JP3308880B2 - 液晶表示装置と投写型液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置と投写型液晶表示装置

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JP3308880B2 JP30557697A JP30557697A JP3308880B2 JP 3308880 B2 JP3308880 B2 JP 3308880B2 JP 30557697 A JP30557697 A JP 30557697A JP 30557697 A JP30557697 A JP 30557697A JP 3308880 B2 JP3308880 B2 JP 3308880B2
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    • G09G2300/0809Several active elements per pixel in active matrix panels
    • G09G2300/0823Several active elements per pixel in active matrix panels used to establish symmetry in driving, e.g. with polarity inversion

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス型の液晶表示装置に関し、特に1画素の液晶素子に
複数本の垂直信号線と複数のスイッチングトランジスタ
を有するアクティブマトリクス型の液晶表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号を表示する液晶表示装置
の駆動方法として、TN表示モードやSTN表示モー
ド、強誘電液晶表示モードによる単純マトリクス駆動法
と、MIMやダイオードを用いる2端子型やa−Si,
poly−SiのTFTを用いる3端子型のアクティブマト
リクス駆動法が用いられている。
【0003】また、液晶パネルの駆動方法として、1水
平走査期間で横1列の画素の電圧を同時に書き換える線
順次走査法と、画素ごとにシリアルに書き換える点順次
走査法が用いられている。また、液晶パネルを直流電圧
で駆動すると、液晶材料、配向膜材料及びそれらの界面
で電気化学的な反応が起こりやすく、これによる表示不
良を防ぐためデータ信号の極性反転、つまり液晶パネル
の交流駆動が一般的である。この交流駆動には、走査線
毎に反転するライン反転とフィールド毎に反転するフィ
ールド反転とを同時に用いて、インターフレームフリッ
カやインターラインフリッカを防止している。以下、こ
の液晶表示パネルの駆動手法について説明する。
【0004】図6に従来のアクティブマトリクス回路の
1つの画像セル例を示す。図において、61は垂直信号
線、62は走査線、63はスイッチング用画素トランジ
スタ、Caddは保持容量、LCは液晶である。ここで
は、スイッチング用画素トランジスタ63はnチャネル
型トランジスタで構成されている。上記従来例では、画
素トランジスタ63がnチャネル型のみであるため、以
下に示す問題点があった。
【0005】液晶表示装置では液晶LCの劣化(焼き付
き)を防ぐため、交流駆動を行うのが一般的である。こ
のため映像信号としては、図7(a)に示したように、
中心電位に対して正極性と負極性の場合があるので、映
像信号として大きな振幅が必要とされる。そして、走査
線62のパルスは図7(b)に示したように、映像信号
の振幅にトランジスタ63のしきい値分を上のせし、さ
らに大きな振幅が必要となる。さらには、トランジスタ
63のソース電位が高くなると基板バイアス効果によ
り、見かけ上のトランジスタのしきい値が高くなる。こ
の効果も含めて上のせ分を設定すると、さらに大きな振
幅が必要となり、駆動用の電源電圧が高くなり、消費電
力が増大するという問題点があった。
【0006】また、図8に示した従来技術では、1つの
画像セルは、信号線61と、走査線64とその反転した
走査線65と、nチャネル型画素トランジスタ66と、
pチャネル型画素トランジスタ67と、保持容量Cadd
と、液晶LCとで構成されている。このような構成で
は、上記したようなしきい値分の上のせは必要がなく、
走査線64の振幅は、映像信号振幅と同じ程度すむ。そ
れは信号電圧の高い領域では、nチャネル型トランジス
タ66のオン抵抗は高くなるが、pチャネル型トランジ
スタ67のオン抵抗は低くなり、信号電圧の低い領域で
はpチャネル型トランジスタ67のオン抵抗は高くなる
が、nチャネル型トランジスタ66のオン抵抗は低くな
り、全電圧領域でほぼ一定のオン抵抗が得られるからで
ある。
【0007】上記従来技術では、nチャネル型トランジ
スタ66とpチャネル型トランジスタ67が必ず同時に
オンする構成である。しかし、中心電圧より高い映像信
号(正極性)を画素に書き込むときは、pチャネル型ト
ランジスタ67のみ、中心電圧より低い映像信号(負極
性)を画素に書き込むときは、nチャネル型トランジス
タ66のみをオンすれば十分であり、2つのトランジス
タを同時にオン状態にすることは消費電力の面でも好ま
しくない。
【0008】図9は垂直信号線90,91に信号を転送
する回路の従来技術を示している。図9(a)におい
て、映像信号は極性反転回路81に供給され、共通信
号線87に出力され、水平走査回路82からの制御信号
88,89に従って、及びインバータ85,86を介し
てCMOS転送スイッチ83,84をオン/オフし、垂
直信号線90,91に映像信号を出力する。
【0009】先に述べたように垂直信号線90,91に
は、一定周期毎に極性を反転した信号を入力する必要が
ある。図9(b)では、映像信号は極性反転回路81
において、極性反転信号INVに従い、に示す波形
のように変換される。また転送スイッチ83,84は、
図8における場合と同様の理由で、信号振幅全領域を転
送するためにCMOS構成にすることが望ましい。上記
従来例では、極性反転信号INVに従い映像信号を反
転するという複雑な信号処理回路が必要とされる上、転
送スイッチ83,84もCMOS構成となることが求め
られ、回路規模が大きくなってしまうという問題点があ
った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたものであり、画像品位を損うことなく、
低電圧化、省電力化、回路規模縮少化が可能なアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアクティブ
マトリクス型液晶表示装置は、複数の垂直信号線と複数
の走査線と、前記複数の垂直信号線と複数の走査線の交
点にトランジスタを介して画素電極が接続されたアクテ
ィブマトリクス回路を形成した基板と、対向電極を形成
した対向電極基板との間に液晶を挟持してなるアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置において、前記画素電極に
は導電型の異なる少なくとも2つのトランジスタが接続
されており、第1導電型のトランジスタのソース電極
(又はドレイン電極のうち一方)は第1の垂直信号線、
ゲート電極は第1の走査線にそれぞれ接続され、第1導
電型と異なる第2導電型のトランジスタのソース電極
(又はドレイン電極のうち一方)は第2の垂直信号線、
ゲート電極は第2の走査線にそれぞれ接続されているこ
とを特徴とする。
【0012】また、前記第1(第2)の走査線を選択
し、前記第1(第2)導電型のトランジスタ導通状態と
すると同時に、隣接する行の第2(第1)の走査線を選
択し、第2(第1)導電型トランジスタを導通状態とす
る手段を有することを特徴とする。
【0013】さらに、前記第1導電型トランジスタのソ
ース電極(又はドレイン電極のうち一方)が接続された
前記第1の垂直信号線に映像信号を転送する転送スイッ
チは第1導電型トランジスタで構成され、前記第2導電
型トランジスタのソース電極(又はドレイン電極のうち
一方)が接続された前記第2の垂直信号線に映像信号を
転送する転送スイッチは第2導電型トランジスタで構成
されていることを特徴とする。
【0014】以上により、画像品位を損う事なく、低電
圧化、省電力化、回路の簡略化が可能なアクティブマト
リクス型液晶表示装置が実現できる。
【0015】本発明は更に、複数の垂直信号線と複数の
走査線と、前記複数の垂直信号線と前記複数の走査線の
交点にスイッチを介して接続した画素電極と、該画素電
極に対向する対向電極と、前記画素電極と前記対向電極
との間に液晶を挟持してなる液晶表示装置において、前
記スイッチは導電型の異なる少なくとも2つのトランジ
スタからなり、第1導電型のトランジスタの主電極は第
1の垂直信号線に接続され、前記第1導電型のトランジ
スタの制御電極は第1の走査線に接続され、前記第1導
電型と異なる第2導電型のトランジスタの主電極は第2
の垂直信号線に接続され、前記第2導電型のトランジス
タの制御電極は第2の走査線に接続され、前記第1及び
第2の垂直信号線と前記第1の走査線及び隣接する行の
第2の走査線とはそれぞれ極性が反転していることを特
徴とする。
【0016】ここで、低消費電力で、画素電極に極性反
転した映像信号が供給されることが可能で、フリッカの
ない高品質の画像を表示することが可能となる。
【0017】さらに、本発明による投写型液晶表示装置
は、上述の液晶表示装置を用いたことを特徴とする。さ
らに、該投写型液晶表示装置は、装置内に液晶パネルが
設けられており、前記液晶パネルを3色カラー用に少な
くとも3個有し、高反射ミラーと、青色反射ダイクロイ
ックミラーとで青色光を分離し、更に赤色反射ダイクロ
イックミラーと、緑色/青色反射ダイクロイックミラー
で赤色と緑色とを分離して、各液晶パネルを投射するこ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1は本発明
に係る第1の実施形態を示した等価回路図である。図1
において、11は画素スイッチのnチャネル型トランジ
スタ、12は画素スイッチのpチャネル型トランジス
タ、13は液晶LCと保持容量Caddに画像信号を印加
する画素電極、14,15は垂直信号線、16,17は
走査線である。本実施形態では1つの画素電極13には
導電型の異なる2つのトランジスタ11,12のドレイ
ン電極(又はソース電極のうち一方)が接続されてお
り、各トランジスタ11,12のソース電極(又はドレ
イン電極のうち一方)は異なる垂直信号線16,17に
接続されている。さらに各トランジスタ11,12のゲ
ート電極は異なる走査線14,15に接続されている。
【0019】液晶表示装置では液晶の劣化を防ぐため交
流駆動を行うのが一般的である。本実施形態では中心電
圧(対向電極電圧)よりも高い信号(以下、正極性映像
信号)を画素電極13に書込む際には、走査線17を選
択し、pチャネル型トランジスタ12のみをオン状態と
し、垂直信号線15から画素電極13へ信号を書込み、
中心電圧よりも低い信号(以下、負極性映像信号)を書
込む際には、走査線16を選択し、nチャネル型トラン
ジスタ11のみをオン状態とし、垂直信号線14から画
素電極13へ信号を書込む。こうすることで信号極性の
反転が可能となり、安定した表示が得られ同時に、正極
性書込み時はpチャネル型トランジスタ12のみ、負極
性書込み時はnチャネル型トランジスタ11のみをオン
状態とするため、電源の低電圧化と省電力化が図れる。
【0020】[第2の実施形態]図2は本発明に係る第
2の実施形態を示した等価回路図である。図2におい
て、G1及びG2は垂直走査回路30の出力、INVは
極性反転信号、H1n〜H4n及びH1p〜H4pは垂
直信号線、21〜24はANDゲート、25〜29はI
NVゲートである。また、31,32は負、正極性映像
信号印加回路、34は画素スイッチのnチャネル型MO
Sスイッチトランジスタ、35は画素スイッチのpチャ
ネル型MOSスイッチトランジスタ、36は印加された
画素信号を保持する保持容量、37は液晶、38は液晶
に画素信号に応じた電圧を印加する画素電極である。な
お、これら画素に関する部材の動作は第1の実施形態と
同様であるので、重複する説明は省略する。さらに図3
は本実施形態の駆動法を示したタイミング図である。
【0021】図2において、奇数ラインのnチャネル型
トランジスタ34のゲート電極が接続された走査線S1
n、S3nは、隣接する偶数ラインのpチャネル型トラ
ンジスタ35のゲート電極が接続された走査線S2p,
S4pにINVゲート27,29を介して接続されてい
る。同様に偶数ラインのnチャネル型トランジスタ34
のゲート電極が接続された走査線S2n,S4nは隣接
する奇数ラインのpチャネル型トランジスタ35のゲー
ト電極が接続された走査線S1p,S3pにINVゲー
ト26,28を介して接続されている。このような構成
にすることにより、隣接する2ラインでは互いに導電型
の異なるトランジスタが同時にオン状態となる。
【0022】このとき垂直信号線H1n〜H4nには負
極性映像信号印加回路31により負極性映像信号が印加
され、また垂直信号線H1p〜H4pには正極性映像信
号印加回路32により正極性映像信号が印加されてい
る。このため、隣接する2ラインは極性の異なる映像信
号が同時に画素電極に書込まれる。さらにS1n,S3
nには垂直走査回路30の出力G1,G2と極性反転信
号INVとの論理積(AND)の信号が印加され、S2
n,S4nにはG1,G2と極性反転信号INVをイン
バータ25で反転した信号との論理積の信号が印加され
る。
【0023】以下、図3を用いて説明する。第1フィー
ルドではINV信号がhighであり、この期間はS1
n,S2p、さらにS3n,S4pが順次選択され、奇
数ラインの画素に負極性映像信号、偶数ラインの画素に
正極性映像信号が書込まれる。第2フィールドでは、I
NV信号がlowであり、この期間はS1p,S2n、
さらにS3p,S4nが順次選択され、奇数ラインの画
素に正極性映像信号、偶数ラインの画素に負極性映像信
号が書込まれる。
【0024】以上により、回路規模増大及び消費電力増
大することなく、1ラインかつフィールド毎に極性を反
転する駆動が可能となり、高品位の画像が得られる。
【0025】[第3の実施形態]図4は本発明に係る第
3の実施形態を示した等価回路図である。図において4
1〜48は信号転送スイッチであり、かつ信号転送スイ
ッチ41〜44はnチャネル型トランジスタ、信号転送
スイッチ45〜48はpチャネル型トランジスタによっ
て構成されている。また、54は画素スイッチのnチャ
ネル型MOSスイッチトランジスタ、55は画素スイッ
チのpチャネル型MOSスイッチトランジスタ、56は
印加された画素信号を保持する保持容量、57は液晶、
58は液晶に画素信号に応じた電圧を印加する画素電極
である。
【0026】本実施形態では、nチャネル型の画素トラ
ンジスタ54のソース電極(又はドレイン電極のうちの
一方)が接続された垂直信号線49に映像信号を転送す
る信号転送スイッチ41〜44は、nチャネル型のトラ
ンジスタ41〜44のみで構成されており、pチャネル
型の画素トランジスタ55のソース電極(又はドレイン
電極のうちの一方)が接続された垂直信号線50に映像
信号を転送する信号転送スイッチ45〜48は、pチャ
ネル型のトランジスタ45〜48のみで構成されてい
る。図4におけるVIDEO1は負極性映像信号であ
り、VIDEO2は正極性映像信号である。このような
構成にすることにより、信号の転送能力を損なうことな
く、信号転送スイッチ41〜48の素子面積を縮小する
ことが可能となる。
【0027】図5は本実施形態における信号処理回路部
を示したブロック図である。本実施形態では、特に正極
性及び負極性映像信号の発生のための回路例を示してい
る。図2において負極性映像信号及び正極性映像信号は
極性反転毎に、奇数行と偶数行の信号が順次出力される
必要がある。図5では元信号は信号処理回路71によっ
て奇数行映像信号と、偶数行映像信号に分離される。こ
の信号処理回路71で、必要ならば解像度変換のための
補間や、液晶の電気−光学特性に合わせたγ補正も行わ
れる。次に、奇数行及び偶数行の映像信号はマルチプレ
クサ73を介して正極性映像信号発生回路75及び負極
性映像信号発生回路76により、液晶に印加するレベル
に変換される。前記マルチプレクサ73は、極性反転信
号INV74とインバータ72とにより、奇数行及び偶
数行の映像信号の出力先を切り換えることができる。
【0028】以上により極性反転毎に奇数行の映像信号
を正極性、負極性に切り換え、同様に偶数行の映像信号
を負極性、正極性に切り換えることが可能になり、図2
乃至図4の回路において画像表示が可能となる。つま
り、信号処理回路71に極性反転機能を持たせる事が不
要になり、回路の簡略化ができる。
【0029】[第4の実施形態]図10に本発明の液晶
表示装置を用いた前面及び背面投写型液晶表示装置光学
系の構成図を示す。本図はその上面図を表す図10
(a)、正面図を表す図16(b)、側面図を表す図1
0(c)から成っている。同図において、1301はス
クリーンに投射する投影レンズ、1302はマイクロレ
ンズ付液晶パネル、1303は偏光ビームスプリッター
(PBS)、1340はR(赤色光)反射ダイクロイッ
クミラー、1341はB/G(青色&緑色光)反射ダイ
クロイックミラー、1342はB(青色光)反射ダイク
ロイックミラー、1343は全色光を反射する高反射ミ
ラー、1350はフレネルレンズ、1351は凸レン
ズ、1306はロッド型インテグレーター、1307は
楕円リフレクター、1308はメタルハライド、UHP
等のアークランプである。
【0030】ここで、R(赤色光)反射ダイクロイック
ミラー1340、B/G(青色&緑色光)反射ダイクロ
イックミラー1341、B(青色光)反射ダイクロイッ
クミラー1342はそれぞれ図11に示したような分光
反射特性を有している。そしてこれらのダイクロイック
ミラーは高反射ミラー1343とともに、図12の斜視
図に示したように3次元的に配置されており、後述する
ように白色照明光をRGBに色分解するとともに、液晶
パネル1302に対して各原色光が、3次元的に異なる
方向から該液晶パネル1302を照明するようにしてい
る。
【0031】ここで、光束の進行過程に従って説明する
と、まず光源のランプ1308からの出射光束は白色光
であり、楕円リフレクター1307によりその前方のイ
ンテグレータ1306の入り口に集光され、このインテ
グレーター1306内を反射を繰り返しながら進行する
につれて光束の空間的強度分布が均一化される。そして
インテグレーター1306を出射した光束は凸レンズ1
351とフレネルレンズ1350とにより、x軸−方向
(図10(b)の正面図基準)に平行光束化され、まず
B反射ダイクロ19イックミラー1342に至る。この
B反射ダイクロイックミラー1342ではB光(青色
光)のみが反射され、z軸−方向つまり下側(図10
(b)の正面図基準)にz軸に対して所定の角度でR反
射ダイクロイックミラー1340に向かう。
【0032】一方、B光以外の色光(R/G光)はこの
B反射ダイクロイックミラー1342を通過し、高反射
ミラー1343により直角にz軸−方向(下側)に反射
され、やはりR反射ダイクロイックミラー1340に向
かう。ここで、B反射ダイクロイックミラー1342と
高反射ミラー1343は共に図10(a)の正面図を基
にして言えば、インテグレーター1306からの光束
(x軸−方向)をz軸−方向(下側)に反射するように
配置しており、高反射ミラー1343はy軸方向を回転
軸にx−y平面に対して丁度45°の傾きとなってい
る。それに対してB反射ダイクロイックミラー1342
はやはりy軸方向を回転軸にx−y平面に対して、この
45°よりも浅い角度に設定されている。
【0033】従って、高反射ミラー1343で反射され
たR/G光はz軸−方向に直角に反射されるのに対し
て、B反射ダイクロイックミラー1342で反射された
B光はz軸に対して所定の角度(x−z面内チルト)で
下方向に向かう。ここで、B光とR/G光の液晶パネル
1302上の照明範囲を一致させるため、各色光の主光
線は液晶パネル1302上で交差するように、高反射ミ
ラー1343とB反射ダイクロイックミラー1342の
シフト量およびチルト量が選択されている。
【0034】次に、前述のように下方向(z軸−方向)
に向かったR/G/B光はR反射ダイクロイックミラー
1340とB/G反射ダイクロイックミラー1341に
向かうが、これらはB反射ダイクロイックミラー134
2と高反射ミラー1343の下側に位置し、まず、B/
G反射ダイクロイックミラー1341はx軸を回転軸に
x−z面に対して45°傾いて配置されており、R反射
ダイクロイックミラー1340はやはりx軸方向を回転
軸にx−z平面に対してこの45°よりも浅い角度に設
定されている。従ってこれらに入射するR/G/B光の
うち、まずB/G光はR反射ダイクロイックミラー13
40を通過して、B/G反射ダイクロイックミラー13
41により直角にy軸+方向に反射され、PBS130
3を通じて偏光化された後、x−z面に水平に配置され
た液晶パネル1302を照明する。このうちB光は前述
したように(図10(a)、図10(b)参照)、x軸
に対して所定の角度(x−z面内チルト)で進行してい
るため、B/G反射ダイクロイックミラー1341によ
る反射後は、y軸に対して所定の角度(x−y面内チル
ト)を維持し、その角度を入射角(x−y面方向)とし
て該液晶パネル1302を照明する。
【0035】G光についてはB/G反射ダイクロイック
ミラー1341により直角に反射し、y軸+方向に進
み、PBS1303を通じて偏光化された後、入射角0
°つまり垂直に該液晶パネル1302を照明する。また
R光については、前述のようにB/G反射ダイクロイッ
クミラー1341の手前に配置されたR反射ダイクロイ
ックミラー1340によりR反射ダイクロイックミラー
1340にてy軸+方向に反射されるが、図10(c)
(側面図)に示したようにy軸に対して所定の角度(y
−z面内チルト)でy軸+方向に進み、PBS1303
を通じて偏光化された後、該液晶パネル1302をこの
y軸に対する角度を入射角(y−z面方向)として照明
する。また、前述と同様にRGB各色光の液晶パネル1
302上の照明範囲を一致させるため、各色光の主光線
は液晶パネル1302上で交差するように、B/G反射
ダイクロイックミラー1341とR反射ダイクロイック
ミラー1340のシフト量およびチルト量が選択されて
いる。
【0036】さらに、図11(a)に示したようにB反
射ダイクロイックミラー1341のカット波長は480
nm、図11(b)に示したようにB/G反射ダイクロ
イックミラー1341のカット波長は570nm、図1
1(c)に示したようにR反射ダイクロイックミラー1
340のカット波長は600nmであるから、不要な橙
色光はB/G反射ダイクロイックミラー1341を透過
して捨てられる。これにより最適な色バランスを得るこ
とができる。
【0037】そして後述するように液晶パネル1302
にて各RGB光は反射&偏光変調され、PBS1303
に戻り、PBS1303のPBS面1303aにてx軸
+方向に反射する光束が画像光となり、投影レンズ13
01を通じて、スクリーン(不図示)に拡大投影され
る。ところで、該液晶パネル1302を照明する各RG
B光は入射角が異なるため、そこから反射されてくる各
RGB光もその出射角を異にしているが、投影レンズ1
301としてはこれらを全て取り込むに十分な大きさの
レンズ径及び開口のものを用いている。ただし、投影レ
ンズ1301に入射する光束の傾きは、各色光がマイク
ロレンズを2回通過することにより平行化され、液晶パ
ネル1302への入射光の傾きを維持している。
【0038】ところが図18に示したように従来例の透
過型では、液晶パネルを出射した光束はマイクロレンズ
の集光作用分も加わってより大きく広がってしまうの
で、この光束を取り込むための投影レンズはさらに大き
な開口数が求められ、高価なレンズとなっていた。しか
し、本例では液晶パネル2からの光束の広がりはこのよ
うに比較的小さくなるので、より小さな開口数の投影レ
ンズでもスクリーン上で十分に明るい投影画像を得るこ
とができ、より安価な投影レンズを用いることが可能に
なる。また、図23に示す縦方向に同一色が並ぶストラ
イプタイプの表示方式の例を本実施形態に用いることも
可能であるが、後述するように、マイクロレンズを用い
た液晶パネルの場合は好ましくない。
【0039】次に、ここで用いる本発明液晶パネル13
02について説明する。図13に該液晶パネル1302
の拡大断面模式図(図12のy−z面に対応)を示す。
図において、1321はマイクロレンズ基板、1322
はマイクロレンズ、1323はシートガラス、1324
は透明対向電極、1325は液晶層、1326は画素電
極、1327はアクティブマトリックス駆動回路部、1
328はシリコン半導体基板である。また、1252は
周辺シール部である。ここで、本実施形態では、R,
G,B画素が、1パネルに集約されており、1画素のサ
イズは小さくなる。従って、開口率を上げることの重要
性が大きく、集光された光の範囲には、反射電極が存在
していなければならず、第1〜第2の実施形態で説明し
た構成が重要となる。マイクロレンズ1322は、いわ
ゆるイオン交換法によりガラス基板(アルカリ系ガラ
ス)1321の表面上に形成されており、画素電極13
26のピッチの倍のピッチで2次元的アレイ構造を成し
ている。
【0040】液晶層1325は反射型に適応したいわゆ
るDAP,HAN等のECBモードのネマチック液晶を
採用しており、不図示の配向層により所定の配向が維持
されている。画素電極1326の電位の精度はさらに重
要になってくるため、本発明の回路、構成は有効であ
り、単板で画素数も多く、従ってビデオ線の本数も多い
ため、例えば金属配線の配線角度を30〜60度とする
ことで、配線の自由度と配線密度の高度化が図れ、非常
に有効となる。画素電極1326はAlから成り、反射
鏡を兼ねており、表面性を良くして反射率を向上させる
ため、パターニング後の最終工程でいわゆるCMP処理
を施している(詳しくは後述する)。
【0041】アクティブマトリックス駆動回路部132
7はいわゆるシリコン半導体基板1328上に設けられ
た半導体回路であり、上記画素電極1326をアクティ
ブマトリックス駆動するものであり、該回路マトリック
スの周辺部には、不図示のゲート線ドライバー(垂直レ
ジスター等)や信号線ドライバー(水平レジスター等)
が設けられている(詳しくは後述する)。これらの周辺
ドライバーおよびアクティブマトリックス駆動回路はR
GBの各原色映像信号を所定の各RGB画素に書き込む
ように構成されており、該各画素電極1326はカラー
フィルターは有さないものの、前記アクティブマトリッ
クス駆動回路にて書き込まれる原色映像信号により各R
GB画素として区別され、後述する所定のRGB画素配
列を形成している。
【0042】ここで、液晶パネル1302に対して照明
するG光について見てみると、前述したようにG光はP
BS1303により偏光化されたのち該液晶パネル13
02に対して垂直に入射する。この光線のうち1つのマ
イクロレンズ1322aに入射する光線例を図中の矢印
G(in/out)に示す。ここに図示されたように該
G光線はマイクロレンズ1322により集光され、G画
素電極1326g上を照明する。そしてAlより成る該
画素電極1326gにより反射され、再び同じマイクロ
レンズ1322aを通じてパネル外に出射していく。こ
のように液晶層1325を往復通過する際、該G光線
(偏光)は画素電極1326gに印加される信号電圧に
より対向電極1324との間に形成される電界による液
晶の動作により変調を受けて、該液晶パネルを出射し、
PBS1303に戻る。
【0043】ここで、その変調度合いによりPBS面1
303aにて反射され、投影レンズ1301に向かう光
量が変化し、各画素のいわゆる濃淡階調表示がなされる
ことになる。一方、上述したように図13中断面(y−
z面)内の斜め方向から入射してくるR光については、
やはりPBS1303により偏光されたのち、例えばマ
イクロレンズ1322bに入射するR光線に注目する
と、図中の矢印R(in)で示したように、該マイクロ
レンズ1322bにより集光され、その真下よりも左側
にシフトした位置にあるR画素電極1326r上を照明
する。そして該画素電極1326rにより反射され、図
示したように今度は隣(−z方向)のマイクロレンズ1
322aを通じて、パネル外に出射していく(R(ou
t))。
【0044】この際、該R光線(偏光)はやはり画素電
極1326rに印加される信号電圧により対向電極13
24との間に形成される画像信号に応じた電界による液
晶の動作により変調を受けて、該液晶パネルを出射し、
PBS1303に戻る。そして、その後のプロセスは前
述のG光の場合と全く同じように、画像光を投影レンズ
1301から投影される。ところで、図19の描写では
画素電極1326g上と画素電極1326r上の各G光
とR光の色光が1部重なり干渉しているようになってい
るが、これは模式的に液晶層の厚さを拡大誇張して描い
ているためであり、実際には該液晶層の厚さは1〜5μ
であり、シートガラス1323の50〜100μに比べ
て非常に薄く、画素サイズに関係なくこのような干渉は
起こらない。
【0045】次に、図14に本例での色分解・色合成の
原理説明図を示す。ここで、図14(a)は液晶パネル
1302の上面模式図、図14(b)、図14(c)は
それぞれ該液晶パネル上面模式図に対するA−A′(x
方向)断面模式図、B−B′(z方向)断面模式図であ
る。ここで、マイクロレンズ1322は、図14(a)
の一点鎖線に示すように、G光を中心として両隣接する
2色画素の半分ずつに対して1個が対応している。この
うち図14(c)はy−z断面を表す上記図13に対応
するものであり、各マイクロレンズ1322に入射する
G光とR光の入出射の様子を表している。これから判る
ように各G画素電極は各マイクロレンズの中心の真下に
配置され、各R画素電極は各マイクロレンズ間境界の真
下に配置されている。従ってR光の入射角はそのtan
θが画素ピッチ(B&R画素)とマイクロレンズ・画素
電極間距離の比に等しくなるように設定するのが好まし
い。
【0046】一方、図14(b)は該液晶パネル130
2のx−y断面に対応するものである。このx−y断面
については、B画素電極とG画素電極とが図14(c)
と同様に交互に配置されており、やはり各G画素電極は
各マイクロレンズ中心の真下に配置され、各B画素電極
は各マイクロレンズ間境界の真下に配置されている。
【0047】ところで該液晶パネルを照明するB光につ
いては、前述したようにPBS1303による偏光化
後、図10中断面(x−y面)の斜め方向から入射して
くるため、R光の場合と全く同様に、各マイクロレンズ
1322から入射したB光線は、図示したようにB画素
電極1326bにより反射され、入射したマイクロレン
ズ1322に対して、x方向に隣り合うマイクロレンズ
1322から出射する。B画素電極1326b上の液晶
による変調や液晶パネルからのB出射光の投影について
は、前述のG光およびR光と同様である。
【0048】また、各B画素電極1326bは各マイク
ロレンズ間境界の真下に配置されており、B光の液晶パ
ネルに対する入射角についても、R光と同様にそのta
nθが画素ピッチ(G&B画素)とマイクロレンズ・画
素電極間距離の比に等しくなるように設定するのが好ま
しい。ところで、本例液晶パネルでは以上述べたように
各RGB画素の並びがz方向に対してはRGRGRG…
の並びに、x方向に対してはBGBGBG…の並びとな
っているが、図14(a)はその平面的な並びを示して
いる。このように各画素サイズは縦横共にマイクロレン
ズの約半分になっており、画素ピッチはx−z両方向と
もにマイクロレンズのそれの半分になっている。また、
G画素は平面的にもマイクロレンズ中心の真下に位置
し、R画素はz方向のG画素間かつマイクロレンズ境界
に位置し、B画素はx方向のG画素間かつマイクロレン
ズ境界に位置している。また、1つのマイクロレンズ単
位の形状は矩形(画素の2倍サイズ)となっている。
【0049】図15に本液晶パネルの部分拡大上面図を
示す。ここで図中の破線格子1329は1つの絵素を構
成するRGB画素のまとまりを示している。つまり、図
13のアクティブマトリックス駆動回路部1327によ
り各RGB画素が駆動される際、破線格子1329で示
されるRGB画素ユニットは同一画素位置に対応したR
GB映像信号にて駆動される。
【0050】ここでR画素電極1326r、G画素電極
1326g、B画素電極1326bから成る1つの絵素
に注目してみると、まずR画素電極1326rは矢印r
1で示されるようにマイクロレンズ1322bから前述
したように斜めに入射するR光で照明され、そのR反射
光は矢印r−2で示すようにマイクロレンズ1322a
を通じて出射する。B画素電極1326bは矢印b1で
示されるようにマイクロレンズ1322cから前述した
ように斜めに入射するB光で照明され、そのB反射光は
矢印b2で示すようにやはりマイクロレンズ1322a
を通じて出射する。またG画素電極1326gは正面後
面矢印g12で示されるように、マイクロレンズ132
2aから前述したように垂直(紙面奥へ向かう方向)に
入射するG光で照明され、そのG反射光は同じマイクロ
レンズ1322aを通じて垂直に(紙面手前に出てくる
方向)出射する。
【0051】このように、本液晶パネルにおいては、1
つの絵素を構成するRGB画素ユニットについて、各原
色照明光の入射照明位置は異なるものの、それらの出射
については、同じマイクロレンズ(この場合は1322
a)から行われる。そしてこのことはその他の全ての絵
素(RGB画素ユニット)についても成り立っている。
【0052】従って、図16に示すように本液晶パネル
からの全出射光をPBS1303および投影レンズ13
01を通じて、スクリーン1309に投写するに際し
て、液晶パネル1302内のマイクロレンズ1322の
位置がスクリーン1309上に結像投影されるように光
学調整すると、その投影画像は図22に示すようなマイ
クロレンズの格子内に各絵素を構成する該RGB画素ユ
ニットからの出射光が混色した状態つまり同画素混色し
た状態の絵素を構成単位としたものとなる。そして、前
述した図23による従来例のようないわゆるRGBモザ
イクが無い、質感の高い良好なカラー画像表示が可能と
なる。
【0053】つぎに、図13に示すように、アクティブ
マトリックス駆動回路部1327は各画素電極1326
の下に存在するため、図13の回路断面図上では絵素を
構成する各RGB画素は単純に横並びに描かれている
が、各画素FETのドレインは、図15に示したような
2次元的配列の各RGB画素電極1326に接続してい
る。
【0054】次に、上記液晶表示装置を用いた投写型液
晶表示装置の駆動回路系についてその全体ブロック図を
図17に示す。ここで、1310はパネルドライバーで
あり、R,G,B映像信号を所定の電圧増幅をした液晶
駆動信号を形成するとともに、対向電極の駆動信号、各
種タイミング信号等を形成している。さらに、上記各実
施形態で説明した液晶駆動スイッチと垂直信号線や走査
線の構成を用いることで、小型化された低消費電力の駆
動が可能である。1312はインターフェースであり、
各種映像及び制御伝送信号を標準映像信号等にデコード
している。また、1311はデコーダーであり、インタ
ーフェース1312からの標準映像信号をRGB原色映
像信号及び同期信号に、即ち液晶パネル1302に対応
した画像信号にデコード・変換している。1314はバ
ラストである点灯回路であり、楕円リフレクター130
7内のアークランプ1308を駆動点灯する。1315
は電源回路であり、各回路ブロックに対して電源を供給
している。
【0055】また、1313は不図示の操作部を内在し
たコントローラーであり、上記各回路ブロックを総合的
にコントロールするものであり、特に極性反転の指示や
調整時にどのフィールド毎に切り換えるか、何色で設定
するのか等の制御をパネルドライバー1310に指示す
る。このように本投写型液晶表示装置は、その駆動回路
系は単板式プロジェクターとして、メタルハライドラン
プ等のアークランプ1308から液晶パネル1302に
白色光を照射し、反射型の液晶パネル1302の画像信
号を反射光として不図示のレンズ系を介して、スクリー
ンに投射することにより、大画面の拡大映像を見ること
ができる。そんな状況で、フリッカーのない、液晶パネ
ルの焼き付きを抑えられるドライブとすることにより、
良好な質感のカラー画像を表示することができるもので
ある。
【0056】ところで図19に本実施形態における液晶
パネルの別形態の部分拡大上面図を示す。ここではマイ
クロレンズ1322の中心真下位置にB画素電極132
6bを配列し、それに対し左右方向にG画素1326g
が交互に並ぶように、上下方向にR画素1326rが交
互に並ぶように配列している。このように配列しても、
絵素を構成するRGB画素ユニットからの反射光が1つ
の共通マイクロレンズから出射するように、B光を垂直
入射、R/G光を斜め入射(同角度異方向)とすること
により、前例と全く同様な効果を得ることができる。ま
た、さらにマイクロレンズ1322の中心真下位置にR
画素を配列しその他の色画素を左右または上下方向にR
画素に対してG,B画素を交互に並ぶようにしても良
い。
【0057】[第5の実施形態]図20に本発明に係わ
る液晶パネルの第5の実施形態を示す。同図は本液晶パ
ネル1320の部分拡大断面図である。前記第4の実施
形態との相違点を述べると、まず対向ガラス基板として
シートガラス1323を用いており、マイクロレンズ1
220については、シートガラス1323上に熱可塑性
樹脂を用いたいわゆるリフロー法により形成している。
さらに、非画素部にスペーサー柱1251を感光性樹脂
のフォトリソグラフィーにて形成している。該液晶パネ
ル1320の部分上面図を図21(a)に示す。この図
から判るようにスペーサー柱1251は所定の画素のピ
ッチでマイクロレンズ1220の角隅部の非画素領域に
形成されている。このスペーサー柱1251を通るA−
A′断面図を図21(b)に示す。このスペーサー柱1
251の形成密度については10〜100画素ピッチで
マトリックス状に設けるのが好ましく、シートガラス1
323の平面性と液晶の注入性というスペーサー柱数に
対して相反するパラメーターを共に満足するように設定
する必要がある。
【0058】また、本実施形態では金属膜パターンによ
る遮光層1221を設けており、各マイクロレンズ境界
部分からの漏れ光の進入を防止している。これにより、
このような漏れ光による投影画像の彩度低下(各原色画
像光の混色による)やコントラスト低下が防止される。
従って本液晶パネル1320を用いて、本実施形態の如
き液晶パネルを備えた投写型表示装置を構成することに
より、さらにメリハリのある良好な画質が得られるよう
になる。
【0059】上記各実施形態で液晶パネルや投写型表示
装置について説明したが、上記液晶パネルの駆動手段を
有する液晶表示素子を用いて、前面投射型液晶プロジェ
クターや、背面投写型液晶プロジェクターを形成するこ
とにより、高精細、高品質の画像を得ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、正極性映
像信号はpチャネル型トランジスタのみの画素スイッチ
さらには転送スイッチを利用して画素電極へ書込まれ、
負極性映像信号はnチャネル型トランジスタのみの画素
スイッチさらには転送スイッチを利用して画素電極へ書
込まれる構成になっており、低電圧化、省電力化が可能
である。さらに映像信号を一定周期毎に反転する回路も
不要であり、回路の簡略化が可能である。同時に1ライ
ンかつフィールド反転駆動が容易に実現でき、高品位の
画像が得られる。
【0061】さらに、本発明に関わる投写型液晶表示装
置においては、マイクロレンズ付反射型液晶パネルとそ
れぞれ異なる方向から各原色光を照明する光学系等を用
いて、1つの絵素を構成する1組のRGB画素からの液
晶による変調後の反射光が同一のマイクロレンズを通じ
て出射するようにしたことにより、RGBモザイクの無
い質感の高い良好なカラー画像投写表示が可能となる。
【0062】また、各画素からの光束はマイクロレンズ
を2回通過してほぼ並行化されるので、開口数の小さい
安価な投影レンズを用いてもスクリーン上で明るい投影
画像を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態を示した等価回路
図である。
【図2】本発明に係る第2の実施形態を示した等価回路
図である。
【図3】本発明に係る第2の実施形態を説明するための
タイミング図である。
【図4】本発明に係る第3の実施形態を示した等価回路
図である。
【図5】本発明における信号処理回路部を示したブロッ
ク図である。
【図6】従来技術の液晶駆動用スイッチを説明するため
の図面である。
【図7】従来技術の液晶駆動用スイッチの動作を説明す
るための図面である。
【図8】従来技術の液晶駆動用スイッチを説明するため
の図面である。
【図9】従来技術の液晶駆動用スイッチとその動作波形
を説明するための図面である。
【図10】本発明による投写型液晶表示装置の光学系の
実施形態を示す全体構成図である。
【図11】本発明による投写型液晶表示装置の光学系に
用いたダイクロイックミラーの分光反射特性図である。
【図12】本発明による投写型液晶表示装置の光学系の
色分解照明部の斜視図である。
【図13】本発明による液晶パネルの一実施形態の断面
図である。
【図14】本発明による液晶パネルの色分解・色合成の
原理説明図である。
【図15】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大上面図である。
【図16】本発明による投写型液晶表示装置の投影光学
系を示す部分構成図である。
【図17】本発明による投写型液晶表示装置の駆動回路
系を示すブロック図である。
【図18】本発明による投写型液晶表示装置のスクリー
ン上投影像の部分拡大図である。
【図19】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大上面図である。
【図20】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大上面図である。
【図21】本発明による一実施形態の液晶パネルの部分
拡大上面図と断面図である。
【図22】液晶装置の液晶パネルの光束進行方向を示す
概念図である。
【図23】液晶装置の液晶パネルのカラー画素構成図で
ある。
【符号の説明】
11,34,54,63,66 nチャネル型トラン
ジスタ 12,35,55,67 pチャネル型トランジスタ 13,38,58 画素電極 14,15,H1n〜H4n、H1p〜H4p,61
垂直信号線 16,17,S1n〜S4n、S1p〜S4p,51,
52 走査線 62,64,65 走査線 21〜24 AND回路 25〜29,68,72,85,86 INV回路 41〜44 nチャネル型トランジスタ 45〜48 pチャネル型トランジスタ 83,84 CMOSスイッチ 90,91 垂直信号線 LC,37,57 液晶 Cadd,36,56 保持容量 1220 マイクロレンズ(リフロー熱ダレ式) 1251 スペーサー柱 1252 周辺シール部 1301 投影レンズ 1302 マイクロレンズ付液晶パネル 1303 偏光ビームスプリッター(PBS) 1306 ロッド型インテグレータ 1307 楕円リフレクター 1308 アークランプ 1309 スクリーン 1310 パネルドライバー 1311 デコーダー 1312 インターフェース回路 1314 バラスト(アークランプ点灯回路) 1320 マイクロレンズ付液晶パネル 1321 マイクロレンズガラス基板 1322 マイクロレンズ(インデックス分布式) 1323 シートガラス 1324 対向透明電極 1325 液晶 1326 画素電極 1327 アクティブマトリックス駆動回路部 1328 シリコン半導体基板 1329 基本絵素単位 1340 R反射ダイクロイックミラー 1341 B/G反射ダイクロイックミラー 1342 B反射ダイクロイックミラー 1343 高反射ミラー 1350 フレネルレンズ(第2コンデンサーレンズ) 1351 第1コンデンサーレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/36 G02F 1/1368

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の垂直信号線と複数の走査線と、前
    記複数の垂直信号線と前記複数の走査線の交点にトラン
    ジスタを介して画素電極が接続されたアクティブマトリ
    クス回路を形成した画素電極基板と、該画素電極基板に
    対向する対向電極を形成した対向電極基板との間に液晶
    を挟持してなるアクティブマトリクス型液晶表示装置に
    おいて、 前記画素電極には導電型の異なる少なくとも2つのトラ
    ンジスタが接続されており、第1導電型のトランジスタ
    のソース電極又はドレイン電極のうち一方は第1の垂直
    信号線に接続され、前記第1導電型のトランジスタのゲ
    ート電極は第1の走査線にそれぞれ接続され、前記第1
    導電型と異なる第2導電型のトランジスタのソース電極
    又はドレイン電極のうち一方は第2の垂直信号線に接続
    され、前記第2導電型のトランジスタのゲート電極は第
    2の走査線にそれぞれ接続されていることを特徴とする
    アクティブマトリクス型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の走査線を選択し、前記第1導
    電型のトランジスタを導通状態とすると同時に、隣接す
    る行の前記第2の走査線を選択し、前記第2導電型のト
    ランジスタを導通状態とする制御手段を有することを特
    徴とする請求項1に記載のアクティブマトリクス型液晶
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1導電型のトランジスタのソース
    電極又はドレイン電極のうち一方が接続された前記第1
    の垂直信号線に映像信号を転送する転送スイッチは前記
    第1導電型のトランジスタで構成され、前記第2導電型
    のトランジスタのソース電極又はドレイン電極のうち一
    方が接続された前記第2の垂直信号線に映像信号を転送
    する転送スイッチは前記第2導電型のトランジスタで構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のアクテ
    ィブマトリクス型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の垂直信号線と複数の走査線と、前
    記複数の垂直信号線と前記複数の走査線の交点にスイッ
    チを介して接続した画素電極と、該画素電極に対向する
    対向電極と、前記画素電極と前記対向電極との間に液晶
    を挟持してなる液晶表示装置において、 前記スイッチは導電型の異なる少なくとも2つのトラン
    ジスタからなり、第1導電型のトランジスタの主電極は
    第1の垂直信号線に接続され、前記第1導電型のトラン
    ジスタの制御電極は第1の走査線に接続され、前記第1
    導電型と異なる第2導電型のトランジスタの主電極は第
    2の垂直信号線に接続され、前記第2導電型のトランジ
    スタの制御電極は第2の走査線に接続され、前記第1及
    び第2の垂直信号線と前記第1の走査線及び隣接する行
    の第2の走査線とはそれぞれ極性が反転していることを
    特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の走査線を選択し、前記第1導
    電型のトランジスタを導通状態とすると同時に、隣接す
    る前記第2の走査線を選択し、前記第2導電型のトラン
    ジスタを導通状態とする制御手段を有することを特徴と
    する請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記第1導電型のトランジスタの主電極
    が接続された前記第1の垂直信号線に映像信号を転送す
    る転送スイッチは前記第1導電型のトランジスタで構成
    され、前記第2導電型のトランジスタの主電極が接続さ
    れた前記第2の垂直信号線に映像信号を転送する転送ス
    イッチは前記第2導電型のトランジスタで構成されてい
    ることを特徴とする請求項4又は5に記載の液晶表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1の垂直信号線に転送する映像信
    号と前記第2の垂直信号線に転送する映像信号とは極性
    が反転していることを特徴とする請求項4に記載の液晶
    表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    液晶表示装置において、更に前記対向電極上のシートガ
    ラスに形成したマイクロレンズを構成し、前記マイクロ
    レンズの1素子は、前記画素電極の3つに対して一つ有
    することを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の液晶表示装置におい
    て、前記マイクロレンズは前記シートガラス上のマイク
    ロレンズガラス基板に形成したことを特徴とする液晶表
    示装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載の液晶表示装置
    を用いたことを特徴とする投写型液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の投写型液晶表示装
    置において、装置内に液晶パネルが設けられており、前
    記液晶パネルを3色カラー用に少なくとも3個有し、高
    反射ミラーと、青色反射ダイクロイックミラーとで青色
    光を分離し、更に赤色反射ダイクロイックミラーと、緑
    色/青色反射ダイクロイックミラーで赤色と緑色とを分
    離して、各液晶パネルを投射することを特徴とする投写
    型液晶表示装置。
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