JP6735066B2 - 自走式電子機器 - Google Patents
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Description
前記衝突検知部が前記衝突を検知した後も、前記バンパーが稼働するように構成された自走式電子機器が提供される。
また、本発明によれば、バンパーを有すると共に電子機器部品を収容する走行可能な筐体と、この筐体内に設けられて前記バンパーに被衝突物が衝突した状態を非接触で検知する衝突検知部とを備え、
前記衝突検知部は、前記筐体本体内に設けられて被衝突物に衝突した前記バンパーからの衝撃を吸収する緩衝部と、前記筐体本体内に固定された移動物検知部とを備え、
前記緩衝部は、前記移動物検知部に対して接近離間する方向に移動可能に前記筐体本体内に取り付けられた可動部材と、前記可動部材を介して前記バンパーの内面を外側へ付勢する付勢部材とを有し、
前記移動物検知部は、前記バンパーが被衝突物に衝突することによって相対的に接近する前記可動部材の一部を非接触で検知するセンサであり、
前記可動部材の一部が前記センサと非接触でかつ前記センサを横切る方向に移動すると共に、前記可動部材の一部が前記センサにて検知された後も所定距離を移動するように構成され、
前記バンパーは、前記衝突検知部が前記衝突を検知した後も稼働するように構成された自走式電子機器が提供される。
図1は本発明の自走式電子機器の実施形態1を示す斜視図であり、図2は実施形態1の自走式電子機器の底面図であり、図3は実施形態1の自走式電子機器の制御回路のブロック図である。また、図4は実施形態1の自走式電子機器における筐体のバンパーを取り外した状態を示す図1対応図であり、図5は実施形態1の自走式電子機器の側断面図であり、図6は実施形態1の自走式電子機器の平断面図である。
なお、実施形態1では、自走式電子機器として自走式掃除機1の場合を例示して説明するが、本発明は掃除機以外の自走式電子機器(例えば、自走式イオン発生機)にも適用可能である。
これにより、充電台に設けられた給電端子部に自走式掃除機1の充電用端子13が接触し、給電端子部が充電用端子13を介してバッテリーの正極端子および負極端子に接続され、バッテリーへの充電が行われる。商用電源(コンセント)に接続される充電台は、通常、室内の側壁に沿って設置される。なお、バッテリーは、各種モータ等の各駆動制御要素や制御回路に電力を供給する。
そのため、自走式掃除機1が前進中に下りの段差の手前で急停止しても、それによって自走式掃除機1が前のめりに傾いて下りの段差へ落下するということが防止されている。なお、駆動輪22L、22Rは、急停止してもスリップしないよう、溝を有するゴムタイヤをホイールに嵌め込んで形成されている。
図5に示すように、吸込口31から筐体2内に吸い込まれた塵埃を含む空気は、矢印Aのように吸引路および集塵ボックス15aの吸引口15a1を通って集塵ボックス15a内に導かれる。このとき、回転ブラシ9が回転して床面上の塵埃を吸込口体31へ掻き込むと共に、一対のサイドブラシ10が回転して吸込口31の左右側の塵埃を吸込口31へ掻き集めている。
図1に示すように、半円弧形状のバンパー2c1は、周方向中央位置および中央位置の左右複数箇所に円形の孔部を有しており、各孔部から露出するようにバンパー2c1の内面に超音波センサの超音波送信部6b1および超音波受信部6b2が設けられている。実施形態1の場合、バンパー2c1には5個の孔部が一列に形成されており、中央位置と左右両端の孔部に超音波受信部6b2が配置され、中央位置に隣接する2個の孔部に超音波送信部6b1が配置されている。
図4および図6〜9に示すように、衝突検知部43は、被衝突物である障害物に衝突したバンパー2c1を非接触で検知するよう筐体本体2x内に設けられている。
実施形態2では、移動物検知部43bとして実施形態1で用いた光電センサの代わりに、接近する可動部材43c1の突片43c12との間で変化する静電容量を検知する静電容量型近接センサを用いる。すなわち、突片43c12が静電容量型近接センサに接近することによって静電容量の変化が検知され、それによってバンパー2c1が障害物に衝突したことが検知されるよう構成する。この場合も、実施形態1と同様に、突片43c12が検知位置から所定距離L移動できるよう、静電容量型近接センサを横切るように突片43c12を移動させる。
実施形態3では、移動物検知部43bとして実施形態1で用いた光電センサの代わりに、突片43c12が接近することによって磁気誘導による突片43c12の近傍の磁場変化を検知する誘導型近接センサを用いる。すなわち、突片43c12が誘導型近接センサに接近することによって磁気誘導による磁場変化が検知され、それによってバンパー2c1が障害物に衝突したことが検知されるよう構成する。この場合、突片43c12に金属箔を貼り付けるか、あるいは突片43c12自体を金属(導体)にて形成する。また、この場合も、実施形態1と同様に、突片43c12が検知位置から所定距離L移動できるよう、誘導型近接センサを横切るように突片43c12を移動させる。
実施形態1〜3では、移動物検知部43bに検知される被検知物である突片43c12を可動部材43c1に設けた場合を例示したが、突片43c12をバンパー2c1の内面に設けて移動物検知部43bにて検知させるように構成してもよい。
本発明の自走式電子機器は、バンパーを有すると共に電子機器部品を収容する走行可能な筐体と、この筐体内に設けられて前記バンパーに被衝突物が衝突した状態を非接触で検知する衝突検知部とを備える。
(1)前記衝突検知部は、前記筐体本体内に設けられて被衝突物に衝突した前記バンパーからの衝撃を吸収する緩衝部と、前記筐体本体内に固定された移動物検知部とを備え、
前記緩衝部は、前記移動物検知部に対して接近離間する方向に移動可能に前記筐体本体内に取り付けられた可動部材と、前記可動部材を介して前記バンパーの内面を外側へ付勢する付勢部材とを有し、
前記移動物検知部は、前記バンパーが被衝突物に衝突することによって相対的に接近する前記可動部材の一部を非接触で検知するセンサであってもよい。
前記支持部材は、前記可動部材が過度に内側へ押し込まれないようにするストッパとして機能するように構成されてもよい。
このようにすれば、投光部と受光部の間を可動部材の一部によって遮断することにより、投光部から受光部に向かって照射された光が遮られ、それによってバンパーが被衝突物に衝突したことが検知される、または可動部材の一部が静電容量型近接センサに接近することによって静電容量の変化が検知され、それによってバンパーが被衝突物に衝突したことが検知される、または可動部材の一部が誘導型近接センサに接近することによって磁気誘導による磁場変化が検知され、それによってバンパーが被衝突物に衝突したことが検知される。
2 筐体
2c1 バンパー
2x 筐体本体
43 衝突検知部
43b 移動物検知部
43b1 投光部
43b2 受光部
43c 緩衝部
43c1 可動部材
43c2 付勢部材
Claims (3)
- バンパーを有すると共に電子機器部品を収容する走行可能な筐体と、この筐体内に設けられて前記バンパーに被衝突物が衝突した状態を非接触で検知する衝突検知部とを備え、
前記バンパーは、前記筐体に対して可動に設けられており、
前記衝突検知部は、前記筐体本体内に設けられて被衝突物に衝突した前記バンパーからの衝撃を吸収する緩衝部と、前記筐体本体内に固定された移動物検知部とを備え、
前記緩衝部は、前記移動物検知部に対して接近離間する方向に移動可能に前記筐体本体内に取り付けられた可動部材と、前記可動部材を介して前記バンパーの内面を外側へ付勢する付勢部材とを有し、
前記移動物検知部は、前記バンパーが被衝突物に衝突することによって相対的に接近する前記可動部材の一部を非接触で検知するセンサであり、
前記筐体は駆動輪ユニットおよび前記駆動輪ユニットを揺動可能に支持する支持部材を有し、
前記支持部材は、前記可動部材が過度に内側へ押し込まれないようにするストッパとして機能するように構成され、
前記バンパーが被衝突物に衝突して内側へ押し込まれたときに、前記可動部材の一部が前記センサと非接触でかつ前記センサを横切る方向に移動すると共に、前記可動部材の一部が前記センサにて検知された後も所定距離を移動し、それによって前記衝突検知部が前記衝突を検知した後も前記バンパーが可動に構成されたことを特徴とする自走式電子機器。 - 前記支持部材の外面にクッションが設けられ、前記クッションに前記可動部材が接触するように構成された、請求項1に記載の自走式電子機器。
- 前記移動物検知部は、前記可動部材の一部が移動する空間を挟む位置に設けられた投光部および受光部を有する光電センサ、または接近する前記可動部材の一部との間で変化する静電容量を検知する静電容量型近接センサ、または前記可動部材の一部が接近することによって磁気誘導による前記可動部材の一部の近傍の磁場変化を検知する誘導型近接センサである請求項1または2に記載の自走式電子機器。
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