JP2007133891A - 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム - Google Patents

自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2007133891A
JP2007133891A JP2006336042A JP2006336042A JP2007133891A JP 2007133891 A JP2007133891 A JP 2007133891A JP 2006336042 A JP2006336042 A JP 2006336042A JP 2006336042 A JP2006336042 A JP 2006336042A JP 2007133891 A JP2007133891 A JP 2007133891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
obstacle
mobile robot
sensor
robot according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006336042A
Other languages
English (en)
Inventor
Joseph Jones
ジョーンズ,ジョセフ
Philip R Mass
アール. マス,フィリップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
iRobot Corp
Original Assignee
iRobot Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23147452&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2007133891(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by iRobot Corp filed Critical iRobot Corp
Publication of JP2007133891A publication Critical patent/JP2007133891A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0268Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using internal positioning means
    • G05D1/0272Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using internal positioning means comprising means for registering the travel distance, e.g. revolutions of wheels
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0212Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles with means for defining a desired trajectory
    • G05D1/0219Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles with means for defining a desired trajectory ensuring the processing of the whole working surface
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0227Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using mechanical sensing means, e.g. for sensing treated area
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0231Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means
    • G05D1/0238Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means using obstacle or wall sensors
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0231Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means
    • G05D1/0242Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means using non-visible light signals, e.g. IR or UV signals

Abstract

【課題】従来技術では、マーカーやビーコンの複雑なシステムに依拠していたり、掃除範囲が単純な矩形状の室内に限定されており、擬似決定論的制御アルゴリズムを用いると、掃除されない空間領域が残される。
【解決手段】本発明の移動ロボットは、障害物追従モード、ランダムバウンスモード等を含む複数のモードで動作し、所与の領域を効率的に処理する移動ロボットの制御システムを有する。
【選択図】図14

Description

〔仮出願の引用〕
本PCT出願は、2001年6月12日出願の米国仮出願番号第60/297,718号の優先権を主張する。
本発明は、一般に、自律型車両やロボットに関し、特に、ロボット清掃機や芝刈り機に必要とされるか、あるいはロボット清掃機や芝刈り機として用いられる特定の領域を取扱う方法及び移動ロボット装置に関する。
ここでの説明のために、例として、ロボット清掃(例えば、ほこり払い、磨き掃除、掃き掃除、洗い落とし、乾式モップ、又は吸引清掃)に関するものとしての従来技術が直面する問題に注目したものを挙げる。しかしながら、特許請求された本発明は、特許請求の範囲そのものによってのみ限定されるものであり、屋内の家庭用清掃以外にも本発明の無数の用途が、当業者には理解されるであろう。
ロボット技術者は、効率的な自律型清掃方法の開発に、長らく取り組んできた。概説すると、清掃ロボットの性能は、3つの成果基準に集約される。すなわち、処理範囲(coverage)、清掃速度、及び知覚効率である。処理範囲は、一定の清掃時間内にロボットが巡回可能な空間の割合(%)のことであり、ロボット清掃機は、稼働時間を無限にとると処理範囲が100%になることが理想的である。残念ながら、従来技術の設計では、多くの場合、清掃機がその仕事を完了するのに許されている時間を長くとっても、領域におけるある部分には到達しきれない。完全な処理範囲の処理が達成できないのは、機械的な制限による場合がある。例えば、ロボットの大きさや形状により、ロボットはある領域に到達できない、あるいは、ロボットが閉じ込められて、脱出できるようにその制御を変更できないといったことである。また、完全な処理範囲の処理が達成できないのは、処理アルゴリズム(coverage algorithm)が不適当なものであるためでもある。処理アルゴリズムとは、ロボットがその動作を制御するのに用いる命令の組のことである。本発明の目的に関しては、処理範囲は、有限の清掃時間内にロボットが巡回可能な領域の割合(%)として取り扱われる。機械的及び/又はアルゴリズム的制約により、使用可能な空間内のある領域が、体系的に無視されることがある。このような体系的な無視は、従来技術における重大な制限である。
清掃ロボットの性能の第2の基準は、単位時間あたりに清掃される領域の単位として与えられる清掃速度である。清掃速度とは、清掃済みの床が増加してゆく速度のことである。処理速度とは、床がすでに清掃済みか又は汚い状態かにかかわらず、ロボットが床を処理(ここでは清掃)してゆく速度のことである。ロボットの速度がvであって、ロボットの清掃機構の幅(有効幅とも呼ばれる)がwであるとき、ロボットの処理速度は、単にwvとなる。しかし、清掃速度は、かなり低くなることが多い。
閉じた空間で完全にランダムに動くロボットにおいて、ロボットの処理速度と比べて、清掃速度は時間の関数として減少してゆく。これは、ロボットが長時間稼動すると、それだけ、清掃済みの領域に巡回しがちとなるためである。処理速度と同等の清掃速度となって、不必要に同じ地点を再清掃してしまうことを最小化するのが、最良の設計である。すなわち、清掃速度の処理速度に対する比が、効率の基準であり、最適な清掃速度とは、既に清掃済みの領域を、累積して又は余分に通過する回数を、最小化しながら、指定された領域の最も大きな割合を処理(ここでは清掃)することを意味する。
清掃ロボットの性能の第3の基準は、ロボットの知覚効率である。この基準は、従来技術においては無視されていた。計画的動作及び一定のパターンの動作は、利用者が計画的動作を含んだロボットがより効率的であると感じるので、好ましいものである。
処理範囲、清掃速度、及び知覚効率は、ここで検討する性能の基準である。同時に、本発明の好適な実施形態では、様々な形状及び大きさの部屋(様々な未知の障害物を含む)での使用の容易さ並びにロボットの構成要素のコストが、さらに考慮されている。また、例えば衝突回避及び他の危険に対する適切な反応等の他の設計基準が、設計に影響する。
Jones, Flynn & Seiger, Mobile Robots: Inspiration to Implementation second edition, 1999, A K Peters, Ltd. や他のもので詳述されているように、真空吸引及び清掃ロボットを製作するための多くの試みがなされている。これらのロボットは、いずれも同様の課題に直面している。すなわち、限定された所与のエネルギー容量で、指定された領域を如何に効率的に処理するかという課題である。
我々は最大効率清掃に言及する。この最大効率清掃では、決定論的な清掃について清掃速度が処理速度に等しい。図1Aに示すように、決定論的な経路に追従するロボット1は、余分な清掃を避けて(一切重複して清掃せずに)領域2を完全に処理するように動く。決定論的な清掃では、ロボットが自身の現在位置及び過去の経路を認識していることが必要である。結果として測位システムが必要となる。このような測位システム(走査レーザー距離計(scanning laser ranger)、超音波変換器、搬送位相差GPS(carrier phase differential GPS)、又は他の方法に依拠する決定論的な清掃が可能なほどに正確であることが好ましい測位システム)は、実現不能なほどに高価であるとともに、利用者による特定の部屋の幾何学的形状に特有の設定を伴う。また、全地球測位に依拠する方法は、通例、測位システムのどの部分が故障しても機能しなくなる。
高度に複雑(そして高価な)センサ技術を用いて決定論的な清掃を実現しているものの一例として、Denning Mobile Robotics and Windsor Industries製のRoboScrub装置がある。これは、ソナー(水中音波探知装置)、赤外線検出器、衝突センサ、及び高精度レーザーナビゲーションを用いたものである。RoboScrubのナビゲーションシステムでは、室内の様々な位置に大きなバーコードターゲットを取り付けることが必要となる。RoboScrubが同時に少なくとも4つのターゲットを視認可能という要件は、実用上の重大な問題である。従って、RoboScrubは、開放した広い領域の清掃用に限定されている。
他の例として、Kent Corporation製のロボットであるRoboKentは、RoboScrubと同様の全地球測位戦略に追従している。RoboKentは、RoboScrubのより高価なレーザー測位システムを不要としているが、そうすることによって、RoboKentは、例えば長い廊下等の単純な矩形状の領域にのみ制限される。このような、比較的制約された領域では、ソナー測距による位置補正で充分である。決定論的な清掃システムの他のものは、例えば、米国特許第4,119,900号(Kremnitz)、第4,700,427号(Knepper)、第5,353,224号(Lee et al.)、第5,537,017号(Feiten et al.)、第5,548,511号(Bancroft)、第5,650,702号(Azumi)に記述されている。
決定論的清掃の制約及び困難のため、ある種のロボットは、擬似決定論的方式に依拠している。擬似決定論的清掃を提供する一方法として、推測航法(Dead reckoning)として知られる自律型ナビゲーション方法がある。推測航法は、(例えば光学式軸エンコーダを用いて)ロボットの各駆動輪の回転を正確に計測することからなる。そして、ロボットは、既知の出発地点及び方向が与えられた状態で、推定位置を算出可能である。この技術に伴う問題として、車輪のすべりがある。すべりが生じると、車輪のエンコーダは、その車輪が地面に対してロボットを駆動していなくとも、車輪の回転を記録してしまう。図1Bに示すように、ロボット1が室内を進むにつれて、駆動輪のすべり誤差が累積するので、この種のシステムは、実用上の時間が経過した場合に信頼できないものとなってしまう。(その経路は、図1Aに示した決定論的な処理と比べると、もはや、しっかりと配列された列でできているというわけではない。)推測航法に依拠した結果、対処不能に系統的に無視されることが起こる。すなわち、床のある領域が清掃されないということである。
擬似決定論的システムの一例として、Probotics, Inc.のCyeロボットがある。Cyeは、推測航法のみに依存していので、その推測航法システムの性能を最大化するために、大胆な基準を採用している。Cyeは、既知の場所において利用者が設けた物理的登録地点で開始しなければならない。なお、この地点において、ロボットは、その位置及び向きを決定する。そして、Cyeは、その地点から離れて移動しながら、位置を常時監視し続ける。Cyeが移動してゆくと、その位置及び方向における不確実性が増加してゆく。Cyeは、較正地点を発見不能な程にこの誤差が大きくなる前に、必ず較正地点に帰還することになっている。較正地点が移動したり、遮られたり、あるいは、車輪が過剰にすべったりした場合には、Cyeは道に迷ってしまう(迷ったことが分からないこともある)。このように、Cyeは、比較的狭くて良好な環境でのみ使用するのに適している。このアプローチの他の例が、米国特許第5,109,566号(Kobayashi et al.)及び第6,255,793号(Peless et al.)に開示されている。
ロボット清掃の他のアプローチとして、完全にランダムな動作のものがある。図1Cに示すように、障害物のない通常の部屋において清掃時間がかなり長時間であれば、ランダムな動作のアルゴリズムにより、満足な範囲が処理される。決定論的アルゴリズムのロボットと比較して、ランダムな清掃ロボットは、満足な範囲を処理するのに長時間を要する。ランダムに動作するロボットは、障害物のない部屋の98%を清掃するという高い信頼度を得るのに、同じ清掃機能を有して同じ速度で動く決定論的ロボットの約5倍走行しなければならない。
図1Dに、ランダムなアルゴリズムの処理の限界を示す。部屋の中に障害物5があると、その部屋を複数の小室の集合体として分割する効果が生じる。このような部屋におけるランダムなアルゴリズムのロボットの処理範囲のオーバータイムは、限定された容量の小室内で放出された気体の経時的密度に類似している。最初のうちは、気体密度は、気体が放出された小室内で最も高く、比較的離れた小室では最も低くなっている。同様に、初期段階にてロボットは、開始したところの小室を、離れた小室よりも徹底的に清掃することになる。充分な時間が経過すると、気体は平衡に達して、全ての小室において密度が等しくなる。同様に、時間が経過すれば、ロボットは、全ての領域を徹底的に清掃することになる。しかしながら、実際上の電源供給の制約により、通常、ロボットには、障害物が散らかった状態の全領域を清掃するのには不充分な時間が保証されているにすぎない。我々は、この現象をロボット拡散問題と呼ぶ。
検討したように、商用入手可能な従来例では、未知の形状の領域に対しては、効率的な処理アルゴリズムが得られない。上述のように、従来技術は、マーカーやビーコンの複雑なシステムに依拠しているか、あるいは、ロボットの用途が、単純な矩形状の室内に限定されている。擬似決定論的制御アルゴリズムを用いる試みでは、体系的に無視された空間領域が残されてしまうことがある。
移動ロボットが領域を効率的に処理するために複数のモードで動作可能となるシステム及び方法を提供することを、本発明の目的とする。
少なくとも1個のセンサを具備して、スポット処理(spot coverage)、障害物追従(obstacle following)、及びバウンス(bounce)等のいくつかのモードで動作する移動ロボットを提供することを、本発明の目的とする。
さらに、確実に処理するために、障害物追従モードとバウンスモードとを交互に繰り返す移動ロボットを提供することを、本発明の目的とする。
ロボットが所定の距離を移動した後に、スポット処理へと復帰することを、本発明の目的とする。
障害物間の平均距離を監視するとともに該平均距離を動作モード交替するための入力として用いることが可能な移動ロボットを提供することを、本発明の目的とする。
ロボットが障害物追従モードで移動する距離を、障害物追従の頻度及びロボットの動作有効幅の関数として最適化し、障害物追従モードにて動作する最小距離及び最大距離を提供することを、本発明のさらに別の目的とする。
複数の行動を実行可能であるとともにロボットに対する制御にどの行動が与えられるかの調停を用いるオペレーション・システムプログラムを有する制御システムを、移動ロボットに用いることを、本発明の好適な実施形態の目的とする。
様々な脱出プログラムや行動を組み込んで、ロボットがスタックしないようにすることを、本発明のさらに別の目的とする。
最後に、ここに開示された様々な目的及び利点を活かすように移動ロボットを制御する1つ又はそれ以上の方法を提供することを、本発明の目的とする。
本発明のこれらの特徴及びさらなる特徴は、添付の図面を参照して明らかとなるであろう。
本発明では、移動ロボットが、未知の幾何学形状の部屋において有効な処理速度にて最大の処理範囲を提供するように、設計されている。また、パターン化された動作すなわち計画的動作が組み込まれているために、ロボットの知覚効率が向上している。さらに、好適な実施形態では、効率的に処理するためには、ロボットが未知の環境内で動作不能となることを防止できる制御システムが必要である。
移動ロボットの物理的構成は、当該技術分野にて既知であるので、ここでは、本発明の好適な具体例としての実施形態における構成要素について説明する。本発明の好適な一実施形態は、ある特徴を備えた実質的に円形状のロボット掃除機である。例えば図2に示すように、好適な実施形態の移動ロボット10は、機械的及び電気的構成要素を支持したシャーシ11を備えている。これらの構成要素としては、ロボットの前側部分に配置された2つの衝突センサ12,13、ロボットのシエル(以下、ケースと記す)15に配置された4つの絶壁センサ14、及びロボットのケース15に搭載された壁面追従センサ16等の様々なセンサ等がある。他の実施形態では、ロボットに1つだけのセンサが用いられてもよい。センサは、ソナー型、触覚型、電磁型、静電容量型等の様々な型のものであってもよいことが、当業者には理解されるであろう。コスト上の制約により、本発明の好適な実施形態では、衝突(触覚)センサ12,13、並びに、絶壁センサ14及び壁面追従センサ16として反射型赤外線近接センサが、用いられている。赤外線センサの詳細は、米国特許出願番号(U.S.S.N.)09/768,773において説明されている。この米国特許出願番号09/768,773の開示は、本明細書に一体に組み入れられるものとする。
また、ロボットの好適な実施形態は、2つの車輪20、該車輪を独立して回転させるモータ21、安価な最も安いマイクロコントローラ22、及び充電可能なバッテリ23又は当該技術に既知の他の電源を、備えている。これらの構成要素は当該技術で周知であるため、ここで詳細には説明しない。さらに、ロボット清掃機10は、1つ又はそれ以上の清掃ヘッド30を備えている。この清掃ヘッドは、真空掃除機、様々なブラシ、スポンジ、モップ、静電布、又は様々な清掃要素の組み合わせを含む。また、図2に示す実施形態には、サイドブラシ(side brush)32も含まれている。
上述のように、ロボット清掃機10の好適な実施形態は、そのロボット10における支配的な側、非支配的な側、及び前側部分を規定した外側ケース15を、備えている。ロボットの支配的な側とは、ロボットが物体(又は障害物)の近傍を清掃するとき、その物体(又は障害物)に対して近接又は当接した状態に保たれる側のことである。図1に示すように、好適な実施形態では、ロボット10の支配的な側は、主たる進行方向に対し右側となっている。但し、他の実施形態では、支配的な側が左側であってもよい。さらに別の実施形態では、ロボットは対称であってもよく、それによれば、支配的な側というのは必要でない。しかしながら、好適な実施形態では、コストの理由から支配的な側が選択されている。図2に、主たる進行方向を矢印40で示す。
好適な実施形態では、2つの衝突センサ12,13が、矢印40で示した前進方向を基準として、車輪20の前方に配置されている。衝突センサ13は、ロボット10の支配的な側に配置されており、他の衝突センサ12が、ロボット10の非支配的な側に配置されている。これら両衝突センサ12,13が同時に動作したとき、ロボット10は、障害物が前方にあることを認識する。他の実施形態では、より多数又はより少数の衝突センサが用いられてもよい。同様に、任意の数の衝突センサが、清掃機を任意の数の放射状部分に区分するのに用いられてもよい。好適な実施形態では、衝突センサ12,13は、ロボット10と障害物とが接触すると動作する赤外線遮断センサであるが、機械スイッチ、および、ロボットに接触した物体の静電容量、若しくはバンパ内で接触時に圧縮される2枚の金属板間の静電容量を検出する静電容量型センサを含む他の型のセンサが用いられてもよい。非接触センサは、ロボットが物体に対して近接したことを、その物体に物理的に接触することなく検出可能である。この非接触センサとしては、静電容量センサや赤外光のカーテン(curtain of IR light)等があり、これらが用いられてもよい。
表面が接触(又は近接)したことだけでなく、接触したところのロボットに対する角度をも通知可能なセンサを備えていると、便利である。好適な実施形態では、ロボットは、左右の衝突スイッチ12,13が動作した場合に、両者の動作の時間差を算出することができる。そして、ロボットは、接触した角度を推定することができる。図4Aに示した好適な実施形態では、衝突センサは、ロボットの前側に、センサ42,43を有する単一の機械式バンパ44を備えている。センサ42,43は、実質的にバンパの両端にあり、該バンパの動作を検出する。バンパが圧縮されると、センサの事象同士の時間差が、ロボットが障害物に接触した角度を概算するのに用いられる。バンパが右側から圧縮された場合、バンパの追従及び衝突検出器の幾何学的形状により、右側の衝突センサが最初に衝突を検出し、引き続き、左側の衝突センサが衝突を検出する。このように、2つの衝突センサだけで、衝突角度が概算される。
例えば、図4Aでは、衝突センサ42,43は、ロボットの前側部分を6つの領域(I〜VI)に分割可能である。1つの衝突センサが動作すると、ロボットは、他のセンサが動作する前に(仮に動作するとして)時間を算定する。例えば、右側の衝突センサ43が動作すると、ロボットは、左側の衝突センサ42が動作する前に時間(t)を測定する。tがt1未満であれば、ロボットは、接触が領域IVで発生したものとみなす。tがt1以上かつt2未満であれば、ロボットは、接触が領域Vで発生したものとみなす。tがt2以上(監視時間内に左側の衝突センサ42が全く動作しない場合を含む)であれば、ロボットは、接触が領域VIで発生したものとみなす。衝突センサが同時に動作した場合には、ロボットは、接触がまっすぐ前で発生したものとみなす。この方法は、使用される時間測定及びバンパの幾何学的形状次第で、バンパを任意の多数の領域に(より高精度で)分割するのに用いられてもよい。機能拡張として、上記の例のように2次元だけとする代わりに、3次元で衝突角度を算出するのに、3つのセンサを用いてもよい。
また、好適な実施形態は、ロボット10の支配的な側に取付けられた壁面追従すなわち壁面検出センサ16を、備えている。好適な実施形態では、壁面追従センサは、壁面のしかるべき位置において有限体積で交差するように平行化された発光器及び検出器の対からなる赤外線センサである。この焦点は、ロボットの前進動作方向に、駆動車輪よりも約3インチ前方に位置している。壁面検出の半径範囲は、約0.75インチである。
また、好適な実施形態は、任意の個数の赤外線絶壁センサ14を備えている。なお、絶壁センサ14により、清掃機が階段や他の垂直の落ち込みで転落しないようになっている。これら絶壁センサは、壁面追従センサと同様の構成であるが、壁ではなく床を観測するように向けられている。さらなる安全性及び検出手段として、ロボット10は、1つ又はそれ以上の車輪が床に支持されなくなったときにそれを検出可能な脱輪センサを備えている。従って、この脱輪センサは、絶壁だけでなく、電気スタンドの基部、床が高くなっているところ、コードの束等のように、ロボットが走行可能な様々な障害物をも、検出可能である。
他の実施形態では、他の既知のセンサあるいはセンサの組み合わせが用いられてもよい。
図3に、本発明の好適な実施形態のコントローラ及びロボットのハードウェアブロック図を示す。好適な実施形態では、Winbond W78XXXシリーズのプロセッサが用いられている。これは、36個の汎用I/Oポート、256バイトのRAM、及び16KのROMを有するMCS−51ファミリーと互換性のあるマイクロコントローラである。クロックは40MHzになっており、それが分割されて、プロセッサ速度が3.3MHzとなる。このプロセッサは、2つのタイマを備えている。これらのタイマは、センサの処理を行うとともにウォッチドッグタイマのように出力信号を発生するのに用いる割り込みを起動するのに、使用される。また、第1のタイマの最下位ビットは、行動に必要となる擬似乱数として用いられる。また、2つの駆動輪からのエンコーダ入力を取り込むのに用いる2つの外部割込みがある。また、プロセッサは、ロボット制御プログラムのテスト及びデバッグに用いるUARTを有する。
マイクロプロセッサのI/Oポートは、ロボットのセンサ及びモータに接続されており、ロボットの内部状態及びその環境に接続するインタフェースとなっている。例えば、脱輪センサが入力ポートに接続され、ブラシモータPWM信号が出力ポートに発生する。マイクロプロセッサ上のROMは、処理範囲及びロボットの制御プログラムを格納するのに用いられる。これには、行動(後述)、センサ処理アルゴリズム、及び信号発生が含まれている。RAMは、平均衝突距離、走行時間及び距離、並びに制御上の行動ID及びその現在のモータコマンド等のロボットの動的状態を格納するのに用いられる。
ロボット清掃機の移動を理解するために、図4Bに、座標平面上のx軸及びy軸の中心とするロボットの方位を示す。この座標システムは、ロボットに取付けられている。ロボット10の指向性のある動作は、ロボット10が動ける半径で分かる。敏速に回転して壁100から離反するためには、ロボット10は、正の小さい値r(図4Bではr3)を設定する。また、敏速に回転して壁へと向かうためには、ロボットは、負の小さな値r(図4Bではr1)を設定する。一方、わずかに回転するためには、ロボットは、比較的大きな絶対値rを設定すべきである。正の値は左回転(すなわち壁から離反してゆく、図4Bではr4)で、負の値は右回転(すなわち壁に向かってゆく、(図4Bではr2)である。この座標系は、後述の制御例で用いられる。マイクロコントローラ22は、速度差を制御して回転半径を決定する。その速度差とは、各モータ21が個別に稼動するそれぞれの速度の差である。
また、ある実施形態では、ロボットには、1つ又はそれ以上の利用者の入力が含まれる。例えば、図2に示すように、好適な実施形態には、3つの単純なボタン33が含まれている。これらのボタン33により、利用者は処理される表面の概略の広さを入力可能である。好適な実施形態では、これらのボタンには、「S」(小)、「M」(中)及び「L」(大)のラベルが付されており、それぞれ、11.1、20.8及び27.9平方メートルの部屋に対応している。
上述のように、具体例としてのロボットは、本発明を実施するのに好適な実施形態であり、当業者は、当該分野で既知の構成要素を選択して、特定の目的用にロボットを設計することができる。好適な設計例としては、以下の米国特許に記述されているものを含む。すなわち、米国特許第4,306,329号(Yokoi)、第5,109,566号(Kobayashi et al.)、第5,293,955号(Lee)、第5,369,347号(Yoo)、第5,440,216号(Kim)、第5,534,762号(Kim)、第5,613,261号(Kawakami et al.)、第5,634,237号(Paranjpe)、第5,781,960号(Kilstrom et al.)、第5,787,545号(Colens)、第5,815,880号(Nakannishi)、第5,839,156号(Park et al.)、第5,926,909号(McGee)、第6,038,501号(Kawakami)、第6,076,226号(Reed)であり、これらは、参考として本明細書に一体に組み入れられている。
図5は、清掃機の様々な動作モードの簡略ブロック図である。好適な実施形態では、そして単なる例としてであるが、動作モードには、スポット清掃(利用者又はロボットが清掃の特定の領域を指定する)、縁端清掃、及び室内清掃がある。各動作モードは、命令及び/又は後述する内部行動の複雑な組み合わせを、含んでいる。但し、そのような複雑さは、利用者には通常わからないようになっている。一実施形態では、利用者は、入力要素(例えばセレクタスイッチや押しボタン)を用いて特定の動作モードを選択することができる。他の好適な実施形態では、以下に説明するように、ロボットは、複数の動作モード間を自律的に循環してゆく。
本発明の処理ロボットでは、領域を効率的に処理するのに、これらの様々な動作モードが用いられている。当業者はこれらの様々な動作モードを様々な既知の構成で実行できるが、好適な実施形態は行動制御に依拠したものとなっている。ここで行動とは、単に、相互に並列して実行される制御システムの複数の層のことである。そして、マイクロコントローラ22は、優先度が付された調停方式を実行して、所与のシナリオに対する支配的な行動を解決する。行動制御の説明は、Mobile Robots, supraに見られ、その本文が参考として本明細書に一体に組み入れられている。
すなわち、好適な実施形態では、ロボットのマイクロプロセッサ及び制御ソフトウェアは、多数の行動を同時に実行する。状況に応じて、ロボットの制御は、1つ又はそれ以上の様々な行動に委ねられる。本発明の好適な動作を詳述すると、行動は、(1)処理行動、(2)脱出行動、又は(3)利用者/安全行動として説明される。処理行動は、主として、ロボットが処理動作を効率的に実行できるように設計されている。脱出行動は、1つ又はそれ以上のセンサがロボットに自由な行動が許されていないと示唆した場合に優先される特別な行動である。本明細書の約束事として、以下に検討する行動は、全て大文字で記述される。
1.処理行動(Coverage Behaviors)
図6乃至図14に、好適な各動作モード、すなわち、スポット処理(Spot Coverage)、壁面追従;Wall Follow(又は障害物追従;Obstacle Folloe)、及び室内処理(Room Coerage)についての詳細を示す。
動作モード:スポット処理
スポット処理、すなわち、例えばスポット清掃により、利用者は孤立した状態の汚れた領域を清掃可能である。利用者は、ロボット10を、清掃が必要な領域の中央近傍の床面上に配置し、スポット清掃動作モードを選択する。そして、ロボットは、例えば規定の半径内の近接領域にロボットの清掃ヘッド30やサイドブラシ32が接するように動作する。
好適な実施形態では、スポット清掃を実現する方法は、図6Aに示すような外向きの螺旋運動すなわちSPIRAL行動を提供する制御アルゴリズムである。一般に、螺旋運動は、回転半径が時間の関数として増加することにより生じる。好適な実施形態では、ロボット10は、支配的な側が外側に保たれて螺旋における先行する縁端となるために、その螺旋を反時計方向に開始する(図6Aに移動線45で示す)。図6Bに示す他の実施形態では、ロボット10の螺旋運動は、回転半径が減り続けるように、内方へと発生する。内向き螺旋を、図6Bに移動線45として示す。しかしながら、螺旋運動中に支配的な側を外側に保つことは、必須ではない。
好適な実施形態で用いるスポット清掃方法(外向きスパイラル)を、図7で説明する。一旦、螺旋運動が開始して(ステップ201)、rの値がその最小の正の値に設定される(可能な限り急な反時計方向の回転が生じる)と、螺旋行動は、θを螺旋行動開始時以降の角度変化を表すものとして、rの値をθの関数として再計算する(ステップ210)。式r=aθ(aは定数)を用いることにより、螺旋のきつさ、すなわち螺旋の所望の重複が制御可能である。(なお、θは、2πに規格化されていない。)aの値は、式a=d/(2π)で選択される。ここで、dは、螺旋の連続した2つの経路間の距離である。効率的な清掃のためには、dの値は、清掃機構30の幅未満とすべきである。好適な実施形態では、dの値は、清掃ヘッド30の幅の1/2乃至2/3に設定される。
他の実施形態では、ロボットは、螺旋モードで移動した合計距離を記録している。ある距離になると螺旋の質が低下するためである。すなわち、表面に依存した車輪のすべり及び/又は螺旋概算アルゴリズムと計算精度の不正確さのため、時間が経過すると螺旋運動の中心点がずれる傾向にあるためである。ある実施形態では、ロボットは、6.3又は18.5メートルといった所定の距離(「最大螺旋距離」)を移動(ステップ240)した後に、螺旋モードから離脱する。好適な実施形態では、ロボットは、最初の螺旋又は後の螺旋を実行しているのかに応じて、複数の最大螺旋距離を用いる。衝突することなく最大螺旋距離に達した場合には、ロボットは、別の行動に制御を委ね、例えば、主に直線上に移動を続ける。(好適な実施形態では、直線(STRAIGHT LINE)行動は、優先度の低いデフォルトの行動である。この行動は、他の行動が動作していないときに、ロボットをほぼ直線上に、約0.306m/sの予め設定された速度で進行させる。
螺旋モードでは、障害物に遭遇した場合に様々な動作がなされる。例えば、ロボットは、(a)障害物を回避して反時計方向に螺旋運動を続けようとするか、(b)障害物を回避して反対方向に螺旋運動を続けようとする(例えば、反時計方向から時計方向に変更する)か、又は(c)動作モードを変更することができる。反対方向に螺旋運動を続けるのは、反射螺旋(reflective spiral)として知られており、図6Cに示されている。ここでは、ロボット10は、障害物101に接触したときに、動作経路45を反転させている。好適な実施形態では、ステップ220に詳述するように、衝突センサ12又は13が最初の障害物に遭遇したときに、ロボット10はスポット清掃モードから離脱する。
好適な実施形態は、スポット処理のための螺旋運動で説明されているが、自身に拘束されたあらゆる領域が使用可能である。このような領域として、制限するのではないが、正方形、六角形、楕円等の通常の多角形状等がある。
動作モード:壁面/障害物追従
壁面追従、すなわち清掃ロボットの場合には縁端清掃により、利用者は、部屋の縁端や室内の物体の縁端のみを清掃可能である。利用者は、清掃すべき縁端の近傍の床面上にロボット10を配置し、縁端清掃動作モードを選択する。すると、ロボット10は、縁端を辿るように動作して、ロボットの清掃ヘッド30が当接した全ての領域を清掃する。
図8に、部屋110の中でのロボット10の動作を示す。図8Aにて、ロボット10は、その支配的な側が壁面に隣接するように、壁面100に沿って配置されている。そして、ロボットは、移動経路46を辿って、無制限に壁面に沿って走行する。同様に、図8Bでは、ロボット10は、障害物101に近接して配置される。そして、ロボットは、無制限に移動経路47を辿って障害物101の縁辺に沿ってゆく。
好適な実施形態における壁面追従モードでは、ロボットは、壁面追従センサ16を用いて、自身の位置を壁から所定の距離に定める。そして、ロボットは、壁の周囲に沿って移動を続ける。図8A及び図8Bに示すように、好適な実施形態では、ロボット10は、壁100と他の固体の障害物101とを区別できない。
図9Aに、好適な実施形態にて壁面追従に用いられている方法を示す。この方法により、1ビットのセンサにても、滑らかな壁面追従動作が得られる。(ここで、1ビットのセンサは、壁とセンサとの間の距離ではなく、特定の体積内において壁が存在しないことのみを検出する。)衝突検出やソナーセンサ等の壁や物体を検出する他の方法が、用いられてもよい。
壁面追従動作モード、すなわち好適な実施形態の壁面追従動作が一旦開始すると(ステップ301)、最初にロボットは、操舵のための初期値をr0に設定する。そして、壁面追従行動は、壁面追従センサ16における発光−検出(emit-detected)ルーチンを開始する(ステップ310)。センサ16の赤外線発光部分に関する反射があると、それは、センサ16から所定の距離内に物体が存在しているものと解釈される。そして、壁面追従行動は、反射(物体が範囲内にある)から非反射(物体が範囲外となる)への遷移があったかどうかを判別する(ステップ320)。遷移があった(すなわち、今や壁は範囲外である)場合、rの値は絶対値が最大の負の値に設定され、ロボットはわずかに右方へと向きを変える(ステップ325)。そして、ロボットは、発光−検出シーケンスを再開する(ステップ310)。反射から非反射への遷移がなかった場合、壁面追従行動は、非反射から反射への遷移があったかどうかを判別する(ステップ330)。このような遷移があったならば、rの値は、正の最大値に設定され、ロボットはわずかに左方へと向きを変える(ステップ335)。
いずれの型の遷移事象も発生していなければ、壁面追従行動は、rの絶対値を低減し(ステップ340)、発光−検出シーケンス(ステップ310)を開始する。rの絶対値が減少することにより、ロボット10は、現在向いている方向がどちらであるにせよ、より鋭く回転するようになる。好適な実施形態では、rの絶対値の減少率は、移動距離に依存した一定の率となっている。
壁面追従モードは、所定時間若しくはランダムな時間、所定距離若しくはランダムな距離、又は、ある追加の条件が満たされるまで(例えば衝突センサが動作すること等)継続し得る。ある実施形態では、ロボットは、壁面追従をいつまでも継続する。好適な実施形態では、図8C及び図8Dに示すように、最小(MIN)移動距離及び最大(MAX)移動距離が検出され、それにより、ロボットは、最大移動距離を移動する(図8D)か、あるいは少なくとも最小移動距離を移動して障害物に突き当たる(図8C)まで、壁面追従行動を続ける。壁面追従行動のこの実装により、ロボットは、他の動作モードに比べて、適切な時間、壁面追従行動をとることが保証され、これにより体系的に無視されることを少なくし、処理範囲を全領域に分布させる。壁面追従を増やすことにより、ロボットはより広い空間を移動可能となるが、ある一部の空間を清掃するのには効率が低下する。さらに、障害物検出後に壁面追従行動から離脱する傾向にあると、ロボットは、知覚効率を向上させる。
図9Bは、どのような場合に壁面追従行動から離脱するかを決定する本実施形態を示すフローチャートである。最初に、ロボットは、壁面追従の最小距離(dmin)及び壁面追従の最大距離(dmax)を、決定する。壁面(又は障害物)追従モードにあるとき、制御システムは、そのモードにてロボットが移動した距離(dWF)を監視している。dWFがdmaxより大きい場合(ステップ350)、ロボットは、壁面追従モードから離脱する(ステップ380)。一方、dWFがdmax未満(ステップ350)であるとともに、dWFがdmax未満(ステップ360)である場合、ロボットは、壁面追従モードに留まる(ステップ385)。dWFがdminより大きく(ステップ360)、かつ障害物に遭遇した(ステップ370)場合には、ロボットは、壁面追従モードから離脱する(ステップ380)。
理論的には、ロボットが壁面追従モードで移動する最適距離は、室内の広さ及び構成並びにロボットの大きさの関数である。好適な実施形態では、壁面追従に留まるための最小距離及び最大距離は、室内のおおよその広さ、ロボットの幅、及びランダム要素に基づいて設定される。これによると、平均的な最小移動距離(average minimum travel distance)は、2w/pである。但し、wはロボットの動作要素の幅(the width of the work element)であり、pは障害物との所与の相互作用にて(in a given interaction with an obstacle)ロボットが壁面追従行動に入る確率である。例えば、好適な実施形態では、wは約15cm乃至約25cmであり、pは0.095である(障害物追従モードに入る前にロボットが6乃至15個の障害物に遭遇、すなわち平均で10.5個の障害物に遭遇)。次に、最小距離は、約115cm乃至約350cmにてランダムに設定され、最大距離は、約170cm乃至約520cmにてランダムに設定される。ある実施形態では、最大距離と最小距離との比は、2:3になっている。知覚効率(perceived efficiency)のために、障害物追従モードにおけるロボットの初期動作は、障害物追従モードにおけるその後の動作よりも長く設定されていてもよい。さらに、利用者はロボットを始動させるときに、最も長い壁に沿ってそのロボットを配置してもよい。このことにより、知覚される処理範囲(perceived coverage)と同様に実際の処理範囲も広くなる。
また、壁面追従モードにてロボットが移動する距離は、遭遇する物体の数及び頻度(他のセンサにより検出)に依存して、そのロボットにより設定されてもよい。これは、室内の「雑然度」(clutter)の指標となる。遭遇する物体が多いほど、ロボットは、全ての床面領域に進出するように、より長距離に亘って壁面を追従することになる。反対に、遭遇する物体が少ないほど、ロボットは、中央の空間を通過するのを優先させて、空間の縁端を過度に処理しないように、より短く壁面を追従することになる。また、最初の壁面追従距離は、壁面追従行動の制御にある最初の期間、ロボットがより長い距離又はより短い距離だけ壁面を追従可能となるように考慮されてもよい。
好適な実施形態では、ロボットは、例えば270°を超えて回転して壁(又は物体)を特定不能となった場合、又は、壁面追従モードに入ってから合計で360°回転した場合、壁面追従モードを離脱してもよい。
ある実施形態では、壁面追従行動が動作していて、ぶつかったとき、整列(ALIGN)行動が動作する。整列行動により、ロボットは、反時計方向に回転して壁面に揃えられる。常に、ロボットは、多数の小回転のサイクルに入らないように、最小角度回転する。最小角度回転した後、ロボットは、壁面センサを監視する。壁面センサが壁面を検出した後に検出しなくなったならば、ロボットは、回転をやめる。これは、壁面追従範囲の端部において、ロボットが壁面追従を開始するために良好に揃えられているためである。ロボットは、壁面センサがオンになってからオフになるのを最大角度に達する時間内に検知しなかった場合、とにかく停止する。このことにより、ロボットは、壁が壁面センサの範囲外となったときに完全に1回転してしまわなくてすむようになる。直近に突き当たったのが、支配的な側のバンパの側面60°以内であった場合、最小角度が14°に設定され、最大角度が19°に設定される。それ以外の場合、突き当たったのが支配的な側又は非支配的な側の前側30°以内であれば、最小角度が20°に設定され、最大角度が44°に設定される。整列行動は、回転が完了すると、制御を壁面追従行動に渡す。
動作モード:室内処理
ここで、第3の動作モードを、室内処理すなわち室内清掃モードと称する。これにより、利用者は、壁、階段、障害物、又は他の遮蔽物により拘束された領域を清掃可能となる。この選択を実行するために、利用者は、ロボットを床に置いて、室内清掃モードを選択する。そして、ロボットは、到達可能な全領域を清掃しながら室内を移動する。
好適な実施形態では、室内清掃行動を実行する方法は、直線行動(STRAIGHT LINE)と組み合わされたバウンス行動(BOUNCE behavior)である。図10に示すように、ロボット10は、障害物101又は壁100に突き当たって衝突センサ12及び/又は13が動作するまで移動する。そして、ロボット10は、回転して、移動を続ける。動作経路の例を、図11に線48として示す。
図10に、ランダムなバウンス行動のアルゴリズムを示す。ロボット10は、衝突センサ12及び/又は13が動作する(ステップ410)まで、前進動作を続ける(ステップ401)。そして、ロボット10は、1つ又は複数の衝突センサのどれが動作したかを検出したことに基づいて、許容範囲内の新たな方向を算出する(ステップ420)。そして、ロボットが遭遇した物体に対して90°乃至270°というような許容範囲内において、新たな進路を選択するためのある種のランダムな計算で、決定がなされる。ロボットが突き当たった物体の角度は、左右の衝突センサ間のタイミングを用いて、上述のように決定される。そして、ロボットは、その新たな進路へと向かう。好適な実施形態にて、進路変更は、新たな進路へと向くのに動作が最小で済む方向に基づいて、時計方向又は反時計方向の回転となる。他の実施形態にて、進路変更には、ロボットの処理効率が増加するように前進することが伴う。
ロボットによりなされる進路選択の統計は、許容範囲全体に均一に分散される。すなわち、許容範囲内のあらゆる進路に同等な機会がある。その代わりに、我々は、ガウス分布や、ロボットを壁から垂直に回避させるように優先的に動かすように設計された他の分布に基づいた統計を選択することができる。
他の実施形態にて、ロボットは、外部的なセンサの動作に基づくのではなく、ランダムにあるいは所定の時間で進路変更できる。その代わりに、ロボットは、長距離センサに基づいて小規模の角度補正を継続的に続けて、物体に接触するのを防いでもよい。それにより、湾曲した経路で表面領域を処理できる。
好適な実施形態では、ロボットは、バウンス相互動作がある回数に達するまで、室内清掃モードに留まる。この回数は通常6乃至13である。
2.脱出行動(Escape Behaviors)
全領域を効率的に処理するのを妨げる領域を処理しようとする間に、ロボットが遭遇しうるいくつかの状況がある。ロボットがこのような状況から出られるように、一般的な種類のセンサ及び脱出行動と称する行動が、設計されている。あるいは、極端な場合には、ロボットが脱出できないと決定されたならばロボットをオフにするように、設計されている。ロボットの様々な行動の中で、脱出行動を優先させるかどうかを決定するために、ロボットは、以下のことを決定する。(1)脱出行動が必要であるか、(2)そうであるならば、どのような脱出行動が認められるか。
例として、以下の状況により、室内清掃ロボットに必要とされる脱出行動、及び走行するのに適切な行動の状況を説明する。
(i)状況1.ロボットは、スタックしてしまう状況を検出する。例えば、ロボットにとって斜路のようにはたらく、敷物の高くなった所やスタンドの基部の近くを検出する。ロボットは、その状況から抜け出すために、小規模な「パニック」進路変更行動をとる。
(ii)状況2.ロボットが物理的にスタックする。例えば、ロボットがソファーの下や壁に食い込む、コードや敷物の房に絡まる、あるいは、電気コードの束の上にスタックして車輪が空転する。ロボットは、大規模なパニック進路変更行動をとり、関連するモータをオフにして障害物から脱出する。
(iii)状況3.ロボットが小さな限定された領域に入る。例えば、その領域は、ロボットが、椅子の脚やドレッサーの下に空いた領域、あるいはスタンドが部屋の隅に近接して置かれてできた小領域である。ロボットは、バンパを用いて縁端を辿り、及び/又は、その領域から脱出するためにパニック進路変更を実行する。
(iv)状況4.ロボットがスタックして自由が奪われる。例えば、ロボットは、上記の分類(ii)の1つの事例になっていて、そのあらゆるパニック行動によっても自由になれない状況である。この場合、ロボットは動作を停止し、信号を発して利用者に救援を求める。これにより、バッテリ寿命が保たれ、床や家具の損傷が防げる。
各脱出状況を検出するために、様々なセンサが用いられる。例えば、
(i)状況1.(a)ブラシやサイドブラシの電流が閾値よりも上昇しているとき、関連するモータに印加される電圧は減少する。このことが起こるときにはいつでも、失速率の変数が高くなっている。電流が閾値未満であるときには、失速率は減少している。失速レベルが低い側の閾値よりも上昇して、その変化率(傾斜)が正であれば、ロボットは、小規模なパニック進路変更行動を実行する。そのレベルがゼロになってから再び閾値に達したときに、小規模なパニック進路変更行動のみを再度実行する。(b)同様に、脱輪レベル変数がある。この脱輪レベル変数は、脱輪事象が検出されたときに増加し、時間とともに着実に減少してゆく。脱輪事象が検出されて脱輪レベルが閾値を超えていれば(何回か脱輪が起こったばかりであることを意味する)、ロボットは、脱輪レベルに基づいて小規模又は大規模なパニック進路変更行動を実行する。
(ii)状況2.(a)ブラシ失速率が高い側の閾値を超えていて、その変化率(傾斜)が正である場合、ロボットは、ブラシの回転を13秒間オフにして、大規模なパニック進路変更行動を1、3、及び7秒実行する。13秒が経過すると、ブラシは再びオンになる。(b)走行失速率が中間の閾値を超えて、その変化率が正である場合、ロボットは、大規模なパニック進路変更行動を継続的に実行する。(c)走行失速率が高い側の閾値を超えた場合、ロボットは、全てのモータを15秒間オフにする。15秒が経過すると、モータは再びオンになる。(d)ロボットのバンパが5秒間継続して抑えられた場合(側面食い込み状況として)、ロボットは、大規模なパニック進路変更行動を実行する。バンパが開放されるまで、5秒毎にパニック進路変更行動を繰り返す。(e)ロボットが20フィートに亘って何にも衝突しなければ、車輪の空転で動かなくなったものと推定される。自由になるために、螺旋運動を実行する。螺旋運動終了後にも10フィートにわたって衝突しなければ、大規模なパニック進路変更行動を実行する。衝突するまで、これを10フィート毎に繰り返す。
(iii)状況3.(a)衝突と衝突との間の平均距離が低い側の閾値未満となった場合、ロボットは、バンパを用いて縁端を辿って、限定された領域からの離脱を試みる。(b)衝突と衝突との間の平均距離が非常に低い閾値未満となった場合、ロボットは、大規模なパニック進路変更行動を実行して、限定された領域から脱出するためにより良くなるように向きを変える。
(iv)状況4.(a)ブラシが失速して、何度かオフになったばかりで、ブラシ失速率が高く、しかも変化率が正である場合、ロボットは停止する。(b)走行が失速してモータが何度かオフになったばかりで、しかも走行失速率が高くて変化率が正である場合、ロボットは停止する。(c)車輪のいずれかが2秒を超えて継続的に脱輪した場合、ロボットは停止する。(d)脱輪事象が短時間で何度も発生した場合、ロボットは停止する。(e)絶壁センサのいずれかが10秒間継続して絶壁を検出した場合、ロボットは停止する。(f)衝突センサが、ある時間(例えば10秒間)押下され続けた場合、ロボットが食い込んでいることが多いので、ロボットは停止する。
説明用の例として、図12A及び図12Bに、上記の状況1、状況2、及び状況4で上述したように失速したブラシモータに関する脱出行動が必要であることを識別する好適な実施形態で用いられる解析を示す。ブラシの電流がブラシモータの所与の限界を超える(ステップ402)度に、率レジスタが1つづつインクリメントされる(ステップ404)。限界が検出されなければ、率レジスタは1つづつデクリメントされる(ステップ406)。個々の変化率レジスタは、120サイクルといった直近の時刻での直近の値を格納する。失速率が600(600は、1秒間の継続的な失速に対応する)を超えていて(ステップ414)、変化率が正である(ステップ416)場合、脱出行動が可能(ステップ418)であれば、ロボットは脱出行動を実行する(ステップ420)。実行後、失速率が0に戻るまで(ステップ422)脱出行動は禁止され(ステップ428)、再び可能とされ(ステップ424)、そして再度600に上昇する。これは、失速率が600を超えていると常に脱出行動が起動されてしまうということを、防止するためになされる。
しかしながら、失速率が2400を超え(ステップ410)、変化率が正であると(ステップ412)、ロボットは、図12Bに示すように、脱出行動の特殊な組を実行することになる。好適な実施形態では、ブラシモータがオフになり(ステップ430)、「レベル」が所定量(50乃至90)だけインクリメントされ(ステップ430)、失速時間が設定され(ステップ430)、ブラシがオフになってから、パニック行動(ステップ452)は1秒(ステップ445)、4秒(ステップ450)、および7秒(ステップ455)経過時に実行される。そして、制御システムは、ブラシを13秒経過後に再始動する(ステップ440,442)。レベルは、毎秒1ずつデクリメントされてゆく(ステップ444)。レベルが最大の閾値に達すると(ステップ435)、ロボットは全ての動作を停止する(ステップ437)。さらに、モータの損傷を防ぐためにモータの電圧を制限する等のある種の失速が検出されると、ロボットは追加の動作を行う。
ロボットの好適な実施形態は、4つの脱出行動を有する。すなわち、回転(TURN)、縁端(EDGE)、脱輪(WHEEL DROP)、及び低速度(SLOW)である。
〔回転〕ロボットは、その場でランダムな方向へと回転する。なお、この回転は、高速(通常の回転速度の約2倍)で開始し、低速(通常の回転速度の約1/2)になるまで減速される。速度を変化させることにより、ロボットが様々な状況から脱出するのを助けられることがある。ロボットが回転すべき角度は、ランダムであってもよく、脱出の必要性の度合いの関数であってもよく、これらの双方であってもよい。好適な実施形態において、パニック度の低い状況では、ロボットは45°乃至90°のどこかまで回転し、パニック度の高い状況では、ロボットは90°乃至270°のどこかまで回転する。
〔縁端〕ロボットは、(a)衝突せずに60°回転するか、(b)縁端行動が開始されてから合計で170°を超えて回転するまで、衝突センサを用いて縁端を辿って行く。縁端行動は、平均の衝突距離が短い(但しパニック行動を起こす程には短くない)ときに有用になることがある。縁端行動により、ロボットは、該ロボットにとって物理的に可能な最も小さな開口をすり抜けることが可能となり、それで、ロボットは限定された領域から脱出できる。
〔脱輪〕ロボットは車輪を短時間逆方向に駆動してから、停止させる。車輪を逆方向に駆動すると、車輪を反対側に突き動かすことにより、間違った正の脱輪を最小限とするのに役立つ。脱輪が2秒以内に解消すると、ロボットは通常の動作を継続する。
〔低速度〕脱輪又は絶壁検出器がオフになると、ロボットは、0.5mの距離に亘って速度を0.235m/s(あるいは通常速度の77%)まで落してから、通常の速度に復帰する。
処理行動及び脱出行動に加えて、ロボットは、安全性や有用性に関する追加の動作を含んでいてもよい。例えば、所定時間を超えて絶壁が検出された場合、ロボットは停止する。絶壁が最初に検出されたとき、絶壁回避反応行動が、直ちに、あらゆる他の行動に対して優先し、ロボットが絶壁を検出しなくなるまで、該ロボットを絶壁から迂回させる。好適な実施形態では、絶壁検出事象によっては、動作モードは変わらない。他の実施形態では、ロボットは、壁面追従行動に類似したアルゴリズムを用いて、絶壁の追従が可能であってもよい。
以上、3つの動作モードにおける個々の動作を説明した。次に、我々は、様々なモード間の切替の好適なモードについて説明する。
最適な処理及び清掃効率を達成するために、好適な実施形態では、様々な処理動作に優先度を与える制御プログラムが用いられる。(必要であれば、脱出行動に常に高い優先度が与えられる。)例えば、ロボット10は、特定の時間又はランダムな時間、壁面追従モードを用いて、その後、動作モードを室内清掃に切り替えてもよい。動作モードを切り替えることにより、本発明のロボット装置は、処理範囲、清掃効率、及び知覚効率を向上させることができる。
例として、図13A及び図13Bに、「犬の骨」形状の環境中の移動ロボット10を示す。この環境では、ほぼ同じ寸法の2つの部屋115,116が、狭い通路105でつながっている。(この例は、先に検討したロボット拡散問題を示している。)この配置は、典型的な室内環境を単純化したものである。ここで、「犬の骨」は、室内の障害物の配置により発生していてもよい。図13Aでは、ロボット10の通路は、ロボット10がランダムなバウンスモードで動作したことに従って、線54として辿られる。限定された走行では、ロボット10は、部屋116から部屋115へと移動できない。これは、ロボットのランダムな行動により、そのロボットが通路105を通過するように導かれるということが、起こらないためである。この方法では、処理範囲が最適なものよりもはるかに狭くなり、ロボット10が自分の経路に何度も交差することで、清掃速度が低下してしまう。
図13Bに、ロボット10の好適な実施形態の動作を示す。ここで、ロボットは、バウンス動作と壁面追従動作とを交互に繰り返す。ロボット10は、経路99を辿りながら、壁100に遭遇するたびに、ロボットの直径の2倍に等しい距離だけ壁面に追従している。経路99において、ロボットが壁面追従モードで動作している部分には、符号51が付されている。この方法により、処理範囲が非常に拡がり、それに伴って、清掃速度及び知覚効率も向上している。
最後に、本発明の好適な実施形態を図14に詳細に示す。この図では、全ての動作モードが使用されている。好適な実施形態では、清掃機10は、螺旋モードで始動する(移動線45)。反射螺旋パターンが用いられる場合、清掃機は、所定の回数又はランダムな回数だけ反射事象が起こるまで、螺旋モードを継続する。通常の螺旋が用いられる場合(図14に示すように)、清掃機は、衝突センサの事象が起こるまで継続することになる。好適な実施形態では、きっかけとなる事象が起こると、直ちに、清掃機は壁面追従モードに入る。
そして、好適な実施形態では、清掃機は、衝突センサ事象に基づき、あるいは壁面追従アルゴリズムの完了に基づいて、壁面追従モード(移動線51)とランダムなバウンスモード(動作線48)との間を切り替える。ある実施形態では、清掃機は、螺旋モードには回帰しない。一方、他の実施形態では、清掃機は、所定の事象又はランダムな事象に基づいて、螺旋モードに入ることがある。
好適な実施形態では、ロボットは、衝突と衝突との間の平均移動距離を記録し続けている。そして、ロボットは、以下の式:((3/4)×ABD)+((1/4)×(最新の衝突間距離))を用いて、平均衝突距離(ABD;an average bump distance)を算出する。ABDが所定の閾値を超えた場合、ロボットは、再び螺旋行動に優先権を与える。さらに別の実施形態では、ロボットは、螺旋駆動に再び優先権が与えられる前に、最低限の回数の衝突事象をもってもよい。他の実施形態では、ロボットは、例えば20フィートの最大距離を移動した場合に、衝突事象がなくとも、螺旋行動に入ってもよい。
また、ロボットは、全ての動作を停止する状況を有していてもよい。例えば、マニュアルで選択可能な所望の室内の大きさで、最小及び最大走行時間が設定され、最小合計距離が選択される。最小時間及び最小距離に達すると、ロボットは停止する。同様に、最大時間に達するとロボットは停止する。
無論、動作モード間の選択のためのマニュアル制御が、用いられてもよい。例えば、動作モードや行動を変更したりこれらに影響を与えたりするために、リモートコントロールが用いられてもよい。同様に、ケースに取付けられたスイッチ自体が、動作モードの設定やモード間の切替に用いられてもよい。例えば、室内の雑然度を設定するスイッチが用いられてもよい。これにより、ロボットにおいて、限定された検出能力で、より適切な処理アルゴリズムが可能となる。
本発明そのものの一部が、清掃の他にも様々な目的のための自律型車両に用いられてもよいことが、当業者には理解されるであろう。本発明の範囲は、与えられた実施例によってではなく、特許請求の範囲に記載の請求項及びそれの法的に等価なものにより規定されるべきである。
従来例における様々なロボットの処理パターンを示す図である。 従来例における様々なロボットの処理パターンを示す図である。 従来例における様々なロボットの処理パターンを示す図である。 従来例における様々なロボットの処理パターンを示す図である。 本発明の好適な実施形態で用いられる移動ロボットの基本的な構成要素の模式的な平面図である。 図2に示すロボットのハードウェアブロック図である。 ロボットが障害物に遭遇した角度を決定する方法を示す図である。 ロボット制御システムの好適な実施形態の方位を示す図である。 本発明のそのままの動作モードを示す模式図である。 螺旋行動の好適な実施形態の処理パターンを示す模式図である。 螺旋行動の別の実施形態の処理パターンを示す模式図である。 螺旋行動のさらに別の実施形態の処理パターンを示す模式図である。 本発明の好適な実施形態のスポット処理アルゴリズムを示すフローチャートである。 障害物追従モードにおける動作の好適な実施形態の処理パターンを示す模式図である。 障害物追従モードにおける動作の好適な実施形態の処理パターンを示す模式図である。 ロボットが壁面追従行動において、最小移動距離Minを移動して障害物に突き当たることを示す模式図である。 ロボットが最大移動距離Maxを移動することを示す模式図である。 本発明の好適な実施形態の障害物追従アルゴリズムを示すフローチャートである。 障害物追従モードから離脱する場合を決定する好適なアルゴリズムを示すフローチャートである。 バウンス行動の好適な実施形態の処理パターンを示す模式図である。 本発明の好適な実施形態の室内処理アルゴリズムを示すフローチャートである。 脱出行動の例を示すフローチャートである。 脱出行動の例を示すフローチャートである。 単一の動作モードのみの移動ロボットの処理パターンを示す模式図である。 障害物追従モード及び室内処理モードを用いた本発明の好適な実施形態の処理パターンを示す模式図である。 スポット処理、障害物追従、及び室内処理モードを用いた本発明の好適な実施形態の処理パターンを示す模式図である。

Claims (41)

  1. 移動ロボットにおいて、
    (a)当該ロボットを表面に亘って移動させる移動手段と、
    (b)障害物検出センサと、
    (c)前記障害物検出センサ及び前記移動手段に対して動作可能に接続された制御システムとを備え、
    (d)前記制御システムは、当該ロボットを複数のモードで動作させるように構成され、前記複数のモードが、スポット処理モード、当該ロボットが障害物の近傍を移動する障害物追従モードと、当該ロボットが障害物に遭遇した後に障害物から実質的に離反する方向へ移動するバウンスモードとを含む
    ことを特徴とする移動ロボット。
  2. 前記制御システムは、最初に、前記スポット処理モードにて動作し、次に、前記障害物追従モードと前記バウンスモードとの間で動作を交互に繰り返すように構成されている請求項1記載の移動ロボット。
  3. 前記スポット処理モードは、実質的に螺旋運動を含む請求項2記載の移動ロボット。
  4. 前記制御システムは、所定の移動距離後に、スポット処理モードに復帰するように構成されている請求項2記載の移動ロボット。
  5. 前記制御システムは、所定時間経過後に、スポット処理モードに復帰するように構成されている請求項2記載の移動ロボット。
  6. 前記制御システムは、障害物相互作用間の平均距離が所定の閾値を超えた場合に、スポット処理モードに復帰するように構成されている請求項2記載の移動ロボット。
  7. 前記障害物検出センサは、触覚センサを備えている請求項1記載の移動ロボット。
  8. 前記障害物検出センサは、赤外線センサをさらに備えている請求項7記載の移動ロボット。
  9. 前記障害物追従モードは、前記障害物検出センサが障害物を検出するまで、当該ロボットが前記障害物へと向かって回転するように、当該ロボットの回転半径を移動距離の関数として減少させることと、前記障害物検出センサが障害物を検出しなくなるまで、当該ロボットが前記障害物から離反して回転するように、当該ロボットの回転半径を移動距離の関数として減少させることとを交互に繰り返すことを含む請求項1記載の移動ロボット。
  10. 当該ロボットは、当該ロボットの動作要素の幅の2倍を超えるとともに当該ロボットの動作要素の幅の約10倍未満の距離を、障害物追従モードで動作する請求項1記載の移動ロボット。
  11. 当該ロボットは、当該ロボットの動作要素の幅の2倍を超えるとともに当該ロボットの動作要素の幅の5倍未満の距離を、障害物追従モードで動作する請求項10記載の移動ロボット。
  12. 動作モードをマニュアルで選択する手段をさらに備えている請求項1記載の移動ロボット。
  13. 移動ロボットにおいて、
    (a)当該ロボットを表面に亘って移動させる移動手段と、
    (b)障害物検出センサと、
    (c)前記障害物検出センサ及び前記移動手段に対して動作可能に接続された制御システムとを備え、
    (d)前記制御システムは、当該ロボットを複数のモードで動作させるように構成され、前記複数のモードは、当該ロボットが障害物の近傍を移動する障害物追従モード、及び当該ロボットが障害物に遭遇した後に障害物から実質的に離反する方向へ移動するバウンスモードを含み、
    (e)前記制御システムは、所定回数のセンサの相互作用後に、前記障害物追従モードに切り替わるように構成されていることを特徴とする移動ロボット。
  14. 前記所定回数のセンサの相互作用は、ランダムに決定される請求項13記載の移動ロボット。
  15. 前記所定回数のセンサの相互作用は、約5回乃至15回である請求項13記載の移動ロボット。
  16. 前記制御システムは、当該ロボットが前記障害物追従モードにて所定距離移動した後に、前記バウンスモードに切り替わるように構成されている請求項13記載の移動ロボット。
  17. 前記制御システムは、当該ロボットが最大距離移動するか、又は最小距離移動するとともに障害物に遭遇すると、前記バウンスモードに切り替わるように構成されている請求項13記載の移動ロボット。
  18. 前記最小距離は、少なくとも115cmである請求項17記載の移動ロボット。
  19. 前記最長距離は、520cm未満である請求項18記載の移動ロボット。
  20. 制御システムは、当該ロボットが移動した距離に基づいて動作モードを交互に繰り返す請求項13記載の移動ロボット。
  21. 雑然度のレベルを決定する手段をさらに備えた請求項13記載の移動ロボット。
  22. 前記の雑然度のレベルを決定する手段は、障害物との相互作用の回数を経時的に監視することを含む請求項21記載の移動ロボット。
  23. 前記表面の概略の領域を入力する手段をさらに備え、前記の雑然度のレベルを決定する手段は、その表面の概略の領域にさらに関係している請求項22記載の移動ロボット。
  24. 前記雑然度のレベルは、前記コントローラが動作モードを交互に繰り返す頻度と相関している請求項22記載の移動ロボット。
  25. 前記雑然度のレベルは、最小の障害物追従距離と正相関している請求項21記載の移動ロボット。
  26. 前記制御システムは、センサ入力が不足していることに基づいて、動作モード間を交互に繰り返す請求項13記載の移動ロボット。
  27. 前記制御システムは、オペレーション・システムプログラムを格納したメモリをさらに備え、前記オペレーション・システムプログラムは、複数の行動と、前記移動手段に対する制御がどの行動に委ねられるかを調停することとを含む請求項1記載の移動ロボット。
  28. 脱出行動をさらに含む請求項27記載の移動ロボット。
  29. 前記障害物検出センサは、触覚センサを備え、前記脱出行動は、前記障害物追従モードにて動作することを含む請求項28記載の移動ロボット。
  30. 前記脱出行動は、モータの失速事象の率により起動する請求項28記載の移動ロボット。
  31. 前記脱出行動は、前記のモータの失速事象の率が増加することにより起動する請求項30記載の移動ロボット。
  32. 前記脱出行動は、センサ入力が継続することにより起動する請求項28記載の移動ロボット。
  33. 前記脱出行動は、当該ロボットを停止させることを含む請求項28記載の移動ロボット。
  34. 前記脱出行動は、センサ入力が不足していることにより起動する請求項28記載の移動ロボット。
  35. 絶壁検出器をさらに備え、前記制御システムは、絶壁を検出すると当該ロボットの速度を低下させるように構成されている請求項13記載の移動ロボット。
  36. 脱輪センサをさらに備え、当該ロボットは、脱輪センサ事象の率を前記制御システムへの入力として利用する請求項13記載の移動ロボット。
  37. 障害物を検出するセンサを具備した移動ロボットを制御する移動ロボット制御方法において、
    a.螺旋走行運動で動作するステップと、
    b.障害物を検出することと、所定距離を移動することのいずれか早く起こった方の後に、前記螺旋走行運動を打ち切るステップと、
    c.障害物が検出されるまで、実質的に前方へ走行するステップと、
    d.前記の検出された障害物に沿って進路変更して走行するステップと、
    e.前記障害物から離反するように進路変更し、実質的に前方へ走行するステップと、
    f.以降、前記障害物に沿って走行するステップと、前記障害物から離反するように進路変更するステップとを、繰り返すステップと、
    を備えることを特徴とする移動ロボット制御方法。
  38. センサ事象が所定回数発生した後、前記螺旋走行運動を繰り返すステップを、さらに含む請求項37記載の移動ロボット制御方法。
  39. 少なくとも最小距離であるが最大距離未満に対して、当該ロボットが前記障害物に沿って走行する請求項37記載の移動ロボット制御方法。
  40. 前記障害物センサは、前記境界を検出可能な赤外線センサを備えている請求項39記載の移動ロボット制御方法。
  41. 前記障害物センサは、触覚センサをさらに備えている請求項40記載の移動ロボット制御方法。
JP2006336042A 2001-06-12 2006-12-13 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム Withdrawn JP2007133891A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US29771801P 2001-06-12 2001-06-12

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003504174A Division JP2004522231A (ja) 2001-06-12 2002-06-12 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007133891A true JP2007133891A (ja) 2007-05-31

Family

ID=23147452

Family Applications (13)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003504174A Pending JP2004522231A (ja) 2001-06-12 2002-06-12 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム
JP2006135862A Withdrawn JP2006318483A (ja) 2001-06-12 2006-05-15 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム
JP2006165217A Withdrawn JP2006331434A (ja) 2001-06-12 2006-06-14 自律型ロボット
JP2006336042A Withdrawn JP2007133891A (ja) 2001-06-12 2006-12-13 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム
JP2008246310A Pending JP2009099137A (ja) 2001-06-12 2008-09-25 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム
JP2011050428A Pending JP2011129155A (ja) 2001-06-12 2011-03-08 移動型ロボット清掃機
JP2011272048A Ceased JP2012064240A (ja) 2001-06-12 2011-12-13 移動型ロボット清掃機
JP2013107036A Expired - Fee Related JP5767275B2 (ja) 2001-06-12 2013-05-21 移動型ロボット清掃機
JP2013266238A Expired - Lifetime JP6373000B2 (ja) 2001-06-12 2013-12-25 移動型清掃ロボット
JP2014100216A Pending JP2014186742A (ja) 2001-06-12 2014-05-14 移動型ロボット清掃機
JP2015111823A Expired - Fee Related JP6429728B2 (ja) 2001-06-12 2015-06-02 移動型ロボット
JP2015245807A Expired - Fee Related JP6250018B2 (ja) 2001-06-12 2015-12-17 移動型ロボット清掃機
JP2016249208A Expired - Fee Related JP6522577B2 (ja) 2001-06-12 2016-12-22 移動型ロボット清掃機

Family Applications Before (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003504174A Pending JP2004522231A (ja) 2001-06-12 2002-06-12 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム
JP2006135862A Withdrawn JP2006318483A (ja) 2001-06-12 2006-05-15 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム
JP2006165217A Withdrawn JP2006331434A (ja) 2001-06-12 2006-06-14 自律型ロボット

Family Applications After (9)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008246310A Pending JP2009099137A (ja) 2001-06-12 2008-09-25 自律型ロボット用マルチモード処理方法及びシステム
JP2011050428A Pending JP2011129155A (ja) 2001-06-12 2011-03-08 移動型ロボット清掃機
JP2011272048A Ceased JP2012064240A (ja) 2001-06-12 2011-12-13 移動型ロボット清掃機
JP2013107036A Expired - Fee Related JP5767275B2 (ja) 2001-06-12 2013-05-21 移動型ロボット清掃機
JP2013266238A Expired - Lifetime JP6373000B2 (ja) 2001-06-12 2013-12-25 移動型清掃ロボット
JP2014100216A Pending JP2014186742A (ja) 2001-06-12 2014-05-14 移動型ロボット清掃機
JP2015111823A Expired - Fee Related JP6429728B2 (ja) 2001-06-12 2015-06-02 移動型ロボット
JP2015245807A Expired - Fee Related JP6250018B2 (ja) 2001-06-12 2015-12-17 移動型ロボット清掃機
JP2016249208A Expired - Fee Related JP6522577B2 (ja) 2001-06-12 2016-12-22 移動型ロボット清掃機

Country Status (9)

Country Link
US (2) US6809490B2 (ja)
EP (8) EP2386924B1 (ja)
JP (13) JP2004522231A (ja)
AT (1) ATE510247T1 (ja)
AU (1) AU2002306142A1 (ja)
CA (1) CA2416621C (ja)
ES (6) ES2520391T3 (ja)
HK (1) HK1061013A1 (ja)
WO (1) WO2002101477A2 (ja)

Families Citing this family (345)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8788092B2 (en) * 2000-01-24 2014-07-22 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US8412377B2 (en) 2000-01-24 2013-04-02 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US6956348B2 (en) * 2004-01-28 2005-10-18 Irobot Corporation Debris sensor for cleaning apparatus
AUPR154400A0 (en) * 2000-11-17 2000-12-14 Duplex Cleaning Machines Pty. Limited Robot machine
US7571511B2 (en) * 2002-01-03 2009-08-11 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US6883201B2 (en) * 2002-01-03 2005-04-26 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US6690134B1 (en) * 2001-01-24 2004-02-10 Irobot Corporation Method and system for robot localization and confinement
US20020138246A1 (en) * 2001-03-08 2002-09-26 Czora Gregory J. System and method for simulating conciousness
US7429843B2 (en) 2001-06-12 2008-09-30 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US8396592B2 (en) 2001-06-12 2013-03-12 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
KR100420171B1 (ko) * 2001-08-07 2004-03-02 삼성광주전자 주식회사 로봇 청소기와 그 시스템 및 제어방법
IL145680A0 (en) 2001-09-26 2002-06-30 Friendly Robotics Ltd Robotic vacuum cleaner
AU2002341358A1 (en) * 2001-09-26 2003-04-07 Friendly Robotics Ltd. Robotic vacuum cleaner
DE10150423A1 (de) * 2001-10-11 2003-04-30 Siemens Ag Verfahren und Anordnung sowie Computerprogramm mit Programmcode-Mitteln und Computerprogramm-Produkt zur Zuweisung einer Teilfläche einer in mehrere Teilflächen aufgeteilten Gesamtfläche an eine von mehreren mobilen Einheiten
US9128486B2 (en) * 2002-01-24 2015-09-08 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
WO2004016400A2 (en) * 2002-08-16 2004-02-26 Evolution Robotics, Inc. Systems and methods for the automated sensing of motion in a mobile robot using visual data
US8386081B2 (en) 2002-09-13 2013-02-26 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
EP3043544B1 (en) * 2002-09-13 2018-03-28 iRobot Corporation A navigational control system for a robotic device
US8428778B2 (en) 2002-09-13 2013-04-23 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US7135992B2 (en) 2002-12-17 2006-11-14 Evolution Robotics, Inc. Systems and methods for using multiple hypotheses in a visual simultaneous localization and mapping system
KR100561855B1 (ko) 2002-12-30 2006-03-16 삼성전자주식회사 로봇용 로컬라이제이션 시스템
GB2398394B (en) * 2003-02-14 2006-05-17 Dyson Ltd An autonomous machine
US20040244138A1 (en) * 2003-03-14 2004-12-09 Taylor Charles E. Robot vacuum
US7805220B2 (en) 2003-03-14 2010-09-28 Sharper Image Acquisition Llc Robot vacuum with internal mapping system
JP2004275468A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Hitachi Home & Life Solutions Inc 自走式掃除機およびその運転方法
US7228214B2 (en) * 2003-03-31 2007-06-05 Deere & Company Path planner and method for planning a path plan having a spiral component
KR100486737B1 (ko) * 2003-04-08 2005-05-03 삼성전자주식회사 청소로봇의 청소궤적 생성·추종방법 및 장치
US7170252B2 (en) * 2003-07-23 2007-01-30 Renesas Technology Corporation Location aware automata
AU2004202834B2 (en) * 2003-07-24 2006-02-23 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Robot Cleaner
US20050079113A1 (en) * 2003-10-09 2005-04-14 Selander Raymond K. Fan-driven air freshener
WO2005043262A2 (en) * 2003-10-20 2005-05-12 Sensorlogic, Inc. Behavior agent based system and process for machine to machine applications and services
DE10357636B4 (de) * 2003-12-10 2013-05-08 Vorwerk & Co. Interholding Gmbh Selbsttätig verfahrbares Bodenstaub-Aufsammelgerät
US7332890B2 (en) * 2004-01-21 2008-02-19 Irobot Corporation Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods
DE102004004505B9 (de) * 2004-01-22 2010-08-05 Alfred Kärcher Gmbh & Co. Kg Bodenbearbeitungsgerät sowie Verfahren zu dessen Steuerung
JP2005211462A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Funai Electric Co Ltd 自走式掃除機
TR200604207T1 (tr) * 2004-02-12 2007-01-22 Ar�El�K Anon�M ��Rket� Bir robot süpürge ve kontrol yöntemi.
US7689321B2 (en) * 2004-02-13 2010-03-30 Evolution Robotics, Inc. Robust sensor fusion for mapping and localization in a simultaneous localization and mapping (SLAM) system
US20070023540A1 (en) * 2004-03-03 2007-02-01 Selander Raymond K Fragrance Delivery for Multimedia Systems
US20060020369A1 (en) * 2004-03-11 2006-01-26 Taylor Charles E Robot vacuum cleaner
WO2005098476A1 (en) 2004-03-29 2005-10-20 Evolution Robotics, Inc. Method and apparatus for position estimation using reflected light sources
US7617557B2 (en) * 2004-04-02 2009-11-17 Royal Appliance Mfg. Co. Powered cleaning appliance
US20060009879A1 (en) 2004-06-24 2006-01-12 Lynch James K Programming and diagnostic tool for a mobile robot
US7706917B1 (en) 2004-07-07 2010-04-27 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous robot
US8972052B2 (en) 2004-07-07 2015-03-03 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous vehicle
US11209833B2 (en) 2004-07-07 2021-12-28 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous vehicle
US20060059880A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-23 Angott Paul G Unmanned utility vehicle
KR100595571B1 (ko) * 2004-09-13 2006-07-03 엘지전자 주식회사 로봇 청소기
JP2006085369A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Sony Corp 移動体装置及びその制御方法
US8000837B2 (en) * 2004-10-05 2011-08-16 J&L Group International, Llc Programmable load forming system, components thereof, and methods of use
CA2588870A1 (en) 2004-11-23 2006-06-01 S. C. Johnson & Son, Inc. Device and methods of providing air purification in combination with cleaning of surfaces
KR20060059006A (ko) * 2004-11-26 2006-06-01 삼성전자주식회사 이동형 가전기기가 장애물을 회피하며 벽을 따라 이동하는방법 및 장치
US7389156B2 (en) * 2005-02-18 2008-06-17 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
US7620476B2 (en) 2005-02-18 2009-11-17 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for dry cleaning
US8392021B2 (en) 2005-02-18 2013-03-05 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning
ATE523130T1 (de) * 2005-02-18 2011-09-15 Irobot Corp Selbstfahrender flächenreinigungsroboter für nass-und trockenreinigung
KR100633444B1 (ko) * 2005-02-24 2006-10-13 삼성광주전자 주식회사 로봇 청소기 및 그 제어 방법
KR100633446B1 (ko) * 2005-02-24 2006-10-13 삼성광주전자 주식회사 가습기를 구비한 이동로봇
KR100654676B1 (ko) * 2005-03-07 2006-12-08 삼성광주전자 주식회사 로봇청소기
US20060216193A1 (en) * 2005-03-22 2006-09-28 Johnson Kaj A Cleaning tools with UV flash unit
US8930023B2 (en) 2009-11-06 2015-01-06 Irobot Corporation Localization by learning of wave-signal distributions
JP2006271807A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Toshiba Tec Corp 走行式作業用ロボット
KR100638219B1 (ko) * 2005-04-23 2006-10-27 엘지전자 주식회사 로봇청소기의 주행방법
KR100635827B1 (ko) * 2005-04-25 2006-10-19 엘지전자 주식회사 눌림 감지 기능을 갖는 청소로봇과 그 방법
KR100669892B1 (ko) * 2005-05-11 2007-01-19 엘지전자 주식회사 장애물 회피 기능을 갖는 이동로봇과 그 방법
US7877166B2 (en) 2005-06-28 2011-01-25 S.C. Johnson & Son, Inc. RFID navigational system for robotic floor treater
US7578020B2 (en) * 2005-06-28 2009-08-25 S.C. Johnson & Son, Inc. Surface treating device with top load cartridge-based cleaning system
US7389166B2 (en) * 2005-06-28 2008-06-17 S.C. Johnson & Son, Inc. Methods to prevent wheel slip in an autonomous floor cleaner
WO2007037792A2 (en) * 2005-07-20 2007-04-05 Optimus Services, Llc Robotic floor cleaning with sterile, disposable cartridges
JP2007030060A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd 移動ロボットの制御装置
US7456596B2 (en) * 2005-08-19 2008-11-25 Cisco Technology, Inc. Automatic radio site survey using a robot
AU2006284577B2 (en) * 2005-09-02 2012-09-13 Neato Robotics, Inc. Multi-function robotic device
KR100749579B1 (ko) * 2005-09-05 2007-08-16 삼성광주전자 주식회사 교환가능한 복수의 작업모듈을 갖는 이동로봇 시스템 및 그제어방법
EP2065774B1 (en) 2005-12-02 2013-10-23 iRobot Corporation Autonomous coverage robot navigation system
US8584305B2 (en) 2005-12-02 2013-11-19 Irobot Corporation Modular robot
KR101300492B1 (ko) 2005-12-02 2013-09-02 아이로보트 코퍼레이션 커버리지 로봇 이동성
KR101290378B1 (ko) 2005-12-02 2013-07-26 아이로보트 코퍼레이션 자동 커버리지 로봇 운행 시스템
EP2816434A3 (en) 2005-12-02 2015-01-28 iRobot Corporation Autonomous coverage robot
EP2533120B1 (en) * 2005-12-02 2019-01-16 iRobot Corporation Robot system
EP2270620B1 (en) 2005-12-02 2014-10-01 iRobot Corporation Autonomous Coverage robot
US7327112B1 (en) * 2006-03-06 2008-02-05 Adrian Gregory Hlynka Multiple leg tumbling robot
ES2654513T3 (es) 2006-03-17 2018-02-14 Irobot Corporation Confinamiento de robot
KR100772907B1 (ko) * 2006-05-01 2007-11-05 삼성전자주식회사 장애물 감지 기능을 가지는 로봇 및 그 제어 방법
US8326469B2 (en) * 2006-07-14 2012-12-04 Irobot Corporation Autonomous behaviors for a remote vehicle
US8108092B2 (en) 2006-07-14 2012-01-31 Irobot Corporation Autonomous behaviors for a remote vehicle
KR100772912B1 (ko) * 2006-05-16 2007-11-05 삼성전자주식회사 절대 방위각을 이용한 로봇 및 이를 이용한 맵 작성 방법
EP2548489B1 (en) 2006-05-19 2016-03-09 iRobot Corporation Removing debris from cleaning robots
US8417383B2 (en) 2006-05-31 2013-04-09 Irobot Corporation Detecting robot stasis
WO2008070205A2 (en) * 2006-06-09 2008-06-12 Carnegie Mellon University Obstacle detection arrangements in and for autonomous vehicles
US7974738B2 (en) * 2006-07-05 2011-07-05 Battelle Energy Alliance, Llc Robotics virtual rail system and method
US7584020B2 (en) * 2006-07-05 2009-09-01 Battelle Energy Alliance, Llc Occupancy change detection system and method
US8073564B2 (en) * 2006-07-05 2011-12-06 Battelle Energy Alliance, Llc Multi-robot control interface
US7668621B2 (en) * 2006-07-05 2010-02-23 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Robotic guarded motion system and method
US7801644B2 (en) * 2006-07-05 2010-09-21 Battelle Energy Alliance, Llc Generic robot architecture
US8271132B2 (en) * 2008-03-13 2012-09-18 Battelle Energy Alliance, Llc System and method for seamless task-directed autonomy for robots
US8965578B2 (en) 2006-07-05 2015-02-24 Battelle Energy Alliance, Llc Real time explosive hazard information sensing, processing, and communication for autonomous operation
US7587260B2 (en) * 2006-07-05 2009-09-08 Battelle Energy Alliance, Llc Autonomous navigation system and method
US7620477B2 (en) * 2006-07-05 2009-11-17 Battelle Energy Alliance, Llc Robotic intelligence kernel
US8355818B2 (en) * 2009-09-03 2013-01-15 Battelle Energy Alliance, Llc Robots, systems, and methods for hazard evaluation and visualization
US8843244B2 (en) * 2006-10-06 2014-09-23 Irobot Corporation Autonomous behaviors for a remove vehicle
KR100769909B1 (ko) * 2006-09-06 2007-10-24 엘지전자 주식회사 이동 로봇 및 그 동작방법
US8196169B1 (en) * 2006-09-18 2012-06-05 Nvidia Corporation Coordinate-based set top box policy enforcement system, method and computer program product
KR100759919B1 (ko) * 2006-11-28 2007-09-18 삼성광주전자 주식회사 로봇청소기 및 그 제어방법
TWI308487B (en) * 2006-12-26 2009-04-11 Ind Tech Res Inst Position-detecting system and method
US8189107B1 (en) 2007-03-12 2012-05-29 Nvidia Corporation System and method for performing visual data post-processing based on information related to frequency response pre-processing
JP4512200B2 (ja) * 2007-03-15 2010-07-28 株式会社日立製作所 ロボット
US20080229885A1 (en) * 2007-03-22 2008-09-25 Mah Pat Y Jar opener
KR101281512B1 (ko) * 2007-04-06 2013-07-03 삼성전자주식회사 로봇청소기 및 그 제어방법
US8086551B2 (en) 2007-04-16 2011-12-27 Blue Oak Mountain Technologies, Inc. Electronic system with simulated sense perception and method of providing simulated sense perception
EP3031375B1 (en) * 2007-05-09 2021-11-03 iRobot Corporation Compact autonomous coverage robot
US8255092B2 (en) 2007-05-14 2012-08-28 Irobot Corporation Autonomous behaviors for a remote vehicle
KR101361562B1 (ko) * 2007-05-31 2014-02-13 삼성전자주식회사 청소로봇
CN101320420A (zh) * 2007-06-08 2008-12-10 鹏智科技(深圳)有限公司 类生物系统、类生物装置及其行为执行方法
DE102007053311A1 (de) * 2007-06-21 2008-12-24 Robert Bosch Gmbh Ansteuersystem für ein Roboterfahrzeug
EP2219506B1 (en) * 2007-10-30 2017-06-21 LG Electronics Inc. Detecting apparatus of robot cleaner and controlling method of robot cleaner
DE102007059118A1 (de) * 2007-12-07 2009-06-10 Robert Bosch Gmbh Autonom arbeitende Vorrichtung
KR20090077547A (ko) * 2008-01-11 2009-07-15 삼성전자주식회사 이동 로봇의 경로 계획 방법 및 장치
JP5548139B2 (ja) * 2008-01-28 2014-07-16 シーグリッド コーポレーション 施設を整備するロボットと実時間または近実時間で相互作用する方法
US8755936B2 (en) * 2008-01-28 2014-06-17 Seegrid Corporation Distributed multi-robot system
US8838268B2 (en) 2008-01-28 2014-09-16 Seegrid Corporation Service robot and method of operating same
JP5606927B2 (ja) * 2008-01-28 2014-10-15 シーグリッド コーポレーション サービスロボットによって収集された時空間情報のリパーパシングを行うための方法
BRPI0910450A2 (pt) * 2008-04-24 2016-07-19 Evolution Robotics Inc limpador robótico
US8074320B2 (en) * 2008-05-15 2011-12-13 Rachael Anne Batchelder Autonomous blower for debris herding
DE102008028931A1 (de) * 2008-06-18 2009-12-24 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Fahrbewegung eines Roboters, insbesondere eines Staubsammelroboters in einem Flächenbereich
US20100125968A1 (en) * 2008-11-26 2010-05-27 Howard Ho Automated apparatus and equipped trashcan
US7926598B2 (en) 2008-12-09 2011-04-19 Irobot Corporation Mobile robotic vehicle
JP5158808B2 (ja) * 2009-02-23 2013-03-06 独立行政法人科学技術振興機構 ロボット制御システム及びロボット制御方法
KR101484940B1 (ko) * 2009-05-14 2015-01-22 삼성전자 주식회사 로봇청소기 및 그 제어방법
TWI388956B (zh) 2009-05-20 2013-03-11 Univ Nat Taiwan Science Tech 行動機器人與其目標物處理路徑的規劃方法
US8774970B2 (en) 2009-06-11 2014-07-08 S.C. Johnson & Son, Inc. Trainable multi-mode floor cleaning device
US9037294B2 (en) 2009-06-12 2015-05-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Robot cleaner and control method thereof
US8428776B2 (en) 2009-06-18 2013-04-23 Michael Todd Letsky Method for establishing a desired area of confinement for an autonomous robot and autonomous robot implementing a control system for executing the same
IT1395844B1 (it) * 2009-06-30 2012-10-26 Bernini Tagliaerba
US8364309B1 (en) 2009-07-14 2013-01-29 Bailey Bendrix L User-assisted robot navigation system
US8879426B1 (en) * 2009-09-03 2014-11-04 Lockheed Martin Corporation Opportunistic connectivity edge detection
KR20110054472A (ko) * 2009-11-17 2011-05-25 엘지전자 주식회사 로봇 청소기 및 그의 제어 방법
KR101406186B1 (ko) * 2009-11-18 2014-06-13 삼성전자주식회사 로봇청소기의 제어방법
TW201117760A (en) * 2009-11-25 2011-06-01 Ind Tech Res Inst Puddle eliminating system and puddle eliminating method
WO2011103198A1 (en) 2010-02-16 2011-08-25 Irobot Corporation Vacuum brush
US9807925B2 (en) * 2010-07-28 2017-11-07 Deere & Company Robotic mower area coverage system
US20120029752A1 (en) * 2010-07-28 2012-02-02 Johnson David A Robotic Mower Stuck Detection System
JP5745067B2 (ja) 2010-09-24 2015-07-08 アイロボット・コーポレーション Vslam最適化のためのシステムおよび方法
DE102011003064A1 (de) * 2010-12-29 2012-07-05 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Bearbeitung einer Fläche mittels eines Roboter-Fahrzeugs
EP2659260B1 (en) 2010-12-30 2019-11-20 iRobot Corporation Debris monitoring
JP5832553B2 (ja) 2010-12-30 2015-12-16 アイロボット コーポレイション カバレッジロボットナビゲーション
US20120167917A1 (en) 2011-01-03 2012-07-05 Gilbert Jr Duane L Autonomous coverage robot
DE102011006062B4 (de) 2011-03-24 2023-05-25 RobArt GmbH Verfahren zur autonomen Inspektion einer Umgebung oder Bearbeitung von Bodenflächen
AU2012249245B2 (en) 2011-04-29 2015-05-14 Irobot Corporation Resilient and compressible roller and autonomous coverage robot
US11471020B2 (en) 2011-04-29 2022-10-18 Irobot Corporation Robotic vacuum cleaning system
US8549826B2 (en) 2011-07-25 2013-10-08 Deere & Company Robotic mower launch point system
EP2753954B1 (en) 2011-09-07 2018-08-08 iRobot Corporation Sonar system for an autonomous vehicle
US8798840B2 (en) 2011-09-30 2014-08-05 Irobot Corporation Adaptive mapping with spatial summaries of sensor data
US8589013B2 (en) 2011-10-25 2013-11-19 Jaybridge Robotics, Inc. Method and system for dynamically positioning a vehicle relative to another vehicle in motion
US9780435B2 (en) 2011-12-05 2017-10-03 Adasa Inc. Aerial inventory antenna
US10050330B2 (en) 2011-12-05 2018-08-14 Adasa Inc. Aerial inventory antenna
US10476130B2 (en) 2011-12-05 2019-11-12 Adasa Inc. Aerial inventory antenna
US9747480B2 (en) 2011-12-05 2017-08-29 Adasa Inc. RFID and robots for multichannel shopping
US11093722B2 (en) 2011-12-05 2021-08-17 Adasa Inc. Holonomic RFID reader
US10846497B2 (en) 2011-12-05 2020-11-24 Adasa Inc. Holonomic RFID reader
DE102012201870A1 (de) 2012-02-08 2013-08-08 RobArt GmbH Verfahren zum automatischen Auslösen einer Selbstlokalisierung
US8983767B2 (en) 2012-03-02 2015-03-17 Jaybridge Robotics, Inc. Computer-implemented method and system for generating swath coverage patterns for polygonal and pseudo-polygonal shaped fields
WO2013138574A2 (en) 2012-03-15 2013-09-19 Irobot Corporation Compliant solid-state bumper for robot
CN103323002B (zh) * 2012-03-19 2016-04-27 联想(北京)有限公司 即时定位与地图构建方法和装置
US9146560B2 (en) 2012-03-30 2015-09-29 Irobot Corporation System and method for implementing force field deterrent for robot
CN103356122A (zh) * 2012-04-05 2013-10-23 科沃斯机器人科技(苏州)有限公司 擦玻璃装置
CN103376801B (zh) * 2012-04-13 2016-08-03 科沃斯机器人有限公司 自移动地面处理机器人及其清洁工作的控制方法
US8965623B2 (en) * 2012-05-11 2015-02-24 International Business Machines Corporation Automated cleaning in a sensor network
KR101954144B1 (ko) * 2012-06-08 2019-03-05 엘지전자 주식회사 로봇 청소기와, 이의 제어 방법, 및 이를 포함한 로봇 청소 시스템
EP2888603B1 (en) 2012-08-27 2016-10-12 Aktiebolaget Electrolux Robot positioning system
DE102012108802A1 (de) * 2012-09-19 2014-03-20 Vorwerk & Co. Interholding Gmbh Selbsttätig verfahrbares Bodenreinigungsgerät und Verfahren zum Betreiben eines Bodenreinigungsgerätes
CA2868860C (en) 2012-09-21 2018-04-24 Irobot Corporation Proximity sensing on mobile robots
DE102012109004A1 (de) 2012-09-24 2014-03-27 RobArt GmbH Roboter und Verfahren zur autonomen Inspektion oder Bearbeitung von Bodenflächen
CN103778143B (zh) * 2012-10-22 2017-09-01 联想(北京)有限公司 一种构建地图的方法、电子设备及系统
TWM451103U (zh) * 2012-10-30 2013-04-21 Agait Technology Corp 行走裝置
US8972061B2 (en) 2012-11-02 2015-03-03 Irobot Corporation Autonomous coverage robot
US9020637B2 (en) 2012-11-02 2015-04-28 Irobot Corporation Simultaneous localization and mapping for a mobile robot
TWI493211B (zh) * 2012-11-02 2015-07-21 Ind Tech Res Inst 接近物體偵測方法、接近物體偵測裝置及使用其之移動平台
US9178370B2 (en) 2012-12-28 2015-11-03 Irobot Corporation Coverage robot docking station
US9483055B2 (en) 2012-12-28 2016-11-01 Irobot Corporation Autonomous coverage robot
US9282867B2 (en) 2012-12-28 2016-03-15 Irobot Corporation Autonomous coverage robot
CN109965778B (zh) 2013-01-18 2022-08-16 艾罗伯特公司 包括移动机器人的环境管理系统以及其使用方法
US9233472B2 (en) 2013-01-18 2016-01-12 Irobot Corporation Mobile robot providing environmental mapping for household environmental control
US9375847B2 (en) 2013-01-18 2016-06-28 Irobot Corporation Environmental management systems including mobile robots and methods using same
EP2959349B1 (en) * 2013-02-20 2021-01-27 Husqvarna AB A robotic work tool configured for improved turning in a slope, a robotic work tool system, and a method for use in the robotic work tool
US8849494B1 (en) 2013-03-15 2014-09-30 Google Inc. Data selection by an autonomous vehicle for trajectory modification
US8996224B1 (en) 2013-03-15 2015-03-31 Google Inc. Detecting that an autonomous vehicle is in a stuck condition
US9008890B1 (en) 2013-03-15 2015-04-14 Google Inc. Augmented trajectories for autonomous vehicles
US9326654B2 (en) 2013-03-15 2016-05-03 Irobot Corporation Roller brush for surface cleaning robots
KR102020215B1 (ko) * 2013-03-23 2019-09-10 삼성전자주식회사 로봇 청소기 및 로봇 청소기의 제어방법
EP2986192B1 (en) 2013-04-15 2021-03-31 Aktiebolaget Electrolux Robotic vacuum cleaner
EP2986193B1 (en) 2013-04-15 2020-07-29 Aktiebolaget Electrolux Robotic vacuum cleaner with protruding sidebrush
US9037396B2 (en) 2013-05-23 2015-05-19 Irobot Corporation Simultaneous localization and mapping for a mobile robot
CN104216404B (zh) * 2013-05-31 2017-02-15 科沃斯机器人股份有限公司 一种自移动装置及其控制方法
KR102083188B1 (ko) 2013-07-29 2020-03-02 삼성전자주식회사 청소 로봇 및 그 제어 방법
US9188986B2 (en) 2013-10-01 2015-11-17 Jaybridge Robotics, Inc. Computer-implemented method and system for dynamically positioning a vehicle relative to another vehicle in motion for on-the-fly offloading operations
WO2015072897A1 (en) 2013-11-12 2015-05-21 Husqvarna Ab Improved navigation for a robotic working tool
US9615712B2 (en) 2013-11-12 2017-04-11 Irobot Corporation Mobile floor cleaning robot
US11272822B2 (en) 2013-11-12 2022-03-15 Irobot Corporation Mobile floor cleaning robot with pad holder
US9427127B2 (en) 2013-11-12 2016-08-30 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot
US9233468B2 (en) 2013-11-12 2016-01-12 Irobot Corporation Commanding a mobile robot using glyphs
US9968507B2 (en) * 2013-11-18 2018-05-15 New York Institute Of Technology Motorized walker
CN206950128U (zh) 2013-12-18 2018-02-02 艾罗伯特公司 自主移动机器人
JP6494118B2 (ja) 2013-12-19 2019-04-03 アクチエボラゲット エレクトロルックス 障害物の乗り上げの検出に伴うロボット掃除機の制御方法、並びに、当該方法を有するロボット掃除機、プログラム、及びコンピュータ製品
EP3084538B1 (en) 2013-12-19 2017-11-01 Aktiebolaget Electrolux Robotic cleaning device with perimeter recording function
EP3082537B1 (en) 2013-12-19 2020-11-18 Aktiebolaget Electrolux Robotic cleaning device and method for landmark recognition
CN105744872B (zh) 2013-12-19 2020-01-14 伊莱克斯公司 旋转侧刷的自适应速度控制
US10045675B2 (en) 2013-12-19 2018-08-14 Aktiebolaget Electrolux Robotic vacuum cleaner with side brush moving in spiral pattern
KR102393550B1 (ko) 2013-12-19 2022-05-04 에이비 엘렉트로룩스 청소 영역의 우선순위를 정하는 방법
CN105849660B (zh) 2013-12-19 2020-05-08 伊莱克斯公司 机器人清扫装置
EP3082539B1 (en) 2013-12-20 2019-02-20 Aktiebolaget Electrolux Dust container
EP3091887A4 (en) 2014-01-10 2017-09-13 iRobot Corporation Autonomous mobile robot
WO2015153109A1 (en) 2014-03-31 2015-10-08 Irobot Corporation Autonomous mobile robot
JP6345973B2 (ja) 2014-04-22 2018-06-20 東芝ライフスタイル株式会社 自律走行体
FI126982B (fi) 2014-04-29 2017-09-15 John Deere Forestry Oy Menetelmä ja järjestelmä kuormatraktorin puomiston ohjaamiseksi
US9168922B1 (en) 2014-06-05 2015-10-27 Jaybridge Robotics, Inc. Computer-implemented methods and systems for predicting an area to be traversed by a moving vehicle
EP2952300A1 (en) * 2014-06-05 2015-12-09 Aldebaran Robotics Collision detection
TW201545699A (zh) * 2014-06-12 2015-12-16 Uni Ring Tech Co Ltd 自走式清潔裝置行走方法
AU2015285065B2 (en) * 2014-07-01 2018-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Cleaning robot and controlling method thereof
KR102293615B1 (ko) * 2014-07-02 2021-08-26 삼성전자주식회사 청소 로봇 및 그 제어 방법
US10518416B2 (en) 2014-07-10 2019-12-31 Aktiebolaget Electrolux Method for detecting a measurement error in a robotic cleaning device
US9764472B1 (en) 2014-07-18 2017-09-19 Bobsweep Inc. Methods and systems for automated robotic movement
JP6453583B2 (ja) * 2014-08-20 2019-01-16 東芝ライフスタイル株式会社 電気掃除機
JP6494952B2 (ja) * 2014-08-20 2019-04-03 東芝ライフスタイル株式会社 自律走行体
JP6325946B2 (ja) * 2014-08-27 2018-05-16 東芝ライフスタイル株式会社 自律走行体装置
JP6517482B2 (ja) 2014-08-29 2019-05-22 東芝ライフスタイル株式会社 自律走行体および電気掃除機
DE102014217843A1 (de) 2014-09-05 2016-03-10 Martin Cudzilo Vorrichtung zum Vereinfachen der Reinigung von Oberflächen und Verfahren zum Erfassen geleisteter Reinigungsarbeiten
JP6443897B2 (ja) 2014-09-08 2018-12-26 アクチエボラゲット エレクトロルックス ロボット真空掃除機
WO2016037636A1 (en) 2014-09-08 2016-03-17 Aktiebolaget Electrolux Robotic vacuum cleaner
JP6942102B2 (ja) * 2014-09-09 2021-09-29 シャープ株式会社 自走式掃除機
JP6397278B2 (ja) * 2014-09-09 2018-09-26 シャープ株式会社 自走式掃除機
US9510505B2 (en) 2014-10-10 2016-12-06 Irobot Corporation Autonomous robot localization
US9516806B2 (en) 2014-10-10 2016-12-13 Irobot Corporation Robotic lawn mowing boundary determination
US9798328B2 (en) 2014-10-10 2017-10-24 Irobot Corporation Mobile robot area cleaning
US9744670B2 (en) 2014-11-26 2017-08-29 Irobot Corporation Systems and methods for use of optical odometry sensors in a mobile robot
US9751210B2 (en) 2014-11-26 2017-09-05 Irobot Corporation Systems and methods for performing occlusion detection
US9519289B2 (en) 2014-11-26 2016-12-13 Irobot Corporation Systems and methods for performing simultaneous localization and mapping using machine vision systems
CN106998980B (zh) 2014-12-10 2021-12-17 伊莱克斯公司 使用激光传感器检测地板类型
US9788698B2 (en) 2014-12-10 2017-10-17 Irobot Corporation Debris evacuation for cleaning robots
US10568483B2 (en) 2014-12-12 2020-02-25 Irobot Corporation Cleaning system for autonomous robot
WO2016091320A1 (en) 2014-12-12 2016-06-16 Aktiebolaget Electrolux Side brush and robotic cleaner
US9420741B2 (en) 2014-12-15 2016-08-23 Irobot Corporation Robot lawnmower mapping
WO2016095965A2 (en) 2014-12-16 2016-06-23 Aktiebolaget Electrolux Experience-based roadmap for a robotic cleaning device
US9704043B2 (en) 2014-12-16 2017-07-11 Irobot Corporation Systems and methods for capturing images and annotating the captured images with information
KR102326401B1 (ko) 2014-12-16 2021-11-16 에이비 엘렉트로룩스 로봇 청소 장치를 위한 청소 방법
US9538702B2 (en) 2014-12-22 2017-01-10 Irobot Corporation Robotic mowing of separated lawn areas
CN112057008A (zh) 2014-12-24 2020-12-11 美国iRobot公司 排空站
US9757004B2 (en) 2015-02-12 2017-09-12 Irobot Corporation Liquid management for floor-traversing robots
KR102343100B1 (ko) 2015-02-13 2021-12-24 삼성전자주식회사 청소 로봇 및 그 제어방법
US9993129B2 (en) 2015-02-13 2018-06-12 Irobot Corporation Mobile floor-cleaning robot with floor-type detection
US9937628B2 (en) * 2015-03-03 2018-04-10 The Procter & Gamble Company Safety device for a mechanical motion device
USD774263S1 (en) 2015-03-03 2016-12-13 Irobot Corporation Floor cleaning roller core
US9907449B2 (en) * 2015-03-16 2018-03-06 Irobot Corporation Autonomous floor cleaning with a removable pad
US9265396B1 (en) 2015-03-16 2016-02-23 Irobot Corporation Autonomous floor cleaning with removable pad
JP6735066B2 (ja) * 2015-03-17 2020-08-05 シャープ株式会社 自走式電子機器
US9630319B2 (en) 2015-03-18 2017-04-25 Irobot Corporation Localization and mapping using physical features
US9918605B2 (en) 2015-04-09 2018-03-20 Irobot Corporation Wall following robot
US9868211B2 (en) 2015-04-09 2018-01-16 Irobot Corporation Restricting movement of a mobile robot
WO2016165772A1 (en) 2015-04-17 2016-10-20 Aktiebolaget Electrolux Robotic cleaning device and a method of controlling the robotic cleaning device
WO2016181852A1 (ja) * 2015-05-08 2016-11-17 三菱電機株式会社 寝具乾燥機、寝具乾燥機の運転管理システム及び家電機器の運転管理システム
WO2016181849A1 (ja) * 2015-05-08 2016-11-17 三菱電機株式会社 寝具掃除機
US9505140B1 (en) 2015-06-02 2016-11-29 Irobot Corporation Contact sensors for a mobile robot
JP6634223B2 (ja) * 2015-06-15 2020-01-22 シャープ株式会社 自走式電子機器および前記自走式電子機器の走行方法
DE102015109775B3 (de) 2015-06-18 2016-09-22 RobArt GmbH Optischer Triangulationssensor zur Entfernungsmessung
US9462920B1 (en) 2015-06-25 2016-10-11 Irobot Corporation Evacuation station
US9919425B2 (en) 2015-07-01 2018-03-20 Irobot Corporation Robot navigational sensor system
US11115798B2 (en) 2015-07-23 2021-09-07 Irobot Corporation Pairing a beacon with a mobile robot
US10034421B2 (en) 2015-07-24 2018-07-31 Irobot Corporation Controlling robotic lawnmowers
TWI617907B (zh) * 2015-07-30 2018-03-11 Yan cheng xiang Robot for automatically adjusting moving path and method thereof
CN106393140A (zh) * 2015-07-30 2017-02-15 燕成祥 自动调整动作路径的机器人及其方法
US10874274B2 (en) 2015-09-03 2020-12-29 Aktiebolaget Electrolux System of robotic cleaning devices
DE102015114883A1 (de) 2015-09-04 2017-03-09 RobArt GmbH Identifizierung und Lokalisierung einer Basisstation eines autonomen mobilen Roboters
DE102015119501A1 (de) 2015-11-11 2017-05-11 RobArt GmbH Unterteilung von Karten für die Roboternavigation
DE102015119865B4 (de) 2015-11-17 2023-12-21 RobArt GmbH Robotergestützte Bearbeitung einer Oberfläche mittels eines Roboters
CN106814732A (zh) * 2015-11-27 2017-06-09 科沃斯机器人股份有限公司 自移动机器人及其行走模式转换方法和行走方法
CN105527869B (zh) * 2015-12-01 2019-03-01 纳恩博(北京)科技有限公司 智能设备及其智能控制方法
DE102015121666B3 (de) 2015-12-11 2017-05-24 RobArt GmbH Fernsteuerung eines mobilen, autonomen Roboters
JP7036531B2 (ja) * 2016-01-08 2022-03-15 東芝ライフスタイル株式会社 自律走行体
WO2017123761A1 (en) 2016-01-15 2017-07-20 Irobot Corporation Autonomous monitoring robot systems
US10021830B2 (en) 2016-02-02 2018-07-17 Irobot Corporation Blade assembly for a grass cutting mobile robot
JP2017140350A (ja) * 2016-02-05 2017-08-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 自律走行型掃除機、その補助ブラシ、および、自律走行型掃除機を備える掃除機システム
WO2017134705A1 (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 自律走行型掃除機、その補助ブラシおよび自律走行型掃除機を備える掃除機システム
DE102016102644A1 (de) 2016-02-15 2017-08-17 RobArt GmbH Verfahren zur Steuerung eines autonomen mobilen Roboters
US10459063B2 (en) 2016-02-16 2019-10-29 Irobot Corporation Ranging and angle of arrival antenna system for a mobile robot
JP7035300B2 (ja) 2016-03-15 2022-03-15 アクチエボラゲット エレクトロルックス ロボット清掃デバイス、ロボット清掃デバイスにおける、断崖検出を遂行する方法、コンピュータプログラム、およびコンピュータプログラム製品
EP3223099B1 (en) 2016-03-23 2021-09-15 Advanced Digital Broadcast S.A. System and method for an autonomous cleaning apparatus
JP6498627B2 (ja) 2016-03-31 2019-04-10 本田技研工業株式会社 自律走行作業車の制御装置
JP6709099B2 (ja) 2016-04-06 2020-06-10 Kyb株式会社 緩衝器
WO2017194102A1 (en) 2016-05-11 2017-11-16 Aktiebolaget Electrolux Robotic cleaning device
CN107398885B (zh) * 2016-05-19 2020-11-27 科沃斯机器人股份有限公司 组合机器人
JP6995770B2 (ja) 2016-06-15 2022-01-17 アイロボット・コーポレーション 自律移動ロボットを制御するためのシステムおよび方法
US10575696B2 (en) 2016-07-13 2020-03-03 Irobot Corporation Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods
US9807930B1 (en) 2016-08-25 2017-11-07 Irobot Corporation Blade guard for a robot lawnmower
CN109195751B (zh) 2016-09-14 2022-12-06 艾罗伯特公司 用于基于区分类的机器人的可配置操作的系统和方法
EP3298874B1 (en) * 2016-09-22 2020-07-01 Honda Research Institute Europe GmbH Robotic gardening device and method for controlling the same
US10732127B2 (en) * 2016-10-26 2020-08-04 Pixart Imaging Inc. Dirtiness level determining system and surface cleaning machine
US10292554B2 (en) 2016-10-28 2019-05-21 Irobot Corporation Mobile cleaning robot with a bin
EP3335610B1 (en) 2016-12-14 2024-03-06 Advanced Digital Broadcast S.A. A surface processing device and a method for processing surface areas
US10512384B2 (en) 2016-12-15 2019-12-24 Irobot Corporation Cleaning roller for cleaning robots
US10456002B2 (en) 2016-12-22 2019-10-29 Irobot Corporation Cleaning bin for cleaning robot
JP6931994B2 (ja) * 2016-12-22 2021-09-08 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 自律移動体、移動制御方法及び移動制御プログラム
JP2018114067A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 シャープ株式会社 自走式掃除機
TWI634403B (zh) * 2017-01-26 2018-09-01 好樣科技有限公司 自動清潔機及其控制方法
CN110709790A (zh) 2017-03-02 2020-01-17 罗博艾特有限责任公司 用于控制自主移动机器人的方法
JP6725745B2 (ja) * 2017-03-15 2020-07-22 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置及び車両制御方法
US11103113B2 (en) 2017-05-25 2021-08-31 Irobot Corporation Brush for autonomous cleaning robot
US10595698B2 (en) 2017-06-02 2020-03-24 Irobot Corporation Cleaning pad for cleaning robot
CN110621208A (zh) 2017-06-02 2019-12-27 伊莱克斯公司 检测机器人清洁设备前方的表面的高度差的方法
US10100968B1 (en) 2017-06-12 2018-10-16 Irobot Corporation Mast systems for autonomous mobile robots
US10627828B2 (en) * 2017-06-30 2020-04-21 Casio Computer Co., Ltd. Autonomous movement device, autonomous movement method and program recording medium
EP3651564B1 (en) 2017-07-14 2022-05-18 iRobot Corporation Blade assembly for a grass cutting mobile robot
US10595624B2 (en) 2017-07-25 2020-03-24 Irobot Corporation Cleaning roller for cleaning robots
US10915114B2 (en) * 2017-07-27 2021-02-09 AI Incorporated Method and apparatus for combining data to construct a floor plan
US11348269B1 (en) * 2017-07-27 2022-05-31 AI Incorporated Method and apparatus for combining data to construct a floor plan
CN107368079B (zh) 2017-08-31 2019-09-06 珠海市一微半导体有限公司 机器人清扫路径的规划方法及芯片
WO2019050655A1 (en) * 2017-09-07 2019-03-14 Sharkninja Operating Llc ROBOT CLEANER
DE102017121127A1 (de) 2017-09-12 2019-03-14 RobArt GmbH Exploration einer unbekannten Umgebung durch einen autonomen mobilen Roboter
WO2019053062A1 (de) 2017-09-12 2019-03-21 RobArt GmbH Exploration einer unbekannten umgebung durch einen autonomen mobilen roboter
WO2019063066A1 (en) 2017-09-26 2019-04-04 Aktiebolaget Electrolux CONTROL FOR MOVING A ROBOTIC CLEANING DEVICE
CN111479662B (zh) * 2017-10-25 2023-07-07 Lg电子株式会社 学习障碍物的人工智能移动机器人及其控制方法
CN107831766A (zh) * 2017-10-30 2018-03-23 北京奇虎科技有限公司 机器人的碰撞处理方法、装置及机器人
CN108160617B (zh) * 2017-12-12 2021-04-30 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 清洁装置
US10581038B2 (en) 2017-12-18 2020-03-03 Irobot Corporation Battery assembly for autonomous mobile robot
CN108415421A (zh) * 2018-01-26 2018-08-17 广东宝乐机器人股份有限公司 一种提高移动机器人边角覆盖率的方法
KR102106100B1 (ko) * 2018-02-02 2020-05-06 엘지전자 주식회사 이동 로봇
CN108381550B (zh) * 2018-02-28 2021-06-22 江苏楚门机器人科技有限公司 一种基于模板的快速机器人抓取姿态的规划方法
US10800208B2 (en) 2018-03-16 2020-10-13 Ali Ebrahimi Afrouzi Front suspension wheel for mobile robotic devices
JP7047594B2 (ja) * 2018-05-23 2022-04-05 トヨタ自動車株式会社 自律移動体、その衝突位置検出方法、及びプログラム
CN110653810B (zh) * 2018-06-28 2021-03-02 深圳市优必选科技有限公司 机器人距离测量方法、装置及终端设备
JP2020006489A (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 株式会社デンソー 軌道生成装置、軌道生成方法および軌道生成プログラム
JP7089452B2 (ja) * 2018-10-09 2022-06-22 シャープ株式会社 自走式掃除機
CN111166237A (zh) * 2018-11-09 2020-05-19 北京奇虎科技有限公司 扫地机器人及其多向碰撞检测装置和方法
KR102301758B1 (ko) * 2018-12-07 2021-09-14 주식회사 유진로봇 자율 주행 가능한 이동 로봇 및 이의 주행 제어 방법
US11110595B2 (en) 2018-12-11 2021-09-07 Irobot Corporation Mast systems for autonomous mobile robots
DE102018133165B4 (de) * 2018-12-20 2021-03-18 Peter Beeken Verfahren und System zur Bestimmung einer oder mehrerer Spielfiguren
US11109727B2 (en) 2019-02-28 2021-09-07 Irobot Corporation Cleaning rollers for cleaning robots
JP7231469B2 (ja) * 2019-04-19 2023-03-01 東芝ライフスタイル株式会社 自律型掃除機
TWI735889B (zh) * 2019-06-11 2021-08-11 萬潤科技股份有限公司 自走式裝置移動方法及執行該移動方法的自走式裝置
US11571100B2 (en) * 2019-06-28 2023-02-07 Lg Electronics Inc Intelligent robot cleaner
US11327483B2 (en) * 2019-09-30 2022-05-10 Irobot Corporation Image capture devices for autonomous mobile robots and related systems and methods
KR102290612B1 (ko) * 2019-11-21 2021-08-20 한국생산기술연구원 로봇청소기의 라이다 회전장치 및 이의 회전각도 보정방법
SE545284C2 (en) * 2019-12-12 2023-06-20 Husqvarna Ab Exit path determination for a robotic work tool
KR20210080022A (ko) * 2019-12-20 2021-06-30 엘지전자 주식회사 이동 로봇 및 그 제어방법
US11586216B2 (en) * 2020-03-27 2023-02-21 Intel Corporation Driving surface protrusion pattern detection for autonomous vehicles
KR102473746B1 (ko) * 2020-07-22 2022-12-02 삼성전자주식회사 청소 로봇 및 그 제어 방법
US11656628B2 (en) * 2020-09-15 2023-05-23 Irobot Corporation Learned escape behaviors of a mobile robot
CN113031608A (zh) * 2021-03-09 2021-06-25 金陵科技学院 一种移动消毒小车行车机构

Family Cites Families (127)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US47231A (en) * 1865-04-11 Improvement in fuse-hoods for explosive shells
US4119900A (en) 1973-12-21 1978-10-10 Ito Patent-Ag Method and system for the automatic orientation and control of a robot
GB2038615B (en) 1978-12-31 1983-04-13 Nintendo Co Ltd Self-moving type vacuum cleaner
EP0142594B1 (en) 1983-10-26 1989-06-28 Automax Kabushiki Kaisha Control system for mobile robot
JPS60259895A (ja) 1984-06-04 1985-12-21 Toshiba Corp 多管式蒸気過熱戻し器
JPS61166606A (ja) * 1985-01-19 1986-07-28 Sanyo Electric Co Ltd 誘導式電動車
US4679152A (en) * 1985-02-20 1987-07-07 Heath Company Navigation system and method for a mobile robot
JPS6274018A (ja) 1985-09-27 1987-04-04 Kawasaki Heavy Ind Ltd 転炉排ガス処理装置の運転方法
US4700427A (en) 1985-10-17 1987-10-20 Knepper Hans Reinhard Method of automatically steering self-propelled floor-cleaning machines and floor-cleaning machine for practicing the method
JPS62263508A (ja) * 1986-05-12 1987-11-16 Sanyo Electric Co Ltd 自立型作業車
FR2620070A2 (fr) * 1986-12-11 1989-03-10 Jonas Andre Unite mobile autoguidee et appareil de nettoyage tel qu'un aspirateur comportant une telle unite
JPS63183032A (ja) 1987-01-26 1988-07-28 松下電器産業株式会社 掃除ロボツト
JPH026312A (ja) 1988-03-12 1990-01-10 Kao Corp 金属硫化物炭素複合材料及びその製造方法
US4962453A (en) * 1989-02-07 1990-10-09 Transitions Research Corporation Autonomous vehicle for working on a surface and method of controlling same
JP2745650B2 (ja) * 1989-03-15 1998-04-28 松下電器産業株式会社 超音波障害物センサーとこれを具備する自律型移動ロボット
JPH02249522A (ja) * 1989-03-23 1990-10-05 Mitsubishi Electric Corp 自走掃除機
JP2815606B2 (ja) * 1989-04-25 1998-10-27 株式会社トキメック コンクリート床仕上ロボットの制御方式
FR2648071B1 (fr) * 1989-06-07 1995-05-19 Onet Procede et appareil autonomes de nettoyage automatique de sol par execution de missions programmees
US5109566A (en) 1990-06-28 1992-05-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Self-running cleaning apparatus
JP2847929B2 (ja) * 1990-08-10 1999-01-20 松下電器産業株式会社 移動体の壁沿い移動装置並びにこれを有する床面掃除機
US5307273A (en) * 1990-08-29 1994-04-26 Goldstar Co., Ltd. Apparatus and method for recognizing carpets and stairs by cleaning robot
US5086535A (en) * 1990-10-22 1992-02-11 Racine Industries, Inc. Machine and method using graphic data for treating a surface
US5204814A (en) * 1990-11-13 1993-04-20 Mobot, Inc. Autonomous lawn mower
KR930000081B1 (ko) 1990-12-07 1993-01-08 주식회사 금성사 청소기의 자동 청소방법
JP3135587B2 (ja) * 1991-01-28 2001-02-19 富士重工業株式会社 壁際清掃装置
JP3198532B2 (ja) * 1991-05-14 2001-08-13 松下電器産業株式会社 自走式掃除機
US5321614A (en) * 1991-06-06 1994-06-14 Ashworth Guy T D Navigational control apparatus and method for autonomus vehicles
JPH0561539A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Toshiba Corp 移動ロボツト制御装置
JPH0546239A (ja) 1991-08-10 1993-02-26 Nec Home Electron Ltd 自律走行ロボツト
JPH0546246A (ja) 1991-08-10 1993-02-26 Nec Home Electron Ltd 掃除ロボツト及びその走行方法
JP3079686B2 (ja) * 1991-10-07 2000-08-21 松下電器産業株式会社 移動作業ロボット
JP3189317B2 (ja) * 1991-10-09 2001-07-16 松下電器産業株式会社 移動作業ロボット
EP0564661B1 (en) * 1991-11-05 1997-09-03 Seiko Epson Corporation Micro-robot
KR940006561B1 (ko) 1991-12-30 1994-07-22 주식회사 금성사 자동주행 청소용 로버트의 장애물 감지장치
KR940004375B1 (ko) 1992-03-25 1994-05-23 삼성전자 주식회사 자주식 청소기의 구동방법
DE4217093C1 (ja) 1992-05-22 1993-07-01 Siemens Ag, 8000 Muenchen, De
JPH063251A (ja) 1992-06-18 1994-01-11 Hitachi Ltd 多孔質体における気孔率等の分析法
US5279672A (en) * 1992-06-29 1994-01-18 Windsor Industries, Inc. Automatic controlled cleaning machine
US5548511A (en) 1992-10-29 1996-08-20 White Consolidated Industries, Inc. Method for controlling self-running cleaning apparatus
JP2886750B2 (ja) * 1992-11-11 1999-04-26 株式会社クボタ 耕耘装置の昇降制御装置
JP3217891B2 (ja) * 1993-03-01 2001-10-15 神鋼電機株式会社 自動清掃車
JP2555263B2 (ja) 1993-06-03 1996-11-20 株式会社コクブ
US5440216A (en) 1993-06-08 1995-08-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Robot cleaner
KR100197676B1 (ko) 1993-09-27 1999-06-15 윤종용 로보트 청소기
JP3115174B2 (ja) * 1993-12-02 2000-12-04 日本輸送機株式会社 自走式掃除機
JPH07222705A (ja) 1994-02-10 1995-08-22 Fujitsu General Ltd 床面清掃ロボット
JP3446286B2 (ja) * 1994-03-10 2003-09-16 松下電器産業株式会社 自走式掃除機
SE502834C2 (sv) * 1994-03-29 1996-01-29 Electrolux Ab Förfarande och anordning för avkänning av hinder vid självgående anordning
KR970000582B1 (ko) 1994-03-31 1997-01-14 삼성전자 주식회사 로보트청소기의 주행제어방법
JP3293314B2 (ja) 1994-04-14 2002-06-17 ミノルタ株式会社 清掃ロボット
SE514791C2 (sv) * 1994-06-06 2001-04-23 Electrolux Ab Förbättrat förfarande för lokalisering av fyrar vid självgående anordning
JPH08393A (ja) 1994-06-16 1996-01-09 Okamura Corp 椅子の肘掛けの幅間隔調整装置
JP3448752B2 (ja) * 1994-06-27 2003-09-22 松下電器産業株式会社 自走式掃除機
JPH0816776A (ja) 1994-06-30 1996-01-19 Tokyo Koku Keiki Kk 平滑化処理回路を有するグラフィック表示回路
BE1008470A3 (fr) 1994-07-04 1996-05-07 Colens Andre Dispositif et systeme automatique de depoussierage de sol et engin y adapte.
JPH0822322A (ja) 1994-07-07 1996-01-23 Johnson Kk 床面洗浄車制御方法及び装置
JPH0884696A (ja) * 1994-09-16 1996-04-02 Fuji Heavy Ind Ltd 清掃ロボットの制御方法及びその装置
JP3396977B2 (ja) 1994-11-30 2003-04-14 松下電器産業株式会社 移動作業ロボット
JP3201208B2 (ja) * 1995-03-23 2001-08-20 ミノルタ株式会社 自律走行車
US5634237A (en) 1995-03-29 1997-06-03 Paranjpe; Ajit P. Self-guided, self-propelled, convertible cleaning apparatus
JP3201216B2 (ja) * 1995-04-14 2001-08-20 ミノルタ株式会社 自律走行車
IL113913A (en) 1995-05-30 2000-02-29 Friendly Machines Ltd Navigation method and system
JPH0943901A (ja) 1995-07-28 1997-02-14 Dainippon Ink & Chem Inc 電子写真用トナーの製造方法
JPH0947413A (ja) 1995-08-08 1997-02-18 Minolta Co Ltd 清掃ロボット
JPH0962354A (ja) * 1995-08-21 1997-03-07 Fujitsu General Ltd 走行車の制御方法
SE9502916L (sv) 1995-08-23 1997-01-20 Lars Folke Eriksson Fästanordning för rörstolpbyte
US5819008A (en) * 1995-10-18 1998-10-06 Rikagaku Kenkyusho Mobile robot sensor system
JPH09160644A (ja) 1995-12-06 1997-06-20 Fujitsu General Ltd 床清掃ロボットの制御方法
KR970032722A (ko) 1995-12-19 1997-07-22 최진호 무선조정 청소기
US6574536B1 (en) * 1996-01-29 2003-06-03 Minolta Co., Ltd. Moving apparatus for efficiently moving on floor with obstacle
JP3660042B2 (ja) * 1996-02-01 2005-06-15 富士重工業株式会社 清掃ロボットの制御方法
JPH09251318A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Minolta Co Ltd 段差センサ
JPH09269810A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Minolta Co Ltd 移動体制御装置
SE509317C2 (sv) 1996-04-25 1999-01-11 Electrolux Ab Munstycksarrangemang för en självgående dammsugare
SE506372C2 (sv) 1996-04-30 1997-12-08 Electrolux Ab Självgående anordning
SE506907C2 (sv) 1996-04-30 1998-03-02 Electrolux Ab System och anordning vid självorienterande anordning
US5935179A (en) 1996-04-30 1999-08-10 Aktiebolaget Electrolux System and device for a self orienting device
JPH09319435A (ja) * 1996-06-03 1997-12-12 Minolta Co Ltd 移動ロボット
US5926909A (en) 1996-08-28 1999-07-27 Mcgee; Daniel Remote control vacuum cleaner and charging system
US6076226A (en) 1997-01-27 2000-06-20 Robert J. Schaap Controlled self operated vacuum cleaning system
JP3375843B2 (ja) * 1997-01-29 2003-02-10 本田技研工業株式会社 ロボットの自律走行方法および自律走行ロボットの制御装置
JP3323772B2 (ja) * 1997-02-13 2002-09-09 本田技研工業株式会社 デッドロック防止装置付自律走行ロボット
US5942869A (en) * 1997-02-13 1999-08-24 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Mobile robot control device
JP3323771B2 (ja) * 1997-02-13 2002-09-09 本田技研工業株式会社 ハンチング防止装置付自律走行ロボット
JPH10240343A (ja) 1997-02-27 1998-09-11 Minolta Co Ltd 自律走行車
JPH10260727A (ja) * 1997-03-21 1998-09-29 Minolta Co Ltd 自動走行作業車
KR19990025888A (ko) 1997-09-19 1999-04-06 손욱 리튬 계열 이차 전지용 극판의 제조 방법
CN1183427C (zh) 1997-11-27 2005-01-05 阳光及自动化公司 移动机器人及其控制系统的改进
JPH11178764A (ja) 1997-12-22 1999-07-06 Honda Motor Co Ltd 移動ロボット
JP3426487B2 (ja) 1997-12-22 2003-07-14 本田技研工業株式会社 掃除ロボット
SE511254C2 (sv) 1998-01-08 1999-09-06 Electrolux Ab Elektroniskt söksystem för arbetsredskap
JP3479212B2 (ja) 1998-01-21 2003-12-15 本田技研工業株式会社 自走ロボットの制御方法および装置
DE19804195A1 (de) * 1998-02-03 1999-08-05 Siemens Ag Bahnplanungsverfahren für eine mobile Einheit zur Flächenbearbeitung
JP3479215B2 (ja) 1998-03-27 2003-12-15 本田技研工業株式会社 マーク検出による自走ロボット制御方法および装置
JP2957545B1 (ja) * 1998-04-14 1999-10-04 山形日本電気株式会社 自動搬送台車
AUPP299498A0 (en) * 1998-04-15 1998-05-07 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Method of tracking and sensing position of objects
IL124413A (en) * 1998-05-11 2001-05-20 Friendly Robotics Ltd System and method for area coverage with an autonomous robot
JP2000039918A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Sharp Corp 移動ロボット
WO2000007492A1 (de) * 1998-07-31 2000-02-17 Volker Sommer Haushaltsroboter zum automatischen staubsaugen von bodenflächen
US6463368B1 (en) * 1998-08-10 2002-10-08 Siemens Aktiengesellschaft Method and device for determining a path around a defined reference position
DE19849978C2 (de) * 1998-10-29 2001-02-08 Erwin Prasler Selbstfahrendes Reinigungsgerät
GB9827779D0 (en) 1998-12-18 1999-02-10 Notetry Ltd Improvements in or relating to appliances
GB2344888A (en) 1998-12-18 2000-06-21 Notetry Ltd Obstacle detection system
US6339735B1 (en) * 1998-12-29 2002-01-15 Friendly Robotics Ltd. Method for operating a robot
US6338013B1 (en) * 1999-03-19 2002-01-08 Bryan John Ruffner Multifunctional mobile appliance
JP2000330630A (ja) * 1999-05-17 2000-11-30 Komatsu Ltd 無人走行システム
JP3598881B2 (ja) 1999-06-09 2004-12-08 株式会社豊田自動織機 清掃ロボット
JP4415422B2 (ja) * 1999-06-09 2010-02-17 株式会社豊田自動織機 清掃ロボット
WO2000078410A1 (fr) 1999-06-17 2000-12-28 Solar & Robotics S.A. Dispositif automatique de ramassage d'objets
JP4165965B2 (ja) * 1999-07-09 2008-10-15 フィグラ株式会社 自律走行作業車
GB9917232D0 (en) 1999-07-23 1999-09-22 Notetry Ltd Method of operating a floor cleaning device
IL149558A0 (en) 1999-11-18 2002-11-10 Procter & Gamble Home cleaning robot
US6594844B2 (en) * 2000-01-24 2003-07-22 Irobot Corporation Robot obstacle detection system
US6481515B1 (en) 2000-05-30 2002-11-19 The Procter & Gamble Company Autonomous mobile surface treating apparatus
NO313533B1 (no) 2000-10-30 2002-10-21 Torbjoern Aasen Mobil robot
JP2002204768A (ja) 2001-01-12 2002-07-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自走式掃除機
US6810305B2 (en) * 2001-02-16 2004-10-26 The Procter & Gamble Company Obstruction management system for robots
SE518483C2 (sv) 2001-02-28 2002-10-15 Electrolux Ab Hjulupphängning för en självgående städapparat
SE0100924D0 (sv) 2001-03-15 2001-03-15 Electrolux Ab Energy-efficient navigation of an autonomous surface treatment apparatus
SE518683C2 (sv) 2001-03-15 2002-11-05 Electrolux Ab Förfarande och anordning för positionsbestämning av en autonom apparat
JP2002323925A (ja) 2001-04-26 2002-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動作業ロボット
JP2002355204A (ja) * 2001-05-31 2002-12-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自走式電気掃除機
JP2003036116A (ja) 2001-07-25 2003-02-07 Toshiba Tec Corp 自律走行ロボット
KR100420171B1 (ko) 2001-08-07 2004-03-02 삼성광주전자 주식회사 로봇 청소기와 그 시스템 및 제어방법
JP2003061882A (ja) 2001-08-28 2003-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自走式掃除機
GB0126497D0 (en) 2001-11-03 2002-01-02 Dyson Ltd An autonomous machine
GB0126492D0 (en) 2001-11-03 2002-01-02 Dyson Ltd An autonomous machine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012064240A (ja) 2012-03-29
EP2330473A3 (en) 2011-09-28
EP2330473B2 (en) 2019-06-19
ATE510247T1 (de) 2011-06-15
CA2416621C (en) 2006-09-12
JP2017054559A (ja) 2017-03-16
EP2287695A3 (en) 2011-10-05
JP2016076256A (ja) 2016-05-12
ES2600352T3 (es) 2017-02-08
EP2287696A2 (en) 2011-02-23
EP1395888B1 (en) 2011-05-18
JP6429728B2 (ja) 2018-11-28
JP6250018B2 (ja) 2017-12-20
EP2998816B1 (en) 2018-12-05
JP2013223734A (ja) 2013-10-31
ES2520391T3 (es) 2014-11-11
JP2015172967A (ja) 2015-10-01
EP2287697A2 (en) 2011-02-23
EP2287697B1 (en) 2017-11-29
ES2712859T3 (es) 2019-05-16
EP1395888A2 (en) 2004-03-10
HK1061013A1 (en) 2004-09-03
JP2006331434A (ja) 2006-12-07
AU2002306142A1 (en) 2002-12-23
EP2345945A3 (en) 2011-10-05
EP2998816A1 (en) 2016-03-23
WO2002101477A3 (en) 2003-10-09
EP2330473B1 (en) 2016-08-10
WO2002101477A2 (en) 2002-12-19
JP2006318483A (ja) 2006-11-24
JP6522577B2 (ja) 2019-05-29
US20030025472A1 (en) 2003-02-06
EP2345945A2 (en) 2011-07-20
ES2660836T3 (es) 2018-03-26
US6809490B2 (en) 2004-10-26
JP2014186742A (ja) 2014-10-02
EP2330473A2 (en) 2011-06-08
JP2011129155A (ja) 2011-06-30
EP2287695B1 (en) 2014-08-06
JP2014063528A (ja) 2014-04-10
EP2345945B1 (en) 2016-08-10
EP2386924A1 (en) 2011-11-16
US7173391B2 (en) 2007-02-06
ES2600519T3 (es) 2017-02-09
ES2366689T3 (es) 2011-10-24
EP2287695A2 (en) 2011-02-23
JP5767275B2 (ja) 2015-08-19
JP2009099137A (ja) 2009-05-07
EP2287697A3 (en) 2011-10-05
CA2416621A1 (en) 2002-12-19
EP2386924B1 (en) 2019-05-29
US20040207355A1 (en) 2004-10-21
EP2287696B1 (en) 2018-01-10
EP2287696A3 (en) 2011-10-05
JP6373000B2 (ja) 2018-08-15
JP2004522231A (ja) 2004-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6250018B2 (ja) 移動型ロボット清掃機
US9327407B2 (en) Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US8396592B2 (en) Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080905

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080905

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090604