JP5759091B2 - 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5759091B2
JP5759091B2 JP2009019788A JP2009019788A JP5759091B2 JP 5759091 B2 JP5759091 B2 JP 5759091B2 JP 2009019788 A JP2009019788 A JP 2009019788A JP 2009019788 A JP2009019788 A JP 2009019788A JP 5759091 B2 JP5759091 B2 JP 5759091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate electrode
word line
sub word
memory device
semiconductor memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009019788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010177522A (ja
Inventor
武士 大神
武士 大神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PS4 Luxco SARL
Original Assignee
PS4 Luxco SARL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PS4 Luxco SARL filed Critical PS4 Luxco SARL
Priority to JP2009019788A priority Critical patent/JP5759091B2/ja
Priority to US12/696,627 priority patent/US8130546B2/en
Publication of JP2010177522A publication Critical patent/JP2010177522A/ja
Priority to US13/358,928 priority patent/US8259496B2/en
Priority to US13/570,716 priority patent/US8477536B2/en
Priority to US14/791,185 priority patent/USRE47227E1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5759091B2 publication Critical patent/JP5759091B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0207Geometrical layout of the components, e.g. computer aided design; custom LSI, semi-custom LSI, standard cell technique
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/06Arrangements for interconnecting storage elements electrically, e.g. by wiring
    • G11C5/063Voltage and signal distribution in integrated semi-conductor memory access lines, e.g. word-line, bit-line, cross-over resistance, propagation delay
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/09Manufacture or treatment with simultaneous manufacture of the peripheral circuit region and memory cells
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/48Data lines or contacts therefor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/48Data lines or contacts therefor
    • H10B12/488Word lines
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/50Peripheral circuit region structures

Description

本発明は半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法に関し、特に、選択線を駆動するための選択線駆動回路を備える半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)では一般に、階層型ワード線が用いられる。特許文献1には、階層型ワード線を用いて構成したDRAMの例が開示されている。
階層型ワード線を用いる場合、ワード線は上位となるメインワード線と下位となるサブワード線に階層化される。各サブワード線はサブワード線駆動回路によってメインワード線と接続されており、外部から入力されるロウアドレスに基づいてメインワード線及びサブワード線駆動回路が活性化すると、対応するサブワード線も活性化する。
特開2006−270126号公報
サブワード線には多数のメモリセルが接続されるため、サブワード線駆動回路を構成するトランジスタには比較的高い駆動能力が要求される。したがって各トランジスタのゲート幅をある程度大きくして電流駆動能力を確保する必要がある。
十分なゲート幅を確保するために、従来、サブワード線駆動回路の設置領域をサブワード線の延伸方向(行方向)に長く取るようにしている。これは、サブワード線駆動回路はサブワード線の配列方向(列方向)に並べて配置されるため、サブワード線駆動回路の設置領域をサブワード線の配列方向に長くする余地がないからである。
しかしながら、サブワード線駆動回路の設置領域を行方向に長く取ると、当然DRAM全体の大きさが大きくなってしまう。そこで、サブワード線駆動回路の性能を損なわずに、行方向におけるサイズをより短くすることが求められている。
ここで、サブワード線駆動回路を構成する各トランジスタのソース、ドレイン領域とサブワード線などとを接続するコンタクトプラグは、ホールSAC(Self Align Contact)と呼ばれる技術を用いて形成される。この技術では、初めにゲート電極の上面及び側面をシリコン窒化膜からなるゲートギャップ及びサイドウォールで覆っておき、さらにその上からセンスアンプ全体をシリコン酸化膜で覆う。次にマスクを用いてシリコン酸化膜を選択エッチングすることで、ソース、ドレイン領域上にコンタクトホールを設ける。最後に、コンタクトホール内に導電層を埋め込むことで、コンタクトプラグが自己整合的に形成される。
ホールSACは、上記選択エッチングに用いるマスクがコンタクトホールごとに穴(ホール)を有していることから、この名前が付けられている。
しかしながら上記技術には、コンタクトプラグとゲート電極との間の距離が長くなってしまうという問題がある。すなわち、コンタクトホールは非常に狭い穴であるため、十分なホールが形成されるまでにある程度の時間を要する。これは、狭い穴の中ではエッチャントの移動に時間を要するからである。このため、ゲート電極へのダメージを防止するためにゲートギャップやサイドウォールをある程度厚くせざるを得ず、その厚さの分だけコンタクトプラグとゲート電極との間の距離が長くなってしまうのである。
コンタクトプラグとゲート電極との間の距離を短縮できれば、サブワード線駆動回路の内部を高密度化することが可能になり、サブワード線駆動回路の性能を損なわずに、行方向におけるサイズをより短くすることが可能になる。
同様のことは、サブワード線駆動回路のみならず、選択線(ワード線も選択線のひとつである。)を駆動するための他の回路、例えばカラム選択線を駆動するためのカラムデコーダにおいても当てはまる。
本発明による半導体記憶装置の製造方法は、選択線を駆動する選択線駆動回路を構成する各トランジスタのソース領域又はドレイン領域のための複数のコンタクトプラグが、各トランジスタのコンタクトプラグを形成すべき部分に跨って設けられたライン形状の開口部を有するマスクを用いて前記各トランジスタを覆う絶縁層を選択エッチングするラインSAC技術を用いて形成されることを特徴とする。
また、本発明による半導体記憶装置は、ピッチPで配列される複数の選択線と、それぞれ少なくとも2つのゲート電極パターンを含み、前記選択線の延伸方向に並べて配置される複数のゲート電極パターンセットとを備え、前記少なくとも2つのゲート電極パターンは、それぞれ前記選択線の延伸方向に延設され、かつ前記選択線の配列方向に並列配置され、前記各ゲート電極パターンセットの前記選択線の配列方向の長さは、前記ピッチPの6倍以下であり、前記複数のゲート電極パターンセットに含まれる各ゲート電極パターンは、2つの選択線駆動回路のための複数のトランジスタのゲートを構成することを特徴とする。
本発明によれば、マスクの開口部が複数のコンタクトプラグに跨って設けられたライン形状となっているため、ホールSAC技術を用いる場合に比べ、エッチャントが効率よくコンタクトホール内を移動することができる。したがって、コンタクトプラグとゲート電極との間の距離を短縮できる。
本発明の好ましい実施の形態による半導体記憶装置の構造を示す図である。 本発明の好ましい実施の形態によるメモリセル領域の回路構成を示す図である。 本発明の好ましい実施の形態によるメモリセル領域内における活性領域のレイアウトを示す図であり、図2に示した領域Aを拡大して示している。 本発明の好ましい実施の形態によるメモリセルの回路構成を示す図である。 図1に示した半導体記憶装置のより詳細な回路構成を示す図である。 図5に示したサブワード線ドライバの内部回路を示す図である。 本発明の好ましい実施の形態によるサブワード領域の立体構造を示す図である。 (a)は、本発明の好ましい実施の形態によるサブワード領域の平面パターンレイアウトを示す図である。(b)は、本発明の比較例によるサブワード領域の平面パターンレイアウトを示す図である。 (a)は、図8(a)に示したサブワード領域の平面パターンレイアウト上に、サブワード線ドライバと接続するサブワード線の配線レイアウトを表示した図である。(b)は、図8(b)に示したサブワード領域の平面パターンレイアウト上に、サブワード線ドライバと接続するサブワード線の配線レイアウトを表示した図である。 図8(a)に示した平面レイアウトパターンから、メインワード線に関連する部分のゲート電極構造体に係る電極パターン(ゲート電極パターン)と、その周囲の拡散層のみを抜き出して記載した図である。 図8(a)のB−B'線断面図である。 本発明の好ましい実施の形態によるサブワード線ドライバ及びその周辺配線の製造工程を示す図であり、図8(a)のB−B'線断面図である。 本発明の好ましい実施の形態によるサブワード線ドライバ及びその周辺配線の製造工程を示す図であり、図8(a)のB−B'線断面図である。 本発明の好ましい実施の形態によるサブワード線ドライバ及びその周辺配線の製造工程を示す図であり、図8(a)のB−B'線断面図である。 本発明の好ましい実施の形態によるサブワード線ドライバ及びその周辺配線の製造工程を示す図であり、図8(a)に示したサブワード線ドライバの一部分の平面図である。 本発明の好ましい実施の形態によるサブワード線ドライバ及びその周辺配線の製造工程を示す図であり、図8(a)に示したサブワード線ドライバの一部分の平面図である。 本発明の好ましい実施の形態によるサブワード線ドライバ及びその周辺配線の製造工程を示す図であり、図8(a)に示したサブワード線ドライバの一部分の平面図である。 本発明の好ましい実施の形態によるサブワード線ドライバ及びその周辺配線の製造工程を示す図であり、図8(a)のB−B'線断面図である。 本発明の好ましい実施の形態の変形例によるカラムデコーダYDECの回路構成を示す図である。 (a)は、本発明を用いて構成したインバータ回路の平面パターンレイアウトを示す図である。(b)は、本発明を用いずに同様のインバータ回路を構成した場合の平面パターンレイアウトを示す図である。 (a)(b)はそれぞれ、図20(a)(b)に示したインバータ回路の平面パターンレイアウト上に、インバータ回路と接続するカラム選択信号線の配線レイアウトを表示した図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施の形態による半導体記憶装置の構造を示す図である。この半導体記憶装置はDRAMであり、図1にはDRAMのメモリマット内の構成の一部分のみを示している。
図1に示すように、本実施の形態による半導体記憶装置は、マトリクス状に配置された複数のメモリセル領域MCAを有している。また、X方向に隣り合うメモリセル領域MCAの間にはサブワード領域SWDが設けられる。このサブワード領域SWDは、最端に位置するメモリセル領域MCAの外側にも設けられ、その外側にはさらにメインワード領域MWDが設けられる。また、Y方向に隣り合うメモリセル領域MCAの間にはセンスアンプ領域SAAが設けられ、最端に位置するメモリセル領域MCAの外側にはカラムデコーダYDECが設けられる。ここで、X方向とはサブワード線SWLの延在方向であり、センスアンプ領域SAAの長手方向と一致する。また、Y方向とはビット線BLの延在方向であり、サブワード領域SWDの長手方向と一致する。
図2は、メモリセル領域MCAの回路構成を示す図である。同図に示すように、メモリセル領域MCAは、X方向に配線された複数のサブワード線SWLと、Y方向に配線された複数のビット線BLと、サブワード線SWL及びビット線BLの各交点にそれぞれ配置されたメモリセルMCとを有している。図2に示すサブワード線SWLやビット線BLの本数はあくまで一例であり、本発明がこれに限定されるものではない。
各サブワード線SWLは、1本おきに、X方向における一方の側に配置されたサブワード領域SWD内の各サブワード線ドライバ(サブワード線駆動回路)SWLDと、X方向における他方の側に配置されたサブワード領域SWD内の各サブワード線ドライバSWLDとに接続されている。
なお、Y方向の端部に位置するいくつかのサブワード線SWLについては使用されず、これらは不使用サブワード線SWLZとなる。これは、製造時におけるプロセス条件がメモリセル領域MCAの端部と中央部とで若干異なり、メモリセル領域MCAの端部においては不良セルが発生しやすいからである。したがって、これら不使用サブワード線SWLZに接続されたメモリセルは、ダミーセルDCとして取り扱われる。尚、不使用サブワード線SWLZは非活性状態に固定されるため、ダミーセルDCがビット線BLに接続されることはない。
また、メモリセル領域MCAには、サブワード線SWLの2本おきに、ダミーサブワード線DSWLが配置されている。つまり、2本のサブワード線SWLと1本のダミーサブワード線DSWLを単位構成として、この単位構成がY方向に繰り返し配置されている。ダミーサブワード線DSWLとビット線BLの交点には、メモリセルMCやダミーセルDCが配置されていない。つまり、ダミーサブワード線DSWLは、実際の動作に本来寄与しないダミー配線である。このようなダミーサブワード線DSWLが設けられているのは、最小加工寸法をFとした場合、メモリセルMCの占有面積が6Fとなるレイアウトを採用しているからである。以下、詳しく説明する。
図3は、メモリセル領域MCA内における活性領域Kのレイアウトを示す図であり、図2に示した領域Aを拡大して示している。なお、活性領域K以外の領域にはSTI(Shallow Trench Isolation)法に従って絶縁層が埋め込まれ、絶縁分離領域Iを構成している。
図3に示すように、活性領域Kの平面形状は略長方形であり、その長手方向は、Y方向に対してやや角度を持っている。このような活性領域Kが、X方向に沿って複数列に配列されている。かかる構成により、隣り合う2本のサブワード線SWLは常に同じ活性領域上を通過することになる。
1つの活性領域Kには2つのメモリセルMCが含まれており、1つのメモリセルMCの占有面積が6Fである場合、活性領域KのX,Y方向の長さはそれぞれ約2F,約6Fとなる。活性領域Kの具体的な構成について説明しておくと、活性領域Kには3つの拡散領域1a〜1cが含まれており、中央に位置する拡散領域1aは、ビットコンタクト2を介して対応するビット線BLに接続され、両端に位置する拡散領域1b,1cは、セルコンタクト3を介して対応するセルキャパシタ(不図示)に接続される。また、サブワード線SWLは、拡散領域1aと拡散領域1b,1cとの間の上部を1本ずつ通過する。これにより、隣接する2つの拡散領域とその間のサブワード線SWLとによってメモリセルMCのセルトランジスタが構成され、1つの活性領域Kには2つのメモリセルMCが含まれることになる。
ここで、拡散領域1aと拡散領域1bの間及び拡散領域1aと拡散領域1cの間をそれぞれ通過するサブワード線SWLの間隔は2Fになる。これに対し、上述したように活性領域KのY方向の長さは約6Fであるので、Y方向に隣り合う活性領域K間のサブワード線SWLの最小間隔は4Fとなる。したがって、活性領域K内と活性領域K間とではサブワード線SWLの間隔が異なることになるが、良好なプロセス条件を確保するためにはサブワード線SWLの配線密度を一定とすることが好ましい。そこで、サブワード線SWLの配線密度を一定とするために、本実施の形態では、サブワード線SWL2本おきにダミーサブワード線DSWLを配置しているのである。
次に、ビット線BLは、1本おきに、Y方向における一方の側に配置されたセンスアンプ領域SAA内の各センスアンプSAと、Y方向における他方の側に配置されたセンスアンプ領域SAA内の各センスアンプSAとに接続されている(オープンビット線方式)。
各センスアンプSAはビット線BL間の電位差を増幅するために用いられる回路であり、Y方向に隣接するメモリセル領域MCA内をY方向に延在する一対のビット線BLと接続されている。より詳細には、各センスアンプSAは、当該センスアンプSAから見て互いに異なる方向に隣接する2つのメモリセル領域MCA内にそれぞれ延在する一対のビット線BLと接続される。
以下、メモリセルMCの内部構成について説明しつつ、半導体記憶装置の動作について説明する。図2にも示したように、メモリセル領域MCAには多数(例えば256K個)のメモリセルMCが配置されている。これらのメモリセルMCはそれぞれ、図4に示すように、ビット線BLとプレート配線PLとの間に直列接続されたセルトランジスタTr及びセルキャパシタCによって構成され、セルトランジスタTrのゲート電極は対応するサブワード線SWLに接続されている。これにより、サブワード線SWLがハイレベルとなると、対応するセルトランジスタTrがオンし、セルキャパシタCが対応するビット線BLに接続されることになる。
初めに、外部から入力されるロウアドレスに応じて選択されるサブワード線ドライバSWLDが、対応するサブワード線SWLを活性化する。すると、そのサブワード線SWLに接続されている多数のメモリセルMC内でセルトランジスタTrがオンし、選択状態(読み書き可能な状態)となる。つまり、サブワード線SWLはメモリセルMCを選択するための選択線である。
メモリセルMCにデータを書き込む際には、記憶すべきデータに応じて、ビット線BLを通じてセルキャパシタCに高位側書き込み電位VARY(例えば1.4V。)又は低位側書き込み電位VSSA(例えば0V。)を供給する。
一方、メモリセルMCからデータを読み出す際には、ビット線BLを中間電位、すなわち(VARY−VSSA)/2(例えば0.7V、以下単に「VARY/2」と表記する)にプリチャージした後、セルトランジスタTrをオンさせる。これにより、セルキャパシタCに高位側書き込み電位VARYが書き込まれていた場合には、ビット線BLの電位は中間電位から僅かに上昇し、セルキャパシタCに低位側書き込み電位VSSAが書き込まれていた場合には、ビット線BLの電位は中間電位から僅かに低下する。
以上のように、メモリセルMCへのアクセスを行う際には、まずサブワード線ドライバSWLDがサブワード線SWLを駆動する。本実施の形態による半導体記憶装置はこのサブワード線ドライバSWLD及びその製造方法に特徴を有するので、以下では、まずサブワード線ドライバSWLD及びその周辺回路の構成について説明し、その後、サブワード線ドライバSWLDの製造方法について説明していくことにする。
図5は、図1に示した半導体記憶装置のより詳細な回路構成を示す図である。同図に示すように、メインワード領域MWDにはメインワード線ドライバMLDが設けられており、メインワード線ドライバMLDは、X方向に延設されたメインワード線MWLB、サブワード線選択信号線AAFXT、及びワード線浮防止信号線ARFXBに接続している。なお、これらの各線の符号の末尾に付加している「B」及び「T」の記号は、それぞれローアクティブ及びハイアクティブを表している。
各サブワード領域SWD内では、1本のメインワード線MWLBにつき2つのサブワード線ドライバSWLDが設けられる。そして、各サブワード線ドライバSWLDはそれぞれ1本のメインワード線MWLBの他、各1本のサブワード線SWL、サブワード線選択信号線AAFXT、及びワード線浮防止信号線ARFXBに接続している。
図5から具体的な例を挙げると、図面中央のサブワード領域SWD内では、メインワード線MWLB0に対してサブワード線ドライバSWLD0,SWLD1が設けられ、このうちサブワード線ドライバSWLD0は、メインワード線MWLB0、サブワード線SWL0、サブワード線選択信号線AAFXT0、及びワード線浮防止信号線ARFXB0に接続している。また、サブワード線ドライバSWLD1は、メインワード線MWLB0、サブワード線SWL1、サブワード線選択信号線AAFXT1、及びワード線浮防止信号線ARFXB1に接続している。
同様に、メインワード線MWLB1に対してサブワード線ドライバSWLD2,SWLD3が設けられ、このうちサブワード線ドライバSWLD2は、メインワード線MWLB1、サブワード線SWL2、サブワード線選択信号線AAFXT0、及びワード線浮防止信号線ARFXB0に接続している。また、サブワード線ドライバSWLD3は、メインワード線MWLB1、サブワード線SWL3、サブワード線選択信号線AAFXT1、及びワード線浮防止信号線ARFXB1に接続している。
なお、サブワード領域SWD内に設けられる各サブワード線SWLは、サブワード領域SWDに隣接する2つのメモリセル領域MCA内のサブワード線SWLに接続されている。
メインワード線MWLBとサブワード線SWLとは、上述した階層型ワード線を構成している。すなわち、メインワード線ドライバMLDは、外部から入力されるロウアドレス信号に応じて、対応するメインワード線MWLB及びサブワード線選択信号線AAFXTを活性化する。すると、これら活性化された各線の両方に接続しているサブワード線ドライバSWLDは、対応するサブワード線SWLを活性化させる。このような階層型ワード線を採用することにより、メインワード線MWLBを各メモリセルMCに直接接続する場合に比べ、1度に選択するメモリセルMCの数を削減することが可能になっている。
図6は、図5に示したサブワード線ドライバSWLD0〜SWLD4の内部回路を示す図である。同図に示すように、サブワード線ドライバSWLD0はPチャンネルMOSトランジスタQ0と、NチャンネルMOSトランジスタQ1,Q2を有しており、トランジスタQ0,Q1の各ゲートがメインワード線MWLB0に、トランジスタQ0,Q1,Q2の各ドレインがサブワード線SWL0に、トランジスタQ0のソースがサブワード線選択信号線AAFXT0にそれぞれ接続されている。トランジスタQ1,Q2のソースには、電位VKK(接地電位)が供給されている。他のサブワード線ドライバSWLD1〜SWLD4についても、トランジスタの符号及び接続線が異なる点を除き、同様である。
図6を参照しながら、サブワード線ドライバSWLDの動作について説明する。
まず、メインワード線ドライバMLD(図5)が、外部から入力されるロウアドレス信号に応じて、選択するサブワード線SWLを決定する。そして、決定したサブワード線SWLに応じて、対応するメインワード線MWLB及びサブワード線選択信号線AAFXTを活性化する。以下では、サブワード線SWL0を選択すると仮定して説明を進める。この場合、メインワード線ドライバMLDはメインワード線MWLB0とサブワード線選択信号線AAFXT0とを活性化し、他のメインワード線MWLB及びサブワード線選択信号線AAFXTを非活性化する。
メインワード線MWLBはローアクティブであるため、活性化された状態のメインワード線MWLB0と接続しているトランジスタQ0,Q1,Q3,Q4の各ゲートには、ロー信号が入力される。したがって、PチャンネルMOSトランジスタQ0,Q3がオンし、NチャンネルMOSトランジスタQ1,Q4はオフする。これにより、サブワード線SWL0,SWL1はそれぞれサブワード線選択信号線AAFXT0,AAFXT1とつながった状態になるが、サブワード線選択信号線AAFXTはハイアクティブであるため、活性化されているサブワード線選択信号線AAFXT0はハイ状態となり、活性化されていないサブワード選択信号線AAFXT1はロー状態となっている。したがって、サブワード線SWL0は選択された状態(サブワード線SWL0に接続されているセルトランジスタがオンしている状態)となり、サブワード線SWL1は選択されていない状態(サブワード線SWL1に接続されているセルトランジスタがオフしている状態)となる。
一方、活性化されていない状態のメインワード線MWLB1と接続しているトランジスタQ6,Q7,Q9,Q10の各ゲートには、ハイ信号が入力される。したがって、NチャンネルMOSトランジスタQ7,Q10がオンし、PチャンネルMOSトランジスタQ6,Q9はオフする。これにより、サブワード線SWL2,SWL3には電位VKKが供給され、選択されていない状態となる。
なお、ワード線浮防止信号線ARFXBは、選択されていない状態のサブワード線SWLの電位浮きを防止するために用いられるものである。つまり、例えばワード線浮防止信号線ARFXB0が活性化されていないとき、トランジスタQ2,Q8はオン状態となり、トランジスタQ2,Q8を介してサブワード線SWL0,SWL2に電位VKKが供給される。これにより、サブワード線SWL0,SWL2の電位が、より確実に電位VKKに固定される。このようにサブワード線SWLの電位浮きを防止するために用いるものであるため、ワード線浮防止信号線ARFXBに接続するトランジスタQ2,Q5,Q8,Q11には、他のトランジスタに比べて駆動能力が小さいものを使うことができる。
次に、サブワード線ドライバSWLDを構成する各トランジスタの構造について説明する。
図7は、サブワード領域SWDの立体構造を示す図である。同図には、図6に示したサブワード線ドライバSWLD0〜4を構成する各トランジスタの立体構造を示している。なお、同図中の面Sは、サブワード線ドライバSWLD0〜4が設けられるP型半導体基板の表面を表している。
図7に示すように、P型半導体基板の表面SにはN型の領域(NWELL)11が設けられている。また、4つの活性領域K1〜K4がX方向に並んで配置されている。このうち活性領域K1,K2はN型領域11の外に位置し、活性領域K3,K4はN型領域11の内に位置している。なお、これら活性領域K1〜K4は、上述したメモリセル領域MCA内の活性領域Kと同様、P型半導体基板の表面Sに埋め込まれた絶縁層(絶縁分離領域)によって区画されるものであるが、図7ではこの絶縁層の記載を省略している。
活性領域K1には、Y方向に沿って等間隔で配置された5個のn+拡散層16a〜16eからなるn+拡散層列が、2列分配置されている。同様に、活性領域K2には、Y方向に沿って等間隔で配置された5個のn+拡散層17a〜17eからなるn+拡散層列が、2列分配置されている。また、活性領域K3には、Y方向に沿って等間隔で配置された5個のp+拡散層18a〜18eからなるp+拡散層列が2列分配置されている。また、活性領域K4には、Y方向に沿って等間隔で配置された5個のp+拡散層19a〜19eからなるp+拡散層列が2列分配置されている。
P型半導体基板の表面Sには、導電層及び絶縁膜からなるゲート電極構造体G1〜G6が立設される(ゲート電極構造体の内部構造については、後に詳述する。)。なお、図7ではゲート電極構造体G1〜G6と表面Sとを離して描いているが、表面Sの構造を分かりやすく示すためであり、実際にはゲート絶縁膜を介して表面Sに接している。
ゲート電極構造体G1は、X方向に長手方向を有する長方形の平面形状を有し、n+拡散層16a,17aとn+拡散層16b,17bとの間に配置される。ゲート電極構造体G1の長手方向両端は、絶縁分離領域上まで延設されている。
ゲート電極構造体G2は、X方向に長手方向を有するU字形の平面形状を有し、X方向に延伸する2本の直線部の一方がn+拡散層16bとn+拡散層16cとの間に配置され、他方がn+拡散層16cとn+拡散層16dとの間に配置される。また、Y方向に延伸する部分は、その一部が絶縁分離領域上まで延設されている。
ゲート電極構造体G3は、X方向に長手方向を有するU字形の平面形状を有し、X方向に延伸する2本の直線部の一方がn+拡散層17bとn+拡散層17cとの間に配置され、他方がn+拡散層17cとn+拡散層17dとの間に配置される。また、Y方向に延伸する部分は、その一部が絶縁分離領域上まで延設されている。
なお、図7に示すように、活性領域K1,K2は、ゲート電極構造体G2,G3のX方向に延伸する2本の直線部の直下に、切れ込みC1,C2を有している。このようにしているのは、ゲート電極構造体G2,G3をトランジスタのゲート電極として機能させる際、実質的にチャネル幅を短くするためである。
ゲート電極構造体G4は、X方向に長手方向を有する長方形の平面形状を有し、n+拡散層16d,17dとn+拡散層16e,17eとの間に配置される。ゲート電極構造体G4の長手方向両端は、絶縁分離領域上まで延設されている。
ゲート電極構造体G5は、X方向に長手方向を有するU字形の平面形状を有し、X方向に延伸する2本の直線部の一方がp+拡散層18a,19aとp+拡散層18b,19bとの間に配置され、他方がp+拡散層18b,19bとp+拡散層18c,19cとの間に配置される。また、Y方向に延伸する部分の一部と、X方向に延伸する2本の直線部の各開放端部は、絶縁分離領域上まで延設されている。
ゲート電極構造体G6は、X方向に長手方向を有するU字形の平面形状を有し、X方向に延伸する2本の直線部の一方がp+拡散層18c,19cとp+拡散層18d,19dとの間に配置され、他方がp+拡散層18d,19dとp+拡散層18e,19eとの間に配置される。また、Y方向に延伸する部分の一部と、X方向に延伸する2本の直線部の各開放端部は、絶縁分離領域上まで延設されている。
図8(a)は、サブワード領域SWDの平面パターンレイアウトを示す図である。同図の平面パターンは、図7を図面上方から見たものに相当する。ただし同図では、ゲート電極構造体と活性領域の関係が分かりやすくなるよう、活性領域の境界線(一点鎖線)をゲート電極構造体の上に描いている。
また、図9(a)は、図8(a)に示したサブワード領域SWDの平面パターンレイアウト上に、サブワード線ドライバSWLD0〜4と接続する上記サブワード線SWL0〜SWL4の配線レイアウトを表示した図である。なお、同図において、各サブワード線SWL中に設けた黒丸印は、拡散層とサブワード線SWLとが電気的に接触している部分を示している。また、メインワード線MWLB、サブワード線選択信号線AAFXT、ワード線浮防止信号線ARFXBの各線については、拡散層又はゲート電極構造体との接続点のみを中抜き丸印で示している。
以下、これら図8(a)及び図9(a)を参照しながら、図6に示したトランジスタQ1〜Q12と、ゲート電極構造体G1〜G6、各n+拡散層、及び各p+拡散層との対応関係について説明し、その後、サブワード領域SWDの平面パターンレイアウトについて詳しく説明する。
まず、活性領域K1,K2に着目して説明する。ゲート電極パターンG1(ゲート電極構造体G1に対応する平面パターン。以下同様。)は、図9(a)に示すように、絶縁分離領域上でメインワード線MWLB0に接続される。また、拡散領域K1内でゲート電極パターンG1の両側に位置するn+拡散層16a,16bは、図9(a)に示すように、それぞれサブワード線SWL1及び電位VKKに接続される。したがって、ゲート電極パターンG1及びn+拡散層16a,16bはトランジスタQ4として機能する。なお、ゲート電極パターンG1、n+拡散層16a、n+拡散層16bはそれぞれ、トランジスタQ4のゲート、ソース、ドレインを構成する。
また、拡散領域K2内でゲート電極パターンG1の両側に位置するn+拡散層17a,17bは、図9(a)に示すように、それぞれサブワード線SWL0及び電位VKKに接続される。したがって、ゲート電極パターンG1及びn+拡散層17a,17bはトランジスタQ1として機能する。なお、ゲート電極パターンG1、n+拡散層17a、n+拡散層17bはそれぞれ、トランジスタQ1のゲート、ソース、ドレインを構成する。
次に、ゲート電極パターンG4は、図9(a)に示すように、絶縁分離領域上でメインワード線MWLB1に接続される。また、拡散領域K1内でゲート電極パターンG4の両側に位置するn+拡散層16d,16eは、図9(a)に示すように、それぞれサブワード線SWL3及び電位VKKに接続される。したがって、ゲート電極パターンG4及びn+拡散層16d,16eはトランジスタQ10として機能する。なお、ゲート電極パターンG4、n+拡散層16d、n+拡散層16eはそれぞれ、トランジスタQ10のゲート、ドレイン、ソースを構成する。
また、拡散領域K2内でゲート電極パターンG4の両側に位置するn+拡散層17d,17eは、図9(a)に示すように、それぞれサブワード線SWL2及び電位VKKに接続される。したがって、ゲート電極パターンG4及びn+拡散層17d,17eはトランジスタQ7として機能する。なお、ゲート電極パターンG4、n+拡散層17d、n+拡散層17eはそれぞれ、トランジスタQ7のゲート、ドレイン、ソースを構成する。
次に、ゲート電極パターンG2は、図9(a)に示すように、絶縁分離領域上でワード線浮防止信号線ARFXB1に接続される。ゲート電極パターンG2のX方向に延伸する2本の直線部のうち、ゲート電極パターンG1側の一方(一方直線部)に着目すると、その両側には、図8(a)に示すようにn+拡散層16b,16cが配置されている。そして、n+拡散層16bは上述したようにトランジスタQ4のドレインを構成し、n+拡散層16cは、図9(a)に示すように電位VKKに接続される。したがって、ゲート電極パターンG2の一方直線部及びn+拡散層16b,16cはトランジスタQ5として機能する。なお、ゲート電極パターンG2、n+拡散層16b、n+拡散層16cはそれぞれ、トランジスタQ5のゲート、ドレイン、ソースを構成する。
ゲート電極パターンG2の他方直線部(ゲート電極パターンG2のX方向に延伸する2本の直線部のうち、ゲート電極パターンG4側の一方)に着目すると、その両側には、図8(a)に示すようにn+拡散層16c,16dが配置されている。このうち、n+拡散層16cは上述したように電位VKKに接続され、n+拡散層16dは上述したようにトランジスタQ10のドレインを構成する。したがって、ゲート電極パターンG2の他方直線部及びn+拡散層16c,16dはトランジスタQ11として機能する。なお、ゲート電極パターンG2、n+拡散層16c、n+拡散層16dはそれぞれ、トランジスタQ5のゲート、ソース、ドレインを構成する。
ここで、上述したように活性領域K1はゲート電極パターンG2の直下に切れ込みC1(図7)を有している。このため、トランジスタQ5,Q11のチャネル領域は、実効的には非常に狭くなっている。これにより、切れ込みC1を設けない場合に比べてトランジスタQ5の駆動能力が小さくなるが、上述したようにトランジスタQ5,Q11の駆動能力は小さくてよいことから、むしろ駆動能力のバランスを考慮してこのように小さくしている。
次に、ゲート電極パターンG3は、図9(a)に示すように、絶縁分離領域上でワード線浮防止信号線ARFXB0に接続される。また、ゲート電極パターンG3のX方向に延伸する2本の直線部のうち、ゲート電極パターンG1側の一方(一方直線部)に着目すると、その両側には、図8(a)に示すようにn+拡散層17b,17cが配置されている。そして、n+拡散層17bは上述したようにトランジスタQ1のドレインを構成し、n+拡散層17cは、図9(a)に示すように電位VKKに接続される。したがって、ゲート電極パターンG3の一方直線部及びn+拡散層17b,17cはトランジスタQ2として機能する。なお、ゲート電極パターンG3、n+拡散層17b、n+拡散層17cはそれぞれ、トランジスタQ2のゲート、ドレイン、ソースを構成する。
一方、ゲート電極パターンG3の他方直線部(ゲート電極パターンG3のX方向に延伸する2本の直線部のうち、ゲート電極パターンG4側の一方)に着目すると、その両側には、図8(a)に示すようにn+拡散層17c,17dが配置されている。このうち、n+拡散層17cは上述したように電位VKKに接続され、n+拡散層17dは上述したようにトランジスタQ7のドレインを構成する。したがって、ゲート電極パターンG3の他方直線部及びn+拡散層17c,17dはトランジスタQ8として機能する。なお、ゲート電極パターンG3、n+拡散層17c、n+拡散層17dはそれぞれ、トランジスタQ8のゲート、ソース、ドレインを構成する。
次に、活性領域K3,K4に着目して説明する。ゲート電極パターンG5は、図9(a)に示すように、絶縁分離領域上でメインワード線MWLB0に接続される。拡散領域K3内でゲート電極パターンG5の両側に位置するp+拡散層18a,18cは、図9(a)に示すように、ともにサブワード線選択信号線AAFXT1に接続される。さらに、拡散領域K3内でゲート電極パターンG5の間に位置するp+拡散層18bは、図9(a)に示すように、サブワード線SWL1に接続される。したがって、ゲート電極パターンG5及びp+拡散層18a〜18cはトランジスタQ3を機能する。なお、ゲート電極パターンG5、p+拡散層18a及び18c、p+拡散層18bはそれぞれ、トランジスタQ3のゲート、ソース、ドレインを構成する。
また、拡散領域K4内でゲート電極パターンG5の両側に位置するp+拡散層19a,19cは、図9(a)に示すように、ともにサブワード線選択信号線AAFXT0に接続される。さらに、拡散領域K4内でゲート電極パターンG5の間に位置するp+拡散層19bは、図9(a)に示すように、サブワード線SWL0に接続される。したがって、ゲート電極パターンG5及びp+拡散層19a〜19cは、トランジスタQ0として機能する。なお、ゲート電極パターンG5、p+拡散層19a及び19c、p+拡散層19bはそれぞれ、トランジスタQ0のゲート、ソース、ドレインを構成する。
ゲート電極パターンG6は、図9(a)に示すように、絶縁分離領域上でメインワード線MWLB1に接続される。また、拡散領域K3内でゲート電極パターンG6の両側に位置するp+拡散層18c,18eは、図9(a)に示すように、ともにサブワード線選択信号線AAFXT1に接続される。さらに、拡散領域K3内でゲート電極パターンG6の間に位置するp+拡散層18dは、図9(a)に示すように、サブワード線SWL3に接続される。したがって、ゲート電極パターンG6及びp+拡散層18a〜18cはトランジスタQ9として機能する。なお、ゲート電極パターンG6、p+拡散層18a及び18c、p+拡散層18bはそれぞれ、トランジスタQ9のゲート、ソース、ドレインを構成する。
また、拡散領域K4内でゲート電極パターンG6の両側に位置するp+拡散層19c,19eは、図9(a)に示すように、ともにサブワード線選択信号線AAFXT0に接続される。さらに、拡散領域K4内でゲート電極パターンG6の間に位置するp+拡散層19dは、図9(a)に示すように、サブワード線SWL2に接続される。したがって、ゲート電極パターンG6及びp+拡散層19a〜19cはトランジスタQ6として機能する。なお、ゲート電極パターンG6、p+拡散層19a及び19c、p+拡散層19bはそれぞれ、トランジスタQ6のゲート、ソース、ドレインを構成する。
なお、図8(a)及び図9(a)にも示されるように、PチャンネルMOSトランジスタであるトランジスタQ0,Q3,Q6,Q9では、NチャンネルMOSトランジスタであるトランジスタQ1,Q4,Q7,Q10に比べて、ゲート電極長が約2倍になっている。これはPチャンネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトランジスタの駆動能力差を補い、バランスを取るためである。
以上、トランジスタQ1〜Q12と、ゲート電極パターン(ゲート電極構造体)G1〜G6、各n+拡散層、及び各p+拡散層との対応関係について説明した。次に、サブワード領域SWDの平面パターンレイアウトについて詳しく説明する。
図10は、図8(a)に示した平面レイアウトパターンから、メインワード線MWLB0に関連する部分のゲート電極パターンと、その周囲の拡散層のみを抜き出して記載した図である。同図に示すように、メインワード線MWLB0のみに着目すると、メインワード線MWLB0に接続される2つのサブワード線ドライバSWLD0,SWLD1は、それぞれ直線Lに対して線対称な一対のゲート電極パターンを含み、X方向に並べて配置される3つのゲート電極パターンセットS1〜S3によって構成されている。なお、一対のゲート電極パターンは、それぞれX方向に延設され、かつY方向に並列配置されている。
このように、メインワード線MWLB0に接続される2つのサブワード線ドライバSWLD0,SWLD1は、X方向に細長い領域内に設置される。この領域のY方向の長さLyは、サブワード線のピッチをP(=2F。Fは最小加工寸法。)とすると、図9から理解されるように6P(=12F。)ないし6P以下となっている。このようにLy≦6Pとしているのは、サブワード領域SWD内に多数のサブワード線ドライバSWLDを並列配置しなければならないためである。より具体的に説明すると、1本のメインワード線MWLBに接続される2つのサブワード線ドライバSWLDに許容されるY方向の長さLyは、図2からも理解されるように、4本のサブワード線と2本のダミーサブワード線DSWLの合計ピッチに相当する長さに制限される。これに対し、X方向の長さLxにはそのような制限はないが、本実施の形態では、X方向の長さLxが背景技術に比べて短くなっている。
以下、背景技術を用いて構成した比較例を参照しながら、背景技術との違いについて詳しく説明する。なお、以下に示す比較例では、サブワード領域SWDの内部回路構成は、図5及び図6を参照して説明した実施例によるものと同一としている。また、各トランジスタの駆動能力(=各トランジスタのチャネル幅)も、実施例とほぼ同一となるようにしている。
図8(b)は、比較例によるサブワード領域SWDの平面パターンレイアウトを示す図である。また、図9(b)は、図8(b)に示したサブワード領域SWDの平面パターンレイアウト上に、サブワード線ドライバSWLD0〜4と接続するサブワード線SWL0〜SWL4の配線レイアウトを表示した図である。
図9(a)と図9(b)に示すように、実施例と比較例のいずれにおいても、サブワード線ドライバSWLD0〜4によって占有される領域のY方向の長さは、サブワード線12本分(=24F。)に抑えられている。
一方、サブワード線ドライバSWLD0〜4によって占有される領域のX方向の長さは、比較例では、実施例に比べて長くなっている。この違いは、図9(a)及び図(b)を比較すると明らかなように、実施例ではY方向の長さ24Fの範囲に4本のゲート電極パターンを並列配置しているのに対し、比較例では同じ範囲に2本のゲート電極パターンしか並列配置できないために生じているものである。
つまり、本実施の形態による半導体記憶装置によれば、Y方向の長さ24Fの範囲に4本のゲート電極パターンを並列配置できる。したがって、本実施の形態による半導体記憶装置では、サブワード線ドライバSWLDの性能を損なわずに、サブワード線ドライバSWLD0〜4によって占有される領域のX方向の長さLxをより短くすることが実現されている。このようなゲート電極パターンの配置が可能になっているのは、拡散層と上層の配線とを接続するコンタクトプラグを形成する際にラインSAC技術を用いたためである。以下、サブワード線ドライバSWLDの製造工程を説明しながら、ラインSAC技術によるコンタクトプラグの形成について詳しく説明していくことにする。
初めに、完成した状態におけるサブワード線ドライバSWLDの断面図を示す。図11は、図8(a)のB−B'線断面図である。同図に示すように、P型半導体層10の表面には絶縁層12が埋め込まれており、この絶縁層12によって絶縁分離領域が形成される。絶縁層12のない表面が活性領域となる。なお、絶縁層12は、シリコン酸化膜で構成することが好適である。
図11に示すように、ゲート電極構造体G1〜G3(ゲート電極構造体G4〜G6についても同様である。)は、ゲート絶縁膜13とゲート電極14の積層体と、該積層体の上面に設けられたキャップ絶縁膜15と、側面に設けられたサイドウォール絶縁膜20とから構成されている。ゲート電極14の材料としては、ポリシリコン、メタル、又はシリサイド、或いはこれらの積層膜を用いることが好適である。また、ゲート絶縁膜13には酸化シリコンを用いることが好適である。キャップ絶縁膜15及びサイドウォール絶縁膜20は、隣接する各層とゲート電極14とを絶縁分離するために設けられているもので、これらの材料には、シリコン窒化膜を用いることが好適である。
また、ゲート電極構造体G1〜G3と同程度の膜厚で層間絶縁層22が形成されている。図9に示すコンタクトホール25はこの層間絶縁層22に設けられるものであり、その内部には導電性のコンタクトプラグ26,27が埋め込まれている。なお、コンタクトプラグ26はドレイン領域を構成する拡散層上に設けられるドレインコンタクトプラグであり、コンタクトプラグ27はソース領域を構成する拡散層上に設けられるソースコンタクトプラグである。コンタクトプラグ26,27の材料としては、ポリシリコン導電体やタングステン等の金属を用いることが好適である。
ドレイン領域を構成する拡散層(図9では、n+拡散層16b,16d)は、ドレインコンタクトプラグ26と、ドレインコンタクトプラグ26の上面に接触して設けられるワードコンタクトプラグ29とによって、対応するサブワード線SWLと接続している。一方、ソース領域を構成する拡散層(図9では、n+拡散層16a,16c,16e)は、ソースコンタクトプラグ27と、ソースコンタクトプラグ27の上面に接触して設けられるコンタクトプラグ32とによって、電位VKKとしたグランドプレーン33(トランジスタQ1,Q2,Q4,Q5,Q7,Q8,Q10,Q11)又はサブワード線選択信号線AAFXT(トランジスタQ0,Q3,Q6,Q9)と接続している。
さて、図12〜図18を参照しながら、サブワード線ドライバSWLDの製造工程を説明する。
図12〜図14及び図18は図8(a)のB−B'線断面図であり、図15〜図17は図8(a)のゲート電極構造体G1〜G4付近の平面図である。これらの各図はサブワード線ドライバSWLD及びその周辺配線の製造工程を示すものであり、以下では、これらの各図と上述した図7〜9を参照しながら、トランジスタQ4,Q5,Q11,Q10にかかる部分の製造工程に着目して、説明していくことにする。
まず初めに、P型半導体層10を有する半導体基板を用意し、図7に示したように、PチャンネルMOSトランジスタを形成するための領域に不純物を注入してN型領域11を設ける。そして、図12に示すように、絶縁分離領域(絶縁層12)を設けて活性領域Kを区画する。
次に、図12に示すように、熱酸化法を用いてP型半導体層10のシリコン表面を酸化することで膜厚5nm程度の酸化シリコンの絶縁膜を形成し、その上にポリシリコンなどの導電性材料を100nm程度積層し、さらにその上面に膜厚200nm程度のシリコン窒化膜を形成する。そして、マスクパターンを用いる異方性エッチングにより、これらを図7〜図9に示した形状にパターニングする。以上の工程により、図12に示すように、半導体層10上に、ゲート絶縁膜13、ゲート電極14、キャップ絶縁膜15の積層体が複数立設される。
パターニングが完了したら、次に不純物イオン注入により、図12に示すように、P型半導体層10の露出面にn−拡散層16aa〜16eaを形成する。この段階で形成されたn−拡散層16aa〜16eaの不純物濃度は、比較的低濃度である。
次に、CVD法により全面にシリコン窒化膜を堆積してエッチバックを行うことにより、図13に示すように、ゲート絶縁膜13、ゲート電極14、及びキャップ絶縁膜15の側面に膜厚20nm程度のサイドウォール絶縁膜20を形成する。ここまでの工程により、その表面及び側面が絶縁膜で覆われたゲート電極構造体が複数形成される。
ゲート電極構造体を形成したら、次に再度不純物イオン注入を行うことにより、図13に示すように、P型半導体層10の露出面にn+拡散層16a〜16eを形成する。この段階で形成されたn+拡散層16a〜16eの不純物濃度は、比較的高濃度である。ここで、n+拡散層16a〜16e形成のためのイオン注入を行う前に、n−拡散層16aa〜16ea上に選択的にシリコンをエピタキシャル成長させて選択エピ層を形成しても良い。n+拡散層16a〜16eは、かくして、選択エピ層を介する不純物の拡散により形成される。
n+拡散層16a〜16eの形成後、全面にシリコン酸化膜を膜厚500nm程度まで堆積し、図13に示す絶縁層22を形成する。絶縁層22の表面は、CMP法などを用いて平坦化しておく。
図14は、図13までの工程を完了した状態における各トランジスタの平面図である。ただし、同図では絶縁層22を省略している。同図に示すように、長方形又はU字形のゲート電極構造体G1〜G4が完成している。
次に、図15に示すように、絶縁層22上にマスク層24を形成する。マスク層24には、いわゆるハードマスクを使用する。このマスク層24は、各トランジスタのコンタクトプラグを形成すべき部分を跨って設けられたライン形状の開口24aを有している。すなわち、図11に示したように、拡散層上にはコンタクトプラグ26,27が形成されることになるが、開口24aは、これらのコンタクトプラグに跨るように、Y方向に沿って設けられている。
そして、マスク層24をマスクとして用いる選択エッチングにより、絶縁層22を選択的に除去する。すなわち、上記したように、キャップ絶縁膜15及びサイドウォール絶縁膜20はシリコン窒化膜でできており、一方、絶縁層22はシリコン酸化膜である。エッチャントとしてCF系のガスを利用する場合、シリコン酸化膜のエッチングレートはシリコン酸化膜に比べて大きくなるため、絶縁層22のみを選択的に除去することが可能になる。勿論、紙面と垂直な方向でのコンタクトホールは、絶縁膜22によって区画される。
マスク層24は、上述のように複数のコンタクトプラグに跨って設けられたライン形状の開口24aを有している。これは要するにラインSAC技術を用いるものであるが、コンタクトプラグごとに開口を設ける場合(ホールSAC技術)に比べ、エッチャントが効率よくコンタクトホール内を移動することができる。したがって、効率よくエッチングを行えるので、エッチングに要する時間が比較的短くて済み、キャップ絶縁膜15及びサイドウォール絶縁膜20を比較的薄く形成することが可能になる。なお、キャップ絶縁膜15及びサイドウォール絶縁膜20の具体的な厚さとしては、上述したように20nm程度とすることができる。これに対し、ホールSAC技術を用いる場合には、30nm程度の厚みが必要である。
さて、選択エッチングが終了すると、図16に示すように、n+拡散層上にコンタクトホール25が形成され、n+拡散層が露出する。選択エピ層を形成した場合は、当該エピ層が露出する。その状態で全面にポリシリコン、あるいはTiN(窒化チタン)とW(タングステン)の積層膜等の導電層を厚さ100nm程度まで堆積し、ゲート電極構造体の表面が露出するまでCMPにより研磨する。その結果、図17に示すように、各コンタクトホール25内にコンタクトプラグ26,27が形成される。
次に、全面にシリコン酸化膜等からなる厚さ200nm程度の層間絶縁膜28を形成し、一部をエッチングすることによりコンタクトプラグ26を露出させ、図18に示すように、コンタクトプラグ26と接触するワードコンタクトプラグ29を形成する。なお、図示していないが、この段階で、ゲート電極を上層の配線と接続するためのゲートコンタクトプラグも形成する。そして、層間絶縁膜28上にサブワード線SWLを形成する。
さらに、図11に示したように、層間絶縁膜28及びサブワード線SWLを覆う層間絶縁膜31を形成し、層間絶縁膜28,31を貫通するホールを空け、その中にコンタクトプラグ32を形成する。最後に、層間絶縁膜31上にグランドプレーン33を形成する。
以上説明したように、本実施の形態による半導体記憶装置の製造方法によれば、マスク層24の開口24aが複数のコンタクトプラグ26,27に跨って設けられたライン形状となっているため、ホールSAC技術を用いる場合に比べ、エッチャントが効率よくコンタクトホール内を移動することができる。したがって、エッチングに要する時間が比較的短くて済み、キャップ絶縁膜15及びサイドウォール絶縁膜20を比較的薄く形成することが可能になるので、コンタクトプラグ26,27とゲート電極14との間の距離を短縮できる。そしてこれにより、本実施の形態による半導体記憶装置では、DRAM全体としての微細化、すなわちチップ面積の縮小化が実現されている。具体的には、サブワード線ドライバSWLDのX方向の長さを、背景技術に比べて短くすることが可能になっている。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
なお、本発明は、選択線を駆動する選択線駆動回路への適用に、特に適している。サブワード線以外の選択線の例としては、カラム選択線やメインワード線などが挙げられる。以下、上記実施の形態の変形例のひとつとして、カラム選択線を駆動する選択線駆動回路であるカラムデコーダYDECに本発明を適用した場合について説明する。
図19は、カラムデコーダYDECの回路構成を示す図である。同図に示すように、カラムデコーダYDECは、多数のカラムスイッチYSと接続されている。
ここで、カラムスイッチSWはセンスアンプSAごとに設けられ、センスアンプSAとローカルI/O(LIO)との間の接続の開閉を行うスイッチ回路である。センスアンプSAごとに設けられるものであるため、センスアンプSAと同様、X方向に多数並べて配置される。
カラムデコーダYDECの最終段には、NAND回路50、インバータ回路51,52が直列に設置される。このうちインバータ回路52は、図示しないプリデコーダ回路からNAND回路50及びインバータ回路51を介して入力されるプリデコーダ信号に基づいて、カラム選択信号を駆動するためのものであり、カラムスイッチYSごとに設けられる。したがって、インバータ回路52も、センスアンプSAと同様、X方向に多数並べて配置されることになり、そのX方向の長さはビット線BLのピッチの所定倍に制限される。このような制限の下でも、本発明を用いて構成したインバータ回路52では、そのY方向の長さを比較的短くすることが可能になっている。以下、詳しく説明する。
図20(a)は、本発明を用いて構成したインバータ回路52の平面パターンレイアウトを示す図である。また、図20(b)は、本発明を用いずに同様のインバータ回路を構成した場合の平面パターンレイアウトを示す図である。これらの図は、上記実施の形態で説明した図8と同様にして、インバータ回路52を構成するPチャンネルMOSトランジスタTR0とNチャンネルMOSトランジスタTR1を描いたものである。
また、図21(a)(b)はそれぞれ、図20(a)(b)に示したインバータ回路の平面パターンレイアウト上に、インバータ回路と接続するカラム選択信号線YSELの配線レイアウトを表示した図である。図中の記号の意味は、図9(a)と同様である。
図20(a)に示すように、トランジスタTR1は、N型領域11外の活性領域K5上の表面に設けられたn+拡散層D1と、表面に立設されたゲート電極構造体G7とによって構成される。また、トランジスタTR0は、N型領域11内の活性領域K6上の表面に設けられたp+拡散層D2と、表面に立設されたゲート電極構造体G8とによって構成される。
ゲート電極構造体G7は、図21(a)に示すように、インバータ回路51の出力に接続している。また、n+拡散層D1は、カラム選択信号線YSELと電位VSSとに接続されており、これにより、ゲート電極構造体G7及びn+拡散層D1はトランジスタTR1として機能する。
また、ゲート電極構造体G8も、図21(a)に示すように、インバータ回路51の出力に接続している。また、p+拡散層D2は、カラム選択信号線YSELと電位VPERIとに接続されており、これにより、ゲート電極構造体G8及びp+拡散層D2はトランジスタTR0として機能する。
図20(a)に示すように、ゲート電極構造体(ゲート電極パターン)G7,G8はそれぞれ、Y方向に延在する4本の平行な直線部を有し、これらがX方向に並列配置されている。これに対し、図20(b)に示した比較例では、ゲート電極構造体(ゲート電極パターン)はY方向に延在する2本の平行な直線部を有し、これらがX方向に並列配置されている。このような違いにより、本発明を用いて構成したインバータ回路52では、実効チャネル幅が変わらないにも関わらず、Y方向の長さが比較例に比べて短くなっている。これは、インバータ回路に本発明を適用し、拡散層D1,D2と上層の配線とを接続するコンタクトプラグを形成する際、ラインSAC技術を用いたことによって実現されているものである。
以上のように、本発明をカラム選択線を駆動する回路であるカラムデコーダYDECに適用した場合、カラムデコーダYDECのY方向の長さを短くできる。
他にも、例えばメインワード線を駆動する回路であるメインワード線ドライバMLD(図1)は最終段にカラムデコーダYDECと同様のCMOSを有しており、このCMOSに本発明を適用することで、メインワード線ドライバMLDのX方向の長さを短くできる。
10 P型半導体層
11 N型領域
12 絶縁層
13 ゲート絶縁膜
14 ゲート電極
15 キャップ絶縁膜
16a,16c,16e,17a,17c,17e n+拡散層(第2の拡散層、ソース領域)
16b,16d,17b,17d n+拡散層(第1の拡散層、ドレイン領域)
18a,18c,18e,19a,19c,19e p+拡散層(第2の拡散層、ソース領域)
18b,18d,19b,19d p+拡散層(第1の拡散層、ドレイン領域)
20 サイドウォール絶縁膜
22 層間絶縁層
24 マスク層
24a 開口
25 コンタクトホール
26 ドレインコンタクトプラグ
27 ソースコンタクトプラグ
28,31 層間絶縁膜
29 ワードコンタクトプラグ
32 コンタクトプラグ
33 グランドプレーン
50 NAND回路
51,52 インバータ回路
AAFXT サブワード線選択信号線
ARFXB ワード線浮防止信号線
BL ビット線
D1 n+拡散層
D2 p+拡散層
DSWL ダミーサブワード線
G1〜G8 ゲート電極パターン(ゲート電極構造体)
K1〜K4 拡散領域
MC メモリセル
MCA メモリセル領域
MLD メインワード線ドライバ
MWD メインワード領域
MWLB メインワード線
Q0〜Q11 トランジスタ
S1〜S3 ゲート電極パターンセット
SA センスアンプ
SAA センスアンプ領域
SWD サブワード領域
SWL サブワード線
SWLD サブワード線ドライバ
SWLZ 不使用サブワード線
TR0〜TR1 トランジスタ
YDEC カラムデコーダ
YS カラムスイッチ
YSEL カラム選択信号線

Claims (12)

  1. 選択線を駆動する選択線駆動回路を構成する各トランジスタのソース領域又はドレイン領域と接続するための複数のコンタクトプラグが、各トランジスタのコンタクトプラグを形成すべき部分に跨って設けられたライン形状の開口部を有するマスクを用いて前記各トランジスタを覆う絶縁層を選択エッチングするラインSAC技術を用いて形成され、
    前記開口は前記選択線と直交する方向に沿って設けられ、前記選択線はワード線であることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  2. 夫々にメモリセルが接続された複数のワード線をそれぞれ駆動する複数のトランジスタのためのゲート構造体であって、その上面及び側面が絶縁膜で覆われたゲート構造体を活性領域上に列をなして形成し、
    前記活性領域及び各トランジスタの前記ゲート構造体を絶縁層で覆い、
    各トランジスタのソースおよびドレインのためのコンタクトホールを形成する部分を跨ったライン状の開口を有するマスク層を前記絶縁層上に形成し、
    前記マスク層及び複数の前記ゲート構造体の前記絶縁膜をマスクとして前記絶縁層を選択的に除去することにより複数のコンタクトホールを形成し、それらの内部に、コンタクトプラグを形成することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  3. 前記開口は、前記ワード線と直交する方向に沿って設けられることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  4. 前記ゲート構造体の列は、前記ワード線と直交する方向に沿って設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  5. 複数の前記ゲート構造体の列が設けられることを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 前記列内で隣り合うゲート構造体の間に前記コンタクトホールを形成することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  7. ピッチPで配列される複数の選択線と、
    それぞれ少なくとも2つのゲート電極パターンを含み、前記選択線の延伸方向に並べて配置される複数のゲート電極パターンセットとを備え、
    前記少なくとも2つのゲート電極パターンは、それぞれ前記選択線の延伸方向に延設され、かつ前記選択線の配列方向に並列配置され、
    前記少なくとも2つのゲート電極パターンは、それぞれ対応する前記選択線に接続され、
    前記複数のゲート電極パターンセットに含まれる各ゲート電極パターンは、2つの選択線駆動回路のための複数のトランジスタのゲートを構成し、
    前記複数の選択線は、ワード線であり、
    前記ピッチPは、最小加工寸法Fの2倍であることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 前記少なくとも2つのゲート電極パターンの間の半導体層表面に設けられた第1の拡散層と、前記少なくとも2つのゲート電極パターンの前記選択線の配列方向両側の半導体層表面に設けられた第2の拡散層とを備えることを特徴とする請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記選択線と前記第1の拡散層とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項に記載の半導体記憶装置。
  10. 互いに平行して延びる一対のゲート電極パターンを複数備え、複数のワード線を備え、メモリセルアレイ領域において前記複数のワード線がピッチPで配列され、前記複数のゲート電極パターンは前記複数のワード線が延びる方向に並んで配置されており、前記複数のゲート電極パターンはそれぞれ対応するワード線に接続され、第1ワード線駆動回路を駆動する各トランジスタと第2ワード線駆動回路を構成する各トランジスタとが、複数のゲート電極パターンの中の対応するパターンをゲートとして構成されており、前記ピッチPは、最小加工寸法Fの2倍であることを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 前記一対のゲート電極パターンの間の半導体層表面に設けられた第1の拡散層と、前記一対のゲート電極パターンの前記ワード線の配列方向両側の半導体層表面に設けられた第2の拡散層とを備えることを特徴とする請求項10に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記ワード線と前記第1の拡散層とが電気的に接続されていることを特徴とする請求項11に記載の半導体記憶装置。
JP2009019788A 2009-01-30 2009-01-30 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法 Active JP5759091B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009019788A JP5759091B2 (ja) 2009-01-30 2009-01-30 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法
US12/696,627 US8130546B2 (en) 2009-01-30 2010-01-29 Semiconductor memory device and manufacturing method of semiconductor memory device
US13/358,928 US8259496B2 (en) 2009-01-30 2012-01-26 Semiconductor memory device
US13/570,716 US8477536B2 (en) 2009-01-30 2012-08-09 Method for manufacturing a semiconductor memory device
US14/791,185 USRE47227E1 (en) 2009-01-30 2015-07-02 Forming transistor gate structures in a semiconductor using a mask layer over an insulating layer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009019788A JP5759091B2 (ja) 2009-01-30 2009-01-30 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010177522A JP2010177522A (ja) 2010-08-12
JP5759091B2 true JP5759091B2 (ja) 2015-08-05

Family

ID=42397628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009019788A Active JP5759091B2 (ja) 2009-01-30 2009-01-30 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (4) US8130546B2 (ja)
JP (1) JP5759091B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112013004335B4 (de) * 2012-09-04 2018-10-31 Longitude Semiconductor S.à.r.l. Halbleiterbauelement mit Elementisolationsgebieten und Verfahren zu dessen Herstellung
JP2014229694A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 株式会社東芝 半導体装置およびその製造方法
US9236126B2 (en) * 2013-06-17 2016-01-12 Seoul National University R&Db Foundation Simplified nonvolatile memory cell string and NAND flash memory array using the same
TWI695375B (zh) * 2014-04-10 2020-06-01 日商半導體能源研究所股份有限公司 記憶體裝置及半導體裝置
US10199432B2 (en) * 2014-04-14 2019-02-05 HangZhou HaiCun Information Technology Co., Ltd. Manufacturing methods of MOSFET-type compact three-dimensional memory
WO2015170220A1 (en) 2014-05-09 2015-11-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Memory device and electronic device
US9455007B2 (en) * 2014-12-01 2016-09-27 Macronix International Co., Ltd. Word line driver circuitry and compact memory using same
CN105825881B (zh) * 2015-01-09 2019-01-01 旺宏电子股份有限公司 记忆体
US10304518B2 (en) * 2017-06-26 2019-05-28 Micron Technology, Inc. Apparatuses with compensator lines laid out along wordlines and spaced apart from wordlines by dielectric, compensator lines being independently controlled relative to the wordlines providing increased on-current in wordlines, reduced leakage in coupled transistors and longer retention time in coupled memory cells
KR20190073091A (ko) * 2017-12-18 2019-06-26 삼성전자주식회사 서브-워드 라인 드라이버 및 그것을 포함하는 반도체 메모리 장치
US10803922B2 (en) * 2018-09-28 2020-10-13 Micron Technology, Inc. Apparatuses and methods for internal voltage generating circuits
TWI730725B (zh) * 2020-04-15 2021-06-11 力晶積成電子製造股份有限公司 半導體結構以及積體電路及半導體結構
US11450375B2 (en) * 2020-08-28 2022-09-20 Micron Technology, Inc. Semiconductor memory devices including subword driver and layouts thereof
US11488655B2 (en) 2020-08-28 2022-11-01 Micron Technology, Inc. Subword drivers with reduced numbers of transistors and circuit layout of the same
US11688455B2 (en) 2020-09-22 2023-06-27 Micron Technology, Inc. Semiconductor memory subword driver circuits and layout

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01130388A (ja) * 1987-11-16 1989-05-23 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH0797608B2 (ja) * 1988-10-19 1995-10-18 株式会社東芝 不揮発性半導体メモリおよびその製造方法
JP2527050B2 (ja) * 1989-10-27 1996-08-21 日本電気株式会社 半導体メモリ用センスアンプ回路
JPH04362597A (ja) * 1991-06-10 1992-12-15 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 電流センスアンプ回路
JP2835215B2 (ja) * 1991-07-25 1998-12-14 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
US5604711A (en) * 1995-05-19 1997-02-18 Cypress Semiconductor, Corporation Low power high voltage switch with gate bias circuit to minimize power consumption
JP3220027B2 (ja) * 1996-11-01 2001-10-22 日本電気株式会社 半導体記憶装置
JPH10144879A (ja) * 1996-11-06 1998-05-29 Toshiba Corp ワード線ドライバ回路及び半導体記憶装置
US6259135B1 (en) * 1999-09-24 2001-07-10 International Business Machines Corporation MOS transistors structure for reducing the size of pitch limited circuits
JP4602584B2 (ja) * 2001-03-28 2010-12-22 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP2003007852A (ja) * 2001-06-21 2003-01-10 Toshiba Corp 半導体記憶装置
CN1395316A (zh) * 2001-07-04 2003-02-05 松下电器产业株式会社 半导体器件及其制造方法
US7078334B1 (en) * 2002-06-06 2006-07-18 Cypress Semiconductor Corporation In situ hard mask approach for self-aligned contact etch
JP2004241558A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法、半導体集積回路及び不揮発性半導体記憶装置システム
JP4632287B2 (ja) * 2003-10-06 2011-02-16 株式会社日立製作所 半導体集積回路装置
JP2005268621A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Toshiba Corp 半導体集積回路装置
KR100585148B1 (ko) * 2004-06-22 2006-05-30 삼성전자주식회사 실리콘 저매늄 희생층을 이용한 반도체 소자의 미세 패턴형성방법 및 그 패턴 형성방법을 이용한 자기정렬 콘택형성방법
US7563713B2 (en) * 2005-02-23 2009-07-21 Teledyne Scientific & Imaging, Llc Semiconductor devices having plated contacts, and methods of manufacturing the same
US7054219B1 (en) * 2005-03-31 2006-05-30 Matrix Semiconductor, Inc. Transistor layout configuration for tight-pitched memory array lines
JP5100035B2 (ja) * 2005-08-02 2012-12-19 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置
JP4476919B2 (ja) * 2005-12-01 2010-06-09 株式会社東芝 不揮発性記憶装置
JP2006270126A (ja) 2006-06-22 2006-10-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路装置
JP2011138571A (ja) * 2009-12-26 2011-07-14 Elpida Memory Inc 不揮発性半導体メモリ装置及び不揮発性半導体メモリ装置の制御方法
WO2011105310A1 (en) * 2010-02-26 2011-09-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010177522A (ja) 2010-08-12
US8130546B2 (en) 2012-03-06
USRE47227E1 (en) 2019-02-05
US8477536B2 (en) 2013-07-02
US20120120706A1 (en) 2012-05-17
US8259496B2 (en) 2012-09-04
US20120309156A1 (en) 2012-12-06
US20100195431A1 (en) 2010-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5759091B2 (ja) 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法
JP4924419B2 (ja) 記憶素子マトリックス、及び、その記憶素子マトリックスを用いた半導体回路装置
US7785959B2 (en) Method of multi-port memory fabrication with parallel connected trench capacitors in a cell
KR100423896B1 (ko) 축소가능한 2개의 트랜지스터 기억 소자
JP5614915B2 (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法並びにデータ処理システム
US6787411B2 (en) Method of manufacturing semiconductor memory device and semiconductor memory device
JP2002208682A (ja) 磁気半導体記憶装置及びその製造方法
JP2008085178A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100471183B1 (ko) 오프 세트 트랜지스터를 갖는 반도체 기억소자 및 그제조방법
US6998306B2 (en) Semiconductor memory device having a multiple tunnel junction pattern and method of fabricating the same
KR20000023521A (ko) 비트라인-스터드당 네개의 노드들 및 2 토폴로지 레벨들을갖는 6 ¼ f×f 디램 셀
JP2012221965A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
US8105907B2 (en) Manufacturing method of semiconductor memory device
KR100693812B1 (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법, 반도체 장치의 센스 앰프 및그 형성 방법
JPH07202017A (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
US6566219B2 (en) Method of forming a self aligned trench in a semiconductor using a patterned sacrificial layer for defining the trench opening
JP3125922B2 (ja) 誘電体メモリおよびその製造方法
US7733707B2 (en) 1-transistor type DRAM cell, DRAM device and DRAM comprising thereof and driving method thereof and manufacturing method thereof
JPH0982904A (ja) ダイナミック型メモリ及びその製造方法
JP3865753B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
US20080111174A1 (en) Memory device and a method of manufacturing the same
JPH06209089A (ja) 半導体記憶装置
JPH11251541A (ja) ダイナミック型半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111102

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140121

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140421

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140424

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140521

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5759091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250