JP2017154122A - タンクおよび肥料生産システム - Google Patents

タンクおよび肥料生産システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017154122A
JP2017154122A JP2016042531A JP2016042531A JP2017154122A JP 2017154122 A JP2017154122 A JP 2017154122A JP 2016042531 A JP2016042531 A JP 2016042531A JP 2016042531 A JP2016042531 A JP 2016042531A JP 2017154122 A JP2017154122 A JP 2017154122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
fermentation
tanks
information
urine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016042531A
Other languages
English (en)
Inventor
中宮 敏博
Toshihiro Nakamiya
敏博 中宮
規敏 古田
Noritoshi Furuta
規敏 古田
賢司 桑原
Kenji Kuwahara
賢司 桑原
遊 山上
Yu Yamakami
遊 山上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2016042531A priority Critical patent/JP2017154122A/ja
Priority to PCT/JP2017/002269 priority patent/WO2017150004A1/ja
Publication of JP2017154122A publication Critical patent/JP2017154122A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K11/00Closets without flushing; Urinals without flushing; Chamber pots; Chairs with toilet conveniences or specially adapted for use with toilets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F11/00Treatment of sludge; Devices therefor
    • C02F11/02Biological treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05FORGANIC FERTILISERS NOT COVERED BY SUBCLASSES C05B, C05C, e.g. FERTILISERS FROM WASTE OR REFUSE
    • C05F17/00Preparation of fertilisers characterised by biological or biochemical treatment steps, e.g. composting or fermentation
    • C05F17/90Apparatus therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

【課題】肥料の生産効率を高めることができるタンクおよび肥料生産システムを提供する。【解決手段】肥料生産システム100におけるタンク21および22は、分離して排出される大便または小便を貯留して回収するために用いられる。タンク21には発酵を促進する発酵促進剤21aが投入されており、タンク22には発酵を促進する発酵促進剤22aが投入されている。タンク21および22は、タンク本体内で貯留された大便または小便の発酵を促進する。【選択図】図1

Description

本発明は、トイレから排出される大便または小便を回収するタンク、およびタンクにより回収した屎尿から肥料を生産する肥料生産システムに関する。
特許文献1には、屎尿を屎尿分離装置によって大便と小便に分離する第1工程と、該第1工程において大便と分離された小便に麹菌からなる脱臭剤を添加する第2工程とを備える屎尿処理方法が開示されている。第2工程は、小便中の尿素が細菌由来のウレアーゼにより発生するアンモニアのpH値を麹菌の添加によって低下せしめ、アンモニアが中和されることによって、アンモニアがガスとして発生することを低下させる。
特開2015−160203号公報
特許文献1に記載の屎尿処理方法は、貯留した小便において、アンモニアがガスとして発生することを抑制するものの、トイレ設備から排出される屎尿を一旦タンクに貯留した後、回収して後工程である発酵処理を行って肥料を大量に生産することを目的としていない。多数のタンクから屎尿を回収して肥料を効率よく生産するためには、各タンクに貯留された屎尿が腐敗していないことのほか、後工程に供する屎尿の品質が安定している必要がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、肥料の生産効率を高めることができるタンクおよび肥料生産システムを提供することにある。
本発明に係るタンクは、大便または小便を貯留して回収するためのタンクであって、発酵を促進する発酵促進剤が投入されており、タンク本体内で貯留された大便または小便の発酵を促進することを特徴とする。
本発明にあっては、タンクは、大便または小便を貯留して回収するために用いられる。タンクには、発酵を促進する発酵促進剤が投入されており、タンク本体内で貯留された大便または小便の発酵を促進する。これにより、タンクにおける大便および小便の貯留開始から発酵処理が行われ、肥料の生産効率を高めることができる。
本発明に係る肥料生産システム100は、上述のタンクと、前記タンクによって回収された大便または小便を更に発酵処理する発酵処理装置と、を備え、前記発酵処理装置は、前記タンクによる貯留開始から回収までの経過期間に基づいて設定される期間、発酵処理を行うことを特徴とする。
本発明にあっては、肥料生産システムは、タンクと、回収された大便または小便を更に発酵処理する発酵処理装置を備える。発酵処理装置は、タンクによる貯留開始から回収までの経過期間に基づいて設定される期間、発酵処理を行う。これにより、タンクにおける大便および小便の貯留開始から発酵処理が行われ、回収後の後工程の発酵処理期間を短縮され、肥料の生産効率を高めることができる。
本発明によれば、タンクおよび肥料生産システムにおいて、タンクに投入された発酵促進剤により大便および小便の貯留開始から発酵処理が行われ、肥料の生産効率を高めることができる。
実施形態に係る肥料生産システムの構成図である。 実施形態に係る回収タンクを有するトイレ設備の模式図である。 タンクで回収した大便を原料とした発酵処理装置の模式図である。 タンクで回収した小便を原料とした発酵処理装置の模式図である。 情報処理装置の構成を示すブロック図である。 タンク情報の例を示す図表である。 発酵タンク情報の例を示す図表である。 支払情報の例を示す図表である。 回収管理情報の例を示す図表である 回収計画処理の手順を示すフローチャートである。 発酵計画処理の手順を示すフローチャートである。 決済情報処理の手順を示すフローチャートである。 回収管理処理の手順を示すフローチャートである。 マニフェスト伝票の移動を説明するための模式図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図1から図14を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は本発明の実施形態に係る肥料生産システム100の構成図である。肥料生産システム100は、住居10に設置される大便用のタンク21および小便用のタンク22、タンク21および22から回収された屎尿から肥料を生産する肥料生産センター30を備える。肥料生産センター30は、タンク21および22に貯留した屎尿を原料として、後工程である発酵処理を行って肥料を生産するための発酵処理装置31、およびタンク情報に関する処理、発酵計画に関する処理等を行うための情報処理装置41を備える。肥料生産センター30は、タンク21によって回収した大便から堆肥を生産し、タンク22によって回収した小便から液肥を生産する。ここで、液肥には生物活性水と呼ばれるものも含まれるものとする。
図2は、実施形態に係るタンク21および22を有するトイレ設備11の模式図である。トイレ設備11は、便器12、排出管14および15を備える。便器12は便鉢13を有する。便鉢13は、前側の中段部分に平坦面13aを有し、平坦面13aの前部に小便用の排出口13bが設けられている。便鉢13は、平坦面13aの後方に大便用の排出口13cが設けられている。排出管14は、一端が排出口13cに接続されており、他端が大便を貯留するためのタンク21に接続される。排出管15は、一端が排出口13bに接続されており、他端が小便を貯留するためのタンク22に接続される。トイレ設備11は、屎尿を大便と小便に分離して排出し、それぞれタンク本体21cおよび22cに貯留させる。
タンク21および22には、それぞれ予め発酵を促進する発酵促進剤21aおよび22aが投入されている。また、タンク21および22に予め発酵促進剤21aおよび22aを投入せずに、トイレ設備11に設けた容器16および17に発酵促進剤21aおよび22aを貯めておき、定期的に、または大便および小便が排出される度に、タンク21および22に少量の発酵促進剤21aおよび22aが投入されるようにしてもよい。
発酵促進剤21aおよび22aは、発酵に適した微生物群を含有しており、タンク本体21cおよび22cに貯留された大便および小便を発酵させて腐敗を抑制する。発酵促進剤21aは、発酵処理装置31において発酵し熟成された状態の堆肥を用いてもよく、さらに発酵分解を促進する微生物群を加え、微生物群の多様性を増長し、発酵分解を促進させるようにしてもよい。発酵促進剤21aの量は、例えば、タンク22の容量50Lに対して5L程度とするとよい。また、発酵促進剤21aは、容器16から少量(0.2L/回程度)ずつ投入するようにしてもよい。
発酵促進剤22aは、発酵処理装置31において発酵し熟成された状態の液肥を用いてもよい。発酵促進剤22aの量は、例えば、タンク21の容量20L(リットル)に対して1〜2L程度とするとよい。また、発酵促進剤22aは、容器17から少量(50mL/回程度)ずつ投入するようにしてもよい。
タンク21および22は、貯留量を検出するセンサ21bおよび22bを有する。センサ21bおよび22bは、例えば浮子を用いて内容物の上面高さを測定する測定器である。センサ21bおよび22bは、各タンクの規定量(満杯状態)に達したことが外部から視認できるもの、または、規定量に達したときに浮子に連動するスイッチが動作してON信号を出力し、通信信号を生成して肥料生産センター30へ通知するものとすればよい。
図3はタンク21で回収した大便を原料とした発酵処理装置31の模式図である。図3に示すように堆肥化を行う槽Sを設け、この槽Sに回収した原料を投入し、肥料成分のバランスを整え、中熟および完熟の発酵処理を行って堆肥化を完了させる。図4はタンク22で回収した小便を原料とした発酵処理装置の模式図である。発酵処理装置31は、複数の発酵タンクT01〜T04を有する。図4では、タンク22で回収した小便を原料として発酵タンクT01〜T04へ投入している。発酵タンクT01〜T04では、窒素、リン、カリの三大栄養素以外のカルシウムやマグネシウムなどの無機質資材を投入し、さらに、常時空気を送り、所定期間(例えば約45日間)の処理後、液肥化を完了させる。
図5は、情報処理装置41の構成を示すブロック図である。情報処理装置41は、処理部42、記憶部43、入力部44および表示部45を備える。処理部42は、回収計画処理部42a、発酵計画処理部42b、決済情報処理部42cおよび回収管理処理部42dを有している。処理部42は、例えばCPUなどによって構成され、コンピュータプログラムに従って動作することによって各処理を行う。
記憶部43は、タンク情報43a、発酵タンク情報43b、支払情報43cおよび回収管理情報43dを記憶しており、ハードディスク記憶装置等のデータ記憶装置によって構成される。入力部44は、キーボード等の入力装置によって構成される。表示部45は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置によって構成される。
処理部42において、回収計画処理部42aは、タンク21および22の住居10への設置および回収等に関する情報を入力部44から取得し、記憶部43に記憶させてタンク情報43aを更新する。図6はタンク情報43aの例を示す図表である。タンク情報43aは、タンクの識別情報、設置場所、設置日、フラグ、回収予定日、回収日、経過期間および残日数のデータを含み、各データがタンク21および22毎に対応付けられて記憶部43に記憶されている。タンクの識別情報は、タンク21および22毎に付与された一連番号である。設置場所は、設置場所を特定する情報であり、例えば住居10の住所および地域等の情報、さらに居住者名等を含んでいてもよい。
設置日は、タンク21および22をトイレ設備11に設置した日付である。フラグは、タンク21および22の貯留量が規定量に達しており、回収すべき状態となっていることを示す符号であり、例えば、規定量に達している場合に「1」、規定量に達していない場合に「0」とする。回収予定日は、タンク21および22を回収する日付である。回収日は、タンク21および22が肥料生産センター30に到着し、回収した日付である。経過期間は、設置日から回収日までの経過日数である。残期間は、後工程である肥料生産センター30での発酵処理に要する日数である。
発酵計画処理部42bは、空いている発酵タンクにタンク22を割り当てて発酵計画を立てるための処理を行い、発酵タンク情報43bを更新する。図7は発酵タンク情報43bの例を示す図表である。発酵タンク情報43bは、発酵タンクの識別情報、発酵開始日、残日数およびタンクの識別情報を含み、各データが発酵タンク毎に対応付けられて記憶部43に記憶されている。発酵タンクの識別情報は、発酵タンク毎に付与された一連番号である。発酵開始日は、発酵タンクに原料となるタンク22で回収した小便が投入され、後工程の発酵処理を開始した日付、残日数は、発酵タンクにおける後工程の発酵処理に要する日数である。タンクの識別情報は、発酵タンクに投入されたタンクに付与された一連番号である。
決済情報処理部42cは、タンク21および22を回収する際に、費用の支払いに関する情報を入力部44または通信装置46から取得し、支払情報43cとして記憶部43に記憶させ、支払情報43cに基づいて発生する決済を処理する。図8は支払情報43cの例を示す図表である。支払情報43cは、支払者名、金額、クレジット情報、決済日および回収タンク識別番号を含み、各データが発生した支払毎に対応付けられて記憶部43に記憶されている。
回収管理処理部42dは、タンク21および22の回収が確実に実施されているかを管理するための処理を行い、回収管理情報43dを更新する。また、回収管理処理部42dは、タンク21および22毎に回収のためのマニフェスト伝票を作成し、印刷装置47により印刷出力する。図9は回収管理情報43dの例を示す図表である。回収管理情報43dは、タンク識別情報、回収予定日、引渡日、回収業者識別情報、回収日およびマニフェスト伝票番号を含み、各データがタンク21および22毎に対応付けられて記憶部43に記憶されている。引渡日は、タンク21および22が住居10において居住者から回収業者に引き渡された日付である。回収業者識別情報は、回収業者の名称、登録記号等の業者を特定できる情報であればよい。マニフェスト伝票番号は、伝票ごとに付与された番号であり、例えば一連番号であればよい。
次に肥料生産システム100による肥料の生産について、情報処理装置41における処理部42の動作とともに説明する。タンク21および22には、発酵を促進する発酵促進剤21aおよび22aが添加されている。発酵促進剤21aおよび22aは、細菌類を含有しており、タンク21および22に貯留された大便および小便を発酵させて腐敗を抑制することによって、肥料生産のための原料としての品質を安定化させる。
タンク21には、少しずつ大便が貯留されるが、投入された完熟堆肥等の発酵促進剤21aによって水分量が低減され、発酵処理に適した含水率(例えば50%程度)に調整される。また、大便の発酵分解に適した微生物群が発酵促進剤21aとしての完熟堆肥中に存在するため、貯留された大便の初期発酵を速やかに開始することができ、腐敗を防ぐことができる。さらに、発酵促進剤21aとしての完熟堆肥を事前に投入しておくことにより、発酵処理に適したC/N比に調整することができ、初期発酵を促進することができる。
タンク22には、少量ずつ小便が貯留されるが、投入された液肥(生物活性水を含む、以下同様。)等の発酵促進剤22aによって液肥化(活性水化を含む、以下同様。)を速やかに開始することができ、腐敗を防ぐことができる。小便は、窒素、リン、カリなどの無機成分の含有量が高く、植物に施肥できる濃度に希釈して使用する例が知られている。タンク22内に、さらに無機質成分の供給源となる岩石、土壌、砂などを設置することによって無機質成分を補い、より施肥効果の高い液肥と生産することができる。また、液肥の肥料効果を向上させるため、小便の含有成分に不足している成分を追加しても良い。
タンク21および22は、トイレ設備11に設置されて大便および小便の貯留を開始した時点から大便および小便の発酵が始まる。肥料を生産するために発酵処理に要する日数から、タンク21および22の経過期間を減算することによって、後工程に要する日数を残期間として取得することができる。
情報処理装置41の処理部42における回収計画処理部42aは、タンク21および22の住居10への設置および回収等に関する情報を入力部44から取得し、記憶部43に記憶させてタンク情報43aを更新する。回収計画処理部42aは、タンク21および22による貯留開始から回収までの経過期間、および後工程である肥料生産センター30での発酵処理に要する残期間を算出する。
図10は、回収計画処理の手順を示すフローチャートである。回収計画処理部42aは、タンク情報43aを記憶部43から読込み、表示部45に表示する(ステップS10)。タンク情報43aは、図5と同様な表形式で表示部45に表示される。作業者は、表示部45に表示されたタンク情報43aの表に、タンク21および22の識別情報、設置場所、設置日およびフラグに関する新たな情報を入力部44によって入力する。作業者は、新たにタンク21および22が住居10のトイレ設備11に設置された場合に、タンク21および22の識別番号、設置場所、設置日のデータを入力する。また、住居10の居住者からの連絡により、回収依頼があった場合、該当するタンク識別情報のフラグを「1」に修正する。タンク21および22が有するセンサ21bおよび22bによって貯留量が規定量(満杯状態)に達したことを視認した住居10の居住者からの連絡に基づいて、作業者は、該当するタンクのフラグを修正する。また、センサ21bおよび22bが生成した通信信号を通信装置46によって受信し、該通信信号に基づいて、作業者は、該当するタンクのフラグを修正するようにしてもよい。回収計画処理部42aは、タンク21および22の識別番号、設置場所、設置日およびフラグに関する新たな情報を取得する(ステップS11)。
作業者は、フラグが「1」であり、回収予定日が設定されていないタンク21および22(図6に示す識別情報がC05およびC06のタンク)に対して、回収予定日を設定し、入力部44によって入力する。表示部45には、場所情報も表示されているので、作業者は、地域毎に回収予定日を設定するなどして、効率的にタンク21および22の回収を効率的に行う回収計画を容易に作成できる。回収計画処理部42aは、タンク21および22の回収予定日の情報を取得する(ステップS12)。
作業者は、タンク21および22が肥料生産センター30に到着し、回収が完了した日付である回収日を入力部44によって入力する。回収計画処理部42aは、タンク21および22の回収日の情報を取得する(ステップS13)。回収計画処理部42aは、タンク21および22の設置日から回収日までの日数を算出して経過期間を取得する。また、肥料を生産するために発酵処理に要する日数から、タンク21および22の経過期間を減算して、後工程に要する日数を残期間として取得する(ステップS14)。例えば、肥料を生産するために発酵処理に要する日数を100日とすると、図6に示すタンク(識別情報:C01)は、算出された経過期間が30日であり、残期間が70日となる。タンク(識別情報:C02、C03)は、経過期間が50日であり、残期間が50日となる。また、タンク(識別情報:C04)は、経過期間が40日であり、残期間が60日となる。回収計画処理部42aは、ステップS11〜S14において取得または算出した情報を記憶部43に記憶させ、タンク情報43aを更新し(ステップS15)、処理を終了する。
発酵計画処理部42bは、空いている発酵タンクにタンク22を割り当てて発酵計画を立てるための処理を行い、発酵タンク情報43bを更新する。上述のとおり、発酵タンクには、タンク22で回収した小便を原料として投入し後工程の発酵処理を行っている。図11は、発酵計画処理の手順を示すフローチャートである。発酵計画処理部42bは、発酵タンク情報43bを記憶部43から読込み、表示部45に表示する(ステップS20)。発酵タンク情報43bは、図7と同様な表形式で表示部45に表示される。
発酵計画処理部42bは、既に回収されているが、発酵タンクに未だ投入されていないタンク22を抽出する(ステップS21)。例えば、タンク情報43aにおいて残期間が取得されているタンク22のうち、発酵タンク情報43bにおいて発酵タンクに投入されたタンクの識別情報が記憶されているタンク22を除外することで、未投入のタンク22を抽出することができる。図6および図7に示す例において、識別情報がC01〜C04のタンクは小便を回収するタンク22であるとする。図5において残期間が取得されているタンク(識別情報:C01〜C04)のうち、図6において識別情報が記憶されているタンク(識別情報:C01〜C03)を除外して、未投入のタンク(識別情報:C04)を抽出する。
発酵計画処理部42bは、ステップS21で抽出された未投入のタンク22に関するタンク情報43aを記憶部43から読み出し、表示部45に表示する(ステップS22)。未投入のタンク22に関するタンク情報43aは、図7と同様な表形式で表示部45に表示される。作業者は、未投入のタンク22を空いているタンクに割り当て、発酵開始日、残期間、および割り当てたタンクの識別情報を入力部44によって入力する。例えば、空いている発酵タンクT04に対して、未投入のタンク(識別情報:C04)を割り当てる。発酵計画処理部42bは、作業者によって入力された発酵開始日、残期間、および割り当てたタンクの識別情報を取得する(ステップS23)。発酵計画処理部42bは、ステップS23において取得した情報を記憶部43に記憶させ、発酵タンク情報43bを更新し(ステップS24)、処理を終了する。
発酵処理装置31は、発酵計画処理部42bによって計画された発酵計画に基づいて、発酵タンクT01〜T04にて窒素、リン、カリの三大栄養素以外のカルシウムやマグネシウムなどの無機質資材を投入し、さらに常時空気を送り、所定期間(例えば約45日間)の処理後、液肥化を完了させる。なお、液肥の肥料効果を向上させるため、小便の含有成分に不足している成分を追加しても良い。小便から生産された液肥を化成肥料と組み合わせて使用する栽培評価を行い、化成肥料のみを使った慣行の収量に比べ、葉物では約30%、根菜類では約50%収量が増加する結果を得られている。
一方、大便を貯留したタンク21は、肥料生産センター30に回収した後、槽Sに原料として投入し、肥料成分のバランスを整え、中熟および完熟の発酵処理を行って堆肥化を完了させる。大便を原料として生産された肥料を用いた栽培試験においては、市販の完熟家畜コンポストと同等の施肥効果があることが確認されている。
次に決済情報処理部42cによる処理について説明する。図12は、決済情報処理の手順を示すフローチャートである。決済情報処理部42cは、タンク21および22を費用の支払に関する情報を入力部44または通信装置46から取得する(ステップS30)。取得する支払に関する情報は、支払者名、金額、クレジット情報、決済日およびタンク識別番号を含む。決済情報処理部42cは、ステップS30によって取得した情報を記憶部43に記憶させ、支払情報43cを更新する(ステップS31)。
決済情報処理部42cは、記憶部43に記憶した支払情報に基づいて発生する各決済処理に対応して作成される決済データを外部機関に対して通信装置46を介して送信し(ステップS32)、処理を終了する。外部機関は、金融機関や電子マネー取引事業者等の支払方法に対応する機関である。タンク21および22の回収費用に対する支払方法には、クレジットカードによる金融機関からの引落しや、プリペイドした電子マネーを用いて支払方法等を用いることができる。また取引形態には、タンク21および22の回収時に回収業者が携行する端末装置によってクレジットカード情報や電子マネー情報を取得する形態の他、住居10の居住者が保有する携帯電話等の通信装置により電子的に取引する形態を用いる。
タンク21および22の回収に対応して回収費用を支払うので、居住者は、タンク21および22の使用量に応じた費用を支払うことができる。また、肥料生産センター30は、タンク21および22の回収費用を、タンク21および22の回収量に応じて各居住者から確実に回収することができる。
次に回収管理処理部42dによる処理について説明する。図13は、回収管理処理の手順を示すフローチャートである。回収管理処理部42dは、回収管理情報43dを記憶部43から読込み、表示部45に表示する(ステップS40)。回収管理情報43dは、図8と同様な表形式で表示部45に表示される。作業者は、タンク21および22に対応する識別情報、回収予定日、引渡日、回収業者識別情報、回収日およびマニフェスト伝票番号について更新情報を入力部44によって入力する。回収管理処理部42dは、作業者によって更新入力された回収管理情報を取得する(ステップS41)。作業者は、回収予定日が既に経過しており、回収日が表記されていないタンク21および22に対して、回収業者を特定し、タンク21および22の追跡調査をすべきであることを知らせることができる。
回収管理処理部42dは、タンク21および22に備え付けるマニフェスト伝票を作成し、印刷装置47により印刷出力する(ステップS42)。回収管理処理部42dは、ステップS41において取得した情報を記憶部43に記憶させ、回収管理情報43dを更新し(ステップS43)、処理を終了する。マニフェスト伝票は、タンク21および22が確実に関係者間で引渡されていることを証明するために作成される伝票であり、通常、複数枚の紙シートからなる。マニフェスト伝票には、伝票番号、タンク21および22の識別情報、回収に関係する法規や規約などが掲載されており、関係者名、関係者間での引渡日などを記入する。
図14はマニフェスト伝票の移動を説明するための模式図である。図14に示すマニフェスト伝票は4枚のシート(A票、B1票、B2票、C票の各シート)で構成されており、肥料生産センター30で作成されてタンク21および22とともに移動する。A票、B1票、B2票およびC票は、タンク21および22が住居10の居住者から回収業者に引渡される際に、居住者名、回収業者名および引渡日が記入される。A票は居住者によって保管され、B1票、B2票およびC票は、タンク21および22とともに移動する。B1票、B2票およびC票は、タンク21および22が回収業者から肥料生産センター30に引渡される際に、回収業者名、肥料生産センター名および引渡日が記入される。B1票は回収業者によって保管され、B2票およびC票は肥料生産センター30が引き取った後、B2票は居住者へ送付される。
マニフェスト伝票が、タンク21および22とともに移動し、各関係者が各伝票を分担して保管することにより、タンク21および22が不法投棄されることや、関係者以外へ流通することを抑制する効果がある。なお、マニフェスト伝票は、紙に印刷されるもののほか、電子データとして作成するものであってもよい。
次に、実施形態のタンク21および22、並びに肥料生産システム100の特徴を説明する。
本発明の実施形態のタンク21および22は、大便または小便を貯留して回収するために用いられる。タンク21には発酵を促進する発酵促進剤21aが投入されており、タンク22には発酵を促進する発酵促進剤22aが投入されており、タンク本体21cおよび22c内で貯留された大便または小便の発酵を促進する。これにより、タンク21および22における大便および小便の貯留開始から発酵処理を行うことができ、肥料を生産するための原料としての品質が安定化し、肥料の生産効率を高めることができる。
また、タンク21は、トイレにて分離して排出される大便または小便を貯留する。これにより、大便と小便が排出段階から分離されているので原料としての品質が安定化する。
また、タンク21は、貯留された大便の貯留量を検知するセンサ21bを、タンク22は、貯留された小便の貯留量を検知するセンサ22bを有する。これによりタンク21および22の貯留量が規定量(満杯状態)に達した場合に回収するようにすることができる。
また、肥料生産システム100は、タンク21および22、並びにタンク21および22によって回収された大便または小便を更に発酵処理する発酵処理装置31を備える。発酵処理装置31は、タンク21および22による貯留開始から回収までの経過期間に基づいて設定される期間、後工程としての発酵処理を行う。これにより、タンク21および22における大便および小便の貯留開始から発酵処理が行われ、回収後の後工程の発酵処理期間を短縮することができ、肥料の生産効率を高めることができる。
また、肥料生産システム100は、タンク21および22の貯留量が規定量に達して回収すべきことを示すフラグを該タンクの識別情報に対応付けて情報処理装置41の記憶部43に記憶する。情報処理装置41の表示部45は、記憶部43に記憶したフラグおよびタンクの識別情報を表示する。これにより、タンクの回収計画を立てる際の立案作業性が向上する。
また、肥料生産システム100は、タンク21および22を回収する際に取得される支払情報を情報処理装置41の記憶部43に記憶する。情報処理装置41の決済情報処理部42cは、記憶部43に記憶した支払情報に基づいて決済するための処理を行う。これにより、タンク21および22の回収に対応して回収費用を支払うので、タンク21および22の使用量に応じた費用が支払われるとともに、タンク21および22の回収費用を確実に回収することができる。
また、肥料生産システム100は、タンク21および22を回収する業者の識別情報をタンクの識別情報に対応付けて情報処理装置41の記憶部43に記憶する。これにより、回収できていないタンク21および22に対して、回収業者を特定し、タンク21および22の追跡調査をすべきであることを作業者に知らせることができる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
21,22 タンク、 21a,22a 発酵促進剤、 21b,22b センサ、
21c,22c タンク本体、 31 発酵処理装置、 41 情報処理装置、
42c 決済情報処理部、 43 記憶部、 45 表示部、
100 肥料生産システム。

Claims (7)

  1. 大便または小便を貯留して回収するためのタンクであって、
    発酵を促進する発酵促進剤が投入されており、タンク本体内で貯留された大便または小便の発酵を促進することを特徴とするタンク。
  2. トイレにて分離して排出される大便または小便を貯留することを特徴とする請求項1に記載のタンク。
  3. 前記タンクは、貯留された大便または小便の貯留量を検知するセンサを有することを特徴とする請求項1または2に記載のタンク。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のタンクと、
    前記タンクによって回収された大便または小便を更に発酵処理する発酵処理装置と、を備え、
    前記発酵処理装置は、前記タンクによる貯留開始から回収までの経過期間に基づいて設定される期間、発酵処理を行うことを特徴とする肥料生産システム。
  5. 前記タンクの貯留量が規定量に達して回収すべきことを示すフラグを該タンクの識別情報に対応付けて記憶する記憶部、および該記憶部に記憶した前記フラグおよび前記識別情報を表示する表示部を有する情報処理装置を備えることを特徴とする請求項4に記載の肥料生産システム。
  6. 前記記憶部は、前記タンクを回収する際に取得される支払情報を記憶し、
    前記支払情報に基づいて決済するための処理を行う決済情報処理部を有することを特徴とする請求項5に記載の肥料生産システム。
  7. 前記記憶部は、前記タンクを回収する業者の識別情報を前記タンクの識別情報に対応付けて記憶することを特徴とする請求項5または6に記載の肥料生産システム。
JP2016042531A 2016-03-04 2016-03-04 タンクおよび肥料生産システム Pending JP2017154122A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016042531A JP2017154122A (ja) 2016-03-04 2016-03-04 タンクおよび肥料生産システム
PCT/JP2017/002269 WO2017150004A1 (ja) 2016-03-04 2017-01-24 タンクおよび肥料生産システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016042531A JP2017154122A (ja) 2016-03-04 2016-03-04 タンクおよび肥料生産システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017154122A true JP2017154122A (ja) 2017-09-07

Family

ID=59742716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016042531A Pending JP2017154122A (ja) 2016-03-04 2016-03-04 タンクおよび肥料生産システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2017154122A (ja)
WO (1) WO2017150004A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021129818A (ja) * 2020-02-20 2021-09-09 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002102838A (ja) * 2000-10-02 2002-04-09 Kajima Corp 有機性廃棄物の再資源化方法及びシステム
JP4684668B2 (ja) * 2005-02-02 2011-05-18 コスモ・エース工業株式会社 屎尿処理を微生物の発酵能力を利用して行うトイレシステム
JP5553400B2 (ja) * 2009-10-22 2014-07-16 大央電設工業株式会社 バイオトイレ
JP5943780B2 (ja) * 2011-09-29 2016-07-05 株式会社Lixil 固液分離装置及び固液分離装置を備えたトイレ設備
JP2015160203A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 株式会社Lixil 屎尿処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021129818A (ja) * 2020-02-20 2021-09-09 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム
JP7215446B2 (ja) 2020-02-20 2023-01-31 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017150004A1 (ja) 2017-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zhou et al. The carbon emissions trading scheme and green technology innovation in China: A new structural economics perspective
Tsendbazar et al. Towards operational validation of annual global land cover maps
Rech et al. Solubility, diffusion and crop uptake of phosphorus in three different struvites
Blengini Using LCA to evaluate impacts and resources conservation potential of composting: A case study of the Asti District in Italy
CN112780384B (zh) 二氧化碳使用设施、收集站以及信息管理系统、装置以及车辆、建筑物、信息通信终端
Kok et al. Global phosphorus recovery from wastewater for agricultural reuse
Doole Cost-effective policies for improving water quality by reducing nitrate emissions from diverse dairy farms: An abatement–cost perspective
Wowra et al. Nitrogen in Life Cycle Assessment (LCA) of agricultural crop production systems: Comparative analysis of regionalization approaches
Finley et al. The effects of land redistribution: Evidence from the French Revolution
Auty Natural resources, development models and sustainable development
Sahoo et al. Economic and environmental impacts of an integrated-state anaerobic digestion system to produce compressed natural gas from organic wastes and energy crops
WO2017150004A1 (ja) タンクおよび肥料生産システム
Havnes et al. Is universal child care leveling the playing field?
Anigbogu et al. Determinants of loan repayment among cooperative farmers in Awka North LGA of Anambra State, Nigeria
JP2011034286A (ja) 環境影響物排出量評価装置および環境影響物排出量評価方法
Andrea Blengini Applying LCA to organic waste management in Piedmont, Italy
Antle et al. A comparative examination of the efficiency of sequestering carbon in US agricultural soils
Sozoniuk et al. Investigating residents’ acceptance of mobile apps for household recycling: A case study of New Jersey
Tröster Assessing the value of organic fertilizers from the perspective of EU farmers
Partridge et al. Recent immigration and economic outcomes in rural America
Nurani et al. Contribution of waste bank in reducing greenhouse gas emissions in Bandung Regency
Obayelu Cross-country comparison of voucher-based input schemes in sub-Sahara Africa agricultural transformation: Lessons learned and policy implications
Nguyen et al. Assessment of switchgrass-based bioenergy supply using GIS-based fuzzy logic and network optimization in Missouri (USA)
Tool California Air Resources Board
Lee et al. Designing a logic model for mobile maternal health e-voucher programs in low-and middle-income countries: an interpretive review