JP5101401B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置の読み出し回路に関する。
近年、電気的にプログラム及び消去可能な不揮発性メモリ(EEPROM; Electrically Erasable Read Only Memory)は、携帯電話やデジタルスチルカメラなどの電子機器に広く用いられている。EEPROMは、フローティングゲートと、コントロールゲートを有するメモリセルを備える。そして、フローティングゲートに電荷が蓄積されているか否かで2値またはそれ以上のデータをメモリセルに記録し、フローティングゲートの電荷の有無によるソース領域とドレイン領域との間の導通の変化によって、メモリセルからデータを読み出す。
EEPROMのメモリセルは、半導体基板上にフローティングゲートとコントロールゲートとが順次積層された構造を持つスタックゲート型(Stacked-Gate Type)と、フローティングゲートとコントロールゲートとが共に半導体基板のチャネルと対向する構造を持つスプリットゲート型(Split-Gate Type)とに分類される。
スプリットゲート型のメモリセルにおいては、コントロールゲートはワード線に接続されている。そして、データ消去時には、デコーダ回路によって選択されたワード線に選択的に高電圧を印加する。これにより、フローティングゲートに蓄積された電荷がコントロールゲートに引き抜かれることで、メモリセルのデータを消去していた。即ちメモリセルのデータ消去時には、選択されたワード線には高電圧が印加され、非選択のワード線には接地電圧が印加される。
この種のEEPROMは特許文献1〜6に記載されている。
米国特許第5029130号 米国特許第5045488号 米国特許5067108号 特開平11−274329号公報 特開2005−159336号公報 特開2000−173278号公報
しかしながら、上述のようなEEPROMの回路を形成するには、データ消去の高電圧に耐えうる、高耐圧のトランジスタが必要になり、その数が多くなると、チップサイズを増大させる要因となる。
そこで、本発明の半導体記憶装置は、フローティングゲートと、コントロールゲートを有し、前記コントロールゲートに消去電圧が印加されることにより、フローティングゲートに蓄積された電荷がコントロールゲートに引き抜かれることによりデータが消去されるメモリセルと、前記メモリセルのコントロールゲートに接続されたワード線と、前記ワード線を選択するデコーダ回路と、前記ワード線が前記デコーダ回路によって選択された時に消去電圧を出力するスイッチング回路と、前記スイッチング回路と前記ワード線との間に接続され、前記スイッチング回路から出力された高電圧を前記デコーダ回路により選択されたワード線に転送する第1のトランジスタと、前記ワード線と前記デコーダ回路の間に接続された第2のトランジスタと、前記ワード線が前記デコーダ回路によって選択された時に、前記第2のトランジスタをオフさせることにより、前記デコーダ回路に前記ワード線に転送された消去電圧が印加されないようにし、前記ワード線がデコーダ回路によって選択されない時には、前記第2のトランジスタをオンさせることにより、前記デコーダ回路から前記第2のトランジスタを介して、前記ワード線に前記消去電圧より低い非消去電圧を供給させる制御回路と、を備えることを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置によれば、選択されたワード線に接続されたメモリセルのデータを消去することができると共に、高耐圧のトランジスタの数を少なくすることでチップサイズの増大を抑えることができる。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(半導体記憶装置の構成)
半導体記憶装置の構成について図1を参照しながら説明する。図1においては、メモリセルアレイの第1行と第2行の構成が示されている。第1行において、ワード線WL1とビット線BLの交差点に対応してメモリセルMC1が設けられている。メモリセルMC1のコントロールゲートはワード線WL1に接続され、そのドレインはビット線BLに接続され、そのソースはソース線SLに接続されている。尚、実際の半導体記憶装置においては、複数のビット線がワード線WLと交差して配設されており、各交差点に対応して複数のメモリセルが同様に設けられている。
また、ワード線WL1を選択するデコーダ回路10−1が設けられている。デコーダ回路10−1は、電源電圧Vddと接地電圧Vssが供給されたCMOSインバータで形成されている。即ち、デコーダ回路10−1は、入力アドレス信号がハイの時、ロウ(=Vss)を出力し、入力アドレス信号がロウの時、ハイ(=Vdd)を出力する。デコーダ回路10−1の出力がロウの時は、ワード線WL1の電圧はロウになる。(非選択状態)また、デコーダ回路10−1の出力がハイの時は、ワード線WL1の電圧はハイになる。(選択状態)
スイッチング回路20−1は、ワード線WLがデコーダ回路10−1によって選択された時に高電圧Vee(=消去電圧)を出力する回路である。このスイッチング回路20−1は、2つのCMOSインバータの入力端子と出力端子とを互いにクロス接続して形成されたラッチ回路、一方のCMOSインバータの出力端子、即ち、スイッチング回路20−1の出力端子と接地間に接続されたNチャネル型のリセットトランジスタM3−1、一方のCMOSインバータの出力端子と接地間に接続されたNチャネル型の選択トランジスタM4−1を有する。
ラッチ回路の電源は当初電源電圧Vddが供給され、メモリセルを消去する時に高電圧Veeが供給される。ここで、高電圧Vee、電源電圧Vdd、接地電圧Vssの大小関係は以下の通りである。
高電圧Vee>電源電圧Vdd>接地電圧Vss
リセットトランジスタM3−1は、リセット信号RESがゲートに印加されており、リセット信号RESがハイの時にオンして、スイッチング回路20−1の出力をロウにリセットする。また、選択トランジスタM4−1のゲートにはワード線WLが接続されており、ワード線WL1の電圧がハイの時(選択状態)にオンして、リセット時のラッチ回路の状態を反転させ、スイッチング回路20−1から高電圧Veeを出力させる。
前記スイッチング回路20−1とワード線WL1の間には、Pチャネル型の第1のトランジスタM1−1が接続されている。第1のトランジスタM1−1のゲートには制御信号V1が印加され、制御信号V1がロウの時にオンして、スイッチング回路20−1から出力された高電圧Veeをデコーダ回路10−1により選択されたワード線WL1に転送する。メモリセルMC1のデータ消去動作時には制御信号V1はロウになっている。
また、ワード線WL1とデコーダ回路10−1の間には、Nチャネル型の第2のトランジスタM2−1が接続されている。第2のトランジスタM2−1のゲートには、制御回路30からの制御信号V2が印加されている。
デコーダ回路10−1の動作時には、制御信号V2は電源電圧Vddより+αだけ高い電圧、つまり(Vdd+α)という電圧に立ち上がり、第2のトランジスタM2−1はオンする。第2のトランジスタM2−1がオンすると、デコーダ回路10−1の出力(ロウ又はハイ)がワード線WL1に出力される。
デコーダ回路10−1の出力がハイの時、ワード線WL1は選択状態であり、スイッチング回路20−1はリセット時のラッチ回路の状態から反転して選択状態となる。その後、制御信号V2は、電源電圧Vddより+βだけ低い電圧、つまり(Vdd−β)の電圧まで立ち下がる。そして、スイッチング回路20−1の電源を高電圧Veeに上昇させると高電圧Veeが第1のトランジスタM1−1を通してワード線WL1に出力される。これにより、メモリセルMC1のデータ消去が行われる。尚、メモリセルMC1のデータ消去動作時には、ビット線BLとソース線SLは接地されている。この時、デコーダ回路10−1の出力はハイ(H=Vdd)を保持し、制御信号V2は(Vdd−β)まで立ち下がっているので、ワード線WL1の電圧が高電圧Veeに立ち上がっても、第2のトランジスタM2−1はオフする。これにより、デコーダ回路10−1に高電圧Veeが印加されないようになっている。デコーダ回路10−1には、高電圧Veeが印加されないので、高耐圧トランジスタを用いずに済む。
デコーダ回路10−1の出力がロウの時は、ワード線WL1は非選択状態であり、スイッチング回路20−1からの高電圧Veeはワード線WL1に出力されない。その代わり、デコーダ回路10−1から第2のトランジスタM2−1を通してワード線WL1に接地電圧Vss(=非消去電圧)が供給される。これにより、メモリセルMC1のデータは消去されなくなる。これは、制御信号V2は(Vdd−β)まで立ち下がるが、(Vdd−β)が第2のトランジスタM2−1のしきい値よりも高ければ、第2のトランジスタM2−1は、高抵抗ではあるがオン状態になる。(Vdd−β)は1V程度であることが好ましい。これにより、デコーダ回路10−1のオンしているNチャネル型MOSトランジスタと、第2のトランジスタM2−1を介して、ワード線WL1に接地電圧Vss(=非消去電圧)が供給されるからである。
以上は、第1行の構成であるが、第2行についても全く同様に構成されている。即ち、ワード線WL2とビット線BLの交差点に対応してメモリセルMC2が設けられている。また、第1のトランジスタM1−2、第2のトランジスタM2−2、デコーダ回路10−2、スイッチング回路20−2が設けられている。
本実施形態においては、上述のように、ワード線WL1(又はワード線WL2)が非選択状態の場合に、デコーダ回路10−1からワード線WL1((又はワード線WL2)に接地電圧Vss(=非消去電圧)を供給するようにしたので、第1のトランジスタM1−1(又はM1−2)を1つのPチャネル型トランジスタだけで形成できるのである。
(メモリセルの構成)
メモリセルMC1(MC2も同じ)の具体的な構成例について、図2を参照して説明する。このメモリセルMC1は、スプリットゲート型であり、半導体基板101上に所定間隔を隔てて形成されたドレイン領域113及びソース領域114の間にチャネル領域115が形成されている。チャネル領域115の一部上からソース領域114の一部上にゲート絶縁膜105を介して延在するフローティングゲート109が形成され、該フローティングゲート109の上部及び側部を、トンネル絶縁膜110を介して被覆し、かつドレイン領域113の一部上に延在したコントロールゲート112が形成されている。
ドレイン領域113は対応するビット線BLに接続され、ソース領域114は対応するワード線WLに接続され、ソース領域114は対応するソース線SLに接続されている。
以下に、スプリットゲート型のメモリセルMC1の動作を述べる。先ず、データを書き込むときには、コントロールゲート112にメモリセルMC1のしきい値よりも少し高い電圧(例えば2V)とソース領域114に高電圧Vpp(例えば12V)印加し、チャネル領域115に電流を流すことによりフローティングゲート109に熱電子を注入して蓄積させる。
また、データを消去するときには、ドレイン領域113及びソース領域114を接地して、ワード線WLからコントロールゲート112に高電圧Vee(例えば15V)を印加することにより、フローティングゲート109に蓄積されている電子をファウラー・ノルドハイムトンネル電流(Fowler-Nordheim tunneling current、以下FNトンネル電流と言う)としてコントロールゲート112へ引き抜く。フローティングゲート109の上部には突起部109aが形成されているので、ここに電界が集中し、より低電圧でFNトンネル電流を流すことができる。
また、メモリセルMC1に記憶されたデータを読み出す時は、コントロールゲート112及びドレイン領域113に所定の電圧(例えば、コントロールゲート112に3V、ドレイン113に1V)を印加する。すると、フローティングゲート109に蓄積された電子の電荷量に応じて、ソース・ドレイン間にセル電流Icが流れる。データ「0」が書き込まれている場合にはメモリセルMCのしきい値は高くなるので、セル電流Icは小さくなり、データ「1」が書き込まれている場合にはメモリセルMC1のしきい値は低くなるので、セル電流Icは大きくなる。
セル電流Icは、プリアンプ等によりデータ電圧Vdataに変換される。読み出し回路は、そのデータ電圧Vdataと、リファレンス電圧Vrefと比較することによって、メモリセルMCに記憶されたデータが「0」か、「1」かを判定することになる。
(半導体記憶装置の動作例)
上記半導体記憶装置の動作例について、図1、図3を参照して説明する。まず、メモリセルMCのデータ消去の動作について説明する。いま、第1行のワード線WL1が選択状態であり、第2行のワード線WL2が非選択状態であるとする。つまり、デコーダ回路10−1の入力アドレス信号はロウ(L=Vss)、デコーダ回路10−1の出力はハイ(H=Vd d)である。また、デコーダ回路10−2の入力アドレス信号はハイ、デコーダ回路10−2の出力はロウである。制御信号V1はロウになっている。また、スイッチング回路20−1,20−2の出力は消去動作に入る前に、ロウ(=Vss)にリセットされているものとする。
制御回路30からの制御信号V2は、時刻t1において接地電圧Vssから(Vdd+α)に立ち上がる。すると、第1行においては、第2のトランジスタM2−1がオンし、デコーダ回路10−1の出力電圧(ハイ=Vdd)がワード線WL1に供給される。ワード線WL1がハイになると、スイッチング回路20−1の選択トランジスタM4−1がオンする。すると、スイッチング回路20−1はリセット時のラッチ回路の状態から反転して選択状態となる。その後、時刻t2において、制御信号V2は、(Vdd+α)から(Vdd−β)に立ち下がる。すると、第2のトランジスタM2−1はオフする。そしてスイッチング回路20−1の電源を高電圧Veeに上昇させると高電圧Veeが第1のトランジスタM1−1を通して、ワード線WL1に供給される。これにより、メモリセルMC1のデータ消去が行われる。
一方、制御信号V2が時刻t1において接地電圧Vssから(Vdd+α)に立ち上がると、第2行においては、第2のトランジスタM2−2がオンし、デコーダ回路10−2の出力電圧(ロウ)がワード線WL2に供給される。そのため、選択トランジスタM4−2はオフであり、スイッチング回路20−2の出力はロウのままである。その後、時刻t2において、制御信号V2が(Vdd+α)から(Vdd−β)に立ち下がるが、第2のトランジスタM2−2は前述のようにオン状態を維持する。そのため、デコーダ回路10−2のオンしているNチャネル型MOSトランジスタと、第2のトランジスタM2−2を介して、ワード線WL2に接地電圧Vss(=非消去電圧)が供給される。したがって、メモリセルMC2の消去は行われない。
次に、読み出し動作について説明する。ワード線WL1に接続されたメモリセルMC1のデータを読み出す時は、制御信号V1をハイにすることで第1のトランジスタM1−1、M1−2をオフさせる。そして、制御信号V2を(Vdd+α)にすることでデコーダ回路10−1から第2のトランジスタM2−1を通して、ワード線WL1にハイを供給する。そして、ビット線BLとソース線SLの間に電圧を印加し、メモリセルMC1にセル電流Icを流す。セル電流Icは、プリアンプ等によりデータ電圧Vdataに変換される。読み出し回路は、そのデータ電圧Vdataと、リファレンス電圧Vrefと比較することによって、メモリセルMCに記憶されたデータが「0」か、「1」かを判定することになる。
書き込み動作時には、制御信号V1をハイにすることで第1のトランジスタM1−1、M1−2をオフさせる。そして、スイッチング回路20−1,20−2からの高電圧Vpp(=書き込み電圧)を不図示のスイッチを介して、ビット線BLに印加する。
(参考例に係る半導体記憶装置の説明)
以下、参考例に係る半導体記憶装置について、図4、図5を参照して説明する。参考例に係る半導体記憶装置が上記実施形態と異なる点は、データ消去時にスイッチング回路20−1,20−2の出力を用いて、非選択のワード線に接地電圧Vss(=非消去電圧)を供給する点である。そのため、Pチャネル型の第1のトランジスタM1−1,M1−2に並列に、高耐圧のNチャネル型トランジスタM5−1,M5−2を設ける必要がある。
これは、接地電圧Vssをワード線に伝達するには、Pチャネル型トランジスタでは無理で、Nチャネル型トランジスタを用いる必要があるためである。高耐圧であることが必要な理由は、ワード線が選択された場合にはスイッチング回路20−1,20−2からの高電圧が印加されるからである。ここで、Nチャネル型トランジスタM5−1,M5−2のゲートには制御信号V3が印加されている。制御信号V3はデータ消去時にはハイになっているため、Nチャネル型トランジスタM5−1,M5−2は第1のトランジスタM1−1,M1−2とともに、オン状態である。
また、第2のトランジスタM2−1,M2−2は、制御回路30Aからの制御信号V2Aで制御されるが、この制御信号V2Aも、実施形態における制御信号V2とは異なっている。
以下、参考例に係る半導体記憶装置の動作について説明する。いま、第1行のワード線WL1が選択状態であり、第2行のワード線WL2が非選択状態であるとする。つまり、デコーダ回路10−1の入力アドレス信号はロウ(L=Vss)、デコーダ回路10−1の出力はハイ(H=Vdd)である。また、デコーダ回路10−2の入力アドレス信号はハイ、デコーダ回路10−2の出力はロウである。制御信号V1はロウ、制御信号V3はハイになっている。また、スイッチング回路20−1,20−2の出力は消去動作に入る前に、ロウにリセットされているものとする。
制御回路30Aからの制御信号V2Aは、時刻t1において接地電圧Vssから(Vdd+α)に立ち上がる。すると、第1行においては、第2のトランジスタM2−1がオンし、デコーダ回路10−1の出力電圧(ハイ)がワード線WL1に供給される。ワード線WL1がハイになると、スイッチング回路20−1の選択トランジスタM4−1がオンする。するとスイッチング回路20−1から高電圧Veeが、第1のトランジスタM1−1,Nチャネル型トランジスタM5−1を通して、ワード線WL1に供給される。これにより、メモリセルMCのデータ消去が行われる。その後、時刻t2において、制御信号V2Aは、(Vdd+α)からVssに立ち下がる。すると、第2のトランジスタM2−1はオフする。
一方、制御信号V2Aが時刻t1において接地電圧Vssから(Vdd+α)に立ち上がると、第2行においては、第2のトランジスタM2−2がオンし、デコーダ回路10−2の出力電圧(ロウ)がワード線WL2に供給される。そのため、選択トランジスタM4−2はオフであり、スイッチング回路20−2の出力は接地電圧Vssになる。したがって、スイッチング回路20−2の出力の接地電圧Vssが、Nチャネル型トランジスタM5−2を通して、ワード線WL2に供給される。その後、時刻t2において、制御信号V2Aが(Vdd+α)からVssに立ち下がると、第2のトランジスタM2−2はオフする。
このように、参考例に係る半導体記憶装置においても、選択されたワード線に接続されたメモリセルMCのデータ消去を行うことができるが、高耐圧のNチャネル型トランジスタM5−1,M5−2を設ける必要があり、その分、本発明の実施形態に係る半導体記憶装置よりも、チップサイズが増大してしまうという欠点がある。
本発明の実施形態による半導体記憶装置の回路図である。 スプリットゲート型のメモリセルを示す断面図である。 本発明の実施形態による半導体記憶装置の動作を説明するタイミング図である。 参考例に係る半導体記憶装置の回路図である。 参考例に係る半導体記憶装置の動作を説明するタイミング図である。
符号の説明
10−1,10−2 デコーダ回路 20−1,20−2 スイッチング回路
30 制御回路
M1−1,M1−2 第1のトランジスタ
M2−2,M2−2 第2のトランジスタ MC1,MC2 メモリセル
BL ビット線 WL1,WL2 ワード線 SL ソース線
101 半導体基板 105 ゲート絶縁膜
109 フローティングゲート 109a 突起部 110 トンネル絶縁膜
112 コントロールゲート 113 ドレイン領域 114 ソース領域
115 チャネル領域

Claims (4)

  1. フローティングゲートと、コントロールゲートを有し、前記コントロールゲートに消去電圧が印加されることにより、フローティングゲートに蓄積された電荷がコントロールゲートに引き抜かれることによりデータが消去されるメモリセルと、
    前記メモリセルのコントロールゲートに接続されたワード線と、
    前記ワード線を選択するデコーダ回路と、
    前記ワード線が前記デコーダ回路によって選択された時に消去電圧を出力するスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路と前記ワード線との間に接続され、前記スイッチング回路から出力された高電圧を前記デコーダ回路により選択されたワード線に転送する第1のトランジスタと、
    前記ワード線と前記デコーダ回路の間に接続された第2のトランジスタと、
    前記ワード線が前記デコーダ回路によって選択された時に、前記第2のトランジスタをオフさせることにより、前記デコーダ回路に前記ワード線に転送された消去電圧が印加されないようにし、前記ワード線がデコーダ回路によって選択されない時には、前記第2のトランジスタをオンさせることにより、前記デコーダ回路から前記第2のトランジスタを介して、前記ワード線に前記消去電圧より低い非消去電圧を供給させる制御回路と、を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1及び第2のトランジスタは、前記消去電圧に耐える高耐圧のMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1のトランジスタはPチャネル型であり、前記第2のトランジスタはNチャネル型であることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記消去電圧は正の電圧であり、前記非消去電圧は接地電圧であることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
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