JP2020038977A - 記憶装置 - Google Patents
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Abstract
Description
一態様は、物、方法、または、製造方法に関する。または、本発明の一態様は、マシン、
プロセス、マニュファクチャ、または組成物(コンポジション・オブ・マター)に関する
。特に、本発明の一態様は、例えば、半導体、半導体装置、記憶装置、プロセッサ、表示
装置、発光装置、照明装置、蓄電装置、それらの製造方法、または、それらの駆動方法に
関する。
す。半導体素子(トランジスタ、ダイオード等)を含む回路、同回路を有する装置等を含
む。例えば、電子回路、電子回路を備えたチップは、半導体装置の一例である。記憶装置
、表示装置、発光装置、照明装置、電気光学装置、および電子機器等は、半導体装置の一
例である。
での電荷の蓄積によりデータの記憶を行う。そのため、容量素子への電荷の供給を制御す
るトランジスタのオフ電流が小さいほど、データが保持される期間を長く確保することが
でき、リフレッシュ動作の頻度を低減できるので好ましい。
域に含むトランジスタが知られている。酸化物半導体(好ましくはIn、Ga、及びZn
を含む酸化物)をチャネル形成領域に含むトランジスタはオフ電流が極めて低くなること
が知られている。
ことで、長期にわたり記憶内容を保持することができる半導体装置について、記載されて
いる。また、駆動回路と記憶回路を積層することで、チップ面積を削減できる半導体装置
について、記載されている。さらに、下記の特許文献2には、分割ビット方式を用いるこ
とで、容量素子の容量を小さくできる半導体装置について、記載されている。
めとする記憶装置のさらなる消費電力の削減、動作速度の向上、小型化、記憶容量の向上
が求められている。
な記憶装置を提供すること、動作速度を向上することが可能な記憶装置を提供すること、
小型化した記憶装置を提供すること、記憶容量を向上した記憶装置を提供すること、消費
電力を低減することが可能な半導体装置を提供すること、動作速度を向上することが可能
な半導体装置を提供すること、小型化した半導体装置を提供すること、または、新規な半
導体装置を提供すること。
らの課題の全てを解決する必要はないものとする。これら以外の課題は、明細書、図面、
請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項などの記
載から、これら以外の課題を抽出することが可能である。
タと、を有し、ビット線は、センスアンプが設けられた層上に設けられ、メモリセルは、
ビット線が設けられた層上に設けられ、メモリセルは、第2トランジスタと、容量素子と
、を有し、センスアンプとビット線は、第1トランジスタを介して、電気的に接続される
記憶装置である。なおセンスアンプは、少なくとも1層の導電体を有してもよい。
設けられ、センスアンプとデータ線は、第3トランジスタを介して、電気的に接続される
、(1)の態様に係る記憶装置である。
、第4トランジスタと、第1層と、第2層と、第3層と、容量素子と、を有し、第1層は
、第3トランジスタと第4トランジスタとが設けられている層上に積層され、第1層は第
1導電体を有し、第2層は、第1層上に積層され、第2層は、第2および第3導電体を有
し、第3層は、第2層上に積層され、第3層は、第4導電体を有し、第2トランジスタお
よび容量素子は、第3層上に積層され、第1トランジスタのソースまたはドレインの一方
は、第4導電体と電気的に接続され、第1トランジスタのソースまたはドレインの他方は
、第2導電体と電気的に接続され、第2トランジスタのソースまたはドレインの一方は、
第4導電体と電気的に接続され、第2トランジスタのソースまたはドレインの他方は、容
量素子と電気的に接続され、第3トランジスタのソースまたはドレインの一方は、第2導
電体と電気的に接続され、第3トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第1導電
体と電気的に接続され、第3トランジスタのゲートは、第3導電体と電気的に接続され、
第4トランジスタのソースまたはドレインの一方は、第3導電体と電気的に接続され、第
4トランジスタのソースまたはドレインの他方は、第1導電体と電気的に接続され、第4
トランジスタのゲートは、第2導電体と電気的に接続される記憶装置である。
1トランジスタと、を有し、4本のビット線は、センスアンプが設けられた層上に設けら
れ、メモリセルは、4本のビット線が設けられた層上に設けられ、メモリセルは、第2ト
ランジスタと、容量素子と、を有し、4本のビット線は、第1方向に隣り合う2列と第2
方向に隣り合う2行とからなる2行2列に配置され、第2方向は、第1方向に垂直な方向
であり、4本のビット線は、第2方向に延在され、4本のビット線は、それぞれ、4つの
第1トランジスタのうちの1つを介してセンスアンプと電気的に接続され、センスアンプ
は、第1方向に、ビット線が2本収まる幅以上のピッチで複数配置され、センスアンプは
、第2方向に、ビット線が1本収まる幅以上のピッチで複数配置されている記憶装置であ
る。センスアンプは、少なくとも1層の導電体を有してもよい。
1トランジスタと、を有し、8本のビット線は、センスアンプが設けられた層上に設けら
れ、メモリセルは、8本のビット線が設けられた層上に設けられ、メモリセルは、第2ト
ランジスタと、容量素子と、を有し、8本のビット線は、第1方向に隣り合う4列と第2
方向に隣り合う2行とからなる2行4列に配置され、第2方向は、第1方向に垂直な方向
であり、8本のビット線は、第2方向に延在され、4本のビット線は、8本のビット線の
うち、1行目の4本のうちの2本と、2行目の4本のうちの2本からなり、4本のビット
線は、それぞれ、4つの第1トランジスタのうちの1つを介してセンスアンプと電気的に
接続され、センスアンプは、第1方向に、ビット線が4本収まる幅以上のピッチで複数配
置され、センスアンプは、第2方向に、ビット線が1本収まる幅以上のピッチで複数配置
されている記憶装置である。センスアンプは、少なくとも1層の導電体を有してもよい。
のデータ線は、メモリセルが設けられた層上に設けられ、2本のデータ線は、それぞれ、
2つの第3トランジスタのうちの1つを介してセンスアンプと電気的に接続される、(4
)または(5)の態様に係る記憶装置。
と、複数の第1トランジスタと、を有し、複数のビット線は、複数のセンスアンプが設け
られた層上に設けられ、複数のメモリセルは、複数のビット線が設けられた層上に設けら
れ、複数のメモリセルは、それぞれ、第2トランジスタと、容量素子と、を有し、複数の
ビット線が延在する方向を第2方向とし、第2方向に垂直な方向を第1方向とし、複数の
ビット線は第1方向に第1距離のピッチ、第2方向に第2距離のピッチで、2次元的に配
置され、複数のセンスアンプは、それぞれ、複数の第1トランジスタのうちの4つを介し
て、複数のビット線のうちの4本のビット線に接続され、複数のセンスアンプは、第1方
向に第1距離の2倍のピッチで、かつ、第2方向に第2距離の2倍のピッチで、2次元的
に配置されている記憶装置である。複数のセンスアンプは、少なくとも1層の導電体を有
してもよい。
のデータ線は、メモリセルが設けられた層上に設けられ、複数のセンスアンプは、それぞ
れ、複数の第3トランジスタのうちの2つを介して、複数のデータ線のうちの2本のデー
タ線と電気的に接続され、複数のデータ線は、それぞれ、複数の第3トランジスタのうち
の2つを介して、複数のセンスアンプのうち第1方向に隣り合うセンスアンプと電気的に
接続される、(7)の態様に係る記憶装置。
と、複数の第1トランジスタと、を有し、複数のビット線は、複数のセンスアンプが設け
られた層上に設けられ、複数のメモリセルは、複数のビット線が設けられた層上に設けら
れ、複数のメモリセルは、それぞれ、第2トランジスタと、容量素子と、を有し、複数の
ビット線が延在する方向を第2方向とし、第2方向に垂直な方向を第1方向とし、複数の
ビット線は第1方向に第3距離のピッチで、第2方向に第4距離のピッチで、2次元的に
配置され、複数のセンスアンプは、それぞれ、複数の第1トランジスタのうちの4つを介
して、複数のビット線のうちの4本のビット線に接続され、複数のセンスアンプは、第1
方向に第3距離の4倍のピッチで、第2方向に第4距離の1倍のピッチで、2次元的に配
置されている記憶装置。複数のセンスアンプは、少なくとも1層の導電体を有してもよい
。
プは、互いに第1方向に第5距離だけずれて配置され、第5距離は第3距離より小さいこ
とを特徴とする、(9)の態様に係る記憶装置。
数のデータ線は、メモリセルが設けられた層上に設けられ、複数のセンスアンプは、それ
ぞれ、複数の第3トランジスタのうちの2つを介して、複数のデータ線のうちの2本のデ
ータ線と電気的に接続され、複数のデータ線は、それぞれ、複数の第3トランジスタのう
ちの2つを介して、複数のセンスアンプのうち第2方向に隣り合うセンスアンプと電気的
に接続される、(9)または(10)の態様に係る記憶装置。
)乃至(11)の態様に係る記憶装置。
至(12)の態様に係る記憶装置。
、(1)乃至(13)の態様に係る記憶装置。
乃至(14)の態様に係る記憶装置。
リント配線基板と、を有する電子機器である。
向上することが可能な記憶装置を提供することができる。または、小型化した記憶装置を
提供することができる。または、記憶容量を向上した記憶装置を提供することができる。
または、消費電力を低減することが可能な半導体装置を提供することができる。または、
動作速度を向上することが可能な半導体装置を提供することができる。または、小型化し
た半導体装置を提供することができる。または、新規な半導体装置を提供することができ
る。
しも、これらの効果の全てを有する必要はない。なお、これら以外の効果は、明細書、図
面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項など
の記載から、これら以外の効果を抽出することが可能である。
明に限定されず、その形態および詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に
理解される。また、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるもの
ではない。なお、図面を用いて発明の構成を説明するにあたり、同じものを指す符号は異
なる図面間でも共通して用いる。なお、同様のものを指す際にはハッチパターンを同じく
し、特に符号を付さない場合がある。
合がある。
すものではない。そのため、例えば、「第1の」を「第2の」又は「第3の」などと適宜
置き換えて説明することができる。また、本明細書等に記載されている序数詞と、本発明
の一態様を特定するために用いられる序数詞は一致しない場合がある。
UR(i)(iは1以上kU以下、kUは1以上の整数)、WLDL(j)、WLDR(
j)(jは1以上kD以下、kDは1以上の整数)を、ワード線WLUL、WLUR、W
LDL、WLDR、或いは単に、WLUL、WLUR、WLDL、WLDR等と省略して
記載する場合がある。例えば、ワード線WLULと記載した場合、WLUL(i)(iは
1以上kU以下、kUは1以上の整数)のうちの一本を指す場合や、全体を指す場合があ
る。他の構成要素、例えば、配線、信号線、電源線、回路等においても、同様の表現をす
る場合がある。
本実施の形態では、本発明の一態様に係る半導体装置について図面を参照して説明する。
)は、回路記号を用いて、素子や配線の位置や接続を模式的に表している。紙面上下方向
は、回路が形成されている面に対して垂直な方向(または、高さ方向)を表している。図
2は、記憶装置500を上面からみた構成の一例を模式的に表した図である。図2は、領
域、配線、接続部等を模式的に表したものであり、紙面上下と紙面左右は、それぞれ異な
る水平方向(回路が形成されている面に対して平行な方向)を表している。なお、図1及
び図2では、理解を容易にするため、トランジスタや配線などの一部を省略して示してい
る。
線BLUL、BLUR、BLDL、BLDRと、ワード線WLUL、WLUR、WLDL
、WLDRと、メモリセル510と、データ線DLL、DLRと、配線ISOU、ISO
D、CSと、を有する。メモリセル510は、トランジスタTrMと、容量素子Cとを有
する。センスアンプブロック520は、少なくとも、トランジスタTrIと、センスアン
プ530と、センスアンプ530に接続される配線D0L、D0Rと、トランジスタTr
Cと、を有する。
けられた層の上方に配置される。メモリセル510は、ビット線BLUL、BLUR、B
LDL、BLDRが設けられた層の上方に配置される。データ線DLL、DLRは、メモ
リセル510の上方に配置される。センスアンプブロック520が有するトランジスタは
、少なくとも第1層の導電体(図中、M1と記載)と第2層の導電体(図中、M2と記載
)と接続される。ビット線には、第3層の導電体(図中、M3と記載)が用いられる。セ
ンスアンプ530に接続される配線D0L、D0Rには、少なくとも第2層の導電体が用
いられる。第1層の導電体の上方に第2層の導電体が設けられ、第2層の導電体の上方に
第3層の導電体が設けられる。
ト線BLUL、BLUR、BLDL、またはBLDRと、は電気的に接続され、トランジ
スタTrMのソースまたはドレインの他方と、容量素子Cの2端子の一方と、は電気的に
接続される。容量素子Cの2端子の他方は、端子PLに接続される。容量素子Cは、保持
容量としての機能を有する。容量素子Cは、トランジスタTrMの上方に配置される。ト
ランジスタTrMのゲートは、ワード線に接続される。ワード線は、WLUL、WLUR
、WLDL、WLDRの少なくとも4本を含む。メモリセル510は、記憶回路としての
機能を有する。
方と、ビット線BLUL、BLUR、BLDL、またはBLDRと、は電気的に接続され
、トランジスタTrIのソースまたはドレインの他方と、センスアンプ530に接続され
る配線D0Lまたは配線D0Rと、は電気的に接続される。トランジスタTrIのゲート
は、配線ISOUまたはISODに接続される。配線ISOUまたはISODは、ビット
線とセンスアンプ530との間の導通状態を制御する信号が与えられる。配線ISOUま
たはISODには、第1層の導電体が用いられてもよい。トランジスタTrCのソースま
たはドレインの一方と、センスアンプ530に接続される配線D0Lまたは配線D0Rと
、は電気的に接続され、トランジスタTrCのソースまたはドレインの他方と、データ線
DLLまたはDLRと、は電気的に接続される。トランジスタTrCのゲートは、配線C
Sに接続される。配線CSは、データ線とセンスアンプ530と間の導通状態を制御する
信号が与えられる。配線CSには、第1層の導電体が用いられてもよい。
線が延在する方向を第1方向と呼ぶ。ビット線が延在する方向を第2方向と呼ぶ。或いは
、ワード線が延在する方向と垂直な方向を第2方向と呼ぶ。
LDRは、第2方向に延在する。配線ISOU、ISOD、および/または配線CSは、
第1方向に延在する。データ線DLLおよびDLRは、第1方向と垂直な方向である、第
2方向に延在する。センスアンプ530に接続される配線D0L、D0Rは、それぞれ少
なくとも一部が、第2方向に延在する。4本のビット線BLUL、BLUR、BLDL、
BLDRは、それぞれ少なくとも一部が、センスアンプブロック520が配置される領域
と重なる。
ル510が有するトランジスタTrMの上方に設けても良いし、容量素子Cの上方に設け
ても良い。データ線DLL、DLRを、メモリセル510の下方に設けても良い。容量素
子Cを、トランジスタTrMと同じ層に設けても良いし、トランジスタTrMより下方に
設けても良い。
2つのトランジスタを有する。2つのトランジスタは、クロスカップルされている。つま
り、2つのトランジスタのソースは同じ配線に接続される。当該配線には、第1層の導電
体を用いてもよい。2つのトランジスタのドレインの一方は配線D0Lに接続され、他方
は配線D0Rに接続される。一方のトランジスタのゲートは、他方のトランジスタのドレ
インと電気的に接続される。
接続される。配線D0Lと配線D0Rは、トランジスタTrIを介してビット線と接続さ
れる。つまり、配線ISOUによって制御されるトランジスタTrIを介して、配線D0
Lはビット線BLULと、配線D0Rはビット線BLURと、それぞれ電気的に接続され
る。配線ISODによって制御されるトランジスタTrIを介して、配線D0Lはビット
線BLDLと、配線D0Rはビット線BLDRと、それぞれ電気的に接続される。配線C
Sによって制御されるトランジスタTrCを介して、配線D0Lは端子NLと、配線D0
Rは端子NRと、それぞれ電気的に接続される。端子NLおよび端子NRは、データ線(
図示せず)と接続される。メモリセル510は、ビット線およびワード線と接続されてい
る。ビット線BLULは、kU個のメモリセル(kUは1以上の整数)と接続されている
。当該kU個のメモリセルは、それぞれ、kU本のワード線WLUL(1)乃至WLUL
(kU)のうちの1本と接続される。ビット線BLURは、kU個のメモリセルと接続さ
れている。当該kU個のメモリセルは、それぞれ、kU本のワード線WLUR(1)乃至
WLUR(kU)のうちの1本と接続される。ビット線BLDLは、kD個のメモリセル
(kDは1以上の整数)と接続されている。当該kD個のメモリセルは、それぞれ、kD
本のワード線WLDL(1)乃至WLDL(kD)のうちの1本と接続される。ビット線
BLDRは、kD個のメモリセルと接続されている。当該kD個のメモリセルは、それぞ
れ、kD本のワード線WLDR(1)乃至WLDR(kD)のうちの1本と接続される。
はBLDLとBLDR)に接続されるメモリセルは、異なるワード線に接続される。これ
は、折り返し型あるいはフォールデッド型と呼ばれる構成である。フォールデッド型は、
ワード線の電位変動が、比較する一対のビット線に同じように影響するため、読み出し動
作におけるノイズ耐性が高い構成である。
ことを言う。一対のビット線を、ビット線対とも呼ぶ。図3に示す記憶装置500におい
て、ビット線BLULとビット線BLURは、一対のビット線である。ビット線BLUL
とビット線BLURを、一対のビット線(BLUL、BLUR)或いは、ビット線対(B
LUL、BLUR)とも表す。
ば、センスアンプブロック520は4本のビット線BLUL、BLUR、BLDL、BL
DR毎に設けられている。
セルが配置され、センスアンプブロック520は、2次元的に配置される。従って、セン
スアンプブロック520は、第1方向(ワード線が延在する方向)および第2方向(ビッ
ト線が延在する方向)に対して、それぞれ、所定のピッチで配置されている。センスアン
プブロック520の第1方向のピッチは、例えば、メモリセルの第1方向の幅の2倍乃至
8倍である。センスアンプブロック520の第2方向のピッチは、例えば、メモリセルの
第2方向の幅の3倍乃至32倍である。ピッチは、センスアンプブロック520が有する
トランジスタや回路が配置できる程度に大きい必要がある。ピッチが小さいほど、センス
アンプブロック520の面積が小さくなり、センスアンプブロックあたりのメモリセル数
が小さくなる。センスアンプブロックあたりのメモリセル数が小さいほど、ビット線に付
随する容量(ビット線容量とも呼ぶ)は小さくなり、読み出しや書き込みの性能は向上す
るため、好ましい。
返し並ぶ対象物内の所定の部位間の距離を指す。例えば、回路Xがある方向に繰り返し配
置される場合、回路X内の所定の点Pに着目すると、点Pは一定の間隔(距離Aとする)
をあけて並ぶ。ピッチとは、この点P間の距離Aを指す。その場合、回路Xがある方向に
距離Aのピッチで配置される、と表現する。例えば、幅Lの配線Wが間隔Sで繰り返し配
置された場合、そのピッチは、(L+S)である。その場合、配線Wが距離(L+S)の
ピッチで配置される、と表現する。配線Vが距離(L+S)×2のピッチで配置される場
合、配線Vが配線W2本分のピッチで配置される、とも表現する。
。
スタTrCと、センスアンプ531と、センスアンプ532と、プリチャージ回路533
と、を有する。トランジスタTrIのソースとドレインの一方は、配線D0Lまたは配線
D0Rと接続され、他方はビット線BLUL、BLUR、BLDLまたはBLDRと接続
される。トランジスタTrIのゲートは、配線ISOUまたはISODに接続される。ト
ランジスタTrCのソースとドレインの一方は、配線D0Lまたは配線D0Rと接続され
、他方は端子NLまたはNRと接続される。端子NLおよび端子NRは、データ線(図示
せず)と接続される。トランジスタTrCのゲートは、配線CSに接続される。
ランジスタをクロスカップルした回路である。2つのNチャネル型トランジスタのソース
は配線NACTに接続される。2つのNチャネル型トランジスタのドレインの一方は配線
D0Lに接続され、他方は配線D0Rに接続される。センスアンプ531は、配線NAC
Tに、例えば、低電位電源VSSを与えることで、活性化する。センスアンプ531は、
配線D0Lと配線D0Rの電位差を増幅する機能を有する。
ランジスタをクロスカップルした回路である。2つのPチャネル型トランジスタのソース
は配線PACTに接続される。2つのPチャネル型トランジスタのドレインの一方は配線
D0Lに接続され、他方は配線D0Rに接続される。センスアンプ532は、配線PAC
Tに例えば、高電位電源VDDを与えることで、活性化する。センスアンプ532は、配
線D0Lと配線D0Rの電位差を増幅する機能を有する。
1つはプリチャージ電位が供給される配線PCと配線D0Lとを接続し、1つは配線PC
と配線D0Rとを接続し、1つは配線D0Lと配線D0Rとを接続する。3つのトランジ
スタのゲートは配線EQに接続される。プリチャージ回路533は、例えば、読み出し動
作においてあらかじめ配線D0Lと配線D0Rに、所定の電位(プリチャージ電位とも呼
ぶ)を与える機能を有する。プリチャージ電位は、例えば、VDD/2であり、配線PC
によって与えられる。
スタTrCと、センスアンプ531と、センスアンプ532と、プリチャージ回路533
U、533Dと、を有する。図19(B)に示すセンスアンプブロック520Yは、図1
9(A)に示すセンスアンプブロック520Xと比較して、プリチャージ回路の構成が異
なる。図19(B)に示すセンスアンプブロック520Yは、2つのプリチャージ回路を
有する。プリチャージ回路533Uは、ビット線対(BLUL、BLUR)をプリチャー
ジする。プリチャージ回路533Dは、ビット線対(BLDL、BLDR)をプリチャー
ジする。プリチャージ回路533Uは、3つのトランジスタを有し、1つはプリチャージ
電位が供給される配線PCUとビット線BLULとを接続し、1つは配線PCUとビット
線BLURとを接続し、1つはビット線BLULとビット線BLURとを接続する。3つ
のトランジスタのゲートは配線EQUに接続される。プリチャージ回路533Dは、3つ
のトランジスタを有し、1つはプリチャージ電位が供給される配線PCDとビット線BL
DLとを接続し、1つは配線PCDとビット線BLDRとを接続し、1つはビット線BL
DLとビット線BLDRとを接続する。3つのトランジスタのゲートは配線EQDに接続
される。このような構成とすることで、ビット線へのプリチャージ動作をより高速に行う
ことができる。
R)とビット線対(BLDL、BLDR)のそれぞれに設けても良い。例えば、プリチャ
ージ回路や、センスアンプの一部を、ビット線対(BLUL、BLUR)とビット線対(
BLDL、BLDR)のそれぞれに設けても良い。
ンスアンプブロック520Xの回路構成と一部異なるのみである。従って、他の回路構成
に関する説明は、図19(A)に示すセンスアンプブロック520Xの回路構成の説明を
適宜参照することができる。
ル510を選択し、選択したメモリセル510へデータの書き込みや、選択したメモリセ
ル510からデータの読み出しを行う。
以下の整数、kUは1以上の整数)、WLDL(j)、WLDR(j)(jは1以上kD
以下の整数、kDは1以上の整数)等によって行う。メモリセル510は、接続されるワ
ード線の電位を制御することで選択する。ワード線によって選択したメモリセル510の
うち、配線CSの電位を制御することで、当該配線CSに接続されるセンスアンプブロッ
ク520に接続されるメモリセル510を選択してもよい。
する電位を与え、選択したメモリセル510に接続されるワード線に、トランジスタTr
Mを導通状態とする電位を与えることで行われる。所定の期間、トランジスタTrMが導
通状態となることで、メモリセル510が有する容量素子Cは、ビット線電位に応じた電
荷が蓄積される。トランジスタTrMが非導通状態となることで、データが保持される。
ビット線には、トランジスタTrIを介して、センスアンプブロック520の配線D0L
または配線D0Rから電位が与えられる。配線D0Lまたは配線D0Rは、トランジスタ
TrCを介して、データ線から電位が与えられる。データに対応する電位は、例えば、高
電源電位VDDと低電源電位VSSとしてもよい。
ULとして説明する)と、これと対になるビット線BLURと、に所定の電位をあらかじ
め与え(プリチャージ動作と言う)、その後、フローティングとした状態で、選択したメ
モリセル510に接続されるワード線に、トランジスタTrMを導通状態とする電位を与
えることで行われる。
rIを、配線ISOUの電位を制御することで、導通状態としておく。プリチャージ動作
は、センスアンプブロック520が有するプリチャージ回路によって行う。配線EQ(図
19(A)参照)に所定の電位を与えることで、プリチャージ回路が有するトランジスタ
を導通状態とすることで行う。プリチャージ電位は、配線PCによって与えられる。その
後、一対のビット線(BLUL、BLUR)をフローティング状態としておく。この状態
で、トランジスタTrMが導通状態となると、トランジスタTrMと接続されるビット線
BLULと容量素子Cの端子が導通状態となって、ビット線BLULと容量素子Cの端子
が同電位となるように電荷の分配が行われる。例えば、プリチャージ電位を高電源電位V
DDと低電源電位VSSの中間の値(VDD+VSS)/2とし、ビット線に付随する容
量(ビット線容量)をCbitとし、容量素子CとトランジスタTrMとが接続された端
子には電位Vstoreが保持されていたとし、容量素子Cの容量をCstoreとする
。この場合、トランジスタTrMを導通状態とすることで、ビット線BLULの電位は、
(Cbit・(VDD+VSS)/2+Cstore・Vstore)/(Cbit+C
store)となる。
されている。従って、一対のビット線(BLUL、BLUR)には電位差が生じる。例え
ば、メモリセルに高電源電位VDDが保持されていた場合には、ビット線BLULおよび
配線D0Lの電位は、ビット線BLURおよび配線D0Rの電位より高くなる。例えば、
メモリセルに低電源電位VSSが保持されていた場合には、ビット線BLULおよび配線
D0Lの電位は、ビット線BLURおよび配線D0Rの電位より低くなる。センスアンプ
530は、一対のビット線(BLUL、BLUR)と接続される一対の配線(D0L、D
0R)の電位を比較して、その電位差を増幅する。一対のビット線(BLUL、BLUR
)に電位差が生じた後に、センスアンプ530を活性化する。その結果、メモリセルに高
電源電位VDDが保持されていた場合には、配線D0LにはVDDが、配線D0RにはV
SSが与えられる。メモリセルに低電源電位VSSが保持されていた場合には、配線D0
LにはVSSが、配線D0RにはVDDが与えられる。このようにして一対の配線(D0
L、D0R)にデータが読み出される。読み出されたデータは、配線CSの電位を制御し
、トランジスタTrCを導通状態とすることで、一対のデータ線(DLL、DLR)へ出
力される。
状態とする電位を与えることで、センスアンプブロック520は、一対のビット線BLU
L、BLURを選択することができる。配線ISOUに、TrIを非導通状態とする電位
を与え、配線ISODに、TrIを導通状態とする電位を与えることで、センスアンプブ
ロック520は、一対のビット線BLDL、BLDRを選択することができる。このよう
に、センスアンプブロック520は、トランジスタTrIを設けることで、4本のビット
線BLUL、BLUR、BLDL、BLDRに接続されるメモリセルの読み出しや書き込
みを行うことができる。
にメモリセル510が位置することで、同じ領域に、センスアンプブロック520とメモ
リセル510を配置することができる。従って、センスアンプとメモリセルを異なる領域
に配置するシリコントランジスタを用いた従来のDRAMと比較して、チップ面積を縮小
できる。
ことができれば、動作速度、消費電力、製造歩留まり等において、好ましい。これは、本
発明の一態様の記憶装置においても同様である。しかし、容量素子Cの容量を小さくする
と、読み出し動作やデータ保持が困難になる場合がある。本発明の一態様の記憶装置は、
シリコントランジスタを用いた従来のDRAMと比較して、容量素子Cの容量値が同じ場
合には、優れた読み出し性能およびデータ保持特性を有する。このため、容量素子Cの容
量をより小さくすることができ、好ましい。これについて、以下に説明する。
reとの比がある。読み出し時に得られる一対のビット線の電位差は、Cstore/C
bitが大きいほど大きくなる。従って、Cstore/Cbitが大きいほど、高速あ
るいは安定な読み出し動作を実現できる。同じ読み出し性能のもとでは、ビット線容量C
bitを小さくすることで、容量素子Cの容量を小さくすることができる。
少なくすることである。シリコントランジスタを用いた従来のDRAMは、ビット線に接
続されるメモリセルの数は、例えば、64乃至256である。メモリセルとセンスアンプ
ブロックとは別の領域に配置されるため、同じメモリ容量のもとで、ビット線に接続され
るメモリセルの数を1/2にすると、センスアンプブロックは2倍必要となり、回路面積
の増大を招いてしまう。本発明の一態様の記憶装置は、メモリセルとセンスアンプブロッ
クとは同じ領域に重ねて配置できる。ビット線に接続されるメモリセルの数を1/2にし
て、センスアンプブロックが2倍必要となっても、センスアンプブロックの配置された領
域がメモリセルの配置された領域内であれば、チップ面積は変わらない。従って、回路面
積の増大を招かずに、ビット線に接続されるメモリセルの数を少なくすることができる場
合がある。その結果、ビット線容量Cbitを縮小することができる。
接続されるメモリセルの数の低減を実現している。記憶装置500は、トランジスタTr
Iを設けることで、センスアンプブロックあたり4本のビット線BLUL、BLUR、B
LDL、BLDRに接続される。メモリセルとセンスアンプブロックを別の領域に配置す
るシリコントランジスタを用いた従来のDRAMにおいて、そのような構成が提案されて
いる。しかし、メモリセルとセンスアンプブロックを重ねた構成、あるいは、メモリセル
とセンスアンプブロックを重ねてセンスアンプブロックを2次元的に配置した構成では、
1つのセンスアンプブロックに4本のビット線を接続した場合における、配置方法や配線
の層数、配線の方向などは、これまで提案されていなかった。本発明の一態様の記憶装置
は、メモリセルとセンスアンプブロックを重ねた場合に、4本のビット線を1つのセンス
アンプブロックに接続するための配置方法や配線の層数、配線の方向を適用したものであ
る。例えば、図1に示す記憶装置500では、センスアンプブロック520は少なくとも
2層の導電体により配線され、かつ、当該2層とは異なる層にビット線として機能する導
電体を設けることで、4本のビット線BLUL、BLUR、BLDL、BLDRとセンス
アンプ530とをトランジスタTrIを介して接続する構成を実現している。こうして、
本発明の一態様の記憶装置は、センスアンプブロック520あたり4本のビット線BLU
L、BLUR、BLDL、BLDRが接続されることで、ビット線に接続されるメモリセ
ルの数を少なくすることができる。センスアンプブロックの面積を同じとした場合、セン
スアンプブロックあたり2本のビット線が接続される通常の場合と比較して、ビット線に
接続されるメモリセルの数を約1/2にすることができる。その結果、ビット線容量Cb
itを縮小することができる。
構成は、センスアンプブロックの面積を減らすことが目的であった。本発明の一態様の記
憶装置においては、同じ領域に、センスアンプブロックとメモリセルを重ねて配置できる
ため、センスアンプブロックの面積が単に減ったとしても、チップ面積は変わらない場合
がある。むしろ、本発明の一態様の記憶装置では、センスアンプブロックをメモリセルの
配置された領域に敷き詰めるように配置したうえで、さらにビット線容量Cbitを減ら
すことが目的の一つである。つまり、トランジスタTrIを用いる構成は、効果や目的に
おいても、シリコントランジスタを用いた従来のDRAMとは異なったものである。
容量Cbitを縮小することができ、好ましい。シリコントランジスタを用いた従来のD
RAMにおいては、ビット線容量Cbitは、ビット線とワード線との交差容量や、ビッ
ト線と容量素子Cとの間の寄生容量が大きく寄与する。ビット線をメモリセルの下方に設
けると、ワード線や容量素子との距離が大きくなる。そのため、ビット線とワード線との
交差容量や、ビット線と容量素子Cとの間の寄生容量は小さくなり、ビット線容量Cbi
tを縮小することができる。メモリセルが有するトランジスタTrMとしてシリコントラ
ンジスタを用いる場合、その下方に配線を形成することは難しい場合がある。トランジス
タTrMとして、絶縁表面上に形成できるトランジスタであれば、その下方に配線を形成
することは、シリコントランジスタの場合と比べて実現しやすく、好ましい。トランジス
タTrMとして、例えば、酸化物半導体(好ましくはIn、Ga、及びZnを含む酸化物
)をチャネル形成領域に含むトランジスタ(以下、酸化物半導体トランジスタとも呼ぶ)
を用いることができる。
上方に設けても良い。また、容量素子Cの上方に設けても良い。ビット線をトランジスタ
TrMの上方に設ける場合には、トランジスタTrMの下方に設けられる導電体の層数を
減らすことができる。トランジスタTrMの下方に設けられる導電体の層数が少ないと、
トランジスタTrMを形成する絶縁表面をより平坦にできる場合があり、トランジスタT
rMをより微細に形成することができる場合がある。
レイン電流(リーク電流とも呼ぶ)がある。トランジスタTrMのリーク電流が小さいほ
ど、容量素子Cに蓄積された電荷は長期間にわたり保持されるため、データが保持される
期間を長くすることができる。その結果、リフレッシュ動作の頻度を低減でき、リフレッ
シュ動作による消費電力を低減することができる。本発明の一態様の記憶装置において、
トランジスタTrMは、リーク電流が小さいことが好ましい。例えば、非導通状態のとき
のドレイン電流は、室温(25℃程度)にて1×10−18A以下、好ましくは1×10
−21A以下、さらに好ましくは1×10−24A以下、または85℃にて1×10−1
5A以下、好ましくは1×10−18A以下、さらに好ましくは1×10−21A以下で
ある。そのような一例として、酸化物半導体トランジスタを用いることができる。
び/または、トランジスタTrMのリーク電流の低減、を図ることができる。その結果、
容量素子Cの容量を小さくすることができる。容量素子Cの容量は、例えば、10fF以
下、より好ましくは5fF以下、さらに好ましくは1fF以下である。一方で、容量素子
の容量は、容量素子以外の寄生容量よりも大きいことが好ましい。例えば、0.1fF以
上である。その結果、容量を充電する時間が短くなり、より高速に動作できる。容量に蓄
積されるエネルギーが小さくなるため、消費電力が低減される。シリコントランジスタを
用いたDRAMでは、各メモリセルは、25fF程度の容量が必要といわれている。この
ため、微細化に伴い、容量素子の製造が難しくなってきている。高さが数μmものスタッ
ク容量や深さが数μmものトレンチ容量を形成する必要があるためである。本発明の一態
様の記憶装置は、容量素子Cの容量を小さくすることができるため、保持容量の製造の難
易度も低減され、歩留まりも向上する。
好ましい。例えば、トランジスタのスイッチングに要する時間は、10ns未満、好まし
くは1ns未満、より好ましくは0.1ns未満である。ここでは、そのような一例とし
て、酸化物半導体トランジスタを用いることができる場合がある。
要する時間が短いことを言う。トランジスタのスイッチングに要する時間とは、一つのト
ランジスタが負荷のない状態で非導通状態から導通状態となる時間を表す。これは、ゲー
ト電圧が変化した際に、トランジスタのドレイン電流の増分が、ゲート容量に蓄積される
電荷の増分を補う時間と解釈することができる。或いは、トランジスタのスイッチングに
要する時間とは、トランジスタを増幅器として用いる場合に、電流利得が1以上となる最
大の周波数fT(遮断周波数とも言う)を用いて、1/(2×fT)で表わす場合がある
。或いは、電力利得が1以上となる最大の周波数fmax(最大発振周波数とも言う)を
用いて1/(2×fmax)で表わす場合がある。電力利得としては、単方向電力利得や
最大有能電力利得を用いることができる。
る。
、回路記号を用いて、素子や配線の位置や接続を模式的に表している。紙面上下は、回路
が形成されている面に対して垂直な方向(または、高さ方向)を表している。図5は、記
憶装置500Aを上面からみた構成の一例を模式的に表した図である。図5は、領域、配
線、接続部等を模式的に表したものであり、紙面上下と紙面左右は、それぞれ異なる水平
方向(回路が形成されている面に対して平行な方向)を表している。なお、図4及び図5
では、理解を容易にするため、トランジスタや配線などの一部を省略して示している。
LUL、BLUR、BLDL、BLDRと、ワード線WLUL、WLDLと、メモリセル
510と、データ線DLL、DLRと、配線ISOU、ISOD、CSと、を有する。図
4に示す記憶装置500Aは、図1に示す記憶装置500と同様な構成を有し、あらたに
、ビット線BLUL、BLUR、BLDL、BLDRに用いられる第3層の導電体が下層
の導電体と接続する接続部(以下、ビット線の接続部とも呼ぶ)の構成と、データ線に用
いられる導電体が下層の導電体と接続する接続部(以下、データ線の接続部とも呼ぶ)の
構成とが記憶装置500と異なる。これらの構成を模式的に表している。
位をいう。例えば、導電体Aと導電体Bが直接接続される場合、導電体Aと導電体Bが接
触する領域は接続部である。例えば、導電体Aと導電体Bが、導電体Cおよび導電体Dを
介して接続される場合、導電体Cおよび/または導電体Dは接続部である。導電体Aの接
続先が明確である場合には、導電体Aと導電体Aの接続先を接続する部位を、単に、導電
体Aの接続部とも呼ぶ。
の導電体は、第2方向(ビット線が延在する方向)に延在する。一方、ビット線の接続部
2か所と、データ線の接続部1か所とは、トランジスタTrIやトランジスタTrCのソ
ースまたはドレインに接続されるため、第2層の導電体を横切って設けられる。従って、
これらの接続部は、第2方向に延在する第2層の導電体を避けて設ける必要がある。この
とき、センスアンプブロックの領域を自由に広げて、これらの接続部を設けるのでは、チ
ップ面積が大きくなってしまう場合がある。どのように第2層の導電体を回避して、これ
らの接続部を設けるか、が重要になる。
向において、配線D0Lが配置されていない領域に設けられる。データ線DLLの接続部
は、第2方向において、ビット線BLUL、BLDLが配置されていない領域に設けられ
、かつ、配線D0Lが配置される領域に設けられる。データ線DLLの接続部は、第1方
向(ワード線が延在する方向)に、配線D0Lを回避するように設けられる。
って、断面の構成に関する説明は、図1に示す記憶装置500の説明を適宜参照すること
ができる。
る。図5では、センスアンプブロック520Aと、4本のビット線BLUL、BLUR、
BLDL、BLDRと、データ線DLL、DLRと、ビット線の接続部(白丸(○)で表
記)と、データ線の接続部CL、CR(黒丸(●)で表記)等の配置を模式的に表してい
る。図5に示す記憶装置500Aは、第1方向に隣り合う2つのセンスアンプブロック5
20Aを表している。
DRは、互いに隣り合って、2行2列に配置されている。つまり、ビット線BLULとB
LURは第1方向に隣り合い、2本のビット線BLDLとBLDRは第1方向に隣り合い
、ビット線BLULとBLDLは第2方向に隣り合い、2本のビット線BLURとBLD
Rは第2方向に隣り合う。図5に示す記憶装置500Aでは、センスアンプブロック52
0Aは、第1方向にビット線2本分、第2方向にビット線2本分を包含する領域に配置さ
れている。
LUR、BLDL、BLDRの配置により、2次元的に規則的に配置することができる。
つまり、センスアンプブロック520A、および4本のビット線BLUL、BLUR、B
LDL、BLDRを、それぞれ、第1方向に第1距離のピッチで、かつ、第2方向に第2
距離のピッチでアレイ状に配置することができる。例えば、第1距離は、ビット線2本を
並べられる幅以上であり、その2倍以下である。例えば、第2距離は、ビット線の長さの
2倍以上であり、4倍以下である。
チで、2次元的に配置されているとする。センスアンプブロック520Aは、例えば、第
1方向に第3距離の2倍のピッチで、第2方向に第2距離の1倍のピッチで、2次元的に
配置することができる。言い換えると、ビット線が2次元的に配置された状態において、
ビット線k本分の幅とは、ビット線1本あたりが占有する平均の幅のk倍の幅とする(k
は1以上の整数)。センスアンプブロック520Aは、例えば、第1方向にビット線2本
分のピッチで、かつ、第2方向にビット線2本分のピッチで、2次元的に規則的に配置す
ることができる。
、BLDRの延長上に設けられる。その結果、ビット線の接続部は、センスアンプブロッ
ク520Aの第1方向の幅を広げることなく設けることができる。データ線の接続部は、
第2方向において、第2方向に隣り合うビット線対(BLUL,BLUR)と(BLDL
,BLDR)の間に設けられる。2か所のデータ線の接続部CL、CRは、第1方向にお
いて、センスアンプブロック520Aの両側の端部に一つずつ設けられ、第2方向におい
て、互いにずれた位置に設けられる。こうすることで、隣り合うセンスアンプブロック5
20Aが有するデータ線の接続部は、第2方向に並べて設けることができる。その結果、
センスアンプブロック520Aの第1方向の幅の増大を抑えることができる。なお、図5
に示す上面模式図で、データ線の接続部がビット線BLUL、BLUR、BLDL、BL
DRの延長上に設けられていないのは、ビット線BLUL、BLUR、BLDL、BLD
Rの下方に配線D0L、D0Rとしての機能を有する第2層の導電体が延在しているため
である。データ線の接続部、或いは、データ線の接続部のうち第2層の導電体を横切る部
分は、配線D0L、D0Rを回避するために、センスアンプブロック520Aの第1方向
の端部に設けられている。
タ線の接続部は、配線D0L、D0Rとして機能する第2層の導電体を第1方向に回避し
て設けられる。例えば、第2層の導電体でプラグを設けて接続部を構成することができる
。その場合、第2層の導電体の幅と間隔の分だけ第1方向に幅が増大してしまう。例えば
、第2層の導電体でプラグを設けずに、第1層の導電体と第3層の導電体とを直接ビアホ
ールで接続する構成とすることができる。その場合、第2層の導電体による増分は小さく
抑えられる。同時に、ビット線として機能する第3層の導電体を当該接続部に設けないこ
とで、第1方向に幅を広げることなく、第3層の導電体でプラグを設けることができる。
その結果、第2層の導電体でプラグを設けた場合より、第1方向の幅を小さくでき、好ま
しい。
続部のある領域では、ビット線を設けない場合がある。そのような接続部が多いと、第2
方向(ビット線が延在する方向)に幅を増やす必要がある。図4および図5に示す記憶装
置500Aにおいて、ビット線の接続部は配線D0L、D0Rとして機能する第2層の導
電体を第1方向に回避する必要がなく、データ線の接続部のみ当該第2層の導電体を第1
方向に回避して設ける。このため、センスアンプブロック520Aの第2方向の幅を小さ
くでき、面積を小さくできるため好ましい。
ロック520Aの端部に設けられている。センスアンプブロック520Aが、例えば、図
19(A)に示す構成のように、トランジスタTrI以外の回路がビット線BLUL、B
LUR、BLDL、BLDRに直接接続されない構成であれば、ビット線の接続部は、ビ
ット線BLUL、BLUR、BLDL、BLDRとして機能する第3層の導電体の端部に
設けることが好ましく、センスアンプブロック520Aの端部に設けることが好ましい。
。センスアンプブロック520Aが、例えば、図19(B)に示す構成のように、トラン
ジスタTrI以外の回路(例えば、プリチャージ回路)がビット線BLUL、BLUR、
BLDL、BLDRに直接接続される構成であれば、当該回路をセンスアンプブロック5
20Aの端部に配置することが好ましい。ビット線の接続部は、当該回路より内側に配置
することが好ましい。
520Aの第2方向の中央部付近に設けられる。こうすることで、4本のビット線BLU
L、BLUR、BLDL、BLDRの長さを揃えることができる。その結果、ビット線容
量を揃えることができ、読み出しが安定するので、好ましい。
これは模式的な図であって、センスアンプブロックが長方形の領域に配置されていること
を示すわけではない。センスアンプブロックの領域は、センスアンプを構成する要素を含
む領域であり、かつ、隣り合うセンスアンプブロックと重ならない領域として定めれば良
い。
続部、およびデータ線の接続部を、効率よく2次元的に配置することができる。
る。
示す記憶装置500Bは、図5に示す記憶装置500Aと比較して、データ線およびデー
タ線の接続部の構成が異なる。図6に示す記憶装置500Bでは、第1方向に隣り合うセ
ンスアンプブロック520Bがデータ線の接続部を共有している。その結果、データ線の
接続部は、図5に示す記憶装置500Aと比較して、1/2になる。このような構成とす
ることで、図5に示す記憶装置500Aと比較して、第2方向に隣り合うビット線対(B
LUL,BLUR)と(BLDL,BLDR)の間隔を小さくすることができる。その結
果、センスアンプブロック520Bの第2方向の幅を小さくし、面積を縮小することがで
きる場合がある。
本数が減ることで、データ線の幅や間隔を大きくとることが可能となる。例えば、データ
線は、第1方向にビット線2本分のピッチで配置される。データ線は、メモリセルより上
方に設けられ、ビット線よりも幅や間隔を大きい配線でないと作製できない場合がある。
そのような場合も、データ線の幅や間隔の制約によって、第1方向の幅を広げる必要がな
く、好ましい。一度に動作するデータ線の本数が減ることで、データ線の充放電に伴う消
費電力を低減することができる。
従って、上面からみた構成に関する説明は、図5に示す記憶装置の説明を適宜参照するこ
とができる。
装置500Bは、互いに隣り合う2つのセンスアンプブロック520Bが端子NLまたは
NRを共有する構成となっている。端子NLまたはNRと配線D0Lまたは配線D0Rは
トランジスタTrCを介して接続される。トランジスタTrCのゲートは、配線CS1も
しくは配線CS2と接続される。同一の端子NLと接続される2つのトランジスタTrC
のゲートの一方は、配線CS1に接続され、他方は配線CS2に接続される。隣り合うセ
ンスアンプブロック520Bの一方が有するトランジスタTrCが配線CS1と接続され
る場合には、他方が有するTrCは配線CS2と接続される。このような構成とすること
で、データ線の接続部およびデータ線を減らすことができる。
異なるのみである。従って、メモリセル、ビット線、および他の配線に関する説明は、図
3に示す記憶装置500の回路構成の説明を適宜参照することができる。
な構成例を説明する。
また同じ層に形成される導電体等には、同じハッチングパターンを付している。
に示した記憶装置500Bの具体的な一例である。記憶装置500Cは、図7および図1
9(A)に示した回路構成を有する。図8(A)は、トランジスタTrCや第1層の導電
体を含む領域の上面図を示し、図8(B)は、配線D0L,D0Rとして機能する第2層
の導電体を含む領域の上面図を示し、図8(C)は、ビット線として機能する第3層の導
電体を含む領域の上面図を示し、図8(D)は、トランジスタTrMを含む領域の上面図
を示し、図8(E)は、容量素子Cやデータ線を含む領域の上面図を示す。
図9には、図8(A)乃至図8(E)の一点鎖線A1−A2で切断した断面を示し、図1
0には、図8(A)乃至図8(E)の一点鎖線B1−B2で切断した断面を示す。
、トランジスタ491b、トランジスタ491c、および容量素子497を有する。当該
トランジスタおよび容量素子は、複数の導電体を介して適宜接続され、図7および図19
(A)に示した回路の一部分を構成している。ここでは、一例として、トランジスタ49
0に酸化物半導体トランジスタを用い、トランジスタ491a、トランジスタ491b、
およびトランジスタ491cにシリコントランジスタを用いるものとして説明する。
に示した記憶装置の構成と対比しながら、説明する。図8(A)に示す上面図において、
トランジスタ491aは、トランジスタTrIに相当する。トランジスタ491bは、セ
ンスアンプが有するNチャネル型トランジスタである。トランジスタ491cは、トラン
ジスタTrCに相当する。導電体422aは、配線ISOUに相当する。導電体422b
は、配線ISODに相当する。導電体470bは、配線NACTに相当する。導電体47
0cは、配線PACTに相当する。導電体422eは、配線EQに相当する。導電体47
0dは、配線PCに相当する。導電体422cは、配線CS1に相当する。導電体422
dは、配線CS2に相当する。図8(B)に示す上面図において、導電体471bは、配
線D0Lに相当する。導電体471cは、配線D0Rに相当する。図8(C)に示す上面
図において、導電体472aは、ビット線BLULに相当する。導電体472bは、ビッ
ト線BLURに相当する。導電体472cは、ビット線BLDLに相当する。導電体47
2dは、ビット線BLDRに相当する。図8(D)に示す上面図において、トランジスタ
490は、トランジスタTrMに相当する。導電体420または導電体421は、ワード
線WLUL(1)に相当する。図8(E)に示す上面図において、容量素子497は、容
量素子Cに相当する。導電体473、474は、容量素子Cの電極としての機能を有する
。導電体474はまた、端子PLに接続される配線としての機能を有する。導電体475
aは、データ線DLLに相当する。導電体475bは、データ線DLRに相当する。
装置500Cは、基板400と、トランジスタ491aおよび491bと、トランジスタ
491aおよび491b上の絶縁体460と、絶縁体460上の導電体470a、470
bと、絶縁体460上および導電体470a、470b上の絶縁体461と、絶縁体46
1上の導電体471bと、絶縁体461上および導電体471b上の絶縁体462と、絶
縁体462上の導電体472a、472bと、絶縁体462上および導電体472a、4
72b上の絶縁体463と、絶縁体463上の絶縁体442と、絶縁体442上のトラン
ジスタ490と、トランジスタ490上の絶縁体452と、絶縁体452上の絶縁体46
4と、絶縁体464上の容量素子497と、容量素子497上の絶縁体466と、絶縁体
466上の導電体475a、475bと、を有する。絶縁体466および導電体475a
、475b上には、さらに1層もしくは複数層の絶縁体および導電体が設けられていても
良い。絶縁体460、461,462,463、442、452、464,465には、
適宜開口部が設けられ、当該開口部に導電体が設けられている。導電体470a、470
bは第1層の導電体である。導電体471bは第2層の導電体である。導電体472a、
472bは第3層の導電体である。
BLUL(導電体472a)とが別の層で形成されているため、トランジスタ491aを
介してのみ接続することが可能となっている。その結果、ビット線の選択が可能となり、
センスアンプブロックへの4本のビット線BLUL,BLUR、BLDL,BLDRの接
続を実現している。
BLDL,またはBLDRに接続されるメモリセル数は4である。例えば、1本のビット
線に接続されるメモリセル数は3乃至32とすることができる。その結果、ビット線容量
を小さくすることができ、容量素子Cの容量を小さくすることができる。その結果、動作
速度、消費電力、製造歩留まり等において、好ましい。
と第3層の導電体とを直接ビアホールで接続する構成となっている。第3層の導電体と下
方の導電体との接続は、ビット線の接続部とデータ線の接続部であり、いずれも、ビアホ
ールで接続する構造とした。このような構造とすることで、記憶装置500Cの第1方向
の幅を小さく抑えることができる。また、第2層の導電体と第3層の導電体を接続するた
めの工程が不要となる。
の接続部を共有することで、データ線の接続部およびデータ線を低減している。その結果
、記憶装置500Cの第2方向の幅を小さく抑えることができる。また、データ線の幅や
間隔をビット線よりも大きくできる。また、データ線の充放電に伴う消費電力を低減する
ことができる。
は、メモリセルの第1方向の幅の2倍乃至4倍、好ましくは、2倍乃至3倍とすることが
できる。センスアンプブロックの第2方向のピッチは、例えば、メモリセルの第2方向の
幅の6倍乃至64倍、好ましくは、8倍乃至32倍とすることができる。
90、基板400、および各種絶縁体について説明する。
2aと、導電体422aの側面に接する絶縁体418と、基板400中の導電体422a
および絶縁体418と重ならない領域である領域402a、402bと、絶縁体418と
重なる領域である領域403と、を有する。
電体422aは、トランジスタ491aのゲートとしての機能を有する。また、絶縁体4
18は、導電体422aの側壁絶縁体(サイドウォールともいう。)としての機能を有す
る。また、領域402a、402bは、トランジスタ491aのソースまたはドレインと
しての機能を有する。また、領域403は、トランジスタ491aのLDD(Light
ly Doped Drain)領域としての機能を有する。
。また、その後、絶縁体418を形成し、導電体422aおよび絶縁体418をマスクと
した不純物注入によって、領域402a、402bを形成することができる。従って、領
域403と領域402a、402bとを、同種の不純物の添加によって形成する場合、領
域403は領域402a、402bよりも不純物濃度の低い領域となる。
ことができる。従って、微細化に適した構造である。
どによって分離される。一例として、絶縁体440を、STI(Shallow Tre
nch Isolation)と呼ばれる手法で形成した例を示すが、これに限定されな
い。例えば、絶縁体440に代えて、LOCOS(Local Oxidation o
f Silicon)法によって形成した絶縁体を用いて、トランジスタ間を分離しても
構わない。
32と、絶縁体432上の半導体406aと、半導体406a上の半導体406bと、半
導体406bの上面と接する導電体416aおよび導電体416bと、半導体406aの
側面、半導体406bの上面および側面、導電体416aの上面および側面、ならびに導
電体416bの上面および側面と接する半導体406cと、半導体406c上の絶縁体4
11と、絶縁体411上の導電体420と、を有する。
は、トランジスタ490のゲート絶縁体としての機能を有する。導電体421は、トラン
ジスタ490の第2ゲートとしての機能を有する。絶縁体432は、トランジスタ490
のゲート絶縁体としての機能を有する。導電体416aおよび導電体416bは、トラン
ジスタ490のソースおよびドレインとしての機能を有する。半導体406bはチャネル
形成領域としての機能を有する。
ての機能を有するが、それぞれに印加する電位が異なっていても構わない。例えば、導電
体421に負または正のゲート電圧を印加することでトランジスタ490のしきい値電圧
を調整しても構わない。また、導電体421は設けなくても良い。
り、半導体406bを上面だけでなく側面も取り囲んだ構造となっている。このようなト
ランジスタの構造を、surrounded channel(s−channel)構
造とよぶ。
面に対してゲート電界によるチャネル形成領域の制御がしやすくなる。導電体420が半
導体406bの下方まで伸びている構造では、さらに制御性が優れ、好ましい。その結果
、トランジスタ490のサブスレッショルドスイング値(S値ともいう。)を小さくする
ことができ、短チャネル効果を抑制することができる。従って、微細化に適した構造であ
る。
れる。例えば、トランジスタ490は、チャネル長が好ましくは40nm以下、さらに好
ましくは30nm以下、より好ましくは20nm以下の領域を有し、かつ、トランジスタ
490は、チャネル幅が好ましくは40nm以下、さらに好ましくは30nm以下、より
好ましくは20nm以下の領域を有する。トランジスタの微細化により、記憶装置の面積
を縮小することができる。
体(バルク)にチャネルが形成される場合がある。従って、半導体406bが厚いほどチ
ャネルが形成される領域は大きくなる。例えば、20nm以上、好ましくは40nm以上
、さらに好ましくは60nm以上、より好ましくは100nm以上の厚さの領域を有する
半導体406bとすればよい。ただし、半導体装置の生産性が低下する場合があるため、
例えば、300nm以下、好ましくは200nm以下、さらに好ましくは150nm以下
の厚さの領域を有する半導体406bとすればよい。このような構造とすることで、s−
channel構造では、トランジスタのソース−ドレイン間に大電流を流すことができ
、導通時の電流(オン電流)を高くすることができる。
ンジスタのスイッチングに要する時間は、10ns未満、好ましくは1ns未満、より好
ましくは0.1ns未満である。
ンからチャネル形成領域へ延びる電界が短距離で遮蔽されるため、短チャネルでもゲート
電界によるキャリアの制御を行いやすい。したがって、微細なトランジスタにおいても良
好な電気特性が得られる。
域として用いる場合と異なり、ゲートとボディもしくは半導体基板との間で寄生容量が形
成されないため、ゲート電界によるキャリアの制御が容易になる。したがって、微細なト
ランジスタにおいても良好な電気特性が得られる。
の側面と接しない。これは、ゲートとしての機能を有する導電体420から半導体406
bの側面に向けて印加される電界が、導電体416aおよび導電体416bによって遮蔽
されにくい構造である。また、導電体416aおよび導電体416bは、絶縁体432の
上面と接しない。そのため、絶縁体432から放出される過剰酸素(酸素)が導電体41
6aおよび導電体416bを酸化させるために消費されない。従って、絶縁体432から
放出される過剰酸素(酸素)を、半導体406bの酸素欠損を低減するために効率的に利
用することのできる構造である。
少なくとも一部(または全部)は、半導体406bなどの半導体層の、表面、上面、およ
び/または、下面の少なくとも一部(または全部)と、接触している。半導体406bの
当該接触部では、酸素欠損のサイトに水素が入り込むことでドナー準位を形成することが
あり、nチャネル型導電領域を有する。なお、酸素欠損のサイトに水素が入り込んだ状態
をVOHと表記する場合がある。その結果、nチャネル型導電領域を電流が流れることで
、良好なオン電流を得ることができる。
真性または実質的に真性にすることが有効である。ここで、実質的に真性とは、酸化物半
導体のキャリア密度が、1×1017/cm3未満であること、好ましくは1×1015
/cm3未満であること、さらに好ましくは1×1013/cm3未満であることを指す
。酸化物半導体において、水素、窒素、炭素、シリコン、および主成分以外の金属元素は
不純物となる。例えば、水素および窒素はドナー準位の形成に寄与し、キャリア密度を増
大させてしまう。
値電圧がマイナスとなる電気特性になることが少ない。また、当該酸化物半導体を用いた
トランジスタは、酸化物半導体のキャリアトラップが少ないため、電気特性の変動が小さ
く、信頼性の高いトランジスタとなる。また、当該酸化物半導体を用いたトランジスタは
、オフ電流を非常に低くすることが可能となる。
(25℃程度)にて1×10−18A以下、好ましくは1×10−21A以下、さらに好
ましくは1×10−24A以下、または85℃にて1×10−15A以下、好ましくは1
×10−18A以下、さらに好ましくは1×10−21A以下とすることができる。なお
、トランジスタが非導通状態とは、nチャネル型のトランジスタの場合、ゲート電圧がし
きい値電圧よりも小さい状態をいう。
体406aまたは半導体406cのない2層構造としても構わない。または、半導体40
6aの上もしくは下、または半導体406c上もしくは下に、半導体406a、半導体4
06bおよび半導体406cとして例示した半導体のいずれか一を有する4層構造として
も構わない。または、半導体406aの上、半導体406aの下、半導体406cの上、
半導体406cの下のいずれか二箇所以上に、半導体406a、半導体406bおよび半
導体406cとして例示した半導体のいずれか一を有するn層構造(nは5以上の整数)
としても構わない。
1aのソースとドレインの一方(領域402a)と、は導電体470a、導電体472a
を介して接続されている。
ルマニウムなどの単体半導体、または炭化シリコン、シリコンゲルマニウム、ヒ化ガリウ
ム、窒化ガリウム、リン化インジウム、酸化亜鉛、酸化ガリウムなどの化合物半導体を用
いた半導体基板であってもよい。半導体基板は、非晶質半導体または結晶質半導体を用い
ればよく、結晶質半導体としては、単結晶半導体、多結晶半導体、微結晶半導体などがあ
る。また、ガラス基板であってもよい。また、半導体基板やガラス基板上に半導体素子が
形成された素子基板であってもよい。
である。例えば、過剰酸素を含む酸化シリコンは、加熱処理などによって酸素を放出する
ことができる酸化シリコンである。従って、絶縁体432は膜中を酸素が移動可能な絶縁
体である。即ち、絶縁体432は酸素透過性を有する絶縁体とすればよい。例えば、絶縁
体432は、当該絶縁体上の半導体よりも酸素透過性の高い絶縁体とすればよい。
場合がある。半導体中で酸素欠損は、DOS(Density of State)を形
成し、正孔トラップなどとなる。また、酸素欠損のサイトに水素が入ることによって、キ
ャリアである電子を生成することがある。従って、半導体中の酸素欠損を低減することで
、トランジスタに安定した電気特性を付与することができる。
られる。絶縁体442としては、例えば、アルミニウムを含む酸化物、例えば酸化アルミ
ニウムを用いる。絶縁体442は、酸素および水素をブロックする絶縁体であるが、密度
が3.2g/cm3未満の酸化アルミニウムは、特に水素をブロックする機能が高いため
好ましい。または、結晶性の低い酸化アルミニウムは、特に水素をブロックする機能が高
いため好ましい。
水素を外部から供給することでシリコンのダングリングボンドを低減させることができる
ため、トランジスタの電気特性が向上する場合がある。水素の供給は、例えば、水素を含
む絶縁体をシリコントランジスタの近傍に配置し、加熱処理を行うことで、該水素を拡散
させて、シリコントランジスタに供給しても構わない。
ctroscopy)分析にて、100℃以上700℃以下または100℃以上500℃
以下の表面温度の範囲で1×1018atoms/cm3以上、1×1019atoms
/cm3以上または1×1020atoms/cm3以上の水素(水素原子数換算)を放
出することもある。
能を有するため、トランジスタ490まで到達する水素は僅かとなる。水素は、酸化物半
導体中でキャリアトラップやキャリア発生源となりトランジスタ490の電気特性を劣化
させることがある。そのため、絶縁体442によって水素をブロックすることは半導体装
置の性能および信頼性を高めるために重要な意味を持つ。
素欠損を低減させることができるため、トランジスタの電気特性が向上する場合がある。
酸素の供給は、例えば、酸素を含む雰囲気下における加熱処理によって行えばよい。また
は、例えば、過剰酸素(酸素)を含む絶縁体をトランジスタ490の近傍に配置し、加熱
処理を行うことで、該酸素を拡散させて、トランジスタ490に供給しても構わない。こ
こでは、絶縁体432に過剰酸素を含む絶縁体を用いる。
442が酸素をブロックする機能を有するため、シリコントランジスタまで到達する酸素
は僅かとなる。シリコン中に酸素が混入することでシリコンの結晶性を低下させることや
、キャリアの移動を阻害させる要因となることがある。そのため、絶縁体442によって
酸素をブロックすることは半導体装置の性能および信頼性を高めるために重要な意味を持
つ。
水素をブロックする機能を有する。絶縁体452は、例えば、絶縁体442についての記
載を参照する。または、絶縁体452は、例えば、半導体406aおよび/または半導体
406cよりも、酸素および水素をブロックする機能が高い。
ことを抑制できる。従って、絶縁体432などに含まれる過剰酸素(酸素)の量に対して
、トランジスタ490へ効果的に酸素を供給することができる。また、絶縁体452は、
絶縁体452よりも上に設けられた層や半導体装置の外部から混入する水素を含む不純物
をブロックするため、不純物の混入によってトランジスタ490の電気特性が劣化するこ
とを抑制できる。
て説明したが、トランジスタ490の一部であっても構わない。
て、説明する。
1は、回路記号を用いて、素子や配線の位置や接続を模式的に表している。紙面上下は、
回路が形成されている面に対して垂直な方向(または、高さ方向)を表している。図12
は、記憶装置500Dを上面からみた構成の一例を模式的に表した図である。図12は、
領域、配線、接続部等を模式的に表したものであり、紙面上下と紙面左右は、それぞれ異
なる水平方向(回路が形成されている面に対して平行な方向)を表している。なお、図1
1及び図12では、理解を容易にするため、トランジスタや配線などの一部を省略して示
している。
第2の導電体を回避するために、第1方向(ワード線が延在する方向)を多少広げるよう
に、データ線の接続部が設けられている。図11および図12には、第1方向に広げるこ
となく、ビット線の接続部とデータ線の接続部の両方を設ける構成例を示す。
ト線BLUL、BLUR、BLDL、BLDRと、ワード線WLUL、WLDLと、メモ
リセル510と、データ線DLL、DLRと、配線ISOU、ISOD、CSと、を有す
る。図11に示す記憶装置500Dにおいて、配線D0L(およびD0R)には、第2層
の導電体だけでなく、第1層の導電体、第3層の導電体が用いられる。3層の導電体を用
いることで、データ線の接続部は、第1方向の幅を広げることなく、配線D0Lを回避す
るように設けることが可能となる。その際、図5に示す記憶装置500Aと比較して、デ
ータ線DLLとDLRの位置が入れ替わる場合がある。
よびデータ線の接続部周辺の構成が異なるのみである。従って、他の構成に関する説明は
、図4に示す記憶装置500Aの説明を適宜参照することができる。
2に示す上面模式図では、ビット線の接続部、およびデータ線の接続部は、ビット線BL
UL、BLUR、BLDL、BLDRの延長上に設けられる。ビット線の接続部、および
データ線の接続部は、センスアンプブロック520Dの第1方向の幅を広げることなく設
けられている。データ線の接続部は、第2方向に隣り合うビット線対(BLUL,BLU
R)と(BLDL,BLDR)の間に設けられる。2か所のデータ線の接続部は、第2方
向において、互いにずれた位置に設けられる。こうすることで、データ線の接続部は、第
1方向の幅を広げることなく、配線D0Lを回避するように設けることが可能となる。
よびデータ線の接続部周辺の構成が異なるのみである。従って、他の構成に関する説明は
、図5に示す記憶装置500Aの説明を適宜参照することができる。
続部、およびデータ線の接続部を、効率よく2次元的に配置することができる。
細な構成例を説明する。
、また同じ層に形成される導電体等には、同じハッチングパターンを付している。
12に示した記憶装置500Dの具体的な一例である。記憶装置500Eは、図3および
図19(B)に示した回路構成を有する。図13(A)は、トランジスタTrCや第1層
の導電体を含む領域の上面図を示し、図13(B)は、配線D0L,D0Rとして機能す
る第2層の導電体を含む領域の上面図を示し、図13(C)は、ビット線として機能する
第3層の導電体を含む領域の上面図を示し、図13(D)は、トランジスタTrMを含む
領域の上面図を示し、図13(E)は、容量素子Cやデータ線を含む領域の上面図を示す
。
は、図13(A)乃至図13(E)の一点鎖線C1−C2で切断した断面を示す。
d、トランジスタ491e、トランジスタ491f、および容量素子497を有する。当
該トランジスタおよび容量素子は、複数の導電体を介して適宜接続され、図3および図1
9(B)に示した回路の一部分を構成している。ここでは、一例として、トランジスタ4
90に酸化物半導体トランジスタを用い、トランジスタ491d、トランジスタ491e
、およびトランジスタ491fにシリコントランジスタを用いるものとして説明する。
)に示した記憶装置の構成と対比しながら、説明する。図13(A)に示す上面図におい
て、トランジスタ491dは、トランジスタTrIに相当する。トランジスタ491eは
、センスアンプが有するNチャネル型トランジスタである。トランジスタ491fは、ト
ランジスタTrCに相当する。導電体470fは、配線NACTに相当する。導電体47
0gは、配線PACTに相当する。導電体470eは、配線PCUに相当する。導電体4
70hは、配線PCDに相当する。導電体422f、422gは、配線CSに相当する。
図13(B)に示す上面図において、導電体471d、471eは、配線D0Lに相当す
る。図13(C)に示す上面図において、導電体472eは、ビット線BLULに相当す
る。導電体472fは、ビット線BLDLに相当する。図13(D)に示す上面図におい
て、トランジスタ490は、トランジスタTrMに相当する。図13(E)に示す上面図
において、容量素子497は、容量素子Cに相当する。導電体475cは、データ線DL
Rに相当する。導電体475dは、データ線DLLに相当する。
び図10に示す断面図と同様である。よって、図9および図10に示す層構造の説明を適
宜参照することができる。
比較して、データ線およびデータ線の接続部周辺の構成等が異なる。図8乃至図10に示
す記憶装置500Cにおいては、配線D0L、DORとしての機能を有する導電体471
b、471cは、センスアンプブロックの端部まで、第2方向に延在している。このため
、データ線(導電体475a、475b)の接続部は、導電体471b、471cを回避
するように、センスアンプブロックの幅を第1方向に広げて設けられている。図13及び
図14に示す記憶装置500Eにおいては、配線D0Lとしての機能を有する導電体が3
層に渡って設けられている。配線D0Lとしての機能を有する導電体は、導電体471d
、470i、472d、471eである。導電体470iが設けられている層上に、導電
体471d、471eが設けられ、導電体471d、471eが設けられている層上に、
導電体472dが設けられている。このような構成とすることで、データ線の接続部は、
センスアンプブロックの幅を第1方向に広げることなく、設けることができる。図13に
示すように、導電体471d、470i、472d、および471eと、トランジスタ4
91fを介して接続される導電体は、直上にある導電体475cではなく、第1方向に隣
り合う列に位置する導電体475dである。つまり、3層と2列の導電体を用いることで
、第1方向の幅を広げることなく、データ線の接続部を実現している。
d、471e)と、ビット線BLUL(導電体472e)と、が別の層で形成されている
ため、配線D0Lとビット線BLULはトランジスタ491dを介してのみ接続すること
が可能となっている。その結果、ビット線の選択が可能となり、センスアンプブロックへ
の4本のビット線BLUL,BLUR、BLDL,BLDRの接続を実現している。
ことで、記憶装置500Eの第1方向の幅を小さく抑えることができる。
R、BLDL,またはBLDRに接続されるメモリセル数は3である。例えば、1本のビ
ット線に接続されるメモリセル数は3乃至32とすることができる。その結果、ビット線
容量を小さくすることができ、容量素子Cの容量を小さくすることができる。その結果、
動作速度、消費電力、製造歩留まり等において、好ましい。
ッチは、メモリセルの第1方向の幅の2倍乃至4倍、好ましくは、2倍乃至3倍とするこ
とができる。センスアンプブロックの第2方向のピッチは、例えば、メモリセルの第2方
向の幅の6倍乃至64倍、好ましくは、6倍乃至32倍とすることができる。
。
第2の導電体を回避するために、第1方向(ワード線が延在する方向)を多少広げるよう
に、データ線の接続部が設けられている。図15に示す記憶装置500Fは、センスアン
プブロックの第1方向の幅を広げ、例えば、ビット線4本分が収まる幅以上のピッチとす
ることで、センスアンプブロックを、ビット線の接続部とデータ線の接続部を含めて、効
率よく2次元的に配置する構成例である。
。図15(A)では、センスアンプブロック520Fと、4本のビット線BLUL、BL
UR、BLDL、BLDRと、データ線DLL、DLRと、ビット線の接続部(白丸(○
)で表記)と、データ線の接続部(黒丸(●)で表記)等の配置を模式的に表している。
8本のビット線のうち、1行目の4本のビット線のうちの2本と2行目の4本のビット線
のうちの2本は、ビット線の接続部を介して、センスアンプブロック520Fと電気的に
接続されている。図中、センスアンプブロック520Fに接続されるビット線は実線で、
他のセンスアンプブロックに接続されるビット線は一点鎖線で記している。2本のビット
線BLUL、BLURは、第1方向に、2本のビット線が配置できる間隔をあけて配置さ
れる。2本のビット線BLDL、BLDRは、第1方向に、2本のビット線が配置できる
間隔をあけて配置される。ビット線対(BLUL、BLUR)とビット線対(BLDL、
BLDR)とは、第2方向に隣り合って配置される。図15(A)に示す記憶装置500
Fでは、センスアンプブロック520Fは、第1方向にビット線4本分の幅以上、第2方
向にビット線1本分の長さ以上の領域に配置されている。
LUR、BLDL、BLDRの配置により、2次元的に規則的に配置することができる。
つまり、センスアンプブロック520Fおよび4本のビット線BLUL、BLUR、BL
DL、BLDRを、それぞれ、第1方向に第3距離のピッチで、かつ、第2方向に第4距
離のピッチでアレイ状に配置することができる。ただし、第2方向に隣り合う2つのセン
スアンプブロック520Fは、互いに、第1方向に第5距離だけずらして配置する。これ
は、ビット線の重なりを回避するためである。第5距離は第3距離より小さい。例えば、
第3距離は、ビット線4本が収まる幅以上であり、その2倍以下である。例えば、第4距
離は、ビット線の長さの1倍以上であり、2倍以下である。
チで、2次元的に配置されているとする。センスアンプブロック520Fは、例えば、第
1方向に第3距離の4倍のピッチで、第2方向に第4距離の1倍のピッチで、2次元的に
配置することができる。言い換えると、ビット線が2次元的に配置された状態において、
ビット線k本分の幅とは、ビット線1本あたりが占有する平均の幅のk倍の幅とする(k
は1以上の整数)。センスアンプブロック520Fは、例えば、第1方向にビット線4本
分のピッチで、かつ、第2方向にビット線1本分のピッチで、2次元的に規則的に配置す
ることができる。第2方向に隣り合う2つのセンスアンプブロック520Fは、互いに、
第1方向にビット線2本分の幅程度、ずらして配置する。
15(B)において、第2方向に隣り合うセンスアンプブロックは、互いに、第1方向に
ずらして配置している。その結果、ビット線の重なりが回避されていることがわかる。
0Fと少なくとも一部重なるように配置される。4本のビット線BLUL、BLUR、B
LDL、BLDRは、センスアンプブロック520Fと隣り合うセンスアンプブロックと
一部重なるように配置されてもよい。
、これは模式的な図であって、センスアンプブロックが長方形の領域に配置されているこ
とを示すわけではない。センスアンプブロックの領域は、センスアンプを構成する要素を
含む領域であり、かつ、隣り合うセンスアンプブロックと重ならない領域として定めれば
良い。
7に示す記憶装置500Fは、第2方向に隣り合う2つのセンスアンプブロック520F
_1と520F_2を有する。2つのセンスアンプブロック520F_1と520F_2
は、接続されるメモリセルの一部がワード線を共有する。つまり、センスアンプブロック
520F_1に接続される2つのビット線対の一方(BLUL_1、BLUR_1)に接
続されるメモリセルと、センスアンプブロック520F_2に接続される2つのビット線
対の一方(BLUL_2、BLUR_2)に接続されるメモリセルと、はワード線を共有
する。
部異なるのみである。従って、メモリセル、ビット線、および他の配線に関する説明は、
図3に示す記憶装置500の回路構成の説明を適宜参照することができる。
を説明する。
層に形成される導電体等には、同じハッチングパターンを付している。
15に示した記憶装置500Fの具体的な一例である。記憶装置500Hは、図17およ
び図19(A)に示した回路構成を有する。図18(A)は、トランジスタTrCや第1
層の導電体を含む領域の上面図を示し、図18(B)は、配線D0L,D0Rとして機能
する第2層の導電体を含む領域の上面図を示し、図18(C)は、ビット線として機能す
る第3層の導電体を含む領域の上面図を示し、図18(D)は、トランジスタTrMを含
む領域の上面図を示し、図18(E)は、容量素子Cやデータ線を含む領域の上面図を示
す。図18に示す上面図は、着目するセンスアンプブロックの隣のセンスアンプブロック
に接続される配線や素子は一部省略している。
ジスタ491h、トランジスタ491i、および容量素子497を有する。当該トランジ
スタおよび容量素子は、複数の導電体を介して適宜接続され、図17および図19(A)
に示した回路の一部分を構成している。ここでは、一例として、トランジスタ490に酸
化物半導体トランジスタを用い、トランジスタ491g、トランジスタ491h、および
トランジスタ491iにシリコントランジスタを用いるものとして説明する。
A)に示した記憶装置の構成と対比しながら、説明する。図18(A)に示す上面図にお
いて、トランジスタ491gは、トランジスタTrIに相当する。トランジスタ491h
は、センスアンプが有するNチャネル型トランジスタである。トランジスタ491iは、
トランジスタTrCに相当する。導電体470iは、配線NACTに相当する。導電体4
70kは、配線PACTに相当する。導電体470jは、配線PCに相当する。図18(
B)に示す上面図において、導電体471fは、配線D0Lに相当する。図18(C)に
示す上面図において、導電体472gは、ビット線BLULに相当する。導電体472h
は、ビット線BLDLに相当する。図18(D)に示す上面図において、トランジスタ4
90は、トランジスタTrMに相当する。図18(E)に示す上面図において、容量素子
497は、容量素子Cに相当する。導電体475eは、データ線DLLに相当する。
に示す記憶装置500Bよりも第1方向の幅が広い。例えば、ビット線4本分が収まる幅
以上のピッチでセンスアンプブロックを配置する。センスアンプブロックが有する回路は
、第1方向の幅を広げることで、第2方向の幅を狭めた領域に配置できる。第1方向の幅
を広げることで、配線D0L、D0Rを回避して、データ線の接続部やビット線の接続部
を設けることが可能となる。ビット線は、隣り合う2つのセンスアンプブロックに重なっ
て配置することができる。これは、ビット線には第3層の導電体を用い、センスアンプブ
ロックは第1層の導電体と第2層の導電体を主として用いることで可能となっている。つ
まり、ビット線が設けられる層とセンスアンプブロックが設けられる層とを分けることで
、可能となっている。その結果、図15に示す記憶装置500Fや図18に示す記憶装置
500Hでは、センスアンプブロック、ビット線、ビット線の接続部、およびデータ線の
接続部を、2次元的に効率よく配置することができる。
(導電体472g)とが別の層で形成されているため、配線D0Lとビット線BLULを
トランジスタ491gを介してのみ接続することが可能となっている。その結果、ビット
線の選択が可能となり、センスアンプブロックへの4本のビット線BLUL,BLUR、
BLDL,BLDRの接続を実現している。
L,またはBLDRに接続されるメモリセル数は4である。例えば、1本のビット線に接
続されるメモリセル数は3乃至32とすることができる。その結果、ビット線容量を小さ
くすることができ、容量素子Cの容量を小さくすることができる。その結果、動作速度、
消費電力、製造歩留まり等において、好ましい。
モリセルの第1方向の幅の4倍乃至8倍、好ましくは、4倍乃至6倍とすることができる
。センスアンプブロックの第2方向のピッチは、例えば、メモリセルの第2方向の幅の3
倍乃至32倍、好ましくは、3倍乃至16倍とすることができる。
6に示す記憶装置500Gは、図15(B)に示す記憶装置500Fと比較して、データ
線およびデータ線の接続部の構成が異なる。つまり、第2方向に隣り合うセンスアンプブ
ロック520Gがデータ線を一部共有する。その結果、データ線の本数は、図15に示す
記憶装置500Fと比較して、1/2になる。データ線の本数が減ることで、データ線の
幅や間隔を大きくとることが可能となる。例えば、データ線は、第1方向にビット線2本
分のピッチで配置される。データ線は、例えば、メモリセルより上方に設けられ、ビット
線よりも幅や間隔が大きい配線でないと作製できない場合がある。そのような場合も、デ
ータ線の幅や間隔の制約によって、第1方向の幅を広げる必要がなく、好ましい。一度に
動作するデータ線の本数が減ることで、データ線の充放電に伴う消費電力を低減すること
ができる。
タ線の接続部の構成が異なるのみである。従って、他の構成に関する説明は、図15に示
す記憶装置の説明を適宜参照することができる。
て、説明する。図20および図28に示す記憶装置は、図15に示す記憶装置500Fと
同様、センスアンプブロックの第1方向の幅を、例えば、ビット線4本分が収まる幅以上
のピッチとすることで、センスアンプブロックを、ビット線の接続部とデータ線の接続部
を含めて、効率よく2次元的に配置する構成例である。回路構成は、図17に示す回路構
成を参照することができる。
8本のビット線のうち、1行目の4本のビット線のうちの2本と2行目の4本のビット線
のうちの2本は、ビット線の接続部を介して、センスアンプブロックと電気的に接続され
ている。図中、センスアンプブロックに接続されるビット線は実線で、他のセンスアンプ
ブロックに接続されるビット線は一点鎖線で記している。2本のビット線BLUL、BL
URは、第1方向に、間に1本のビット線が配置できる間隔をあけて配置される。2本の
ビット線BLDL、BLDRは、第1方向に、間に1本のビット線が配置できる間隔をあ
けて配置される。一対のビット線(BLUL、BLUR)と一対のビット線(BLDL、
BLDR)とは、第2方向に隣り合って配置される。図20(A)に示す記憶装置では、
センスアンプブロックは、第1方向にビット線4本分の幅以上、第2方向にビット線1本
分の幅以上の領域に配置されている。
BLUR、BLDL、BLDRの配置により、2次元的に規則的に配置することができる
。つまり、センスアンプブロックおよび4本のビット線BLUL、BLUR、BLDL、
BLDRを、それぞれ、第1方向に第3距離のピッチで複数配置し、かつ、第2方向に第
4距離のピッチで複数配置する。ただし、第2方向に隣り合うセンスアンプブロックは、
第1方向に第5距離だけずれて配置される。第5距離は第3距離より小さい。第2方向に
隣り合うセンスアンプをずらすのは、ビット線の重なりを回避するためである。この様子
を図20(C)に示した。第3距離は、ビット線4本が収まる幅以上であり、その2倍以
下である。第4距離は、ビット線の長さの1倍以上であり、2倍以下である。
8本のビット線のうち、1行目の4本のビット線のうちの2本と2行目の4本のビット線
のうちの2本は、ビット線の接続部を介して、センスアンプブロックと電気的に接続され
ている。図中、センスアンプブロックに接続されるビット線は実線で、他のセンスアンプ
ブロックに接続されるビット線は一点鎖線で記している。2本のビット線BLUL、BL
URは、第1方向に、隣り合って配置される。2本のビット線BLDL、BLDRは、第
1方向に、隣り合って配置される。一対のビット線(BLUL、BLUR)と一対のビッ
ト線(BLDL、BLDR)とは、第2方向に隣り合って配置される。図20(B)に示
す記憶装置では、センスアンプブロックは、第1方向にビット線4本分の幅以上、第2方
向にビット線1本分の幅以上の領域に配置されている。
BLUR、BLDL、BLDRの配置により、2次元的に規則的に配置することができる
。つまり、センスアンプブロックおよび4本のビット線BLUL、BLUR、BLDL、
BLDRを、それぞれ、第1方向に第3距離のピッチで複数配置し、かつ、第2方向に第
4距離のピッチで複数配置する。ただし、第2方向に隣り合うセンスアンプブロックは、
第1方向に第5距離だけずれて配置される。第5距離は第3距離より小さい。第2方向に
隣り合うセンスアンプブロックをずらすのは、ビット線の重なりを回避するためである。
この様子を図20(D)に示した。第3距離は、ビット線4本が収まる幅以上であり、そ
の2倍以下である。第4距離は、ビット線の長さの1倍以上であり、2倍以下である。
8本のビット線のうち、1行目の4本のビット線のうちの2本と2行目の4本のビット線
のうちの2本は、ビット線の接続部を介して、センスアンプブロックと電気的に接続され
ている。図中、センスアンプブロックに接続されるビット線は実線で、他のセンスアンプ
ブロックに接続されるビット線は一点鎖線で記している。2本のビット線BLUL、BL
URは、第1方向に、間に1本のビット線が配置できる間隔をあけて配置される。2本の
ビット線BLDL、BLDRは、第1方向に、間に1本のビット線が配置できる間隔をあ
けて配置される。一対のビット線(BLUL、BLUR)と一対のビット線(BLDL、
BLDR)とは、第2方向に延長しても互いに重ならない位置で、第2方向に隣り合って
配置される。図28(A)に示す記憶装置では、センスアンプブロックは、第1方向にビ
ット線4本分の幅以上、第2方向にビット線1本分の幅以上の領域に配置されている。
BLUR、BLDL、BLDRの配置により、2次元的に規則的に配置することができる
。つまり、センスアンプブロックおよび4本のビット線BLUL、BLUR、BLDL、
BLDRを、それぞれ、第1方向に第3距離のピッチで複数配置され、かつ、第2方向に
第4距離のピッチで複数配置する。第2方向に隣り合う2つのセンスアンプブロックを配
置した様子を図28(C)に示した。第3距離は、ビット線4本が収まる幅以上であり、
その2倍以下である。第4距離は、ビット線の長さの1倍以上であり、2倍以下である。
8本のビット線のうち、1行目の4本のビット線のうちの2本と2行目の4本のビット線
のうちの2本は、ビット線の接続部を介して、センスアンプブロックと電気的に接続され
ている。図中、センスアンプブロックに接続されるビット線は実線で、他のセンスアンプ
ブロックに接続されるビット線は一点鎖線で記している。2本のビット線BLUL、BL
URは、第1方向に、間に2本のビット線が配置できる間隔をあけて配置される。2本の
ビット線BLUL、BLURは、第1方向に、隣り合って配置される。一対のビット線(
BLUL、BLUR)と一対のビット線(BLDL、BLDR)とは、第2方向に延長し
ても互いに重ならない位置で、第2方向に隣り合って配置される。図28(B)に示す記
憶装置では、センスアンプブロックは、第1方向にビット線4本分の幅以上、第2方向に
ビット線1本分の幅以上の領域に配置されている。
BLUR、BLDL、BLDRの配置により、2次元的に規則的に配置することができる
。つまり、センスアンプブロックおよび4本のビット線BLUL、BLUR、BLDL、
BLDRを、それぞれ、第1方向に第3距離のピッチで複数配置し、かつ、第2方向に第
4距離のピッチで複数配置する。第2方向に隣り合う2つのセンスアンプブロックを配置
した様子を図28(D)に示した。第3距離は、ビット線4本が収まる幅以上であり、そ
の2倍以下である。第4距離は、ビット線の長さの1倍以上であり、2倍以下である。
ピッチで、第2方向に平均値が第4距離のピッチで、2次元的に配置されているとする。
図20および図28に示す記憶装置では、センスアンプブロックを、例えば、第1方向に
第3距離の4倍のピッチで、第2方向に第4距離の1倍のピッチで、2次元的に配置する
ことができる。言い換えると、図20および図28に示す記憶装置において、ビット線が
2次元的に配置された状態において、ビット線k本分の幅とは、ビット線1本あたりが占
有する平均の幅のk倍の幅とする(kは1以上の整数)。図20および図28に示す記憶
装置では、センスアンプブロックを、例えば、第1方向にビット線4本分のピッチで、か
つ、第2方向にビット線1本分のピッチで、2次元的に規則的に配置することができる。
ただし、図20に示す記憶装置では、第2方向に隣り合うセンスアンプブロックは、互い
に第1方向にビット線2本分程度、ずらして配置する。
、BLDRは、電気的に接続されるセンスアンプブロックと少なくとも一部重なるように
配置される。4本のビット線BLUL、BLUR、BLDL、BLDRは、電気的に接続
されるセンスアンプブロックと隣り合うセンスアンプブロックと一部重なるように配置さ
れてもよい。
も第1方向の幅が広い。例えば、ビット線4本分が収まる幅以上のピッチでセンスアンプ
ブロックを配置する。センスアンプブロックが有する回路は、第1方向の幅を広げること
で、第2方向の幅を狭めた領域に配置できる。第1方向の幅を広げることで、配線D0L
、D0Rを回避して、データ線の接続部やビット線の接続部を設けることが可能となる。
ビット線は、隣り合う2つのセンスアンプブロックに重なって配置することができる。こ
れは、ビット線には第3層の導電体を用い、センスアンプブロックは第1層の導電体と第
2層の導電体を主として用いることで可能となっている。つまり、ビット線が設けられる
層とセンスアンプブロックが設けられる層とを分けることで、可能となっている。その結
果、図20および図28に示す記憶装置は、センスアンプブロック、ビット線、ビット線
の接続部、およびデータ線の接続部を、2次元的に効率よく配置することができる。
クがデータ線を一部共有する。その結果、データ線の本数は、図15に示す記憶装置50
0Fと比較して、1/2になる。その結果、データ線の幅や間隔をビット線よりも大きく
できる。また、データ線の充放電に伴う消費電力を低減することができる。
と2本のビット線(BLDL、BLDR)とは、第2方向に延長した場合、2本とも互い
に重なる位置関係となる。この場合、第2方向に隣り合うセンスアンプブロックを、第1
方向に第5距離だけずらすことで、ビット線が重ならないように、2次元的に配置するこ
とができる。図28(A)および(B)に示す記憶装置では、2本のビット線(BLUL
、BLUR)と2本のビット線(BLDL、BLDR)とは、第2方向に延長した場合、
2本とも互いに重ならない位置関係となる。この場合、第2方向に隣り合うセンスアンプ
ブロックを、第1方向にずらすことなく、ビット線が重ならないように、2次元的に配置
することができる。
示しているが、これは模式的な図であって、センスアンプブロックが長方形の領域に配置
されていることを示すわけではない。センスアンプブロックの領域は、センスアンプを構
成する要素を含む領域であり、かつ、隣り合うセンスアンプブロックと重ならない領域と
して定めれば良い。
における深さ方向全体の濃度がBである場合、Aのある領域における深さ方向の濃度の平
均値がBである場合、Aのある領域における深さ方向の濃度の中央値がBである場合、A
のある領域における深さ方向の濃度の最大値がBである場合、Aのある領域における深さ
方向の濃度の最小値がBである場合、Aのある領域における深さ方向の濃度の収束値がB
である場合、測定上Aそのものの確からしい値の得られる領域の濃度がBである場合など
を含む。
と記載する場合、例えば、Aのある領域における全体の大きさ、長さ、厚さ、幅または距
離がBである場合、Aのある領域における大きさ、長さ、厚さ、幅または距離の平均値が
Bである場合、Aのある領域における大きさ、長さ、厚さ、幅または距離の中央値がBで
ある場合、Aのある領域における大きさ、長さ、厚さ、幅または距離の最大値がBである
場合、Aのある領域における大きさ、長さ、厚さ、幅または距離の最小値がBである場合
、Aのある領域における大きさ、長さ、厚さ、幅または距離の収束値がBである場合、測
定上Aそのものの確からしい値の得られる領域での大きさ、長さ、厚さ、幅または距離が
Bである場合などを含む。
する。ゲートは、トランジスタの導通状態を制御する制御ノードとして機能するノードで
ある。ソースまたはドレインとして機能する一対の入出力ノードは、トランジスタのチャ
ネル型及び各ノード(端子)に与えられる電位の高低によって、一方がソースとなり他方
がドレインとなる。一般的に、nチャネル型トランジスタでは、低い電位が与えられるノ
ードがソースと呼ばれ、高い電位が与えられるノードがドレインと呼ばれる。逆に、pチ
ャネル型トランジスタでは、低い電位が与えられるノードがドレインと呼ばれ、高い電位
が与えられるノードがソースと呼ばれる。
力ノードの一方をソースに、他方をドレインに限定して説明する場合がある。もちろん、
駆動方法によっては、トランジスタの3つの端子に印加される電位の大小関係が変化し、
ソースとドレインが入れ替わる場合がある。したがって、本発明の一形態において、トラ
ンジスタのソースとドレインの区別は、明細書および図面での記載に限定されるものでは
ない。
機能する導電体をソース電極、トランジスタのドレインとして機能する導電体をドレイン
電極、トランジスタのソースとして機能する領域をソース領域、トランジスタのドレイン
として機能する領域をドレイン領域、と呼ぶ。本明細書では、ゲート電極をゲート、ドレ
イン電極またはドレイン領域をドレイン、ソース電極またはソース領域をソース、と記す
場合がある。
がオン状態のときに半導体の中で電流の流れる部分)とゲートとが重なる領域、またはチ
ャネルが形成される領域における、ソースとドレインとの間の距離をいう。なお、一つの
トランジスタにおいて、チャネル長が全ての領域で同じ値をとるとは限らない。即ち、一
つのトランジスタのチャネル長は、一つの値に定まらない場合がある。そのため、本明細
書では、チャネル長は、チャネルの形成される領域における、いずれか一の値、最大値、
最小値または平均値とする。
電流の流れる部分)とゲートとが重なる領域、またはチャネルが形成される領域における
、ソースとドレインとが向かい合っている部分の長さをいう。なお、一つのトランジスタ
において、チャネル幅がすべての領域で同じ値をとるとは限らない。即ち、一つのトラン
ジスタのチャネル幅は、一つの値に定まらない場合がある。そのため、本明細書では、チ
ャネル幅は、チャネルの形成される領域における、いずれか一の値、最大値、最小値また
は平均値とする。
ル幅(以下、実効的なチャネル幅と呼ぶ。)と、トランジスタの上面図において示される
チャネル幅(以下、見かけ上のチャネル幅と呼ぶ。)と、が異なる場合がある。例えば、
立体的な構造を有するトランジスタでは、実効的なチャネル幅が、トランジスタの上面図
において示される見かけ上のチャネル幅よりも大きくなり、その影響が無視できなくなる
場合がある。例えば、微細かつ立体的な構造を有するトランジスタでは、半導体の上面に
形成されるチャネル領域の割合に対して、半導体の側面に形成されるチャネル領域の割合
が大きくなる場合がある。その場合は、上面図において示される見かけ上のチャネル幅よ
りも、実際にチャネルの形成される実効的なチャネル幅の方が大きくなる。
ある。または、本明細書では、単にチャネル幅と記載した場合には、実効的なチャネル幅
を指す場合がある。なお、チャネル長、チャネル幅、実効的なチャネル幅、見かけ上のチ
ャネル幅、囲い込みチャネル幅などは、断面TEM像などを取得して、その画像を解析す
ることなどによって、値を決定することができる。
れている状態をいう。従って、−5°以上5°以下の場合も含まれる。また、「略平行」
とは、二つの直線が−30°以上30°以下の角度で配置されている状態をいう。また、
「垂直」とは、二つの直線が80°以上100°以下の角度で配置されている状態をいう
。従って、85°以上95°以下の場合も含まれる。また、「略垂直」とは、二つの直線
が60°以上120°以下の角度で配置されている状態をいう。
ても、実際には、例えば配線の一部が電極としても機能する場合など、一の導電体が、複
数の構成要素の機能を併せ持っている場合もある。本明細書において接続とは、このよう
な、一の導電体が、複数の構成要素の機能を併せ持っている場合も、その範疇に含める。
位差のことを示す場合が多い。よって、電圧を電位と言い換えることが可能である。
る回路ブロックで別々の機能を実現するよう図面で示していても、実際の回路や領域では
、同じ回路ブロックで別々の機能を実現しうるように設けられている場合もある。また図
面における各回路ブロックの機能は、説明のため機能を特定するものであり、一つの回路
ブロックとして示していても、実際の回路や領域では、一つの回路ブロックで行う処理を
複数の回路ブロックで行うよう設けられている場合もある。
どにおいて、酸化物半導体を用いることができるが、本発明の一態様は、これに限定され
ない。例えば、トランジスタ490は、チャネル形成領域やその近傍、ソース領域、ドレ
イン領域などにおいて、場合によっては、または、状況に応じて、Si(シリコン)、G
e(ゲルマニウム)、SiGe(シリコンゲルマニウム)、GaAs(ガリウムヒ素)、
などを有する材料で形成してもよい。
スタを形成することが出来る。基板の種類は、特定のものに限定されることはない。その
基板の一例としては、半導体基板(例えば単結晶基板又はシリコン基板)、SOI基板、
ガラス基板、石英基板、プラスチック基板、金属基板、ステンレス・スチル基板、ステン
レス・スチル・ホイルを有する基板、タングステン基板、タングステン・ホイルを有する
基板、可撓性基板、貼り合わせフィルム、繊維状の材料を含む紙、又は基材フィルムなど
がある。ガラス基板の一例としては、バリウムホウケイ酸ガラス、アルミノホウケイ酸ガ
ラス、又はソーダライムガラスなどがある。可撓性基板、貼り合わせフィルム、基材フィ
ルムなどの一例としては、以下のものがあげられる。例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES
)に代表されるプラスチックがある。または、一例としては、アクリル等の合成樹脂など
がある。または、一例としては、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリフッ化ビニル、又
はポリ塩化ビニルなどがある。または、一例としては、ポリアミド、ポリイミド、アラミ
ド、エポキシ、無機蒸着フィルム、又は紙類などがある。特に、半導体基板、単結晶基板
、又はSOI基板などを用いてトランジスタを製造することによって、特性、サイズ、又
は形状などのばらつきが少なく、電流能力が高く、サイズの小さいトランジスタを製造す
ることができる。このようなトランジスタによって回路を構成すると、回路の低消費電力
化、又は回路の高集積化を図ることができる。
よい。または、基板とトランジスタの間に剥離層を設けてもよい。剥離層は、その上に半
導体装置を一部あるいは全部完成させた後、基板より分離し、他の基板に転載するために
用いることができる。その際、トランジスタは耐熱性の劣る基板や可撓性の基板にも転載
できる。なお、上述の剥離層には、例えば、タングステン膜と酸化シリコン膜との無機膜
の積層構造の構成や、基板上にポリイミド等の有機樹脂膜が形成された構成等を用いるこ
とができる。
置し、別の基板上にトランジスタを配置してもよい。トランジスタが転置される基板の一
例としては、上述したトランジスタを形成することが可能な基板に加え、紙基板、セロフ
ァン基板、アラミドフィルム基板、ポリイミドフィルム基板、石材基板、木材基板、布基
板(天然繊維(絹、綿、麻)、合成繊維(ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル)若し
くは再生繊維(アセテート、キュプラ、レーヨン、再生ポリエステル)などを含む)、皮
革基板、又はゴム基板などがある。これらの基板を用いることにより、特性のよいトラン
ジスタの形成、消費電力の小さいトランジスタの形成、壊れにくい装置の製造、耐熱性の
付与、軽量化、又は薄型化を図ることができる。
。
本発明の一態様に係る記憶装置の構成の一例について、図21を用いながら説明する。
ードライバ620、カラムドライバ630、出力回路640、コントロールロジック回路
650を有する。
号WDATA等が外部から入力される。アドレス信号ADDRは、ローデコーダ621お
よびカラムデコーダ631に入力され、データ信号WDATAは書き込み回路633に入
力される。制御信号はコントロールロジック回路650に入力される。
供給される。
ロックを2次元的に配置したものである。メモリセルおよびセンスアンプブロックは、本
明細書で示す他の実施の形態を適宜用いることができる。例えば、図1および図2に示す
記憶装置500が、2次元的に配置されている。ロードライバ620とメモリセルアレイ
およびセンスアンプアレイ610とは、ワード線WLUL(i)、WLUR(i)(iは
1乃至kU、kUは1以上の整数)、WLDL(j)、WLDR(j)(jは1乃至kD
、kDは1以上の整数)、配線ISOU、ISOD、CS、EQ、NACT、PACT等
によって接続されている。これらの配線は、ロードライバ620によって駆動される。カ
ラムドライバ630とメモリセルアレイおよびセンスアンプアレイ610とは、データ線
DLL、DLR等によって接続されている。データ線は、センスアンプブロックもしくは
カラムドライバ630によって駆動される。
ムドライバ630によって駆動されても良い。
コントロールロジック回路650の出力が入力される。メモリセルアレイおよびセンスア
ンプアレイ610に接続されるワード線やセンスアンプを制御する配線ISOU、ISO
D、CS等を出力する。ローデコーダ621は、アドレス信号ADDRに従って、読み出
しや書き込みを行うメモリセルが位置する行を選択する。
路633を有する。カラムドライバ630には、アドレス信号ADDR、データ信号WD
ATA、およびコントロールロジック回路650の出力が入力される。カラムデコーダ6
31は、アドレス信号ADDRに従って、読み出しや書き込みを行う列を選択する。読み
出し回路632は、センスアンプ(メインアンプとも呼ぶ)を有し、データ線DLL、D
LRの電位を検知し増幅して、出力回路640にデータを出力する。読み出し回路632
は、データを格納する機能を有しても良い。書き込み回路633は、入力されたデータW
DATAに基づき、書き込みを行うデータを、データ線DLL、DLRに出力する。デー
タ線をプリチャージする機能を有するプリチャージ回路を有していても良い。
RDATAとして記憶装置600の外部に出力する。
て、ローデコーダ621、カラムデコーダ631を制御する信号等を生成する。CEは、
チップイネーブル信号であり、WEは、書き込みイネーブル信号であり、REは、読み出
しイネーブル信号である。コントロールロジック回路650が処理する信号は、これに限
定されるものではなく、必要に応じて、他の制御信号を入力すればよい。
図2に示す記憶装置500を用いることで、容量素子Cの容量を小さくすることができ、
効率よく2次元的に配置されたメモリセルアレイおよびセンスアンプアレイ610を実現
することができる。その結果、消費電力を低減することが可能な回路を有する記憶装置、
または、動作速度を向上することが可能な回路を有する記憶装置または、小型化した記憶
装置を提供することできる。
。
トランジスタ490は、様々な構造をとりうる。本実施の形態では、理解を容易にするた
め、トランジスタ490と、その近傍の領域についてのみ抜き出し、図22乃至図24に
示す。
一点鎖線F1−F2および一点鎖線F3−F4で切断した断面図の一例を図22(B)に
示す。なお、図22(A)では、理解を容易にするため、絶縁体などの一部を省略して示
す。
aおよび導電体416bが半導体406bの上面のみと接する例を示したが、トランジス
タ490の構造はこれに限定されない。例えば、図22に示すように、導電体416aお
よび導電体416bが半導体406bの上面および側面、絶縁体432の上面などと接す
る構造であっても構わない。
20は、半導体406bのチャネル幅方向を電気的に取り囲んだ構造となっており、半導
体406bを上面だけでなく側面も取り囲んだ構造となっている。つまり、s−chan
nel構造となっている。s−channel構造については、先の実施の形態の説明を
参照することができる。s−channel構造とすることで、微細なトランジスタにお
いても、高いオン電流、低いサブスレッショルドスイング値、低いオフ電流など、優れた
電気特性が得られる。
導体406aの側面、ならびに半導体406bの上面および側面と接する。また、半導体
406cは、半導体406aの側面、半導体406bの上面および側面、導電体416a
の上面および側面、ならびに導電体416bの上面および側面と接する。
イトに水素が入り込むことでドナー準位を形成することがあり、nチャネル型導電領域を
有する。なお、酸素欠損のサイトに水素が入り込んだ状態をVOHと表記する場合がある
。その結果、nチャネル型導電領域を電流が流れることで、良好なオン電流を得ることが
できる。
一点鎖線G1−G2および一点鎖線G3−G4で切断した断面図の一例を図23(B)に
示す。なお、図23(A)では、理解を容易にするため、絶縁体などの一部を省略して示
す。
421と、絶縁体442上および導電体421上の凸部を有する絶縁体432と、絶縁体
432の凸部上の半導体406aと、半導体406a上の半導体406bと、半導体40
6b上の半導体406cと、半導体406a、半導体406bおよび半導体406cと接
し、間隔を開けて配置された導電体416aおよび導電体416bと、半導体406c上
、導電体416a上および導電体416b上の絶縁体411と、絶縁体411上の導電体
420と、導電体416a上、導電体416b上、絶縁体411上および導電体420上
の絶縁体452と、絶縁体452上の絶縁体464と、を有する。
導電体420は、G3−G4断面において、少なくとも絶縁体411を介して半導体40
6bの上面および側面と面する。導電体421は、絶縁体432を介して半導体406b
の下面と面する。トランジスタ490において、絶縁体432は凸部を有さなくても構わ
ない。半導体406cを有さなくても構わない。絶縁体452を有さなくても構わない。
また、絶縁体464を有さなくても構わない。
異なるのみである。具体的には、図23に示したトランジスタ490の半導体406a、
半導体406bおよび半導体406cの構造と、図22に示すトランジスタ490の半導
体406a、半導体406bおよび半導体406cの構造が異なる。従って、図23に示
すトランジスタは、図22に示したトランジスタについての説明を適宜参照することがで
きる。
一点鎖線H1−H2および一点鎖線H3−H4で切断した断面図の一例を図24(B)に
示す。なお、図24(A)では、理解を容易にするため、絶縁体などの一部を省略して示
す。
異なるのみである。具体的には、図24に示したトランジスタ490では、導電体416
a、416b上に絶縁体417a、417bがそれぞれ設けられている。そのため、図2
4に示したトランジスタ490は、図22に示したトランジスタ490と比較して、ゲー
ト(導電体420)とソースまたはドレイン(導電体416aまたは導電体416b)と
の間の容量が低減されている。その結果、スイッチングスピードを高速化した、或いは、
スイッチングに要する時間を短縮したトランジスタ490が得られる。
90と同じ構造である。従って、図24に示すトランジスタは、図22に示したトランジ
スタについての説明を適宜参照することができる。
。
以下では、半導体406a、半導体406b、半導体406cなどに適用可能な酸化物半
導体の構造について説明する。なお、本明細書において、結晶が三方晶または菱面体晶で
ある場合、六方晶系として表す。
酸化物半導体とは、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystall
ine Oxide Semiconductor)、多結晶酸化物半導体、微結晶酸化
物半導体、非晶質酸化物半導体などをいう。
scope)によって、CAAC−OSの明視野像および回折パターンの複合解析像(高
分解能TEM像ともいう。)を観察することで複数の結晶部を確認することができる。一
方、高分解能TEM像によっても明確な結晶部同士の境界、即ち結晶粒界(グレインバウ
ンダリーともいう。)を確認することができない。そのため、CAAC−OSは、結晶粒
界に起因する電子移動度の低下が起こりにくいといえる。
晶部において、金属原子が層状に配列していることを確認できる。金属原子の各層は、C
AAC−OSの膜を形成する面(被形成面ともいう。)または上面の凹凸を反映した形状
であり、CAAC−OSの被形成面または上面と平行に配列する。
と、結晶部において、金属原子が三角形状または六角形状に配列していることを確認でき
る。しかしながら、異なる結晶部間で、金属原子の配列に規則性は見られない。
観察すると、それぞれ直径約4nmの近接した複数の領域において、c軸の角度が14.
3°、16.6°、26.4°のように少しずつ連続的に変化する場合がある。また、別
の近接した複数の領域において、当該連続的に変化するc軸とは、c軸の向きが異なる場
合がある。その場合は、異なるグレインであることが示唆される。例えば、別の近接した
複数の領域において、c軸の角度が−18.3°、−17.6°、−15.9°と少しず
つ連続的に変化する場合がある。
される。例えば、CAAC−OSの上面に対し、例えば1nm以上30nm以下の電子線
を用いる電子回折(ナノビーム電子回折ともいう。)を行うと、スポットが観測される。
例えば六角形の頂点に位置するスポットが観測される。これは、c軸配向を示す回折パタ
ーンである。
配向性を有していることがわかる。
を用いて構造解析を行うと、例えばInGaZnO4の結晶を有するCAAC−OSのo
ut−of−plane法による解析では、回折角(2θ)が31°近傍にピークが現れ
る場合がある。このピークは、InGaZnO4の結晶の(009)面に帰属されること
から、CAAC−OSの結晶がc軸配向性を有し、c軸が被形成面または上面に略垂直な
方向を向いていることが確認できる。
よる解析では、2θが31°近傍のピークの他に、2θが36°近傍にもピークが現れる
場合がある。2θが36°近傍のピークは、CAAC−OS中の一部に、c軸配向性を有
さない結晶が含まれることを示している。CAAC−OSは、2θが31°近傍にピーク
を示し、2θが36°近傍にピークを示さないことが好ましい。
コン、遷移金属元素などの酸化物半導体の主成分以外の元素である。特に、シリコンなど
の、酸化物半導体を構成する金属元素よりも酸素との結合力の強い元素は、酸化物半導体
から酸素を奪うことで酸化物半導体の原子配列を乱し、結晶性を低下させる要因となる。
また、鉄やニッケルなどの重金属、アルゴン、二酸化炭素などは、原子半径(または分子
半径)が大きいため、酸化物半導体内部に含まれると、酸化物半導体の原子配列を乱し、
結晶性を低下させる要因となる。なお、酸化物半導体に含まれる不純物は、キャリアトラ
ップやキャリア発生源となる場合がある。
体中の酸素欠損は、キャリアトラップとなることや、水素を捕獲することによってキャリ
ア発生源となることがある。
実質的に高純度真性と呼ぶ。高純度真性または実質的に高純度真性である酸化物半導体は
、キャリア発生源が少ないため、キャリア密度を低くすることができる。したがって、当
該酸化物半導体を用いたトランジスタは、しきい値電圧がマイナスとなる電気特性(ノー
マリーオンともいう。)になることが少ない。また、高純度真性または実質的に高純度真
性である酸化物半導体は、キャリアトラップが少ない。そのため、当該酸化物半導体を用
いたトランジスタは、電気特性の変動が小さく、信頼性の高いトランジスタとなる。なお
、酸化物半導体のキャリアトラップに捕獲された電荷は、放出するまでに要する時間が長
く、あたかも固定電荷のように振る舞うことがある。そのため、不純物濃度が高く、欠陥
準位密度が高い酸化物半導体を用いたトランジスタは、電気特性が不安定となる場合があ
る。
変動が小さい。
と、明確な結晶部を確認することのできない領域と、を有する。微結晶酸化物半導体に含
まれる結晶部は、1nm以上100nm以下、または1nm以上10nm以下の大きさで
あることが多い。特に、1nm以上10nm以下、または1nm以上3nm以下の微結晶
であるナノ結晶(nc:nanocrystal)を有する酸化物半導体を、nc−OS
(nanocrystalline Oxide Semiconductor)と呼ぶ
。また、nc−OSは、例えば、高分解能TEM像では、結晶粒界を明確に確認できない
場合がある。
nm以下の領域)において原子配列に周期性を有する。また、nc−OSは、異なる結晶
部間で結晶方位に規則性が見られない。そのため、膜全体で配向性が見られない。したが
って、nc−OSは、分析方法によっては、非晶質酸化物半導体と区別が付かない場合が
ある。例えば、nc−OSに対し、結晶部よりも大きい径のX線を用いるXRD装置を用
いて構造解析を行うと、out−of−plane法による解析では、結晶面を示すピー
クが検出されない。また、nc−OSに対し、結晶部よりも大きいプローブ径(例えば5
0nm以上)の電子線を用いる電子回折(制限視野電子回折ともいう。)を行うと、ハロ
ーパターンのような回折パターンが観測される。一方、nc−OSに対し、結晶部の大き
さと近いか結晶部より小さいプローブ径の電子線を用いるナノビーム電子回折を行うと、
スポットが観測される。また、nc−OSに対しナノビーム電子回折を行うと、円を描く
ように(リング状に)輝度の高い領域が観測される場合がある。また、nc−OSに対し
ナノビーム電子回折を行うと、リング状の領域内に複数のスポットが観測される場合があ
る。
nc−OSは、非晶質酸化物半導体よりも欠陥準位密度が低くなる。ただし、nc−OS
は、異なる結晶部間で結晶方位に規則性が見られない。そのため、nc−OSは、CAA
C−OSと比べて欠陥準位密度が高くなる。
半導体である。石英のような無定形状態を有する酸化物半導体が一例である。
ane法による解析では、結晶面を示すピークが検出されない。また、非晶質酸化物半導
体に対し、電子回折を行うと、ハローパターンが観測される。また、非晶質酸化物半導体
に対し、ナノビーム電子回折を行うと、スポットが観測されず、ハローパターンが観測さ
れる。
る場合がある。そのような構造を有する酸化物半導体を、特に非晶質ライク酸化物半導体
(a−like OS:amorphous−like Oxide Semicond
uctor)と呼ぶ。
場合がある。また、高分解能TEM像において、明確に結晶部を確認することのできる領
域と、結晶部を確認することのできない領域と、を有する。a−like OSは、TE
Mによる観察程度の微量な電子照射によって、結晶化が起こり、結晶部の成長が見られる
場合がある。一方、良質なnc−OSであれば、TEMによる観察程度の微量な電子照射
による結晶化はほとんど見られない。
像を用いて行うことができる。例えば、InGaZnO4の結晶は層状構造を有し、In
−O層の間に、Ga−Zn−O層を2層有する。InGaZnO4の結晶の単位格子は、
In−O層を3層有し、またGa−Zn−O層を6層有する、計9層がc軸方向に層状に
重なった構造を有する。よって、これらの近接する層同士の間隔は、(009)面の格子
面間隔(d値ともいう。)と同程度であり、結晶構造解析からその値は0.29nmと求
められている。そのため、高分解能TEM像における格子縞に着目し、格子縞の間隔が0
.28nm以上0.30nm以下である箇所においては、それぞれの格子縞がInGaZ
nO4の結晶のa−b面に対応する。
導体膜の組成がわかれば、該組成と同じ組成における単結晶酸化物半導体膜の膜密度と比
較することにより、その酸化物半導体膜の構造を推定することができる。例えば、単結晶
酸化物半導体膜の膜密度に対し、a−like OS膜の膜密度は78.6%以上92.
3%未満となる。また、例えば、単結晶酸化物半導体膜の膜密度に対し、nc−OS膜の
膜密度およびCAAC−OS膜の膜密度は92.3%以上100%未満となる。なお、単
結晶酸化物半導体膜の膜密度に対し膜密度が78%未満となる酸化物半導体膜は、成膜す
ること自体が困難である。
数比]を満たす酸化物半導体膜において、菱面体晶構造を有する単結晶InGaZnO4
の膜密度は6.357g/cm3となる。よって、例えば、In:Ga:Zn=1:1:
1[原子数比]を満たす酸化物半導体膜において、a−like OS膜の膜密度は5.
0g/cm3以上5.9g/cm3未満となる。また、例えば、In:Ga:Zn=1:
1:1[原子数比]を満たす酸化物半導体膜において、nc−OS膜の膜密度およびCA
AC−OS膜の膜密度は5.9g/cm3以上6.3g/cm3未満となる。
で組成の異なる単結晶酸化物半導体膜を組み合わせることにより、所望の組成の単結晶酸
化物半導体膜に相当する膜密度を算出することができる。所望の組成の単結晶酸化物半導
体膜の膜密度は、組成の異なる単結晶酸化物半導体膜を組み合わせる割合に対して、加重
平均を用いて算出すればよい。ただし、膜密度は、可能な限り少ない種類の単結晶酸化物
半導体膜を組み合わせて算出することが好ましい。
物半導体、CAAC−OSのうち、二種以上を有する積層膜であってもよい。
体の構造である。
の他の要素について説明する。
ある。半導体406bは、例えば、インジウムを含むと、キャリア移動度(電子移動度)
が高くなる。また、半導体406bは、元素Mを含むと好ましい。元素Mは、好ましくは
、アルミニウム、ガリウム、イットリウムまたはスズなどとする。そのほかの元素Mに適
用可能な元素としては、ホウ素、シリコン、チタン、鉄、ニッケル、ゲルマニウム、イッ
トリウム、ジルコニウム、モリブデン、ランタン、セリウム、ネオジム、ハフニウム、タ
ンタル、タングステンなどがある。ただし、元素Mとして、前述の元素を複数組み合わせ
ても構わない場合がある。元素Mは、例えば、酸素との結合エネルギーが高い元素である
。例えば、酸素との結合エネルギーがインジウムよりも高い元素である。または、元素M
は、例えば、酸化物半導体のエネルギーギャップを大きくする機能を有する元素である。
また、半導体406bは、亜鉛を含むと好ましい。酸化物半導体は、亜鉛を含むと結晶化
しやすくなる場合がある。
bのエネルギーギャップは、例えば、2.5eV以上4.2eV以下、好ましくは2.8
eV以上3.8eV以下、さらに好ましくは3eV以上3.5eV以下とする。
の有効質量が大きいことなどから、酸化物半導体を用いたトランジスタは、シリコン等を
用いた一般的なトランジスタと比較して、アバランシェ崩壊等が生じにくい場合がある。
よって、例えばアバランシェ崩壊に起因するホットキャリア劣化等を抑制できる場合があ
る。よって、ドレイン耐圧を高めることができ、より高いドレイン電圧でトランジスタを
駆動することができる。よって、フローティングノードにより高い電圧、つまり、より多
くの状態を保持することができ、記憶密度を高めることができる場合がある。
と好ましい。なお、半導体406aがIn−M−Zn酸化物のとき、InおよびMの和を
100atomic%としたとき、好ましくはInが50atomic%未満、Mが50
atomic%以上、さらに好ましくはInが25atomic%未満、Mが75ato
mic%以上とする。また、半導体406bがIn−M−Zn酸化物のとき、Inおよび
Mの和を100atomic%としたとき、好ましくはInが25atomic%以上、
Mが75atomic%未満、さらに好ましくはInが34atomic%以上、Mが6
6atomic%未満とする。また、半導体406cがIn−M−Zn酸化物のとき、I
nおよびMの和を100atomic%としたとき、好ましくはInが50atomic
%未満、Mが50atomic%以上、さらに好ましくはInが25atomic%未満
、Mが75atomic%以上とする。なお、半導体406cは、半導体406aと同種
の酸化物を用いても構わない。
物を用いる。例えば、半導体406bとして、半導体406aおよび半導体406cより
も電子親和力の0.07eV以上1.3eV以下、好ましくは0.1eV以上0.7eV
以下、さらに好ましくは0.15eV以上0.4eV以下大きい酸化物を用いる。なお、
電子親和力は、真空準位と伝導帯下端のエネルギーとの差である。
。そのため、半導体406cがインジウムガリウム酸化物を含むと好ましい。ガリウム原
子割合[In/(In+Ga)]は、例えば、70%以上、好ましくは80%以上、さら
に好ましくは90%以上とする。
cのうち、電子親和力の大きい半導体406bにチャネルが形成される。よって、トラン
ジスタの電界効果移動度を高くすることができる。ここで、半導体406bと半導体40
6cは構成する元素が共通しているため、界面散乱がほとんど生じない。
との混合領域を有する場合がある。また、半導体406bと半導体406cとの間には、
半導体406bと半導体406cとの混合領域を有する場合がある。混合領域は、界面準
位密度が低くなる。そのため、半導体406a、半導体406bおよび半導体406cの
積層体は、それぞれの界面近傍において、エネルギーが連続的に変化する(連続接合とも
いう。)バンド構造となる。なお、図25(A)は、半導体406a、半導体406bお
よび半導体406cが、この順番に積層した断面図である。図25(B)は、図25(A
)の一点鎖線K1−K2に対応する伝導帯下端のエネルギー(Ec)であり、半導体40
6aより半導体406cの電子親和力が大きい場合を示す。また、図25(C)は、半導
体406aより半導体406cの電子親和力が小さい場合を示す。
中を主として移動する。上述したように、半導体406aおよび半導体406bの界面に
おける界面準位密度、半導体406bと半導体406cとの界面における界面準位密度を
低くすることによって、半導体406b中で電子の移動が阻害されることが少なく、トラ
ンジスタのオン電流を高くすることができる。
元素一種以上、または二種以上から構成される酸化物半導体である。半導体406bを構
成する酸素以外の元素一種以上、または二種以上から半導体406aおよび半導体406
cが構成されるため、半導体406aと半導体406bとの界面、および半導体406b
と半導体406cとの界面において、界面準位が形成されにくい。
ない、または少ないことが好ましい。また、半導体406a、半導体406b及び半導体
406cは、CAAC−OSであることが好ましい。
ることにより、その上に積層される半導体406bは、半導体406aとの界面近傍にお
いても、良好なc軸配向を有する領域を形成することができる。
に水素が入り込むことでドナー準位を形成することがある。以下では酸素欠損のサイトに
水素が入り込んだ状態をVOHと表記する場合がある。VOHは電子を散乱するため、ト
ランジスタのオン電流を低下させる要因となる。なお、酸素欠損のサイトは、水素が入る
よりも酸素が入る方が安定する。従って、半導体406b中の酸素欠損を低減することで
、トランジスタのオン電流を高くすることができる場合がある。
を、半導体406aを介して半導体406bまで移動させる方法などがある。この場合、
半導体406aは、酸素透過性を有する層(酸素を通過または透過させる層)であること
が好ましい。
れる。なお、酸素は、半導体406a中の原子間に遊離して存在する場合や、酸素などと
結合して存在する場合がある。半導体406aは、密度が低いほど、即ち原子間に間隙が
多いほど酸素透過性が高くなる。例えば、また、半導体406aが層状の結晶構造を有し
、層を横切るような酸素の移動は起こりにくい場合、半導体406aは適度に結晶性の低
い層であると好ましい。
好ましい。例えば、10nm未満、好ましくは5nm以下、さらに好ましくは3nm以下
の領域を有する半導体406cとすればよい。一方、半導体406cは、チャネルの形成
される半導体406bへ、隣接する絶縁体を構成する酸素以外の元素(水素、シリコンな
ど)が入り込まないようブロックする機能を有する。そのため、半導体406cは、ある
程度の厚さを有することが好ましい。例えば、0.3nm以上、好ましくは1nm以上、
さらに好ましくは2nm以上の厚さの領域を有する半導体406cとすればよい。また、
半導体406cは、絶縁体432などから放出される酸素の外方拡散を抑制するために、
酸素をブロックする性質を有すると好ましい。
好ましい。例えば、10nm以上、好ましくは20nm以上、さらに好ましくは40nm
以上、より好ましくは60nm以上の厚さの領域を有する半導体406aとすればよい。
半導体406aの厚さを、厚くすることで、隣接する絶縁体と半導体406aとの界面か
らチャネルの形成される半導体406bまでの距離を離すことができる。ただし、半導体
装置の生産性が低下する場合があるため、例えば、200nm以下、好ましくは120n
m以下、さらに好ましくは80nm以下の厚さの領域を有する半導体406aとすればよ
い。
IMS:Secondary Ion Mass Spectrometry)において
、1×1019atoms/cm3未満、好ましくは5×1018atoms/cm3未
満、さらに好ましくは2×1018atoms/cm3未満のシリコン濃度となる領域を
有する。また、半導体406bと半導体406cとの間に、SIMSにおいて、1×10
19atoms/cm3未満、好ましくは5×1018atoms/cm3未満、さらに
好ましくは2×1018atoms/cm3未満のシリコン濃度となる領域を有する。
cの水素濃度を低減すると好ましい。半導体406aおよび半導体406cは、SIMS
において、2×1020atoms/cm3以下、好ましくは5×1019atoms/
cm3以下、より好ましくは1×1019atoms/cm3以下、さらに好ましくは5
×1018atoms/cm3以下の水素濃度となる領域を有する。また、半導体406
bの窒素濃度を低減するために、半導体406aおよび半導体406cの窒素濃度を低減
すると好ましい。半導体406aおよび半導体406cは、SIMSにおいて、5×10
19atoms/cm3未満、好ましくは5×1018atoms/cm3以下、より好
ましくは1×1018atoms/cm3以下、さらに好ましくは5×1017atom
s/cm3以下の窒素濃度となる領域を有する。
体に拡散するのを防ぐことができるので、トランジスタのリーク電流を低減することがで
きる。
−Zn酸化物膜を用いる場合、半導体406a及び半導体406cの成膜には、例えば、
In−Ga−Zn酸化物(In:Ga:Zn=1:3:2[原子数比])であるターゲッ
トを用いることができる。成膜条件は、例えば、成膜ガスとしてアルゴンガスを30sc
cm、酸素ガスを15sccm用い、圧力0.4Paとし、基板温度を200℃とし、D
C電力0.5kWとすればよい。
Ga−Zn酸化物(In:Ga:Zn=1:1:1[原子数比])であり、In−Ga−
Zn酸化物を含む多結晶ターゲットを用いることが好ましい。成膜条件は、例えば、成膜
ガスとしてアルゴンガスを30sccm、酸素ガスを15sccm用い、圧力を0.4P
aとし、基板の温度300℃とし、DC電力0.5kWとすることができる。
体の構造およびその他の要素である。以上のような酸化物半導体を半導体406a、半導
体406b、半導体406cなどに適用することで、トランジスタ490は、良好な電気
特性が得られる。例えば、優れたサブスレッショルド特性や極めて小さいオフ電流が得ら
れる。また、高いオン電流や良好なスイッチングスピードが得られる。また、高い耐圧が
得られる。
。
本実施の形態では、上述の実施の形態で説明した記憶装置を電子部品に適用する例、及び
該電子部品を具備する電子機器に適用する例について、図26、および図27を用いて説
明する。
する。なお電子部品は、半導体パッケージ、又はIC用パッケージともいう。この電子部
品は、端子取り出し方向や、端子の形状に応じて、複数の規格や名称が存在する。そこで
、本実施の形態では、その一例について説明することにする。
さることで完成する。組み立て工程(後工程)について、図26(a)を用いて、説明す
る。
で基板を薄膜化することで、前工程での基板の反り等を低減し、部品としての小型化を図
る。
分離したチップを個々にピックアップしてリードフレーム上に搭載し接合する、ダイボン
ディング工程を行う(工程P2)。このダイボンディング工程におけるチップとリードフ
レームとの接着は、樹脂による接着や、テープによる接着等、適宜製品に応じて適した方
法を選択する。なお、ダイボンディング工程は、インターポーザ上に搭載し接合してもよ
い。
に接続する、ワイヤーボンディングを行う(工程P3)。金属の細線には、銀線や金線を
用いることができる。また、ワイヤーボンディングは、ボールボンディングや、ウェッジ
ボンディングを用いることができる。
される(工程P4)。モールド工程を行うことで電子部品の内部が樹脂で充填され、機械
的な外力による内蔵される回路部やワイヤーに対するダメージを低減することができ、ま
た水分や埃による特性の劣化を低減することができる。
(工程P5)。このめっき処理によりリードの錆を防止し、後にプリント基板に実装する
際のはんだ付けをより確実に行うことができる。
検査工程(工程P7)を経て電子部品が完成する。
。その結果、消費電力を低減することが可能な電子部品、動作速度を向上することが可能
な電子部品、または、小型化が可能な電子部品を提供できる。
品の一例として、QFP(Quad Flat Package)の斜視模式図を示して
いる。図26(b)に示す電子部品700は、リード701及び記憶装置703を示して
いる。図26(b)に示す電子部品700は、例えばプリント基板702に実装される。
このような電子部品700が複数組み合わされて、それぞれがプリント基板702上で電
気的に接続されることで電子部品が実装された基板(実装基板704)が完成する。完成
した実装基板704は、電子機器等の内部に設けられる。
(代表的にはDVD:Digital Versatile Discなどの記録媒体を
再生し、その画像を表示しうるディスプレイを有する装置)に適用することができる。そ
の他に、上述の電子部品を用いることができる電子機器として、携帯電話、携帯型を含む
ゲーム機、携帯データ端末、電子書籍端末、腕時計型の情報端末、ノート型パーソナルコ
ンピュータ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのカメラ、ゴーグル型ディスプレ
イ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオー
ディオ、デジタルオーディオプレイヤーなど)、複写機、ファクシミリ、プリンタ、プリ
ンタ複合機、現金自動預け入れ払い機(ATM)、自動販売機、自動車などが挙げられる
。これら電子機器の具体例を図27に示す。
904、マイクロフォン905、スピーカー906、操作キー907、スタイラス908
などを有する。なお、図27(A)に示した携帯型ゲーム機は、2つの表示部903と表
示部904とを有しているが、携帯型ゲーム機が有する表示部の数は、これに限定されな
い。
13、第2表示部914、接続部915、操作キー916などを有する。第1表示部91
3は第1筐体911に設けられており、第2表示部914は第2筐体912に設けられて
いる。そして、第1筐体911と第2筐体912とは、接続部915により接続されてお
り、第1筐体911と第2筐体912の間の角度は、接続部915により変更が可能であ
る。第1表示部913における映像を、接続部915における第1筐体911と第2筐体
912との間の角度にしたがって、切り替える構成としてもよい。また、第1表示部91
3および第2表示部914の少なくとも一方に、位置入力装置としての機能が付加された
表示装置を用いるようにしてもよい。なお、位置入力装置としての機能は、表示装置にタ
ッチパネルを設けることで付加することができる。または、位置入力装置としての機能は
、フォトセンサーとも呼ばれる光電変換素子を表示装置の画素部に設けることでも、付加
することができる。
操作キー944、レンズ945、接続部946などを有する。操作キー944およびレン
ズ945は第1筐体941に設けられており、表示部943は第2筐体942に設けられ
ている。そして、第1筐体941と第2筐体942とは、接続部946により接続されて
おり、第1筐体941と第2筐体942の間の角度は、接続部946により変更が可能で
ある。表示部943における映像を、接続部946における第1筐体941と第2筐体9
42との間の角度にしたがって切り替える構成としてもよい。
33、バックル934、操作ボタン935、入出力端子936などを備える。当該情報端
末は、移動電話、電子メール、文章閲覧及び作成、音楽再生、インターネット通信、コン
ピュータゲームなどの種々のアプリケーションを実行することができる。表示部932の
表示面は湾曲しており、湾曲した表示面に沿って表示を行うことができる。また、表示部
932はタッチセンサを備え、指やスタイラスなどで画面に触れることで操作することが
できる。また、情報端末は、通信規格された近距離無線通信を実行することが可能である
。また、情報端末は入出力端子936を備え、他の情報端末とコネクターを介して直接デ
ータのやりとりを行うことができる。
ーボード923、ポインティングデバイス924などを有する。
954などを有する。また、各種車載センサー、バッテリ、或いは、各種車載センサーや
バッテリを制御する電子部品などを有する。
たは小型化された電子部品を適用することで、消費電力を低減することが可能な電子機器
、動作速度を向上することが可能な電子機器、または、小型の電子機器を提供できる。
。
絶縁体」としての特性を有する場合がある。また、「半導体」と「絶縁体」は境界が曖昧
であり、厳密に区別できない場合がある。従って、本明細書に記載の「半導体」は、「絶
縁体」と言い換えることができる場合がある。同様に、本明細書に記載の「絶縁体」は、
「半導体」と言い換えることができる場合がある。
ての特性を有する場合がある。また、「半導体」と「導電体」は境界が曖昧であり、厳密
に区別できない場合がある。従って、本明細書に記載の「半導体」は、「導電体」と言い
換えることができる場合がある。同様に、本明細書に記載の「導電体」は、「半導体」と
言い換えることができる場合がある。
例えば、濃度が0.1原子%未満の元素は不純物である。不純物が含まれることにより、
例えば、半導体にDOSが形成されることや、キャリア移動度が低下することや、結晶性
が低下することなどが起こる場合がある。半導体が酸化物半導体である場合、半導体の特
性を変化させる不純物としては、例えば、第1族元素、第2族元素、第14族元素、第1
5族元素、主成分以外の遷移金属などがあり、特に、例えば、水素(水にも含まれる)、
リチウム、ナトリウム、シリコン、ホウ素、リン、炭素、窒素などがある。酸化物半導体
の場合、例えば水素などの不純物の混入によって酸素欠損を形成する場合がある。また、
半導体がシリコンである場合、半導体の特性を変化させる不純物としては、例えば、酸素
、水素を除く第1族元素、第2族元素、第13族元素、第15族元素などがある。
、フッ素、マグネシウム、アルミニウム、シリコン、リン、塩素、アルゴン、ガリウム、
ゲルマニウム、イットリウム、ジルコニウム、ランタン、ネオジム、ハフニウムまたはタ
ンタルを一種以上含む絶縁体を、単層で、または積層で用いればよい。または、絶縁体と
して、樹脂を用いてもよい。例えば、ポリイミド、ポリアミド、アクリル、シリコーンな
どを含む樹脂を用いればよい。樹脂を用いることで、絶縁体の上面を平坦化処理しなくて
もよい場合がある。また、樹脂は短い時間で厚い膜を成膜することができるため、生産性
を高めることができる。絶縁体としては、好ましくは酸化アルミニウム、窒化酸化シリコ
ン、窒化シリコン、酸化ガリウム、酸化イットリウム、酸化ジルコニウム、酸化ランタン
、酸化ネオジム、酸化ハフニウムまたは酸化タンタルを含む絶縁体を、単層で、または積
層で用いればよい。
素、シリコン、リン、アルミニウム、チタン、クロム、マンガン、コバルト、ニッケル、
銅、亜鉛、ガリウム、イットリウム、ジルコニウム、モリブデン、ルテニウム、銀、イン
ジウム、スズ、タンタルまたはタングステンを一種以上含む導電体を、単層で、または積
層で用いればよい。例えば、合金膜や化合物膜であってもよく、アルミニウムを含む導電
体、銅およびチタンを含む導電体、銅およびマンガンを含む導電体、インジウム、スズお
よび酸素を含む導電体、チタンおよび窒素を含む導電体などを用いてもよい。
XとYとが電気的に接続されている場合と、XとYとが機能的に接続されている場合と、
XとYとが直接接続されている場合とを含むものとする。したがって、所定の接続関係、
例えば、図または文章に示された接続関係に限定されず、図または文章に示された接続関
係以外のものも含むものとする。
、など)であるとする。
とする素子(例えば、スイッチ、トランジスタ、容量素子、インダクタ、抵抗素子、ダイ
オード、表示素子、発光素子、負荷など)が、XとYとの間に1個以上接続されることが
可能である。なお、スイッチは、オンオフが制御される機能を有している。つまり、スイ
ッチは、導通状態(オン状態)、または、非導通状態(オフ状態)になり、電流を流すか
流さないかを制御する機能を有している。または、スイッチは、電流を流す経路を選択し
て切り替える機能を有している。
とする回路(例えば、論理回路(インバータ、NAND回路、NOR回路など)、信号変
換回路(DA変換回路、AD変換回路、ガンマ補正回路など)、電位レベル変換回路(電
源回路(昇圧回路、降圧回路など)、信号の電位レベルを変えるレベルシフタ回路など)
、電圧源、電流源、切り替え回路、増幅回路(信号振幅または電流量などを大きく出来る
回路、オペアンプ、差動増幅回路、ソースフォロワ回路、バッファ回路など)、信号生成
回路、記憶回路、制御回路など)が、XとYとの間に1個以上接続されることが可能であ
る。なお、一例として、XとYとの間に別の回路を挟んでいても、Xから出力された信号
がYへ伝達される場合は、XとYとは機能的に接続されているものとする。
的に接続されている場合(つまり、XとYとの間に別の素子又は別の回路を挟んで接続さ
れている場合)と、XとYとが機能的に接続されている場合(つまり、XとYとの間に別
の回路を挟んで機能的に接続されている場合)と、XとYとが直接接続されている場合(
つまり、XとYとの間に別の素子又は別の回路を挟まずに接続されている場合)とを含む
ものとする。つまり、電気的に接続されている、と明示的に記載する場合は、単に、接続
されている、とのみ明示的に記載されている場合と同じであるとする。
さず)、Xと電気的に接続され、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)が、Z
2を介して(又は介さず)、Yと電気的に接続されている場合や、トランジスタのソース
(又は第1の端子など)が、Z1の一部と直接的に接続され、Z1の別の一部がXと直接
的に接続され、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)が、Z2の一部と直接的
に接続され、Z2の別の一部がYと直接的に接続されている場合では、以下のように表現
することが出来る。
の端子など)とは、互いに電気的に接続されており、X、トランジスタのソース(又は第
1の端子など)、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)、Yの順序で電気的に
接続されている。」と表現することができる。または、「トランジスタのソース(又は第
1の端子など)は、Xと電気的に接続され、トランジスタのドレイン(又は第2の端子な
ど)はYと電気的に接続され、X、トランジスタのソース(又は第1の端子など)、トラ
ンジスタのドレイン(又は第2の端子など)、Yは、この順序で電気的に接続されている
」と表現することができる。または、「Xは、トランジスタのソース(又は第1の端子な
ど)とドレイン(又は第2の端子など)とを介して、Yと電気的に接続され、X、トラン
ジスタのソース(又は第1の端子など)、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など
)、Yは、この接続順序で設けられている」と表現することができる。これらの例と同様
な表現方法を用いて、回路構成における接続の順序について規定することにより、トラン
ジスタのソース(又は第1の端子など)と、ドレイン(又は第2の端子など)とを、区別
して、技術的範囲を決定することができる。なお、これらの表現方法は、一例であり、こ
れらの表現方法に限定されない。ここで、X、Y、Z1、Z2は、対象物(例えば、装置
、素子、回路、配線、電極、端子、導電膜、層、など)であるとする。
態で述べる別の内容(一部の内容でもよい)、及び/又は、一つ若しくは複数の別の実施
の形態で述べる内容(一部の内容でもよい)に対して、適用、組み合わせ、又は置き換え
などを行うことが出来る。
述べる内容、又は明細書に記載される文章を用いて述べる内容のことである。
その実施の形態において述べる別の図(一部でもよい)、及び/又は、一つ若しくは複数
の別の実施の形態において述べる図(一部でもよい)に対して、組み合わせることにより
、さらに多くの図を構成させることが出来る。
ことを規定した発明の一態様を構成することが出来る。または、ある値について、上限値
と下限値などで示される数値範囲が記載されている場合、その範囲を任意に狭めることで
、または、その範囲の中の一点を除くことで、その範囲を一部除いた発明の一態様を規定
することができる。これらにより、例えば、従来技術が本発明の一態様の技術的範囲内に
入らないことを規定することができる。
記載されているとする。その場合、その回路が、第6のトランジスタを有していないこと
を発明として規定することが可能である。または、その回路が、容量素子を有していない
ことを規定することが可能である。さらに、その回路が、ある特定の接続構造をとってい
るような第6のトランジスタを有していない、と規定して発明を構成することができる。
または、その回路が、ある特定の接続構造をとっている容量素子を有していない、と規定
して発明を構成することができる。例えば、ゲートが第3のトランジスタのゲートと接続
されている第6のトランジスタを有していない、と発明を規定することが可能である。ま
たは、例えば、第1の電極が第3のトランジスタのゲートと接続されている容量素子を有
していない、と発明を規定することが可能である。
ることが好適である」と記載されているとする。その場合、例えば、ある電圧が、−2V
以上1V以下である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。または、
例えば、ある電圧が、13V以上である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可
能である。なお、例えば、その電圧が、5V以上8V以下であると発明を規定することも
可能である。なお、例えば、その電圧が、概略9Vであると発明を規定することも可能で
ある。なお、例えば、その電圧が、3V以上10V以下であるが、9Vである場合を除く
と発明を規定することも可能である。なお、ある値について、「このような範囲であるこ
とが好ましい」、「これらを満たすことが好適である」となどと記載されていたとしても
、ある値は、それらの記載に限定されない。つまり、「好ましい」、「好適である」など
と記載されていたとしても、必ずしも、それらの記載には、限定されない。
である」と記載されているとする。その場合、例えば、ある電圧が、−2V以上1V以下
である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。または、例えば、ある
電圧が、13V以上である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。
記載されているとする。その場合、例えば、その絶縁膜が、有機絶縁膜である場合を除く
、と発明の一態様を規定することが可能である。または、例えば、その絶縁膜が、無機絶
縁膜である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。または、例えば、
その膜が、導電膜である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可能である。また
は、例えば、その膜が、半導体膜である場合を除く、と発明の一態様を規定することが可
能である。
設けられている」と記載されているとする。その場合、例えば、その膜が、4層以上の積
層膜である場合を除く、と発明を規定することが可能である。または、例えば、A膜とそ
の膜との間に、導電膜が設けられている場合を除く、と発明を規定することが可能である
。
容量素子、抵抗素子など)などが有するすべての端子について、その接続先を特定しなく
ても、当業者であれば、発明の一態様を構成することは可能な場合がある。つまり、接続
先を特定しなくても、発明の一態様が明確であると言える。そして、接続先が特定された
内容が、本明細書等に記載されている場合、接続先を特定しない発明の一態様が、本明細
書等に記載されていると判断することが可能な場合がある。特に、端子の接続先が複数の
ケース考えられる場合には、その端子の接続先を特定の箇所に限定する必要はない。した
がって、能動素子(トランジスタ、ダイオードなど)、受動素子(容量素子、抵抗素子な
ど)などが有する一部の端子についてのみ、その接続先を特定することによって、発明の
一態様を構成することが可能な場合がある。
者であれば、発明を特定することが可能な場合がある。または、ある回路について、少な
くとも機能を特定すれば、当業者であれば、発明を特定することが可能な場合がある。つ
まり、機能を特定すれば、発明の一態様が明確であると言える。そして、機能が特定され
た発明の一態様が、本明細書等に記載されていると判断することが可能な場合がある。し
たがって、ある回路について、機能を特定しなくても、接続先を特定すれば、発明の一態
様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能である。または
、ある回路について、接続先を特定しなくても、機能を特定すれば、発明の一態様として
開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能である。
て、その一部分を取り出して、発明の一態様を構成することは可能である。したがって、
ある部分を述べる図または文章が記載されている場合、その一部分の図または文章を取り
出した内容も、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成する
ことが可能であるものとする。そして、その発明の一態様は明確であると言える。そのた
め、例えば、能動素子(トランジスタ、ダイオードなど)、配線、受動素子(容量素子、
抵抗素子など)、導電層、絶縁層、半導体層、有機材料、無機材料、部品、装置、動作方
法、製造方法などが単数もしくは複数記載された図面または文章において、その一部分を
取り出して、発明の一態様を構成することが可能であるものとする。例えば、N個(Nは
整数)の回路素子(トランジスタ、容量素子等)を有して構成される回路図から、M個(
Mは整数で、M<N)の回路素子(トランジスタ、容量素子等)を抜き出して、発明の一
態様を構成することは可能である。別の例としては、N個(Nは整数)の層を有して構成
される断面図から、M個(Mは整数で、M<N)の層を抜き出して、発明の一態様を構成
することは可能である。さらに別の例としては、N個(Nは整数)の要素を有して構成さ
れるフローチャートから、M個(Mは整数で、M<N)の要素を抜き出して、発明の一態
様を構成することは可能である。さらに別の例としては、「Aは、B、C、D、E、また
は、Fを有する」と記載されている文章から、一部の要素を任意に抜き出して、「Aは、
BとEとを有する」、「Aは、EとFとを有する」、「Aは、CとEとFとを有する」、
または、「Aは、BとCとDとEとを有する」などの発明の一態様を構成することは可能
である。
て、少なくとも一つの具体例が記載される場合、その具体例の上位概念を導き出すことは
、当業者であれば容易に理解される。したがって、ある一つの実施の形態において述べる
図または文章において、少なくとも一つの具体例が記載される場合、その具体例の上位概
念も、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可
能である。そして、その発明の一態様は、明確であると言える。
、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能で
ある。したがって、ある内容について、図に記載されていれば、文章を用いて述べていな
くても、その内容は、発明の一態様として開示されているものであり、発明の一態様を構
成することが可能である。同様に、図の一部を取り出した図についても、発明の一態様と
して開示されているものであり、発明の一態様を構成することが可能である。そして、そ
の発明の一態様は明確であると言える。
402a、402b 領域
406a、406b、406c 半導体
411、412 絶縁体
416a、416b 導電体
420、421 導電体
470a、470b、470c、470d 導電体
471a、471b、471c 導電体
472a、472b、4702、472d 導電体
490 トランジスタ
491a、491b、491c、491d トランジスタ
491e、491f、491g、491h、491i 導電体
497 容量
500 記憶装置
510 メモリセル
520 センスアンプブロック
530 センスアンプ
Claims (2)
- センスアンプと、
第1乃至第4のトランジスタと、
前記センスアンプ上及び前記第1乃至前記第4のトランジスタ上の第1の絶縁体と、
前記第1の絶縁体上の、同じ第1の層に配置された第1乃至第4のビット線と、
前記第1乃至前記第4のビット線上の第2の絶縁体と、
前記第2の絶縁体上の、第1乃至第4のメモリセルと、を有し、
前記第1乃至前記第4のメモリセルはそれぞれ、同じ第2の層に配置された第5のトランジスタと、同じ第3の層に配置された容量素子と、を有し、
前記第1乃至前記第4のメモリセルはそれぞれ、前記第1乃至前記第4のビット線のうちの1つと電気的に接続され、
前記第1乃至前記第4のビット線はそれぞれ、前記第1乃至前記第4のトランジスタのうちの1つを介して、前記センスアンプと電気的に接続され、
前記第1乃至前記第4のビット線はそれぞれ、前記センスアンプと重なる領域を有する記憶装置。 - 請求項1において、
前記第1乃至前記第4のトランジスタは、チャネル形成領域にシリコンを有し、
前記第5のトランジスタは、チャネル形成領域に酸化物半導体を有する記憶装置。
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