JP2020073380A - 自動運転車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】上部構造物が取り付け可能な、車室を有しない板状の自動運転車両を提供する。【解決手段】上部構造物が取り付け可能な、車室を有しない走行ユニットと、前記走行ユニットに設けられ、前記走行ユニットに着脱可能に取り付けられた前記上部構造物に連結される連結部と、を備えた自動運転車両。【選択図】図1

Description

本発明は、自動運転車両に関する。
本願は、2017年6月16日に、日本に出願された特願2017−119131号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、目的地までの経路に沿って自動運転により車両を走行させる自動運転技術の開発が進められている(特許文献1参照)。
特開2017−83446号公報
ところで、自動運転車両が複数の用途で利用可能であると好ましい場合がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、複数の用途で利用可能な自動運転車両を提供することを目的の一つとする。
本発明に係る自動運転車両は、以下の構成を採用した。
(1):本発明の一態様は、上部構造物が取り付け可能な、車室を有しない走行ユニットと、前記走行ユニットに設けられ、前記走行ユニットに着脱可能に取り付けられた前記上部構造物に連結される第1連結部と、を備えた自動運転車両である。
(2):(1)の態様において、前記走行ユニットは、前記上部構造物が取り付け可能な取付領域と、第1車輪と、車両進行方向で前記第1車輪よりも後方に位置した第2車輪とを有し、前記取付領域は、少なくとも、前記車両進行方向で前記第1車輪と略同じ位置から前記第2車輪と略同じ位置に亘る大きさを有する。
(3):(2)の態様において、前記取付領域は、前記車両進行方向で前記走行ユニットの全長に亘る。
(4):(1)から(3)のうちいずれか1つの態様において、前記走行ユニットは、車輪を有し、前記車輪を除く前記走行ユニットの最大厚さは、前記車輪の直径以下である。
(5):(1)から(4)のうちいずれか1つの態様において、前記走行ユニットは、前記自動運転車両の目的地に関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された目的地と道路情報を含む地図情報とに基づき前記自動運転車両の運転計画を生成する運転計画生成部と、前記運転計画生成部により生成された運転計画に基づき前記走行ユニットの走行を制御する自動運転制御部とを含む。
(6):(1)から(5)のうちいずれか1つの態様において、前記上部構造物は、乗員が着座可能なシート装置を含む。
(7):(1)から(6)のうちいずれか1つの態様において、前記上部構造物は、乗員が乗り込み可能な部屋を含む。
(8):(1)から(7)のうちいずれか1つの態様において、前記上部構造物は、荷物を支持可能な荷物支持部を含む。
(9):(1)から(8)のうちいずれか1つにおいて、前記走行ユニットは、複数の上部構造物が互いに載せ替え可能である。
(10):(1)から(9)のうちいずれか1つの態様において、前記走行ユニットは、前記走行ユニットに対して別の自動運転車両の走行ユニットが上方から載せられた場合に前記別の自動運転車両の走行ユニットを下方から支持する支持部を有し、前記別の自動運転車両の走行ユニットが載せられた状態で走行可能である。
(11):(1)から(10)のうちいずれか1つの態様において、前記走行ユニットに設けられ、車両進行方向と車両幅方向とのうち少なくとも一方において前記走行ユニットに対して並べられた別の自動運転車両の走行ユニットに連結される第2連結部をさらに備えている。
(12):本発明の他の態様は、上部構造物が取り付け可能な、車室を有しない板状の自動運転車両である。
(1)または(12)の態様によれば、複数の用途で利用可能な自動運転車両を提供することができる。すなわち、任意の上部構造物を走行ユニットの上に取り付けることで、用途に応じた機能を自動運転車両に持たせることができる。
(2)の態様によれば、走行ユニットが比較的広い取付領域を有する。このため、走行ユニットに取り付け可能な上部構造物の自由度を高めることができる。
(3)の態様によれば、走行ユニットがさらに広い取付領域を有する。このため、走行ユニットに取り付け可能な上部構造物の自由度をより高めることができる。
(4)の態様によれば、走行ユニットが比較的薄いため、上部構造物の高さ方向の自由度を高めることができる。また、走行ユニットが比較的薄いと、取付領域に対する上部構造物の取り付けの作業負担を低減することができる。
(5)の態様によれば、道路情報を含む地図情報に基づき運転計画が生成される車両に対して任意の上部構造物を取り付けることができる。これにより、例えば公道を走行可能な車両に用途に応じた機能を持たせることができる。
(6)から(8)の態様によれば、車両に対して自動車やトラック、荷物搬送装置のような所定の機能を持たせることができる。
(9)の態様によれば、使用場所や時間帯などによって、車両に持たせる機能を切り換えることができる。これにより、1台の車両をより有効活用することができる。
(10)の態様によれば、複数の車両を小さなスペースに纏めることができ、また小さなスペースに纏めた状態で複数の車両を移動させることができる。これは、車両の利用可能性をさらに高めることに寄与する。
(11)の態様によれば、複数の自動運転車両が第2連結部によって連結されることで、1台の自動運転車両では支持できない大きさの上部構造物が支持可能になる。これにより、車両に取り付けられる上部構造物の自由度をさらに高めることができる。
自動運転車両100を示す斜視図である。 走行ユニット110を示す構成図である。 自動運転の処理過程について説明するための図である。 連結部151の一例を示す正面図である。 第1上部ユニット200Aを含む走行体Mを示す斜視図である。 第1上部ユニット200Aおよび走行ユニット110を示す構成図である。 第2上部ユニット200Bを含む走行体Mを示す斜視図である。 第3上部ユニット200Cを含む走行体Mを示す斜視図である。 第4上部ユニット200Dを含む走行体Mを示す斜視図である。 第4上部ユニット200Dを含む走行体Mを示す斜視図である。 第5上部ユニット200E含む走行体Mを示す斜視図である。 第6上部ユニット200F含む走行体Mを示す斜視図である。 自動運転車両100の第1変形例を示す斜視図である。 自動運転車両100の第2変形例を示す斜視図である。 車両利用システム1の一例を示す構成図である。 第2実施形態における第1上部ユニット200Aおよび走行ユニット110を示す構成図である。 外部表示部202bの一例を示す図である。 外部表示部202bの一例を示す図である。 第3実施形態に係る車両100(自動運転車両100)を含むサービス提供システム2の構成図である。 第3実施形態に係る走行ユニット110の構成の一例を示す図である。 車両100に搭載される車両管理装置300の構成の一例を示す図である。 サービス提供者装置600の構成の一例を示す図である。 サービス管理装置700の構成の一例を示す図である。 サービス提供システム2において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の自動運転車両について説明する。本発明の自動運転車両は、例えば、自動運転機能を台車状の形態で提供することで、車両に設けられる上部構造物の自由度を最大化するとともに、汎用性を与え、様々な用途で活用できるようにした車両である。以下に示す実施形態では、自動運転車両は、例えば、上部構造物を載せ替えることで、用途に応じて上部構造物の形状と機能とのうち少なくとも一方を変更可能である。「自動運転車両」とは、例えば、基本的には運転操作を必要としない自動運転車両である。
以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含む。「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含んでもよい。「XX」は、任意の要素(例えば、任意の情報)である。
<第1実施形態>
[自動運転車両の全体構成]
以下、第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態の自動運転車両100を示す斜視図である。第1実施形態では、後述する上部構造物200を含まない単位を「自動運転車両100」と称する。一方で、自動運転車両100と上部構造物200とを合わせた単位を「走行体M」または「移動体M」と称する。
自動運転車両100は、車室やシートなどを有しない板状である。「板状」とは、平たいことを広く意味し、平板状や中実状の意味に限定されるものではない。例えば、「板状」とは、屈曲や湾曲している部分を有する場合や、凹部や凸部を有する場合、中空状に形成された部分を有する場合なども含む。「板状」は、「平状」と読み替えられてもよい。
本実施形態では、自動運転車両100は、地面Gからの自動運転車両100の最大高さが後述する車輪Wの直径Dの1.5倍以下である板状である。別の観点で見ると、自動運転車両100は、車輪Wを除く自動運転車両100の高さ方向の最大厚さ(本実施形態では、後述する走行ユニット110の最大厚さと同じ)が車輪Wの直径D以下である板状である。以下、このような自動運転車両100の構成を詳しく説明する。以下では、自動運転車両100を単に「車両100」と称する。車両100は、例えば、走行ユニット110と、連結機構150とを有する。
[走行ユニット]
走行ユニット110は、自動運転機能を有した板状の走行ユニットであり、車両100の主部を形成している。走行ユニット110は、車室やシートなどを有しない板状である。例えば、走行ユニット110は、車輪Wを除く走行ユニット110の高さ方向の最大厚さTが車輪Wの直径D以下である板状である。走行ユニット110は、上部構造物200(図5、図7から図12を参照)が着脱可能に取付可能である。「取り付け」とは、例えば上部構造物200が走行ユニット110の上に載せられることを意味し、上部構造物200が走行ユニット110に固定されていない状態も含む。
図1に示すように、走行ユニット110は、上部構造物200が着脱可能に取り付けられる取付領域Rと、複数の車輪Wとを有する。「取付領域R」については後述する。複数の車輪Wは、後述する駆動力出力装置116によって駆動される駆動輪を含む。走行ユニット110は、例えば、四輪以上の車輪Wを有する走行ユニットであるが、自動二輪車その他の車両のように二輪や三輪の車輪Wを有する走行ユニットでもよい。複数の車輪Wは、第1車輪W1と、第2車輪W2とを含む。第2車輪W2は、車両進行方向Xで第1車輪W1よりも後方に位置する。
図2は、走行ユニット110を示す構成図である。走行ユニット110は、例えば、外界監視ユニット111と、通信装置112と、ナビゲーション装置113と、推奨車線決定装置114と、自動運転制御ユニット115と、駆動力出力装置116、ブレーキ装置117と、ステアリング装置118と、連結機構制御部119と、パワーモジュール120(図6参照)と、インターフェース121(図6参照)と、記憶部122とを備える。以下の説明では、車両100を「自車両100」と称する場合がある。連結機構制御部119については後述する。
以下に述べるナビゲーション装置113のナビ制御装置113b、推奨車線決定装置114、自動運転制御ユニット115、および連結機構制御部119の各々の全部または一部は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサがメモリに格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現されてもよいし、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶装置に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
外界監視ユニット111は、例えば、カメラやレーダ、LIDAR(Light Detectionand Ranging)、これらの出力に基づいてセンサフュージョン処理を行う物体認識装置などを含む。外界監視ユニット111は、車両100の周辺に存在する物体の種類(特に、車両、歩行者、および自転車)を推定し、推定した物体の種類をその位置や速度の情報と共に自動運転制御ユニット115に出力する。
通信装置(無線通信部)112は、例えば、ネットワークNWに接続したり、車両100の利用者の端末装置500と直接的に通信したり、他車両や歩行者の端末装置などと直接的に通信したりするための無線通信モジュールである。通信装置112は、例えば後述する通信コネクタ121aおよびゲートウェイ装置121bが設けられない場合、上部構造物200の通信装置201を介して上部構造物200に設けられたHMI(Human machine Interface)202(図6参照)と直接的に通信してもよい。すなわち、通信装置112は、上部構造物200の通信装置201との無線通信を通じて、HMI202に入力された情報(例えば、運転操作子202aに対する入力操作を示す情報)を取得してもよい。通信装置112は、Wi−Fi、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、Bluetooth(登録商標、以下省略)、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。通信装置112として、用途に応じた複数のものが用意されてもよい。例えば、通信装置112は、利用者の端末装置500(または利用者が操作したHMI202)から自車両100の走行に関する指示(例えば目的地に関する指示)を取得する。通信装置112は、「取得部」の一例である。例えば、通信装置112は、自車両100の目的地に関する情報を取得する。通信装置112は、取得した情報をナビゲーション装置113および自動運転制御ユニット115に出力する。ネットワークNWは、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局などを含む。利用者の端末装置500は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどである。
ナビゲーション装置113は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機113aと、ナビ制御装置113bとを備える。GNSS受信機113aは、GNSS衛星(例えばGPS衛星)から到来する電波に基づいて自機の位置(自車両100の位置)を測位する。ナビ制御装置113bは、例えば、CPUや各種記憶装置を備え、ナビゲーション装置113の全体を制御する。記憶装置には、地図情報(ナビ地図)が格納されている。ナビ地図は、ノードとリンクで道路を表現した地図(道路情報を含む地図情報)である。ナビ制御装置113bは、GNSS受信機113aによって測位された自車両100の位置から、通信装置112により取得された車両100の目的地までの経路(運転計画)を、ナビ地図を参照して決定する。ナビ制御装置113bは、「運転計画生成部」の一例である。ナビ制御装置113bは、自車両100の位置と目的地とを、通信装置112を用いてナビゲーションサーバ(不図示)に送信し、ナビゲーションサーバから返信された経路を取得してもよい。ナビ制御装置113bは、上記いずれかの方法で決定または特定した経路の情報を推奨車線決定装置114に出力する。
推奨車線決定装置114は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)と各種記憶装置を備える。記憶装置には、ナビ地図よりも詳細な高精度地図情報が格納されている。高精度地図情報には、例えば、車線ごとの道路幅や勾配、曲率、信号の位置などの情報が含まれている。推奨車線決定装置114は、ナビゲーション装置113から入力された経路に沿って走行するために好ましい推奨車線を決定し、自動運転制御ユニット115に出力する。
自動運転制御ユニット115は、CPUやMPUなどの一以上のプロセッサと各種記憶装置を備える。自動運転制御ユニット115は、「自動運転制御部」の一例である。本実施形態では、自動運転制御ユニット115は、走行ユニット110の全体を制御する制御ユニットを兼ねている。自動運転制御ユニット115は、推奨車線決定装置114により決定された推奨車線を走行することを原則として、外界監視ユニット111から位置や速度が入力された物体との接触を避けるように、走行ユニット110を自動的に走行させる。自動運転制御ユニット115は、例えば、各種イベントを順次実行する。イベントには、一定速度で同じ走行車線を走行する定速走行イベント、前走車両に追従する追従走行イベント、車線変更イベント、合流イベント、分岐イベント、緊急停止イベント、料金所を通過するための料金所イベント、自動運転を終了して手動運転に切り替えるためのハンドオーバイベントなどがある。これらのイベントの実行中に、自車両100の周辺状況(周辺車両や歩行者の存在、道路工事による車線狭窄など)に基づいて回避のための行動が計画される場合もある。
自動運転制御ユニット115は、自車両100が将来走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、自車両100の到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、所定の走行距離ごとの自車両100の到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における自車両100の到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。
図3は、自動運転の処理過程について説明するための図である。まず、上図に示すように、ナビゲーション装置113によって経路が決定または特定される。この経路は、例えば車線の区別が付けられていない大まかな経路である。次に、中図に示すように、推奨車線決定装置114が、経路に沿って走行しやすい推奨車線を決定する。そして、下図に示すように、自動運転制御ユニット115が、障害物の回避などを行いながら、なるべく推奨車線に沿って走行するための軌道点を生成し、軌道点(および付随する速度プロファイル)に沿って走行するように、駆動力出力装置116、ブレーキ装置117、ステアリング装置118のうち一部または全部を制御する。このような役割分担はあくまで一例であり、例えば自動運転制御ユニット115が一元的に処理を行ってもよい。
駆動力出力装置116は、走行ユニット110が走行するための走行駆動力(トルク)を車輪Wに出力する。駆動力出力装置116は、「駆動源」の一例である。駆動力出力装置116は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するパワーECUとを備える。本実施形態では、駆動力出力装置116は、駆動用モータ116aを含む。パワーECUは、自動運転制御ユニット115から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置117は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、自動運転制御ユニット115から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置117は、運転操作子(例えば、後述する上部構造物200の運転操作子202a)に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。ブレーキ装置117は、上記説明した構成に限らず、自動運転制御ユニット115から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置118は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、自動運転制御ユニット115から入力される情報、或いは運転操作子から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
図6に示すように、パワーモジュール120は、バッテリ120aと、バッテリ120aを制御する不図示のバッテリマネジメントユニットとを含む。パワーモジュール120は、走行ユニット110の各装置(外界監視ユニット111、通信装置112、ナビゲーション装置113、推奨車線決定装置114、自動運転制御ユニット115、駆動力出力装置116、ブレーキ装置117、ステアリング装置118、連結機構制御部119など)に必要な電力をバッテリ120aから供給する。すなわち、走行ユニット110の各装置は、後述する上部ユニットに供給される電力の一部を共有して動作する。パワーモジュール120は、後述するインターフェース121の給電用コネクタ121cおよびコンディショナ121dを介して、上部ユニットの各装置に必要な電力をバッテリ120aから供給する。
インターフェース121は、例えば、通信用コネクタ121a、ゲートウェイ装置121b、給電コネクタ121c、およびコンディショナ(電力変換装置)121dを有する。
インターフェース121の給電用コネクタ121cおよびコンディショナ121dは、「電力供給インターフェース」の一例であり、インターフェース121の通信用コネクタ121aおよびゲートウェイ装置121bは、「第1通信インターフェース」の一例である。また、通信用コネクタ121aは、「通信用インターフェース」の一例でもある。通信用コネクタ121aは、ゲートウェイ装置121bに電気的に接続されている。通信用コネクタ121aは、走行ユニット110の外部に露出し、上部構造物200の通信用コネクタ209aが物理的および電気的に接続可能である。
ゲートウェイ装置121bは、「通信制御部」の一例である。ゲートウェイ装置121bは、通信用コネクタ121aを介して上部構造物200と通信可能である。例えば、ゲートウェイ装置121bは、上部構造物200のゲートウェイ装置209bと通信を行う。例えば、ゲートウェイ装置121bは、自動運転制御ユニット115と上部構造物200の制御ユニット208とのうち少なくとも一方の制御に基づき、上部構造物200と走行ユニット110との間の照合および認証(例えば、ゲートウェイ装置121bとゲートウェイ装置209bとの間の照合および認証)を行う。照合および認証は、例えば、ゲートウェイ装置121bおよびゲートウェイ装置209bの一方から送信されたフレームに付与されたID(送信ID)を、ゲートウェイ装置121bおよびゲートウェイ装置209bの他方が予め記憶された情報(例えば、記憶部122に記憶された情報)と照合することで、フレームを送信した相手が正規の相手であることを認証する処理を含む。照合および認証は、例えば、ゲートウェイ装置121bが、ゲートウェイ装置209bから送信されたフレームに付与されたID(送信ID)を、予め記憶された情報(例えば、記憶部122に記憶された情報)と照合することで、フレームを送信した上部構造物200が正規の上部構造物200であることを認証する処理を含む。「正規」とは、例えば、車両100と上部構造物200との組み合わせ可能であること(例えば規格などが一致すること)、または、上部構造物200が信頼できる所有者に所属するものであること(登録リストに予め登録された所有者に所属するものであること)などを意味する。
例えば、ゲートウェイ装置121bは、上記照合および認証を通じて、インターフェース121に接続された上部構造物200の種別を検出する。「種別」とは、「形式」を含む。例えば、ゲートウェイ装置121bは、ゲートウェイ装置209bから送信されたフレームに付与されたID(送信ID)と、記憶部122に格納された対応テーブルT(複数のIDと、複数の上部構造物200とがそれぞれ対応付けられたテーブル)とに基づき、インターフェース121に接続された上部構造物200の種別を検出する。自動運転制御ユニット115は、ゲートウェイ装置121bにより認証された内容(例えば上部構造物200の種別)に基づき、上部構造物200の機能や消費電力量などを認識する。種々の上部構造物200の機能や消費電力量などを示す情報は、例えばテーブルTの一部として記憶部122に格納されている。自動運転制御ユニット115は、例えば、上部構造物200の種別と、テーブルTとに基づき、検出された上部構造物200の種別に対応する機能や消費電力量などを認識する。
ゲートウェイ装置121bは、上部構造物200のゲートウェイ装置209bを介して、上部構造物200の通信装置201、HMI202、シート装置203、衝突センサ204、エアバッグ装置205、および制御ユニット208などから各種情報を取得可能である。ゲートウェイ装置121bは、「取得部」の別の一例である。例えば、ゲートウェイ装置121bは、上部構造物200のゲートウェイ装置209bを介して、HMI202の運転操作子202aに対して入力された操作を示す情報を、HMI202から取得する。ゲートウェイ装置121bは、HMI202から取得した情報を自動運転制御ユニット115に出力する。これにより、自動運転制御ユニット115は、HMI202の運転操作子202aに対して入力された操作を示す情報に基づき、車両100の走行を制御することができる。
給電コネクタ121cは、コンディショナ121dを介して、パワーモジュール120のバッテリ120aに電気的に接続されている。給電コネクタ121cは、走行ユニット110の外部に露出し、上部構造物200の給電コネクタ209cが物理的および電気的に接続可能である。
コンディショナ121dは、給電コネクタ121cを通じて上部構造物200に出力する供給電力量(例えば電圧)を調整する。コンディショナ209dは、例えばインバータであり、例えば駆動用モータ116aから出力される回生電力を直流に変換してもよい。例えば、コンディショナ121dは、自動運転制御ユニット115の制御に基づき、パワーモジュール120から出力される電力を、上部構造物200の機能や消費電力量などに応じた電力に調整し、調整した電力を上部構造物200に供給する。
走行ユニット110は、上述したような機能を有したインターフェース121を、1以上有する。例えば、走行ユニット110は、上述したような機能を有したインターフェース121を複数有する。複数のインターフェース121は、走行ユニット110の複数の場所に分かれて配置されている。このような構成によれば、上部構造物200のコネクタの場所などの自由度が向上する。このため、車両100の汎用性がさらに高まる。
記憶部122は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。
次に、図1に戻り、走行ユニット110の取付領域Rについて説明する。取付領域Rは、上部構造物200が取り付け可能(例えば載置可能)な領域であり、上部構造物200を下方から支持可能な領域である。本実施形態では、取付領域Rは、略水平に沿う平面状に形成されている。取付領域Rは、走行ユニット110の上面の一部を形成している。例えば、取付領域Rは、走行ユニット110の最上面を形成している。例えば、取付領域Rは、車輪Wが接した地面Gに対して車輪Wの直径Dの1.5倍以下の高さ位置にある。
本実施形態では、取付領域Rは、少なくとも、車両進行方向Xで第1車輪W1と略同じ位置から第2車輪W2と略同じ位置に亘る大きさを有する。例えば、取付領域Rは、車両進行方向で第1車輪W1よりも前側の位置から第2車輪W2よりも後方の位置まで延びている。本実施形態では、取付領域Rは、車両進行方向Xで走行ユニット110の全長に亘る。
図1に示すように、本実施形態では、走行ユニット110は、第1基部131、第2基部132、隆起部133、第1起立部134、および第2起立部135を有する。第1基部131および第2基部132は、車両100の中心に対して車両幅方向Yに分かれて配置されている。隆起部133は、第1基部131および第2基部132の間に配置され、車両幅方向Yにおいて車両100の略中央部に位置する。隆起部133は、第1基部131および第2基部132に対して上方に隆起している。
第1起立部134は、第1基部131に対して隆起部133とは反対側に位置する。第1起立部134は、第1基部131の端部から上方に向けて起立している。これにより、第1起立部134と隆起部133との間には、第1起立部134、第1基部131、および隆起部133により規定される第1凹部136が形成されている。同様に、第2起立部135は、第2基部132に対して隆起部133とは反対側に位置する。第2起立部135は、第2基部132の端部から上方に向けて起立している。これにより、第2起立部135と隆起部133との間には、第2起立部135、第2基部132、および隆起部133により規定される第2凹部137が形成されている。
そして本実施形態では、隆起部133は、車両進行方向Xで走行ユニット110の全長に亘る第1平面133aを有する。第1起立部134は、車両進行方向Xで走行ユニット110の全長に亘る第2平面134aを有する。第2起立部135は、車両進行方向Xで走行ユニット110の全長に亘る第3平面135aを有する。本実施形態では、これら第1から第3の平面133a,134a,135aによって取付領域Rが形成されている。
[連結機構]
次に、連結機構150について説明する。連結機構150は、1以上(例えば複数)の連結部151を有する。複数の連結部151は、車両前後方向Xおよび車両幅方向Yの複数の位置に分かれて配置されている。各連結部151は、走行ユニット110に対して着脱可能に取り付けられた上部構造物200に連結され、走行ユニット110に対して上部構造物200を固定する。連結部151は、「第1連結部」の一例である。
図4は、連結部151の一例を示す正面図である。図4に示すように、連結部151の一例は、走行ユニット110に固定されたベース151aと、ベース151aに対して進退可能な係合部(可動部)151bとを有する。係合部151bは、上部構造物200に設けられた係合穴hの内側に入って係合穴hに係合する第1位置と、係合穴hの外側に出る第2位置との間で移動可能である。連結部151は、係合部151bが第1位置に移動することで、上部構造物200を走行ユニット110に固定する。一方で、連結部151は、係合部151bが第2位置に移動することで、上部構造物200に対する固定を解除する。上部構造物200は、連結部151による固定が解除された状態で、走行ユニット110から取り外し可能になる。連結部151は、ベース151aを有さず、係合部151bのみを有してもよい。この場合、係合部151bは、走行ユニット110の第1起立部134および第2起立部135などに設けられてもよい(図1中に2点鎖線参照)。連結部151は、上述した例には限定されない。連結部151は、上部構造物200に連結される構造であればよく、特定の構造に限定されるものではない。
連結機構制御部119は、例えば自動運転制御ユニット115の制御に基づき、連結部151を動作させる。すなわち、連結機構制御部119は、連結部151を制御することで、上部構造物200が走行ユニット110に固定された状態と、上部構造物200が走行ユニット110から取り外し可能な状態との間で車両100の状態を切り替える。
[上部構造物]
次に、上部構造物200の一例である第1上部ユニット200Aについて説明する。図5は、第1上部ユニット200Aを含む走行体Mを示す斜視図である。第1上部ユニット200Aは、一般的な乗用車と同様の機能を車両100に持たせることができるユニットである。例えば、第1上部ユニット200Aは、車室211を有した車体210を有する。車室211は、「乗員が乗り込み可能な部屋」の一例である。上部構造物200は、例えば、走行ユニット110の取付領域Rの全てを覆う大きさを有する。
図6は、第1上部ユニット200Aおよび走行ユニット110を示す構成図である。図6では、走行ユニット110に関してその機能の一部のみを示している。図6に示すように、第1上部ユニット200Aは、通信装置201、HMI202、シート装置203、衝突センサ204、エアバッグ装置205、ヘッドライト206、テールランプ207、制御ユニット208、およびインターフェース209を有する。
通信装置(無線通信部)201は、例えば、ネットワークNW(図2参照)に接続したり、車両100の通信装置112と直接に通信したりするための無線通信モジュールである。通信装置201は、Wi−Fi、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、Bluetooth、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。通信装置201として、用途に応じた複数のものが用意されてもよい。
HMI202は、例えば、ステアリングホイールやアクセルパッド、ブレーキパッドなどのような車両100の走行に関する操作(例えば補助的な操作、または手動運転モードでの操作)を行うための運転操作子(操作デバイス)202a、タッチパネル式ディスプレイ装置、スピーカ、マイクなどを含む。HMI202に入力された情報(例えば、運転操作子202aに対する入力操作を示す情報)は、ゲートウェイ装置209b(または通信装置201)を介して送信され、車両100のゲートウェイ装置121b(または通信装置112)により取得される(受信される)。
シート装置203は、車室211内に設けられ、乗員が着座可能である。衝突センサ204は、車体210に設けられ、車体210に入力される衝突を検出する。エアバッグ装置205は、衝突センサ204の検出結果に基づき動作する。ヘッドライト206およびテールランプ207は、例えば、走行ユニット110の第1凹部136および第2凹部137に収容される。ヘッドライト206およびテールランプ207は、上部構造物200の一部として設けられる場合に代えて、走行ユニット110の一部として設けられてもよい。これら通信装置201、HMI202、シート装置203、衝突センサ204、エアバッグ装置205、ヘッドライト206、およびテールランプ207は、第1上部ユニット200Aの給電コネクタ209cが走行ユニット110に設けられた給電コネクタ121cに接続されることで、走行ユニット110のパワーモジュール120のバッテリ120aから電源が供給される。
車体210、通信装置201、HMI202、シート装置203、衝突センサ204、エアバッグ装置205、ヘッドライト206、およびテールランプ207の各々は、例えば、それぞれモジュールとして提供される。これらモジュールは、例えば、利用者が自ら所望の位置または所望の組み合わせで配置可能である。これらモジュールの1つ以上は、以下に示す第2から第6の上部ユニット200Bから200Fにも適宜設けられてもよい。
制御ユニット208は、通信装置201、HMI202、シート装置203、衝突センサ204、エアバッグ装置205、ヘッドライト206、テールランプ207、およびインターフェース209を制御する。制御ユニット208は、CPUなどのプロセッサがメモリに格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現されてもよいし、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
インターフェース209は、例えば、通信用コネクタ209a、ゲートウェイ装置209b、給電コネクタ209c、およびコンディショナ(電力変換装置)209dを有する。
通信用コネクタ209aは、「通信用インターフェース」の一例である。通信用コネクタ209aは、ゲートウェイ装置209bに電気的に接続されている。通信用コネクタ209aは、第1上部ユニット200Aが走行ユニット110に取り付けられた場合、走行ユニット110の通信コネクタ121aと物理的および電気的に接続可能である。すなわち、第1上部ユニット200Aが走行ユニット110に取り付けられた場合、走行ユニット110の各装置は、第1上部ユニット200Aの各装置の通信内容の一部を共有する。
ゲートウェイ装置209bは、「通信制御部」の一例である。ゲートウェイ装置209bは、通信用コネクタ209aを介して走行ユニット110のゲートウェイ装置121bと通信可能である。ゲートウェイ装置209bは、自動運転制御ユニット115と上部構造物200の制御ユニット208とのうち少なくとも一方の制御に基づき、上部構造物200と走行ユニット110との間の照合および認証(例えば、ゲートウェイ装置121bとゲートウェイ装置209bとの間の照合および認証)を行う。照合および認証は、例えば、ゲートウェイ装置209bが、ゲートウェイ装置121bから送信されたフレームに付与されたID(送信ID)を、予め格納された情報と照合することで、フレームを送信した車両100が正規の車両100であることを認証する処理を含む。例えば、ゲートウェイ装置209bは、上記照合および認証を通じて、インターフェース209に接続された走行ユニット110の種別を検出する。例えば、ゲートウェイ装置209bは、ゲートウェイ装置121bから送信されたフレームに付与されたID(送信ID)に基づき、インターフェース209に接続された走行ユニット110の種別を検出する。
給電コネクタ209cは、コンディショナ209dを介して、第1上部ユニット200Aの各種装置に電気的に接続されている。給電コネクタ209cは、第1上部ユニット200Aの外部に露出し、走行ユニット110の給電コネクタ121cが物理的および電気的に接続可能である。
コンディショナ209dは、給電コネクタ209cを通じて走行ユニット110から供給される電力を、第1上部ユニット200Aの各種装置に対する所望の供給電力量(例えば電圧)に調整する。例えば、コンディショナ209dは、制御ユニット208の制御に基づき、走行ユニット110から供給される電力を、第1上部ユニット200Aの各種装置の機能や消費電力量などに応じた電力に調整し、調整した電力を第1上部ユニット200Aの各種装置に供給する。走行ユニット110のコンディショナ121dと、上部構造物200のコンディショナ209dは、いずれか一方が省略されてもよい。
ここで、本実施形態の走行ユニット110は、第1上部ユニット200Aに代えて、1以上の上部構造物200が載せ替え可能である。以下、第1上部ユニット200Aの代わりに走行ユニット110に取り付けられる上部構造物200の別の例について説明する。ただし、走行ユニット110に取り付け可能な上部構造物200の形状および機能は、以下に説明する例に限定されない。
図7は、上部構造物200の別の一例である第2上部ユニット200Bを含む走行体Mを示す斜視図である。第2上部ユニット200Bは、一般的なトラックと略同じ機能を車両100に持たせることができるユニットである。例えば、第2上部ユニット200Bは、車室211および荷室213を有した車体210を有する。荷室213は、「荷物を支持可能な荷物支持部」の一例である。第2上部ユニット200Bのその他の構成は、第1上部ユニット200Aと略同じである。
図8は、上部構造物200の別の一例である第3上部ユニット200Cを含む走行体Mを示す斜視図である。第3上部ユニット200Cは、娯楽機能を車両100に持たせることができるユニットである。例えば、第3上部ユニット200Cは、部屋を有さず、上方および四方が開放されている。第3上部ユニット200Cは、連結機構150によって走行ユニット110に固定されるベース220と、ベース220に取り付けられた複数枚の畳221を有する。第3上部ユニット200Cは、例えば私有地や私道で走行する。利用者は、第3上部ユニット200Cを用いることで、花見や遊覧を楽しむことができる。
図9および図10は、上部構造物200の別の一例である第4上部ユニット200Dを含む走行体Mを示す斜視図である。第4上部ユニット200Dは、建造物230(家やビルなど)の一部となるユニットである。言い換えると、車両100は、建造物230の一部が連結されることで、建造物230の一部に走行機能を与える。利用者は、第4上部ユニット200Dを用いることで、建造物230内での生活や仕事を行いながら別の場所に移動することができる。
例えば、図9に示すように、第4上部ユニット200Dは、車両100に連結され、車両100に載せられた状態で移動可能である。一方で、図10に示すように、第4上部ユニット200Dおよび車両100は、互いに分離可能である。この場合、車両100は、第4上部ユニット200Dを建造物230に残した状態で第4上部ユニット200Dから離れて移動することができる。車両100は、第4上部ユニット200Dから離れた状態から第4上部ユニット200Dの下方に移動し、第4上部ユニット200Dと再び連結されることができる。
本実施形態では、建造物230は、車両100が第4上部ユニット200Dを建造物230に残した状態で移動する場合に、建造物230に残された第4上部ユニット200Dを側方と下方とのうち少なくとも一方から支持する支持構造231を含む。図9に示すように、支持構造231は、例えば、レール235と、支持部236とを有する。
レール235は、建造物230の側面に設けられている。第4上部ユニット200Dは、レール235によって側方および下方から支持される係合部材161を有する。係合部材161がレール235の内側に入ってレール235によって支持されることで、第4上部ユニット200Dは、建造物230によって支持される。
支持部236は、第4上部ユニット200Dが建造物230と連結された場合に第4上部ユニット200Dの下方に位置する領域に配置されている。支持部236は、車両100が第4上部ユニット200Dを建造物230に残した状態で第4上部ユニット200Dから離れて移動する場合に、車両100に代えて第4上部ユニット200Dを下方から支持する。例えば、支持部236は、第4上部ユニット200Dを下方から支持する上端部が高さ方向に移動可能な支柱またはジャッキにより形成されている。例えば、支持部236は、車両100が第4上部ユニット200Dの下方に位置する場合、車両100に接しないように例えば地面Gに設けられた収容部に収容されている。一方で、支持部236は、車両100が第4上部ユニット200Dを建造物230に残した状態で移動する場合に、第4上部ユニット200Dに接するように上方に向けて移動し、第4上部ユニット200Dを下方から支持する。
図11は、上部構造物200の別の一例である第5上部ユニット200Eを含む走行体Mを示す斜視図である。第5上部ユニット200Eは、荷物運搬装置としての機能を車両100に持たせることができるユニットである。第5上部ユニット200Eは、連結機構150によって走行ユニット110に固定されるパレット240を含む。パレット240は、「荷物を支持可能な荷物支持部」の別の一例である。複数の荷物Pは、パレット240上に積載されるとともに、図示しない固定部材によってパレット240に固定される。利用者は、第5上部ユニット200Eを用いることで、工場や集荷場、その他の作業現場で1以上の荷物Pを搬送することができる。
図12は、上部構造物200の別の一例である第6上部ユニット200Fを含む走行体Mを示す斜視図である。第6上部ユニット200Fは、周囲監視装置としての機能を車両100に持たせることができるユニットである。第6上部ユニット200Fは、走行ユニット110に固定されるセンサユニット250を含む。センサユニット250は、カメラと、カメラで撮影された画像または映像を管理センターのサーバなどに送信可能な通信装置とを含む。車両100は、センサユニット250が取り付けられた状態で、指定された経路に沿って移動することができる。利用者は、第6上部ユニット200Fを用いることで、任意の場所の見回り(異常検知)を行うことができる。
以上説明した第1実施形態の構成によれば、複数の用途で利用可能な車両100を提供することができる。すなわち、本実施形態では、任意の上部構造物200が取り付け可能な車両100が提供される。これにより、多くの事業者による独自の開発を可能とすることができ、用途ごとに特化した機能が広く深く提供されることを可能にすることができる。
第1実施形態では、走行ユニット110は、複数の上部構造物200が互いに載せ替えられることで、車両100の機能をカスタマイズすることができる。このような構成によれば、例えば、昼間の時間帯は乗用車やトラックとして機能し、夜の時間帯(昼間の用途での休眠時間)は、工場などで自動運転機能を持つ搬送パレットなど別の用途の走行体Mとして機能することができる。
<第1実施形態の変形例>
以下、上述した第1実施形態の変形例の一つである、車両100の第1変形例について説明する。図13は、車両100の第1変形例を示す斜視図である。図13に示すように、本変形例では、1つの車両100に対して1以上の別の車両100が上方から載せられた状態で、一番下に位置する車両100が走行可能である。
本変形例では、第1起立部134および第2起立部135は、例えば、上方に進むに従い車両幅方向Yの外側に位置するように鉛直方向に対して斜めに傾いている。そして、高さ方向に重ねられた複数の車両100において、1番下の車両100の走行ユニット110の第1凹部136および第2凹部137に、その1つの上の車両100の走行ユニット110の第1基部131および第2基部132の少なくとも一部が収容される。各走行ユニット110の隆起部133の下面は、上側に向けて窪んだ第3凹部138を形成している。そして、高さ方向に重ねられた複数の車両100において、1番下の車両100の走行ユニット110の隆起部133の少なくとも一部は、その1つの上の車両100の走行ユニット110の隆起部133によって形成された第3凹部138に収容される。
これにより、複数の車両100の重ねた厚さが低減される。
別の観点で見れば、1番下の車両100の走行ユニット110の隆起部133は、その1つ上の車両100の走行ユニット110に接することで、1つ上の車両100を下方から支持する。隆起部133は、1つの上の車両100の走行ユニット110を支持する「支持部」の一例である。1番下の車両100の走行ユニット110の第1起立部134および第2起立部135の内面(第1凹部136および第2凹部137の一部を形成する面)は、その1つ上の車両100の走行ユニット110に接することで、1つ上の車両100を下方から支持する。第1起立部134および第2起立部135の各々は、1つの上の車両100の走行ユニット110を支持する「支持部」の別の一例である。
そして、1番下の車両100の走行ユニット110は、車輪Wが地面Gに接しており、複数の車両100が上方に載せられた状態で走行可能である。例えば、1番下の車両100の走行ユニット110は、端子121などを介して、上に載せられる車両100の走行ユニット110のバッテリ120aと電気的に接続される。これにより、1番下の車両100の走行ユニット110は、重ねられた1以上の別の車両100の走行ユニット110のバッテリ120aから供給される電力を利用して走行可能である。
ただし、複数の車両100を重ねるための構造は、上記例に限定されない。例えば、第1起立部134および第2起立部135は、鉛直方向に起立していてもよい。複数の車両100は、高さ方向に単に積み重ねられてもよい。
以下、上述した第1実施形態の変形例の一つである、車両100の第2変形例について説明する。図14は、車両100の第2変形例を示す斜視図である。図14に示すように、本変形例では、車両100の走行ユニット110は、連結部153および連結部155を有する。走行ユニット110は、連結部153と連結部155とのうちいずれか一方だけを有してもよい。
一方の連結部153は、車両幅方向Yにおいて走行ユニット110に対して並べられた別の車両100の走行ユニット110に連結される連結部である。連結部153が別の車両100の走行ユニット110に連結されることで、複数の車両100が互いに固定される。これにより、複数の車両100が一体に走行することができる。連結部153は、「第2連結部」の一例である。走行ユニット110は、走行ユニット110の片側の車輪Wが外された状態で、別の車両100の走行ユニット110と連結されてもよく、走行ユニット110の車輪Wを外さないままの状態で別の車両100の走行ユニット110と連結されてもよい。
他方の連結部155は、車両進行方向Xにおいて走行ユニット110に対して並べられた別の車両100の走行ユニット110に連結される連結部である。連結部155が別の車両100の走行ユニット110に連結されることで、複数の車両100が互いに固定される。これにより、複数の車両100が一体に走行することができる。連結部155は、「第2連結部」の別の一例である。
以上説明した1実施形態の変形例の構成によれば、上部構造物200は、例えば、互いに連結された複数の車両100に亘る大きさを有する。すなわち、複数の車両100が連結部153または連結部155によって連結されることで、1台の車両100では支持できない大きさの上部構造物200が支持可能になる。これにより、上部構造物200の自由度をさらに高めることができる。
以上、第1実施形態とその第1実施形態の複数の変形例について説明したが、実施形態の構成は、上記例に限定されない。例えば、車両100は、図15に示すような車両利用システム1によって利用されてもよい。すなわち、車両利用システム1は、車両100の外部に配置された1以上の情報処理装置700を含む。情報処理装置700は、例えば、ネットワークNWを介して車両100および利用者の端末装置500と通信可能な通信部710と、情報処理部712とを有する。情報処理部712は、車両100の走行ユニット110に含まれる各機能部(例えば、ナビ制御装置113bや推奨車線決定装置114、自動運転制御ユニット115)の一部または全部を有してもよい。情報処理部712は、CPUなどのプロセッサがメモリに格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現されてもよいし、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
また、上述した第1実施形態では、車両100として、一般的な乗用車やトラックと同様の大きさの車両100について説明した。ただし、車両100の大きさは、上記例に限定されない。車両100の大きさは、例えばベッド程度の大きさでもよいし、それよりもさらに小さな大きさでもよい。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。図16は、第2実施形態における第1上部ユニット200Aおよび走行ユニット110を示す構成図である。図示の例のように、第2実施形態における第1上部ユニット200AのHMI202は、上述した運転操作子202aに加えて、更に、外部表示部202bと、ストレージ202cと、利用状況検知部202eとを備える。また、第2実施形態における第1上部ユニット200Aは、サービス提供装置212を更に備える。
外部表示部202bは、例えば、車両100の外側のボディの表面に張り付けられた有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。また、外部表示部202bは、ボディに嵌め込まれたLCD(Liquid Crystal Display)であってもよく、ボディの一部または全部を兼ねたディスプレイパネルであってもよい。また、外部表示部202bは、駆動部を備える移動可能ディスプレイ装置であってもよい。この場合、外部表示部202bは、静止画像や動画像といったコンテンツを表示しない場合には車外から表示面が見えない位置に収納され、コンテンツを表示させる場合には駆動部により車外から表示面が見える位置に移動される。また、外部表示部202bは、車両100のフロントウインドシールドやサイドウインドシールド、リアウインドシールドの少なくとも一部に形成された光透過型の液晶パネルであってもよい。
図17および図18は、外部表示部202bの一例を示す図である。図17や図18に例示するように、例えば、外部表示部202bには、車両100を介して提供されるサービスを表す商標やロゴ、サービスの内容(図示の例では英会話学校)、車両100の行き先、サービスの提供状態を示す情報(車外の利用者が車両100に乗り込み、そのサービスを利用であるのか否かを示す情報)などが表示される。
図16の説明に戻り、ストレージ202cは、例えば、RAM、ROM、HDD、フラッシュメモリなどの記憶装置により実現される。ストレージ202cには、例えば、外部装置(アプリケーションサーバ等)から取得されたファームウェア(ドライバ)などが格納される。ファームウェアは、通信装置201、HMI202、シート装置203、衝突センサ204、エアバッグ装置205、サービス提供装置212といった制御ユニット208に接続される各装置(以下、これらを装備品と称する)を制御するためのプログラム(ソフトウェア)である。ファームウェアは、「装備品の制御情報」の一例である。ストレージ202cに格納されたファームウェアは、定期または不定期に更新されてよい。また、ストレージ202cには、各装備品を識別する識別情報が格納されてよい。
利用状況検知部202eは、車両100に搭乗する利用者や積載物の有無や位置に基づいて、車両100の各コンパートメントの利用状況を検知する。コンパーメントとは、車両100の上部構造物200内の空間であり、利用者が搭乗したり積載物を載せたりすることが可能な空間である。利用状況検知部202eは、荷重センサや車内カメラ(いずれも不図示)の検出結果に基づいて、コンパートメントの利用状況を検知してよい。
サービス提供装置212は、車両100の内外をサービスに利用するサービス提供主(サービスオーナー)が設置する機器である。例えば、サービス提供装置212は、車両100のコンパーメントを、英会話教室のようなサービスの利用場所として提供するために、第3者の映像や会話音声を出力したり、外部表示部202bに広告を表示させたり、コンパーメントに存在する利用者の端末装置(例えばスマートフォン等)に情報を送信したりする。
制御ユニット208は、各種情報を走行ユニット110に送信する。例えば、制御ユニット208は、ゲートウェイ装置209bを制御して、自身(制御ユニット208)に接続された装備品の接続状況を示す情報を、走行ユニット110のゲートウェイ装置121bに送信する。装備品の接続状況を示す情報には、例えば、上述したファームウェアの情報や、装備品の識別情報などが含まれてよい。ゲートウェイ装置209bは、「第2通信インターフェース」の一例である。
制御ユニット208は、通信装置201を制御して、装備品の接続状況を示す情報を、走行ユニット110の通信装置112に送信してもよい。通信装置201は、「第2通信インターフェース」の他の例である。
サービス提供装置212に、Wi−FiやBluetoothなどを介して利用者の端末装置500が無線接続された場合、制御ユニット208は、サービス提供装置212に接続される端末装置500を介して、装備品の接続状況を示す情報を走行ユニット110の通信装置112に送信してもよい。サービス提供装置212に接続される端末装置500は、「第2通信インターフェース」の他の例である。
装備品の接続状況を示す情報が無線通信によって走行ユニット110に送信される場合、第1上部ユニット200Aと走行ユニット110との間には、外部のサーバ装置が介在してもよい。このサーバ装置は、上述したゲートウェイ装置121bとゲートウェイ装置209bとの間でなされる照合および認証を、ゲートウェイ装置121bおよびゲートウェイ装置209bの代わりに行う。
走行ユニット110のゲートウェイ装置121b或いは通信装置112は、制御ユニット208から装備品の接続状況を示す情報を受信すると、この情報を自動運転制御ユニット115に出力する。自動運転制御ユニット115は、例えば、ゲートウェイ装置121b或いは通信装置112により出力された、装備品の接続状況を示す情報に基づいて、上部構造物200が正規の上部構造物200であることを認証してよい。
第1上部ユニット200Aと、走行ユニット110との間に外部のサーバ装置が介在する場合、走行ユニット110の通信装置112は、サーバ装置による照合および認証の結果を示す情報を受信してよい。この場合、自動運転制御ユニット115は、サーバ装置による照合および認証の結果に基づいて、上部構造物200が正規の上部構造物200であることを認証してよい。
以上説明した第2実施形態の構成によれば、第1実施形態と同様に、複数の用途で利用可能な車両100を提供することができる。これにより、多くの事業者による独自の開発を可能とすることができ、用途ごとに特化した機能が広く深く提供されることを可能にすることができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について説明する。図19は、第3実施形態に係る車両100(自動運転車両100)を含むサービス提供システム2の構成図である。サービス提供システム2は、一以上の車両100と、複数の端末装置500と、サービス提供者装置600と、サービス管理装置700とを備える。複数の端末装置500には、サービス提供者Sにより使用される端末装置500aと、サービス申込者Aにより使用される端末装置500bとが含まれる。これらの構成要素は、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。サービス提供者Sによるサービスは、サービス利用者Uに提供される。図では、サービス申込者Aとサービス利用者Uが異なる者であるように示しているが、これらは同一人物であってもよい。「サービス申込者Aにより使用される」とは、例えばネットカフェの端末装置など、不特定多数によって使用され得る端末装置が、サービス申込者Aにより一時的に使用されることを含んでよい。
図20は、第3実施形態に係る走行ユニット110の構成の一例を示す図である。第3実施形態に係る走行ユニット110の自動運転制御ユニット115は、車両状態共有許可部115aを備える。
車両状態共有許可部115aは、第1上部ユニット200Aに接続された装備品の識別情報と、サービス管理装置700から取得されたファームウェアの更新情報などとに基づいて、第1上部ユニット200Aに接続された装備品、または装備品(サービス提供装置212等)に接続される端末装置500に対する走行ユニット200Aの情報共有を許容する。装備品の識別情報は、例えば、走行ユニット110の通信装置112が、制御ユニット208のストレージ202cに格納されていたものを受信することで取得されてよい。また、ファームウェアの更新情報は、走行ユニット110の通信装置112が、サービス管理装置700の記憶部800に格納されていたものを受信することで取得されてよい。また、車両状態共有許可部115aは、第1上部ユニット200Aに接続された装備品の識別情報と、サービス管理装置700から取得されたファームウェアの更新情報などとに基づいて、第1上部ユニット200A、または第1上部ユニット200Aの識別情報(上部ユニットID)に基づき特定される端末装置500に対する走行ユニット200Aの情報共有を許容してもよい。
[端末装置]
端末装置500は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどである。端末装置500は、サービス提供システム2を利用するためのアプリケーションプログラム、或いはブラウザなどが起動し、以下に説明するサービスをサポートする。以下の説明では端末装置500がスマートフォンであり、アプリケーションプログラム(サービス申込者用アプリ)が起動していることを前提とする。サービス利用者用アプリは、サービス申込者Aの操作に応じてサービス管理装置700と通信し、サービス申込者Aからのリクエストをサービス管理装置700に送信したり、サービス管理装置700から受信した情報に基づくプッシュ通知を行ったりする。サービス管理装置700は、第1実施形態において説明した「情報処理装置」の他の態様である。
端末装置500(500a及び500b)は、例えば、以下のような内容を含むサービス利用依頼情報をサービス管理装置700に送信する。位置情報は、例えば、端末装置500が内蔵するGPS受信機により測位されたものである。その他の情報は、原則としてサービス申込者Aまたはサービス利用者Uによって入力された情報に基づいている。利用希望サービス提供者属性情報とは、サービス利用者Uが希望するサービス提供者Sの属性に関する情報である。属性は、提供するサービスの種別の他、年齢、性別、性格(タイプ)などを含んでもよい。属性に関して、サービス管理装置700は、完全に一致するサービス提供者Sを固定的に割り当てるのではなく、サービス利用者Uに提示して選択あるいは確定させるようにしてよい。
[サービス利用依頼情報]
・ユーザID
・位置情報(緯度、経度、高度)
・利用希望空間情報(例えば、人数、座席数等により表される)
・利用希望サービス提供者属性情報
・利用希望サービスID
・利用希望区間情報
・サービス利用者の希望するサービス利用の時間帯の情報
・決済認証情報
[車両]
第2実施形態における車両100の走行制御に関する構成(例えば、自動運転に関する構成)は、第1実施形態および第2実施形態における車両100が備える構成と同様である。すなわち、車両100は自動運転車両であり、以下に説明するように無線通信機能を有する車両である。図21は、車両100に搭載される車両管理装置300の構成の一例を示す図である。車両管理装置300は、例えば、第1上部ユニット200Aに搭載される。車両管理装置300は、例えば、通信部320と、認証部330と、HMI340と、車両/コンパートメント管理部350とを備える。
通信部320は、無線通信装置である。通信部320は、ネットワークNWを介してサービス管理装置700と通信する。認証部330は、サービス管理装置700の指示により、サービス開始のための認証処理を行う。
HMI340は、例えば、装備品に対する入力操作を受け付けたり、装備品により出力された情報を画像や音声として出力したりする。例えば、HMI340は、タッチパネル式ディスプレイ装置、スピーカ、マイクなどを含む。
車両/コンパートメント管理部350は、例えば、利用状況検知部352と、利用許可部354と、認証部356と、外部制御許可部358とを備える。車両100には、サービス利用者Uやサービス提供者Sが利用可能な空間(コンパートメント)が一以上設けられており、利用状況検知部352は、コンパートメントごとの利用状況を検知する。例えば、利用状況検知部352は、各コンパートメントが利用中であるか否かを検知する。図21では、車両100として普通乗用車を掲載しているが、車両100は、トレーラー、バス、マイクロバスなど、車室内を区切ったコンパートメントのそれぞれに一以上の乗員が乗車可能なサイズの車両であってもよい。利用許可部354は、例えば、認証部356による認証が成功した場合に、予め指定されたコンパートメントの利用を許可し、例えばドアの開錠等を行う。認証部356は、乗車してくるサービス利用者Uまたはサービス提供者Sの本人確認等の認証を行う。
外部制御許可部358は、第1上部ユニット200Aに接続された各装備品の識別情報と、サービス管理装置700から取得される装備品の制御情報とに基づいて、装備品に対するユーザの操作に応じた走行ユニット110の制御を許容するのか否かを決定する。例えば、上部構造物200のコンパーメントに搭乗した利用者Uが、サービス提供装置212に接続された端末装置500を操作して、走行ユニット110に操作する場合がある。この際、外部制御許可部358は、第1上部ユニット200Aに接続された各装備品の識別情報と、サービス管理装置700から取得される装備品の制御情報とに基づく、利用者Uが操作する対象の走行ユニット110と、利用者Uが搭乗した上部構造物200に設けられた第1上部ユニット200Aとの組み合わせが正規なものであることが認証されている場合、利用者Uによる走行ユニット110の操作を許可する。
車両管理装置300の通信部320は、例えば、以下のような内容を含む車両情報をサービス管理装置700に送信する。
[車両情報]
・走行ユニット110を識別する走行ユニットID
・上部ユニット200Aを識別する上部ユニットID
・位置情報(緯度、高度、経度)
・コンパートメント利用状況(利用中のコンパートメントに関して利用中のサービス利用者のユーザID、利用可能なコンパートメントの情報など)
・走行状態(速度、加速度、角速度、車載機器の状態など)
・サービス提供者Sの情報(サービス提供者のID、実施中のサービスの情報、サービス実施経過時間等)
・装備品に関する情報(装備品の識別情報、装備品の識別情報を符号化した符号化データなど)
図22は、サービス提供者装置600の構成の一例を示す図である。サービス提供者装置600は、例えば、複数のサービス提供者の状態を把握し、サービス管理装置700からの発注に自動的に応答可能な装置である。サービス提供者装置600は、例えば、通信部610と、受注処理部620と、状態管理部630と、記憶部650とを備える。
通信部610は、ネットワークNWを介してサービス管理装置700などと通信する。受注処理部620は、サービス管理装置700からのサービス発注に対して、受注処理を行う。受注処理部620は、サービス発注の内容が、既にサービス管理装置700に送信済のサービス提供情報の範囲内であるか否かを判定し、範囲内であると判定した場合に受注処理を先に進める。状態管理部630は、サービス提供者装置600に登録されたサービス提供者Sの状態(予約状態、稼働状態など)を管理し、サービス提供情報をサービス管理装置700に提供する。
サービス提供者装置600は、例えば、以下のような内容を含むサービス提供情報をサービス管理装置700に送信する。サービス提供情報は、サービス提供者Sが受注可能なサービスに関連する情報である。
[サービス提供情報]
・認証ID
・装備品の制御情報(例えばファームウェアの更新情報、動作要求、情報送信要求など)
・サービス名称
・制御信号
[サービス管理装置]
図23は、サービス管理装置700の構成の一例を示す図である。サービス管理装置700は、例えば、通信部710と、取得部720と、サービス情報入力部730と、プラン決定部740と、経路指示部750と、認証部760と、判定部770と、記憶部800とを備える。通信部710、サービス情報入力部730および記憶部800を除く構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。記憶部800は、HDDやフラッシュメモリ、RAM、ROMなどにより実現される。
通信部710は、例えば、ネットワークNWに接続するためのネットワークカードを含む。通信部710は、ネットワークNWを介して車両管理装置300、端末装置500、サービス提供者装置600などと通信する。
取得部720は、通信部710を介して、端末装置10からサービス利用依頼情報を取得したり、予め登録された車両100の車両管理装置300から車両情報を取得したり、サービス提供者装置600から、サービス提供情報を取得したりする。
サービス情報入力部730は、サービス提供者Sから、提供予定のサービスの種類や内容などの入力操作を受け付ける。
プラン決定部740は、利用可能車両情報820およびサービス提供情報に基づいて、サービス利用者Uが享受可能な可用サービスを特定し、特定した可用サービスに関する情報をサービス利用者Uの端末装置500に提供する。
より具体的に、プラン決定部740は、利用可能車両情報820およびサービス提供情報に含まれる利用希望区間に基づいて、車両100の走行経路において、サービス提供者Sが車両100の少なくとも一部(例えば、コンパートメント)を占有することが可能な利用許可区間を設定する。
経路指示部750は、通信部710に、サービス利用者Uの利用開始位置および利用終了位置の情報と、サービス提供者Sの利用開始位置および利用終了位置の情報とを、車両100に送信させることで、車両100が走行すべき経路を車両100に指示する。
認証部760は、端末装置500との通信によるサービス利用者Uの認証を行ったり、サービス提供開始時の認証を行ったりする。
判定部770は、サービス利用者Uと、サービス提供者Sのそれぞれについて、車両100を利用しているか否かを判定する。
プラン決定部740は、判定部770の判定結果を利用して各種の処理を行う。例えば、プラン決定部740は、判定部770によりサービス利用者Uとサービス提供者Sの双方が車両100を利用していると判定した場合のみ、利用希望区間の変更を受け付けるようにしてもよい。このケースは、例えば、サービス提供者Sがサービス利用者Uに提案して目的地を変更したり、車両100側に提供する情報に基づいてサービス中に最終目的地を変更したりする場合に生じる。また、プラン決定部740は、取得部720がサービス利用依頼情報を受信した時点において、判定部770が、サービス利用者Uが既に車両100を利用していると判定した場合(すなわちサービス利用中に、サービス延長あるいは別のサービスの依頼を行った場合)、当該利用中の車両100を優先的にサービス利用者Uに割り当てるようにしてもよい。
記憶部800には、例えば、以下のような内容を含むサービス管理情報が格納される。
[サービス管理情報]
・サービス依頼者A(サービス利用者U)を識別するユーザID
・サービス提供者Sにより提供されるサービスを識別するサービスID
・走行ユニットIDおよび上部ユニットID
・上部ユニット200AのファームウェアID
・走行ユニット110のファームウェアID
・車両側からの符号化データ
・サービスプロバイダからの符号化データ
・車両100の現在の位置情報
・サービスプロバイダID
図24は、サービス提供システム2において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、サービス依頼者A(サービス利用者U)が、端末装置500を用いてサービス管理装置700の認証部760に対してユーザ認証を行う(ステップS200)。認証部760による認証が成功すると、サービス依頼者A(サービス利用者U)は、端末装置500を用いて、サービス利用依頼情報をサービス管理装置700に送信する(ステップS202)。サービス利用依頼情報は取得部720によって取得され、サービス依頼管理情報832として記憶部800に格納される。
サービス利用依頼情報が取得されると、サービス管理装置700の取得部720は、サービス提供者装置600に、サービス提供情報の問い合わせを行う(ステップS204)。提供するサービスの属性やサービス事業者に応じて複数のサービス提供者装置600が存在してもよく、その場合、取得部720は、複数のサービス提供者装置600に対して一斉に問い合わせを行ってよい。サービス提供者装置600の状態管理部630は、受注可能なサービスに関連する(受注可能なサービスの内容を示す)サービス提供情報をサービス管理装置700に返信する(ステップS206)。
一方、サービス管理装置700の取得部720は、車両管理装置300に、利用状況(車両情報)の問い合わせを行う(ステップS208)。車両管理装置300の車両/コンパートメント管理部350は、利用状況検知部352により検知された利用状況をサービス管理装置700に返信する(ステップS210)。なお、ステップS208およびステップS210の処理は、フローチャートに示す処理とは非同期に、任意のタイミングで随時行われてよい。
次に、プラン決定部740は、サービス利用依頼情報とステップS210で取得された情報とに基づいて、利用可能な車両を特定し、利用可能車両情報を生成する(ステップS212)。ステップS212において複数の車両が特定されてもよく、その場合、後述するステップS224までの間に、最終的な車両の特定が行われてもよい。そして、プラン決定部740が、利用可能車両情報と、ステップS206で取得された受注可能なサービス提供情報とに基づいて、サービス利用者が享受可能な可用サービスを特定し(ステップS212)、特定した可用サービスの内容を示す可用サービス情報を端末装置500に送信する(ステップS214)。
サービス申込者A(サービス利用者U)は、可用サービス情報を閲覧し、その結果、端末装置500を用いてサービス管理装置700に対してサービス発注を行う(ステップS216)。サービス管理装置700のプラン決定部740は、ステップS216で受注したサービスのうちサービス提供者が担う部分を抜き出して、サービス提供者装置600に対してサービス発注を行う(ステップS218)。
サービス提供者装置600の受注処理部620は、サービス受注した旨をサービス管理装置700に送信する(ステップS220)。これに併せて、受注処理部620は、サービス提供者の端末装置(本実施形態では不図示)に、受注内容を送信する。
サービス提供者装置600から受注した旨を受信すると、サービス管理装置700の経路指示部750は、サービス提供のための車両100が走行すべき経路を設定する(ステップS222)。
次に、サービス管理装置700の認証部760が、サービス開始のための認証処理をサービス提供者装置600および車両100の認証部330に対して行い、経路指示部750が、ステップS222で設定した経路を車両100に指示し、サービス提供者装置600がサービス開始の認証を行うと共に、必要に応じて最終的な車両の特定を行い、車両100の車両管理装置300では認証部330が車両側での認証を行うと共に、指示された経路での走行を開始または予定する(ステップS224)。
S224の認証処理の際、例えば、サービス提供者装置600は、利用可能な上部ユニット200Aに接続された装備品の情報を取得する。すなわち、装備品の情報は、車両100側からサービス提供者装置600側へと送信される。ここで、認証は、上部ユニット200Aと、装備品との2段階で行われてもよい。上部ユニット200Aの所有者がサービス提供者と異なる場合、上部ユニット200Aに対し接続可能な装備品、あるいは上部ユニット200Aにより実行可能な走行ユニット110の車両状態共有許可部115aの機能は、所有者または運行管理者によって別途規定されても良い。
その後、サービス利用者Uが車両100に乗車し(ステップS226)、付加サービスが提示可能となったときに、プラン決定部740が付加サービスを端末装置500に提示する(ステップS228)。
サービス利用者Uが車両100に乗車した際(S226の際)、サービス提供者は、乗車した車両100の装備品に対する利用可否を設定してよい。この場合、車両状態共有許可部115aは、装備品に対してなされた利用可否の設定情報をサービス管理装置700と共有することを許容する。なお、装備品に対する利用可否の設定は、サービス管理装置700が行ってもよい。装備品には、例えば、コンパートメントに設けられたビデオ再生装置や、給電装置等が含まれてよい。装備品に対する利用が許可された場合、車両100に乗車した乗員は、当該装備品を操作したり、使用したりすることができる。この際、車両100の走行状態や、装備品に対する操作情報または使用情報などは、車両状態共有許可部115aによる許可によって、サービス提供者装置600にも共有されてよい。
サービス利用者が付加サービスの内容を閲覧して、端末装置500を用いて付加サービスを発注すると(ステップS230)、サービス管理装置700のプラン決定部740は、サービス提供者装置600に対して、付加サービスについてサービス発注を行う(ステップS232)。サービス提供者装置600の受注処理部620は、付加サービスを受注した旨を示す情報をサービス管理装置700に送信する(ステップS234)。
S234の処理において、例えば乗員が装備品を介したサービスの発注を行ったとき(例えば装備品を利用して特定のビデオコンテンツが再生されたとき)、サービス提供者装置600の受注処理部620は、サービスの受注と同時に、当該サービスに適した経路および目的地を改めて設定し、車両100に指示する。より具体的には、サービス提供者装置600の受注処理部620などの機能部は、観光地案内など、コンテンツの内容に対応して、サービス提供者装置600が設定する経由地を通過するように経路を修正したり、説明時間に応じて通過速度を調整したりする。この場合、上部ユニット200Aに設けられるサービス提供者装置600のいずれかの機能部は、「外部制御許可部」の一例である。これによって、サービス提供者が提供するサービスと、車両100に任意に配置される装備品および車両100の制御状態とをリンクさせることができ、サービス提供者が走行に連動する装備品を配置する自由度を高めることができる。
付加サービスを受注した旨を示す情報を受信すると、サービス管理装置700の経路指示部750は、経路の修正や目的地変更を、車両100に指示する(ステップS236)。
以上説明した第3実施形態の構成によれば、第1実施形態または第2実施形態と同様に、複数の用途で利用可能な車両100を提供することができる。これにより、多くの事業者による独自の開発を可能とすることができ、用途ごとに特化した機能が広く深く提供されることを可能にすることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
100…自動運転車両、110…走行ユニット、112…通信装置(取得部)、113b…ナビ制御装置(運転計画生成部)、115…自動運転制御ユニット(自動運転制御部)、151…連結部(第1連結部)、153…連結部(第2連結部)、155…連結部(第2連結部)、200…上部構造物、211…車室、213…荷室、W…車輪、W1…第1車輪、W2…第2車輪、R…取付領域、G…地面、X…車両進行方向、Y…車両幅方向

Claims (17)

  1. 上部構造物が取り付け可能な、車室を有しない走行ユニットと、
    前記走行ユニットに設けられ、前記走行ユニットに着脱可能に取り付けられた前記上部構造物に連結される第1連結部と、
    前記上部構造物に対して、電力を供給する電力供給インターフェースと、
    前記上部構造物と通信する通信インターフェースと、を備え、
    前記走行ユニットは前記上部構造物と、前記電力供給インターフェースおよび前記通信インターフェースを介して接続可能であり、
    前記走行ユニットは、前記第1連結部の連結状態において、前記上部構造物へと供給される電力と、前記上部構造物への通信内容とを共有して動作する、
    自動運転車両。
  2. 前記走行ユニットは、前記上部構造物が取り付け可能な取付領域と、第1車輪と、車両進行方向で前記第1車輪よりも後方に位置した第2車輪とを有し、
    前記取付領域は、少なくとも、前記車両進行方向で前記第1車輪と略同じ位置から前記第2車輪と略同じ位置に亘る大きさを有する、
    請求項1に記載の自動運転車両。
  3. 前記取付領域は、前記車両進行方向で前記走行ユニットの全長に亘る、
    請求項2に記載の自動運転車両。
  4. 前記走行ユニットは、車輪を有し、
    前記車輪を除く前記走行ユニットの最大厚さは、前記車輪の直径以下である、
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の自動運転車両。
  5. 前記走行ユニットは、前記自動運転車両の目的地に関する情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された目的地と道路情報を含む地図情報とに基づき前記自動運転車両の運転計画を生成する運転計画生成部と、前記運転計画生成部により生成された運転計画に基づき前記走行ユニットの走行を制御する自動運転制御部とを含む、
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の自動運転車両。
  6. 前記上部構造物は、乗員が着座可能なシート装置を含む、
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の自動運転車両。
  7. 前記上部構造物は、乗員が乗り込み可能な部屋を含む、
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の自動運転車両。
  8. 前記上部構造物は、荷物を支持可能な荷物支持部を含む、
    請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の自動運転車両。
  9. 前記走行ユニットは、複数の上部構造物が互いに載せ替え可能である、
    請求項1から請求項8のうちいずれか1項に記載の自動運転車両。
  10. 前記走行ユニットは、前記走行ユニットに対して別の自動運転車両の走行ユニットが上方から載せられた場合に前記別の自動運転車両の走行ユニットを下方から支持する支持部を有し、前記別の自動運転車両の走行ユニットが載せられた状態で走行可能である、
    請求項1から請求項9のうちいずれか1項に記載の自動運転車両。
  11. 前記走行ユニットに設けられ、車両進行方向と車両幅方向とのうち少なくとも一方において前記走行ユニットに対して並べられた別の自動運転車両の走行ユニットに連結される第2連結部をさらに備えた、
    請求項1から請求項10のうちいずれか1項に記載の自動運転車両。
  12. 上部構造物が取り付け可能な、車室を有しない板状の自動運転車両。
  13. 上部構造物に対して、電力を供給する電力供給インターフェースと、
    前記上部構造物と通信する第1通信インターフェースと、
    前記上部構造物に搭載され、互いに異なる複数の装備品が接続された上部ユニットに、前記電力供給インターフェースおよび前記第1通信インターフェースを介して接続可能な走行ユニットと、を備え、
    前記走行ユニットは、前記上部構造物へと供給される電力と、前記上部構造物への通信内容とを共有して動作する、
    自動運転車両。
  14. 前記上部ユニットに接続された前記装備品の接続状況を示す情報を、外部装置に送信する第2通信インターフェースを更に備える、
    請求項13に記載の自動運転車両。
  15. 前記上部ユニットは、前記上部ユニットに接続された前記装備品の識別情報と、外部装置から取得される前記装備品の制御情報とに基づいて、前記装備品に対するユーザの操作に応じた前記装備品を介する前記走行ユニットの制御を許容するのか否かを決定する外部制御許可部を含む、
    請求項13に記載の自動運転車両。
  16. 前記上部ユニットに接続された前記装備品の識別情報と、外部装置から取得された情報に基づき更新可能な前記装備品の制御情報とに基づいて、前記装備品、または前記装備品に接続される端末装置に対する前記走行ユニットの情報共有を許容する車両状態共有許可部を更に備える、
    請求項13に記載の自動運転車両。
  17. 前記走行ユニットは、前記上部ユニットの識別情報と、外部装置から取得された情報に基づき更新可能な前記装備品の制御情報とに基づいて、前記上部ユニット、または前記上部ユニットの識別情報に基づき特定される端末装置に対する前記走行ユニットの情報共有を許容する車両状態共有許可部を含む、
    請求項13に記載の自動運転車両。
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