JP2002298288A - 運行管理システム及び通信端末装置 - Google Patents

運行管理システム及び通信端末装置

Info

Publication number
JP2002298288A
JP2002298288A JP2001097963A JP2001097963A JP2002298288A JP 2002298288 A JP2002298288 A JP 2002298288A JP 2001097963 A JP2001097963 A JP 2001097963A JP 2001097963 A JP2001097963 A JP 2001097963A JP 2002298288 A JP2002298288 A JP 2002298288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
unit
transmitting
boarding request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001097963A
Other languages
English (en)
Inventor
Mika Nishiyama
美香 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001097963A priority Critical patent/JP2002298288A/ja
Publication of JP2002298288A publication Critical patent/JP2002298288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスやタクシーを利用するユーザの要求を伝
達可能な運行管理システムおよびこれに用いられる通信
端末装置を提供する。 【解決手段】 車両への乗車要求を入力する入力手段と
前記乗車要求を含む情報の送信が可能な送信手段とを有
してなる第1の通信手段と、車両に搭載され、前記車両
の位置を示す位置情報を検出する検出手段と前記位置情
報を含む情報の送受信が可能な第1の送受信手段とを有
してなる第2の通信手段と、前記送信手段および前記第
1の送受信手段との間で情報の送受信が可能な第2の送
受信手段と前記第1の送受信手段から送信された位置情
報を記憶する記憶手段とを有してなる管理手段とを備
え、前記管理手段は、前記送信手段から送信された乗車
要求を受信した場合に、前記記憶手段に記憶した位置情
報に基づき前記乗車要求に対応する車両を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路線バスやタクシ
ー等の車両の運行に関し、ユーザからの要求に基づきデ
ータ通信を行う運行管理システム及びこれに用いられる
通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】路線バスの運行は、道路の混雑状況によ
って、時刻表通りに運行されることは非常に困難であ
る。従って、路線バスの利用者は、いつ来るとは分から
ないバスを待たなければならない場合が多いという問題
がある。
【0003】この問題の解決を目的としたものに、特開
平11−134598号公報に示されているように、交
通渋滞の発生のため、路線バスの到着時刻の遅延が予測
されることをバス停留所のバス利用客にすみやかに通報
できる路線バス・ロケーションシステムがある。このシ
ステムでは、路線バスが交通渋滞の中にあることを示す
情報をバス運行管理センターに無線手段で通報し、前記
バス運行管理センターは、前記情報に基づき渋滞情報を
生成し、バス停留所に無線手段で送信することとしてい
る。このように、無線手段を利用して路線バスからの情
報をバス運行管理センター及びバス停留所に送信するこ
とにより、バスの運行状況を利用客が容易に知ることが
できる。
【0004】また、タクシー業務においても、特開平1
1−143947号公報に記載されているように、最適
な配車を行うために、GPSを利用して、タクシーに搭
載した移動局からの情報をもとに、移動局の現在位置と
その移動局の通過した道路の状況を把握できる車両運行
管理システムがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、通信装
置を利用して、バスやタクシーの運行を管理するシステ
ムがある。しかし、上記システムでは、バスやタクシー
に対して、ユーザからの要求を伝える手段がなかった。
【0006】例えば、複数の路線が停車するバス停に人
が待っていても、待っている人がどのバスに乗りたいの
かをバスの運転手は知ることが出来ない。そのため、運
転手は停車する必要のないバス停に停車し、時間を無駄
にするという問題がある。また、バス停留所付近に運転
手の視界を遮るものがあった場合、利用者が待っていた
にもかかわらず、バスの運転手が待っている人を確認で
きず、通過してしまうという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、バスやタクシーを利用
するユーザの要求を伝達可能な運行管理システムを提供
することを目的とする。また、このシステムに用いられ
る通信端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる運行管理システムは、車両への乗車
要求を入力する入力手段と前記乗車要求を含む情報の送
信が可能な送信手段とを有してなる第1の通信手段と、
車両に搭載され、前記車両の位置を示す位置情報を検出
する検出手段と前記位置情報を含む情報の送受信が可能
な第1の送受信手段とを有してなる第2の通信手段と、
前記送信手段および前記第1の送受信手段との間で情報
の送受信が可能な第2の送受信手段と前記第1の送受信
手段から送信された位置情報を記憶する記憶手段とを有
してなる管理手段と、を備え、前記管理手段は、前記送
信手段から送信された乗車要求を受信した場合に、前記
記憶手段に記憶した位置情報に基づき前記乗車要求に対
応する車両を選択することを特徴とする。
【0009】また、本発明にかかる通信端末装置は、車
両に搭載して用いられることを特徴とし、前記車両の位
置を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果を送
信する送信手段と、前記車両への乗車要求を受信する受
信手段と、前記乗車要求を表示する表示手段と、を備え
ている構成とする。
【0010】また、本発明にかかる通信端末装置は、車
両への乗車要求を入力する入力手段と前記乗車要求を送
信する送信手段とを備え、前記入力手段は車両の運行会
社および行き先を指定する手段と前記乗車要求の送信を
許可する手段とを有していることを特徴とする。
【0011】また、本発明にかかる運行管理装置は、車
両への乗車要求を送信可能な第1の通信装置と車両の位
置情報を送信可能な第2の通信装置との間で情報を送受
信する送受信手段と、前記第2の通信装置から送信され
た位置情報から前記車両の運行状況を予想した運行予想
情報を生成する情報生成手段と、前記運行予想情報と前
記第2の通信装置から送信された位置情報を対応付けて
記憶する記憶手段と、前記第1の通信装置から送信され
た乗車要求を受信した場合に前記記憶手段に記憶された
情報に基づき前記乗車要求に対応する車両を選択する選
択手段と、を備え、前記送受信手段は、前記第1の通信
装置に前記選択手段に運行予想情報を送信し、前記選択
された車両に搭載された第2の通信装置に前記乗車要求
を送信することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形
態にかかる乗車要求システムの一構成例を示す図であ
る。図において、101は、ユーザとともに移動するこ
とが可能な移動無線端末であり、現在位置の位置情報を
取得し、その位置情報を含めたデータの送信および受信
を行う機能を有する。103は、バスなどの車両104
に搭載された車載無線端末であり、現在位置の位置情報
を取得しその位置情報を含めたデータの送信および受信
を行う機能を有する。105は、移動無線端末101お
よび車載無線端末103からデータを受信して管理する
管理システムである。
【0013】図2は、移動無線端末101、車載無線端
末103、管理システム105の内部構造の例を示す図
である。図2において、201〜206は、移動無線端
末101の内部構造を示している。201は管理システ
ム105と通信を行う無線通信手段、202は移動無線
端末101の現在位置の位置情報を取得する位置情報取
得手段、203はユーザの操作入力を受け付ける操作入
力手段、204は操作入力手段203で受信した操作入
力や無線通信手段201で受信した情報を表示する表示
手段、205は移動無線端末101を所有するユーザの
識別情報などを記憶した個人情報記憶手段であり、これ
らは制御手段206によって制御される。
【0014】また、207〜212は、車載無線端末1
03の内部構造を示している。207は管理システム1
05と通信を行う無線通信手段、208は車載無線端末
103の現在位置の位置情報を取得する位置情報取得手
段、209は無線通信手段207で受信した情報を表示
する表示手段、210は車両の識別情報などを記憶した
車両情報記憶手段、211は操作入力を受け付ける操作
入力手段であり、これらは制御手段212によって制御
される。
【0015】また、213〜215は、管理システム1
05の内部構造を示している。213は移動無線端末1
01や車載無線端末103と通信を行う無線通信手段、
214は移動無線端末101や車載無線端末103から
受信した情報を管理・記憶する管理情報記憶手段であ
り、これらは制御手段215によって制御される。
【0016】移動無線端末101は、携帯電話や携帯情
報端末などの移動通信手段である。ユーザは、表示手段
204の表示に従い、操作入力手段203で対話的に操
作することが可能である。また、車載無線端末103
は、例えばカーナビなどのような車載用情報端末に無線
通信機能を備えたものである。移動無線端末101およ
び車載無線端末103と管理システム105との通信に
は、無線の公衆網を用いる。
【0017】なお、移動無線端末101および車載無線
端末103の位置情報取得に関しては、公知の技術を用
いる。例えば、GPS(Global Positioning System)と通
信して行う方法や、特開平7−111675号公報に記
載された固定位置に設けられた基地局からの距離を測定
することによって位置情報を得る方法などがある。
【0018】以下、図3〜図5を用いて、本発明を路線
バスの乗車要求システムに適用した第1の実施形態につ
いて説明する。
【0019】図3は、移動無線端末101の表示手段2
04に表示される画面例を示している。ユーザは、例え
ばバス停に来たときに、移動無線端末101を用いて管
理センタ105にアクセスし、乗車要求システムを呼び
出す。301は、このときの画面例を示している。画面
例301では、ユーザがバス会社と路線を選択するプル
ダウンメニュー302、303を設けている。また、選
択した内容を確認し、乗車要求を送信するかどうかを判
断するためのYesボタン304とNoボタン305を設け
ている。ユーザが、プルダウンメニュー302、303
でバス会社と路線を選択し、Yesボタン304を選択す
ると、移動無線端末101は乗車要求を管理システム1
05に送信する。
【0020】尚、プルダウンメニューによる選択に限定
するものではなく、ユーザが任意に入力できるようにし
ても良い。但し、管理システム105で管理されるバス
会社および路線をプルダウンメニュー302、303で
選択できるようにしておくことにより、ユーザは希望す
るバス会社等を容易に入力でき、使い勝手が向上する。
【0021】また、306は、乗車要求の送信が終了し
たときの画面例を示している。307は、ユーザの乗車
要求が登録されたバスの到着予定時間、すなわち時刻表
などで予め設定された時刻を表示している。308は、
道路状況などから推測したバスの予想到着時刻を表示し
ている。また、309は、バスの現在位置を表示してい
る。
【0022】図4は、車載無線端末103の表示手段2
09に表示される画面例を示している。401は、車載
無線端末103を搭載したバス104が、管理システム
105から受信した乗車要求受信状況を表示した例を示
している。ここで、402は、バス104が次に停車す
るバス停のバス停名と、そのバス停から受信した乗車要
求が0人であることを示している。また、403は、4
02で示したバス停の次に停車するバス停のバス停名
と、そのバス停から受信した乗車要求が1人であること
を示している。
【0023】制御手段212は、バス104がバス停を
通り過ぎると自動的に画面401を更新する。404
は、402に表示されていたバス停を通過したときの画
面例を示している。405は、402で表示していたバ
ス停の代わりに、403で表示されていたバス停におけ
る乗車要求の状況が表示されている。また、406に
は、405で示したバス停の次に停車するバス停のバス
停名と、そのバス停から受信した乗車要求が3人である
ことを示す表示が新たに追加している。尚、制御手段2
12は、新しい乗車要求を受信すると、401や404
の画面の乗車要求受信の人数をリアルタイムに更新す
る。
【0024】図5は、管理システム105の管理情報記
憶手段214で記憶する管理情報の一例を示している。
管理情報記憶手段214には、運行管理テーブル501
と乗車要求管理テーブル502とを記憶する。
【0025】運行管理テーブル501には、車載無線端
末103を搭載したバス104の識別番号(501では
バスID)に対応して、路線名や現在位置、運行速度等
のバスの状況およびそのバスに対応した乗車要求管理テ
ーブルのファイル名を記憶する。
【0026】502は、運行管理テーブル501の識別
番号B00001のバス104に対応付けられた乗車要求管理
テーブルB00001.tblの記憶内容を示したものである。乗
車要求管理テーブル502には、識別番号B00001のバス
104が運行するバス停の位置、バス停間の距離、予定
到着時刻、予想到着時刻とを記憶する。さらに、受信し
た乗車要求の数およびバス停の通過状況を記憶する。こ
こで、予定到着時刻とは、時刻表などで予め設定された
バス停の到着時刻である。また、予想到着時刻とは、運
行管理テーブル501の運行速度などから予想されるバ
ス停の到着時刻である。また、バス停は、バス104が
運行する順序で記録されている。尚、同じバス停名が複
数ある場合は、番号などを付加して記録することが望ま
しい。
【0027】次に、第1の実施形態にかかる乗車要求シ
ステムの動作を図2を用いて説明する。車載無線端末1
03は、車両情報記憶手段210にバス104の識別番
号と運行する路線名とを記憶する。同じバスが時間帯に
よって異なる路線を運行する場合、路線名はバスの運転
手が手動で入力するか、行き先表示などと連動して自動
で路線名を取得するなどして記憶する。制御手段212
は、無線通信手段207を介して、バス104が運行を
開始する時に、車両情報記憶手段210に記憶した識別
番号と路線名とともに運行を開始したことを管理システ
ム105に送信する。この送信は、バス104の運転手
が操作入力手段211で送信命令を入力するというよう
にしてもよいし、制御手段212が自動的に運行開始を
検知して送信するというようにしてもよい。
【0028】運行開始後、車載無線端末210は、位置
情報取得手段208で現在位置の位置情報を取得し、無
線通信手段207を介して定期的に管理システム105
へ送信する。定期的とは、例えば30秒などの一定時間
ごととするか、または一定距離を走行するたびに送信す
るというようにしてもよい。また、このとき車両情報記
憶手段210に記憶されたバス104の識別情報も含め
て送信する。
【0029】管理システム105の制御手段215は、
無線通信手段213を介して車両無線端末103から運
行開始を受信する。受信した識別番号と路線名を管理情
報記憶手段214に記憶した運行管理テーブル501に
登録する。その後、制御手段215は、無線通信手段2
13を介して車載無線端末103から位置情報と識別情
報を受信すると、管理情報記憶手段214に記憶した運
行管理テーブル501に、識別情報に対応した現在位置
を記憶する。位置情報は車載無線端末103から定期的
に送信されるので、制御手段215は位置情報を受信す
る度に、運行管理テーブル501に記憶した情報をアッ
プデートする。また、制御手段215は、算出した運行
速度を運行管理テーブル501の運行速度に記憶し、位
置情報を受信する度にアップデートする。さらに、算出
した運行速度と乗車要求管理テーブル502に記録され
たバス停までの距離をもとに予想到着時刻を算出し、乗
車要求管理テーブル502の予想到着時刻に記憶する。
【0030】また、車載無線端末103は、バス104
がバス停を通過するときに、バス停通過の通知をバス1
04の識別情報とともに管理システム105に送信す
る。バス停通過の判断については、ITS(Intelligent T
ransport Systems)などによって自動で検知しても良い
し、運転手が手動で入力し送信することとしてもよい。
また、バス104がバス停の通過を通知するのではな
く、管理システム105がバス104から送信される位
置情報を元に、バス停通過を自動で判断することとして
も良い。管理システム105は、バス停通過の通知を受
信する(または自動で判断する)と、乗車要求管理テー
ブル502の通過状況の欄に「通過」を記録する。
【0031】ユーザが移動無線端末101を用いて乗車
要求の送信を実行する(図3の301の画面)と、移動
無線端末101の制御手段206は、位置情報取得手段
202で現在位置の位置情報を取得する。そして、無線
通信手段201を介して、乗車要求および個人情報記憶
手段205に記憶された情報とともに、位置情報を管理
システム105へ送信する。
【0032】管理システム105の制御手段215は、
無線通信手段213を介してユーザからの乗車要求を受
信する。そして、運行管理テーブル501に記憶した各
バスの現在位置を比較して、ユーザに最適なバスを選定
する。最適なバスとは、ユーザが指定した路線のバスで
あって、ユーザのいるバス停を通り過ぎてないバスの中
で、もっとも近い位置を走行しているバスを指す。
【0033】制御手段215は、選定したバスの乗車要
求管理テーブル502を参照し、受信したユーザの位置
情報からユーザがどのバス停にいるのかを判別して乗車
要求を登録する。例えば、選定されたバスが識別番号B0
0001のバスであり、ユーザの現在位置が「△△入り口」
のバス停であった場合、識別番号B00001のバスの乗車要
求管理テーブル502において「△△入り口」のバス停
に対する乗車要求の数に1を追加する。次に、制御手段
215は、ユーザの現在位置である「△△入り口」バス
停に対応する予定到着時刻と予想到着時刻とをユーザに
対して送信する。また、乗車要求管理テーブル502を
参照して、ユーザの乗車要求を登録したバスが最近通過
したバス停名や、ユーザがいるバス停からどれくらい離
れた位置を走行しているのかを送信する。
【0034】移動無線端末101の制御手段206は、
無線通信手段201を介して管理システム105から送
信された情報を受信し、受信した情報を表示手段204
に表示する(図3の302の画面)。
【0035】また、車載無線端末103は、無線通信手
段207により定期的に位置情報を送信する際に、乗車
要求に関する情報の受信を管理システム105に要求す
る。制御手段215は、乗車要求管理テーブル502を
参照し、通過状況に「通過」が記録されていないバス停
のうち、上位に記録された2つのバス停における乗車要
求の数を取得する。そして、車載無線端末103からの
要求に応じて、無線通信手段213により乗車要求の数
を車載無線端末103に送信する。制御手段212は、
取得した乗車要求の数を表示手段209に表示する(図
4の401の画面)。
【0036】なお、前記乗車要求の数を運転手が確認
し、バスの乗車人数が満員であるため、乗車できない可
能性が高いことを通知するようにしても良い。これによ
り、バスを待ったあげくに乗車できなという事態を回避
することができる。また、この通知に基づいて、管理シ
ステムは別のバスをユーザに通知するようにしても良
い。
【0037】車載無線端末103は、バス104の運行
が終了したときに、運行終了の通知を管理システム10
5に送信する。運行終了の通知は、バス104の運転手
が手動で送信するようにしてもよいし、制御手段212
が自動的に検知して送信するようにしてもよい。管理シ
ステム105は、運行終了の通知を受信すると、運行終
了通知を送信したバス104の登録を運行管理テーブル
501から削除する。
【0038】以上説明したように本実施形態によれば、
ユーザの乗車要求をバスが受信することが出来るので、
ユーザがバス停で待っているのにバスが気づかずに通過
してしまうということがなくなる。また、バスの運転手
にとっても、複数の路線が停車するバス停において、バ
ス停に待っている乗客が自分のバスに乗るのかどうかを
知ることができるので、スムーズな運行が可能になる。
【0039】尚、本実施形態では乗車要求を送信する装
置として移動無線端末101としたが、これに限定する
ものではない。例えば、バス停に固定された無線通信端
末であってもよい。また、近距離無線通信手段をバス停
に設置し、移動無線端末101は近距離無線通信手段と
通信し、近距離無線通信手段が乗車要求を管理システム
105へ送信してもよい。これらの場合は、バス停の識
別情報などをバス停固定の無線端末または近距離無線通
信手段に記憶させ、管理システム105は識別情報から
バス停を特定するという処理にしてもよい。
【0040】また、本実施形態では乗車要求は無線の公
衆網を使用するとしたが、有線で管理システム105と
通信するシステムであってもよい。また、ICカードな
ど、ユーザが利用する路線名を記憶したカードをバス停
に設置されたカードリーダで読み、カードリーダから管
理システム105に乗車要求が送信されるシステムとし
てもよい。
【0041】また、乗車要求だけでなく、乗車介助の必
要性等についてもユーザが入力できるようにしても良
い。なお、ユーザが乗車要求とともに送信する個人情報
に、例えば車椅子を使用していることや高齢者であるこ
とを知らせる情報を含ませても良い。車載無線端末10
3にその情報を表示することにより、バスの運転手が車
椅子や高齢者への対応をスムーズに行うことができる。
また、ユーザにとっても、安心してバスを利用できるよ
うになる。
【0042】また、以上の実施形態では、ユーザがバス
会社および路線を入力することとしているが、これに限
定するものではない。例えば、ユーザが行きたい場所の
名前あるいは住所を入力するようにしても良い。この場
合、無線通信手段201が、入力された場所あるいは住
所と、位置情報取得手段202にから得たユーザの現在
位置を管理システム105の無線通信手段213に向け
て送信する。そして、制御手段215は、利用すべきバ
スの路線名、下車するバス停名および、ユーザの位置か
らの最寄りのバス停の位置を送信する。ユーザは、確認
するとともに、乗車要求の有無を入力する。これによ
り、ユーザがバスの路線を熟知していない場合であって
も、最適なバス路線およびバス停名を知ることができ
る。
【0043】次に、本発明の第2の実施形態にかかるタ
クシーの配車サービスについて説明する。本実施形態に
おいては、車載無線端末103はタクシーに搭載される
ものとする。図6は、移動無線端末101の表示手段2
04に表示される画面例を示している。ユーザは、タク
シーに乗りたい任意の場所において、移動無線端末10
1を用いて管理センタ105にアクセスし、乗車要求シ
ステムを呼び出す。601は、このときの画面例を示し
ている。画面例601では、ユーザがタクシー会社と行
き先を選択するプルダウンメニュー602、603を設
けている。また、選択した内容を確認し、乗車要求を送
信するかどうかを判断するためのYesボタン604とNo
ボタン605を設けている。ユーザが602、603で
タクシー会社と行き先を選択し、Yesボタン604を選
択すると、乗車要求が管理システム105に送信され
る。
【0044】602、603のプルダウンメニューで選
択できるタクシー会社は、管理システム105で管理さ
れるタクシー会社のみが選択されるようにしておくこと
により、ユーザの使い勝手が向上する。しかし、プルダ
ウンメニューによる選択に限定するものではなく、ユー
ザが任意に入力するようにしても良い。
【0045】606は、乗車要求が受諾されたときの画
面例を示している。607は、ユーザの乗車要求が登録
されたタクシーが何号車であるかを示しており、608
は、そのタクシーの予想到着時間を示している。
【0046】このように、タクシーの番号をユーザに通
知することにより、タクシーが複数停車している場合に
も、自分が乗車すべき車をすぐに確認することができ
る。また、予想到着時間を通知することにより、ユーザ
は安心してタクシーを待つことができる。
【0047】図7は、車載無線端末103の表示手段2
09で表示される画面例を示している。701は、車載
無線端末103が乗車要求を受信したときの画面例であ
る。乗車要求を送信したユーザの顧客No、行き先、送信
者までの距離等の情報(702)を表示している。さら
に、この乗車要求を受諾するかどうかを判断するYesボ
タン703とNoボタン704とを設けている。
【0048】タクシーの運転手が受信した乗車要求を受
諾する場合、車載無線端末103の操作入力手段211
を用いてYesボタン703を選択する。このとき、車載
無線端末103は、乗車要求受諾を管理システム105
に登録する。また、乗車要求を受諾しない場合は、操作
入力手段211を用いてNoボタン704を選択し、乗車
要求拒否を管理システム105に送信する。
【0049】705は、乗車要求を受諾したときに表示
手段209に表示される画面例を示している。706で
は、車載無線端末103を搭載したタクシーが現在走行
中の周辺地図を表示しており(706)、タクシーの位
置は「▲」(707)で、乗車要求を送信したユーザの
現在位置を「☆」(708)で地図上に示している。
【0050】このように端末からの位置情報を得ること
により、タクシーの運転手がユーザの位置を正確に知る
ことができる。また、人が多く待っている場所であって
も、画面表示を確認することにより、自分を呼び出した
客を正確に認識することができる。
【0051】図8は、管理システム105の管理情報記
憶手段214で記憶する管理情報の一例を示している。
管理情報記憶手段214では、運行管理テーブル801
として、車載無線端末103を搭載したタクシーの識別
番号(図ではIDと表記)と、それに対応するタクシー
会社名、タクシー名、現在位置、走行速度、乗客状況と
を記憶する。また、ユーザからの乗車要求が登録された
場合には、乗車要求状況に「○」を記憶し、乗車要求を
送信したユーザの現在位置、識別番号、行き先を記憶す
る。タクシーおよびユーザの現在位置は緯度・経度で記
憶するものとする。
【0052】次に本実施形態の乗車要求システムの動作
を図2を用いて説明する。車載無線端末103は、車両
情報記憶手段210に識別番号とタクシー会社名、タク
シー名などの車両情報を記憶する。制御手段212は、
タクシーが運行を開始する時に、車両情報記憶手段21
0に記憶した車両情報とともに運行を開始したことを、
無線通信手段207を介して管理システム105に送信
する。この送信は、タクシーの運転手が操作入力手段2
11で送信命令を入力するというようにしてもよいし、
制御手段212が自動的に運行開始を検知して送信する
というようにしてもよい。
【0053】運行開始後、車載無線端末103は、位置
情報取得手段208で現在位置の位置情報を取得し、無
線通信手段207を介して定期的に管理システム105
へ送信する。定期的とは例えば30秒や1分などの一定
時間ごととするか、または一定距離を走行するたびに送
信するというようにしてもよい。また、このとき車両情
報記憶手段210に記憶された車両情報も含めて送信す
る。また、「空車」、「賃送」、「送迎」などのタクシ
ーの乗客状況も、状況が変化するごとに乗客状況変更の
通知を管理システム105へ送信する。乗客状況変更通
知の送信については、タクシーの運転手が手動で送信す
るか、またはタクシーメーターなどと連動して自動で送
信するようにしてもよい。
【0054】管理システム105の制御手段215は、
運行開始の情報を受信すると、管理情報記憶手段214
に記憶した運行管理テーブル801に車載無線端末10
3から受信した識別番号、タクシー会社名、タクシー名
を登録する。その後、制御手段215は、車載無線端末
103から位置情報と識別情報を受信すると、運行管理
テーブル801に、識別情報に対応した現在位置を登録
する。位置情報は車載無線端末103から定期的に送信
されるので、制御手段215は位置情報を受信する度
に、運行管理テーブル801に記憶した情報をアップデ
ートする。また、制御手段215は、前に受信した位置
情報とその次に受信した位置情報から移動距離を算出
し、移動距離と移動時間からタクシーの運行速度を算出
する。制御手段215は、算出した運行速度を運行管理
テーブル801の運行速度に記憶し、位置情報を受信す
る度にアップデートする。また、乗客状況変更通知を受
信した場合、制御手段215は、運行管理テーブル80
1の乗客状況に「空車」「賃送」などの受信した乗客状
況を記録する。
【0055】ユーザが移動無線端末101を用いて乗車
要求の送信を実行すると(図6の601の画面)、制御
手段206は、位置情報取得手段202で現在位置の位
置情報を取得し、無線通信手段201を介して乗車要求
および個人情報記憶手段205に記憶された情報ととも
に管理システム105へ送信する。管理システム105
の制御手段215は、無線通信手段213を介してユー
ザからの乗車要求を受信すると、受信したユーザの位置
情報と運行管理テーブル801に記憶した各タクシーの
現在位置とを比較して、乗客状況が空車であり、かつユ
ーザに最も近いタクシーを選定する。次に制御手段21
5は、運行管理テーブル801に選定したタクシーに対
して乗車要求を送信したユーザの現在位置、識別番号、
行き先を対応付けて記憶する。
【0056】また、車載無線端末103は、無線通信手
段207により定期的に位置情報を送信する際に、乗車
要求に関する情報の受信を管理システム105に要求す
る。制御手段215は、管理情報記憶手段214に記憶
された運行管理テーブル801を参照し、運行管理テー
ブル801に乗車要求を送信したユーザの情報が登録さ
れている場合、そのユーザ情報を車載無線端末103に
送信する。制御手段212は、取得したユーザ情報を表
示手段209に表示する(図7の701の画面)。
【0057】タクシーの運転手が乗車要求を受諾しない
操作を行った場合、車載無線端末103は乗車要求拒否
を管理システム105に送信する。管理システム105
は、乗車要求を拒否したタクシーに対応付けて記憶した
ユーザ情報を削除し、別のタクシーを選定し、先の動作
を繰り返す。タクシーの運転手が操作入力手段211を
用いて乗車要求を受諾する操作を行うと、車載無線端末
103は、乗車要求受諾を管理システム105に送信す
る。
【0058】管理システム105は車載無線端末103
から乗車要求受諾を受信すると、運行管理テーブル80
1の乗車要求に「○」を記憶する。このとき、管理シス
テム105は移動無線端末101に対して、乗車要求を
受諾したタクシーのタクシー名と予想到着時間とを乗車
要求受諾とともに送信する。予想到着時間については、
制御手段215が、ユーザの位置情報と運行管理テーブ
ル801に記録したタクシーの位置情報から、ユーザと
タクシー間の距離を算出し、算出した距離と運行管理テ
ーブル801に記録したタクシーの走行速度から概算す
る。移動無線端末101は乗車要求受諾を受信すると、
受信した情報を表示手段204に表示する(図6の60
6の画面)。また、管理システム105は、車載無線端
末103に対して、現在走行中の周辺地図データとユー
ザの位置情報を送信する。
【0059】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、位置情報から自動的に最も近いタクシーを選定する
ことができるので、タクシーの配車センタでの無線によ
る連絡が必要でなくなり、ユーザの要求に対して迅速に
対応することができる。
【0060】なお、第1および第2の実施形態におい
て、車載無線端末103を搭載した車両の走行速度は管
理システム105で算出するとしたが、車載無線端末1
03が車両の速度メーターと連動し、位置情報とともに
現在の走行速度を管理システム105に送信するとして
もよい。
【0061】また、第1および第2の実施形態におい
て、車載無線端末103が位置情報を送信するときに乗
車要求を取得すると説明したが、乗車要求の取得に関し
てはこの方法に限定するものではない。例えば、管理シ
ステム105が乗車要求に最適な車両を選択したとき
に、乗車要求を選択した車両に直接送信してもよい。
【0062】なお、第1および第2の実施形態におい
て、車載無線端末103を搭載した車両の走行速度は管
理システム105で算出するとしたが、車載無線端末1
03が車両の速度メーターと連動し、位置情報とともに
現在の走行速度を管理システム105に送信するとして
もよい。
【0063】また、第1および第2の実施形態におい
て、車載無線端末103が乗車要求に関する情報やユー
ザ情報の取得を要求し、その要求に応じて管理システム
105が情報を送信することとしたが、この方法に限定
するものではない。管理システム105が車載無線端末
103に自動的に送信するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バスやタクシーを利用するユーザの要求を伝達可能な運
行管理システムおよびこれに用いられる通信端末装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる乗車要求システムの
一構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる移動無線端末および
車載無線端末、管理システムの内部構造の例を示す図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる移動無線端末
の表示手段に表示される画面例を示した図である。
【図4】本発明の第1の実施形態にかかる車載無線端末
の表示手段に表示される画面例を示した図である。
【図5】本発明の第1の実施形態にかかる管理システム
の管理情報記憶手段に記憶する管理情報の一例を示した
図である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかる移動無線端末
の表示手段に表示される画面例を示した図である。
【図7】本発明の第2の実施形態にかかる車載無線端末
の表示手段に表示される画面例を示した図である。
【図8】本発明の第2の実施形態にかかる管理システム
の管理情報記憶手段に記憶する管理情報の一例を示した
図である。
【符号の説明】
101 移動無線端末 103 車載無線端末 105 管理システム 301、306、601、606 移動無線端末101
の表示画面 401、404、701、705 車載無線端末103
の表示画面 501 運行管理テーブル 502 乗車要求管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA14 AA16 BB04 BB12 BB15 FF05 FF13 FF27 5K067 BB14 BB26 FF03 FF23 GG01 GG11 HH23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両への乗車要求を入力する入力手段と、
    前記乗車要求を含む情報の送信が可能な送信手段と、を
    有してなる第1の通信手段と、 車両に搭載され、前記車両の位置を示す位置情報を検出
    する検出手段と、前記位置情報を含む情報の送受信が可
    能な第1の送受信手段と、を有してなる第2の通信手段
    と、 前記送信手段および前記第1の送受信手段との間で情報
    の送受信が可能な第2の送受信手段と、前記第1の送受
    信手段から送信された位置情報を記憶する記憶手段と、
    を有してなる管理手段と、 を備え、 前記管理手段は、前記送信手段から送信された乗車要求
    を受信した場合に、前記記憶手段に記憶した位置情報に
    基づき前記乗車要求に対応する車両を選択することを特
    徴とする運行管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の運行管理システムであっ
    て、 前記管理手段は、前記選択された車両に搭載された前記
    第2の通信手段に乗車要求を送信することを特徴とする
    運行管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の運行管理システ
    ムであって、 前記第1の通信手段は、情報を受信する受信手段を有
    し、 前記第2の通信手段は、前記車両の識別番号または車両
    名を含む情報を記憶する車両情報記憶手段を有し、前記
    第1の送受信手段は前記位置情報とともに前記車両情報
    を送信し、 前記管理手段は、前記位置情報と前記車両情報とを対応
    付けて前記記憶手段に記憶し、前記選択された車両に対
    応する前記車両情報を前記第1の通信手段に送信するこ
    とを特徴とする運行管理システム。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の運行管理システ
    ムであって、 前記第1の送受信手段は、車両が満車または空車である
    かを示す車両状態情報を送信する機能を有し、 前記記憶手段は、前記第1の送受信手段から送信された
    前記車両状態情報と前記位置情報とを対応付けて記憶
    し、 前記管理手段は、前記乗車要求に対応する車両が満車で
    あった場合、前記乗車要求に対応する別の車両を選択す
    ることを特徴とする運行管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載の運行管理システ
    ムであって、 前記第2の通信手段は、乗車要求拒否を入力する手段を
    さらに備え、 前記管理手段は、前記第1の送受信手段から送信された
    前記乗車要求拒否を受信した場合、前記乗車要求に対応
    する別の車両を選択することを特徴とする運行管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】請求項1または2に記載の運行管理システ
    ムであって、 前記第2の通信手段は路線バスに搭載され、 前記送信手段は、前記入力手段で入力された目的地の名
    称や住所を含む前記乗車要求を送信し、 前記管理手段は、前記送信手段から目的地の名称や住所
    を含む乗車要求を受信した場合、前記記憶手段に記憶し
    たバス路線の周囲の地名またはランドマーク名称を含む
    地域情報に基づき前記乗車要求に対応する路線バスを選
    択することを特徴とする運行管理システム。
  7. 【請求項7】請求項1または2に記載の運行管理システ
    ムであって、 前記第1の通信手段は、乗車要求送信者の個人情報を記
    憶する個人情報記憶手段を備え、 前記送信手段は、前記個人情報を乗車要求とともに送信
    し、 前記第2の送受信手段は、前記乗車要求に対応して選択
    された車両に搭載された第1の送受信手段に、前記個人
    情報および乗車要求を送信することを特徴とする運行管
    理システム。
  8. 【請求項8】現在の位置を示す位置情報を検出する第1
    の検出手段と、車両への乗車要求を入力する入力手段
    と、前記位置情報および前記乗車要求を含む情報の送信
    が可能な送信手段と、を有してなる第1の通信手段と、 車両に搭載され、前記車両の位置示す位置情報を検出す
    る第2の検出手段と、 前記位置情報を含む情報の送受信が可能な第1の送受信
    手段と、を有してなる第2の通信手段と、 前記送信手段および前記第1の送受信手段との間で情報
    の送受信が可能な第2の送受信手段と、前記第1の送受
    信手段から送信された位置情報を記憶する記憶手段と、
    を有してなる管理手段と、 を備え、 前記管理手段は、前記送信手段から送信された乗車要求
    および位置情報を受信した場合に、前記送信手段から送
    信された位置情報および前記記憶手段に記憶された車両
    の位置情報に基づき前記乗車要求に対応する車両を選択
    することを特徴とする運行管理システム。
  9. 【請求項9】車両に搭載して用いられる通信端末装置で
    あって、 前記車両の位置を検出する検出手段と、 前記車両の識別番号や車両名などの情報を記憶する車両
    情報記憶手段と、 前記位置情報および前記車両情報を送信する送信手段
    と、 前記車両への乗車要求を取得する取得手段と、 前記乗車要求を表示する表示手段と、 を備えてなることを特徴とする通信端末装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の通信端末装置であっ
    て、 前記取得手段で取得した前記乗車要求の拒否を入力する
    入力手段を備え、 前記送信手段は前記入力手段で入力された乗車要求拒否
    を送信することを特徴とする通信端末装置。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の通信端末装置であっ
    て、 前記取得手段は、乗車要求とともに乗車要求送信者の位
    置情報を取得し、 前記表示手段は、車両が走行中の周辺地図を表示し、前
    記乗車要求送信者の位置情報に基づき前記周辺地図上に
    乗車要求送信者の位置を表示することを特徴とする通信
    端末装置。
  12. 【請求項12】車両への乗車要求を入力する入力手段
    と、 前記乗車要求を送信する送信手段と、 を備え、 前記入力手段は、車両の運行会社および行き先を指定す
    る手段と、前記乗車要求の送信を許可する手段と、を有
    していることを特徴とする通信端末装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の通信端末装置であっ
    て、 現在の位置を示す位置情報を検出する検出手段を備え、 前記送信手段は、前記乗車要求とともに前記位置情報を
    送信することを特徴とする通信端末装置。
  14. 【請求項14】請求項12に記載の通信端末装置は、乗
    車要求送信者の個人情報を記憶する手段を備え、 前記送信手段は、前記乗車要求とともに個人情報を前記
    送信手段により送信することを特徴とする通信端末装
    置。
  15. 【請求項15】請求項12ないし14のいずれかに記載
    の通信端末装置であって、 前記乗車要求に対する応答情報を受信する受信手段と、 前記応答情報を表示する表示手段と、 を備えてなることを特徴とする通信端末装置。
  16. 【請求項16】請求項12に記載の入力手段は、乗車要
    求を管理する管理手段が指定する車両の運行会社および
    行き先のみを選択可能であることを特徴とする通信端末
    装置。
  17. 【請求項17】車両への乗車要求を送信可能な第1の通
    信装置と、車両に搭載され、前記車両の位置情報を送信
    可能な第2の通信装置と、の間で情報を送受信する送受
    信手段と、 前記第2の通信装置から送信された位置情報から前記車
    両の運行状況を予想した運行予想情報を生成する情報生
    成手段と、 前記運行予想情報と前記第2の通信装置から送信された
    位置情報を対応付けて記憶する記憶手段と、 前記第1の通信装置から送信された乗車要求を受信した
    場合に、前記記憶手段に記憶された情報に基づき前記乗
    車要求に対応する車両を選択する選択手段と、を備え、 前記送受信手段は、前記第1の通信装置に前記選択手段
    に運行予想情報を送信し、前記選択された車両に搭載さ
    れた第2の通信装置に前記乗車要求を送信することを特
    徴とする運行管理装置。
JP2001097963A 2001-03-30 2001-03-30 運行管理システム及び通信端末装置 Pending JP2002298288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001097963A JP2002298288A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 運行管理システム及び通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001097963A JP2002298288A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 運行管理システム及び通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002298288A true JP2002298288A (ja) 2002-10-11

Family

ID=18951664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001097963A Pending JP2002298288A (ja) 2001-03-30 2001-03-30 運行管理システム及び通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002298288A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005231560A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Saxa Inc 乗客情報管理システム、プログラム
JP2005285025A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Saxa Inc 自動改札システムにおける無線携帯端末装置、改札機、管理装置、センター装置
JP2006510239A (ja) * 2002-10-25 2006-03-23 インリア・インスティテュート・ナショナル・ドゥ・ルシェルチェ・アン・インフォマティック・エ・アン・アートマティック モバイルサービスを得るための通信施設間のデータ管理デバイスおよび方法
CN103325241A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 乘客候车系统及其方法
CN103325055A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 供需配对系统及其方法
CN103400497A (zh) * 2013-08-06 2013-11-20 河南星智发明电子科技有限公司 出租车智能化叫车系统
CN103632539A (zh) * 2013-12-19 2014-03-12 赵书扬 基于移动终端的搭车方法及系统
CN104123832A (zh) * 2013-04-23 2014-10-29 北京通运网信息技术有限公司 呼叫出租车的通信处理方法和装置
CN104217584A (zh) * 2014-09-29 2014-12-17 东南大学 一种私家车合乘调度系统及其控制方法
KR101855257B1 (ko) 2011-03-29 2018-05-09 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 대중 교통 서비스 제공 방법 및 장치
WO2019077998A1 (ja) * 2017-10-19 2019-04-25 本田技研工業株式会社 車両空調管理装置、車両空調管理システムおよび車両空調管理方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10105889A (ja) * 1996-09-25 1998-04-24 Sharp Corp カーナビゲーションシステム
JPH1146164A (ja) * 1997-07-29 1999-02-16 Sony Corp 移動物体呼び出しシステム
JPH11185196A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Mitsubishi Electric Corp 路線バス運行通知システム
JPH11283190A (ja) * 1998-03-27 1999-10-15 Aisin Seiki Co Ltd 配車管理システム
JP2001023089A (ja) * 1999-07-09 2001-01-26 Toyota Motor Corp 停留所用運行案内装置及び運行案内システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10105889A (ja) * 1996-09-25 1998-04-24 Sharp Corp カーナビゲーションシステム
JPH1146164A (ja) * 1997-07-29 1999-02-16 Sony Corp 移動物体呼び出しシステム
JPH11185196A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Mitsubishi Electric Corp 路線バス運行通知システム
JPH11283190A (ja) * 1998-03-27 1999-10-15 Aisin Seiki Co Ltd 配車管理システム
JP2001023089A (ja) * 1999-07-09 2001-01-26 Toyota Motor Corp 停留所用運行案内装置及び運行案内システム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006510239A (ja) * 2002-10-25 2006-03-23 インリア・インスティテュート・ナショナル・ドゥ・ルシェルチェ・アン・インフォマティック・エ・アン・アートマティック モバイルサービスを得るための通信施設間のデータ管理デバイスおよび方法
JP2005231560A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Saxa Inc 乗客情報管理システム、プログラム
JP2005285025A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Saxa Inc 自動改札システムにおける無線携帯端末装置、改札機、管理装置、センター装置
JP4626882B2 (ja) * 2004-03-30 2011-02-09 サクサ株式会社 自動改札システム
KR101855257B1 (ko) 2011-03-29 2018-05-09 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 대중 교통 서비스 제공 방법 및 장치
CN103325241A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 乘客候车系统及其方法
CN103325055A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 供需配对系统及其方法
CN104123832A (zh) * 2013-04-23 2014-10-29 北京通运网信息技术有限公司 呼叫出租车的通信处理方法和装置
CN103400497A (zh) * 2013-08-06 2013-11-20 河南星智发明电子科技有限公司 出租车智能化叫车系统
CN103632539B (zh) * 2013-12-19 2015-12-09 赵书扬 基于移动终端的搭车方法及系统
CN103632539A (zh) * 2013-12-19 2014-03-12 赵书扬 基于移动终端的搭车方法及系统
CN104217584A (zh) * 2014-09-29 2014-12-17 东南大学 一种私家车合乘调度系统及其控制方法
WO2019077998A1 (ja) * 2017-10-19 2019-04-25 本田技研工業株式会社 車両空調管理装置、車両空調管理システムおよび車両空調管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101855257B1 (ko) 통신 시스템에서 대중 교통 서비스 제공 방법 및 장치
KR101174688B1 (ko) 실시간 버스 정보를 이용한 승객 하차 지점 알림 서비스 제공 시스템 및 방법
JP2004192366A (ja) 配車システム
JP5257057B2 (ja) 乗下車通知システム,および乗下車通知システムの運行管理プログラム
JP2003317191A (ja) タクシー配車受付方法
US11680806B2 (en) Driving support apparatus, driving support system, and driving support method
JP2011227550A (ja) 停留所装置、車載装置、運行管理装置、及び運行管理システム
JP2003331394A (ja) 配車管理方法、配車管理システム、サーバ、顧客端末および営業車端末
JP3969100B2 (ja) 乗物の搭乗料金変更システム
JP2001188996A (ja) タクシー運行管理システム
JP2020071778A (ja) 車両派遣システム、サーバおよび情報処理方法
US20050014486A1 (en) Information providing system
JP2002298288A (ja) 運行管理システム及び通信端末装置
JP2004185362A (ja) 携帯端末を用いたタクシー自動配車システム
JP2001283387A (ja) 駐車場情報提供システム
JP2002340571A (ja) 情報提供システムおよび車載端末および情報提供端末および配車端末および配車装置
JP2003058984A (ja) タクシーの配車サービス方法及びそのシステム、並びに見積処理プログラムを記録した記録媒体
JP2002022476A (ja) 経路設定案内システム
JP2003058986A (ja) 車両運行管制システム
JP4802635B2 (ja) 車両運行管理システム
JP2003217091A (ja) タクシー運行状況検索式乗車予約システム
JP2002074119A (ja) 配車予約システム
JP5098724B2 (ja) タクシー配車システム及びタクシー配車方法
JP2003132480A (ja) 車両運行情報通知システム
JP4784554B2 (ja) プローブデータ収集システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050309

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219