JPH07249294A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH07249294A
JPH07249294A JP4093594A JP4093594A JPH07249294A JP H07249294 A JPH07249294 A JP H07249294A JP 4093594 A JP4093594 A JP 4093594A JP 4093594 A JP4093594 A JP 4093594A JP H07249294 A JPH07249294 A JP H07249294A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】EEPROMにおける最適値を有するデータ書
き込み用および消去用の電圧をチップ内でほぼ自動的か
つ安定に発生でき、製造後におけるデータ書き込み用お
よび消去用の電圧の設定・検査などに要する時間の短縮
を図る。 【構成】メモリセルに対するデータの書き込みあるいは
消去を行った後にブリファイ読み出しを行う一連の制御
を、書き込みあるいは消去が正しく行われるまで必要に
応じて繰り返した場合の一連の制御の実行回数を表わす
検証回数データを保持する回路86と、この検証回数デー
タを予め設定された設定回数データと比較し、比較結果
に応じて制御データにより書き込み電圧あるいは消去電
圧用の昇圧回路の出力電圧を変化させると共にその制御
データを不揮発的に記憶する回路87、77、55、54、17と
を具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリセルを含み、特に
データ書き込み用、消去用の高電圧を安定に発生する回
路を含む半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】EEPROMの中で高集積化が可能なも
のとして、メモリセルを複数個直列接続したNANDセ
ル型のEEPROMが知られている。このEEPROM
において、一つのメモリセルは図11に示すように、半
導体基板90にソース91とドレイン92を形成し、さらに基
板90上に絶縁膜を介して浮遊ゲート93と制御ゲート94を
積層したMOSFET構造を有する。そして、図12に
示すように、複数個のメモリセル95が隣接するもの同士
でそのソース、ドレインを共用する形で直列接続されて
NANDセルを構成する。NANDセルの一端側ドレイ
ンは選択ゲート96を介してビット線BLに接続され、他
端側ソースはやはり選択ゲート97を介して共通ソース線
Sに接続される。そして、このようなメモリセルが複数
個マトリクス状に配列されてEEPROMが構成され、
各メモリセルの制御ゲートは行方向に連続的に配設され
てワード線WLとなる。
【0003】次に、このようなNANDセル型のEEP
ROMにおける従来のデータの書き込み、消去、データ
の読み出しの動作について説明する。NANDセルに対
するデータの書き込みは、ビット線BLから遠い方のメ
モリセルから順次行われる。NANDセルのメモリセル
が例えばnチャネルの場合を説明すると、選択されたメ
モリセルの制御ゲートには昇圧された書き込み電圧VPP
(20V程度)が印加され、この選択されたメモリセルよ
りビット線側にある非選択メモリセルの制御ゲート及び
選択ゲートには中間電圧VM (10V程度)が印加され、
ビット線BLにはデータに応じて0V(例えばデータ
“0”)または中間電圧VM (例えばデータ“1”)が
印加される。この時、ビット線BLの電圧は非選択メモ
リセルを転送されて選択メモリセルのドレインまで伝わ
る。書き込みデータが“0”の時は、選択メモリセルの
浮遊ゲート93とドレイン92との間に高電界が加わり、こ
のドレイン92から選択メモリセルの浮遊ゲート93に電子
がトンネル注入され、選択メモリセルの閾値が正方向に
移動する。書き込みデータが“1”の時には選択メモリ
セルの閾値は変化しない。
【0004】NANDセルに対するデータの消去は、N
ANDセル内の全てのメモリセルに対して同時に行われ
る。即ち、全てのメモリセルの制御ゲート94、全ての選
択ゲート96、97のゲートに0Vが印加され、図示しない
p型ウェル及びn型基板に対し昇圧された消去電圧VE
(20V程度)が印加される。これにより全てのメモリセ
ルにおいて浮遊ゲート93の電子がp型ウェルに放出さ
れ、閾値が負方向に移動する。
【0005】NANDセルに対するデータの読み出し
は、選択されたメモリセルの制御ゲート94に0Vの基準
電圧が印加され、それ以外のメモリセルの制御ゲート94
及び選択ゲート96、97のゲートには電源電圧Vcc(例え
ば 3.3V)が印加され、選択メモリセルで電流が流れる
か否かが図示しないセンスアンプにより検出されること
により行われる。
【0006】ところで、NANDセル型のEEPROM
において、上記のような書き込み電圧VPP、中間電圧V
M 及び消去電圧VE はそれぞれ、電源電圧Vcc( 3.3
V)を昇圧して高電圧を得る高電圧発生回路によって形
成される。この高電圧発生回路は、従来、図13に示す
ように、多段縦続接続された偶数個のチャージポンプ回
路 101からなる昇圧回路 102と、この昇圧回路 102内の
最終段のチャージポンプ回路に接続された電圧制限回路
103とから構成されている。
【0007】上記各チャージポンプ回路 101はそれぞ
れ、ソース、ドレイン間の一端及びゲートが 3.3Vの電
源電圧Vccに接続されたMOSFET 104と、このMO
SFET 104のソース、ドレイン間の他端にソース、ド
レイン間の一端及びゲートが接続されたMOSFET 1
05と、上記MOSFET 104のソース、ドレイン間の他
端に一端が接続されたキャパシタ 106とから構成されて
おり、前段のMOSFET 105のソース、ドレイン間の
他端が次段のMOSFET105 のソース、ドレイン間の
一端に接続されることにより、複数個のチャージポンプ
回路 101が縦続接続されている。また、各チャージポン
プ回路 101内のキャパシタ 106の他端には、リングオシ
レータなどの発振回路で得られる図14に示すような2
相のクロック信号φ1、φ2が交互に供給されている。
【0008】上記電圧制限回路 103は、直列接続された
複数個(この例では2個)のツェナーダイオード 107で
構成されている。ここで、ツェナーダイオード1個当た
りのツェナーブレークダウン電圧VZ が例えば10Vであ
るとすれば、電圧制限回路103 の制限電圧は、図18の
ようにツェナーダイオードが2個設けられている場合に
はVPP及び消去電圧VE 用の20Vとなり、1個の場合に
は中間電圧VM 用の10Vになる。
【0009】ところで、上記のようなNANDセル型の
EEPROMにおいて、データの書き込みを行う場合
に、使用される書き込み電圧VPPが高い程、データの書
き込みに要する時間を短くすることができる。しかし、
従来ではこの電圧をむやみに高くすることができず、上
限があった。その理由は次の通りである。
【0010】もし、データの書き込み時にVPPを高くし
すぎ、NANDセルで直列接続された複数個のメモリセ
ルの途中のメモリセルの閾値が正方向に移動し過ぎる
と、データの読み出し時に、このメモリセルが非選択メ
モリセルであり、その制御ゲートに 3.3Vの電源電圧が
印加された時でもこの非選択メモリセルがオン状態には
ならず、選択メモリセルからのデータ読み出しが行えな
くなるという不都合が生じる。即ち、書き込み電圧VPP
を高くしすぎると、データの書き込み時にオーバーライ
トが生じる。
【0011】このようなオーバーライトは外部の温度変
動によっても生じる。即ち、上記図18のような構成の
高電圧発生回路において、ある温度の下では正規の書き
込み電圧である20Vが得られていても、外部の温度が変
動してツェナーダイオード107 のツェナーブレークダウ
ン電圧が上昇すると、VPPの値も上昇する。従って、書
き込み電圧VPPが20Vの時に例えば 100μ秒の書き込み
時間で正規の閾値の移動量が得られていたものが、VPP
が23Vに上昇することによって 100μ秒の書き込み時間
では閾値の移動量が大きくなってしまう。
【0012】このようなオーバーライトの問題を解決す
るために、インテリジェントライト方式が開発された。
この方式は、書き込み電圧VPPを小刻みに上昇させてデ
ータの書き込みを複数回に分けて行うものであり、デー
タの書き込み及び書き込み後の読み出し動作を繰り返し
行うものである。そして読み出されたデータが書き込み
データと等しくなった時に書き込み動作を終了させる。
【0013】一方、上記のようなNANDセル型のEE
PROMにおいて、書き込み電圧VPPや消去電圧VE を
最適値に設定することが困難であった。即ち、EEPR
OMの製造時におけるメモリセルのトンネル酸化膜厚
や、浮遊ゲート・制御ゲート間の層間絶縁膜の加工のバ
ラツキ、あるいは、メモリセルトランジスタの加工バラ
ツキ等によって、書き込み・消去時におけるトンネル酸
化膜と層間絶縁膜との容量結合比が変動するので、書き
込み電圧VPPや消去電圧VE の最適値は製造ロット毎、
半導体ウェハ毎、さらには、半導体チップ毎に異なった
状態となる。このようなVPPやVE の最適値の設定が困
難になるという問題は、今後、メモリセルの微細化が進
むにつれてますます顕著になるものと予想される。
【0014】なお、本願発明者らは、既に、VPPやVE
の安定化を図るためにVPPやVE の温度依存性を抑制し
得る回路とか、EEPROMの製造後に外部からVPPや
VEを調整し得る回路を提案したが、これらの提案は前
記したような問題を解決するには必ずしも十分ではな
い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、最適値を有するデータ書き
込み用および消去用の電圧をチップ内でほぼ自動的かつ
安定に発生でき、製造後におけるデータ書き込み用およ
び消去用の電圧の設定・検査などに要する時間の短縮を
図ることができ、必要に応じてデータ書き込み用および
消去用の電圧値を容易に変更し得る半導体集積回路装置
を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体集積
回路装置は、電源電圧を昇圧する昇圧手段と、上記昇圧
手段の出力端に接続され、上記昇圧手段の出力電圧を任
意の値に設定する電圧設定手段と、浮遊ゲート及び制御
ゲートを有するMOSFETからなり、上記電圧設定手
段により設定された電圧が用いられることによりデータ
の書き込みあるいは消去が行われるメモリセルと、上記
メモリセルに対するデータの書き込みあるいは消去を行
った後に上記メモリセルの記憶データの読み出しを行う
ことにより前記データの書き込みあるいは消去が正しく
行われているか否かを検証する一連の制御を行い、この
一連の制御を上記書き込みあるいは消去が正しく行われ
るまで必要に応じて繰り返し、上記一連の制御の実行回
数を表わす検証回数データを保持する検証制御手段と、
この検証制御手段で保持された検証回数データを予め設
定された所定の回数を表わす設定回数データと比較し、
比較結果に応じて前記電圧設定手段を制御することによ
り前記昇圧手段の出力電圧を変化させる電圧制御手段
と、この電圧制御手段により前記電圧設定手段を制御す
るための制御データを不揮発的に記憶する記憶手段とを
具備したことを特徴とする。
【0017】第2の発明の半導体集積回路装置は、電源
電圧を昇圧する昇圧手段と、上記昇圧手段の出力端に一
端が接続され、上記昇圧手段の出力電圧を一定値に制限
する電圧制限手段と、上記電圧制限手段の他端に接続さ
れ、この電圧制限手段の他端の電圧を任意に設定する電
圧設定手段と、それぞれ浮遊ゲート及び制御ゲートを有
する複数のMOSFETが直列接続されて構成されたN
AND型メモリセルと、上記メモリセルの各制御ゲート
に接続されたワード線と、上記上記昇圧手段の出力端に
接続され、この出力端に発生する電圧をアドレス入力に
応じて上記ワード線に選択的に供給制御するアドレスデ
コード手段とを具備したことを特徴とする。 第3の発
明の半導体集積回路装置は、電源電圧を昇圧し、所定の
中間電位を発生する中間電位発生手段と、上記中間電位
発生手段の出力電圧を制御データに基づいて任意の値に
設定する電圧設定手段と、この電圧設定手段に、装置外
部から与えられる制御データまたは装置内部に不揮発的
に記憶された制御データを選択的に供給する選択手段
と、浮遊ゲート及び制御ゲートを有するMOSFETか
らなるメモリセルが行列状に配列されたメモリセルアレ
イと、このメモリセルアレイのメモリセルを選択制御す
るための複数のワード線と、上記メモリセルアレイのメ
モリセルとの間でデータの授受を行うための複数のビッ
ト線とを具備し、上記メモリセルアレイに対するデータ
の書き込み時あるいは読み出し時に所定のビット線ある
いはワード線に前記中間電位発生手段の出力電圧が供給
されることを特徴とする。
【0018】
【作用】第1の発明の半導体集積回路装置によれば、メ
モリセルに対するデータの書き込みあるいは消去を行っ
た後に上記メモリセルの記憶データの読み出しを行うこ
とによりデータの書き込みあるいは消去が正しく行われ
ているか否かを検証する一連の制御を行い、この一連の
制御を書き込みあるいは消去が正しく行われるまで必要
に応じて繰り返し、一連の制御の実行回数(検証回数)
を保持する。
【0019】そして、上記検証回数を所定の設定回数と
比較し、比較結果に応じて電圧設定手段を制御するため
の制御データを設定して上記昇圧手段の出力電圧(書き
込み電圧あるいは消去電圧)が最適値となるように自動
的に調整制御すると共に、この制御データを不揮発性記
憶手段に記憶しておく。この場合、検証回数が設定回数
より多いと、書き込みあるいは消去の能力を高くするた
めに前記昇圧手段の出力電圧が高くなるように制御し、
検証回数が設定回数より少ないと、書き込みあるいは消
去の能力を低くするために前記昇圧手段の出力電圧が低
くなるように制御することにより、昇圧手段の出力電圧
が最適値となるように自動的に調整することが可能とな
る。以後は、この記憶した制御データに基づいて書き込
み電圧あるいは消去電圧を自動的な最適値に設定するこ
とができるので、製造後における書き込み電圧あるいは
消去電圧の調整・検査などに要する時間の短縮を図るこ
とが可能となる。
【0020】また、必要に応じて回数比較結果と制御デ
ータ設定値との対応関係を変更することにより、書き込
み電圧あるいは消去電圧の値を容易に変更することが可
能となる。
【0021】第2の発明の半導体集積回路装置によれ
ば、第1の発明の半導体集積回路装置における昇圧手段
の出力電圧がNAND型メモリセルのワード線に供給さ
れることにより、NAND型メモリセルにおけるデータ
の書き込みの際にワード線電圧の値の最適化が図られ
る。
【0022】第3の発明の半導体集積回路装置によれ
ば、メモリセルアレイに対するデータの書き込み時に、
書き込みが行われないビット線および選択されないワー
ド線に供給される中間電位を最適値に設定することが可
能になる。または、上記メモリセルアレイに対するデー
タの読み出し時に、選択されないワード線に供給される
中間電位を最適値に設定することが可能になる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。図1はこの発明をNANDセル型のEEP
ROMに実施したこの発明の第1の実施例の構成を示す
回路図である。
【0024】図1において、メモリセルアレイ10は、図
12を参照して前述したように、それぞれ浮遊ゲートと
制御ゲートを有するNチャネルのMOSFETからなる
メモリセル11が複数個直列に接続されてなるNANDセ
ルと、このNANDセルの両端側に直列に接続されたN
チャネルのMOSFETからなる2個の選択ゲート12と
が、全体として行列状に配列されて形成されている。
【0025】複数のワード線WLは、同一行のメモリセ
ル11の各制御ゲートに共通に1本づつ接続され、各NA
NDセルの一端側ドレインに接続された選択ゲート12は
ビット線BLに、各NANDセルの他端側ソースに接続
された選択ゲート12は共通ソース線Sに接続されてい
る。
【0026】アドレスデコード回路13は、入力アドレス
信号をデコードするデコーダ14と、このデコーダ14の出
力に従って上記ワード線WLに所定の電圧を供給するワ
ード線ドライバ15とから構成されており、データの書き
込み時、消去時及びデータの読み出し時にそれぞれアド
レス信号に基づいて前記複数のワード線WLを選択駆動
する。
【0027】上記ワード線ドライバ15には、例えば 3.3
Vの電源電圧Vcc及び0Vの基準電圧のほかに、例えば
20Vの書き込み電圧VPP、例えば22Vの消去電圧VE 、
例えば10Vの中間電圧VM 、データの読み出し時に非選
択メモリセルの制御ゲートに印加するための低い中間電
位(例えば 4V)の読み出し電圧VREが供給される。ビ
ット線ドライバ16は、電源電圧Vcc及び中間電圧VM が
供給される。
【0028】4個の高電圧発生回路17、17a 、18及び18
a は、それぞれ対応して前記書き込み電圧VPP、消去電
圧VE 、中間電圧VM 、読み出し電圧VREを発生するも
のであり、これらはほぼ同様に構成されている。
【0029】ここで、上記4個の高電圧発生回路のうち
書き込み電圧VPP発生用の高電圧発生回路17を代表的に
説明する。この書き込み電圧VPP発生用の高電圧発生回
路17は、リングオシレータ19、昇圧回路20、電圧制限回
路21及び電圧設定回路22とから構成されている。
【0030】上記昇圧回路20は、電源電圧Vccを昇圧し
て高電圧を得るものであり、例えば図13を参照して前
述したようにチャージポンプ回路を用いて構成されてい
る。上記リングオシレータ19は、所定周期で発振し、上
記昇圧回路20で使用される2相のクロック信号φ1、φ
2(図14参照)をそれぞれ発生する。
【0031】上記昇圧回路20の出力端には電圧制限回路
21の一端が接続されており、昇圧回路20で得られた高電
圧は電圧制限回路21によって一定値に制限される。ま
た、電圧制限回路21の他端には電圧設定回路22が接続さ
れており、この電圧設定回路22によって電圧制限回路21
の他端の電圧が任意に設定される。これにより、書き込
み電圧VPPの値が自由に変えられるようになっている。
【0032】図2は、図1中の書き込み電圧VPP発生用
の高電圧発生回路17内の電圧制限回路21及び電圧設定回
路22の詳細な構成を示す回路図である。電圧制限回路21
は、各カソードが上記昇圧回路20の出力端側に向いた状
態(逆方向の向き)で直列接続された3個のツェナーダ
イオード23で構成されている。なお、各ツェナーダイオ
ード23のツェナーブレークダウン電圧VZ は、その温度
特性がほとんど無い例えば5V近傍の値に設定されてい
る。このVZ の値は、望ましくは4ないし7Vの範囲の
値に設定される。従って、この電圧制限回路21における
ツェナーブレークダウン電圧は15V程度である。
【0033】電圧設定回路22は、電圧発生回路24、電圧
比較回路25、参照用電圧発生回路26及び電圧降下用のN
チャネルのMOSFET27とから構成されている。上記
電圧発生回路24は、上記電圧制限回路21の他端と0Vの
基準電圧との間に直列接続された9個の電圧分割用の抵
抗R9〜R1と、これら各抵抗の直列接続点にそれぞれ
の一端が接続され、他端が共通接続された8個のCMO
Sトランスファゲート28とから構成されている。上記8
個のCMOSトランスファゲート28のNチャネル側及び
Pチャネル側のゲートには、それぞれ対応して相補な一
対の制御信号SW0,/SW0(ただし、/は反転を意
味する)〜SW7,/SW7が供給される。
【0034】即ち、上記電圧設定回路22では、上記電圧
制限回路21の他端の電圧VAと基準電圧との間の電位差
が9個の抵抗R9〜R1によって8通りに分割され、制
御信号SW0,/SW0〜SW7,/SW7に応じてい
ずれか一つのトランスファゲート28が導通制御されるこ
とにより、分割された8通りの電圧のいずれか一つが選
択される。
【0035】上記電圧比較回路25は、PチャネルのMO
SFET29,30及びNチャネルのMOSFET31,32,
33からなる差動型の演算増幅回路であり、上記電圧発生
回路24で選択された電圧VB が一方の駆動用MOSFE
TであるNチャネルのMOSFET31のゲートに供給さ
れる。そして、他方の駆動用MOSFETであるNチャ
ネルのMOSFET32のゲートには参照用電圧発生回路
26で発生される後述する参照用電圧VR が供給され、こ
の電圧比較回路25で両電圧VB 、VR が比較される。
【0036】なお、上記電圧比較回路25内のNチャネル
のMOSFET33のゲートには制御信号VONが供給さ
れ、この信号VONが“1”レベル( 3.3V)にされてM
OSFET33が導通した時に、電圧比較回路25の比較動
作が行われる。また、この信号VONの論理レベルは、こ
のEEPROMにおけるデータの書き込み/読み出し制
御信号R/Wに基づいて設定される。
【0037】上記参照用電圧発生回路26は、前記中間電
圧VM 発生用の高電圧発生回路18から供給される中間電
圧VM が直列接続された2個のツェナーダイオード34,
35によって2分割され、さらにこの2分割された電圧が
直列接続された2個の抵抗36,37によりその抵抗比に応
じて分割されることにより、前記参照用電圧VR を安定
に発生する。
【0038】上記電圧降下用のMOSFET27のドレイ
ンは上記電圧制限回路21の他端に接続され、ソースは基
準電圧に接続され、そのゲートには上記電圧比較回路25
の出力電圧が供給される。即ち、このMOSFET27は
電圧比較回路25の出力に応じてゲート制御されることに
より、そのドレイン・ソース間の導通抵抗が変化し、そ
の導通抵抗に応じてドレイン・ソース間の降下電圧の値
が変わり、この結果、上記電圧制限回路21の他端の電圧
VA が設定される。
【0039】なお、上記電圧制限回路21の他端と電圧比
較回路25内のMOSFET31のゲートとの間には、発振
防止用のキャパシタ38が接続されている。次に、図1、
図2の回路における書き込み電圧VPP発生用の高電圧発
生回路17の動作を説明する。
【0040】電源が投入された後に、リングオシレータ
19が発振動作を開始し、前記クロック信号φ1、φ2が
昇圧回路20に供給されることによって電源電圧Vccの昇
圧が始まる。そして、昇圧回路20の出力電圧が十分に高
くなった時、電圧制限回路21により、昇圧回路20の出力
電圧が、1個のツェナーダイオードのツェナーブレーク
ダウン電圧の3倍の電圧、即ち、5V×3=15Vと、こ
の電圧制限回路21の他端の電圧であるVA との和の電圧
である(15V+VA )に制限される。
【0041】いま仮に、制御信号SW3,/SW3がそ
れぞれ“1”レベル( 3.3V)、“0”レベル(0V)
にされているとすると、図2中の電圧発生回路24内では
この制御信号SW3,/SW3がゲートに入力されてい
る1個のCMOSトランスファゲート28が導通する。こ
の時、他のCMOSトランスファゲートは全て非導通に
なっている。この時、電圧発生回路24の出力電圧VB は
次式で与えられる。
【0042】VB={(R1+R2+R3+R4+R5)/(R1+R2
+…+R8+R9)}・VA …(1) また、演算増幅回路の一般的な作用により、電圧比較回
路25の両入力電圧VB、VR は等しくなるので、R1+R2
+R3+R4+R5=RA、R6+R7+R8+R9=RBとすると、VA
は次式で与えられる。
【0043】VA=(1+RB/RA)・VR …(2) 上記(2)式によれば、(RB /RA )の値を変えるこ
とによりVA の電圧を変えることができ、これによりV
PPの値を自由に変えることができる。また、(RB /R
A )の値は、電圧発生回路24内の8個のCMOSトラン
スファゲート28のどれを導通させるかによって決まり、
これらCMOSトランスファゲート28の導通制御は制御
信号SW0,/SW0〜SW7,/SW7の論理レベル
の設定に応じてなされる。
【0044】いま、参照用電圧VR が例えば 2.5Vに設
定されており、(RB /RA )の値が1に設定されてい
るとすれば、VA の値は上記(2)式より5Vになり、
従ってこの場合にはVPP=(15V+VA )=(15V+5
V)=20Vになる。
【0045】上記電圧制限回路21における制限電圧は、
温度特性がほとんど無い3個のツェナーダイオード23で
決定されるため、この電圧制限回路21におけるツェナー
ブレークダウン電圧である15Vは温度変動に対してほと
んど変化しない。また、電圧制限回路21の他端の電圧も
温度特性がほとんど無い参照用電圧VR に基づいて生成
されるので、これも温度変動に対してほとんど変化しな
い。従って、VPPの値は温度変動に対する変化が少な
く、かつある範囲内で自由にその値を変えることができ
る。
【0046】図3は、図1中の消去電圧VE 発生用の高
電圧発生回路17a 内の電圧制限回路21及び電圧設定回路
22の詳細な構成を示す回路図である。この回路は、図2
を参照して前述した回路と比べて、VE がVPPと異なれ
ば、電圧分割用の抵抗R9〜R1及び参照電圧VR 発生
用の抵抗36、37の値が異なる。そして、電圧制限回路21
により、昇圧回路20の出力電圧(消去電圧VE )が、1
個のツェナーダイオード23のツェナーブレークダウン電
圧の3倍の電圧、即ち、5V×3=15Vと、この電圧制
限回路21の他端の電圧であるVA (例えば7Vに設定さ
れる)との和の電圧である22Vに制限される。
【0047】なお、消去電圧VE の値は、制御信号SE
0,/SE0〜SE7,/SE7の論理レベルの設定に
応じて電圧発生回路24内の8個のCMOSトランスファ
ゲート28のどれを導通させるかによって自由に変えるこ
とができる。
【0048】図4は、図1中の中間電圧VM 発生用の高
電圧発生回路18内の電圧制限回路21及び電圧設定回路22
の詳細な構成を示す回路図である。この回路は、図2を
参照して前述した回路と比べて、電圧分割用の抵抗R9
〜R1及び参照電圧VR 発生用の抵抗36、37の値と、電
圧制限回路21が1個のツェナーダイオード23からなる点
が異なる。そして、昇圧回路20の出力電圧(中間電圧V
M )が、電圧制限回路21の1個のツェナーダイオード23
のツェナーブレークダウン電圧5Vと、この電圧制限回
路21の他端の電圧であるVA (例えば5Vに設定され
る)との和の電圧である10Vに制限される。
【0049】なお、中間電圧VM の値は、制御信号SM
0,/SM0〜SM7,/SM7の論理レベルの設定に
応じて電圧発生回路24内の8個のCMOSトランスファ
ゲート28のどれを導通させるかによって自由に変えるこ
とができる。
【0050】図5は、図1中の読み出し電圧VRE発生用
の高電圧発生回路18a 内の電圧制限回路21及び電圧設定
回路22の詳細な構成を示す回路図である。この回路は、
図2を参照して前述した回路と比べて、電圧分割用の抵
抗R9〜R1及び参照電圧VR 発生用の抵抗36、37の値
が異なり、さらに、電圧制限回路21が省略され、昇圧回
路20の出力端側に直接に電圧降下用のMOSFET27の
ドレインが接続されている点が異なる。そして、VA が
例えば4Vに設定されることにより、昇圧回路20の出力
電圧(読み出し電圧VRE)が4Vに設定される。
【0051】なお、読み出し電圧VREの値は、制御信号
SR0,/SR0〜SR7,/SR7の論理レベルの設
定に応じて電圧発生回路24内の8個のCMOSトランス
ファゲート28のどれを導通させるかによって自由に変え
ることができる。
【0052】なお、図1中の4個の高電圧発生回路17、
17a 、18及び18a に対してリングオシレータ19を1個の
み設け、クロック信号φ1、φ2を4個の高電圧発生回
路17、17a 、18及び18a で共通に使用するようにしても
良い。なお、上記実施例回路では参照電圧VR はVPP、
VE 、VRE発生のためにそれぞれ別個に設ける構成とし
ているが、参照用電圧発生回路26は1個のみ設け、VP
P、VE 、VREで共用するようにしてもよい。また、図
2乃至図5中の8個のCMOSトランスファゲート28に
代えて、NMOSトランジスタ単独あるいはPMOSト
ランジスタ単独からなるトランスファゲートを用いても
よい。但し、この場合、NMOSトランジスタあるいは
PMOSトランジスタの閾値電圧による転送電圧降下を
防止するために、そのゲートには電源電圧Vccとは異な
る電圧を加える必要がある。
【0053】次に、図1のEEPROMにおけるデータ
の書き込み、消去、読み出しの基本動作を説明する。デ
ータの書き込み、消去、データの読み出しに際して、ワ
ード線ドライバ15及びビット線ドライバ16は、ワード線
WL及びビット線BLに対して所要の電圧をそれぞれ選
択的に供給する。
【0054】即ち、NANDセルに対するデータの書き
込みは、図12を参照して前述したように、ビット線か
ら遠い方のメモリセルから順次行われる。選択されたメ
モリセルの制御ゲートには書き込み電圧VPPが印加さ
れ、これよりビット線側にある非選択メモリセルの制御
ゲート及び選択ゲートには中間電圧VM が印加され、ビ
ット線にはデータに応じて0Vまたは中間電圧VM が印
加される。この時、ビット線の電圧は非選択メモリセル
を転送されて選択メモリセルのドレインまで伝わり、書
き込みデータが“0”の時は、選択メモリセルの浮遊ゲ
ートとドレインとの間に高電界が加わり、ドレインから
浮遊ゲートに電子がトンネル注入され、閾値が正方向に
移動する。また、書き込みデータが“1”の時には、閾
値は変化しない。
【0055】NANDセルに対するデータの消去は、N
ANDセル内の全てのメモリセルに対して同時に行われ
る。即ち、全ての制御ゲート、選択ゲートのゲートに0
Vが印加され、図示しないp型ウェル及びn型基板に対
し昇圧された消去電圧VE が印加される。これにより全
てのメモリセルにおいて浮遊ゲートの電子がp型ウェル
に放出され、閾値が負方向に移動する。
【0056】NANDセルに対するデータの読み出し
は、選択されたメモリセルの制御ゲートに0Vの基準電
圧が印加され、それ以外のメモリセル(非選択メモリセ
ル)の制御ゲートには読み出し電圧VREが印加され、選
択ゲートには電源電圧Vcc(例えば 3.3V)が印加さ
れ、選択メモリセルで電流が流れるか否かが図示しない
センスアンプにより検出されることにより行われる。
【0057】なお、従来のEEPROMにおけるデータ
の読み出し時には、非選択メモリセルの制御ゲートに印
加される電圧は電源電圧Vccが直接に用いられていた。
この非選択メモリセルの制御ゲートの印加電圧は、書き
込み後のメモリセルの閾値を越える電圧でなければなら
ない。
【0058】メモリセルの閾値の分布が0.5〜3V程
度の場合、Vcc=5Vであれば、上記条件を満たすの
で、非選択メモリセルはトランスファゲートとしての機
能を果たす。
【0059】しかし、Vccが低電圧化され、Vcc=3.
3Vになれば、メモリセルの閾値の上限に対してマージ
ンが少なくなる。マージンが少なくなると、読み出し電
流が低減し、ランダムアクセスタイムが遅くなり、仕様
を満足しなくなるだけでなく、閾値の上限値がVccを越
えることになると完全に不良になる。
【0060】そこで、非選択メモリセルの制御ゲートに
印加される電圧を、Vccを越える値に設定する必要があ
る。この設定値は、上限があり、あまり高くし過ぎる
と、長期(例えば5〜10年)のうちにメモリセル内の
閾値を徐々に上昇させるように働き、誤動作を起こさせ
る原因(リード・リテンション;Read Retentionの劣
化)となる。
【0061】従って、読み出し電圧VREには最適値が存
在し、本例では、Vcc=3.3Vの場合にVRE=4Vに
設定されている。図6は、前記制御信号SW0〜SW
7,SE0〜SE7,SM0〜SM7,SR0〜SR7
の発生回路の一例を示している。
【0062】図6において、50は本実施例のEEPRO
Mの動作を制御するための8ビットの制御信号が与えら
れる外部端子である。これら外部端子50に与えられる制
御信号は8ビットのレジスタ51に供給され、記憶され
る。このレジスタ51に記憶された信号はコマンドデコー
ダ52でデコードされ、制御回路53に供給される。この制
御回路53は、EEPROMの通常動作およびテスト動作
を制御する。
【0063】4個のデコーダ54は、対応して設けられて
いる4個の選択回路56を介して供給される例えば3ビッ
トのデータ信号をデコードしてそれぞれ対応して8つの
制御信号SW0〜SW7、SE0〜SE7,SM0〜S
M7,SR0〜SR7を発生するものである。これら各
信号の反転信号は図示しないインバータを用いて形成す
ることができる。
【0064】上記4個の選択回路56は、制御回路53によ
り制御され、対応して設けられている4個の記憶回路55
側からの3ビットのデータ信号、あるいは、前記レジス
タ51に記憶されている例えば第6ビット目乃至第8ビッ
ト目からなる3ビットのデータ信号を選択して対応する
デコーダ54に供給する。
【0065】上記4個の記憶回路55は、それぞれ対応し
て書き込み電圧VPP、消去電圧VE、中間電圧VM 、読
み出し電圧VREを設定するための3ビットの制御データ
を記憶するためのものであり、それぞれ複数個の不揮発
性素子が用いられて構成されている。
【0066】4個の書き込み回路77は、前記制御回路53
により個別に動作が制御され、制御データの書き込み時
には、それぞれ対応する上記4個の記憶回路55に対して
制御データ(書き込みデータ)に応じて書き込み用の高
電圧を供給する。上記制御データは、制御データ供給回
路78あるいは前記レジスタ51から供給される。
【0067】即ち、上記各記憶回路55において、71、7
2、73はそれぞれ前記メモリセル11と同様に浮遊ゲート
と制御ゲートを有するNチャネルのMOSFETであ
り、これら各MOSFET71、72、73のソースは0Vの
基準電圧に接続され、ドレインはそれぞれ対応して負荷
抵抗74、75、76を介して電源電圧Vccに接続されてい
る。
【0068】また、上記MOSFET71、72、73の制御
ゲートとドレインは前記4個の書き込み回路77のうちの
対応する1つに接続されており、制御データの書き込み
時に書き込み回路77から出力される書き込み用の高電圧
がこれらMOSFET71、72、73の制御ゲート及びドレ
インに供給される。また、上記MOSFET71、72、73
のドレインの信号が4個の選択回路56のうちの対応する
1つに供給される。
【0069】次に、本実施例のEEPROMのテストモ
ード時に、書き込み電圧VPP、消去電圧VE の最適値を
表わすデータを設定して記憶するための制御回路の一例
およびその制御動作の一例について、代表的に、書き込
み電圧VPPを設定する場合を例に説明する。
【0070】図7は、書き込み電圧VPPの最適値を表わ
すデータを設定して記憶するための制御回路の一例を示
している。図7において、80は書き込み電圧VPPを変化
させ得る書き込み電圧VPP可変回路であり、図1中に示
した書き込み電圧VPP発生用の高電圧発生回路17と、図
6中に示した制御信号SW0〜SW7発生用のデコーダ
54およびそれに対応する記憶回路55、書き込み回路77な
どを含む。81は書き込み時間を規定するための例えば1
0μsの書き込みパルスを発生する書き込みパルス発生
回路である。
【0071】10は図1中に示したNAND型セルのメモ
リセルアレイ、82は上記メモリセルアレイ10の各カラム
に対応して設けられたビット線電位センス増幅用のセン
スアンプ、83は上記各センスアンプ82に対応して接続さ
れ、カラム選択信号によりスイッチ制御されるカラムス
イッチ、84は上記各カラムスイッチ83の一端側に共通に
接続された入出力データ線である。さらに、上記各セン
スアンプ82のセンス出力が一括され、上記メモリセルア
レイ10の各カラムのメモリセルからの読み出しデータが
データ比較回路85に入力するように接続されている。こ
のデータ比較回路85は、データの書き込みに際して上記
入出力データ線84に与えられる書き込みデータも入力す
るように接続されており、2つの入力データを比較して
一致するか否かを判定し、一致する場合に出力信号CYES
を活性化させ、一致しない場合には出力信号CNO を活性
化させ、再書き込みを行わせる。
【0072】86は上記データ比較回路85の出力信号CNO
の発生回数(換言すれば、書き込みパルスの発生回数)
を計数する書き込み回数カウンタ回路である。87は上記
カウンタ回路86の出力値(計数値)nに対応して適切な
書き込み電圧VPP設定用の制御データを出力するように
構成され、制御データ出力を前記書き込み回路77に書き
込みデータとして供給するデータテーブルである。
【0073】図8は、図7の制御回路による書き込み電
圧設定のための制御動作の流れの一例を示すフローチャ
ートである。まず、この制御動作の概要を述べる。EE
PROMをテストモードに設定し、メモリセルに対する
データの書き込みを行った後に上記メモリセルの記憶デ
ータの読み出しを行うことによりデータの書き込みが正
しく行われているか否かを検証する一連の制御を行い、
この一連の制御を上記書き込みが正しく行われるまで必
要に応じて繰り返す。
【0074】そして、上記一連の制御の実行回数を表わ
す検証回数データを保持し、この検証回数データを予め
設定された所定の回数を表わす設定回数データと比較
し、比較結果に応じて、書き込み電圧VPP発生用の高電
圧発生回路17中の昇圧回路20の出力側の電圧設定回路22
を制御するための制御データを設定して上記昇圧回路20
の出力電圧が最適値となるように制御すると共に、この
制御データを不揮発性記憶回路55に記憶しておく。これ
により、記憶した制御データを用いて、EEPROMの
通常動作時における書き込み電圧VPPを最適値に設定す
ることが可能になる。
【0075】なお、上記昇圧回路20の出力電圧を変化さ
せる場合、検証回数が設定回数より多いと、書き込み能
力を高くするために前記昇圧回路20の出力電圧が高くな
るように制御し、検証回数が設定回数より少ないと、書
き込み消去の能力を低くするために前記昇圧回路20の出
力電圧が低くなるように制御することにより、昇圧回路
20の出力電圧が最適値となるように自動的に調整するこ
とが可能となる。
【0076】これにより、製造後におけるデータ書き込
み電圧の調整・検査などに要する時間の短縮を図ること
が可能となる。また、必要に応じて前記回数比較結果と
制御データ出力との対応関係を変更することにより、デ
ータ書き込み電圧値を容易に変更することが可能とな
る。
【0077】次に、上記した書き込み電圧設定のための
制御動作を詳細に説明する。ステップS1では、外部か
ら入力する制御データをレジスタ51に記憶させる。ステ
ップS2では、上記レジスタ51に記憶されたデータに基
づいて、昇圧回路20から例えば18Vの初期電圧Vppw
を発生させ、書き込みパルス発生回路81から10μsの
書き込みパルスを発生させ、この書き込みパルスと前記
初期電圧Vppw を用いてメモリセルアレイ10のメモリセ
ルに1回目のデータの書き込みを行う。この場合、書き
込みデータのパターンの設定は、通常のEEPROMと
同様に行い、例えば一括書き込みパターンを設定する。
【0078】この書き込みの終了後、ベリファイのため
にメモリセルからデータを読み出し、書き込む前のデー
タと比較する。比較出力信号CNO が活性化した場合(メ
モリセルの中に未書き込みのものが存在する場合)に
は、再び前記したような10μsの書き込みパルスと初
期電圧Vppw を用いてメモリセルアレイのメモリセルに
2回目のデータの書き込み(上書き)を行う。
【0079】このような書き込み、読み出し、比較の一
連の動作を、全てのメモリセルが正常に書き込まれるま
で必要に応じて繰り返す。そして、全てのメモリセルが
正常に書き込まれていれば、比較出力信号CYESが活性化
し、ステップS3に移る。
【0080】ステップS3では、前記比較出力信号CYES
を受けて、前記ステップS2で比較出力信号CYESが活性
化するまでに要した書き込み時間が仕様内であるか(実
際には、マージンを考慮して書き込み時間の仕様よりも
短い時間内であるか)否かのチェックを開始する。
【0081】この場合、書き込み回数が所定回数k以下
であるか否かによってチェックするものとし、書き込み
時間の仕様として、最大書き込み時間が例えば50μs
であるとすると、前記ステップS2における書き込みパ
ルスの発生回数nを計数し、計数値nが4以下であるか
否かをチェックする。
【0082】計数値nが4以下である場合(書き込み時
間の仕様を満たしている場合)には、この時のレジスタ
51に記憶されている制御データを書き込み電圧記憶用の
記憶回路55に書き込み、この段階で書き込み電圧の設定
に関する制御を終了する。
【0083】これに対して、計数値nが4を越えた場合
(書き込み時間の仕様を満たしていない場合)には、計
数値nをデータテーブル87に入力し、ステップS4に移
る。ステップS4では、前記データテーブル87から計数
値入力に対応して出力する書き込み電圧VPP設定用の制
御データを書き込み電圧記憶用の記憶回路55に書き込
み、この制御データに基づいて書き込み電圧VPP可変回
路内のデコーダ54が書き込み電圧VPPを所定量ΔVPP
(例えば0.5V)だけ上昇させるように制御信号SW
0〜SW7を自動的に変化させた後、前記ステップS2
における書き込みパルス発生動作に戻る。
【0084】ここで、上記データテーブル87における入
力(書き込み回数の計数値n)と制御データ出力(書き
込み電圧VPP設定値)との関係の一例を、図9中にo印
で示している。
【0085】このデータテーブル87において、計数値n
が前記書き込み回数の設定値(本例では4)に等しい場
合には、前記書き込み電圧VPPの初期値VPPW を設定す
る制御データが出力するように作成されている。
【0086】また、計数値nが上記設定値より大きい場
合には、書き込み電圧VPPを初期値VPPW よりも大きく
設定する制御データが出力する。例えば計数値が5また
は6の場合にはVPP=VPPW +ΔVPP=18.5V、計
数値が7または8の場合にはVPP=VPPW +2ΔVPP=
19V、計数値が9以上の場合にはVPP=VPPW +3Δ
VPP=19.5Vとなるような制御データが出力するよ
うに作成されている。
【0087】前記したようにステップS21における書
き込みパルス発生動作に戻った場合には、ステップS2
の計数値が4以下になるまで、ステップS4を繰り返し
実行する。この結果、ステップS2の計数値が4以下に
なった場合の記憶回路55の記憶データは、書き込み電圧
VPPを適正値に設定するデータとなっているので、この
段階で書き込み電圧の設定に関する制御を終了する。
【0088】なお、上記実施例では、書き込み回数の計
数値nをその許容上限値と比較し、必要に応じて書き込
み電圧VPPをΔVPPだけ上昇させたが、書き込み回数の
許容上限値と許容下限値を設定する場合には、書き込み
回数の計数値nをその許容範囲と比較し、必要に応じて
書き込み電圧VPPをΔVPPだけ上昇させたり下降させる
ように制御すればよい。
【0089】この場合には、例えば図9に示したような
前記データテーブルを用い、書き込み回数の計数値が許
容上限値より大きい場合には、書き込み電圧VPPを初期
値VPPW よりも大きく設定する制御データを出力させ、
計数値が許容下限値より小さい場合には、書き込み電圧
VPPを初期値VPPW よりも小さく設定する制御データを
出力させる。例えば計数値が1〜3の場合にはVPP=V
PPW −ΔVPP=17.5Vとなるような制御データを出
力させる。
【0090】また、書き込み電圧VPPの許容上限値の設
定を優先させるために書き込み回数の下限値を規定する
場合には、書き込み回数の計数値をその下限値と比較
し、計数値が下限値より小さい時には書き込み電圧VPP
をΔVPPだけ下降させるように制御すればよい。
【0091】この場合には、例えば図10に示すような
書き込み回数の計数値n入力と制御データ出力に対応す
る書き込み電圧VPP設定値との関係を有するデータテー
ブルを用意しておき、これを使用する。
【0092】このデータテーブルは、計数値nが前記書
き込み回数の下限の設定値(本例では4)に等しい場合
には前記書き込み電圧VPPの初期値VPPW を設定する制
御データが出力する。また、計数値nが上記設定値より
小さい場合には、書き込み電圧VPPを初期値VPPW より
もΔVPPステップで小さく設定する制御データが出力す
る。例えば計数値が1〜3の場合にはVPP=VPPW −Δ
VPPとなるような制御データが出力する。なお、計数値
nが上記設定値より大きい場合には、書き込み電圧VPP
を初期値VPPW よりもΔVPPステップで大きく設定する
制御データが出力する。例えば計数値が5〜9の場合に
はVPP=VPPW +ΔVPPとなるような制御データが出力
する。
【0093】また、EEPROMにおいて、データの消
去に際して、データの消去動作を複数回に分けて行うも
のとし、消去後にデータの読み出しを行い、読み出され
たデータが消去データと等しくなるまでデータの消去及
び消去後の読み出し動作を必要に応じて繰り返し、読み
出されたデータが消去データと等しくなった時に消去動
作を終了させるように制御する場合には、上記した書き
込み電圧VPPの制御系に準じて消去電圧VE の制御系を
構成し、上記したような書き込み電圧VPPを最適値に設
定する制御に準じて消去電圧VE 制御することにより、
消去電圧VE も最適値に設定することが可能である。
【0094】この場合、消去パルス発生回路、消去回数
カウンタ回路、消去回数の計数値入力と消去電圧VE 設
定用制御データ出力との関係を有するデータテーブルな
どを用意しておき、これらを使用する。
【0095】なお、前記したようなデータテーブルの内
容(書き込み回数の計数値入力と書き込み電圧VPP設定
用制御データ出力との関係、消去回数の計数値n入力と
消去電圧VE 設定用制御データ出力との関係)は、メモ
リセルのトンネル酸化膜厚、浮遊ゲート・制御ゲート間
の膜厚やメモリセル構造によって変化するので、最適な
関係を予め決定しておく。また、このデータテーブル
は、ROMや不揮発性メモリを用いて構成することによ
り、メモリセルの書き込み特性、消去特性や仕様を変更
した場合にもデータテーブルの内容を容易に変更するこ
とが可能である。
【0096】また、上記実施例で述べた制御動作は、全
てEEPROMのチップ内部で自動的に行わせている
が、制御回路をチップ内に搭載しきれない場合には、必
要に応じて一部の回路を省略してチップ外部から制御す
るように変更してもよい。
【0097】また、上記したような制御回路の制御機能
の一部は、EEPROMのチップ上にマイコンを搭載す
る(あるいは、マイコンが搭載されている場合には、こ
れを利用する)ことにより、ソフトウェア的に処理させ
ることも可能である。
【0098】次に、本実施例のEEPROMのテストモ
ード時に、中間電位VM 、読み出し電位VREの最適値を
表わすデータを設定するための制御御動作の一例につい
て、代表的に、読み出し電位VREを設定する場合を例に
とり、図6を参照しながら説明する。
【0099】記憶回路55に不揮発的に記憶されている読
み出し電位VRE設定用の制御データ(初期値)に基づい
て発生する制御信号SR0〜SR7により設定される読
み出し電位VREを変更する必要が生じた場合、外部から
所望の制御データを入力し、この制御データを前記選択
ゲート56により選択させて前記デコーダ54に供給するよ
うに制御することにより、読み出し電位VREを変化させ
ることができる。そして、データの読み出し動作および
必要に応じて上記した制御データ入力を変化させる制御
を、読み出し電位VREの最適値が見つかるまで繰り返
す。この後、読み出し電位VREの最適値に対応する制御
データ(修正データ)を前記記憶回路55に記憶させる。
【0100】このような制御を行うことにより、EEP
ROMの製造後においても、読み出し電位VREを容易に
変更することが可能になる。なお、上記実施例では電源
電圧Vccが 3.3Vの場合を説明したが、その他の電源電
圧(例えば5V等)を使用する場合にも本発明を適用す
ることができる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体集積
回路装置によれば、最適値を有するデータ書き込み用お
よび消去用の電圧をチップ内でほぼ自動的かつ安定に発
生でき、製造後におけるデータ書き込み用および消去用
の電圧の設定・検査などに要する工数・時間を短縮し、
製造コストの低減を図ることができる。また、必要に応
じてデータ書き込み用および消去用の電圧値を仕様内に
容易に変更でき、歩留りの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るNANDセル型の
EEPROMの一部を示す回路図。
【図2】図1中の書き込み電圧発生用の高電圧発生回路
の一例を示す回路図。
【図3】図1中の消去電圧発生用の高電圧発生回路の一
例を示す回路図。
【図4】図1中の中間電圧発生用の高電圧発生回路の一
例を示す回路図。
【図5】図1中の読みだし電圧発生用の高電圧発生回路
の一例を示す回路図。
【図6】図1中の各高電圧発生回路を制御するための制
御信号SW0〜SW7,SE0〜SE7,SM0〜SM
7,SR0〜SR7の発生回路の一例を示す回路図。
【図7】図2の書き込み電圧発生用の高電圧発生回路で
発生する書き込み電圧の最適値を表わす制御データを設
定・記憶するための制御回路の一例を示すブロック図。
【図8】図7の制御回路による書き込み電圧設定のため
の制御動作の流れの一例を示すフローチャートの図。
【図9】図7中のデータテーブルにおける入力(書き込
み回数の計数値n)と制御データ出力(書き込み電圧V
PP設定値)との関係の一例を示す図。
【図10】図7中のデータテーブルにおける入力(書き
込み回数の計数値n)と制御データ出力(書き込み電圧
VPP設定値)との関係の他の例を示す図。
【図11】NANDセル型のEEPROMの一つのメモ
リセルを示す断面図。
【図12】図11のメモリセルを用いたNANDセルの
回路図。
【図13】従来の高電圧発生回路の回路図。
【図14】図13の高電圧発生回路で使用される2相の
クロック信号の波形図。
【符号の説明】
10…メモリセルアレイ、11…メモリセル、12…選択ゲー
ト、13…アドレスデコード回路、14…デコーダ、15…ワ
ード線ドライバ、16…ビット線ドライバ、17,17a,18,1
8a…高電圧発生回路、19…リングオシレータ、20…昇圧
回路、21…電圧制限回路、22…電圧設定回路、50…外部
端子、51…レジスタ、52…コマンドデコーダ、53…制御
回路、54…デコーダ、55…記憶回路、77…書き込み回
路、81…書き込みパルス発生回路、82…センスアンプ、
85…データ比較回路、86…書き込み回数カウンタ回路、
87…データテーブル、BL…ビット線、WL…ワード
線、R9〜R1…電圧分割用の抵抗。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を昇圧する昇圧手段と、 上記昇圧手段の出力端に接続され、上記昇圧手段の出力
    電圧を任意の値に設定する電圧設定手段と、 浮遊ゲート及び制御ゲートを有するMOSFETからな
    り、上記電圧設定手段により設定された電圧が用いられ
    ることによりデータの書き込みが行われるメモリセル
    と、 上記メモリセルに対するデータの書き込みを行った後に
    上記メモリセルの記憶データの読み出しを行うことによ
    り前記データの書き込みが正しく行われているか否かを
    検証する一連の制御を行い、この一連の制御を上記書き
    込みが正しく行われるまで必要に応じて繰り返し、上記
    一連の制御の実行回数を表わす検証回数データを保持す
    る検証制御手段と、 この検証制御手段で保持された検証回数データを予め設
    定された所定の回数を表わす設定回数データと比較し、
    比較結果に応じて前記電圧設定手段を制御することによ
    り前記昇圧手段の出力電圧を変化させる電圧制御手段
    と、 この電圧制御手段により前記電圧設定手段を制御するた
    めの制御データを不揮発的に記憶する記憶手段とを具備
    したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 電源電圧を昇圧する昇圧手段と、 上記昇圧手段の出力端に接続され、上記昇圧手段の出力
    電圧を任意の値に設定する電圧設定手段と、 浮遊ゲート及び制御ゲートを有するMOSFETからな
    り、上記電圧設定手段により設定された電圧が用いられ
    ることによりデータの消去が行われるメモリセルと、 上記メモリセルに対するデータの消去を行った後に上記
    メモリセルの記憶データの読み出しを行うことにより前
    記データの消去が正しく行われているか否かを検証する
    一連の制御を行い、この一連の制御を上記消去が正しく
    行われるまで必要に応じて繰り返し、上記一連の制御の
    実行回数を表わす検証回数データを保持する検証制御手
    段と、 この検証制御手段で保持された検証回数データを予め設
    定された所定の回数を表わす設定回数データと比較し、
    比較結果に応じて前記電圧設定手段を制御することによ
    り前記昇圧手段の出力電圧を変化させる電圧制御手段
    と、 この電圧制御手段により前記電圧設定手段を制御するた
    めの制御データを不揮発的に記憶する記憶手段とを具備
    したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置において、 前記メモリセルは複数個が直列接続されてNAND型セ
    ルを構成しており、 このNAND型セルの各メモリセルの各制御ゲートに対
    応して接続された複数本のワード線と、 前記昇圧手段の出力端に接続され、この出力端に発生す
    る電圧をアドレス入力に応じて上記ワード線に選択的に
    供給制御するアドレスデコード手段とを具備したことを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 電源電圧を昇圧し、所定の中間電位を発
    生する中間電位発生手段と、 上記中間電位発生手段の出力電圧を制御データに基づい
    て任意の値に設定する電圧設定手段と、 この電圧設定手段に、装置外部から与えられる制御デー
    タまたは装置内部に不揮発的に記憶された制御データを
    選択的に供給する選択手段と、 浮遊ゲート及び制御ゲートを有するMOSFETからな
    るメモリセルが行列状に配列されたメモリセルアレイ
    と、 このメモリセルアレイのメモリセルを選択制御するため
    の複数のワード線と、 上記メモリセルアレイのメモリセルとの間でデータの授
    受を行うための複数のビット線とを具備し、上記メモリ
    セルアレイに対するデータの書き込み時に、書き込みが
    行われないビット線に前記中間電位発生手段の出力電圧
    が供給されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 電源電圧を昇圧し、所定の中間電位を発
    生する中間電位発生手段と、 上記中間電位発生手段の出力電圧を制御データに基づい
    て任意の値に設定する電圧設定手段と、 この電圧設定手段に、装置外部から与えられる制御デー
    タまたは装置内部に不揮発的に記憶された制御データを
    選択的に供給する選択手段と、 浮遊ゲート及び制御ゲートを有するMOSFETからな
    るメモリセルが行列状に配列されたメモリセルアレイ
    と、 このメモリセルアレイのメモリセルを選択制御するため
    の複数のワード線と、 上記メモリセルアレイのメモリセルとの間でデータの授
    受を行うための複数のビット線とを具備し、上記メモリ
    セルアレイに対するデータの書き込み時に、選択されな
    いワード線に前記中間電位発生手段の出力電圧が供給さ
    れることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 電源電圧を昇圧し、所定の中間電位を発
    生する中間電位発生手段と、 上記中間電位発生手段の出力電圧を制御データに基づい
    て任意の値に設定する電圧設定手段と、 この電圧設定手段に、装置外部から与えられる制御デー
    タまたは装置内部に不揮発的に記憶された制御データを
    選択的に供給する選択手段と、 浮遊ゲート及び制御ゲートを有するMOSFETからな
    るメモリセルが行列状に配列されたメモリセルアレイ
    と、 このメモリセルアレイのメモリセルを選択制御するため
    の複数のワード線と、 上記メモリセルアレイのメモリセルとの間でデータの授
    受を行うための複数のビット線とを具備し、上記メモリ
    セルアレイに対するデータの読み出し時に、選択されな
    いワード線に前記中間電位発生手段の出力電圧が供給さ
    れることを特徴とする半導体集積回路装置。
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