JP2012017624A - 仮設トイレ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】汚物処理装置2内の空気を吸引して、その空気中に含まれる湿気を除湿水として除去し、除湿水を排水口より、また除湿された乾燥空気を排気口より排出するようにした除湿機と、除湿機における排水口に排水管をもって接続され、除湿水を貯留する貯水タンク44と、貯水タンク44に貯留された除湿水を水洗式の便器4に給水する足踏み式のポンプ50と、除湿機における排気口と汚物処理装置2における空気取入口とに接続され、除湿機の排気口から排出される乾燥空気を汚物処理装置2内に再循環させる再循環管とを備えるものとする。
【選択図】 図1
Description
この従来の仮設トイレは、汚物処理装置内の分解促進物質である微生物の分解浄化作用を有効に発揮できるようにするため、微生物棲息母材の含水率を水分センサにより検出し、含水率が高い場合は、除湿器により除湿し、含水率が低い場合は、給水タンク内の水を、処理槽内に給水するようにしてある。
(1) 攪拌翼を作動させることにより、汚物を、分解促進物質とともに攪拌して、分解処理するようにした汚物処理装置の上方に、便器を含むトイレユニットを取り付けた仮設トイレにおいて、前記汚物処理装置内の空気を吸引して、その空気中に含まれる湿気を除湿水として除去し、前記除湿水を排水口より、また除湿された乾燥空気を排気口より排出するようにした除湿機と、前記除湿機における排水口に排水管をもって接続され、除湿水を貯留する貯水タンクと、この貯水タンクに貯留された除湿水を水使用装置に給水する給水手段と、前記除湿機における排気口と汚物処理装置における空気取入口とに接続され、除湿機の排気口から排出される乾燥空気を汚物処理装置内に再循環させる再循環管とを備えるものとする。
しかも、除湿機から排出される乾燥空気を汚物処理装置内に再循環させるようにしてあるので、汚物処理装置内における汚物の分解処理を促進させることができる。
しかも、汚物とともに汚物処理装置に供給された便器の洗浄水は、汚物処理装置内における汚物の分解処理に寄与することができ、さらに、そこから蒸発した水分は、除湿機から除湿水として再度貯水タンクに貯留され、再循環を繰り返すことができ、水の有効利用が図れる。
因みに、分解促進物質の含水率が高すぎても、低すぎても、分解処理能力が低下することは、上記特許文献1に記載されているとおりである。
仮設トイレから外部に自然放出する水分量と、汚物処理装置に供給される屎尿の水分量とがバランスすると、原理的には、貯水タンクへの外部からの水の補給は不要となる。
また、汚物処理槽をベースにおける正規の装着位置に装着するだけで、汚物処理槽の回転軸が、カップリングに相対回転不能として係合し、駆動手段と連係されるので、回転軸と駆動手段の出力部材とを、ボルト・ナット等をもって連結する必要がなく、作業効率がよい。
図1に示すように、この仮設トイレ1は、汚物処理装置2上に、床板3、水洗式の大便器とした便器4、前面に扉5を備える外装体6等からなるトイレユニット7を装着したものよりなっている。
なお、トイレユニット7は、本発明には直接関係しないので、それについての詳細な説明は省略する。
筐体11内における後面板10より若干前方には、左右方向を向く仕切板12が設けられている。
汚物処理槽17は、前後方向を向く2個の上向半円筒体を左右に接合した形状とした正面視上向B型の底板18と、両側板19、19と、前面板20と、後面板21とからなる、上面が開放した箱状をなし、両側板19、19の上端に設けた外向鍔部22、22を、左右のローラーコンベヤ16、16上に載置することにより、前後方向に軽力で移動させうるようになっている。
トーションダンパ29としては、入力軸29aと出力軸29bとが、タイヤ状の弾性体29cを介して接続され、出力軸29bが入力軸29aに対して、所要量だけ偏心および偏角しうるようにした公知のものを用いるのが好ましい。
また、左右の回転軸23、23は、汚物処理槽17の前後の端部より同様に突出させてあるので、汚物処理槽17の前後の向きを反転させて筐体11の正規位置に装着したときにも、左右の回転軸23、23の端部は、カップリング30、30に嵌合することができる。
また、仕切板12の上部には、複数の排気孔33が、左右方向に並べて設けられ、仕切板12の下部中央には、1個の空気取入口34が設けられている。
図2、および図4〜図6に示すように、除湿機39は、前後両側面に吸気口40(後面のものは図示略)を備え、この吸気口40より吸気した空気中に含まれる湿気を除湿水として除去し、この除湿水を、前面下部に設けた排水口41より排出し、また、除湿された乾燥空気を、一側面上部に設けた排気口42より排出するようになっている。
接続口46は、補助底板35の下面に設けた左右方向を向く送気ダクト47の一側端部に連通されている。
このときの各回転軸23の後端部とカップリング30とのわずかな偏心や偏角は、トーションダンパ29により吸収されるので、回転軸23の後端部とカップリング30との接続は、円滑かつ迅速に行われる。
このように、前面板14を外して、使用済みの汚物処理槽17と交換用の汚物処理槽17とを入れ替えるだけで、メンテナンス作業を簡単かつ迅速に行うことができるので、辺境地や山間部等に設置した仮設トイレ等に好適である。
また、このような作業を、現場において行う必要がないので、メンテナンス作業が著しく軽減される。
この水分センサ66に代えて、汚物処理装置2内の湿度を検出する湿度計(湿度検出手段)(図示略)を用いてもよい。
仮設トイレから外部に自然放出する水分量と、汚物処理装置に供給される屎尿の水分量とがバランスすると、原理的には、貯水タンクへの外部からの水の補給は不要となる。
(A) 足踏み式のポンプ50に代えて、電動式のポンプを用い、これを図8に示す電動ポンプ68と共用する。
(B) 貯水タンク44を、トイレユニット7内、または補助室38内に配設する。
(C) 水使用装置を、手洗い用の給水装置その他とする。手洗い用の給水装置とする場合は、その前段に殺菌装置や濾過装置を設けるのが好ましい。
(D) 貯水タンク44に、雨水をも貯留するようにする。
(E) 除湿機の除湿能力を切り換え可能とし、汚物処理装置内の湿度または分解促進物質の含水率の程度に応じて、除湿機の除湿能力を切り換えるようにする。
2 汚物処理装置
3 床板
4 便器(水使用装置)
5 扉
6 外装体
7 トイレユニット
8 底板
8a 受孔
9 側板
10 後面板
11 筐体(ベース)
12 仕切板
13 ステップ
14 前面板
15 ボルト
16 ローラーコンベヤ(ベース側ガイドレール)
16a 枠材
16b ローラ
16c 軸
17 汚物処理槽
18 底板
19 側板
20 前面板
21 後面板
22 外向鍔部
23 回転軸
23a 尖先部
24 軸受装置
25 攪拌翼
26 分解促進物質
27 ギヤードモータ(駆動手段)
28 出力軸
29 トーションダンパ
29a 入力軸
29b 出力軸
29c 弾性体
30 カップリング
31 通孔
32 ヒータ
33 排気孔
34 空気取入口
35 補助底板
36 ブラケット
37 補助室カバー
37a 切欠き
38 補助室
39 除湿機
40 吸気口
41 排水口
42 排気口
43 排水管
44 貯水タンク
44a 給水口
44b 注水口
45 排気ダクト
46 接続口
47 送気ダクト
48 可撓性ダクト
49 再循環管
50 ポンプ(給水手段)
51 吸込管
52 送水管
53 本体
54 ペダル
55 汚物処理槽搬送車
56 車輪
57 台車
58 ローラーコンベヤ
59 高さ調整手段
60 位置決め手段
61 小便器
62 貯尿タンク
63 電磁弁
64 給液管
65 貯尿センサ
66 水分センサ(水分検出手段)
67 送水管
68 電動ポンプ
69 制御装置
Claims (6)
- 攪拌翼を作動させることにより、汚物を、分解促進物質とともに攪拌して、分解処理するようにした汚物処理装置の上方に、便器を含むトイレユニットを取り付けた仮設トイレにおいて、
前記汚物処理装置内の空気を吸引して、その空気中に含まれる湿気を除湿水として除去し、前記除湿水を排水口より、また除湿された乾燥空気を排気口より排出するようにした除湿機と、
前記除湿機における排水口に排水管をもって接続され、除湿水を貯留する貯水タンクと、
この貯水タンクに貯留された除湿水を水使用装置に給水する給水手段と、
前記除湿機における排気口と汚物処理装置における空気取入口とに接続され、除湿機の排気口から排出される乾燥空気を汚物処理装置内に再循環させる再循環管
とを備えることを特徴とする仮設トイレ。 - 給水手段を、除湿水を便器に洗浄水として供給するポンプとした請求項1記載の仮設トイレ。
- ポンプを、足踏み式のものとした請求項2記載の仮設トイレ。
- 汚物処理装置に、その内部の湿度または分解促進物質の含水率を検出する湿度または水分検出手段を設け、この湿度または水分検出手段が、予め定めた設定湿度または設定含水率以下となったことを検出したとき、貯水タンク内の水を、給水手段により、汚物処理装置内に供給するようにした請求項1〜3のいずれかに記載の仮設トイレ。
- トイレユニットが、小便器と大便器とを備えるものとし、前記小便器に貯尿タンクを接続し、貯尿タンク内の尿を、電磁弁を介して汚物処理装置内に導くようにし、前記貯尿タンクに、貯尿タンク内に尿が貯留されていることを検出する貯尿センサを設け、この貯尿センサが貯尿を検出しており、かつ湿度または水分検出手段が、予め定めた設定湿度または設定含水率以下となったことを検出したとき、汚物処理装置内への貯水タンク内の水の供給に先だって、前記電磁弁を開いて、貯尿タンク内の尿を、電磁弁を介して汚物処理装置内に供給するようにした請求項4記載の仮設トイレ。
- 汚物処理装置を、回転軸に設けた攪拌翼を回転させることにより、汚物を、分解促進物質とともに攪拌して、分解処理するようにした汚物処理槽と、該汚物処理槽が着脱自在に設けられ、かつ前記回転軸を回転させる駆動手段が設けられたベースと、前記駆動手段の出力部材に設けられ、かつ前記汚物処理槽をベースにおける正規の装着位置に装着したとき、前記回転軸に相対回転不能として係合するようにしたカップリングとを備えるものとした請求項1〜5のいずれかに記載の仮設トイレ。
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- 2010-07-09 JP JP2010156572A patent/JP2012017624A/ja active Pending
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