JP2018060875A - 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

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康弘 西坂
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Abstract

【課題】積層体内部への水分の侵入を抑制して、耐湿信頼性を向上させた積層セラミックコンデンサおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】積層セラミックコンデンサ10は、誘電体層12と内部電極13とが交互に複数積層された積層体11と、積層体11の表面に設けられた一対の外部電極14a、14bとを備える。積層体11は、厚み方向に相対する第1、第2の主面16a、16b、長さ方向に相対する第1、第2の端面15a、15b、および、幅方向に相対する第1、第2の側面17a、17bを有する。外部電極14a、14bは、端面15a、15b上に、それぞれの端面に引き出された内部電極13を覆うように配置された金属層141a、141bと、ガラスおよび金属を含み、金属層141a、141bを覆うように配置された焼付け層143a、143bと、焼付け層143a、143bを覆うように配置されためっき膜144a、144bとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、積層セラミックコンデンサおよびその製造方法に関し、詳しくは、誘電体層と内部電極とが交互に複数積層された積層体と、積層体の表面に設けられた外部電極とを備えた積層セラミックコンデンサおよびその製造方法に関する。
近年、電子機器の小型・軽量化にともない、小型で大容量の積層セラミックコンデンサが広く用いられている。そのような積層セラミックコンデンサとして、誘電体層と内部電極とが交互に複数積層された積層体と、内部電極と導通するように積層体の表面に設けられた一対の外部電極とを備えた積層セラミックコンデンサが知られている。
特許文献1には、積層セラミックコンデンサなどのチップ状電子部品の外部電極を形成する方法が記載されている。
特開2007−266208号公報
外部電極を備えた積層セラミックコンデンサにおいて、小型で大容量を実現するためには、外部電極の厚みを薄くすることが好ましい。しかしながら、外部電極の厚みを薄くすると、外部電極側から積層体の内部に水分が侵入して、絶縁抵抗が劣化し、耐湿信頼性が低下するという問題が生じる。
本発明は、上記課題を解決するものであり、外部電極側から積層体内部への水分の侵入を抑制することが可能で、耐湿信頼性の高い積層セラミックコンデンサおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の積層セラミックコンデンサは、
誘電体層と内部電極とが交互に複数積層された積層体と、
前記積層体の表面に設けられ、前記積層体の表面に引き出された前記内部電極と電気的に導通された一対の外部電極と、
を備え、
前記積層体は、前記誘電体層と前記内部電極の積層方向である厚み方向に相対する第1の主面および第2の主面と、前記一対の外部電極が対向する方向である長さ方向に相対し、前記外部電極が設けられている第1の端面および第2の端面と、前記厚み方向および前記長さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面とを有し、
前記外部電極は、
前記第1の端面および前記第2の端面上に、当該第1の端面に引き出された前記内部電極および当該第2の端面に引き出された前記内部電極を覆うように配置された金属層と、
ガラスおよび金属を含み、前記金属層を覆うように配置された焼付け層と、
前記焼付け層を覆うように配置されためっき膜と、
を備えることを特徴とする。
前記金属層は、Cu、Ni、Ag、Pd、および、Auからなる群より選ばれる少なくとも1つの金属を含んでいてもよい。
また、前記第1の端面および前記第2の端面上であって、前記金属層に隣接して当該金属層の周囲に配置されたガラス膜をさらに備えるようにしてもよい。
前記ガラス膜のガラス含有率は、前記金属層上に位置する前記焼付け層のガラス含有率よりも高い構成としてもよい。
本発明の積層セラミックコンデンサの製造方法は、
交互に積層された複数の誘電体層と複数の内部電極とを含み、前記誘電体層と前記内部電極の積層方向である厚み方向に相対する第1の主面および第2の主面と、前記厚み方向に直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、前記厚み方向および前記長さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面とを有する積層体を準備する工程と、
前記積層体の前記第1の端面および前記第2の端面上に、当該第1の端面に引き出された前記内部電極および当該第2の端面に引き出された前記内部電極を覆うように金属層を形成する工程と、
前記金属層を覆うように、ガラスおよび金属を含む導電性ペーストを付与する工程と、
前記導電性ペーストを焼き付けることによって焼付け層を形成する工程と、
前記焼付け層上に、めっき膜を形成する工程と、
を含む。
前記導電性ペーストには、ガラスが5体積%以上含まれていてもよい。
本発明によれば、積層体の端面に引き出された内部電極を覆うように金属層が配置され、さらに、金属層を覆うように、ガラスおよび金属を含む焼付け層が配置されているので、積層体の端面から積層体の内部に水分が侵入することを抑制して、耐湿信頼性を向上させることができる。
一実施の形態における積層セラミックコンデンサの斜視図である。 図1に示す積層セラミックコンデンサのII−II線に沿った断面図である。 図1に示す積層セラミックコンデンサのIII−III線に沿った断面図である。 図1に示す積層セラミックコンデンサのIV−IV線に沿った断面図である。 一実施の形態における積層セラミックコンデンサの製造方法を説明するためのフローチャートである。 金属層上に、焼付け層用の導電性ペーストを付与する方法を説明するための図である。
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに具体的に説明する。
図1は、一実施の形態における積層セラミックコンデンサ10の斜視図である。図2は、図1に示す積層セラミックコンデンサ10のII−II線に沿った断面図である。図3は、図1に示す積層セラミックコンデンサ10のIII−III線に沿った断面図である。図4は、図1に示す積層セラミックコンデンサ10のIV−IV線に沿った断面図である。なお、図4は、後述する金属層141bの上面で切断した場合の断面図である。
図1〜図4に示すように、積層セラミックコンデンサ10は、全体として直方体形状を有する電子部品であり、積層体11と一対の外部電極14(14a,14b)とを有している。一対の外部電極14(14a,14b)は、後述するように、積層体11の第1の端面15aと第2の端面15bに、互いに対向するように配置されている。
図2および図3に示すように、積層体11は、後述するように、交互に積層された誘電体層12(12a,12b)と、積層体11の第1の端面15a側に引き出された第1の内部電極13aおよび第2の端面15b側に引き出された第2の内部電極13bとを備える。すなわち、複数の誘電体層12と複数の内部電極13(13a,13b)とが交互に積層されて、積層体11が形成されている。
ここでは、一対の外部電極14が対向する方向を積層セラミックコンデンサ10の長さ方向と定義し、誘電体層12と内部電極13の積層方向を厚み方向と定義し、長さ方向および厚み方向のいずれの方向にも直交する方向を幅方向と定義する。
積層体11は、長さ方向に相対する第1の端面15aおよび第2の端面15bと、厚み方向に相対する第1の主面16aおよび第2の主面16bと、幅方向に相対する第1の側面17aおよび第2の側面17bとを有する。第1の端面15aには、外部電極14aが設けられており、第2の端面15bには、外部電極14bが設けられている。
積層体11は、角部および稜線部に丸みを帯びていることが好ましい。ここで、角部は、積層体11の3面が交わる部分であり、稜線部は、積層体11の2面が交わる部分である。
積層体11の寸法は、例えば、長さ方向の寸法が200μm以上2000μm以下、幅方向の寸法が100μm以上1000μm以下、厚み方向の寸法が100μm以上1000μm以下の大きさであることが好ましい。積層体11の寸法は、マイクロメータまたは光学顕微鏡で測定することができる。
図2および図3に示すように、誘電体層12は、外層部誘電体層12aと内層部誘電体層12bとを含む。外層部誘電体層12aは、積層体11の第1の主面16a側と第2の主面16b側、すなわち、積層体11の厚み方向の両外側に位置する誘電体層である。すなわち、外層部誘電体層12aは、第1の主面16aと第1の主面16aに最も近い第1の内部電極13aとの間、および、第2の主面16bと第2の主面16bに最も近い第2の内部電極13bとの間にそれぞれ位置する誘電体層である。
内層部誘電体層12bは、第1の内部電極13aと第2の内部電極13bとの間に位置する誘電体層である。
例えば、誘電体層12は、10枚以上1000枚以下であることが好ましい。この誘電体層12の総数には、外層部誘電体層12aの数を含んでいる。
誘電体層12のうち、第1の内部電極13aと第2の内部電極13bとの間に位置する内層部誘電体層12bの厚みは、例えば0.3μm以上5.0μm以下であることが好ましい。また、外層部誘電体層12aの厚みは、例えば10μm以上100μm以下であることが好ましい。
積層体11は、上述のように、第1の端面15a側に引き出された第1の内部電極13aと、第2の端面15b側に引き出された第2の内部電極13bとを備える。第1の内部電極13aと第2の内部電極13bは、厚み方向において、内層部誘電体層12bを介して交互に配置されている。
第1の内部電極13aは、第2の内部電極13bと対向する部分である対向電極部と、対向電極部から積層体11の第1の端面15aまで引き出された部分である引出電極部とを備えている。また、第2の内部電極13bは、第1の内部電極13aと対向する部分である対向電極部と、対向電極部から積層体11の第2の端面15bまで引き出された部分である引出電極部とを備えている。第1の内部電極13aの対向電極部と、第2の内部電極13bの対向電極部とが内層部誘電体層12bを介して対向することにより容量が形成され、これにより、コンデンサとして機能する。
第1の内部電極13aおよび第2の内部電極13bは、例えば、Ni、Cu、Ag、Pd、およびAuなどの金属、NiとCuの合金やAgとPdの合金などを含有している。第1の内部電極13aおよび第2の内部電極13bは、さらに誘電体層12に含まれるセラミックと同一組成系の誘電体粒子を含んでいてもよい。
第1の内部電極13aおよび第2の内部電極13bを含む内部電極13の枚数は、例えば、10枚以上1000枚以下であることが好ましい。
また、第1の内部電極13aおよび第2の内部電極13bの厚みは、0.3μm以上5.0μm以下であることが好ましい。特に、第1の内部電極13aおよび第2の内部電極13bの厚みが0.5μm以上である場合には、後述する金属層をめっきにより形成する場合に、めっき膜が成長しやすくなる。
また、内部電極13が誘電体層12を覆っている割合であるカバレッジは、30%以上であることが好ましい。
第1の内部電極13aおよび第2の内部電極13bの幅方向の端部から、積層体11の第1の側面17aまでの領域および第2の側面17bまでの領域である幅方向ギャップ部WGの幅方向における寸法は、5μm以上30μm以下であることが好ましい。
また、第1の内部電極13aの引出電極部とは逆側の先端から、積層体11の第2の端面15bまでの領域、および、第2の内部電極13bの引出電極部とは逆側の先端から、積層体11の第1の端面15aまでの領域である長さ方向ギャップ部LGの長さ方向における寸法は、5μm以上30μm以下であることが好ましい。
外部電極14aは、積層体11の第1の端面15aの全体に形成されているとともに、第1の端面15aから、第1の主面16a、第2の主面16b、第1の側面17a、および第2の側面17bに回り込むように形成されている。また、外部電極14bは、積層体11の第2の端面15bの全体に形成されているとともに、第2の端面15bから、第1の主面16a、第2の主面16b、第1の側面17a、および第2の側面17bに回り込むように形成されている。
一方の外部電極14aは、第1の内部電極13aと電気的に接続されており、他方の外部電極14bは、第2の内部電極13bと電気的に接続されている。
外部電極14aは、金属層141a、ガラス膜142a、焼付け層143a、およびめっき膜144aを備える。また、外部電極14bは、金属層141b、ガラス膜142b、焼付け層143b、およびめっき膜144bを備える。
金属層141aは、第1の端面15aに引き出された第1の内部電極13aを覆うように、第1の端面15a上に配置されている。また、金属層141bは、第2の端面15bに引き出された第2の内部電極13bを覆うように、第2の端面15b上に配置されている。
金属層141aを構成する金属の一部は、第1の内部電極13aに拡散している。また、第1の内部電極13aを構成する金属の一部は、金属層141aに拡散している。金属層141aの金属および第1の内部電極13aの金属が相互に拡散することによって、金属層141aと第1の内部電極13aとの間の接合度合いおよび固着力が高くなる。
同様に、金属層141bを構成する金属の一部は、第2の内部電極13bに拡散している。また、第2の内部電極13bを構成する金属の一部は、金属層141bに拡散している。金属層141bの金属および第2の内部電極13bの金属が相互に拡散することによって、金属層141bと第2の内部電極13bとの間の接合度合いおよび固着力が高くなる。
金属層141a、141bは、例えば、Cu、Ni、Ag、Pd、および、Au等からなる群より選ばれる少なくとも1つの金属を含む材料から形成されている。金属層141a、141bは、上述した少なくとも1つの金属を99重量%以上含む構造であってもよい。また、金属層141a、141bは、合金、例えば、CuとNiとの合金やAgとPdとの合金であってもよい。ただし、金属層141a、141bには、ガラスは含まれない。
金属層141a、141bは、例えばめっきにより形成することができる。金属層141a、141bがガラスを含まないことを確認することにより、または金属層141a、141bの結晶構造を確認することにより、金属層141a、141bがめっきであることを確認することができる。
金属層141a、141bがガラスを含まないことは、例えば、電界放出型波長分散X線分光器(FE−WDX:field emission wavelength-dispersive X-ray spectrometer)により、Siが検出されるか否かを調べることによって判断することができる。
また、金属層141a、141bの結晶構造の確認は、FIB−SIM像を分析することにより、行うことができる。すなわち、金属部分は、チャネリングコントラストを確認することができるが、ガラス部分はアモルファス構造であるため、チャネリングコントラストを確認することができず、黒く見える。
金属層141a、141bの厚みは、1μm以上10μm以下であることが好ましい。これは、金属層141a、141bの厚みが1μm未満の場合には、金属層141a、141bの連続性が低下して、固着力が低下すること、10μmを超える場合には、金属層141a、141b中の内部応力が増加して、固着力が低下することによる。
焼付け層143aは、ガラスおよび金属を含み、金属層141aを覆うように配置されている。また、焼付け層143bは、ガラスおよび金属を含み、金属層141bを覆うように配置されている。
焼付け層143a、143bは、ガラスおよび金属を含む導電性ペーストを付与して焼き付けることによって形成される。焼き付けは、積層体11の焼成と同時に行ってもよいし、積層体11の焼成後に行ってもよい。
焼付け層143a、143bに含まれる金属は、例えば、Cu、Ni、Ag、Pd、Au等からなる群より選ばれる少なくとも1つである。焼付け層143a、143bは、1層であってもよいし、複数層であってもよい。
焼付け層143a、143bの厚み、より詳細には、最も厚い部分の厚みは、3μm以上30μm以下であることが好ましい。
図2および図4に示すように、金属層141bの周囲には、金属層141bと隣接して金属層141bを取り囲むように、ガラス膜142bが配置されている。金属層141bと隣接して金属層141bを取り囲むようにガラス膜142bが配置されていることにより、金属層141bの周囲から誘電体層12と内部電極13との界面への水分の侵入を防ぐことができる。
同様に、金属層141aの周囲には、金属層141aと隣接して金属層141aを取り囲むように、ガラス膜142aが配置されている。金属層141aと隣接して金属層141aを取り囲むようにガラス膜142aが配置されていることにより、金属層141aの周囲から誘電体層12と内部電極13との界面への水分の侵入を防ぐことができる。
ガラス膜142a、142bは、焼付け層143a、143bの形成過程において、焼付け層143a、143bを形成するための導電性ペーストに含まれるガラスが誘電体層12の界面へと移動することによって形成される。ガラス膜142a、142bは、ガラスだけで形成されている必要はなく、ガラスの他に、金属などの他の成分を含んでいてもよいが、ガラス含有率が高い方が好ましい。
ガラス膜142aのガラス含有率は、金属層141a上に位置する焼付け層143aのガラス含有率よりも高い。同様に、ガラス膜142bのガラス含有率は、金属層141b上に位置する焼付け層143bのガラス含有率よりも高い。
耐湿性確保のため、積層体11の第1の端面15a上の領域において、金属層141aを除く周囲部の面積のうち、ガラス膜142aが配置されている領域の面積は、10%以上であることが好ましい。同様に、積層体11の第2の端面15b上の領域において、金属層141bを除く周囲部の面積のうち、ガラス膜142bが配置されている領域の面積は、10%以上であることが好ましい。すなわち、積層体11の端面15a、15bにおいて、金属層141a、141bを除く周囲部の面積のうち、ガラス膜142a、142bが配置されている領域の面積が10%未満になると、耐湿性が低下する可能性がある。
積層体11の第1の端面15aにガラス膜142aが存在するか否か、および、第2の端面15bにガラス膜142bが存在するか否かは、以下の方法により判断することができる。まず、積層セラミックコンデンサ10を積層体11の長さ方向の端面15aまたは15bから研磨して、金属層141a、141bが露出すると、研磨をやめる。その状態で、端面部を電界放出型波長分散X線分光器(FE−WDX)による元素マッピングにより、Siが存在するか否かを調べることによって、ガラス膜142a、142bの有無を判断する。
めっき膜144aは、焼付け層143aを覆うように配置されている。また、めっき膜144bは、焼付け層143bを覆うように配置されている。
めっき膜144a、144bは、例えば、Cu、Ni、Ag、Pd、Au等の金属のうちの少なくとも1つを含む材料や、AgとPdの合金等の材料から形成されている。めっき膜144a、144bには、ガラスは含まれない。めっき膜144a、144bは、1層であってもよいし、複数層であってもよい。
本実施形態では、めっき膜144a、144bは、下層めっき膜と、下層めっき膜の上に形成される上層めっき膜とにより構成されている。下層めっき膜は、例えば、Cu、Ni、Ag、Pd、AgとPdの合金、Auのうちの少なくとも1つの金属を含むめっき膜であり、上層めっき膜は、例えばSnめっき膜である。上層めっき膜をSnめっき膜とすることにより、積層セラミックコンデンサ10を実装する際のはんだの濡れ性を向上させて、容易に実装することが可能となる。上層めっき膜の厚みは、例えば1μm以上10μm以下であることが好ましい。
上述した積層体11と外部電極14とを備える積層セラミックコンデンサ10の長さ方向の寸法Lは0.2mm以上2.0mm以下、幅方向の寸法Wは0.1mm以上1.2mm以下、厚み方向の寸法Tは0.1mm以上1.2mm以下の大きさであることが好ましい。
本実施形態の積層セラミックコンデンサ10では、積層体11の第1の端面15aに引き出された第1の内部電極13aを覆うように金属層141aが配置され、さらに、金属層141aを覆うように、ガラスおよび金属を含む焼付け層143aが配置されている。また、積層体11の第2の端面15bに引き出された第2の内部電極13bを覆うように金属層141bが配置され、さらに、金属層141bを覆うように、ガラスおよび金属を含む焼付け層143bが配置されている。これにより、外部電極14の厚みを薄くした場合でも、積層体11の端面15a、15b側から積層体11の内部に水分が侵入することを抑制して、耐湿信頼性を向上させることができる。また、外部電極14の厚みを薄くすることができるので、小型で大容量の積層セラミックコンデンサ10を提供することができる。
特に、本実施形態の積層セラミックコンデンサ10では、積層体11の第1の端面15a上であって、金属層141aに隣接して当該金属層141aの周囲にガラス膜142aが配置され、積層体11の第2の端面15b上であって、金属層141bに隣接して当該金属層141bの周囲にガラス膜142bが配置されている。これにより、金属層141a、141bの周囲から積層体11の内部へと水分が侵入することを防ぐことができる。
<積層セラミックコンデンサの製造方法>
図5は、一実施の形態における積層セラミックコンデンサ10の製造方法を説明するためのフローチャートである。
まず初めに、誘電体層用のセラミックグリーンシートおよび内部電極用の導電性ペーストを準備する(ステップS1、S2)。セラミックグリーンシートや内部電極用の導電性ペーストには、バインダおよび溶剤が含まれるが、これは公知の有機バインダや有機溶剤を用いることができる。
続いて、セラミックグリーンシート上に、例えば、スクリーン印刷やグラビア印刷などにより、所定のパターンで内部電極用の導電性ペーストを印刷し、内部電極パターンを形成する(ステップS3)。
その後、内部電極パターンが形成されていない外層用のセラミックグリーンシートを所定枚数積層し、その上に内部電極パターンが印刷されたセラミックグリーンシートを順次積層し、その上に外層用のセラミックグリーンシートを所定枚数積層することによって、積層シートを作製する(ステップS4)。
続いて、作製した積層シートを静水圧プレスなどの手段によって積層方向にプレスして、積層ブロックを作製する(ステップS5)。そして、作製した積層ブロックを所定のサイズにカットして、積層チップを切り出す(ステップS6)。その後、バレル研磨などにより、積層チップの角部および稜線部に丸みをつける(ステップS7)。
その後、積層チップを焼成して、焼成後の積層体を得る(ステップS8)。
上述したステップS1〜S8の工程により、外部電極を形成する前の積層体を準備する。
続いて、焼成後の積層体の端面に金属層を形成する(ステップS9)。より具体的には、積層体の端面に引き出された内部電極を覆うように、積層体の端面上に金属層を形成する。
ここでは、金属層がCuを99重量%以上含む層であるものとして説明する。Cuが99重量%以上含まれているか否かは、例えば、積層体の端面を波長分散X線分光器(WDX)により観察し、視野内のCuが99重量%の純度で検出されるか否かによって確認することができる。
金属層は、例えば、めっきにより形成することができる。金属層をめっきにより形成する場合には、積層体がめっき液になじむように、めっき処理の前に親水処理を施しておくことが好ましい。
めっきは、電解めっきおよび無電解めっきのうちのどちらを採用してもよい。ただし、無電解めっきは、めっき析出速度を向上させるために、触媒添加などの前処理が必要となり、工程が複雑化する。したがって、通常は、電解めっきを採用することが好ましい。また、めっき工法としては、バレルめっきを用いることが好ましい。
特に、誘電体層が1μm以下の場合には、積層体の端面に露出している内部電極を起点にめっきが成長するために、めっき膜がつながりやすく、めっき膜の連続性が高くなる。
また、金属層は、Cuおよびバインダを含むシート状の導電体シートを、積層体の端面に貼り付けることによって形成してもよい。導電体シートを貼り付けることによって金属層を形成する場合には、上述したバレル研磨の前に行うこともできる。バレル研磨の前であれば、積層体の角部および稜線部が鋭利であるため、導電体シートを打ち抜いて積層体に貼り付けることが容易になる。
また、金属層は、積層体の端面に、Cuを含む導電性ペーストをスクリーン印刷することによって形成してもよい。スクリーン印刷を行う場合には、積層体の端面に直接印刷するので、端面に引き出された内部電極との位置合わせが容易となる。また、スクリーン印刷後に、余剰になった導電性ペーストの回収が容易であり、導電性ペーストの使用効率が向上するため、コスト的に有利である。ただし、導電性ペーストとしては、ガラス成分を含有しないものを用いることが必要である。
続いて、金属層を覆うように、焼付け層用の導電性ペーストを付与する(ステップS10)。焼付け層用の導電性ペーストには、Cuを含む金属粒子、およびSi−B−Ba系ガラスが含まれる。
金属層を覆うように焼付け層用の導電性ペーストを付与する詳しい方法について、図6を参照しながら説明する。まず、金属層141(141a、141b)が形成された積層体11の一方端面を、粘着剤62を介して保持プレート61に粘着させる。複数の積層体11に対して同時に焼付け層用の導電性ペーストを付与する場合には、図6に示すように、複数の積層体11の一方端面を、粘着剤62を介して保持プレート61に粘着させるようにしてもよい。
続いて、積層体11が粘着された保持プレート61を、導電性ペーストからなるペースト層63が表面に形成されたベースプレート64に近接させて、積層体11の他方端面をペースト層63に浸漬する。図6では、保持プレート61とは反対側における積層体11の端面に、ペースト層63の導電性ペースト630が付与された状態を示している。
導電性ペーストの付与後に、余剰の導電性ペーストを拭き取るようにしてもよい。また、積層体11の側面への過剰な濡れ上がりを防止するため、導電性ペーストの付与を望まない領域に対して撥油処理を施しておくことが好ましい。
積層体11の端面に付与された導電性ペーストを乾燥させた後、同様の方法により、導電性ペーストが付与されていない積層体11の端面にも、導電性ペーストを付与する。
そして、積層体11の端面に付与された導電性ペーストを乾燥させた後(ステップS11)、700℃以上900℃以下の温度で焼付けを行う(ステップS12)。これにより、図2〜図4に示す焼付け層143a、143bが形成される。また、焼付け層用の導電性ペーストに含まれるガラスは、セラミック界面側に移動し、図2に示すガラス膜142a、142bが形成される。
このとき、酸化雰囲気下で焼付けを行うことが好ましい。焼付け層用の導電性ペーストに含まれているガラスは酸化物である誘電体セラミックに引き寄せられる傾向があるので、酸化雰囲気下で焼付けを行うことにより、金属層の周囲の誘電体セラミック上に、金属層と隣接するようにガラスが析出しやすくなる。
その後、焼付け層の上にめっき膜を形成する(ステップS13)。めっき膜を形成するため、例えば、焼付け層を覆うようにNiめっきを施し、さらにその上にSnめっきを施す。めっき膜の厚みは、例えば、1μm以上7μm以下であることが好ましい。
(耐湿試験例)
耐湿試験を行うために、長さ方向の寸法Lが0.6mm、幅方向の寸法Wが0.3mm、厚み方向の寸法Tが0.3mmで、容量が2.2μFの積層セラミックコンデンサ10を用意した。
この積層セラミックコンデンサ10の内層部誘電体層12bの厚みは、0.65μm、内部電極13の厚みは、0.43μm、内部電極13の枚数は、280枚である。また、金属層141a、141bの厚みは、5μmであり、Cuを99重量%以上の割合で含む。
耐湿試験を行うため、表1に示すように、種類の異なる焼付け層用の導電性ペーストを用いて製造した4種類の積層セラミックコンデンサを用意した。表1において、*が付されている試料番号1の積層セラミックコンデンサは、焼付け層用の導電性ペーストにガラスが含まれておらず、本発明の要件を満たさない比較例の試料である。この比較例の試料では、焼付け層用の導電性ペーストにガラスが含まれていないため、製造後の積層セラミックコンデンサに、図2に示すようなガラス膜142a、142bは形成されていない。
一方、表1において、*が付されていない試料番号2〜4の積層セラミックコンデンサは、焼付け層用の導電性ペーストに含まれているガラスの割合がそれぞれ、5体積%、15体積%、25体積%であり、本発明の要件を満たす試料である。この試料番号2〜4の積層セラミックコンデンサでは、図2に示すようなガラス膜142a、142bが形成されている。
Figure 2018060875
試料番号2〜4の積層セラミックコンデンサを製造するために用いた焼付け層用の導電性ペーストとしては、粒径が3μmのCu粒子、および粒径が2μmであるSi−B−Ba系ガラス粉を含むものを用いた。
耐湿信頼性試験は、125℃および95%RHの環境下で、各試料に3.2Vの電圧を72時間印加して行った。そして、評価試験開始直後の絶縁抵抗(IR)の対数値(log IR)から、2桁以上低くなった試料をIR劣化と判定した。ここでは、試料番号1〜4の試料をそれぞれ10個用意して耐湿信頼性試験を行い、IR劣化が発生した数を確認した。
表1に示すように、本発明の要件を満たす試料番号2〜4の積層セラミックコンデンサでは、IR劣化が1つも発生しなかった。すなわち、この耐湿試験によれば、積層セラミックコンデンサを製造するために用いた焼付け層用の導電性ペーストに含まれているガラスの割合が5体積%以上であれば、IR劣化は発生しなかった。
一方、焼付け層用の導電性ペーストにガラスが含まれておらず、図2に示すようなガラス膜142a、142bが形成されていない比較例の積層セラミックコンデンサ(試料番号1の試料)では、10個中3個、IR劣化が発生した。このIR劣化は、積層体の端面から積層体の内部に水分が侵入したことによるものと考えられる。
すなわち、積層体11の端面15a、15bに引き出された内部電極13を覆うように金属層141a、141bが配置され、さらに、金属層141a、141bを覆うように、ガラスおよび金属を含む焼付け層143a、143bが配置されている本実施形態の積層セラミックコンデンサ10では、積層体11の端面15a、15bから積層体11の内部への水分の侵入を抑制して、耐湿信頼性を向上させることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
10 積層セラミックコンデンサ
11 積層体
12a 外層部誘電体層
12b 内層部誘電体層
13a 第1の内部電極
13b 第2の内部電極
14(14a,14b) 外部電極
15a 第1の端面
15b 第2の端面
16a 第1の主面
16b 第2の主面
17a 第1の側面
17b 第2の側面
141a、141b 金属層
142a、142b ガラス膜
143a、143b 焼付け層
144a、144b めっき膜

Claims (6)

  1. 誘電体層と内部電極とが交互に複数積層された積層体と、
    前記積層体の表面に設けられ、前記積層体の表面に引き出された前記内部電極と電気的に導通された一対の外部電極と、
    を備え、
    前記積層体は、前記誘電体層と前記内部電極の積層方向である厚み方向に相対する第1の主面および第2の主面と、前記一対の外部電極が対向する方向である長さ方向に相対し、前記外部電極が設けられている第1の端面および第2の端面と、前記厚み方向および前記長さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面とを有し、
    前記外部電極は、
    前記第1の端面および前記第2の端面上に、当該第1の端面に引き出された前記内部電極および当該第2の端面に引き出された前記内部電極を覆うように配置された金属層と、
    ガラスおよび金属を含み、前記金属層を覆うように配置された焼付け層と、
    前記焼付け層を覆うように配置されためっき膜と、
    を備えることを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記金属層は、Cu、Ni、Ag、Pd、および、Auからなる群より選ばれる少なくとも1つの金属を含むことを特徴とする請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記第1の端面および前記第2の端面上であって、前記金属層に隣接して当該金属層の周囲に配置されたガラス膜をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記ガラス膜のガラス含有率は、前記金属層上に位置する前記焼付け層のガラス含有率よりも高いことを特徴とする請求項3に記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 交互に積層された複数の誘電体層と複数の内部電極とを含み、前記誘電体層と前記内部電極の積層方向である厚み方向に相対する第1の主面および第2の主面と、前記厚み方向に直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、前記厚み方向および前記長さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面とを有する積層体を準備する工程と、
    前記積層体の前記第1の端面および前記第2の端面上に、当該第1の端面に引き出された前記内部電極および当該第2の端面に引き出された前記内部電極を覆うように金属層を形成する工程と、
    前記金属層を覆うように、ガラスおよび金属を含む導電性ペーストを付与する工程と、
    前記導電性ペーストを焼き付けることによって焼付け層を形成する工程と、
    前記焼付け層上に、めっき膜を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする積層セラミックコンデンサの製造方法。
  6. 前記導電性ペーストには、ガラスが5体積%以上含まれていることを特徴とする請求項5に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
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