JP7215446B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び、システムに関する。
仮設トイレについての技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7-227368号公報
本発明の目的は、仮設トイレをより好適に運用することにある。
本開示の態様の一つは、
トイレ部と、前記トイレ部に結合されて前記トイレ部から流れる汚物を貯留するタンク部と、前記トイレ部及び前記タンク部を移動可能な走行部と、を備える車両を管理する情報処理装置であって、トイレの設置時に前記トイレ部及び前記タンク部から前記走行部が切り離される制御を行う情報処理装置において、
前記タンク部における汚物の貯留量を取得することと、
前記汚物の貯留量が所定量以上になると前記走行部が前記タンク部を交換するように、前記走行部に対する指令を生成することと、
を実行する制御部を備える、情報処理装置である。
本開示の態様の一つは、
トイレ部と、前記トイレ部に結合されて前記トイレ部から流れる汚物を貯留するタンク部と、前記トイレ部及び前記タンク部を移動可能な走行部と、を備える車両を管理する情報処理方法であって、トイレの設置時に前記トイレ部及び前記タンク部から前記走行部が切り離される制御を行う情報処理方法において、
コンピュータが、
前記タンク部における汚物の貯留量を取得することと、
前記汚物の貯留量が所定量以上になると前記走行部が前記タンク部を交換するように、前記走行部に対する指令を生成することと、
を実行する、情報処理方法である。
本開示の態様の一つは、
トイレ部と、前記トイレ部に結合されて前記トイレ部から流れる汚物を貯留するタンク部と、前記トイレ部及び前記タンク部を移動可能な走行部と、を有する車両と、
トイレの設置時に前記トイレ部及び前記タンク部から前記走行部が切り離される制御を行う制御部を有するサーバと、
を備えるシステムにおいて、
前記制御部は、
前記タンク部における汚物の貯留量を取得することと、
前記汚物の貯留量が所定量以上になると前記走行部が前記タンク部を交換するように、前記走行部に対する指令を生成することと、
を実行する、システムである。
また、本開示の他の態様は、上記の情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラム、または、このプログラムを非一時的に記憶した記憶媒体である。
本開示によれば、仮設トイレをより好適に運用することができる。
実施形態に係る自動運転システムの概略構成を示す図である。 トイレを設置するときの、車両を構成する各部材の状態を示した図である。 走行部がタンク部を交換するときの説明をするための図である。 実施形態に係る自動運転システムを構成するトイレ部、タンク部、走行部、及び、サーバのそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 サーバの機能構成の一例を示す図である。 トイレ部情報のテーブル構成を例示した図である。 タンク部情報のテーブル構成を例示した図である。 走行部情報のテーブル構成を例示した図である。 走行部の機能構成の一例を示す図である。 タンク部の機能構成の一例を示す図である。 仮設トイレを設置するときのサーバにおける処理のフローチャートの一例である。 実施形態に係る走行部における処理のフローチャートの一例である。 タンク部を交換するときのサーバにおける処理のフローチャートの一例である。 実施形態に係る走行部における処理のフローチャートの一例である。
本開示の態様の一つである情報処理装置が備える制御部が生成する指令によって、走行部が自律走行する。走行部は、トイレ部及びタンク部を一緒に運ぶこともでき、また、タンク部のみを運ぶこともできる。走行部が指令にしたがって走行することにより、トイレ部及びタンク部をトイレの設置場所に運ぶことができる。また、走行部が指令にしたがって走行することにより、タンク部をトイレの設置場所に運ぶことができる。
制御部は、タンク部における汚物の貯留量を取得し、汚物の貯留量が所定量以上になると走行部がタンク部を交換するように、走行部に対する指令を生成する。ここでいう所定量は、例えば、タンク部を交換する閾値となる汚物の貯留量である。制御部が生成した指令にしたがって、走行部がタンク部を交換するように運行することで、タンクにおける汚物の貯留量が多くなりすぎることを抑制できる。また、走行部は、トイレを設置した後は、他のトイレを運ぶことができたり、交換用のタンク部を運ぶことができたりするため、少ない走行部でより多くのトイレを運用することができる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。また、以下の実施形態は可能な限り組み合わせることができる。
<第1実施形態>
図1は、実施形態に係る自動運転システム1の概略構成を示す図である。自動運転システム1は、例えば、車両100、及び、サーバ40を含む。車両100は、トイレ部10、タンク部20及び走行部30を含む。トイレ部10とタンク部20とは、結合及び分離が可能である。タンク部20と走行部30とは、結合及び分離が可能である。また、トイ
レ部10は、異なるタンク部20と結合及び分離が可能であり、タンク部20は、異なるトイレ部10及び走行部30と結合及び分離が可能であり、走行部30は、異なるタンク部20と結合及び分離が可能である。トイレ部10、タンク部20及び走行部30の数は図1に例示した1つに限らず、2つ以上であってもよい。走行部30は、サーバ40が生成した運行指令に基づいて自律走行可能である。なお、図1では、トイレ部10、タンク部20及び走行部30が縦に並んでいるが、これに代えて、車両100の走行方向の前後または左右に並んでいてもよい。
図1におけるトイレ部10は、ユーザがトイレとして使用する部位であり、例えば、便座が備わる。トイレ部10には、トイレを利用するユーザが出入り可能である。タンク部20は、トイレ部10から流れる汚物を貯留する部位である。走行部30は、トイレ部10及びタンク部20を結合した状態で運ぶことが可能であり、また、タンク部20のみを運ぶことも可能である。
走行部30は、仮設トイレの設置の依頼があると、サーバ40からの指令にしたがって、ユーザが希望する場所にトイレ部10及びタンク部20を設置する。ここで、図2は、トイレを設置するときの、車両100を構成する各部材の状態を示した図である。車両100がトイレの設置場所に到着すると、白矢印で示したように、車両100が、トイレ部10及びタンク部20と、走行部30とに分離する。そして、トイレ部10及びタンク部20は、その場に残されて、仮設トイレとして機能する。一方、走行部30は、その場から離れることができるため、他のトイレ部10及びタンク部20を運ぶことができる。
また、走行部30は、タンク部20を交換することができる。図3は、走行部30がタンク部20を交換するときの説明をするための図である。汚物の貯留量が所定量以上になっているタンク部(以下、交換対象のタンク部という。)の符号を20Aで示し、空のタンク部の符号を20Bで示している。なお、交換対象のタンク部20Aと空のタンク部20Bとを区別しない場合には、単にタンク部20という。図3の100Aでは、トイレ部10及び交換対象のタンク部20Aが設定されている場所まで、空のタンク部20Bと結合した走行部30が自律走行により移動している。図3の100Bでは、走行部30から空のタンク部20Bが分離され、トイレ部10から交換対象のタンク部20Aが分離され、交換対象のタンク部20Aと、空のタンク部20Bとを交換する。そして、図3の100Cでは、交換対象のタンク部20Aと走行部30とが結合され、走行部30は交換対象のタンク部20Aを例えば汚物の処理場に運ぶ。一方、トイレ部10と空のタンク部20Bとが結合されて、その場で、仮設トイレとして機能する。
タンク部20、走行部30、及び、サーバ40は、ネットワークN1によって相互に接続されている。ネットワークN1は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、WiFi等の無線通信網を含んでもよい。
(ハードウェア構成)
図4に基づいて、トイレ部10、タンク部20、走行部30、及び、サーバ40のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施形態に係る自動運転システム1を構成するトイレ部10、タンク部20、走行部30、及び、サーバ40のそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
サーバ40は、一般的なコンピュータの構成を有している。サーバ40は、プロセッサ41、主記憶部42、補助記憶部43、通信部44を有する。これらは、バスにより相互に接続される。サーバ40は、「情報処理装置」の一例である。
プロセッサ41は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等である。プロセッサ41は、サーバ40を制御し、様々な情報処理の演算を
行う。プロセッサ41は、「制御部」の一例である。主記憶部42は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。補助記憶部43は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、リムーバブルメディア等である。補助記憶部43には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。補助記憶部43に格納されたプログラムをプロセッサ41が主記憶部42の作業領域にロードして実行し、このプログラムの実行を通じて各構成部等が制御される。これにより、所定の目的に合致した機能をサーバ40が実現する。主記憶部42および補助記憶部43は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。なお、サーバ40は、単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、補助記憶部43に格納される情報は、主記憶部42に格納されてもよい。また、主記憶部42に格納される情報は、補助記憶部43に格納されてもよい。
通信部44は、ネットワークN1経由で、タンク部20、及び、走行部30と通信を行う手段である。通信部44は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、ネットワークN1に接続される。
なお、サーバ40で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。サーバ40のハードウェア構成は、図4に示されるものに限定されない。また、サーバ40の一部または全ての構成が、タンク部20または走行部30に搭載されていてもよい。
次に、走行部30について説明する。走行部30は、プロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、接続装置34、通信部35、位置情報センサ36、環境情報センサ37、及び、駆動部38を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、及び、通信部35については、サーバ40のプロセッサ41、主記憶部42、補助記憶部43、及び、通信部44と同様であるため、説明を省略する。
接続装置34は、プロセッサ31が生成した制御指令に基づいて、トイレ部10及びタンク部20と、走行部30との接続及び切り離しを行う装置である。接続装置34は、例えば、タンク部20を走行部30に接続するための電磁石、スロープ、レール、または、クレーン等を有している。接続装置34は、トイレ部10に結合されているタンク部20を分離させ、他のタンク部20をトイレ部10に結合させることもできる。接続装置34は、例えばアクチュエータを有しており、タンク部20と走行部30との接続または切り離し時において、アクチュエータが作動する。なお、トイレ部10とタンク部20との接続方法、及び、タンク部20と走行部30との接続方法については限定しない。
通信部35は、走行部30をネットワークN1に接続するための通信手段である。通信部35は、例えば、移動体通信サービス(例えば、5G(5th Generation)、4G(4th Generation)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の電話通信
網)、Wi-Fi(登録商標)、または、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を利用して、ネットワークN1経由で他の装置(例えばサーバ40またはタンク部20等)と通信を行うための回路である。
位置情報センサ36は、所定の周期で、走行部30の位置情報(例えば緯度、経度)を
取得する。位置情報センサ36は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信
部、無線通信部等である。位置情報センサ36で取得された情報は、例えば、補助記憶部33等に記録され、サーバ40に送信される。
環境情報センサ37は、走行部30の状態をセンシングしたり、または、走行部30の周辺をセンシングしたりする手段である。走行部30の状態をセンシングするためのセンサとして、加速度センサ、速度センサ、または、方位角センサが挙げられる。走行部30の周辺をセンシングするためのセンサとして、ステレオカメラ、レーザスキャナ、LIDAR、または、レーダなどが挙げられる。
駆動部38は、プロセッサ31が生成した制御指令に基づいて、走行部30を走行させる。駆動部38は、例えば、走行部30が備える車輪を駆動するためのモータやインバータ、ブレーキ機構、または、ステアリング機構等を含んで構成され、制御指令に従ってモータまたはブレーキ機構等が駆動されることで、走行部30の自律走行が実現される。
次に、タンク部20について説明する。タンク部20は、プロセッサ21、主記憶部22、補助記憶部23、通信部24、位置情報センサ25、及び、貯留量センサ26を有する。これらは、バスにより相互に接続される。また、タンク部20は、汚物を貯留可能なタンクを有する。タンク部20のプロセッサ21、主記憶部22、補助記憶部23、通信部24、及び位置情報センサ25については、走行部30のプロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、通信部35、及び位置情報センサ36と同様であるため、説明を省略する。
貯留量センサ26は、タンク部20が貯留している汚物の貯留量を検出するセンサである。貯留量センサ26は、汚物の重さを検出するセンサ、水位を検出するセンサ、または、トイレ部10から汚物が流れた回数を検出するセンサなどであってもよい。
次に、トイレ部10について説明する。トイレ部10は、トイレ部10内の臭気を検出する臭気センサ11を有する。トイレ部10がタンク部20に結合されると、トイレ部10のインタフェースとタンク部20のインタフェースとが結合される。これにより、臭気センサ11の検出値は、タンク部20に渡される。なお、臭気センサ11は、必須の構成ではない。
(機能構成:サーバ)
図5は、サーバ40の機能構成の一例を示す図である。サーバ40は、機能構成要素として、車両管理部401、車両選定部402、指令生成部403、トイレ部情報DB411、タンク部情報DB412、走行部情報DB413、及び、地図情報DB414を含む。車両管理部401、車両選定部402、及び、指令生成部403は、例えば、サーバ40のプロセッサ41が、補助記憶部43に記憶された各種プログラムを実行することで提供される機能構成要素である。
トイレ部情報DB411、タンク部情報DB412、走行部情報DB413、及び、地図情報DB414は、プロセッサ41によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System、DBMS)のプログラムが、補助記憶部43に記憶されるデータを管理することで構築される、例えば、リレーショナルデータベースである。なお、サーバ40の各機能構成要素のいずれか、またはその処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。
車両管理部401は、トイレ部10、タンク部20及び走行部30に関する様々な情報を管理する。車両管理部401は、例えば、トイレ部10、タンク部20及び走行部30
の所在地を管理する。所在地は、例えば、緯度及び経度で表される。車両管理部401は、例えば、所定の周期でタンク部20から送信された位置情報、または、サーバ40からの要求に応じてタンク部20から送信された位置情報を取得して管理する。また、車両管理部401は、例えば、所定の周期で走行部30から送信された位置情報、または、サーバ40からの要求に応じて走行部30から送信された位置情報を取得して管理する。
なお、タンク部20にトイレ部10が接続されている場合には、接続されているトイレ部10の位置情報が、タンク部20の位置情報と同じものとして扱う。また、走行部30にタンク部20が接続されている場合には、接続されているタンク部20の位置情報が、走行部30の位置情報と同じものとして扱ってもよい。また、走行部30からトイレ部10及びタンク部20が分離された場合には、トイレ部10及びタンク部20の位置情報が、走行部30がトイレ部10及びタンク部20を分離したときの走行部30の位置情報と同じものとして扱ってもよい。このようにすることで、タンク部20の位置情報センサ25を省略することもできる。車両管理部401は、トイレ部10の位置情報をトイレ部IDと関連付けてトイレ部情報DB411に格納する。トイレ部IDは、トイレ部10に固有な識別子である。車両管理部401は、タンク部20の位置情報をタンク部IDと関連付けてタンク部情報DB412に格納する。タンク部IDは、タンク部20に固有な識別子である。また、車両管理部401は、走行部30の位置情報を走行部IDと関連付けて、後述する走行部情報DB413に格納する。走行部IDは、走行部30に固有な識別子である。
車両選定部402は、ユーザ端末から送信される利用依頼を受信すると、トイレ部10、タンク部20、及び、走行部30を選定する。利用依頼とは、ユーザが仮設トイレの設置を依頼するための情報である。利用依頼には、例えば、仮設トイレを設置する場所に関する情報、及び、依頼したユーザに関する情報が含まれる。なお、依頼方法については限定しない。車両選定部402は、トイレ部情報DB411、タンク部情報DB412、走行部情報DB413、及び、地図情報DB414にアクセスして、利用可能なトイレ部10、タンク部20、及び、走行部30を選定する。
例えば、車両選定部402は、仮設トイレの設置場所にトイレ部10及びタンク部20を設置するために、走行部30の移動距離が所定距離内になる、トイレ部10、タンク部20、及び、走行部30の組み合わせを選定する。この組み合わせが複数存在する場合には、例えば、コストが最小になる組み合わせ、走行部30の移動距離が最小になる組み合わせ、または、仮設トイレを設置するまでの時間が最も短くなる組み合わせなどを選定する。車両選定部402は、トイレ部10、タンク部20、及び、走行部30を選定した場合に、後述する走行部情報DB413を更新する。
なお、例えば、車両選定部402は、仮設トイレの設置場所から第一所定距離内のエリアに存在するトイレ部10及びタンク部20を選定してもよい。第一所定距離は、トイレ部10及びタンク部20の移動距離として許容される距離である。この第一所定距離は、例えば、コストまたは仮設トイレを設置するまでに要する時間などに応じて決定される。なお、選定可能なトイレ部10及びタンク部20が複数存在する場合には、例えば、仮設トイレの設置場所に移動するまでの距離が最も短くなるトイレ部10及びタンク部20を選定してもよいし、トイレ部10及びタンク部20をランダムに選定してもよい。また、コストが最小になるトイレ部10及びタンク部20を選定してもよい。
また、車両選定部402は、例えば、トイレ部10及びタンク部20の所在地から、第二所定距離内のエリアに存在する走行部30を選定してもよい。第二所定距離は、走行部30の移動距離として許容される距離である。この第二所定距離は、コストまたは仮設トイレを設置するまでに要する時間などに応じて決定される。なお、選定可能な走行部30
が複数存在する場合には、例えば、走行部30の所在地からトイレ部10及びタンク部20の所在地に移動するまでの距離が最も短くなる走行部30を選定してもよいし、ランダムに選定してもよい。また、コストが最小になる走行部30を選定してもよい。
また、車両選定部402は、仮設トイレにおいてタンク部20を交換する必要が生じた場合に、空のタンク部20B及び走行部30を選定する。タンク部20を交換する必要があるか否かは、タンク部20から送信される貯留量センサ26の検出値に基づいて判定される。例えば、貯留量センサ26の検出値が所定量以上の場合に、車両選定部402は、タンク部20を交換する必要があると判定して、空のタンク部20B及び走行部30を選定する。
この場合も、車両選定部402は、タンク部20を交換するために、走行部30の移動距離が所定距離内になる、タンク部20、及び、走行部30の組み合わせを選定する。この組み合わせが複数存在する場合には、例えば、コストが最小になる組み合わせ、走行部30の移動距離が最小になる組み合わせ、または、タンク部20を交換するまでの時間が最も短くなる組み合わせなどを選定する。車両選定部402は、タンク部20、及び、走行部30を選定した場合に、後述する走行部情報DB413を更新する。
なお、仮設トイレの設置場所から第一所定距離内のエリアに存在する空のタンク部20Bを選定してもよい。さらに、例えば、空のタンク部20Bの所在地から、第二所定距離内のエリアに存在する走行部30を選定してもよい。
指令生成部403は、トイレ部10及びタンク部20を仮設トイレの設置場所に運ぶときに、例えば、走行部30が出発地(基地)から出発して、トイレ部10の所在地、タンク部20の所在地、及び、トイレの設置場所を経由して、出発地(基地)に戻るように運行指令を生成する。また、指令生成部403は、タンク部20を交換するときには、例えば、走行部30が出発地(基地)から出発して、空のタンク部20Bの所在地、及び、交換対象のタンク部20Aの所在地を経由して、出発地(基地)に戻るように運行指令を生成する。
なお、本実施形態に係る指令生成部403は、後述する地図情報DB414に格納されている地図情報に基づいて移動経路を生成する。移動経路は、走行部30の移動距離が最短になる経路や、走行部30の移動時間が最短になる経路等の予め決められたルールにしたがった経路となるように生成される。指令生成部403は、移動経路を含む運行指令を走行部30に送信する。また、指令生成部403は、生成した移動経路を後述する走行部情報DB413に格納する。
トイレ部情報DB411は、補助記憶部43にトイレ部10に関する情報(以下、「トイレ部情報」ともいう。)が格納されて形成されている。ここで、トイレ部情報DB411に格納されるトイレ部情報の構成について、図6に基づいて説明する。図6は、トイレ部情報のテーブル構成を例示した図である。トイレ部情報テーブルは、トイレ部ID及び所在地の各フィールドを有する。トイレ部IDフィールドには、トイレ部10を特定するための識別情報が入力される。所在地フィールドには、トイレ部10の所在地に関する情報が入力される。なお、トイレ部10が走行部30から切り離された場合には、次に走行部30に接続されるまでトイレ部10の所在地が固定されてもよい。
タンク部情報DB412は、補助記憶部43にタンク部20に関する情報(以下、「タンク部情報」ともいう。)が格納されて形成されている。ここで、タンク部情報DB412に格納されるタンク部情報の構成について、図7に基づいて説明する。図7は、タンク部情報のテーブル構成を例示した図である。タンク部情報テーブルは、タンク部ID及び
所在地の各フィールドを有する。タンク部IDフィールドには、タンク部20を特定するための識別情報が入力される。所在地フィールドには、タンク部20の所在地に関する情報が入力される。なお、タンク部20が走行部30から切り離された場合には、次に走行部30に接続されるまでタンク部20の所在地が固定されてもよい。
走行部情報DB413は、補助記憶部43に走行部30に関する情報(以下、「走行部情報」ともいう。)が格納されて形成されている。ここで、走行部情報DB413に格納される走行部情報の構成について、図8に基づいて説明する。図8は、走行部情報のテーブル構成を例示した図である。走行部情報テーブルは、走行部ID、所在地、移動経路、トイレ部ID、及び、タンク部IDの各フィールドを有する。走行部IDフィールドには、走行部30を特定するための情報が入力される。所在地フィールドには、走行部30の所在地に関する情報が入力される。移動経路フィールドには、走行部30の移動経路に関する情報が入力される。移動経路は、指令生成部403が生成する。トイレ部IDフィールドには、走行部30に運ばれているトイレ部10のトイレ部ID、または、走行部30に運ばれる予定であるトイレ部10のトイレ部IDが入力される。なお、走行部30が、トイレ部10を運ぶ予定がない場合には、トイレ部IDフィールドが空欄となる。タンク部IDフィールドには、走行部30に運ばれているタンク部20のタンク部ID、または、走行部30に運ばれる予定であるタンク部20のタンク部IDが入力される。なお、走行部30が、タンク部20を運ぶ予定がない場合には、タンク部IDフィールドが空欄となる。車両選定部402が、トイレ部10またはタンク部20と走行部30とを組み合わせた場合に、車両選定部402が、走行部情報DB413の走行部30に対応するトイレ部IDまたはタンク部IDを更新する。
地図情報DB414には、地図データ、当該地図データ上の各地点の特性を示す文字や写真等のPOI(Point of interest)情報を含む地図情報が格納される。なお、地図情
報DB414は、ネットワークN1に接続される他のシステム、例えば、GIS(Geographic Information System)から提供されてもよい。
(機能構成:走行部)
図9は、走行部30の機能構成の一例を示す図である。走行部30は、機能構成要素として、運行計画生成部301、環境検出部302、走行制御部303、位置情報送信部304、及び、接続管理部305を含む。運行計画生成部301、環境検出部302、走行制御部303、位置情報送信部304、及び、接続管理部305は、例えば、走行部30のプロセッサ31が、補助記憶部33に記憶された各種プログラムを実行することで提供される機能構成要素である。
運行計画生成部301は、サーバ40から運行指令を取得し、自身の運行計画を生成する。当該運行指令には、走行部30の移動経路に関する情報が含まれる。運行計画生成部301は、サーバ40から与えられた運行指令に基づいて、走行部30のルートを算出し、そのルートを移動する運行計画を生成する。
環境検出部302は、環境情報センサ37が取得したデータに基づいて、自律走行に必要な走行部30の周囲の環境を検出する。検出の対象は、例えば、車線の数や位置、走行部30の周囲に存在する他の移動体の数や位置、自身の周囲に存在する障害物(例えば歩行者、自転車、構造物、建築物など)の数や位置、道路の構造、道路標識などであるが、これらに限られない。自律的な走行を行うために必要なものであれば、検出の対象はどのようなものであってもよい。例えば、環境情報センサ37がステレオカメラである場合には、それにより撮像された画像データを画像処理することで走行部30の周囲の物体検出が行われる。環境検出部302が検出した、走行部30の周囲環境に関するデータ(以下、環境データ)は、後述する走行制御部303へ送信される。
走行制御部303は、運行計画生成部301が生成した運行計画と、環境検出部302が生成した環境データと、位置情報センサ36が取得した走行部30の位置情報とに基づいて、走行部30の自律的な走行を制御するための制御指令を生成する。例えば、走行制御部303は、所定の経路に沿って走行し、かつ、走行部30を中心とする所定の安全領域内に障害物が進入しないように走行部30を走行させるべく制御指令を生成する。生成された制御指令は、駆動部38へ送信される。走行部30を自律移動させるための制御指令の生成方法については、公知の方法を採用することができる。
位置情報送信部304は、位置情報センサ36から取得される位置情報を、通信部35を介してサーバ40に送信する。位置情報送信部304が位置情報を送信するタイミングは適宜設定可能であり、例えば、定期的に送信してもよいし、何らかの情報をサーバ40に送信するタイミングに合わせて送信してもよし、サーバ40からの要求に応じて送信してもよい。位置情報送信部304は、走行部IDとともに、位置情報をサーバ40に送信する。
接続管理部305は、トイレ部10及びタンク部20と、走行部30との接続及び分離に関する指令を生成する。この指令には、走行部30にトイレ部10及びタンク部20を接続する動作を接続装置34に指示する指令、走行部30にタンク部20を接続する動作を接続装置34に指示する指令、走行部30からトイレ部10及びタンク部20を切り離す動作を接続装置34に指示する指令、及び、走行部30からタンク部20を切り離す動作を接続装置34に指示する指令等が含まれる。また、この指令には、タンク部20を交換する動作を接続装置34に指示する指令が含まれていてもよい。
(機能構成:タンク部)
図10は、タンク部20の機能構成の一例を示す図である。タンク部20は、機能構成要素として、状況送信部201を含む。状況送信部201は、例えば、タンク部20のプロセッサ21が、補助記憶部23に記憶された各種プログラムを実行することで提供される機能構成要素である。
状況送信部201は、位置情報センサ25から取得される位置情報を、通信部24を介してサーバ40に送信する。状況送信部201が位置情報を送信するタイミングは適宜設定可能であり、例えば、定期的に送信してもよいし、何らかの情報をサーバ40に送信するタイミングに合わせて送信してもよいし、サーバ40からの要求に応じて送信してもよい。状況送信部201は、タンク部IDとともに、位置情報をサーバ40に送信する。なお、上記のように、走行部30の位置情報を利用することで、タンク部20からの位置情報の送信を省略することもできる。
また、状況送信部201は、貯留量センサ26の検出値及び臭気センサ11の検出値を、通信部24を介してサーバ40に送信する。状況送信部201がこれらセンサの検出値を送信するタイミングは適宜設定可能であり、例えば、定期的に送信してもよいし、何らかの情報をサーバ40に送信するタイミングに合わせて送信してもよいし、サーバ40からの要求に応じて送信してもよい。状況送信部201は、タンク部IDとともに、センサの検出値をサーバ40に送信する。
(仮設トイレ設置時の処理の流れ:サーバ)
次に、仮設トイレ設置時のサーバ40における処理について説明する。図11は、仮設トイレを設置するときのサーバ40における処理のフローチャートの一例である。図11に示す処理は、サーバ40のプロセッサ41によって所定の時間毎に実行される。なお、ここでは、トイレ部情報DB411、タンク部情報DB412、走行部情報DB413、
及び、地図情報DB414を構築するために必要な情報をサーバ40が既に受信しているものとする。
ステップS101では、車両選定部402が、ユーザ端末から利用依頼を受信したか否か判定する。この利用依頼には、トイレを設置する場所に関する情報が含まれる。そして、ステップS101で肯定判定された場合にはステップS102へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS102では、車両選定部402が、仮設トイレに含まれるトイレ部10を選定する。車両選定部402は、トイレ部情報DB411及び地図情報DB414にアクセスして、仮設トイレの設置場所に最も近いトイレ部10を選定する。
ステップS103では、車両選定部402が、仮設トイレに含まれるタンク部20を選定する。車両選定部402は、タンク部情報DB412及び地図情報DB414にアクセスして、例えば、ステップS102において選定されたトイレ部10に最も近いタンク部20、または、仮設トイレの設置場所に最も近いタンク部20を選定する。
ステップS104では、車両選定部402が、走行部30を選定する。走行部情報DB413及び地図情報DB414にアクセスして、例えば、ステップS103で選定されたタンク部20に最も近い走行部30を選定する。なお、ステップS102からステップS104の処理に代えて、走行部30の移動距離が最小になるような、トイレ部10、タンク部20、及び、走行部30の組み合わせを選定してもよい。車両選定部402がトイレ部10、タンク部20、及び、走行部30を選定すると、車両選定部402が、走行部情報DB413のトイレ部IDフィールド及びタンク部IDフィールドを更新する。
次に、ステップS105では、指令生成部403が、タンク部20の所在地及びトイレ部10の所在地を経由地として設定して、走行部30の移動経路を生成する。この場合、走行部30の出発地及び最終的な目的地は、例えば、所定の場所(例えば、車両の基地)としてもよい。例えば、指令生成部403は、走行部30の所在地から出発して、タンク部20の所在地、トイレ部10の所在地、及び、仮設トイレの設置場所を順に経由して、最初の出発地に戻るように移動経路を生成する。移動経路は、地図情報DB414を参照して生成される。移動経路は、予め決められたルールにしたがった経路となるように生成される。そして、指令生成部403は、移動経路を生成すると、走行部情報DB413の移動経路フィールドに格納する。
そして、ステップS106では、指令生成部403が、移動経路を含む運行指令を生成する。指令生成部403は、移動経路にしたがって走行する指令、タンク部20の所在地でタンク部20を接続する指令、トイレ部10の所在地でトイレ部10を接続する指令、仮設トイレの設置場所でトイレ部10及びタンク部20を分離する指令などが含まれる。
そして、ステップS107では、指令生成部403が、走行部30に対して運行指令を送信する。
(仮設トイレ設置時の処理の流れ:走行部)
次に、仮設トイレ設置時の走行部30における処理について説明する。図12は、本実施形態に係る走行部30における処理のフローチャートの一例である。図12に示す処理は、走行部30のプロセッサ31によって所定の時間毎に実行される。なお、本フローチャートは、待機状態にある走行部30において実行される。
ステップS201では、運行計画生成部301が、サーバ40から運行指令を受信した
か否か判定する。ステップS201で肯定判定された場合にはステップS202へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。ステップS202では、運行計画生成部301が運行指令にしたがって運行計画を生成する。運行計画には、経由地を経由して最終的な目的地まで走行すること関する計画が含まれる。
運行計画の生成が完了すると、ステップS203において、走行制御部303が制御指令を生成し、この制御指令にしたがって、駆動部38が制御され、走行部30が運行を開始する。
ステップS204では、走行制御部303が、タンク部20の所在地に到着したか否か判定する。走行制御部303は、例えば、位置情報センサ36により取得される位置情報と、サーバ40から取得したタンク部20の所在地に関する情報とを比較して、走行部30がタンク部20の所在地に到着したか否か判定する。ステップS204で肯定判定された場合にはステップS205へ進み、否定判定された場合にはステップS204を再度実行する。
ステップS205では、接続管理部305が、タンク部20と走行部30とを接続させるように、接続装置34に対して制御指令を発行する。例えば、サーバ40からの運行指令にタンク部IDが含まれており、走行部30は、このタンク部IDに基づいてタンク部20を判別する。走行部30は、例えば、タンク部20に表示されているタンク部IDを環境情報センサ37によって読み取ることによりタンク部20を識別してもよいし、タンク部20と通信することによりタンク部20を識別してもよい。タンク部20を接続した走行部30は、トイレ部10の所在地に向けて走行を開始する。
ステップS206では、走行制御部303が、トイレ部10の所在地に到着したか否か判定する。走行制御部303は、例えば、位置情報センサ36により取得される位置情報と、サーバ40から取得したトイレ部10の所在地に関する情報とを比較して、走行部30がトイレ部10の所在地に到着したか否か判定する。ステップS206で肯定判定された場合にはステップS207へ進み、否定判定された場合にはステップS206を再度実行する。
ステップS207では、接続管理部305が、トイレ部10と走行部30とをタンク部20を介して接続させるように、接続装置34に対して制御指令を発行する。例えば、サーバ40からの運行指令にトイレ部IDが含まれており、走行部30は、このトイレ部IDに基づいてタンク部20を判別する。走行部30は、例えば、トイレ部10に表示されているトイレ部IDを環境情報センサ37によって読み取ることによりトイレ部10を識別してもよい。トイレ部10を接続した走行部30は、仮設トイレの設置場所に向けて走行を開始する。
ステップS208では、走行制御部303が、車両100が仮設トイレの設置場所に到着したか否か判定する。走行制御部303は、例えば、位置情報センサ36により取得される位置情報と、サーバ40から取得した仮設トイレの設置場所に関する情報とを比較して、走行部30が仮設トイレの設置場所に到着したか否か判定する。ステップS208で肯定判定された場合にはステップS209へ進み、否定判定された場合にはステップS208を再度実行する。
ステップS209では、接続管理部305が、トイレ部10及びタンク部20を走行部30から分離させるように、接続装置34に対して制御指令を発行する。トイレ部10及びタンク部20を分離した走行部30は、基地に向けて走行を開始する。また、車両管理部401は、走行部30に対応する走行部情報DB413のトイレ部IDフィールド及び
タンク部IDフィールドが空欄になるように、走行部情報DB413を更新する。
(タンク部交換時の処理の流れ:サーバ)
次に、タンク部20の交換時のサーバ40における処理について説明する。図13は、タンク部20を交換するときのサーバ40における処理のフローチャートの一例である。図13に示す処理は、サーバ40のプロセッサ41によって所定の時間毎に実行される。なお、ここでは、トイレ部情報DB411、タンク部情報DB412、走行部情報DB413、及び、地図情報DB414を構築するために必要な情報をサーバ40が既に受信しているものとする。
ステップS301では、車両選定部402が、タンク部20から状況情報を受信した否か判定する。状況情報には、貯留量センサ26の検出値及び臭気センサ11の検出値が含まれる。そして、ステップS301で肯定判定された場合にはステップS302へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS302では、車両選定部402が、貯留量センサ26により検出される汚物の貯留量が所定量以上であるか否か判定する。所定量は、タンク部20を交換する閾値である。なお、本ステップS302では、貯留量に代えて臭気に基づいた判定が行われてもよい。すなわち、車両選定部402が、臭気センサ11により検出される臭気の度合いが所定値以上であるか否か判定してもよい。この所定値は、タンク部20を交換する閾値である。また、貯留量センサ26により検出される汚物の貯留量が所定量以上、または、臭気センサ11により検出される臭気の度合いが所定値以上であるか否か判定してもよい。また、貯留量センサ26により検出される汚物の貯留量が所定量以上であり、且つ、臭気センサ11により検出される臭気の度合いが所定値以上であるか否か判定してもよい。ステップS302で肯定判定された場合にはステップS303へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS303では、車両選定部402が、空のタンク部20Bを選定する。車両選定部402は、タンク部情報DB412及び地図情報DB414にアクセスして、例えば、トイレの設置場所に最も近い空のタンク部20Bを選定する。
ステップS304では、車両選定部402が、走行部30を選定する。走行部情報DB413及び地図情報DB414にアクセスして、例えば、ステップS303で選定された空のタンク部20Bに最も近い走行部30を選定する。なお、ステップS303及びステップS304の処理に代えて、走行部30の移動距離が最も短くなるような、空のタンク部20B、及び、走行部30の組み合わせを選定してもよい。車両選定部402が空のタンク部20B、及び、走行部30を選定すると、車両選定部402が、走行部情報DB413のタンク部IDフィールドを更新する。
次に、ステップS305では、指令生成部403が、空のタンク部20Bの所在地を経由地として設定して、走行部30の移動経路を生成する。例えば、指令生成部403は、走行部30の所在地から出発して、空のタンク部20Bの所在地、及び、交換対象のタンク部20Aの所在地を経由して、最初の出発地に戻るように移動経路を生成する。移動経路は、地図情報DB414を参照して生成される。移動経路は、予め決められたルールにしたがった経路となるように生成される。そして、指令生成部403は、移動経路を生成すると、走行部情報DB413の移動経路フィールドに格納する。
そして、ステップS306では、指令生成部403が、移動経路を含む運行指令を生成する。指令生成部403は、移動経路にしたがって走行する指令、空のタンク部20Bの所在地で空のタンク部20Bを接続する指令、仮設トイレの設置場所で交換対象のタンク
部20Aと空のタンク部20Bとを交換する指令などが含まれる。
そして、ステップS307では、指令生成部403が、走行部30に対して運行指令を送信する。
(タンク部交換時の処理の流れ:走行部)
次に、タンク部20の交換時の走行部30における処理について説明する。図14は、本実施形態に係る走行部30における処理のフローチャートの一例である。図14に示す処理は、走行部30のプロセッサ31によって所定の時間毎に実行される。なお、本フローチャートは、待機状態にある走行部30において実行される。
ステップS401では、運行計画生成部301が、サーバ40から運行指令を受信したか否か判定する。ステップS401で肯定判定された場合にはステップS402へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。ステップS402では、運行計画生成部301が運行指令にしたがって運行計画を生成する。運行計画には、経由地を経由して最終的な目的地まで走行すること関する計画が含まれる。
運行計画の生成が完了すると、ステップS403において、走行制御部303が制御指令を生成し、この制御指令にしたがって、駆動部38が制御され、走行部30が運行を開始する。
ステップS404では、走行制御部303が、空のタンク部20Bの所在地に到着したか否か判定する。走行制御部303は、例えば、位置情報センサ36により取得される位置情報と、サーバ40から取得した空のタンク部20Bの所在地に関する情報とを比較して、走行部30が空のタンク部20Bの所在地に到着したか否か判定する。ステップS404で肯定判定された場合にはステップS405へ進み、否定判定された場合にはステップS404を再度実行する。
ステップS405では、接続管理部305が、空のタンク部20Bと走行部30とを接続させるように、接続装置34に対して制御指令を発行する。空のタンク部20Bを接続した走行部30は、仮設トイレの設置場所に向けて走行を開始する。
ステップS406では、走行制御部303が、走行部30が仮設トイレの設置場所に到着したか否か判定する。走行制御部303は、例えば、位置情報センサ36により取得される位置情報と、サーバ40から取得した仮設トイレの設置場所に関する情報とを比較して、走行部30が仮設トイレの設置場所に到着したか否か判定する。ステップS406で肯定判定された場合にはステップS407へ進み、否定判定された場合にはステップS406を再度実行する。
ステップS407では、接続管理部305が、交換対象のタンク部20Aと空のタンク部20Bとを交換するように、接続装置34に対して制御指令を発行する。なお、交換方法については限定しない。タンク部20を交換した走行部30は、処理場に向けて走行を開始する。処理場は、タンク部20内の汚物を処理する場所である。
ステップS408では、走行制御部303が、処理場に到着したか否か判定する。走行制御部303は、例えば、位置情報センサ36により取得される位置情報と、サーバ40から取得した処理場に関する情報とを比較して、走行部30が処理場に到着したか否か判定する。ステップS408で肯定判定された場合にはステップS409へ進み、否定判定された場合にはステップS408を再度実行する。
ステップS409では、接続管理部305が、タンク部20を分離させるように、接続装置34に対して制御指令を発行する。タンク部20を分離した走行部30は、基地に向けて走行を開始する。
以上説明したように本実施形態によれば、仮設トイレにおいてタンク部20に汚物が所定量以上貯留された場合に、走行部30によってタンク部20が交換されるため、臭気がトイレ部10にこもることを抑制できる。このため、仮設トイレを引き続き使用することができる。タンク部20を適切な時期に交換することにより、仮設トイレをより好適に運用することができる。また、仮設トイレを設定した後の走行部30は、他のトイレ部10及びタンク部20を運ぶことができるため、少ない数の走行部30でおより多くの仮設トイレを運用することができる。また、トイレ部10の臭気に応じてタンク部20を交換することにより、汚物の貯留量が少ない場合であっても、所定以上の臭気であればタンク部20の交換が可能となるため、トイレを快適に使用することができる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
上記実施形態では、1台の走行部30によってタンク部20を交換している。すなわち、1台の走行部30が、空のタンク部20Bを仮設トイレの設置場所に運んだ後、交換対象のタンク部20Aを処理場に運んでいるが、これに代えて、交換対象のタンク部20Aと、空のタンク部20Bとを別々の走行部30によって運んでもよい。この場合、サーバ40は、交換対象のタンク部20Aを運ぶ走行部30と、空のタンク部20Bを運ぶ走行部30とを選定し、夫々の運行指令を生成する。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 自動運転システム
10 トイレ部
11 臭気センサ
20 タンク部
26 貯留量センサ
30 走行部
40 サーバ
41 プロセッサ
100 車両
401 車両管理部
402 車両選定部
403 指令生成部

Claims (20)

  1. トイレ部と、前記トイレ部に結合されて前記トイレ部から流れる汚物を貯留するタンク部と、前記トイレ部及び前記タンク部を移動可能な走行部と、を備える車両を管理する情報処理装置であって、トイレの設置時に前記トイレ部及び前記タンク部から前記走行部が切り離される制御を行う情報処理装置において、
    前記タンク部における汚物の貯留量を取得することと、
    前記汚物の貯留量が所定量以上になると前記走行部が前記タンク部を交換するように、前記走行部に対する指令を生成することと、
    を実行する制御部を備える、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、トイレ部の臭気を取得し、前記汚物の貯留量にかかわらず、所定値以上の臭気を検出した場合に、前記走行部が前記タンク部を交換するように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記トイレの設置時に前記タンク部の所在地と前記トイレ部の所在とを順に経由した後に前記トイレの設置場所に向かうように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記タンク部を交換するときに、前記タンク部の所在地を経由して前記トイレの設置場所に向かうように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記タンク部を交換するときに、前記タンク部の所在地において空の前記タンク部を接続して前記トイレの設置場所に向かうように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記タンク部を交換するときに、前記トイレの設置場所において汚物の貯留量が所定量以上のタンク部と接続して前記トイレの設置場所から離れるように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記タンク部における汚物の貯留量を前記タンク部が有するセンサから取得する、
    請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. トイレ部と、前記トイレ部に結合されて前記トイレ部から流れる汚物を貯留するタンク部と、前記トイレ部及び前記タンク部を移動可能な走行部と、を備える車両を管理する情報処理方法であって、トイレの設置時に前記トイレ部及び前記タンク部から前記走行部が切り離される制御を行う情報処理方法において、
    コンピュータが、
    前記タンク部における汚物の貯留量を取得することと、
    前記汚物の貯留量が所定量以上になると前記走行部が前記タンク部を交換するように、前記走行部に対する指令を生成することと、
    を実行する、情報処理方法。
  9. トイレ部の臭気を取得し、前記汚物の貯留量にかかわらず、所定値以上の臭気を検出し
    た場合に、前記走行部が前記タンク部を交換するように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 前記トイレの設置時に前記タンク部の所在地と前記トイレ部の所在とを順に経由した後に前記トイレの設置場所に向かうように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項8または9に記載の情報処理方法。
  11. 前記タンク部を交換するときに、前記タンク部の所在地を経由して前記トイレの設置場所に向かうように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項8から10の何れか1項に記載の情報処理方法。
  12. 前記タンク部を交換するときに、前記タンク部の所在地において空の前記タンク部を接続して前記トイレの設置場所に向かうように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記タンク部を交換するときに、前記トイレの設置場所において汚物の貯留量が所定量以上のタンク部と接続して前記トイレの設置場所から離れるように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項8から12の何れか1項に記載の情報処理方法。
  14. 前記タンク部における汚物の貯留量を前記タンク部が有するセンサから取得する、
    請求項8から13の何れか1項に記載の情報処理方法。
  15. トイレ部と、前記トイレ部に結合されて前記トイレ部から流れる汚物を貯留するタンク部と、前記トイレ部及び前記タンク部を移動可能な走行部と、を有する車両と、
    トイレの設置時に前記トイレ部及び前記タンク部から前記走行部が切り離される制御を行う制御部を有するサーバと、
    を備えるシステムにおいて、
    前記制御部は、
    前記タンク部における汚物の貯留量を取得することと、
    前記汚物の貯留量が所定量以上になると前記走行部が前記タンク部を交換するように、前記走行部に対する指令を生成することと、
    を実行する、システム。
  16. 前記制御部は、前記トイレの設置時に前記タンク部の所在地と前記トイレ部の所在とを順に経由した後に前記トイレの設置場所に向かうように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項15に記載のシステム。
  17. 前記制御部は、前記タンク部を交換するときに、前記タンク部の所在地を経由して前記トイレの設置場所に向かうように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項15または16に記載のシステム。
  18. 前記制御部は、前記タンク部を交換するときに、前記タンク部の所在地において空の前記タンク部を接続して前記トイレの設置場所に向かうように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項17に記載のシステム。
  19. 前記制御部は、前記タンク部を交換するときに、前記トイレの設置場所において汚物の
    貯留量が所定量以上のタンク部と接続して前記トイレの設置場所から離れるように、前記走行部に対する指令を生成する、
    請求項15から18の何れか1項に記載のシステム。
  20. 前記制御部は、前記タンク部における汚物の貯留量を前記タンク部が有するセンサから取得する、
    請求項15から19の何れか1項に記載のシステム。
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