JPH097877A - 多層セラミックチップ型コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

多層セラミックチップ型コンデンサ及びその製造方法

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JPH097877A
JPH097877A JP8112075A JP11207596A JPH097877A JP H097877 A JPH097877 A JP H097877A JP 8112075 A JP8112075 A JP 8112075A JP 11207596 A JP11207596 A JP 11207596A JP H097877 A JPH097877 A JP H097877A
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multilayer ceramic
layer
glass frit
weight
external electrode
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JP8112075A
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English (en)
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Koji Amano
弘司 天野
Kotaro Ogura
康太郎 小倉
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/232Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor
    • H01G4/2325Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor characterised by the material of the terminals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱衝撃サイクルに強い多層セラミックチップ
型電子部品を提供する。 【解決手段】 内部電極を有する多層セラミックコンデ
ンサ素子と、導電性金属粉末とガラスフリットを含むペ
ーストを前記多層セラミックコンデンサ素子の両端面に
焼付けることにより前記内部電極と電気的に接続された
外部電極と、当該外部電極の表面に形成されたメッキ層
とを有する多層セラミックチップ型コンデンサにおい
て、前記多層セラミックコンデンサ素子の内部電極と
外部電極とが接続される両端面の周辺部をR=0.10
mm以上の曲率半径で面取りする;および/または、
前記外部電極が、前記内部電極に接触する下塗層と、こ
の下塗層表面に形成される上塗層との2層構造を有し、
前記下塗層は導電性金属粉末に対し未溶融ガラスフリッ
トを22〜40重量%含有する下塗層用ペーストを用
い、前記上塗層は導電性金属粉末に対し未溶融ガラスフ
リットを0重量%超7重量%以下含有する上塗層用ペー
ストを用い、前記ガラスフリット粒子表面のみが溶ける
範囲内の温度でか焼して形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多層セラミックチッ
プ型コンデンサに関する。更に詳細には、本発明は繰り
返し熱衝撃を受けてもクラックの発生しにくい多層セラ
ミックチップ型コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】コンデンサ、チップ抵抗器またはLSI
パッケージなどの多層セラミックチップ型電子部品はそ
の実装効率の高さから、最近の小型電子機器類で多用さ
れている。
【0003】従来の多層セラミックチップ型電子部品は
その外部電極が金属粉末と溶融されたフリットの焼結体
で形成されていたため、それ自体に剛性があり、回路基
板にはんだ付けした場合、基板の撓みにより、外部電極
を介して多層セラミックチップ型電子部品自体に応力が
直接作用し、多層セラミックチップ型電子部品の外部電
極付近にクラックが発生し易かった。
【0004】また、外部電極は金属材料と溶融されたフ
リットの焼結体で形成されているため、熱伝導性が高
く、はんだ付け時の熱が外部電極及びこれに導通する内
部電極(金属)に伝わり、熱伝導性の低いセラミック多
層体部分との間の熱膨張の差を与え、これらを破壊した
り、クラックを発生させることがあった。
【0005】これらの欠点を解消するため、特開平4−
257211号公報には、外部電極に機械的及び熱的緩
衝機能を付与し、電子部品本体のクラック発生を防止し
た多層セラミックチップ型電子部品が開示されている。
図9はこの多層セラミックチップ型電子部品の一例の構
成を示す概要断面図である。電子部品本体の内部電極1
10と導通する引出電極150の外面に導電ペーストを
用いた緩衝材層160を設け、この緩衝材層160で引
出電極150の全面を覆うと共に、緩衝材層160の外
面にメッキ層170を設けて外部電極140を形成し、
緩衝材層160の機械的緩衝機能により回路基板の撓み
時における変形応力の電子部品本体への伝播を緩和し、
破壊の発生を防ぐと共に、緩衝材層160の熱的な緩衝
機能により熱伝導率が低下し、はんだ付け時の内部電極
へ熱伝播を少なくし、内部電極とセラミック界面の熱衝
撃によるクラックの発生を防止している。前記メッキ層
はNiを用いた内側層180と、Sn又はSn/Pbな
どを用いた外側層190で形成されている。従って、図
9のチップ型電子部品における外部電極140は実質的
に4層から構成されている。
【0006】図9に示されたような従来の多層セラミッ
クチップ型電子部品は、メッキ液の侵入防止及び水素の
内部電極への吸着を抑制し、また、はんだ付け時の熱衝
撃に耐えることができる。内部電極がPdのため、電気
メッキ時に発生する水素が吸着して使用時に急激に膨張
するためクラックを誘発すると考えられており、水素の
吸着はゼロであることが好ましい。しかし、従来の多層
セラミックチップ型電子部品は熱衝撃の繰り返し(−5
5℃〜+125℃)には数百サイクルで、クラック及び
絶縁劣化などが発生するため、より一層の高信頼性を要
求するユーザには未だ十分な満足を与えることができな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は熱衝撃サイクルに強い多層セラミックチップ型コンデ
ンサを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、内部電極を有する多層セラミックコンデ
ンサ素子と、導電性金属粉末とガラスフリットを含むペ
ーストを前記多層セラミックコンデンサ素子の両端面に
焼付けることにより前記内部電極と電気的に接続された
外部電極と、当該外部電極の表面に形成されたメッキ層
とを有する多層セラミックチップ型コンデンサにおい
て、 前記多層セラミックコンデンサ素子の内部電極と外部
電極とが接続される両端面の周辺部をR=0.10mm
以上の曲率半径で面取りする;および/または、 前記外部電極が、前記内部電極に接触する下塗層と、
この下塗層表面に形成される上塗層との2層構造を有
し、前記下塗層は導電性金属粉末に対し未溶融ガラスフ
リットを22〜40重量%含有する下塗層用ペーストを
用い、前記上塗層は導電性金属粉末に対し未溶融ガラス
フリットを0重量%超7重量%以下含有する上塗層用ペ
ーストを用い、前記ガラスフリット粒子表面のみが溶け
る範囲内の温度でか焼して形成する;ことを特徴とする
多層セラミックチップ型コンデンサを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】従来のコンデンサ素子の電極形成
用の両端面部はR=0.03〜0.08mm程度の曲率
半径に面取りされることがあった。この面取りの目的は
実装時のフィード詰まりを防止するためであり、面取り
の曲率半径もそれほど厳密に定められていなかった。こ
れに対して、コンデンサ素子の電極形成用の両端面部を
R=0.1mm以上、好ましくは0.13〜0.15m
mの範囲内の曲率半径に面取りすると、エッジ部分にお
ける応力が分散されるために、耐熱衝撃性を向上させる
ことができることが発見された。
【0010】また、本発明では、2層構造外部電極にお
いて未溶融ガラスフリットを使用し、かつ、2層構造外
部電極を形成する際、フリット粒子表面のみを溶融さ
せ、内部は未溶融のままに維持することができる温度で
焼付ける。このため、従来の溶融ガラスフリットに比べ
て熱衝撃の吸収効果が高い。更に、熱膨張率を誘電体、
下塗層、上塗層及びメッキ層の順に段階的に変化させる
ことにより応力を分散させることができる。その結果、
はんだ付け温度による熱衝撃に対しクラック発生及びク
ラックから誘発される絶縁劣化発生を防止し、更に、熱
衝撃サイクルに対してもクラック発生及びクラックから
誘発される絶縁劣化発生を防止することができる。
【0011】前記面取り又は2層構造外部電極はそ
れぞれ単独でも十分な耐熱衝撃性及び熱衝撃サイクル改
善効果を示すが、より一層優れた耐熱衝撃性及び熱衝撃
サイクル改善効果を得るために、面取り、及び2層
構造外部電極を同時に実施することが好ましい。
【0012】図1は内部電極と外部電極とが接続される
両端面の周辺部が面取りされた本発明の多層セラミック
チップ型コンデンサの一例の部分概要断面図である。図
1に示されるように、本発明の多層セラミックチップ型
コンデンサ1は、薄いセラミック誘電体層3と内部電極
5を交互に積層した多層セラミックコンデンサ素子7を
有する。内部電極5は1枚おきに左右の外部電極(下記
で詳細に説明する)に接続されている。セラミック誘電
体は例えば、鉛リラクサ系又はチタン酸バリウム系の誘
電体及びチタン系誘電体などが使用できる。また、内部
電極としては、パラジウム、白金、銀/パラジウム合金
などの貴金属の他、ニッケルなどの卑金属も使用でき
る。セラミック誘電体層の厚みは数10μm程度であ
り、層数は20〜100層又はこれ以上とすることがで
きる。内部電極5の端部には外部電極9が接続されてい
る。外部電極9の表面にはNiメッキ層11が鍍着さ
れ、更にこのメッキ層11の表面にはんだメッキ(例え
ば、Sn又はSn/Pb)層13が鍍着されている。図
1に示された多層セラミックチップ型コンデンサにおけ
る外部電極9は従来から慣用されている外部電極材料か
ら形成することができる。
【0013】多層セラミックコンデンサ素子7の内部電
極と外部電極との接合面の両長辺と両短辺は0.10m
m以上の曲率半径(R)に面取りされている。0.13
〜0.15mmの範囲内の曲率半径が好ましい。長辺と
短辺が交差する4つのコーナー部の曲率半径は、長辺の
面取りと短辺の面取りが加重するため0.13〜0.1
5のmm曲率半径よりも大きくなることがある。素子の
外部電極接合面をR=0.10mm以上に面取りする
と、エッジ部分における応力が分散されるために、耐熱
衝撃性及び熱衝撃サイクルを向上させることができる。
R=0.15mm超の曲率半径も使用できるが、耐熱衝
撃性及び熱衝撃サイクル向上効果が飽和するので、処理
コストがかかるだけで不経済になる。
【0014】多層セラミックコンデンサ素子自体は当業
者に周知の方法で製造できる。周知の方法で得られた多
層セラミックコンデンサ素子を研磨剤の電融アルミナ及
びタングステンカーバイト粉末と共に適当なポットに入
れ、このポット内に水又は適当な有機媒体を入れ回転さ
せることにより、素子の内部電極を露出させ、外部電極
との接合を向上させる一方、外周の辺部を面取りするこ
とができる。その他の研磨剤も使用できる。ポットの回
転速度及び回転時間は所望の外周の曲率半径に応じて当
業者が適宜決定することができる。例えば、事前に各曲
率半径に応じた回転速度及び回転時間を実験的に決定し
ておくことにより、実際の製造に必要な処理条件を容易
に決定することができる。
【0015】図2は多層セラミックコンデンサ素子の外
部電極接合面の辺部の面取り効果を立証する特性図であ
る。素子の外部電極接合面の辺部を面取りし、−55℃
と+125℃の温度を1サイクルとして300サイクル
の周期で熱衝撃サイクル試験を行った。図示されている
ように、接合面の辺部をR=0.13mm以上に面取り
すると不良率(クラック発生率)は0%になる。
【0016】図3は、2層構造外部電極を有する本発明
の多層セラミックチップ型コンデンサの一例の部分概要
断面図である。図示されているように、多層セラミック
コンデンサ素子7の端面に接合される外部電極9は下塗
層9aと上塗層9bの2層構造を有する。下塗層9aは
概ね、銀、パラジウム、白金及び/又は銅などの導電性
金属粉末にPbO,SiO2,Al23,B23及びZ
nOからなる未溶融フリットを22〜40重量%(ペー
スト内の無機成分の重量を基準にして)配合し、エチル
セルロース及びターピオネールからなるビヒクルと混練
した下塗層用ペーストを用いて形成され、上塗層9bは
概ね、銀、パラジウム、白金及び/又は銅などの導電性
金属にPbO,SiO2,Al23,B23及びZnO
からなる未溶融フリットを0重量%超7重量%以下(ペ
ースト内の無機成分の重量を基準にして)配合し、エチ
ルセルロース及びターピオネールからなるビヒクルと混
練した上塗層用ペーストを用いて形成される。
【0017】図4は下塗層用ペースト内の未溶融ガラス
フリットの配合量と静電容量の関係を示す特性図であ
る。図示されているように、配合量が40重量%を越え
ると静電容量が急激に低下してくる。下塗層用ペースト
における未溶融フリットの配合量が22重量%未満でも
静電容量比は100%であるが、所望の熱衝撃サイクル
向上効果が得られない。従って、下塗層用ペースト内の
未溶融ガラスフリットの配合量は22〜40重量%の範
囲内が好ましい。
【0018】一方、上塗層用ペーストにおける未溶融フ
リットの配合量が7重量%超では、メッキ膜の付着性が
悪かったり、あるいはメッキが付きにくいなどの不都合
が生じるので好ましくない。上塗層用ペーストにおける
未溶融フリットの配合量が0%でも、焼付後に下塗層内
のフリットが拡散してくるので、最終製品の上塗層内に
は若干量の未溶融フリットが存在できるが、確実に存在
させるために、上塗層用ペーストに未溶融ガラスフリッ
トを必ず配合することが好ましい。
【0019】下塗層9aの焼付後の厚さは5〜20μm
の範囲内であり、上塗層9bの焼付後の厚さは20〜1
00μmの範囲内であり、下塗層に比べて上塗層のほう
が厚いことが好ましい。下塗層に対して上塗層を厚くす
ると熱応力を効果的に吸収することができる。下塗層9
aの焼付後の厚さが5μm未満の場合、外部電極の付着
性が小さくなり、あるいはメッキ液の侵入などにより絶
縁劣化などの問題が生じる。一方、20μm超の場合、
静電容量が100%得られないなどの不都合が生じる。
また、上塗層9bの焼付後の厚さが20μm未満では、
静電容量が100%得られず、メッキの付きが悪くなる
などの問題が生じる。一方、100μm超では所期の効
果が飽和し、不経済になるだけであり、好ましくない。
【0020】下塗層用ペーストをターピオネール、ジエ
チレングリコール:モノブチルエーテルアセテートなど
の溶剤で希釈し、素子の端面に塗布し、180〜230
℃で8〜15分間乾燥し、同様に上塗層用ペーストを希
釈し、前記下塗層上に塗布し、乾燥する。次いで、20
℃/分の昇温速度で、昇温し、600〜700℃の温度
で10〜20分間維持して焼付し、その後、徐冷しなが
ら室温にまで放冷させる。別法として、下塗層を塗布し
乾燥後、焼付し、この焼付した下塗層に上塗層用ペース
トを塗布し、乾燥した後、再び焼付することによっても
外部電極を形成することができる。後者の方法で重要な
ことは、下塗層の焼付に使用された温度よりも上塗層の
焼付に使用される温度のほうが低いことである。何れの
方法でも、最も重要なことは、使用される焼付温度は未
溶融フリット粒子の表面のみを溶融させ、内部は未溶融
のままに維持することができる温度でなければならな
い。未溶融フリットを用いて焼付時にフリット粒子の表
面だけをガラス化させることにより耐熱衝撃性、熱衝撃
サイクルを向上させることができるばかりか、メッキ液
の侵入及び水素の吸着を防止できる。従来の溶融フリッ
トを用いた場合、外部電極をたとえ2層構造にしても、
メッキ液の侵入及び水素の吸着は防止できても、熱衝撃
を吸収することはできない。
【0021】焼結2層構造外部電極の表面へのメッキ層
の形成は当業者に周知の方法で行うことができる。メッ
キは、Niメッキ層、続いてSn又はSn/Pbはんだ
メッキ層の順に行われる。メッキ層は電解メッキ及び無
電解メッキの何れの方法でも形成できる。メッキ層の膜
厚は特に限定されない。一般的に、3μm〜5μmの範
囲内である。当業者に常用されている膜厚を適宜使用で
きる。
【0022】図5は内部電極と外部電極とが接続される
両端面の周辺部が面取りされ、かつ、2層構造外部電極
を有する本発明の多層セラミックチップ型コンデンサの
一例の部分概要断面図である。このような構造にするこ
とにより非常に優れた耐熱衝撃性及び熱衝撃サイクルを
有する多層セラミックチップ型コンデンサが得られる。
【0023】
【実施例】次に本発明の多層セラミックチップ型電子部
品の耐熱衝撃性及び熱衝撃サイクル改善効果を実施例及
び比較例により例証する。
【0024】実施例1 図1に示されるような構造を有する多層セラミックチッ
プ型コンデンサを製造した。(a)素子の面取り 多層セラミックコンデンサ素子7のセラミック誘電体3
はチタン酸バリウム系であり、内部電極5はAg70Pd
30の合金を使用した。層数は25層であり、長さ2m
m,幅1.25mm,厚さ0.6mmの寸法を有する。
この素子を、平均粒径40メッシュの電融アルミナ50
重量%と平均粒径40メッシュのタングステンカーバイ
ト50重量%からなる混合粉末と共に、ポットにいれ、
78rpmの回転速度で室温で12時間回転させ、外部
電極形成用端面の周辺部をR=0.13mmの曲率半径
に面取りした。(b)外部電極の形成 平均粒径が3μmのAg粉末91.3重量%(無機成分
の総重量を基準にして)と、このAg粉末に対して8.
7重量%(無機成分の総重量を基準にして)のPbO/
SiO/ZnOからなる、平均粒径が5μmの溶融ガラ
スフリット粒子を20mlのエチルセルロース/ターピ
オネール混液からなるビヒクルと共に混練してペースト
を調製した。このペーストを前記素子の面取りされた両
端面に焼付け後の厚さが100μmになるように塗布
し、大気圧下で200℃で15分間乾燥した。その後、
800℃で10分間焼付し、外部電極を形成した。(c)Niメッキ層の形成 中性ニッケル浴を使用して、濃度500g/l、電流密
度0.03A/dm2、浴温度50℃で2時間かけ、外
部電極表面に膜厚3μmのNiメッキ膜を形成した。ア
ノードはNi/100を使用した。(d)はんだメッキ層の形成 中性はんだメッキ浴(Sn/Pb)を使用し、濃度25
g/l、電流密度0.02A/dm2、浴温度30℃で
2時間かけ、Niメッキ層表面に膜厚3μmのSn/P
bメッキ膜を形成した。アノードはSn/Pbを使用し
た。
【0025】比較例1 実施例1で使用された素子と同じ素子を用いて、78r
pmの回転速度で6時間回転させることにより、外部電
極形成用端面の周辺部をR=0.08mmに面取りした
こと以外は実施例1と同様な方法でコンデンサを形成し
た。
【0026】R=0.13mmに面取りされた実施例1
のコンデンサ30個と、R=0.08mmに面取りされ
た比較例1のコンデンサ30個とを、−55℃と+12
5℃の温度を1サイクルとして熱衝撃サイクル試験を行
った。結果を図6に示す。図示されているように、接合
面の辺部をR=0.13mmに面取りすると300サイ
クルまで不良率(クラック発生率)は0%であり、40
0サイクルでは約20%となり、500サイクルでは約
40%になる。これに対し、R=0.08mmの対照品
は100サイクルまでは不良率0%であるが、300サ
イクルでは40%超、500サイクルでは約90%にま
で達する。
【0027】実施例2 図3に示されるような構造を有する多層セラミックチッ
プ型コンデンサを製造した。(a)素子の処理 多層セラミックコンデンサ素子7のセラミック誘電体3
はチタン酸バリウム系であり、内部電極5はAg70Pd
30の合金を使用した。積層数は15層であり、長さ2m
m,幅1.25mm,厚さ0.6mmの寸法を有する。
この素子を平均粒径40メッシュの電融アルミナ50重
量%と平均粒径40メッシュのタングステンカーバイト
50重量%からなる混合粉末と共に、ポットにいれ、7
8rpmの回転速度で6時間回転させることにより、外
部電極形成用端面の周辺部をR=0.08mmに形成し
(b)外部電極用下塗層の形成 平均粒径が3μmのAg粉末60重量%(無機成分の総
重量を基準にして)と、このAg粉末に対して40重量
%(無機成分の総重量を基準にして)のPbO/SiO
2/Al23/B23/ZnOからなる、平均粒径が5
μmの未溶融仮焼ガラスフリット粒子を20mlのエチ
ルセルロース/ターピオネール混液からなるビヒクルと
共に混練して下塗層用ペーストを調製した。このペース
トを前記素子の面取りされた両端面に焼付け後の厚さが
20μmになるように塗布し、大気圧下で200℃で1
5分間乾燥した。(c)外部電極用上塗層の形成 平均粒径が3μmのAg粉末97.5重量%(無機成分
の総重量を基準にして)と、このAg粉末に対して2.
5重量%(無機成分の総重量を基準にして)のPbO/
SiO2/Al23/B23/ZnOからなる、平均粒
径が5μmの未溶融ガラスフリット粒子を20mlのエ
チルセルロース/ターピオネール混液からなるビヒクル
と共に混練して上塗層用ペーストを調製した。このペー
ストを前記素子の面取りされた両端面に焼付け後の厚さ
が60μmになるように塗布し、大気圧下で200℃で
15分間乾燥した。(d)外部電極の焼結 上塗層の乾燥後、20℃/分の速度で昇温し、600℃
に達した後、この温度を20分間維持して未溶融ガラス
フリットを焼付し、フリット粒子の表面だけを溶融さ
せ、内部は未溶融のままに維持した。(e)Niメッキ層の形成 中性ニッケル浴を使用して、濃度500g/l、電流密
度0.03A/dm2、浴温度50℃で2時間かけ、外
部電極表面に膜厚3μmのNiメッキ膜を形成した。ア
ノードはNi/100を使用した。(f)はんだメッキ層の形成 中性はんだメッキ浴(Sn/Pb)を使用し、濃度25
g/l、電流密度0.02A/dm2、浴温度30℃で
2時間かけ、Niメッキ層表面に膜厚3μmのSn/P
bメッキ膜を形成した。アノードはSn/Pbを使用し
た。
【0028】実施例2で得られた各コンデンサ30個に
ついて、−55℃と+125℃の温度を1サイクルとし
て熱衝撃サイクル試験を行った。結果を図7に示す。図
7には比較例1で得られたコンデンサの熱衝撃サイクル
試験の結果(図6参照)を併せて記載した。図示されて
いるように、たとえR=0.1mm以上に面取りがされ
ていなくても、本発明に従って外部電極を2層構造化す
ると500サイクルまで不良率を0%に抑えることがで
きる。これらの結果から、R=0.1mm以上に面取り
もされておらず、しかも、従来の単一層外部電極構造を
有する比較例1のコンデンサに比べて、本発明の2層構
造外部電極を有するコンデンサは非常に優れた耐熱衝撃
性及び熱衝撃サイクルを有することが理解できる。
【0029】実施例3 図5に示されるような構造を有する多層セラミックチッ
プ型コンデンサを製造した。(a)素子の面取り 多層セラミックコンデンサ素子7のセラミック誘電体3
はチタン酸バリウム系であり、内部電極5はAg70Pd
30の合金を使用した。積層数は15層であり、長さ2m
m,幅1.25mm,厚さ0.6mmの寸法を有する。
この素子を、平均粒径40メッシュの電融アルミナ50
重量%と平均粒径40メッシュのタングステンカーバイ
ト50重量%からなる混合粉末と共に、ポットにいれ、
78rpmの回転速度で室温で12時間回転させ、外部
電極形成用端面の周辺部をR=0.13mmの曲率半径
に面取りした。(b)外部電極用下塗層の形成 平均粒径が3μmのAg粉末60重量%(無機成分の総
重量を基準にして)と、このAg粉末に対して40重量
%(無機成分の総重量を基準にして)のPbO/SiO
2/Al23/B23/ZnOからなる、平均粒径が5
μmの未溶融仮焼ガラスフリット粒子を20mlのエチ
ルセルロース/ターピオネール混液からなるビヒクルと
共に混練して下塗層用ペーストを調製した。このペース
トを前記素子の面取りされた両端面に焼付け後の厚さが
20μmになるように塗布し、大気圧下で200℃で1
5分間乾燥した。(c)外部電極用上塗層の形成 平均粒径が3μmのAg粉末97.5重量%(無機成分
の総重量を基準にして)と、このAg粉末に対して2.
5重量%(無機成分の総重量を基準にして)のPbO/
SiO2/Al23/B23/ZnOからなる、平均粒
径が5μmの未溶融ガラスフリット粒子を20mlのエ
チルセルロース/ターピオネール混液からなるビヒクル
と共に混練して上塗層用ペーストを調製した。このペー
ストを前記素子の面取りされた両端面に焼付け後の厚さ
が60μmになるように塗布し、大気圧下で200℃で
15分間乾燥した。(d)外部電極の焼結 上塗層の乾燥後、20℃/分の速度で昇温し、600℃
に達した後、この温度を20分間維持して未溶融ガラス
フリットを焼付し、フリット粒子の表面だけを溶融さ
せ、内部は未溶融のままに維持した。(e)Niメッキ層の形成 中性ニッケル浴を使用して、濃度500g/l、電流密
度0.03A/dm2、浴温度50℃で2時間かけ、外
部電極表面に膜厚3μmのNiメッキ膜を形成した。ア
ノードはNi/100を使用した。(f)はんだメッキ層の形成 中性はんだメッキ浴(Sn/Pb)を使用し、濃度25
g/l、電流密度0.02A/dm2、浴温度30℃で
2時間かけ、Niメッキ層表面に膜厚3μmのSn/P
bメッキ膜を形成した。アノードはSn/Pbを使用し
た。
【0030】実施例3で得られたコンデンサのサンプル
30個について熱衝撃サイクル試験を行った。−55℃
と+125℃の温度を1サイクルとし、この熱衝撃サイ
クルの回数と不良率(クラック発生率)との関係を図8
に示す。図8には、実施例1、実施例2及び比較例1で
得られた各コンデンサの熱衝撃サイクル試験の結果も併
せて記入した。図示されているように、実施例3のサン
プルは1000サイクル経過後でも不良率は0%であ
る。実施例1のサンプルは300サイクルを越えると不
良率が上昇し始める。一方、実施例2のサンプルは10
00サイクルにおける不良率が20%超となる。従っ
て、図7及び図8に示された結果から、実施例1におけ
る面取りと実施例2における2層構造外部電極を併用す
ると、それぞれを単独で使用する場合に比べて一層優れ
た耐熱衝撃性及び熱衝撃サイクルが得られることが理解
できる。
【0031】実施例3で得られたサンプルの素子の熱膨
張率は1.75×10-6であり、外部電極下塗層の熱膨
張率は1.09×10-6であり、外部電極上塗層の熱膨
張率は1.28×10-5である。このため、下塗層が熱
膨張緩衝層となり、素子と外部電極との接合界面で応力
集中が起こらず、逆に応力分散が起こるために耐熱衝撃
性に優れた製品が得られる。これに対し、従来の1回塗
り外部電極を有するサンプルでは、素子の熱膨張率は
1.75×10-6であり、外部電極の熱膨張率が1.2
8×10-5であると、素子と外部電極との接合界面に熱
衝撃による応力集中が起こり、耐熱衝撃性の低い製品し
か得られない。
【0032】本発明の多層セラミックチップ型コンデン
サは、このタイプのコンデンサとして必要な静電容量、
誘電正接及び絶縁抵抗を有していた。また、はんだ耐熱
性の点では、はんだ喰われがなく、はんだの熱衝撃に伴
うクラック発生及び接合剥がれや絶縁抵抗の劣化が生じ
ない。更に、はんだ付け後の製品が熱衝撃サイクル、熱
衝撃、曲げなどに対し非常に強い耐性を有する。2層構
造外部電極の下塗層及び上塗層のいずれにもボイドが存
在せず、メッキ液の侵入及び水素の侵入を確実に防止す
ることができる。本発明によれば、下塗層でメッキ液及
び水素の侵入を防止し、上塗層でメッキ層との付着性を
向上させている。
【0033】本発明の2層構造外部電極はコンデンサの
他、チップ抵抗器、LSIパッケージなどに応用するこ
とができる。その他の電子部品についても当然使用でき
る。このような電子部品は当業者に周知である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
素子の外部電極形成用端面の周辺部をR=0.10mm
以上の曲率半径に面取りし、外部電極を2層構造化する
ことにより優れた耐熱衝撃性及び熱衝撃サイクルを得る
ことができる。特に、外部電極において、未溶融ガラス
フリットを使用し、かつ、2層構造外部電極を形成する
際、フリット粒子表面のみを溶融させ、内部は未溶融の
ままに維持することができる温度で焼付ける。このた
め、従来の溶融ガラスフリットに比べて熱衝撃の吸収効
果が高い。更に、熱膨張率を誘電体、下塗層、上塗層及
びメッキ層の順に段階的に変化させることにより熱膨張
応力を分散させることができる。その結果、はんだ付け
温度による熱衝撃に対しクラック発生及び絶縁劣化発生
を防止することができる。また、製品の使用中に高温と
低温の熱衝撃サイクルを被っても、このような熱衝撃サ
イクルに伴うクラック発生及び絶縁劣化発生を防止する
ことができる。従って、本発明の製品は長期間にわたっ
て高い信頼性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多層セラミックチップ型電子部品
の一例の部分概要断面図である。
【図2】セラミック素子の端面を面取りする際の、面取
り曲率半径と不良率との関係を示す特性図である。
【図3】本発明による多層セラミックチップ型電子部品
の別の例の部分概要断面図である。
【図4】外部電極の下塗層用ペースト内の未溶融フリッ
ト配合量と静電容量比との関係を示す特性図である。
【図5】本発明による多層セラミックチップ型電子部品
の更に別の例の部分概要断面図である。
【図6】実施例1及び比較例1で得られた各コンデンサ
の熱衝撃サイクル数と不良率との関係を示す特性図であ
る。
【図7】実施例2及び比較例1で得られた各コンデンサ
の熱衝撃サイクル数と不良率との関係を示す特性図であ
る。
【図8】実施例1、実施例2、実施例3及び比較例1で
得られた各コンデンサの熱衝撃サイクル数と不良率との
関係を示す特性図である。
【図9】従来の多層セラミックチップ型電子部品の一例
の部分概要断面図である。
【符号の説明】
1 本発明の多層セラミックチップコンデンサ 3 セラミック誘電体層 5 内部電極 7 多層セラミックコンデンサ素子 9 外部電極 9a 外部電極下塗層 9b 外部電極上塗層 11 Niメッキ層 13 はんだメッキ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 4/30 311 9174−5E H01G 1/147 A

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部電極を有する多層セラミックコンデン
    サ素子と、導電性金属粉末とガラスフリットを含むペー
    ストを前記多層セラミックコンデンサ素子の両端面に焼
    付けることにより前記内部電極と電気的に接続された外
    部電極と、該外部電極の表面に形成されたメッキ層とを
    有する多層セラミックチップ型コンデンサにおいて、前
    記多層セラミックコンデンサ素子の内部電極と外部電極
    とが接続される両端面の周辺部がR=0.10mm以上
    の曲率半径で面取りされていることを特徴とする多層セ
    ラミックチップ型コンデンサ。
  2. 【請求項2】 Rが0.13〜0.15mmの範囲内で
    ある請求項1の多層セラミックチップ型コンデンサ。
  3. 【請求項3】 内部電極を有する多層セラミックコンデ
    ンサ素子と、導電性金属粉末とガラスフリットを含むペ
    ーストを前記多層セラミックコンデンサ素子の両端面に
    焼付けることにより前記内部電極と電気的に接続された
    外部電極と、該外部電極の表面に形成されたメッキ層と
    を有する多層セラミックチップ型コンデンサにおいて、
    前記外部電極が、前記内部電極に接触する下塗層と、こ
    の下塗層表面に形成される上塗層との2層構造を有し、
    前記下塗層は導電性金属粉末に対し未溶融仮焼ガラスフ
    リットを22〜40重量%(ペースト内の無機成分の重
    量を基準にして)含有する下塗層用ペーストを用い、前
    記上塗層は導電性金属粉末に対し未溶融ガラスフリット
    を0重量%超7重量%以下(ペースト内の無機成分の重
    量を基準にして)含有する上塗層用ペーストを用い、前
    記ガラスフリット粒子表面のみが溶ける範囲内の温度で
    焼付して形成されたことを特徴とする多層セラミックチ
    ップ型コンデンサ。
  4. 【請求項4】 未溶融ガラスフリットはPbO,SiO
    2,Al23,B23及びZnOからなる請求項3のコ
    ンデンサ。
  5. 【請求項5】 下塗層の焼付後の厚さは5〜20μmの
    範囲内であり、上塗層の焼付後の厚さは20〜100μ
    mであり、下塗層よりも上塗層の方が厚い請求項3のコ
    ンデンサ。
  6. 【請求項6】 内部電極を有する多層セラミックコンデ
    ンサ素子と、導電性金属粉末とガラスフリットを含むペ
    ーストを前記多層セラミックコンデンサ素子の両端面に
    焼付けることにより前記内部電極と電気的に接続された
    外部電極と、該外部電極の表面に形成されたメッキ層と
    を有する多層セラミックチップ型コンデンサにおいて、
    前記多層セラミックコンデンサ素子の内部電極と外部電
    極とが接続される両端面の周辺部がR=0.10mm以
    上の曲率半径で面取りされており、前記外部電極が、前
    記内部電極に接触する下塗層と、この下塗層表面に形成
    される上塗層との2層構造を有し、前記下塗層は導電性
    金属粉末に対し未溶融仮焼ガラスフリットを22〜40
    重量%(ペースト内の無機成分の重量を基準にして)含
    有する下塗層用ペーストを用い、前記上塗層は導電性金
    属粉末に対し未溶融ガラスフリットを0重量%超7重量
    %以下(ペースト内の無機成分の重量を基準にして)含
    有する上塗層用ペーストを用い、前記ガラスフリット粒
    子表面のみが溶ける範囲内の温度で焼付して形成された
    ことを特徴とする多層セラミックチップ型コンデンサ。
  7. 【請求項7】 Rが0.13〜0.15mmの範囲内で
    ある請求項4の多層セラミックチップ型コンデンサ。
  8. 【請求項8】 未溶融ガラスフリットはPbO,SiO
    2,Al23,B23及びZnOからなる請求項6のコ
    ンデンサ。
  9. 【請求項9】 下塗層の焼付後の厚さは5〜20μmの
    範囲内であり、上塗層の焼付後の厚さは20〜100μ
    mであり、下塗層よりも上塗層の方が厚い請求項6のコ
    ンデンサ。
  10. 【請求項10】 内部電極を有する多層セラミックコン
    デンサ素子と、導電性金属粉末とガラスフリットを含む
    ペーストを前記多層セラミックコンデンサ素子の両端面
    に焼付けることにより前記内部電極と電気的に接続され
    た外部電極と、該外部電極の表面に形成されたメッキ層
    とを有する多層セラミックチップ型コンデンサの製造方
    法において、 内部電極を有する多層セラミックコンデンサ素子を準備
    するステップと、 前記多層セラミックコンデンサ素子の内部電極に外部電
    極を接続すべき端面の周辺部をR=0.1mm以上の曲
    率半径に面取りするステップと、 前記面取りされた端面に、導電性金属粉末に対し未溶融
    ガラスフリットを22〜40重量%(ペースト内の無機
    成分の重量を基準にして)含有する下塗層用ペーストを
    塗布し、乾燥するステップと、 前記乾燥した下塗層の表面に導電性金属粉末に対し未溶
    融ガラスフリットを0重量%超7重量%以下(ペースト
    内の無機成分の重量を基準にして)含有する上塗層用ペ
    ーストを塗布し、乾燥するステップと、 前記乾燥下塗層及び上塗層を前記未溶融ガラスフリット
    粒子の表面のみが溶融し、内部は未溶融のままに維持で
    きる温度で焼付して2層構造外部電極を形成させるステ
    ップと、 前記形成外部電極の表面にメッキ層を形成するステップ
    とからなることを特徴とする多層セラミックチップ型コ
    ンデンサの製造方法。
  11. 【請求項11】 Rが0.13〜0.15mmの範囲内
    である請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 未溶融ガラスフリットはPbO,Si
    2,Al23,B23及びZnOからなる請求項10
    の方法。
  13. 【請求項13】 下塗層の焼付後の厚さは5〜20μm
    の範囲内であり、上塗層の焼付後の厚さは20〜100
    μmであり、下塗層よりも上塗層の方が厚い請求項10
    の方法。
  14. 【請求項14】 内部電極を有する多層セラミックコン
    デンサ素子と、導電性金属粉末とガラスフリットを含む
    ペーストを前記多層セラミックコンデンサ素子の両端面
    に焼付けることにより前記内部電極と電気的に接続され
    た外部電極と、該外部電極の表面に形成されたメッキ層
    とを有する多層セラミックチップ型コンデンサの製造方
    法において、 内部電極を有する多層セラミックコンデンサ素子を準備
    するステップと、 前記多層セラミックコンデンサ素子の内部電極に外部電
    極を接続すべき端面の周辺部をR=0.1mm以上の曲
    率半径に面取りするステップと、 前記面取りされた端面に、導電性金属粉末に対し未溶融
    ガラスフリットを22〜40重量%(ペースト内の無機
    成分の重量を基準にして)含有する下塗層用ペーストを
    塗布し、乾燥後、前記未溶融ガラスフリット粒子の表面
    のみが溶融し、内部は未溶融のままに維持できる温度で
    焼付して下塗層を形成するステップと、 前記焼付下塗層の表面に導電性金属粉末に対し未溶融ガ
    ラスフリットを0重量%超7重量%以下(ペースト内の
    無機成分の重量を基準にして)含有する上塗層用ペース
    トを塗布し、乾燥後、前記未溶融ガラスフリット粒子の
    表面のみが溶融し、内部は未溶融のままに維持でき、前
    記下塗層の焼付に使用された温度よりも低い温度で焼付
    して上塗層を形成すると共に、下塗層と上塗層とからな
    る2層構造外部電極を形成するステップと、 前記形成外部電極の表面にメッキ層を形成するステップ
    とからなることを特徴とする多層セラミックチップ型コ
    ンデンサの製造方法。
  15. 【請求項15】 Rが0.13〜0.15mmの範囲内
    である請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 未溶融ガラスフリットはPbO,Si
    2,Al23,B23及びZnOからなる請求項14
    の方法。
  17. 【請求項17】 下塗層の焼付後の厚さは5〜20μm
    の範囲内であり、上塗層の焼付後の厚さは20〜100
    μmであり、下塗層よりも上塗層の方が厚い請求項14
    の方法。
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