JP4282333B2 - バス運行管理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、狭域通信(DSRC:Dedicated Short−range Communication)のデータ通信規格に準拠して、情報端末から情報管理装置にバスの乗車要求を伝送し、情報管理装置からの指示でバスの運行を管理するバス運行管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バス運行においては、利用者とバス運行業者(運行管理者)との間では情報交換がなされておらず、バス運行業者が固定の路線(ルート)を敷き、時刻表どおりにバスを運行させることが、集客率とコスト見合いの関係から、適当とされていた。
【0003】
また従来、無線装置を用いて、自車両の位置から運行管理上、最適な車両配置を行うバス運行管理システムが、例えば特許文献1などで知られている。しかしこのバス運行管理システムでは車両位置こそ特定できるものの、交通集中による道路渋滞、不測事態による、利用者への便宜は図れない。
【0004】
また従来、各バスから既知局に送信するデータが基準点からの走行距離を示すように定期的にデータ収集することにより、バス接近表示の精度を向上させるバス運行管理システムが特許文献2に開示されている。しかしこのバス運行管理システムでは停留所に接近するバスの挙動を知ることができるものの、利用者へのサービス期待度としては、十分ではない。
【0005】
【特許文献1】
特開昭57−94899号公報
【0006】
【特許文献2】
特開昭63−288400号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような問題を解決するために、本発明は、利用者が要求した情報に基づき運行管理者が最適な状態でバスの配車を行うことができるバス運行管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のバス運行管理方法は、情報管理装置が、通信ネットワークを介して送信された、バス利用者からの乗車要求信号の有無を判断する段階と、前記乗車要求信号が有ったときに、前記情報管理装置が、現在のバス走行位置がルート内外かを判断する段階と、ルート外であった場合に、前記情報管理装置がダイヤ内外を判断する段階と、ダイヤ内である場合には、前記情報管理装置が、他停留所に他客利用者による乗車要求信号の有無を確認し、前記乗車要求信号が有れば前記通信ネットワークを介して要求停留所に赴くようバスに表示する段階と、ダイヤを大きく外れる場合には、前記情報管理装置が、前記他停留所で前記利用要求信号が有っても無視し、ルート運行区間の走行に立ち戻ってバス運行を継続するよう、前記通信ネットワークを介して前記バスに表示する段階とを含むことを特徴とする。
【0009】
このような構成により、バス運用管理者は、バスへの乗車要求を元に、該当停留所にバスを配車して要求通りに利用者を乗車させることができ、乗車待ち時間を少なくし効率の良いバスの運行管理を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムの構成を示すブロック図である。図1において本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムは、有線通信ネットワーク23を介して複数の情報収配信装置41と接続される情報管理装置91と、情報収配信装置41と有線で接続される第1の無線装置31及び第2の無線装置32と、第1の無線装置31と第1の無線通信ネットワーク21を介して接続される利用者所有の情報端末11と、第2の無線装置32と第2の無線通信ネットワーク22を介して接続されるバス設置の情報端末12とから構成されている。なお、図1において情報収配信装置41は、情報収集機能と情報配信機能に機能分離することが可能で、図2においては機能分離した装置名にしている。また、図2において第1の無線装置31は発信用の情報端末11から情報を取得し、また第2の無線装置32は受信用情報端末12に情報を伝達するように機能を分けて説明しているが、無線装置としての構成は同一のもので、情報端末との間でDSRC通信プロトコルを介してDSRC通信を行うものである。なお、狭域通信(DSRC)については、社団法人電波産業会(ARIB)のSTD―T75で規定されているものを援用するものである。
【0012】
図2は本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムの構成を示す図であり、図1の構成を機能分けして示したものである。
【0013】
図2を用いて本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムの動作概要を説明する。図2に示す本発明のバス運行管理システムにおいて利用者は、狭域通信(DSRC:Dedicated Short-range Communication)を行うための情報端末11を所持する。利用者が停留所51からバスに乗車しようとした場合、情報端末11に内蔵されたDSRC通信機能を使用して停留所51付近に設置された第1の無線装置31に乗車要求データを伝達する。
【0014】
利用者の乗車要求データは第1の無線装置31により受信され、有線で接続された情報収集装置42にリアルタイムで伝送され、さらに情報収集装置42から有線通信ネットワーク23経由で情報管理装置91に乗車要求データがリアルタイムで伝送される。これによりバス運行管理者はバスに乗車したい利用者が停留所51に居ることを知ることができる。
【0015】
情報管理装置91に伝達される乗車要求データには、少なくとも、乗車停留所名称、乗車時刻、降車停留所名等の情報が含まれるようにする。これらの情報は、利用者が所持する情報端末11に予め蓄積しておいて利用時に例えば定期券代わりに伝達するようにすることができ、また、利用時にその都度、データ入力して回数券代わりに伝達するようにすることができる。
【0016】
情報管理装置91では、利用者から伝達されてきた乗車停留所名称、乗車時刻、降車停留所名等の情報をディスプレイに表示し、運行管理者はディスプレイに表示された内容を見て、停留所51に寄って利用者を乗せることができるバスを検索し、配車指令データを情報管理装置91から有線ネットワーク23経由で情報配信装置43に伝達する。情報配信装置43は第2の無線装置32を使用してDSRC通信機能により情報端末12に伝達する。情報端末12を所持するバス運転手は、停留所51に寄って利用者を乗車させる。
【0017】
このように利用者の条件にマッチするようにバスを配車することができ、これにより、利用者に対し乗車待ち時間を少なくし、効率の良いバス運行管理を行うことができる。
【0018】
また情報端末11に予め蓄積しておいた情報の中にデマンド運行(該当の路線以外の別の路線への運行)を依頼できる情報が入っている場合には、該当の路線以外の別の路線への運行を可能とする。
【0019】
さらに、肢体不自由な利用者が乗車要求データを伝達してきた場合には、優先乗車を行えるように配車したりすることも可能である。また情報端末11を使用する乗車要求にてバス乗車ができるようになることから、バス乗車時の整理券発行時間やバス降車時の現金支払い時間を省略することができるので、バス運行スケジュールに余裕を持たせることができる。
【0020】
図3は、本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムにおける乗車要求処理動作を説明するためのフローチャートである。図3においてまずバスの運行開始によりシステムにおける乗車要求処理動作を開始する(ステップ31、なお、ステップをSと略記する。以下、同じ)。
【0021】
次に、バスが通常バスルートを巡回するとともに利用者からの乗車要求の有無を判断する(S32)。つまり、利用者が情報端末11を使ったDSRC通信で乗車要求が情報収集装置42経由で情報管理装置91に伝達されたかを調べて、乗車希望がDSRC処理されていれば乗車要求ありと判断される。
【0022】
ここで、乗車要求が有ったものとすると、現在のバス走行位置がルート内外かを判断する(S33)。ルートの内か外かは、ルートマップとの突合せにより実施する。その結果、ルート外であれば、次に、ダイヤ内外を判断する(S34)。ダイヤの内か外かは、運行ダイヤとの突合せにより実施する。その結果、ダイヤ内である場合には、センター(運行管理者)に問合せをして他停留所に他客利用者が乗車要求をしているかを確認する(S35)。そして要求停留所に赴いて他客利用者を乗車させる(S36)。その後、ルート運行区間の走行に戻り、ルート運行区間終了にて乗車要求処理動作を終了する。
【0023】
一方、ダイヤ外(ダイヤを大きく外れる)であれば、他停留所で利用要求があっても無視(次のバスに任せる)し、ルート運行区間の走行に立ち戻ってバス運行を継続する(S37、S38)。その後、ルート運行区間の走行終了にて乗車要求処理動作を終了する。
【0024】
また上記ステップ33で、ルート内であれば、センター(運行管理者)に問合せをして他停留所に他客利用者が乗車要求をしているかを確認する(S39)。そして要求停留所に赴いて他客利用者を乗車させる(S40)。その結果、ルート運行区間の走行に立ち戻り、バス運行を継続する(S38)。その後、ルート運行区間の走行終了にて乗車要求処理動作を終了する。
【0025】
なお上記ステップ32で、乗車要求が無ければ、ルート運行区間を走行して通常バス運行を継続する(S37、S38)。その後、ルート運行区間の走行終了にて乗車要求処理動作を終了する。
【0026】
図4は、本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムにおける降車要求処理動作を説明するためのフローチャートである。なお図4における降車要求処理動作フローは図3における乗車要求処理動作フローが前提となっていることは言うまでもない。
【0027】
図4においてバス運行管理システムにおける降車要求処理動作は、まずバスに乗車中の利用者からの降車要求の有無を判断する(S41)。つまり、乗車時、もしくは、乗車中に利用者が情報端末11を使ったDSRC通信で降車要求が情報収集装置42経由で情報管理装置91に伝達されたかを調べる。該当停留所を通過していない場合にDSRC処理されていれば降車要求があったものと判断される。
【0028】
ここで、降車要求が有った場合には、現在のバス走行位置がルート内外かを判断する(S42)。ルートの内か外かは、ルートマップとの突合せにより実施する。その結果、ルート外であれば、次に、ダイヤ内外を判断する(S43)。ダイヤの内か外かは、運行ダイヤとの突合せにより実施する。その結果、ダイヤ内である場合には、センター(運行管理者)に問合せをして他停留所に他客利用者が乗車要求をしているかを確認する(S44)。そして要求停留所に赴いて降車希望の利用者をバス停で降車させ、他客利用者を乗車させる(S45)。その後、ルート運行区間の走行に戻り、降車希望の利用者を所定の停留所で降車させ、運行終了(S48)にて降車要求処理動作を終了する。
【0029】
一方、ダイヤ外(ダイヤを大きく外れる)であれば、他停留所で利用要求があっても無視(次のバスに任せる)し、ルート運行区間の走行に立ち戻り、降車希望の利用者を所定の停留所で降車させ、バス運行を継続する(S46、S47)。その後、運行終了(S48)にて降車要求処理動作を終了する。
【0030】
また上記ステップ42で、ルート内であれば、センター(運行管理者)に問合せをして他停留所に他客利用者が乗車要求をしているかを確認する(S49)。そして要求停留所に赴いて降車希望の利用者をバス停で降車させ、他客利用者を乗車させる(S50)。その後、ルート運行区間の走行に立ち戻り、降車希望の利用者を所定の停留所で降車させ、バス運行を継続する(S47)。次いで、運行終了(S48)にて降車要求処理動作を終了する。
【0031】
なお上記ステップ41で、降車要求が無ければ、ルート運行区間を走行し降車希望の利用者を所定のバス停で降車させ、通常バス運行を継続する(S46、S47)。その後、運行終了(S48)にて降車要求処理動作を終了する。
【0032】
図5は、本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムを適用したある地域におけるバスルートと停留所の関係を示す図である。なお図5において通常のバスルートは点線軌跡で表しており、また、ルート外乗降区間を一点鎖線で表し、ルート外乗降が可能となるのは図5の一点鎖線内であることを示している。
【0033】
図5において、運行中のバス101が通常バスルート(ルートマップ(点線)上)からルート外乗降区間(一点鎖線内)に入った後、▲1▼バス搭乗者のうちでこの区間にあるバス停(停留所x71〜停留所z73)で降車したい場合、▲2▼この区間にあるバス停(停留所x71〜停留所z73)にバス待ちの利用者が現れた場合、▲3▼上記▲1▼もしくは▲2▼を満足し、通常バスルートにある停留所(停留所b62〜停留所i69)での乗車希望者がいないか、乗客の待ち時間に対して対応可能な範囲で運行できると判断した場合(ダイヤとの突合せ)、のいずれかの条件が成立すれば、ルート外乗降区間(一点鎖線内)にバス101を進めて運行することができる。つまり上記条件▲1▼〜▲3▼を満たす条件は、図3、及び図4の各要求処理動作におけるルート外、ダイヤ内を満たす処理ステップにより実施されることとなる。なおタクシー等による適正配車と異なる点は、不特定多数の利用者を一度に複数の目的地まで運び届けることにある。
【0034】
図6は、本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムを適用した場合のバス運行スケジュール表を示す図である。図6に示すバス運行スケジュール表は、図5に示した停留所のある日の午前10時台の停留所毎の出発時刻予定であり、バスの運行は、通常、標準時刻どおりに運行するようにスケジュールが組まれている。
【0035】
本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムでは、図6に示す標準時刻どおりに運行するようにスケジュールが組まれバスの通常運行中でも図5に示すようにルート外乗車区間(一点鎖線内)で乗車要求が発生した場合は、図6に示すデマンド運行1〜n(nは任意に定める整数、図6の場合はn=2について示している)に従ってバスを運行する。
【0036】
例えば図6におけるデマンド運行1では、まず停留所aを出たら、すぐにルート外の停留所xに立ち寄り、また標準バスルートに戻り、停留所bを経由し、さらにルート外の停留所yに立ち寄り、また標準バスルートに戻り、停留所cを経由していく。以後、標準時刻に従って通常運行して、停留所hを過ぎてから、再度ルート外の停留所zに立ち寄り、また標準バスルートに戻り、停留所iを経由するルートを辿ることになる。
【0037】
これらの運用条件をテーブル化して、図1に示した情報管理装置91にて管理運用する。つまり、利用者の所持する情報端末11からデマンド運行要求が発生した場合には、運用管理装置91は、デマンド運行要求が有ったことを情報配信装置43を介して通常運行中のバス運転手の情報端末12に伝達してデマンド運行させるとともに運用管理装置91の運行管理者は図6に示した該当するデマンンド運行ダイヤに基づいて運行管理するようにしている。
【0038】
図7は、本発明の実施形態に係る停留所の位置と無線装置がカバーするDSRC通信エリアとの関係を示す図である。図7に示されるように停留所付近におけるDSRC通信エリア(点線で範囲を表示)は、いたずらに広くても、利用者がバスに乗らない可能性もあるため、停留所での乗車待ちが行えるエリア(停留所エリア)をカバーできる範囲にとどめ、DSRC通信エリア内において情報端末11を使った利用者からの乗車要求を受信できるようにしている。無線装置31の先には図7に示していないが情報収集装置42が有線で接続されており、情報収集装置42は、複数の無線装置を管理するようにしているため、情報収集装置42はテリトリーとして管理する通信エリアを持つことになる。情報配信装置43においても同様である。
【0039】
図8は、本発明の実施形態に係る情報収集装置と停留所付近に設置される無線装置との関係を示す図である。図8において無線装置31は一つの(あるいは複数であっても可能とする)情報収集装置42と有線で接続され、情報端末11がDSRC通信規格に基づいて発する乗車要求情報を受信して情報収集装置42に伝達し、情報収集装置42では伝達されたDSRC通信規格に基づく情報の処理を行う。
【0040】
ここで無線装置と情報管理装置とを直結しないで情報収集装置を介在させたことの意義について説明する。まず、情報収集装置42で停留所a〜zまでの情報を一括管理することができるということで意義が認められる。次に、停留所a〜zから発せられる情報を情報収集装置42が中継装置としての役割を果たして情報管理装置91への情報集中を避けることができるということで意義が認められる。
【0041】
図9は、本発明の実施形態に係る情報収集装置で実施されるアドレス変換テーブルの例を示すものであり、情報端末に付された端末ID番号がアドレス変換テーブルによりIPアドレスに変換される。なお、情報配信装置においては、情報収集装置とは逆にIPアドレスがアドレス変換テーブルにより端末IDに変換される。このようなアドレス変換を実施することで情報端末をインターネットプロトコル対応にした端末としての多様性を持たせることができる。
【0042】
図10は、本発明の実施形態に係る情報管理装置から情報端末へ着信させる際の信号の流れを示す図である。図10において、まず、▲1▼として、情報管理装置91からIPアドレスに対応付けられた情報端末12に発信が行われる。すなわち有線通信ネットワーク23上でブロードキャストが行われ、着信先の情報端末12からの応答を待つことになる。
【0043】
情報端末12は情報配信装置43の輩下にあるため、▲2▼として、情報配信装置43が情報端末12の代わりに応答する(情報端末12はアドレス変換がなされてDSRC通信を実行する装置ゆえに直接応答不可)。
【0044】
次に、▲3▼として、情報管理装置91から情報配信装置43へ情報を配信する(配信したい情報を伝送する)。
【0045】
情報配信装置43では、▲4▼として、図9に示すアドレス変換テーブルに基づいてIPアドレスを元に端末IDにアドレス変換を実施する。
【0046】
変換された端末IDを元に、▲5▼として、情報配信装置43から無線装置32を介して当該端末IDを有する情報端末12へDSRC通信により配信したい情報を伝送する。
【0047】
情報端末12は、▲6▼として、情報管理装置91から配信された情報を受信する。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明は、利用者が所持する情報端末からDSRC技術を用いて情報収配信装置に乗車意志を伝達し、さらにその情報が情報管理装置に在席する運用者にリアルタイムで伝わり、運用者は、利用者が発信した該当停留所にバスをすぐさま配車し、利用者を遅滞なく乗車させることができるので乗車待ち時間を少なくすることでき、これにより効率の良いバス運行管理を行うことができるという効果を有する。
【0049】
また本発明は、情報端末に予め記録させておいた情報をバス利用に際して提示することにより、デマンド運行(該当の路線以外の経路へのバス運行)を可能とし、さらに、利用者が肢体不自由者であった場合、優先乗車を可能とし、その上、停留所における乗車時の整理券発行時間や現金支払い時間を省略できるので、交通渋滞の緩和や環境問題に配慮したバス運行を行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムの構成を示す別の図
【図3】本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムにおける乗車要求処理動作を説明するためのフローチャート
【図4】本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムにおける降車要求処理動作を説明するためのフローチャート
【図5】本発明の実施の形態に係るバス運行管理システムを適用したある地域におけるバスルートと停留所の関係を示す図
【図6】本発明の実施形態に係るバス運行管理システムを適用した場合のバス運行スケジュール表を示す図
【図7】本発明の実施形態に係る停留所の位置と無線装置がカバーするDSRC通信エリアとの関係を示す図
【図8】本発明の実施形態に係る情報収集装置と無線装置との関係を示す図
【図9】本発明の実施形態に係る情報収集装置で実施されるアドレス変換テーブルの例
【図10】本発明の実施形態に係る情報管理装置から情報端末へ着信させる際の信号の流れを示す図
【符号の説明】
11 情報端末
12 情報端末
21 第1の無線通信ネットワーク
22 第2の無線通信ネットワーク
23 有線通信ネットワーク
31 第1の無線装置
32 第2の無線装置
41 情報収配信装置
42 情報収集装置
43 情報配信装置
91 情報管理装置

Claims (1)

  1. 情報管理装置が、通信ネットワークを介して送信された、バス利用者からの乗車要求信号の有無を判断する段階と、
    前記乗車要求信号が有ったときに、前記情報管理装置が、現在のバス走行位置がルート内外かを判断する段階と、
    ルート外であった場合に、前記情報管理装置がダイヤ内外を判断する段階と、
    ダイヤ内である場合には、前記情報管理装置が、他停留所に他客利用者による乗車要求信号の有無を確認し、前記乗車要求信号が有れば前記通信ネットワークを介して要求停留所に赴くようバスに表示する段階と、
    ダイヤを大きく外れる場合には、前記情報管理装置が、前記他停留所で前記利用要求信号が有っても無視し、ルート運行区間の走行に立ち戻ってバス運行を継続するよう、前記通信ネットワークを介して前記バスに表示する段階と、を含むバス運行管理方法。
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