JP2002133885A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002133885A
JP2002133885A JP2000330623A JP2000330623A JP2002133885A JP 2002133885 A JP2002133885 A JP 2002133885A JP 2000330623 A JP2000330623 A JP 2000330623A JP 2000330623 A JP2000330623 A JP 2000330623A JP 2002133885 A JP2002133885 A JP 2002133885A
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gate
voltage
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selection
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Hiroshi Nakamura
寛 中村
Kenichi Imamiya
賢一 今宮
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】選択トランジスタの選択ゲート・チャネル間絶
縁膜の破壊の恐れがなく、高速読み出し可能な不揮発性
半導体記憶装置を提供することを目的とする。 【解決手段】複数のメモリセルが直列に接続されたNA
ND型セルからなるEEPROMにおいて、データ読み
出し動作で選択された選択ブロックにおけるメモリセル
の制御ゲート電圧Vreadと、選択ブロックにおける選択
トランジスタの選択ゲートの電圧VSG1、VSG2とを、互
いに異なる電圧にすることで、選択トランジスタの選択
ゲートとチャネル部との間における絶縁膜破壊を生じる
ことなく、高速読み出しを可能にすることができる。D
INOR、AND、NOR型セル及び1個のメモリセル
を接続したNAND型セルに対しても、メモリセルの制
御ゲート電圧と選択トランジスタの選択ゲートの電圧と
を異なる電圧にすれば、同様に高速読み出しを可能にす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性半導体記憶
装置に係り、特にNAND型セル、NOR型セル、DI
NOR(Divided NOR)型セル、AND型セル等のセルユ
ニットからなる電気的に書き換え可能な不揮発性半導体
記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置には、電気的に書
き換え可能でプログラマブルなEEPROM (Electric
ally Erasable Programmable Read Only Memory)と呼ば
れるものがある。特に複数のメモリセルを直列に接続し
たNAND型セルからなるブロック構成のNAND型E
EPROMは、高集積化が可能なものとして注目されて
いる。
【0003】NAND型EEPROMのメモリセルは、
半導体基板上のゲート絶縁膜を介して電荷蓄積層となる
浮遊ゲートと制御ゲートとが積層された積層ゲート構造
を有するMOSFETで構成される。NAND型セル
は、互いに隣接するメモリセル同士がソース・ドレイン
を共通にして直列接続されることで構成される。
【0004】NAND型EEPROMにおいて、これら
複数のNAND型セルは、各NAND型セルを単位とし
てビット線に接続され、マトリックス状に配置されるこ
とでメモリセルアレイが構成される。メモリセルアレイ
は、半導体基板上のpウエル、又はp型半導体基板上に
高密度に集積形成される。
【0005】メモリセルアレイの列方向に沿って配置さ
れたNAND型セルの一方の終端部を成すドレインは、
それぞれ選択トランジスタを介して共通ビット線に接続
され、NAND型セルの他方の終端部は同様に選択トラ
ンジスタを介して共通ソース線に接続される。メモリセ
ルの制御ゲート及び選択トランジスタの選択ゲートは、
メモリセルアレイの行方向に沿って一続きの制御ゲート
線(ワード線)及び選択ゲート線として形成される。
【0006】従来のNAND型EEPROMの動作は次
の通りである。データ書き込み動作は、NAND型セル
のビット線コンタクトから最も離れた位置のメモリセル
から順に行われる。データを書き込むメモリセルを選択
し、選択メモリセルが接続された制御ゲート線にデータ
書き込み用の高電圧Vpp(20V程度)を印加し、選択
メモリセルよりもビット線側に位置するメモリセルの制
御ゲート線及び選択トランジスタの選択ゲート線には中
間電位Vmw(10V程度)が印加され、選択されたメ
モリセルのビット線にはデータのレベルに応じて0V又
は中間電位Vmb(8V程度)が与えられる。
【0007】ビット線に0Vを与えれば、0Vは選択メ
モリセルのドレインまで伝達されてドレインから浮遊ゲ
ートへの電子注入を生じ、選択メモリセルのしきい値は
正方向にシフトする。これを“1”書き込み状態とす
る。また、ビット線に中間電位Vmbを与えれば、浮遊
ゲートへの電子注入は生じないので、選択メモリセルの
しきい値は変化せずに負の値にとどまる。これを“0”
書き込み状態とする。
【0008】データ消去動作は、選択されたNAND型
セルからなるブロック内の全てのメモリセルに対して同
時に行われる。選択ブロック内の全ての制御ゲート線を
0Vとし、Vppとして20V程度の電圧をpウエル(又
はp型基板)に印加し、ビット線、ソース線、非選択ブ
ロックにおける制御ゲート線及び選択ゲート線をフロー
ティング状態にする。このようにして、選択ブロック中
の全てのメモリセルにおける浮遊ゲートの電子がpウエ
ル(又はp型基板)に放出され、メモリセルのしきい値
は負方向にシフトする。
【0009】データ読み出し動作は、選択ブロックにお
ける非選択制御ゲート線をVread、選択された制御ゲー
ト線を0Vとし、選択ゲート線もVreadとして、選択メ
モリセル及び複数の非選択メモリセルを介してビット線
からソース線に電流が流れるか否かを検出することによ
り行われる。このように、NAND型EEPROMで
は、データ読み出し動作中は選択ブロックにおける非選
択の制御ゲート線及び選択ゲート線は共にVreadとされ
るのであるが、このとき次のような問題を生じていた。
【0010】読み出し速度の高速化を実現するために
は、読み出し動作の際、“0”データが書き込まれた選
択メモリセルを含むNAND型セルを流れる電流を増加
させる必要がある。例えば、1個のNAND型セルを構
成するメモリセルの数が8個の場合、非選択の7個のメ
モリセルの抵抗を低下させることでNANDセルを流れ
る電流を増加させることができる。
【0011】非選択の7個のメモリセルの抵抗を低下さ
せるためには、読み出し動作の際、これらの7個のメモ
リセルの制御ゲートに印加されるVreadのレベルを高く
することが極めて有効であるが、このとき同時に選択ト
ランジスタの選択ゲートにもVreadが印加される。
【0012】メモリセルには、制御ゲートとメモリセル
のチャネル部との間に、制御ゲート・浮遊ゲート間絶縁
膜、及び、浮遊ゲート・チャネル部間絶縁膜の2層の絶
縁膜が存在する。このため、Vreadのレベルが高くて
も、浮遊ゲート・チャネル部間絶縁膜に加わる電界強度
は低くなる。
【0013】しかし、選択トランジスタでは、チャネル
部と、メモリセルの浮遊ゲートと同一配線層で構成され
る選択トランジスタの選択ゲートとの間には、1層の絶
縁膜しか存在しないため、この絶縁膜に加わる電界強度
が高くなり絶縁膜が破壊する恐れがあった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の不揮発性半導体記憶装置は、読み出し動作の高速化を
図るためにVreadを高くすれば、選択トランジスタの選
択ゲートとチャネル部との間の絶縁膜破壊を生じる恐れ
があった。本発明は上記の問題点を解決すべくなされた
もので、選択トランジスタの選択ゲートとチャネル部と
の間における絶縁膜破壊を回避し、かつ高速読み出し動
作が可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、データ読み出し動作で選択された選択ブロ
ックにおけるメモリセルの制御ゲートの電圧と、選択ブ
ロックにおける選択トランジスタの選択ゲートの電圧と
を異なる電圧にすることで、選択トランジスタの選択ゲ
ートとチャネル部との間における絶縁膜破壊を生じるこ
となく、メモリセルに書き込まれた記憶データの高速読
み出しを可能にすることを特徴とする。また、DINO
R、AND、NOR型セル及び1個のメモリセルを接続
したNAND型セルに対しても同様に高速読み出しを可
能にすることができる。
【0016】具体的には、本発明の不揮発性半導体記憶
装置は、少なくとも1個の選択トランジスタ及び少なく
とも1個のメモリセルからなるメモリセルユニットがア
レイ状に配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセ
ルの制御ゲートが前記メモリセルアレイの行方向に沿っ
て一続きに接続された制御ゲート線と、前記選択トラン
ジスタの選択ゲートが前記メモリセルアレイの行方向に
沿って一続きに接続された選択ゲート線とを備え、前記
メモリセルに書き込まれた書き込みデータの読み出し動
作及び前記書き込みデータのベリファイ読み出し動作に
際し、選択された前記メモリセルユニット内の制御ゲー
ト線の電圧レベルの最高値が前記メモリセルユニットの
全ての選択ゲート線の電圧レベルと異なることを特徴と
する。
【0017】好ましくは、前記メモリセルに書き込まれ
た書き込みデータの読み出し動作及び前記書き込みデー
タのベリファイ読み出し動作に際し、非選択の前記メモ
リセルユニットの制御ゲート線の電圧レベルが前記メモ
リセルユニットの全ての選択ゲート線の電圧レベルより
高いことを特徴とする。
【0018】好ましくは前記メモリセルは、電荷の蓄積
状態によりデータを記憶する浮遊ゲート及び前記浮遊ゲ
ートへの電荷の蓄積を制御する前記制御ゲートからなる
積層ゲート構造を有し、前記選択トランジスタの選択ゲ
ートは前記メモリセルの浮遊ゲートと同一配線層に形成
され、前記メモリセルのチャネル部及び前記メモリセル
の浮遊ゲートの間の絶縁膜の厚さは、前記選択トランジ
スタのチャネル部及び前記選択トランジスタの選択ゲー
トの間の絶縁膜の厚さに等しいことを特徴とする。
【0019】前記メモリセルのチャネル部及び前記メモ
リセルの浮遊ゲートの間の絶縁膜は、前記選択トランジ
スタのチャネル部及び前記選択トランジスタの選択ゲー
トの間の絶縁膜と同一工程で形成されたことを特徴とす
る。
【0020】好ましくは、前記メモリセルユニットは、
隣り合う複数の前記メモリセルが前記メモリセルユニッ
トの長手方向に沿って互いに接続されたメモリセル列
と、前記メモリセル列の一方の終端部に接続された第1
の選択トランジスタと、前記メモリセル列の他方の終端
部に接続された第2の選択トランジスタからなり、前記
第1の選択トランジスタのチャネル部及び前記第1の選
択トランジスタの選択ゲートの間の絶縁膜と、前記第2
の選択トランジスタのチャネル部及び前記第2の選択ト
ランジスタの選択ゲートの間の絶縁膜は同一工程で形成
されたものであり、かつ、前記第1、第2の選択トラン
ジスタのチャネル部へのイオン注入が同一工程でなされ
たことを特徴とする。
【0021】また、好ましくは前記不揮発性半導体記憶
装置において、さらに前記第1、第2の選択トランジス
タのチャネル部へのイオン注入及び前記メモリセルのチ
ャネル部へのイオン注入が同一工程でなされたことを特
徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成を示すブロック
図である。
【0023】図1に示す不揮発性半導体記憶装置の主要
部は、行方向にワード線WL(制御線CG)及び列方向
にビット線BLが配置されたメモリセルアレイ1と、セ
ンスアンプ及びデータラッチの役割を兼用するビット線
制御回路2と、カラムデコーダ3と、外部からアドレス
ADRを入力するアドレスバッファ4と、ロウデコーダ
5と、I/Oとの間で入出力データの授受を行うデータ
入出力バッファ6と、基板電位制御回路7から構成され
る。
【0024】また、図1に示す不揮発性半導体記憶装置
は、メモリセルアレイ1の書き込み・読み出し動作等に
用いる選択ワード線電圧発生回路8と、非選択ワード線
電圧発生回路9と、選択ゲート線SG1及びSG2の電圧
発生回路10及び11を備えている。これらの回路は本
発明の不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作に関連す
る各レベルの電圧を出力する。
【0025】カラムデコーダ3は、アドレスバッファ4
からのカラムアドレスを受け、カラムごとに設けられた
ビット線制御回路を選択する。ビット線制御回路2は、
データ入出力バッファ6と接続され、ビット線を介して
選択メモリセルとの間で入出力データの授受を行う。
【0026】ロウデコーダ5は、メモリセルアレイ1の
制御ゲート線及び選択ゲート線を制御する。また、基板
電位制御回路(ウエル電位制御回路)7は、メモリセル
アレイ1が形成されるp型基板(又はpウエル)の電位
を制御する。
【0027】データ読み出しの際、選択ワード線電圧出
力回路8は選択ブロックにおける選択ワード線に印加す
る電圧を発生し、非選択ワード線電圧発生回路9は選択
ブロックにおける非選択ワード線に印加する電圧を発生
する。また、SG1電圧発生回路10及びSG2電圧発生
回路11は、データ読み出しの際、ビット線側の選択ゲ
ート線SG1及びソース線側の選択ゲート線SG2に印加
する電圧をそれぞれ発生する回路である。
【0028】ビット線制御回路2は、主としてフリップ
フロップ回路からなり、書き込みデータのラッチ及びビ
ット線電位を読み出すためのセンす動作、書き込み後の
ベリファイ読み出しのためのセンす動作、又は再書き込
みデータのラッチを行う。
【0029】図2(a)、図2(b)は、メモリセルア
レイ1における1個のNAND型セルの平面図と等価回
路を示す図である。この例では、8個のメモリセルM1
乃至M8が隣接するもの同士n+ソース・ドレイン拡散層
を共有して直列に接続され、1個のNAND型セルを構
成している。このNAND型セルは、ビット線BL側の
選択トランジスタS1及びソース線側の選択トランジス
タS2を備え、これらの選択トランジスタの選択ゲート
は、それぞれ選択ゲート線SG1及びSG2に接続され
る。
【0030】151乃至158は、メモリセルの浮遊ゲー
トの平面図(図2(a)のハッチで示す領域)、171
乃至178は、メモリセルの制御ゲートの平面図であ
る。選択トランジスタS1及びS2の選択ゲートは、メモ
リセルの浮遊ゲート及び制御ゲートと同時に同一配線層
に形成され、図2(a)の平面図では、それぞれ1
9、179及び1510、1710として示されている。
【0031】図2(a)のA−A断面及びB−B断面を
図3(a)及び図3(b)に示す。図に示すように、p
-基板12の上にゲート絶縁膜14を介してメモリセル
の浮遊ゲート15(151乃至158)が形成され、その
上に、層間絶縁膜16を介してメモリセルの制御ゲート
17(171乃至178)が形成される。これらのメモリ
セルのソース・ドレインを成すn+拡散層20(200
至2010)は、隣接するもの同士で互いに共有され直列
に接続される。このように、メモリセルの浮遊ゲート1
5と制御ゲート17は絶縁膜16により互いに絶縁さ
れ、通常、異なる電位にされている。
【0032】先に述べたように、NAND型セルのドレ
イン側及びソース側には、それぞれメモリセルの浮遊ゲ
ート15及び制御ゲート17と同時に形成された選択ト
ランジスタの選択ゲート159、179及び選択ゲート1
10、1710が設けられる。これらの素子が形成された
-基板12の上面はCVD酸化膜18により覆われ、
その上にビット線19が形成される。
【0033】ビット線19は、NAND型セルの一方の
終端部を成すドレイン側の拡散層200に接続される。
メモリセルの制御ゲート17は、メモリセルアレイの行
方向に沿って配置される一続きの制御ゲート線CG1乃
至CG8を成している。これらの制御ゲート線CG1乃至
CG8は、メモリセルアレイのワード線WLとなる。選
択ゲート159、179及び選択ゲート1510、1710
またメモリセルアレイの行方向に沿って配置され、一続
きの選択ゲート線SG1、SG2となる。
【0034】選択ゲート159、179及び選択ゲート1
10、1710は、通常、図示されていない領域で互いに
電気的に接続されており、選択ゲート159、179及び
選択ゲート1510、1710は、それぞれ同一電圧レベル
となっている。従って、選択トランジスタS1及びS2に
おいて、実質的に選択ゲートとしての役割を果たすのは
159及び1510のみである。
【0035】メモリセル及び選択トランジスタのゲート
絶縁膜は、通常同一工程(例えば同一熱酸化膜形成工
程)で同時に形成されるため、メモリセルのチャネル部
及び浮遊ゲート間の絶縁膜(図3(b)の参照番号1
4)の厚さは、選択トランジスタのチャネル部及び選択
トランジスタの選択ゲートの間の絶縁膜の厚さと等しく
なる。
【0036】このように、メモリセル部と選択トランジ
スタ部を同時に形成することにより、メモリセル領域と
選択トランジスタ領域(例えば制御ゲート171の下部
領域と選択ゲート179の下部領域)との間で、不純物
イオンの注入条件や加工条件等を変更する必要がないた
め、制御ゲート171と選択ゲート179との間の距離を
極めて小さく設定することが可能になり、NAND型セ
ルのセルサイズを縮小することができる。通常、選択ト
ランジスタS1、S2は同時に形成されるので、選択トラ
ンジスタS1、S2についても、ゲート絶縁膜の膜厚の設
定や不純物イオン注入に関し、同一のプロセス条件の下
に同時に行われる。
【0037】NAND型セルがマトリックス状に配置さ
れたメモリセルアレイ1の等価回路を図4に示す。図4
において、Vsはソース線の電圧であり、メモリセルア
レイ1の列方向に沿ってm本のビット線BL1乃至BLm
が配置される。同一のワード線(制御ゲート線CG1乃
至CG8)及び選択ゲート線SG1、SG2を共有するN
ANDセル群をブロックと呼び、破線で囲まれた領域が
1個のブロックに相当する。読み出し・書き込み等の動
作は、複数のブロックの内、1個を選択して行われる。
以下、選択されたブロックを選択ブロックと呼ぶ。
【0038】図5に第1の実施の形態に係るデータ読み
出し動作のタイミング波形を示す。図5のタイミング波
形では、NAND型セルの8本の制御ゲート線CG1乃
至CG8の内、例えばCG2が選択された場合の読み出し
動作を説明しているが、他の7本の制御ゲート線が選択
された場合についても同様であることはいうまでもな
い。
【0039】図5のタイミング波形において、上部4段
に選択ブロック内の選択メモリセルの制御ゲート線CG
2、及び非選択メモリセルの制御ゲート線CG1、CG3
乃至CG8の電圧波形、及びビット線側の選択トランジ
スタの選択ゲート線SG1、SG2の電圧波形が示されて
いる。読み出し動作において、選択メモリセルの制御ゲ
ート線CG2は0Vに固定され、非選択メモリセルの制
御ゲート線CG1、CG3乃至CG8に読み出し電圧V
readが入力される。また、選択ゲート線SG1、SG2に
は選択ゲート電圧Vsg1、Vsg2が入力される。
【0040】また中央部の2段に、非選択ブロック内の
制御ゲート線CG1乃至CG8の状態と選択ゲート線SG
1、SG2の電圧を示す。非選択ブロック内では制御ゲー
ト線CG1乃至CG8は電圧が印加されないフローティン
グ状態か又は0V固定にされる。なお、選択ゲート線S
G1、SG2も0V固定として読み出し動作が禁止され
る。
【0041】下部の2段には、選択された1対のビット
線BLの電圧変化とセル・ソース及びセルpウエルの電
圧を示す。読み出し動作において、1対の選択ビット線
BLは、0VからVccにイコライズされ、選択ビット線
BLを介して選択NANDセルのドレイン側からソース
側に流れる放電電流によるビット線電圧の変化を検出す
る。
【0042】選択メモリセルに“1”データが書き込ま
れていれば、選択メモリセルのしきい値電圧は正であ
り、また、セル・ソース及びセルpウエルの電圧は0V
に固定されるので、選択メモリセルのCG2が0Vであ
れば、ビット線BLにプリチャージされたイコライズ電
圧Vccは維持される。
【0043】選択メモリセルに“0”データが書き込ま
れていれば、選択メモリセルのしきい値電圧は負であ
り、セル・ソース及びセルpウエルの電圧は0Vに固定
され、選択メモリセルのCG2が0Vであれば、ビット
線BLにプリチャージされたイコライズ電圧Vccは選択
NANDセルを通じて放電し0Vに復帰する。
【0044】図5に示す第1の実施の形態に係る読み出
し動作の特徴は、上記のデータ読み出し動作において、
選択ブロックにおける非選択の制御ゲート線CG1及び
CG3乃至CG8の読み出し電圧Vreadが、選択ゲート線
SG1、SG2の電圧と異なることである。すなわち、V
read≠Vsg1、Vread≠Vsg2とすることに特徴があり、
図5ではVread>Vsg1、read>Vsg2の場合が例示さ
れている。
【0045】次に、図5に示すタイミング波形を用いた
読み出し動作の効果について説明する。先に述べたよう
に、読み出し動作の高速化を実現するためには、“0”
データが書き込まれた選択メモリセルを含めて、選択N
AND型セルを流れる読み出し電流を増加させねばなら
ない。
【0046】1個のNANDセルを構成するメモリセル
の数が8個であれば、非選択の7個のメモリセルの抵抗
を低下させることでNAND型セルを流れる読み出し電
流を増加させることができる。非選択の7個のメモリセ
ルの抵抗を低下させるには、読み出し動作の際、これら
7個のメモリセルの制御ゲートに入力するVreadの電圧
レベルを高くすれば良い。
【0047】第1の実施の形態における読み出し動作の
タイミング波形と対比するために、従来の読み出し動作
のタイミング波形を図6に示す。従来の読み出し動作で
は、非選択の制御ゲート線CG1及びCG3乃至CG8
と、選択ゲート線SG1、SG2とが、同一電圧レベルV
readであるため、メモリセルの制御ゲートと選択トラン
ジスタの選択ゲートには同一レベルの電圧が印加され
る。
【0048】先に述べたように、メモリセルでは制御ゲ
ートとチャネル部との間に、制御ゲート・浮遊ゲート間
絶縁膜、及び、浮遊ゲート・チャネル部間絶縁膜の2層
の絶縁膜を備え、かつ、制御ゲートと浮遊ゲートが絶縁
されているため、読み出し電圧Vreadの電圧レベルを高
くしても電圧が2層の絶縁膜で分散され、浮遊ゲート・
チャネル部間の絶縁膜に加わる電圧が小さくなる。
【0049】一方、選択トランジスタでは、通常、選択
ゲート電圧が実質的にメモリセルの浮遊ゲートと同一配
線層(図3(a)の159、1510及び関連事項参照)
のゲート電極に印加され、ゲート電極とチャネル部との
間には1層の絶縁膜しか存在しないので、選択ゲート電
圧(Vsg1=Vsg2=Vread)を分散することができず、
膜中の電界強度が高くなり絶縁膜が破壊する恐れがあっ
た。
【0050】従来、絶縁膜破壊を回避する方法として、
メモリセルの浮遊ゲート・チャネル部間絶縁膜(図3
(b)の14参照)よりも選択トランジスタの選択ゲー
ト・チャネル間絶縁膜を厚くすることもなされている
が、このとき、メモリセル領域(図2(a)の171
下部領域)と選択トランジスタ領域(図2(a)の17
9の下部領域)との間で加工条件の変更が必要になり、
制御ゲート171と選択ゲート179との間の距離が増加
し、従って、NAND型セルのセルサイズの縮小が困難
になるという問題があった。
【0051】図5に示す第1の実施の形態に係る読み出
し動作を用いれば、選択ブロックにおける非選択制御ゲ
ート線の電圧レベル(Vreadの電圧レベル)を高くし、
選択ゲートの電圧レベル(Vsg1、Vsg2の電圧レベル)
を不変とすることができるので、選択ブロックにおける
非選択メモリセルの抵抗を大幅に低下させることができ
る。従って、“0”データが書き込まれた選択メモリセ
ルを含む選択NAND型セルに流れる読み出し電流を増
加させ、NAND型セルのセルサイズを増加させること
なく、選択トランジスタの絶縁膜破壊を回避することが
可能になる。
【0052】上記したように、制御ゲート線とメモリセ
ルのチャネル部との間には2層の絶縁膜があるのに対
し、選択ゲート線と選択トランジスタのチャネル部との
間には1層の絶縁膜しかないので、絶縁膜破壊を考慮す
れば、読み出し動作の際、制御ゲート線に印加される電
圧の最高値の方が選択ゲート線に印加される電圧の最高
値よりも高く設定することができる(図5のVread
照)。すなわち、Vread>Vsg1、read>Vsg2とする
ことにより選択トランジスタの選択ゲート・チャネル間
の電圧増加を防ぎ、不揮発性半導体装置の高速化と信頼
性の向上を達成することができる。図5では、読み出し
動作における選択ゲート線の電圧SG1及びSG2が、互
いに異なる電圧レベルであるとして説明したが、SG1
及びSG2の電圧レベルが互いに等しい場合でも同様の
効果が得られる。Vsg1=Vsg2の場合には、選択ゲート
に充電する電圧の種類が一種類となるので、Vsg1≠V
sg2の場合に比べ回路数や回路面積を小さくできる長所
がある。また、データ読み出しの際、選択された制御ゲ
ート線CG2の電圧が0Vの場合について説明したが、
例えば制御ゲート線CG2の電圧が正の場合又は負の場
合でも同様の効果が得られる。
【0053】次に、第1の実施の形態の変形例として、
第2の実施の形態の読み出し動作について説明する。第
2の実施の形態では、第1の実施の形態の読み出し動作
において、特にビット線側の選択ゲート線SG1の電圧
sg1をソース線側の選択ゲート線SG2の電圧Vsg2
りも大きくする場合について説明する。
【0054】選択NAND型セルの読み出し動作におい
て、選択NAND型セルを構成する直列接続された非選
択のメモリセル又は“0”書き込みされた選択メモリセ
ルに直列抵抗が残存することは避けられない。このため
読み出し電流が選択NAND型セルを流れれば、ビット
線コンタクトとソース線との間に電位差を生じる。
【0055】例えば、ソース線の電圧Vsが0Vの場
合、ビット線BLに正の電圧を与えて選択NAND型セ
ルに読み出し電流を流す際、上記の直列抵抗によりビッ
ト線BL側の選択トランジスタS1のソース電圧が1V
に上昇したとする。このとき、ソース線側の選択トラン
ジスタS2をオンするために必要な選択ゲート線SG2の
電圧Vsg2が例えば3Vであったとすれば、ソース線側
の選択トランジスタS2と同一構造のビット線側の選択
トランジスタS1を同様にオンするための選択ゲート線
SG1の電圧Vsg1は4Vにする必要がある。
【0056】このように、読み出し動作の高速化を図る
ためには、Vsg1>Vsg2にすることが望ましい。この条
件と第1の実施の形態とを組み合わせれば、不揮発性半
導体記憶装置の高速読み出しの実現のためにはVsg1
sg2及び選択NAND型セルにおける非選択メモリセ
ルの制御ゲート線CG1、CG3乃至CG8の電圧Vread
の電圧の間に、Vread>Vsg1>Vsg2、Vsg1>Vread
>Vsg2、又は、Vsg1>Vsg2>Vreadの関係が成り立
つことが望ましい。
【0057】次に、図7を用いて第3の実施の形態に係
る不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作について説明
する。図7は第3の実施の形態における読み出し動作の
タイミング波形を示す図である。図7においては選択メ
モリセルの制御ゲート線CG2の電圧Vcgを正にするこ
とに特徴がある。この時も選択ブロックにおける非選択
の制御ゲート線の電圧と、選択ゲート線の電圧は互いに
異なる。すなわち、Vread≠Vsg1、Vread≠Vsg2とす
ることにより、第1、第2の実施の形態と同様な効果が
得られる。
【0058】図7に示すように、選択された制御ゲート
線の電圧が正である場合の一例として、書き込みベリフ
ァイ読み出し動作が挙げられる。図8はデータ書き込み
動作の処理フローを示す図である。
【0059】書き込み動作が開始すれば、ステップS1
で、チップ外部から書き込みデータを入力する。次にス
テップS2の書き込みパルス印加動作で、選択された制
御ゲート線に書き込み用高電圧(20V程度)を印加し
た後、書き込みベリファイ読み出し動作を行う。
【0060】このとき、読み出しマージンを大きくする
ため、データ書き込み(“1”データ書き込み)により
正のしきい値電圧に設定されたメモリセルのしきい値電
圧レベルを0Vより十分高い電圧レベルにすることが望
ましい。このため、選択された制御ゲート線は、通常の
読み出し動作における制御ゲート線電圧よりも高い電圧
レベルに設定される。
【0061】例えば、通常の読み出し動作において選択
された制御ゲート線の電圧レベルが0Vであるとすれ
ば、書き込みベリファイ読み出し動作における選択され
た制御ゲート線の電圧レベルは正の電圧となり、図7の
最上段に選択された制御ゲート線CG2の電圧Vcgとし
て示されるような電圧波形になる。
【0062】選択された制御ゲート線の電圧が正である
場合の他の例として、1個のメモリセルに3個以上のし
きい値電圧レベルを設定することで、1個のメモリセル
に1ビットより多くのデータを記憶する多値記憶におけ
る読み出し動作が挙げられる。
【0063】1個のメモリセルに4個のしきい値電圧レ
ベルを設定することにより、1個のメモリセルに2ビッ
トのデータを記憶する場合のメモリセルのしきい値電圧
tの分布を図9に示す。図9の破線で示すように、多
値記憶のメモリセルのしきい値電圧を読み出す際には、
選択された制御ゲート線電圧として0V以外に例えばV
cg2、Vcg3のような正の電圧を印加する必要があり、こ
のとき図7に示す読み出し動作のタイミング波形におい
てVcgは正になる。ここでVcgはVcg2、Vcg3等を一般
的に表示したものである。
【0064】なお、通常のデータ読み出し動作において
も、必ずしも選択された制御ゲート線の電圧を0Vとせ
ずに1V又は2Vに設定する場合がある。例えばメモリ
セルの記憶特性により“0”データと“1”データの記
憶状態の境界レベルを1V又は2Vに設定することがあ
り、このとき第3の実施の形態に記載した読み出し動作
を用いることができる。
【0065】第1乃至第3の実施の形態において、デー
タ読み出し動作における選択ブロック中の非選択制御ゲ
ート線電圧と、選択された選択ゲート線電圧との大小関
係について説明したが、これらの関係は必ずしも第1乃
至第3の実施の形態に示すものに限定されない。
【0066】例えば第1、第3の実施の形態において、
read<Vsg1、又はVread<Vsg2として読み出し動作
の高速化が達成されることがある。この方法が有効な場
合の一例として、“0”データが記憶された選択メモリ
セルを含むNAND型セルにおいて、データ読み出し動
作の際、選択トランジスタの抵抗が8個のメモリセルの
抵抗よりも高い場合には、NAND型セルを流れる電流
を増加させる方法として選択ゲートの電圧を高くするこ
とが有効である。
【0067】制御ゲート線の電圧を選択ゲート線の電圧
と等しくすることで制御ゲート線の電圧が高くなり過ぎ
れば、メモリセルのチャネル部から浮遊ゲートに電子が
注入され、メモリセルの記憶データが破壊される恐れが
ある。このとき選択ゲート線のみ電圧を高くして非選択
の制御ゲート線の電圧をVreadのままとすることが記憶
データの破壊を防ぐ有効な方法となる。この場合には、
read<Vsg1、又はVread<Vsg2とすることにより読
み出し動作の高速化を図ることができる。選択トランジ
スタのゲート・チャネル間の電圧印加に対する信頼性が
高い場合には、特にこの方法が有効となる。
【0068】第1乃至第3の実施の形態において、1個
のNAND型セルに直列接続されたメモリセルの数が8
個の場合について説明したが、直列接続されたメモリセ
ル数は必ずしも8個に限定されない。例えば、2、4、
16、32、64個の場合にも第1乃至第3の実施の形
態は同様に有効である。また、NANDセルにおいて、
選択トランジスタS1、S2の間に1個のメモリセルが接
続される場合にも同様に有効である。
【0069】次に、図10を用いて第4の実施の形態に
ついて説明する。第4の実施の形態では、第1及び第3
の実施の形態で述べたNAND型EEPROMの読み出
し動作をDINOR型EEPROMに適用する場合につ
いて説明する。なお、DINOR型EEPROMの詳細
は、IEDM Tech. Digest, 1992, pp. 599-602に記載され
ている。
【0070】図10にDINOR型EEPROMのメモ
リセルアレイの構成を示す。メモリセルアレイの列方向
に沿ってメインビット線D0乃至Dnが配置され、メイン
ビット線ごとに選択トランジスタを介してローカルビッ
ト線LBが接続される。ローカルビット線はメインビッ
ト線に沿って列方向に配置される。
【0071】メモリセルアレイの行方向に沿って配置さ
れた共通ソース線から、各ローカルビット線と平行にソ
ース線が引き出され、各ローカルビット線とソース線と
の間に並列に、複数のメモリセルが接続されることで、
DINORセルからなるメモリセルユニットが形成され
る。
【0072】複数のメモリセルユニットからなるセルブ
ロックごとに、選択トランジスタの選択ゲートが、行方
向に配置された選択ゲート線STに接続され、また、複
数のメモリセルユニットからなるセルブロックごとに、
メモリセルの制御ゲートが、行方向に配置された例えば
32本のワード線WL0乃至WL31に接続される。
【0073】図10に示すDINOR型EEPROMお
いて、メモリセルユニットはメインビット線D0乃至Dn
と選択ゲート線STで選択され、メモリセルユニットを
構成するメモリセルはワード線WL0乃至WL31を用い
て選択される。DINOR型EEPROMの読み出し動
作において、非選択メモリセルをオフする低レベル電圧
を非選択ワード線に印加し、選択ワード線に読み出し電
圧Vreadを与えて選択メモリセルのデータ書き込み状態
を検出する。
【0074】メインビット線にプリチャージ電圧Vccを
与え、ローカルビット線の選択トランジスタと選択メモ
リセルを介してメインビット線から共通ソース線に流れ
る放電電流によるメインビット線の電圧変化から、選択
メモリセルの書き込み状態が検出される。
【0075】このとき、高速読み出しを実現するために
必要な選択ゲート線STの電圧Vstと選択ワード線の読
み出し電圧Vreadとの関係は、第1及び第3の実施の形
態で説明したNAND型EEPROMにおける選択ゲー
ト線SG1の電圧Vsg1と非選択制御ゲート線の読み出し
電圧Vreadとの関係に置き換えて、同様に導出すること
ができる。
【0076】次に、図11を用いて第5の実施の形態に
ついて説明する。第5の実施の形態では、第1及び第3
の実施の形態で述べたNAND型EEPROMの読み出
し動作をAND型EEPROMに適用する場合について
説明する。AND型EEPROMの詳細は、IEDM Tech.
Digest, 1992, pp. 991-993に記載されている。
【0077】図11に示すAND型EEPROMにおけ
るメモリセルアレイの読み出し動作は、ローカルソース
線とメインソース線との間に第2の選択トランジスタが
接続される他は、図10で説明したDINOR型EEP
ROMのメモリセルアレイと同様であるため、ここでは
両者の相違点についてのみ説明する。
【0078】AND型EEPROMの読み出し動作にお
いて、メモリセルユニットはメインビット線D0乃至Dn
と選択ゲート線ST1、ST2で選択され、メインビット
線にプリチャージ電圧Vccを与え、メインビット線とロ
ーカルビット線との間に接続された第1選択トランジス
タ、ローカルビット線とソース線との間に接続された選
択メモリセル、及びソース線と共通ソース線との間に接
続された第2選択トランジスタを介して、メインビット
線からメインソース線に流れる放電電流によるメインビ
ット線の電圧変化から書き込み状態が検出される。
【0079】このとき、高速読み出しを実現するために
必要な第1選択トランジスタの選択ゲート線ST1の電
圧Vst1と、第2選択トランジスタの選択ゲート線ST2
の電圧Vst2と、選択ワード線の読み出し電圧Vread
の関係は、第1及び第3の実施の形態で説明したNAN
D型EEPROMにおける選択ゲート線SG1の電圧V
sg1と、選択ゲート線SG2の電圧Vsg2と、非選択制御
ゲート線の読み出し電圧Vreadとの関係に置き換えて、
同様に適用することができる。
【0080】次に、図12、図13を用いて第6の実施
の形態について説明する。第6の実施の形態では、第1
及び第3の実施の形態で述べたNAND型EEPROM
の読み出し動作をNOR型EEPROMに適用する場合
について説明する。
【0081】図12にNOR型EEPROMのメモリセ
ルアレイの構成を示す。メモリセルアレイの列方向に沿
ってビット線BL0乃至BLnが配置され、共通ソース線
がメモリセルアレイの列方向に沿って配置される。共通
ソース線からメモリセルアレイの行方向に沿って複数の
ソース線が引き出され、各ビット線と各ソース線との間
に、ビット線側の1個の選択トランジスタ及びソース線
側の1個のメモリセルが直列に接続されたNOR型セル
からなるメモリセルユニットが接続される。
【0082】複数のメモリセルユニットからなるブロッ
クごとに、選択トランジスタの選択ゲートが、行方向に
配置された選択ゲート線STに接続され、また、複数の
メモリセルユニットからなるブロックごとに、メモリセ
ルの制御ゲートが、行方向に配置されたワード線WLに
接続される。
【0083】図12に示すNOR型EEPROMおい
て、各ビット線とソース線との間に並列に接続されたメ
モリセルユニットは、ビット線BL0乃至BLnと選択ゲ
ート線STで選択され、メモリセルユニットを構成する
メモリセルはワード線WLを用いて選択される。NOR
型EEPROMの読み出し動作において、非選択メモリ
セルをオフする低レベル電圧を非選択ワード線に印加
し、選択ワード線に読み出し電圧Vreadを与えて選択メ
モリセルのデータ書き込み状態を検出する。
【0084】ビット線にプリチャージ電圧Vccを与え、
ビット線側の選択トランジスタとソース線側の選択メモ
リセルを介してメインビット線から共通ソース線に流れ
る放電電流によるビット線の電圧変化から書き込み状態
が検出される。
【0085】このとき、高速読み出しを実現するために
必要な選択ゲート線STの電圧Vstと選択ワード線の読
み出し電圧Vreadとの関係は、第1及び第3の実施の形
態で説明したNAND型EEPROMにおける選択ゲー
ト線SG1の電圧Vsg1と非選択制御ゲート線の読み出し
電圧Vreadとの関係に置き換えて、同様に適用すること
ができる。
【0086】図13に示すNOR型EEPROMは、メ
モリセルユニットがソース線側に接続された選択トラン
ジスタとビット線側に接続されたメモリセルからなるこ
とに特徴があり、その他の構成及び読み出し動作は図1
2に示すNOR型EEPROMと同様であるため説明を
省略する。
【0087】図13のNOR型EEPROMにおいて、
高速読み出しを実現するために必要な選択ゲート線ST
の電圧Vstと選択ワード線の読み出し電圧Vreadとの関
係は、第1及び第3の実施の形態で説明したNAND型
EEPROMにおける選択ゲート線SG2の電圧Vsg2
非選択制御ゲート線の読み出し電圧Vreadとの関係に置
き換えて同様に適用することができる。
【0088】なお本発明は上記の実施の形態に限定され
ることはない。先に述べたように、第1、第3の実施の
形態で説明したNAND型EEPROMの読み出し動作
において、ビット線側の選択トランジスタS1と、ソー
ス線側の選択トランジスタS2との間に1個のメモリセ
ルが接続される場合にも同様に本発明を適用することが
できる。
【0089】ただしこの場合には、高速読み出しを実現
するために必要な選択ゲート線SG1、SG2の電圧V
sg1、Vsg2と選択メモリセルの読み出し電圧Vreadとの
関係は、第4乃至第6の実施の形態で説明した選択ゲー
ト線SG1、SG2の電圧Vsg1、Vsg2と、選択メモリセ
ルの読み出し電圧Vreadとの関係に置き換えて適用す
る。その他本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形
して実施することができる。
【0090】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、選択ト
ランジスタの選択ゲートとチャネル部との間における絶
縁膜の破壊を回避し、かつ、高速にデータ読み出しを行
うことができる不揮発性半導体記憶装置を提供すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るNAND型EEPRO
Mの構成を示すのブロック図。
【図2】NAND型EEPROMのセル構成を示す図で
あって、(a)は、NANDセルの構造を示す平面図。
(b)は、NANDセルの等価回路を示す図。
【図3】NAND型EEPROMのセル構成を示す図で
あって、(a)は、図2(a)のA−A断面を示す図。
(b)は、図2(a)のB−B断面を示す図。
【図4】NAND型メモリセルアレイの等価回路を示す
図。
【図5】第1の実施の形態に係る読み出し動作のタイミ
ング波形を示す図。
【図6】従来の読み出し動作のタイミング波形を示す
図。
【図7】第3の実施の形態に係る読み出し動作のタイミ
ング波形を示す図。
【図8】データ書き込み動作の処理フローを示す図。
【図9】セル当り2ビットを記憶するメモリセルのしき
い値分布を示す図。
【図10】DINOR型EEPROMにおけるメモリセ
ルアレイの等価回路を示す図。
【図11】AND型EEPROMにおけるメモリセルア
レイの等価回路を示す図。
【図12】NOR型EEPROMにおけるメモリセルア
レイの等価回路を示す図。
【図13】他のNOR型EEPROMにおけるメモリセ
ルアレイの等価回路を示す図。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ 2…ビット線制御回路 3…カラムデコーダ 4…アドレスバッファ 5…ロウデコーダ 6…データ入出力バッファ 7…基板電位制御回路 8…選択ワード線電圧発生回路 9…選択ワード線電圧発生回路 10…SG1電圧発生回路 11…SG2電圧発生回路 12…p型基板 13…素子分離絶縁膜 14…浮遊ゲート・チャネル間絶縁膜 15、151〜158…浮遊ゲート 159、1510…選択ゲート 16…制御ゲート・浮遊ゲート間絶縁膜 17、171〜178…制御ゲート 179、1710…選択ゲート 18…表面絶縁膜 19…ビット線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792 H01L 29/78 371 Fターム(参考) 5B025 AA02 AC01 AC03 AD03 AD09 AE00 AE05 5F001 AA23 AB08 AD05 AD19 AD41 AD52 AD53 AE03 AE08 AG40 5F083 EP02 EP23 EP33 EP34 EP76 EP77 EP78 EP79 GA01 GA19 PR43 PR44 PR53 PR54 5F101 BA05 BB05 BD10 BD22 BD31 BD33 BD34 BE02 BE07 BH21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1個の選択トランジスタ及び
    少なくとも1個のメモリセルからなるメモリセルユニッ
    トがアレイ状に配列されたメモリセルアレイと、 前記メモリセルの制御ゲートが前記メモリセルアレイの
    行方向に沿って一続きに接続された制御ゲート線と、 前記選択トランジスタの選択ゲートが前記メモリセルア
    レイの行方向に沿って一続きに接続された選択ゲート線
    とを備え、 前記メモリセルに書き込まれた書き込みデータの読み出
    し動作及び前記書き込みデータのベリファイ読み出し動
    作に際し、選択された前記メモリセルユニット内の制御
    ゲート線の電圧レベルの最高値が前記メモリセルユニッ
    トの全ての選択ゲート線の電圧レベルと異なることを特
    徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリセルに書き込まれた書き込み
    データの読み出し動作及び前記書き込みデータのベリフ
    ァイ読み出し動作に際し、非選択の前記メモリセルユニ
    ットの制御ゲート線の電圧レベルが前記メモリセルユニ
    ットの全ての選択ゲート線の電圧レベルより高いことを
    特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルは、電荷の蓄積状態によ
    りデータを記憶する浮遊ゲート及び前記浮遊ゲートへの
    電荷の蓄積を制御する前記制御ゲートからなる積層ゲー
    ト構造を有し、前記選択トランジスタの選択ゲートは前
    記浮遊ゲートと同一配線層に形成され、前記メモリセル
    のチャネル部及び前記浮遊ゲートの間における絶縁膜の
    厚さは、前記選択トランジスタのチャネル部及び前記選
    択トランジスタの選択ゲートの間における絶縁膜の厚さ
    に等しいことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルのチャネル部及び前記メ
    モリセルの浮遊ゲートの間の絶縁膜は、前記選択トラン
    ジスタのチャネル部及び前記選択トランジスタの選択ゲ
    ートの間の絶縁膜と同一工程で形成されたことを特徴と
    する請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルユニットは、隣り合う複
    数の前記メモリセルが前記メモリセルユニットの長手方
    向に沿って互いに直列に接続されたメモリセル列と、前
    記メモリセル列の一方の終端部に接続された第1の選択
    トランジスタと、前記メモリセル列の他方の終端部に接
    続された第2の選択トランジスタと、からなり、 前記第1の選択トランジスタのチャネル部及び前記第1
    の選択トランジスタの選択ゲートの間の絶縁膜と、前記
    第2の選択トランジスタのチャネル部及び前記第2の選
    択トランジスタの選択ゲートの間の絶縁膜は同一工程で
    形成されたものであり、 かつ、前記第1、第2の選択トランジスタのチャネル部
    へのイオン注入が同一工程でなされたことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1つに記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記不揮発性半導体記憶装置において、
    さらに前記第1、第2の選択トランジスタのチャネル部
    へのイオン注入及び前記メモリセルのチャネル部へのイ
    オン注入が同一工程でなされたことを特徴とする請求項
    5記載の不揮発性半導体記憶装置。
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