項24に記載のロボットアーム機構。 26.前記肩の軸のそれぞれひとつに概略沿って前記比較的静的な構造に前記ヨー モータが取付けられ、前記同じ肩の軸に概略沿って前記比較的静的な構造に前 記肩部分のモータが取付けられ、前記ヨーモータから前記末端の軸に回転動作 を伝達するためのベルト及びプーリー手段を前記機構は備え、前記肩の軸のそ れぞれ他方に前記肘部分のモータが取付けられ、前記肘部分のモータから前記 肘の軸に回転動作を伝達するためのベルト及びプーリー手段を前記機構は備え たことを特徴とする請求項23に記載のロボットアーム機構。 27.それぞれがワークピースを扱うことができる複数のハンド部分を前記エンド エフェクタが有していることを特徴とする請求項23に記載のロボットアーム 機構。 28.前記リンクと前記エンドエフェクタとは前記軸の方向に互いに間隔を隔てて おり、前記静的な構造から妨害されることなく、前記静的な構造を通り越えて 、前記第1の方向と直交する方向に動くことができることを特徴とする請求項 27に記載のロボットアーム機構。 29.前記肘部分のモータはリンクのそれぞれの一方に回転駆動すべく結合され、 前記肩部分のモータはリンクのそれぞれの他方に回転駆動すべく結合されてい ることを特徴とする請求項28に記載のロボットアーム機構。 30.前記肩の軸のそれぞれひとつに概略沿って前記比較的静的な構造に前記ヨー モータが取付けられ、前記同じ肩の軸に概略沿って前記比較的静的な構造に前 記肩部分のモータが取付けられ、前記ヨーモータから前記末端の軸に回転動作 を伝達するためのベルト及びプーリー手段を前記機構は備え、前記肩の軸のそ れぞれ他方に前記肘部分のモータが取付けられ、前記肘部分のモータから前記 肘の軸に回転動作を伝達するためのベルト及びプーリー手段を前記機構は備え たことを特徴とする請求項27に記載のロボットアーム機構。 31.第1の軸のまわりでθ動作、R動作、及びZ動作を提供するθモータ、Rモ ータ、及びZモータを有するロボットアーム構造であって、アーム構造は前記 第1の軸と平行なエンドエフェクタ軸のまわりに回転するように回動可能に取 付けられたエンドエフェクタ部分を有し、θモータ、Rモータ、及びZモータ を制御してそれにより対応する動作を制御する電子コンピュータ手段と、前記 R動作、θ動作、及びZ動作を検出しそれらを表す電気信号を発生させるセン サ手段と、前記電気信号を前記コンピュータ手段へ伝達する信号伝達手段とに より前記アーム構造は制御され、 前記エンドエフェクタのヨー(Y)動作とロール(E)動作を提供する手段 を備え、 前記エンドエフェクタでピックアップするべきワークピースの向きを決定し 、 それを表す誤差電気信号を発生させるためのワークピース方向決定手段を備え 、 前記誤差信号を前記コンピュータ手段に伝達するための手段を備え、 前記エンドエフェクタで前記ワークピースを所望の向きにピックアップして 搬送できるように、R、θ、Z、Y及びEの動作に適用する修正を計算するた めの手段を前記コンピュータ手段が備えている、ことを特徴とするロボットア ーム構造。 32.請求項31に記載のアーム構造と組合わせたエンドエフェクタからカセット のすべてが半径方向にアクセスできるわけではないような経路に沿ってワーク ピースを装填したカセットを搬送するベルトコンベアを備えたことを特徴とす るワークピース処理システム。 33.請求項31に記載の複数のアーム構造において、それぞれが1又は複数のワ ークステーションをリーチ内に有し、アーム構造は互いに十分近くに配置され て、第1のアームのリーチ内にあるワークステーションのひとつにワークピー スが搬送され処理された後に、同ワークピースは第1のアームによって第2の アームのリーチ内にもなる転送ステーションに搬送され、第2のアームのリー チ内にあるワークステーションで処理されることを特徴とするアーム構造。 34.請求項31に記載のアームにより搬送されるワークピースがセンサアレイを 通過するようにセンサアレイが配置され、センサにてワークピースのアライメ ントの偏位があれば決定され電気的誤差信号が発生されて、前記ワークピース を適切に位置決めすべく適当にR、θ、Z、Y、及びEの修正をするようにア ームをコントロールする電子コンピュータ手段へ伝達されることを特徴とする センサアレイ。 35.第1の軸のまわりでθ動作、R動作、及びZ動作を提供するθモータ、Rモ ータ、及びZモータを有するロボットアーム構造であって、アーム構造は前記 第1の軸と平行なエンドエフェクタ軸のまわりに回転するように回動可能に取 付けられたエンドエフェクタ部分を有し、θモータ、Rモータ、及びZモータ を制御してそれにより対応する動作を制御する電子コンピュータ手段と、前記 R動作、θ動作、及びZ動作を検出しそれらを表す電気信号を発生させるセン サ手段と、前記電気信号を前記コンピュータ手段へ伝達する信号伝達手段とに より前記アーム構造は制御され、 Z軸に沿って移動可能なエレベータを備え、前記ロボットアームは前記エレ ベータにより支持されていて、 前記Z軸に直交する平面にあるあらゆる軸のまわりに前記エレベータを制御 可能に傾斜させるための手段を備え、 前記エンドエフェクタのヨー(Y)、ロール(E)、及び/又は、ピッチ (J)動作を提供するための手段を備え、 前記エンドエフェクタでピックアップするべきワークピースの向きを決定し 、それを表す誤差電気信号を発生させるためのワークピース方向決定手段を備 え、 前記誤差信号を前記コンピュータ手段に伝達するための手段を備え、 前記エンドエフェクタで前記ワークピースを所望の向きにピックアップして 搬送できるように、エレベータの傾斜制御、R、θ、及びZ動作、及びY、E 及び/又はJの動作の1又は複数に適用する修正を計算するための手段を前記 コンピュータ手段が備えている、ことを特徴とするロボットアーム構造。 36.請求項35に記載のアーム構造と組合わせたエンドエフェクタからカセット のすべてが半径方向にアクセスできるわけではないような経路に沿ってワーク ピースを装填したカセットを搬送するベルトコンベアを備えたことを特徴とす るワークピース処理システム。 37.請求項35に記載の複数のアーム構造において、それぞれが1又は複数のワ ークステーションをリーチ内に有し、アーム構造は互いに十分近くに配置され て、第1のアームのリーチ内にあるワークステーションのひとつにワークピー スが搬送され処理された後に、同ワークピースは第1のアームによって第2の アームのリーチ内にもなる転送ステーションに搬送され、第2のアームのリー チ内にあるワークステーションで処理されることを特徴とするアーム構造。 38.請求項35に記載のアームにより搬送されるワークピースがセンサアレイを 通過するようにセンサアレイが配置され、センサにてワークピースのアライメ ントの偏位があれば決定され電気的誤差信号が発生されて、前記ワークピース を適切に位置決めすべく適当にR、θ、Z、Y及びエレベータの傾斜の修正を するようにアームをコントロールする電子コンピュータ手段へ伝達されること を特徴とするセンサアレイ。 39.第1の軸のまわりでθ動作、R動作、及びZ動作を提供するθモータ、Rモ ータ、及びZモータを有するロボットアーム構造であって、アーム構造は前記 第1の軸と平行なエンドエフェクタ軸のまわりに回転するように回動可能に取 付けられたエンドエフェクタ部分を有し、θモータ、Rモータ、及びZモータ を制御してそれにより対応する動作を制御する電子コンピュータ手段と、前記 R動作、θ動作、及びZ動作を検出しそれらを表す電気信号を発生させるセン サ手段と、前記電気信号を前記コンピュータ手段へ伝達する信号伝達手段とに より前記アーム構造は制御され、Z軸と概略平行な平坦な領域に配置されたカ セット内のワークピースをピックアップし搬送することを可能にするもので、 前記エンドエフェクタのヨー(Y)及びピッチ(J)動作を提供するための 手段を備え、 前記エンドエフェクタでピックアップするべきワークピースの向きを決定し 、それを表す電気信号を発生させるためのワークピース方向決定手段を備え、 前記信号を前記コンピュータ手段に伝達するための手段を備え、 前記エンドエフェクタで前記ワークピースを所望の向きにピックアップして 搬送できるように、R、θ、Z、Y及びJの動作の制御に適用する修正を計算 するための手段を前記コンピュータ手段が備えていることを特徴とするロボッ トアーム構造。 40.請求項39に記載のアーム構造と組合わせたエンドエフェクタからカセット のすべてが半径方向にアクセスできるわけではないような、Z軸と平行な平坦 な領域中の経路に沿ってワークピースを装填したカセットを搬送するベルトコ ンベアを備えたことを特徴とするワークピース処理システム。 41.請求項39に記載の複数のアーム構造において、それぞれが1又は複数のワ ークステーションをリーチ内に有し、アーム構造は互いに十分近くに配置され て、第1のアームのリーチ内にあるワークステーションのひとつにワークピー スが搬送され処理された後に、同ワークピースは第1のアームによって第2の アームのリーチ内にもなる転送ステーションに搬送され、第2のアームのリー チ内にあるワークステーションで処理されることを特徴とするアーム構造。 42.請求項39に記載のアームにより搬送されるワークピースがセンサアレイを 通過するようにセンサアレイが配置され、センサにてワークピースのアライメ ントの偏位があれば決定され電気的誤差信号が発生されて、前記ワークピース を適切に位置決めすべく適当にR、θ、Z、Y及びJの修正をするようにアー ムをコントロールする電子コンピュータ手段へ伝達されることを特徴とするセ ンサアレイ。 43.ワークピースを処理して製品を製造する方法であって、 複数の概略平行なワークピースを1又は複数のカセット内に配置して、前記 カセットはR、θ、Z、及びY及び/又はE及び/又はJ動作の可能なロボッ トアームの作動範囲に配置されており、前記カセットは前記ロボットアームの 第1の軸と同一平面にない軸を有し、 前記エンドエフェクタをY軸及び/又はロール軸及び/又はピッチ軸のまわり に選択的に独立的に回転させて、 前記アームのR、θ、及びZ位置、及び前記アームの手首位置のY及び/又は E及び/又はJ位置を監視して、 前記アームのR、θ、及びZ位置、及び前記アームの手首位置のY及び/又は E及び/又はJ位置の1又は複数を制御して、 前記アームでピックアップするべき各ワークピースの現在のアライメントを測 定して、 各ワークピースをピックアップして処理に適当なアライメントで配達するよう に前記アームを制御して、 前記ワークピースを処理して製品を製造し、 該製品を回収する、ことを含む方法。
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