JP7248610B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び、システムに関する。
上下に分離する車両において、上部ユニットを建造物の一部にすることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
国際公開第2018/230720号
上部ユニットを寝台として利用する場合において、ユーザの体調が悪くなったときに下部ユニットを速やかに呼び出すことが困難な場合がある。本発明の目的は、ユーザを寝台ごと病院に運ぶことにある。
本開示の態様の一つは、
ユーザの寝台として機能する寝台部を利用する前記ユーザの体調に関する情報に基づく要求であって、前記寝台部を前記ユーザの家から病院まで移動させる要求である第一の要求を取得することと、
前記第一の要求を取得した場合に、前記家から前記病院まで前記寝台部を移動させる走行部であって、前記寝台部から所定距離以内に位置する走行部である第一の走行部を選定することと、
前記第一の走行部が前記寝台部を前記家から前記病院まで運ぶように、前記第一の走行部に対する指令を生成することと、
を実行する制御部を備える、情報処理装置である。
本開示の態様の一つは、
コンピュータに、
ユーザの寝台として機能する寝台部を利用する前記ユーザの体調に関する情報に基づく要求であって、前記寝台部を前記ユーザの家から病院まで移動させる要求である第一の要求を取得することと、
前記第一の要求を取得した場合に、前記家から前記病院まで前記寝台部を移動させる走行部であって、前記寝台部から所定距離以内に位置する走行部である第一の走行部を選定することと、
前記第一の走行部が前記寝台部を前記家から前記病院まで運ぶように、前記第一の走行部に対する指令を生成することと、
を実行させる、情報処理方法である。
本開示の態様の一つは、
ユーザの寝台として機能する寝台部と、
前記寝台部に接続して前記寝台部を移動させる走行部と、
前記走行部を制御する制御部を有するサーバと、
を備えたシステムであって、
前記制御部が、
前記寝台部を利用する前記ユーザの体調に関する情報に基づく要求であって、前記寝台部を前記ユーザの家から病院まで移動させる要求である第一の要求を取得することと、
前記第一の要求を取得した場合に、前記家から前記病院まで前記寝台部を移動させる走行部であって、前記寝台部から所定距離以内に位置する走行部である第一の走行部を選定することと、
前記第一の走行部が前記寝台部を前記家から前記病院まで運ぶように、前記第一の走行部に対する指令を生成することと、
を実行する、システムである。
また、本開示の他の態様は、上記の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、このプログラムを非一時的に記憶した記憶媒体である。
本開示によれば、ユーザを寝台ごと病院に運ぶことができる。
実施形態に係る自動運転システムの概略構成を示す図である。 車両が家に接続したときの概略構成を示す図である。 走行部が寝台部を家に残して走り去った後の概略構成を示す図である。 実施形態に係る自動運転システムを構成する寝台部、走行部、及びサーバのそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 サーバの機能構成の一例を示す図である。 ユーザ情報のテーブル構成を例示した図である。 寝台部情報のテーブル構成を例示した図である。 走行部情報のテーブル構成を例示した図である。 走行部の機能構成の一例を示す図である。 寝台部の機能構成の一例を示す図である。 自動運転システムの処理を示すシーケンス図である。 実施形態に係るサーバにおける処理のフローチャートの一例である。 実施形態に係る走行部における処理のフローチャートの一例である。 実施形態に係る利用要求を送信する処理のフローチャートの一例である。
本開示の態様の一つである情報処理装置が制御する走行部は、例えば、運行指令に基づいて自律走行する車両である。走行部は、寝台部と接続可能であり、寝台部を接続した状態で当該寝台部を運ぶことができる。寝台部は、ユーザが病室として利用可能な設備を有している。また、走行部は、寝台部を接続していない状態であっても走行可能である。したがって、走行部は、寝台部を配置した後に、その場所から離れることができる。
制御部は、ユーザの寝台として機能する寝台部を利用する前記ユーザの体調に関する情報に基づく要求であって、前記寝台部を前記ユーザの家から病院まで移動させる要求である第一の要求を取得する。ユーザの体調に関する情報とは、例えば、ユーザの体調が病院への搬送が必要なほど悪化したことを示す情報である。ここで、寝台部を利用しているユーザは、歩行が困難なこともあり得る。このようなユーザが病院まで移動するためには、時間がかかる虞がある。そこで、寝台部にユーザを乗せたまま走行部が寝台部を運ぶように、制御部が走行部に対して指令を与える。なお、寝台部は、ユーザの家と一体化する構造を有していてもよい。
制御部は、前記第一の要求を取得した場合に、前記家から前記病院まで前記寝台部を移動させる走行部であって、前記寝台部から所定距離以内に位置する走行部である第一の走
行部を選定する。すなわち、寝台部を運ぶ第一の走行部は、寝台部から所定距離以内に位置する走行部の中から選定される。所定距離は、例えば、寝台部の現在地に走行部が到着するまでに要する時間が、許容範囲内になるように定める。このような第一の走行部を選定することにより、ユーザを病院まで運ぶのに要する時間が長くなることを抑制できる。また、寝台部を運ぶときだけ走行部を寝台部に接続さればよいため、走行部がユーザの家で常に待機している必要がない。このため、走行部が、他のユーザが乗った他の寝台部も運ぶことが可能になるため、走行部の稼働率を高めることができる。
また、制御部は、前記第一の走行部が前記寝台部を前記家から前記病院まで運ぶように、前記第一の走行部に対する指令を生成する。この指令に基づいて第一の走行部が走行することにより、寝台部と共にユーザを病院まで運ぶことができる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。また、以下の実施形態は可能な限り組み合わせることができる。
<第1実施形態>
図1は、実施形態に係る自動運転システム1の概略構成を示す図である。自動運転システム1は、例えば、車両10、及び、サーバ30を含む。車両10は、例えば、寝台部10A及び走行部10Bを含む。寝台部10Aと走行部10Bとは分離可能である。また、寝台部10Aは、異なる走行部10Bと接続可能である。また、走行部Bは、異なる寝台部10Aと接続可能である。寝台部10A及び走行部10Bの数は図1に例示した1つに限らず、2つ以上であってもよい。走行部10Bは、サーバ30が生成した運行指令に基づいて自律走行可能な移動体である。
図1に示す自動運転システム1は、寝台部10Aを移動させる要求(以下、利用要求ともいう。)があった場合に、サーバ30が寝台部10Aを運ぶ走行部10Bを選定するシステムである。寝台部10Aを移動させる要求は、寝台部10Aからサーバ30へ送信される。例えば、寝台部10Aを利用しているユーザがボタンを押した場合、または、ユーザの体調若しくは容態をセンシングするセンサによりユーザの体調の悪化等が検出された場合に、寝台部10Aを移動させる要求があるものと考える。
寝台部10Aは、ユーザの寝台となる。寝台は、病室または介護室としてもよい。ここで、図2は、車両10が家200に接続したときの概略構成を示す図である。また、図3は、走行部10Bが寝台部10Aを家200に残して走り去った後の概略構成を示す図である。寝台部10Aには、例えばベッドが備わっている。走行部10Bは、寝台部10Aに接続して、ユーザが寝台部10Aに乗った状態で寝台部10Aを運ぶことができる。寝台部10Aは、走行部10Bが接続することによって移動可能になる。また、寝台部10Aは、走行部10Bから切り離された状態であっても家200に接続した状態で病室として利用可能である。また、走行部10Bは、寝台部10Aが接続していない状態であっても移動可能である。なお、図1、図2、図3では、寝台部10Aと走行部10Bとが上下に分離可能であるが、これに限らず、例えば、進行方向の前後に分離可能であってもよい。また、寝台部10Aは、家200から病院に移動した後、病院においてもユーザの病室となり得る。すなわち、家200と同様の構造を病院が有しており、走行部10Bが病院で寝台部10Aを切り離すと、寝台部10Aがそのまま病室として機能する。
サーバ30は、寝台部10Aを病院に運ぶ要求を寝台部10Aから受信すると、家200に接続されている寝台部10Aを病院に運ぶ走行部10Bを選定する。そして、サーバ30は、病院に寝台部10Aを運ぶように選定した走行部10B(第一の走行部)に対して指令を送信する。この指令には、例えば、家200及び病院の場所に関する情報、また
は、家200を経由して病院に移動するルートに関する情報が含まれていてもよい。また、この指令には、例えば、寝台部10Aを接続して病院に運ぶ指令、及び、病院において寝台部10Aを切り離す指令が含まれる。病院において寝台部10Aを切り離した走行部10Bは、自律走行により他の場所に移動することができる。これにより、他の寝台部10Aを新たに運ぶことができる。
寝台部10A、走行部10B、及び、サーバ30は、ネットワークN1によって相互に接続されている。ネットワークN1は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。
(ハードウェア構成)
図4に基づいて、寝台部10A、走行部10B、及びサーバ30のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施形態に係る自動運転システム1を構成する寝台部10A、走行部10B、及びサーバ30のそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
サーバ30は、一般的なコンピュータの構成を有している。サーバ30は、プロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、通信部34を有する。これらは、バスにより相互に接続される。
プロセッサ31は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等である。プロセッサ31は、サーバ30を制御し、様々な情報処理の演算を
行う。プロセッサ31は、「制御部」の一例である。主記憶部32は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。補助記憶部33は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、リムーバブルメディア等である。補助記憶部33には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。補助記憶部33に格納されたプログラムをプロセッサ31が主記憶部32の作業領域にロードして実行し、このプログラムの実行を通じて各構成部等が制御される。これにより、所定の目的に合致した機能をサーバ30が実現する。主記憶部32および補助記憶部33は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。なお、サーバ30は、単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、補助記憶部33に格納される情報は、主記憶部32に格納されてもよい。また、主記憶部32に格納される情報は、補助記憶部33に格納されてもよい。
通信部34は、ネットワークN1経由で寝台部10A及び走行部10Bと通信を行う手段である。通信部34は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、ネットワークN1に接続される。
なお、サーバ30で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。サーバ30のハードウェア構成は、図2に示されるものに限定されない。また、サーバ30の一部または全ての構成が、走行部10Bに搭載されていてもよい。
次に、走行部10Bについて説明する。走行部10Bは、プロセッサ11B、主記憶部12B、補助記憶部13B、接続装置14B、通信部16B、位置情報センサ17B、環境情報センサ18B、及び、駆動部19Bを有する。これらは、バスにより相互に接続さ
れる。プロセッサ11B、主記憶部12B、補助記憶部13B、及び、通信部16Bについては、サーバ30のプロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、及び、通信部34と同様であるため、説明を省略する。
接続装置14Bは、プロセッサ11Bが生成した制御指令に基づいて、寝台部10Aと走行部10Bとの接続及び切り離しを行う装置である。接続装置14Bは、例えば、寝台部10Aを走行部10Bに接続するための機構を有している。接続装置14Bは、例えば、電磁石、スロープ、レール、または、クレーン等を有している。また、接続装置14Bはアクチュエータ等を有しており、寝台部10Aと走行部10Bとの接続または切り離し時において、アクチュエータ等が作動してもよい。なお、寝台部10Aと走行部10Bとの接続方法については限定しない。走行部10Bに代えて寝台部10Aに接続装置14Bが備えられていてもよい。
通信部16Bは、走行部10BをネットワークN1に接続するための通信手段である。通信部16Bは、例えば、移動体通信サービス(例えば、5G(5th Generation)、4G(4th Generation)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の電
話通信網)、または、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を利用して、ネットワークN1経由で他の装置(例えばサーバ30等)と通信を行うための回路である。
位置情報センサ17Bは、所定の周期で、走行部10Bの位置情報(例えば緯度、経度)を取得する。位置情報センサ17Bは、例えば、GPS(Global Positioning System
)受信部、無線通信部等である。位置情報センサ17Bで取得された情報は、例えば、補助記憶部13B等に記録され、サーバ30に送信される。
環境情報センサ18Bは、走行部10Bの状態をセンシングしたり、または、走行部10Bの周辺をセンシングしたりする手段である。走行部10Bの状態をセンシングするためのセンサとして、加速度センサ、速度センサ、または、方位角センサが挙げられる。走行部10Bの周辺をセンシングするためのセンサとして、ステレオカメラ、レーザスキャナ、LIDAR、または、レーダなどが挙げられる。
駆動部19Bは、プロセッサ11Bが生成した制御指令に基づいて、走行部10Bを走行させる。駆動部19Bは、例えば、走行部10Bが備える車輪を駆動するためのモータやインバータ、ブレーキ、または、ステアリング機構等を含んで構成され、制御指令に従ってモータまたはブレーキ等が駆動されることで、走行部10Bの自律走行が実現される。
次に、寝台部10Aについて説明する。寝台部10Aは、プロセッサ11A、主記憶部12A、補助記憶部13A、体調センサ14A、通信部16A、及び位置情報センサ17Aを有する。これらは、バスにより相互に接続される。寝台部10Aのプロセッサ11A、主記憶部12A、補助記憶部13A、通信部16A、及び位置情報センサ17Aについては、走行部10Bのプロセッサ11B、主記憶部12B、補助記憶部13B、通信部16B、及び位置情報センサ17Bと同様であるため、説明を省略する。
体調センサ14Aは、ユーザの体調等に関する物理量を検出するセンサであり、例えば、ユーザの脈拍、血中酸素濃度、脳波、呼吸、または、体温などを検出するセンサである。また、体調センサ14Aは、ユーザが所定のボタンを押したことを検知するセンサであってもよい。所定のボタンは、例えば、ユーザ自身が体調の悪化をサーバ30に知らせるためのボタンである。このボタンは、タッチアップディスプレイに表示されたボタンであってもよい。
なお、寝台部10Aが走行部10Bに接続されているときには、走行部10Bから寝台部10Aに電力が供給され、寝台部10Aが家200に接続されているときには、家200から寝台部10Aに電力が供給されていてもよい。また、走行部10Bと共に寝台部10Aが家に接続されているときには、家200から走行部10Bに電力が供給されてもよい。また、寝台部10Aには、家200に接続するための機構が備わっていてもよい。例えば、図3で示すように、走行部10Bから寝台部10Aが離脱するときに、脚部150によって寝台部10Aを支えるようにしてもよい。また、寝台部10Aと家200とを接続するための機構が家200に備わっていてもよい。寝台部10Aと家200との接続方法は限定しない。
(機能構成:サーバ)
図5は、サーバ30の機能構成の一例を示す図である。サーバ30は、機能構成要素として、車両管理部301、車両選定部302、要求取得部303、指令生成部304、ユーザ情報DB311、寝台部情報DB312、走行部情報DB313、及び、地図情報DB314を含む。車両管理部301、車両選定部302、要求取得部303、及び、指令生成部304は、例えば、サーバ30のプロセッサ31が、補助記憶部33に記憶された各種プログラムを実行することで提供される機能構成要素である。
ユーザ情報DB311、寝台部情報DB312、走行部情報DB313、及び、地図情報DB314は、プロセッサ31によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System、DBMS)のプログラムが、補助記憶部33に記憶されるデータを管理することで構築される、例えば、リレーショナルデータベースである。なお、サーバ30の各機能構成素のいずれか、またはその処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。
車両管理部301は、寝台部10A及び走行部10Bに関する様々な情報を管理する。車両管理部301は、例えば、寝台部10Aの位置、寝台部10Aの稼働状況、走行部10Bの位置、走行部10Bの稼働状況を管理する。車両管理部301は、例えば、所定の周期で寝台部10Aから送信された位置情報、または、サーバ30からの要求に応じて寝台部10Aから送信された位置情報を取得して管理する。また、車両管理部301は、例えば、所定の周期で走行部10Bから送信された位置情報、または、サーバ30からの要求に応じて走行部10Bから送信された位置情報を取得して管理する。なお、走行部10Bに寝台部10Aが接続されている場合には、接続されている寝台部10Aの位置情報が、走行部10Bの位置情報と同じものとして扱ってもよい。また、走行部10Bから寝台部10Aが切り離された場合には、寝台部10Aの位置情報が、走行部10Bが寝台部10Aを切り離したときの走行部10Bの位置情報と同じものとして扱ってもよい。このようにすることで、寝台部10Aの位置情報センサ17Aを省略することもできる。車両管理部301は、寝台部10Aの位置情報を寝台部10Aの寝台部IDと関連付けて寝台部情報DB312に格納する。寝台部IDは、寝台部10Aに固有な識別子である。また、車両管理部301は、走行部10Bの位置情報を走行部IDと関連付けて走行部情報DB313に格納する。走行部IDは、走行部10Bに固有な識別子である。
また、車両管理部301は、寝台部10A及び走行部10Bの稼働状況を管理する。寝台部10Aの稼働状況は、寝台部10Aがどのような状況であるのかを判別するための情報である。寝台部10Aの稼働状況は、待機状態または稼働状態の2つの状態に分けられる。例えば、ユーザの端末から寝台部10Aの利用を依頼する信号を受信した場合に、待機状態の寝台部10Aがユーザに提供されることにより、寝台部10Aが稼働状態になる。
また、走行部10Bの稼働状況は、走行部10Bがどのような状況であるかを判別する
ための情報である。走行部10Bの稼働状況は、待機状態及び稼働状態の2つの状態に分けられる。例えば、走行部10Bが、寝台部10Aを目的地に運んでいる場合、又は、走行部10Bが、寝台部10Aを目的地に運ぶ予定がある場合には、走行部10Bが稼働状態であるものとする。また、走行部10Bが、寝台部10Aを運んでおらず且つ寝台部10Aを運ぶ予定もない場合には、走行部10Bが待機状態であるものとする。
例えば、サーバ30が、走行部10Bに対して寝台部10Aを運ぶ指令を送信したときに、走行部10Bが稼働状態となる。稼働状態には、寝台部10Aを家200に配置するときと、寝台部10Aを家200から病院に移動させるときと、寝台部10Aを病院から家200に移動させるときとが含まれる。また、走行部10Bが家200に寝台部10Aを配置したことを示す信号が走行部10Bからサーバ30に送信されたとき、または、走行部10Bが病院に寝台部10Aを配置したことを示す信号が走行部10Bからサーバ30に送信されたときに、走行部10Bが待機状態になる。
車両管理部301は、寝台部10Aの稼働状況を寝台部IDと関連付けて寝台部情報DB312に格納し、走行部10Bの稼働状況を走行部IDと関連付けて走行部情報DB313に格納する。
車両選定部302は、例えば、待機状態にある複数の寝台部10Aの中から、ユーザに割り当てる寝台部10Aを選定する。車両選定部302は、例えば、家200に最も近い寝台部10Aを選定する。また、車両選定部302は、例えば、待機状態の走行部10Bの中から、寝台部10Aを運ぶ走行部10Bを選定する。車両選定部302は、例えば、選定した寝台部10Aを家200まで運ぶ走行部10Bを選定する。また、車両選定部302は、例えば、ユーザを乗せた寝台部10Aを家200から病院に移動させるための走行部10Bを選定する。このときに、車両選定部302は、寝台部10Aから所定距離内に位置する走行部10Bの中から、寝台部10Aを運ぶ走行部10Bを選定する。所定距離内に待機状態の走行部10Bが複数存在する場合には、例えば、現在地が、寝台部10Aに最も近い位置にある走行部10Bを選定してもよいし、ランダムに走行部10Bを選定してもよい。また、走行部10Bが電動の場合には、バッテリの充電率が最も高い走行部10Bを選定してもよい。また、走行部10Bの移動距離または移動時間が最も短くなる走行部10Bを選定してもよい。所定距離は、例えば、許容範囲内の移動距離としてもよい。病院から家200に寝台部10Aを移動させる場合にも同様に、走行部10Bを選定してもよい。
要求取得部303は、例えば、寝台部10Aから送信される利用要求を取得する。利用要求とは、寝台部10Aを移動させるために走行部10Bの利用を要求するための情報である。利用要求には、例えば、寝台部10Aの位置情報が含まれる。利用要求は、寝台部10Aにおいて、体調センサ14Aの検出値に基づいて生成され、寝台部10Aからサーバ30へ送信される。利用要求を取得することには、ユーザの体調の悪化に関する情報を取得すること、または、ユーザが寝台部10Aを家200から病院まで移動させることについての依頼に関する情報を取得することを含む。
指令生成部304は、例えば、走行部10Bが、現在地から出発して、寝台部10Aが配置されている家200において寝台部10Aと接続し、その後に、病院まで移動するように運行指令を生成する。また、病院において寝台部10Aを切り離した後に、病院で待機する又は病院から走り去るように運行指令を生成する。
指令生成部304は、生成した運行指令を走行部10Bに送信する。なお、本実施形態
に係る指令生成部304は、後述する地図情報DB314に格納されている地図情報に基づいて、走行部10Bのルートを生成して走行部10Bに送信する。ただし、指令生成部
304は、家200(経由地)の位置に関する情報と、病院(目的地)の位置に関する情報を生成するだけでもよい。この場合のルートは、走行部10Bにおいて生成される。走行部10Bのルートは、移動距離が最短になるルートや、移動時間が最短になるルート等の予め決められたルールにしたがったルートとなるように生成してもよい。
ユーザ情報DB311は、上記の補助記憶部33にユーザ情報が格納されて形成されている。ユーザ情報には、例えば、ユーザと紐付けされているユーザID、ユーザの家200の場所に関する情報、及び、ユーザに対応する病院の場所に関する情報が含まれる。ここで、ユーザ情報DB311に格納されるユーザ情報の構成について、図6に基づいて説明する。図6は、ユーザ情報のテーブル構成を例示した図である。ユーザ情報テーブルは、ユーザID、家の場所、及び、病院の場所の各フィールドを有する。ユーザIDフィールドには、ユーザを特定するための情報が入力される。家の場所フィールドには、ユーザの家200の場所に関する情報が入力される。ユーザの家200の場所は、ユーザが予め登録した場所であってもよい。病院の場所フィールドには、ユーザに対応する病院の場所に関する情報が入力される。なお、ユーザに対応する病院の場所は、ユーザが予め登録しておいてもよく、体調センサ14Aの検出値に基づいて指令生成部304が決定してもよい。
寝台部情報DB312は、補助記憶部33に寝台部10Aに関する情報(以下、「寝台部情報」ともいう。)が格納されて形成されている。ここで、寝台部情報DB312に格納される寝台部情報の構成について、図7に基づいて説明する。図7は、寝台部情報のテーブル構成を例示した図である。寝台部情報テーブルは、寝台部ID、位置情報、稼働状況、及び、ユーザIDの各フィールドを有する。寝台部IDフィールドには、寝台部10Aを特定するための識別情報が入力される。位置情報フィールドには、寝台部10Aの位置情報が入力される。この位置情報は、寝台部10Aの現在地を示す情報である。なお、寝台部10Aが走行部10Bから切り離された場合には、次に走行部10Bに接続されるまで寝台部10Aの現在地が固定されてもよい。稼働状況フィールドには、寝台部10Aがどのような状況にあるのかを示す情報が入力される。稼働状況フィールドには、寝台部10Aが所定の場所などで待機している状態を示す「待機」、または、ユーザに予約された状態、または、ユーザが利用している状態を示す「稼働」の何れかが入力される。ユーザIDフィールドには、寝台部10Aを利用しているユーザのユーザIDが入力される。
走行部情報DB313は、補助記憶部33に走行部10Bに関する情報(以下、「走行部情報」ともいう。)が格納されて形成されている。ここで、走行部情報DB313に格納される走行部情報の構成について、図8に基づいて説明する。図8は、走行部情報のテーブル構成を例示した図である。走行部情報テーブルは、走行部ID、位置情報、及び、稼働状況の各フィールドを有する。走行部IDフィールドには、走行部10Bを特定するための情報が入力される。位置情報フィールドには、走行部10Bの位置情報が入力される。この位置情報は、走行部10Bの現在地を示す情報である。稼働状況フィールドには、走行部10Bがどのような状況にあるのかを示す情報が入力される。稼働状況フィールドには、走行部10Bが、寝台部10Aを目的地に運んでいる状態、又は、走行部10Bが、寝台部10Aを目的地に運ぶ予定がある状態を示す「稼働」、走行部10Bが、寝台部10Aを運んでおらず且つ寝台部10Aを運ぶ予定もない状態を示す「待機」の何れかが入力される。寝台部10Aを運ぶ予定がない状態とは、例えば、寝台部10Aを運ぶための運行指令がない状態である。稼働状況は、走行部10Bがサーバ30に送信してもよいし、走行部10Bの現在地に基づいてサーバ30が判断してもよい。
地図情報DB314には、地図データ、当該地図データ上の各地点の特性を示す文字や写真等のPOI(Point of interest)情報を含む地図情報が格納される。なお、地図情
報DB314は、ネットワークN1に接続される他のシステム、例えば、GIS(Geogra
phic Information System)から提供されてもよい。
(機能構成:走行部)
図9は、走行部10Bの機能構成の一例を示す図である。走行部10Bは、機能構成要素として、運行計画生成部101、環境検出部102、走行制御部103、位置情報送信部104、及び、寝台部管理部105を含む。運行計画生成部101、環境検出部102、走行制御部103、位置情報送信部104、及び、寝台部管理部105は、例えば、走行部10Bのプロセッサ11Bが、補助記憶部13Bに記憶された各種プログラムを実行することで提供される機能構成要素である。
運行計画生成部101は、サーバ30から運行指令を取得し、自身の運行計画を生成する。当該運行指令には、走行部10Bが経由する経由地及び目的地に関する情報が含まれる。経由地に関する情報には、寝台部10Aを接続する地点である家200の場所に関する情報が含まれていてもよい。また、目的地に関する情報には、寝台部10Aを切り離す地点である病院の場所に関する情報が含まれていてもよい。運行計画生成部101は、サーバ30から与えられた運行指令に基づいて、走行部10Bのルートを算出し、そのルートを移動する運行計画を生成する。
環境検出部102は、環境情報センサ18Bが取得したデータに基づいて、自律走行に必要な走行部10Bの周囲の環境を検出する。検出の対象は、例えば、車線の数や位置、走行部10Bの周囲に存在する他の移動体の数や位置、自身の周囲に存在する障害物(例えば歩行者、自転車、構造物、建築物など)の数や位置、道路の構造、道路標識などであるが、これらに限られない。自律的な走行を行うために必要なものであれば、検出の対象はどのようなものであってもよい。例えば、環境情報センサ18Bがステレオカメラである場合には、それにより撮像された画像データを画像処理することで走行部10Bの周囲の物体検出が行われる。環境検出部102が検出した、走行部10Bの周囲環境に関するデータ(以下、環境データ)は、後述する走行制御部103へ送信される。
走行制御部103は、運行計画生成部101が生成した運行計画と、環境検出部102が生成した環境データと、位置情報センサ17Bが取得した走行部10Bの位置情報とに基づいて、走行部10Bの自律的な走行を制御するための制御指令を生成する。例えば、走行制御部103は、所定の経路に沿って走行し、かつ、走行部10Bを中心とする所定の安全領域内に障害物が進入しないように走行部10Bを走行させるべく制御指令を生成する。生成された制御指令は、駆動部19Bへ送信される。走行部10Bを自律移動させるための制御指令の生成方法については、公知の方法を採用することができる。
位置情報送信部104は、位置情報センサ17Bから取得される位置情報を、通信部16Bを介してサーバ30に送信する。位置情報送信部104が位置情報を送信するタイミングは適宜設定可能であり、例えば、定期的に送信してもよいし、何らかの情報をサーバ30に送信するタイミングに合わせて送信してもよし、サーバ30からの要求に応じて送信してもよい。位置情報送信部104は、走行部IDとともに、位置情報をサーバ30に送信する。
寝台部管理部105は、寝台部10Aと走行部10Bとの接続及び切り離しに関する指令を生成する。この指令には、走行部10Bに寝台部10Aを接続する動作を接続装置14Bに指示する指令、及び、走行部10Bから寝台部10Aを切り離す動作を接続装置14Bに指示する指令等が含まれる。
(機能構成:寝台部)
図10は、寝台部10Aの機能構成の一例を示す図である。寝台部10Aは、機能構成
要素として、利用要求生成部111を含む。利用要求生成部111は、例えば、寝台部10Aのプロセッサ11Aが、補助記憶部13Aに記憶された各種プログラムを実行することで提供される機能構成要素である。
利用要求生成部111は、体調センサ14Aの検出値に基づいて、利用要求(第一の要求)を生成する。利用要求生成部111は、体調センサ14Aの検出値が、ユーザを病院に搬送することが好ましい値になっている場合に、利用要求を生成する。また、利用要求生成部111は、ユーザが病院への搬送を希望していることを体調センサ14Aが検出した場合に、利用要求を生成する。利用要求には、寝台部ID及び寝台部10Aの位置情報が含まれる。なお、利用要求には、体調センサ14Aの検出値が含まれていてもよい。この検出値を利用してサーバ30が搬送先の病院を決定してもよい。また、サーバ30が病院の端末に対して、体調センサ14Aの検出値を予め送信してもよい。利用要求生成部111は、利用要求を生成すると、その利用要求をサーバ30へ送信する。なお、利用要求生成部111は、利用要求を生成しない場合であっても、体調センサ14Aの検出値をサーバ30に送信してもよい。そして、サーバ30は、体調センサ14Aの検出値を記録しておいてもよい。また、体調センサ14Aとして、押しボタン又はタッチアップディスプレイを備えている場合には、ユーザが押しボタンを押したとき、または、タッチアップディスプレイの所定の場所をタップしたときに、利用要求を生成してもよい。
(処理の流れ:システム)
次に、自動運転システム1の全体の処理について説明する。図11は、自動運転システム1の処理を示すシーケンス図である。なお、図11では、寝台部10A及び走行部10Bから位置情報が随時送信されているものとする。また、寝台部10Aは、家200に接続されており且つ走行部10Bから離脱しているものとする。さらに、寝台部10Aには、ユーザが乗っているものとする。
寝台部10Aでは、体調センサ14Aの検出値が取得され(S11)、体調センサ14Aの検出値に基づいて利用要求が生成される(S12)。寝台部10Aにおいて利用要求が生成されると、利用要求が寝台部10Aからサーバ30に送信される(S13)。利用要求を受信したサーバ30は、寝台部10Aを移動させる走行部10Bを選定する(S14)。このときには、寝台部10Aから所定距離内に位置する走行部10Bが選定される。そして、サーバ30は、寝台部10A及び走行部10Bの現在地などに基づいて運行指令を生成し(S15)、走行部10Bに送信する(S16)。運行指令を受信した走行部10Bでは、走行計画が生成され(S17)、この走行計画に基づいて走行部10Bが自律走行を行う(S18)。
(処理の流れ:サーバ)
次に、サーバ30における処理について説明する。図12は、本実施形態に係るサーバ30における処理のフローチャートの一例である。図12に示す処理は、サーバ30のプロセッサ31によって所定の時間毎に実行される。なお、ここでは、寝台部情報DB312及び走行部情報DB313を構築するために必要な情報をサーバ30が既に受信しているものとする。
ステップS101では、要求取得部303が、寝台部10Aから利用要求を受信したか否か判定する。この利用要求には、寝台部ID及び寝台部10Aの位置情報が含まれる。ステップS101で肯定判定された場合にはステップS102へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS102では、車両選定部302が、寝台部10Aの位置を特定する。車両選定部302は、寝台部情報DB312にアクセスして寝台部10Aの位置情報を取得して
、寝台部10Aの位置を特定する。
ステップS103では、車両選定部302が、利用要求を送信した寝台部10Aを運ぶための走行部10B(第一の走行部)を選定する。車両選定部302は、走行部情報DB313及び地図情報DB314にアクセスし、稼働状況が「待機」である走行部10Bのうち、寝台部10Aから所定距離内に位置する走行部10Bを1台選定する。このときに、寝台部10Aからの距離が最も短い走行部10Bを選定してもよい。所定距離は、例えば、寝台部10Aの現在地に到着するまでの時間が許容範囲内になるように定める。なお、寝台部10Aから所定距離内に走行部10Bが存在しない場合には、稼働状態の走行部10Bが待機状態になるのを待ってもよいし、寝台部10Aから所定距離外の走行部10Bを選定してもよい。
ステップS104では、指令生成部304が、走行部10Bに送信するための運行指令を生成する。指令生成部304は、走行部10Bが、走行部10Bの現在地から寝台部10Aの現在地まで移動することと、寝台部10Aの現在地(すなわち、家200の場所)において寝台部10Aを接続することと、寝台部10Aの現在地から病院まで移動することと、病院において寝台部10Aを切り離すことと、を含む運行指令を生成する。指令生成部304は、運行指令を生成すると、ステップS105へ進み、ステップS103で選定した走行部10Bに対して運行指令を送信する。このときに、走行部情報DB313において対応する走行部10Bの稼働状況フィールドを「待機」から「稼働」に更新する。
(処理の流れ:走行部)
次に、走行部10Bにおける処理について説明する。図13は、本実施形態に係る走行部10Bにおける処理のフローチャートの一例である。図13に示す処理は、走行部10Bのプロセッサ11Bによって所定の時間毎に実行される。なお、本フローチャートは、待機状態にある走行部10Bにおいて実行される。
ステップS201では、運行計画生成部101が、サーバ30から運行指令を受信したか否か判定する。ステップS201で肯定判定された場合にはステップS202へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。ステップS202では、運行計画生成部101が運行指令にしたがって運行計画を生成する。
運行計画の生成が完了すると、ステップS203において、走行制御部103が制御指令を生成し、この制御指令にしたがって、駆動部19Bが制御され、走行部10Bがユーザの家200まで走行する。この家200には、ユーザを乗せた寝台部10Aが配置されている。そして、走行部10Bが家200に到着するとステップS204へ進み、寝台部管理部105が、寝台部10Aを走行部10Bに接続させるように接続装置14Bを制御する。
寝台部10Aの接続が完了すると、ステップS205へ進み、走行制御部103が制御指令を生成し、この制御指令にしたがって、駆動部19Bが制御され、走行部10Bが病院まで走行する。そして、走行部10Bが病院に到着するとステップS206へ進み、寝台部管理部105が、走行部10Bから寝台部10Aを切り離して本ルーチンを終了させる。なお、その後にサーバ30から走行部10Bには、例えば、病院で待機する指令、または、所定の場所に移動する指令が送信されてもよい。
(処理の流れ:寝台部)
次に、寝台部10Aにおいて利用要求を送信する処理について説明する。図14は、本実施形態に係る利用要求を送信する処理のフローチャートの一例である。図14に示す処理は、家200に配置されている寝台部10Aのプロセッサ11Aによって所定の時間毎
に実行される。
ステップS301では、利用要求生成部111が、体調センサ14Aの検出値を取得する。ステップS302では、利用要求生成部111が、体調センサ14Aの検出値に基づいて、ユーザの体調が悪化したか否か判定する。本ステップS302では、体調センサ14Aの検出値が、ユーザを病院に搬送することが好ましい値になっているか否か判定している。なお、本ステップS302では、体調センサ14Aとして備わる押しボタンが押された場合、又は体調センサ14Aとして備わるタッチアップディスプレイの所定の場所がタップされた場合に、ユーザの体調が悪化したと判定してもよい。ステップS302で肯定判定された場合にはステップS303へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。次に、ステップS303では、利用要求生成部111が利用要求を生成する。そして、ステップS304では、利用要求生成部111が利用要求をサーバ30に送信する。
以上説明したように本実施形態によれば、自律走行する車両10を利用してユーザに対して寝台部10Aを提供すると共に、ユーザを寝台部10Aと共に家200から病院まで運ぶことができる。そのため、ユーザが歩行困難な場合であっても、ユーザを速やかに病院に搬送することができる。また、寝台部10Aを運ぶ走行部10Bは、寝台部10Aから所定距離内に位置する走行部10Bの中から選定されるため、走行部10Bが寝台部10Aの配置されている場所へ速やかに到着することができる。また、走行部10Bは、寝台部10Aを切り離した後にさらに他の寝台部10Aを運ぶことが可能となるため、走行部10Bの稼働率を高めることができる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。上記実施形態では、サーバ30が、機能構成要素として、車両管理部301、車両選定部302、要求取得部303、指令生成部304、ユーザ情報DB311、寝台部情報DB312、走行部情報DB313、及び、地図情報DB314を含んでいるが、これらの機能構成要素の一部または全部が、寝台部10A、または、走行部10Bに含まれていてもよい。
また、上記実施形態では、寝台部10Aを家200から病院まで運ぶ場合について説明している。一方、寝台部10Aを病院から家200まで運ぶ場合についても同様に考えることができる。この場合、例えば、ユーザまたは病院のスタッフ(スタッフには、医者または看護師を含む。)が、寝台部10Aを病院から家200まで運ぶための要求(第二の要求)を病院の端末または寝台部10Aが備える入力部に入力する。この入力に応じて利用要求が生成され、サーバ30に送信される。この利用要求をサーバ30が受信すると、サーバ30が寝台部10Aから所定距離内に位置する走行部10B(第二の走行部)を選定して、該走行部10Bに対する運行指令を生成する。指令生成部304は、走行部10Bが、走行部10Bの現在地から寝台部10Aの現在地まで移動することと、寝台部10Aの現在地(すなわち、病院の場所)において寝台部10Aを接続することと、寝台部10Aの現在地から家200まで移動することと、家200において寝台部10Aを切り離
すことと、を含む運行指令を生成する。そして、運行指令を選定した走行部10Bに送信する。
この処理を図12に基づいて説明する。第1実施形態で説明した事項と異なる事項について主に説明する。ステップS101では、要求取得部303が、寝台部10Aから利用要求を受信したか否か判定する。ここでいう利用要求は、寝台部10Aを病院から家200に運ぶ要求であり、例えば、寝台部10Aまたは病院の端末において生成される。この利用要求には、寝台部ID及び寝台部10Aの位置情報が含まれる。
ステップS102では、車両選定部302が、寝台部10Aの位置を特定する。車両選定部302は、寝台部情報DB312にアクセスして寝台部10Aの位置情報を取得して、寝台部10Aの位置を特定する。
ステップS103では、車両選定部302が、寝台部10Aを運ぶための走行部10B(第二の走行部)を選定する。車両選定部302は、走行部情報DB313及び地図情報DB314にアクセスし、稼働状況が「待機」である走行部10Bのうち、寝台部10Aから所定距離内に位置する走行部10Bを1台選定する。このときに、寝台部10Aからの距離が最も短い走行部10Bを選定してもよい。所定距離は、例えば、寝台部10Aの現在地に到着するまでの時間が許容範囲内になるように定める。なお、寝台部10Aから所定距離内に走行部10Bが存在しない場合には、稼働状態の走行部10Bが待機状態になるのを待ってもよいし、寝台部10Aから所定距離外の走行部10Bを選定してもよい。なお、所定距離は、第1実施形態と異なる値であってもよい。すなわち、病院から家200までの移動は、家200から病院までの移動よりも緊急性が低いと考えられるため、走行部10Bが到着するまでの時間がより長くても許容される場合がある。したがって、病院から家200までの移動時には、より広い範囲から走行部10Bを選定してもよい。
ステップS104では、指令生成部304が、走行部10Bに送信するための運行指令を生成する。指令生成部304は、走行部10Bが、走行部10Bの現在地から寝台部10Aの現在地まで移動することと、寝台部10Aの現在地(すなわち、病院の場所)において寝台部10Aを接続することと、寝台部10Aの現在地から家200まで移動することと、家200において寝台部10Aを切り離すことと、を含む運行指令を生成する。指令生成部304は、運行指令を生成すると、ステップS105へ進み、ステップS103で選定した走行部10Bに対して運行指令を送信する。このときに、走行部情報DB313において対応する走行部10Bの稼働状況フィールドを「待機」から「稼働」に更新する。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 自動運転システム
10 車両
10A 寝台部
10B 走行部
30 サーバ
31 プロセッサ
32 主記憶部
33 補助記憶部
34 通信部
301 車両管理部
302 車両選定部
303 要求取得部
304 指令生成部

Claims (20)

  1. ユーザの寝台として機能する寝台部を利用する前記ユーザの体調に関する情報に基づく要求であって、前記寝台部を前記ユーザの家から病院まで移動させる要求である第一の要求を取得することと、
    前記第一の要求を取得した場合に、前記家から前記病院まで前記寝台部を移動させる走行部であって、前記寝台部から所定距離以内に位置する走行部である第一の走行部を選定することと、
    前記第一の走行部が前記寝台部を前記家から前記病院まで運ぶように、前記第一の走行部に対する指令を生成することと、
    を実行する制御部を備える、情報処理装置。
  2. 前記第一の要求を取得することには、前記ユーザの体調の悪化に関する情報を取得することを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザの体調の悪化に関する情報には、前記ユーザの体調に関する物理量を測定するセンサの検出値に関する情報を含む、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第一の要求を取得することには、前記ユーザが前記寝台部を前記家から前記病院まで移動させることについての依頼に関する情報を取得することを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第一の走行部を選定するときに、前記寝台部から最も近い場所に位置する走行部を選定する、
    請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第一の走行部に対する指令には、前記寝台部を前記病院に運んだ後に、前記寝台部を分離する指令を含む、
    請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記寝台部を前記病院から前記家まで運ぶ第二の要求を取得することと、
    前記第二の要求を取得した場合に、前記病院から前記家まで前記寝台部を移動させる走行部であって、前記寝台部から前記所定距離以内に位置する走行部である第二の走行部を選定することと、
    前記第二の走行部が前記寝台部を前記病院から前記家まで運ぶように、前記第二の走行部に対する指令を生成することと、
    を実行する、請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第二の走行部に対する指令には、前記寝台部を前記家に運んだ後に、前記寝台部を分離する指令を含む、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータに、
    ユーザの寝台として機能する寝台部を利用する前記ユーザの体調に関する情報に基づく要求であって、前記寝台部を前記ユーザの家から病院まで移動させる要求である第一の要求を取得することと、
    前記第一の要求を取得した場合に、前記家から前記病院まで前記寝台部を移動させる走
    行部であって、前記寝台部から所定距離以内に位置する走行部である第一の走行部を選定することと、
    前記第一の走行部が前記寝台部を前記家から前記病院まで運ぶように、前記第一の走行部に対する指令を生成することと、
    を実行させる、情報処理方法。
  10. 前記第一の要求を取得することには、前記ユーザの体調の悪化に関する情報を取得することを含む、
    請求項9に記載の情報処理方法。
  11. 前記ユーザの体調の悪化に関する情報には、前記ユーザの体調に関する物理量を測定するセンサの検出値に関する情報を含む、
    請求項10に記載の情報処理方法。
  12. 前記第一の要求を取得することには、前記ユーザが前記寝台部を前記家から前記病院まで移動させることについての依頼に関する情報を取得することを含む、
    請求項9に記載の情報処理方法。
  13. 前記第一の走行部を選定するときに、前記寝台部から最も近い場所に位置する走行部を選定する、
    請求項9から12の何れか1項に記載の情報処理方法。
  14. 前記第一の走行部に対する指令には、前記寝台部を前記病院に運んだ後に、前記寝台部から分離する指令を含む、
    請求項9から13の何れか1項に記載の情報処理方法。
  15. 前記寝台部を前記病院から前記家まで運ぶ第二の要求を取得することと、
    前記第二の要求を取得した場合に、前記病院から前記家まで前記寝台部を移動させる走行部であって、前記寝台部から前記所定距離以内に位置する走行部である第二の走行部を選定することと、
    前記第二の走行部が前記寝台部を前記病院から前記家まで運ぶように、前記第二の走行部に対する指令を生成することと、
    を実行する、請求項9から14の何れか1項に記載の情報処理方法。
  16. 前記第二の走行部に対する指令には、前記寝台部を前記家に運んだ後に、前記寝台部から分離する指令を含む、
    請求項15に記載の情報処理方法。
  17. ユーザの寝台として機能する寝台部と、
    前記寝台部に接続して前記寝台部を移動させる走行部と、
    前記走行部を制御する制御部を有するサーバと、
    を備えたシステムであって、
    前記制御部が、
    前記寝台部を利用する前記ユーザの体調に関する情報に基づく要求であって、前記寝台部を前記家から病院まで移動させる要求である第一の要求を取得することと、
    前記第一の要求を取得した場合に、前記ユーザの家から前記病院まで前記寝台部を移動させる走行部であって、前記寝台部から所定距離以内に位置する走行部である第一の走行部を選定することと、
    前記第一の走行部が前記寝台部を前記家から前記病院まで運ぶように、前記第一の走行部に対する指令を生成することと、
    を実行する、システム。
  18. 前記第一の要求を取得することには、前記ユーザの体調の悪化に関する情報を取得すること、または、前記ユーザが前記寝台部を前記家から前記病院まで移動させることについての依頼に関する情報を取得すること、を含む、
    請求項17に記載のシステム。
  19. 前記第一の走行部に対する指令には、前記寝台部を前記病院に運んだ後に、前記病院から離れる指令を含む、
    請求項17または18に記載のシステム。
  20. 前記制御部は、
    前記寝台部を前記病院から前記家まで運ぶ第二の要求を取得することと、
    前記第二の要求を取得した場合に、前記病院から前記家まで前記寝台部を移動させる走行部であって、前記寝台部から前記所定距離以内に位置する走行部である第二の走行部を選定することと、
    前記第二の走行部が前記寝台部を前記病院から前記家まで運ぶように、前記第二の走行部に対する指令を生成することと、
    を実行する、請求項17から19の何れか1項に記載のシステム。
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