JP2013187467A - Nor型フラッシュメモリセル及びその構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】FN効率及び電荷トラップ効率を向上させるNOR型フラッシュメモリセルを提供する。
【解決手段】NOR型フラッシュメモリセル300は、第1トランジスタM1と、第2トランジスタM2と、第3トランジスタM3とを含む。第1トランジスタは、制御端子と、第1端子と、第2端子とを有する。制御端子は、ワードライン信号WLを受信するために使用され、第1端子は、ビットライン信号BLを受信するために使用される。第1トランジスタのゲートは、シリコンリッチ窒化物層及び酸化物層を含み、シリコンリッチ窒化物層は、酸化物層内に埋め込まれる。第2トランジスタの制御端子は、読み出し信号を受信するために使用され、第2端子は、読み出し信号に基づいて、ソースライン信号SLを転送するために使用される。第3トランジスタは、第1トランジスタとビットライン信号が流れるビットラインとの間に接続され、制御端子は、中間制御信号を受信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、フラッシュメモリセルに関するものであり、特に、NOR型フラッシュメモリセル(NOR flash memory cell)に関するものである。
近年、家電製品に高容量及び長寿命の不揮発性メモリ(non-volatile memory)を提供することがますます重要になってきている。フラッシュメモリ技術の急速な発展と共に、高容量及び長寿命の不揮発性メモリは、フラッシュメモリで構成されたものが主流になっている。
SiNゲートを有する従来のNOR型フラッシュメモリセルは、FN効率と電荷トラップ効率が低い。そのため、従来のNOR型フラッシュメモリセルを複数有するNOR型フラッシュメモリは、プログラム速度が遅く、NOR型フラッシュメモリの電力消費量も多い。
本発明は、NOR型フラッシュメモリセルを提供する。NOR型フラッシュメモリセルは、第1トランジスタと、第2トランジスタと、少なくとも1つの第3トランジスタとを含む。第1トランジスタのゲートは、シリコンリッチ窒化物層及び酸化物層を含み、シリコンリッチ窒化物層は、酸化物層内に埋め込まれる。シリコンリッチ窒化物材料ゲートを有する第1トランジスタは、トラップ準位(trapping level)が浅いため、FN効率を向上させ、トラップ中心(trapping center)を増やして電荷トラップ効率を促進する。
本発明は、NOR型フラッシュメモリセルを提供する。NOR型フラッシュメモリセルは、第1トランジスタと、第2トランジスタと、少なくとも1つの第3トランジスタとを含む。第1トランジスタは、制御端子と、第1端子と、第2端子とを有する。制御端子は、ワードライン信号を受信するために使用され、第1端子は、ビットライン信号を受信するために使用される。第1トランジスタのゲートは、シリコンリッチ窒化物(silicon-rich nitride)層及び酸化物層を含み、シリコンリッチ窒化物層は、酸化物層内に埋め込まれる。第2トランジスタは、制御端子と、第1端子と、第2端子とを有する。第2トランジスタの制御端子は、読み出し信号を受信するために使用され、第2トランジスタの第1端子は、第1トランジスタの第2端子に接続される。第2トランジスタの第2端子は、読み出し信号に基づいて、ソースライン信号を転送するために使用される。第3トランジスタは、第1トランジスタの第1端子とビットライン信号が流れるビットラインの間に接続される。第3トランジスタは、制御端子と、第1端子と、第2端子とを有する。第3トランジスタの制御端子は、中間制御信号を受信し、第3トランジスタの第1端子は、ビットライン信号を受信し、第3トランジスタの第2端子は、第1トランジスタの第1端子に接続される。
本発明は、基板と、アクティブエリアと、第1ゲート構造と、第2ゲート構造と、少なくとも1つの第3ゲート構造とを含むNOR型フラッシュメモリセルの構造を提供する。アクティブエリアは、基板の上に配置される。第1ゲート構造は、アクティブエリアに配置され、アクティブエリアの第1部分領域を覆う。第1ゲート構造は、シリコンリッチ窒化物材料で形成される。第2ゲート構造は、アクティブエリアに配置され、アクティブエリアの第2部分領域を覆う。第3ゲート構造は、アクティブエリアに配置され、第1開口と第1ゲート構造の間の第3部分領域を覆う。アクティブエリアは、第1開口を有し、第1開口は、第1ゲート構造の第1側部に配置され、第1側部は、第2ゲート構造に隣接しない。NOR型フラッシュメモリセルは、さらに、第1開口を覆って、ビットライン信号受信端子を形成する第1導電構造を含む。
NOR型フラッシュメモリセルは、電荷蓄積材料としてシリコンリッチ窒化物材料を有するゲートを提供するトランジスタを有する。シリコン窒化物(SiN)ゲートを有するトランジスタに比べ、シリコンリッチ窒化物材料ゲートを有するトランジスタは、トラップ準位が浅いため、FN効率を向上させ、トラップ中心を増やして電荷トラップ効率を促進することができる。
NOR型フラッシュメモリセルの回路図である。 フラッシュメモリの回路図である。 NOR型フラッシュメモリセルの別の回路図である。 フラッシュメモリの別の回路図である。 NOR型フラッシュメモリセルの構造である。 NOR型フラッシュメモリセルの別の構造である。
以下、添付の図面を例として、本発明の実施形態を詳細に説明する。各図面及び関連説明において、同一又は類似する構成要素には、同一の参照番号を使用する。
図1を参照すると、図1は、NOR型フラッシュメモリセルの回路図である。NOR型フラッシュメモリセル100は、第1トランジスタM1と、第2トランジスタM2とを含む。第1トランジスタM1は、制御端子(ゲート)と、第1端子(ドレイン/ソース)と、第2端子(ソース/ドレイン)とを有する。第1トランジスタM1の制御端子は、ワードライン信号WLを受信するために使用され、第1トランジスタM1の第2端子は、第2トランジスタM2に接続される。トランジスタM1〜M2は、N型トランジスタ又はP型トランジスタであってもよい。
トランジスタM2は、制御端子(ゲート)と、第1端子(ドレイン/ソース)と、第2端子(ソース/ドレイン)とを有する。トランジスタM2の制御端子は、読み出し信号SSGを受信するために使用され、トランジスタM2の第1端子は、トランジスタM1の第2端子に直接接続され、トランジスタM2の第2端子は、読み出し信号SSGに基づいてソースライン信号SLを転送するために使用される。
本実施形態において、トランジスタM1及びM2は、いずれもN型金属酸化膜半導体(metal oxide semiconductor, NMOS)トランジスタである。
注意すべきこととして、トランジスタM1は、従来のトランジスタに代わって、プログラム及び消去を迅速に行う記憶機能のために用いられる。つまり、トランジスタM1のゲート誘導体は、シリコンリッチ窒化物層によって形成される。さらに詳しく説明すると、トランジスタM1のゲート誘導体は、酸化物層及びシリコンリッチ窒化物層によって形成され、シリコンリッチ窒化物層は、酸化物層内に埋め込まれる(酸化物‐シリコンリッチ窒化物‐酸化物の構造)。シリコンリッチ窒化物層は、シリコン窒化物(Si3N4)又はシリコン酸窒化物(SixNyOz)で構成されてもよい。
シリコン窒化物(SiN)ゲートを有する従来のトランジスタに比べ、トランジスタM1は、トラップ準位が浅いため、シリコンリッチ窒化物層を有するトランジスタM1は、トラップ中心を増やして電荷トラップ効率及びFN効率を促進する。そのため、トランジスタM1のトンネリング酸化物/上部酸化物の応力(stress)を最小化することができる。
一方、トランジスタM2のゲートの材料は限定しない。トランジスタM2は、シリコンゲート又はシリコン窒化物(SiN)ゲートを有する従来のトランジスタであってもよい。もちろん、トランジスタM2は、シリコンリッチ窒化物ゲートを有するトランジスタであってもよい。
図2を参照すると、図2は、フラッシュメモリの回路図である。図2のフラッシュメモリ200は、複数のNOR型フラッシュメモリセル210〜260によって形成される。NOR型フラッシュメモリセル210〜260は、一列に配置される。NOR型フラッシュメモリセル210〜260のそれぞれの回路構造は、NOR型フラッシュメモリセル100と同じである。本実施形態において、NOR型フラッシュメモリセル210及び240は、ビットライン信号BL1を受信し、NOR型フラッシュメモリセル220及び250は、ビットライン信号BL2を受信し、NOR型フラッシュメモリセル230及び260は、ビットライン信号BL3を受信する。NOR型フラッシュメモリセル210〜230は、ワードライン信号WL1及び読み出し信号SSG1を受信し、NOR型フラッシュメモリセル240〜260は、ワードライン信号WL2及び読み出し信号SSG2を受信する。さらに、NOR型フラッシュメモリセル210〜230によって転送されたソースライン信号は、1つに接続されて、ソースライン信号SL1になる。NOR型フラッシュメモリセル240〜260によって転送されたソースライン信号は、1つに接続されて、ソースライン信号SL2になる。
フラッシュメモリ200がプログラム操作を実行した時、ワードライン信号WL1〜WL2のうちの1つに高電圧(例えば、14V)が提供され、ビットライン信号BL1〜BL3のうちの1つに低電圧(例えば、0V)が提供される。例えば、NOR型フラッシュメモリセル220がプログラムを行うよう選択された場合、ワードライン信号WL1の電圧レベルが高電圧14Vに上昇し、ビットライン信号BL2の電圧レベルが低電圧0Vに設定されるため、NOR型フラッシュメモリセル220内のトランジスタM3は、FNトンネリング(Fowler-Nordheim tunneling)機構を可能にするトランジスタM3のゲートとドレイン(又はソース)の間の電圧降下(14−0=14V)に基づいてプログラムされる。同時に、ワードライン信号WL2の電圧レベルが低電圧0Vで維持され、ビットライン信号BL1及びBL3の電圧レベルが、例えば、5Vに設定される。そのため、NOR型フラッシュメモリセル210及び230〜260は、ワードライン信号とビットライン信号の間の電圧降下が十分に大きくないため、プログラムされない。また、プログラム操作を実行するための読み出し信号SSG1及びSSG2の電圧レベルは、0Vで維持される。
フラッシュメモリ200が消去操作を実行した時、フラッシュメモリ200においてワードライン信号WL1及びWL2を受信するトランジスタの基板が、高電圧14Vに引き上げられる。同時に、ワードライン信号WL1及びWL2が0Vに設定されるため、NOR型フラッシュメモリセル210〜260は、FNトンネリング機構を可能にするワードライン信号WL1又はWL2を受信するトランジスタのゲートと基板の間の電圧降下(0−14=−14V)に基づいて消去される。
フラッシュメモリ200がデータ読み出し操作を実行した時、ワードライン信号WL1〜WL2のうちの1つに低電圧0Vが提供され、読み出し信号SSG1〜SSG2のうちの1つに読み出し電圧(例えば、3V)が提供され、ビットライン信号BL1〜BL3のうちの1つに読み出し対応電圧(例えば、1V)が提供される。例えば、NOR型フラッシュメモリセル220が読み出しを行うよう選択された場合、ワードライン信号WL1の電圧レベルが低電圧0Vに設定され、読み出し信号SSG1が読み出し電圧3Vに設定され、ビットライン信号BL1が読み出し対応電圧1Vに設定される。NOR型フラッシュメモリセル220のトランジスタM3に保存されたデータは、読み出し信号SSG1に基づいて電源が入るトランジスタM4を介して、ビットライン信号BL1に転送される。同時に、ワードライン信号WL2及び読み出し信号SSG2が0Vに設定され、ビットライン信号BL1及びBL3も0Vに設定される。NOR型フラッシュメモリセル210及び230〜260に保存されたデータは、転送されない。
図3を参照すると、図3は、NOR型フラッシュメモリセルの別の回路図である。本実施形態において、NOR型フラッシュメモリセル300は、3つのトランジスタM1〜M3を含む。トランジスタM1〜M3のそれぞれは、制御端子(ゲート)と、第1端子(ドレイン/ソース)と、第2端子(ソース/ドレイン)とを有する。トランジスタM1及びM2の接続形態は、図1と同じである。トランジスタM3は、トランジスタM1の第1端子とビットライン信号BLが流れるビットラインの間に接続される。つまり、トランジスタM1は、トランジスタM3を介して、ビットライン信号BLを受信する。ここで、注意すべきこととして、トランジスタM1の数は、1又は1よりも大きくてもよい。NOR型フラッシュメモリセルが複数のトランジスタM1を有する場合、トランジスタM1は、ビットライン信号BLが流れるビットラインとトランジスタM2の間に直列に結合される。トランジスタM3のゲートは、一般に、中間制御信号BSGを受信するために使用される。トランジスタM1〜M3は、N型トランジスタ又はP型トランジスタであってもよい。
図4を参照すると、図4は、フラッシュメモリの別の回路図である。フラッシュメモリ400は、複数のNOR型フラッシュメモリセル410〜460を含む。NOR型フラッシュメモリセル410〜460は、一列に配置される。NOR型フラッシュメモリセル410〜460のそれぞれの回路構造は、NOR型フラッシュメモリセル300と同じである。
フラッシュメモリ400がプログラム操作を実行した時、ワードライン信号WL1〜WL2のうちの1つに高電圧(例えば、14V)が提供され、中間制御信号BSG1〜BSG2のうちの1つに電圧(例えば、2.5V)が提供され、ビットライン信号BL1〜BL3のうちの1つに低電圧(例えば、0V)が提供される。例えば、NOR型フラッシュメモリセル420がプログラムを行うよう選択された場合、ワードライン信号WL1の電圧レベルが高電圧14Vに上昇し、中間制御信号BSG1の電圧レベルが2.5Vに設定され、ビットライン信号BL2の電圧レベルが低電圧0Vに設定されるため、NOR型フラッシュメモリセル420のトランジスタM4は、FNトンネリング機構を可能にするトランジスタM5のゲートとチャネルの間の電圧降下に基づいてプログラムされる。同時に、ワードライン信号WL2の電圧レベルが低電圧0Vで維持され、中間制御信号BSG2の電圧レベルが0Vに設定され、ビットライン信号BL1及びBL3の電圧レベルが、例えば2.5Vに設定される。そのため、NOR型フラッシュメモリセル410及び430〜460は、ワードライン信号とビットライン信号の間の電圧降下が十分に大きくないため、プログラムされない。ここで、言及すべきこととして、NOR型フラッシュメモリセル410、420及び430のトランジスタM3、M6及びM9によってそれぞれ受信されたビット信号BL1〜BL2の電圧レベルは、2.5Vと0Vの間で変動する。つまり、5Vの電圧レベルは、本実施形態では必要ないため、フラッシュメモリ400の電力消費量を減らすことができる。また、読み出し信号SSG1及びSSG2の電圧レベルは、0Vで維持される。
ここで、注意すべきこととして、中間制御信号BSG1並びにビットライン信号BL1及びBL2に電圧2.5Vを提供するため、ワードライン信号WL1の電圧レベルが高電圧14Vに上昇した時に、NOR型フラッシュメモリセル410及び430が阻止される。つまり、NOR型フラッシュメモリセルは、プログラムを行うのを阻止される。
フラッシュメモリ400が消去操作を実行した時、フラッシュメモリ400においてワードライン信号WL1及びWL2を受信するトランジスタの基板が、高電圧14Vに引き上げられる。同時に、ワードライン信号WL1及びWL2が0Vに設定されるため、NOR型フラッシュメモリセル410〜460は、FNトンネリング機構を可能にするワードライン信号WL1又はWL2を受信するトランジスタのゲートと基板の間の電圧降下(0−14=−14V)に基づいて消去される。フラッシュメモリ400がデータ読み出し操作を実行した時、ワードライン信号WL1〜WL2のうちの1つに低電圧0Vが提供され、読み出し信号SSG1〜SSG2のうちの1つに読み出し電圧(例えば、3V)が提供され、中間制御信号BSG1〜BSG2のうちの1つに電圧(例えば、2.5V)が提供され、ビットライン信号BL1〜BL3のうちの1つに読み出し対応電圧(例えば、1V)が提供される。例えば、NOR型フラッシュメモリセル420が読み出しを行うよう選択された場合、ワードライン信号WL1の電圧レベルが低電圧0Vに設定され、読み出し信号SSG1が読み出し電圧3Vに設定され、中間制御信号BSG1が2.5Vに設定され、ビットライン信号BL2が読み出し対応電圧1Vに設定される。NOR型フラッシュメモリセル420のトランジスタM5に保存されたデータは、読み出し信号SSG1に基づいて電源が入るトランジスタM4を介して、ソースライン信号SL1に転送される。同時に、ワードライン信号WL2、中間制御信号BSG2及び読み出し信号SSG2が0Vに設定され、ビットライン信号BL1及びBL3も0Vに設定される。NOR型フラッシュメモリセル410及び430〜460に保存されたデータは、読み出されない。
図5を参照すると、図5は、NOR型フラッシュメモリセルの構造である。NOR型フラッシュメモリセル500は、基板510と、アクティブエリア520と、ゲート構造531及び532と、ビットライン信号受信端子521と、ソースライン信号転送端子522とを含む。アクティブエリア520は、基板510上に配置され、基板510は、ウェハのP型基板又はN型基板内のPウェルであってもよい。アクティブエリア520とゲート構造531の上に配置された第1ゲート構造は、アクティブエリア520の第1部分領域を覆い、ゲート構造531は、シリコンリッチ窒化物材料を含む。アクティブエリア520とゲート構造532の上に配置された第2ゲート構造は、アクティブエリア520の第2部分領域を覆う。
本実施形態において、アクティブエリア520は、第1開口を有し、第1開口は、ゲート構造531の第1側部に配置され、第1側部は、ゲート構造532に隣接しない。NOR型フラッシュメモリセル500は、さらに、第1開口を覆ってビットライン信号受信端子521を形成するための第1導電構造を含む。また、アクティブエリア520は、さらに、第2開口を有し、第2開口は、ゲート構造532の第2側部に配置され、第2側部は、ゲート構造531に隣接しない。NOR型フラッシュメモリセル500は、さらに、第2開口を覆ってソースライン信号転送端子522を形成する第2導電構造を含む。
本実施形態において、ゲート構造532は、シリコンリッチ窒化物材料及びポリ材料によって形成されてもよい。シリコンリッチ窒化物材料は、シリコン窒化物(Si3N4)又はシリコン酸窒化物(SixNyOz)であってもよい。
図6を参照すると、図6は、NOR型フラッシュメモリセルの別の構造である。NOR型フラッシュメモリセル600は、基板610と、アクティブエリア620と、ゲート構造631、632及び633と、ビットライン信号受信端子621と、ソースライン信号転送端子622とを含む。図5の実施形態と比較して、NOR型フラッシュメモリセル600は、さらに、ゲート構造633を含む。ゲート構造633は、アクティブエリア620に配置され、ゲート構造633は、第1開口とゲート構造631の間の第3部分領域を覆う。
本実施形態において、ゲート構造633は、シリコンリッチ窒化物材料又はポリ材料によって形成されてもよい。
以上のように、本発明において、NOR型フラッシュメモリセルは、電荷蓄積材料としてシリコンリッチ窒化物材料を有するゲートを提供するトランジスタを有する。つまり、シリコン窒化物(SiN)ゲートを有するトランジスタに比べ、シリコンリッチ窒化物材料ゲートを有するトランジスタを使用することによって、FN効率が向上する。それに応じて、NOR型フラッシュメモリセルが属するシステムの性能が向上する。
以上のごとく、この発明を実施形態により開示したが、もとより、この発明を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲及び、それと均等な領域を基準として定めなければならない。
本発明の実施形態に係るNOR型フラッシュメモリセルは、FN効率を向上させ、トラップ中心を増やして電荷トラップ効率を促進することができる。そのため、NOR型フラッシュメモリセルのプログラム速度が上がり、NOR型フラッシュメモリセルの電力消費量を減らすことができる。
100、210〜260、300、410〜460、500、600 NOR型フラッシュメモリセル
200、400 フラッシュメモリ
M1〜M9 トランジスタ
WL、WL1〜WL2 ワードライン信号
BL、BL1〜BL2 ビットライン信号
SL、SL1〜SL2 ソースライン信号
SSG、SSG1〜SSG2 読み出し信号
BSG、BSG1〜BSG2 中間制御信号
510、610 基板
520、620 アクティブエリア
521、621 ビットライン信号受信端子
522、622 ソースライン信号転送端子
531〜532、631〜633 ゲート構造

Claims (13)

  1. ワードライン信号を受信する制御端子、ビットライン信号を受信する第1端子、および第2端子を有し、ゲートが、シリコンリッチ窒化物層および酸化物層を含み、前記シリコンリッチ窒化物層が、前記酸化物層内に埋め込まれた第1トランジスタと、
    読み出し信号を受信する制御端子、前記第1トランジスタの前記第2端子に接続された第1端子、および前記読み出し信号に基づいてソースライン信号を転送する第2端子を有する第2トランジスタと、
    前記第1トランジスタの前記第1端子と前記ビットライン信号が流れるビットラインとの間に接続され、中間制御信号を受信する制御端子、前記ビットライン信号を受信する第1端子、及び前記第1トランジスタの前記第1端子に接続された第2端子を有する少なくとも1つの第3トランジスタと、を含むNOR型フラッシュメモリセル。
  2. 前記第3トランジスタが、N型トランジスタ又はP型トランジスタである請求項1記載のNOR型フラッシュメモリセル。
  3. 前記第1及び前記第2トランジスタが、N型トランジスタ又はP型トランジスタである請求項1に記載のNOR型フラッシュメモリセル。
  4. 前記シリコンリッチ窒化物層が、シリコン窒化物(Si3N4)で構成された請求項1に記載のNOR型フラッシュメモリセル。
  5. 前記シリコンリッチ窒化物層が、シリコン酸窒化物(SixNyOz)で構成された請求項1に記載のNOR型フラッシュメモリセル。
  6. NOR型フラッシュメモリセルの構造であって、
    基板と、
    前記基板の上に配置されたアクティブエリアと、
    前記アクティブエリアに配置され、前記アクティブエリアの第1部分領域を覆い、シリコンリッチ窒化物によって形成された第1ゲート構造と、
    前記アクティブエリアに配置され、前記アクティブエリアの第2部分領域を覆う第2ゲート構造と、
    前記アクティブエリアに配置され、第1開口と前記第1ゲート構造の間の第3部分領域を覆う少なくとも1つの第3ゲート構造とを含み、
    前記アクティブエリアが、前記第1開口を有し、前記第1開口が、前記第1ゲート構造の第1側部に配置され、前記第1側部が、前記第2ゲート構造に隣接しないとともに、
    前記NOR型フラッシュメモリセルの構造が、さらに、前記第1開口を覆って、ビットライン信号受信端子を形成する第1導電構造を含むNOR型フラッシュメモリセルの構造。
  7. 前記アクティブエリアが、さらに、第2開口を有し、前記第2開口が、前記第2ゲート構造の第2側部に配置され、前記第2側部が、前記第1ゲート構造に隣接しないとともに、前記NOR型フラッシュメモリセルの構造が、さらに、前記第2開口を覆って、ソースライン信号転送端子を形成する第2導電構造を含む請求項6に記載のNOR型フラッシュメモリセルの構造。
  8. 前記第3ゲート構造が、シリコンリッチ窒化物材料又はポリ材料によって形成された請求項6に記載のNOR型フラッシュメモリセルの構造。
  9. 前記第2ゲート構造が、シリコンリッチ窒化物材料又はポリ材料によって形成された請求項6に記載のNOR型フラッシュメモリセルの構造。
  10. 前記第1ゲート構造が、ワードライン信号を受信するために使用され、前記第2ゲート構造が、読み出し信号を受信するために使用される請求項6に記載のNOR型フラッシュメモリセルの構造。
  11. 前記基板が、P型基板である請求項6記載のNOR型フラッシュメモリセルの構造。
  12. 前記シリコンリッチ窒化物層が、シリコン窒化物(Si3N4)で構成された請求項6に記載のNOR型フラッシュメモリセルの構造。
  13. 前記シリコンリッチ窒化物層が、シリコン酸窒化物(SixNyOz)で構成された請求項6に記載のNOR型フラッシュメモリセルの構造。
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