明細書
サイタリックアミジン誘導体
技術分野
本発明は、 新規なサイクリックアミジン誘導体およびその塩、 ならびにそれら を含有する医薬組成物等に関する。
背景技術
最近の抗血栓症へのアプローチは、 トロンビンへの酵素活性を阻害するもので あり、 これにはへパリン、 低分子へパリン、 ヒルジン、 アルガトロバン、 ヒル口 グ等の化合物が含まれる。 これらの化合物はすべてトロンビンの酵素活性を阻害 する。 従ってこれらの化合物はいずれもトロンビンの細胞に対する作用を特異的 には阻害せず、 フィプリン血餅形成も阻害する。 そのため臨床においては出血傾 向と言う副作用が常に付きまとっている。 血栓症におけるトロンビンの役割は、 その血液凝固活性に制限されず、 血小板トロンビンレセプターの活性化の結果生 じる血管損傷部位での血小板凝集塊形成にもあると思われる。
今一つの抗血栓症へのアプローチとしては G P II b ZlII aレセプターアンタ ゴニストとして Abciximab、 Eptifibatide, Tirofiban等が静注剤として利用され ている。 これらの化合物はトロンビン、 AD P、 コラーゲン、 P A F等のあらゆ る刺激に対して血小板凝集を抑制するため強力な抗血栓作用を示す反面、 トロン ビンの酵素活性阻害剤と同様、 副作用としての出血傾向が付きまとう。 そのため 経口剤としての開発も進められてはいるが未だに上巿された化合物はない。
冠動脈血管形成術といった侵襲的治療によって誘発された血管壁損傷に対する 血管過増殖性応答である再狭窄は、 トロンビンが直接的または間接的に細胞に作 用することによって誘発された事象である可能性がある。 損傷 ^受けた血管に血 小板が粘着し成長因子の放出が起こり、 平滑筋細胞増殖が誘発される。 内皮細胞 に対するトロンビンの作用によっても、 間接的に平滑筋細胞が作用を受ける可能 性がある。 さらに、 血管損傷部位では血小板粘着が起こりプロコアグラント活性
が上昇する。 その部位において生成されたトロンビンの高い局所的濃度のため平 滑筋細胞は直接刺激される可能性もある。 実際効力あるトロンビン阻害剤ヒルジ ンを用いた最近の研究では、 トロンビンが再狭窄プロセスにおいて細胞増殖を引 き起こすことが示唆されているが、 トロンビンの効果が直接的な作用であるか間 接的 な 作用 で あ る 力 は解明 さ れて い な レ、 (Sarembock et al., Circulation. 1992, 84: 232-243) 0 トロンビンの細胞作用は、 様々な病的症状を引 き起こす可能性を持つものの、 トロンビンの細胞作用を特異的に遮断する治療用 作用物質は全く知られていない。
最近、トロンビンレセプター(P A R— 1 )がクローユングされ(Vu et al. , Cell, 1991, 64: 1057-1068)、 細胞トロンビンレセプターを標的とする作用物質を開発 する重要な機会が生み出された。 トロンビンレセプターのアミノ酸配列の詳細な 検査によりレセプターの 1 0 0残基アミノ末端ドメイン内に存在するトロンビン の結合部位と加水分解部位が明らかにされた。 その後行ったレセプターのァミノ 酸変異体の研究によって、 トロンビンレセプターのこの部位をトロンビンが限定 加水分解することがレセプターの活性化に必要であることが立証された (Vu et al., Nature, 1991, 353: 674-677)。 トロンビンレセプターが加水分解の結果、 新たに生じるァミノ酸配列に対応した合成べプチド(「トロンビンレセプタ一活性 ィ匕ぺプチド、 thrombin receptor activating peptide ; TRAPJ と呼は *れる) 力 トロンビンによる加水分解がない状態のレセプタ一を活性化し得る。 この事はレ セプターの分解によってァミノ末端に生じる新しいアミノ酸配列(「連結型リガン ドペプチド、 tethered ligand peptidej と呼ばれる) がリガンドとして機能し遠 位の結合部位において相互作用することを示唆している。 TRAPの更なる研究によ り血小板、 内皮細胞、 繊維芽細胞及び平滑筋細胞の中に存在するトロンビンレセ プターの類似性が確認された (Hung et al. , J. Cell. Biol. 1992, 116: 827-832, Ngaiza, Jaffe, Biochem. Biophys. Res. Coramun. 1991, 179: 1656 - 1661)。
TRAPの構造活性研究からペンタぺプチド Phe_Leu- Leu- Arg- Asnは、 トロンビン
又は TRAP のいずれかで活性化された血小板トロンビンレセプターの弱い拮抗体 で あ る こ と が 示唆 さ れ た (Vssallo. et al., J. Biol. Chem. , 1992, 267 : 6081-6085 (1992) ) n レセプターの拮抗に対する異なるァプロ チがその他の グループにより研究されてきた。 一つ目はトロンビンレセプターのトロンビン結 合ドメインに対する抗体を作成する試みである。 これらの抗体は有効かつ特異的 に血小板のトロンビンによる活性ィ匕を抑制し、 トロンビンレセプターの拮抗体と して作用する(Hung et al. , J. Clin. Invest. 1992, 89: 1350-1353) 0 二つ目は TRAP からのペプチド誘導体の開発である (steven M. S. , J. Med. Chem. 1996, 39: 4879-4887, William J. H. , Bioorg. Med. Chem. Lett. 1998, 8: 1649-1654, David F. M. , Bioorg. Med. Chem. Lett. 1999, 9: 255-260)。 最後にレセプター バインデイングを中心とした各種ァッセィ系を利用したハイスループットスクリ 一ユングの実施により見出された低分子化合物の開発である(Andrew W. S. et al. , Bioorg. Med Chem. Lett. 1999, 9: 2073-2078, Scherig Plough WO 9 9 / 2 6 9 4 3 . Halord S. et al. , ACS meeting in Oct. 2001)。
発明の開示
このように、 トロンビン受容体に拮抗作用を有する化合物は、 トロンビンが関 与する疾患の治療や予防において優れた作用効果を発揮するものと期待されてお り、 従って、 例えば血栓症、 血管再狭窄、 深部静脈血栓症、 肺塞栓症、 脳梗塞、 心疾患、 播種性血管内血液凝固症候群、 高血圧、 炎症性疾患、 リゥマチ、 喘息、 糸球体腎炎、 骨粗鬆症、 神経疾患、 悪性腫瘍、 等の治療や予防に有効であると期 待することができる。 薬理活性、 トロンビン受容体に対する受容体特異性、 安全 性、 投与量、 経口有用性、 等の点を満足させるトロンビン受容体拮抗剤の提供が 待望されている。
しかしながら、 従来のトロンビン受容体拮抗剤は、 受容体に対する特異性や経 口有効性等の点で充分ではなかった。
本発明の目的は、 優れたトロンビン受容体阻害活性を有し、 トロンビン受容体
拮抗剤として有用な化合物を探索し、 見出すことにある。
本発明者らは、 上記事情に鑑み精力的に研究を重ねた結果、 下式一般式 (I) で表される新規なサイタリックアミジン誘導体を合成することに成功し、 更に予 想外にも、 これらの化合物またはその塩が、 優れたトロンビン受容体阻害活性を 有し、 トロンビン受容体拮抗剤として有用であることを見出し、 本発明を完成す るに至った。
本発明は、
< 1 > 式
[式中、 R R2、 R3、 R4、 R5および R7は同一または相異なって(1)水素原 子、 (2)シァノ基、 (3)ハロゲン原子または (4)下記置換基群 aから選ばれるいずれ か 1の基を示し、 zは 0または 1を示し、 さらに、 R2と R4は結合して C, Nお よび Oから選ばれる 1乃至 5個の原子を有する 5〜 6員環を形成してもよく、 R 4および R 5は結合により一緒になつて単結合を形成してもよい; R 6は(1)水素原 子、 (2) d— 6アルキル基、 (3)ァシル基、 (4)力ルバモイル基、 (5)水酸基、 (6) アルコキシ基、 (7) C 6アルキルォキシカルボニルォキシ基、 (8)C3— 8 環状アルキル基、(9)ァシルォキシ基で置換されていてもよい d— sアルキルォキ シカルボニル基または(10)それぞれ下記置換基群 eから選ばれる少なくとも 1の 基で置換されていてもよい C6— 14芳香族炭化水素環式基もしくは 5乃至 14員 芳香族複素環式基を示し; nは 1または 2の整数を示し; Y1は単結合、 一 (C H2) m—、 一 CR8—、 一 CR8R9—、 一 CH2CO—、 一 NR8—、 一 SO—、
_S02—、 一CO—、 一CONR8—または _S02NR8— 〔式中、 mは 1乃至 3の整数を、 R 8および R 9は同一または相異なって水素原子、 ハロゲン原子、 C !― 6アルキ^^基、 力ルポキシル基または C i _ 6アルコキシカルポニル基を示す〕 を示し; Y2は単結合、 0、 N、 - (CH2) m―、 一 CR8—、 CR8R9—、 一 CO—、 一SO—、 一 S02—または一 C ( = N-OR8) - 〔式中、 m、 R8お よび R 9は前記定義と同意義を示す〕 を示し; Arは (1) 水素原子、 (2) 式
〔式中、 R1 G、 R11, R12、 R 13および R 14は同一または相異なって(1)水素原 子、 (2)シァノ基、 (3)ハロゲン原子、 (4)ニトロ基または(5)下記置換基群 bから 選ばれるいずれか 1の基を示し、 さらに、 R11と R12、 または、 R12と R13は 結合して N、 Sおよび Oから選ばれる 1乃至 4個の複素原子を含有していてもよ くかつ下記置換基群 f から選ばれる少なくとも 1の基で置換されていてもよい 5 乃至 8員複素環を形成していてもよい。〕 で表わされる基または(3) 下記置換基 群 gから選ばれる少なくとも 1の基で置換されていてもよい 5乃至 14員芳香族 複素環式基を示す。
<前記置換基群 a >下記置換基群 a ' から選ばれる少なくとも 1の基でそれぞれ 置換されていてもよい 6アルキル基、アルキリデン基、 C2— 6アルケニル基、 C 2— 6アルキニル基、 ァシル基、 力ルポキシル基、 力ルバモイル基、 6アル コキシカルポニル基、 Ci_ 6アルキルアミノカルボ-ル基、 水酸基、 6アル コキシ基、 C3_8環状アルキルォキシ基、 アミノ基、 6アルキルアミノ基、 C 3一 8環状アルキルアミノ基、 ァシルァミノ基、 スルホ -ルァミノ基、 スルホ二 ル基、 スルファモイル基、 C3_8環状アルキル基、 5乃至 14員非芳香族複素環
式基、 C6— 14芳香族炭化水素環式基および 5乃至 14員芳香族複素環式基からな る群;
<前記置換基群 a, 〉0^6アルキル基、 C2_6アルケニル基、 C2— 6アルキニル 基、 シァノ基、 ァシル基、 力ルポキシル基、 力ルバモイル基、 アルコキシ カルボニル基、 アルキルアミノカルボニル基、 水酸基、 C — 6アルコキシ 基、 C3_8環状アルキルォキシ基、 アミノ基、 じ アルキルアミノ基、 C3_8 環状アルキルアミノ基、 ァシルァミノ基、 ウレイ ド基、 ウレ-レン基、 スルホ二 ルァミノ基、 スルホ-ル基、 スルファモイル基、 ハロゲン原子、 C 3— 8環状アル キル基、 含へテロ環状アルキル基、 5乃至 14員非芳香族複素環式基、 C6_14 芳香族炭化水素環式基および 5乃至 14員芳香族複素環式基からなる群を示し、 更に、前記 C6_14芳香族炭化水素環式基および 5乃至 14員芳香族複素環式基は、 それぞれ C 6アルキル基、 シァノ基、 ァシル基、 カルボキシル基、 力ルバモイ ル基、 C ^ 6アルコキシカルポュル基、 C — 6アルキルアミノカルポ-ル基、 水 酸基、 C^sアルコキシ基、 C 3— 8環状アルキルォキシ基、 ニトロ基、 アミノ基、 C^ 6アルキルアミノ基、 C 3一 8環状アルキルアミノ基、 ァシルァミノ基、 ウレ ィド基、 ウレ-レン基、スルホュルァミノ基、スルホニル基、スルプアモイル基、 ハロゲン原子および C3— 8環状アルキル基からなる群より選ばれる少なくとも 1 の基で置換されていてもよい;
く前記置換基群 b >下記置換基群 b' から選ばれる少なくとも 1の基でそれぞれ 置換されていてもよい C — 6アルキル基、 C 2— 6アルケニル基、 C2_6アルキニル 基、 ァシル基、 カルボキシル基、 力ルバモイル基、 Ci— 6アルコキシカルポニル 基、 — 6アルキルアミノカルボニル基、 水酸基、 C^eアルコキシ基、 C3— 8 環状アルキルォキシ基、 アミノ基、 アミノアルキル基、 一 6アルキルァ ミノ基、 C 3— 8環状アルキルアミノ基、 ァシルァミノ基、 ウレイ ド基、 スルホ- ルァミノ基、 スルホ-ル基、 スルファモイル基、 C 3— 8環状アルキル基、 5乃至 14員非芳香族複素環式基、 C6_14芳香族炭化水素環式基および 5乃至 14員芳
香族複素環式基からなる群;
く前記置換基群 b, じ アルキル基、 C2_6アルケニル基、 C2 6アルキニル 基、 ォキソ基、 シァノ基、 Ci 6シァノアシル基、 C 2 7ァシル基、 6アル力 ノィル基、 ベンゾィル基、 ァラルカノィル基、 C i 6アルコキシアルキルカルボ ニル基、 C — 6ヒ ドロキシアルキル力ルポエル基、 カルボキシル基、 C 6カル ボキシルアルキル基、 C i 6カルボキシルアルキルォキシ基、 力ルバモイノレ基、 力ルバモイルアルキルォキシ基、 C i_6アルコキシカルボニル基、 · C卜 10アルコ キシカルボ二ル〇ト 6アルキル基、 〇 — 10アルコキシカルボニル C アルキノレ ォキシ基、 C^ 6モノアルキルアミノカルボニル基、 C 2 6ジアルキルアミノカ ルポ-ル基、 水酸基、 C 6アルコキシ基、 Ci— i。アルコキシアルキル基、
。ァラルキルォキシアルキル基、 6ヒドロキシアルキル基、 C3_8環状アル キルォキシ基、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 C3_8環状アルキルアミノ 基、 ァシルァミノ基、 ウレイド基、 ゥレイレン基、 Ci— 6アルキルスルホニルァ ミノ基、 フエニルスルホニルァミノ基、 C i 6アルキルスルホ-ル基、 フエニル スルホニル基、 d 6モノアルキルアミノスルホニル基、 C2 6ジァルキルアミ ノスルホニル基、 スルファモイル基、 ハロゲノ基、 C3_8環状アルキル基、 5乃 至 14員非芳香族複素環式基、 C6 14芳香族炭化水素環式基、 5乃至 14員芳香 族複素環式基、 含へテロ環状アミノカルボニル基、 含へテロ環状アミノスルホニ ル基およびイソキサゾリニル基からなる群を示し、 更に、 前記 5乃至 14員非芳 香族複素環式基、 C6_14芳香族炭化水素環式基、 5乃至 14員芳香族複素環式基 およびイソキサゾリニル基は、独立に、 アルキル基、ォキソ基、 シァノ基、 ァシル基、 力ルポキシル基、 力ルバモイル基、 C i_6アルコキシカルボエル基、
— 6アルキルアミノカルポニル基、 水酸基、 アルコキシ基、 C3_8環状ァ ルキルォキシ基、 ニトロ基、 アミノ基、 6アミノアルキル基、 Ci 6アルキ ルァミノ基、 Ci 6ジァルキルアミノ基、 C3_ 8環状アルキルアミノ基、 ァシル アミノ基、 ウレイド基、 ゥレイレン基、 アルキルスルホニルァミノ基、 アルキル
スルホ-ル基、 スルファモイル基、 ハロゲノ基おょぴ C 3 _8環状アルキル基から なる群より選ばれる少なくとも 1の基で置換されていてもよい;
く前記置換基群 e > C 6アルキル基、 シァノ基、 ァシル基、 力ルポキシル基、 カルパモイル基、 C i _ 6アルコキシカルボニル基、 C 6アルキルアミノカルポ -/レ基、 水酸基、 — 6アルコキシ基、 C 3一 8環状アルキルォキシ基、 アミノ基、
C — 6アルキルアミノ基、 C 3— 8環状アルキルアミノ基、 ァシルァミノ基、 ウレ ィ ド基、 ウレエレン基、 スルホニルァミノ基、 スルホエル基、 スルファモイル基、 ハロゲン原子および c 3_8環状アルキル基からなる群;
<前記置換基群 ί > (1)水素原子、 (2)シァノ基、 (3)ハロゲン原子、 (4)ォキソ基 ならびに(5)それぞれ下記置換基群 f 'から選ばれる少なくとも 1の基で置換され ていてもよい C i— 6アルキル基、 アルケニル基、 アルキエル基、 ァシル基、
6アルカノィル基、 カルボキシル基、 力ルバモイル基、 c _ 6アルコキシカノレボニ ル基、 アルキルアミノカルボ二ル基、 水酸基、 — 6アルコキシ基、 C 3— 8環状アルキルォキシ基、 アミノ基、 イミノ基、 アミノアルキル基、 6 アルキルアミノ基、 C 3— 8環状アルキルアミノ基、 ァシルァミノ基、 ゥレイ ド基、 スルホ -ルァミノ基、スルホニル基、スルファモイル基、 C 3— 8環状アルキル基、
5乃至 1 4員非芳香族複素環式基、 C 6_ 1 4芳香族炭化水素環式基および 5乃至 1 4員芳香族複素環式基からなる群;
く前記置換基群 f ' 〉。^ 6アルキル基、 ォキソ基、 シァノ基、 ァシル基、 カル ポキシル基、 カルパモイル基、 C i _ 6ァノレコキシ力ノレボニノレ基、 ペンジノレオキシ 力ルポ-ル基、 アルキルアミノカルポニル基、 水酸基、 じ 5アルコキシ 基、 C 3 _ 8環状アルキルォキシ基、 アミノ基、 C卜 6アルキルアミノ基、 C 3 _ 8 環状アルキルアミノ基、 ァシルァミノ基、 ウレイド基、 ウレ二レン基、 — 6ァ ノレキルスノレホニノレアミノ基、 C 6アルキルスルホニル基、 スルファモイル基、 ハロゲノ基、 C 3_ 8環状アルキル基、 5乃至 1 4員非芳香族複素環式基、 C 6— 1 4 芳香族炭化水素環式基および 5乃至 1 4員芳香族複素環式基からなる群;
く前記置換基群 g >C 6アルキル基、 シァノ基、 ァシル基、 カルボキシル基、 力ルバモイル基、 C i _6アルコキシカルボニル基、 Cト6アルキルァミノカルボ ニル基、 スルホニル基、 スルファモイル基、 ノヽロゲノ基および C 3— 8環状アルキ ル基からなる群。]
で表わされる化合物またはその塩;
< 2 > R R2および R3は同一または相異なって水素原子、 C^ 6アルキル 基、 アルコキシ基、 ァリール — 6アルキル基およびァリール C — 6アルキ リデン基からなる群から選ばれるいずれか 1の基を示し、 R4、 R5および R7は 同一または相異なつて水素原子、 C 6アルキル基および水酸基からなる群から 選ばれるいずれか 1の基を示し、 zは 0または 1を示し、 さらに、 R2と R4は結 合して C, Nおよび Oから選ばれる 1乃至 5個の原子を有する 5〜 6員環を形成 してもよく、 R 4および R 5は結合により一緒になって単結合を形成してもよい; R6は水素原子、 C ^6アルキル基およびァシルォキシ基で置換されていてもよい Cェ-6アルキルォキシ力ルポエル基からなる群から選ばれるいずれか 1の基を示 し; nは 1を示し; Y1は単結合または一 (CH2) m— 〔式中、 mは 1乃至 3の 整数を示す〕 を示し; Y 2は単結合または一 CO—を示し; A rは水素原子また は式
〔式中、 R1G、 R11 R12、 R13および R14は同一または相異なって水素原子、
Ci— 6アルキル基、 水酸基、 C — 6アルコキシ基、 Ci— 6アルキルアミノ基、 C3
—8環状アルキルアミノ基、 ァシルァミノ基、 5乃至 14員非芳香族複素環式基お よび アルキルォキシカルポニルォキシ基からなる群から選ばれるいずれか
1の基を示し、 さらに、 R11と R12、 または、 R12と R13は結合して、 (i)N、 Sおよび〇から選ばれる 1乃至 4個の複素原子を含有していてもよく、 かつ(ii) シァノ基、 ォキソ基ならびにそれぞれ下記置換基群 f ":
く前記置換基群 f " 〉0^ 6アルキル基、 ォキソ基、 シァノ基、 ァシル基、 カル ボキシル基および Cェ一 6アルコキシ基からなる群;
から選ばれる少なくとも 1の基で置換されていてもよい アルキル基、 ァシ ル基、 C — 6アルカノィル基、 力ルポキシル基、 力ルバモイル基、 — 6アルコ キシカルボエル基、 アルキルアミノカルボ-ル基、 水酸基、 — 6アルコ キシ基、 C 3 _8環状アルキルォキシ基、 アミノ基、 C 6アルキルアミノ基、 ス ルホエル基および 5乃至 14員非芳香族複素環式基からなる群から選ばれる少な くとも 1の基で置換されていてもよい、 5乃至 8員複素環を形成していてもよ い。〕 で表わされる基を示す、 く 1 >記載の化合物またはその塩;
< 3 > Y1がー C H2—である < 1〉記載の化合物またはその塩;
< 4 > Y2がー CO—であるく 1 >記載の化合物またはその塩;
< 5 > Y1がー CH2—で、 Y2がー CO—であるく 1 >記載の化合物またはそ の塩;
<6>Y1が単結合で、 Υ2が単結合で、 A rが水素原子であるく 1 >記載の化合 物またはその塩;
< 7 > A rが式
〔式中、 R1Q、 R11, R12、 R 13および R 14は前記定義と同意義を示す。〕 で表 わされる基である < 1 >記載の化合物またはその塩。
< 8 > R1Qおよび R 14が水素原子であるく 7 >記載の化合物またはその塩。
< 9 > 八1:カ (1)式
[式中、 R1C)、 R11, R12、 R13および R14はそれぞれ前記定義と同意義を示 す。] で表わされる基または (2)前記置換基群 gから選ばれる少なくとも 1の基で 置換されていてもよい 5乃至 14員芳香族複素環式基である < 1 >記載の化合物 またはその塩;
< 10 > R1Qおよび R 14が水素原子であるく 9〉記載の化合物またはその塩; < 1 1 > A rが式
[式中、 R11および R13は前記定義と同意義を、 R15は(1)水素原子または(2) 下記置換基群 hから選ばれるいずれか 1の基を示し、 さらに、 R 11および R 15 は結合して前記置換基群 f から選ばれる少なくとも 1の基で置換されていてもよ く N、 Sおよび Oから選ばれる 1または 2個の複素原子を含有していてもよい 5 乃至 8員複素環を形成してもよい。
<前記置換基群 h>下記置換基群 h' から選ばれる少なくとも 1の基でそれぞれ 置換されていてもよい — 6アルキル基、 C2 6ァルケ-ル基、 C2 6アルキニル
基、 ァシル基、 C ^6アルコキシカルボニル基、 ァミノカルボニル基、 C 6ァ ルキルアミノカルボエル基、 C 3 8環状アルキル基、 アミノアルキル基、 スルホニル基、 C3_8環状アルキルアミノ基、 5乃至 14員非芳香族複素環式基、 C6_x 4芳香族炭化水素環式基および 5乃至 14員芳香族複素環式基からなる群; <前記置換基群 h ' >C卜 6アルキル基、 C2 6ァルケ-ル基、 C2_6アルキニル 基、 ォキソ基、 シァノ基、 シァノアルキル基、 C2_7ァシル基、 アル カノィル基、 ベンゾィル基、 ァラルカノィル基、 C — 6アルコキシアルキルカル ボニル基、 d— 6ヒ ドロキシアルキルカルボニル基、 カルボキシル基、 力 ルポキシルアルキル基、 Ci 6カルボキシルアルキルォキシ基、 力ルバモイル基、 力ルバモイルアルキルォキシ基、 C i 6アルコキシカルポニル基、 C — i。ァノレコ キシカルボニル C アルキル基、 C アルコキシカルボニル C 6アルキル ォキシ基、 Ci 6モノアルキルアミノカルボニル基、 C2 sジアルキルァミノ力 ルボニル基、 水酸基、 C 6アルコキシ基、 C 。アルコキシアルキル基、
- 10ァラルキルォキシアルキル基、 Ci— 6ヒ ドロキシアルキル基、 C3_8環状アル キルォキシ基、 アミノ基、 6アルキルアミノ基、 C3 8環状アルキルアミノ 基、 ァシルァミノ基、 ウレイ ド基、 ゥレイレン基、 — 6アルキルスルホニルァ ミノ基、 フエ-ルスルホ -ルァミノ基、 Ci 6アルキルスルホ-ル基、 フエエル スルホ-ル基、 モノアルキルアミノスルホ -ル基、 C2_6ジアルキルアミ ノスルホュル基、 スルファモイル基、 ハロゲノ基、 C3 8環状アルキル基、 5乃 至 14員非芳香族複素環式基、 C6 14芳香族炭化水素環式基、 5乃至 14員芳香 族複素環式基、 含へテロ環状アミノカルボ二ル基、 含へテロ環状アミノスルホニ ル基およびイソキサゾリニル基からなる群を示し、 更に、 前記 5乃至 14員非芳 香族複素環式基、 C6_14芳香族炭化水素環式基、 5乃至 14員芳香族複素環式基 およびイソキサゾリニル基は、独立に、 C^eアルキル基、 ォキソ基、 シァノ基、 ァシル基、 カルボキシル基、 力ルバモイル基、 C 6アルコキシカルポニル基、 アルキルアミノカルポニル基、 水酸基、 C — 6アルコキシ基、 C3 8環状ァ
ルキルォキシ基、 ニトロ基、 アミノ基、 Ci 6アミノアルキル基、 アルキ ルァミノ基、 じ ジアルキルアミノ基、 C3 8環状アルキルアミノ基、 ァシル アミノ基、 ウレイド基、 ゥレイレン基、 アルキルスルホニルァミノ基、 アルキル スルホエル基、 スルファモイル基、 ハロゲノ基および c3_8環状アルキル基から なる群から選ばれる少なくとも 1の基で置換されていてもよい。]
で表される基であるく 1〉記載の化合物またはその塩;
< 12 > A rが式
[式中、 R 11および R 15はそれぞれ前記定義と同意義を、 R 16は(1)水素原子ま たは(2)前記置換基群 hから選ばれるいずれか 1の基を示し、 さらに、 R11と R1 5、 または、 R15と R16が結合して前記置換基群 f から選ばれる少なくとも 1の 基で置換されていてもよく N、 Sおよび Oから選ばれる 1または 2個の複素原子 を有していてもよい 5乃至 6員複素環を形成していてもよレ、。 ]
で表される基であるく 1 >記載の化合物またはその塩;
< 13 > A rが式
[式中、 R 11および R 15はそれぞれ前記定義と同意義を、 R 17および R 18は同 —または相異なって(1)水素原子または(2)下記置換基群 iから選ばれるいずれか
1の基を示し、 さらに、 R11と R15、 R15と R17、 R15と R18、 または、 R17 と R 18は結合して前記置換基群 f から選ばれる少なくとも 1の基で置換されて いてもよく N、 Sおよび Oから選ばれる 1または 2個の複素原子を含有していて もよい 5乃至 8員複素環を形成してもよい。
く前記置換基群 i >下記置換基群 i ' から選ばれる少なくとも 1の基でそれぞれ 置換されていてもよい Ci— sアルキル基、 c2_6ァルケ-ル基、 c2_6アルキニル 基、 ァシル基、 力ルバモイル基、 C — 6アルコキシカルボ-ル基、 アルキ ルァミノカルボニル基、 C 6ァミノアルキル基、 スルホニル基、 スルファモイ ル基、 C3_8環状アルキル基、 5乃至 14員非芳香族複素環式基、 C6_14芳香族 炭化水素環式基および 5乃至 14員芳香族複素環式基からなる群;
く前記置換基群 i ' >Ci一 6アルキル基、 C2_6アルケニル基、 C2— 6アルキニル 基、 ォキソ基、 シァノ基、 C 6シァノアルキル基、 C2— 7ァシル基、 Ci— 6アル カノィル基、 ベンゾィル基、 ァラルカノィル基、 じェ アルコキシアルキルカル ボニル基、 — 6ヒ ドロキシアルキル力ルポ-ル基、 カルボキシル基、 Ci— 6力 ルボキシルアルキル基、 C i— eカルボキシルアルキルォキシ基、 力ルバモイル基、 力ルバモイルアルキルォキシ基、 C i— sアルコキシカルボ-ル基、 d— i。アルコ キシカルボエル Ci— eアルキル基、 Ci— i。アルコキシカルボニル C i— 6アルキル ォキシ基、 じ モノアルキルアミノカルポエル基、 C2_6ジアルキルアミノカ ルポニル基、 水酸基、 6アルコキシ基、 i。アルコキシアルキル基、 ― 10ァラルキルォキシアルキル基、 ヒ ドロキシアルキル基、 C3_8環状アル キルォキシ基、 アミノ基、 アルキルアミノ基、 C3_8環状アルキルアミノ 基、 ァシルァミノ基、 ウレイ ド基、 ゥレイレン基、 。 アルキルスルホ -ルァ ミノ基、 フエニルスルホ -ルァミノ基、 C — 6アルキルスルホニル基、 フエニル スルホニル基、 モノアルキルアミノスルホニル基、 C2— 6ジアルキルアミ ノスルホニル基、 スルファモイル基、 ハロゲノ基、 C 3— 8環状アルキル基、 5乃 至 14員非芳香族複素環式基、 C6_14芳香族炭化水素環式基、 5乃至 14員芳香
族複素環式基、 含へテロ環状アミノカルボ-ル基、 含へテロ環状アミノスルホニ ル基およびイソキサゾリニル基からなる群を示し、 更に、 前記 5乃至 1 4員非芳 香族複素環式基、 C 6 _ 1 4芳香族炭化水素環式基、 5乃至 1 4員芳香族複素環式基 およびイソキサゾリ-ル基は、 独立に、 C i— 6アルキル基、 ォキソ基、 シァノ基、 ァシル基、 カノレボキシル基、 力ルバモイル基、 C 6アルコキシ力ルポ二ノレ基、
— 6アルキルアミノカルボニル基、水酸基、 C — 6アルコキシ基、 C 3_ 3環状ァ ルキルォキシ基、 ニトロ基、 アミノ基、 アミノアルキル基、 アルキ ルァミノ基、 〇 — 6ジアルキルァミノ基、 C 3一 8環状アルキルアミノ基、 ァシル アミノ基、 ウレイド基、 ゥレイレン基、 アルキルスルホニルァミノ基、 アルキル スルホニル基、 スルファモイル基、 ノヽロゲノ基および c 3_8環状アルキル基から なる群から選ばれる少なくとも 1の基で置換されていてもよい。]
で表わされる基であるく 1 >記載の化合物またはその塩;
< 1 4 > < 1 >記載の化合物またはその塩を含有してなる医薬組成物;
< 1 5 > トロンビン受容体の拮抗剤であるく 1 4〉記載の組成物;
< 1 6 > トロンビンの P A R 1受容体の拮抗剤であるく 1 4〉記載の組成物;
< 1 7 > 血小板凝集阻害剤である < 1 4〉記載の糸且成物;
< 1 8 > 平滑筋細胞の増殖阻害剤であるく 1 4〉記載の組成物;
< 1 9 > 内皮細胞、 繊維芽細胞、 腎細胞、 骨肉腫細胞、 筋細胞、 ガン細胞およ びノまたはグリア細胞の増殖阻害剤である < 1 4 >記載の組成物;
< 2 0〉 血栓症、 血管再狭窄、 深部静脈血栓症、 肺塞栓症、 脳梗塞、 心疾患、 播種性血管内血液凝固症候群、 高血圧、 炎症性疾患、 リゥマチ、 喘息、 糸球体腎 炎、 骨粗鬆症、 神経疾患および Zまたは悪性腫瘍の治療剤または予防剤であるく 1 4 >記載の組成物;
< 2 1 > トロンビン受容体拮抗剤の製造のための < 1 >記載の化合物またはそ の塩の使用;
< 2 2 > トロンビン受容体拮抗剤が P A R 1受容体拮抗剤であるく 2 1〉記載
の使用;
< 2 3 > 血小板凝集阻害剤の製造のための < 1〉記載の化合物またはその塩の 使用;
< 2 4 > トロンビン受容体が関与する疾患の患者に、 治療上有効量の < 1〉記 載の化合物またはその塩を投与する、 前記疾患の治療方法;
< 2 5 > 内皮細胞、 繊維芽細胞、 腎細胞、 骨肉腫細胞、 筋細胞、 ガン細胞およ ぴ Zまたはグリア細胞の増殖性疾患を有する患者に、 治療上有効量の < 1 >記載 の化合物またはその塩を投与する、 前記疾患の治療方法;
にある。
発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の内容について詳細に説明する。
本明細書中においては、 化合物の構造式が便宜上一定の異性体を表すことがあ るが、 本発明には化合物の構造上生ずる総ての幾何異性体、 不斉炭素に基づく光 学異性体、 立体異性体、 互変異性体等の異性体および異性体混合物を含み、 便宜 上の式の記載に限定されるものではなく、 いずれか一方の異性体でも混合物でも よい。 従って、 本発明化合物には、 分子内に不斉炭素原子を有し光学活性体およ ぴラセミ体が存在することがあり得るが、 本発明においては限定されず、 いずれ もが含まれる。 また、 結晶多形が存在することもあるが同様に限定されず、 いず れかの結晶形が単一であってもまたは結晶形混合物であってもよい。 本発明にか かる化合物またはその塩は、 無水物であっても水和物をはじめとする溶媒和物で あってもよく、 いずれも本明細書の特許請求の範囲に含まれる。 また、 本発明に かかる化合物が生体内で分解されて生じる代謝物、 ならびに、 本発明にかかる化 合物またはその塩のプロドラッグも本明細書の特許請求の範囲に包含される。 以下に、 本明細書において記載する記号、 用語等の意義を説明し、 本発明を詳 細に説明する。
本明細書において用いる「および/または」なる語句は、 「および」の場合と「ま
たは」 の場合の両者を含む意味で用いられる。
本明細書において用いる 「ハロゲン原子」 としては、 例えばフッ素原子、 塩素 原子、 臭素原子、 ヨウ素原子、 等の原子があげられ、 好ましくはフッ素原子、 塩 素原子、 臭素原子である。
本明細書において用いる 「じ アルキル基」 とは、 炭素数が 1ないし 6個の アルキル基を示し、 好適な基としては例えばメチル基、 ェチル基、 n—プロピル 基、 i s o—プロピル基、 n—ブチル基、 i s o—ブチル基、 s e c _ブチル基、 t e r t一ブチル基、 n—ペンチル基、 1 , 1ージメチノレプロピル基、 1 , 2— ジメチルプロピル基、 2 , 2—ジメチルプロピル基、 1 _ェチルプロピル基、 2 —ェチルプロピル基、 n一へキシル基、 1ーメチノレー 2—ェチノレプロピル基、 1 ーェチルー 2 _メチルプロピル基、 1 , 1 , 2—トリメチルプロピル基、 1ープ 口ピルプロピル基、 1ーメチルブチル基、 2—メチルブチル基、 1 , 1一ジメチ ノレプチル基、 1 , 2 _ジメチノレプチノレ基、 2 , 2—ジメチノレブチル基、 1 , 3— ジメチルブチル基、 2 , 3—ジメチルブチル基、 2一ェチルブチル基、 2—メチ ルペンチル基、 3—メチルペンチル基、 等の直鎖または分枝状アルキル基があげ られ、 より好ましくはメチル基、 ェチル基、 n—プロピル基、 i s o—プロピル 基、 n—プチノレ基、 i s o—プチ/レ基、 s e c一ブチル基、 t e r t—プチノレ基、 n—ペンチノレ基、 等である。
本明細書において用いる 「 2_ 6ァルケエル基」 とは、 炭素数 2ないし 6個の アルケニル基を示し、 好適な基として例えばビュル基、 ァリル基、 1一プロべ- ノレ基、 2—プロぺニル基、 イソプロぺニル基、 2—メチルー 1一プロぺニル基、 3—メチルー 1—プロぺエル基、 2—メチルー 2—プロぺニル基、 3—メチルー 2—プロぺニル基、 1—ブテニル基、 2 _ブテ-ノレ基、 3—プテニル基、 1—ぺ ンテニノレ基、 1—へキセェノレ基、 1 , 3 —へキサンジェニノレ基、 1 , 6 _へキサ ンジェニル基、 等があげられる。
本明細書において用いる 「C 2 _ 6アルキニル基」 とは、 炭素数が 2ないし 6個
のアルキニル基を示し、 好適な基として例えばェチュル基、 1一プロピエル基、 2 _プロピニル基、 1—ブチニル基、 2—ブチニル基、 3—ブチュル基、 3—メ チル _ 1一プロピニル基、 1一ェチニルー 2プロピエル基、 2—メチルー 3—プ ロビニル基、 1 _ペンチュル基、 1 _へキシュル基、 1, 3 —へキサンジインィ ル基、 1, 6 —へキサンジインィル基、 等があげられる。
本明細書において用いる 「C 3— 8シクロ (環状) アルキル基」 とは、 3ないし 8個の炭素原子で構成されたシクロアルキル基を示し、例えばシクロプロピル基、 シクロプチル基、 シクロペンチル基、 シクロへキシル基、 シクロへプチノレ基、 シ クロォクチル基、 等があげられる。
本明細書において用いる 「C 3- 8シクロ (環状) アルケニル基」 とは、 3ない し 8個の炭素原子で構成された C 3— 8シクロアルケニル基を示し、 例えばシク口 プロペン一 1一ィル、 シクロプロペン一 3—ィノレ、 シクロブテン一 1—ィノレ、 シ クロブテン一 3—ィノレ、 1, 3—シクロブタジエン一 1ーィノレ、 シクロペンテン 一 1ーィノレ、 シクロペンテン一 3—ィノレ、 シクロペンテン _ 4ーィノレ、 1, 3— シクロペンタジェンー 1一ィノレ、 1 , 3—シクロペンタジェンー 2—ィノレ、 1,
3ーシク口ペンタジェンー 5—ィノレ、 シクロへキセン一 1一イノレ、 シクロへキセ ンー 3—ィノレ、 シクロへキセン一 4—ィノレ、 1, 3—シクロへキサジェンー 1一 ィノレ、 1, 3—シクロへキサジェン _ 2—ィノレ、 1 , 3—シクロへキサジェンー 5—ィノレ、 1, 4—シクロへキサジェンー 3—ィノレ、 1, 4ーシクロへキサジェ ン一 1—ィノレ、 シク口ヘプテン一 1ーィノレ、 シクロヘプテン一 3—ィノレ、 シクロ ヘプテン一 4ーィノレ、 シクロヘプテン一 5—ィノレ、 1, 3—シクロヘプテン一 2 一イスレ、 1, 3—シク口へブテン一 1ーィノレ、 1, 3—シクロへブタジエン一 5 —ィノレ、 1, 3—シクロへブタジエン一 6—ィノレ、 1, 4ーシク口へプタジェン 一 3一ィル、 1, 4—シクロへブタジエン一 2—ィノレ、 1 , 4ーシクロへプタジ ェン一 1ーィノレ、 1, 4ーシク口へプタジェンー 6—ィノレ、 1, 3, 5—シク口 ヘプタトリエン一 3—ィル、 1 , 3, 5—シク口へプタトリェン一 2—ィル、 1 ,
3, 5—シク口へプタトリエン一 1一ィル、 1 , 3 , 5—シクロヘプタトリエン 一 7—ィル、 シクロオタテン一 1ーィノレ、 シクロオタテン一 3 _ィル、 シクロォ クテン一 4一ィル、 シクロォクテン一 5—ィノレ、 1, 3—シクロォクタジェン一 2—ィル、 1, 3—シクロォクタジェン _ 1ーィノレ、 1, 3—シクロォクタジェ ンー 5—ィノレ、 1 , 3ーシクロォクタジェン一 6 _ィル、 1 , 4—シクロォクタ ジェン _ 3—ィル、 1 , 4ーシクロォクタジェン一 2 fル、 1, 4ーシクロォ クタジェン一 1—ィノレ、 1, 4—シクロォクタジェン一 6—ィノレ、 1, 4—シク ロォクタジェン一 7—ィノレ、 1, 5—シクロォクタジェン一 3—ィノレ、 1, 5— シクロォクタジェン一 2—ィノレ、 1, 3, 5—シク口オタタトリェンー 3—ィノレ、 1, 3, 5—シクロオタタ トリェン一 2—ィル、 1, 3, 5—シクロォクタトリ ェン一 1一ィル、 1, 3, 5—シク口オタタトリエンー 7—ィノレ、 1, 3, 6一 シクロオタタトリエン _ 2—ィノレ、 1, 3, 6—シクロオタタトリエンー 1ーィ ノレ、 1, 3, 6—シクロオタタトリエンー 5—ィノレ、 1 , 3, 6—シクロォクタ トリェン一 6—イノレ基、 等があげられる。
本明細書において用いる 「Ci— 6アルコキシ基」 とは、 炭素数 1ないし 6のァ ルコキシ基を示し、 好適な基としては例えばメ トキシ基、 エトキシ基、 n—プロ ポキシ基、 i s o—プロポキシ基、 s e c—プロポキシ基、 n—ブトキシ基、 i s o—ブトキシ基、 s e c—ブトキシ基、 t e r t—ブトキシ基、 n—ペンチノレ ォキシ基、 i s o—ペンチノレォキシ基、 s e c _ペンチ/レオキシ基、 n—へキソ キシ基、 i s o—へキソキシ基、 1, 1ージメチルプロピルォキシ基、 1 , 2— ジメチルプロポキシ基、 2, 2—ジメチルプロピルォキシ基、 2—ェチルプロボ キシ基、 1—メチルー 2—ェチルプロポキシ基、 1—ェチルー 2—メチルプロボ キシ基、 1, 1, 2—トリメチルプロポキシ基、 1, 1, 2—トリメチルプロボ キシ基、 1, 1—ジメチルブトキシ基、 1 , 2—ジメチルブトキシ基、 2, 2— ジメチルブトキシ基、 2, 3—ジメチルブチルォキシ基、 1, 3—ジメチルブチ ルォキシ基、 2一ェチルブトキシ基、 1 , 3ージメチルブトキシ基、 2ーメチノレ
ペントキシ基、 3—メチルペントキシ基、 へキシルォキシ基、 等があげられる。 本明細書において用いる 「C 2 _ 6アルケニルォキシ基」 とは、 炭素数 2ないし 6のアルケニ^レオキシ基を示し、 好適な基としては例えばビニロキシ基、 ァリロ キシ基、 1一プロぺ-ルォキシ基、 2—プロぺニルォキシ基、 イソプロぺニルォ キシ基、 2—メチルー 1一プロぺニルォキシ基、 3—メチル一 1一プロぺニルォ キシ基、 2—メチルー 2—プロぺエルォキシ基、 3—メチルー 2—プロぺニノレオ キシ基、 1一プテ-ノレォキシ基、 2—ブテ二/レオキシ基、 3—ブテニノレオキシ基、 1一ペンテ二/レオキシ基、 1一へキセニルォキシ基、 1 , 3—へキサンジェニノレ ォキシ基、 1 , 6—へキサンジェ-ルォキシ基、 等があげられる。
本明細書において用いる 「ァシル基」 とは、 カルボン酸のカルボキシル基から
O H基を除いた原子団を示し、 好ましくは C 2 _ 7ァシル基 (炭素数 2乃至 7の力 ルボン酸(より好ましくは脂肪酸)の力ルポキシル基から O H基を除いた原子団) であり、 好適な基としては例えばァセチル基、 プロピオニル基、 プチロイル基、 ベンゾィル基、 等があげられる。
本明細書における 「C S _ 1 4芳香族炭化水素環式基」 とは、 6ないし 1 4個の炭 素原子で構成された芳香族炭化水素環式基をいい、 単環式基、 ならびに、 二環式 基や三環式基等の縮合環が含まれる。 当該基における具体的な例をあげると、 フ ェ-ル基、 インデュル基、 1 _ナフチル基、 2 _ナフチル基、 ァズレニル基、 へ プタレニル基、 ビフエエル基、 インダセニル基、 ァセナフチル基、 フルォレニル 基、 フエナレニノレ基、 フエナントレニル基、 アントラセニル基、 シクロペンタシ クロオタテニル基、 ベンゾシクロオタテュル基、 等があげられる。
本明細書における 「5乃至 1 4員芳香族複素環式基」 とは、 窒素原子、 硫黄原 子および酸素原子からなる群から選ばれる複素原子を 1個以上含んでなる単環式、 二環式または三環式の 5乃至 1 4員芳香族複素環式基をいう。 当該基における具 体的な例をあげると、 (i)例えば含窒素芳香族複素環式基としてはピロリル基、 ピ リジル基、 ピリダジニル基、 ピリミジニル基、 ピラジニル基、 トリアゾリル基、
テトラゾリル基、 ベンゾトリアゾリル基、 ビラゾリル基、 ィミダゾリル基、 ッイミダゾリル基、 インドリル基、 イソインドリル基、 インドリジ-ル基、 プリ ュル基、 インダゾリル基、 キノリル基、 イソキノリル基、 キノリジル基、 フタラ ジル基、ナフチリジニル基、キノキサリル基、キナゾリニル基、シンノリニル基、 プテリジニル基、 ィミダゾトリアジニル基、 ビラジノピリダジニル基、 アタリジ エル基、 フエナントリジニル基、 カルバゾリル基、 力ルバゾリニル基、 ペリミジ エル基、 フエナントロリニル基、 フエナシェル基、 ィミダゾピリジニル基、 ィミ ダゾピリミジニル基、 ピラゾ口ピリジニル基、 ピラゾ口ピリジニル基、 等; (i i) 含硫黄芳香族複素環式基としてはチェニル基、ベンゾチェ二ル基、等;(iii)含酸 素芳香族複素環式基としてはフリル基、 ビラ二ル基、 シクロペンタビラニル基、 ベンゾフリル基、 イソべンゾフリル基、 等; (iv) 2個以上の異種複素原子を含ん でなる芳香族複素環式基としてはチアゾリル基、 イソチアゾリル基、 ベンゾチア ゾリル基、 ベンズチアジァゾリル基、 フエノチアジニル基、 イソキサゾリル基、 フラザニル基、 フエノキサジ-ル基、 ォキサゾリル基、 イソキサゾィル基、 ベン ゾォキサゾリル基、 ォキサジァゾリル基、 ビラゾロォキサゾリル基、 イミダゾチ ァゾリル基、 チェノフラニル基、 フロピロリル基、 ピリ ドォキサジ-ル基、 等が あげられる。
本明細書において用いる「5乃至 1 4員非芳香族複素環式基」とは、窒素原子、 硫黄原子および酸素原子からなる群から選ばれる複素原子を 1個以上含んでなる 単環式、 二環式または三環式の 5乃至 1 4員非芳香族複素環式基をいう。 当該基 における具体的な例をあげると、 例えばピロリジル基、 ピロリル基、 ピぺリジル 基、 ピペラジル基、 イミダゾリル基、 ビラゾリジル基、 ィミダゾリジル基、 モル ホリル基、 テトラヒドロフリル基、 テトラヒドロビラ二ル基、 アジリジニル基、 ォキシラニル基、 ォキサチオラニル基、 等があげられる。 また、 当該非芳香族複 素環式基には、 ピリ ドン環から誘導される基や、 非芳香族性の縮合環 (例えばフ タルイミ ド環、 スクシンイミ ド環、 等から誘導される基) も含まれる。
本明細書中における 「5乃至 8員複素環」 とは、 5乃至 8員の芳香族または非 芳香族の複素環を示す。
本明細書における 「ァリール」 とは、 芳香族炭化水素の環に結合する水素原子 が 1個離脱した残りの原子団をいい、 フエエル基、 トリル基、 キシリル基、 ビフ ェ-ル基、 ナフチル基、 アントリル基、 フエナントリル基、 等があげられる。 本明細書中における 「アルキリデン基」 とは、 脂肪族炭化水素 (好ましくは炭 素数 1〜6のアルカン) の同一炭素原子から水素 2原子が失われて生じる 2価の 基を示し、 ェチリデン基等があげられる。
また、 本明細書中において表される 「置換基を有していてもよい」 とは、 「置 換可能な部位に、 任意に組み合わせて 1または複数個の置換基を有してもよい」 と同意義である。
本明細書中において 「ヘテロ原子」 とは、 具体的には酸素原子、 硫黄原子、 窒 素原子、 リン、 砒素、 アンチモン、 ケィ素、 ゲルマニウム、 スズ、 鉛、 ホウ素、 水銀などが挙げられ、 好ましくは酸素原子、 硫黄原子、 窒素原子である。
本明細書中において 「n—」 とはノルマルタイプまたは 1級置換基であること を意味し、 「s e c―」 とは 2級置換基であることを意味し、 「t一」 とは 3級 置換基であることを意味し、 「 i一」 とはイソタイプの置換基であることを意味 する。
前記一般式 (I) で表わされる本発明の化合物における R R2、 R3、 R4、 R5、 R7、 z、 n、 R6、 Y\ Y2、 A rの意義は前記定義の如くであるが、 n としては 1が好ましく、 A環はピロリジン環がより好ましい。
また、 I 1、 R2および R3としては、 水素原子、 アルキル基、 6アル コキシ基、 ァリール C 1― 6アルキル基およびァリール C!― 6アルキリデン基から なる群から選ばれるいずれか 1の基が好ましい。 さらに、 R4、 R5および R7と しては、 水素原子、 0 6アルキル基おょぴ水酸基からなる群から選ばれるいず れか 1の基が好ましい。 なお、 R1が単結合で A環に結合している場合は R7の数
(z) は 1が好ましく、 他方、 R1が二重結合で A環に結合している場合は R7の 数 (z) は 0が好ましい。 また、 R2と R4は結合して C, Nおよび Oから選ばれ る 1乃至 5個の原子を有する 5〜 6員環を形成していてもよく、 R4および R5は 結合により一緒になつて単結合を形成していてもよい。
R6としては水素原子、 アルキル基おょぴァシルォキシ基で置換されてい てもよい アルキルォキシカルボニル基からなる群から選ばれるいずれか 1 の基が好ましい。
さらに、 Y1としては単結合または一 (CH2) m— 〔式中、 mは 1乃至 3の整 数を示す〕 が好ましく、 Y2としては単結合または一 CO—が好ましく、 中でも (i)Y1がー CH2—、 Y2が一 CO—である組み合わせ、 (ii) Y1および Y2が単結 合である組み合わせがより好ましい。
また、 Arとしては水素原子または式
〔式中、 R1C)、 R11, R12、 R13および R14は前記定義と同意義を示す。〕 で表 わされる基が好ましい。
なお、 (i) (Y4S—CH2—、 Y 2がー CO—) の場合は A rが前記一般式(II) で表わされる基であることが好ましく、 (ii) (Y1および Y2が単結合)の場合は A rが水素原子であることが好ましい。
また、 R1 Q、 Rx\ R12、 R 13および R 14は同一または相異なって水素原子、 アルキル基、 水酸基、 C — 6アルコキシ基、 アルキルアミノ基、 C3 —8環状アルキルアミノ基、 ァシルァミノ基、 5乃至 14員非芳香族複素環式基お ょぴ 6アルキルォキシカルボニルォキシ基からなる群から選ばれるいずれか
1の基であることが好ましく、中でも R 1 °および R 14は水素原子であることがよ り好ましい。 さらに、 R11と R12、 または、 R12と R13は結合して、 (i)N、 S および Oから選ばれる 1乃至 4個の複素原子を含有していてもよく、 かつ(ii)シ ァノ基、 ォキソ基ならびにそれぞれ下記置換基群 f ":
く前記置換基群 i" >C 一 6アルキル基、 ォキソ基、 シァノ基、 ァシル基、 カル ボキシル基および C i一 6アルコキシ基からなる群;
から選ばれる少なくとも 1の基で置換されていてもよい — 6アルキル基、 ァシ ル基、 sアルカノィル基、 力ルポキシル基、 力ルバモイル基、 Ci— 6アルコ キシカルボニル基、 アルキルアミノカルボエル基、 水酸基、 d— 6アルコ キシ基、 C 3— 8環状アルキルォキシ基、 アミノ基、 C — 6アルキルアミノ基、 ス ルホニル基および 5乃至 14員非芳香族複素環式基からなる群から選ばれる少な くとも 1の基で置換されていてもよい、 5乃至 8員複素環を形成していてもよい。 なお、 前記(ii)の群としては、 シァノ基、 ォキソ基、 アルキル基、 シァノ Ci— 6アルキル基、 C卜 6ァシル基、 カルボキシル基、 C — 6アルコキシカルポェ ル基、 Ci— eアルキルアミノカルポニル基、 水酸基、 C 6アルコキシ基からな る群が好ましい。
このように R10および R14は水素原子である Arの中でより好適な例として は、 式
[式中、 R 11および R 13は前記定義と同意義を、 R15は(1)水素原子または(2) 前記置換基群 hから選ばれるいずれか 1の基を示し、 さらに、 R 11および R 15 は結合して前記置換基群 f から選ばれる少なくとも 1の基で置換されていてもよ
く N、 Sおよび Oから選ばれる 1または 2個の複素原子を含有していてもよい 5 乃至 8員複素環を形成してもよい。] で表される基;式
[式中、 R 11および R 15はそれぞれ前記定義と同意義を、 R 16は(1)水素原子ま たは(2)前記置換基群 hから選ばれるいずれか 1の基を示し、 さらに、 R11と R1 5、 または、 R15と R16が結合して前記置換基群 f から選ばれる少なくとも 1の 基で置換されていてもよく N、 Sおよび Oから選ばれる 1または 2個の複素原子 を有していてもよい 5乃至 6員複素環を形成していてもよい。]で表される基;式
[式中、 R 11および R 15はそれぞれ前記定義と同意義を、 R 17および R 18は同 一または相異なって(1)水素原子または(2)前記置換基群 iから選ばれるいずれか 1の基を示し、 さらに、 R11と R15、 R15と R17、 R15と R18、 または、 R17 と R 18は結合して前記置換基群 f から選ばれる少なくとも 1の基で置換されて いてもよく N、 Sおよび Oから選ばれる 1または 2個の複素原子を含有していて もよい 5乃至 8員複素環を形成してもよい。] で表わされる基;
が挙げられる。
本明細書における 「塩」 とは、 本発明にかかる化合物と塩を形成し、 且つ薬理 学的に許容されるものであれば特に限定されないが、 好ましくはハロゲン化水素
酸塩 (例えばフッ化水素酸塩、塩酸塩、 臭化水素酸塩、 ヨウ化水素酸塩等)、 無機 酸塩 (例えば硫酸塩、 硝酸塩、 過塩素酸塩、 リン酸塩、 炭酸塩、 重炭酸塩等) 有 機カルボン酸塩 (例えば酢酸塩、 トリフルォロ酢酸塩、 シユウ酸塩、 マレイン酸 塩、酒石酸塩、 フマル酸塩、 クェン酸塩等)、 有機スルホン酸塩 (例えばメタンス ルホン酸塩、 トリフルォロメタンスルホン酸塩、 エタンスルホン酸塩、 ベンゼン スルホン酸塩、 トルエンスルホン酸塩、 カンファースルホン酸塩等)、 アミノ酸塩 (例えばァスパラギン酸塩、 グルタミン酸塩等)、 四級アミン塩、 アル力リ金属塩 (例えばナトリウム塩、 カリウム塩等)、 アルカリ土類金属塩 (マグネシウム塩、 カルシウム塩等) 等があげられ、 当該 「薬理学的に許容できる塩」 として、 より 好ましくは塩酸塩、 シユウ酸塩、 トリフルォロ齚酸塩、 等である。
次に、 本発明の化合物またはその塩の製造法について述べる。 前記一般式 (I
) で表わされる本発明の化合物またはその塩の製造方法としては様々な方法が考 えられ、 通常の有機合成手段を用いて合成することができるが、 以下にその代表 的な製造法を挙げる。
[代表的な製造方法]
飽和環状ァミジン誘導体の一般的合成方法を以下の製造法 Iから Kに示す。 <製造法 1 >
(スキーム I)
本スキームは、 イミデート(I-b)を中間体とする環状アミジン(I-d)の合成法で ある。 式中 R1〜R 6および Arは請求項 1で示した(I)で表される化合物における 定義と同じである。
工程 1は、 ラクタムからイミデートへの変換方法である。 ジクロロメタン中室 温でトリメチルォキソユウムテトラフルォロボーレートを作用させることにより (I-b)を得ることができる。
工程 2は、 ァミノ基での置換反応である。 アルコール溶媒中塩化アンモユウム あるいはアルキルァミン塩酸塩とともに加熱還流することにより(I-C)を得るこ とができる。
工程 3は、 フエナシルブロマイドとのカップリング反応であり、 以下の 2種類 の方法により行うことができる。 1 ) (I-ό)のァセトニトリル溶液に、 等量の DBU を作用させ塩フリーにした後、 フユナシルプロマイドを作用させる方法またはァ ルコール溶媒中、 塩基性イオン交換樹脂で塩フリ一にした後、 アルコールとァセ トニトリルの混合溶媒中、 フエナシルブロミドを作用させる方法いずれかにより (I-d)を得ることができる。
また、(I - c)であらわされる環状アミジンは、製造法 Jに示した方法によっても
合成可能である。
く製造法 J>
(スキーム J)
本スキームは、 チォイミデート(J-b)を中間体とする環状アミジン(I - c)の合成 法である。式中 Rl, R2, R3, R4, R5および R6は請求項 1で示した(I)で表される化合物 における定義と同じである。 R7はメチルぁるレヽはェチル基を表す。
工程 1は、 チオラクタムの合成方法である。 テトラヒドロフラン等の溶媒中ロ 一ソン試薬を作用させることにより(J-a)を得ることができる。
工程 2は、 硫黄原子のアルキル化の方法である。 ジメチルホルムアミ ド等の溶 媒中炭酸カリゥムの存在下、 メチルョーダイドあるいはェチルョーダイドを作用 させることにより(J_b)を得ることができる。
工程 3は、 ァミノ基への置換反応の方法であり、 スキーム I工程 2と.同様の方 法により(I-c)を得ることができる。
ここで、製造法 Iおよび Jの原料となるラタタム(I-a)は、 主に Hansen, Donald . D. , Jr. , et al. W096/35677に記載の方法のスキーム 1-1あるいは 1-2に示した 方法により行うことができるが、 他にピ口グルタミン酸誘導体、 ピログルタミノ 一ノレ誘導体 [C. Najera et. al. , Tetrahedron: Asymmetry, 10, p2245 (1999) ]、 7"ノレ コキシカルボ-ル置換誘導体 [T. S. Mansour et. al. , Bioorg. Med. Chem. Lett. , 1, 757 (1991)、 K. J. Lindstrom et. al. , Syn. Commun. , 20, p2335 (1990) ]ヽ アミノ 基置換誘導体 [S. Ranganathan et. al., Tetrahedron Lett. , 29, p3111 (1988) ]、 あ るいは双環性化合物の合成法と して、 ポーソン-カンド反応を利用する
M. a E. Kraf tt et. al. , J. Org. Chem. , 57, p5277 (1992)等に記載の方法を用いて合成 することができる。 あるいはこれらから常法による各種変換反応を行った化合物 を利用することもできる。
(スキーム 1-1)
(スキーム 1-2)
0つ N R3
R1、 .CO.R
(l-a)[ 5=H] 式中 Rl, R2, R3および R4は請求項 1で示した(I)で表される化合物における定義 と同じである。 ここで、 (Π- a)であらわされる不飽和エステル誘導体は、 対応す るカルポニル化合物の Wittig反応あるいは Honer- Emmons反応、 また Y. Ueno et. a 1., Teterahedron Lett., 39, p3753 (1978)に記載の方法等を利用し合成すること ができる。
さらに(I - a)であらわされるラタタムよりスキーム 1-3および I - 4に示す方法で アルキル基やアルキリデン基の導入が可能である。
式中 Rl, R2, R3, R4, R5および R7は請求項 1で示した(I)で表される化合物におけ
る定義と同じである。
工程 1は、 ラタタムの窒素原子を Boc基で保護する方法である。 ジクロロメタ ン中トリェチルァミンおよびジメチルァミノピリジンの存在下ジ第 3プチ ^ /レジ力 ーボネートを作用させることにより(I3_a)を得ることができる。
工程 2は、 アルキル化の方法である。 テトラヒドロフラン中リチウムへキサメ チルジシラザンを用いてァニオンを発生させた後アルキルハラィドを作用させる ことにより(13 - b)を得ることができる。
工程 3は、 保護基を除去する方法である。 ジクロロメタンで希釈したトリフル ォロ酢酸に溶解することにより脱保護を行い(13- c)を得ることができる。
得られた化合物(I3_C)は、 製造法 Iおよび Jで示した方法により最終目的化合 物へと導かれる。
(スキーム 1-4)
(I4-C) (14- d) 式中 Rl, R2, R3, R4および R5は請求項 1で示した(I)で表される化合物における定 義と同じである。 R8は、 置換されていてもよいアルキル基、 置換されていてもよ いフエニル基、 芳香族複秦環式基を表す。
工程 1は、 アルデヒドを用いる縮合である。 テトラヒドロフラン中リチウムへ キサメチルジシラザンを用いてァニオンを発生させた後、 アルデヒドを作用させ る。 芳香族アルデヒドを用いた場合は、 後処理中に脱水反応も進行し(I4_a)であ らわされる化合物を得ることができる。一方、飽和アルデヒドを用いた場合には、 アルコールを単離後、 さらに以下の二工程の変換を行う。 1 ) ジクロロメタン中 トリェチルァミンの存在下メシルク口ライドを作用させメシレートを得る。 2 ) ァセトニトリル等の溶媒中 DBUで処理することにより(I4_a)を得ることができる。 工程 2および 4は、 保護基を除去する方法であり、 スキーム 1-3工程 2と同様 の方法に従い行うことができる。
工程 3は、 二重結合の還元の方法であり、 アルコール溶媒中パラジウム炭素の 存在化水素添加反応を行い(I4_c)を得ることができる。
得られた化合物(14- b)および(14- d)は製造法 Iおよび Jで示した方法に従い最 終目的化合物へと導かれる。 また、 二トリル基を利用し直接アミジンを得ること も可能である。
ぐ製造法 K>
(スキーム Κ)
本スキームは、 環状アミジン(K-c)の合成法である。 式中 R2,R3および R4は請 求項 1で示した( I)で表される化合物における定義と同じである。 R9は水素原子、 シァノ基、 ハロゲノ基、 水酸基、 ァリルォキシ基、 アルコキシカルボニル基、 置 換されていてもよいアルコキシ基、 置換されていてもよいアルキル基、 置換され ていてもよいアミノ基、置換されていてもよいアミノスルフォ -ル基を表す。 R10
は水素原子、ハロゲノ基、置換されていてもよいアルキル基,置換されていてもよ いアルコキシ基を表す。
ここで用いる反応は、 いずれもスキーム I - 2に示した方法と同様の手法を用い ることにより行うことができる。 以下からは、 前記の製造法で使用する出発原料の一般的合成法を述べていく。 <製造法 AP>
ァミノフ ノール誘導体合成の共通原料となる中間体(API - c), (API - d), (APl-e), (AP2-b), (AP2-c)および(AP2-d)を合成する方法である。
(APl-e) (APl-d)
本スキームは、 (APl-a)から(API - e)を合成する方法である。式中 R1は水素およ び置換されていてもよいアルキル基、 置換されていてもよい環状アルキル基、 置 換されていてもよいアルコキシ基等を表す。 R2は、 製造法 M0で定義した R6およ ぴ R7と同義である。
工程 1は、フリ一デルタラフトァシル化の工程である。 (APl-a)をジクロロメタ ンおよびトルエン等の溶媒中、 塩化アルミニウム、 塩化亜鉛および塩化第二スズ 等のルイス酸存在下、ァセチルク口リ ドと- 70°Cから室温で反応させることにより
(API - b)を得ることができる。
工程 2は、 ニトロ化の工程である。 トルエン、 へキサン、 エーテルおよび無水 酢酸等の溶媒中、発煙硝酸あるいは濃硝酸と反応させることにより(API - c)を得る ことができる。 または、 硝酸ナトリウムと塩酸から硝酸を発生させて反応させる こともできる。
工程 3は、 (API- c)の水酸基に種々の構造の置換基 R2を導入する工程である。 ジメチルホルムァミ ド、 ァセトニトリノレ、 テトラヒドロフラン、 ジクロロメタン またはァセトン等の溶媒中、炭酸カリゥム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリゥム、 トリアルキルァミン、 ピリジン誘導体および水素化ナトリゥム等の塩基存在下、 種々のハライド、メシレートおょぴトシレートを反応させて(API- d)を得ることが できる。 式中 R2は製造法 M0の工程 1で定義した R6と同義である。
工程 4は、 ニトロ基の還元工程である。 テトラヒドロフラン、 酢酸ェチル、 メ タノールおよびエタノール等の溶媒中、 パラジウム炭素等の触媒存在下、 水素雰 囲気下で反応させ (API - e)を得ることができる。あるいは、含水メタノールや含水 エタノール等の溶媒中、 塩化アンモニゥム存在下、 溶媒の還流温度で鉄を加えて 反応させる方法によっても(APl-e)を得ることができる。
(API— a) (AP2-a (AP2-b) 工程 3
(AP2 - d) (AP2— c)
本スキームは、 (API- a)から(AP2-d)を合成する方法である。式中 R1は水素原子 および置換されていてもょ 、アルキル基、置換されていてもょレ、環状アルキル基、 置換されていてもよいアルコキシ基等を表す。
工程 1は、 フエノール性水酸基のパラ位をブロム化する工程である。 メタノー ル、 エタノールおよぴクロロホルム等の溶媒中、 臭素と反応させる。 あるいはァ セトニトリル、 ジメチルホルムアミ ド等の溶媒中、 N -プロモスクシンィミドと作 用させることにより(AP2 - a)を得ることができる。
工程 2は、 ニトロ化の工程である。 トルエン、 へキサン、 エーテルおよび無水 酢酸等の溶媒中、発煙硝酸あるいは濃硝酸と反応させることにより(AP2 - b)を得る ことができる。 または、 硝酸ナトリウムと塩酸から硝酸を発生させて反応させる こともできる。
工程 3は、 (AP2- b)の水酸基に種々の構造の置換基 R2を導入する工程である。 ジメチルホルムァミ ド、 ァセトニトリル、 テトラヒ ドロフラン、 ジクロロメタン またはアセトン等の溶媒中、炭酸カリゥム、炭酸セシウム、炭酸水素ナトリゥム、 トリアルキルァミン、 ピリジン誘導体および水素化ナトリゥム等の塩基存在下、 種々のハライド、メシレートおよびトシレートを反応させて(AP2-C)を得ることが できる。 式中 R2は製造法 M0の工程 1で定義した R6と同義である。
工程 4は、 ニトロ基の還元工程である。 含水メタノールや含水エタノール等の 溶媒中、 塩化アンモニゥム存在下、 溶媒の還流温度で鉄を加えて反応させる方法 によっても(AP2 - d)を得ることができる。
以下の製造法 PPから製造法 B0Lに、 製造法 APで合成した化合物を原料とした 各種ァミノフ ノール誘導体の一般的製造法を示す。
製造法 PFは、 ピぺラジン誘導体の一般的合成法である。
工程 1は化合物 (PP- a)のァミノ基をビスクロ口ェチルァミン塩酸塩で処理して ピぺラジン環を形成する工程である。 好ましくは、 化合物 (PP- a)にビスクロロェ チルァミン塩酸塩を 1, 2 -ジク口口ベンゼン中加熱還流下で作用させ、発生する塩 酸ガスを除去しながら反応を行い (PP-b)を得る。
式中 R1は水素原子および置換されていてもよいアルキル基、置換されていても よい環状アルキル基、 置換されていてもよいアルコキシ基、 置換されていてもよ いアルキルアミノ基等を表す。 R2は水素原子、置換されていてもよいアルキル基 等を表す。
なお、製造法 PPの式中を通してピぺラジンに限定され記されている力 特にこ れに限定されるものではなく窒素原子を複数含む 5〜8員環の環形成も含まれる ものとする。
工程 2は化合物 (PP- b)のピぺラジンの 2級ァミンの部位に置換基 R3 を導入す る工程である。 化合物(PP-b)にジクロロメタン、 テトラヒドロフラン等の適切な 溶媒中、 炭酸力リゥムおよび炭酸水素ナトリゥム等の無機塩基、 またはトリアル キルァミン、 ピリジン誘導体等の有機塩基存在下で試薬 R3- XI (XIはハ口ゲン) を反応させ R3の導入された化合物 (PP-c)を得ることができる。 試薬 R3 - XIの R3 は置換されていてもよいアルキル、 末端または分枝上にシァノ基を有する置換さ れていてもよいアルキル、 末端または分枝上に保護もしくは置換されたカルボン 酸を有するアルキル、 末端または分枝上に保護もしくは置換された水酸基を有す るアルキル、 末端または分枝上に保護もしくは置換されたアミノ基を有するアル キル、 各種置換されていてもよいスルフォニル、 各種置換されていてもよいァシ
ル、 各種置換されていてもよい力ルバモイル等を意味する。 また、 化合物 (PP - b) に置換基 R3を導入する試薬として、 上記 R3- XI以外にも、 ジ- 1 -プチルジカーボ ネート、 各種置換されていてもよいイソシアナ一トがある。 また、 各種置換され ていてもよいアルデヒドまたはケトンと、 トリァセトキシ水素化ホウ素ナトリウ ムまたはシァノ水素化ホウ素ナトリゥム等を用い、 化合物 (PP- b)を還元アミノ化 反応に付し置換基 R3を導入することもできる。
本製造法で得られた化合物 (PP-c)は、 製造法 Aに従い最終目的化合物へと導か れる。
く製造法 M0>
製造法 M0は、 含へテ口環状ァミノ基誘導体の一般的製造法をである。
工程 1は化合物(M0-a)のアミノ基を Z1-Y1_Y2-Y3-Z2 で表される試薬で処理し て窒素原子を含む環を形成する工程である。
化合物 (Μ0 - a)をジメチルホルムァミ ド、 テトラヒ ドロフランおよびジク口ロメ タン等の適切な溶媒中、 炭酸カリウム、 炭酸水素ナトリウムおよび炭酸セシウム 等の無機塩基、 またはトリアルキルァミン、 ピリジン誘導体等の有機塩基存在下 で試薬 Z1-Y1-Y2 - Y3 - Z2を反応させることにより、化合物(M0 - b) を得ることがで さる。
ここで Zl- Y1-Y2- Y3-Z2中の Z1および Z2は、ハロゲンおよびスルフォネート等 の脱離基を意味する。 Y1および Y3は、 アルキルやアルコキシ等で任意に置換さ れていてもよいメチレン、 力ルポニル、 カルポキシル、 スルホニル、 アミドを意 味する。 -Y2-で表される部分で主鎖を形成する元素は、 炭素、 酸素、 窒素および 硫黄があげられ、 この主鎖の長さは特に限定されない。 さらに - Y2-の主鎖を形成
する上記元素上からは可能ならば、 置換されていてもよいアルキル、 置換されて いてもよいアルコキシ、 置換されていてもよいアルコキシアルキル、 置換されて いてもよいヒドロキシアルキル、 ヒドロキシ、 カルボニル、 保護または置換され ていてもよいカルポキシル、 保護または置換されていてもよいカルボキシルアル キル、 保護または置換されていてもよいァミン、 保護または置換されていてもよ ぃァミノアルキル等が置換基として存在してもよい。 またさらに- Y2 -の主鎖上に ォキソ基が存在し主鎖上の炭素原子や硫黄原子と一緒になって、 カルボニル、 ス ノレフォニノレ、 スノレフイエノレを开成していてもよい。
式中 R1は、 製造法 PPの工程 1中で記載した R1と同義である。 式中 R6は、 置 換されていてもよいアルキル、 水酸基の保護基たとえばメ トキシメチル基、 テト ラヒドロビラニル基およびトリアルキルシリル基等、 さらに、 末端または分枝上 にシァノ基を有するアルキル、 末端または分枝上に保護もしくは置換されたカル ボン酸を有するアルキル、 末端または分枝上に保護もしくは置換されたカルボン 酸を有するァリールアルキル、 末端または分枝上に保護もしくは置換された水酸 基を有するアルキル、 末端または分枝上に保護もしくは置換された水酸基を有す るァリールアルキル、 末端または分枝上に保護もしくは置換されたアミノ基を有 するアルキル、 末端または分枝上に保護もしくは置換されたアミノ基を有するァ リーノレアルキノレ、 各種置換されていてもよいスルフォェノレ、 各種置換されていて もよぃァシル、 各種置換されていてもよい力ルバモイル等を意味する。
工程 2は化合物 (MO- b)の R6 がフヱノール性水酸基の保護基となっている場合 の脱保護の工程である。 たとえば R6 がメ トキシメチル基であった場合、 化合物 (ΜΟ-b)を 5規定塩酸ーァセトンまたは 10°/。過塩素酸水ーテトラヒドロフラン等の 酸性混合溶媒で処理し、 化合物 (MO- c)を得ることができる。
工程 3は化合物(MO- c) のフ ノール性水酸基に新たに置換基 R7を導入するェ 程である。
R7は本製造法 M0の工程 1で定義した R6と同義である。
以下に述べる試薬 R7-X2の X2がハロゲンおよびスルホネート等の脱離基の場合、 以下のようにして化合物 (M0-d)を合成することができる。 化合物 (M0 - c)をジメチ ルホルムアミド、 ァセトニトリル、 ジェチルエーテル、 テトラヒドロフランおよ びジクロロメタン等の適切な溶媒中、 炭酸カリウム、 炭酸水素ナトリウムおよび 炭酸セシウム等の無機塩基存在下、 またはトリアルキルァミン、 ピリジン誘導体 等の有機塩基存在下あるいは水素化ナトリゥム存在下で試薬 R7- X2を反応させる ことにより、 化合物 (M0 - d)を得ることができる。
また化合物 (MO- d)の R7がメチル基となる場合は、化合物 (M0 - c)にジェチルエー テル中にジァゾメタンを作用させる力 \ァセトニトリル-ジィソプロピルェチルァ ミン-メタノール中にトリメチルシリルジァゾメタンを作用させることにより高 収率に (M0_d)を得ることができる。
さらに試薬 R7- X2の X2が水酸基である場合には、テトラヒドロフランおよびト ルェン等の適切な溶媒中、 化合物 (M0 - c)と試薬 R7- X2を公知の光延反応させるこ とにより化合物 (M0 - d)を得ることもできる。
本製造法 M0において、 R6および R7はその導入後の適切な段階で当該研究者が 容易に予想のつく方法により、 定義されていなレ、構造へと変換を受ける場合があ るものとする。 また、 工程 1で環化して得られた - N-Y1- Y2 - Y3 (-N)の部分も同様 に、 定義されていない構造へと変換を受ける場合があるものとする (-N-Y1-Y2-Y3 (-N)の部分の変換は後述するいくつかの製造法例に記載されてい る)。
本製造法で得られた化合物 (MO- b)、 (M0-c)および (ΜΟ-d)は、 製造法 Aに従い最 終目的化合物へと導かれる。
く製造法 PR >
製造法 PRは、 ピロリジン誘導体の一般的合成法である。
(PRト a (PRl-b) (PR1- c
(PRl-e) (PRl-f) (PRl-d)
スキーム PR- 1は、 製造法 M0の工程 1で環化して得られた - N- Yl- Y2-Y3 (- N)の 部分がさらに構造変換を受ける場合の製造法の一つである。 式中 R1 'は、 製造法 PPの工程 1で記載した R1と同義である。 式中 R10および R11は、製造法 M0で定 義した R6および R7と同義である。 また、 式中では化合物(PRl-a)および (PRl-b) のフヱノール性水酸基の保護基をメ トキシメチル基に限定して記載しているが必 ずしもこれに限定されるものではない。
工程 1は化合物 (PRl-a)の水酸基に置換基 R10を導入する工程である。 反応は、 適切なアルカリ性含水有機溶媒中、相関移動触媒の存在下、試薬 R10-X3を用いて 行う。望ましくは、 50%水酸化ナトリゥム水溶液とトルエンの混合溶媒中、テトラ ブチルアンモニゥムブロミドの存在下に、 試薬 R10-X3を化合物(PM- a)に反応さ せて行い化合物(PR1- b)を得る。 ここで、 X3 はハロゲンおよびスルホネート等の 脱離基である。
工程 2は化合物 (PRl-b)を製造法 M0の工程 2と同様に処理して、化合物 (PR1- c) を得る工程である。
工程 3は化合物 (PRl-c)のフエノール性水酸基に新たな置換基 R11 を導入する
工程である。化合物(PR1 - c)を製造法 M0の工程 3の R7導入法と同様の処理をして、 R11の導入された化合物 (PRl_d)を得ることができる。
工程 4は化合物 (PR1- a)を製造法 M0の工程 2と同様に処理して、化合物 (PR1- e) を得る工程である。
工程 5は化合物 (PRl-e)のフユノール性水酸基の方のみに、選択的に置換基 R11 を導入する工程である。 化合物 (PRl-e)の 2つの水酸基の反応性の差を利用して、 製造法 M0の工程 3の R7導入法と同様の処理をして、 R11 の導入された化合物 (PM- f)を得ることができる。
工程 6は化合物(PR1- f)を本スキーム PR-1の工程 1と同様の処理をして、 化合 物(PR1- d )を得る工程である。
本スキーム PR- 1で得られた化合物 (PR1- b)および (PR1- d)は製造法 Aに従い最終 目的化合物へと導かれる。
(PRl-a) (PR2-a) (R14=F, CN) (PR2- b) (PR2- c)
(PR2-d) (PR2 - e)
スキーム PR- 2は、 製造法 M0の工程 1で環化して得られた - N- Yl- Y2- Y3 (- N)の 部分がさらに構造変換を受ける場合の製造法の一つである。 式中 R1 は、 製造法 PPの工程 1で記載した R1と同義である。 式中 R15および R20は、製造法 M0で定 義した R6および R7と同義である。
工程 1は化合物 (PR1- a)の水酸基を置換基 R14 (Fまたは CN) で置き換える工程 である。
R14がフルォ口の場合:化合物(PR1- a)をジクロロメタン中、 ジェチルァミノサル ファトリフルオリ ド (MST) で処理することにより化合物(PR2- a: R14=F)を得る。 R14がシァノの場合:化合物(PRl_a)をジクロロメタン等の適切な溶媒中、 トリエ チルァミン等の塩基存在下に、 メタンスルフォニルクロリ ド等のァシルクロリ ド 試薬で水酸基を脱離基に変換する。 続いて、 この中間体にシアン化水素の塩を反 応させてシァノ基を導入する。 好ましくは、 ジメチルホルムアミドにその中間体 を加え、 テトラプチルアンモ -ゥムョード存在下に、 シアン化ナトリウムを反応 させて化合物(PR2-a: R14=CN)を得る。
工程 2は化合物(PR2- a) (R14=Fまたは CN)を製造法 M0の工程 2と同様に処理し て、 化合物 (PR2_b) (R14=Fまたは CN)を得る工程である。
工程 3は化合物(PR2- b) (R14=Fまたは CN)のフエノール性水酸基に置換基 R15 を導入する工程である。化合物 (PR2 - b)を製造法 M0の工程 3の R7導入法と同様の 処理をして、 R15の導入された化合物 (PR2 - c) (R14=Fまたは CN)を得ることができ
る。
工程 4は R14=CNの化合物 (PR2- c)をアル力リ加水分解によりシァノ基を力ルポ キシ基に変換し化合物 (PR2- d )へと変換する工程である。 好ましくは、 R14=CNの 化合物 (PR2-C)を水酸化ナトリゥム水溶液とエタノールの混合溶媒中で加熱還流 して反応させ、 化合物 (PR2_ d )を得ることができる。
工程 5は化合物(PR2_ d )のカルボン酸を常法によりエステル化したりアミ ド化 し置換基 R18を導入する工程である。 化合物 (PR2- d )のカルボン酸を、 クロロギ 酸エステルを用いた酸混合物法やオギザリルク口リ ドを用いた酸ク口リ ド法等の 常法を用!/、活性種に変換したのち、 アルコールゃァミンと反応させることにより (PR2- e)へと変換できる。 または、 (PR2- d)を適切な塩基存在下、 相当するアルキ ルハラィド試薬と反応させても、ジメチルァミノピリジン存在下 t -、プチルアルコ ール中、 ジ第 3ブチルジカーボネートと反応させてもエステル化できる。 また、 (PR2- d)をァノレコールゃァミンとペプチド化縮合剤を用いて脱水反応を行っても (PR2- e)へと変換できる。 その他、 既知の可能な反応を用いても合成できる。 R18 は各種アミノ基、 各種アルコキシ基を意味する。
工程 6は化合物(PR2- a : R14=CN)を、 工程 4と同様のアル力リ加水分解に続いて 工程 5のエステル化と同様の処理をした後に、 ァセトフヱノンのカルボ二ル基を ケタール保護する工程である。 化合物(PR2- a :R14=CN)が、 カルポン酸のエステル へと導かれた後、 酸性条件下でオルトぎ酸メチル等のケタール化試薬と反応させ て化合物(PR2 - f)を得る。好ましくは、カンファースルホン酸やパラトルエンスル ホン酸等の酸触媒とモレキュラーシブス 3A存在下、メタノール中オルトぎ酸メチ ルとカルボ二ル基を反応させて化合物(PR2-f)を得る。
工程 7は化合物(PR2-f)のエステル基を還元してヒ ドロキシメチル基に変換後、 ァセトフエノンのカルボニル基のケタール保護のみ選択的に脱保護する工程であ る。 まず、化合物(PR2- f)をテトラヒドロフラン、 ジェチルエーテル等の適切な溶 媒中、 水素化リチウムアルミニウム等のエステルを還元する試薬で反応させ、 ヒ
ドロキシメチル基に変換する。 つづいて、 穏和な酸性条件、 望ましくは、 酢酸一 テトラヒ ドロフラン一水 ( 4 : 1 : 1 ) の混合酸溶媒条件下で、 フエノール性水 酸基のメ トキシメチル基を残したまま、 カルボエル基のケタール保護基のみ選択 的脱保護し化合物 (PR2- g)を得る。
工程 8は化合物 (PR2- g)の水酸基を置換基 R19 (シァノ基、 または各種アルコキ シ基)に変換する工程である。
R19がシァノ基の場合:工程 1の R14がシァノ基の場合の変換と同様に処理して、 化合物(PR2 - g)のヒ ドロキシメチル基をシァノメチル基へと変換した化合物 (PR2-h)を得る。 R19はシァノ基を意味する。
R19が各種アルコキシ基の場合:化合物(PR2-g)をスキーム PR- 1の工程 1と同様 の処理をして、 各種アルコキシ基へと変換された化合物(PR2- h )を得る。 R19 は スキーム PR- 1の 0R10 と同義である。
工程 9は化合物 (PR2- h )のフエノール性水酸基の保護基であるメ トキシメチル 基の脱保護後、 置換基 R20 を導入する工程である。 まず化合物 (PR2-h)を製造法 M0の工程 2と同様の処理をして、 メ トキシメチル基をはずす。 つづいて、 製造法 M0の工程 3の R7導入法と同様の処理をして、 R20の導入された化合物(PR2 - i)を 得る。
本スキーム PR- 2で得られた化合物(PR2- c)、 (PR2- e)および (PR2- i)は製造法 A に従い最終目的化合物へと導かれる。
(スキーム PR- 3)
(PR3— a; (PR3— b)
スキーム PR- 3は、 製造法 MOの工程 1で環化して得られた - N- Y1- Y2- Y3 (- N)の 部分がさらに構造変換を受ける場合の製造法の一つである。 式中 R1 は、 製造法 PPの工程 1で記載した R1と同義である。 式中 R23,R24および R25は、 製造法 M0 で定義した R6および R7と同義である。
工程 1は化合物 (PR3- a)をスキーム PR - 1の工程 1と同様に処理して、置換基 R24 がーつ導入された化合物 (PR3-b)と置換基 R24が二つ導入された化合物 (PR3-c)を 得る工程である。 あるいは R24がメ トキシメチル基等の場合、 化合物(PR3_a)に、 過剰のメトキシメチルク口リ ドをジィソプロピルェチルァミン存在下に反応させ て化合物 (PR3-b)、 (PR3-C)を得ることもできる。 化合物(PR3 - b)と (PR3-c)はシリ 力ゲル力ラムクロマトグラフィーにより分離できる。
工程 2は化合物 (PR3- b)を工程 1と同様の処理をして、新たに置換基 R25の導入 された化合物 (PR3- d)を得る工程である。
工程 3は化合物 (FR3_b)の水酸基の立体の反転反応を行い化合物 (PR3-e)を得る 工程である。化合物(PR3 - b)をジクロロメタン中、 トリェチルァミン、 ジメチルァ
ミノピリジン存在下、 m --トロベンゼンスルホニルクロリ ドを反応させる。 つぎ に、 ジ チルスルホキシド中加熱条件下、 酢酸セシウムで処理し水酸基の反転し たアセテート体を得る。 これを、 メタノール中に炭酸カリウムで処理し水酸基の 反転した化合物 (PR3- e)を得る。
スキーム PR-3で得られた化合物(PR3- b)、 (PR3-c)および (PR3- d)は製造法 Aに 従い最終目的化合物へと導かれる。また、 (PR3_e)に関しては本スキームの工程 2 と同様の処理をされた後、 製造法 Aに従い最終目的化合物へと導かれる。
(スキーム PR- 4 ) 工程 3 R1 R26
GOOEt
(PR4 - a) (PR4 - b) — c) (PR4 - d) 工程 4
(PR4-e) (PR4-f) スキーム PR- 4は、製造法 MOの工程 1で環化して得られた -N-Y1- Y2- Y3 (-N)の 部分がさらに構造変換を受ける場合の製造法の一つである。 式中 R1 は、 製造法 PPの工程 1で記載した R1 と同義である。 式中 R26は、 製造法 M0で定義した R6 および R7と同義である。
工程 1は化合物(PR4- a)を 1, 4-ジォキサン溶媒中加熱条件下、 Lawesson's試薬 処理し、 チォアミ ド (PR4 - b)を得る工程である。
工程 2は化合物(PR4- b)をェチル 0-トリフルォロメタンスルフォニルヒ ドロキ シアセテート、 トリフエニルホスフィン、 トリェチルァミンで処理し、 化合物 (PR4- c)を得る工程。
工程 3は化合物(PR4- c)を 1, 2 -ジクロロエタン中、 酢酸存在下で、 トリァセト
キシ水素化ホウ素ナトリゥムと反応させェナミンの還元を行 ことにより化合物
(PR4-d)を得る工程である。
工程 4は化合物 (PR4- d)を、置換基 R26が影響を受けないような適切な条件下で カルボン酸誘導体 (PR4- e)へと導く工程。一般的には、アルコール中もしくはアル コ一ルーテトラヒドロフラン混合溶媒中で、 水酸化ナトリウム水溶液や水酸化リ チウム水溶液等で処理してアルカリ加水分解を行い (PR4-e)を得る。
工程 5は化合物 (PR4-e)を第 3ブタノール中、ジメチルァミノピリジン存在下で、 ジ第 3プチルジカーボネート で処理して第 3プチルエステル化された(PR4- f)へ と導く工程である。
本スキーム(PR- 4)で得られた化合物 (PR4- c), (PR4-d)および (PR4- f )は製造法 A に従い最終目的化合物へと導かれる。
(スキーム PR- 5)
スキーム PR- 5は、製造法 MOの工程 1で環化して得られた - N- Y1-Y2-Y3 (- N)の 部分がさらに構造変換を受ける場合の製造法の一つである。 式中 R1 は、 製造法 PPの工程 1で記載した R1 と同義である。 式中 R27は、 製造法 M0で定義した R6 および R7と同義である。
工程 1は化合物(PR5- a)をトルエン溶媒中加熱条件下、 触媒量のロジウム(Π ) ァセテ一トダイマーと既知試薬のジェチルジァゾマロネートで処理し、 化合物 (PR5- b)を得る工程である。
工程 2は化合物 (PR5_b)をエタノール中加熱条件下、当量のナトリウムエトキシ ド、 アクリル酸ェチルで処理し、 環化した化合物 (PR5-C)を得る工程である。 工程 3は化合物 (PR5-C)をェタノール中加熱条件下、 5規定塩酸で処理し、保護 基メトキシメチル基のはずれた化合物 (PR5- d)を得る工程である。
工程 4は化合物 (PR5-d)を、 新たな置換基 R27の導入された化合物 (PR5 - e)へと 導く工程。 製造法 M0の工程 3の R7導入法と同様の処理をして、 化合物(PR5 - e) を得ることができる。
工程 5は化合物(PR5 - e)をジクロロメタン中、 1, 2-ビス(トリメチノレシ口キシ) ェタン、 トリェチルシリノレトリフラートで処理し、 (PR5_e)のァセチルのカルボ二 ルをケタール保護した(PR5- f )を得る工程である。
工程 6は化合物 (PR5- f)のラクタム部分カルボ-ル基を還元しメチレンに変換 する工程である。 (PR5- f)をテトラヒドロフラン等の適切な溶媒中、力ルポニルハ ィ ドライ ドトリス (トリフエニルフォスフィン) ロジウム(1)、 ジフエニルシラン で反応させることにより化合物 (PR5-g)を得ることができる。
工程 7は化合物 (PR5-g)を 5 %塩酸ーテトラヒ ドロフラン中反応させることに より、 ケタールの脱保護した化合物 (PR5 - h)を得ることができる。
本スキーム PR- 5で得られた化合物(PR5- d) , (PR5- e)および (PR5_h)は、製造法 A に従い最終目的化合物へと導かれる。
ぐ製造法 PS >
ま
本製造法 PSはピペリジン誘導体の一般的合成法である。 式中 R1は、 製造法 PP の工程 1で記載した R1と同義である。 式中 R28および R30は、 製造法 M0で定義 した R6および R7と同義である。
工程 1は化合物 (PS - a)をホルムアルデヒドと反応させィミンとした後に、 エノ ールエーテノレ構造を有するジェンとへテ口 Diels - Alder反応を行いォキソピぺリ ジン環を形成する工程である。 好ましくは、 化合物 (PS- a)をジクロロメタン中硫 酸マグネシウム存在下、 37%ホルマリンと反応させィミンとし反応液をセライ ト濾
過する。 この濾液に 2-トリメチルシリルォキシ -1, 3-ブタジエンと トルエンを加 え、 -70°Cに冷却した後に、 ジェチルアルミニウムクロリ ド 1Mへキサン溶液を滴 下し以後昇温する。 反応終了後、 テトラヒ ドロフラン溶液に置換し 1N-塩酸で処 理しシリルエノールエーテルをケトンへと変換し化合物 (PS-b)を得ることができ る。
工程 2は化合物 (PS- b)をジメ トキシェタン一第 3ブタノール中、 第 3ブトキシ カリゥム存在下、パラトルエンスルホニルメチルイソシァェド(TosMIC)で処理し、 ォキソ基がシァノ基に変換された化合物 (PS - c)を得る工程である。
工程 3は化合物 (PS- b)のカルボニルに種々の有機金属試薬を反応させ、 置換基 R29 の付加した 3級アルコール体(PS-d)を得る工程である。 たとえば、 化合物
(PS_b)にメチノレマグネシウムプロミ ドをジェチルェ一テル中で反応させて、 メチ ル基の付加した(PS-d)を得ることができる。 R29 はアルキル、 ァルケ-ルおよび ァノレキニノレである。
工程 4は化合物(PS- b)を、 還元試薬で処理してアルコール化合物 (PS- e)へと導 く工程である。 種々の還元試薬が使用可能であるが、 好ましくは、 メタノール一 ジクロロメタン混合溶媒中に水素化ホウ素ナトリゥムで処理し化合物 (PS - e)を得 ることができる。
工程 5は化合物(PS_e)を製造法 PRのスキーム PR- 1の工程 1と同様に処理して、 水酸基に新たな置換基 R30の導入された化合物 (PS - f)を得る工程である。 置換基 R30は、 製造法 M0で定義した R6および R7と同義である。
工程 6は化合物(PS- b)のカルポニル基に対し Horner- Emmons反応を行い、 増炭 した不飽和エステル (PS- g)を得る工程である。 ジェチルホスホノ酢酸第 3ブチル エステルを 1, 2-ジメ トキシェタン中、 水素化ナトリゥムで処理した後に、 1, 2 -ジ メ トキシエタンに溶解させた化合物 (PS- b)を加え化合物 (PS-g)を得ることができ る。
工程 7は不飽和エステルの 1, 4還元を行う工程である。 化合物 (PS_g)をジクロ
ロメタンーメタノールの混合溶媒中、触媒量の塩化二ッケノレ(Π ) 6水和物存在下、 水素化ホウ素ナトリゥムで処理したり、 メタノール中でマグネシウムと反応させ る事等により不飽和エステルの選択的な 1,4 還元を行うことができ、 化合物 (PS- h)を得ることができる。
また、 ピぺリジン誘導体は以下の工程 8から 1 0を行っても合成できる。
工程 8は化合物 (PS - i)に工程 1と同様の処理行い、ォキソピペリジン環の形成 と、 フエノール性水酸基の保護基であるメトキシメチル基の脱保護を同時に達成 した化合物 (PS-j)を得る工程である。
工程 9は化合物(PS- j)を製造法 M0の工程 3の R7導入法と同様に処理して、 置 換基 R28で置換された化合物 (PS-k)を得る工程である。
工程 1 0は化合物 (PS_k)のァセトフ:^ノンのカルボニルを選択的に保護するェ 程である。 化合物(PS - k)をテトラヒドロフラン中、 トリェチルァミンを加え - 70 度に冷却した後、 トリフルォロメタンスルホン酸第 3プチルジメチルシリルで処 理する。 反応の様子を薄層カラムクロマトグラフィーで調べつつ必要ならば徐々 に昇温する。 低温下に水を加え反応停止し化合物 (PS - m)を得ることができる。 この後、 化合物(PS- m)は工程 2, 3 , 4と同様の処理を行うことが可能である。 または直接、 製造法 Aにならつてァシルブロミドに変換し最終目的化合物へと導 くこともできる。
本製造法で得られた化合物 (PS- b), (PS-c) , (PS- d), (PS-e) , (PS-f) , (PS-g) , (PS- h) , (PS - j)および (PS- k)は、 製造法 Aに従い最終目的化合物へと導かれる。
<製造法 AN>
■ -k) (AN1-m)
本スキームはァ-リン誘導体の一般的合成を示す。 式中 R1は、 製造法 PPのェ 程 1で記載した R1と同義である。式中 R31、 R32および R33は、製造法 M0で定義 した R6および R7と同義である。
工程 1は化合物 (AN1- a)のァミノ基に置換基 R31 を一つないしは二つ導入する 工程である。化合物 (AN a)を、製造法 M0の工程 3の水酸基に対する R7導入法と ほぼ同様の処理をして、 化合物 (AN1- b)と(AN1 - c)を得ることができる。 R31 がァ シル基やスルフォ-ル基を介して結合せず、 単純なアルキル基でァニリンのアミ
ノ基に結合している場合 (試薬として R31 - 1や R31 - Brを用いる場合等)、 置換基 R31 導入にあたっては加温条件下で長時間反応が必要なこともある。 なお、 化合 物 (AN1- b)と(AN卜 c)はシリカゲル力ラムクロマトグラフィーにより容易に分離精 製できる。
工程 2は化合物 (AN1- b)を工程 1と同様の処理をして、新たな置換基 R32を導入 した化合物(ANl_d)を得る工程である。
工程 3は化合物(AN1 - c)と(ANl_d)を、 製造法 M0の工程 2と同様の処理をして、 それぞれ化合物 (ANl-e)と(AN1 - f)を得る工程である。
工程 4は化合物(AN1 - e)と(AN1- f)を、 製造法 M0の工程 3の R7導入法と同様の 処理をしてそれぞれ化合物 (AN1- g)と(A 1- h)を得る工程である。
工程 5は出発原料として化合物 (AN1 - i)を用い、工程 1と同様の処理をすること により、置換基 R31と R33の入った化合物 (AN1 - j)を得る工程である。 また、 この 方法によっても化合物 (AN1- g)を得ることができる。
工程 6は化合物(AN1- j)を工程 2と同様の処理をすることにより、 化合物 (AN1- h)を得る工程である。
工程 Ίは化合物(A 1- i)をスキーム PR- 2の工程 6のケタール化反応ステップと 同様の処理をして、 化合物 (ANl- k )を得る工程である。
工程 8は化合物(ANl- k )に、 アルデヒ ドあるいはケトン (R34- (C=0) - R35 であ らわされる) と還元剤を用いて還元アミノ化反応を行うことにより、化合物 (AN1 - m)を得る工程である。
化合物 (AN1- k )に、 メタノール一酢酸の混合溶媒中でシァノ水素化ホウ素ナト リゥムを作用させるカ 1, 2 -ジクロロェタン一酢酸の混合溶媒中でトリァセトキ シ水素化ホウ素ナトリゥムを作用させることにより、 ケタール保護基も脱保護さ れた化合物(A l_m)を一気に得ることができる。 R34と R35はどちらか一方が水 素であってもよく、 さらに R34と R35がー緖になって環を形成していてもよい。 工程 9は化合物(AN1 - i)にケタール保護することなく、アルデヒ ドあるいはケト
ン (R34 - (C=0) - R35 であらわされる) と還元剤を用いて還元アミノ化反応を行う ことにより、 化合物 (AN1 - m)を得ることができる場合の工程である。 通常この場 合、 1, 2-ジクロロエタンー酢酸の混合溶媒中でトリァセトキシ水素化ホゥ素ナト リゥムを作用させる。
本スキーム AN-1 で得られた化合物(ANl-b), (ANl-c) , (A l-d) , (ANl - e), (ANl-f) , (ANl-g) , (ANl-h) , (ANl- j)および (ANl- m)は、 製造法 Aに従い最終目的 化合物へと導かれる。
(スキーム A - 2)
(AN2-d) (AN2-e) スキーム AN- 2は、 スキーム AN-lで合成した中間体のァ-リン窒素上の置換基 を、 さらに構造変換する一般的合成法である。 式中 R1は、 製造法 PPの工程 1で 記載した R1と同義である。 式中 R36は、 製造法 M0で定義した R6および R7と同 義である。 式中 R37および R38は、 どちらか一方か両方がアミドとなってァニリ ン窒素と結合している場合、 あるいは、 それら置換基上にエステル構造を有して いる場合とがある。出発原料 (AN2-a)のァニリン窒素上の置換基は、一つは水素原 子であっても良い。
工程 1は化合物(AN2- a)を、製造法 PRのスキーム PR- 2の工程 6のケタール化反 応ステップと同様の処理をして、 力ルボニルの保護された化合物 (AN2- b )を得る 工程である。
工程 2は化合物 (AN2- b )を還元剤で処理し、 アミド基をメチレンァミノ基に変 換したり( - N - CO-→ - N-CH2 -)、 エステルをアルコールへと変換する( - CO - 0_→ -CH2-0H, - 0- CO- → - 0H )工程である。 好ましくは化合物(AN2- b )を、 ジェチル エーテル中、 水素化リチウムアルミニウムで処理することにより、 化合物(AN2 - c )を得ることができる。置換基 R39と R40は、それぞれ R37と R38が上記の変換 を受けたあとの構造と定義される。
工程 3は化合物(AN2- c )を、製造法 PRのスキーム PR- 2の工程 7のケタール脱 保護反応のステップと同様の処理をして、 化合物 (AN2- d )を得る工程である。 工程 4は化合物 (AN2- d)が置換基 R39あるいは R40上に水酸基を有している場合 にのみ行う工程であり、 その水酸基に新たな置換基が導入され、 結果として置換 基 R41および R42へと変換された化合物 (AN2 - e)を得ることができる。
本工程で行う反応は、 製造法 PRのスキーム PR- 1の工程 1と同様にして行う。 本スキーム AN- 2で得られた化合物(AN2_d)および (AN2- e)は、製造法 Aに従い最終 目的化合物へと導かれる。
<製造法 B0 >
製造法 B0において以下に示すスキーム BO- 1, 2, 3, 4は、 ベンズォキサジン誘導 体の一般的合成法を表す。
(スキーム BO- 1)
(B01-a) (BOl-b) (BOl-c) (B01-d) (B01-e) 式中 Rlは製造法 PPの工程 1で定義した R1 と同義である。 R2は水素原子、 置 換されていてもよいアルキル基等を表す。 R3は水素原子、ハロゲノ基、ォキソ基、 置換されていてもよいアルキル基、 置換されていてもよいアルコキシ基、 置換さ れていてもよいァシル基、 置換されていてもよいカルボキシル基、 置換されてい てもよい力ルバモイル基を表す。
工程 1はァミノ基のァシルイ匕の方法である。 テトラヒ ドロフラン、 塩化メチレ ン、 ァセトニトリル等の溶液中、 ピリジン、 トリェチルァミン等の塩基存在下、 各種ァシルク口リ ドを室温で作用させることあるいは、 ピリジン溶液中、 各種酸 無水物を作用させるいずれかを選択することにより(B01 - b)を得ることができる。 工程 2はアルコールの保護基のメ トキシメチル基の脱保護の方法である。 テト ラヒ ドロフラン、 アセトン溶媒中、希塩酸水溶液、 10%過塩素酸水溶液を室温で作 用させることにより(B01 - c)を得ることができる。
工程 3は水酸基、 ァミノ基のアルキル化の方法である。 ジメチルホルムアミ ド 溶液中、 炭酸力リゥム、 炭酸セシウム、 水素化ナトリゥム等の塩基存在下、 各種 ジハライ ド、 ジメシレート、 ジトシレートを室温から 150°Cまでの加熱条件下で 作用させることにより(B01-d)を得ることができる。
工程 4は脱ァシル化の方法である。 メタノール、 エタノール、 テトラヒ ドロフ ラン等の溶媒中、 水酸化ナトリゥム水溶液で室温から溶媒の還流温度で作用させ ることあるいは、 塩酸水溶液で室温から溶媒の還流温度で作用させることにより (BOl-e)を得ることができる。
本スキーム B0 - 1で得られた化合物(B01 - d)および (B01_e)は、製造法 Aに従レ、最終 目的化合物へと導かれる。
(スキーム B0-2) 工程 1 0 2 工程 2 Lo.
(B02-a) (B02-b) (B02 - c)
式中 R1は製造法 PPの工程 1で定義した R1と同義である。 R2はスキーム B0 - 1 に記載の R3と同義である。
工程 1は、 水酸基のアルキル化の方法である。 ジメチルホルムアミ ド溶液中、 各種ジハライド、 ジメシレート、 ジトシレートを室温から 150°Cまでの加熱条件
下で作用させることにより(B02- b)を得ることができる。
工程 2はォキサジン環を形成させる方法。 ジメチルホルムアミ ド溶液中、 炭酸 力リゥム、 炭酸セシウム、 水素化ナトリゥム等の塩基存在下、 各種ジハライド、 ジメシレート、 ジトシレートを室温から 150°Cまでの加熱条件下で作用させる。 続いて、 エタノール、 メタノール溶液中、 触媒量のパラジウム炭素存在下、 水素 雰囲気中、 室温で作用させることにより(B02 - c)を得ることができる。
本スキーム B0-2で得られた化合物 (B02- c)は、 製造法 Aに従い最終目的化合物 へと導かれる。
(B03-a) (B03-b)
式中 R1は水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよい 環状アルキル基、 置換されていてもよいアルコキシ基を表す。 R2は水素原子、 置 換されていてもよいアルキル基、 末端または分岐状にシァノ基を有するアルキル 基、 置換されていてもよいアルコキシ基、 置換されていてもよいァリールアルキ ル基、 置換されていてもよいァシル基、 置換されていてもよいスルフォニル基、 置換されていてもよい力ルバモイル基、 置換されていてもよいカルボキシル基等 を表す。
工程 1はァミノ基のアルキル化、 ァシル化、 置換力ルバモイル化およびゥレタ ン化等の方法であり、 以下の 1から 4の方法がある。
1 . ジメチルホルムアミ ド溶液中、 炭酸カリウム、 炭酸セシウム、 水素化ナトリ ゥム等の塩基存在下、 各種ハライド、 メシレート、 トシレートを室温から 150°C までの加熱条件下で作用させることにより(B03-b)を得ることができる。
2 . テトラヒ ドロフラン、塩化メチレン、ァセトニトリル等の溶液中、ピリジン、
トリェチルァミン等の塩基存在下、 各種ァシルクロリ ド、 各種スルフォニルクロ リ ド、 各種イソシァネートを室温で作用させることあるいは、 ピリジン溶液中、 各種酸無水物を作用させるいずれかを選択することにより(B03 - b)を得ることが できる。
3 . メタノール、ェタノール溶媒中、触媒量の 4 -ジメチルァミノピリジン存在下、 ェチル N- -シァノ)ィミノフオルメートと室温から溶媒の還流温度で作用させ ることにより(B03-b)を得ることができる。
4 . メタノ一ル、 エタノール溶媒中、 触媒量の p-トルエンスルフォン酸、 カンフ アースルフォン酸存在下、 オルトギ酸トリメチル、 オルトギ酸トリェチルを作用 させ、 ァセチル基をケタール保護し上記 1から 3の方法を用い各種置換基導入し た後、 酸性条件下で脱保護することにより(B03-b)を得ることができる。
本スキーム B0-3で得られた化合物(B03- b)は、 製造法 Aに従い最終目的化合物 へと導かれる。
(B04-a) (B04- b) (B04_c)
式中 Rlは製造法 PPの工程 1で定義した Rl と同義である。 R2はスキーム BO- 1 に記載の R3と同義である。 R3はスキーム B0 - 3に記載の R2と同義である。
工程 1はアルキル化の方法である。 TAWADA, H.; SUGIYAMA, Y.; IKEDA, H. ; YAMAM0T0, Y.; MEGURO, K.; Chem Pharm Bull, 38 (5), 1238- 1245 (1990)の方法、 あるいはメタノール、 エタノール、 トルエン溶媒中、 炭酸カリウム、 炭酸セシゥ ム、 炭酸水素ナトリウム等の塩基存在下、 室温から溶媒の還流温度でァリルプロ ミ ド、 マレイン酸無水物等を作用させた後、 メタノール、 エタノール溶媒中、 炭 酸カリウムトリェチルァミン等の塩基存在下、 室温から溶媒の還流温度で作用さ
せることにより(B04-b)を得ることができる。
工程 2はァミノ基のアルキル化、 ァシル化、 置換力ルバモイノレ化およびウレタ ン化等の工程である。スキーム B0- 3の工程 1と同様の処理をして(B04- c)を得る。 本スキーム B0- 4で得られた化合物 (B04- b)および (B04-C)は、製造法 Aに従い最終 目的化合物へと導かれる。
(BOL-a) (BOL-b)
製造法 B0Lは、ベンズォキサゾール誘導体の一般的合成法である。式中 R1は製 造法 PPの工程 1で定義した R1と同義である。 R2は水素原子、 置換されていても よいアルキル基、 置換されていてもよいアルコキシ基等を表す。
工程 1はォキサゾール環を形成する方法である。 テトラヒドロフラン、 塩化メ チレン、 ァセトニトリル溶媒中、 トリェチルァミン等の塩基存在下、 各種酸クロ リ ドと作用させ、 次にエタノール、 メタノール、 テトラヒドロフラン、 メチルェ チルケトン等の溶媒中、 希塩酸水溶液、 p-トルエンスルホン酸と作用させること により 0ぃ1))を得ることができる。
製造法 B0L で得られたベンズォキサゾールエタノン誘導体 (BOL-b)は製造法 A の方法に従つて最終化合物へと導かれる。
く製造法 CA>
製造法 CAにおいて以下に示すスキーム CA- 1,2, 3は、 カテコール誘導体の一般 的合成法を表す。
(CAl-a) (CAl-b) (CAl-c) (CAl-d) 工程 4
(CAl-e) (CAl-f) (CAl-i 工程 7
(CAl-h) 式中 Rlは、製造法 PPの工程 1で記載した R1と同義である。式中 R2, R3および R4は製造法 M0で定義した R6および R7と同義である
工程 1は化合物(CA1 - a)の水酸基をメ トキシメチル化する方法である。ジメチル ホルムアミ ド中で (CA1 - a)と水素化ナトリゥムを室温にて処理した後に,メ トキシ メチルクロリ ド (MOM- C1)を作用させることで(CA1- b )が得られる。
工程 2は (CA卜 b )のメ トキシメチル基の置換基効果を利用したオルトリチォ化 をへてホルミル基を導入する方法である。ジェチルエーテル溶媒中氷冷下 (CA1 - b) にテトラメチルエチレンジァミン存在下 n -ブチルリチウムで処理した後、ジメチ ルホルムアミ ドまたは N -ホルミルモルホリン等のホルミル化剤によりオルトホ ルミル化体 (CAl-c)を得る。
工程 3は(CA1-C)のメ トキシメチル基のパラ位をブロム化する方法である。メタ ノール中室温で (CA1 - c)と臭素を反応させる、この際系中に発生した臭化水素によ りメ トキシメチル基は脱離して(CA1 - d)を得る。
工程 4は (CA1- d)の水酸基に種々の置換基導入する方法である。 製造法 M0のェ
程 3の R7導入と同様の手法により化合物 (CA卜 e)を得る。
工程 5はホルミル基から水酸基へ酸化的に変換する方法。 ジクロルメタン中 (CAl-e)を室温または加温してメタクロル過安息香酸を作用させた後、精製したェ ステルをメタノール中で炭酸力リゥムを用いて加水分解して(CA1- f)を得る。 工程 6は本スキーム CA-1の工程 4と同様の方法で置換基 R3が導入された化合 物(CA1- g)を得る。
工程 7は R2が水酸基の保護基となっている場合の置換基 R4への変換方法であ る。 製造法 M0の工程 2と工程 3の連続処理と同様にして化合物 (CAl-h)を得る。 本スキーム CA-1で得られた化合物(CA1- g)および (CA1- h )は、 製造法 Aに従い 最終目的化合物へと導かれる。
(CAl-f) (CA2-a) (CA2 - b) スキーム CA-2は、 環状カテコール誘導体の一般的合成法を表す。 式中 R1は、 製造法 PPの工程 1で記載した R1 と同義である。 式中 R2および R4は製造法 M0 で定義した R6および R7と同義である。
工程 8は R2が脱離可能な水酸基の保護基である場合の、カテコール体への変換 法である。 R2がメ トキシメチル基の場合は(CAl-f)を 6規定塩酸で処理すること でジオール (カテコール) (CA2- a)が得られる。
工程 9はカテコールのアルキル化により環化させる方法。(CA2_a)をジメチルホ ルムアミ ド、 ァセトニトリル又はアセトン等の溶媒中炭酸力リゥム、 炭酸セシゥ ム又は水素化ナトリゥム等の塩基存在下、 1, 2 -ジブロモェチル誘導体と作用させ て縮合ジォキサン環(CA2 - b)を得られる。 また、 (CA2_a)とアセトンを五酸化リン 存在下で処理してァセトナイド体として五員環生成物(CA2 - b)が得られる。
本スキーム CA- 2で得られた化合物(CA2- b)は、 製造法 Aに従い最終目的化合物 と導かれる。
(スキーム CA- 3 )
(CA3- a) (CA3-b) (CA3-c) (CA3_d) スキーム CA- 3は、 カテコール 2置換誘導体の一般的合成法を表す。 式中 R5お よび R6は製造法 M0で定義した R6および R7と同義である。
工程 1 0は力テコーノレ (CA3- a)を原料としてスキーム CA-1の工程 4と同様の方 法で(CA3- b )を得る工程である。
工程 1 1は(CA3- b )にスキーム CA-1の工程 3と同様の方法で、置換基を持たな い水酸基のパラ位に選択的にブロム化した(CA3- c )を得る工程である。
工程 1 2はスキーム CA- 1の工程 4と同様の方法で R6の導入された(CA3- d)を得 る工程である。
スキーム CA- 3で得られた(CA3_d)は製造法 Aの方法に従って最終目的化合物へ と導かれる。
<製造法 C0>
製造法 COのスキーム CO- 1, CO- 2, CO- 3, CO- 4, CO - 5, CO- 6, CO- 7, CO-8および CO - 9 はフエノールおよびフェノキシ誘導体の一般的合成法を表す。
(C01— a) (COl-b) (COl-c)
スキーム CO- 1の式中 R1、R2は製造法 PPの工程 1で記載した R1と同義である。
R3は製造法 M0で定義された R6および R7と同義である。
工程 1はフリ一デルタラフトァシル化の方法である。 塩化メチレン、 トルエン 溶媒中、 塩化アルミニウム、 塩化亜鉛、 塩化第二スズ等のルイス酸存在下、 ァセ チルク口リ ドと- 70°Cから室温で作用させることにより(C01 - b)を得る。
工程 2はアルキル化、 カーボネート化、 スルホネート化等の方法である。
1 . ジメチルホ ムアミド溶液中、 炭酸カリウム、 炭酸セシウム、 水素化ナトリ ゥム等の塩基存在下、 各種ハライド、 メシレート、 トシレートを室温から 150°C までの加熱条件下で作用させることにより(COl-c)を得る。
2 . テトラヒ ドロフラン、塩化メチレン、ァセトニトリル等の溶液中、 ピリジン、 トリェチルァミン等塩基存在下、 各種ァシルクロリ ド、 スルフォニルクロリ ド、 ィソシァネ一トを _15°Cから室温で作用させることあるいは、 ピリジン溶液中、各 種酸無水物を作用させるいずれかを選択することにより(C01 - c)を得る。
3 . テトラヒ ドロフラン、塩化メチレン、 ァセトニトリル等の溶液中、 ピリジン、 トリェチルァミン等塩基存在下、 クロルギ酸フエニルを作用させた後、 各種アミ ンと作用させることにより(COl-c)を得る。
本スキーム CO- 1で得られた化合物(C01- b)および (C01- c)は、製造法 Aに従い最 終目的化合物へと導かれる。 または(C01 - a)を製造法 Aのスキーム A- 4の(A4- c) の変換に適用してもよい。
(スキーム CO- 2 ) ェ禾王丄 。 R2
(C02-a) (C02-b) X=C1, Br, I スキーム CO- 2は各種芳香環置換ベンゼン誘導体の一般的合成法を表す。 式中 R1は製造法 PPの工程 1で記載した R1と同義である。 R2は製造法 M0で定義され た R6および R7と同義である。 R3は各種芳香環を表す。
工程 1は Stille力ップリング法を用いた各種芳香環置換基の導入方法である。 トルエン、 キシレン等の溶媒中、 触媒量のテトラキストリフエ-ルホスフィンパ ラジウム存在下、 各種芳香環置換トリプチルスズを窒素雰囲気下、 溶媒の還流温 度で作用させ (C02 - b)を得る。
本スキーム C0-2で得られた化合物(C02- b)は、 製造法 Aに従い最終目的化合物 へと導かれる。
(C03-a) (C03-b) (C03-c) (C03 - d) 本スキーム CO- 3は、 ベンジルァミン誘導体の一般的合成法を表す。 式中 Rl、 R3は製造法 PPの工程 1で記載した R1と同義である。 R2, R2,は製造法 M0で定義さ れた R6および R7と同義である。 R4,R5はスキーム B0 - 3に記載の R2と同義であ る。 また R4, R5は一緒になつて環を形成していてもよい。 Xは水酸基および各種 スノレフォネートを表す。
工程 1はアルキルハライドを導入する方法である。 メタノール、 エタノール溶 媒中、 水素化ホウ素ナトリウムを作用させた後、 ジメチノレフオルムアミド中、 ピ リジン、 トリエチルァミン等の塩基存在下メタンスルフォニルクロリ ド等を作用 させ (C03 - b)を得る。
工程 2はァミノ化の方法である。
1 . メタノール、 エタノール、 ァセトニトリル、 テトラヒ ドロフラン溶媒中、 各 種ァミンを作用させ (C03- c)を得る。
2 . ジメチルフオルムアミド溶媒中、 炭酸カリウム、 水素化ナトリウム等の塩基 存在下、 各種ァミンと作用させることにより(C03 - c)を得る。
3 . Xが水酸基の場合、 トルエン溶媒中、 1, 8-ジァザビシクロ [5, 4, 0]ゥンデ -7-
セン等の塩基存在下、ジフヱニルホスホリルアジドを作用させアジド体を得た後、 テトラヒ ドロフラン-水溶媒中、 トリアルキルホスフィン、 トリフエニルホスフィ ン等と作用させることにより(C03 - c)を得る。
工程 3は R2が R2が水酸基の保護基の場合の置換基 R2'への変換方法である。製 造法 M0の工程 2と工程 3の連続処理と同様にして化合物(C03-d)を得る。
本スキーム CO- 3で得られた化合物(C03-C)および (C03- d)は、製造法 Aに従い最 終目的化合物へと導かれる。
(C03-a) (C04-b) (C04-c) (C04_d) 本スキーム CO- 4は Wittig反応を利用したフエノールおよびフエノキシ誘導体 の一般的合成法を表す。 式中 R1は製造法 PPで記載した R1と同義である。 R2お ょぴ R2,は製造法 M0で定義された R6および R7と同義である。 R3は水素原子、 低 級アルキル基を表す。 R4は置換されていてもよいアルキル基、 置換されていても よいカルボキシル基、 シァノ基等を表す
工程 1は Wittig反応を利用したアルキル化の方法である。塩化メチレン、テト ラヒドロフラン溶媒中、 各種ホスホラン誘導体を作用させる。 あるいは、 テトラ ヒドロフラン、 ジメチルフオルムアミ ド溶媒中、 カリウム第 3ブトキシド、 水素 化ナトリウム等の塩基存在下、 各種ホスフォニゥム塩、 ホスフォネートと作用さ せるいずれかの方法により(C04- b)を得る。
工程 2はォレフインの還元を行う工程である。 酢酸ェチル、 テトラヒドロフラ ン、 メタノール中でパラジウム炭素存在下、 水素雰囲気下で作用させたり、 メタ ノ一ノレ中マグネシゥムと反応させる事等に還元を行うことができ、化合物 (C04 - c) を得ることができる。
工程 3は R2が水酸基の保護基の場合の置換基 R2'への変換方法である。 製造法 M0の工程 2と工程 3の連続処理と同様にして化合物(C04 - d)を得る。
本スキーム CO- 4で得られた化合物(C04- b), (C04 - c)および(C04- d)は、製造法 A に従い最終目的化合物へと導かれる。
(スキーム CO - 5) 工程 1 n,, 工程 2 R1 n„
τ0Η τ0Η
(CAl-a) (C05-a) (C05—b) (C05-でノ 本スキーム CO- 5は、フリーデルクラフト反応を利用したフエノールおよびフエ ノキシ誘導体の一般的合成法を表す。式中 R1は製造法 PPの工程 1で記載した R1 と同義である。 R2は水素原子、 置換されていてもよいアルキル基、 置換されてい てもよい環状アルキル基を表す。 R3は製造法 M0で定義された R6および R7と同 である。
工程 1はフエ-ルのパラ位をブロム化する方法である。 メタノール、 エタノー ル溶媒中、 臭素と作用させる。 あるいは、 ァセトニトリル溶媒中、 N-プロモスク シンイミド と作用させる。 この 2種のいずれかの方法により(C05-a)を得る事が できる。
工程 2はフリ一デルタラフトを利用したアルキル化の方法である。 H. katsuki et al. , Synthesis 603 (1999)の方法により、 ベンゼン、 ジクロロェタン溶媒中、 スカンジウムトリフレート存在下、 各種アルキルメシレートを作用させることに より(C05_b)得る。
工程 3は水酸基に種々の置換基 R3を導入する方法である。 製造法 M0の工程 3 の R7導入法と同様の処理をして化合物(C05-C)を得る。
本スキーム CO- 5で得られた化合物 (C05- b)および (C05-C)は、製造法 Aに従い最 終目的化合物へと導かれる。
(スキーム CO- 6)
(CAl-b) (C06-a) (C06 - b) (C06-c) (C06-d) 本スキーム CO- 6は、カルボン酸誘導体およびべンジルアルコール誘導体の一般 的合成法を表す。 式中 R1は製造法 PPの工程 1で記載した R1 と同義である。 R2 は置換されていてもよいアルキル基、 R3および R4は製造法 M0で定義された R6 および R7と同義である。
工程 1 は (CA1- b)のメ トキシメチル基の置換基効果を利用したオルトリチォ化 をへてカルボキシル基を導入する方法である。 ジェチルエーテル溶媒中氷冷下 (CAl_b)にテトラメチルエチレンジァミン存在下 n-ブチルリチウムで処理した後、 アルキルジカーボネートを作用させ(C06_a)を得る。
工程 2はアルコールの保護基のメ トキシメチル基の脱保護の方法である。 テト ラヒ ドロフラン、 アセトン溶媒中、希塩酸水溶液、 10%過塩素酸水溶液を室温で作 用させることにより(C06_b)を得る。
工程 3は水酸基に種々の置換基 R3を導入する方法である。 製造法 M0の工程 3 の R7導入法と同様の処理をして化合物(C06- c)を得る。
工程 4はカルボキシル基の還元、アルキル化の方法である。ジェチルエーテル、 テトラヒ ドロフラン溶媒中、 氷冷下で水素化リチウムアルミニゥムを作用させた 後、 工程 3と同様の方法により(C06- d)を得る。
本スキーム C0-6で得られた化合物(C06_b), (C06-c)および(C06- d)は、製造法 A に従い最終目的化合物へと導かれる。
(C07-d) 本スキーム C0-7は、 フヱネチルアルコール誘導体、フエニル酢酸誘導体および ベンゾフラン誘導体の一般的合成法を表す。 式中 R1は製造法 PPの工程 1で記載 した と同義である。 R2および R3は製造法 M0で定義された R6および R7と同 義である。 R4および R5は置換されていてもよいアルキル基を表す。
工程 1は Wittig反応に続くハイドロポレーシヨン反応による水酸基の導入方 法である。 テトラヒドロフラン溶媒中、 カリウム第 3ブトキシド存在下、 メチル トリフエニルホスホニゥムブロミドと作用させる。 その後、 テトラヒドロフラン 溶媒中、ボラン-テトラヒドロフランと作用させ 30%過酸化水素水溶液と作用させ (C07- a)を得る。
工程 2は水酸基に置換基 R3を導入する工程である。 製造法 M0の工程 3の R7 導入法と同様の処理をして化合物 (C07 - b)を得る。
工程 3は增炭反応の方法である。 テトラヒドロフラン溶媒中、 トリ トン B存在 下、 メチルメチルチオメチルスルフォキシドと溶媒の還流温度で作用させた後、 メタノール、 ェタノール溶媒中で希塩酸水溶液と作用させ (C07- c)を得る。
工程 4は酸化の方法である。 Mangzho Zhao et al. , Tetrahedron Lett. 39, 5323 (1998)に記載の方法あるいは Ryoji Noyori et al. , J. Am. Chem. Soc. , 119, 12386
(1997)に記載の方法を利用して化合物(C07-C)を得る。
工程 5は R2が水素原子の場合のフラン環の形成方法である。ジメチルフオルム アミ ド溶媒中、 炭酸カリウム存在下、 プロモ酢酸エステルを溶媒の還流温度で作 用させ (C07 - d)を得る。
本スキーム C0-7で得られた化合物(C07- a),(C07- b),(C07- c)および(C07- d)は、 製造法 Aに従い最終目的化合物へと導かれる。
(C08- a) (C08— b) (C08-c) (C08 - d)
S
本スキーム CO - 8は、 2, 3ジヒドロべンゾフラン誘導体、 2, 3ジヒドロべンゾチ オフェン誘導体の一般的合成法である。 式中 R1は製造法 PPの工程 1で記載した R1と同義である。 R2および R3は水素原子、 置換されていてもよいアルキル基、 置換されていてもよいアルコキシ基等を表す。
工程 1は水酸基のアルキル化の方法である。 J. M. Janusz et al. , J. Med. Chem. 41, 1112 (1998)の方法に従い、 ジメチルホルムァミ ド、 ァセトニトリル又はァセトン 等の溶媒中、 ョゥ化ナトリゥム存在下、 炭酸力リゥム、 炭酸セシウム又は水素化 ナトリウム等の塩基存在下、 種々のァリルハライド、 ァリルメシレート、 ァリル トシレートを作用させて(cos- b)を得る。
工程 2はフラン環およびチォフェン環を形成する方法である。 J. M. Janusz st al. , J. Med. Chem. 41, 1112 (1998)の方法あるいは、 マグネシウムクロリ ド中 210°C で作用させ (C08 - c)を得る。
工程 3はフリ一デルタラフトァシル化の方法である。 塩化メチレン、 トルエン 溶媒中、 塩化ァノレミニゥム、 塩化亜鉛、 塩化第二スズ等のルイス酸存在下、 ァセ チルクロリ ドと- 70°Cから室温で作用させることにより(C08-d)を得る。
工程 4はブロム化の方法である。 メタノール、 エタノール溶媒中、 ブロミンと 作用させる。 あるいはァセトニトリル、 ジメチルホルムアミド溶媒中、 N-ブロモ スクシンィミドと作用させることにより(C08-e)および (C08- g)を得る。
工程 5はフラン環およびチォフェン環を形成する方法である。 J. Schwaltz et al. , J. Org. Chem. 59, 940 (1994)の方法に従い、ジメチルァセトアミ ド溶媒中、シク 口ペンタジェ二 ジクロロチタン存在下、水素化ホウ素ナトリゥムで 75°Cで作用 させることにより(C08 - g)を得る。
本スキーム CO- 8で得られた化合物(C08- d)および (C08-g)は、製造法 Aに従い最 終目的化合物へと導かれる。
(C09— a) (C09-b) (C09-c) (C09 - d) 本スキーム CO- 9は、 カルボン酸誘導体の一般的合成法を表す。 式中 R1,R2, R3 および R4は水素原子、 置換されていてもよいアルキル基等を表す。
工程 1はアルキル化の方法である。 テトラヒドロフラン、 ジメチルホルムアミ ド溶媒中、 カリウム第 3ブトキシド、 水素化ナトリゥム存在下、 各種アルキルハ ライド、 メシレート、 トシレートを作用させ (C09 - b)を得る。
工程 2は還元の方法である。 テトラヒドロフラン溶媒中、 ジイソプチルアルミ ニゥムハイドライドと作用させ (C09- c)を得る。
工程 3は Wittig反応を利用した増炭の方法である。塩化メチレン、テトラヒ ド 口フラン溶媒中、 各種ホスホラン誘導体を作用させる。 あるいは、 テトラヒドロ
フラン、 ジメチルフオルムアミ ド溶媒中、 カリウム第 3プトキシド、 水素化ナト リウム等の塩基存在下、 各種ホスフォニゥム塩、 ホスフォネートと作用させる 2 種のいずれかの方法により(C09- d)を得る。
本スキーム C0-9で得られた化合物(C09- b)および (C09- d)は、製造法 Aに従い最 終目的化合物へと導かれる。 以上が本発明の化合物またはその塩の製造方法の代表例であるが、 本発明化合 物の製造における原料化合物■各種試薬は、 塩や水和物を形成していてもよく、 反応を阻害しない限りにおいて特に限定されるものではない。 また、 本発明に係 る化合物 (I ) がフリー体として得られる場合、 前記の化合物 (I ) が形成して いてもよい塩の状態に常法に従って変換することができる。 また、 本発明に係る 化合物 (I ) について得られる種々の異性体 (例えば幾何異性体、 不斉炭素に基 づく光学異性体、 立体異性体、 互変異性体、 等) は、 通常の分離手段、 例えば再 結晶、 ジァステレオマー塩法、 酵素分割法、 種々のクロマトグラフィー (例えば 薄層クロマトグラフィー、カラムクロマトグラフィー、ガスクロマトグラフィー、 等) を用いることにより精製し、 単離することができる。
前記式 (I ) で表わされる本発明の化合物またはその塩は、 優れたトロンビン 受容体拮抗作用を有し、 特にトロンビンの P A R 1受容体に対して選択的に拮抗 作用を示すものである。 そして、 本発明の化合物またはその塩は、 優れた血小板 凝集抑制作用および平滑筋細胞の増殖抑制作用を示し、且つ、経口有効性が高い。 このように、 本発明の化合物またはその塩によれば、 トロンビンのフイブリノ一 ゲンをフィプリンに変換する触媒活性を阻害することなく トロンビンによる血小 板凝集などの細胞応答を抑制することができ、 また、 冠動脈血管形成術等により 血管壁に損傷が生じたときに起こる血管平滑筋増殖に対しても P A R 1選択的阻 害に基づいて抑制することが可能となる。
従って、本発明の化合物またはその塩を用いることにより、 (i)トロンビン受容
体の拮抗剤(特にトロンビンの P A R 1受容体の拮抗剤)、(ii)血小板凝集阻害剤、 (iii)平滑筋細胞の増殖阻害剤、 (iv)内皮細胞、繊維芽細胞、腎細胞、骨肉腫細胞、 筋細胞、ガン細胞および Zまたはグリァ細胞の増殖阻害剤、 (V)血拴症、血管再狭 窄、深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳梗塞、心疾患、播種性血管内血液凝固症候群、 高血圧、 炎症性疾患、 リウマチ、 喘息、 糸球体腎炎、 骨粗鬆症、 神経疾患および /または悪性腫瘍の治療剤または予防剤、 といった医薬組成物 (製剤) が得られ る。
また、 本発明の化合物またはその塩を投与することにより、 トロンビン受容体 が関与する疾患の患者の治療、 例えば内皮細胞、 繊維芽細胞、 腎細胞、 骨肉腫細 胞、 筋細胞、 ガン細胞および Zまたはグリア細胞の増殖性疾患を有する患者の治 療が可能である。
前記式 (I ) で表わされる本発明の化合物もしくはその塩またはそれらの水和 物は、 慣用される方法により製剤化することが可能である。 好ましい剤形として は錠剤、 散剤、 細粒剤、 顆粒剤、 被覆錠剤、 カプセル剤、 シロップ剤、 トローチ 剤、 吸入剤、 坐剤、 注射剤、 軟膏剤、 眼軟膏剤、 点眼剤、 点鼻剤、 点耳剤、 パッ プ剤、 ローション剤等があげられる。 製剤化には、 通常用いられる賦形剤、 結合 剤、 崩壌剤、 滑沢剤、 着色剤、 矯味矯臭剤や、 および必要により安定化剤、 乳化 剤、 吸収促進剤、 界面活性剤、 p H調整剤、 防腐剤、 抗酸化剤などを使用するこ とができ、 一般に医薬品製剤の原料として用いられる成分を配合して常法により 製剤化可能である。
これらの成分としては例えば(1)大豆油、 牛脂、 合成グリセライド等の動植物 油;(2)流動パラフィン、 スクヮラン、 固形パラフィン等の炭化水素; (3)ミリス チン酸ォクチルドデシル、 ミリスチン酸ィソプロピル等のエステル油;(4)セトス テアリルアルコール、 ベへニルアルコール等の高級アルコール; (5)シリコン樹 脂; (6)シリコン油; (7)ポリォキシエチレン脂肪酸エステル、 ソルビタン脂肪酸 エステル、 グリセリン脂肪酸エステル、 ポリォキシエチレンソルビタン脂肪酸ェ
ステル、 ポリオキシエチレン硬化ひまし油、 ポリオキシエチレンポリオキシプロ ピレンプロックコポリマー等の界面活'|~生剤; (8)ヒ ドロキシェチルセルロース、ポ リアタリル酸、 カルボキシビエルポリマー、 ポリエチレングリコール、 ポリビニ ルピロリ ドン、 メチルセルロースなどの水溶性高分子;(9)エタノール、イソプロ パノールなどの低級アルコーノレ ; (10)グリセリン、 プロピレングリコール、 ジプ ロピレングリコール、 ソルビトールなどの多価アルコール; (11)グルコース、 シ ョ糖などの糖; (12)無水ケィ酸、 ケィ酸アルミニウムマグネシウム、 ケィ酸アル ミニゥムなどの無機粉体; (13)精製水などがあげられる。
①賦形剤としては、 例えば乳糖、 コーンスターチ、 白糖、 ブドウ糖、 マン-ト ール、 ソルビット、 結晶セルロース、 二酸化ケイ素等;②結合剤としては、 例え ばポリビニノレアノレコール、 ポリビニノレエーテノレ、 メチルセルロース、 ェチルセノレ ロース、 アラビアゴム、 トラガント、 ゼラチン、 シェラック、 ヒ ドロキシプロピ ルセルロース、 ヒ ドロキシプロピノレメチノレセノレロース、 ポリ ビニノレピロリ ドン、 ポリプロピレンダリコーノレ ·ポリオキシエチレン ,プロックポリマー、 メダルミ ン、 クェン酸カノレシゥム、 デキストリン、 ぺクチン等;③崩壌剤としては、 例え ば澱粉、 寒天、 ゼラチン末、 結晶セルロース、 炭酸カルシウム、 炭酸水素ナトリ ゥム、 クェン酸カノレシゥム、 デキス トリン、 ぺクチン、 カノレボキシメチノレセノレ口 ース ·カルシウム等;④滑沢剤としては、 例えばステアリン酸マグネシウム、 タ ルク、 ポリエチレングリコール、 シリカ、 硬化植物油、 等;⑤着色剤としては医 薬品に添加することが許可されているものであれば、 いかなるものでもよく ;⑥ 矯味矯臭剤としては、 ココア末、 ノヽッ力脳、 芳香散、 ハツ力油、 竜脳、 桂皮末等; ⑦抗酸化剤としては、 ァスコルビン酸、 ひ一トコフエロール、 等、 医薬品に添加 することが許可されているものがそれぞれ用いられる。
(i)経口製剤は、本発明にかかる化合物またはその塩に賦形剤、 さらに必要に応 じて結合剤、 崩壌剤、 滑沢剤、 着色剤、 矯味矯臭剤などを加えた後、 常法により 散剤、 細粒剤、 顆粒剤、 錠剤、 被覆錠剤、 カプセル剤等とする。 (ii)錠剤 '顆粒
剤の場合には、 糖衣、 ゼラチン衣、 その他必要により適宜コーティングすること はもちろん差支えない。 (iii)シロップ剤、 注射用製剤、 点眼剤、 等の液剤の場合 は、 p H調整剤、溶解剤、等張化剤、等と、必要に応じて溶解補助剤、安定化剤、 緩衝剤、 懸濁化剤、 抗酸化剤、 等を加えて、 常法により製剤化する。 該液剤の場 合、 凍結乾燥物とすることも可能で、 また、 注射剤は静脈、 皮下、 筋肉内に投与 することができる。 懸濁化剤における好適な例としては、 メチルセルロース、 ポ リソルベート 8 0、 ヒ ドロキシェチルセルロース、アラビアゴム、 トラガント末、 カルボキシメチルセルロースナトリゥム、 ポリオキシエチレンソルビタンモノラ ゥレート、 等;溶解補助剤における好適な例としては、 ポリオキシエチレン硬化 ヒマシ油、 ポリソノレべート 8 0、 ニコチン酸アミ ド、 ポリオキシエチレンソルビ タンモノラウレート等;安定化剤における好適な例としては、亜硫酸ナトリウム、 メタ亜硫酸ナトリウム、 エーテル等;保存剤における好適な例としては、 パラオ キシ安息香酸メチル、 パラォキシ安息香酸ェチル、 ソルビン酸、 フエノール、 ク レゾール、 クロロクレゾール等があげられる。 また、 (iv)外用剤の場合は、 特に 製法が限定されず、 常法により製造することができる。 使用する基剤原料として は、 医薬品、 医薬部外品、 化粧品等に通常使用される各種原料を用いることが可 能で、 例えば動植物油、 鉱物油、 エステル油、 ワックス類、 高級アルコール類、 脂肪酸類、 シリコン油、 界面活性剤、 リン脂質類、 アルコール類、 多価アルコー ル類、水溶性高分子類、粘土鉱物類、精製水などの原料が挙げられ、必要に応じ、 ί> Η調整剤、 抗酸化剤、 キレート剤、 防腐防黴剤、 着色料、 香料などを添加する ことができる。 さらに、 必要に応じて分化誘導作用を有する成分、 血流促進剤、 殺菌剤、 消炎剤、 細胞賦活剤、 ビタミン類、 アミノ酸、 保湿剤、 角質溶解剤、 等 の成分を配合することもできる。
本発明にかかる医薬の投与量は、 症状の程度、 年齢、 性別、 体重、 投与形態 - 塩の種類、 薬剤に対する感受性差、 疾患の具体的な種類、 等に応じて異なるが、 通常、 成人の場合は 1日あたり経口投与で約 3 0 μ gないし 1 0 0 O m g、 好ま
しくは 100 / gないし 500mg、 さらに好ましくは 100 gないし 100 m gを、 注射投与で約 1ないし S O O O/ g/k g 好ましくは 3ないし 1 00 0 // gZk gを、 それぞれ 1回または数回に分けて投与する。
実施例
以下に前記式 (I) で表わされる本発明の化合物またはその塩における好適な 実施態様をあげるが、 以下の実施例および試験例は例示的なものであって、 本発 明にかかる化合物またはその塩は以下の具体例に制限されない。 当業者はこれら の実施態様に様々な変更を加えて本発明を実施することができ、 かかる変更態様 も本明細書の特許請求の範囲に包含される。
<実施例 1〉
1_ (3, 5 -ジ-第 3ブチル 4-ヒ ドロキシ-フエニル) - 2 -(2-ィミノ- 4-プロピル-ピロ リジン- 1 -ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
(工程 1) メチル (E) - 2-へキセノエイト
n-プチルァノレデヒ ド (4.5g, 62隱 ol)のァセ トニ ト リル(90ml)溶液にメチル 2- [(Z)- 1-トリフエニルフォスフィニリデン]ァセテ一ト(21g, 63mtnol)を加え室温 で 12時間攪拌した。溶媒を減圧留去した後、残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグ ラフィー(溶媒: n-へキサン-酢酸ェチル) にて精製し標記化合物 4.62gを淡黄色 油状物として得た。
1H-NMR (CDC13) δ (ppm)
0. 93 (3H, t, J=7. 2Hz) 1. 44~1. 54 (2H, m) 2. 17 (2H, q, J=7. 2Hz) 3. 72 (3H, s) 5. 82 (1H, d, J =15. 6Hz) 6. 97 (1H, dt, J=15. 6Hz, 7. 2Hz)
(工程 2 ) メチル 3 - (ニトロメチル)へキサノエイト
メチル (E) - 2-へキセノエイ ト(4. 62g,36mraol)のァセトニトリル(20ml)溶液に二 トロ メ タン(2. 54ml, 46ml)、 1, 8-ジァザビシク ロ [5, 4, 0] ゥンデ -7-セン (5. 4ml, 36mmol)を加え室温え 1 4時間攪拌した。反応液に IN. HC1水溶液を加え酸 性にした後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マ グネシゥムで乾燥し溶媒を減圧留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロマトダラ フィー(溶媒: n-へキサン-齚酸ェチル) にて精製し標記化合物 3. 64
gを淡黄色油 状物として得た。
1H-丽 R (CDC13) δ (ppm)
0. 92 (3H, t, J=. 8Hz) 1. 29-1. 48 (4H, m) 2. 45 (2H, d, J=6. 4Hz) 2. 57-2. 68 (1H, m) 3. 69 (3H , s) 4. 43 (1H, dd, J=14. 0Hz, 6. 0Hz) 4. 50 (1H, dd, J=14. 0, 6. 8Hz)
(工程 3 ) 4 -プロピノレ- 2-ピロリジノン
メチル 3 - (ニトロメチノレ)へキサノエイト(3. 64g, 19. 2ramol) のエタノーノレ(20ml) 溶液に酸化白金 (0. 4g)を加え水素気流下室温で 1 8時間攪拌した。 反応液をセラ ィト濾過後、 濾液の溶媒を減圧留去し、 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ ィ一(溶媒: n-へキサン-酢酸ェチル、 酢酸ェチル:メタノール) にて精製し標記 化合物 1. 63gを淡黄色油状物として得た。
IH - MR (CDC13) δ (ppm)
0. 92 (3H, t, J=7. 2Hz) 1. 27—1. 53 (4H, m) 1. 93-2. 05 (IH, m) 2. 37-2. 53 (2H, m) 3. 01 (IH, d d, J=9. 2Hz, 6. 4Hz) 3. 48 (1H, dd, J=9. 2Hz, 9. 2Hz) 5. 67-5. 97 (1H, m)
(工程 4 ) 5-メ トキシ- 3-プロピル - 3, 4 -ジヒ ドロ- 2H-ピロ一ノレ
4_プロピル -2-ピロリジノン(410mg, 3. 22mmol)の塩化メチレン(8ml)溶液にトリメ チルォキソニゥムテトラフルォロボーレイト(715mg, 4. 83瞧。1)を加え室温で 1 4 時間攪拌した。 反応液に飽和重曹水溶液を加え弱塩基性とし後、 酢酸ェチルで抽 出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 有機層 を減圧留去した。 残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒: n-へキサ ン-酢酸ェチル) にて精製し標記化合物 306mgを淡黄色油状物として得た。
1H- MR (CDC13) 8 (ppm)
0. 90 (3H, t, J=7. 2Hz) 1. 21-1. 50 (4H, m) 2. 13 (IH, dd, J=16. 4Hz, 16. 8Hz) 2. 34-2. 48 (IH , m) 2. 57 (IH, dd, J=16. 4Hz, 9. 2Hz) 3. 24 (IH, dd, J=13. 6Hz, 6. 0Hz) 3. 71-3. 90 (4H, ra) (工程 5 ) (4_プロピルテトラヒ ドロ- 1H- 2-ピロリデン)アンモニゥム クロリ ド
5-メ トキシ- 3-プロピル -3, 4-ジヒドロ -2H -ピロール(306mg, 2. 17瞧 ol)のエタノー ル(12ml)溶液に塩ィヒアンモニゥム(llOmg, 2. 06瞧 ol)を加え 4時間加熱還流した。 反応液を濾過し濾液を減圧留去し標記化合物 257mgを粗生成物として白色固体と して得た。
lH-NMR (DMS0-d6) δ (ppm)
0. 86 (3H, ΐ, J=7. 2Hz) 1. 12-1. 52 (4Η, ra) 2. 34-2. 60 (IH and DMS0, m) 2. 78-2. 93 (IH, m)
3. 05-3. 22 (2H, m) 3. 54-3. 70 (1H, m)
(実施例 1 :最終工程)
(4 -プロ ピルテ トラヒ ドロ - 1H- 2-ピロ リデン)アンモ-ゥム ク ロ リ ド (257rag, 1. 58mmol)、 1, 8 -ジァザビシク口 [5, 4, 0]ゥンデ -7-セン(236ul, 1. 58ramol) のァセトニトリル(15ml)溶液に、 氷冷下 2-プロモ- 1- [3, 5 -ジ(第 3ブチノレ) - 4 -ヒ ドロキシフエエル] - 1-エタノン(569mg, 1. 74mmol)を加え室温で 1 5時間攪拌した c 反応中に析出した結晶を濾取し標記化合物 lOOragを淡黄色結晶として得た。また、 母液の溶媒を減圧留去し残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー (酢酸ェチ ル:メタノール) にて精製し、 更に目的化合物 64mgを淡黄色結晶として得た。 1H-丽 R(DMS0- d6) δ (ppm)
0. 88 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 10-1. 63 (23H, m), 2. 50-2. 68 (1H, m) , 3. 08 (IH, dd, J=17. 6Hz, 8. 4Hz) , 3. 63—3. 80 (1H, m), 5. 13 (2H, s), 7. 71 (2H, s), 8. 03 (1H, brs), 8. 71 (1H, s), 9. 2 0 (1H, s) .
MS m/e (ESI) 373. 2 (MH+)
ぐ実施例 2 >
2- ( (3R, 4R) -3-ベンジノレ- 2-ィミノ- 4-プロピノレ-ピロリジン _1 -ィノレ)- 1 -(3, 5-ジ- 第 3プチル 4-ヒドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
(工程 1 ) 第 3ブチル 2-ォキソ -4-プロピル- 1-ピロリジンカルボキシレート
4-プロピル- 2-ピロリジノン(1. 22g, 9. 59mmol)の塩化メチレン(20ral)溶液に、トリ ェチルァミン(81. 4ml, lOmmol)、 第 3プチルジカーボネート(4. 2g, 19. 2mraol)、 ジ メチルァミノピリジ(1. 18g, 9. 58mmol)を加え室温で 1 2時間攪拌した。 溶媒を減 圧留去後、残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒: n -へキサン -酢酸 ェチル) にて精製し標記化合物 1. 35gを無色油状物として得た。
1H -藤(CDC13) δ (ppm)
0. 93 (3H, t, J=7. 2Hz) 1. 28—1. 50 (4H, m) 1. 52 (9H, s) 2. 14-2. 32 (2H, m) 2. 61 (1H, dd, J=l 5. 0Hz, 7. 0Hz) 3. 30 (1H, dd, J=10. 8Hz, 7. 2Hz) 3. 87 (1H, dd, J=10. 8Hz, 8. 0Hz)
(工程 2 ) 第 3ブチル 3-ベンジル -2-ォキソ -4-プロピル-卜ピロリジンカルボキ シレート
第 3 ブチル 2-ォキソ -4-プロ ピル- 1-ピロ リ ジンカルボキシレー ト (1. 35g, 5. 94mmol)のテトラヒ ドロフラン(20ml)溶液に- 70°Cでリチウムへキサメ チルジシラザンの 1. 0M.テトラヒ ドロフラン溶液(6. 2ml, 6. 2mmol)を徐々に加え 15分間攪拌した。反応液にベンジルブ口ミドを加え徐々に 0 °Cまで昇温し 3時間 攪拌した。 反応液に飽和塩化アンモニゥム水溶液を加え酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 溶媒を減圧留去 し残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒: n-へキサン-酢酸ェチル) にて精製し標記化合物 1. 22gを淡黄色油状物として得た。
1H- MR (CDC13) δ (ppra)
0. 80 (3H, t, J=7. 2Hz) 1. 10-1. 40 (4H, m) 1. 52 (9H, s) 1. 87-1. 95 (1H, m) 2. 44-2. 52 (1H, m ) 2. 90 (1H, dd, J=14. 4Hz, 7. 2Hz) 3. 10 (1H, dd, J=14. 4Hz, 5. 2Hz) 3. 15 (1H, dd, J=10. 8Hz , 8. OHz) 3. 71 (1H, dd, J=10. 8Hz, 8. OHz) 7. 15—7. 33 (5H, m)
(工程 3 ) 3-ベンジル- 4-プロピル- 2-ピロリジノン
第 3プチ/レ 3-ベンジノレ- 2-ォキソ -4-プロピル- 1-ピロリジン力ノレボキシレート (1. 22g,3. 84匪 ol)の塩化メチレン(lOral)溶液にトリフルォロ酢酸(10ml)を加え氷 冷下 1 4時間攪拌した。 反応液に飽和重曹水溶液を加え酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 溶媒を減圧留去 し標記化合物 0. 83gを白色結晶の粗生成物として得た。
1H-丽 R (CDC13) δ (ppm)
0. 79 (3H, t, J=7. 2Hz) 1. 08—1. 36 (4H, m) 2. 04-2. 21 (1H, m) 2. 28—2. 40 (1H, m) 2. 81—2. 96 (2H, m) 3. 09 (1H, dd, J=14. OHz, 4. 8Hz) 3. 29 (1H, dd, J=8. 4Hz, 8. 4Hz) 5. 73 (1H, brs) 7. 1 5-7. 36 (5H, m)
(工程 4 ) 4 -ベンジル- 3 -プロピル- 3, 4 -ジヒ ドロ- 2H- 5-ピロリル メチル エーテ ノレ
3-ベンジル- 4-プロピル - 2 -ピロリジノン(0. 83g, 3. 8mmol)の塩化メチレン(15ml)
溶液にトリメチルォキソニゥムテトラフルォロボーレイト(0. 85g, 5. 7mtnol)を加 え室温で 1 4時間攪拌した。 反応液に飽和重曹水溶液を加え弱塩基性とし後、 酢 酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸マグネシゥムで乾 燥後、 溶媒をを減圧留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶 媒: n-へキサン-酢酸ェチル)にて精製し標記化合物 0. 67gを淡黄色油状物として 得た。
1H -麗 R (CDC13) δ (ppm)
0. 75 (3H, t, J=7. 2Hz) 1. 02—1. 28 (4H, m) 2. 02—2. 16 (1H, m) 2. 55-2. 66 (1H, m) 2. 69 (IH, d d, J=13. 2Hz, 8. 4Hz) 2. 99 (IH, dd, J=13. 2Hz, 4. 8Hz) 3. 10 (IH, dd, J=13. 2Hz, 5. 2Hz) 3. 5 8 (IH, dd, J=13. 2Hz, 8. 8Hz) 3. 83 (3H, s) 7. 05—7, 40 (5H, m)
(工程 5 ) (3 -べンジル -4_プロピルテトラヒ ドロ -1H-2-ピロリデン)アンモニゥム クロリ ド
4-ベンジノレ- 3-プ口 ピル- 3, 4-ジヒ ドロ -2H-5-ピロ リル メチル エーテノレ (0. 67g, 2. 9ramol)のェタノール(15ml)溶液に塩化アンモユウム(155mg, 2. 9mmol)を 加え 4時間加熱還流した。 反応液を濾過し濾液を減圧留去した。 残渣を酢酸ェチ ルから結晶化し標記化合物 440mgを白色粗生成物として得た。
lH- MR (DMS0-d6) δ (ppm)
0. 62 (3H, t, J=7. 2Hz) 0. 87—1. 20 (4H, ra) 2. 01—2. 15 (1H, m) 2. 72—2. 85 (1H, m) 2. 88-2. 98 (IH, m) 3. 05-3. 25 (IH, m) 3. 50-3. 62 (1H, m) 7. 19-7. 40 (5H, m)
(実施例 2:最終工程)
A法
水酸化ナトリゥム水溶液で処理した塩基性樹脂 DIAION SA10A (14. 5g)を水および
メタノ一ルで+分に洗浄後、 dl- [ (3S, 4R) - 4 -ベンジル- 3 -プロピル- 3, 4 -ジヒドロ - 2H - 5 -ピロールァミン塩酸塩(1. 63g, 7. 5mmol)のメタノール(30ml)溶液に加え 30 分撹拌した。 樹脂を濾去後、 溶媒を減圧留去し dl- [ (3S, 4R) - 4_ベンジル- 3-プロ ピル - 3, 4 -ジヒ ドロ - 2H-5-ピ口ールァミン(1. 45g)を得た。
引き続き、 上記 dl - [ (3S, 4R) - 4 -ベンジル- 3-プロピル- 3, 4-ジヒ ドロ- 2H- 5-ピロ一 ルァミンぉよびフェナシルプ口マイド(2. 7g, 8. 3瞧 ol)のェタノール溶液を 6時間 加熱還流した。溶媒を減圧留去後、エーテルより結晶化し標記化合物 (2. 54g)を白 色ァモルファスとして得た。
B法
(3 -ベンジル- 4-プロピルテトラヒ ドロ- 1H- 2-ピロリデン)アンモニゥム クロリ ド
(223mg, 1. 03腿 pol)の、 1, 8_ジァザビシク口 [5, 4, 0]ゥンデ- 7-セン(154ul, 1. 03mm ol)のァセトェトリル(10ml)溶液に、 氷冷下 2 -プロモ -1- [3, 5 -ジ(第 3ブチル ) -4 - ヒドロキシフエ二ル]- 1-エタノン(405mg, 1. 03mmol)を加え室温で 7時間、更に 60°C で 3時間攪拌した。溶媒を減圧留去し残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー (酢酸ェチル:メタノール) にて精製し、 更に標記化合物 107mgを白色ァモルファ スとして得た。
1H -丽 R (DMS0-d6) δ (ppm)
0. 61 (3H, t, J=7. 2Hz) , 0. 85-1. 30 (5H, m) , 1. 41 (通, s) , 2. 05-2. 16 (1H, m) , 2. 75-2. 88 (1H, m) , 3. 02-3. 28 (2H, m) , 3. 75-3. 86 (IH, m) , 5. 17 (2H, s), 7. 20-7. 42 (5H, m) , 7. 73 (2 H, s) , 8. 05 (IH, s) , 8. 94 (1H, s) , 9. 41 (1H, s) .
MS :m/e (ESI) 463. 2 (MH+)
ぐ実施例 3〉
N- {3-第 3ブチル 2-ヒ ドロキシ- 5 - [2- ( (3S, 4S) -2 -ィミノ -3 -フエ二ル- 4-プロピ ル -ピロリジン- 1 -ィル) -ァセチル] -フエニル] · _Ν メチル -メタンスルフォンァミ ド;臭化水素酸塩
(工程 1 ) [ (3S, 4R) -3 -フエ-ル- 4-プロピルテトラヒ ドロ- 1H- 2 -ピロリ リデン] アンモニゥム _ク口リ ド
n -ブチノレトリフエ二ノレフォスフォニゥム プロミ ド(30. 17g, 76腿 ol)のテトラ ヒドロフラン(140ml)懸濁液にカリゥム t -ブトキシド(8. 48g, 76瞧 ol)加え室温で 1時間攪拌した。 反応液を水冷しェチル ベンゾイノレフオルメート
(10. 0ml, 63mmol)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液を内温が 20度を越えないよう に滴下した。 室温で 1時間 30分撹拌後、水に注ぎ酢酸ェチルで抽出した。有機層 を飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を減圧留去した。 残 渣に n -へキサンを加え不溶物を濾別後、 シリカゲルカラムク口マトグラフィー (溶媒: n-へキサン-酢酸ェチル) にて精製し無色油状物 13. 27gを得た。
この油状物(13. 27g, 61mmol)のジメチルスルフォキシド(80ml)溶液に無水炭酸 カリ ウム(4. 21g, 30raraol) を加え、 90 °Cに加熱した。 撹拌下ニトロメタン (4. 95ml, 91rnmol) のジメチルスルフォキシド(40ml)溶液を 40分かけて滴下した。
3時間攪拌後、反応液を酢酸水溶液に注ぎ、酢酸ェチルで抽出した。有機層を 1N- 塩酸、 飽和炭酸ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マ:
で乾燥し溶媒を減圧留去した。 残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶 媒: n-へキサン-酢酸ェチル) にて精製し黄色油状物 6. 40gを得た。
この油状物(12. 3g, 44瞧。1)のエタノール(200ral)溶液に酸化白金(1. 2g)を加え 水素気流下室温で 15時間攪拌した。反応液を濾過後、溶媒を減圧留去し、残渣を U0°Cで 1時間加熱した。 残渣に水を加え酢酸ェチルで抽出した。 有機層を 1N -塩 酸、 飽和炭酸ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで 乾燥し溶媒を減圧留去した。残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー(溶媒: n一へキサン—酢酸ェチル) にて精製し白色固体 5. 95gを得た。
この固体(5. 95g, 29瞧 ol)の塩化メチレン(100ml)溶液にトリメチノレオキソユウ ムテトラフルォロポーレート(5. 2g, 35mraol)を加え室温で 15時間攪拌した。 反応 液に飽和重曹水溶液を加え、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を無水硫酸マグネ シゥムで乾燥後、減圧留去した。残渣を酢酸ェチルに溶解しアルミナ-シリ力ゲル で濾過後、 減圧留去し、 淡黄色油状物 6. 91gを得た。
この油状物(6. 31g, 29mmol)のメタノール(60ml)溶液に塩化アンモニゥム
(1. 56g, 29mraol)を加え 21時間加熱還流した。反応液を減圧留去し、残渣に酢酸ェ チルを加え析出物を濾取し標記化合物 5. 40gを粗生成物として白色固体として得 た。
1H -丽 R (DMS0 - d6) δ (ppm)
0. 77 (3H, t, J=7. 2Hz) 1. 09-1. 25 (2H, m) 1. 35-1. 47 (2H, in) 2. 39 (1H, m) 3. 26 (1H, m) 3. 77 (1H, dd, J=10. 8Hz, 8. 8Hz) 3. 96 (1H, d, J=8. 8Hz) 7. 22—7. 44 (5H, m) 8. 52 (1H, brs) 9. 05 (
1H, brs)
(実施例 3:最終工程)
[ (3S, 4R) -3-フェ -ル -4-プロピルテトラヒドロ- 1H-2 -ピロリリデン]アンモニゥ ム クロリ ド(800mg, 3. 5mmol)、 1, 8-ジァザビシク口 [5. 4. 0]ゥンデ- 7-セン
(0. 52ml, 3. 5mraol)のァセトニトリル(lOtnl)溶液に、 フエナシルブロマイド
(1. 32g, 3. 5mmol)を加え 60°Cで 9時間攪拌した。 反応を減圧留去し残渣をシリ力
ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒:酉乍酸ェチル: メタノール) にて精製し、 酢酸ェチル -ジィソプロピルエーテルで結晶化し目的化合物 710mgを微クリーム 色粉末として得た。
lH-NMR (DMS0-d6) 8:
0. 83 (3H, t, J=7. 6Hz), 1. 20-1. 33 (2H, m) , 1. 40 (9H, s), 1. 47-1. 58 (2H, tn), 2. 42 (1H, m)
, 3. 16 (3H, s), 3. 46 (1H, m) , 3. 93 (1H, m), 4. 16 (IH, d, J=7. 2Hz) , 5. 27 (2H, s) , 7. 35-7. 5
0 (5H, m) , 7. 82 (1H, s), 7. 94 (IH, s), 8. 89 (1H, s), 9. 01 (1H, s), 10. 03 (IH, brs) .
ぐ実施例 4>
1 -(3, 5-ジ-第 3ブチル 4-ヒ ドロキシ-フエ-ル) - 2- [ (3S, 4S) - 2-イミノ- 4- (2-メ トキシ-ェチル)_3_フエニル-ピロリジン- 1-ィノレ] -エタノン;臭化水素酸塩
(工程 1 ) [ (3S, 4R) -4- (2-メ トキシェチル) -3-フエニルテトラヒドロ- 1H- 2—ピロ リリデン]アンモニゥム クロリ ド
3_ベンジノレ才キシプロピノレトリフエ二ノレフォスフォニゥム ブロミ ド
(21. 8g, 44ramol)のテトラヒドロフラン(100ml)懸濁液を _30°Cに冷却し、 n -ブチル リチウム(2. 6M, 17. 8ral, 44mmol)を滴下し 1時間撹拌した。 - 50°Cに冷却しェチル ベンゾィルフォルメート(7. 2g, 40mmol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を内温
カ 40°Cを越えないように滴下した。 7時間撹拌後、反応液に水を加え酢酸ェチル で抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥し 溶媒を減圧留去した。 残渣にトルエンを加え不溶物を濾別後、 シリカゲル力ラム クロマトグラフィー (溶媒: n-へキサン-酢酸ェチル)にて精製し無色油状物 3. 66g を得た。
この油状物 (4. 17g, Hmraol)のジメチルスルフォキシド(15tnl)溶液に無水炭酸力 リ ウム(0. 93g, 6. 7瞧 ol) を加え、 90 °Cに加熱した。 撹拌下ニ トロメタン (1. lml, 20ramol)のジメチルスルフォキシド(10ml)溶液を 40分かけて滴下した。 3 時間攪拌後、 反応液を IN-塩酸に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水、 飽 和炭酸ナトリゥム水溶液、 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥し 溶媒を減圧留去した。 残渣をシリカゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒: n-へ キサン-酢酸ェチル) にて精製し黄色油状物 3. 07gを得た。
この油状物 (3. 07g, 8. 3mmol)のエタノール (50ml)溶液に濃塩酸 (6. 9ml, 83ramol)、 亜鉛(2. 7g, 42mraol)を加え室温で 1時間攪拌した。反応液を氷冷し 5N-水酸化ナト リウム水溶液(17ml, 85mmol)を加え室温で 11時間撹拌した。 反応液をセライトで 濾過後、 溶媒を減圧留去し、 残渣を 120°Cで 1時間加熱した。 残渣をシリカゲル カラムクロマトグラフィー (溶媒: n-へキサン-酢酸ェチル) にて精製し微黄色油 状物 1. 03 を得た。
この微黄色油状物(1. 03g, 3. 5mmol)のメタノール(20ml)溶液に 10%パラジウム 炭素(1. 0g)、ギ酸アンモニゥム(1. lg, 18mmol)を加え 6時間加熱還流した。反応液 を濾過し、 減圧留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶媒: 酢酸ェチル -メタノール) にて精製し白色固体 669mgを得た。
この固体(600mg, 2. 9mmol)の塩化メチレン(10ml)溶液にトリメチルォキソニゥ ムテトラフノレオロボーレート(1. lg, 7. Ommol)を加え室温で 15時間攪拌した。反応 液を飽和重曹水溶液に注ぎ、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を無水硫酸マグネ シゥムで乾燥後、減圧留去した。残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー(溶
媒: n -へキサン-酢酸ェチル) にて精製し無色油状物 515mgを得た。
この油状物(515mg, 2. 2瞧 ol)のメタノール(5ml)溶液に塩化ァンモニゥム (118rag, 2. 2mraol)を加え 21時間加熱還流した。 反応液を減圧留去し、 残渣に酢酸 ェチルを加え析出物を濾取し標記化合物 471mgを粗生成物として白色粉末として 得た。
lH-NMR (DMS0-d6) δ (ppm)
1. 62-1. 78 (2H, ra) 2. 42-2. 56 (1H and DMSO, m) 3. 11 (3H, s) 3. 18-3. 42 (3H and
H20, m) 3. 78 (1H, dd, J=10. 8Hz, 8. 8Hz) 4. 04 (1H, d, J=8. 8Hz) 7. 26—7. 32 (2H, m) 7. 34-7.
45 (3H, m)
(実施例 4:最終工程)
[ (3S,4R) - 4- (2-メ トキシェチル) -3-フエニルテトラヒ ドロ- 1H - 2 -ピロリ リデン] アンモニゥム クロリ ド(300mg, 1. 3tnraol)、 1, 8 -ジァザビシクロ [5. 4. 0]ゥンデ _7- セン(0. 19ml, 1. 3mmol)のァセトニトリル(5ml)溶液に、 フエナシルプロマイ ド (408mg, 1. 3mmol)を加え 60°Cで 5時間攪拌した。 反応を減圧留去し残渣をシリ力 ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒:酢酸ェチル:メタノール) にて精製し、 酢酸ェチル -ジィソプロピルエーテルで結晶化し目的化合物 273mg を微クリーム 色粉末として得た。
lH-NMR (DMS0-d6) δ:
1. 43 (18H, s), 1. 44-1. 60 (2Η, m), 2. 55 (1H, ra), 3. 15 (3H, s) , 3. 24—3. 42 (3H, ra) , 3. 51 (1 H, dd, J=6. 8, 10. 4Hz), 3. 90 (1H, dd, J=7. 6, 10. 4Hz) , 4. 24 (2H, d, J=7. 2Hz) , 5. 30 (2H, s
), 7. 36-7. 50 (5H, m) , 7. 78 (2H, s), 8. 07 (1H, brs) , 8. 86 (1H, brs), 8. 96 (1H, brs) . <実施例 5 >
1 -(3,5_ジ-第 3ブチル 4-ヒ ドロキシ-フエ-ル)- 2 - [ (3S, 4S) - 2-ィミノ- 4- (3-メ トキシ-プ口ピル) -3-フェニル-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
(工程 1 ) [ (3S, 4R) - 4- (3-メ トキシプルピル) - 3-フエニルテトラヒ ドロ -1H - 2 -ピ 口リリデン]アンモェゥム クロリ ド
水素化ナトリウム(70%, 1. 06g, 31mmol)のテトラヒ ドロフラン(80ml)懸濁液を氷 冷し、 メチル 2-フエエル- 2-ジェチルフォスフオノアセテート(8. 00g,28瞧 ol) のテトラヒドロフラン(lOral)溶液を滴下し 1時間撹拌した。 4-ベンジルォキシブ タナール(5. 48g, 31tnmol)のテトラヒドロフラン(lOral)、溶液を滴下し、 室温で 17 時間撹拌後、 反応液に水を加え酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水 で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を減圧留去した。 残渣をシリカゲ ルカラムクロマトグラフィー(溶媒: n-へキサン-酢酸ェチル) にて精製し無色油 状物 4. 05gを得た。
この油状物(4. 05g, 12. 5mraol)のジメチルスルフォキシド(15ral)溶液に無水炭酸 カリ ウム(0. 86g, 6. 3mraol) を加え、 80 °Cに加熱した。 撹拌下ニ トロメタン (1. Oml, 19mmol)のジメチルスルフォキシド(15ml)溶液を 55分かけて滴下した。 2 時間 30分攪拌後、反応液を 1N-塩酸に注ぎ、酢酸ェチルで抽出した。有機層を水、 飽和炭酸ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マ:
し溶媒を減圧留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶媒: n - へキサン-酢酸ェチル) にて精製し淡黄色油状物 2. 04gを得た。
この油状物(2. 04g, 5. 5mmol)のエタノール(35ml)溶液に濃塩酸(4. 6ml, 55mmol)、 亜鉛(1. 8g, 28mraol)を加え室温で 20分撹拌後、 60°Cで 1時間攪拌した。 反応液を 氷冷し 5N-水酸化ナトリウム水溶液(12ml, 60mmol)を加え室温で 15分撹拌した。 反応液をセライトで濾過後、溶媒を減圧留去し、残渣を 110°Cで 1時間加熱した。 残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒: n -へキサン-酢酸ェチル) に て精製し微黄色油状物 1. 03gを得た。
この微黄色油状物(1. 03g, 3. 3mmol)のメタノール(20ml)溶液に 10%パラジウム 炭素(1. 0g)、 ギ酸アンモニゥム(1. 05g, 17mmol)を加え 6時間加熱還流した。 反応 液を濾過し、減圧留去した。残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー(溶媒: 酢酸ェチル-メタノール) にて精製し白色固体 649ragを得た。
この固体(600mg, 2. 7mmol)の塩化メチレン(10ml)溶液にトリメチ /レオキソニゥ ムテトラフルォロポーレート(973mg,6. 6mraol)を加え室温で 15時間攪拌した。 反 応液を飽和重曹水溶液に注ぎ、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を無水硫酸マグ ネシゥムで乾燥後、 減圧留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (溶媒: n-へキサン-酢酸ェチル) にて精製し無色油状物 503mgを得た。
この油状物(503mg, 2. Ommol)のメタノール(5tnl)溶液に塩化アンモュゥム
(109mg, 2. 0mmOl)を加え 19時間加熱還流した。 反応液を減圧留去し、 残渣に酢酸 ェチルを加え析出物を濾取し標記ィヒ合物 410mgを粗生成物として白色粉末として 得た。
lH- MR (DMS0-d6) 8 (ppra)
1. 32-1. 54 (4H, ra) 2. 41 (1H, m) 3. 15 (3H, s) 3. 22 (2H, t, J=6. 0Hz) 3. 27 (1H, dd, J=10. 8Hz , 8. 0Hz) 3. 80 (1H, dd, J=10. 8Hz, 8. 8Hz) 3. 99 (1H, d, J=8. 8Hz) 7. 27-7. 31 (2H, m) 7. 34 - 7 . 45 (3H, m)
(実施例 5:最終工程)
[ (33, 4¾ -4_ (3_メ トキシプルピル)- 3 -フエニルテトラヒ ドロ- 1H - 2-ピロリリデ ン]アンモ-ゥム クロリ ド(300mg, 1. 2mraol)、 1, 8 -ジァザビシクロ [5. 4. 0]ゥンデ - 7 -セン(0. 18ral, 1. 2mmol)のァセトニトリスレ(5ml)溶夜に、 フエナシノレブ口マイド (386rag, 1. 2mraol)を加え 60°Cで 5時間攪拌した。 反応を減圧留去し残渣をシリ力 ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒:酢酸ェチル: メタノール) にて精製し、 酢酸ェチル -ジィソプロピルエーテルで結晶化し目的化合物 273mgを白色綿状結 晶として得た。
lH-NMR (DMS0-d6) 8
1. 43 (18H, s) , 1. 44-1. 62 (4H, m) , 2. 42 (1H, m), 3. 18 (3H, s) , 3. 26 (2Η, t, J=6. OHz), 3. 3 6 (IH, m), 3. 46 (IH, dd, J=6. 0, 10. 8Hz), 3. 92 (IH, dd, J=7. 6, 10. 8Hz), 4. 16 (2H, d, J=7. 2Hz), 5. 29 (2H, s), 7. 36-7. 50 (5H, m), 7. 78 (2H, s), 8. 07 (IH, brs) , 8. 86 (IH, brs) , 8. 9 6 (1H, brs) .
く実施例 6 >
1- (3, 5-ジ-第 3プチノレ 4-ヒドロキシ-フエエル)- 2- ( (3S, 4S) -2-ィミノ- 4 -メ トキ シメチル- 3-フエエル-ピロリジン - 1 -ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
(工程 1 ) (3S, 4R) -4- [ (ベンジルォキシ)メチル] -3-フエニルテトラヒ ドロ- 1H - 2 - ピロ口ン
水素化ナトリゥム(70°ん 0. 87g, 25誦 ol)のテトラヒドロフラン(40ral)懸濁液を氷 冷し、 メチノレ 2-フエエル- 2 -ジェチノレフォスフオノァセテ一ト(6. 03g, 21mraol) のテトラヒドロフラン(lOral)溶液を滴下し、 室温で 1時間撹拌した。 反応液を氷 冷し 2 -べンジルォキシエタ ? ~一ル(4. 74g, 32腿 ol)のテトラヒ ドロフラン(10ml) 溶液を滴下し、 室温で 1. 5時間撹拌後、 2-ベンジルォキシェタナール
(2. 14g, 14mmol)を追加し、 室温で 17時間撹拌した。 反応液を飽和食塩水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシゥ ムで乾燥し溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲル力ラムクロマトグラフィー (溶 媒: n -へキサン-酢酸ェチル) にて精製し微黄色油状物 3. 89gを得た。
この油状物(3. 89g, 13. 8mmol)のジメチノレスルフォキシド(15ml)溶液に無水炭酸 カリ ウム(0. 95g, 6. 9画 ol) を加え、 90 °Cに加熱した。 撹拌下ニトロメタン (1. lml, 21mmol) のジメチルスルフォキシド(20ml)溶液を 40分かけて滴下した。 3 時間 30分攪拌後、 反応液に酢酸 (2ml)および水を加え酢酸ェチルで抽出した。 有 機層を 1N-塩酸、 飽和炭酸ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マ グネシゥムで乾燥し溶媒を減圧留去した。 残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトダラ フィー (溶媒: n-へキサン-酢酸ェチル) にて精製し微黄色油状物 3. 28gを得た。 この油状物 (3. 28g, 9. 6瞧 ol)のエタノール(65ral)溶液に濃塩酸(8. Oral, 96mmol)、 亜鉛 (5. 0g, 77mmol)を加え室温で 1時間撹拌した。反応液を氷冷し 5N-水酸化ナト リゥム水溶液(19ml, 95瞧 ol)を加え反応液をセライトで濾過後、溶媒を減圧留去し た。 残渣に水を加え酢酸ェチルで抽出した。 有機層を 1N-塩酸、 飽和炭酸ナトリ ゥム水溶液、 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を減圧留
去した。残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー(溶媒: n-へキサン-酢酸ェ チル) にて精製し標記化合物 1. 73gを無色油状物として得た。
1H -應 R (CDC13) δ (ppm)
2. 78 (IH, m) 3. 36 (1H, dd, J=9. 6Hz, 8. OHz) 3. 47-3. 60 (4H, m) 4. 47 (IH, d, J=12. OHz) 4. 5 4 (1H, d, J=12. OHz) 6. 06 (IH, brs) 7. 17-7. 21 (2H, m) 7. 24-7. 38 (8H, m)
(工程 2 ) (3S,4R) - 4 -(ヒドロキシメチル) - 3 -フエニルテトラヒ ドロ- 1H- 2 -ピロ口 、
(3S, 4R) - 4- [ (ベンジルォキシ)メチル] -3-フエニルテトラヒ ドロ- 1H-2-ピロ口 ン(1. 73g, 6. 2mtnol)のメタノール (40ral)溶液に 10%パラジウム炭素(1. 7g) を加え 水素気流下室温で 15時間攪拌し、更に 60°Cで 3時間撹拌した。反応液を濾過し、 減圧留去した。 残渣にエーテルを加え析出物濾取し標記化合物 1. 05gを白色粉末 として得た。
1H- MR (CDC13) δ (ppm)
1. 90 (IH, brs) 2. 69 (1H, m) 3. 32 (1H, dd, J=10. OHz, 8. OHz) 3. 46 (IH, d, J=9. 2Hz) 3. 56 (1 H, t, J=8. 8Hz) 3. 67 (1H, m) 3. 75 (IH, m) 6. 50 (IH, brs) 7. 19-7. 30 (3H, m) 7. 32-7. 38 (2H, m)
(工程 3 ) [ (3S,4R) - 4 -(メ トキシメチル) -3-フユ-ルテトラヒ ドロ -1H-2-ピロリ リデン]アンモニゥム クロリ ド
I
(3S,4R) - 4 -(ヒ ドロキシメチル) -3-フエニルテ トラヒ ドロ- 1H - 2-ピロ口ン (600mg, 3. Immol)の塩化メチレン(10ml)溶液にトリメチルォキソ二ゥムテトラフ ルォロボーレート(1. 12g, 7. 5ramol)を加え室温で 14時間攪拌した。 反応液を飽和 重曹水溶液に注ぎ、 塩化メチレンで抽出した。 有機層を無水硫酸マグネシウムで 乾燥後、 減圧留去した。 残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒: n - へキサン-酢酸ェチル) にて精製し無色油状物 431mgを得た。
この油状物(431mg, 2. 0腿 ol)のメタノール(5ml)溶液に塩化ァンモニゥム
(I05mg, 2. Oramol)を加え 5時間加熱還流した。残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグ ラフィー (溶媒:酢酸ェチル:メタノール) にて精製し標記化合物 335ragを無色 ガラス状固体として得た。
1H-雇 R (DMS0- d6) 8 (ppm)
2. 64 (1H, ra) 3. 26 (3H, s) 3. 37-3. 46 (3H, m) 3. 83 (IH, dd, J=10. 2Hz, 8. 8Hz) 4. 07 (IH, d, J =8. 8Hz) 7. 26-7. 30 (2H, ra) 7. 33—7. 44 (3H, m)
(実施例 6:最終工程)
[ (3S, 4R) - 4 -(メ トキシメチル) - 3-フエニノレテトラヒ ドロ- 1H - 2 -ピロリ リデン]ァ ンモニゥム クロリ ド(333rag, 1. 5ramol)、 1, 8 -ジァザビシクロ [5. 4. 0]ゥンデ - 7 -セ ン(0. 22ml, 1. 5瞧。1)のァセトニトリル(5ml)溶液に、 フエナシルプロマイ ド (481mg, 1. 5mmol)を加え 60°Cで 5時間攪抻した。 反応を減圧留去し残渣をシリ力 ゲル力ラムクロマトグラフィー (溶媒:酢酸ェチル:メタノール) にて精製し、 酢酸ェチル -ジィソプロピルエーテルで結晶化し目的化合物 217ragを暗クリーム 色粉末として得た。
1H-丽 R(DMS0 - d6) δ:
1. 44 (18H, s) , 2. 63 (IH, m), 3. 31 (3H, s), 3. 44-3. 64 (3H, m), 3. 96 (IH, dd, J=8. 0, 10. 8H z) , 4. 24 (IH, d, J=7. 2Hz) , 5. 27 (1H, d, J=18. 0Hz), 5. 34 (IH, d, J=18. 0Hz), 7. 39 (IH, m) , 7. 42-7. 52 (4H, m) , 7. 78 (2H, s) , 8. 07 (1H, brs), 8. 97 (IH, m) , 9. 06 (IH, brs) .
以下の実施例化合物は各種 2 -ィミノピロリジン誘導体と各種 2 -プロモ- 1-エタ ノン誘導体から前記実施例 1の最終工程と同様の方法で合成した。
実施例 7
2- (3 -べンジル- 2-ィミノ-ピロリジン- 1-ィル)_1- (3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロ キシ-フエ二ル) -エタノン;臭化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) δ:
1. 40 (雇, s), 1. 70-2. 12 (2Η, ra), 2. 68-2. 81 (IH, m), 3. 17-3. 64 (4H, m) , 5. 18 (2H, s), 7 . 15-7. 40 (5H, m), 7. 73 (2H, s) , 7. 96-8. 08 (IH, m) , 8. 90—9. 00 (1H, m) , 9. 35—9. 47 (IH, m ) .
MS : m/e (ESI) 421. 2 (MH+)
実施例 8
2- (3 -べンジル -2-ィミノ- 4 -ィソプチル-ピ口リジン - 1-ィル) - 1 -(3, 5 -ジ-第 3 ブ チル- 4-ヒドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
0.43 (3H, d, J=6.2Hz), 0.65 (3H, d, J=6.2Hz), 1.00-1.30 (3H, m), 1.41 (腿, s), 2. 12 - 2 .22 (IH, m) , 2.81 (IH, dd, J=10.7, J=13.2Hz) , 3.01-3.09 (1H, m), 3. 14-3.24 (2H, m), 3. 87 (1H, dd, J=8.8, J=10.7Hz), 5. 16 (2H, s) , 7.21-7.40 (5H, m), 7.73 (2H, s) , 8.06 (IH, s ),8.92(1H, s), 9.37 (IH, s).
MS:m/e(ESI)477.2(MH+)
実施例 9
2 -(3-ベンジル- 4_ブチル -2 -ィミノ-ピロリジン- 1-ィル)_1- (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)-エタノン;臭化水素酸塩
IH -雇 R (通 SO- d6) δ
S6
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lH-NMR(D S0-d6) δ:
0.62 (3H, t, J=7.8Hz) , 0.80-2.20(14H, m), 2.82 (IH, t, J=10.9Hz) , 3.00-3.40 (9H, m), 3.74-3.86 (1H, m), 5.11 (2H, brs), 7.20-7.40 (5H, m), 7.77 (IH, brs), 7.88 (IH, brs) , 8 .97 (1H, brs), 9.38 (IH, brs) , 10.01 (1H, brs) .
MS:m/e(ESI)514.3(MH+)
実施例 12
1 -(3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2- [3- (3-ェチル -ペンチル) - 2_ ィミノ-ピロリジン- 1 -ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
lH-NMR(DMS0-d6) δ:
0.84 (6H, t, J=7.2Hz) , 1.17—1.55 (8H, m), 1.40 (18H, s), 1.74-1.90 (2H, m) , 2.23-2.34 (IH, m), 3.08-3.19 (IH, m), 3.53-3.70 (2H, m), 5.16 (2H, s), 7.72 (2H, s) , 8.04 (IH, s), 8.76 (IH, s),9.10 (IH, s) .
MS:rn/e(ESI)429.3(MH+)
実施例 13
2 -(3 -ベンジル- 2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル) -卜(3, 5-ジ-第 3 プチ ル- 4-ヒ ドロキシ -フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
1H-丽 R (DMS0- d6) δ:
0. 69 (3Η, t, J=7. 6Hz), 0. 82—1. 50 (5H, m), 1. 1 (18H, s) , 2. 86-3. 00 (IH, m), 3. 05—3. 20 (IH, ra), 3. 41-3. 45 (IH, m), 3. 57-3. 64 (2H, m) , 5. 24 (2H, s) , 7. 20-7. 42 (5H, m), 7. 74 (2 H, s) .
実施例 14
1 -(3, 5 -ジ-第 3プチル- 4 -ヒ ドロキシ—フエニル) -2- (3 -ィミノ- 8-ォキサ -2 -ァザ - スピロ [4. 5]デシ- 2-ィノレ) -エタノン;臭化水素酸塩
IH -雇 R (DMS0- d6) δ:
1. 39 (雇, s) , 1. 55-1. 77 (4H, m), 2. 88 (2H, s), 3. 37-3. 70 (6H, m) , 5. 17 (2H, s) , 7. 71 (2
H, s) , 7. 93-8. 11 (IH, m) , 8. 83 (1H, brs), 9. 30 (IH, brs) .
MS :m/e (ESI) 401. 2 (MH+)
実施例 15
4-ベンジル _1 [2- (3, 5 -ジ-第 3 ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエニル) -2-ォキソ -ェチ ル]- 5-ィミノ-ピロリジン - 2-カルボン酸 ェチノレエステル;トリフルォロ酢璧塩
IH -丽 R (DMS0- d6) δ:
1. 14 (3H, t, J=7. OHz), 1. 43 (18H, s) , 2. 05-2. 13 (IH, m), 2, 21-2. 26 (IH, m), 2. 78 (1H, d d, J=l 1. 2Hz, 13. 2Hz) , 3. 36 (IH, dd, J=3. 2Hz, 10. OHz) , 4. 02—4. 20 (2H, m) , 4. 63 (IH, dd , J=4. 8Hz, 8. 8Hz), 5. 17 (1H, d, J=18. 4Hz), 5. 32 (IH, d, J=18. 4Hz), 7. 23-7. 42 (5H, m) ,
7. 74 (2H, s), 8. 07 (1H, s), 9. 33 (1H, s), 9. 77 (1H, s) .
実施例 16
1- (3, 5-ジ-第 3 ブチル _4 -ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) - 2_ (3 -ィミノ- 2-ァザ-スピロ
[4. 5]デシ- 2-ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
1. 20-1. 65 (環, s), 2. 77 (2H, s), 3. 44 (2H, s) , 5. 15 (2H, s), 7. 72 (2H, s), 7. 92-8. 11 (1 H, m) , 8. 76 (1H, brs), 9. 21 (IH, brs) .
MS : m/e (ESI) 399. 2 (MH+)
実施例 17
N-{1- [2- (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) -2 -ォキソ-ェチル] -2-ィ ノ-ピロリジン -3-ィル } - 2-ェチル -プチルァミ ド;臭化水素酸塩
0. 80 (3H, t, J=7. 2Hz), 0. 83 (3H, t, J=7. 6Hz), 1. 40 (18H, s) , 1. 41-1. 56 (m, 4H), 1. 99 - 2 . 10 (2H, m) , 2. 40-2. 46 (1H, m) , 3. 55-3. 70 (2H, m), 5. 07 (IH, q, J=8. OHz), 5. 21 (2H, s), 7. 73 (2H, s) , 8. 05 (IH, br), 8. 67 (IH, d, J=7. 6Hz), 8. 78 (1H, br), 8. 95 (1H, br) .
実施例 18
2 -(3-ベンジル -2-ィミノ- 4, 4-ジメチル-ピロリジン- 1-ィル ) _1_ (3,5 -ジ-第 3 ブ チル -4-ヒ ドロキシ -フエ二ノレ) -エタノン;臭化水素酸塩
1H -丽 R (DMS0- d6) δ:
0. 82 (3H. s) , 1. 05 (3H. s) , 1. 40 (18. s) , 2. 47 (2H. s), 2. 85 (IH. m), 5. 15 (2H. s), 7. 20-7 . 38 (5H. m) , 7. 72 (2H. s) .
実施例 19
1- (3, 5-ジ-第 3ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエニル) -2- [3- (4-ェチル- 4-ヒ ド口キシ- へキシル ) -2 -ィミノ-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
IH- NMR (DMS0- d6) δ:
0. 77 (6H, t, J=7. 2Hz) , 1. 22— L 42 (8H, m), 1. 40 (18H, s) , 1. 49-1. 56 (1H, ra), 1. 71—1. 89 (2H, m), 2. 21-2. 33 ( 1H, ra) , 3. 09-3. 19 (IH, m) , 3. 53-3. 66 (IH, m) , 5. 14 (s, 2H), 7. 71 (2 H, s), 8. 05 ( 1H, br), 8. 74 ( IH, br) , 9. 06 (IH, br) .
実施例 20
2- (5_ベンズヒ ドロキシメ チル- 3-ベンジル- 2 -ィ ミ ノ -ピロ リ ジン- 1-ィ ル) - 1- (3, 5 -ジ-第 3プチル- 4 -ヒ ドロキシ -フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) 8:
1. 40 (画, s) , 1. 77-2. 00 (2H, m) , 2. 70 (1H, t, J=12. 4Hz), 3. 40-3. 60 (2H, m), 4. 10-4. 1 6 (IH, m), 5. 06 (1H, d, J=18. OHz), 5. 17 (IH, d, J=18. OHz) , 5. 39 (IH, s), 7. 10-7. 40 (15H , m) , 7. 69 (2H, s) , 8. 04 (IH, s) , 8. 97 (IH, s) , 9. 40 (IH, s) .
実施例 21
2_ (3_ベンジル- 5-ヒ ドロキシメチル _2 -ィミノ-ピロリジン- 1 -ィル) - 1- (3, 5 -ジ- 第 3プチル -4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)-エタノン; トリフルォロ ϋ酸塩
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C
H3C
IH-麗 R (DMS0- d6) δ:
1. 43 (18H, s), 1· 91 (2H, m), 2. 69 (IH, t, J=12. 4Hz), 3. 50 (1H, m), 3. 68 (1H, m) , 3. 89 (IH , m) , 4. 99 (1H, t, J=5. 2Hz), 5. 15 (1H, d, J=18. 4Hz) , 5. 20 (1H, d, J=18. 4Hz), 7. 24-7. 40 (5H, m) , 7. 77 (2H, s) , 8. 07 (IH, s), 8. 94 (IH, s) , 9. 35 (IH, s) .
実施例 22
2- [2- (3-ベンジル- 2-ィ ミノ -4-プロピル-ピロ リジン- 1-ィル) -ァセチルァミ ノ] - N-第 3プチル -ベンズアミ ド;臭化水素酸塩
0. 53-1. 30 (7Η, m), 1. 399 (9H, s) , 2. 15-2. 26 (1H, ra), 2. 84 (IH, dd, J=13. 5, 10. 5Hz) , 3. 04-3. 18 (IH, m), 3. 23-3. 39 (2H, ra), 3. 86 (IH, dd, J二 10. 5, 8. 4Hz), 4. 41 (2H, s), 7. 17 (1 H, t, J=7. 7Hz), 7. 21-7. 39 (6H, m), 7. 49 (1H, brt, J=7. 7Hz) , 7. 72 (IH, d, J=7. 7Hz), 8. 1
5 (1H, s), 8. 29 (1H, brd, J=8. 1Hz), 11. 43 (1H, brs) .
MS : m/e (ESI) 449. 2 (MH+)
実施例 23
1_ (3, 5 -ジ-第 3 ブチル- 4 -ヒ ドロキシ -フエ二ル)- 2 - [3 -(2-フルォロ -ベンジ ル) - 2 -ィミノ- 4 -プロピル-ピロリジン- 1 -ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
1H-NMR (DMS0-d6) δ:
0. 63 (3Η, t, J=7. 2Hz), 0. 93-1. 32 (4H, m) , 1. 40 (18H, s) , 2. 01-2. 12 (IH, ra) , 2. 93 (IH, d d, J=13. 2, 10. 8Hz), 3. 08-3. 15 (IH, m) , 3. 19-3. 28 (2H, ra), 3. 81 (1H, dd, J=ll. 2, 7. 2Hz ) , 5. 14 (2H, s), 7. 20 (1H, d, J=7. 2Hz) , 7. 24 (IH, d, J=8. 8Hz), 7. 35 (IH, dd, J=8. 2, 7. 2H z) , 7. 43 (IH, dd, J=8. 8, 8. 2Hz) , 7. 71 (2H, s), 8. 80-9. 01 (IH, brs) , 9. 30-9. 42 (IH, brs ) .
実施例 24
2- [3- (2-ベンジルォキシ-ェチル)-2-ィミノ-ピロリジン- 1-ィル] -1- (3, 5-ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
1. 39 (18H, s), 1. 75-1. 86 (IH, m), 1. 87-1. 98 (IH, m), 2. 11-2. 32 (2H, m), 3. 24-3. 33 (IH , m), 3. 53-3. 66 (4H, m), 4. 48 (2H, ABq, J=10. OHz), 5. 16 (2H, s), 7. 26-7. 37 (5H, m) , 7. 7 3 (2H, s) , 8. 79 (IH, br) , 9. 14 (1H, br) .
実施例 25
1 -(3, 5-ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) - 2- [2-イミノ- 3 -(2 -メ トキシ -べ ンジル ) -4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン; ¾化水素酸塩
0. 61 (3H, t, J=7. 2Hz), 0. 90-1. 20 (4H, m) , 1. 41 (18H, s), 2. 00-2. 12 (IH, ra), 2. 80-2. 90 (IH, m) , 3. 10-3. 46 (4H, m) , 3. 81 (3H, s) , 5. 18 (2H, s), 6. 90-6. 96 (IH, m), 7. 22-7. 30 (2 H, m) , 7. 73 (2H, s) , 8. 80—8. 90 (IH, brs), 9. 24-9. 30 (1H, brs) .
実施例 26
2- (4-ベンジル- 2 -ィミノ- 3 -プロピル -ピロリジン -1-ィル) -1 -(3, 5-ジ-第 3 プチ ル- 4-ヒドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
IH-丽 R (DMS0-d6) δ:
0. 79 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 12-1. 48 (2H, m), 1. 42 (18H, s), 1. 48-1. 70 (2H, m) , 2. 73—2. 86 (3H, m) , 3. 25-3. 38 (3H, m), 3. 78 (IH, dd, J=ll. 2, 7. 2Hz), 5. 15 (1H, d, J=14. 4Hz), 5. 20 (IH, d, J=14. 4Hz), 7. 20-7. 36 (3H, m), 7. 74 (2H, s), 8. 06 (1H, s), 8. 82 (IH, brd, J=4. 8H z) , 9. 19 (IH, brd, J=4. 4Hz) .
実施例 27
4_ベンジル -1- [2- (3,5_ジ-第 3 プチル -4-ヒ ドロキシ -フエエル)- 2-ォキソ -ェチ ル] - 5-ィミノ-ピロリジン -3-カルボン酸 メチルエステル;臭化水素酸塩
1. 43 (18H, s) , 2. 94 (IH, dd, J=13. 6, 10. 8Hz) , 3. 14 (1H, quintet, J=4. OHz) , 3. 27-3. 36 (1H, m), 3. 53 (3H, s), 3. 74-3. 82 (2H, s), 3. 96 (IH, dd, J=l l. 2, 8. 4Hz), 5. 22 (1H, d, J=l 8. OHz), 5. 28 (IH, d, J=18. OHz) 7. 25-7. 40 (5H, m), 7. 75 (2H, s), 8. 08 (1H, brs), 9. 26 (1 H, brs),9. 75 (IH, brs) .
実施例 28
l- (3, 5 -ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) -2- {3- [ (2-ェチル-ブチル) -メチ ル-ァミノ] - 2-ィミノ-ピロリジン- 1 -ィル } -エタノン;臭化水素酸塩
0. 85 (3Η, t, J=7. 2Hz), 0. 87 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 20-1, 48 (7H, m), 1. 43 (18H, s) , 2. 29—2 . 43 (2H, m) , 3. 54—3. 60 (1H, m), 3. 68—3. 75 (IH, m), 4. 18—4. 24 (IH, m) , 5. 69 (IH, d, J=15 . 9Hz) , 6. 03 (IH, d, J=15. 9Hz), 7. 93 (2H, s) .
実施例 29
1_ (3, 5_ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2_ [3- (2-ェチル -プチルァミ ノ) - 2 -ィミノ-ピロリジン _1 -ィル] -エタノン;—2塩酸塩
1H-NMR (DMS0-d6) δ:
0. 82 (3H, t, J=7. 2Hz) , 0. 83 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 13-1. 42 (6H, ra) , 1. 40 (18H, s), 1. 58-1 . 64 (IH, m), 2. 03-2. 12 (1H, ra), 2. 37-2. 44 (IH, m) , 2. 70-2. 78 (1H, m), 3. 07-3. 15 (1H, ra ), 3. 94-3. 99 (IH, m) , 5. 33 (2H, s) , 7. 73 (2H, s), 8. 37 (2H, br) .
実施例 30
_ {1- [2- (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエニル) - 2 -ォキソ-ェチル -2-ィ ミノ-ピロリジン- 3-ィル }_N_ (2-ェチル -プチル) -ァセトアミド;臭化水素酸塩
0. 84 (3Η, t, J=7. 4Hz) , 0. 89 (3H, t, J=7. 4Hz), 1. 19-1. 48 (6H, m), 1. 39 (18H, s) , 1. 49-1 • 56 (IH, m) , 2. 01 (3H, s), 2. 26-2. 34 (2H, m), 3. 52—3. 69 (2H, ra), 4. 67-4. 74 (1H, m) , 5. 2 3 (2H, s), 7. 74 (2H, s), 8. 03 (IH, br) , 8. 81 (1H, br) , 9. 03 (IH, br) .
実施例 31
2- (3-ベンジル- 4, 4-ジェチル- 2-ィミノ -ピロ ];ジン- 1-ィル) - 1- (3, 5 -ジ 第 3 ブ チル 4 -ヒドロキシ -フエエル) -エタノン;臭化水素酸塩
1H_腿 (DMS0 - d6) δ:
1.09 (3Η. t. J=6. OHz), 1.20 (3H. t. J=6. OHz), 1.40(18H. s), 1.45—1.60 (4H. m), 2.91(1 H. d. J=10. OHz) , 3.12 (IH. d. J=10. OHz) , 3.32 (IH. d. J=10. OHz), 3.58 (IH. d. J=10. OHz ), 5.23 (2H. s) , 7.25 (2H. m) , 7.30 (3H. m) , 7.83 (2H. s) .
MS:m/e(ESI)477.2 (MH+)
実施例 32
2 -(3-ベンジル- 2-ィミノ _5 -プロピル-ピロリジン - 1-ィル) - 1- (3, 5-ジ-第 3 ブチ ル _4_ヒドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
1H -丽 R(DMS0- d6) β:
0. 82 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 00-1. 30 (3H, m), 1. 3 (而, s), 1. 50 (IH, td, J=6. 8Hz, 13. 2Hz ) , 1. 72 (IH, m) , 2. 26 (IH, td, J=8. 8Hz, 13. 2Hz), 2. 78 (IH, dd, J=10. 4Hz, 13. 6Hz) , 3. 53 (1H, ra), 3. 75 (1H, m), 5. 03 (1H, d, J=18. OHz), 5. 27 (IH, d, J=18. OHz) , 7. 25-7. 40 (5H, m ) , 7. 78 (2H, s), 8. 06 (1H, s) , 8. 91 (1H, s), 9. 30 (IH, s) .
実施例 33
2 -(3-ベンジル- 2-ィミノ- 5_プロピノレ-ピロリジン-卜ィル) -1- (3, 5-ジ-第 3 プチ ル- 4-ヒドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
0. 84 (3Η, t, J=7. 2Hz), 1. 05-1. 35 (3H, m), 1. 43 (18H, s), 1. 65-1. 85 (2H, m) , 1. 98 (IH, m ) , 2. 75 (IH, dd, J=ll. 2Hz, 13. 2Hz), 3. 28 (IH, dd, J=4. OHz, 13. 2Hz) , 3. 52 (IH, m) , 3. 83 (IH, ra), 5. 06 (IH, d, J=18. 4Hz) , 5. 25 (IH, d, J=18. 4Hz), 7. 20-7. 40 (5H, m) , 7. 79 (2H, s ) , 8. 06 (IH, s), 8. 90 (IH, s) , 9. 35 (1H, s) .
実施例 34
2- (4 ベンジル- 5-ィミノ- 2, 2 -ジメチル -ピロリジン- 1-ィル) -1 -(3, 5-ジ-第 3 プ チル- 4 -ヒドロキシ-フェニル) -エタノン;臭化水素酸塩
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: § (9Ρ- OS ) 丽- HI
6t76C0/l0df/13d 0S8S80/Z0 OAV
, m), 7. 76 (2H, s), 8. 07 (IH, s) , 9. 12 (1H, brd, J=8. OHz), 9. 65 (IH, brd, J=6. 8Hz) . 実施例 36
2- (4-ベンジル- 2-ィミノ-ピロリジン- 1 -ィル) -1- (3, 5-ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロ キシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
IH-丽 R (DMS0 - d6) δ:
1. 42 (18H, s), 2. 72 (IH, dd, J=17. 6, 4. 8Hz) , 2. 85 (1H, m) , 3. 06 (IH, dd, J=17. 6, 7. 6Hz) , 3. 40 (1H, dd, J=10. 4, 5. 2Hz) , 3. 68 (1H, dd, J=10. 4, 6. 8Hz), 5. 17 (2H, s), 7. 20-7. 36 ( 5H, m) , 7. 74 (2H, s) , 8. 07 (1H, s) , 8. 80 (IH, ra), 9. 25 (IH, m) .
実施例 37
4 -べンジル- 1- [2- (3, 5 -ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエニル) -2-ォキソ -ェチ ル ] -5 -ィミノ-ピロリジン- 2-カルポン酸 メチルエステル; トリフルォロ酢酸塩
IH -應 R (DMS0 - d6) δ
1.43(18H, s), 1.89 (IH, td, J=4. OHz, 13.6Hz), 2.56 (IH, td, J二 10. OHz, 13.6Hz), 2.66 ( 1H, dd, J=10.8Hz, 13.6Hz) , 3.28 (1H, dd, J=4. OHz, 13.6Hz), 3.61 (IH, m), 3.68 (3H, s), 4.58 (IH, dd, J=4. OHz, 13.6Hz), 5. 13 (2H, d, J=18.8Hz), 5.38 (IH, d, J-18.8Hz), 7.20- 7.40 (5H, m) , 7.73 (2H, s), 8.08 (IH, s) , 9.41 (IH, s) , 9.93 (IH, s) .
実施例 38
4-ベンジル- 1- [2- (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2 -ォキソ -ェチ ル] - 5 -ィミノ-ピロリジン- 2 -力ルボン酸 メチルエステル;トリフルォロ酢酸塩
IH -丽 R(DMS0 - d6) S :
1.43 (18H, s), 2. 11 (IH, m) , 2.24 (IH, m), 2.78 (IH, t, J=12.4Hz) , 3.60 (IH, m), 3.64 (3H , s), 4.64 (IH, m), 5. 17 (IH, d, J=18. OHz) , 5.33 (IH, d, J=18. OHz), 7.20-7.40 (5H, m), 7 .74 (2H, s), 8.08 (IH, s) , 9.38 (IH, s) , 9.81 (IH, s) .
実施例 39
4-ベンジル- 1- [2- (3, 5-ジ-第 3 ブチル- 4 -ヒドロキシ-フエ二ノレ)- 2 -ォキソ -ェチ ル]- 5-ィミノ-ピロリジン- 2-カルボン酸 ェチルエステル;トリフルォロ酢酸塩
IH -雇 R(DMSO- d6) δ:
1. 16 (3H, t, J=7. 2Hz), 2. 56 (IH, m) , 2. 67 (IH, dd, J=12. 4Hz, 12. 8Hz), 3. 27 (IH, m), 3. 5 9 (IH, m), 4. 04-4. 20 (2H, m), 4. 57 (IH, dd, J=4. OHz, 10. OHz) , 5. 13 (IH, d, J=18. 4Hz) , 5 . 35 (IH, d, J=18. 4Hz), 7. 20-7. 40 (5H, m) , 7. 73 (2H, s), 8. 08 (IH, s) , 9. 33 (IH, s), 9. 85 (1H, s) .
実施例 40
卜(3, 5-ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ -フエ二ル)- 2- (2-ィミノ- 3-フエ-ル-ピロ リジン -1-ィル) -エタノン;臭 1ヒ水素酸塩
IH -應 R (DMS0- d6) δ:
1. 42 (18H, s), 2. 03 (IH, m), 2. 67 (1H, m), 3. 72 (1H, m) , 3. 81 (1H, m), 4. 51 (IH, dd, J=9. 6 , 5. 6Hz) , 5. 33 (2H, s) , 7. 36 (IH, m) , 7. 40-7. 51 (4H, m) , 7. 77 (2H, s), 8. 07 (IH, brs), 9.
03 (IH, brs) .
実施例 41
1- (3, 5-ジ-第 3 ブチル 4-ヒドロキシ-フエ二ル)- 2 -(2-ィミノ- 4 -フエニル-ピロ リジン _1 -ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
1. 41 (18H, s) , 3. 05 (IH, dd, J=17. 6, 7. 6Hz) , 3. 46 (1H, dd, J=17. 6, 9. 2Hz), 3. 67 (IH, dd , J=10. 4, 6. 4Hz), 3. 85 (1H, m) , 4. 03 (IH, dd, J=10. 4, 8. 4Hz), 5. 26 (2H, s) , 7. 29 (1H, m) , 7. 33-7. 41 (4H, m) , 7. 75 (2H, s) , 8. 06 (1H, brs) , 9. 00 (1H, brs), 9. 45 (1H, brs) .
実施例 42
N- {l- [2- (3, 5-ジ-第 3 プチル- 4-ヒ 口キシ-フエ二ノレ)—2—ォキソ-ェチノレ]—2 -ィ ミノ-ピロリジン- 3-ィルメチル } -ィソブチルァミド;臭化水素酸塩
1H-NMR (DMS0- d6) 8
1. 02 (6H, t, J=6. 8Hz), 1. 40 (18H, s), 1. 89-1. 98 (IH, ra), 2. 16-2. 26 (1H, m), 2. 41 (IH, s ept, J=6. 8Hz) , 3. 30-3. 38 (2H, m), 3. 48-3. 62 (3H, ra), 5. 17 (2H, s), 7. 72 (2H, s), 7. 99- 8. 09 (2H, m), 8. 83 (IH, br) , 9. 26 (IH, br) .
実施例 43
2 - {3- [2- (l-ァセチル-ピペリジン- 4-ィル) -ェチル] - 2 ィミノ-ピロリジン- 1 -ィ ル卜 1- (3, 5 -ジ-第 3プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ-ル)-エタノン;臭化水素酸塩
1H -丽 R (DMS0- d6) δ:
0. 88-0. 97 (IH, m), 0. 90-0. 99 (IH, m), 1. 27-1. 33 (IH, m), 1. 34—1. 55 (5H, m), 1. 39 (雇 , s), 1. 61-1. 74 (IH, m) , 1. 80-1. 90 (IH, m), 1. 96 (3H, s) , 2. 93—3. 03 (1H, m) , 3. 10-3. 19 (IH, m) , 3. 52-3. 64 (2H, m) , 3. 72-3. 82 (IH, ra), 4. 31-4. 38 (1H, ra) , 5. 24 (2H, s), 7. 72 (2 H, s), 8. 75 (IH, br) , 9. 09 (IH, br) .
実施例 44
2 -(4 -ベンジル- 5-ィ ミ ノ -2, 2-ジメチル- 2, 5 -ジヒ ドロ-ピロ一ノレ - 1_ィ ル) -1 -(3, 5-ジ-第 3プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
lH- MR (DMS0-d6) δ :
1. 03 (3H, t, J=7Hz) , 1. 37 (6H, s), 1. 48 (18H, s), 1. 55-1. 62 (2H, m) , 2. 40 (2H, m), 3. 80 ( 2H, s) , 5. 77 (2H, s), 5. 80 (brs, IH), 7. 15 (2H, d, J=7Hz), 7. 28-7. 39 (3H, m), 7. 93 (2H, s ) .
MS : m/e (ESI) 489. 3 (MH+)
実施例 45
2- (3 -べンジノレ- 4-第 3ブトキシメチル- 2-ィミノ-ピロリジン - 1_ィル) - 1- (3, 5 -ジ -第 3ブチル -4 -ヒ ドロキシ -フヱニル) -エタノン;臭化水素酸塩
IH -應 R (DMS0— d6) δ :
1. 00 (9H, s), 1. 43 (18H, s), 2. 30 (IH, m) , 2. 86 (IH, dd, J=14. 4, 11. 2Hz), 3. 01—3. 16 (2H , m), 3. 19-3. 40 (3H, m), 3. 74 (IH, dd, J=10. 4, 8. OHz) , 5. 17 (2H, s), 7. 24-7. 42 (5H, m), 7. 75 (2H, s), 8. 07 (1H, s) , 8. 94 (IH, brs), 9. 40 (1H, brm) ·
実施例 46
2 -(3-ベンジル- 4 -ヒ ドロキシメチル- 2-ィミノ -ピロリジン- 1-ィル) -1- (3, 5-ジ- 第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
IH -雇 R (DMS0_d6) 8:
1. 43 (18H, s), 2. 25 (IH, m), 2. 88 (1H, dd, J=14. 8, 11. 2Hz), 3. 13-3. 27 (4H, m) , 3. 41 (IH , dd, J=10. 8, 8. OHz), 3. 72 (IH, dd, Jコ 11. 2, 8. OHz) , 5. 17 (2H, s) , 7. 26-7. 40 (5H, m), 7. 75 (2H, s) , 8. 08 (IH, s) , 8. 91 (IH, brm), 9. 40 (IH, brm) ·
実施例 47
1 -(3, 5-ジ-第 3 ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエニル) -2- [2-ィミノ- 3 -(2-ピペリジン -4 -ィル-ェチル) -ピロリジン- 1-ィル] -エタノン; 2臭化水素酸塩
IH- NMR(DMS0- d6) δ:
1. 18-1. 38 (6H, m) , 1. 45—1. 58 (2H, m), 1. 76—1. 91 (4H, m) , 2. 22-2. 32 (IH, m), 2. 85 (2H,
brt, J=ll. 2Hz), 3. 12-3. 21 (IH, m) , 3. 54-3. 65 (2H, m), 5. 18 (2H, s) , 7. 72 (2H, s) , 8. 06 (IH, br) , 8. 79 (IH, br) , 9. 14 (1H, br) .
実施例 48
2 -(3-ベンジル- 5 -ヒ ドロキシメチノレ- 2 -ィミノ-ピロリジン - 1-ィル) - 1- (3, 5 -ジ- 第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
IH -應 R (DMS0- d6) δ:
1. 40 (18H, s) , 1. 88 (1H, m) , 2. 03 (IH, dd, J=6. OHz, 13. 2Hz), 2. 90 (IH, dd, J=10. 8Hz, 13 . 2Hz) , 3. 12 (IH, dd, J=4. OHz, 13. 2Hz), 3. 40 (1H, m), 3. 81 (2H, t, J=10. 4Hz) , 3. 98 (1H, m), 4. 68 (IH, d, J=10. 4Hz) , 5. 15 (1H, d, J=18. 4Hz) , 5. 31 (1H, d, J=18. 4Hz) , 7. 25-7. 40
(5H, m) 7. 78 (2H, s) .
実施例 49
2 -(3_ベンジリデン- 2-ィミノ-ピロリジン- 1-ィル) -1- (3, 5 -ジ -第 3 ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエ-ル) -エタノン;塩酸塩
H3C CHつ
H3C CHつ lH-NMR (DMS0-d6) 6:
1. 41
(18H, s), 3. 20-3. 26 (2H, m), 3. 77 (2H, t, J=6. 8Hz) , 5: 32 (2H, s), 7. 46-7. 60 (5H, ra), 7. 65-7. 68 (1H, brs), 7. 75 (2H, s) , 8. 74-8. 88 (IH, brs) , 9. 20-9. 32 (IH, brs) .
実施例 50
1_ (3, 5 -ジ-第 3 ブチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2 -(2-ィミノ- 3-フエ-ノレ- 4 -プ 口ピル-ピ口リジン -1 -ィル) -エタノン;塩酸塩
0. 84 (3Η, t, J=7. 6Hz), 1. 20-1. 32 (2H, m), 1. 44 (18H, s), 1. 46-1. 58 (2H, ra), 2. 42 (1H, m ) , 3. 45 (IH, dd, J=6. 8, 10. 8Hz), 3. 92 (IH, dd, J=8. 4, 10. 8Hz), 4. 15 (IH, d, J=6. 8Hz), 5 , 30 (2H, s), 7. 36-7. 50 (5H, ra), 7. 78 (2H, s), 8. 08 (IH, brs), 8. 86 (1H, brs), 8. 95 (IH, b
rs) .
実施例 51 ~
N -(2- {l- [2_ (3, 5-ジ-第 3ブチル -4-ヒドロキシ-フエ二ル)- 2-ォキソ -ェチノレ] - 2- ィミノ-ピロリジン- 3 -ィル } -ェチル) -ァセトアミド;臭化水素酸塩
1. 40 (18H, s) , 1. 80-2. 00 (2H, br) , 1. 89 (3Η, s) , 2. 16-2. 40 (2Η, ra), 3. 10—3. 18 (IH, ra) , 3. 32-3. 41 (IH, m) , 3. 45-3. 58 (2H, m), 3. 68-3. 80 (1H, ra) , 5. 05 (1H, d, J=18. 2Hz), 5. 75 (1H, d, J=18. 2Hz) , 5. 79 (1H, s) , 7. 79 (2H, s) .
MS: m/e (ESI) 416. 2 (MH+)
実施例 52
1- (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエ二ゾレ) -2 - [ 1- (3-ェチル-ペンチノレ) -2- ィミノ -ピロリジン- 3-ィル] -エタノン;塩酸塩
0.86 (6H, t, J=7Hz), 1.23—1.60 (7H, ra), 1.93 (IH, m), 2.46 (IH, m), 3.47-3.56 (3H, m), 3 .64-3.77 (3H, m) , 3.83 (IH, td, J=10, 6Hz), 1. 5 (18H, s) , 5.80 (IHs), 7.80 (2H, s), 9.0 3(1H, s),9.66 (IH, s).
MS:m/e(ESI)429.3(MH+)
実施例 53
2- (5 ベンジル -2 ィミノ- 3-プロピル-ピロリジン -1-ィノレ)- 1- (3, 5-ジ-第 3 プチ ノレ— 4一ヒドロキシ-フェ二ノレ) -エタノン;臭化水素酸塩
0.90 (3H, t, J=7.2Hz), 1.10-1.40 (3H, m) , 1.44 (18H, s), 1.58 (IH, m), 1.80 (IH, m) , 2.2 2 (IH, m), 2.61 (IH, dd, J=6.4Hz, 13.2Hz), 3.10 (IH, m), 3. 18 (IH, dd, J=4. OHz, 13.2Hz) , 4. 11 (IH, m) , 5.18 (IH, d, J=18.8Hz) , 5.34 (IH, d, J=18.8Hz), 7.20-7.35 (5H, m), 7.78 (2H, s) , 8.06 (1H, s), 8.83 (1H, s), 9.08 (IH, s) .
実施例 54
2-(5-ベンジル- 2 -ィミノ- 3-プロピル-ピロリジン- 1-ィノレ)- 1 -(3, 5-ジ-第 3 プチ ル- 4 -ヒドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
0. 88 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 10-1. 40 (3H, m) , 1. 44 (18H, s) , 1. 80 (2H, m), 2. 03 (1H, ra) , 2. 7 1 (IH, dd, J=9. 6Hz, 13. 2Hz) , 3. 02 (IH, m) , 3. 10 (1H, dd, J=4. OHz, 13. 2Hz) , 4. 10 (IH, m) , 5. 18 (IH, d, J=18. 8Hz) , 5. 28 (IH, d, J=18. 8Hz), 7. 20-7. 35 (5H, m), 7. 77 (2H, s), 8. 06 (IH, s) , 8. 82 (1H, s) , 9. 05 (IH, s) .
実施例 55
2- [3_ (2 -ク口ロ-ベンジル) - 2 -ィミノ- 4 -プロピル -ピロリジン- 1 -ィル ] _1 -(3, 5 - ジ-第 3ブチル -4-ヒドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
1H -丽 R (DMS0- d6) δ :
0. 60 (3H, t, J-7. 2Hz), 0. 80-1. 26 (4H, ra), 1. 41 (18H, s), 2. 06-2. 16 (IH, m) , 2. 99-3. 07 (IH, m), 3. 16-3. 38 (3H, m), 3. 84-3. 92 (IH, m), 5. 18 (2H, s) , 7. 30-7. 40 (2H, ra) , 7. 46 - 7 • 52 (2H, m) , 7. 73 (2H, s) , 9. 25-9. 30 (1H, brs) ·
実施例 56
2_(4-ベンジル _3-ィミノ- 5-プロピノレ- 3H -ィソキサゾール- 2-ィル) -1 -(3, 5-ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) -エタノン;臭化水素酸塩
0.86 (3H, t, J=7Hz), 1. 7(18H, s) , 1.48-1.60 (2H, m), 2.43 (2H, t, J=7Hz), 3.74 (2H, s) , 6.40 (2H, s), 7.18 (2H, d, J=7Hz) , 7.27 (1H, t, J=7Hz), 7.35 (2H, t, J=7Hz) , 7.89 (2H, s ).
MS:m/e(ESI)463.3 (MH+)
実施例 57
1_(3, 5-ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2- (2-ィミノ- 4-プロピル - 3 -チ ォフェン - 3 -ィルメチル-ピロリジン- 1-ィノレ)-エタノン;臭化水素酸塩
1H -應 R(DMS0- d6) δ:
0. 71 (3H, t, J=6. OHz), 1. 10 (2H, m) , 1. 33 (IH, m), 1. 40 (18H, s), 1. 60 (2H, m), 3. 20 (2H, m) , 3. 65 (1H, ra), 5. 36 (1H, d, J=14. OHz), 5. 47 (1H, d, J=14. OHz), 7. 05 (IH, d, J=4. 5Hz) , 7. 09 (IH, brs), 7. 20 (1H, d, J=4. 5Hz) , 7. 80 (2H, s) .
MS : ra/e (ESI) 469. 2 (MH+)
実施例 58
1 -(3, 5 -ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエエル)- 2- [2-ィミノ- 3- (2-イソプロボ キシ-ェチル) -ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
IH-應 R (DMS0-d6) δ :
1. 09 (3H, d, J=6. OHz), 1. 10 (3H, d, J=6. OHz), 1. 40 (18H, s), 1. 68-1. 75 (1H, ra), 1. 89-1 . 98 (IH, m) , 2. 04-2. 10 (IH, m), 2. 22-2. 31 (IH, m), 3. 20-3. 29 (1H, m) , 3. 42-3. 48 (IH, m ) , 3. 50-3. 66 (4H, m), 5. 15 (2H, s) , 7. 71 (2H, s), 8. 05 (IH, br) , 8. 77 (IH, br), 9. 09 (IH, br) .
実施例 59
1- (3, 5 -ジ-第 3ブチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエニル)_2-[2-ィミノ- 3 -(2-二トロ-ベン ジル) -4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
IH -画 R(DMS0- d6) δ:
0. 67 (3H, t, J=6. 8Hz) , 0. 90-1. 35 (4H, m), 1. 48 (18H, s) , 2. 20-2. 30 (IH, m) , 3. 20-3. 27 (IH, ra) , 3. 40-3. 55 (2H, m), 3. 60-3. 73 (IH, m) , 4. 04-4. 11 (1H, m), 5. 38 (IH, d, J=18Hz) , 5. 73 (1H, d, J=18Hz), 5. 84 (1H, s), 7. 41 (IH, t, J=7. 4Hz) , 7. 61 (IH, t, J=7. 4Hz) , 7. 89
(2H, s) , 7. 92 (1H, d, J=8. OHz), 8. 03 (1H, d, J=8. OHz) .
MS-. ra/e (ESI) 508. 3 (MH+)
実施例 60
2- [3- (2-アミノ-ベンジル) - 2-ィミノ- 4 -プロピル-ピロリジン - 1-ィル] -1- (3, 5- ジ-第 3ブチル _4 -ヒドロキシ-フエ二ル)-エタノン ;_臭化水素酸塩
IH -丽 R (DMS0-d6) δ:
0. 61 (3H, t, J=7. 2Hz) , 0. 80—1. 32 (4H, ra), 1. 7 (18H, s) , 2. 17—2. 26 (1H, ra), 2. 58-2. 67
(IH, m) , 3. 18 (IH, dd, J=3. 6Hz, J=10. 4Hz), 3. 58—3. 78 (2H, m) , 3. 92 (IH, dd, J=8. OHz, J =13. 6Hz), 5. 21 (IH, d, J=18Hz), 5. 81 (IH, d, J=18Hz) , 5. 84 (IH, s), 6. 59-6. 64 (2H, ra) , 6. 96-7. 05 (2H, m) , 7. 89 (2H, s) .
実施例 61
卜(3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ド口キシ-フエニル) -2- [5- (2-ェチル -プチル) - 1 -ィ ミノ- 3a, 6a -ジメチル-へキサヒ ドロ-シク口ペンタ [c]ピロ一/レ- 2 -ィル] -エタノ ン;臭化水素酸塩
0. 81 (6H, t, J=7. 2Hz) , 1. 04 (IH, q, 12. OHz), 1. 17-1. 32 (8H, m) , 1. 40 (18H, s), 1. 92-2.
03 (IH, m), 2. 09-2. 16 (IH, m) , 2. 29-2. 36 (IH, m), 2. 81 (1H, brt, J=8.他) , 3. 76 (IH, dd , J=2. 0, 11. 2Hz) , 3. 59 (IH, q, J=9. 2Hz), 3. 79 (IH, dd, J=8. 4, 11. 2Hz) , 5. 10 (2H, s), 7. 71 (2H, s), 8. 65 (IH, br), 9. 14 (IH, br) .
実施例 62
1 -(3, 5-ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) - 2 -(2-ィミノ- 4 -プロピル - 3 -チ ァゾール- 2 -ィルメチル-ピロリジン- 1-ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
lH- MR(DMS0-d6) δ:
0.75 (3H, t, J=6. OHz), 1.14 (2H, m) , 1.23 (IH, m), 1.35 (2H, m), 1.40(18H, s), 3.26 (2H, ra), 3.47 (2H, d, J=6. OHz) , 3.76 (IH, ra), 5.13 (2H, s), 7.68 (IH, d, J=4.5Hz) , 7.70 (2H, s ),7.78(1H, d, J=4.5Hz).
MS:ra/e(ESI)470.2(MH+)
実施例 63
1 -(3,5-ジ-第 3 ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエニル) -2 -(2-ィミノ- 4-プロピル - 3-チ ォフェン- 2-ィルメチル-ピ口リジン - 1-ィル) -エタノン; ¾化水素酸塩
1H -羅 R(DMS0- d6) δ:
0.73 (3H, t, J=6. OHz), 1.12 (2H, m), 1.30 (3H, m) , 1.40 (18H, s) , 3.07 (2H, m) , 3.25 (2H, d, J=6. OHz), 3.75 (1H, m), 5.12 (2H, s) , 7.01 (2H, m), 7.42 (1H, d, J=4.5Hz), 7.70 (2H, s ).
MS : ra/e (ESI) 469. 2 (MH+)
実施例 64
1- (3,5-ジ-第 3 ブチル -4 -ヒ ドロキシ -フエ二ル)- 2-[3- (4-フルォ口-ベンジ ル) _2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 1 -ィル] -エタノン;臬化水素酸塩
1H -羅 R (DMS0- d6) δ:
0. 64 (3H, t, J=7. 2Hz), 0. 88—1. 35 (4H, m), 1. 40 (18H, s), 2. 05-2. 15 (IH, m), 2. 85 (1H, d d, J=12. 8, 10. 8Hz), 3. 00-3. 08 (1H, m) , 3. 15 (IH, dd, J=12. 8, , 5. 1Hz) , 3. 22 (IH, dd, J= 12. 8, 4. 6Hz) , 3. 81 (1H, dd, J=12. 8, 9. 2Hz), 5. 15 (2H, s),
実施例 65
1 -(3, 5-ジ-第 3ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエ二ノレ)- 2- [5- (2 -ェチル _2 -ヒ ドロキシ - プチ/レ)-1-ィミノ-へキサヒ ドロ-シク口ペンタ [c]ピロ一ノレ- 2-ィル] -ェタノン; 臭化水素酸塩
lH- MR (DMS0-d6) S:
0. 76 (3H, t, J=6. 9HZ), 0. 77 (3H, t, J=6. 9Hz) , 1. 09—1. 14 (IH, m), 1. 20-1. 27 (IH, m), 1. 48-1. 61 (6H, ra) , 1. 92-2. 02 (IH, ra) , 2. 14—2. 22 (1H, m) , 2. 39-2. 48 (IH, m) , 2. 73—2. 82 ( IH, ra), 3. 33-3. 35 (1H, m), 3. 54 (1H, dd, J=8. 7, 17. 4Hz) , 3. 77-3. 82 (1H, ra), 5. 13 (2H, s ) , 7. 73 (2H, s), 8. 02 (1H, br), 8. 64 (1H, br) , 9. 14 (1H, br) .
実施例 66
l- (3, 5 -ジ-第 3 ブチル _4-ヒ ドロキシ-フエ二ノレ)- 2- (1-ィミノ- 5 -メ トキシ-へキ サヒドロ -シクロペンタ [c]ピ口 ル- 2 -ィル) - _エタノン;臭化水素酸塩
1. 39 (18H, s), 1. 76 (IH, brd, J=17. OHz) , 1. 95—2. 03 (2H, ra), 2. 13 (IH, brd, J=14. 2Hz), 2. 87-2. 97 (IH, br), 3. 15 (3H, s), 3. 40-3. 46 (IH, m) , 3. 58—3. 66 (1H, ra), 3. 83-3. 87 (2H , m), 5. 16-5. 20 (2H, ra) , 7. 73 (2H, s) , 8. 02 (IH, br) , 8. 61 (IH, br), 9. 14 (IH, br) .
実施例 67
1- (3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4ーヒ ドロキシ -フエ-ノレ)— 2- (1 -ィミノ _5 -メ トキシ-へキ サヒドロ -シク口ペンタ [c]ピロール- 2-ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
NH.HBr H3C CH。
H3C CH。 lH-NMR (DMS0-d6) δ:
1. 39 (18H, s) , 1. 61-1. 69 (IH, m), 1. 90-2. 07 (2H, m), 2. 09-2. 19 (1H, ra) ' 2. 90-2. 99 (IH , br) , 3. 21 (3H, s), 3. 30-3. 38 (1H, m), 3. 61-3. 70 (1H, m), 3. 85 (1H, t, J=8. 7Hz), 3. 93 ( IH, ra), 5. 22 (2H, s), 7. 71 (2H, s) , 8. 04 (IH, br), 8. 72 (1H, br), 9. 23 (IH, br) .
実施例 68
2- [2- (3, 5-ジ-第 3ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエ二ル) - 2 -ォキソ -ェチル] - 1-ィミノ -6 -フエエル-へキサヒ _ドロ-シク口ペンタ [clピロール -5-オン;臭化水素酉楚塩
lH-NMR (DMS0-d6) δ:
1. 38 (18H, s) , 1. 84-1. 93 (1H, m), 2. 55 (IH, dd, J=4. 6, 18. 4Hz), 2. 82 (IH, dd, J=9. 2, 20 . OHz), 3. 63 (IH, dd, J=4. 5, 10. 8Hz), 3. 88 (IH, d, =6. OHz) , 3. 95-4. 40 (2H, m), 5. 21 (2H , s), 7. 25—7. 43 (5H, m), 7. 74 (2H, s), 9. 25 (IH, br) , 9. 50 (1H, br) .
実施例 69
1_ (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエェノレ) - 2- [2-イミノ- 3 -(3 -イソプロボ キシ-ベンジル) -5-プロピル-ピロリジン - 1 -ィル ] _エタノン;臭化水素酸塩
0. 82 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 00-1. 40 (3H, m) , 1. 27 (6H, d, J=6Hz), 1. 43 (18H, s) , 1. 52 (1H, m i), 1, 71 (IH, ra), 2. 27 (IH, m), 2. 75 (IH, dd, J=10. 4Hz, 13. 2Hz) , 3. 30 (1H, ra) , 3. 53 (1H, ra) , 3. 74 (IH, m) , 4. 69 (IH, ra) , 5. 02 (IH, d, J=19. 2H), 5. 26 (1H, d, J=19. 2Hz) , 6. 82 (2H, m), 6. 86 (1H, s), 7. 25 (IH, t, J=7. 6Hz) , 7. 78 (2H, s), 8. 06 (1H, s) , 8. 89 (1H, s) , 9. 26 (1 H, s) .
実施例 70
1 -(3, 5 -ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ -フエ-ル)- 2- [2-ィミノ- 3- (3 -イソプロボ キシ-ベンジル)_5-プロピル-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;塩酸塩 、 .0 H3C、 CH3
H3C CH3
IH-雇 R (DMS0- d6) δ:
0. 84 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 00-1. 40 (3H, ra) , 1. 27 (6H, d, J=6. OHz) , 1. 43 (18H, s), 1. 72 (1 H, ra) , 1. 79 (IH, m) , 2. 00 (IH, m), 2. 73 (IH, t, J=12. OHz) , 3. 21 (IH, m) , 3. 52 (IH, m) , 3. 8 1 (1H, m) , 4. 63 (IH, m) , 5. 05 (1H, d, J=18. 8Hz), 5. 25 (1H, d, J=18. 8Hz) , 6. 82 (1H, d, J=7 . 6Hz), 6. 87 (1H, d, J=7. 6Hz), 6. 89 (1H, s) , 7. 25 (IH, t, J=7. 6Hz) , 7. 78 (2H, s) , 8. 06 (l
H, s) , 8. 88 (IH, s) , 9. 30 (IH, s) .
実施例 71
1_ (3, 5 -ジ-第 3 ブチル _4 -ヒ ドロキシ -フエニル) - 2- [2-ィミノ- 3 -(4 -ィソプロボ キシ-ベンジル) -5-プロピル-ピロリジン- 1-ィル: 1 -エタノン;臭化水素酸塩
IH -應 R (DMS0- d6) δ
0. 81 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 00-1. 40 (3H, ra), 1. 26 (6H, d, J=6Hz) , 1. 43 (18H, s), 1. 51 (1H, m), 1, 70 (IH, m), 2. 26 (IH, m), 2. 73 (IH, dd, J=10. OHz, 13. 6Hz) , 3. 24 (IH, m), 3. 47 (1H, ra), 3. 74 (IH, m), 4. 59 (IH, m), 5. 01 (IH, d, J=18. 4H), 5. 26 (1H, d, J=18. 4Hz) , 6. 89 (2H, d, J=7. 2Hz), 7. 18 (IH, d, J=7. 2Hz), 7. 78 (2H, s), 8. 06 (1H, s), 8. 87 (IH, s) , 9. 26 (1H, s ) .
実施例 72
1 -(3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒドロキシ-フエニル) - 2- [2-ィミノ- 3_ (4-イソプロボ キシ -ベンジル) -5-プロピル-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
IH -羅 R (DMS0- d6) δ:
0. 84 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 00-1. 40 (3H, m) , 1. 26 (6H, d, J=6. OHz) , 1. 3 (環, s) , 1. 71 (1 H, m) , 1. 77 (IH, m), 1. 98 (IH, m), 2. 68 (IH, dd, J=10. 8Hz, 13. 2Hz) , 3. 18 (1H, dd, J=3. 6H z, 13. 2Hz), 3. 45 (1H, m) , 3. 81 (IH, ra), 4. 59 (1H, m), 5. 04 (IH, d, J=18. 8Hz), 5. 23 (1H, d
, J=18. 8Hz) , 6. 89 (2H, d, J=8. 4Hz), 7. 22 (2H, d, J=8. 4Hz) , 7. 78 (2H, s), 8. 05 (1H, s), 8 . 87 (1H, s) , 9. 30 (IH, s) .
実施例 73
2- [3-ベンジル- 2-ィミノ -4- (2-メ トキシ-ェチノレ) -ピロリジン- 1 -ィル] - 1_ (3, 5 - ジ-第 3プチル- 4_ヒドロキシ-フエ -ノレ) -エタノン;臭化水素酸塩
1H -匪 R (DMS0- d6) S
1. 43 (18H, s) , 1. 44-1. 60 (2Η, m) , 2. 25 (1Η, m), 2. 87 (IH, dd, J=l 1. 2, 14. 4Hz), 3. 01 (3H , s), 3. 02-3. 25 (5H, ra) , 3. 82 (IH, dd, J=7. 6, 11. 6Hz), 5. 19 (2H, s) , 7. 25-7. 40 (5H, m) ,
7. 75 (2H, s), 8. 06 (IH, brs), 8. 96 (1H, brs), 9. 43 (1H, brs) .
実施例 74
2- (3 ベンジル- 4 -ェトキシメチル -2 ィミノ-ピロリジン - 1 -ィル) -1 -(3, 5 -ジ-第 3プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ-ル)-エタノン;臭化水素酸塩
IH -丽 R(DMS0- d6) δ:
0. 98 (3H, t, J=6. 8Hz) , 1. 43 (雇, s), 1. 44—1. 60 (2H, m) , 2. 44 (1H, m), 2. 88 (IH, dd, J=l 0. 4, 14. 4Hz), 3. 10-3. 40 (7H, ra) , 3. 76 (IH, dd, J=7. 6, 10. 8Hz), 5. 15 (1H, d, J=18. OHz) , 5. 20 (IH, d, J=18. OHz), 7. 25-7. 40 (5H, m) , 7. 75 (2H, s), 8. 06 (IH, brs), 8. 96 (IH, brs ) , 9. 42 (1H, brs) .
実施例 75
2 -(4 -ベンジル- 3 -ィミノ- 2-ァザ-スピロ [4. 4]ノナ- 2-ィル) - 1 -(3, 5 -ジ-第 3ブチ ル- 4 -ヒドロキシ-フヱニル) -エタノン;臭化水素酸塩 \尸 H。
lH- MR (DMS0-d6) δ:
1. 0 (18H, s), 1. 35-1. 55 (8H, m) , 3. 03 (2H, brs) , 3. 25 (2H, m), 3. 57 (IH, d, J=8. OHz), 5 . 13 (2H, s), 7. 23 (1H, ra), 7. 32 (2H, t, J=8. OHz) , 7. 38 (2H, d, J=8. OHz) , 7. 72 (2H, s) . 実施例 76
(3, 5 -ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ -フエ二ル)- 2- [1-ィミノ- 5- (4-二トロ-フエ ノキシ) -へキサヒドロ-シクロペンタ [c]ピロ一ル- 2 -ィル]-エタノン;臭化水素酸
0
0二
1H- MR (DMS0-d6) δ :
1. 39 (18H, s) , 1. 91-2. 01 (IH, ra), 2. 19-2. 27 (2H, m), 2. 32-2. 36 (IH, m) , 3. 08-3. 14 (IH , m) , 3. 43 (IH, dd, J=2. 0, 8. 4Hz), 3. 42—3. 53 (2H, m), 5. 17 (2H, s), 5. 22 (1H, brs) , 7. 16 (2H, d, J=12. 4Hz), 7. 73 (2H, s) , 8. 05 (IH, br) , 8. 22 (2H, d, J=12. OHz), 8. 78 (IH, brs) , 9. 27 (lH, brs) .
実施例 77
2 - [5- (4-ァミノ-フエノキシ) - 1-ィミノ -へキサヒ ドロ-シク口ペンタ [c]ピロール
-
2 -ィノレ] -1- (3,
5 -ジ-第 3ブチル -4-ヒドロキシ-フエェノレ) -エタノン;臭化水素酸
lH-NMR (DMS0-d6) 6 :
1. 31 (通, s), 1. 76-1. 84 (IH, m) , 2. 01—2. 14 (2H, m) , 2. 16-2. 28 (IH, m) , 2. 89—3. 06 (2H , m) , 3. 51-3. 58 (1H, m), 3. 65-3. 74 (IH, ra), 3. 82-3. 90 (1H, m) , 4. 83 (2H, s), 6. 49 (2H, d , J=8. 8Hz) , 6. 66 (2H, d, J=8. 8Hz), 7. 14 (2H, s), 7. 40 (2H, br) .
実施例 78
N- (4- {2 -「2 -(3,— 5-ジ-第 3ブチル - 4_ヒドロキシ -フエニル) - 2-ォキソ -ェチノレ ] _1 - ィミノ -オタタヒドロ -シク口ペンタ [c]ピ口ール- 5-ィルォキシ} -フ レ)ーァセ トアミド;臭化水素酸塩
1. 39 (18H, s) , 1. 82-1. 91 (IH, m), 2. 09-2. 18 (2H, ra) , 2. 46-2. 34 (1H, m), 3. 05-3. 12 (IH , m) , 3. 40 (1H, dd, J-2. 4, 12. OHz), 3. 77 (IH, dd, J=10. 0, 12. 4Hz), 3. 88 (IH, dd, J=6. 8, 12. OHz), 4. 94 (IH, br), 5. 14 (2H, s), 6. 87 (2H, d, J=12. 4Hz), 7. 46 (2H, d, J=l 1. 6Hz) , 7 . 72 (2H, s) , 8. 75 (IH, br) , 9. 23 (IH, br) , 9. 80 (IH, br) .
実施例 79
1 -(3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエニル) - 2 -(2-ィミノ- 3-イソプロピル _4 -プロピル-ピロリジン- 1 -ィル) -エタノン;臭匕水素酸塩
0. 92 (3H, t, J=6. 8Hz) , 0. 98 (3H, d, J=6. 4Hz), 1. 04 (3H, d, J=6. 4Hz), 1. 23-1. 42 (3H, m) , 1. 42 (18H, s) , 2. 20-2. 36 (2H, m) , 2. 73 (1H, brs) , 3. 30 (IH, d, J=ll. 2Hz), 3. 60 (1H, m) , 3. 79 (IH, dd, J=8. 0, 10. 4Hz) , 5. 16 (IH, d, J=18. 4Hz) , 5. 22 (IH, d, J=18. 4Hz), 7. 74 (2 H, s), 8. 05 (IH, brs) , 8. 80 (IH, brs) , 9. 10 (IH, brs) .
実施例 80
l- (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2- (2-ィミノ- 3-イソプロピル -4 -プロピル -ピロリジン -1-ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
H3C CH。
H3C C lH- MR(DMS0-d6) 8:
0. 92 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 05 (3H, d, J=6. 8Hz) , 1. 11 (3H, d, J=6. 8Hz) , 1. 23—1. 34 (2H, m) , 1. 42 (18H, s) , 1. 55 (1H, m), 2. 20-2. 36 (2H, m), 2. 17 (1H, m) , 2. 68 (IH, tn) , 2. 96 (IH, dd , J=3. 2, 8. 8Hz), 3. 44 (IH, t, J=10. OHz), 3. 55-3. 64 (2H, m), 5. 18 (IH, d, J=18. OHz), 5. 24 (IH, d, J=18. OHz) , 7. 75 (2H, s) , 8. 04 (IH, brs) , 8. 86 (IH, brs) , 8. 96 (IH, brs) . 実施例 81
2- (3-ベンジリデン- 2 -ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル)-卜(3, 5-ジ-第 3 ブチル _4 -ヒドロキシ-フエ二ノレ)-エタノン;臭化水素酸塩
0. 85 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 20-1. 55 (4H, m), 1. 1 (18H, s), 3. 49 (1H, d, J=10. 6Hz), 3. 70 - 3. 80 (1H, ra), 3. 90 (IH, dd, J=10. 6, 6. 8Hz) , 5. 27 (1H, d, J=18. OHz), 5. 34 (IH, d, Jこ 18. 0 Hz), 7. 46 (IH, dd, J二 7. 2, 7. 2Hz) , 7. 52 (2H, t, J=7. 2Hz), 7. 59 (2H, t, J=7. 2Hz), 7. 64 (1
H, brs),7.75 (2H, s).
実施例 82
2- (3-ベンジル- 2-ィミノ- 5 -メ トキシメチル-ピロリジン- 1-ィル) - 1- (3, 5-ジ-第 3ブチル -4-ヒ ドロキシ -フエエル) -エタノン;臭化水素酸塩
1.43 (18H, s), 1.83 (IH, m), 1.97 (IH, m), 2.71 (IH, t, J=12. OHz), 3. 15 (3H, s) , 3.36 (2H , m) , 3.52 (2H, m) , 4.04 (1H, m), 5.08 (IH, d, J=17.6Hz) , 5.20 (IH, d, J=17.6Hz), 7.25 - 7 .40 (5H, m) , 7.76 (2H, s), 8.05 (IH, s) , 8.99 (1H, s), 9.40 (IH, s) .
実施例 83
4 -ベンジル- 1_[2_(3, 5-ジ-第 3 プチル- 4-ヒドロキシ -フエエル)- 2-ォキソ -ェチ ル] - 5-ィミノ-ピロリジン - 2-カルボン酸 アミ ド;臭化水素酸塩
1H-應 R(DMS0_d6) 5
1. 42 (18H, s) , 1. 77 (IHXO. 5, td, J=4. 4, 13. 6Hz), 1. 96 (IHXO. 5, m), 2. 17 (IHXO. 5, m) , 2 . 45 (IHXO. 5, ra), 2. 75 (IH, ra), 3. 27 (IH, ra), 3. 55 (IH, m), 4. 38 (IHXO. 5, dd, J=4. 4, 9. 2H z), 4. 44 (IHXO. 5, dd, J=4. 8, 8. 4Hz), 4. 95 (1H, d, J=18. 8Hz), 5. 30 (IHXO, 5, d, J=18. 8H z) , 5. 32 (IHXO. 5, d, J=18. 8Hz), 7. 20-7. 40 (5H, m), 7. 46 (IHXO. 5, s) , 7. 66 (IHXO. 5, s) , 7. 73 (2HX0. 5, s) , 7. 74 (2HX0. 5, s) , 8. 06 (IH, s), 9. 17 (IHXO. 5, s) , 9. 19 (IHXO. 5, s) , 9. 60 (IHXO. 5, s), 9. 62 (IHXO. 5, s) .
実施例 84
(4 - {1 - [2 -(3, 5 -ジ -第 3ブチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ノレ)- 2-ォキソ -ェチル] - 2 -ィ ミノ -4-プ口ピル-ピ口リジン- 3-ィルメチル } -フェニル) -力ルバミン酸 第 3ブチ ル エステル;臭化水素酸塩.
IH -丽 R(DMS0-d6) δ:
0. 67 (3H, t, J=6. 8Hz) , 1. 12-1. 50 (4H, ra) , 1. 40 (通, s) , 1. 46 (9H, s) , 2. 06-2. 14 (1H, m ) , 2. 72-2. 82 (IH, m), 2. 97-3. 11 (2H, m) , 3. 18—3. 26 (1H, m), 3. 71—3. 84 (IH, m), 5. 14 (2 H, s), 7. 18 (2H, d, J=8. 2Hz) , 7. 41 (2H, d, J=8. 2Hz), 7. 71 (2H, s), 9. 35 (2H, s) .
MS : m/e (ESI) 578. 3 (MH+)
実施例 85
2 - [3- (4-アミノ-ベンジル) - 2 -ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル] -卜(3, 5- ジ-第 3ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエニル) -エタノン; 2塩酸塩 _
IH-丽 R(DMS0- d6) 8:
0. 64 (3H, t, J=7. 2Hz) , 0. 85-1. 30 (4H, m), 1. 40 (18H, s) , 2. 04-2. 13 (IH, ra), 2. 85 (IH, d d, J=10. 6Hz. J=12. 8Hz) , 3. 06-3. 12 (IH, ra) , 3. 18-3. 28 (2H, m) , 3. 83 (IH, dd, J=7. 6Hz. J=10. 6Hz) , , 5. 22 (2H, s), 7. 29 (2H, d, J=8. 4Hz) , 7. 41 (2H, d, J=8. 4Hz), 7. 73 (2H, s), 8 • 05 (1H, s) , 9. 73 (IH, s) .
MS : m/e (ESI) 478. 2 (MH+)
実施例 86
N -(4_ {1- [2- (3, 5-ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエエル) - 2 -ォキソ-ェチル]一 2_ ィミノ- 4-プロピル -ピロリジン _3 -ィルメチル } -フエニル) -ァセトアミド;臭化水
1H -丽 R(DMS0 - d6) δ:
0. 65 (3H, t, J=7. 2Hz) , 0. 90-1. 30 (4H, ra), 1. 40 (18H, s), 2. 02 (3H, s), 2. 06-2. 16 (1H, m
), 2. 74-2. 82 (IH, m), 3. 00-3. 18 (2H, m), 3. 20-3. 26 (IH, m) , 3. 73-3. 82 (1H, rn), 5. 13 (2 H, s), 7. 23 (2H, d, J=8. 6Hz) , 7. 54 (2H, d, J二 8. 6Hz) , 7. 72 (2H, s) .
MS :ra/e (ESl) 520. 3 (MH+)
実施例 87
1 -(3, 5-ジ-第 3 ブチル -4 -ヒ ド口キシ-フエニル) -2- (2-ィミノ- 4 -プロピノレ- 3 -ピ リジン- 2-ィルメチレン-ピロリジン- 1_ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
0. 89 (3H, t, J=6. OHz), 1. 34-1. 40 (5H, m) , 1. 40 (18H, s), 3. 50 (2H, d, J=10. OHz) , 5. 30 ( IH, s) . 7. 42 (IH, d, J=8. OHz) , 7. 60 (IH, s) . 7. 71 (2H, s) , 7. 92 (IH, t, J=8. OHz), 8. 73 (1 H, d, J=8. 0Hz) .
MS :m/e (ESI) 462. 2 (MH+)
実施例 88
5_ {l_ [2- (3, 5-ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2 -ォキソ -ェチル] - 2—ィ ミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 3 -ィリデンメチル } -チォフェン- 2-カルボン酸 メ チルエステル;臭化水素酸塩
IH-羅 R (DMS0 - d6) δ:
0. 93 (3H, t, J=6. OHz), 1. 35—1. 60 (5H, m) , 1. 40 (18H, s), 3. 54 (2H, d, J=10. OHz), 3. 85 ( 3H. s) , 5. 28 (IH, s), 7. 47 (1H, d, J=4. 5Hz), 7. 73 (2H, s), 7. 86 (IH, s), 7. 88 (1H, d, J=4. 5Hz) .
実施例 89
1- (3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2- [ (3S, 4S) - 2-ィミノ- 3- (2 -メ トキシ -フエニル) -4-プロピル-ピロリジン- 1_ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
0. 84 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 20-1. 32 (2H, m) , 1. 44 (18H, s) , 1. 40-1. 56 (2H, m) , 2. 42 (1H, ra ) , 3. 41 (IH, dd, J=6. 4, 10. 8Hz) , 3. 86 (3H, s), 3. 86 (IH, m) , 4. 24 (IH, d, J=7. 2Hz) , 5. 28 (2H, s), 7. 03 (IH, t, J=7. 6Hz), 7. 10 (IH, d, J=7. 6Hz) , 7. 37 (IH, d, J=7. 6Hz), 7. 78 (2H,
s), 8. 06 (IH, brs), 8. 83 (IH, brs) , 8. 87 (IH, brs) .
実施例 90
1 -(3, 5 -ジ -第 3プチル- 4 -ヒドロキシ-フエ二ノレ) - 2- [2 -ィミノ- 3- (4-メ トキシ- ンジリデン) -4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
IH -應 R(DMS0- d6) δ:
0. 86 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 10-1. 50 (4H, m) , 1. 29 (18H, s) , 3. 30-3. 38 (IH, ra), 3. 39-3. 46 (IH, m), 3. 56-3. 65 (1H, m) , 3. 81 (3H, s), 4. 88 (IH, d, J=17. 2Hz), 4. 95 (1H, d, J=17. 2Hz ) , 7. 07 (2H, d, J=8. 8Hz), 7. 34 (2H, br) , 7. 51 (IH, s), 7. 52 (2H, d, J=8. 8Hz) .
MS : m/e (ESI) 491. 2 (MH+)
実施例 91
1 -(3, 5-ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2- [2-ィミノ- 3 -(2 -ィソプロボ キシ-ベンジリデン)- 4-プロピル-ピロリジン -1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
lH-NMR(DMS0-d6) δ:
0. 74 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 10-1. 50 (4H, m) , 1. 30 (6H, t, J=6. OHz),1. 41 (18H, s) , 3. 42 (1 H, dd, J=2. OHz, J=ll. 2Hz), 3. 58-3. 69 (IH, ra), 3. 87 (IH, dd, J=7. 6Hz, J=ll. 2Hz), 4. 66 -4. 76 (1H, ra) , 5. 28 (IH, d, 18. 4Hz) , 5. 34 (IH, d, J=18. 4Hz) , 7. 01 (IH, t, J=7. 2Hz) , 7
. 14 (IH, d, J=8. OHz) , 7. 36—7. 44 (1H, ra) , 7. 54 (IH, d, J=6. 8Hz), 7. 76 (3H, s), 8. 71 (IH, br) , 9. 34 (IH, br) .
MS : ra/e (ESI) 519. 2 (MH+)
実施例 92
1- (3, 5 -ジ-第 3 プチル -4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2 - [3- (2, 4 -ジメ トキシ-ベンジ リデン ) -2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン -1 -ィル" 1 -エタノン;臭化水素酸塩
IH -丽 R (DMS0- d6) δ
0. 82 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 20-1. 40 (4H, m) , 1. 41 (18H, s) , 3. 42 (1H, d, J=10. 4Hz), 3. 80 - 3. 85 (1H, m) , 3. 55-3. 65 (1H, m), 3. 83 (3H, s), 3. 87 (3H, s) , 5. 23 (IH, d, J=18. OHz) , 5. 2 9 (1H, d, J=18. OHz) , 6. 66 (IH, d, J=8. 8Hz) , 6. 67 (IH, s), 7. 53 (IH, d, J=8. 8Hz), 7. 70 (1 H, s), 7. 74 (2H, s), 8. 54-8. 65 (IH, brs), 9. 15-9. 22 (1H, brs) .
実施例 93
1 -(3, 5 -ジ-第 3 ブチル- 4 -ヒ ドロキシ -フエ二ル)- 2- [3- (2 -ヒ ドロキシメチル-べ ンジル ) -2 -ィミノ -4-プロピル -ピロリジン- 1 -ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) δ:
0. 58 (3H, t, J=7. 6Hz), 0. 80-1. 35 (4H, m), 1. 41 (18H, s) , 2. 10-2. 20 (1H, m), 2. 80 (IH, d d, J=12. 8, 12. 8Hz), 3. 10-3. 40 (3H, m) , 3. 90 (IH, dd, J=10. 0, 7. 2Hz) , 4. 58 (2H, s) , 5. 1 8 (2H, s), 5. 10-5. 22 (1H, m) , 7. 20-7. 32 (3H, ra), 7. 40 (IH, dd, J=4. 8, 4. OHz) , 7. 73 (2H, s), 8. 90-9. 00 (IH, brs), 9. 25-9. 35 (1H, brs) .
実施例 94
1- (3, 5-ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2 - [ (3S, 4S) - 2 -ィミノ- 3- (4 -メ トキシ-フエ二ル)- 4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル Ί-エタノン;臭化水素酸塩
H3C CH3
IH -雇 R (DMS0- d6) δ :
0. 83 (3H, t, J=7. 6Hz), 1. 15-1. 30 (2H, m), 1. 3 (18H, s) , 1. 40-1. 55 (2H, m), 2. 40 (IH, m ) , 3. 43 (1H, dd, J=8. 8, 10. 4Hz), 3. 78 (3H, s) , 3. 88 (IH, dd, J=8. 4, 10. 4Hz) , 4. 08 (IH, d , J=7. 2Hz), 5. 27 (2H, s) , 7. 02 (2H, d, J-8. 4Hz), 7. 34 (2H, d, J=8. 4Hz), 7. 77 (2H, s), 8. 07 (1H, brs), 8. 73 (IH, brs) , 8. 92 (1H, brs) .
実施例 95
4 -(3 -べンジル -2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 1-ィルメチル) -2, 6-ジ第 3 ブ チル-フ-ノ一ノレ;臭化水素酸塩
1H -丽 R (DMS0- d6) δ :
0. 62 (3H, t, J=7. 2Hz) , 0. 95 (2H, m) , 1. 11 (2H, m) , 1. 37 (18H, s) , 2. 06 (IH, m) , 2. 84 (IH, dd, J=8. 8Hz, 13. 2Hz) , 3. 05-3. 16 (3H, ra), 3. 55 (1H, dd, J=7. 6Hz, 11. 2Hz), 4. 52 (1H, d, J=19. 2Hz), 4. 55 (IH, d, J=19. 2Hz), 6. 98 (2H, s) , 7. 22 (1H, s) , 7. 20-7. 35 (5H, m) , 9. 28
(1H, s),9. 46 (IH, s) .
実施例 96
2- (3_ベンジル -2-ィミノ- 4-プロピル -ピロリジン -1-ィル) -1 -(3, 5-ジ-第 3 ブチ ル -4-ヒドロキシ-フエニル) -エタノン 0-メチル -ォキシム;臭化水素酸塩
0. 43 (3H, t, J=6. 8Hz) , 0. 55-0. 80 (4H, m) , 1. 38 (薩, s) , 1. 81 (IH, m) , 2, 41 (IH, m), 2. 7 7 (IH, m) , 2. 84 (IH, m) , 2. 99 (1H, dd, J=3. 6, 12. 8Hz) , 3. 28 (IH, m) , 3. 55 (IH, dd, J=7. 2, 10. 8Hz) , 3. 94 (3H, s), 4. 71 (IH, d, J=16. 4Hz) , 4. 83 (IH, d, J=16. 4Hz), 7. 15-7. 35 (7H, m), 7. 41 (IH, s) , 9. 34 (IH, s),9. 69 (IH, s) .
実施例 97
l- (3, 5 -ジ-第 3プチル- 4 -ヒドロキシ-フエニル) - 2- [2 -ィミノ- 3 -(4 -メチル -ベン ジリデン) -4-プロピル-ピ口リジン- 1-ィノレ] -エタノン;臭化水素酸塩
0. 86 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 20-1. 60 (4H, m), 1. 41 (通, s), 2. 36 (3H, s) , 3. 49 (IH, d, J=10 . 6Hz) , 3. 68-3. 76 (IH, m) , 3. 89 (1H, dd, J=6. 8Hz, J=10. 6Hz) , 5. 28 (1H, d, J二 18. 4Hz) , 5 . 34 (1H, d, J=18. 4Hz), 7. 34 (2H, d, J=8. 2Hz), 7. 49 (2H, d, J=8. 2Hz), 7. 61 (IH, s), 7. 75 (2H, s) , 8. 07 (1H, s) , 8. 76 (1H, s), 9. 21 (1H, s) .
MS : m/e (ESI) 475. 3 (MH+)
実施例 98
l- (3, 5_ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエニル)-2 - [2 -ィミノ _3- (4 -イソプロボ キシ -ベンジリデン) -4-プロピル-ピロリジン -1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
1H-丽 R (DMS0 - d6) δ:
0. 88 (3Η, t, J=7. 2Hz), 1. 20-1. 60 (4H, m) , 1. 27 (3H, d, J=2. 2Hz), 1. 29 (3H, d, J=2. 2Hz) , 1. 41 (18H, s) , 3. 48 (IH, d, J=10. 8Hz), 3. 63—3. 70 (IH, m), 3. 87 (1H, dd, J=6. 8Hz, J=10 . 8Hz),
4. 67-4. 76 (IH, m), 5. 26 (1H, d, J=18. 6Hz) , 5. 33 (1H, d, J=18. 6Hz), 7. 06 (2H, d, J=8. 8H z) , 7. 52 (2H, d, J=8. 8Hz), 7. 57 (1H, s), 7. 75 (2H, s), 8. 06 (1H, s), 8. 69 (IH, s) , 9. 15 (1 H,s) .
MS : mん(ESI) ] 519. 4 (MH+)
実施例 99
1 -(3, 5 -ジ-第 3プチル -4-ヒド口キシ-フエ二ノレ) -2- [2- ミノ- 3- (4 -二ト口-ベン
ジリデン)- 4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
0. 83 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 00-1. 50 (4H, ra), 1. 40 (18H, s) , 3. 52 (IH, d, J=l l. 2Hz) , 3. 75- 3. 83 (IH, ra), 3. 93 (1H, dd, J=ll. 2, 6. 8Hz), 5. 20-5. 35 (2H, m) , 7. 71 (2H, s), 7. 74 (1H, s ) , 7. 83 (2H, d, J=8. 8Hz) , 8. 34 (2H, d, J=8. 8Hz) .
実施例 100
1- (3, 5 -ジ-第 3プチル -4-ヒドロキシ -フエ二ノレ) - 2 - [2 -ィミノ- 3-(4 -メチル-ベン ジリデン) -ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
1. 41 (18H, s), 2. 36 (3H, s), 3. 18-3. 28 (2H, ra), 3. 73-3. 80 (2H, m), 5. 29 (2H, s) , 7. 33 (2 H, d, J=8. OHz) , 7. 43 (2H, d, J=8. OHz) , 7. 62 (IH, s), 7. 73 (2H, s) .
実施例 101
2- (3-ベンジル- 2 -ェチルイミノ- 4-プロピル-ピロリジン-卜ィノレ)_1- (3, 5_ジ-第 3ブチル -4-ヒドロキシ-フエ -ル) -エタノン;臭化水素酸塩
0. 67 (3Η, t, J=7. 2Hz), 0. 96-1. 25 (2H, m) , 1. 16 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 30 (2H, q, J=7. 2Hz)
, 1. 3 (18H, s), 2. 09 (1H, dd, J=7. 2Hz, 13. 2Hz) , 2. 82 (IH, dd, J=10. 8Hz, 13. 6Hz), 3. 09 (IH, dd, J=3. 6Hz, 13. 6Hz) , 3. 25 (1H, d, J=ll. 2Hz) , 3. 43 (1H, m) , 3. 52 (1H, m) , 3. 93 (IH , dd, J=6. 8Hz, 11. 2Hz), 5. 16 (lh, d, J=18.他) , 5. 21 (IH, d, J=18. 4Hz), 7. 25-7. 45 (5H , m) , 7. 76 (2H, s) , 8. 08 (1H, s) , 8. 94 (IH, s) .
実施例 102
2 - [3_ベンジル- 2- (2 -ヒ ドロキシ -ェチルイミノ)- 4-プロピル-ピロリジン - 1-ィ ル ] -1_ (3, 5_ジ-第 3ブチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエエル) -エタノン;臭化^!素酸塩
0. 64 (3H, t, J=7. 2Hz) , 0. 96-1. 22 (2H, m), 1. 31 (2H, q, J=7. 2Hz), 1. 43 (18H, s) , 2. 09 (1 H, dd, J=7. 2Hz, 13. 2Hz), 2. 81 ( H, dd, J=12. OHz, 13. 6Hz) , 3. 14 (IH, dd, J=3. 6Hz, 13. 6 Hz) , 3. 27 (IH, d, J=ll. 2Hz), 3. 35—3. 60 (5H, m) , 3. 97 (IH, dd, J=6. 8Hz, 10. 8Hz) , 5. 02 ( IH, t, J=4. 8Hz), 5. 20 (lh, d, 18. 4Hz), 5. 27 (IH, d, J=18. 4Hz) , 7. 25-7. 45 (5H, m) , 7. 77 (2H, s) , 8. 08 (IH, s) , 9. 04 (1H, s) .
実施例 103
2- [3-ベンジル -2- (2 -メ トキシ-ェチルイミノ)- 4 -プロピル-ピロリジン - 1 -ィ ル] - 1_ (3, 5-ジ-第 3ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエエル) -エタノン;臭化水素酸塩
0. 66 (3H, t, J=7. 2Hz), 0. 96—1. 06 (1H, m), 1. 10-1. 23 (IH, m), 1. 31 (2H, q, J=7. 2Hz), 1. 43 (18H, s), 2. 09 (IH, ra), 2. 82 (IH, dd, J二 10. 4Hz, 13. 6Hz), 3. 14 (1H, dd, J=4. OHz, 13. 6 Hz) , 3. 27 (IH, d, J=10. 8Hz), 3. 28 (3H, s), 3. 35-3. 65 (5H, m) , 3. 96 (1H, dd, J=6. 8Hz, 10 . 8Hz) , 5. 20 (lh, d, J=18. 4Hz), 5. 26 (IH, d, J=18. 4Hz), 7. 25-7. 45 (5H, m), 7. 77 (2H, s) , 8. 08 (1H, s), 9. 14 (IH, s) .
実施例 104
[l- [2- (3, 5-ジ-第 3ブチノレ- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2-ォキソ -ェチル] - 4- (ヒド 口キシ-フエ二ル-メチル) -5-ィミノ-ピロリジン -3-ィル] -酢酸 メチルエステル; 臭化水素酸塩
1. 46 (18H, s), 2. 32 (1H, dd, J=18, 9Hz), 2. 36 (IH, dd, J=18, 10Hz), 2. 90 (IH, t, J=8Hz) , 3. 04 (IH, ra), 3. 18 (1H, dd, J=10, 8Hz) , 3. 45 (3H, s), 3. 77 (IH, dd, J=10, 9Hz) , 5. 01 (IH, d, J=9Hz), 5. 34 (IH, d, J=18Hz), 5. 76 (IH, d, J=18Hz), 5. 85 (IH, s), 7. 27-7. 43 (5H, m), 7. 87 (2H, s), 8. 75 (IH, s), 9. 80 (IH, s) .
MS : m/e (ESI) 509. 4 (MH+)
実施例 105
4 - {1- [2- (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4 -ヒドロキシ-フエニル) -2-ォキソ -ェチル] - 2-ィ ミノ- 4 -プロピル-ピロリジン- 3-ィルメチル } -ベンゾ-トリ /レ;臭化水素酸塩
IH -麗 R (DMS0- d6) δ:
0. 63 (3H, t, J=7. 2Hz), 0. 80—1. 30 (4H, m) , 1. 38 (18H, s), 2. 05—2. 16 (IH, m) , 2. 96 (1H, d d, J=12. 8, 10. OHz) , 3. 07-3. 12 (IH, ra), 3. 20-3. 35 (2H, ra), 3. 83 (IH, dd, J=10. 0, 7. 2Hz ) , 5. 09 (2H, s), 7. 56 (2H, d, J=8. 4Hz), 7. 66 (2H, s), 7. 84 (2H, d, J=8. 4Hz) .
実施例 106
1- (3, 5 -ジ-第 3ブチル -4-ヒドロキシ-フエ二ル)- 2- [2-ィミノ- 3- (3-メ トキシ-ベ ンジリデン) _4_プロピル-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
0. 85 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 20-1. 58 (4H, ra) , 1. 41 (18H, s), 3. 49 (1H, d, J=ll. 2Hz) , 3. 70 - 3. 80 (1H, m) , 3. 81 (3H, s) , 3. 89 (1H, dd, J=ll. 2, 7. 2Hz), 5. 25 (IH, d, J=18. 4Hz) , 5. 32 ( IH, d, J=18. 4Hz), 7. 05 (IH, dd, J=8. 6, 2. OHz) , 7. 09 (1H, brs), 7. 16 (1H, dd, J=8. 6, 1. 2 Hz) , 7. 44 (IH, dd, J=8. 6, 8. 6Hz), 7. 59 (1H, s) , 7. 72 (2H, s) .
実施例 107
4- {3- [2- (3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエニル) -2-ォキソ-ェチル ] -2-ィ ミノ- 5_プロピル-シク口ペンチリデンメチル } -安息香酸 メチルエステル;卷化水
IH -丽 R(DMS0_d6) δ:
0.83 (3H, t, J=7.2Hz), 1.20-1.50 (4H, m) , 1.41 (18H, s), 3.51 (IH, d, J=10.6Hz) , 3.75— 3.84 (1H, ra) , 3.87 (3H, s), 3.92 (1H, dd, J=6.8Hz, J=10.6Hz) , 5.31 (IH, d, J=18.4Hz) , 5 .37 (IH, d, J=18.4Hz) , 7.73 (2H, d, J=8.8Hz) , 7.76 (2H, s), 8.07 (2H, d, J=8.8Hz) , 8.07 (IH, s), 8.91 (lH,s), 9.35 (lH,s).
MS:m/e(ESI)519.4(MH+)
実施例 108
4- - [2_ (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ -フエニル) - 2-ォキソ -ェチル]- 2 -ィ ミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 3-ィリデンメチル } -安息香酸;塩酸塩
H3C C
lH- MR (DMS0-d6) 5:
0. 83 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 22-1. 53 (4H, m), 1. 41 (18H, s) , 3. 50 (1H, d, J=10. 6Hz), 3. 74 - 3. 83 (1H, m) , 3. 91 (1H, dd, J=6. 4Hz, J=10. 6Hz) , 5. 31 (IH, d, J=18. 6Hz) , 5. 38 (1H, d, J= 18. 6Hz), 7. 70 (2H, d, J=8. 4Hz), 7. 75 (2H, s), 7. 79 (IH, s), 8. 04 (2H, d, J=8. 4Hz) . MS : m/e (ESI) 505. 4 (MH+)
実施例 109
1 -(3, 5-ジ-第 3ブチル _4 -ヒド口キシ-フエニル) -2- [2- ミノ -3- (6-メチル -ピリ ジン- 2_ィルメチレン)- 4 -プロピル-ピロリジン- 1 -ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
IH -麗 R (DMS0 - d6) S:
0. 90 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 20-1. 80 (4H, m), 1. 41 (18H, s) , 2. 53 (3H, s), 3. 51 (IH, d, J=10
. 8Hz), 3. 88 (IH, dd, J=6. 4Hz, J=10. 8Hz) , 4. 04-4. 12 (1H, m), 5. 29 (IH, d, J=18. 4Hz), 5 . 36 (1H, d, J=18. 4Hz), 7. 30 (IH, d, J=7. 8Hz) , 7. 33 (IH, d, J=7. 8Hz) , 7. 60 (1H, d, J=l. 6 Hz), 7. 75 (2H, s), 7. 81 (IH, t, J=7. 8Hz) , 8. 85 (IH, s), 9. 30 (IH, s) .
MS : m/e (ESI) 476. 3 (MH+)
実施例 110
卜(3, 5 -ジ-第 3プチル- 4-ヒドロキシ-フエニル) - 2- [2-ィミノ- 3- (2 -メ トキシ -ベ ンジリデン) -4-プロピル -ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
0. 76 (3Η, t, J=7. 2Hz), 1. 15-1. 48 (4H, m) , 1. 41 (18H, s) , 3. 40-3. 45 (2H, m), 3. 80-3. 90
(1H, ra), 3. 87 (3H, s), 5. 23 (1H, d, J=18. 4Hz), 5. 29 (1H, d, 18. 4Hz) , 7. 05 (IH, dd, J=8 . 0, 8. 0Hz), 7. 14 (1H, d, J=8. 4Hz), 7. 45 (IH, dd, J=8. 4, 8. 0Hz), 7. 56 (1H, d, J=8. 0Hz) , 7. 72 (2H, s) , 7. 77 (IH, s) .
実施例 111
4 -(3 -べンジル- 2-ィミノ- 4-プロピル -ピロリジン- 1 -ィル) -3- (3, 5-ジ-第 3 プチ ル _4 ヒ ドロキシ—フエ二ル)—ブト— 2_ェンニトリル;塩酸塩
0.39 (3H, t, J=6.8Hz), 0.45-0.70 (2H, m) , 1.30-1.50 (20H, m) , 1.81 (1H, m) , 2.45 (IH, m ),2.80 (2H, m) , 3.00 (IH, m), 3.57 (1H, m) , 4.71 (IH, d, J=16.4Hz) , 5.27 (1H, d, J=16.4H z) , 6.22 (IH, s), 7.15-7.35 (7H, m), 7.59 (1H, s), 9.77 (1H, s), 9.93 (1H, s) .
実施例 112
4 -(3-ベンジル- 2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル) -3- (3, 5-ジ-第 3 プチ ル- 4 -ヒ ドロキシ-フエニル) -ブト- 2-ェンニトリル;塩酸塩
0.49 (3¾ t, J=6.8Hz),0.50- 0.85 (4H, m) , 1.40 (18H, s), 1.93(1H, m),2.88(lH,m), 3.0 2 (2H, m) , 3.60 (IH, m), 4.62 (IH, d, J=17.6Hz), 4.91 (IH, d, J=17.6Hz) , 5.73 (IH, s), 7.
20-7. 40 (7H, ra), 7. 59 (1H, s) , 9. 55 (1H, s), 9. 81 (IH, s) .
実施例 113
N_{3-ベンジル- 1- [2- (3, 5 -ジ-第 3ブチル -4-ヒドロキシ-フエニル) -2 -ォキソ-ェ チノレ]- 4-プロピル—ピロリジン -2-ィリデン } - .
1H-丽 R (DMS0_d6) δ:
0. 61 (3H, t, J=7. 2Hz) , 0. 88-1. 30 (4H, m) , 1. 42 (18H, s) , 2. 03 (IH, q, J=7. 2Hz), 2. 64 (1 H, dd, J=l l. 2Hz, 12. 8Hz) , 3. 08 (IH, d, J=ll. 2Hz) , 3. 35 (IH, m), 3. 48 (d, J=ll. 2Hz) , 3. 75 (1H, dd, J=7. 2Hz, 11. 2Hz) , 4. 91 (1H, d, J=17. 6Hz), 4. 96 (IH, d, J=17. 6Hz) , 7. 20-7. 35 (5H, m), 7. 77 (2H, s) , 7. 98 (IH, s) .
実施例 114
1_ (3, 5_ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) - 2 -(2 -ィミノ- 4 -プロピル- 3-ピ リジン- 3-ィル-ピロリジン- 1-ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
H。C CH3
H3C CHゥ lH-NMR(DMS0-d6) δ:
0.90 (3H, s), 1.29-1.38 (2H, m) , 11.47 (匪, s), 1.59-1.66 (2H, m), 2.63 (1H, hex, J=8H z), 3.62 (IH, dd, J=l 1, 8Hz) ,4.01 (IH, dd, J=ll, 8Hz) , 4.30 (IH, d, J=8Hz), 5.25 (2H, s) , 7.57 (1H, ddd, J=8, 5, 1Hz) , 7.91 (2H, s), 8.00 (IH, dt, J=8, 1Hz), 8.59 (1H, dd, J=5, IH z), 8.66 (IH, br. d, J=lHz) .
MS:m/e(ESI)450.3 (MH+)
実施例 115
1_(3, 5 -ジ-第 3 ブチル _4-ヒ ドロキシ-フエニル) -2 -(2 -ィミノ- 4-プロピル- 3-チ 才フェン- 2-ィル-ピロリジン- 1-ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
IH -丽 R(DMS0-d6) δ :
0.89 (3H, t, J=7Hz), 1.23-1.35 (3H, m), 1.47 (18H, s), 1.62—1.73 (IH, m), 2.75-2.84(1 H, ra), 3.64 (IH, t, J=10Hz) , 3.81 (IH, dd, ]=10, 8Hz), 4.37 (IH, d, J=10Hz), 5.56 (IH, d,
J=19Hz) , 5.86 (1H, s), 6.06 (IH, d, J=19Hz), 6.35 (IH, s), 7.08 (IH, dd, J=10, 8Hz), 7. 1 8 (IH, dd, J=8, 2Hz) , 7.39 (1H, dd, J-5, 2Hz), 7.92 (2H, s), 10.83 (IH, s) .
MS:ra/e(ESI)455.3(MH+)
実施例 116
4_{1_[2-(3, 5_ジ-第 3 ブチル _4-ヒドロキシ-フエ二ル)- 2-ォキソ -ェチル]- 2-ィ ミノ- 4 -プロピル-ピロリジン- 3-ィリデンメチノレ卜 N,N—ジメチル-ベンズァミ ド; 臭化水素酸塩
1H -丽 R(DMS0- d6) δ:
0.85 (3H, t, J=7.2Hz) , 1.20-1.53 (4H, ra) , 1.41 (18H, s) , 2.91 (3H, s) , 2.99 (3H, s), 3.5
0 (IH, d, J=10.4Hz) , 3.72-3.79 (IH, m) , 3.91 (IH, dd, J=7.2Hz, J=10.4Hz) , 5.28 (1H, d, J=18.2Hz), 5.35 (1H, d, J=18.2Hz) , 7.54 (2H, d, J=8.4Hz) , 7.63 (2H, d, J=8.4Hz) , 7.65 (1H, s), 7.76 (2¾ s), 8.08 (1H, s), 8.82 (IH, s), 9.28 (IH, s) .
MS:ra/e(ESI)532.4(MH+)
実施例 117
1- (3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ノレ)一 2 - [2 -ィミノ- 3 -(3 -ィソプロボ キシ-ベンジリデン) -4-プ口ピル-ピ口リジン -1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
IH -應 R (DMS0 - d6) δ:
0. 85 (3H, t, J=6. 8Hz), 1. 20-1. 30 (6H, m) , 1. 20-1. 50 (4H, m) , 1. 41 (18H, s), 3. 49 (IH, d , J=ll. OHz) , 3. 70-3. 78 (IH, m), 3. 88 (IH, dd, J=ll. 0, 6. 8Hz), 4. 60-4. 70 (IH, m) , 5. 25 (IH, d, J=18. OHz) , 5. 32 (IH, d, J=18. OHz) , 7. 03 (1H, d, J=8. 8Hz) , 7. 06 (IH, brs) , 7. 12 (IH, d, J=7. 2Hz) , 7. 42 (1H, dd, J=8. 8, 7. 2Hz) , 7. 58 (IH, s), 7. 73 (2H, s) .
実施例 118
{3 -べンジル -1- [2 -(3, 5-ジ-第 3ブチル -4-ヒドロキシ-フエニル)-2 -ォキソ -ェチ ル] -4 -プロピル -ピロリジン- 2-イリデンァミノ } -酢酸第 3 プチル エステル;臭 化水素酸塩
0. 65 (3H, t, J=7. 2Hz) , 0. 92-1. 40 (4H, m) , 1. 43 (18H, s), 1. 45 (9H, s) , 2. 10 (1H, q, J=7. 2Hz) , 2. 79 (IH, dd, J=ll, 2Hz, 13. 6Hz) , 3. 05 (IH, dd, J=4. 4Hz, 13. 6Hz) , 3. 29 (1H, m), 3 . 36 (1H, m), 3. 94 (IH, dd, J=6. OHz, 11. 2Hz), 4. 28 (2H, s) , 5. 22 (IH, d, J=18. 4Hz), 5. 27 (1H, d, J=18. 4Hz), 7. 25-7. 50 (5H, m) , 7. 76 (2H, s) .
実施例 119
2- [3-ベンジノレ- 4-プロピル- 2- (2, 2, 2-トリフルォロ -ェチルイミノ)-ピロリジン -:! -ィル] - 1 -(3, 5 -ジ-第 3ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエュル) -エタノン;臭化水素酸
1H -丽 R (DMS0-d6) 6:
0. 85 (3HX0. 5, t, J=7Hz) , 0. 89 (3ΗΧ0. 5, t, J=7Hz), 1. 0—1. 5 (4H, m) , 1. 3 (18H, s) , 2. 07 -2. 20 (1H, s) , 2. 80-2. 90 (1H, m) , 2. 95—2. 20 (IH, m), 3. 20-3,40 (2H, m) , 3. 80 (IH, m) , 4 . 40-4. 80 (2H, m), 4. 85 (IHXO. 5, d, J=18Hz) , 5. 18 (IHXO. 5, d, J=18Hz) , 5, 22 (IHXO. 5, d , J=18Hz) , 5. 41 (1HX0. 5, d, J=18Hz), 7. 25-7. 50 (5H, m) , 7. 70 (2HX0. 5, s) , 7. 75 (2HX0. 5, s), 8. 10 (1HX0. 5, s) , 8. 12 (1HX0. 5, s), 10. 22 (1HX0. 5, s) , 10. 65 (1HX0. 5, s) .
実施例 120
-べンジル-ト [2 -(3, 5 -ジ-第 3ブチル -4 -ヒドロキシ-フエ二ル)- 2 -ォキソ -ェチ
ル] -4-プ口ピル-ピロリジンー 2-ィリデンアミノ} -酢酸;塩酸塩
0. 66 (3Η, t, J=7. 2Hz) , 0. 92-1. 40 (4H, ra), 1. 43 (18H, s) , 2. 09 (IH, q, J=7. 2Hz), 2. 80 (1 H, dd, J=l l, 2Hz, 13. 6Hz) , 3. 07 (IH, dd, J=4. OHz, 13. 6Hz) , 3. 31 (IH, m) , 3. 39 (IH, m), 3 . 95 (IH, dd, J=6.他, 11. 2Hz), 4. 22 (2H, m) , 5. 32 (2H, s) , 7. 25-7. 45 (5H, ra) , 7. 70 (2H, s) , 8. 08 (1H, s), 9. 62 (IH, s) , 13. 37 (IH, s) .
実施例 121
1 -(3, 5 -ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ノレ)- 2-[3- (ヒ ドロキシ-フエ-ル-メ チル) -2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 1 -ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
lH- MR (DMS0-d6) δ:
0. 59 (3H, t, J=7Hz), 0. 64-0. 73 (1H, m) , 0. 88-1. 04 (3H, m) , 1. 47 (18H, s) . 2. 17 (1H, brs ) , 3. 27-3. 33 (3H, m) , 3. 72—3. 81 (1H, s) , 4. 93 (1H, d, J=8Hz), 5. 57 (1H, d, J=18Hz) , 5. 7 3 (1H, d, J=18Hz) , 5. 87 (1H, s), 7. 29-7. 44 (5H, m), 7. 90 (2H, s) , 8. 43 (1H, s) , 9. 87 (1H, s) .
MS :m/e (ESI) 479. 3 (MH+)
実施例 122
卜(3, 5-ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) - 2- (2 -ィミノ- 4-プロピル - 3 -ピ リジン- 2 -ィル-ピ口リジン -1-ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
0. 94 (3H, t, J=7Hz) , 1. 28—1. 0 (4H, m) , 1. 47 (通, s) , 3. 04 (1H, m), 3. 66 (1H, t, J=9Hz) , 3. 89 (1H, t, J=9Hz) , 4. 22 (1H, d, J=9Hz), 5. 41 (1H, d, J=18Hz) , 5. 86 (1H, s),
6. 17 (1H, d, J=18Hz) , 7. 36 (1H, dd, J=8, 6Hz) , 7. 45 (1H, d, J=8Hz), 7. 83 (1H, t, J=8Hz), 7. 93 (2H, s), 8. 06 (1H, brs), 8. 63 (1H, d, J=6Hz) , 10. 54 (1H, brs) .
MS:m/e (ESI) 450. 3 (MH+)
実施例 123
2-[ (3S, 4S) -3- (3-クロ口 -4 -メ トキシ-フエニル) -2-ィミノ -4-プロピノレ-ピロリジ ン -1-ィル] -1- (3,— 5-ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素
ΗΑ尸
C
H3C
lH- MR (DMS0-d6) δ
0. 83 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 16-1. 30 (2H, m), 1. 43 (18H, s), 1. 40-1. 55 (2H, m) , 2. 44 (IH, m ) , 3. 44 (1H, dd, J=6. 8, 10. 8Hz), 3. 89 (3H, s), 3. 89 (1H, m) , 4. 15 (IH, d, J=8. OHz), 5. 27 (2H, s), 7. 24 (IH, d, J=8. 8Hz), 7. 38 (1H, dd, J=2. 0, 8. 8Hz), 7. 52 (1H, d, J=2. OHz), 7. 7
7 (2H, s), 8. 07 (IH, s), 8. 78 (IH, brs), 8. 93 (IH, brs) .
実施例 124
2- {3_ベンジル- 1_ [2- (3, 5-ジ-第 3ブチル -4 -ヒ ドロキシ -フエ二ル)- 2-ォキソ -ェ チル] -4-プ口ピル-ピロリジン- 2-ィリデンアミノ卜ァセトアミ ド;袅化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) δ
0. 64 (3H, t, J=7. 2Hz), 0. 95-1. 40 (4H, m), 1. 43 (18H, s), 1. 45 (9H, s), 2. 09 (1H, q, J=7. 2Hz), 2. 78 (IH, dd, J=ll, 2Hz, 13. 6Hz) , 3. 08 (IH, dd, J=3. 6Hz, 13. 6Hz), 3. 29 (2H, m) 3. 98 (IH, dd, J=6. OHz, 10. 6Hz) , 4. 04 (2H, s) , 5. 22 (IH, d, J=18. 4Hz), 5. 28 (IH, d, J=18. 4 Hz) , 7. 25-7. 45 (5H, m), 7. 67 (1H, s) , 7. 76 (2H, s), 8. 07 (IH, s), 9. 29 (IH, s) .
実施例 125
2_ [3- (3 -ベンジル- 3H-ィミダゾール- 4-ィル) - 2 -ィミノ- 4-プロピル -ピロリジン - 1_ィル] - 1- (3,_5 -ジ -第 3ブチル - 4-ヒ ドロキシ -フエ二ノレ) -エタノン;臭化水素酸
0. 67 (3H, t, J=7Hz), 0. 84—1. 33 (4H, m), 1. 47 (18H, s), 2. 20 (IH, m), 3. 33 (IH, dd, J=10, 6Hz) , 3. 79 (IH, dd, J=10, 7Hz), 4. 13 (1H, d, J=7Hz) , 5. 31 (1H, d, 16Hz), 5. 48 (IH, d, J=l 6Hz), 5. 54 (IH, d, J=18Hz) , 5. 85 (2H, s) , 5. 89 (IH, d, J=18Hz) , 6. 99 (1H, s), 7. 13-7. 40 (5H, m) , 7. 42 (lH, s) , 7. 88 (2H, s) .
MS :m/e (ESI) 529. 3 (MH+)
実施例 126
1- (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2- [3- (3H -イミダゾール- 4 -ィ ル) - 2 -ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 1_ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
lH- MR(DMS0-d6) S
0.88 (3H, t, J=7Hz) , 1.23—1.33 (2H, m), 1.45 (18H, s) , 1.48-1.56 (IH, m) , 1.60-1.71 (1 H, ra) , 2.80 (IH, m), 3.56 (1H, t, J=9Hz), 3.79 (IH, t, J=9Hz), 4.09 (1H, d, J=9Hz) , 5.28 ( IH, d, J=18Hz) , 5.86 (1H, brs), 6.02 (IH, d, J=18Hz) , 7.02 (IH, s), 7.44 (IH, s), 7.88 (1 H, s),9.67(lH, brs).
MS:ra/e(ESI)439.2(MH+)
実施例 127
N -(3 -第 3 ブチル -2 -ヒ ドロキシ _5 - {2- [(3S,4R)- 2-ィミノ- 4 -(2 -メ トキシ-ェチ ノレ) -3-フエニル-ピロリジン- 1 -ィノレ]-ァセチル卜フエ二ル)- N-メチル -メタンス ミド;臭化水素酸塩
1Η-應 R (DMSO- d6) δ:
1. 38 (9H, s), 1. 72-1. 82 (2H, m), 2. 75-2. 87 (111, m), 3. 12 (3H, s), 3. 15 (3H, s) , 3. 10-3. 20 (2H, ra), 3. 30-3. 42 (IH, m) , 3. 34 (3H, s), 3. 50 (1H, dd, J=10. 8, 6. 8Hz), 3. 89 (1H, dd, J=10. 4, 8. OHz), 4. 23 (1H, d, J=6. 8Hz), 5. 24 (2H, s) , 7. 33-7. 54 (5H, m) , 7. 80 (1H, s), 7 . 91 (IH, s) , 8. 87 (IH, brs), 8. 98 (IH, brs) , 10. 02 (IH, brs) .
MS : m/e (ESI) 516. 3 (MH+)
実施例 128
N -(3_ェチル - 2 -ヒ ドロキシ- 5_ {2-[ (3S, 4R) _2-ィミノ- 4- (2-メ トキシ-ェチノレ)-3_ フエニル -ピロリジン- 1-ィル] -ァセチル卜フエニル) -N-メチル-メタンスノレフォ ンアミド;臭化水素酸塩
1H-丽 R(DMS0- d6) δ:
1.19 (3H, t, J=6.8Hz) , 1.54 (9H, s), 1.74-1.82 (2H, m) , 2.78 (q, 2H, J=6.8Hz) , 3.09 (3H , s), 3.14 (3H, s).
MS:ra/e(ESI)488.2(MH+)
実施例 129
4_{1 - [2 -(3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ -フエ二ノレ)_2 -ォキソ -ェチ ル]- (3S,4R)- 2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 3-ィル }-安息香酸ェチルエステ ル;臭化水素酸塩
0.82 (3H, t, J=7.2Hz), 1.24 (2H, tn) , 1.33 (3H, t, J=7.2Hz), 1.43 (通, s), 1.53 (2H, ra),
2. 46 (IH, q, J=7. 2Hz), 3. 48 (1H, dd, J=7. 2Hz, 10. 4Hz) , 3. 92 (1H, dd, J=8. OHz, 10. 8Hz) , 4. 31 (IH, ra), 4. 35 (2H, q, J二 7. 2Hz) , 5. 30 (2H, s), 7. 58 (2H, d, J=8. OHz), 7. 78 (2H, s), 8. 03 (2H, d, J=8. OHz), 8. 09 (IH, s), 8. 90 (1H, s), 8. 99 (IH, s) .
実施例 130
2- ( (3S, 4R) - 4-ベンジルォキシメチル- 2 -ィミノ -3-フエニル-ピロリジン- 1 -ィ ル)- 1- (3, 5-ジ-第 3ブチル -4-ヒドロキシ-フエニル) -エタノン;臭化水素酸塩
IH -丽 R(DMS0- d6) δ:
1. 43 (18H, s), 2. 69 (1H, m) , 3. 58 (3H, m) , 3. 97 (IH, dd, J=8. OHz, 11. 2Hz), 4. 29 (1H, d, J =5. 2Hz) , 4. 53 (1H, d, J=17. 2Hz), 4. 55 (1H, d, J=17. 2Hz) , 5. 27 (1H, d, J=18. 4Hz), 5. 34
(IH, d, J=18. 4Hz), 7. 30-7. 50 (10H, ra) , 7. 78 (2H, s), 8. 09 (1H, s), 8. 97 (1H, s), 9. 04 (1 H, s) .
実施例 131
1- (3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ -フエ-ル) _2_ ( (3S,4R) - 4-ヒドロキシメチ ル- 2 -ィミノ- 3 -フエ-ル-ピロリジン -1 -ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) δ:
1. 44 (18H, s), 2. 46 (IH, m) , 3. 53 (3H, ra), 3. 92 (IH, dd, J=8. OHz, 11. 2Hz), 4. 27 (1H, d, J =5. 2Hz), 5. 12 (IH, t, J=5. 2Hz), 5. 32 (2H, s), 7. 35-7. 50 (5H, ra) , 7. 79 (2H, s) , 8. 08 (IH , s),8. 95 (IH, s),9. 06 (IH, s) .
実施例 132
4-{l- [2- (3, 5-ジ-第 3 プチノレ- 4 ヒ ドロキシ -フエ二ノレ)- 2-ォキソ -ェチ ル 1 -(3S, 4R) - 2 -ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 3-ィル } -N.— N-ジメチル-ベンズァ
、
ド;臭化水素酸塩
IH -雇 R (DMS0- d6) δ:
0. 83 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 25 (2H, m), 1. 43 (18H, s) , 1. 53 (2H, ra), 2. 45 (IH, m), 2. 94 (3H, s), 3. 00 (3H, s) , 3. 47 (1H, dd, J=6. 8Hz, 10. 4Hz) , 3. 92 (1H, dd, J=8. 4Hz, 10. 4Hz) , 4. 22
(1H, d, J=6. 8Hz), 5. 30 (2H, s), 7. 49 (4H, s), 7. 78 (2H, s), 8. 09 (1H, s), 8. 90 (IH, s), 8. 96 (IH, s) .
実施例 133
4- {1- [2_ (3, 5-ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2-ォキソ -ェチ ル]- (3S, 4R) - 2 -ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 3-ィル } -安息香酸 第 3 ブチル エステル;臭化水素酸塩
0. 82 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 23 (2H, m), 1. 43 (18H, s), 1. 52 (2H, m) , 1. 56 (9H, s) , 2. 45 (IH, m) , 3. 47 (1H, dd, J=7. 6Hz, 10. 8Hz), 3. 91 (IH, dd, J=8. OHz, 10. 8Hz) , 4. 29 (IH, d, J=7. 6
Hz) , 5. 30 (2H, s), 7. 55 (2H, d, J=8. 4Hz) , 7. 78 (2H, s) , 7. 97 (2H, d, J=8. 4Hz), 8. 09 (IH, s),8. 84 (IH, s),8. 98 (IH, s) .
実施例 134
4-{1- [2- (3,5-ジ-第 3 プチル -4-ヒ ドロキシ-フエニル) -2-ォキソ -ェチル] - 2 -ィ ミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 3-ィル} -安息香酸;塩酸塩
、 。
H3C CH。
lH- MR (DMS0-d6) 8:
0. 83 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 25 (2H, m) , 1. 43 (18H, s) , 1. 53 (2H, m) , 1. 56 (9H, s) , 2. 46 (IH, ra) , 3. 47 (IH, dd, J=7. 2Hz, 10. 8Hz) , 3. 92 (IH, dd, J=8. OHz, 10. 8Hz), 4. 29 (IH, d, J=7. 2 Hz), 5. 32 (2H, s), 7. 55 (2H, d, J=8. 4Hz), 7. 78 (2H, s), 8. 01 (2H, d, J=8. 4Hz) , 8. 05 (IH, s), 8. 92 (IH, s) , 9. 06 (IH, s), 13. 05 (IH, s) .
実施例 135
N - {3 -第 3ブチル _2 -ヒ ドロキシ- 5 - [2 -(2-ィミノ- 3 -フエニル -4-プロピル-ピロリ ジン- 1 -ィル) -ァセチル] -べンジル } -N-メチノレ-ァセトアミ ド;臭化水素酸塩
lH- MR (DMS0-d6) δ:
0. 80 (3Η, t, J=7. 2Hz) , 1. 06-1. 54 (4H, m) , 1. 36 (9H, s) , 2. 10 (3H, s) , 2. 10—2. 45 (1H, m)
, 3. 09 (3H, s), 3. 88-3. 91 (IH, m), 4. 14 (IH, d, J=7. 2Hz), 4. 46 (2H, s) , 5. 25 (2H, s) , 7. 3 2-7. 48 (5H, m) , 7. 80 (IH, d, J=2. OHz) , 7. 88 (IH, d, J=2. OHz) , 8. 85 (IH, s) .
実施例 136
l- (3, 5-ジ-第 3 ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) - 2- (3-ヒ ドロキシ- 2-イミノ- 3_ フエエル- 4 -プロピル-ピロリジン- 1-ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
1H-丽 R (DMS0 - d6) S:
0. 79 (3H, t, J=7Hz), 1. 08-1. 17 (2H, m), 1. 46 (18H, s), 1. 47—1. 56 (2H, ) , 2. 61 (1H, td, J -9, 7Hz), 3. 74 (IH, t, J=9Hz) , 3. 78 (1H, t, J=9Hz), 5. 00 (1H, d, J=18Hz) , 5. 85 (IH, s) , 5 . 91 (IH, s), 6. 22 (IH, d, J=18Hz), 7. 01 (1H, s) , 7. 33 (IH, t, J=8Hz), 7. 40 (2H, t, J=8Hz)
, 7. 55 (2H, d, J=8Hz), 7. 88 (2H, s), 9. 22 (IH, s) .
MS : m/e (ESI) 465. 2 (MH+)
実施例 137
1 -(3, 5-ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエニル) -2 -(2-ィミノ- 4-フエ-ル -3 -プ 口ピル-ピロリジン- 1 -ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
ΗΑ尸
C
H3C
lH-NMR (DMS0-d6) δ :
0. 89 (3H, t, J=7. 6Hz) , 1. 32-1. 52 (2H, m), 1. 43 (18H, s), 1. 75-1. 83 (2H, ra) , 3. 21 (IH, m ) , 3. 57 (IH, m) , 3. 64 (IH, m), 4. 08 (1H, dd, J=8. 8, 10. 8Hz), 5. 24 (2H, s), 7. 31 (IH, m) , 7 . 34-7. 44 (4H, m), 7. 77 (2H, s), 8. 07 (IH, s), 8. 99 (IH, s) , 9. 23 (IH, s) .
実施例 138
l- (3, 5-ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ—フエ二ノレ) -2- [ (3S, 4R) -3 -(3-ェ トキシ―フ ェニノレ) - 2 -ィミノ _4 -プロピル-ピロリジン - 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
0. 84 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 20-1. 32 (2H, m), 1. 36 (3H, t, J=6. 8Hz) , 1. 44 (18H, s), 1. 48-1 • 58 (2H, m) , 2. 44 (IH, ra), 3. 45 (1H, dd, J=6. 4, 10. OHz), 3. 92 (IH, t, J=10. OHz), 4. 02—4
. 14 (3H, m) , 5. 29 (2H, s), 6. 91-7. 02 (3H, ra), 7. 36 (IH, t, J=8. OHz) , 7. 77 (2H, s) , 8. 07 ( IH, s),8. 83 (IH, s),8. 95 (1H, s) .
実施例 139
N -(4_ {1_ [2- (3, 5 -ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2-ォキソ -ェチ ル] - (3S, 4R) - 2-ィミノ -4-プロピル-ピロリジン- 3-ィル } -フエニル) -ァセトアミ ド;臭化水素酸塩
1H -丽 R (DMS0- d6) δ :
0. 83 (3Η, t, J=6. 8Hz), 1. 15-1. 30 (2H, m), 1. 43 (18H, s), 1. 36-1. 60 (2H, m), 2. 06 (3H, s ) , 2. 42 (IH, m), 3. 43 (1H, dd, J=6. 8, 10. 4Hz), 3. 89 (IH, dd, J=7. 6, 10. 4Hz) , 4. 08 (IH, d
, J=7. 6Hz), 5. 29 (2H, s) , 7. 32 (2H, d, J=8. 8Hz) , 7. 64 (2H, d, J=8. 8Hz), 7. 77 (2H, s), 8. 07 (1H, brs), 8. 78 (IH, s) , 8. 95 (1H, brs) , 10. 06 (IH, s) .
実施例 140
N_ (4- {1_ [2 (3, 5-ジ-第 3 ブチル _4-ヒ ドロキシ-フエニル) -2-ォキソ -ェチ ル] _ (3S, 4R) - 2-ィミノ- 4-プロピノレ-ピロリジン -3 -ィル } -フエニル) -メタンスノレ
ミド;臭化水素酸塩
C
H3C
lH-NMR (DMS0-d6) δ:
0. 83 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 12-1. 30 (2H, m), 1. 43 H (31 c8H, s) , 1. 32-1. 60 (2H, ra), 2. 41 (IH, m ) , 3. 03 (3H, s) , 3. 45 (1H, dd, J=7. 2, 10. OHz), 3. 90 (I/H c, m) , 4. 11 (IH, d, J=7. 6Hz), 5. 30 (2H, s), 7. 26 (2H, d, J-8. OHz) , 7. 38 (2H, d, J=8. OHz), 7. 78 H (2H, s) , 8. 07 (IH, s), 8. 81 ( IH, s) , 8. 97 (1H, brs), 9. 89 (1H, s) .
実施例 141
4 - {1- [2- (3, 5 -ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2-ォキソ -ェチル] - 2 -ィ ミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 3-ィル } - N -メチル -ベンズァミ ド;臭化水素酸塩
0. 83 (3Η, t, J=7. 2Hz) , 1. 24 (2H, ra), 1. 3 (18H, s), 1. 53 (2H, ra), 2. 44 (1H, q, J=7. 2Hz) ,
2.80 (3H, d, J=4.4Hz), 3.47 (1H, dd, J=6.4Hz, 10.8Hz), 3.92 (IH, dd, J=7.6Hz, 10.8Hz) , 4.23 (1H, d, J=7.2Hz), 5.30 (2H, s), 7.51 (2H, d, J=8.4Hz), 7.78 (2H, s) , 7.91 (2H, D, J =8.4Hz), 8.09 (1H, s), 8.48 (IH, q, J=4.4Hz), 8.90 (IH, s), 8.97 (1H, s) .
実施例 142
1- (3, 5 -ジ-第 3プチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ノレ)— 2- [2—ィミノ- 3- (2-メ トキシ-フ ェニル )-4 -プロピル -ピロリジン- 1 -ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
0.85 (3Η, t, J=7Hz), 1.20-1.27 (2H, m), 1.49 (18H, s), 1.58—1.78 (2H, m) , 2.81 (IH, ra), 3.57 (IH, t, J=9Hz) , 3.85 (IH, dd, J=9, 8Hz), 3.89 (3H, s), 4. 14 (IH, d, J=9Hz) , 5.57 (IH
, d, J=18Hz), 5.87 (1H, s), 5.90 (1H, s), 6.12 (IH, d, J=18Hz), 6.97 (IH, d, J=8Hz), 7.03 (IH, t, J=8Hz) , 7.20 (IH, dd, J=8, 2Hz), 7.40 (1H, td, J=8, 2Hz), 7.95 (2H, s) .
MS:m/e(ESl)479.3(MH+)
実施例 143
N- [3- (4_{1- [2 -(3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエニル) -2-ォキソ -ェチ ル]- (3S, 4S)- 2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 3-イノレ} -フエノキシ) -プロピ ル]-ァセトアミド;臭化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) δ:
0. 81 (3H, t, J=7. 2Hz), 1. 10-1. 28 (2H, m) , 1. 30-1. 50 (2H, ra), 1. 40 (18H, s), 1. 78 (3H, s
) , 1. 78-1. 86 (2H, m), 2. 34-2. 40 (1H, m), 3. 17 (2H, dd, J=12. 8, 6. 4Hz), 3. 41 (IH, dd, J=
11. 1, 7. 6Hz) , 3. 87 (IH, dd, J=10. 4, 7. 6Hz), 3. 96 (2H, t, J=6. OHz) ,
4. 06 (IH, d, J=7. 2Hz) , 5. 23 (2H, s), 6. 98 (2H, d, J=8. 8Hz), 7. 30 (2H, d, J=8. 8Hz) , 7. 72
(2H, s), 7. 85-7. 95 (IH, brs), 8. 68—8. 71 (IH, brs) .
実施例 144
4- {1- [2- (3, 5 -ジ-第 3 ブチノレ- 4-ヒ ドロキシ-フエ二ノレ) - 2 -ォキソ -ェチ ル] - (3S, 4R) -2-ィミノ- 4 -プロピル-ピロリジン- 3—ィル } -N-メチル-ベンゼンスル ミ ド;臭化水素酸塩
0. 83 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 20-1. 30 (2H, m), 1. 4 (18H, s) , 1. 38-1. 60 (2H, m) , 2. 45 (IH, m ) , 2. 45 (3H, d, J=6. OHz), 3. 48 (1H, dd, J=6. 0, 10. 4Hz), 3. 93 (IH, dd, J=7. 2, 10. 4Hz), 4 . 13 (IH, d, J=7. 2Hz), 5. 31 (2H, s) , 7. 54 (1H, q, J=6. OHz) , 7. 66 (2H, d, J=8. 4Hz), 7. 78 ( 2H, s), 7. 86 (2H, d, J=8. 4Hz), 8. 96 (IH, brs) , 9. 00 (IH, brm) .
実施例 145
(4 - {1- [2 -(3, 5_ジ-第 3 ブチノレ- 4-ヒ ドロキシ -フエ二ル)- 2-ォキソ -ェチ ル] - (3S, 4R) _2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン- 3-ィル } -フエニル) -カルバミン
臭化水素酸塩
0. 83 (3Η, t, J=7. 2Hz), 1. 20-1. 30 (2H, m), 1. 43 (18H, s) , 1. 40-1. 55 (2H, m) , 2. 41 (1H, m ) , 3. 33 (3H, s) , 3. 43 (1H, dd, J=7. 2, 10. 4Hz), 3. 89 (1H, dd, J=8. 0, 10. 4Hz), 4. 07 (IH, d , J=8. OHz), 5. 27 (2H, s) , 7. 32 (2H, d, J=8. 4Hz), 7. 52 (2H, d, J=8. 4Hz), 7. 77 (2H, s) , 8. 07 (IH, brs), 8. 77 (1H, brs) , 8. 93 (IH, brs), 9. 76 (1H, s) .
実施例 146
1 -(3, 5 -ジ-第 3 プチル— 4一ヒ ドロキシ-フエニル) - 2- [ (3S, 4R) - 3_ (4_エトキシ-フ ェュル ) -2 -ィミノ -4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
、尸
C
H3C
IH -麗 R (DMS0 - d6) δ
0. 83 (3H, t, J=7. 2Hz) , 1. 17-1. 30 (2H, m), 1. 34 (3H, t, J=6. 8Hz), 1. 43 (18H, s), 1. 38-1 . 56 (2H, ra), 2. 40 (1H, m), 3. 43 (IH, dd, J=7. 2, 11. 2Hz), 3. 88 (1H, dd, J=7. 6, 11. 2Hz), 4 . 00-4. 12 (3H, ra) , 5. 28 (2H, s), 7. 00 (2H, d, J=8. 8Hz) , 7. 32 (2H, d, J=8. 8Hz) , 7. 77 (2H, s) , 8. 07 (1H, s), 8. 74 (1H, s), 8. 93 (1H, brs) .
実施例 147
2- ( (3R, 4S) -4_アジドメチル- 2 -ィミノ -3-フエュル-ピ口リジン- 1_ィル) - 1- (3, 5_ ジ-第 3ブチル -4-ヒドロキシ-フエ二ノレ) -エタノン;臭化水素酸塩
1H -丽 R (DMS0_d6) δ
1. 44 (18H, s) , 2. 65 (1H, m) , 3. 53 (1H, dd, J=4. 4Hz, 11. 2Hz) , 3. 67 (2H, d, J=6. 4Hz), 3. 9 8 (1H, dd, J=8. OHz, 11. 2Hz), 4. 27 (IH, d, J=4. 4Hz) , 5. 27 (IH, d, J二 18. OHz) , 5. 34 (IH, d , J=18. OHz) , 7. 35-7. 55 (5H, m), 7. 78 (2H, s), 8. 09 (1H, s), 9. 00 (IH, s), 9. 09 (IH, s) . 実施例 148
2 -((3S, 4S) -4 -アミノメチル- 2 -ィミノ- 3-フエニル-ピロリジン _1 -ィル) - 1 -(3, 5_ ジ-第 3プチル- 4-ヒドロキシ-フエ-ル) -エタノン;臭化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) 5:
1. 39 (18Η, s), 2. 45 (IH, m), 2. 85 (2H, d, J=6. OHz), 3. 57 (1H, dd, J=4. 4Hz, 11. 2Hz), 3. 9 2 (1H, dd, J=8. OHz, 11. 2Hz), 4. 27 (IH, d, J=4. 4Hz), 5. 18 (2H, s), 7. 36-7. 50 (5H, m) , 7. 64 (2H, s) .
実施例 149
1- [ (3R, 4S) -2 -(3 J5 -ジ-第 3 ブチル - 4- _ヒ ドロキシ-フエ-ル) -2-ォキソ -ェチ ノレ] - 5-ィミノ- 4-フエェノレ-ピロリジン- 3-カルボン酸 メチ /レエステノレ;臭化水素
CHつ
H3C
IH -應 R (DMS0- d6) δ:
1. 43 (18H, s), 3. 46 (1H, td, J=5. 6Hz, 8. 8Hz) , 3. 71 (3H, s), 3. 98 (IH, dd, J=5. 6Hz, 11. 2 Hz), 4. 10 (1H, dd, J=8. 8Hz, 11. 2Hz), 4. 77 (1H, d, J=5. 6Hz) , 5. 28 (1H, d, J=18. 4Hz), 5. 37 (1H, d, J=18. 4Hz), 7. 38-7. 55 (5H, ra), 7. 78 (2H, s) , 8. 09 (IH, s), 9. 08 (IH, s), 9. 15 ( IH, s) .
実施例 150
l_[ (3R,4S) -2- (3, 5 -ジ-第 3 ブチル _4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2-ォキソ -ェチ ル] - 5-ィミノ- 4 -フエ二/レ-ピロリジン- 3-カルボン酸 アミ ド;臭化水素酸塩
IH -腿 R (DMS0- d6) δ:
1. 3 (18H, s) , 3. 20 (IH, td, J=5. 2Hz, 8. 8Hz) , 3. 76 (IH, dd, J=5. 2Hz, 11. 2Hz), 4. 05 (IH , dd, J=8. 8Hz, 11. 2Hz), 4. 64 (IH, d, J=5. 2Hz), 5. 29 (IH, d, J=18. 4Hz), 5. 36 (1H, d, J=l
8. 4Hz) , 7. 30 (IH, s) , 7. 38-7. 55 (5H, m), 7. 64 (IH, s), 7. 78 (2H, s), 8. 09 (IH, s), 9. 05 ( IH, s) , 9. 11 (1H, s) .
実施例 151
1_[ (3 45) -2- (3,5_ジ-第 3 ブチル -4-ヒ ドロキシ-フエェノレ) -2 -ォキソ -ェチ ル] - 5-ィミノ- 4-フエニル-ピロリジン- 3-カルボン酸 メチルアミド;臭化水素酸
1. 43 (18H, s) , 2. 61 (3Η, d, J=4. 8Hz) , 3. 19 (IH, td, J=5. 6Hz, 8.他), 3. 74 (IH, dd, J=5. 6Hz, 10. 8Hz), 4. 03 (IH, dd, J=8. 4Hz, 10. 8Hz), 4. 64 (1H, d, J二 5. 6Hz), 5. 29 (IH, d, J=18
. 4Hz), 5. 35 (IH, d, J=18. 4Hz), 7. 37-7. 55 (5H, m), 7. 78 (2H, s) , 8. 09 (IH, s) , 8. 13 (IH, q, J=4. 8Hz) , 9. 06 (1H, s), 9. 09 (IH, s) .
実施例 152
N - [2- (4- {1- [2- (3, 5 -ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエニル) - 2-ォキソ -ェチ ル] - (3S, 4S) -2-ィミノ- 4 -プロピル -ピロリジン- 3-ィル } -フエノキシ) -ェチル 1 - ミド;臭化水素酸塩
H 尸
C
H3C
lH- MR(DMS0-d6) δ:
0·81(3Η, t, J=7.2Hz),l.15-1.28(2H, ra), 1.41(18H, s), 1.40-1.51 (2H, ra), 1.85 - 1.93 (2H, m) , 2.35-2.42 (IH, m), 2.89 (3H, s), 3.09 (2H, t, J=5.6Hz), 3.38-3.45 (1H, ra) , 3.8 0-3.90 (IH, m), 4.03 (2H, t, J二 6.0Hz) , 4.06 (IH, d, J=8.4Hz) ,
5.25 (2H, s), 7.00 (2H, d, J=8.4Hz) , 7.04-7.10 (1H, m), 7.31 (2H, d, J=8.4Hz), 7.75 (2H , s) , 8.00-8.10 (0.5H, brs) , 8.67-8.75 (IH, brs), 8.85-8.95 (0.5H, brs) .
実施例 153
l-(3, 5 -ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ -フエエル) - 2 - {(3S,4S) - 2 -ィミノ- 3_[4- (2 - メ トキシ-エトキシ) -フエ二ル] -4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル } -エタノン;臭化 水素酸塩
0.81 (3H, t, J=7.6Hz), 1. 18-1.27 (2H, m), 1.41 (18H, s) , 1.38-1.52 (2H, m), 2.35-2.42 (1H, ra), 3.28 (3H, s), 3.38-3.52 (IH, m), 3.64 (2H, dd, J=4.4, 3.2Hz), 3.86 (IH, dd, J=l 0.8, 7.8Hz), 4.05 (1H, d, J=7.8Hz), 4.08 (2H, dd, J=4.4, 3.2Hz), 5.22 (2H, s) , 7.00 (2H , d, J=8.8Hz) , 7.31 (2H, d, J=8.8Hz) , 7.75 (2H, s) .
実施例 154
N_(2- {1- [2_(3, 5 -ジ-第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ -フエニル )-2_ォキソ -ェチル 1-2 - ィミノ -4-プロピル -ピロリジン- 3-ィル卜フエニル) -メタンスルフォンアミ ド;臭 化水素酸塩
1H-NMR(DMS0- d6) δ :
0.92 (3Η, t, J=7Hz) , 1.21-1.32 (2H, m) , 1.45 (18H, s) , 1.48-1.60 (2H, m), 2.57 (IH, dt, J=8, 7Hz), 3.35 (3H, s), 3.52 (IH, dd, J-10, 7Hz) , 4.04 (IH, dd, J=10, 8Hz), 4.50 (1H, d, J=7Hz), 4.63 (IH, d, J=19Hz), 5.60 (IH, d, J=19Hz), 5.87 (IH, s), 7.03 (1H, s), 7.31 (IH , d, J=7Hz), 7.42 (1H, t, J=7Hz), 7.49 (IH, td, J=7, 2Hz), 7.76 (2H, s), 7.87 (IH, dd, J=7 , 2Hz), 9. 13 (IH, s), 10.6l (lH, s).
MS:m/e(ESI)542.2(MH+)
実施例 155
N -(2- {1- [2- (3, 5-ジ-第 3ブチル -4 -ヒ ドロキシ-フエ二ル)- 2-ォキソ -ェチル] - 2-
ィミノ- 4 -プロピル-ピロリジン- 3-ィル } -フエ-ル) -ァセトアミ ド;臭化水素酸塩
1H-NMR (DMS0-d6) δ:
0. 83 (3H, t, J=7Hz), 1. 18-1. 27 (2H, m), 1. 48 (18H, s), 1. 47-1. 56 (2H, ra), 2. 20 (3H, s), 2. 60 (IH, m) , 3. 54 (IH, dd, Jコ 10, 7Hz), 4. 05 (1H, dd, J=10, 8Hz) , 4. 55 (1H, d, J=6Hz), 5. 08 (IH, d, J=18Hz) , 5. 88 (IH, s), 5. 89 (IH, d, J=18Hz) , 7. 27—7. 38 (3H, ra) , 7. 51 (1H, d, J =8Hz) , 7. 89 (2H, s) , 8. 20 (IH, s) , 8. 86 (IH, s), 8. 99 (1H, s) .
MS :m/e (ESI) 506. 3 (MH+)
実施例 156
酢酸 2- {1- [2 -(3, 5-ジ-第 3 プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエニル)_2-ォキソ -ェチ ル 1—2-ィミノ- 4-プロピル-ピロリジン -3-ィル } -ベンジノレ エステル;臭化水素酸
、 。
lH-NMR (DMS0-d6) 8:
0. 86 (3H, t, J=7Hz) , 1. 19-1. 27 (2H, m), 1. 48 (18H, s) , 1. 53—1. 64 (2H, m), 2. 07 (3H, s), 2. 83 (IH, m) , 3. 64 (1H, t, J=9Hz), 3. 91 (IH, dd, J=10, 9Hz) , 4. 38 (IH, d, J=9Hz), 5. 08 (1 H, d, J=13Hz), 5. 28 (1H, d, J=13Hz), 5. 77 (1H, d, J=19Hz), 5. 83 (1H, d, J=19Hz) , 5. 87 (1 H, s), 6. 40 (IH, s), 7. 37-7. 51 (4H, ra), 7. 93 (2H, s), 10. 78 (1H, s) .
MS : m/e (ESI) 521. 2 (MH+)
実施例 157
l- (3, 5-ジ-第 3プチル- 4 -ヒ ドロキシ—フエニル) -2- [2-ィミノ- 4 -プロピル- 3- (2- ピロリジン- 1-ィル-フエュル) -ピロリジン - 1 -ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
0. 87 (3H, t, J=7Hz), 1. 23-1. 36 (2H, m) , 1. 48 (18H, s), 1. 50-1. 63 (2H, m), 1. 93-2. 05 (4 H, ra), 2. 60 (IH, m), 2. 96-3. 02 (2H, m), 1. 37-3. 23 (2H, m), 3. 54 (IH, t, J=9Hz) , 3. 91 (IH , dd, J-10, 9Hz), 4. 64 (2H, br. d), 5. 19 (1H, d, J=7Hz) , 7. 11 (1H, ddd, J=7, 6, 2Hz), 7. 34-7. 41 (3H, m) . 7. 90 (2H, s) .
MS :m/e (ESI) 518. 2 (腿+)
実施例 158
1_ (3, 5 -ジ -第 3プチル- 4-ヒ ドロキシ-フエ-ル) - 2 - {3-[4_ (3 -ヒ ドロキシ-プロボ キシ) -フエ二ル] - 2-ィミノ- 4 -プロピル-ピロリジン- 1 -ィル } -エタノン;塩酸塩
1H -應 R (面 SO- d6) δ:
0. 80 (3Η, t, J=7. 2Hz) , 1. 18—1. 40 (2H, ra), 1. 41 (18H, s), 1. 43-1. 53 (2H, m) , 2. 35—2. 42 (IH, ra), 3. 41 (1H, dd, J=10. 8, 7. 6Hz), 3. 70 (2H, t, J=5. 2Hz) , 3. 85 (1H, dd, J=10. 8, 8. 4 Hz), 3. 99 (2H, t, J=5. 2Hz) , 4. 06 (1H, d, J=8. OHz), 4. 80-4. 88 (IH, m), 5. 24 (2H, s) , 7. 0 0 (2H, d, J=8. 8Hz) , 7. 30 (2H, d, J=8. 8Hz), 7. 74 (2H, s) , 8. 68-8. 72 (1H, brs), 8. 80-8. 9 5 (1H, brs) .
実施例 159
1_[2- (3, 5_ジ-第 3 ブチル- 4-ヒ ドロ キシ-フエニル) - 2 -ォキソ -ェチ ル, -(3R, 4S) _5 -ィミノ- 4 -フエニル-ピロリジン- 3 -力ルボン酸 ジメチルアミ ド;
臭化水素酸塩
1. 43 (18H, s) , 2. 85 (3H, s) , 2. 87 (3H, s), 3. 21 (1H, td, J=4. 4Hz, 8. 4Hz) , 3. 77 (IH, m), 4 . 18 (1H, dd, J=8. 4Hz, 10. 8Hz) , 4. 76 (IH, d, J=4. 4Hz) , 5. 28 (IH, d, J=18. 4Hz) , 5. 35 (IH , d, J=18. 4Hz) , 7. 37-7. 55 (5H, m) , 7. 78 (2H, s) , 8. 09 (1H, s) , 9. 15 (1H, s) .
実施例 160
N - {1 - [2- (3, 5-ジ-第 3 プチ/レ- 4-ヒ ド口キシ-フェ二ル)- 2-ォキソ-ェチ ル] - (3R, 4S) - 5-ィミノ- 4-フエニル-ピロリジン- 3-ィルメチル } -N -メチル-メタン ド;臭化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) δ
1. 44 (18H, s) , 2. 72 (3H, s) , 2. 75 (IH, m), 2. 93 (3H, s), 3. 21 (IH, dd, J=7. 2Hz, 13. 6Hz), 3. 35 (1H, ra) , 3. 48 (1H, dd, J=4. OHz, 11. 2Hz), 3. 99 (IH, dd, J=7. 2Hz, 11. 2Hz), 4. 32 (IH , d, J=4. OHz), 5. 33 (2H, s) , 7. 36-7. 52 (5H, ra) , 7. 79 (2H, s), 8. 09 (IH, s), 9. 03 (1H, s), 9. 21 (IH, s) .
実施例 161
{1- [2- (3, 5-ジ-第 3 プチル- 4 -ヒ ドロ キシ-フエ二ル) -2-ォキソ -ェチ ル] -(3R, 4S) - 5 -ィミノ- 4_フエュル -ピロリジン- 3-ィルメチル } -メチルカルバミ ン酸ベンジノレ エステル;臭化水素酸塩
1. 44 (18H, s), 2. 76 (3H, s) , 2. 80 (IH, m), 3. 50 (IH, dd, J=5. 2Hz, 11. 2Hz), 3. 92 (1H, dd, J=7. 6Hz, 11. 2Hz) , 4. 22 (1H, m) , 5. 08 (2H, s), 5. 30 (2H, s), 7. 25-7. 55 (10H, m), 7. 78 (2 H, s),8. 09 (1H, s) , 9. 00 (2H, s) .
実施例 162
1 -(3, 5 -ジ-第 3プチル -4-ヒ ド口キシ-フエ二ノレ) -2- ( (3S, 4S) -2-ィミノ -4-メチル アミノメチノレ- 3 -フエニノレニピロリジン- 1-ィル) -エタノン;臭化水素酸塩
IH -丽 R (DMS0_d6) δ:
1. 42 (18H, s), 2. 31 (3H, s), 2. 71 (2H, m), 3. 53 (1H, dd, J=4. 4Hz, 11. 2Hz), 3. 93 (IH, dd, J=7. 6Hz, 11. 2Hz) , 4. 31 (IH, d, J=4. 4Hz) 5. 24 (2H, s) , 7. 35-7. 55 (6H, m), 7. 72 (2H, s), 9. 09 (IH, s) .
実施例 163
l- (3, 5-ジ-第 _3 ブチル -4-ヒ ドロキシ -フエ二ル)- 2 -「3- (2-ヒ ロキシメチル-フ ェニル ) -2-ィミノ -4 -プロピル -ピロリジン- 1 -ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) δ:
0. 84 (3H, t, J=7Hz), 1. 19-1. 28 (2H, ra), 1. 46 (18H, s), 1. 57-1. 64 (2H, m), 2. 83 (1H, m) , 3. 50 (1H, dd, J=10, 7Hz), 4. 02 (1H, dd, J=10, 9Hz) , 4. 53 (1H, d, J=13Hz) , 4. 72 (1H, d, J=
7Hz) , 4. 93 (IH, d, J=13Hz) , 5. 23 (1H, d, J=18Hz) , 5. 83 (IH, s) , 6. 02 ( 1H, d, J=18Hz) , 7. 27-7. 41 (4H, m), 7. 89 (2H, s) .
MS : m/e (ESI) 479. 2 (MH+)
実施例 164
l- (3, 5-ジ -第 3 ブチル- 4 -ヒドロキシ-フエ二ノレ) -2 - [2-ィミノ _3 -(2—メ トキシメ チル-フエ-ル)- 4-プロピル-ピロリジン- 1_ィル] -エタノン;臭化水素酸塩
lH-NMR (DMS0-d6) δ
0. 88 (3H, t, J=7Hz), 1. 22-1. 30 (2H, m), 1. 48 (18H, s) , 1. 57-1. 64 (2H, m), 2. 87 (IH, m), 3. 47 (3H, s) , 3. 56 (IH, dd, J=10, 7Hz), 4. 05 (IH, t, J=10Hz) , 4. 19 (1H, d, J=7Hz) , 4. 33 ( IH, d, J=l 1Hz), 4. 64 (IH, d, J=l 1Hz), 5. 87 (2H, brs), 5. 89 (IH, s) , 7. 31-7. 50 (4H, m) , 7 • 96 (2H, s) .
MS : m/e (ESI) 493. 3 (腿 +)
実施例 165
4- {5- [2- (4—ベンジル— 3 -ィミノ _5_プロピル- 3H -ィソキサゾール -2-ィノレ)-ァセチ ル] - 3 -第 3ブチノレ- 2 -メ トキシ-フエノキシ } -ブチノレアミ ド;臭化水素酸塩
IH-丽 R(DMSO- d6) 6:
0. 91 (3H, t, J=7Hz) , 1. 38 (9H, s), 1. 60 (2H, m), 2. 18 (2H, m), 2. 42-2. 51 (4H, m) , 3. 69 (1 H, d, J=18Hz) , 3. 78 (1H, d, J=18Hz) , 3. 96 (3H, s), 4. 15 (IH, m) , 4. 27 (1H, m) , 5. 93 (1H, b rs), 6. 32 (1H, brs), 6. 70 (IH, s) , 7. 17 (2H, d, J=8Hz) , 7. 22—7. 33 (3H, m), 7. 61 (1H, s), 7. 63 (IH, s) .
MS : m/e (ESI) 522. 3 (MH+)
実施例 166
4- (3-第 3ブチル -2 -ヒ ドロキシ- 5 - {2 - [2 -ィミノ- 4- (2-メ トキシ-ェチル) -3 -フエ -ル-ピロリジン-卜ィル] -ァセチル } -フエノキシ) -プチルアミ ド;臭化水素酸塩
H3C CH。
IH -麗 R (DMS0- d6) δ:
1. 38 (9H, s) , 1. 82 (2H, m) , 2. 11 (2H, quint, J=6Hz) , 2. 43 (2H, t, J=6Hz), 2. 75 (IH, m), 3 . 18 (3H, s), 3. 31-3. 37 (2H, m) , 3. 74 (1H, dd, J=9, 8Hz), 3. 95 (1H, d, J=10, 9Hz), 4. 06 (1 H, d, J=9Hz), 4. 20 (2H, t, J=6Hz), 5. 48 (IH, d, J=19Hz) , 5. 70 (IH, d, J=19Hz) , 5. 71 (IH, s), 7. 22 (1H, s) , 7. 28 (IH, s) , 7. 30-7. 41 (5H, m) , 7. 61 (1H, s), 7. 62 (1H, s) , 11. 36 (2H, s) .
MS:ra/e (ESI) 510. 2 (MH+)
実施例 167
1 -(3, 5-ジ-第 3 ブチル- 4 -ヒ ドロキシ-フエ二ノレ)- 2- [3_ (3 -ェチル -ペンチル) - 2 - 2Lチルィミノ— 2H -ピリジン _1 -ィル] -エタノン;臭化 K素酸塩
1H-NMR (DMS0-d6) δ:
0. 79 (6Η, t, J=7Hz) , 1. 15—1. 23 (IH, m), 1. 23—1. 32 (6H, m), 1. 43 (18H, s) , 2. 58 (2H, ra) , 2. 99 (3H, s), 4. 66 (2H, s) , 6. 83 (IH, dd, J=8, 5Hz) , 7. 42 (1H, dd, J=8, 2Hz) , 7. 83 (2H, s) , 8. 06 (IH, dd, J=5, 2Hz) .
MS :m/e (ESI) 453. 3 (MH+)
実施例 168
(4- {3-第 3 ブチル -5- [2- (2-ィミノ- 3-フエニル- 4-プロピル-ピロリジン- 1 -ィ ル)-ァセチル] -ベンジル } -ピペラジン- 1-ィル) -酢酸ェチル エステル;臭化水素 酸塩
MS:m/e(ESI)561.3(MH+)
実施例 169
{2 -第 3プチル- 6-ジメチルァミノ- 4- [2- (2 -ィミノ -3-フエニル- 4-プロピル-ピロ リジン- 1_ィル) -ァセチル] -フエノキシ } -酢酸;臭化水素酸塩
MS:m/e(ESI)494.4(MH+)
実施例 170
{2 -第 3ブチル -4- [2- (2 -ィミノ -3-フエニル- 4_プロピル-ピロリジン- 1-ィル) -ァ セチル ]-6-ピロリジン-卜ィル-フエノキシ卜酢酸;臭化水素酸塩
MS:m/e(ESI)520.5(MH+)
実施例 171
4 - {3-第 3ブチル -5_ [2- (2-ィミノ- 3-フエニル- 4-プロピル-ピロリジン- 1-ィル). ァセチノレ] -2 -メ トキシ -フエノキシ } -プチルアミ ド;臭化水素酸塩
MS:m/e(ESI)508.5(MH+)
実施例 172
4 - {3 -第 3プチル- 2-ヒ ドロキシ -5 - [2 -(2-ィミノ _3_フエ-ル- 4 -プロピル -ピロリ ジン- 1-ィル) -ァセチル] -フエノキシ } - チノレァ_ミド; ヒ水素酸塩
H3C CHつ
MS:m/e(ESI)494.5(MH+)
実施例 173
(1 - {3 -第 3 ブチル -2-ヒ ドロキシ- 5_ [2 -(2-ィミノ- 3-フエニル -4-プロピル-ピロ リジン- 1-ィル) -ァセチル] -フエ二ル}-ピロリジン- 3-ィルォキシ) -酢酸;臭化水
MS:m/e(ESI)536.4(MH+)
実施例 174
[4- (3-第 3 プチル- 5- {2- [2-ィミノ- 4- (2 -メ トキシ-ェチノレ) -3-フエ二ル-ピロリ ジン- 1 -ィル]-ァセチル } -ベンジノレ) -ピぺラジン-卜ィル] -酢酸 ェチル エステ ル;臭化水素酸塩
MS:m/e(ESI)577.4(腿 +)
実施例 175
(2-第 3ブチル - 6-ジメチルァミノ- 4 - {2-[2-ィミノ- 4_(2 -メ トキシ-ェチル) -3 -フ ェニル -ピロリジン -1-ィル] -ァセチル } -フエノキシ) -酢酸;臭化水素酸塩
H
MS:ra/e(ESl)510.4(MH+)
実施例 176
(2_第 3プチノレ - 4_{2_[2-ィミノ- 4- (2 -メ トキシ-ェチル)_3_フエニル-ピロリ -1-ィル] -ァセチル }_6-ピロリジン- 1-ィル-フエノキシ)-酢酸;臭化水素酸塩
MS:m/e(ESI)536.5(MH+)
実施例 177
4 -(3 -第 3ブチル -5- {2 - [2 -ィミノ- 4_(2-メ トキシ-ェチル) -3-フエニル-ピロリジ ン -1-ィル] -ァセチル } -2-メ トキシ-フエノキシ) -プチルァミ ド;臭化水素酸塩
MS:ra/e(ESI)524.5(MH+)
実施例 178
4 -(3-第 3ブチル- 2 -ヒドロキシ- 5- {2- [2-ィミノ- 4-(2 -メ トキシ-ェチル) _3_フエ
ニル-ピロリジン- 1-ィル] -ァセチル } -フエノキシ) -プチルアミ ド;臭化水素酸塩
MS:m/e(ESI)510.3(MH+)
実施例 179
[1 -(3 -第 3 ブチル -2-ヒ ドロキシ- 5- {2 - [2 -ィミノ -4- (2 -メ トキシ-ェチル)-3 -フ ェニノレ-ピロリジン— i—ィノレ]—ァセチノレ }—フエェノレ)—ピロリジン- 3-イノレオキシ 1- 酢酸;臭化水素酸塩
MS:m/e(ESI)552.4(MH+)
試験例
本発明の化合物およびその塩の生化学的活性および医薬としての作用効果 (ト ロンビン受容体結合能、 血小板凝集抑制作用、 平滑筋細胞の增殖抑制作用) を、 以下の方法により評価した。
<試験例 1 >
1週間以内に薬物を服用していない健常人より採血を行い、 凝固阻止剤として 3. 8%クェン酸 (血液 9に対して 1の割合) を添加した。 室温下、 100gで 10分間 遠心することで多血小板血漿 (PRP: platelet rich plasma) を得た。 PRPを遠心 して得た血小板沈渣を Dounce homogenizerでホモジナイズし、 40, 000gで 60分 間遠心し血小板膜を得た。 得られた血小板膜は、 10 mM MgCl2と 1 mM EGTA (ェチ レングリコール四酢酸) を含む 50 mMトリス塩酸緩衝液 (緩衝液 1 ) に 1%の濃度 になるように DMS0 (ジメチルスルホキサイド) を添加した溶液で懸濁し、 - 80°C で保存した。 緩衝液 1にゥシアルブミンぉよび DMS0をそれぞれ 0. 1%および 20% となるように添加して、 被検化合物の調製液とした。 この調製液で種々の濃度に 希釈した被検化合物 (20 μ 1) を 96穴のマルチスクリーンプレートに添加した。 その後、 緩衝液 1 にて希釈した 25 ηΜ の [¾]Ala- (4- fluoro) Phe_Arg - (cyclohexy 1) Ala- (homo) Arg-Tyr- H2 (high affinity TRAP) 80 μ ΐを添加して良 く混和した。 さらに、 あらかじめ調製しておいた血小板膜溶液 (0. 4 rag/ml) 100 μ 1を添加して混和した後、 37 °Cで 1時間ィンキュベーションした。 反応液を吸 引濾過後に、 200 1の緩衝液 1にて三回洗浄した。 その後、 液体シンチレ一ター 30 ^ 1 を添加してトップカウンター (パッカード) によりプレートの放射活性を 測定し、 被検化合物存在時の放射活性から非特異的結合分を差し引いた値を、 特 異的結合値 (化合物非存在時の結合から非特異的結合分を差し引いた値) で除す ることにより結合率を求め、 IC5。値を算出した。 なお、 非特異的な結合は 10 z M の high affinity TRAPを添加した値とした。 得られた結果を表 1に示す。
<試験例 2〉
[多血小板血漿を利用した血小板凝集抑制作用]
1週間以内に薬物を服用していない健常人より採血を行い、 凝固阻止剤として 3.8%クェン酸 (血液 9に対して 1の割合) を添加した。 室温下、 100gで 10分間 遠心することで多血小板血漿 (PRP: platelet rich plasma) を得た。 PRPを除 去した血液をさらに 1000gで 10分間遠心することで乏血小板血漿 (PPP : platelet poor plasma) を得た。 血小板数は、 多項目自動血球計数装置 (K4500、 シスメ ッタス) で測定し、 約 30万/ μΐとなるように PRPを ΡΡΡで希釈した。 血小板 凝集能は、 ァグリゴメーター (ェムシーメディカル) を用いて次のようにして調 ベた。 PRP (175μ1) に: Fibrin重合阻止剤として GPRP-NH2 (最終濃度 lmM、 25μ1) を添カ卩し、 さらに Ca非含有タイロード液 (コントロール) あるいは種々 の濃度の被験化合物溶液 (25μ1) を添加して 37°Cで 3分間保温した後、 25μ1の 最大凝集を引き起こす最小濃度のトロンビン (最終濃度: 0.5〜1.5 units/mlのう ちの至適濃度) を加え血小板凝集を惹起した。 実験によっては、 PRPと Ca非含 有タイロード液 (コントロール) あるいは種々の濃度の検体調製液をあらかじめ
37°Cで 3分間プレインキュベーションを行った後、 血小板凝集の反応を行った。 トロンビン添加後、 6分間の凝集反応を調べ、 凝集曲線の曲線下面積を比較する ことにより抑制率を求め IC50値を算出した。 得られた結果を表 1に示す。
<試験例 3〉
[ラット平滑筋細胞増殖アツセィ]
雄性 SDラット大動脈から explair 法にて血管平滑筋細胞 (rSMC) を単離した。 増殖培地には、 10%の牛胎児血清 (GibcoBRL)、 ス トレプトマイシンおよびぺニシ リンを含む DMEM培地 (Sigma) を用い、 37°C、 5%C02存在下で継代培養した。 増殖 培地にて 1 X 104 cells/mlの濃度に懸濁した rSMClOO μΐを 96穴プレートに加え 培養を開始した。 三日後に DMEM培地 100 μΐ にて二回洗浄した後、 培地を 0. 1% アルプミンを含む DMEM培地(飢餓培地) 100 μΐに交換して血清飢餓を開始した。
血清飢餓二日後に培地を交換し、 飢餓培地 80 μΐおよび飢餓培地にて種々の濃度 に希釈した被検化合物の 10 μΐを添加し、 さらに飢餓培地で溶解したトロンビン (最終濃度 0. lunits/ml) 10 μΐを添加してさらに 2 日間インキュベーションし た。
7. 5mg/ml となるように DPBSで溶解した MTT (3- [4, 5-dimethylthiazol-2-yl] -2, 5-diphenyl-tetrazoliura bromide) を 20 μΐ 添力 [Iし、 さらに 4時間インキュ ベーションを行った。 培地を吸引除去して 50 μΐの 10°/。SDS/0. 029% ammonia溶液 を添加して C02インキュベーター内で 2時間静置して細胞を完全に溶解した。 細 胞増殖の指標として 0D590nmをプレートリーダー (EL340、 BIO-TEK instruments Inc. ) で測定し、 コントロール O D値 (化合物非存在時の O D値) から被検化合 物存在時の O D値を差し引いた値を、コントロール O D値からプランク O D値(ト ロンビン非刺激での O D値) を差し引いた値で除することにより抑制率を求め、 IC50値を算出した。 得られた結果を表 1に示す。
表 1 実施例 No. 化合物 化合物名 RBA IC50 Thr IC50 Rat SMC
( M) M) ic50
( M) 実施例 3 N - {3_第 3 プチル- 2 -ヒ ドロキシ 0.66 2.3 2.5
- 5 - [2 -((3S,4S)- 2 -ィ ミ ノ - 3-フエ
二ノレ -4-プロピル-ピロリジン- 1-ィ
ル)-ァセチル] -フエ-ル} - N-メチ
ル-メタンスルフォンアミ ド;臭化
水素酸塩
本発明の化合物およびその塩は、 試験例 1において優れたトロンビン受容体結 合能を示し、特にトロンビンの P A R 1受容体に対して選択的な結合能を示した。 また、 本発明の化合物およびその塩は、 試験例 2において優れた血小板凝集抑制 作用を示した。 さらに、 本発明の化合物およびその塩は、 試験例 3において優れ た平滑筋細胞の増殖抑制作用を示した。
産業上の利用可能性
本発明により、 前記式 (I ) で表わされる新規なサイクリックアミジン誘導体 およびその塩を提供することができる。 そして、 前記式 (I ) で表わされる本発 明の化合物およびその塩は、 優れたトロンビン受容体拮抗作用を有し、 特にト口 ンビンの P A R 1受容体に対して選択的に拮抗作用を示すものである。 従って、 本発明の化合物またはその塩によれば、 トロンビンのフイブリノーゲンをフイブ リンに変換する触媒活性を阻害することなく トロンビンによる血小板凝集などの 細胞応答を抑制することができ、 また、 冠動脈血管形成術等により血管壁に損傷 が生じたときに起こる血管平滑筋増殖に対しても P A R 1選択的阻害に基づいて 抑制することが可能となる。
よって、 本発明の化合物またはその塩は、 トロンビン受容体の拮抗剤 (特にト ロンビンの P A R I受容体の拮抗剤)、 血小板凝集阻害剤 (抗血栓薬)、 平滑筋細 胞の増殖阻害剤として有用であり、 また、 血管形成術中または術後の再狭窄、 不 安定狭心症、 安定狭心症、 心筋梗塞、 脳梗塞、 末梢動脈閉塞等の治療薬または予 防薬として有用であり、 更に、 深部静脈血栓症、 肺塞栓症、 心房細動に伴う脳塞 栓症等の静脈性血栓症、糸球体腎炎症候群等の治療薬または予防薬や、抗炎症剤、 抗再狭窄剤としても有用である。