JP2005159336A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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勝彦 飯塚
Kazuhisa Okada
和央 岡田
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智典 森
Hiroyuki Dobashi
博之 土橋
Takayoshi Honda
孝好 本多
Hiroyuki Suzuki
弘之 鈴木
Toshimitsu Taniguchi
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Abstract

【課題】 シリコン基板の削れや炭素汚染を生じさせることなく、LDD構造やサリサイド領域を形成する。
【解決手段】 ゲート電極3の側面部にスペーサー6を形成する際に、絶縁膜5のエッチングをドライエッチングとウェットエッチングの2段階に分けて行なう。また、高濃度不純物注入の際のバッファ膜としてシリコン窒化膜を用い、この膜の除去をウェットエッチングで行なう。この結果、シリコン基板1の削れ、炭素汚染を防止でき、さらに、ウェットエッチングの特徴である選択比の高さから不純物領域やシリサイド形成領域の深さや抵抗の面内ばらつきが小さくなる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特にLDD(Lightly Doped Drain)構造を有し、シリコン基板やゲート電極上面にシリサイド層を形成する半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の微細化にともない、短チャネル効果によりMOSトランジスタの特性が劣化する問題が発生している。これに対して、LDD(Lightly Doped Drain)構造と呼ばれる技術が開発され、利用されている。また、ゲート電極、ソース、ドレイン領域の寸法が小さくなることによりゲート電極、ソース・ドレイン領域の抵抗が増大する問題も発生している。この問題に対応するための手段としては、ゲート電極やソース・ドレイン領域の表面近傍において、自己整合で遷移金属とシリコンを反応させたシリサイド層を形成するサリサイドと呼ばれる技術が使用されている。近年の半導体装置は、これら2つの技術を組み合わせて製造することが多い。
以下に、図9〜図14に従い、LDD構造とサリサイドを組み合わせて半導体装置を製造する手順の概要について述べる。
図9において、シリコン基板11上に、ゲート絶縁膜12を形成する。一般に、ゲート絶縁膜12にはシリコン酸化膜が用いられる。前記ゲート絶縁膜12上に、ゲート電極13の材料となる膜を成膜し、フォトリソグラフィとエッチングによりゲート電極13を形成する。その後、前記ゲート電極13をマスクとして、シリコン基板11の表層部に低濃度不純物を注入し、低濃度不純物領域14を形成する。
図10において、シリコン基板11上に、絶縁膜を形成する。以後、この膜をスペーサー絶縁膜15と呼称する。
図11において、スペーサー絶縁膜15、ゲート酸化膜12を異方性ドライエッチングで処理することにより、ゲート電極13の側面にスペーサー16が形成される。
図12において、シリコン基板11上に、絶縁膜からなるバッファ膜17を形成する。この状態で、高濃度不純物領域18を形成するために、高濃度不純物の注入を行なう。高濃度不純物領域18の形成後、バッファ膜17はドライエッチングで除去される。
図13及び図14において、シリコン基板11全面に遷移金属膜を形成する。その後、シリコン基板11を加熱することにより、前記遷移金属膜19とシリコン基板11、ゲート電極13の材料であるシリコンが反応し、遷移金属とシリコンによるシリサイドが形成される。その後、未反応の遷移金属膜を除去し、再度、加熱を行なうことにより、シリコン基板11、ゲート電極13の表面付近に、シリサイド層20が形成される。
この後、不図示であるが、層間絶縁膜を形成した後に、高濃度不純物領域等にコンタクトを開口し、金属配線を形成することにより、半導体装置を完成させるのは、当業者であれば、周知の事項である。
上述した技術は、以下の特許文献1、2、3、4に記載されている。
特開2000−100754号公報 特開2002−25941号公報 特開2002−134704号公報 特開平11−186545号公報
前述したLDD構造とサリサイド層を形成する技術で半導体装置を製造する場合、以下のような問題が生じる。
(1)通常、スペーサー16となる絶縁膜、バッファ膜17となる絶縁膜をエッチングするためには、CF、CHFといった炭素を含んだガスを使用する。その結果、シリコン基板11の表面やゲート電極13の表面付近、具体的には、表面から深さ4nm程度の領域は、炭素が残留した状態となる。以降、これを炭素汚染と称する。
(2)図11中で点線の楕円で囲んだ領域a、図12中で点線の楕円で囲んだ領域bとして示したように、スペーサー形成時、バッファ膜を除去する際に、オーバーエッチングを行なうことによって、必然的にシリコンが削られた領域が発生する。その結果、低濃度不純物領域の深さおよびその後形成されるシリサイド層の深さが減少する。
1回のオーバーエッチングでおよそ7〜15nmの領域が削られるので、2回のオーバーエッチングで14〜30nmのシリコンがエッチングされることになる。
(3)図14で点線の楕円で囲んだ領域cで示したように、炭素汚染が発生している部分では、遷移金属とシリコンの反応が阻害されるため、シリサイド層が形成されず、未反応部分が生じる。この問題への対策として、炭素汚染が生じた領域をプラズマ処理したり、エッチング処理で除去したりする技術が、前述の特許文献1、2、3にも記載されている。
上記(2)、(3)で述べたように、オーバーエッチングや、炭素汚染発生部の除去によって最大34nm程度のシリコンが削られることになる。通常のシリコン基板においては、34nm程度のシリコンを除去しても、基板全体がシリコンからできているので、大きな問題にはならない。
しかしながら、近年使われるようになったSOI(Silicon On Insulator)構造を持つウエハのように、絶縁体の上に薄いシリコン結晶を成長させたウエハにおいては、非常に大きな問題となる。絶縁体上のシリコンの厚さは、50nm〜100nm程度と非常に薄くなっているために、図15に示すように、34nm程度のシリコンの削れによって、不純物領域やシリサイド層の深さが大幅に減少してしまう。その結果、トランジスタ特性の悪化につながる。場合によっては、トランジスタを動作させるために必要な深さの不純物領域やシリサイド層が得られず、動作しないこともありうる。
また、ドライエッチングでは、ウエハ面内の位置によって、エッチングレートや選択比等にばらつきが生じるため、結果として、ソース・ドレイン領域やゲート電極の抵抗がウエハ面内でばらついてしまう問題もある。
本発明では、かかる問題を解決するために、スペーサー形成のための絶縁膜のエッチングを、ドライエッチングとウェットエッチングの2段階に分ける工程と、高濃度不純物の注入を行なう際にシリコン窒化膜をバッファ膜として用い、イオン注入後に前記シリコン窒化膜をウェットエッチングで除去する工程を用いる。
ウェットエッチングでは、薬液の選択により、ドライエッチングと比較して非常に大きな選択比が得られる。そのため、ドライエッチングを行なう際のオーバーエッチングによって発生するシリコン基板の削れは、ほとんど発生しない。
また、ウェットエッチングでは、炭素を含む薬液を使用しないので炭素汚染の発生を防止することもできる。
シリコン基板に対してドライエッチングを行なうことなく、LDD構造やシリサイド層を形成することで、ドライエッチングによるシリコン削れや炭素汚染の発生をなくす。その結果、SOI構造を持つシリコン基板のように、シリコンの厚さが薄い基板においても、必要な深さの不純物領域やシリサイド層を形成できる。また、薬液の種類により大きな選択比を容易に得られるため、面内ばらつきを抑えることもでき、結果として、安定した特性を持つトランジスタを歩留まり良く製造することができる。
本発明による半導体装置の製造方法を図1から図8を用いて説明する。
図1において、シリコン基板1上に、熱酸化法によって形成するシリコン酸化膜を5nm程度成膜する。これがゲート絶縁膜2となる。さらに、ゲート絶縁膜2上に膜厚200nm程度のポリシリコン膜を形成する。これをフォトリソグラフィ、エッチングで加工することにより、ゲート電極3をパターニング形成する。
なお、不図示ではあるが、精度の良いエッチングを行なうために、シリコン酸化膜等をポリシリコン膜上に形成して、ハードマスクとして使用する方法もある。

この後、ゲート電極3をマスクとして、ドーズ量1〜5×1014(イオン数/cm)程度の低濃度不純物を注入することで、ゲート電極3周辺のシリコン基板1の表面から深さ10〜20nm程度領域に低濃度不純物領域4を形成する。ここで、不純物はN型不純物、例えば、リンイオンを用いる。なお、P型不純物を用いる場合には、例えば、ボロンイオン等を用いる。
また、注入後、N(窒素)ガスを流しながら加熱するアニール処理を行ない、不純物を基板内に拡散させ、不純物領域を形成する。
図2において、シリコン基板1全体に、HTO(High Temperature Oxide)膜、TEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)、NSG(Non Dope Silicate Glass)等のシリコン酸化膜を120nm程度成膜する。これ以降、この膜をスペーサー絶縁膜5と呼称する。
この後、スペーサー絶縁膜5に、400℃〜900℃程度でNアニール処理を行うことにより、スペーサー絶縁膜5と熱酸化膜であるゲート酸化膜2のウェットエッチングに対するエッチングレートの差を減らすことができる。
図3において、スペーサー絶縁膜5をドライエッチングする。このとき、ゲート電極3の上部やゲート絶縁膜2の上部の平坦な領域で、成膜した膜厚の5%〜35%程度のスペーサー絶縁膜5aが残るようにドライエッチングする。なお、この実施例では、5nm〜45nm程度残っていれば問題は生じない。
なお、前述した、400℃〜900℃でのNアニール処理を、当該ドライエッチング後に行なってもよい。どちらの工程で行なっても、ウェットエッチングでのエッチングレートの差を減らすという目的を達することができるからである。
図4において、残りのスペーサー絶縁膜5aおよびゲート絶縁膜2をフッ酸あるいはバッファードフッ酸を主成分とする薬液を用いてウェットエッチングする。なお、当該ウェットエッチング用の薬液は、フッ酸系の薬品単体でもよく、エッチングレートや濡れ性の改善のために、純水や界面活性剤を加えても良い。この結果、スペーサー6がゲート電極3の側壁部に形成される。
この時、エッチング液は、フッ酸またはバッファードフッ酸が主成分であることより、シリコン基板1やゲート電極3のポリシリコンはほとんど削れない。また、薬液に炭素が含まれないことにより、炭素汚染も生じない。
図5において、厚さ約10nmのシリコン窒化膜からなるバッファ膜7をシリコン基板1の全面に形成する。その後、前記低濃度不純物領域4と同じ導電型の高濃度不純物を注入し、高濃度不純物領域8を形成する。この時のドーズ量は、N型不純物、例えば、ヒ素イオンを用いた場合は、1〜5×1015(イオン数/cm)程度であり、アニール前の高濃度不純物層深さは、ウエハ表面から5〜45nm程度であり、前記低濃度不純物層4よりも深い部分に形成される。その後、Nアニール等の加熱処理により、基板内に不純物を拡散させるのは、前述の低濃度不純物領域4形成の説明で述べた通りである。なお、P型不純物を用いる場合には、例えば、ボロンイオンや二フッ化ボロンイオン等を用いる。
図6において、リン酸を主成分とする薬液により、ウェットエッチングすることにより、バッファ膜7を除去する。薬液については、リン酸単体でも、エッチングレートの調整や濡れ性の改善を狙って、純水や界面活性剤を入れてもよい。
この時、リン酸をエッチング液として使用するので、シリコン基板1やゲート電極3のシリコンは削れることはなく、エッチング液には、炭素が存在しないことより、炭素汚染も生じない。
図7において、シリコン基板1全面に、チタン、コバルト、ニッケル等の遷移金属膜9を成膜する。チタンの場合、膜厚は約30〜40nm、コバルトの場合で膜厚は約6〜10nmである。
図8(a)において、遷移金属とシリコンが反応する温度に、シリコン基板1を加熱する。この時の加熱温度は、一般的にチタンの場合は約700℃、コバルトの場合は約500℃である。引き続き、硫酸等を用いたウェットエッチングで未反応の遷移金属を除去する。その後、再度、シリコン基板を加熱することでシリコン基板1やゲート電極3の表層部に、シリサイド層10が形成される。
この後、層間膜を形成し、コンタクトを開口し、金属配線を設けることにより、半導体装置を形成するのは、従来の技術と同様である。
例えば、コバルトを8nm程度成膜してシリサイド層を形成した場合、シリサイド層の深さは約32nm程度となる。従って、図8(b)に示すように、シリコン基板内に絶縁体21を有し、前記絶縁体21上のシリコン膜の厚さが50nm程度のSOI構造を有するシリコン基板1において、従来の方法により30nm程度シリコンを削ってしまうと、必要なシリサイド層の厚さが得られないばかりでなく、不純物層がない状態になってしまい、トランジスタが動作しないことになる。しかし、本発明による製造方法を適用することで、上記SOI構造を有するシリコン基板であっても、このような問題の発生を防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 従来の実施形態に係る半導体装置の製造方法の問題点を示す断面図である。
符号の説明
1、11 シリコン基板
2、12 ゲート絶縁膜
3、13 ゲート電極
4、14 低濃度不純物領域
5、15 スペーサー絶縁膜
5a ドライエッチング後のスペーサー絶縁膜
6、16 スペーサー
7、17 バッファ層
8、18 高濃度不純物領域
9、19 遷移金属膜
10、20 シリサイド層
21 絶縁体

Claims (7)

  1. シリコン基板にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜を介して、前記ゲート電極に隣接する領域の基板表層部に低濃度不純物層を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜と前記ゲート電極を覆うように絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の一部を残すようにドライエッチングする工程と、
    ドライエッチングで残された前記絶縁膜をウェットエッチングにより除去することで、ゲート電極側面に隣接するスペーサーを形成する工程と、
    前記シリコン基板の全面に、シリコン窒化膜を形成する工程と、
    前記スペーサーに隣接する領域の基板表層部に前記低濃度不純物領域よりも深くなるように、高濃度不純物領域を形成する工程と、
    前記シリコン窒化膜をウェットエッチングで除去する工程と、
    前記シリコン基板の全面に遷移金属膜を形成する工程と、
    前記シリコン基板および前記ゲート電極上面のシリコンと遷移金属膜とを反応させることで、シリコン基板とゲート電極上部の表層部にシリサイド層を形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記シリコン基板はSOI構造を有するシリコン基板を使用することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記ゲート酸化膜は熱酸化によるシリコン酸化膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ゲート電極を覆うように形成する絶縁膜は、HTO膜、TEOS膜、NSG膜のいずれか一つからなるシリコン酸化膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記ゲート電極を覆うように形成する絶縁膜は、成膜後から前記スペーサーを形成するためのウェットエッチングを行なうまでの工程で、窒素ガスによりアニール処理されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前気遷移金属膜の材料は、チタン、コバルト、ニッケルのいずれか一つからなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  7. SOI構造を有するシリコン基板上にシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に、ポリシリコン膜によるゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜を介して、前記ゲート電極に隣接する領域の前記シリコン基板表層部に低濃度不純物層を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜と前記ゲート電極を覆うようにシリコン酸化膜を形成する工程と、
    前記シリコン酸化膜を成膜した膜厚の5〜35%程度残すように、ドライエッチングする工程と、
    ドライエッチングされた前記シリコン酸化膜を、フッ酸またはバッファードフッ酸でウェットエッチングすることによりゲート電極側部に隣接するスペーサーを形成する工程と、
    前記シリコン基板に対して、シリコン窒化膜を形成する工程と、
    前記スペーサーに隣接する領域の基板表層部の前記低濃度不純物領域よりも深い部分に、前記低濃度不純物層と同じ導電型の高濃度不純物領域を形成する工程と、
    前記シリコン窒化膜をリン酸でウェットエッチングにより除去する工程と、
    前記SOI構造を有するシリコン基板の全面に、チタン、コバルト、ニッケルのいずれか一つからなる遷移金属膜を成膜する工程と、
    前記シリコン基板および前記ゲート電極上面のシリコンと前記遷移金属膜とを反応させることで、シリコン基板とゲート電極上部の表層部にシリサイド層を形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7859913B2 (en) 2008-06-17 2010-12-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor memory device

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