JP2000149581A - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents
不揮発性半導体メモリInfo
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- G11C16/0433—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing a single floating gate transistor and one or more separate select transistors
Abstract
とこれを挟み込む2個のセレクトトランジスタとから構
成されるユニットを有する。1ブロックには、1本のコ
ントロールゲート線CGLが配置され、1本のコントロ
ールゲート線CGLに接続されるメモリセルにより1ペ
ージが構成される。ビット線BLiには、ラッチ機能を
持つセンスアンプ回路が接続される。データ書き換え
は、まず、1ページ分のメモリセルのデータをセンスア
ンプ回路に読み出し、センスアンプ回路でデータの上書
きを行い、ページ消去を行った後、センスアンプ回路の
データを1ページ分のメモリセルに書き込む。センスア
ンプ回路におけるデータの上書きにより、ページ単位又
はバイト単位のデータ書き換えが可能となる。
Description
をバイト単位で行う不揮発性半導体メモリに関する。
行う不揮発性半導体メモリとしてEEPROMが知られ
ている。
l.,“A 16Kb Electrically E
rasable Nonvolatile Memor
y,”ISSCC Digest of Techni
cal Papers,pp.152−153,Fe
b.1982.)は、FLOTOX(Floating
Gate Tunnel Oxide)セルを用い、デ
ータの書き換えをバイト単位で行なうようにしたEEP
ROMを提案する。
Mのメモリセル部の一例を示す平面図、図66は、図6
5のLXVI−LXVI線に沿う断面図である。
OTOXセルを使用している。FLOTOXセルの特徴
は、N+ ドレイン20aとフローティングゲート21
aの間に10[nm]程度のトンネル酸化膜22aを配
置し、このトンネル酸化膜22aに電界を印加してN
+ ドレイン20aとフローティングゲート21aの間
で電荷のやりとりを行う点にある。
N(Fowler−Nordheim)トンネル現象に
より生じるFNトンネル電流である。
ーバンド図を示している。
ネル酸化膜−フローティングゲート)に電界を印加する
と、(1)式に基づき、トンネル酸化膜(SiO2 )
にFNトンネル電流が流れる。
10[MV/cm]であることがわかる。この電界は、
理論的には、10[nm]のトンネル酸化膜に10
[V]の電圧を印加した場合に相当する。
+ ドレイン20aとコントロールゲート23aの間に
電圧を印加した場合におけるコントロールゲート23a
とフローティングゲート21aの容量比(カップリング
比)を0.5とする。
ティングゲート21aの間のトンネル酸化膜22aに1
0[V]の電圧を印加するには、N+ ドレイン20a
とコントロールゲート23aの間に20[V]という高
電圧を印加しなければならない。
aを0[V]、コントロールゲート23aを20[V]
に設定して電子をN+ ドレイン20aからフローティ
ングゲートゲート21aに移動させる。また、“1”書
き込み時には、N+ ドレイン20aを20[V]、コ
ントロールゲート23aを0[V]に設定して電子をフ
ローティングゲート21aからN+ ドレイン20aに
移動させる。
欠点は、図65及び図66に示すように、1ビットを記
憶するために、メモリセルと選択トランジスタの2素子
を必要とする点にある。
Mのメモリセル部の他の例を示している。
OTOXセルを使用すると共に、メモリセル8ビット
(1バイト)に対して1つのバイトコントロール用トラ
ンジスタTrを設けた点に特徴を有する。
でのバイアス条件は、表1に示す通りである。
々な動作不良(ディスターブ)を回避することができ
る。しかし、1ビットを記憶するために、2+(1/
8)個のトランジスタが必要となるため、セル面積が大
きくなってコストが下げられない欠点がある。
モリがフラッシュEEPROMである。従来のEEPR
OMは、1ビット毎にデータの消去又は書き込みを行う
ことができるため、非常に使い易かった。
ピュータのハードディスクをEEPROMから構成する
ような場合、このEEPROMには、1ビット毎にデー
タの消去又は書き込みを行う機能を持たせる必要がな
い。ハードディスクにおいては、セクター単位(又はブ
ロック単位)でデータの消去又は書き込みを行う場合が
ほとんどだからである。
機能を排除してでも、セル面積の縮小による大きな記憶
容量を達成し、製品の低コスト化を図った方が有利であ
り、このような発想に基づき、フラッシュEEPROM
が誕生した。
は、例えば、文献2(F.Masuoka eta
l.,“A new Flash EEPROM ce
ll using triple polysilic
on technology,”IEDM Techn
ical Digest,pp.464−467 De
c.1984.)に記載されている。
リセルの構造を示している。
紫外線消去型EPROMのメモリセルと同様に、コント
ロールゲートとフローティングゲートを有している。フ
ラッシュEEPROMでは、データの書き込みは、紫外
線消去型EPROMと同様に、ホットエレクトロンをフ
ローティングゲートに注入することにより行う。消去
は、バイト型EEPROMと同様に、FNトンネル現象
を利用して電子をフローティングゲートから抜き取るこ
とにより行う。
セルを個別に見た場合の消去動作は、バイト型EEPR
OMと同じになるが、メモリセルアレイの全体を見た場
合の動作は、バイト型EEPROMとは全く異なるもの
となる。即ち、バイト型EEPROMは、バイト単位で
データを消去するが、フラッシュEEPROMは、全ビ
ットを一括で消去する。このような動作手法を採用する
ことにより、フラッシュEEPROMは、1ビット当た
り1個のトランジスタからなるメモリセル部を実現し、
大きな記憶容量を達成している。
ータの書き込みは、紫外線消去型EPROMと同様に、
1ビット毎に行うことができる。即ち、消去が全ビット
一括で行われ、書き込みが1ビット毎に行う事ができる
点においては、フラッシュEEPROMと紫外線消去型
EPROMは同じとなる。
ため、上述したようなフラッシュEEPROMを基にN
AND型フラッシュEEPROMが提案されている。
l.,“New ultra high densit
y EPROM and Flash EEPROM
with NAND structured cel
l,”IEDM Technical Digest,
pp.552−555 Dec.1987.)は、NA
ND型フラッシュEEPROMについて開示する。
イ部は、図70及び図71に示すように、複数個(例え
ば、16個)のメモリセルを直列接続してNAND列と
し、その両端に1つずつセレクトトランジスタを接続し
たNANDユニットから構成される。
リセルではなく、1つのNANDユニットに対して、ビ
ット線コンタクト部及びソース線を設ければよく、ま
た、NAND列を構成する複数のメモリセルは、互いに
隣接するメモリセル同士で1つの拡散層を共有するた
め、1ビット当たりのメモリセルサイズを大幅に削減で
き、大きな記憶容量のメモリチップを実現できる。
Mを示している。NOR型フラッシュEEPROMで
は、ビット線とソース線の間に1ビット(1つ)のメモ
リセルが配置される。
は、コスト面から見ると、NOR型フラッシュEEPR
OMに比べて、セルサイズを小さくできるため、ビット
単位のコストが低い、という大記憶容量のファイルメモ
リに適した特徴を持つ。また、機能面から見ると、NA
ND型フラッシュEEPROMは、NOR型フラッシュ
EEPROMに比べて、データの書き換えスピードが速
い、低消費電力である、という特徴を持つ。
面の特徴は、データの書換方式によるものである。即
ち、NAND型フラッシュEEPROMの場合、書き込
み及び消去は、シリコン基板(チャネル)とフローティ
ングゲートとの間の電荷のやりとりで達成する。
現象を利用している。つまり、書き込みに必要な電流
は、シリコン基板(チャネル)からフローティングゲー
トへ流れるFNトンネル電流であり、書き込みにホット
エレクトロンを利用するNOR型フラッシュEEPRO
Mと比較して、NAND型フラッシュEEPROMの消
費電流は非常に小さくなる。
PROMの場合、1ページ(512バイト)単位での書
き込みを200[μs]で行うことが可能である。この
書き込み時間は、NOR型フラッシュEEPROMにお
ける1ブロック単位での書き込み時間よりも短い。
Mの特徴とNOR型フラッシュEEPROMの特徴を比
較して示したものである。
は、互いに相補の関係にある。例えば、用途に関して、
NAND型フラッシュEEPROMは、特定のブロック
データ単位で書き換えを行うことを条件に、データ読み
出し用に使用できる。30万画素を有するデジタルカメ
ラでは、1ショットの写真に約0.5メガビットの記憶
容量が必要であるため、NAND型フラッシュEEPR
OMが広く用いられている。
は、100[ns]の高速なランダムアクセスが可能で
あるため、携帯電話などの制御プログラム用メモリとし
て広く用いられている。
では、EEPROM(従来型)、フラッシュEEPRO
M、NAND型フラッシュEEPROMへと進化し、バ
イト単位の書き換え機能と引き換えに、メモリセルサイ
ズの縮小化、即ち、1ビット当たりのコスト(ビットコ
スト)の低減を達成してきた。
リでは、バイト単位のデータ書き換えの需要が高まって
いる。例えば、ICカードにおいては、収入、支出など
のお金の管理で一部のデータを書き換える場合、フラッ
シュEEPROMを用いると、書き換えるデータの量が
大きくなりすぎる。
イト単位で書き換えが可能なバイト型EEPROMが必
要となる。ところが、バイト型EEPROMは、上述し
たように、1ビット当り素子数が多く、記憶容量の増大
やビットコストの低減には不利である。
ラッシュEEPROM(NOR型、NAND型など)で
あるため、フラッシュEEPROMと同一のプロセス及
び書き換え方法を有するバイト型EEPROMを開発す
れば、市場の要求に応じたEEPROMを低いコストで
生産できることになる。
考慮してなされたもので、その目的は、フラッシュEE
PROMと同一のプロセスで形成でき、さらに、フラッ
シュEEPROMと同一の書き換え方法を採用でき、バ
イト単位のデータ書き換えも可能な新規な不揮発性半導
体メモリを提供することである。
め、本発明の不揮発性半導体メモリは、1個のメモリセ
ルとこれを挟み込む2個のセレクトトランジスタとから
構成されるメモリセルユニットを有するメモリセルアレ
イと、前記2個のセレクトトランジスタの一方に接続さ
れるビット線と、前記ビット線に接続されるラッチ機能
を持つセンスアンプ回路とを備え、前記メモリセルは、
フローティングゲートとコントロールゲートを有するス
タックゲート構造を有する。
メモリセルとこれを挟み込む2個のセレクトトランジス
タとから構成される第1メモリセルユニット及び複数個
のメモリセルから構成される第2メモリセルユニットを
有するメモリセルアレイと、前記第1及び第2メモリセ
ルユニットに共通に接続されるビット線と、前記ビット
線に接続されるラッチ機能を持つセンスアンプ回路とを
備え、前記メモリセルは、フローティングゲートとコン
トロールゲートを有するスタックゲート構造を有する。
個のメモリセルが直列接続されたNANDユニット、又
は、前記複数個のメモリセルが並列接続されたANDユ
ニット若しくはDINORユニットである。
メモリセルと同一の構造を有している。即ち、前記2個
のセレクトトランジスタは、スタックゲート構造と同様
の構造を有している。しかし、実際に、ゲート電極とし
て機能するのは、例えば、下層のみである。
選択されたコントロールゲート線に接続される1ページ
分のメモリセルのうち任意のメモリセルに対してデータ
書き換えを行う場合に、前記1ページ分のメモリセルの
データを前記センスアンプ回路に読み出し、前記センス
アンプ回路において前記1ページ分のデータのうち書き
換えを行うデータに対してデータの上書きを行い、前記
選択されたコントロールゲート線に接続される1ページ
分のメモリセルのデータを消去し、前記センスアンプ回
路のデータを前記選択されたコントロールゲート線に接
続される1ページ分のメモリセルに書き込む手段を備え
る。
ジ分の全データ又はバイト単位のデータであり、ページ
単位の書き換えを行うか又はバイト単位の書き換えを行
うかは、コマンドにより決定される。
に書き換え可能なメモリセルから構成されるメモリセル
ユニットを有するメモリセルアレイと、前記メモリセル
ユニットに接続されるビット線と、前記ビット線に接続
されるラッチ機能を持つセンスアンプ回路と、選択され
たコントロールゲート線に接続される1ページ分のメモ
リセルに対してデータ書き換えを行う場合に、前記1ペ
ージ分のメモリセルのデータを前記センスアンプ回路に
読み出し、前記センスアンプ回路において前記1ページ
分のデータのうち書き換えを行うデータに対してデータ
の上書きを行い、前記選択されたコントロールゲート線
に接続される1ページ分のメモリセルのデータを消去
し、前記センスアンプ回路のデータを前記選択されたコ
ントロールゲート線に接続される1ページ分のメモリセ
ルに書き込む手段とを備える。
セルとこれを挟み込む2個のセレクトトランジスタから
構成されるメモリセルユニット、複数個のメモリセルが
直列接続されたNANDユニット、又は、複数個のメモ
リセルが並列接続されたANDユニット若しくはDIN
ORユニットである。
ジ分の全データ又はバイト単位のデータであり、ページ
単位の書き換えを行うか又はバイト単位の書き換えを行
うかは、コマンドにより決定される。
ンネル電流によりデータの書き込みを行うメモリセルを
有するメモリセルアレイと、前記メモリセルに接続され
るビット線と、前記ビット線に接続されるラッチ機能を
持つセンスアンプ回路と、選択されたコントロールゲー
ト線に接続される1ページ分のメモリセルに対して同時
にデータ書き込みを行う場合に、前記1ページ分のメモ
リセルが形成されるウェルを第1電位、前記1ページ分
のメモリセルのコントロールゲートに第2電位、前記1
ページ分のメモリセルのうち書き込みを実行するメモリ
セルに接続されるビット線に前記第1電位、前記1ペー
ジ分のメモリセルのうち書き込みを実行しないメモリセ
ルに接続されるビット線に前記第1及び第2電位の中間
電位を印加する手段とを備える。
ックス状に配置された複数のメモリセルユニットから構
成されるメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ上
でロウ方向に延びるメインコントロールゲート線と、前
記メインコントロールゲート線の一端に配置されるメイ
ンコントロールゲートドライバと、前記ロウ方向に配置
されるメモリセルユニット内の1ページ分のメモリセル
のうち複数のメモリセルに接続されるサブコントロール
ゲート線と、前記メインコントロールゲート線と前記サ
ブコントロールゲート線の間に配置されるサブコントロ
ールゲートドライバとを備える。
1個のメモリセルとこのメモリセルの両端に1つずつ接
続される2個のセレクトトランジスタとから構成され
る。
に、前記ロウ方向に配置されるメモリセルユニット内の
2個のセレクトトランジスタのゲートに接続される2本
のセレクトゲート線と、前記2本のセレクトゲート線の
一端で、前記コントロールゲートドライバに近接して配
置されるセレクトゲートドライバとを備える。
に、アドレス信号をデコードし、制御信号を出力するサ
ブデコーダを備え、前記サブコントロールゲートドライ
バは、前記メインコントロールゲート線と前記サブコン
トロールゲート線の間に接続され、ゲートに前記制御信
号が入力されるMOSトランジスタから構成される。
に、アドレス信号をデコードし、前記サブコントロール
ゲート線に所定の電位を与えるサブデコーダを備え、前
記サブコントロールゲートドライバは、前記サブコント
ロールゲート線と前記サブデコーダの間に接続され、ゲ
ートに前記メインコントロールゲート線の電位が入力さ
れるMOSトランジスタから構成される。
に、前記ロウ方向に配置されるメモリセルユニット内の
1ページ分のメモリセルのうち任意のメモリセルに対し
てデータ書き換えを行う場合に、前記サブコントロール
ゲート線に接続される複数のメモリセルのデータをラッ
チ機能を持つセンスアンプ回路に読み出し、前記センス
アンプ回路において前記複数のメモリセルのデータのう
ち書き換えを行うデータに対してデータの上書きを行
い、前記サブコントロールゲート線に接続される複数の
メモリセルのデータを消去し、前記センスアンプ回路の
データを前記サブコントロールゲート線に接続される複
数のメモリセルに書き込む手段を備える。
に、前記ロウ方向に配置されるメモリセルユニット内の
1ページ分のメモリセルのうち任意のメモリセルに対し
てデータ書き換えを行う場合に、前記メインコントロー
ルゲート線に接続される1ページ分のメモリセルのデー
タをラッチ機能を持つセンスアンプ回路に読み出し、前
記センスアンプ回路において前記サブコントロールゲー
ト線に接続される複数のメモリセルのデータうち書き換
えを行うデータに対してデータの上書きを行い、前記サ
ブコントロールゲート線に接続される複数のメモリセル
のデータを消去し、前記センスアンプ回路のデータのう
ち前記サブコントロールゲート線に接続される複数のメ
モリセルに対応するデータを前記サブコントロールゲー
ト線に接続される複数のメモリセルに書き込む手段を備
える。
(nは自然数)バイトのメモリセルが接続され、前記書
き換えを行うデータは、バイト単位のデータである。
る複数のメモリセルをブロックと定義した場合に、前記
メインコントロールゲート線に複数のブロックを接続
し、データの読み出し、消去又は書き込み動作を、n
(nは自然数)ブロックごとに行う。
ックス状に配置された複数のメモリセルユニットから構
成されるメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ上
でロウ方向に延びる第1及び第2メインコントロールゲ
ート線と、前記第1メインコントロールゲート線の一端
に接続される第1メインコントロールゲートドライバ
と、前記ロウ方向に配置される第1メモリセルユニット
内の1ページ分のメモリセルのうち複数のメモリセルに
接続される第1サブコントロールゲート線と、前記第1
メインコントロールゲート線と前記第1サブコントロー
ルゲート線の間に配置される第1サブコントロールゲー
トドライバと、前記第1メモリセルユニット内のセレク
トトランジスタに接続される第1セレクトゲート線と、
前記第1セレクトゲート線の一端に接続される第1セレ
クトゲートドライバと、前記第2メインコントロールゲ
ート線の一端に接続される第2メインコントロールゲー
トドライバと、前記ロウ方向に配置される第2メモリセ
ルユニット内の1ページ分のメモリセルのうち複数のメ
モリセルに接続される第2サブコントロールゲート線
と、前記第2メインコントロールゲート線と前記第2サ
ブコントロールゲート線の間に配置される第2サブコン
トロールゲートドライバと、前記第2メモリセルユニッ
ト内のセレクトトランジスタに接続される第2セレクト
ゲート線と、前記第2セレクトゲート線の一端に接続さ
れる第2セレクトゲートドライバとを備え、前記第1メ
インコントロールゲートドライバと前記第1セレクトゲ
ートドライバは、前記メモリセルアレイの前記ロウ方向
の一端に配置され、前記第2メインコントロールゲート
ドライバと前記第2セレクトゲートドライバは、前記メ
モリセルアレイの前記ロウ方向の他端に配置される。
ックス状に配置された複数のメモリセルユニットから構
成されるメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ上
でロウ方向に延びる第1及び第2メインコントロールゲ
ート線と、前記ロウ方向に配置される第1メモリセルユ
ニット内の1ページ分のメモリセルのうち複数のメモリ
セルに接続される第1サブコントロールゲート線と、前
記第1メインコントロールゲート線と前記第1サブコン
トロールゲート線の間に配置される第1サブコントロー
ルゲートドライバと、前記第1メモリセルユニット内の
セレクトトランジスタに接続される第1セレクトゲート
線と、前記第1セレクトゲート線の一端に接続される第
1セレクトゲートドライバと、前記第1及び第2メイン
コントロールゲート線の一端に接続されるメインコント
ロールゲートドライバと、前記ロウ方向に配置される第
2メモリセルユニット内の1ページ分のメモリセルのう
ち複数のメモリセルに接続される第2サブコントロール
ゲート線と、前記第2メインコントロールゲート線と前
記第2サブコントロールゲート線の間に配置される第2
サブコントロールゲートドライバと、前記第2メモリセ
ルユニット内のセレクトトランジスタに接続される第2
セレクトゲート線と、前記第2セレクトゲート線の一端
に接続される第2セレクトゲートドライバとを備え、前
記メインコントロールゲートドライバと前記第1及び第
2セレクトゲートドライバは、共に、前記メモリセルア
レイの前記ロウ方向の一端に配置される。
モリセルユニットは、例えば、カラム方向において互い
に隣接している。
メモリセルとこれを挟み込む2個のセレクトトランジス
タとから構成される第1及び第2メモリセルユニットを
有するメモリセルアレイと、前記第1メモリセルユニッ
ト内の2個のセレクトトランジスタの一方に接続される
第1ビット線と、前記第2メモリセルユニット内の2個
のセレクトトランジスタの一方に接続される第2ビット
線と、前記第1及び第2ビット線に接続されるラッチ機
能を持つセンスアンプ回路とを備える。
のメモリセルとこれを挟み込む2個のセレクトトランジ
スタとから構成されるメモリセルユニットを有するメモ
リセルアレイと、前記2個のセレクトトランジスタの一
方に接続されるビット線と、前記ビット線に接続される
ラッチ機能を持つセンスアンプ回路と、書き込み動作時
に、選択されたコントロールゲート線に電源電位よりも
高い書き込み用の高電位を印加し、非選択のコントロー
ルゲート線に前記電源電位又は読み出し動作時に非選択
のコントロールゲート線に与える読み出し電位を印加す
る手段とを備える。
のメモリセルを含んでいる。前記複数個のメモリセル
は、それぞれフローティングゲートとコントロールゲー
トを有するスタックゲート構造を有する。
ぞれ前記複数個のメモリセルと同一の構造を有してい
る。
のメモリセルとこれを挟み込む2個のセレクトトランジ
スタとから構成される第1メモリセルユニット及び複数
個のメモリセルから構成される第2メモリセルユニット
を有するメモリセルアレイと、前記第1及び第2メモリ
セルユニットに共通に接続されるビット線と、前記ビッ
ト線に接続されるラッチ機能を持つセンスアンプ回路
と、書き込み動作時に、前記第1メモリセルユニットを
含むブロックが選択された場合に、選択されたコントロ
ールゲート線に電源電位よりも高い書き込み用の高電位
を印加し、非選択のコントロールゲート線に前記電源電
位又は読み出し動作時に非選択のコントロールゲート線
に与える読み出し電位を印加する手段とを備える。
個のメモリセルが直列接続されたNANDユニット、又
は、前記複数個のメモリセルが並列接続されたANDユ
ニット若しくはDINORユニットである。
に、選択されたコントロールゲート線に接続される1ペ
ージ分のメモリセルのうち任意のメモリセルに対してデ
ータ書き換えを行う場合に、前記1ページ分のメモリセ
ルのデータを前記センスアンプ回路に読み出し、前記セ
ンスアンプ回路において前記1ページ分のデータのうち
書き換えを行うデータに対してデータの上書きを行い、
前記選択されたコントロールゲート線に接続される1ペ
ージ分のメモリセルのデータを消去し、前記センスアン
プ回路のデータを前記選択されたコントロールゲート線
に接続される1ページ分のメモリセルに書き込む手段を
備える。
ジ分の全データ又はバイト単位のデータであり、ページ
単位の書き換えを行うか又はバイト単位の書き換えを行
うかは、コマンドにより決定される。
選択されたコントロールゲート線と前記非選択のコント
ロールゲート線に前記電源電位又は前記読み出し電位を
与えた後に、前記選択されたコントロールゲート線の電
位のみを前記書き込み用の高電位に上昇させる。
ホットエレクトロン又はFNトンネル現象により行わ
れ、前記データ書き換えにおける消去は、FNトンネル
現象により行われ、電子の移動は、前記メモリセルのフ
ローティングゲートとそのソース又はドレインの間、又
は前記メモリセルのフローティングゲートとそのチャネ
ルとの間で行われる。
明の不揮発性半導体メモリについて詳細に説明する。
メモリセルを示している。図2は、図1のメモリセルの
等価回路を示している。図3は、メモリセルアレイの全
体の回路構成を示している。
フローティングゲートを有し、フラッシュEEPROM
のメモリセルと同じ構造となっている。メモリセルMC
の両端には、それぞれ1つずつセレクトトランジスタS
T1,ST2が接続されている。セレクトトランジスタ
ST1は、ビット線コンタクト部BCを経由してビット
線に接続され、セレクトトランジスタST2は、ソース
線SLに接続される。
ST1,ST2により1つのメモリセルユニットが構成
され、メモリセルアレイは、複数のメモリセルユニット
がアレイ状に配置されることにより実現される。
ニットにより1つのブロックが構成される。1つのブロ
ック内には、ロウ方向に延びる1本のコントロールゲー
ト線CGLが配置される。1本のコントロールゲート線
CGLに接続されるメモリセルをまとめて1ページと呼
ぶ。
きる。メモリセルに対する書き込み及び読み出しの各動
作も、カラムごとにラッチ機能を持つセンスアンプを設
けることで、1ページ同時に行うことができる。但し、
データの入出力は、例えば、ビットごとにシリアルに行
われる。
のデータ書き換えが可能となる。
で見ると、NAND型フラッシュEEPROMにおいて
1つのNANDユニット内のメモリセルを1つにしたも
のと考えることができる。但し、本発明のバイト型EE
PROMは、機能面で見ると、NAND型フラッシュE
EPROMとは大きく異なっている。これについては、
動作の説明で詳述する。
の長所について説明する。
ル部は、NAND型フラッシュEEPROMのメモリセ
ル部と比べると、1つのユニットを構成するメモリセル
の数が異なるだけである。よって、本発明のバイト型E
EPROMでは、NAND型フラッシュEEPROMの
プロセスをそのまま採用できるため、バイト単位の消去
が可能であるにもかかわらず、記憶容量を増大でき、か
つ、生産コストも低減できる。
とした場合、1個のメモリセルの面積(短辺長a×長辺
長b)は、短辺長aが1.2[μm]、長辺長bが3.
2[μm]であるため、3.84[μm2 ]となる。
一方、図65及び図66に示すような従来のバイト型E
EPROMでは、デザインルールを0.4[μm]とし
た場合、1個のメモリセルの面積は、36[μm2 ]
となる。
単純に計算しても、本発明のバイト型EEPROMは、
従来のバイト型EEPROMに比べて、約10倍の記憶
容量を実現できる。
NAND型フラッシュEEPROMと同一のプロセスで
製造可能であるため、ロジック混載不揮発性メモリへの
応用も容易である。
モリセルは、NAND型フラッシュEEPROMのメモ
リセルと同じ構造であるため、1つのメモリセルについ
て見れば、フラッシュEEPROMの書き換え方式、即
ち、FNトンネル現象を利用した書き換え方式をそのま
ま採用できる。
合には、本発明のバイト型EEPROMは、バイト単位
のデータ書き換え(バイト消去)が行える点でNAND
型フラッシュEEPROMと異なる。
去動作、書き込み動作及び読み出し動作について順次説
明する。
ゲート(ワード線)CGLには接地電位が印加され、非
選択ブロックのコントロールゲートCGLはフローティ
ング状態に設定される。
の消去パルスがバルクに印加される。ここで、バルクと
は、シリコン基板に形成されるウエルのことであり、メ
モリセルMC及びセレクトトランジスタSL1,SL2
は、全て、このウエル中に形成される。
ブロックのメモリセルMCでは、バルクとコントロール
ゲートの間に消去電圧(21[V])が加わり、フロー
ティングゲート中の電子がFN(Fowler−Nor
dheim)トンネル現象によりチャネル(ウェル)に
移動する。その結果、メモリセルの閾値電圧は、−3
[V]程度となる。
動作においてメモリセルの閾値電圧の絶対値が極端に大
きくなる過消去を問題としなくてもよい。よって、1個
の消去パルスで、閾値電圧が−3[V]程度になるよう
な条件で消去動作を行い、消去時間(閾値電圧が所定値
未満になったかを確認するベリファイを行う場合はこれ
に要する時間も含む)を短くすることができる。
問題としない理由は、1つのメモリセルMCの両端にセ
レクトトランジスタST1,ST2が接続されているた
めである。即ち、データ読み出し時には、非選択メモリ
セルを常にオフ状態にし、選択メモリセルをデータに応
じてオン又はオフ状態にする必要があるが、過消去は、
この非選択メモリセルをオン状態にしてしまう。セレク
トトランジスタST1,ST2を設けておけば、非選択
メモリセルがオン状態になっても、非選択メモリセルの
データがビット線に導かれることはないため、メモリの
動作に関して不都合はない。
ルゲートCGLはフローティング状態に設定されてい
る。よって、非選択ブロックのメモリセルMCでは、バ
ルク(ウエル)の電位が上昇しても、コントロールゲー
トCGLとバルクの容量カップリングにより、コントロ
ールゲートCGLの電位も上昇するため、データの消去
は行われない。
ン、ポリシリコンと金属シリサイドの積層などから構成
される。また、コントロールゲートCGLは、金属配線
を経由してワード線ドライブ用MOSトランジスタのソ
ースに接続される。よって、コントロールゲートには、
ワード線ドライブ用トランジスタのソースの接合容量、
ソースとゲートのオーバラップ容量、コントロールゲー
トと金属配線の間の容量、コントロールゲートとバルク
(ウエル)の間の容量などが接続される。
トとバルク(ウエル)の間の容量は、特に大きい。つま
り、コントロールゲートとバルクの間のカップリング比
は、約0.9と非常に大きくなるため、非選択ブロック
のメモリセルMCでは、コントロールゲートCGLとバ
ルクの容量カップリングにより、FNトンネル電流が流
れるのを防ぐことができる。
ク内の全てのメモリセルの閾値電圧が−1[V]以下に
なったか否かを検証する。本発明では、上述のように、
過消去が問題とならないため、過消去の検証は必要がな
い。また、−3[V]程度まで確実に閾値電圧を下げる
ことができる条件で消去を行い、ベリファイを省略する
こともできる。
ット線側のセレクトトランジスタST1をオン状態に
し、ソース線側のセレクトトランジスタST2をオフ状
態にし、書き込み実行(“0”書き込み)のメモリセル
に対しては、ビット線BLiを0[V]にし、書き込み
禁止(“1”書き込み)のメモリセルに対しては、ビッ
ト線BLiを電源電位VCC(例えば、3.3[V])
にする。
は、ビット線BLiからセレクトトランジスタST1を
経由して電位0[V]が印加される。よって、書き込み
実行のメモリセルのチャネル電位は、接地電位となる。
ト)に書き込み電位が印加されると、選択ワード線に接
続される選択メモリセルのうち、書き込み実行のメモリ
セルのフローティングゲートとチャネルの間には、大き
な電位差が生じる。よって、書き込み実行のメモリセル
では、FNトンネル現象により、電子がチャネルからフ
ローティングゲートへ移動する。
は、チャネルは、電源電位VCCに充電され、かつ、フ
ローティング状態に設定されている。そして、選択ワー
ド線(コントロールゲート)に書き込み電位が印加され
ると、コントロールゲート、フローティングゲート、チ
ャネル、バルク(ウエル)の直列容量結合により、チャ
ネル電位も自動的に昇圧される。
み禁止のメモリセルのフローティングゲートとチャネル
の間には大きな電位差が生じることはなく、チャネルか
らフローティングゲートへ電子が移動することもない。
対しては、コントロールゲートとチャネルの間のカップ
リング比を大きくし、かつ、チャネルの充電を十分に行
なっておくことで、選択ワード線に書き込み電位が印加
されたときのチャネル電位(書き込み禁止電位)を十分
に高くできる。
プリング比Bは、以下の式により算出される。
のゲート容量の総和、Cjは、メモリセルのソースとド
レインの接合容量の総和である。
ト容量の総和Coxと接合容量の総和Cjの合計とな
る。
ースのオーバーラップ容量、ビット線とソース・ドレイ
ンの間の容量などは、チャネル容量に比べると、非常に
小さいため、ここでは無視している。
電位に充電した後、図4及び図5に示すように、選択メ
モリセルのコントロールゲート(選択ワード線)には、
0[V]を印加し、選択メモリセルの両側のセレクトト
ランジスタのゲートには、電源電位VCCを印加し、非
選択メモリセルの両側のセレクトトランジスタのゲート
には、0[V]を印加する。この時、選択メモリセルの
両側のセレクトトランジスタは、オン状態、非選択メモ
リセルの両側のセレクトトランジスタは、オフ状態とな
る。
き込まれているメモリセル、即ち、消去状態のメモリセ
ルについては、閾値電圧が負のディプレッション・モー
ドとなっているため、オン状態となり、ビット線の電位
が下がる。逆に、データ“0”が書き込まれているメモ
リセルについては、閾値電圧が正のエンハンスメント・
モードとなっているため、オフ状態となり、ビット線の
電位は、プリチャージ電位に維持される。
は、ビット線からソース線にセル電流が流れるか否かに
よって行う。ビット線の電位の変化は、センスアンプに
より増幅(検知)される。
メモリセルMCは、セレクトトランジスタに挟まれてい
るため、以下の長所を有する。
合、図6に示すように、消去後又は書き込み後の閾値電
圧分布は、負(データ“1”)又は正(データ“0”)
になっていればよい。即ち、“1”と“0”を区別する
ベリファイ機能を設ければ、過消去や過書き込みを検知
するベリファイ機能を設けなくてもよい。よって、従来
のフラッシュEEPROMで行われているような複雑な
ベリファイは必要なくなる。また、本発明では、過消去
により負の閾値電圧の絶対値が大きくなったり、過書き
込みにより正の閾値電圧の絶対値が大きくなる場合で
も、正常な読み出し動作が可能である。よって、ゲート
酸化膜(トンネル酸化膜)に加わる電界を高く設定し、
消去時間及び書き込み時間を短くすることができる。
Mのように、消去及び書き込みは、共に、FNトンネル
現象を利用したフローティングゲートとチャネルの間で
の電荷のやりとりにより行われる。よって、データ書き
換え時の消費電流を非常に小さく抑えることができ、1
回の書き換え動作で同時に書き換えるメモリセルの数を
増大させることができる。
は、NAND型フラッシュEEPROMとは異なり、セ
レクトトランジスタの間のメモリセルは、1つのみであ
る。つまり、セレクトトランジスタの間に選択メモリセ
ルと非選択メモリセルが混在することはないため、読み
出し時に、非選択メモリセルを常にオン状態にしてパス
トランジスタとして機能させる必要もない。よって、過
書き込みを防止するための処置は不要である。
常にオン状態にしておく必要がないため、選択メモリセ
ルのコントロールゲートを0[V]として読み出しを行
う場合に、非選択メモリセルのコントロールゲートも0
[V]とし、リードリテンション(Read Retention)を
考慮しなくてもよくなる。
ROMでは、セレクトトランジスタの間に複数のメモリ
セルが直列接続されているため、読み出し時、選択メモ
リセルのコントロールゲートを0[V]とし、非選択メ
モリセルのコントロールゲートをVread(=4.5
V)としていた。これが、リードリテンションを縮める
原因になっていた。
は1つのメモリセルのみが接続されるため、読み出し
時、全てのメモリセルのコントロールゲートを0[V]
とし、メモリセルの両端のセレクトトランジスタのオン
/オフのみにより、メモリセルの選択/非選択を決定す
ることができる。
トトランジスタを接続しているため、読み出し時に、非
選択メモリセルを常にオフ状態にしておく必要もない。
よって、過消去を防止するための処置も不要である。
ワード線(コントロールゲート)に中間電位(書き込み
電位の約1/2の電位)を与える必要がない。メモリセ
ルとビット線の間にセレクトトランジスタが存在すると
共に、セレクトトランジスタの間のメモリセルも1個の
みだからである。
くても、誤書き込みを防止できるため、書き込みの信頼
性が高くなる。また、ページ単位(又はビット単位)の
書き換えが可能となる。読み出し時においても、パスト
ランジスタがないため、セル電流を大きくできる。よっ
て、高速な読み出しが可能となり、読み出し時のデータ
保持特性が向上する。
のそれぞれの動作におけるセレクトゲート線SSL,G
SL、コントロールゲート線(ワード線)CGL、ビッ
ト線BLi、セルソース線SL、セルPウェルの電位を
示している。
トロールゲート線CGLは、0[V]に設定され、非選
択ブロックのコントロールゲート線CGL及び全てのセ
レクトゲート線SSL,GSLは、フローティング状態
に設定される。
位Vera、例えば、21[V]が印加されると、フロ
ーティング状態の全てのセレクトゲート線SSL,GS
Lの電位と非選択ブロックのコントロールゲート線CG
Lの電位は、セルPウェルとの容量カップリングによっ
て、Vera×β(但し、βは、カップリング比)にな
る。
ング状態の全てのセレクトゲート線SSL,GSLの電
位と非選択ブロックのコントロールゲート線CGLの電
位は、16.8[V]に上昇することになる。
ス線SLに接続されるN+ 拡散層とセルPウェルとか
らなるpn接合は、順方向にバイアスされる。このた
め、ビット線BLi及びセルソース線SLは、Vera
−Vbに充電される。なお、Vbは、pn接合のビルト
イン・ポテンシャルである。
書き込む選択メモリセルに接続されるビット線BLi、
即ち、消去状態を維持する選択メモリセルに接続される
ビット線BLiは、電源電位(例えば、3.3[V])
VCCに設定され、“0”データを書き込む選択メモリ
セルに接続されるビット線BLiは、0[V]に設定さ
れる。
ト線SSLは、電源電位VCCに設定され、セルソース
線側のセレクトゲート線GSLは、0[V]に設定さ
れ、コントロールゲート線CGLは、書き込み電位(例
えば、18[V])Vprogに設定される。
L,GSL、コントロールゲート線CGL及びセルPウ
ェルは、0[V]に設定される。
但し、選択ブロック内の“1”データを書き込むメモリ
セルのチャネル電位が、コントロールゲート線CGLと
の容量カップリングにより昇圧され、パンチスルーによ
りセルソース線のリーク電流が問題となる場合には、セ
ルソース線の電位は、電源電位VCCに設定するのがよ
い。
セレクトゲート線SSL,GSLは、電源電位VCCに
設定され、コントロールゲート線CGLは、0[V]に
設定される。データ読み出し前にビット線をプリチャー
ジする方式の場合、ビット線BLiは、プリチャージ電
位(例えば、1.2[V])VBLに設定される。
されているものは、オン状態となり、セル電流が流れる
ため、ビット線BLiは、0[V]に放電される。一
方、選択メモリセルのうち“0”データが記憶されてい
るものは、オフ状態となり、セル電流が流れないため、
ビット線BLiは、プリチャージ電位VBLを保持する
ことになる。
ントロールゲート線CGLに電源電位(例えば、3.3
V)VCCを与えて読み出し動作を行いたい場合には、
メモリセルの閾値分布を図7に示すように設定すればよ
い。
去、書き込み、読み出しのそれぞれの動作におけるセレ
クトゲート線SSL,GSL、コントロールゲート線
(ワード線)CGL、ビット線BLi、セルソース線S
L、セルPウェルの電位を示している。
の両端にセレクトトランジスタが設けられているため、
消去後(“1”データ)のメモリセルの閾値分布の裾野
が正から負に跨っていてもよい。
回路ブロックの主要部を示している。
のメモリセルを2つのセレクトトランジスタで挟み込ん
だ3素子から成るメモリセルユニットをマトリックス状
に配置したメモリセルアレイ11、メモリセルアレイ1
1上においてロウ方向に複数本配置されたコントロール
ゲート線10a及びメモリセルアレイ11上においてカ
ラム方向に複数本配置されたビット線10bを有してい
る。
ロールゲート線10aの選択を行う。選択されたコント
ロールゲート線10aに接続されるメモリセルのデータ
は、カラムごとに設けられたデータラッチ機能を持つセ
ンスアンプから成るセンスアンプ回路13に入力され
る。カラムデコーダ14は、カラム、即ち、ビット線B
Liの選択を行う。
は、データ入出力バッファ18を経由してメモリチップ
の外部に出力される。メモリチップの内部に入力される
データは、データ入出力バッファ18を経由して選択さ
れたカラムのラッチ機能を持つセンスアンプにラッチさ
れる。
に必要な高電圧を生成する。制御回路17は、メモリチ
ップの内部の各回路の動作を制御すると共に、メモリチ
ップの内部と外部のインターフェースをとる役割を果た
す。制御回路17は、メモリセルに対する消去、書き込
み、読み出しの各動作を制御するシーケンス制御手段
(例えば、プログラマブルロジックアレイ)を含んでい
る。
ち1本のビット線BLiに接続されるラッチ機能を持つ
センスアンプを示している。
となる2つのCMOSインバータI1,I2から成るラ
ッチ回路21を主体とする。ラッチ回路21のラッチノ
ードQは、カラム選択用のNMOSトランジスタM8を
経由してI/O線に接続される。また、ラッチノードQ
は、センスアンプ遮断用のNMOSトランジスタM4と
ビット線電位クランプ用のNMOSトランジスタM1を
経由してビット線BLiに接続される。
ードがセンスノードNsenseとなる。センスノード
Nsenseには、プリチャージ用のPMOSトランジ
スタM2とディスチャージ用のNMOSトランジスタM
3が接続される。プリチャージ用のPMOSトランジス
タM2は、プリチャージ制御信号Loadに基づいて所
定期間にセンスノードNsenseの充電を行う。ディ
スチャージ用のNMOSトランジスタM3は、ディスチ
ャージ制御信号DCBに基づいてセンスノードNsen
seの電荷を放電する。
制御信号φL1に基づいてラッチノードQbを強制的に
接地するためのリセット用NMOSトランジスタM5が
接続される。ラッチ回路21のラッチノードQには、制
御信号φL2に基づいてラッチノードQを強制的に接地
するためのリセット用NMOSトランジスタM6が接続
される。
6の共通ソースは、センスノードNsenseの電位に
より制御されるセンス用NMOSトランジスタM7を経
由して接地点に接続される。センス用NMOSトランジ
スタM7は、NMOSトランジスタM5,M6と共にラ
ッチ回路21のリセット用としても用いられる。
のバイト単位の書き換え動作の概略的なフローチャート
を示している。
は、図8の制御回路17により制御される。以下、この
フローチャートに従って、バイト単位のデータ書き換え
動作について説明する。
と、まず、選択されたコントロールゲート線(ワード
線)に接続されるメモリセルの1ページ分のデータがセ
ンスアンプ回路に読み出される(ページ逆読み出し)。
そして、センスアンプ回路には、この1ページ分のデー
タがラッチされる(ステップST1)。
するバイトデータがロードされる。このロードされたバ
イトデータは、センスアンプ回路にラッチされている1
ページ分のデータのうちデータ書き換えを行うバイトデ
ータに対して上書きされる(ステップST2)。
接続されるメモリセルの1ページ分のデータが同時に消
去(ページ消去)される(ステップST3)。消去後に
は、選択されたコントロールゲート線に接続される各メ
モリセルに対して、消去が完全に行われたか、消去が行
われ過ぎていないかを検証する消去ベリファイが行われ
る(ステップST4,5)。
閾値が所定範囲内となるまでページ消去及び消去ベリフ
ァイが繰り返し行われ、1ページ分の全てのメモリセル
の閾値が所定範囲内(消去完了)となったときは、次の
動作に移る(ステップST3〜5)。
が1本のビット線に対して1つのみ存在する場合(1ペ
ージ分しかない場合)、消去ベリファイの結果によって
は、センスアンプ回路のデータが破壊される可能性があ
る。よって、このような場合には、消去ベリファイを行
わずに、消去を1回で終了させる。
に接続されるメモリセルに対して、センスアンプ回路に
ラッチされている1ページ分のデータが同時に書き込ま
れる(ステップST6)。書き込み後には、選択された
コントロールゲート線に接続される各メモリセルに対し
て、書き込みが完全に行われたか、書き込みが行われ過
ぎていないかを検証する書き込みベリファイが行われる
(ステップST7,8)。
閾値が所定範囲内となるまでページ書き込み及び書き込
みベリファイが繰り返し行われ、1ページ分の全てのメ
モリセルの閾値が所定範囲内(書き込み完了)となった
ときは、バイト単位のデータ書き換え動作を終了させ
る。
き込みパルスで1回の書き込みを行う場合には、書き込
みベリファイを省略することもできる。
プにおける選択メモリセルのデータとセンスアンプ回路
のノードQb(図9)の状態を示している。
線(ワード線)に接続されるメモリセルの1ページ分の
データがセンスアンプ回路に読み出された状態を示して
いる(ステップST1に対応)。
正)の場合、ビット線BLiの電荷は放電されず、プリ
チャージ電位を維持する。よって、図9のセンスノード
Nsenseは電源電位VCCとなる。制御信号φL2
を電源電位VCCとすると、ノードQは接地電位VS
S、即ち、“0”となる。
電圧が負)の場合、ビット線BLiの電荷は放電され
る。よって、図9のセンスノードNsenseは接地電
位VSSとなる。制御信号φL2を電源電位VCCとす
ると、ノードQは電源電位VCC、即ち、“1”とな
る。
た1ページ分のデータのうちアドレスで指定されたバイ
トデータ(8ビットデータ)に対して、データの上書き
が行われた状態を示している(ステップST2に対
応)。
線(ワード線)に接続されるメモリセルのデータを消去
(ページ消去)した状態を示している(ステップST3
に対応)。ページ消去により、選択されたコントロール
ゲート線に接続されるメモリセルのデータは、全て
“1”となる。
線(ワード線)に接続されるメモリセルに対して、セン
スアンプ回路にラッチされた1ページ分のデータを書き
込み(ページ書き込み)した状態を示している(ステッ
プST6に対応)。
ては、動作上は、ページ単位のデータ書き換えとなって
いるが、実際は、バイト単位のデータの書き換えが行わ
れたことになる。
ートを参照しながら、ページ書き込み、書き込みベリフ
ァイのための読み出し動作を、図9のセンスアンプ回路
の動作を中心にして詳細に説明する。
ングチャートを二つに分割したそれぞれの部分を示すも
のであり、図15のt5と図16のt5は、同じ時刻を
表している。即ち、図15の後半部の波形と図16の前
半部の波形が一部重複している。
示するコマンドが入力されると、書き込み動作が開始さ
れる。
トするために、制御信号DCBを電源電位VCCにす
る。この時、MOSトランジスタM3がオンして、セン
スノードNsenseが接地される(t1)。
SHFも電源電位VCCにすると、MOSトランジスタ
M1がオンして、ビット線BLiが接地される。
ドする前に、データラッチ制御信号φL1を電源電位V
CC、プリチャージ制御信号Loadを接地電位VSS
にする。この時、MOSトランジスタM5,M7がオン
して、ラッチ回路21のラッチノードQbが強制接地さ
れ、データがリセットされる。即ち、センスアンプ回路
20の全てのセンスアンプにおいて、ラッチ回路21の
ラッチノードQが電源電位VCC、ラッチノードQbが
接地電位VSSになる(t2)。
ドされ、センスアンプ回路20の各ラッチ回路21にデ
ータがラッチされ、ノードQ,Qbはロードデータに応
じて“H”、“L”に設定される(t3)。
リセルに対応するセンスアンプのラッチ回路21では、
ラッチノードQに“L”(=VSS)が与えられ、
“1”書き込み(書き込み禁止)のメモリセルに対応す
るセンスアンプのラッチ回路21では、ラッチノードQ
に“H”(=VCC)が与えられる。
“H”になって、センスアンプ回路20の各ラッチ回路
21にラッチされたデータに基づき、各ビット線の充電
が開始される(t4)。
に接続されるビット線BLiは接地電位VSSに設定さ
れ、“1”書き込み(書き込み禁止)のメモリセルに接
続されるビット線は電源電位VCCに充電される。選択
されたコントロールゲート線(ワード線)は、書き込み
電圧Vprog(20[V]程度)に設定される。
ルへの書き込みが行われる。
込みがきちんと完了しているか否かを検証する書き込み
ベリファイが開始される。
しが行われる。このベリファイ読み出し動作は通常の読
み出し動作と同じである。
ると、MOSトランジスタM3がオンして、センスノー
ドNsenseが強制的に接地される(t5)。
CGLには、参照電位Vref(0.5[V]程度)が
与えられ、セレクトゲート線SSL,GSLには電源電
位VCCが与えられると、ベリファイ読み出しが行われ
る(t6)。
ジ型のセンス方式、電流検知型のセンス方式などを用い
ることができる。ビット線プリチャージ型のセンス方式
では、ビット線BLiをプリチャージし、フローティン
グ状態にした後、メモリセルのデータに応じてビット線
の電位を維持又は低下させる。電流検知型のセンス方式
については、以下に詳述する。
昇圧電位VCC+αから電位VCC−αにクランプし、
MOSトランジスタM1に流れるメモリセル電流とセン
スノードNsenseを充電するMOSトランジスタM
2の電流とのバランスにより読み出しを行なう。そし
て、ビット線BLiの電位が、例えば、0.9[V]ま
で上昇すると、MOSトランジスタM1がカットオフ状
態となり、センスノードNsenseが電源電位VCC
となる。
CC)になった後、ラッチ制御信号φL1を電源電位V
CCとし、MOSトランジスタM5をオンさせる(t
7)。センスノードNsenseが電源電位VCCの場
合(閾値がベリファイ電位Vrefよりも高いメモリセ
ルに接続されるセンスアンプの場合)、MOSトランジ
スタM7がオンして、ラッチノードQbは接地電位VS
S、ラッチノードQは電源電位VCCになる。
され、正常に書き込みが行われると、ラッチ回路21の
ラッチデータが反転する。メモリセルに対する書き込み
が不十分な場合、ベリファイ読み出しにおいて、センス
ノードNsenseは、“L”(=VSS)のままであ
るため、ラッチ回路21のデータ反転は起こらず、ラッ
チノードQはVSSを保つ。書き込み禁止のメモリセル
に繋がるセンスアンプでは、ラッチノードQは、電源電
位VCCであるのでデータの反転はない。
き、即ち、ラッチ回路21のデータ反転が生じないセン
スアンプがあるとき、書き込みとベリファイ読み出しが
繰り返し行われる。そして、1ページ分の全てのセンス
アンプのラッチノードQの電位が電源電位VCCになる
と、書き込みが終了する。
しながら、バイト単位のデータ書き換え動作について、
図9のセンスアンプ回路の動作を中心に詳細に説明す
る。
えを指示するコマンドが入力されると、バイト書き換え
動作が開始する。
(ワード線)に接続される1ページ分のメモリセルに対
して、既に書き込まれているデータの逆読み出し動作が
開始される。
ある。
電位VCC、プリチャージ制御信号Loadを接地電位
VSSに設定する。この時、MOSトランジスタM5,
M7がオンして、ラッチ回路21のラッチノードQbが
強制接地され、データがリセットされる。即ち、センス
アンプ回路の全てのラッチ回路21のラッチノードQが
電源電位VCC、ラッチノードQbが接地電位VSSに
なる(t1)。
設定する。この時、MOSトランジスタM3がオンにな
り、センスノードNsenseが強制的に接地される
(t2)。続いて、選択されたコントロールゲート線C
GLにVSS(=0V)を与え、セレクトゲート線SS
L,GSLに電源電位VCCを与えると、読み出しが行
われる(t3)。
CC)になった後、ラッチ制御信号φL2が電源電位V
CCとなり、MOSトランジスタM6がオンする(t
4)。センスノードNsenseが電源電位VCCの場
合(即ち、データ“0”が書き込まれ、閾値電圧がVS
Sよりも高いメモリセルに接続されるセンスアンプの場
合)、MOSトランジスタM7がオンして、ラッチノー
ドQは接地電位VSS、ラッチノードQbは電源電位V
CCになる。
設定し、制御信号BLSHFを電源電位VCC又は電位
VCC+αに設定して、ビット線BLi及びセンスノー
ドNsenseをリセットする(t5)。
スアンプ回路20のラッチ回路21にバイトデータがロ
ードされ、ノードQ,Qbはバイトデータに応じて
“H”,“L”に設定される(t6)。
タのうち所定のデータに対して、チップ外部から入力さ
れたバイトデータが上書きされる。
に接続されるメモリセルに対してページ消去動作を行な
う。
地電位VSSに設定し、非選択ブロックのコントロール
ゲート線及び全てのセレクトゲート線はフローティング
状態に設定する。セルPウェルに消去電圧Veraが印
加されると、フローティング状態のセレクトゲート線と
非選択ブロックのコントロールゲート線は、セルPウェ
ルとの容量カップリングにより、Vera×β(βはカ
ップリング比)に昇圧される。
Lは、セルPウェル内のN+ 層に接続される。このN
+ 層とセルPウェルとのpn接合が順バイアスされる
と、ビット線BLi及びセルソース線SLは、それぞれ
Vera−Vbに充電される(t7)。但し、Vbは、
pn接合のビルトイン・ポテンシャルである。
れたページのメモリセルが全て消去状態、即ち、メモリ
セルの閾値電圧が負になったことを確認する。ラッチ回
路21に蓄えられたデータに基づき、選択されたページ
のメモリセルに対して、書き込み動作及び書き込みベリ
ファイ動作を行なう。
動作は、省略している。
OMのメモリセルアレイの一部を本発明のバイト型EE
PROMのメモリセルアレイにした例である。
ルアレイは、NAND型フラッシュEEPROMのメモ
リセルアレイにおいて2つのセレクトトランジスタの間
のメモリセルを1つにしたものと考えることができる。
よって、本例のようなEEPROMが容易に実現できる
ことになる。
Liに異なる構成の2種類のメモリセルユニットが接続
される。即ち、第一のメモリセルユニットは、2つのセ
レクトトランジスタの間に複数個(例えば、4,8,1
6,32個など)のメモリセルが接続され、第二のメモ
リセルユニットは、2つのセレクトトランジスタの間に
1個のメモリセルが接続される。
に当たっては、第一のメモリセルユニットの領域と第二
のメモリセルユニットの領域で、別々に駆動回路を設け
るようにしてもよいし、共通化できるならば、両領域の
駆動回路を一つにまとめるようにしてもよい。
Mのメモリセルアレイに代えて、以下のようなメモリセ
ルアレイを採用することも可能である。
型フラッシュEEPROMのメモリセルアレイである。
図22に示すメモリセルアレイは、DINOR型フラッ
シュEEPROMのメモリセルアレイである。
のANDユニットは、サブビット線とサブソース線の間
に並列に接続された複数のメモリセルを有する。サブビ
ット線は、ドレイン側セレクトトランジスタを経由して
メインビット線に接続される。サブソース線は、ソース
側セレクトトランジスタを経由してメインソース線に接
続される。
ュEEPROMの場合、1つのANDユニットは、12
8個のメモリセル(m=128)と2個のセレクトトラ
ンジスタから構成される。
(データ線)、ソース線がそれぞれ階層化されている点
にある。ビット線及びソース線は、それぞれメイン配線
とサブ配線からなり、サブ配線は、拡散層で形成された
擬似コンタクトレス構造を有している。
去は、FN(Fowler−Nordheim)トンネ
ル電流により行なう。
は、フローティングゲートの電子をドレインへFNトン
ネル電流を用いて引き抜くことにより行う。図21に示
すように、データの消去は、基板(チャネル全面)から
フローティングゲートへFNトンネル電流を用いて電子
を注入することにより行う。
it Line NOR)型フラッシュEEPROM
は、NAND型フラッシュEEPROMのように単一電
源動作が可能で、かつ、書き換えスピードが高速で、メ
モリセルサイズが小さいという特長と、NOR型フラッ
シュEEPROMのように高速なランダムアクセスが可
能であるという特長を合せ持つ。
モリセルユニットは、メモリセルアレイ内のメインビッ
ト線とサブビット線を階層構造にしているため、サイズ
的には、AND型のANDユニットとほぼ等しい。メモ
リセルの構造は、NOR型フラッシュEEPROMやN
AND型フラッシュEEPROMのメモリセルの構造と
同じく、スタックトゲート型であり、メモリセルのドレ
インは、ポリシリコンで形成されたサブビット線に接続
される。
ッシュEEPROMの場合、サブビット線には64個の
メモリセルが接続される。メモリセルに対するコンタク
トをポリシリコンと拡散層のいわゆる埋め込みコンタク
トで達成すれば、メモリセルサイズの縮小化を図ること
ができる。
去のメカニズムは、AND型フラッシュEEPROMと
同じであり、FN(Fowler−Nordheim)
トンネル電流で行なう。
みは、フローティングゲートの電子をドレインへFNト
ンネル電流を用いて引き抜くことにより行う。データの
消去は、基板(チャネル全面)からフローティングゲー
トへFNトンネル電流を用いて電子を注入することによ
り行う。
のセンスアンプ回路が接続され、図10のフローチャー
トに基づき、バイト単位のデータ書き換えが実行され
る。
示すようなメモリセルアレイを有するEEPROMにお
いても、図10のフローチャートに示すような書き換え
方法を採用することにより、メモリセルアレイの各メモ
リセルユニットに対してバイト単位のデータ書き換えが
可能である。
モリセルにおいて、ビット線側のセレクトトランジスタ
を省略し、1個のメモリセルトランジスタと1個のソー
ス側セレクトトランジスタによりメモリセルユニットを
構成することもできる。この場合、データ書き込み時
に、センスアンプ回路のデータに基づき、書き込み禁止
のビット線には、書き込み電圧Vprogの約1/2の
書き込み禁止用の中間電圧Vmを印加する。
ide-nitride-oxide-silicon)セルと呼ばれるメモリセ
ルが知られている。このメモリセルの特徴は、ゲート電
極(ワード線)直下のシリコン窒化膜にトラップされる
電子の量により、データ(“0”又は“1”)が特定さ
れる点にある。
4(A.Lancaster etal.,“A 5V
−Only EEPROM with Interna
lProgram/Erase Control”,I
EEE International Solid−S
tate Circuits Conference,
pp.164−165,Feb.1983.)に開示さ
れている。
モリセルとこれを挟み込む2つのセレクトトランジスタ
から構成される。また、この文献4は、SONOSセル
においてバイト単位のデータ書き換えが可能であること
を指摘する(“LOAD-LATCHES-ROW-ERASE operation”
p.164左欄第31〜第40行参照)。
き換え動作について具体的に開示していない。つまり、
実際に、どのようにしてバイト単位のデータ書き換えを
行うのかは不明である。また、文献4に開示されるメモ
リセルは、メモリセルのゲートとセレクトトランジスタ
のゲートがオーバーラップした構造を有し、フラッシュ
EEPROMのようなスタックゲート構造を有していな
い。
ッシュEEPROMの効果及び文献4のメモリセルの効
果とは異なる顕著な効果を奏することができる。
の閾値分布は、例えば、上述したように、図6又は図7
に示すようになる。ここで、従来のNAND型フラッシ
ュEEPROMでは、データ“1”,“0”の閾値分布
の上限及び下限が決められており、ベリファイにより各
データの閾値分布を所定範囲内に収めなければならな
い。また、文献4のメモリセルは、SONOS構造であ
り、シリコン窒化膜の電子のトラップ量はある程度決ま
っているため、メモリセルの閾値分布を自由にシフトさ
せることは困難である(これについては、例えば、W.
D.Brownet al.,“Nonvolatil
e Semiconductor Memory te
chnology”,IEEE Press Seri
es on Microelectronic Sys
tems Stu Tewksbury,Series
Editor,p.70,p.212,p.316,
p.326,p.327,p.344 参照)。
き込み又は消去の時間や電圧を調整することにより、図
6又は図7において、データ“1”の閾値分布とデータ
“0”の閾値分布が互いに十分に離れるようにすること
ができる。つまり、データ“1”の閾値分布とデータ
“0”の閾値分布のマージン(ギャップ)を大きくする
ことで、書き込み及び消去を十分にし、誤読み出しを防
止できる。しかも、各データの閾値分布の上限及び下限
はないため、ベリファイが不要で、いわゆる一発書き込
み及び消去が可能である。
の回路ブロックの一例を示している。図24は、図23
のメモリセルアレイ11の一部を示している。
アレイを有するEEPROMに適用されるもので、NA
ND型EEPROMの回路ブロックに近似している。
メモリセルとこれを挟み込む2つのセレクトトランジス
タの3素子から構成しているため、1つのブロックBL
Ki(i=0,1,…n)内には、1本のコントロール
ゲート線CGLに繋がるメモリセル、即ち、1ページ分
のメモリセルが配置される。
イバ12cは、1つのブロックBLKi(i=0,1,
…n)、即ち、1本のコントロールゲート線CGL(1
ページ)に対応して設けられる。各ドライバ12cは、
昇圧回路を含んでいる。プリデコーダ12a及びロウデ
コーダ12bも、1つのブロックBLKi、即ち、1本
のコントロールゲート線CGL(1ページ)に対応して
設けられる。
9を経由してプリデコーダ12aに入力される。そし
て、プリデコーダ12a及びロウデコーダ12bにより
1つのロウ(又は1つのブロック)が選択される。選択
ブロックがBLKiのとき、例えば、ドライバ12c
は、選択ブロックBLKi内のコントロールゲート線C
GL及びセレクトゲート線SSL,GSLに、動作モー
ドに応じた所定の電位を与える(表3及び4参照)。
は、読出しデータや書込みデータをラッチする。読出し
データ(出力データ)は、カラム選択回路15及び入出
力バッファ18を経由してメモリチップの外部に出力さ
れる。書込みデータ(入力データ)は、入出力バッファ
18及びカラム選択回路15を経由してラッチ機能を持
つセンスアンプ回路13にラッチされる。
8及びコマンドレジスタ25を経由してコマンドデコー
ダ26に入力される。制御回路17には、コマンドデコ
ーダ26の出力信号、コマンドラッチイネーブル信号C
LE、チップイネーブル信号/CE、ライトイネーブル
信号/WEなどの信号が入力される。
路17の制御の下、コントロールゲート線CGL及びセ
レクトゲート線SSL,GSLに与える電位を生成し、
この電位をコントロールゲート・セレクトゲートドライ
バ12cに供給する。
の回路ブロックの他の例を示している。図26は、図2
5のメモリセルアレイ11の一部を示している。
ルアレイを有するEEPROMに適用されるものであ
る。
リセルユニットが配置される3トラセル部11−0とN
ANDセルユニットが配置されるNANDセル部11−
1から構成される。
ルとこれを挟み込む2つのセレクトトランジスタの3素
子からなるメモリセルユニットを有し、n個のブロック
BLK0,BLK1,…BLKnに分けられている。N
ANDセル部11−1は、直列接続された複数個(4、
8、16個など)のメモリセルとこれを挟み込む2つの
セレクトトランジスタからなるNANDセルユニットを
有し、m個のブロックBLK0,BLK1,…BLKm
に分けられている。
i(i=0,1,…n)内には、1本のコントロールゲ
ート線CGLに繋がるメモリセル、即ち、1ページ分の
メモリセルが配置される。これに対し、NANDセル部
11−1の各ブロックBLKi(i=0,1,…m)内
には、複数本のコントロールゲート線CGLに繋がるメ
モリセル、即ち、複数ページ分のメモリセルが配置され
る。
ゲート・セレクトゲートドライバ12cは、1つのブロ
ックBLKi、即ち、1本のコントロールゲート線CG
L(1ページ)に対応して設けられる。各ドライバ12
cは、昇圧回路を含んでいる。プリデコーダ12a及び
ロウデコーダ12bも、1つのブロックBLKi、即
ち、1本のコントロールゲート線CGL(1ページ)に
対応して設けられる。
ルゲート・セレクトゲートドライバ12cは、複数のコ
ントロールゲート線CGL0,…CGL7(複数ペー
ジ)を含む1つのブロックBLKiに対応して設けられ
る。各ドライバ12cは、昇圧回路を含んでいる。プリ
デコーダ12a及びロウデコーダ12bも、複数のコン
トロールゲート線CGL0,…CGL7(複数ページ)
を含む1つのブロックBLKiに対応して設けられる。
9を経由してプリデコーダ12aに入力される。そし
て、プリデコーダ12a及びロウデコーダ12bによ
り、3トラセル部11−0又はNANDセル部11−1
の1つのロウ(又は1つのブロック)が選択される。
は、読出しデータや書込みデータをラッチする。読出し
データ(出力データ)は、カラム選択回路15及び入出
力バッファ18を経由してメモリチップの外部に出力さ
れる。書込みデータ(入力データ)は、入出力バッファ
18及びカラム選択回路15を経由してラッチ機能を持
つセンスアンプ回路13にラッチされる。
8及びコマンドレジスタ25を経由してコマンドデコー
ダ26に入力される。制御回路17には、コマンドデコ
ーダ26の出力信号、コマンドラッチイネーブル信号C
LE、チップイネーブル信号/CE、ライトイネーブル
信号/WEなどの信号が入力される。
路17の制御の下、コントロールゲート線CGL及びセ
レクトゲート線SSL,GSLに与える電位を生成し、
この電位をコントロールゲート・セレクトゲートドライ
バ12cに供給する。
Mに適用されるバイト単位のデータ書き換え動作を示し
ている。
示す書き換え動作をまとめて分かり易くしたものであ
る。
は、以下の4つの主要な工程から構成される。 選択ブロック内の1ページ分のメモリセルに対して
データの逆読み出しを行い、これをラッチ機能を持つセ
ンスアンプ回路に保持する。 ラッチ機能を持つセンスアンプ回路に保持されたデ
ータに対してバイトデータの上書きを行う。 選択ブロック内の1ページ分のメモリセルのデータ
を消去する。 ラッチ機能を持つセンスアンプ回路に保持されたデ
ータを選択ブロック内の1ページ分のメモリセルに書き
込む。
Mと同一のプロセスで製造でき、かつ、同一の書き換え
方法が適用されるにもかかわらず、バイト単位でデータ
の書き換えが行える不揮発性半導体メモリを提供できる
(フラッシュEEPROMは、通常、上記の工程なし
に、ブロック単位でメモリセルのデータを一括消去して
しまうため、バイト単位でのデータ書き換えはできな
い。但し、消去後、バイト単位で書き込むことは可能で
ある。)。
書き換え方法が適用されるEEPROMのメモリセルの
データ書き換え回数について検討する。
データ書き換えを行う場合、選択ブロック内の1ページ
分のデータに対して1回の逆読み出し動作、消去動作及
び書き込み動作が行われる。つまり、選択ブロック内で
は、データ書き換えを行わないメモリセルについても1
回の逆読み出し動作、消去動作及び書き込み動作が行わ
れる。
タを書き換える場合、図27の書き換え方法により1ペ
ージ分のデータを1バイトごとに書き換えるときのペー
ジ読み出し、消去、書き込み回数は、1ページ分のデー
タを一度に書き換える場合のページ読み出し、消去、書
き込み回数よりも、1ページ内に含まれるバイト数倍だ
け実質的に多くなる。
合、1ページ分のデータを一度に書き換えるときは1回
のページ読み出し、消去、書き込み動作で足りるが、1
ページ分のデータを1バイトごとに書き換えるときは6
4回のページ読み出し、消去、書き込み動作が必要にな
る。
ータ書き換え方法では、1バイト分のデータ書き換えを
行う場合に、選択ブロック内の1ページ分のデータに対
して1回の逆読出し動作、消去動作及び書込み動作が行
われる。よって、本発明の手法により1ページ分のデー
タを書き換える場合のページ読み出し、消去、書き込み
回数は、1ページ分のデータを一度に書き換える場合の
ページ読み出し、消去、書き込み回数よりも、最大で、
1ページ内に含まれるバイト数倍だけ多くなる。
書き込み回数の増加を防止するため、図27の書き換え
方法における1回のページ読み出し後に、複数バイトの
データを上書きし、ページ読み出し、消去、書き込み回
数を減らすこともできる。
書きとは別の手段により、バイト単位の書き換えを維持
しつつ、ページ読み出し、消去、書き込み回数を減らす
ことができる不揮発性半導体メモリにいて説明する。
の改良例を示している。
ウ方向及びカラム方向に行列状に配置される複数のブロ
ックBLKi−j(i=0,1,…n;j=0,1,
2,3)から構成している。
図25に示すように、ブロックBLKiは、カラム方向
にのみ配置され、1本のコントロールゲート線CGLに
接続される1ページ分のメモリセルは、必ず、同一のブ
ロックBLKi内に存在していた。本発明では、1ペー
ジ分のメモリセルを、1バイト(8ビット)の正数倍単
位で複数に分け、ロウ方向にも複数のブロックを配置す
るようにしている。
バイトのメモリセルから構成される場合、1つのブロッ
クをr(rは、正数、r≦k)バイトのメモリセルから
構成すると、ロウ方向のブロックの数は、k/r個とな
る。本例では、ロウ方向のブロック数を4個としてい
る。この場合、例えば、1つのブロックは、16バイト
のメモリセルから構成され、1ページは、64バイトの
メモリセルから構成される。
トドライバ12cは、ロウ方向の4つのブロックBLK
i−j、即ち、1本のコントロールゲート線CGL(1
ページ)に対応して設けられる。各ドライバ12cは、
昇圧回路を含んでいる。プリデコーダ12a及びロウデ
コーダ12bも、4つのブロックBLKi−j、即ち、
1本のコントロールゲート線CGL(1ページ)に対応
して設けられる。
は、各ブロックBLKi−jに対応して設けられる。
9を経由してプリデコーダ12a及びサブデコーダ29
に入力される。そして、プリデコーダ12a及びロウデ
コーダ12bにより、1つのロウ内の4つのブロックB
LKi−jが選択される。また、サブデコーダ29によ
り、選択された4つのブロックBLKi−jのうちの1
つを選択する。
つのロウ内の複数のブロック又は選択された1つのロウ
内の全てのブロック(本例では、4つのブロック)を選
択するような機能を有していてもよい。
ータの読み出し、消去及び書き込みができるようになっ
ている。つまり、バイト単位のデータ書き換え動作にお
いて、1ページ分のデータをラッチ機能を持つセンスア
ンプ回路に読み出す必要がない。よって、本発明では、
バイト単位のデータ書き換え動作において、図23及び
図25の例よりも、ページ読み出し、消去、書き込み回
数を減らすことができ、実質的なページ書き換え特性を
向上させることができる。
トのメモリセルから構成されるEEPROMのページ書
き換え特性(書き換え回数)が1×106回である場合
について考える。
データを書き換えるのにk回のページ読み出し、消去、
書き込み動作が必要であるため、実質的には、ページ書
き換え特性が(1/k)×106回に減少する。
数、r≦k)のブロックに分け、各ブロックをrバイト
のメモリセルから構成し、ブロック単位で、データの読
み出し、消去及び書き込みができるようにしているた
め、1ページ分のデータを書き換えるためのページ読み
出し、消去、書き込み動作は、実質的には、(1/r)
×106回で済む。
が64バイトから構成される場合、図23及び図25の
例のページ書き換え特性は、1.7×104回となる。
一方、1ページが8個のブロックから構成され、1ブロ
ックが8バイトから構成される場合、本発明のページ書
き換え特性は、1.3×105回となり、図23及び図
24の例よりも1桁だけ実質的な書き換え特性が向上す
る。
トから構成することにより、実質的な書き換え特性を、
最大で、1×106回にすることができる。
ンコントロールゲート・セレクトゲートドライバiは、
選択ブロックBLKi−j内のコントロールゲート線C
GL及びセレクトゲート線SSL,GSLに動作モード
に応じた所定の電位を与える(表3及び4参照)。
は、読出しデータや書込みデータをラッチする。読出し
データ(出力データ)は、カラム選択回路15及び入出
力バッファ18を経由してメモリチップの外部に出力さ
れる。書込みデータ(入力データ)は、入出力バッファ
18及びカラム選択回路15を経由してラッチ機能を持
つセンスアンプ回路13にラッチされる。
8及びコマンドレジスタ25を経由してコマンドデコー
ダ26に入力される。制御回路17には、コマンドデコ
ーダ26の出力信号、コマンドラッチイネーブル信号C
LE、チップイネーブル信号/CE、ライトイネーブル
信号/WEなどの信号が入力される。
路17の制御の下、コントロールゲート線CGL及びセ
レクトゲート線SSL,GSLに与える電位を生成し、
この電位をコントロールゲート・セレクトゲートドライ
バ12cに供給する。
例を示している。
ート線CGLの数(ブロック数)を1024(210)
本と仮定する。この場合、10ビットのロウアドレス信
号a1,a2,…a10により、1本のコントロールゲ
ート線CGLを選択することができる。
AND回路30−1に入力され、ロウアドレス信号a
4,a5,a6は、NAND回路30−2に入力され、
ロウアドレス信号a7,a8,a9,a10は、NAN
D回路30−3に入力される。NAND回路30−1の
出力信号は、インバータ31−1を経由して信号Dとな
り、NAND回路30−2の出力信号は、インバータ3
1−2を経由して信号Eとなり、NAND回路30−3
の出力信号は、インバータ31−3を経由して信号Fと
なる。
るロウアドレス信号a1,a2,…a10が入力され
る。そして、選択された1つのロウに属するプリデコー
ダPDiの出力信号D,E,Fのみが全て“1”とな
る。
コントロールゲート・セレクトゲートドライバiの構成
の一例を示している。
及びインバータ33から構成される。プリデコーダPD
iの出力信号D,E,Fは、NAND回路に入力され
る。
トドライバiは、昇圧回路34及びドライブ回路として
のNチャネルMOSトランジスタ35−1,35−2,
35−3から構成される。
ト・セレクトゲートドライバiでは、NチャネルMOS
トランジスタ35−1,35−2,35−3のゲートに
電源電位VCC又は昇圧電位が印加される。
するドライバiでは、昇圧回路34の出力電位VBが昇
圧電位Vprogとなり、NチャネルMOSトランジス
タ35−1,35−2,35−3がオン状態になる。一
方、信号生成回路27において、SS(=VCC)、C
G(=Vprog)、GS(=0V)が生成される。こ
れらの電位SS,CG,GSは、NチャネルMOSトラ
ンジスタ35−1,35−2,35−3を経由して、選
択ロウ内のメインコントロールゲート線CGLi及びセ
レクトゲート線SSLi,GSLiに伝達される。
ライバiでは、昇圧回路34の出力電位VBが電源電位
VCCとなり、NチャネルMOSトランジスタ35−
1,35−2,35−3がオン状態になる。一方、信号
生成回路27において、SS(=VCC)、CG(=0
V)、GS(=VCC)が生成される。これらの電位S
S,CG,GSは、NチャネルMOSトランジスタ35
−1,35−2,35−3を経由して、選択ロウ内のメ
インコントロールゲート線CGLi及びセレクトゲート
線SSLi,GSLiに伝達される。
iについては、この後、フローティングとなるため、P
ウェルに消去電位Veraが与えられたとき、セレクト
ゲート線SSLi,GSLiの電位は、Pウェルとセレ
クトゲート線SSLi,GSLiの容量カップリングに
より、Vera+αに上昇する。
るドライバiでは、昇圧回路34の出力電位VBが電源
電位VCC又はVCC+α(αは、Nチャネルトランジ
スタの閾値電圧以上の値)となり、NチャネルMOSト
ランジスタ35−1,35−2,35−3がオン状態に
なる。一方、信号生成回路27において、SS(=VC
C)、CG(=0V又はVCC)、GS(=VCC)が
生成される。これらの電位SS,CG,GSは、Nチャ
ネルMOSトランジスタ35−1,35−2,35−3
を経由して、選択ロウ内のメインコントロールゲート線
CGLi及びセレクトゲート線SSLi,GSLiに伝
達される。
ート・セレクトゲートドライバiでは、NチャネルMO
Sトランジスタ35−1,35−2,35−3のゲート
に接地電位が印加されるため、NチャネルMOSトラン
ジスタ35−1,35−2,35−3は、オフ状態とな
る。よって、非選択ロウ内のメインコントロールゲート
線CGLi及びセレクトゲート線SSLi,GSLi
は、全てフローティング状態になっている。
SLi,GSLiについては、データ読み出し時にVS
S(0V)を印加するようにしてもよい。この場合、例
えば、全てのセレクトゲート線SSLi,GSLiにそ
れぞれ接地用MOSトランジスタを接続し、ロウ(又は
ブロック)選択の有無により、この接地用MOSトラン
ジスタのオン/オフを制御する。
ロックとサブコントロールゲートドライバの構成の一例
を示している。
せ、1ロウ内に4つのブロックBLKi−0,BLKi
−1,BLKi−2,BLKi−3が配置される場合に
ついて説明する。
2,3)内には、それぞれサブコントロールゲート線C
GLi−0,CGLi−1,CGLi−2,CGLi−
3が配置される。サブコントロールゲート線CGLi−
j(j=0,1,2,3)は、それぞれブロックBLK
i−j内に配置される1バイトの正数倍(例えば、16
バイト)のメモリセルに接続される。
は、それぞれサブコントロールゲートドライバ28を構
成するドライブ回路としてのNチャネルMOSトランジ
スタ36−jを経由して、メインコントロールゲート線
CGLiに接続される。
オン/オフは、サブデコーダ29により制御される。サ
ブデコーダ29は、1つのNチャネルMOSトランジス
タ36−j(1つのブロック)を選択する機能を有して
いる。
のNチャネルMOSトランジスタ36−j(複数又は全
てのブロック)を選択する機能を持たせてもよい。
ックBLKi−jでは、NチャネルMOSトランジスタ
36−jのゲートにVprogが印加されるため、この
NチャネルMOSトランジスタ36−jは、オン状態と
なる。よって、書き込み用の高電位Vprogが、メイ
ンコントロールゲート線CGLiから選択ブロックBL
Ki−j内のサブコントロールゲート線CGLi−jに
伝達される。
ロックBLKi−jでは、NチャネルMOSトランジス
タ36−jのゲートにVCCが印加されるため、このN
チャネルMOSトランジスタ36−jは、オン状態とな
る。よって、接地電位がメインコントロールゲート線C
GLiから選択ブロックBLKi−j内のサブコントロ
ールゲート線CGLi−jに伝達される。
択ブロックBLKi−jでは、NチャネルMOSトラン
ジスタ36−jのゲートにVCCが印加されるため、こ
のNチャネルMOSトランジスタ36−jは、オン状態
となる。よって、接地電位又は電源電位VCCがメイン
コントロールゲート線CGLiから選択ブロックBLK
i−j内のサブコントロールゲート線CGLi−jに伝
達される(表3及び表4参照)。
i−jでは、NチャネルMOSトランジスタ36−jの
ゲートに接地電位が印加されるため、このNチャネルM
OSトランジスタ36−jは、オフ状態となる。つま
り、非選択ブロックBLKi−j内のサブコントロール
ゲート線CGLi−jは、フローティング状態となる。
トロールゲート線CGLiの直下に複数のサブコントロ
ールゲート線CGLi−jが配置される。よって、書き
込み、消去、読み出し時に、メインコントロールゲート
線CGLiに所定電位が印加された場合、容量カップリ
ングにより、非選択ブロックBLKi−j内のサブコン
トロールゲート線CGLi−jの電位が変化する可能性
がある。
サブコントロールゲート線CGLi−jの電位が変化
は、書き込み、消去、読み出し動作に何ら不都合を与え
ることはない。
Li,GSLiは、選択ロウ内の全てのブロックBLK
i−jに共通になっている。
内の全てのブロックBLKi−jのセレクトゲート線S
SLi,GSLiには、NチャネルMOSトランジスタ
35−1,35−3を経由して接地電位又は電源電位V
CCが印加される。データ消去時には、選択ロウ内の全
てのブロックBLKi−jのセレクトゲート線SSL
i,GSLiには、NチャネルMOSトランジスタ35
−1,35−3を経由してVCCが印加される。データ
読み出し時には、選択ロウ内の全てのブロックBLKi
−jのセレクトゲート線SSLi,GSLiには、Nチ
ャネルMOSトランジスタ35−1,35−3を経由し
て電源電位VCCが印加される(表3及び表4参照)。
Mに適用されるバイト単位のデータ書き換え動作の第1
例を示している。
は、以下の4つの主要な工程から構成される。 選択ブロック内のメモリセルに対してデータの逆読
み出しを行い、これをラッチ機能を持つセンスアンプ回
路に保持する。 ラッチ機能を持つセンスアンプ回路に保持されたデ
ータに対してバイトデータの上書きを行う。 選択ブロック内のメモリセルのデータを消去する。 ラッチ機能を持つセンスアンプ回路に保持されたデ
ータを選択ブロック内のメモリセルに書き込む。
の特徴は、図27の書き換え動作と比較すれば明らかな
ように、バイト単位のデータ書き換えを行うに当たっ
て、選択ロウ内の1ページ分のデータを逆読み出しする
ことなく、選択ロウ内の選択ブロックBLKi−jのデ
ータ(1バイトの正数倍のデータ)のみに対して逆読み
出しを行っている。つまり、選択ロウ内の非選択ブロッ
クのメモリセルのデータに対しては逆読み出しを行わな
くてよいため、データ書き換えを行わないメモリセルに
対する不要な読み出し、消去、書き込み動作をなくすこ
とができる。
と、本発明の書き換え動作は、図27の書き換え動作に
比べて、ページ読み出し、消去、書き込みの回数を減ら
すことができ、実質的なページ書き換え特性(書き換え
回数)を向上させることができる。
EEPROMと同一のプロセスで製造でき、かつ、同一
の書き換え方法が適用されるにもかかわらず、書き換え
特性を悪くすることなしにバイト単位でのデータの書き
換えが可能である。
Mに適用されるバイト単位のデータ書き換え動作の第2
例を示している。
は、以下の4つの主要な工程から構成される。 選択ロウ内の1ページ分のメモリセルに対してデー
タの逆読み出しを行い、これをラッチ機能を持つセンス
アンプ回路に保持する。 ラッチ機能を持つセンスアンプ回路に保持されたデ
ータに対してバイトデータの上書きを行う。 選択ブロック内のメモリセルのデータを消去する。 ラッチ機能を持つセンスアンプ回路に保持されたデ
ータを選択ブロック内のメモリセルに書き込む。
は、図32の書き換え動作と比較すると、1ページ分の
メモリセルに対して逆読み出しを行っている点に特徴を
有している。即ち、本発明では、1ページ分のメモリセ
ルのデータを逆読み出しするが、消去及び書き込みは、
選択ロウ内の選択ブロックに対してのみ行う。このた
め、選択ロウ内の非選択ブロックのメモリセルのデータ
に対する不要な消去、書き込み動作をなくすことができ
る。
択ロウ内の全てのブロックBLKi−jが選択されるよ
うに、サブデコーダにより、選択ロウ内の全てのブロッ
クBLKi−jを多重選択する。
え動作に比べて、ページ消去、書き込みの回数を減らす
ことができ、実質的なページ書き換え特性(書き換え回
数)を向上させることができる。
EEPROMと同一のプロセスで製造でき、かつ、同一
の書き換え方法が適用されるにもかかわらず、書き換え
特性を悪くすることなしにバイト単位でのデータの書き
換えが可能である。
ウェルのレイアウトの一例を示している。
のメモリセルユニット(メモリセル及びセレクトトラン
ジスタ)が1つのウェル(例えば、ツインウェル、即
ち、p型基板に形成されたn型ウェル中のp型ウェル)
内に形成される。しかし、本発明では、メモリセルユニ
ットの間にサブコントロールゲートドライバを配置して
いる。サブコントロールゲートドライバは、高電位をサ
ブコントロールゲートに伝達する役割を有しており、こ
れをメモリセルと同一のウェルに形成すると、バックゲ
ートバイアス効果により閾値が上昇したり、ウェルの電
位により動作が不安定になったりする。
BLKi−jに共通のウェルを設け、ロウ方向のブロッ
クBLKi−jは、それぞれ異なるウェル内に配置され
るようにした。この場合、サブコントロールゲートドラ
イバは、ウェルの外部、即ち、p型基板に形成されるこ
とになり、上述の問題を回避することができる。
える電位を工夫することにより、全てのメモリセルユニ
ットとサブコントロールゲートドライバを1つのウェル
内に配置することもできる。
果による閾値の上昇を回避することはできない。
ロックとサブコントロールゲートドライバの構成の他の
例を示している。
チャネルMOSトランジスタ36−0,36−1,36
−2,36−3の接続関係に特徴を有する。
2,3)内には、それぞれサブコントロールゲート線C
GLi−0,CGLi−1,CGLi−2,CGLi−
3が配置される。サブコントロールゲート線CGLi−
j(j=0,1,2,3)は、それぞれブロックBLK
i−j内に配置される1バイトの正数倍(例えば、16
バイト)のメモリセルに接続される。
は、それぞれサブコントロールゲートドライバ28を構
成するドライブ回路としてのNチャネルMOSトランジ
スタ36−jを経由して、サブデコーダ29に接続され
る。
オン/オフは、メインコントロールゲート線CGLiの
電位により決定される。選択ロウでは、メインコントロ
ールゲート線CGLiに昇圧電位Vprog又は電源電
位VCCが印加されるため、選択ロウの全てのNチャネ
ルMOSトランジスタ36−0,36−1,36−2,
36−3は、オン状態となる。
−jのサブコントロールゲート線CGLi−jには、サ
ブデコーダ29から書き込み用の高電位Vprogが供
給される。非選択ブロックBLKi−jのサブコントロ
ールゲート線CGLi−jには、サブデコーダ29から
接地電位が供給される。
i−jのサブコントロールゲート線CGLi−jには、
サブデコーダ29から接地電位が供給される。非選択ブ
ロックBLKi−jのサブコントロールゲート線CGL
i−jには、サブデコーダ29からVCCが供給され
る。
LKi−jのサブコントロールゲート線CGLi−jに
は、サブデコーダ29から読み出し電位(接地電位又は
電源電位VCC)が供給される。非選択ブロックBLK
i−jのサブコントロールゲート線CGLi−jには、
サブデコーダ29から接地電位が供給される(表3及び
表4参照)。
jでは、NチャネルMOSトランジスタ36−jのゲー
トに接地電位が印加されるため、このNチャネルMOS
トランジスタ36−jは、オフ状態となる。
てのブロックBLKi−jのセレクトゲート線SSL
i,GSLiには、NチャネルMOSトランジスタ35
−1,35−3を経由して接地電位又は電源電位VCC
が印加される。データ消去時、選択ロウ内の全てのブロ
ックBLKi−jのセレクトゲート線SSLi,GSL
iには、NチャネルMOSトランジスタ35−1,35
−3を経由してVCCが印加される。データ読み出し
時、選択ロウ内の全てのブロックBLKi−jのセレク
トゲート線SSLi,GSLiには、NチャネルMOS
トランジスタ35−1,35−3を経由して電源電位V
CCが印加される(表3及び表4参照)。
で、読み出し、消去又は書き込み動作を行うことがで
き、よって、当然に、図32及び図33のバイト単位の
データ書き換え手法を適用することができる。
セルに対する不要な読み出し、消去、書き込み動作をな
くすことができ、実質的なページ書き換え特性(書き換
え回数)を向上させることができる。
の改良例を示している。図37は、図36のメモリセル
アレイ11内の互いに隣接する2つのロウのみを取り出
して示すものである。
ウデコーダ12b及びメインコントロールゲート・セレ
クトゲートドライバ12cを、メモリセルアレイ11の
ロウ方向の一端にまとめて配置している。
2a、ロウデコーダ12b及びメインコントロールゲー
ト・セレクトゲートドライバ12cを、メモリセルアレ
イ11のロウ方向の一端及び他端に配置している。
コーダPD0,PD2,…及びロウデコーダRD0,R
D2,…をメモリセルアレイ11のロウ方向の一端に配
置し、奇数番目のロウを選択するプリデコーダPD1,
PD3,…及びロウデコーダRD1,RD3,…をメモ
リセルアレイ11のロウ方向の他端に配置する。また、
偶数番目のロウに所定の電位を与えるメインコントロー
ルゲート・セレクトゲートドライバ0,2,…をメモリ
セルアレイ11のロウ方向の一端に配置し、奇数番目の
ロウに所定の電位を与えるメインコントロールゲート・
セレクトゲートドライバ1,3,…をメモリセルアレイ
11のロウ方向の他端に配置する。
12a、ロウデコーダ12b及びメインコントロールゲ
ート・セレクトゲートドライバ12cのレイアウトを容
易に決めることができる。
トゲートドライバ12cは、例えば、書き込み用の高電
位を生成し、これをメインコントロールゲート線CGL
iに伝達するため、回路サイズが大きくなりがちであ
る。よって、プリデコーダ12a、ロウデコーダ12b
及びメインコントロールゲート・セレクトゲートドライ
バ12cを、メモリセルアレイ11のロウ方向の一端の
みにまとめて配置すると、これら回路のチップ上のレイ
アウトを決めるのが非常に困難となる。
デコーダ12b及びメインコントロールゲート・セレク
トゲートドライバ12cを、メモリセルアレイ11のロ
ウ方向の一端及び他端に配置すれば、チップ上のスペー
スを有効に活用でき、各回路ブロックをチップ上にコン
パクトに収めることができる。
LKi−j内のコントロールゲート線CGLiを駆動す
るドライブ回路とセレクトゲート線SSLi,GSLi
を駆動するドライブ回路は、共に、ドライバiとして、
まとめてメモリセルアレイ11の一端又は他端に配置す
る。
のメモリセルに与えられる信号とセレクトトランジスタ
に与えられる信号のタイミングのずれがなくなり、書き
込み時、読み出し時の誤動作を防止できるため、信頼性
が向上する。
線SSLi,GSLi及び1本のコントロールゲート線
CGLを1組として同時に駆動することが望ましい。ま
た、高耐圧トランジスタ(ドライバ)の面積は大きくな
ることから、セレクトゲート線SSLi,GSLiとコ
ントロールゲート線CGLを1組として配置すれば、チ
ップ上のパターンが均一となる。よって、パターンが不
均一の場合に生じるエレクトロローディング効果による
ワード線の細りを防止できる。
改良例を示している。
た場合の構成例である。この場合、1ビットデータを相
補データとして2つのメモリセルユニットに記憶しても
よい。また、データ読み出しは、2つのメモリセルユニ
ットから出力される信号量(電位)の僅かな差を検出
し、この差を増大することにより行うため、高速読み出
しが可能になる。
し、一対のメモリセルユニットに1ビットデータを記憶
するため、仮に、データ書き換え動作の繰り返しにより
一方のメモリセルユニットの書き換え特性が劣化して
も、他方のメモリセルユニットの書き換え特性が良好で
あれば、信頼性が低下することはない。
ビット線に共通に1つのセンスアンプ回路を接続した場
合の例である。この場合、例えば、ブロックBLKi−
jにおけるバイト単位のデータ書き換えは、2回に分け
て行う。つまり、1回目の書き換えは、偶数本目のビッ
ト線に接続されるメモリセルユニットに対して行い、2
回目の書き換えは、奇数本目のビット線に接続されるメ
モリセルユニットに対して行う。
方のビット線にデータを読み出す際には、他方のビット
線を固定電位(例えば、接地電位)に設定しておく(シ
ールドビット線読み出し手法)。これにより、読み出し
時における非選択セルでの誤書き込みなどの問題を回避
できる。また、本例のEEPROMは、1つのメモリセ
ルユニットに多値データを記憶させる場合に応用でき
る。
の改良例を示している。
を、ロウ方向及びカラム方向に行列状に配置される複数
のブロックBLKi−j(i=0,1,…n;j=0,
1,2,3)から構成した。本発明では、これを前提と
し、さらに、チップ上で大面積を占めるメインコントロ
ールゲートドライバ(昇圧回路を含む)の数を減らし
て、チップ上における回路ブロックのレイアウトを容易
にする。
(例えば、1024)個、ロウ方向のブロック数を4個
としている。この場合、例えば、1つのブロックは、1
6バイトのメモリセルから構成され、1ページは、64
バイトのメモリセルから構成される。
は、複数のロウ、本例では、2つのロウ、即ち、互いに
隣接する2本のメインコントロールゲート線CGL(2
ページ)に対応して設けられる。つまり、本発明では、
1つのメインコントロールゲートドライバ37により、
2本のメインコントロールゲート線CGLを駆動する。
各メインコントロールゲートドライバは、昇圧回路を含
んでいる。
は、各ブロックBLKi−jに対応して設けられる。
ウ、即ち、1本のコントロールゲート線CGL(1ペー
ジ)に対応して設けられる。プリデコーダ12a及びロ
ウデコーダ12bも、1つのロウ、即ち、1本のコント
ロールゲート線CGLに対応して設けられる。
9を経由してプリデコーダ12a及びサブデコーダ29
に入力される。そして、プリデコーダ12a及びロウデ
コーダ12bにより、1つのロウ内の4つのブロックB
LKi−jが選択される。また、サブデコーダ29によ
り、選択された4つのブロックBLKi−jのうちの1
つを選択する。
つのロウ内の複数のブロック又は選択された1つのロウ
内の全てのブロック(本例では、4つのブロック)を選
択するような機能を有していてもよい。
ク単位で、データの読み出し、消去及び書き込みが可能
である。よって、バイト単位のデータ書き換え動作にお
いて、1ページ分のデータをラッチ機能を持つセンスア
ンプ回路に読み出す必要がなく、実質的なページ書き換
え特性を向上させることができる。
がBLKi−jのとき、メインコントロールゲートドラ
イバ37は、選択ブロックBLKi−jが属するロウと
これに隣接するロウの2本メインコントロールゲート線
CGLi,CGLi+1に、動作モードに応じた所定の
電位を与える。つまり、2本メインコントロールゲート
線CGLi,CGLi+1に共通に1つのメインコント
ロールゲートドライバ37を設けているため、メインコ
ントロールゲートドライバ37の数を減らすことがで
き、レイアウトの容易化、回路設計時の負担軽減を図る
ことができる。
ックBLKi−jが属するロウのセレクトゲート線SS
L,GSLに、動作モードに応じた所定の電位を与え
る。
は、読出しデータや書込みデータをラッチする。読出し
データ(出力データ)は、カラム選択回路15及び入出
力バッファ18を経由してメモリチップの外部に出力さ
れる。書込みデータ(入力データ)は、入出力バッファ
18及びカラム選択回路15を経由してラッチ機能を持
つセンスアンプ回路13にラッチされる。
8及びコマンドレジスタ25を経由してコマンドデコー
ダ26に入力される。制御回路17には、コマンドデコ
ーダ26の出力信号、コマンドラッチイネーブル信号C
LE、チップイネーブル信号/CE、ライトイネーブル
信号/WEなどの信号が入力される。
路17の制御の下、コントロールゲート線CGL及びセ
レクトゲート線SSL,GSLに与える電位を生成し、
この電位をメインコントロールゲートドライバ37及び
セレクトゲートドライバ38に供給する。
例を示している。
ート線CGLの数(ブロック数)を1024(210)
本と仮定する。この場合、10ビットのロウアドレス信
号a1,a2,…a10により、1つのロウを選択する
ことができる。
AND回路30−1に入力され、ロウアドレス信号a
5,a6,a7は、NAND回路30−2に入力され、
ロウアドレス信号a8,a9,a10は、NAND回路
30−3に入力される。NAND回路30−1の出力信
号は、インバータ31−1を経由して信号Dとなり、N
AND回路30−2の出力信号は、インバータ31−2
を経由して信号Eとなり、NAND回路30−3の出力
信号は、インバータ31−3を経由して信号Fとなる。
るロウアドレス信号a1,a2,…a10が入力され
る。そして、選択された1つのロウに属するプリデコー
ダPDiの出力信号a1,D,E,Fのみが全て“1”
となる。
ントロールゲートドライバ37及びセレクトゲートドラ
イバ38の構成の一例を示している。
及びインバータ33から構成される。プリデコーダPD
iの出力信号D,E,Fは、NAND回路に入力され
る。
回路としてのNチャネルMOSトランジスタ35−1,
35−3から構成される。選択されたロウでは、ロウデ
コーダRDiの出力信号がVCCになるため、Nチャネ
ルMOSトランジスタ35−1,35−3がオン状態と
なる。よって、信号生成回路27で生成された信号S
S,GSがセレクトゲート線SSLi,GSLiに供給
される。
は、デコード回路39、昇圧回路34及びドライブ回路
としてのNチャネルMOSトランジスタ35−2から構
成される。
通に設けられたメインコントロールゲートドライバ37
では、デコード回路39の出力信号がVCCになる。ま
た、動作モードに応じて、昇圧回路が動作状態又は非動
作状態となり、NチャネルMOSトランジスタ35−2
のゲートに電源電位VCC又は昇圧電位が印加される。
ウとこれに隣接するロウに共通に設けられたメインコン
トロールゲートドライバ37では、昇圧回路34の出力
電位VBが昇圧電位Vprogとなり、NチャネルMO
Sトランジスタ35−2がオン状態になる。一方、信号
生成回路27で生成されたCG(=Vprog)がNチ
ャネルMOSトランジスタ35−2を経由して、選択ロ
ウとこれに隣接するロウのメインコントロールゲート線
CGLi,CGLi+1に伝達される。
れに隣接するロウに共通に設けられたメインコントロー
ルゲートドライバ37では、昇圧回路34の出力電位V
Bが電源電位VCCとなり、NチャネルMOSトランジ
スタ35−2がオン状態になる。一方、信号生成回路2
7で生成されたCG(=0V)がNチャネルMOSトラ
ンジスタ35−2を経由して、選択ロウとこれに隣接す
るロウのメインコントロールゲート線CGLi,CGL
i+1に伝達される。
とこれに隣接するロウに共通に設けられたメインコント
ロールゲートドライバ37では、昇圧回路34の出力電
位VBが電源電位VCCとなり、NチャネルMOSトラ
ンジスタ35−2がオン状態になる。一方、信号生成回
路27で生成されたCG(=0V又はVCC)がNチャ
ネルMOSトランジスタ35−2を経由して、選択ロウ
とこれに隣接するロウのメインコントロールゲート線C
GLi,CGLi+1に伝達される。
共通に設けられたメインコントロールゲートドライバ3
7では、昇圧回路34の出力信号VBが接地電位とな
り、この接地電位がNチャネルMOSトランジスタ35
−2のゲートに印加される。よって、NチャネルMOS
トランジスタ35−2は、オフ状態となる。
配置される複数のブロックとサブコントロールゲートド
ライバの構成の一例を示している。
せ、1ロウ内に4つのブロックが配置される場合につい
て説明する。
1)−j内には、それぞれサブコントロールゲート線C
GLi−j,CGL(i+1)−jが配置される(j=
0,1,2,3)。サブコントロールゲート線CGLi
−jは、それぞれブロックBLKi−j内に配置される
1バイトの正数倍(例えば、16バイト)のメモリセル
に接続され、サブコントロールゲート線CGL(i+
1)−jは、それぞれブロックBLK(i+1)−j内
に配置される1バイトの正数倍(例えば、16バイト)
のメモリセルに接続される。
は、それぞれサブコントロールゲートドライバ28を構
成するドライブ回路としてのNチャネルMOSトランジ
スタ36−jを経由して、メインコントロールゲート線
CGLiに接続される。サブコントロールゲート線CG
L(i+1)−jは、それぞれサブコントロールゲート
ドライバ28を構成するドライブ回路としてのNチャネ
ルMOSトランジスタ40−jを経由して、メインコン
トロールゲート線CGLi+1に接続される。
40−jのオン/オフは、サブデコーダ29により制御
される。サブデコーダ29は、1つのNチャネルMOS
トランジスタ36−j(1つのブロック)を選択する機
能を有している。例えば、ブロックBLKi−1を選択
する場合には、NチャネルMOSトランジスタ36−1
をオン状態にする。この時、メインコントロールゲート
線CGLiとサブコントロールゲート線CGLi−1が
電気的に接続される。
数又は全てのNチャネルMOSトランジスタを選択する
機能を持たせてもよい。
セルアレイをロウ方向及びカラム方向に行列状に配置さ
れた複数のブロックから構成し、ブロック単位でデータ
の読み出し、消去、書き込みができるようになってい
る。このため、本発明においても、図32及び図33の
バイト単位のデータ書き換え動作が適用できる。つま
り、バイト単位のデータ書き換えを行うに当たって、選
択ロウ内の1ページ分のデータを読み出すことなく、選
択ロウ内の選択ブロックのデータ(1バイトの正数倍の
データ)のみを読み出すことができる。
セルに対する不要な読み出し、消去、書き込み動作をな
くすことができ、実質的なページ書き換え特性(書き換
え回数)を向上させることができる。
ールゲートドライバ(昇圧回路を含む)を互いに隣接す
る複数(例えば、2つ)のロウに共通に使用するように
している。従って、大きなサイズを有するメインコント
ロールゲートドライバのカラム方向の幅を1ロウの幅よ
りも大きくすることができ、回路設計時に、メインコン
トロールゲートドライバのレイアウトを容易に行うこと
ができる。
トロールゲート線に高電位Vprogが印加され、セレ
クトゲート線には電源電位VCCが印加されるため、高
電位Vprogを出力しなければならないメインコント
ロールゲートドライバのみを複数のロウに共通に配置
し、セレクトゲートドライバについては、1ロウごとに
配置する。
メインコントロールゲート線に高電位Vprogが印加
されるが、この高電位Vprogは、サブデコーダによ
り選択された選択ブロック内のサブコントロールゲート
線のみに伝達されるため、動作上の問題は全くない。
いる。
ージ分のメモリセルを複数に分け、ロウ方向に複数のブ
ロックBLKi−jを設けるようにしている。また、ロ
ウ方向のブロックBLKi−jの間には、サブコントロ
ールゲートドライバ28が配置される。また、センスア
ンプ回路13は、ロウ方向に配置されるブロックBLK
i−jに対応して設けられる。
てサブコントロールゲートドライバ28に対応する箇所
には、スペースが形成される。本例では、このスペース
にサブデコーダ29を配置する。
ントロールゲートドライバ28に対応させて複数箇所に
配置する場合は、サブデコーダ29を1箇所にまとめて
配置する場合に比べてチップ上のスペースを有効に使う
ことができ、チップサイズの縮小などに貢献できる。
EEPROMの例を示している。
ム方向の両端に、ラッチ機能を持つセンスアンプ回路1
3A,13B、カラム選択回路15A,15B及びデー
タ入出力バッファ18A,18Bをそれぞれ配置してい
る。本例では、メモリセルアレイを、3トラセル部(図
26参照)11−0とNANDセル部11−1から構成
する。勿論、メモリセルアレイは、3トラセル部のみか
ら構成してもよい。
方向の両端に、センスアンプ回路などの読み出しや書き
込み動作のための回路を配置するため、これら回路のレ
イアウトが容易になり、回路設計時の負担を軽減でき
る。
ラセル部11−0とNANDセル部11−1から構成
し、3トラセル部11−0をセンスアンプ回路13側に
配置し、3トラセル部11−0のメモリセルをキャッシ
ュメモリとして使用している。
データを一時的に3トラセル部(キャッシュメモリ)に
ブロック単位で保存しておけるため、データの高速読み
出しが可能となる。
メモリ回路42a,42bを配置している。各メモリ回
路42a,42bは、互いに独立して、読み出し動作、
書き込み動作及び消去動作を行うことができる。よっ
て、例えば、メモリ回路42aが読み出し動作を行って
いる最中に、メモリ回路42bでは、書き込み動作を行
うこともできる。メモリ回路42a,42bの少なくと
も一方には、本発明のEEPROMが使用される。
行うことができるため、データ処理が効率よく行える。
は、スタックゲート構造を有する一つのメモリセルとそ
の両端に一つずつ接続された二つのセレクトトランジス
タとからなるセルユニットを主要な構成要素としてき
た。
(又はページ)単位のデータ書き換えを始めとする数々
の特徴が得られることは、上述した通りである。
タ(メモリセルは一つのみ)から構成する場合、メモリ
セル一つ当たりのセルサイズが通常のNAND型フラッ
シュEEPROMよりも大きくなるため、メモリセルの
高集積化によるメモリ容量の増大には必ずしも有利とい
えない。
ージ)単位のデータ書き換えを維持しつつ、メモリセル
一つ当たりのセルサイズを小さくすることができる新規
なセルユニット構造又はデータ書き込み手法について説
明する。
ROMについて検討する。
は、例えば、一つのメモリセルユニット内に16個の直
列接続されたメモリセルを配置するため、メモリセル一
つ当たりのセルサイズを縮小するには最も適した構造を
有している。
イズの縮小という特徴が得られる反面、バイト(又はペ
ージ)単位のデータ書き換えという特徴が失われる。
PROMでは、何故、バイト(又はページ)単位のデー
タ書き換えができなかったのかについて述べる。
ト(又はページ)単位のデータ書き換えができない理由
を理解するためには、まず、NAND型フラッシュEE
PROMのデータ書き換え動作を理解することが必要で
ある。
タ書き換え動作は、ブロック単位で行われる。
ットの全メモリセルに対して、データの一括消去(フロ
ーティングゲートから電子を抜き、閾値を下げる動作)
を行う。この後、例えば、選択ブロック内のNANDセ
ルユニットのソース側のメモリセルからドレイン側のメ
モリセルに向って、順次、ページ単位でデータ書き込み
が実行される。
図49を参照して説明する。本例では、コントロールゲ
ート線CGL1に接続されるメモリセルについてデータ
書き込みを行うものとする。
ゲート線GSLに0Vを与え、ソース側のセレクトトラ
ンジスタをカットオフ状態にする。また、ドレイン側
(ビット線側)のセレクトゲート線SSLに電源電位V
CCを与え、ドレイン側のセレクトトランジスタをオン
状態にする。
ートに電子を注入し、閾値を上げる動作)を行うメモリ
セルM1が接続されるビット線の電位を0Vとし、
“1”書き込み(消去状態を維持する動作)を行うメモ
リセルM2が接続されるビット線の電位を電源電位VC
Cとする。
M1を含むNANDセルユニット内の全メモリセルのチ
ャネルの電位が0Vとなり、“1”書き込みを行うメモ
リセルM2を含むNANDセルユニット内の全メモリセ
ルのチャネルの電位がVCC−Vth(Vthは、セレ
クトトランジスタの閾値電圧)に予備充電される。この
後、“1”書き込みを行うメモリセルM2を含むNAN
Dセルユニット内のドレイン側(ビット線側)のセレク
トトランジスタは、カットオフ状態となる。
GL1の電位が、0Vから電源電位VCC(例えば、
3.3V)、電源電位VCCから書き込み電位Vpro
g(例えば、18V)と上昇する。また、コントロール
ゲート線(非選択)CGL0,CGL2,…CGL15
の電位が、0Vから電源電位VCC、電源電位VCCか
らVpass(VCC<Vpass(例えば、9V)<
Vprog)と上昇する。
M1においては、チャネルの電位が0Vとなっているた
め、フローティングゲートとチャネルの間のトンネル絶
縁膜に高電圧が印加され、電子がチャネルからフローテ
ィングゲートへ移動する。一方、“1”書き込みを行う
メモリセルM2では、チャネルがフローティングとなっ
ているため、容量カップリングにより、チャネルの電位
がVchに上昇する。よって、“1”書き込みを行うメ
モリセルM1においては、フローティングゲートとチャ
ネルの間のトンネル絶縁膜に高電圧が印加されず、消去
状態が維持される。
ールゲート線CGL0,CGL2,…CGL15に与え
るVpassについて検討する。
は、データ書き込み時に、メモリセルM2のフローティ
ングゲートに対する電子の注入を抑え、メモリセルM2
が消去状態を維持することで達成される。メモリセルM
2が消去状態を維持するためには、データ書き込み時
に、メモリセルM2を含むNANDセルユニット内の各
メモリセルのチャネル電位を容量カップリングにより十
分に高くし、メモリセルM2のフローティングゲートと
チャネルの間のトンネル絶縁膜に印加される電圧を緩和
すればよい。
セルユニット内の各メモリセルのチャネル電位は、非選
択コントロールゲート線CGL0,CGL2,…CGL
15に与えるVpassに依存する。よって、Vpas
sを高くすればするほど、メモリセルM2を含むNAN
Dセルユニット内の各メモリセルのチャネル電位が高く
なり、メモリセルM2に対する誤書き込みが防止され
る。
書き込みを行うメモリセルM1を含むNANDセルユニ
ット内の非選択メモリセルM3に対して誤書き込みが生
じ易くなる。
ユニット内の各メモリセルのチャネル電位は、0Vに維
持されている。このため、Vpassが書き込み電位V
progに近くなると、非選択メモリセルM3に対して
も“0”書き込みが行われてしまう。よって、メモリセ
ルM1を含むNANDセルユニット内の非選択メモリセ
ルに対して誤書き込みを防止するためには、Vpass
をできるだけ低くする必要がある。
トロールゲート線CGL0,CGL2,…CGL15に
与えるVpassは、高すぎても又は低すぎてもだめで
あり、“1”書き込みを行う選択メモリセルM2や非選
択メモリセルM3に対して“0”書き込みが行われない
ような最適値、例えば、VCC<Vpass(例えば、
9V)<Vprogに設定されている。
のデータ書き換え動作について詳細に説明した。そこ
で、以下では、NAND型フラッシュEEPROMのデ
ータ書き換え動作が、何故、バイト(又はページ)単位
で行われないのかについて説明する。
において、データ書き換え動作をバイト(又はページ)
単位で行ったとする。
例えば、コントロールゲート線CGL1が何度も繰り返
して選択され、このコントロールゲート線CGL1に接
続されるメモリセルについてのみ、何度も繰り返してデ
ータ書き換えが行われることも考えられる。このような
状況では、コントロールゲート線CGL1に接続される
メモリセルのデータを消去する動作と、コントロールゲ
ート線CGL1に接続されるメモリセルに対してデータ
を書き込む動作が繰り返し行われることになる。
メモリセルのコントロールゲートには、データ書き込み
時にVpassが何度も繰り返して印加される。
Mにおいて、バイト(又はページ)単位のデータ書き換
え動作を何度も繰り返し行うと、選択ブロック内の非選
択メモリセルの閾値がVpassによって次第に上昇し
(フローティングゲートに徐々に電子が注入され)、誤
書き込みが発生する可能性がある。
を低くするか又はブロック単位の書き換えに変更する必
要がある。
回のデータ書き込み動作において、“1”書き込みを行
う選択メモリセルや、“0”書き込みを行うメモリセル
と同じセルユニット内の非選択メモリセルに対して、
“0”書き込み(誤書き込み)が行われないような最適
値に設定されており、これを、さらに低くすることは事
実上不可能である。
ュEEPROMでは、バイト(又はページ)単位のデー
タ書き換えが不可能となり、ブロック単位でのデータ書
き換えを行っている。
OMのように、メモリセル一つ当たりのセルサイズを小
さくすることができると共に、バイト(又はページ)単
位のデータ書き換えについては、Vpassを低くする
ことにより達成できるような新規なセルユニット構造又
はデータ書き込み手法について説明する。
のメモリセルユニットを示している。図51は、図50
のメモリセルの等価回路を示している。
ルゲートとフローティングゲートを有し、フラッシュE
EPROMのメモリセルと同じ構造となっている。メモ
リセルMC1,MC2は、互いに直列接続され、その両
端には、それぞれ1つずつセレクトトランジスタST
1,ST2が接続されている。セレクトトランジスタS
T1は、ビット線コンタクト部BCを経由してビット線
に接続され、セレクトトランジスタST2は、ソース線
SLに接続される。
ランジスタST1,ST2により1つのメモリセルユニ
ットが構成され、メモリセルアレイは、複数のメモリセ
ルユニットがアレイ状に配置されることにより実現され
る。
型フラッシュEEPROMにおいて1つのNANDユニ
ット内のメモリセルを2つにしたもの(2NANDセ
ル)と考えることができる。
のメモリセルの数は、2個に限定されるものではなく、
例えば、後述する条件を満たす限り、複数(3個、4
個、5個など)に設定することができる。場合によって
は、メモリセルユニット内のメモリセルの数を、従来の
NAND型フラッシュEEPROMと同じ16個に設定
してもよい。
の長所について説明する。
ル部の構造は、NAND型フラッシュEEPROMのメ
モリセル部の構造と同じである。但し、通常は、本発明
のバイト型EEPROMのセルユニット内のメモリセル
の数は、NAND型フラッシュEEPROMのセルユニ
ット内のメモリセルの数(例えば、16個)よりも少な
くなる。
は、NAND型フラッシュEEPROMのプロセスをそ
のまま採用できるため、バイト単位の消去が可能(これ
については、後述する。)であるにもかかわらず、記憶
容量を増大でき、かつ、生産コストも低減できる。
のメモリセルの数を2個にした場合について検討する。
m]とした場合、2個のメモリセルの短辺長aが1.2
[μm]、長辺長bが3.96[μm]であるため、メ
モリセル1個当たりの面積([短辺長a×長辺長b]/
2)は、2.376[μm2 ]となる。一方、セルユニ
ットが16個のメモリセルからなるNAND型フラッシ
ュEEPROM(16NANDセル)では、デザインル
ールを0.4[μm]とした場合、メモリセル1個当た
りの面積は、1.095[μm2 ]となる。
NANDセル)を採用した場合、メモリセル1個当たり
の面積は、16NANDセルのメモリセル1個当たりの
面積の約2倍で済むことになる。
のバイト型EEPROMでは、デザインルールを0.4
[μm]とした場合、メモリセル1個当たりの面積は、
36[μm2 ]となる。また、1個のメモリセルを2
個のセレクトトランジスタで挟み込んだセルユニット
(3トラセル又は1NANDセル)を採用する場合、デ
ザインルールを0.4[μm]とすると、メモリセル1
個当たりの面積は、3.84[μm2 ]となる。
NANDセル)のメモリセル1個当たりの面積は、従来
のバイト型EEPROMや1NANDセルよりも小さく
することができる。
たメモリセル1個当たりの面積を比較して示している。
モリセルユニット(2NANDセル)のメモリセル1個
当たりの面積は、NAND型フラッシュEEPROM
(16NANDセル)には及ばないが、1NANDセル
(3トラセル)の約60%で済むようになる。
ば、メモリセル面積の縮小により、バイト型EEPRO
Mのメモリ容量の増大、チップ面積の縮小、製造コスト
の低下などに貢献することができる。
NAND型フラッシュEEPROMと同一のプロセスで
製造可能であるため、ロジック混載不揮発性メモリへの
応用も容易である。
モリセルは、NAND型フラッシュEEPROMのメモ
リセルと同じ構造であるため、1つのメモリセルについ
て見れば、フラッシュEEPROMの書き換え方式、即
ち、FNトンネル現象を利用した書き換え方式をそのま
ま採用できる。よって、製造コストの低下に加えて、開
発コストの削減も可能である。
れば、2個のセレクトトランジスタの間に複数(例え
ば、2個、3個、…)のメモリセルが接続される。よっ
て、NAND型フラッシュEEPROMと同様に、バイ
ト(又はページ)単位のデータ書き換えを繰り返して行
う場合に、コントロールゲートにVpassが印加され
る選択ブロック内の非選択メモリセルに対する誤書き込
みの問題が生じる。
決する。NAND型フラッシュEEPROMでは、Vp
assは、1回の書き込み動作において、“1”書き込
みを行う(消去状態を維持する)メモリセルや、“0”
書き込みを行うメモリセルと同一のセルユニット内の非
選択メモリセルに対して、“0”書き込み(誤書き込
み)が生じないことを条件に、最適値に設定されてい
る。
読み出し時に非選択メモリセルのコントロールゲートに
与える電位Vreadなどとは全く無関係に決められて
おり、通常は、VCC(例えば、3.3V)<Vpas
s(例えば、9V)<Vprog(例えば、18V)に
設定されていた。
C(例えば、3.3V)又は読み出し時に非選択メモリ
セルのコントロールゲートに与える電位Vread(例
えば、4.5V)に設定する。
型フラッシュEEPROMで使用するVpassの値
(例えば、9V)よりも低くなっている。
電位VCC又は読み出し時に非選択メモリセルのコント
ロールゲートに与える電位Vreadに設定すること、
即ち、NAND型フラッシュEEPROMで使用するV
passの値よりも低くすることにより、バイト(又は
ページ)単位のデータ書き換えを繰り返して行う場合に
おける選択ブロック内の非選択メモリセルの誤書き込み
の問題を防ぐ。
又はVreadに設定することにより、Vpassを生
成する回路を新たに設ける必要がないため、コントロー
ルゲートドライバの構成が簡略化され、コントロールゲ
ートドライバの縮小、レイアウトの容易化、設計及び開
発期間の短縮などの効果を得ることができる。
位VCC又は読み出し時に非選択メモリセルのコントロ
ールゲートに与える電位Vreadに設定しているた
め、1回のデータ書き込み動作において、“1”書き込
みを行う(消去状態を維持する)メモリセルのチャネル
電位が十分に上がらなくなるのではないかという疑問が
生じる。
うメモリセルのチャネル電位が十分に上がるように、セ
ルユニット内のメモリセルの数、“1”書き込みを行う
メモリセルのチャネルの初期電位、メモリセルのコント
ロールゲートとチャネルのカップリング比を設定する。
のチャネルの初期電位と、メモリセルのコントロールゲ
ートとチャネルのカップリング比を、NAND型フラッ
シュEEPROMと同じと仮定した場合には、図50及
び図51に示すように、セルユニット内のメモリセルの
数を2個とすれば、“1”書き込みを行うメモリセルの
チャネル電位を、NAND型フラッシュEEPROMと
同じ程度に上げることができる(この点については、後
に述べるデータ書き込み動作の説明において詳細に説明
する。)。
D型フラッシュEEPROMと全く同じセルユニット構
造を有しているため、セルサイズの縮小、メモリ容量の
増大、コストの低下などを達成することができる。
内の非選択コントロールゲート線に印加する電位Vpa
ssを、電源電位VCC又は読み出し時に非選択コント
ロールゲート線に与える電位Vreadに設定してい
る。よって、選択ブロック内の非選択メモリセルの誤書
き込みの問題を防ぐことができ、バイト(又はページ)
単位のデータ書き換えが可能になる。
adに設定しても、“1”書き込みを行うメモリセルの
チャネル電位が十分に上がるように、セルユニット内の
メモリセルの数、“1”書き込みを行うメモリセルのチ
ャネルの初期電位、メモリセルのコントロールゲートと
チャネルのカップリング比を、適当な値に設定してい
る。“1”書き込みを行うメモリセルに対する誤書き込
みも防止できる。
去動作、書き込み動作及び読み出し動作について順次説
明する。
ルゲート線(ワード線)CGL11には接地電位VSS
が印加され、選択ブロック内の非選択コントロールゲー
ト線(ワード線)CGL12は、フローティング状態に
なる。また、選択ブロック内のセレクトゲート線SSL
1,GSL1並びに非選択ブロック内のコントロールゲ
ート線(ワード線)CGL21,CGL22及びセレク
トゲート線SSL2,GSL2も、フローティング状態
になる。
の消去パルスがバルク(セルPウェル)に印加される。
この時、選択ブロック内の選択コントロールゲート線C
GL11に接続されるメモリセルでは、バルクとコント
ロールゲート線の間に消去電圧(21[V])が加わ
り、フローティングゲート中の電子がFN(Fowle
r−Nordheim)トンネル現象によりバルクに移
動する。
ールゲート線CGL11に接続されるメモリセルの閾値
電圧は、−3[V]程度となる。ここで、選択メモリセ
ルについては、1回の消去パルスにより、その閾値電圧
が−3[V]程度となるように消去される。
ルゲート線CGL12及び非選択ブロック内のコントロ
ールゲート線CGL21,CGL22は、フローティン
グ状態に設定されている。
の消去パルスがバルク(セルPウェル)に印加される
と、フローティング状態のコントロールゲート線とバル
クとの容量カップリングにより、コントロールゲート線
CGL12,CGL21,CGL22の電位も上昇す
る。
2,CGL21,CGL22とバルクのカップリング比
について検討すると、コントロールゲート線CGL1
2,CGL21,CGL22には、ドライブ回路(MO
Sトランジスタのソース)、このドライブ回路とコント
ロールゲート線(ポリシリコン層)を接続する金属配
線、コントロールゲート線を構成するシリサイドなどが
接続されている。
コントロールゲート線CGL12,CGL21,CGL
22に寄生する容量に依存する。この容量には、ドライ
ブ回路としてのMOSトランジスタのソース接合容量、
ソースとゲートのオーバーラップ容量、フィールド領域
におけるポリシリコン層と金属配線の容量、コントロー
ルゲート線とバルク(セルPウェル)の容量などが含ま
れる。
2,CGL21,CGL22に寄生する容量の大部分
は、コントロールゲート線とバルク(セルPウェル)の
容量により占められている。
2,CGL21,CGL22とバルクのカップリング比
は、大きな値、例えば、0.9となっており、バルクの
電位が上昇すると、コントロールゲート線CGL12,
CGL21,CGL22の電位も上昇する。
ールゲート線CGL12に接続されるメモリセルと非選
択ブロック内のコントロールゲート線CGL21,CG
L22に接続されるメモリセルでは、FNトンネル現象
の発生を防止できる。以上により、消去動作が完了す
る。
ック内の選択コントロールゲート線CGL11に接続さ
れる全てのメモリセルの閾値電圧が−1[V]未満にな
ったか否かを検証する消去ベリファイ動作が行われる。
接続されるメモリセルに対して書き込みを実行する場合
について説明する。なお、これら書き込みを行うメモリ
セルは、全て消去状態にあるものとする。
トゲート線GSLが接地電位VSSとなり、ドレイン側
のセレクトゲート線SSLが電源電位VCCとなる。そ
の結果、ソース側のセレクトトランジスタST21,S
T22は、カットオフ状態となり、ドレイン側のセレク
トトランジスタST11,ST12は、オン状態とな
る。
C11が接続されるビット線BLの電位をVSSに設定
し、“1”書き込みを行うメモリセル(書き込み禁止セ
ル)MC12が接続されるビット線BLの電位をVCC
に設定する。また、コントロールゲート線CGL1,C
GL2の電位を接地電位VSSに設定する。この時、メ
モリセルMC11,MC21のチャネル電位は、接地電
位VSSとなり、メモリセルMC12,MC22のチャ
ネルは、VCC−Vth(Vthは、セレクトトランジ
スタST12の閾値電圧)に予備充電される。
CGL2の電位が電源電位VCC(例えば、3.3V)
又は読み出し時に非選択コントロールゲート線に与える
電位Vread(例えば、4.5V)に設定される。さ
らに、選択コントロールゲート線CGL1の電位は、V
CC又はVreadから、書き込み電位Vprog(例
えば、18V)に上昇する。
ャネル(=VSS)とコントロールゲート線CGL1
(=Vprog)の間に大きな電位差が生じるため、F
Nトンネル現象により、電子がチャネルからフローティ
ングゲートに注入される。これにより、選択メモリセル
MC11に対する“0”書き込みが完了する。
える前、即ち、チャネル昇圧前の選択メモリセルMC1
2のチャネルの初期電位は、VCC−Vthに設定さ
れ、かつ、フローティング状態になっている。よって、
この後、選択コントロールゲート線CGL1の電位がV
prog、非選択コントロールゲート線CGL2の電位
がVCC又はVreadになると、選択メモリセルMC
12のチャネル電位も、容量カップリングにより自動的
に上昇する。
ャネル(=Vch)とコントロールゲート線CGL1
(=Vprog)の間の電位差が小さくなり、FNトン
ネル現象によるフローティングゲートへの電子の注入が
抑えられる。これにより、選択メモリセルMC12に対
する“1”書き込みが完了する。
セル)MC12に対して“1”書き込みを実行するに
は、選択メモリセルMC12のチャネル電位(書き込み
禁止電位)Vchを十分に上げ、誤書き込み(“0”書
き込み)が生じないようにする必要がある。
ャネル電位Vchは、主として、チャネル昇圧前のメモ
リセルMC12のチャネルの初期電位、メモリセルMC
12,MC22のコントロールゲートとチャネルのカッ
プリング比、及びセルユニット内のメモリセルの数(本
例では、2個)により決定される。
セルの数を固定した場合、メモリセルMC12のチャネ
ル電位Vchは、メモリセルMC12のチャネルの初期
電位及びメモリセルMC12,MC22のコントロール
ゲートとチャネルのカップリング比を大きくすることに
より、十分に上げることができる。
ルのカップリング比Bは、以下の式により算出される。 B = Cox/(Cox+Cj) ここで、Coxは、メモリセルのコントロールゲートと
チャネルの間のゲート容量の総和であり、Cjは、メモ
リセルのソース領域及びドレイン領域の接合容量の総和
である。
的には、CoxとCjの合計で表すことができる。つま
り、メモリセルのチャネル容量には、Cox及びCjの
他に、コントロールゲートとソース領域のオーバーラッ
プ容量、ビット線とソース領域の間の容量、ビット線と
ドレイン領域の間の容量などが含まれるが、これらの容
量は、CoxやCjに比べて非常に小さいため、無視で
きる。
来のNAND型フラッシュEEPROMに関して、
“1”書き込みを行うメモリセルのチャネル電位(書き
込み禁止電位)がどの位の値になるかについて具体的に
検討する。
例えば、図50及び図51に示すように、1つのセルユ
ニット内に2つのメモリセルが配置された構造とする。
(Vpass−VCC)×B B = Cox/(2×Cox+3×Cj) (注: メモリセルが2のとき、拡散層(ソース/ドレ
イン)は3)となる。
プリング比Bは、0.2となる。また、本発明では、V
pass=VCCである。また、電源電位VCCを3
[V]、チャネルの初期電位Viniを2[V]、書き
込み電位Vprogを16[V]とすると、チャネル電
位Vchは、 Vch = 2+(16−3)×0.2 = 4.6
[V] となる。
のチャネル電位Vchは、 Vch = Vini+(15/16)×(Vpass
−VCC)×B+(1/16)×(Vprog−VC
C)×B B = 16×Cox/(16×Cox+17×Cj) (注: メモリセルが16のとき、拡散層(ソース/ド
レイン)は17) となる。
Mのセルユニットは、直列接続された16個のメモリセ
ルからなり、1個のメモリセルにVprog、残りの1
5個のメモリセルにVpassが印加されるものとす
る。
リング比Bは、0.48となる。また、電源電位VCC
を3[V]、チャネルの初期電位Viniを2[V]、
書き込み電位Vprogを16[V]、Vpassを8
[V]とすると、チャネル電位Vchは、 Vch = 2+(15/16)×(8−3)×0.4
8+(1/16)×(16−3)×0.48 =4.64[V] となる。
Mにおいては、例えば、Vpassを電源電位VCC
(又はVread)にしても、セルユニット内のメモリ
セルの数を2個とすることにより、NAND型フラッシ
ュEEPROMと同じ書き込み禁止電位(“1”書き込
みセルのチャネル電位)を得ることができる。
(又はVread)とすることにより、非選択コントロ
ールゲート線に接続される非選択メモリセルのコントロ
ールゲートとチャネルの間の電圧を緩和できるため、非
選択メモリセルにおける誤書き込みなしに、バイト(又
はページ)単位のデータ書き換えを繰り返し行うことが
可能になる。
(又はVread)にしても、NAND型フラッシュE
EPROMと同じ書き込み禁止電位を得ることができる
ため、選択コントロールゲート線に接続される書き込み
禁止セル(“1”書き込みセル)に対する誤書き込みも
防止できる。
に充電した後、選択ブロック内の選択コントロールゲー
ト線CGL11には、0[V]を印加し、選択ブロック
内の非選択コントロールゲート線CGL12及びセレク
トゲート線SSL1,GSL1には、それぞれ電源電位
VCC(例えば、3.3V)又は読み出し電位Vrea
d(例えば、4.5V)を印加する。また、非選択ブロ
ック内のコントロールゲート線CGL21,CGL22
及びセレクトゲート線SSL2,GSL2には、0
[V]を印加する。
ジスタは、オン状態となり、非選択ブロック内のセレク
トトランジスタは、オフ状態となる。また、選択ブロッ
ク内の非選択メモリセルは、データの値にかかわらず、
オン状態となる(メモリセルの閾値分布は、図6を参
照)。
ついては、データの値に応じて、オン又はオフ状態とな
る。
“1”データが書き込まれている場合、即ち、選択メモ
リセルが消去状態の場合には、選択メモリセルの閾値電
圧が負のディプレッション・モードとなっている。この
ため、この選択メモリセルには、セル電流が流れること
になり、ビット線BLの電位が下がる。
き込まれている場合には、選択メモリセルの閾値電圧が
正のエンハンスメント・モードとなっている。このた
め、この選択メモリセルには、セル電流が流れず、ビッ
ト線BLの電位は、プリチャージ電位に維持される。
は、ビット線からソース線にセル電流が流れるか否かに
よって行う。ビット線の電位の変化は、センスアンプに
より増幅(検知)される。
えば、メモリセルのフローティングゲートに負の電荷が
蓄えられているか否かにより行う。即ち、フローティン
グゲートに負の電荷が蓄えられている場合には、そのメ
モリセルの閾値電圧は高くなり、メモリセルは、エンハ
ンスメントタイプになる。一方、フローティングゲート
に負の電荷が蓄えられていない場合には、そのメモリセ
ルの閾値電圧は0[V]未満になり、メモリセルは、デ
ィプレッションタイプになる。
のそれぞれの動作におけるセレクトゲート線SSL,G
SL、コントロールゲート線(ワード線)CGL、ビッ
ト線BLi、セルソース線SL、セルPウェルの電位を
示している。
択コントロールゲート線CGLは、0[V]に設定さ
れ、選択ブロック内の非選択コントロールゲート線CG
L、非選択ブロック内のコントロールゲート線CGL及
び全てのセレクトゲート線SSL,GSLは、フローテ
ィング状態に設定される。
位Vera、例えば、21[V]が印加されると、フロ
ーティング状態の全てのセレクトゲート線SSL,GS
Lの電位と非選択コントロールゲート線CGLの電位
は、セルPウェルとの容量カップリングによって、Ve
ra×β(βは、カップリング比)まで上昇する。
ング状態の全てのセレクトゲート線SSL,GSLの電
位と非選択コントロールゲート線CGLの電位は、1
6.8[V]に上昇する。
ス線SLに接続されるN+ 拡散層とセルPウェルとか
らなるpn接合は、順方向にバイアスされる。このた
め、ビット線BLi及びセルソース線SLは、Vera
−Vbに充電される。なお、Vbは、pn接合のビルト
イン・ポテンシャルである。
書き込む選択メモリセルに接続されるビット線BLi、
即ち、消去状態を維持する選択メモリセルに接続される
ビット線BLiは、電源電位(例えば、3.3[V])
VCCに設定され、“0”データを書き込む選択メモリ
セルに接続されるビット線BLiは、0[V]に設定さ
れる。
ート線SSLは、電源電位VCCに設定され、セルソー
ス線側のセレクトゲート線GSLは、0[V]に設定さ
れ、非選択コントロールゲート線CGLは、VCC又は
Vread(例えば、4.5[V])に設定され、選択
コントロールゲート線CGLは、書き込み電位(例え
ば、18[V])Vprogに設定される。
L,GSL、コントロールゲート線CGL及びセルPウ
ェルは、0[V]に設定される。
但し、選択ブロック内の“1”データを書き込むメモリ
セルのチャネル電位が、コントロールゲート線CGLと
の容量カップリングにより昇圧され、パンチスルーによ
りセルソース線のリーク電流が問題となる場合には、セ
ルソース線の電位は、電源電位VCCに設定するのがよ
い。
のセレクトゲート線SSL,GSL及び非選択コントロ
ールゲート線CGLは、電源電位VCC(例えば、3.
3V)又は読み出し電位Vread(例えば、4.5
V)に設定され、選択コントロールゲート線CGLは、
0[V]に設定される。データ読み出し前にビット線を
プリチャージする方式の場合、ビット線BLiは、プリ
チャージ電位(例えば、1.2[V])VBLに設定さ
れる。
は、オン状態となるため、この選択メモリセルにセル電
流が流れ、ビット線BLiは、0[V]に放電される。
一方、“0”データが記憶される選択メモリセルは、オ
フ状態となるため、この選択メモリセルにはセル電流が
流れず、ビット線BLiは、プリチャージ電位VBLを
保持する。
の回路ブロックの主要部を示している。
ば、2つのメモリセルを2つのセレクトトランジスタで
挟み込んだ4素子から成るメモリセルユニットをマトリ
ックス状に配置したメモリセルアレイ11、メモリセル
アレイ11上においてロウ方向に複数本配置されたコン
トロールゲート線10a及びメモリセルアレイ11上に
おいてカラム方向に複数本配置されたビット線10bを
有している。
ロールゲート線10aの選択を行う。選択されたコント
ロールゲート線10aに接続されるメモリセルのデータ
は、カラムごとに設けられたデータラッチ機能を持つセ
ンスアンプから成るセンスアンプ回路13に入力され
る。カラムデコーダ14は、カラム、即ち、ビット線B
Liの選択を行う。
は、データ入出力バッファ18を経由してメモリチップ
の外部に出力される。メモリチップの内部に入力される
データは、データ入出力バッファ18を経由して選択さ
れたカラムのラッチ機能を持つセンスアンプにラッチさ
れる。
に必要な高電圧を生成する。制御回路17は、メモリチ
ップの内部の各回路の動作を制御すると共に、メモリチ
ップの内部と外部のインターフェースをとる役割を果た
す。制御回路17は、メモリセルに対する消去、書き込
み、読み出しの各動作を制御するシーケンス制御手段
(例えば、プログラマブルロジックアレイ)を含んでい
る。
の構成を示している。
続された2個のメモリセルからなるNANDセルとその
両端にそれぞれ1つずつ接続される2個のセレクトトラ
ンジスタとから構成される。メモリセルは、フローティ
ングゲートとコントロールゲートが積み重ねられたいわ
ゆるスタック構造のMOSFETから構成される。
り1つのブロックが構成され、1本のコントロールゲー
ト線CGLに接続される複数のメモリセルにより1ペー
ジが構成される。
み出しは、ページ単位で行える。また、本発明では、後
述する書き換え手法を採用することで、バイト単位での
データ書き換えも可能となっている。
のうち1本のビット線BLiに接続されるラッチ機能を
持つセンスアンプを示している。
となる2つのCMOSインバータI1,I2から成るラ
ッチ回路21を主体とする。ラッチ回路21のラッチノ
ードQは、カラム選択用のNMOSトランジスタM8を
経由してI/O線に接続される。また、ラッチノードQ
は、センスアンプ遮断用のNMOSトランジスタM4と
ビット線電位クランプ用のNMOSトランジスタM1を
経由してビット線BLiに接続される。
ードがセンスノードNsenseとなる。センスノード
Nsenseには、プリチャージ用のPMOSトランジ
スタM2とディスチャージ用のNMOSトランジスタM
3が接続される。プリチャージ用のPMOSトランジス
タM2は、プリチャージ制御信号Loadに基づいて所
定期間にセンスノードNsenseの充電を行う。ディ
スチャージ用のNMOSトランジスタM3は、ディスチ
ャージ制御信号DCBに基づいてセンスノードNsen
seの電荷を放電する。
制御信号φL1に基づいてラッチノードQbを強制的に
接地するためのリセット用NMOSトランジスタM5が
接続される。ラッチ回路21のラッチノードQには、制
御信号φL2に基づいてラッチノードQを強制的に接地
するためのリセット用NMOSトランジスタM6が接続
される。
6の共通ソースは、センスノードNsenseの電位に
より制御されるセンス用NMOSトランジスタM7を経
由して接地点に接続される。センス用NMOSトランジ
スタM7は、NMOSトランジスタM5,M6と共にラ
ッチ回路21のリセット用としても用いられる。
のバイト単位の書き換え動作の概略的なシーケンス制御
を示すフローチャートである。
制御回路17により行われる。このフローチャートに従
って、簡単にバイト単位の書き換え動作について説明す
ると、以下のようになる。
と、まず、選択されたコントロールゲート線(ワード
線)に接続されるメモリセルの1ページ分のデータがセ
ンスアンプ回路に読み出される(ページ逆読み出し)。
そして、センスアンプ回路には、この1ページ分のデー
タがラッチされる(ステップST1)。
するバイトデータがロードされる。このロードされたバ
イトデータは、センスアンプ回路にラッチされている1
ページ分のデータのうちデータ書き換えを行うバイトデ
ータに対して上書きされる(ステップST2)。
接続されるメモリセルの1ページ分のデータが同時に消
去(ページ消去)される(ステップST3)。消去後に
は、選択されたコントロールゲート線に接続される各メ
モリセルに対して、消去が完全に行われたか、消去が行
われ過ぎていないかを検証する消去ベリファイが行われ
る(ステップST4,5)。
閾値が所定範囲内となるまでページ消去及び消去ベリフ
ァイが繰り返し行われ、1ページ分の全てのメモリセル
の閾値が所定範囲内(消去完了)となったときは、次の
動作に移る(ステップST3〜5)。
が1本のビット線に対して1つのみ存在する場合(1ペ
ージ分しかない場合)、消去ベリファイの結果によって
は、センスアンプ回路のデータが破壊される可能性があ
る。よって、このような場合には、消去ベリファイを行
わずに、消去を1回で終了させる。
に接続されるメモリセルに対して、センスアンプ回路に
ラッチされている1ページ分のデータが同時に書き込ま
れる(ステップST6)。書き込み後には、選択された
コントロールゲート線に接続される各メモリセルに対し
て、書き込みが完全に行われたか、書き込みが行われ過
ぎていないかを検証する書き込みベリファイが行われる
(ステップST7,8)。
閾値が所定範囲内となるまでページ書き込み及び書き込
みベリファイが繰り返し行われ、1ページ分の全てのメ
モリセルの閾値が所定範囲内(書き込み完了)となった
ときは、バイト単位のデータ書き換え動作を終了させ
る。
き込みパルスで1回の書き込みを行う場合には、書き込
みベリファイを省略することもできる。
選択メモリセルのデータとセンスアンプ回路のノードQ
b(図58)の状態を示している。
ート線(ワード線)に接続されるメモリセルの1ページ
分のデータがセンスアンプ回路に読み出された状態を示
している(ステップST1に対応)。
正)の場合、ビット線BLiの電荷は放電されず、プリ
チャージ電位を維持する。よって、図58のセンスノー
ドNsenseは電源電位VCCとなる。制御信号φL
2を電源電位VCCとすると、ノードQは接地電位VS
S、即ち、“0”となる。
電圧が負)の場合、ビット線BLiの電荷は放電され
る。よって、図58のセンスノードNsenseは接地
電位VSSとなる。制御信号φL2を電源電位VCCと
すると、ノードQは電源電位VCC、即ち、“1”とな
る。
された1ページ分のデータのうちアドレスで指定された
バイトデータ(8ビットデータ)に対して、データの上
書きが行われた状態を示している(ステップST2に対
応)。
ート線(ワード線)に接続されるメモリセルのデータを
消去(ページ消去)した状態を示している(ステップS
T3に対応)。ページ消去により、選択されたコントロ
ールゲート線に接続されるメモリセルのデータは、全て
“1”となる。
ート線(ワード線)に接続されるメモリセルに対して、
センスアンプ回路にラッチされた1ページ分のデータを
書き込み(ページ書き込み)した状態を示している(ス
テップST6に対応)。
ては、動作上は、ページ単位のデータ書き換えとなって
いるが、実際は、バイト単位のデータの書き換えが行わ
れたことになる。
ートを参照しながら、ページ書き込み、書き込みベリフ
ァイのための読み出し動作を、図58のセンスアンプ回
路の動作を中心にして詳細に説明する。なお、図61乃
至図63は、1つのタイミングチャートを複数に分割し
たものである。
示するコマンドが入力されると、書き込み動作が開始さ
れる。
トするために、制御信号DCBを電源電位VCCにす
る。この時、MOSトランジスタM3がオンして、セン
スノードNsenseが接地される(t1)。
SHFも電源電位VCCにすると、MOSトランジスタ
M1がオンして、ビット線BLiが接地される。
ドする前に、データラッチ制御信号φL1を電源電位V
CC、プリチャージ制御信号Loadを接地電位VSS
にする。この時、MOSトランジスタM5,M7がオン
して、ラッチ回路21のラッチノードQbが強制接地さ
れ、データがリセットされる。即ち、センスアンプ回路
20の全てのセンスアンプにおいて、ラッチ回路21の
ラッチノードQが電源電位VCC、ラッチノードQbが
接地電位VSSになる(t2)。
ドされ、センスアンプ回路20の各ラッチ回路21にデ
ータがラッチされ、ノードQ,Qbはロードデータに応
じて“H”、“L”に設定される(t3)。
リセルに対応するセンスアンプのラッチ回路21では、
ラッチノードQに“L”(=VSS)が与えられ、
“1”書き込み(書き込み禁止)のメモリセルに対応す
るセンスアンプのラッチ回路21では、ラッチノードQ
に“H”(=VCC)が与えられる。
“H”になって、センスアンプ回路20の各ラッチ回路
21にラッチされたデータに基づき、各ビット線の充電
が開始される(t4)。
に接続されるビット線BLiは接地電位VSSに設定さ
れ、“1”書き込み(書き込み禁止)のメモリセルに接
続されるビット線は電源電位VCCに充電される。選択
されたコントロールゲート線(ワード線)は、書き込み
電圧Vprog(20[V]程度)に設定される。この
時、非選択のコントロールゲート線(ワード線)は、V
pass(例えば、8[V])ではなく、電源電位VC
C(例えば、3.3[V])又は読み出し時に非選択の
メモリセルに与える読み出し電位Vread(例えば、
4.5[V])に設定される。
ルへの書き込みが行われる。
込みがきちんと完了しているか否かを検証する書き込み
ベリファイが開始される。
しが行われる。このベリファイ読み出し動作は通常の読
み出し動作と同じである。
ると、MOSトランジスタM3がオンして、センスノー
ドNsenseが強制的に接地される(t5)。
CGLには、参照電位Vref(0.5[V]程度)が
与えられ、非選択のコントロールゲート線CGLには、
メモリセルに記憶されるデータにかかわらずメモリセル
をオン状態にするための読み出し電位Vread(例え
ば、4.5[V])が与えられる。また、セレクトゲー
ト線SSL,GSLには電源電位VCCが与えられる。
これにより、ベリファイ読み出しが行われる(t6)。
ジ型のセンス方式、電流検知型のセンス方式などを用い
ることができる。ビット線プリチャージ型のセンス方式
では、ビット線BLiをプリチャージし、フローティン
グ状態にした後、メモリセルのデータに応じてビット線
の電位を維持又は低下させる。電流検知型のセンス方式
については、以下に詳述する。
昇圧電位VCC+αから電位VCC−αにクランプし、
MOSトランジスタM1に流れるメモリセル電流とセン
スノードNsenseを充電するMOSトランジスタM
2の電流とのバランスにより読み出しを行なう。そし
て、ビット線BLiの電位が、例えば、0.9[V]ま
で上昇すると、MOSトランジスタM1がカットオフ状
態となり、センスノードNsenseが電源電位VCC
となる。
CC)になった後、ラッチ制御信号φL1を電源電位V
CCとし、MOSトランジスタM5をオンさせる(t
7)。センスノードNsenseが電源電位VCCの場
合(閾値がベリファイ電位Vrefよりも高いメモリセ
ルに接続されるセンスアンプの場合)、MOSトランジ
スタM7がオンして、ラッチノードQbは接地電位VS
S、ラッチノードQは電源電位VCCになる。
され、正常に書き込みが行われると、ラッチ回路21の
ラッチデータが反転する。メモリセルに対する書き込み
が不十分な場合、ベリファイ読み出しにおいて、センス
ノードNsenseは、“L”(=VSS)のままであ
るため、ラッチ回路21のデータ反転は起こらず、ラッ
チノードQはVSSを保つ。書き込み禁止のメモリセル
に繋がるセンスアンプでは、ラッチノードQは、電源電
位VCCであるのでデータの反転はない。
き、即ち、ラッチ回路21のデータ反転が生じないセン
スアンプがあるとき、書き込みとベリファイ読み出しが
繰り返し行われる。そして、1ページ分の全てのセンス
アンプのラッチノードQの電位が電源電位VCCになる
と、書き込みが終了する。
しながら、バイト単位のデータ書き換え動作について、
図58のセンスアンプ回路の動作を中心に詳細に説明す
る。
えを指示するコマンドが入力されると、バイト書き換え
動作が開始する。
(ワード線)に接続される1ページ分のメモリセルに対
して、既に書き込まれているデータの逆読み出し動作が
開始される。
ある。
電位VCC、プリチャージ制御信号Loadを接地電位
VSSに設定する。この時、MOSトランジスタM5,
M7がオンして、ラッチ回路21のラッチノードQbが
強制接地され、データがリセットされる。即ち、センス
アンプ回路の全てのラッチ回路21のラッチノードQが
電源電位VCC、ラッチノードQbが接地電位VSSに
なる(t1)。
設定する。この時、MOSトランジスタM3がオンにな
り、センスノードNsenseが強制的に接地される
(t2)。続いて、選択されたコントロールゲート線C
GLにVSS(=0V)を与え、セレクトゲート線SS
L,GSLに電源電位VCCを与えると、読み出しが行
われる(t3)。
CC)になった後、ラッチ制御信号φL2が電源電位V
CCとなり、MOSトランジスタM6がオンする(t
4)。センスノードNsenseが電源電位VCCの場
合(即ち、データ“0”が書き込まれ、閾値電圧がVS
Sよりも高いメモリセルに接続されるセンスアンプの場
合)、MOSトランジスタM7がオンして、ラッチノー
ドQは接地電位VSS、ラッチノードQbは電源電位V
CCになる。
設定し、制御信号BLSHFを電源電位VCC又は電位
VCC+αに設定して、ビット線BLi及びセンスノー
ドNsenseをリセットする(t5)。
スアンプ回路20のラッチ回路21にバイトデータがロ
ードされ、ノードQ,Qbはバイトデータに応じて
“H”,“L”に設定される(t6)。
タのうち所定のデータに対して、チップ外部から入力さ
れたバイトデータが上書きされる。
に接続されるメモリセルに対してページ消去動作を行な
う。
地電位VSSに設定し、非選択ブロックのコントロール
ゲート線及び全てのセレクトゲート線はフローティング
状態に設定する。セルPウェルに消去電圧Veraが印
加されると、フローティング状態のセレクトゲート線と
非選択ブロックのコントロールゲート線は、セルPウェ
ルとの容量カップリングにより、Vera×β(βはカ
ップリング比)に昇圧される。
Lは、セルPウェル内のN+ 層に接続される。このN
+ 層とセルPウェルとのpn接合が順バイアスされる
と、ビット線BLi及びセルソース線SLは、それぞれ
Vera−Vbに充電される(t7)。但し、Vbは、
pn接合のビルトイン・ポテンシャルである。
れたページのメモリセルが全て消去状態、即ち、メモリ
セルの閾値電圧が負になったことを確認する。ラッチ回
路21に蓄えられたデータに基づき、選択されたページ
のメモリセルに対して、書き込み動作及び書き込みベリ
ファイ動作を行なう。
動作は、省略している。
OMのメモリセルアレイの一部を本発明のバイト型EE
PROMのメモリセルアレイにした例である。
ルアレイは、NAND型フラッシュEEPROMのメモ
リセルアレイにおいて2つのセレクトトランジスタの間
のメモリセルを2つにしたものと考えることができる。
よって、本例のようなEEPROMが容易に実現できる
ことになる。
Liに異なる構成の2種類のメモリセルユニットが接続
される。即ち、第一のメモリセルユニットは、2つのセ
レクトトランジスタの間に複数個(例えば、8,16,
32個など)のメモリセルが接続され、第二のメモリセ
ルユニットは、2つのセレクトトランジスタの間に2個
のメモリセルが接続される。
に当たっては、第一のメモリセルユニットの領域と第二
のメモリセルユニットの領域で、別々に駆動回路を設け
るようにしてもよいし、共通化できるならば、両領域の
駆動回路を一つにまとめるようにしてもよい。
の一部について、バイト単位のデータ書き換えが可能と
なる。
ROMのメモリセルアレイに代えて、AND型フラッシ
ュEEPROM、DINOR型フラッシュEEPROM
などのメモリセルアレイを採用することもできる。
型EEPROMによれば、(1)メモリセルユニットが
二つのセレクトトランジスタに挟まれた一つのスタック
型メモリセルから構成されるため、フラッシュEEPR
OMと同一のプロセスで形成できると共に、フラッシュ
EEPROMと同一の書き換え方法を採用でき、さら
に、バイト単位のデータ書き換えも可能にすることがで
きる。
ルのコントロールゲートに、Vpassではなく、VC
C又はVreadを与え、さらに、メモリセルユニット
を二つのセレクトトランジスタに挟まれた複数(例え
ば、二つ)のスタック型メモリセルから構成すれば、上
記効果の他、さらに、メモリセル1個当たりのサイズ縮
小を図ることができる。
ROMと本発明のバイト型EEPROMの効果を比較し
たものを表7に示す。
よれば、(3)メモリセルアレイを行列状に配置される
複数のブロックから構成し、ブロック単位で、読み出
し、消去、書き込みなどの動作を行えるようにしたた
め、バイト単位のデータ書き換えにおいても、実質的な
データ書き換え特性を劣化させることがない。
ニットを示す図。
レイを示す図。
電流の関係を示す図。
る電位を示す図。
示す図。
を示す図。
ブロック図。
図。
ローチャート。
読み出し時の様子を示す図。
時の状態を示す図。
示す図。
子を示す図。
示す波形図。
示す波形図。
示す波形図。
アレイの変形例を示す図。
アレイの変形例を示す図。
時の様子を示す図。
様子を示す図。
アレイの変形例を示す図。
図。
す図。
示す図。
示す図。
図。
示す図。
示す図。
の一例を示す図。
図。
2ロウを示す図。
示す図。
たシステムの例を示す図。
示す図。
2ロウを示す図。
す図。
す図。
す図。
スターブについて示す図。
作を示す波形図。
ユニットを示す図。
位について示す図。
る電位について示す図。
る電位について示す図。
ル電流の関係を示す図。
すブロック図。
図。
す図。
ローチャート。
bの様子を示す図。
示す波形図。
示す波形図。
示す波形図。
アレイの変形例を示す図。
示す図。
図。
ンド図。
示す図。
基本構造を示す図。
Dユニットを示す図。
ルを示す図。
・セレクトゲートドライバ、 13 :センスアンプ回路 14 :カラムデコーダ、 15 :カラムゲート(スイ
ッチ)、 16 :昇圧回路、 17 :制御回路、 18 :データ入出力バッフ
ァ、 20 :センスアンプ、 21 :ラッチ回路、 25 :コマンドレジスタ、 26 :コマンドデコーダ、 27 :信号生成回路、 28 :サブコントロールゲ
ートドライバ、 29 :サブデコーダ、 30−1,…30−3,32 :NAND回路、 31−1,…31−3,33 :インバータ、 34 :昇圧回路、 35−1,…35−3,36−0,…36−3,40−
0,…40−3 :NチャネルMOSトランジスタ、 37 :メインコントロール
ゲートドライバ、 38 :セレクトゲートドラ
イバ、 39 :デコード回路、 41 :半導体チップ、 42a,42b :メモリ回路、 M1〜M8 :MISFET、 I1,I2 :インバータ、 MC :メモリセル、 ST1,ST2 :セレクトトランジス
タ、 BC :ビット線コンタクト
部、 SL :ソース線、 CGL :コントロールゲート
線(ワード線)、 SSL,GSL :セレクトゲート線、 BLi :ビット線。
Claims (33)
- 【請求項1】 1個のメモリセルとこれを挟み込む2個
のセレクトトランジスタとから構成されるメモリセルユ
ニットを有するメモリセルアレイと、 前記2個のセレクトトランジスタの一方に接続されるビ
ット線と、 前記ビット線に接続されるラッチ機能を持つセンスアン
プ回路とを具備し、 前記メモリセルは、フローティングゲートとコントロー
ルゲートを有するスタックゲート構造を有することを特
徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項2】 1個のメモリセルとこれを挟み込む2個
のセレクトトランジスタとから構成される第1メモリセ
ルユニット及び複数個のメモリセルから構成される第2
メモリセルユニットを有するメモリセルアレイと、 前記第1及び第2メモリセルユニットに共通に接続され
るビット線と、 前記ビット線に接続されるラッチ機能を持つセンスアン
プ回路とを具備し、 前記第1及び第2メモリセルユニット内のメモリセル
は、それぞれフローティングゲートとコントロールゲー
トを有するスタックゲート構造を有することを特徴とす
る不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項3】 請求項2記載の不揮発性半導体メモリに
おいて、 前記第2メモリセルユニットは、前記複数個のメモリセ
ルが直列接続されたNANDユニット、又は、前記複数
個のメモリセルが並列接続されたANDユニット若しく
はDINORユニットであることを特徴とする不揮発性
半導体メモリ。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の不揮発性半導体メ
モリにおいて、 前記2個のセレクトトランジスタは、前記メモリセルと
同一の構造を有していることを特徴とする不揮発性半導
体メモリ。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の不揮発性半導体メ
モリにおいて、 選択されたコントロールゲート線に接続される1ページ
分のメモリセルのうち任意のメモリセルに対してデータ
書き換えを行う場合に、 前記1ページ分のメモリセルのデータを前記センスアン
プ回路に読み出し、前記センスアンプ回路において前記
1ページ分のデータのうち書き換えを行うデータに対し
てデータの上書きを行い、前記選択されたコントロール
ゲート線に接続される1ページ分のメモリセルのデータ
を消去し、前記センスアンプ回路のデータを前記選択さ
れたコントロールゲート線に接続される1ページ分のメ
モリセルに書き込む手段を具備することを特徴とする不
揮発性半導体メモリ。 - 【請求項6】 請求項5記載の不揮発性半導体メモリに
おいて、 前記書き換えを行うデータは、前記1ページ分の全デー
タ又はバイト単位のデータであり、ページ単位の書き換
えを行うか又はバイト単位の書き換えを行うかは、コマ
ンドにより決定されることを特徴とする不揮発性半導体
メモリ。 - 【請求項7】 電気的に書き換え可能なメモリセルから
構成されるメモリセルユニットを有するメモリセルアレ
イと、 前記メモリセルユニットに接続されるビット線と、 前記ビット線に接続されるラッチ機能を持つセンスアン
プ回路と、 選択されたコントロールゲート線に接続される1ページ
分のメモリセルのうち任意のメモリセルに対してデータ
書き換えを行う場合に、前記1ページ分のメモリセルの
データを前記センスアンプ回路に読み出し、前記センス
アンプ回路において前記1ページ分のデータのうち書き
換えを行うデータに対してデータの上書きを行い、前記
選択されたコントロールゲート線に接続される1ページ
分のメモリセルのデータを消去し、前記センスアンプ回
路のデータを前記選択されたコントロールゲート線に接
続される1ページ分のメモリセルに書き込む手段とを具
備することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項8】 請求項7記載の不揮発性半導体メモリに
おいて、 前記メモリセルユニットは、1個のメモリセルとこれを
挟み込む2個のセレクトトランジスタから構成されるメ
モリセルユニット、複数個のメモリセルが直列接続され
たNANDユニット、又は、複数個のメモリセルが並列
接続されたANDユニット若しくはDINORユニット
であることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項9】 請求項7記載の不揮発性半導体メモリに
おいて、 前記書き換えを行うデータは、前記1ページ分の全デー
タ又はバイト単位のデータであり、ページ単位の書き換
えを行うか又はバイト単位の書き換えを行うかは、コマ
ンドにより決定されることを特徴とする不揮発性半導体
メモリ。 - 【請求項10】 FNトンネル電流によりデータの書き
込みを行うメモリセルを有するメモリセルアレイと、 前記メモリセルに接続されるビット線と、 前記ビット線に接続されるラッチ機能を持つセンスアン
プ回路と、 選択されたコントロールゲート線に接続される1ページ
分のメモリセルに対して同時にデータ書き込みを行う場
合に、前記1ページ分のメモリセルが形成されるウェル
を第1電位、前記1ページ分のメモリセルのコントロー
ルゲートに第2電位、前記1ページ分のメモリセルのう
ち書き込みを実行するメモリセルに接続されるビット線
に前記第1電位、前記1ページ分のメモリセルのうち書
き込みを実行しないメモリセルに接続されるビット線に
前記第1及び第2電位の中間電位を印加する手段とを具
備することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項11】 マトリックス状に配置された複数のメ
モリセルユニットから構成されるメモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイ上でロウ方向に延びるメインコン
トロールゲート線と、 前記メインコントロールゲート線の一端に配置されるメ
インコントロールゲートドライバと、 前記ロウ方向に配置されるメモリセルユニット内の1ペ
ージ分のメモリセルのうち複数のメモリセルに接続され
るサブコントロールゲート線と、 前記メインコントロールゲート線と前記サブコントロー
ルゲート線の間に配置されるサブコントロールゲートド
ライバとを具備することを特徴とする不揮発性半導体メ
モリ。 - 【請求項12】 前記複数のメモリセルユニットの各々
は、1個のメモリセルとこのメモリセルの両端に1つず
つ接続される2個のセレクトトランジスタとから構成さ
れることを特徴とする請求項11記載の不揮発性半導体
メモリ。 - 【請求項13】 請求項12記載の不揮発性半導体メモ
リにおいて、 前記ロウ方向に配置されるメモリセルユニット内の2個
のセレクトトランジスタのゲートに接続される2本のセ
レクトゲート線と、 前記2本のセレクトゲート線の一端で、前記コントロー
ルゲートドライバに近接して配置されるセレクトゲート
ドライバとを具備することを特徴とする不揮発性半導体
メモリ。 - 【請求項14】 請求項11記載の不揮発性半導体メモ
リにおいて、 アドレス信号をデコードし、制御信号を出力するサブデ
コーダを具備し、前記サブコントロールゲートドライバ
は、前記メインコントロールゲート線と前記サブコント
ロールゲート線の間に接続され、ゲートに前記制御信号
が入力されるMOSトランジスタから構成されることを
特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項15】 請求項11記載の不揮発性半導体メモ
リにおいて、 アドレス信号をデコードし、前記サブコントロールゲー
ト線に所定の電位を与えるサブデコーダを具備し、前記
サブコントロールゲートドライバは、前記サブコントロ
ールゲート線と前記サブデコーダの間に接続され、ゲー
トに前記メインコントロールゲート線の電位が入力され
るMOSトランジスタから構成されることを特徴とする
不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項16】 請求項11記載の不揮発性半導体メモ
リにおいて、 前記ロウ方向に配置されるメモリセルユニット内の1ペ
ージ分のメモリセルのうち任意のメモリセルに対してデ
ータ書き換えを行う場合に、 前記サブコントロールゲート線に接続される複数のメモ
リセルのデータをラッチ機能を持つセンスアンプ回路に
読み出し、前記センスアンプ回路において前記複数のメ
モリセルのデータのうち書き換えを行うデータに対して
データの上書きを行い、前記サブコントロールゲート線
に接続される複数のメモリセルのデータを消去し、前記
センスアンプ回路のデータを前記サブコントロールゲー
ト線に接続される複数のメモリセルに書き込む手段を具
備することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項17】 請求項11記載の不揮発性半導体メモ
リにおいて、 前記ロウ方向に配置されるメモリセルユニット内の1ペ
ージ分のメモリセルのうち任意のメモリセルに対してデ
ータ書き換えを行う場合に、 前記メインコントロールゲート線に接続される1ページ
分のメモリセルのデータをラッチ機能を持つセンスアン
プ回路に読み出し、前記センスアンプ回路において前記
サブコントロールゲート線に接続される複数のメモリセ
ルのデータうち書き換えを行うデータに対してデータの
上書きを行い、前記サブコントロールゲート線に接続さ
れる複数のメモリセルのデータを消去し、前記センスア
ンプ回路のデータのうち前記サブコントロールゲート線
に接続される複数のメモリセルに対応するデータを前記
サブコントロールゲート線に接続される複数のメモリセ
ルに書き込む手段を具備することを特徴とする不揮発性
半導体メモリ。 - 【請求項18】 前記サブコントロールゲート線には、
n(nは自然数)バイトのメモリセルが接続され、前記
書き換えを行うデータは、バイト単位のデータであるこ
とを特徴とする請求項16又は17記載の不揮発性半導
体メモリ。 - 【請求項19】 前記サブコントロールゲート線に接続
される複数のメモリセルをブロックと定義した場合に、
前記メインコントロールゲート線に複数のブロックを接
続し、データの読み出し、消去又は書き込み動作を、n
(nは自然数)ブロックごとに行うことを特徴とする請
求項11記載の不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項20】 マトリックス状に配置された複数のメ
モリセルユニットから構成されるメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイ上でロウ方向に延びる第1及び第
2メインコントロールゲート線と、前記第1メインコン
トロールゲート線の一端に接続される第1メインコント
ロールゲートドライバと、前記ロウ方向に配置される第
1メモリセルユニット内の1ページ分のメモリセルのう
ち複数のメモリセルに接続される第1サブコントロール
ゲート線と、前記第1メインコントロールゲート線と前
記第1サブコントロールゲート線の間に配置される第1
サブコントロールゲートドライバと、前記第1メモリセ
ルユニット内のセレクトトランジスタに接続される第1
セレクトゲート線と、前記第1セレクトゲート線の一端
に接続される第1セレクトゲートドライバと、前記第2
メインコントロールゲート線の一端に接続される第2メ
インコントロールゲートドライバと、前記ロウ方向に配
置される第2メモリセルユニット内の1ページ分のメモ
リセルのうち複数のメモリセルに接続される第2サブコ
ントロールゲート線と、前記第2メインコントロールゲ
ート線と前記第2サブコントロールゲート線の間に配置
される第2サブコントロールゲートドライバと、前記第
2メモリセルユニット内のセレクトトランジスタに接続
される第2セレクトゲート線と、前記第2セレクトゲー
ト線の一端に接続される第2セレクトゲートドライバと
を具備し、前記第1メインコントロールゲートドライバ
と前記第1セレクトゲートドライバは、前記メモリセル
アレイの前記ロウ方向の一端に配置され、前記第2メイ
ンコントロールゲートドライバと前記第2セレクトゲー
トドライバは、前記メモリセルアレイの前記ロウ方向の
他端に配置されることを特徴とする不揮発性半導体メモ
リ。 - 【請求項21】 マトリックス状に配置された複数のメ
モリセルユニットから構成されるメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイ上でロウ方向に延びる第1及び第
2メインコントロールゲート線と、前記ロウ方向に配置
される第1メモリセルユニット内の1ページ分のメモリ
セルのうち複数のメモリセルに接続される第1サブコン
トロールゲート線と、前記第1メインコントロールゲー
ト線と前記第1サブコントロールゲート線の間に配置さ
れる第1サブコントロールゲートドライバと、前記第1
メモリセルユニット内のセレクトトランジスタに接続さ
れる第1セレクトゲート線と、前記第1セレクトゲート
線の一端に接続される第1セレクトゲートドライバと、
前記第1及び第2メインコントロールゲート線の一端に
接続されるメインコントロールゲートドライバと、前記
ロウ方向に配置される第2メモリセルユニット内の1ペ
ージ分のメモリセルのうち複数のメモリセルに接続され
る第2サブコントロールゲート線と、前記第2メインコ
ントロールゲート線と前記第2サブコントロールゲート
線の間に配置される第2サブコントロールゲートドライ
バと、前記第2メモリセルユニット内のセレクトトラン
ジスタに接続される第2セレクトゲート線と、前記第2
セレクトゲート線の一端に接続される第2セレクトゲー
トドライバとを具備し、前記メインコントロールゲート
ドライバと前記第1及び第2セレクトゲートドライバ
は、共に、前記メモリセルアレイの前記ロウ方向の一端
に配置されることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項22】 前記第1メモリセルユニットと前記第
2メモリセルユニットは、カラム方向において互いに隣
接していることを特徴とする請求項19又は21記載の
不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項23】 1個のメモリセルとこれを挟み込む2
個のセレクトトランジスタとから構成される第1及び第
2メモリセルユニットを有するメモリセルアレイと、 前記第1メモリセルユニット内の2個のセレクトトラン
ジスタの一方に接続される第1ビット線と、 前記第2メモリセルユニット内の2個のセレクトトラン
ジスタの一方に接続される第2ビット線と、 前記第1及び第2ビット線に接続されるラッチ機能を持
つセンスアンプ回路とを具備することを特徴とする不揮
発性半導体メモリ。 - 【請求項24】 複数個のメモリセルとこれを挟み込む
2個のセレクトトランジスタとから構成されるメモリセ
ルユニットを有するメモリセルアレイと、 前記2個のセレクトトランジスタの一方に接続されるビ
ット線と、 前記ビット線に接続されるラッチ機能を持つセンスアン
プ回路と、 書き込み動作時に、選択されたコントロールゲート線に
電源電位よりも高い書き込み用の高電位を印加し、非選
択のコントロールゲート線に前記電源電位又は読み出し
動作時に非選択のコントロールゲート線に与える読み出
し電位を印加する手段とを具備することを特徴とする不
揮発性半導体メモリ。 - 【請求項25】 前記メモリセルユニットは、2個のメ
モリセルを含むことを特徴とする請求項24記載の不揮
発性半導体メモリ。 - 【請求項26】 前記複数個のメモリセルは、それぞれ
フローティングゲートとコントロールゲートを有するス
タックゲート構造を有することを特徴とする請求項24
記載の不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項27】 前記2個のセレクトトランジスタは、
それぞれ前記複数個のメモリセルと同一の構造を有して
いることを特徴とする請求項26記載の不揮発性半導体
メモリ。 - 【請求項28】 複数個のメモリセルとこれを挟み込む
2個のセレクトトランジスタとから構成される第1メモ
リセルユニット及び複数個のメモリセルから構成される
第2メモリセルユニットを有するメモリセルアレイと、 前記第1及び第2メモリセルユニットに共通に接続され
るビット線と、 前記ビット線に接続されるラッチ機能を持つセンスアン
プ回路と、 書き込み動作時に、前記第1メモリセルユニットを含む
ブロックが選択された場合に、選択されたコントロール
ゲート線に電源電位よりも高い書き込み用の高電位を印
加し、非選択のコントロールゲート線に前記電源電位又
は読み出し動作時に非選択のコントロールゲート線に与
える読み出し電位を印加する手段とを具備することを特
徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 【請求項29】 請求項28記載の不揮発性半導体メモ
リにおいて、 前記第2メモリセルユニットは、前記複数個のメモリセ
ルが直列接続されたNANDユニット、又は、前記複数
個のメモリセルが並列接続されたANDユニット若しく
はDINORユニットであることを特徴とする不揮発性
半導体メモリ。 - 【請求項30】 請求項24又は28記載の不揮発性半
導体メモリにおいて、 選択されたコントロールゲート線に接続される1ページ
分のメモリセルのうち任意のメモリセルに対してデータ
書き換えを行う場合に、 前記1ページ分のメモリセルのデータを前記センスアン
プ回路に読み出し、前記センスアンプ回路において前記
1ページ分のデータのうち書き換えを行うデータに対し
てデータの上書きを行い、前記選択されたコントロール
ゲート線に接続される1ページ分のメモリセルのデータ
を消去し、前記センスアンプ回路のデータを前記選択さ
れたコントロールゲート線に接続される1ページ分のメ
モリセルに書き込む手段を具備することを特徴とする不
揮発性半導体メモリ。 - 【請求項31】 請求項30記載の不揮発性半導体メモ
リにおいて、 前記書き換えを行うデータは、前記1ページ分の全デー
タ又はバイト単位のデータであり、ページ単位の書き換
えを行うか又はバイト単位の書き換えを行うかは、コマ
ンドにより決定されることを特徴とする不揮発性半導体
メモリ。 - 【請求項32】 請求項24又は28記載の不揮発性半
導体メモリにおいて、 前記手段は、前記書き込み動作時に、前記選択されたコ
ントロールゲート線と前記非選択のコントロールゲート
線に前記電源電位又は前記読み出し電位を与えた後に、
前記選択されたコントロールゲート線の電位のみを前記
書き込み用の高電位に上昇させることを特徴とする不揮
発性半導体メモリ。 - 【請求項33】 前記データ書き換えにおける書き込み
は、ホットエレクトロン又はFNトンネル現象により行
われ、前記データ書き換えにおける消去は、FNトンネ
ル現象により行われ、電子の移動は、前記メモリセルの
フローティングゲートとそのソース又はドレインの間、
又は前記メモリセルのフローティングゲートとそのチャ
ネルとの間で行われることを特徴とする請求項5、1
5、16及び30のいずれか1項に記載の不揮発性半導
体メモリ。
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