JP4237109B2 - 半導体記憶装置及びリフレッシュ周期制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びリフレッシュ周期制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4237109B2
JP4237109B2 JP2004181734A JP2004181734A JP4237109B2 JP 4237109 B2 JP4237109 B2 JP 4237109B2 JP 2004181734 A JP2004181734 A JP 2004181734A JP 2004181734 A JP2004181734 A JP 2004181734A JP 4237109 B2 JP4237109 B2 JP 4237109B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
error
refresh
refresh cycle
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004181734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006004557A (ja
Inventor
伊藤  豊
剛 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Memory Japan Ltd
Original Assignee
Elpida Memory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elpida Memory Inc filed Critical Elpida Memory Inc
Priority to JP2004181734A priority Critical patent/JP4237109B2/ja
Priority to US11/152,762 priority patent/US7493531B2/en
Priority to TW094120232A priority patent/TWI299494B/zh
Priority to KR1020050052761A priority patent/KR100656717B1/ko
Priority to CNB2005100783784A priority patent/CN100527269C/zh
Publication of JP2006004557A publication Critical patent/JP2006004557A/ja
Priority to US12/318,840 priority patent/US20090193301A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4237109B2 publication Critical patent/JP4237109B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/406Management or control of the refreshing or charge-regeneration cycles
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4096Input/output [I/O] data management or control circuits, e.g. reading or writing circuits, I/O drivers or bit-line switches 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2211/00Indexing scheme relating to digital stores characterized by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C2211/401Indexing scheme relating to cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C2211/406Refreshing of dynamic cells
    • G11C2211/4061Calibration or ate or cycle tuning
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2211/00Indexing scheme relating to digital stores characterized by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C2211/401Indexing scheme relating to cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C2211/406Refreshing of dynamic cells
    • G11C2211/4062Parity or ECC in refresh operations

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、データ保持のためのリフレッシュを必要とする半導体記憶装置及びリフレッシュ周期制御方法に関する。
セルフリフレッシュ周期の温度補償は、周囲温度によりデバイスのポーズリフレッシュの実力が桁で変化することに応じて、リフレッシュ周期を制御する技術である。このセルフリフレッシュ周期の温度補償技術が完成した暁には、高温(温度保証上限)に比べ、室温では、1桁のデータ保持電流の低減が実現できることになる。しかしながら、デバイスに適合した大きな温度依存性をもった回路を設計することは、技術的に難しく、未だ有効な技術がないというのが現状である。
従来より提案されている温度補償技術は、大別して、次の2つに分類できる。
(a)温度依存性をもったデバイスパラメータ、例えば、MOSトランジスタの電流などを何らかの手段で検知し、リフレッシュ周期に変換する手法。例えば温度をモニタし、リフレッシュ周期を制御する温度計方式、あるいは、セルのリーク特性をモニタしてリフレッシュ周期を制御する手法(本明細書では、「セルリークモニタ方式」という)など)。
(b)データ保持対象となる複数のメモリセルそのものを直接、読み・書きし、そのエラー発生状況から、リフレッシュ周期を決定する手法。
近時、低データ保持電流を特徴とするモバイルSDRAM(Synchronous DRAM)が市場にみられるようになったが、全ての製品は、基本的に、上記(a)の手法を採用している。
上記(a)手法の代表的な回路に、温度計(温度センサ)回路がある。温度計回路を用いたリフレッシュ周期制御方法(温度計方式)は、例えば、温度検知デバイス(温度センサ)における基準電圧(Vref)発生レベルの微小な温度変化を検知し、そのときの温度情報から、リフレッシュ周期を、基本周期の2倍、4倍、…といった具合に、カウンタ倍周(分周)する方法である。
しかしながら、本質的に、温度計における基準電圧(Vref)発生レベルのばらつきと、DRAMデバイスのリフレッシュ実力のばらつきは、独立であるため、温度計方式においては、その合わせこみ(トリミング)が、複数の温度ポイントで必須とされており、ウェハテスト工程(ウェハチップのパッド上にプローブ針をあたてダイの電気的試験を行う工程)における大きな課題となっている。
現実のDRAMデバイスの製造工程では、テストコストの観点から、ウェハテスト時には、2点(高温、低温)程度の温度トリミングしかできない。このため、中温域での不良発生が多く、ばらつきを見込み大きな動作マージンを確保しなければならず、大きな温度依存性が得られない、というのが現状である。
一方、上記(b)に関する技術としては、例えば、後記特許文献1、特許文献2、非特許文献1等が提案されている。
特許文献1には、DRAMを用いたメモリシステムにおけるスタンバイ電流低減(データ保持電流低減)方法が開示されており、図1に示すように、コンピュータは、DRAMに加え、エラー訂正符号化回路とエラー訂正復号回路(エラー訂正回路)、リフレッシュ間隔制御回路、Timer2、温度センサ、リフレッシュ実行回路、Timer1を備えている。
ECC符号化回路と復号回路、リフレッシュ周期制御回路を、DRAM装置に備えた構成として、例えば後記特許文献2、4の記載が参照される。
図1に示したシステムの動作を説明する。まず、通常の書き込み(WRITE)動作の際、常に、符号化動作を行い、DRAM内にあらかじめ確保されたパリティ領域にパリティデータを書き込むようにする。あるいは、データ保持動作モード(セルフリフレッシュモード)にエントリーした際に、全ビットのデータをECC符号化回路へ読み出し、全データのパリティデータを生成、書き込むようにする。次に、図2に示すアルゴリズムに従いリフレッシュ周期制御を行う。
データ保持動作中は、全ビット・リフレッシュ→ポーズ(例えばリフレッシュ間隔)を繰り返すが、全ビットリフレッシュのたびに全データを、エラー訂正復号回路(エラー訂正回路)へ読み出し、エラー検出訂正を行う。エラーが無ければ、リフレッシュ周期をある倍率kで延長し、エラーがあれば、誤り行をコピーする。あるいは、そのエラー数に応じてリフレッシュ周期を短縮する。上記ステップを繰り返すことにより、リフレッシュ周期は最適値に収束するというものである。
また、検知されるエラー数(エラー率)は、エラー訂正復号回路(エラー訂正回路)の訂正能力の範囲内になるように制御される。
なお、非特許文献1では、この技術を実機評価により実証した。そして、この技術は、特許文献2、4のように、DRAM搭載技術と捉えれば、次のような表現になる。
オン・チップECC(エラー訂正符号)搭載のデータ保持動作モード(電力制御による低消費電力化を実現)において、リフレッシュ動作とともに、全データをECC復号回路へ読み出し、エラー率を監視する。
測定されたエラー率が、予め設定された値よりも高い場合には、リフレッシュ周期を短くし、低い場合には、リフレッシュ周期を長くすることで、エラー率を訂正能力以下に保ちながら、リフレッシュ周期の温度補償を可能とする。
なお、メモリセルのエラー率に基づきリフレッシュ周期を可変制御する構成として、例えば特許文献4には、データ保持動作モードのときに起動されてダイナミック型メモリ回路に保持された複数のデータを読み出して誤り検出訂正用の検査ビットを生成して追加メモリ回路に記憶させ、ECC回路により、一定のリフレッシュ周期で、複数のデータとそれに対応した検査ビットを読み出して誤り検出と訂正を行い、誤りのないことの第1の検出信号を積算し、誤りのあることの第2の検出信号を、上記第1の検出信号よりも大きな重みをもって積算し、第1積算を減ずるように積算し、積算量が一定の量を超えたとき、リフレッシュ周期を所定の時間だけ長くし、積算量が一定量より少なくなったときにリフレッシュ周期を所定の時間だけ短くするエラーレート選定回路を備えた半導体集積回路装置が開示されている。
また、データ保持動作モードのとき、ポーズリフレッシュの実力の劣る落ちこぼれビット(tail−bit)をECC回路で誤り訂正してマスクし、リフレッシュ周期を1秒まで延長し、低消費電力化を実現する構成も知られている(特許文献2)。ポーズリフレッシュ特性の温度依存性(落ちこぼれビットとノーマルビットの温度依存性)については上記特許文献2(第10、11図等)が参照される。なお、後述されるECC回路(ECC CODEC)の詳細については、例えば特許文献3の記載が参照される。
特開平11−213659号公報 特開2002−056671号公報 特開2004−152378号公報 特開2002−025299号公報 DFT'99 (1999 IEEE International Symposium on Defect and Fault Tolerance in VLSI systems)、 第311-318頁
オン・チップECC回路を備え、電力制御を行うことで低消費電力のデータ保持動作モードを実現し、長周期リフレッシュ、データ保持電流の低減を実現し、低温領域においてさらなる低消費電流化をねらった温度補償技術として、温度計回路、セルリークモニタ回路の搭載が考えられる。オン・チップECC回路を備え、スタイバイ時において、ECC回路でメモリセルのパリティ情報を生成し、電力制御を行い、リフレッシュ不良のセルをECC回路による誤り訂正で救済することで、長周期リフレッシュ、低消費電流を実現するデータ保持動作モードを、本明細書では、「Super Self−Refresh Mode」(以下では、「SSRモード」と略記される)という。オン・チップECC回路を備え、電力制御を行うことで低消費電力のデータ保持動作モードを実現し、長周期リフレッシュを実現する半導体記憶装置については、上記特許文献2の記載が参照される。
上記した手法のいずれにも一長一短があり、例えば10μA(室温)程度のデータ保持電流を実現するには、新たな温度補償技術を、原理原則から見直す必要がある。
したがって、本発明の目的は、データ保持電流の特段の低減を実現可能とする温度補償技術を具備した半導体記憶装置及びリフレッシュ周期制御方法を提供することにある。
本願で開示される発明は、上記目的を達成するため、概略以下の通りとされる。
本発明の一つのアスペクト(側面)に係る半導体記憶装置は、データ保持のためにリフレッシュ動作を必要とする複数のメモリセルをアレイ状に含むメモリアレイと、前記メモリアレイ内の予め定められた複数のメモリセル(「モニタセル」という)に対して、所定のデータをそれぞれ書き込む制御を行う回路と、前記所定のデータを書き込んだ前記複数のモニタセルから、リフレッシュ周期又は前記リフレッシュ周期よりも短い所定期間経過した時にデータを読み出す制御を行う回路と、前記モニタセルからの読み出しデータと前記所定のデータとを比較してエラーカウント又はエラー率を測定し、前記エラーカウント又はエラー率の測定結果に基づき、リフレッシュ周期を可変に制御する回路と、を備えている。
本発明に係る半導体記憶装置においては、前記リフレッシュがセルフリフレッシュであり、前記セルフリフレッシュ中に観測したエラーカウント又はエラー率が、所望の設定範囲におさまるように、前記セルフリフレッシュ周期が制御される。
本発明に係る半導体記憶装置においては、誤り訂正回路を備え、前記リフレッシュがセルフリフレッシュであり、前記セルフリフレッシュ中に観測したエラーカウント又はエラー率が、前記誤り訂正回路の訂正能力の範囲におさまるように、前記セルフリフレッシュ周期が制御される構成としてもよい。
本発明に係る半導体記憶装置においては、前記モニタセルへのデータの書き込み、読み出しのための内部コマンド、内部アドレスを生成し、期待値データとの比較を制御するBIST(Built−In Self Test)回路を備えた構成としてもよい。
本発明に係る半導体記憶装置においては、前記モニタセルは、通常メモリ領域とは独立に設けられた領域であるモニタ領域に配置され、前記エラーカウント又はエラー率は、前記モニタ領域にフィジカル’1’データを書き込み、前記リフレッシュ周期又はより短周期で読み出され、観測されたものである。
本発明に係る半導体記憶装置においては、前記モニタ領域は、冗長救済メモリの未使用領域を含む構成としてもよい。
本発明に係る半導体記憶装置において前記モニタセルは、通常メモリ領域のワード線とは異なるワード線で選択される1又は複数ワード分のメモリセルよりなる構成としてもよい。
本発明の他のアスペクトに係る半導体記憶装置は、前記モニタセルのアドレスを格納した記憶装置を備え、前記モニタセルへのデータの書き込み、読み出し時には、前記記憶装置からの内部アドレスによるモニタセルのアクセスが行われる。本発明に係る半導体記憶装置においては、エラー率の監視の周期は、前記リフレッシュ周期より短く設定し、温度追従性を向上させている。
本発明に係る半導体記憶装置においては、測定されたエラーカウント又はエラー率が、所望の設定値を超えた場合、メモリ領域に対し、誤り訂正復号動作を行い、エラー率を所望の設定値に低下させる構成としてもよい。データ保持動作モードからエグジットする際の復号動作で、最終的に全てのエラー訂正を可能とする制御を行う。
本発明に係る半導体記憶装置においては、ECC符号化復号回路を備え、データ保持動作のみを行うモードにエントリ時、メモリアレイのデータを読み出し、前記ECC符号化復号回路で、誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納し、セルフリフレッシュ周期は、検査ビットを用いた誤り訂正動作によるエラー発生の許容範囲内で長く設定された周期で行われ、データ保持動作モードエグジット時、通常動作に復帰する前に、前記ECC符号化復号回路で、前記検査ビットを用いて、誤りビットの誤り訂正復号動作を行う構成としてもよい。
本発明に係る半導体記憶装置においては、ECC符号化復号回路を備え、データ保持動作モードにエントリ時、メモリアレイのデータを読み出し、前記ECC符号化復号回路で、誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納し、
(A1)モニタセルに’1’を書き込み、
(A2)全てのセルをリフレッシュし、
(A3)リフレッシュ期間、ポーズし(内部電源回路の少なくとも1部をオフする)、
(A4)内部電源回路をオンさせ、前記モニタセルからデータを読み出して’1’と比較しエラーを測定し、
(A5)前記エラー率が所定の上限値より大の場合、リフレッシュ周期を短縮し、前記エラー率が所定の下限値以下の場合、リフレッシュ周期を伸ばし、前記エラー率が所定の上限値と下限値の範囲内の場合、リフレッシュ周期は変更せず、
データ保持動作モードをエグジットするまでの間、(A1)乃至(A5)の動作を繰り返し、
データ保持動作モードをエグジットするとき、前記ECC符号化復号回路で、エラー訂正を行い、通常動作に移る構成としてもよい。
本発明に係る半導体記憶装置において、前記セルフリフレッシュ周期制御は、通常メモリ領域よりポーズリフレッシュの実力の劣る数ビット以上をモニタセルとする構成としてもよい。前記通常メモリ領域よりポーズリフレッシュの実力の劣る数ビットは、ポーズリフレッシュによる救済をMビット以上実施し、そのうちワースト実力のM/10ビット程度を選択されたものである。モニタビットは多いほど、エラー率判定精度がよく、現実には、Mは概略50ビット以上とされる。
本発明の他のアスペクトに係る方法は、データ保持のためにリフレッシュ動作を必要とするメモリセルを複数アレイ状に含むメモリアレイ内の予め定められた複数個のメモリセルに対して、期待値データを書き込むステップと、
前記期待値データを書き込んだ前記複数個のメモリセルから、リフレッシュ周期又は前記リフレッシュ周期よりも短い周期でデータを読み出すステップと、
前記読み出しデータと前記期待値データを比較してエラーカウント又はエラー率を測定する制御を行うステップと、
前記エラーカウント又はエラー率の測定結果に基づき、リフレッシュ周期を延長するか、短縮するか、そのまま維持するかを制御するステップと、を含む。
本発明によれば、期待値データを書き込んだメモリセルを、リフレッシュ周期またはそれよりも短い期間で読み出して期待値データと比較してエラーカウント又はエラー率を測定し、測定結果に基づきリフレッシュ周期を可変制御する構成としたことにより、温度補償特性を特段に向上している。
また、本発明によれば、製造工程におけるトリミング調整を不要としており、コストの低減を図り、容易に安定した温度補償を実現することができる。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく、添付図面を参照して以下に説明する。本発明によれば、リフレッシュ周期の温度制御は、図4(A)に示すようなものとなる。本発明に係る半導体記憶装置は、その概略構成を述べれば、メモリアレイ内に、複数のモニタセルを有するモニタビット領域103を備え、リフレッシュ動作時、モニタビット領域103に、期待値データ(例えばPhysical’1’)を書き込み、リフレッシュ期間又はリフレッシュ期間よりも短期間、ポーズし、その後、モニタセルからデータを読み出し、エラー率計数回路105で、読み出しデータが期待値と一致するか否かで比較判定(パス/フェイル判定)し、エラー信号をカウントし、測定されたエラーカウント(エラー率)にしたがって、分周回路106を制御し、リフレッシュタイマの周期を可変に制御するものである。
リフレッシュアドレス発生回路107は、分周回路106の出力(リフレッシュトリガ信号)を受けて、リフレッシュアドレスを生成出力し、リフレッシュアドレスで選択されるメモリセルのリフレッシュを行う(すなわち、センスアンプにてビット線に出力されたメモリセルのデータを増幅し、該データをビット線からメモリセルにリストアする)。
かかる構成の本発明によれば、上記特許文献2のように、エラーレート測定のために、ECC復号回路で検査ビットを読み出して誤り検出を行う必要はない。
エラー率計数回路105でリフレッシュ周期をアップ/ダウン制御する構成とした本発明のリフレッシュ周期と温度Ta[℃]の関係は、図4(B)に示すようなものとなる。温度検査方式のように、周期を合わせこむことは、不要であり、基準電圧(Vref)も不要である。そして、本発明によれば、データ保持電流(データ保持動作モード時の電源電流)を例えば10μA以下とすることが可能である。
なお、ECC符号化復号回路により、符号化、復号を行わない通常のセルフリフレッシュにも適用可能である。この場合、リフレッシュ救済ビット約10ビット程度をモニタとする。
以下、本発明の比較例として、セルリークモニタ回路を用いてリフレッシュ周期を制御する構成(以下、「セルリークモニタ方式」という)と、温度を検知してリフレッシュ周期を制御する構成(「温度計方式」という)について説明しておく。図3(A)は、アナログ制御のセルリークモニタ方式を説明するための図である。図3(A)において、横軸は、温度、縦軸は周期(時間)である。セルリークモニタ方式においては、PN接合逆バイアスリーク等を利用した擬似メモリセルを設けておき、そのセルリーク特性から、温度依存をもったリフレッシュ周期(長周期)を直接発生するものである。
原理的には、温度に依存して、連続的(アナログ的)に、リフレッシュ周期の調整を行うことができる。また、リフレッシュ動作期間外では、セルリークモニタ回路のみ動作させておけばよいため、データ保持電流10μA以下が実現可能である。このように、セルリークモニタ方式は、理想的な方式といえるが、プロセス依存が大きく、周期(絶対値)の合わせ込みが、問題となる。
また、図3(B)は、温度計方式を説明するための図である。温度計方式では、PN接合順バイアスリーク電流を電圧変換し、その電位から温度を検知する等の原理にしたがう温度計回路が設けられている。検知する温度は、数ポイントとし、検知した温度範囲に応じて、リフレッシュ周期を、通常セルフリフレッシュ周期の2倍、4倍等と、デジタル的に制御する。
このため、周期の大外れは少ないが、検知する温度ポイントには、サンプル依存があり、トリミングが必要である。そのため、リフレッシュ周期マージンを大きくとらざえるをえなくなり、高温ワースト条件では、温度依存性をもたない従来製品より、リフレッシュ周期が短くなる傾向にある。また、基準電圧(Vref)発生回路、及び、アンプ回路等が、常時必要とされるため、データ保持電流20μA以下の実現は、困難である。
これに対して、図4を参照して説明した本発明によれば、セルリークモニタ回路、温度計回路と比較して、次のような利点を有する。
(a)実メモリセルに対する読出し・書込み動作(AC電流)により、リフレッシュ周期を決定するため、基準電圧(Vref)発生回路、アンプ回路等(セルリークモニタ回路でリーク電流の判定に必要)が不要になる。
リフレッシュ周期の延長とともに、データ保持電流は低減でき、10μA以下が実現可能である。すなわち、リフレッシュ電流のDC成分は、10μA以下にできる。
逆に、温度計回路を実現するには、温度依存性を持たせた基準電圧(Vref)発生回路、温度依存を持たない基準電圧(Vref)発生回路、及び、基準電圧(Vref)の比較結果を増幅する差動アンプ回路等が必要になるため、常時、DC電流を流すことになる。そして、基準電圧(Vref)の発生のため、データ保持電流は20μA以上を要する。
(b)本発明によれば、プロセス依存がなく、トリミング等の調整もほとんど必要としない。このため、容易に安定した温度補償が実現可能である。
逆に、温度計回路を実現するには、検知温度のばらつきを吸収するトリミングが必要である。現実に、30℃程度の検知温度ばらつきがあり、トリミング後も、そのばらつきは、例えば10℃程度残る。
デバイスのリフレッシュ実力は、温度依存性が大きく、10℃の差で2倍近くも変化するため、リフレッシュ周期を短かめ(マージン拡大方向へ)に設定せざるをえなくなり、逆に、温度補償することで、データ保持電流そのものが大きくなってしまう場合もある。
(c)実メモリのデータを読み出し、そのエラー状況に応じてリフレッシュ周期が設定されるため、メモリ回路の保持データのエラーに依存して、リフレッシュ周期の延長(調整)、温度補償が実現できる。
(d)しかしながら、メモリアレイの全データを読み出してエラー状況を監視する構成は、現実には、温度補償技術として、採用できない。
すなわち、全データのエラー率を監視する必要があるため、リフレッシュ毎に、全ビットREADをしなければならず、データ保持電流のベース(AC成分)が、2倍以上に増加し、結果的に、高温領域では、低消費電流化にならない。
(e)エラー率を監視するメモリ領域を絞れば、上記(d)の問題を回避できるが、エラー率は、その領域の保持データに依存する。このため、正しい値(エラー率)を得られず、でたらめなリフレッシュ周期設定に陥る場合もある。例えば保持データが0データなら、フェイルしない。
本発明は、上記した従来のセルリークモニタ方式、温度計方式の長所を生かしながら、短所を改善し、低電力化を図る温度補償方式を実現したものであり、従来技術の基本動作は生かし、短所を無くすため、以下の3つの要件を追加し、エラー率の監視対象を、新たに設けたモニタビット領域に限定している。
図4(A)に示すように、メモリアレイ100は、256Mビットの情報ビット101、8Mビットの検査ビット102、32Kビットのモニタビット103(モニタセル領域)を有する。本発明によれば、モニタビットを含めて全セルのリフレッシュを行い、リフレッシュ毎に、モニタビット103にPhysical‘1’を書き込み、リフレッシュ周期又はそれよりも短い期間で、モニタビットのPhysical‘1’を読み出して、期待値データと一致するか判定することで、エラー率(エラーカウント)を判定し、エラー率に基づき、リフレッシュ周期を可変制御する。なお、エラーはフェイルに対応し、エラー率は、エラーカウントの数を全体の数で除算したものである(フェイル数/(パス+フェイル数))。
次に、本発明におけるエラー率監視用のモニタセルについて説明する。
本発明においては、低消費電力のデータ保持動作モード(SSRモード)において、リフレッシュ動作時、モニタビット103に‘1’データを書込み、ポーズリフレッシュ毎(ポーズ期間中、パワーオフ)に、データを読み出し、エラー率を監視する。モニタビット103は、検査ビット(パリティビット)102と同様、冗長救済することができ(ウェハテスト時に不良セルを冗長セルで置きえる)、ある特定のアドレスを割り当てる構成とする。モニタビット103は、Xデコーダ104で選択されるワード線(情報ビット、検査ビット用のワード線とは別に用意されたワード線)に接続されるメモリセルの個数分設けられる。なお、モニタビット103は、図示されないBIST回路で生成された内部アドレス(XアドレスとYアドレス)で選択される。
あるいは、冗長救済メモリの未使用領域(かつ、ウエハテスト等でパスした領域)をモニタビットとして割り当るようにしてよい。
エラー率計数回路(ERATE MONITOR)105は、例えば、図5に示すように、ECC符号化復号回路(ECC CODEC)に並列して設け、モニタビットへの書込みデータ生成、読出しデータのエラー率(フェイルビット数)の計測を行う。
本発明によれば、モニタセルからの読み出しデータと比較される期待値が、既知であるため、エラー率計数回路(ERATE MONITOR)105は、例えば図17に示すように、カウンタ回路(COUNTER)と加算回路(ADDER)による、簡易な構成で実現することができる。
本発明を、低消費電力のデータ保持動作モード(SSRモード)搭載の(ECC−CODECが1セット/4バンク)のDRAMに適用した場合において、エラー率計数回路(ERATE MONITOR)105を備え、エラー率計数回路(ERATE MONITOR;「エラー監視回路」ともいう)105は、内部I/Oバスに、ECC符号化復号回路(ECC CODEC)と、同様、ぶらさがる構成とされる。内部I/Oバスに接続されるエラー率計数回路(ERATE MONITOR)105は、通常動作と同様の読み出し(READ)、書き込み(WRITE動作)とともに、エラー率のカウント、書込み動作を行う。
本発明は、セルフリフレッシュ動作中のエラー率の監視動作のため、SDRAMインターフェイス回路(例えば図5のコントロール回路209)に対し、内部コマンド、内部アドレスを生成、出力するとともに、エラー率計数回路(ERATE MONITOR)105の動作を制御するECCコントローラ(図5のCONTROLLER6参照)を備えている。このECCコントローラ(図5の6)は、BIST(Built−In Self Test)を制御するBISTブロックと、ECC(Error Checking and Correction)ブロックとを含み、ECCブロックは、SSRモードにおけるパリティビットの生成、書込み、エラー検出及び訂正書込み動作のための内部コマンド、内部アドレスをSDRAMのインターフェイス回路(例えば図5のコントロール回路209)に対して出力し、ECC−CODECに制御信号(INIT、PARITY、SYNDROME、CORRECT)等を出力する。
BIST回路は、内部コマンド(ACT、READ、WRITE、PRE等)を生成し、モニタビットの内部アドレスを生成してSDRAMのインターフェイス回路に対して出力し、エラー率計数回路(ERTAE MONITOR)に、I/Oバスへの期待値データの出力、I/Oバスからの読み出しデータの取り込みを制御し、さらに期待値データを作成するためのアドレス信号を生成し、エラー率計数回路(ERTAEMONITOR)からのエラー率を取得し、セルフリフレッシュ制御回路にリフレッシュ周期制御信号(UP、DOWN、KEEP)を出力する(図41参照)。
本発明によれば、エラーカウント又はエラー率の測定を、小容量メモリであるモニタビット領域のポーズリフレッシュ不良(‘1’フェイル)に限定したことで、エラー率監視に要する消費電流は、小容量メモリ(モニタセル)への書き込み・読み出し電流に低減される。そして、モニタセルへの書き込み・読み出し電流は、リフレッシュ電流に対して無視できるほど小さくなる。
図4(A)のモニタビット領域103は、独立に設けられた小メモリ領域、あるいは、任意に選択されたメモリ領域(例えば、冗長救済メモリで余った領域など)に限定したメモリ領域とされるが、次の理由で、リフレッシュ周期制御に用いることができる。
ポーズリフレッシュ不良(‘1’フェイル)の落ちこぼれビットの出現確率は、従来製品、他社製品を通じて、さほど差はなく、低い場合でも、0.001%程度である。このため、メモリ容量が約256kビット以上の場合、小メモリ領域(例えば32Kビット)で、必要なエラー率の監視を行うことができる。そして、近年の256MビットDRAMのような大容量メモリであれば、無視できる面積増加になる。32Kビットのモニタビットの追加は、256Mセルアレイに対して、1/(256×32)=0.12%の増加をもたらすだけである。
本発明によれば、メモリセルに書き込んだデータのエラー率を直接監視しているため、上記特許文献1(本願添付図面の図1及び図2参照)と同様の理想的な温度補償を実現することができ、トリミング等の周期のあわせ込みも不要である。
前述したように、本発明によれば、エラー率計数回路105のエラー率に基づきリフレッシュ周期を制御しており、基準電圧(Vref)も不要である。このため、データ保持電流を、10uA以下に設定可能である。
通常のセルフリフレッシュにも適用可能である。リフレッシュ救済ビット約10ビットをモニタする。
本発明に係る半導体記憶装置においては、コマンド投入によりセルフリフレッシュ(Self−Refresh)、SSRモードにエントリした後、以下の動作が行われる。
(1)全ビットを読出し、パリティビットを生成する(これは、上記特許文献2と同じ符号化動作である)。
(2)モニタビットに‘1’データを書き込み、全ビットに対しバーストリフレッシュを行う。
(3)設定されたポーズ時間後、モニタビットの‘1’データを読出し、エラー率をカウントする。なお、エラー率のカウントはエラーの発生数のカウントに対応する。
(4)エラー率が設定上限値e1より大きい場合は、リフレッシュ周期を、現在値よりも短くし、設定下限値e2よりも小さい場合にはリフレッシュ周期を、現在値よりも長くし、いずれでもない場合は、リフレッシュ周期を変更しない。
以降、上記(2)へ戻り、リフレッシュとエラー率監視を繰り返す。この制御アルゴリズムにより、オン・チップECCの訂正能力の範囲で、エラー率を抑えながら、リフレッシュ周期を可変に制御することができる。
(5)エグジットコマンドが投入された場合、パリティビットを含む全ビットを読出し、エラービットを訂正処理した後、ノーマルモードへ復帰する(上記特許文献2と同じ復号動作)。以下、実施例に即して詳細に説明する。
図5は、本発明の一実施例の半導体記憶装置の構成を示す図である。図5には、この発明に係るダイナミック型RAM(以下、単にDRAMという)の一実施例の全体ブロック図が示されている。この実施例のDRAMはSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory ;「SDRAM」という)に向けられている。この実施例のSDRAMは、特に制限されないが、4つのメモリバンク(BANK0〜3)に対応して4つのメモリアレイ(MEMORY ARRAY)200A〜200Dが設けられる。4つのメモリバンク0〜3(BANK0〜3)にそれぞれ対応されたメモリアレイ200A〜200Dは、それぞれがマトリクス配置されたダイナミック型メモリセルを備え、図5のメモリアレイにおいて、不図示のメモリセルトランジスタのゲート端子はワード線(不図示)に接続され、メモリセルトランジスタのドレインとソースの一方は、行毎に、相補のビット線(図示せず)にされ、ドレインとソースの他方は、データ蓄積用の容量素子の一端に接続されている。ロウデコーダ(ROW DECODER &LATCH)201によるロウアドレス信号をデコード結果に従い、ワードドライバ(WORD DRIVER)202は、メモリアレイ200の選択されたワード線(不図示)を高電位に駆動する。メモリアレイ200の相補ビット線(不図示)はセンスアンプ(SENSE AMPLIFIERS)203及びカラム選択回路としてのI/Oゲーティングライトドライバ(I/O GATING WRITE DRIVER)204と列(カラム)デコーダ(COLUMN DECORDER)205によってIO線に接続される。I/Oゲーティングライトドライバ204には、メインアンプ及びライトアンプが含まれる。
センスアンプ203は、メモリセルからのデータ読出しによってそれぞれの相補ビット線に現れる微小電位差を検出して増幅する。I/Oゲーティングライトドライバ204は、上記相補ビット線を選択して相補型のI/O線に導通させるためのカラムスイッチMOSトランジスタを含む。カラムスイッチMOSトランジスタは、カラムデコーダ205によるカラムアドレス信号のデコード結果に従って選択動作される。バンク0乃至バンク3の各メモリアレイ200も同様に、ロウデコーダ(ROW DECODER &LATCH)、センスアンプ(SENSE AMPLIFIERS)、及び、IOゲーティングライトドライバ(I/O GATING WRITE DRIVER)と、カラムデコーダ(COLUMN DECORDER)が設けられる。
I/O線は各メモリバンクに対して共通化されて、データ入力レジスタ(DATA INPUT REGISTER)210の出力端子及びデータ出力レジスタ(DATA OUT REGISTER)211の入力端子に接続される。端子DQ0〜DQ15(16ビット)は、データ入出力端子であり、8ビットからなるデータD0−D15(下位バイトD0−D7、上位バイトD8−D15)を入力又は出力するデータ入出力端子とされる。DQML、DQMUは、入出力バッファを制御するバイトコントロール用の制御信号であり、DQMLは下位バイト、DQMUは上位バイトの入力バッファを制御する。
アドレス入力端子から供給される15ビットのアドレス信号A0〜A14は、アドレスレジスタ(ADD REG)213で一旦保持され、時系列的に入力される上記アドレス信号のうち、メモリセルを選択するロウ系アドレス信号はロウアドレスマルチプレクサ(ROW ADD MUX)206を介して、各メモリバンクのロウデコーダ201に供給される。上記メモリバンクを選択するアドレス信号BA0、BA1は、A13とA14が割り当てられており、バンクコントロール論理(BANK CONTROL LOGIC)回路212に供給され、ここで上記4つのメモリバンクの選択信号が形成され、ロウデコーダ201に供給される。カラム系アドレス信号は、カラムアドレスカウンタ/ラッチ(COLUMN ADDRESS CONTROL/LATCH)207に保持される。
リフレッシュカウンタ(REFRESH COUNTER)208は、セルフリフレッシュ(Self Refresh)の行アドレスを発生する。例えば、256Mビットのような記憶容量を持つ場合、カラムアドレス信号としては、×8ビット構成では、アドレス信号9ビットが有効とされる。上記カラムアドレスカウンタ207には、時系列に入力されるカラムアドレス信号がプリセットデータとして供給され、後述のコマンドなどで指定されるバーストモードにおいて上記プリセットデータとしてのカラムアドレス信号、又はそのカラムアドレス信号を、順次インクリメントした値を、各メモリバンクのカラムデコーダ205に向けて出力する。
コントロールロジック(CONTROL LOGIC)209は、SDRAMインタフェース回路をなし、コマンドデコーダ(COMMANDDEC)2091、セルフリフレッシュコントロール(REF CONTROL)2092及びモードレジスタ(MODE REGISTER)2093を有する。モードレジスタ2093は、各種動作モード情報を保持する。
コマンドデコーダ2091は、動作モードに応じて、外部コマンド、内部コマンドを受信、解読する。
セルフリフレッシュ制御回路2092は、セルフリフレッシュ制御ブロックであり、リフレッシュ動作、及びその周期制御を行う。
ロウデコーダ201は、バンクコントロール回路(BANK CONTROL LOGIC)212で指定されたバンクに対応したもののみが動作し、ワード線の選択動作を行わせる。
図5に示す例では、コントロール回路209は、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CKE、チップセレクト信号CS、カラムアドレスストローブ信号CAS、ロウアドレスストローブ信号RAS、及びライトイネーブル信号WEなどの外部制御信号と、DQMとモードレジスタ2093を介したアドレス信号とが供給され、それらの信号のレベルの変化やタイミングなどに基づいてSDRAMの動作モード及び上記回路ブロックの動作を制御するための内部タイミング信号を形成するもので、それぞれに信号に対応した入力バッファ(不図示)を備える。他の外部入力信号は、当該内部クロック信号の立ち上がりエッジに同期して有意とされる。チップセレクト信号CSはそのロウレベルによってコマンド入力サイクルの開始を指示する。チップセレクト信号CSがハイレベルのとき(チップ非選択状態)やその他の入力は意味を持たない。但し、後述するメモリバンクの選択状態やバースト動作などの内部動作は、チップ非選択状態への変化によって影響されない。RAS、CAS、WEの各信号は通常のDRAMにおける対応信号とは機能が相違し、コマンドサイクルを定義するときに有意の信号とされる。
クロックイネーブル信号CKEは、次のクロック信号の有効性を指示する信号であり、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルであれば、次のクロック信号CLKの立ち上がりエッジが有効とされ、ロウレベルのときには、無効とされる。
なお、リードモードにおいて、データ出力レジスタ(DATA OUTPUT REGISTER)211に対するアウトプットイネーブルの制御を行うアウトプットイネーブル信号OEを設けた場合には、信号OEもコントロール回路209に供給され、その信号が例えばハイレベルのときにはデータ出力レジスタ211の出力は、高出力インピーダンス状態にされる。
ロウアドレス信号は、クロック信号CLK(内部クロック信号)の立ち上がりエッジに同期するロウアドレスストローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおけるA0〜A12のレベルによって定義される。
アドレス信号A13とA14(図5のBA0、BA1)は、上記ロウアドレスストローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおいてバンク選択信号とみなされる。即ち、BA0、BA1の組み合わせにより、4つのメモリバンク0〜3のうちの1つが選択される。メモリバンクの選択制御は、選択メモリバンク側のロウデコーダのみの活性化、非選択メモリバンク側のカラムスイッチ回路の全非選択、選択メモリバンク側のみのデータ入力回路210及びデータ出力回路211への接続などの処理によって行うことができる。
SDRAMにおいては、1つのメモリバンクでバースト動作が行われているとき、その途中で、別のメモリバンクを指定して、ロウアドレスストローブ・バンクアクティブコマンドが供給されると、当該実行中の一方のメモリバンクでの動作には何ら影響を与えることなく、当該別のメモリバンクにおけるロウアドレス系の動作が可能にされる。したがって、例えば16ビットからなるデータ入出力端子DQ0−DQ15においてデータが衝突しない限り、処理が終了していないコマンド実行中に、当該実行中のコマンドが処理対象とするメモリバンクとは異なるメモリバンクに対するプリチャージコマンド、ロウアドレスストローブ・バンクアクティブコマンドを発行して、内部動作を予め開始させることが可能である。
さらに、図5において、参照番号1は、SDRAMインターフェイスからECCコントローラ6への起動、停止信号である。
参照番号2は、ECCコントローラ6からSDRAMインターフェイスへの内部コマンド信号、あるいはJOB終了信号である。例えば、符号化動作、復号動作が終了すると、READY信号を出力する。
参照番号3は、ECCコントローラ6からアドレスレジスタ213へ供給される内部アドレス信号である。
参照番号4は、ECC符号化復号回路(ECC CODEC)7の動作モード信号(CODEC MODE)である。ECCコントローラ6から動作に応じて制御される。例えば、初期化(INIT)、シンドローム演算(SYNDROME)、パリティビット出力(PARITY)、エラー位置検出の4モードがある。
参照番号5は、ECC符号化復号回路(ECC CODEC)7からECCコントローラ6へのエラー検出信号、エラー位置検出信号(ERROR−LOCATION DETECT)である。
参照番号6は、ECCコントローラ(1セット/4バンク)であり、ECCコントローラ6から、内部コマンド、内部アドレスが出力され、SDRAMの内部動作を制御するとともに、ECCコーデック7を動作に応じて制御する。ここでは、さらに、エラー監視動作では、エラー率計数回路(ERATE MONITOR)11も動作に応じて制御する。
参照番号7は、ECC符号化復号回路(ECC CODEC)であり、符号化回路と、復号回路を含み、シンドローム演算、パリティビット演算、エラー検出・訂正を行う。
参照番号9は、ECCコントローラ6からセルフリフレッシュ制御回路2092への周期変更信号(UP/DOWN信号など)である。
参照番号11は、エラー率計数回路(ERATE MONITOR)であり、モニタセルからの読み出し(READ)データを期待値と比較し、エラーをカウントする。また、期待値を、書き込み(WRITE)データとして、メモリアレイに出力する。
参照番号12は、エラー率計数回路11への動作モード信号(MODE)である。ECCコントローラ6から制御され、例えば、期待値READモード、期待値WRITEモードがある。期待値をアドレスに応じて発生するため、エラー率計数回路11は、データスクランブルも搭載する(図17参照)。
参照番号13は、エラー率計数回路11からのエラーレート(FBIT)であり、例えば、数ビットの2進数よりなり、エラー率計数回路11から、ECCコントローラ6へ出力される。
参照番号14は、バンクメモリのメモリアレイ、参照番号15、16は、モニタ領域、パリティ領域である。
本実施例では、DRAMにオンチップで搭載されるECC(誤り検出訂正)として、巡回符号(Cyclic Code)を適用し、セルフリフレッシュ時、リフレッシュ不良の訂正(マスク)によるスタンバイ電流の低減を実現するものである。すなわち、各メモリバンク0〜3の各々に対応して、ECCコーデック(符号化復号回路)7が設けられる。ECCコーデック7は、ECCコントローラ6からモード(CODEC MODE)信号を受け、読み出したデータのエラー訂正を行い、エラー検出情報(ERROR LOCATION DETECT)をECCコントローラ6に通知する。ECCコントローラ6は、エラー率に基づき、セルフリフレッシュコントロール回路2093におけるリフレッシュ周期を可変させる制御を行う。
エラー率計数回路11は、ECCコントローラ6からモード(MODE)信号を受け、エラーモニタモード時、I/Oゲーティングライトドライバ204から読み出されたモニタビットのエラー(Fail Bit)を測定し、ECCコントローラ6に通知する。
ECC回路として、巡回符号を適用した場合、ECCを構成するコーダ/デコーダ(CODEC)の回路規模も小さくなるため、符号長が長くとれ、パリティビットを少なくでき、DRAMオンチップECCによるチップ面積の増大を最小限に抑えられる。
なお、パリティビットの生成や、誤りビットの訂正動作には、複数サイクルを必要とすることから、本実施例においては、ECCコーデックによるECC動作(パリティビットの生成、誤り検出訂正動作)は、後述するように、データ保持動作モードのための、セルフリフレッシュ時に入るときと、セルフリフレッシュモードから、通常モードに復帰する際のように、アクセススピードを気にしなくて済む場合等に適用される。
そして、本実施例においては、ECCの限定的な動作制限によって、低消費電力化を図ることができる。ECCコーデック7により、ポーズリフレッシュ不良ビットが訂正可能であり、データ保持動作モードでのセルフリフレッシュにおいては、ECC回路は動作しない。したがって、エラービットが発生しても、データ保持動作モードでのセルフリフレッシュの期間では、それを訂正することなく放置される。データ保持動作モードから通常モードへのエグジット時に、メモリアレイのECC復号回路によるエラー検出と訂正が行われる。
図5に示す構成においては、ECCコーデック7は、1セット/4バンクとされる。エラー率計数回路11は、I/Oバスに対し、ECCコーデック7と同様に接続される。通常動作同様の読み出し(READ)、書き込み(WRITE)動作とともに、エラー率のカウント、エラー率の書込み動作が行われる。
なお、図5では、図示されないが、内部電源発生回路が設けられ、電源端子から供給されたVCCとVSSのような動作電圧を受けてワード線の選択レベルに対応した内部昇圧電圧VPP、センスアンプの動作電圧に対応した内部降圧電圧VDL、周辺回路の動作電圧に対応した内部降圧電圧VPERIの他、不図示のメモリセルのプレート電圧、VDL/2のようなプリチャージ電圧、基板バックバイアス電圧VBBのような各種内部電圧を発生させる。
なお、図5に示す例では、バンク0〜3は、メモリアレイ(8Kロウ×8Kカラム)、モニタビット(Mロウ×8Kカラム)、パリティ(Pロウ×8Kカラム)を備えている。ロウデコーダ201は、ロウアドレスマルチプレクサ206からのロウアドレス13+1ビット(13ビットは8Kワード用、13+1ビットでモニタビット、パリティアクセス用)をデコードしてラッチし、ワードドライバ202から選択ワード線を駆動する。
図6は、本発明の別の実施例のメモリ装置の構成を示す図である。図6を参照すると、ECC符号化復号回路7(1セット/1バンク)のDRAMにエラー率計数回路11が搭載されている。エラー率計数回路11は、図5と同じだが、図6のECC符号化復号回路7のように、各バンクに搭載してもよい。その場合、4バンク同時のREAD、WRITE動作を行い、動作時間短縮を図ることができる。
モニタビットは、パリティービットのように、別メモリを用意する必要がある。
冗長救済メモリの未使用領域をモニタビットに利用する場合、モニタビット領域として確保できる領域は、チップ個々により異なるため、図6のように、内部I/Oバスに1セット搭載し、通常動作同様のREAD、WRITE動作により、エラー監視を行う。
図7は、本実施例のリフレッシュ周期制御アルゴリズムを説明するフローチャートである。図7に示す手順は、リフレッシュ周期でエラー率を監視する単純な処理形態とされている。本実施例では、ECCコーデック(図5の7)のパリティビットの生成や、誤りビットの訂正動作は、スーパセルフリフレッシュモードにエントリ時と、スーパセルフリフレッシュモードにエグジット時に行なわれる。
通常動作から、コマンドを受けてスーパセルフリフレッシュモードにエントリする。
誤り検出訂正用のパリティ(検査ビット)を生成する(ステップS101)。
メモリアレイのモニタセル(モニタビット領域)に’1’を書き込む(ステップS102)。
メモリアレイの全てのセルをリフレッシュする(ステップS103)。
例えば1秒間ポーズ(パワーオフ)する(ステップS104)。パワーオフ状態では内部電源回路が部分的にオフされる。
モニタセルから’1’を読み出す(ステップS105)。
エラー率が上限値e1より大の場合、リフレッシュ周期tREFを短縮する(ステップS107)。
tREF←tREF/k1
エラー率が設定下限値e2以下の場合、リフレッシュ周期tREFを伸ばす(ステップS108)。
tREF←tREF×k2
エラー率がe1以下でe2より大の場合、リフレッシュ周期は変更しない。
SSRモードからエグジットするとき、ECCコーデックは、メモリアレイの検査ビットを用いて、誤り検出を行い、メモリセルのエラー訂正を行い、通常動作に移る。
本実施例では、リフレッシュ周期毎に、エラー測定を行っている。ポーズ期間中の急激な温度変化に対応するため、エラー率(カウント数)が、設定値(e1)より大きい場合、リフレッシュ周期を1/kに短くするが、1/2、1/4など、急速な周期制御を行なう。
一方、エラー率(カウント数)が、設定値(e2)より小さい場合、リフレッシュ周期をk倍に長くするが、kは1.1倍、1.2倍など、低速な周期制御を実施する。
分周カウンタにより、周期を2倍、4倍するような単純な制御の場合、ポーズ期間中は、何も検知しないため、温度上昇に転じた場合に、周期が長くなりすぎる可能性がある。そこで、kは1.1倍、1.2倍等に設定している。
リフレッシュ周期を決定するタイマ回路には、このような周期制御機能が必要になる。なお、タイマ回路については、後述する(図25参照)。
図8は、本発明の別の実施例のリフレッシュ周期制御方法を説明する流れ図である。
リフレッシュ周期より、短い周期でエラー監視する実施例の動作を示す流れ図である。ポーズ時間を逐次長くしていき、エラー率を監視する。ただし、エラー監視ポイント毎での周期変更はない。周期変更は、全ビットリフレッシュサイクル毎に行われる。
モニタビットのエラー率の監視の周期は、リフレッシュ周期の1/nに設ける。図8を参照すると、通常動作から、スーパセルフリフレッシュモードにエントリする。
ECCコーデック7の符号化回路がメモリアレイのメモリセルのパリティを生成する(ステップS201)。
モニタセルに’1’を書き込む(ステップS202)。
メモリアレイの全てのセルをリフレッシュする(ステップS203)。
リフレッシュ周期の1/nポーズ(パワーオフ)する(ステップS204)。
モニタセルから’1’を読み出す(ステップS205)。
エラー率が設定値e1より大の場合、リフレッシュ周期tREFを短縮する(ステップS207)。
tREF←tREF/k1
エラー率がe2以下の場合、エラー監視がn回未満(まだエラーチェックを行なう)場合、ステップS204のポーズ処理を行う。エラー率がe2以下の状態でn回のエラー監視が終了した場合、リフレッシュ周期tREFを伸ばす(ステップS209)。
tREF←tREF×k2
エラー率がe1以下でe2より大の場合、リフレッシュ周期は変更しない。
スーパセルフリフレッシュモードからエグジットするとき、エラー訂正を行い、通常動作に移る。
温度変化に対する追従性を上げたい場合には、リフレッシュ周期よりも短い周期でエラー率の監視を行なう。例えば、全ビットリフレッシュ動作は、エラー率監視の2回後に行なう。n=2とし、リフレッシュ周期を1secとすると、ポーズ期間は500msecとなる。
ポーズ時間後、モニタビットに対するエラー監視(モニタ領域のREAD動作を行い、エラー率判定)を行うが、ここで、設定値e1よりエラー率が大きければ、1回目、2回目に関係なく、周期短縮及び全ビットリフレッシュへ移行し、ポーズ回数もリセットする。
設定値e2よりエラー率が小さい場合、1回目のエラー監視であれば、何もせず、そのまま、ポーズ期間へ戻る。そのポーズ後、再び、2回目のエラー監視動作を行う。このとき、2倍長いポーズ時間に対するエラー監視を行うことになり、エラー率に従った周期変更、及び全ビットリフレッシュ動作へ移行する。これにより、リフレッシュ周期の1/2周期(n=2の場合)で、エラー率を監視することができる。ただし、これを有効なものにするには、モニタビット領域が2倍必要になる。
つまり、2回目に行うエラー監視メモリ領域は、1回目と別のモニタビットでなければ意味がない。何故なら、エラー監視(モニタ領域のREAD動作)を行なうことで、当該メモリセルに対して、リフレッシュ(再書込み)動作が行われてしまうためである。同一メモリセルに対して、2回目のエラー監視を行なっても、当該メモリセルに対するポーズ時間は、1回目とほとんど変化しないためである。
モニタビットに書込むデータは、‘1’データであり、ポーズリフレッシュ不良の検出が主目的であるが、Physical‘1’データである必要はない。
例えばデータスクランブル(図17参照)が複雑で、実現困難な場合には、Logical‘1’データとしてもよい。Logical‘1’データであっても、多くの場合、50%は、Physical‘1’データであるため、問題なくエラー率監視ができる。これは、チップ個々のメモリマップ構成に依存する。この場合、データスクランブルが不要となるばかりでなく、プレートリーク不良等の原因により、Physical‘0’データが顕在化しても、エラー率の監視ができるメリットがある。
図9は、本発明の別の実施例のリフレッシュ周期制御方法を説明する流れ図である。リフレッシュ周期より、短い周期でエラー監視する実施例の動作を説明する流れ図である。
当該リフレッシュ周期より、短い周期で、常にエラー率監視をする。当該リフレッシュ周期でのエラー率より、低いエラー率で周期制御判定を行う。通常動作から、スーパセルフリフレッシュモードにエントリする。
ECCコーデックの符号化回路でパリティを生成する(ステップ301)。
メモリアレイの全てのセルをリフレッシュする(ステップS302)。
そして、エラーチェックモードである場合(ステップS303のYes)、モニタセルに’1’を書き込む(ステップS304)。n回エラー判定を行なった場合(ステップS303のNo)、ステップS302に移行する。
リフレッシュ周期の1/nポーズ(パワーオフ)する(ステップS305)。
モニタセルから’1’を読み出す(ステップS306)。
エラー率を判定し(ステップS307)、エラー率が設定値e1より大の場合、リフレッシュ周期tREF←tREF/k1とし(ステップS308)、ステップS303に移行する。
エラー率がe2以下の場合、tREF←tREF×k2とし(ステップS309)、ステップS303に移行する。
エラー率がe1以下でe2より大の場合、リフレッシュ周期は変更せず、ステップS303に移行する。
スーパセルフリフレッシュモードからエグジットするとき、ECCコーデックの復号回路でエラー訂正を行い、通常動作に移る(ステップS310)。
図10は、本発明の別の実施例のリフレッシュ周期制御方法を説明する流れ図である。リフレッシュ周期より、短い周期でエラー監視する実施例の動作を示す流れ図である。ポーズ時間を逐次長くしていき、エラー率を監視する。ただし、エラー監視ポイント毎で周期変更を行う。通常動作から、スーパセルフリフレッシュモードにエントリする。
ECCコーデックの符号化回路でパリティを生成する(ステップ401)。
モニタセルに’1’を書き込む(ステップS402)。
メモリアレイの全てのセルをリフレッシュする(ステップS403)。
そして、エラーチェックモードである場合(ステップS404のYes)、リフレッシュ周期の1/nポーズ(パワーオフ)する(ステップS405)。n回エラーを判定行なった場合(ステップS404のNo)、ステップS402に移行する。
モニタセルから’1’を読み出す(ステップS406)。
エラー率を判定し(ステップS407)、エラー率が設定値e1より大の場合、リフレッシュ周期tREF←tREF/k1とし(ステップS408)、ステップS404に移行する。
エラー率がe2以下の場合、tREF←tREF×k2とし(ステップS409)、ステップS404に移行する。
エラー率がe1以下でe2より大の場合、リフレッシュ周期は変更せず、ステップS404に移行する。
スーパセルフリフレッシュモードからエグジットするとき、ECCコーデックの復号回路でエラー訂正を行い、通常動作に移る(ステップS410)。
図11は、本発明が適用される、SSRモードを具備したDRAMの状態遷移の一例を示す図である。SSRモードへは通常SR(セルフリフレッシュ)と同様、コマンドデコーダへのSSRエントリーコマンドでエントリーし、SSR状態に移行する。例えばクロック信号CLKの立ち上がりに同期してクロックイネーブル信号CKEがロウレベルに変化し、SSRモードエントリのコマンド(SPC)が入力される。SSRモードエントリのコマンド(SPC)は、例えばクロック信号CLKに同期して所定レベルのチップセレクト信号CS、ロウアドレスストローブ信号RAS、カラムアドレスストローブ信号CAS、ライトイネーブル信号WEがコマンドデコーダ2091に供給されてデコードされる。また、SSRエグジットコマンド(指示)により(例えばクロックイネーブル信号CLEがロウレベルからハイレベルとされ、エグジットコマンドがコマンドデコーダに取り込まれる)、復号状態(エラー訂正動作)へ移行し、復号が終了すると、Idle(通常状態)へ自動的に復帰する(動作タイミング波形については、図56、図57参照)。
アイドル状態から、アクティブコマンド入力で、アクティブ状態に移行する。
アイドル状態から、コマンド入力で、MRS(モードレジスタセット)でモードレジスタ設定に遷移し、モードレジスタ設定後、アイドル状態に戻る。
アイドル状態から、SSRエントリのコマンド入力で、パリティ付加後、SSRに遷移し、SSRエグジットのコマンド入力で、エラー訂正を行い、アイドル状態に戻る。
アイドル状態から、SR(Self Refressh)エントリのコマンド入力で、SRに遷移し、SRエグジットのコマンド入力で、アイドル状態に戻る。
アイドル状態から、DPD(Deep Power Down)エントリのコマンド入力でDPDに遷移し、DPDエグジットのコマンド入力で、アイドル状態に戻る。
図12は、リフレッシュ周期のエラー率モニタ制御機能搭載時のSSRモード状態遷移を示す図である。SSR状態に入ると、符号化状態(パリティビット生成)に移行する。パリティビット生成が終了すると、モニタビットへの1WRITE→ポーズ(内部電源回路の少なくとも一部を停止、パワーオフ状態)→モニタビットの1READ→エラー率判定→全ビットリフレッシュ→モニタビットへの1WRITEを繰り返す。すなわち、SSRにエントリすると、パリティ情報を生成し、モニタビットに1を書き込み、全てのセルをバーストリフレッシュしてから、ポーズし、モニタビットの1を読み出し、N回ポーズした場合、あるいは、エラー率errがe2以上の場合、モニタビットに1を書き込む。ポーズ回数がN未満であり、エラー率がe2未満の場合、ポーズする。
図13は、リフレッシュ周期のエラー率モニタ制御機能なしのSSRモード状態遷移を示す図である。SSR状態に入ると、符号化状態(パリティビット生成)に移行する。終了すると、ポーズ(内部電源停止、パワーオフ状態)→全ビットリフレッシュを繰り返す。SSRモードにエントリすると、パリティを生成し、全てのセルをバーストリフレッシュし、ポーズする。ポーズとバーストリフレッシュ間を推移し、SSRエグジットで通常モードに移行する。
図14は、リフレッシュ周期のエラー率モニタ制御搭載時のSSRモード状態遷移図である。SSRモードに入ると、パリティ生成が行われ、バーストリフレッシュを行い、複数回エラー監視を行う(モニタビットへの1の書き込み、ポーズ、モニタビットからの1の読み出しをN回行う)。
図15は、リフレッシュ周期のエラー率モニタ制御搭載時のSR(セルフリフレッシュ)モード状態遷移図である(図9に対応)。リフレッシュ動作にモニタビット(約10ビット)へのREAD・WRITEが割り込む。
図16は、本発明の第3の実施例の構成を示す図であり、ECCコーデックは、1セット/4バンクとされ、図5と相違して、通常セルフリフレッシュ対応モニタビットアドレスROM214を備えている。
ECCコントローラ6は、通常セルフリフレッシュ対応モニタビットアドレスを記憶したROM214へアクセスし、当該アドレスから内部アドレスを出力し、READ・WRITE動作を行なう。
図17は、図5に示したエラー率計数回路11の構成の一例を示す図である。図17を参照すると、比較回路1702は、READデータDOUT(i)を、期待値(Expectation Data)と比較し、フェイルのときERRORをハイレベルとして出力し、ECLKがハイレベルのとき、エラーをカウンタ1704でカウントアップする。
そして、フェイルビットカウント(Fail Bit Count:4ビット)を、16本のI/O線に対応して入力する加算器(ADDER)1706で、フェイルビットカウントを、クロックACLK毎に、加算し、16本のI/O線に対応する加算結果(総和)を出力する。
なお、データスクランブル回路1701は、不図示のBIST(Built In Self Test)コントローラ(図41参照)から供給される、TPH、内部アドレスIYA(i)、IXA(j)を入力し、期待値データ(Physical’1’の期待値)を出力する。共通のワード線に接続され、相補のビット線対に接続されるメモリセルでは、Physical1書き込み時の期待値が異なるため、BISTコントローラ(例えば図41参照)からの制御信号TPHと内部アドレスIXA、IYAに基づき、データスクランブル回路1701で、期待値を作成し、クロック信号DCLKでレジスタ回路1703、1704を転送させ、比較回路1702に供給している。
BISTR(BISTリード)、BISTW(BISTライト)、DCLK(クロック)、EINT(初期化)、ECLK(クロック)、ACLK(加算器のクロック)は、DRAM内蔵のBISTコントローラから供給される。TM79は、図5のコントロールロジック209から供給される制御信号である。
図18は、図5に示したエラー率計数回路11の構成の別の例を示す図である。この回路構成では、16I/Oチャネルのエラーを加算器(非同期加算器)1804で加算し、加算器1804の加算であるフェイルビットカウント(Fail−Bits Cout)をACLKで加算する加算器1805を備えている。
図19は、図18の加算器1805のnビット加算回路の構成を示す図である。最下位ビットINA(0)とINB(0)を加算する半加算器と、上位ビットを一つ下位のビットの加算結果のキャリと加算する全加算器から構成される。
図20は、図19の半加算器の構成を示す図である。信号A、Bを入力とするEXOR回路2001と、キャリC生成用のAND回路2002を備えている。
図21は、図19の全加算器の構成を示す図である。図21において、Ciは、一つ下位のビットの加算結果のキャリである。
図22は、図18の16入力1ビット加算器1804の構成を示す図である。8個の半加算器、4つの2ビット加算器、2つの2ビット加算器、1つの4ビット加算器の階層構成とされる。
図23は、図17の加算器1706の構成を示す図である。8ビット加算器(8bit Adder)を、クリア端子を備えた8Bisフリップフロップ(8bit FF)を備えている。
図24は、図23の8ビット加算器、図17の加算回路(ADDER)1706の構成を示す図である。16ビットFSR(Feed Back Shift Register)2403の出力でオン・オフが制御されるCMOSトランスファゲート2405を介して、4ビットのIN0〜IN15が選択され、8ビット加算器(8bit Adder)2401の4ビット入力INB(0−3)に入力され、INB(4−7)は0とされ、8ビットフリップフロップ2402の出力が8ビット加算器(8bit Adder)2401の入力端子INAに帰還入力され累積加算されていく。フリップフロップ(8bit FF)はクリア端子のクリア信号でリセットされる。
図25は、図5、図6のセルフリフレッシュコントロール回路2092内部のタイマ回路の構成の一例を示す図である。ECCコントローラ6からの周期UP/DOWN信号を受け、周期を演算・設定する。なお、ECCコントローラ6は、エラー率が下限設定値e2以下のときDOWN信号、上限設定値e1以上のときUP信号を出力する。
図25において、13ビット加算器(13bits Adder)2504の出力は、計数比較器2503の基準値(LIMIT)として入力され、基準周期(BASIS PERIOD)をクロック信号として入力する12ビットカウンタ(12bits Counter)2508に入力される。12ビットカウンタ2508の出力が、閾値を超えた場合、計数比較器2503は、MONITOR PERIOD信号をハイレベルとして出力し、ワンショット生成器(One Shot)2509は、MONITOR PERIOD信号がハイレベルとなるとワンショットパルスを生成し、12ビットカウンタ2508をリセットする。13ビット加算器(13bits Adder)2504の出力(12ビット)は、周期加算値計算回路(UP_VAL)2506、周期減算値計算回路(DOWN_VAL)2507に入力され、クロックCLK1、CLK2をシフトクロックとしてシフトする。UP信号がハイレベルのときは、周期加算値計算回路(UP_VAL)2506の出力がCMOSトランスファゲートを介して13ビット加算器(13bits Adder)2504の入力端子IN1に入力され、DOWN信号がハイレベルのときは、周期減算値計算回路(DOWN_VAL)2507の出力がCMOSトランスファゲートを介して13ビット加算器(13bits Adder)2504の入力端子IN1に入力される。13ビット加算器(13bits Adder)2504は、トリガ生成器2505からのトリガーをクロック信号CLKとして、入力端子IN0に入力される現在の値と入力端子IN1の値を加算して出力する。信号KEEPがハイレベルのとき、入力端子IN1には、”0”が入力され、13ビット加算器(13bits Adder)2504の出力は一定値を保つ。
図26は、図25のトリガー回路の構成を示す図である。信号READYとFINALがともにハイレベルのとき、又はREADYがハイレベルでUPがロウレベルのとき、TRIGはハイレベルとなる。
図27は、図25のタイマの計数比較器2503の構成を示す図である。図27を参照すると、13ビット加算器2701で、入力IN1(12ビット)の2の補数を計算し、13ビット加算器2702でIN0+(12ビット)とIN1−の2の補数を加算し、OUT(12)を反転信号を出力する。
図28は、図25のタイマ内の13ビット加算器2504の構成を示す図である。13ビット加算器2504は、IN0(12ビット)とIN1(13ビット)を加算する加算器(13bits Adder)2801と、クロック信号CLKで加算器13bits Adderの出力をサンプルする12Bitsフリップフロップ2802を備えている。加算器2801の第13ビットOUT(12)の出力がハイレベルのとき、CLKはマスクされる。
図29は、図25の周期加算値計算回路(UP_VAL)2506の構成を示す図である。周期加算値計算回路(UP_VAL)は、13段のデータレジスタ#0〜#12を備えたシフトレジスタよりなり、IN(0)と、シフト信号SHIFTの反転とのNAND出力と、前段のデータレジスタ#1の出力とシフト信号SHIFTの反転とのNAND出力と、のNAND演算結果を入力INに入力とするデータレジスタ#0が、クロック信号CLKで、入力をサンプリングしてOUT(0)として出力する。IN(10)とシフト信号SHIFTの反転とのNAND出力と、前段のデータレジスタ#11の出力とシフト信号SHIFTの反転とのNAND出力とのNAND演算結果を入力INに入力するデータレジスタ#10が、クロック信号CLKで、入力をサンプリングしてOUT(10)として出力する。IN(11)とシフト信号SHIFTの反転とのNAND出力と、前段のフリップフロップ#12(出力は”0”)の出力とシフト信号SHIFTの反転とのNAND出力とのNAND演算結果を入力INに入力するデータレジスタ#11が、クロック信号CLKで入力をサンプリングしてOUT(12)として出力する。
図30は、図25のタイマ内の周期減算値計算回路(DOWN_VAL)2507の構成を示す図である。周期減算値計算回路(DOWN_VAL)2507は、入力INを入力しシフト信号SHIFTに応じて、シフトクロックCLKに基づきシフトするシフトレジスタ3001と、シフトレジスタの出力の2の補数を出力する加算器(13bits Adder)3002を備えている。
図31は、図29のデータレジスタの構成の一例を示す図である。入力INと出力OUTの間に、トランスファゲートTG1、TG2、TG3、TG4が接続され、TG1、TG4はクロック信号CLKがハイレベルでオンし、TG2、TG3は、クロック信号CLKがロウレベルでオンし、TG1の出力NAND1、INV2を介して、TG2に接続され、TG3の出力はの出力NAND2、INV3を介して、出力OUTに接続される。ロウアクティブ信号CLRBがロウレベルのとき、出力OUTはロウレベル、OUTBはハイレベルとされる。CLRBがハイレベルで、CLKのロウからハイレベルへ遷移すると、INの入力信号は、オン状態のTG1を伝達し、オフ状態のTG2の出力にNAND1、INV2を介して伝達され、オン状態のTG3を伝達し、TG4はオフとされ、NAND2、INV3を介して、出力OUTに出力される。CLKはロウレベルとなると、TG1はオフ状態とされ、出力OUTはCLKがハイレベル時の値を保持出力する。
図32は、図29のデータレジスタの構成の別の構成を示す図である。このデータレジスタは、クロック信号が差動モードで入力し、CLKと相補のCLKBを入力している。図31のインバータINV1が不要とされる。他の構成は、図31と同様とされる。
図33は、図31、図32のデータレジスタの動作波形を示す図である。CLRBがロウレベルで出力OUTはリセットされ、CLKの立ち上がりで入力INをサンプル出力する。
図34は、図28の13ビット加算器内の12ビットFFの構成を示す図である。図31のデータレジスタをn個パラレルに備えて構成される。
図35は、リフレッシュ基本周期発生回路の構成を示す図である。発振回路3501と、n-ビットカウンタ3502を備えている。発振回路3501は、ACT信号が活性状態の時に、発振し、バイアス電圧VP、VNの設定により発振周波数が可変制御されるリングオシレータにより構成される。n-ビットカウンタ3502は、発振回路3501の発振クロック出力を入力してカウントし、カウント出力Out(n−1)を基本周期信号(BASIS PERIOD)として出力する。RST信号はハイレベルのとき、CLRB端子がロウレベルとされ、n-ビットカウンタ3502はリセットされる。
図36は、発振回路3501の構成の一例を示す図である。発振回路(「RC遅延発振回路」ともいう)は、信号ACTがロウレベルのときに発振が停止され、信号ACTがハイレベルのとき、活性されるリングオシレータとして構成され、付加されるMOSキャパシタの容量値、バイアス電圧VPとVNの電圧値に応じて、発振周波数が規定され、信号ACTがハイレベルのとき、実質的にインバータ5段構成のリングオシレータが発振動作し、信号ACTがロウレベルのとき発振は停止する。
図36を参照すると、CMOSインバータ(P11、N11)と電源VCC及びグランド間に、バイアス電圧VP、VNをそれぞれゲートに入力する電流源トランジスタ(P12、N12)を備え、インバータの出力ノードにMOSキャパシタ(P13、N13)を備えた構成が、1段目から3段目のインバータのそれぞれを構成している。4段目のインバータ(P41、N41)と電源VCC間には、バイアス電圧VPをゲートに入力する電流源トランジスタ(P42)を備え、4段目のインバータ(P51、N51)とグランド(VSS)間には、バイアス電圧VNをゲートに入力する電流源トランジスタ(N52)を備えている。そして3段目のインバータ(P31、N31)の出力端は、4段目のインバータ(P41、N41)の入力端と、4段目のインバータ(P51、N51)の入力端に共通に接続され、4段目のインバータの2つの出力端は、5段目のCMOSインバータ(ドライバ回路)(P81、N81)の入力端に接続され、5段目のCMOSインバータ(P81、N81)の出力端は、1段目のインバータ(P11、N11)の入力端に接続されている。3段目のインバータ(P31、N31)の出力端と電源VCC間には、信号ACTをゲートに入力するpMOSFET91が挿入され、5段目のインバータ(P81、N81)の出力端と電源VCC間には、信号ACTをゲートに入力するpMOSFET92が挿入されている。信号ACTがロウレベルのときに、pMOSFET91、92がオンし、4段目のインバータ(P41とN41、P51とN51)の入力をハイレベルとし、出力OSC2をハイレベル固定とし、発振が停止される。このリング型のオシレータにおいて、バイアス電圧VPとVNの値を可変させることで、出力信号OSC2の発振周期が可変に設定される。なお、発振停止時、出力信号OSC2をロウレベルとしてもよいことは勿論である。
図37は、図36のバイアス電圧VP、VNを発生させるバイアス電圧発生回路の構成を示す図である。図37に示すように、直列抵抗回路の各抵抗を短絡させるスイッチQ10〜Q17、Q20〜Q27を設け、トリミング信号TRIM1(0〜7)、TRIM2(0〜7)により、スイッチのオン・オフ制御が行われる。トリミング信号TRIM1(0〜7)、TRIM2(0〜7)は、特に制限されないが、ヒューズの切断により形成される。
図38は、図35のn−ビットカウンタ3502(n進カウンタ)の構成を示す図である。図32のデータレジスタをn段備えている。図39は、図38のカウンタの動作の一部を示すタイミング図である。クロック信号CLKの1発目の入力で、OUT(0)が1となり、CLK2発目で、OUT(1)が1となり、3発目で、OUT(0)、OUT(1)が1となり、4発目でOUT(2)が1、5発目でOUT(2)、OUT(0)が1となり、n進カウンタとして動作する。
図40は、図25のタイマ回路の動作を示すタイミング図である。基準周期(BASIS PERIOD)は、32msとする。カウンタ(図25の2508)が逐次インクリメントされ、LIMITの値と一致すると、信号(MONITOR−PERIOD)がパルス出力される。これを受け、ECCコントローラ6(図5参照)に対し、モニタ領域のREAD命令(MONITOR READ)が発行され(MREADがハイレベルとなる)、モニタビットのREAD動作、エラー率カウントが行われる。その結果、この例では、周期制御信号が、KEEPからUPへ変化している。
この周期UP信号を受け、LIMIT値はUP値(+3)が加算され、22(16進数)に増加する。続いて、次サイクルのUP値、DOWN値を演算するため、CLK1、CLK2がクロッキングされる。UP値として、LIMIT値の1/8(1/2が3回)が演算され、DOWN値として1/2が演算されている。
すなわち、LIMITが1f(ヘキサデシマル)のとき、12ビットカウンタ(図25の2508)が、「BASIS PERIOD」をカウントし、12ビットカウンタ(図25の2508)のカウント値が20(ヘキサデシマル)のとき、比較器(図25の2503)は、信号(MONITOR PERIOD)をハイレベルとし、ワンショットパルス生成器(図25の2509)がワンショットパルスを生成し、12ビットカウンタ(図25の2508)のカウント値は0にリセットされる。
また信号(MONITOR PERIOD)のハイレベルを受けて、信号MREAD(モニターリード)が活性化される。UP_VALは、03、DOWN_VALは、−0fとされ、周期制御信号のUPのハイレベルを受けて、UP_VALが13ビット加算器(図25の2504)に入力され、TRIG信号のハイレベルからロウレベルへの遷移を受けて、LIMITは、それまでの1f(13ビット加算器2504の出力)に03を加算した22(ヘキサデシマル)に設定される。
また、UP_VALには、クロック信号CLK1の立ち上がりで、13ビット加算器(図25の2504)の出力値22が設定される。UP_VALは、クロック信号CLK1ごとに右シフトされ、1/2される。またDOWN_VALにも、13ビット加算器(図25の2504)の出力値−22が設定され、クロック信号CLK2毎に、1/2される。
図41は、図5、図6のECCコントローラ6の構成の一例を示す図である。ECCコントローラは、BIST(Bilt−In Self Test)ブロック4101とECCブロック4105を備えている。BISTブロック4101は、エラー率チェック回路(ERATE CHECKER)4102、コマンドジェネレータ4103、アドレスジェネレータ4104を備えている。
ECCブロック4105は、内部クロックICLK、符号化制御信号ENCODE、復号制御信号DECODEを受け、内部アドレス、内部コマンド、レディREADY信号を出力し、また、ECCコーデックから、ERROR、LOCATIONを入力し、ECCコーデックに、初期化を指示する信号INIT、パリティ生成を指示する信号PARITY、シンドローム計算を指示する信号SYNDROME、エラー訂正を指示する信号CORRECT、コーデックイネーブル信号CODECEを出力する。
BISTブロック4101のアドレスジェネレータ4104は、アドレス信号IXAを出力する。コマンドジェネレータ4103は、読み出し信号BITSR、書き込み信号BISTW、EINT、クロック信号ACLK、DCLK、ECLKを、エラー率計数回路(ERATE MONITOR)に出力する。
エラー率チェック回路(ERATE CHECKER)4102は、エラー率計数回路(ERATE MONITOR)から、FBITとOVERを受け、セルフリフレッシュ制御回路(SELF REFERSH CONTROL)に、UP、DOWN、KEEPを出力する。
図42は、図41のエラー率チェック回路(ERATE CHECKER)4102の構成の一例を示す図である。この回路を実現する回路は、図43乃至図48に示す。上限設定値e1、下限設定値e2を入力とする比較器4203、4204は、ウインドウコンパレータを構成しており、FBITの値が、e1とe2の間の値の場合、比較器4203、4204の出力はともにロウレベルとされ、データレジスタ4206にハイレベルが供給され、OVER(図18の加算器の出力)がロウレベルのとき(オーバフローしていないとき)、KEEPをハイレベルとされる。
FBITがe2以下のとき、比較器4204の出力がハイレベルとされ、レジスタ4207にサンプルされ、OVERがロウレベルのとき、UPはハイレベルとされる。
FBITがe1以上のとき、比較器4203の出力がハイレベルとされ、レジスタ4205にサンプルされ、DOWNはハイレベルとされる。オーバフロー信号OVERがハイレベルのとき、DOWN信号がハイレベルとされ、リフレッシュ周期は短縮される。
図43は、エラー設定値記憶回路4201、4202の構成を示す図である。8ビットヒューズROM4302と、8ビットカウンタ4301と、8ビットヒューズROM4302と8ビットカウン4301の出力OUTの一方を選択するセレクタ回路4304、4305を備えている。セレクタは、テストモード信号TM91をクロック信号として入力し、入力端子に電源電圧VCCが入力されるデータレジスタ4303の出力によって選択される。8ビットヒューズROMのPUPBはパワーアップ時に、電源電圧が所定電圧を越えたとき、ハイレベルとされる信号である。パワーアップ時、及びリセット時、8ビットヒューズROMの出力がe1、e2として用いられる。カウンタ4301は、テストモード時に、TM91により所望のカウント値に設定される。
図44、図45は、ヒューズROMの切断前と切断後の状態を示す信号である。図44に示すように、リセット信号RSTとパワーアップ信号PUPBとを入力とするNOR回路4401と、インバータ4402、4403と、インバータ4402の出力をゲートに受け、ソースが接地され、ドレインがヒューズ4406の一端に接続されたnMOSFET4405と、インバータ4403の出力をゲートに受け、ソースが電源に接続され、ドレインがヒューズ4406の他端に接続されたpMOSFET4404と、pMOSFET4404のドレイン電圧を入力し、出力信号AFUSEを出力するフリップフロップ(互いの入力と出力同士が接続されたインバータ4407とインバータ4408)とを備えている。図44において、リセット信号RSTとパワーアップ信号PUPBがともにロウレベルのとき、NOR回路4401の出力はハイレベル、インバータ4402、4403の出力はロウレベル、ハイレベルとなり、pMOSFET4404、nMOSFET4405はオフする。パワーアップ信号PUPB又はリセット信号RSTがハイレベルのとき、NOR4401の出力はロウレベル、インバータ4402、4403の出力はハイレベル、ロウレベルとなり、pMOSFET4404とnMOSFET4405はともにオンし(pMOSFET4404のドレイン電圧は、例えば、電源電圧VCCを、pMOSFET4404のオン抵抗と、ヒューズ4406の抵抗及びnMOSFET4405のオン抵抗の和で分圧した電圧とされる)、この例では、フリップフロップの出力AFUSEはハイレベルとされる。
図45は、ヒューズROMの切断後の構成を示す図である。図45において、リセット信号RSTとパワーアップ信号PUPBがともにロウレベルのとき、NOR4401の出力はハイレベル、インバータ4402の出力はハイレベルとなり、pMOSFET4404はオフする。パワーアップ信号PUPB信号又はRSTがハイレベルのとき、NOR4401の出力はロウレベル、インバータ4403の出力はロウレベルとなり、pMOSFET4404はオンし、pMOSFET4404のドレインノードは電源電圧となり、フリップフロップの出力AFUSEはロウレベルとされる。信号RSTがハイレベルのとき、NOR回路4401の出力はロウレベル、インバータ4403の出力はロウレベルであり、pMOSFET4404はオンし、フリップフロップは信号AFUSEとしてロウレベルを出力する。
図46は、図43のパワーアップ信号PUPBとPUPを出力するパワーアップ検出回路の構成の一例を示す図である。図46に示すパワーアップ検出回路は、電源オン時、電源電圧VCCが、所定電圧に上昇したとき、PUPBとして、図47に示すような信号波形(PUPB)を出力する。図47は、電源(VCC)投入時、内部リセット(RST)により状態確定する場合における、PUPBとAFUSEの信号波形を示す図である。図47において、図44の回路から出力される信号AFUSEは実線(AFUSE(a))で、図45の回路から出力される信号AFUSEは破線(AFUSE(b))で示されている。図46において、電源端子VCCとメモリアレイ基板電圧VBB間には、2段縦積みとされ、ゲートとドレインが接続された(ダイオード接続された)pMOSFET4601、4602と、ゲートに低位側の電源電圧(グランド電位)VSSが共通に印加されているpMOSFET4603及びnMOSFET4604とが、直列形態に接続されている。pMOSFET4603及びnMOSFET4604のドレインは共通接続されて、インバータ列4605〜4608のバッファ列に入力され、インバータ4608の出力から信号PUPが出力され、インバータ4607の出力から反転信号PUPBが出力される。さらに、インバータ4605の出力とVSS間に接続されたnMOSFET4609が設けられており、インバータ4606の出力は、nMOSFET4609のゲートに入力されている。
図46及び図47を参照すると、電源投入時、電源電圧VCCの0Vが上昇を開始した時点では、pMOSFET4601、4602はオフとされる。メモリアレイ基板電圧VBBは0から負電圧に下降し、nMOSFET4604のゲート・ソース間電圧が閾値電圧以上となると、nMOSFET4604がオンとなり、インバータ4605の入力電圧はロウレベルとされ、インバータ4605の出力がわずかに立ち上がり、信号PUPは一旦立ち上がりを開始する。電源電圧VCCがさらに上昇すると、pMOSFET4601、4602、4603がオンし、インバータ4605の入力電圧は、例えば電源電圧VCCを、pMOSFET4601、4602、4603のオン抵抗と、nMOSFET4604のオン抵抗で分圧した電圧とされ、例えば、インバータ4605の出力は立ち下がり、信号PUPBも立ち下がる。
また図44のヒューズROMにおいて、パワーアップ時の電源電圧VCCの上昇時にともない、信号AFUSEは、図47の実線のような波形となる。信号RSTがロウレベルで、信号PUPBの立ち上がり変化でNOR4401の出力はロウレベルとなり、インバータ4402の出力はハイレベル、インバータ4403の出力はロウレベルとなり、インバータ4407の入力電圧は、電源電圧VCCを、例えばpMOSFET4404、ヒューズ4406の抵抗及びnMOSFET4405のオン抵抗の和とで分圧した値とされ、パワーアップ信号PUPBの立ち下がり変化で、NOR4401の出力はハイレベルとなり、インバータ4402の出力はロウレベル、インバータ4403の出力はハイレベルとなり、pMOSFET4404、nMOSFET4405はともにオフとされ、出力信号AFUSEは、インバータ4407の電源電圧VCCの上昇に追従して上昇する。その後、電源オフの後(VCC=0V)、電源がオンとされた場合、インバータ4407の出力信号AFUSEはロウレベルのままとされ、メモリ(SDRAM)に入力されるモードレジスタ設定コマンド(MRS)によってリセットパルス信号RSTが出力され、信号AFUSEはハイレベルに設定される(図47の実線(a)参照)。
一方、図45のヒューズROMにおいて、パワーアップ時の電源電圧VCCの上昇時にともない、信号AFUSEは、図47の破線のような波形となる。信号RSTがロウレベルで、信号PUPBの立ち上がり変化でNOR4401(図45参照)の出力はロウレベルとなり、インバータ4402の出力はハイレベル、インバータ4403の出力はロウレベルとなり、pMOSFET4404はオンし、インバータ4407の出力信号AFUSEは、ロウレベルを出力する。信号PUPBの立ち下がり変化で、NOR4401の出力はハイレベルとなり、インバータ4402の出力はロウレベル、インバータ4403の出力はハイレベルとなり、pMOSFET4404はオフとされ、信号AFUSEはロウレベルとされる。電源オフ(瞬停)後に電源がオンとされた場合、インバータ4407の出力信号AFUSEはハイレベルとなる。本実施例のメモリを構成するSDRAM(synchronous DRAM)へのモードレジスタ設定コマンド(MRS)の入力によって、リセットパルス信号RSTが出力され、信号AFUSEはロウレベルに設定される(図47の破線(b)参照)。
図48は、図43の8ビットヒューズROMの構成例を示す図である。図44、図45を参照して説明した1ビットのヒューズROMを8個並列に備え、出力OUT(0)〜OUT(7)としている。
図49は、図43のエラー設定値記憶回路のテストモード時の動作波形を示す図である。A7=ハイレベルでのMRSコマンドはテストモードコマンドとし、動作させている。テストモードコマンドが入ると、エラー設定値記憶回路の出力は、フューズROMの出力信号からカウンタの出力へ切り替わる。すなわち、最初、A7=ロウレベルでMRSコマンドが投入され、リセット信号RSTのワンショットパルスが出力され、カウンタ4301の値は0にリセットされる。e1/e2はフューズROM4302の出力とされ、この場合、1fとされる。つづいて、A7がハイレベルに設定され、MRSコマンドが入力される度に、TM91信号(ワンショットパルス)が出力され、カウンタ4301は、カウント値を1つずつインクリメントする。連続して、テストモードコマンド(A7=ハイレベルでのMRSコマンド)が入ることで、カウンタ4301の値はカウントアップされ、テストしたい所望の値に設定することができる。
図50は、セルフリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラ(図16の6)の構成を示す図である。図50に示す回路は、図41に示した回路構成に、モニタビットの内部アドレスを生成するモニタROM5006を備えた構成とされる。アドレスジェネレータ5004からのX/Y情報、4ビット出力は、モニタROM5006に供給される。モニタROM5006から出力される内部アドレスはアドレスレジスタ213(図16)に入力される。
図51は、エラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラの動作波形の一例を示す図である。モニタメモリからのREADオペレーション及びエラーカウント動作が示されている。エラー率計数回路11として、図18の構成が用いられ、READオペレーションに、バーストREADが用いられる。
MREAD(MONITOR READ)により、初期化信号EINITがハイレベルとされ、エラー計数がクリアされ、図51に示すように、FBITは0にクリアされる。
ACTVコマンドと内部アドレスXA(0)が与えられ、READコマンドとYA(0)でモニタセルが読み出され(CASレイテンシCL=2)、信号BISTRがハイレベルとされ、MA(OUTPUT REGISTER)の出力1が比較回路(図18の1802)に伝播され、TPH=ハイレベルでの期待値1と比較され、ERRORがロウレベル(パス)とされる。
内部アドレスYA(1)の読み出しデータは1とされ、期待値1と異なるためERORRがハイレベルとされ、16I/OでのFBITが2(加算器1804の出力)となり、FBITがBISTコントローラに出力される。YA(511)のアドレスのデータの読み出しが終わると、プリチャージコマンドが入力される。クロックJCLKでFBITの198とe1、e2の比較が行われ、FBITがe2より小であるため、UP信号が出力され、タイマの周期を延ばす制御が行われる。モニタビットからの読み出し処理が終了すると、READY(ワンショット)が出力され、MREADがロウレベルとされる。
図52は、エラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラ6の動作波形の一例を示す図であり、モニタセルへのWRITEオペレーションを示す図である。ACTVコマンドでロウアドレスXA(0)が入力され、WRITコマンドでYアドレスが供給され、信号BISTWのハイレベルにより、期待値データがWB(インプットレジスタ)に供給され、モニタビットに書き込まれる。
図53は、エラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラ6の動作波形の別の例を示す図である。エラー率計数回路に、図17を用い、READオペレーションにバーストREADを用いた動作が示されている。モニタビットのリードが終わってから、各I/O(#0〜#15の計16I/O)の加算器のエラーカウントをACLK毎に、加算している。初期化信号EINITでFBITがクリアされ、ACTVコマンドでXA(0)が入力され、READコマンドとYアドレスYA(0)が入力され、CASレイテンシCL2でYA(0)のモニタビットの読み出しデータが比較回路に供給され(BISTRがハイレベル)、期待値と比較され、YA(1)〜YA(511)まで順次読み出される。そして、I/O毎に、ERROR信号をカウンタで加算していく。XA(0)、YA(511)のREAD処理終了後、プリチャージコマンドが入力され、BISTRがロウレベルとされ、ACLKが16発供給され、FBITとして#0〜#15のI/O分のエラーカウント値が加算されていく。この例の場合、FBITが181となり、e1=80、e2=40に対して、e1より大であるため、DOWN信号が活性化され、リフレッシュタイマの周期は短縮される。
図54は、セルフリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラ6の動作波形の例を示す図である。エラー率計数回路を、図18に示した構成とし、モニタビットアドレス記憶ROM(図16の214、図50の5006)にアクセスしながら、1ビットREADの内部コマンドを繰り返し、エラーカウントしている。初期化信号EINITでFBITが0にクリアされる。モニタポインタは、モニタビットアドレス記憶ROMのアドレスポインタである。X/Yは内部アドレスがXアドレス、Yアドレスであるかを示す信号である。コマンドACTVでモニタビットアドレス記憶ROMのモニタポインタが示すXA(0)が入力され、コマンドREADでモニタビットアドレス記憶ROMのYA(0)が与えられ、レイテンシCL1で読み出されたモニタビットのデータ(MA)と期待値とが比較される(この場合ERROR=0)。つづいてコマンドPREが入力され、ビット線プリチャージが行われる。
次に、ACTVコマンドでモニタポインタ1に対応するXアドレスXA(1)が入力され、READコマンドでYアドレスYA(1)が入力され、レイテンシCL1で読み出されたモニタビットのデータ(MA)と期待値とが比較される(この場合ERROR=0)。このように、モニタビットアドレス記憶ROM(図16の14、図50の5006)に記憶されたアドレス(ランダム)のモニタビットを、ACTV、READ、PREの一連のシーケンスを繰り返すことでモニタポインタ0〜10まで順に読み出し、11個のモニタポインタの読み出し終了後のFBITをe1、e2と比較する。この場合、FBITが3でe1以上であるためDOWN信号が活性化され、リフレッシュタイマの周期は短縮される。
図55は、セルフリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラ6の動作波形例を示す図であり、モニタビットへのWRITEオペレーションを示す図である。モニタビットアドレス記憶ROMにアクセスしながら、1ビットWRITEの内部コマンドを繰り返し動作している。エラー率計数回路は、図18に示す構成とされる。モニタビットアドレス記憶ROM214に記憶されるアドレスに対して、ACTV、WRIT、PREによるサイクルを繰り返し、モニタビットに期待値を書き込む。
図56は、エラー率モニタ制御の動作波形の一例を示す図であり、エントリーからSSRモードを示している。SSRエントリーコマンドが入ると、ECCコントローラに対して、ENCODE信号がハイレベルになり、ECCの符号化動作がはじまる。ECCコントローラは符号化動作が終わると、JOB終了信号(READY信号)をパルス出力する。
続いて、MWRIT信号がハイレベルになり、モニタビット領域(例えば32KBits)への’1’WRITE動作がはじまる。
11WRITE動作終了すると、符号化動作同様、終了信号(READY信号)を出力し、ECCコントローラは停止する。
チップは連続して、全ビットリフレッシュ→ポーズ期間(内部電源停止、パワーオフ期間)へ移行する。
ポーズ時間が終了すると、ECCコントローラに対し、MREAD信号がハイレベルになり、モニタビット領域に対する1READオペレーション、及び、エラーカウント動作を行う。
この例は、エラー監視周期が、リフレッシュ周期の1/2とした例であるため、エラーカウントが、全ビットリフレッシュ間に2回入っている。
エラーカウント動作が終了すると、先ほど同様、終了信号(READY信号)をパルス出力し、動作を停止する。
エラー率カウントの結果に応じて、周期制御信号がUP/DOWN/KEEPに変化する。
この例では、たまたま、UPと判定されている。
つづいて、再び、モニタビット領域に対する1WRITEオペレーション→全ビットリフレッシュ→ポーズ期間へ移行し、エラー監視動作を繰り返す。
図57は、エラー率モニタ制御の動作波形例を示す図であり、SSRモードからエグジット時の動作を示す図である(図56の続きに対応する)。
SSRエグジットコマンドが入ると、動作を中断し、復号動作(エラー訂正動作)へ移行する。ECCコントローラに対し、DECODE信号がハイレベルになり、内部コマンド、内部アドレスを制御しながらエラー訂正を行う。
エラー訂正が終了すると、終了信号(READY信号)をパルス出力し、Idle状態(ノーマル状態)、外部コマンド受付状態に復帰する。
本発明は、前記したSSRモードへのエントリ時、ECCによるパリティ生成と格納、リフレッシュ、ポーズ、パワーオン、エグジット時、エラー訂正)に限定される技術ではなく、ECC回路によりパリティ生成、エラー訂正を行わない通常のセルフリフレッシュ(Self−Refresh)にも適用できることは勿論である。
ポーズリフレッシュ救済ビットとして、100ビット程度実施した後、救済されたビットのうち、実力ワーストの10ビット程度をモニタビットとして、そのアドレスをROM回路(レーザーフューズ回路など)に記録する。セルフリフレッシュサイクル中は、このモニタビット10ビットに対して、本発明の実施例の制御アルゴリズム(図7乃至図10参照)を実行すればよい。その際、通常セルフリフレッシュであるため、符号化、復号の過程は行われない。また、この場合、チップ自身のポーズ実力と、モニタビットの実力に差はさほどなく、通常ビットはエラーできないので、エラー率判定の設定は、e2=e1=1ビットフェイルとなる(図53参照)。すなわち、例えばFBITが1以上の場合、リフレッシュ周期を短縮する。ただし、このようなワーストビットの実力を監視する場合、低温領域になると、‘0’フェイルがワーストビットになるチップが無視できない確率で出現するため、単純にリフレッシュ周期の延長を行うことは得策ではない。
また、通常セルフリフレッシュの場合には、内部電源の停止によるDC成分の低減が実施できないため、低消費電力化に対する効果は、1秒以上で飽和傾向を示すようになる。このため、例えば、周期が2秒に到達したら、それ以上の周期延長は行わず、固定する。
上記したように、本実施例によれば、リフレッシュ周期の理想的な温度補償により、SSRモードのデータ保持電流は、従来の高温領域での実力を維持したまま、周囲温度に依存したデータ保持電流を実現し、室温では例えば10μA以下にまで低減可能とされる。以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
従来技術(特開平11−213659号公報)の全体ブロック図である。 従来技術(特開平11−213659号公報)におけるリフレッシュ周期制御アルゴリズムを示す図である。 (A)はセルリークモニタを用いたリフレッシュ温度補償方式、(B)は温度計を用いたリフレッシュ温度補償方式を説明するための図である。 本発明のリフレッシュ温度補償方式の概念を説明するための図である。 本発明の一実施例の全体の構成を示す図である。 本発明の他の実施例の全体の構成を示す図である。 本発明の一実施例のリフレッシュ周期制御アルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の他の実施例のリフレッシュ周期制御アルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の他の実施例のリフレッシュ周期制御アルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の他の実施例のリフレッシュ周期制御アルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の一実施例のSSR搭載DRAMの状態遷移図である。 本発明の他の実施例のリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御搭載のSSRモード状態遷移を示す図である。 本発明の他の実施例のリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御なしのSSRモード状態遷移図である。 本発明の他の実施例のリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御搭載のSSRモード状態遷移図である。 本発明の他の実施例のリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御搭載時(本発明)の通常SRモード状態遷移図である。 本発明のさらに他の実施例の全体構成を示す図である。 本発明の一実施例におけるエラー率計数回路の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施例におけるエラー率計数回路の他の例を示す図である。 nビット加算回路の実施例(図18の1805)を示す図である。 半加算回路の実施例を示す図である。 全加算回路の実施例を示す図である。 16入力1ビット加算回路の実施例(図18の1804)を示す図である。 加算回路の実施例(図17の1706)を示す図である。 加算回路の実施例(図17の1706)を示す図である。 タイマ回路の実施例(図5、図6、図16)を示す図である。 図25のタイマ回路のTRIG発生回路の実施例(図25の2505)を示す図である。 図25のタイマ回路の計数比較回路の実施例(図25の2503)を示す図である。 図25のタイマ回路の13ビット加算回路(図25の2504)を示す図である。 図25のタイマ回路の周期加算値計算回路(図25の2506)を示す図である。 図25のタイマ回路の周期減算値計算回路(図25の2507)を示す図である。 データレジスタの実施例を示す図である。 データレジスタの他の実施例を示す図である。 データレジスタの動作波形例(図32)を示す図である。 nビットデータレジスタ(FF)を示す図である。 リフレッシュ基本周期発生回路を示す図である。 基本オシレータ回路(図35のオシレータ)を示す図である。 バイアス回路の構成を示す図である。 カウンタ回路の実施例(図35参照)を示す図である。 カウンタ回路の動作波形例(図38参照)を示す図である。 タイマ回路(図25)の動作波形例を示す図である。 モニタビットアクセス制御機能を搭載したECCコントローラの実施例(図5、図6−6)を示す図である。 エラー率チェック回路(図41参照)を示す図である。 エラー設定値記憶回路(図42の4101又は4102)を示す図である。 フューズROM回路の実施例(切断前)の構成を示す図である。 フューズROM回路の実施例(切断後)の構成を示す図である。 パワーアップ回路の実施例(図44、図45へPUPB供給)を示す図である。 フューズ回路の動作波形例を示す図である。 図43の8ビットフューズROM回路の構成を示す図である。 図43のエラー設定値・記憶回路のテストモード動作波形例を示す図である。 セルフリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラ(図16の6)の構成を示す図である。 エラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラの動作波形の一例(モニタメモリーからのREADオペレーション及びエラーカウント)例を示す図である。 エラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラの動作波形例(モニタメモリへのWRITEオペレーション)を示す図である。 エラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラの動作波形例(モニタメモリーからのREADオペレーション及びエラーカウントその2)を示す図である セルフリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラの動作波形例を示す図である。 セルフリフレッシュ周期のエラー率モニタ制御機能を搭載したECCコントローラの動作波形例を示す図である。 エラー率モニタ制御の動作波形例(エントリーからSSRモード)を示す図である。 エラー率モニタ制御の動作波形例(図56の続き、SSRモードからエグジット)を示す図である。
符号の説明
1 起動停止信号
2 内部コマンド信号、READY信号
3 内部アドレス信号
4 動作モード信号(CODEC MODE)
5 エラー検出信号、エラー位置検出信号(ERROR−LOCATION DETECT)
6 ECCコントローラ
7 ECC符号化復号回路(ECC CODEC)
9 周期変更信号(UP/DOWN)
11 エラー率計数回路(ERATE MONITOR)
12 動作モード信号(MODE)
13 エラー率信号(FBIT)
14 メモリアレイ
15 モニタ領域
16 パリティ領域
100 メモリアレイ
101 情報ビット
102 検査ビット
103 モニタビット
104 Xデコーダ
105 エラー率計数回路
106 分周回路(タイマ制御回路)
107 リフレッシュアドレス発生回路
200 メモリアレイ
201 ロウデコーダ
202 ワードドライバ
203 センスアンプ
204 I/Oゲーティングライトドライバ
205 カラムデコーダ
206 ロウアドレスマルチプレクサ
207 カラムアドレスカウンタ&ラッチ
208 リフレッシュカウンタ
209 コントロールロジック
2091 コマンドデコーダ
2092 セルフリフレッシュコントロール
2093 モードレジスタ
210 データ入力レジスタ
211 データ出力レジスタ
212 バンクコントロール論理回路
213 アドレスレジスタ
214 モニタビットアドレス記憶ROM
1701 データスクランブル回路
1702 比較回路
1703 レジスタ回路
1704 カウンタ
1706 加算器
1804、1805 加算器
2001 EXOR回路
2002 AND回路
2401 8ビット加算器
2402 8ビットフリップフロップ
2403 16ビットFSR
2405 CMOSトランスファゲート
2503 計数比較器
2504 13ビット加算器
2505 トリガ生成器
2506 周期加算値計算回路
2507 周期減算値計算回路
2508 12ビットカウンタ
2509 ワンショットパルス生成器
2701、2702、2801 13ビット加算器
2802 12ビットフリップフロップ
3001 シフトレジスタ
3002 加算器
3501 発振器
3502 nビットカウンタ
4101 BISTブロック
4102 エラー率チェック回路
4103 コマンドジェネレータ
4104 アドレスジェネレータ
4105 ECCブロック
4201、4202 エラー設定値記憶回路
4203、4204 比較器
4205、4206、4207 レジスタ
4301 8ビットカウンタ
4302 8ビットヒューズROM
4303 データレジスタ
4304、4305 セレクタ回路
4401 NOR回路
4402、4403、4407、4408 インバータ
4404 pMOSFET
4405 nMOSFET
4406 ヒューズ
4601、4602、4602 pMOSFET
4604、4609 nMOSFET
4605〜4608 インバータ
5001 BISTブロック
5002 エラー率チェック回路
5003 コマンドジェネレータ
5004 アドレスジェネレータ
5005 ECCブロック
5006 モニタROM

Claims (32)

  1. データ保持のためにリフレッシュ動作を必要とする複数のメモリセルをアレイ状に含むメモリアレイと、
    前記メモリアレイ内の予め定められた複数のメモリセル(「モニタセル」という)に対して、常に‘1’に固定されたデータを前記モニタセルの全ビットに所定のデータとしてそれぞれ書き込む制御を行う回路と、
    前記所定のデータを書き込んだ前記複数のモニタセルから、リフレッシュ周期又は前記リフレッシュ周期よりも短い所定期間経過した時にデータを読み出す制御を行う回路と、
    前記モニタセルからの読み出しデータを前記所定のデータと比較して前記所定のデータと一致しないビット数からエラーカウント又はエラー率を測定し、前記エラーカウン又はエラー率の測定結果に基づき、リフレッシュ周期を可変に制御する回路と、
    を備えている、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記メモリアレイのリフレッシュの前又は後に、複数の前記モニタセルに常に‘1’に固定された前記所定のデータがそれぞれ書き込まれ、
    リフレッシュ周期又は前記リフレッシュ周期よりも短い所定期間経過した時に、前記モニタセルからデータの読み出しが行われ、
    前記読み出したデータと前記所定のデータとを比較しエラーの有無を判定する回路と、
    前記エラーを計数するカウンタと、
    前記カウンタの出力に基づき、前記リフレッシュ周期を延長するか、短縮するか、そのまま維持するかを決定する判定回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルは、ワード線が制御端子に接続されてオン・オフ制御され、ビット線に第1の信号端子が接続されたセルトランジスタと、前記セルトランジスタの第2の信号端子に一端が接続されデータを蓄積する容量を備え、
    前記所定のデータが、選択されたメモリセル内の前記容量に電荷を蓄積する値とされる、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記モニタセルに前記所定のデータを書き込んだ後、前記リフレッシュ周期又は前記リフレッシュ周期よりも短い期間、ポーズし、前記ポーズ期間の後に、前記モニタセルから読み出したデータを、前記所定のデータと比較してエラーカウント又はエラー率を測定する、ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記リフレッシュが、低消費電力のデータ保持動作モード(「スーパー・セルフリフレッシュ・モード」という)におけるセルフリフレッシュであり、前記セルフリフレッシュ中に測定された前記エラーカウント又はエラー率が、所望の設定範囲に収まるように、前記セルフリフレッシュ周期を制御する回路を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 誤り訂正回路を備え、
    前記リフレッシュが、低消費電力のデータ保持動作モード(「スーパー・セルフリフレッシュ・モード」という)におけるセルフリフレッシュであり、
    前記セルフリフレッシュ中に測定されたエラーカウント又はエラー率が、前記誤り訂正回路により訂正可能な範囲に収まるように、前記セルフリフレッシュ周期を可変制御する回路を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  7. 前記モニタセルへの所定のデータの書き込み、及び、読み出しのための内部コマンド、内部アドレスを生成し、期待値データとの比較を制御するBIST(ビルトイン・セルフテスト)コントローラ回路を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  8. 前記複数のモニタセルは、前記メモリアレイ内において、通常メモリ領域とは別に設けられているモニタ領域に配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  9. 前記エラーカウント又はエラー率は、前記モニタ領域のモニタセルにフィジカル又はロジカル’1’に固定された前記所定のデータを書き込み、前記リフレッシュ周期又は前記リフレッシュ周期よりも短周期で前記モニタセルから前記’1’データの読み出しを行い、フェイルしたビット数をカウントして測定されたものである、ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
  10. 前記モニタ領域は、冗長救済メモリの未使用領域を含む、ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
  11. 前記モニタ領域は、前記メモリアレイ内において、通常メモリ領域のワード線とは別に設けられたワード線で選択される1又は複数ワード線に接続されるメモリセルを、前記モニタセルとして含む、ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
  12. 前記モニタセルは、前記メモリアレイ内の任意のアドレスのメモリセルが選択され、
    前記モニタセルの内部アドレスを格納した記憶装置を備え、
    前記モニタセルへのデータの書き込み、読み出し時には、前記記憶装置からの内部アドレスによる前記モニタセルのアクセスが行われる、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  13. 前記エラーカウント又はエラー率の測定の周期が、前記リフレッシュ周期よりも短く設定されており、
    1つのリフレッシュ周期内に、複数回のエラーの測定が行われ、1つのリフレッシュ周期内において、エラーカウントの測定の都度、エラーカウントが前回の値に累算され、
    前記判定回路は、前記累算値が、予め定められた所望の設定範囲であるか否かの判定が行われる、ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  14. 前記判定回路が、エラーの上限値及び下限値をそれぞれ保持する設定値記憶回路と、
    前記モニタセルに関する前記エラーカウントの累算結果が、前記上限値と前記下限値の間にある場合、リフレッシュ周期を維持するキープ信号を出力し、
    前記エラーカウントの累算結果が、前記上限値を超えた場合、リフレッシュ周期を上げるアップ信号を出力し、
    前記エラーカウント値の累算結果が、前記下限値以下の場合、リフレッシュ周期を低くするように制御するダウン信号を出力する比較回路を備えている、ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  15. 前記設定値記憶回路が、上限値及び下限値をそれぞれ保持する不揮発性の記憶回路と、
    入力されるテスト信号を計数するカウンタと、
    前記記憶回路とカウンタの出力を選択するセレクタと、
    を備え、前記セレクタは、リセット時には、前記記憶回路の値を出力する、ことを特徴とする請求項14記載の半導体記憶装置。
  16. リフレッシュ周期を可変に制御する回路が、タイマ回路を備え、
    前記タイマ回路は、
    基本周期を入力としてカウントするカウンタと、
    リフレッシュ周期を短くさせる指示を受けると、現在の出力値に対して、所定量の値を差し引き、リフレッシュ周期を長くさせる指示を受けると、現在の出力値に対して所定量の値を加算する加算器と、
    前記カウンタの出力を受け、前記加算器の出力値をリミット値として受ける比較器と、
    を備え、前記比較器は、前記カウンタの出力が前記リミット値を超えた場合に、モニタ信号を活性状態として出力する、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  17. ECC(誤り検出訂正)符号化復号回路を備え、
    データ保持動作モードへのエントリ時、前記メモリアレイのデータが読み出され、前記誤り検出訂正用符号化復号回路で誤り検出訂正用の検査ビットを生成して所定の検査領域に格納し、
    リフレッシュ周期は、検査ビットを用いた誤り訂正動作によるエラー発生の許容範囲内で長く設定された周期で行われ、
    データ保持動作モードのエグジットにあたり通常動作に復帰する前に、前記誤り検出訂正用符号化復号回路で、前記検査ビットを用いて、誤りビットの誤り訂正復号動作を行う、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  18. ECC(誤り検出訂正)符号化復号回路を備え、
    データ保持動作モードへのエントリ時、前記メモリアレイのデータを読み出し、前記誤り検出訂正用符号化復号回路で、誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納し、
    (A1)前記モニタセルに期待値データ’1’を書き込み、
    (A2)前記メモリアレイの全てのセルをリフレッシュし、
    (A3)リフレッシュ期間、ポーズし、
    (A4)前記モニタセルからデータを読み出して期待値データ’1’と比較しエラーを測定し、
    (A5)前記エラー率が所定の上限値より大の場合、リフレッシュ周期を短縮し、前記エラー率が所定の下限値以下の場合、リフレッシュ周期を伸ばし、前記エラー率が所定の上限値と下限値の範囲内の場合、リフレッシュ周期は変更せず、
    データ保持動作モードをエグジットするまでの間、(A1)乃至(A5)の動作を繰り返し、
    データ保持動作モードをエグジットするとき、前記誤り検出訂正用符号化復号回路で、エラー訂正を行い、通常動作に移る、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  19. ECC(誤り検出訂正)符号化復号回路を備え、
    データ保持動作モードへのエントリ時、前記メモリアレイのデータを読み出し、前記ECC符号化復号回路で、誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納し、
    (A1)前記モニタセルに期待値データ’1’を書き込み、
    (A2)前記メモリアレイの全てのセルをリフレッシュし、
    ポーズ期間をリフレッシュ周期よりも短くし、複数回(m回)、以下のエラーチェックを行うものとし、すなわち、
    (A3)所定のポーズ期間、内部電源の少なくとも1部をオフしてポーズし、
    (A4)前記モニタセルからデータを読み出して期待値データ’1’と比較しエラーを測定し、
    (A5)前記エラー率が所定の上限値より大の場合、リフレッシュ周期を短縮し、前記エラー率が所定の上限値と下限値の範囲内の場合、リフレッシュ周期は変更せず、(A1)からの処理を開始し、
    (A6)m回のエラーチェック終了後、前記エラー率が所定の下限値以下の場合、リフレッシュ周期を延ばし、
    データ保持動作モードをエグジットするまでの間、前記(A1)乃至(A6)の動作を繰り返し、
    データ保持動作モードをエグジットするとき、前記ECC符号化復号回路で、エラー訂正を行い、通常動作に移行する、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  20. ECC(誤り検出訂正)符号化復号回路を備え、
    データ保持動作モードへのエントリ時、前記メモリアレイのデータを読み出し、前記ECC符号化復号回路で、誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納し、
    (A1)前記メモリアレイの全てのセルをリフレッシュし、
    ポーズ期間をリフレッシュ周期よりも短くし、
    (A2)予め定められた所定回数(m回)、エラーチェックを行ったか否か判定し、m回未満の場合、
    (A3)前記モニタセルに期待値データ’1’を書き込み、
    (A4)所定のポーズ期間、ポーズし、
    (A5)前記モニタセルからデータを読み出して期待値データ’1’と比較しエラーを測定し、
    (A6)前記エラー率が所定の上限値より大の場合、リフレッシュ周期を短縮し、前記エラー率が所定の上限値と下限値の範囲内の場合、リフレッシュ周期は変更せず、前記エラー率が所定の下限値以下の場合、リフレッシュ周期を延ばし、(A2)からの処理を開始し、
    m回のエラーチェック終了時、前記(A1)からの処理を行い、
    データ保持動作モードをエグジットするまでの間、前記(A1)乃至(A6)の動作を繰り返し、
    データ保持動作モードをエグジットするとき、前記ECC符号化復号回路で、エラー訂正を行い、通常動作に移行する、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  21. ECC(誤り検出訂正)符号化復号回路を備え、
    データ保持動作モードへのエントリ時、前記メモリアレイのデータを読み出し、前記ECC符号化復号回路で、誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納し、
    (A1)前記モニタセルに期待値データ’1’を書き込み、
    (A2)前記メモリアレイの全てのセルをリフレッシュし、
    ポーズ期間をリフレッシュ周期よりも短くし、
    (A3)予め定められた所定回数(m回)、エラーチェックを行ったか否か判定し、m回未満の場合、
    (A4)所定のポーズ期間、ポーズし、
    (A5)前記モニタセルからデータを読み出して期待値データ’1’と比較しエラーを測定し、
    (A6)前記エラー率が所定の上限値より大の場合、リフレッシュ周期を短縮し、前記エラー率が所定の上限値と下限値の範囲内の場合、リフレッシュ周期は変更せず、前記エラー率が所定の下限値以下の場合、リフレッシュ周期を延ばし、前記(A3)からの処理を開始し、
    m回のエラーチェック終了時、前記(A1)からの処理を行い、
    データ保持動作モードをエグジットするまでの間、前記(A1)乃至(A6)の動作を繰り返し、
    データ保持動作モードをエグジットするとき、前記ECC符号化復号回路で、エラー訂正を行い、通常動作に移ることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  22. 通常メモリ領域よりもポーズリフレッシュの実力の劣る、複数のビットを前記モニタセルとしている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  23. 通常メモリ領域よりポーズリフレッシュの実力の劣るビットは、ポーズリフレッシュによる救済を所定数ビット(Mビット)以上行い、そのうち、ワースト実力のMの10分の1程のビットを選択したものである、ことを特徴とする請求項22記載の半導体記憶装置。
  24. データの保持のためにリフレッシュ動作を必要とする複数のメモリセルを備えたメモリアレイ内にモニタセルを備え、
    セルフリフレッシュ周期の制御を行う制御回路と、
    ECC(誤り検出訂正)符号化復号回路と、
    セルフリフレッシュ動作エントリ時、前記ECC符号化復号回路は、メモリアレイの検査ビットを生成してメモリアレイに書き込み、セルフリフレッシュ動作エグジット時、前記ECC符号化復号回路はメモリアレイの誤り検出及び訂正を行い、
    前記モニタセルの全ビットに常に‘1’に固定されたデータを所定のデータとして書き込み、セルフリフレッシュ周期又はセルフリフレッシュ周期よりも短い期間で読み出されたモニタセルからのデータを前記固定された所定のデータと比較してエラー率を観測する回路と、
    エラー率の観測結果に基づき、リフレッシュ周期を調整する回路と、
    を備えている、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  25. 前記ECC符号化復号回路を複数バンクに対して1つ備えている、ことを特徴とする請求項24記載の半導体記憶装置。
  26. 前記ECC符号化復号回路をバンク毎に備えている、ことを特徴とする請求項25記載の半導体記憶装置。
  27. データ保持のためにリフレッシュ動作を必要とするメモリセルを複数アレイ状に含むメモリアレイ内の予め定められた複数個のメモリセルに対して、常に‘1’に固定された期待値データを書き込むステップと、
    前記期待値データを書き込んだ前記複数個のメモリセルから、リフレッシュ周期又は前記リフレッシュ周期よりも短い周期でデータを読み出すステップと、
    前記読み出しデータと前記期待値データを比較してエラーカウント又はエラー率を測定する制御を行うステップと、
    前記エラーカウント又はエラー率の測定結果に基づき、リフレッシュ周期を可変に制御するステップと、
    を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法。
  28. 前記メモリアレイのリフレッシュの前又は後に、複数の前記モニタセルに常に‘1’に固定された期待値データをそれぞれ書き込むステップと、
    リフレッシュ周期又は前記リフレッシュ周期よりも短い所定期間経過した時に、前記モニタセルからデータの読み出しを行うステップと、
    前記読み出したデータと前記期待値データとを比較しエラーの有無を判定するステップと、
    前記エラーを計数するステップと、
    前記エラー計数結果に基づき、前記リフレッシュ周期を延長するか、短縮するか、そのまま維持するかを決定するステップと、
    を含む、ことを特徴とする請求項27記載の半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法。
  29. データ保持のためにリフレッシュを必要とする複数のメモリセルを備えたメモリアレイ内の所定のメモリセルをモニタセルとし、ECC(誤り検出訂正)符号化復号回路を搭載した半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法であって、
    (A0)データ保持動作モードへのエントリ時、前記メモリアレイのデータを読み出し、前記ECC符号化復号回路で誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納するステップと、
    (A1)モニタセルに’1’を書き込むステップと、
    (A2)全てのセルをリフレッシュするステップと、
    (A3)リフレッシュ期間、ポーズするステップと、
    (A4)前記モニタセルからデータを読み出して’1’と比較しエラーを測定するステップと、
    (A5)前記エラー率が所定の上限値より大の場合、リフレッシュ周期を短縮し、前記エラー率が所定の下限値以下の場合、リフレッシュ周期を伸ばし、前記エラー率が所定の上限値と下限値の範囲内の場合、リフレッシュ周期は変更しない制御を行うステップと、
    データ保持動作モードをエグジットするまでの間、(A1)乃至(A5)の動作を繰り返し、
    (A6)データ保持動作モードをエグジットするとき、前記ECC符号化復号回路で、エラー訂正を行い、通常動作に移るステップと、
    を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法。
  30. データ保持のためにリフレッシュを必要とする複数のメモリセルを備えたメモリアレイ内の所定のメモリセルをモニタセルとし、ECC(誤り検出訂正)符号化復号回路を搭載した半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法であって、
    (A0)データ保持動作モードへのエントリ時、前記メモリアレイのデータを読み出し、前記ECC符号化復号回路で、誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納するステップと、
    (A1)モニタセルに’1’を書き込むステップと、
    (A2)前記メモリアレイの全てのメモリセルをリフレッシュするステップと、
    を有し、
    ポーズ期間をリフレッシュ周期よりも短くし、予め定められた所定回数(m回)、以下のエラーチェックを行うものであり、
    (A3)所定のポーズ期間、ポーズするステップと、
    (A4)前記モニタセルからデータを読み出して’1’と比較しエラーを測定するステップと、
    (A5)前記エラー率が所定の上限値より大の場合、リフレッシュ周期を短縮し、前記エラー率が所定の上限値と下限値の範囲内の場合、リフレッシュ周期は変更せず、(A1)からの処理を開始するステップと、
    (A6)m回のエラーチェック終了後、前記エラー率が所定の下限値以下の場合、リフレッシュ周期を延ばすステップと、
    データ保持動作モードをエグジットするまでの間、前記(A1)乃至前記(A6)の動作を繰り返し、
    (A7)データ保持動作モードをエグジットするとき、前記ECC符号化復号回路で、エラー訂正を行い、通常動作に移行するステップと、
    を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法。
  31. データ保持のためにリフレッシュを必要とする複数のメモリセルを備えたメモリアレイ内の所定のメモリセルをモニタセルとし、ECC(誤り検出訂正)符号化復号回路を搭載した半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法であって、
    (A0)データ保持動作モードへのエントリ時、前記メモリアレイのデータを読み出し、前記ECC符号化復号回路で、誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納するステップと、
    (A1)前記メモリアレイの全てのメモリセルをリフレッシュするステップと、
    を有し、
    ポーズ期間をリフレッシュ周期よりも短くし、
    (A2)予め定められた回数(m回)、エラーチェックを行ったか否か判定し、m回未満の場合、
    (A3)モニタセルに’1’を書き込むステップと、
    (A4)所定のポーズ期間、ポーズするステップと、
    (A5)前記モニタセルからデータを読み出して’1’と比較しエラーを測定するステップと、
    (A6)前記エラー率が所定の上限値より大の場合、リフレッシュ周期を短縮し、前記エラー率が所定の上限値と下限値の範囲内の場合、リフレッシュ周期は変更せず、前記エラー率が所定の下限値以下の場合、リフレッシュ周期を延ばし、前記(A2)からの処理を開始するステップと、
    (A7)m回のエラーチェック終了時、前記(A1)からの処理を行うステップと、
    データ保持動作モードをエグジットするまでの間、前記(A1)乃至(A7)の動作を繰り返し、
    (A8)データ保持動作モードをエグジットするとき、前記ECC符号化復号回路で、エラー訂正を行い、通常動作に移行するステップと、
    を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法。
  32. データ保持のためにリフレッシュを必要とする複数のメモリセルを備えたメモリアレイ内の所定のメモリセルをモニタセルとし、ECC符号化復号回路を搭載した半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法であって、
    (A0)データ保持動作モードへのエントリ時、前記メモリアレイのデータを読み出し、前記ECC符号化復号回路で、誤り検出訂正用の検査ビットを生成して検査領域に格納するステップと、
    (A1)モニタセルに’1’を書き込むステップと、
    (A2)全てのセルをリフレッシュするステップと、
    ポーズ期間をリフレッシュ周期よりも短くし、
    (A3)m回エラーチェックを行ったか否か判定し、m回未満の場合、
    (A4)ポーズ期間、ポーズするステップと、
    (A5)前記モニタセルからデータを読み出して’1’と比較しエラーを測定するステップと、
    (A6)前記エラー率が所定の上限値より大の場合、リフレッシュ周期を短縮し、前記エラー率が所定の上限値と下限値の範囲内の場合、リフレッシュ周期は変更せず、前記エラー率が所定の下限値以下の場合、リフレッシュ周期を延ばし、(A3)からの処理を開始するステップと、
    (A7)m回のエラーチェック終了時、(A1)からの処理を行うステップと、
    データ保持動作モードをエグジットするまでの間、(A1)乃至(A7)の動作を繰り返し、
    (A8)データ保持動作モードをエグジットするとき、前記ECC符号化復号回路で、エラー訂正を行い、通常動作に移行するステップと、
    を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置のリフレッシュ周期制御方法。
JP2004181734A 2004-06-18 2004-06-18 半導体記憶装置及びリフレッシュ周期制御方法 Expired - Fee Related JP4237109B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004181734A JP4237109B2 (ja) 2004-06-18 2004-06-18 半導体記憶装置及びリフレッシュ周期制御方法
US11/152,762 US7493531B2 (en) 2004-06-18 2005-06-15 Semiconductor memory device and refresh period controlling method
TW094120232A TWI299494B (en) 2004-06-18 2005-06-17 Semiconductor memory device and refresh period controlling method
KR1020050052761A KR100656717B1 (ko) 2004-06-18 2005-06-18 반도체 기억장치 및 리프레시 주기 제어 방법
CNB2005100783784A CN100527269C (zh) 2004-06-18 2005-06-20 半导体存储装置和刷新周期控制方法
US12/318,840 US20090193301A1 (en) 2004-06-18 2009-01-09 Semiconductor memory device and refresh period controlling method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004181734A JP4237109B2 (ja) 2004-06-18 2004-06-18 半導体記憶装置及びリフレッシュ周期制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006004557A JP2006004557A (ja) 2006-01-05
JP4237109B2 true JP4237109B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=35480407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004181734A Expired - Fee Related JP4237109B2 (ja) 2004-06-18 2004-06-18 半導体記憶装置及びリフレッシュ周期制御方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7493531B2 (ja)
JP (1) JP4237109B2 (ja)
KR (1) KR100656717B1 (ja)
CN (1) CN100527269C (ja)
TW (1) TWI299494B (ja)

Families Citing this family (133)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4477429B2 (ja) * 2003-11-05 2010-06-09 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路
JP4478974B2 (ja) * 2004-01-30 2010-06-09 エルピーダメモリ株式会社 半導体記憶装置及びそのリフレッシュ制御方法
US7099221B2 (en) * 2004-05-06 2006-08-29 Micron Technology, Inc. Memory controller method and system compensating for memory cell data losses
WO2005124785A1 (ja) * 2004-06-18 2005-12-29 Fujitsu Limited 半導体装置の温度検出器および半導体記憶装置
US7116602B2 (en) * 2004-07-15 2006-10-03 Micron Technology, Inc. Method and system for controlling refresh to avoid memory cell data losses
KR100630710B1 (ko) * 2004-11-04 2006-10-02 삼성전자주식회사 다수개의 페일 비트를 검출할 수 있는 반도체 메모리의페일 비트 검출 장치
US7424663B2 (en) * 2005-01-19 2008-09-09 Intel Corporation Lowering voltage for cache memory operation
JP2006344345A (ja) * 2005-05-12 2006-12-21 Nec Electronics Corp 揮発性半導体記憶装置
KR100725362B1 (ko) * 2005-07-11 2007-06-07 삼성전자주식회사 동적 메모리 장치 및 이를 포함하는 통신 단말기
US7395466B2 (en) * 2005-12-30 2008-07-01 Intel Corporation Method and apparatus to adjust voltage for storage location reliability
US7702935B2 (en) * 2006-01-25 2010-04-20 Apple Inc. Reporting flash memory operating voltages
US20070174641A1 (en) * 2006-01-25 2007-07-26 Cornwell Michael J Adjusting power supplies for data storage devices
US7861122B2 (en) * 2006-01-27 2010-12-28 Apple Inc. Monitoring health of non-volatile memory
JP4936746B2 (ja) * 2006-03-08 2012-05-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US7653778B2 (en) 2006-05-08 2010-01-26 Siliconsystems, Inc. Systems and methods for measuring the useful life of solid-state storage devices
JP4939870B2 (ja) 2006-08-16 2012-05-30 株式会社東芝 半導体記憶装置およびそのテスト方法
US7631228B2 (en) * 2006-09-12 2009-12-08 International Business Machines Corporation Using bit errors from memory to alter memory command stream
KR100905712B1 (ko) * 2006-09-29 2009-07-01 삼성전자주식회사 에러 정정 코드를 이용한 병렬 비트 테스트 장치
US7894289B2 (en) * 2006-10-11 2011-02-22 Micron Technology, Inc. Memory system and method using partial ECC to achieve low power refresh and fast access to data
US7900120B2 (en) * 2006-10-18 2011-03-01 Micron Technology, Inc. Memory system and method using ECC with flag bit to identify modified data
DE602006019010D1 (de) * 2006-10-20 2011-01-27 Fujitsu Ltd Speicheranordnung und auffrisch-justierverfahren
KR100827662B1 (ko) * 2006-11-03 2008-05-07 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치 및 이 장치의 데이터 오류 검출 및정정 방법
US7515494B2 (en) * 2006-11-14 2009-04-07 Promos Technologies Pte.Ltd Refresh period adjustment technique for dynamic random access memories (DRAM) and integrated circuit devices incorporating embedded DRAM
US8549236B2 (en) * 2006-12-15 2013-10-01 Siliconsystems, Inc. Storage subsystem with multiple non-volatile memory arrays to protect against data losses
US7659126B1 (en) * 2007-01-22 2010-02-09 Kla-Tencor Technologies Corporation Electrical test method and apparatus
US7596643B2 (en) * 2007-02-07 2009-09-29 Siliconsystems, Inc. Storage subsystem with configurable buffer
JP5661227B2 (ja) * 2007-02-07 2015-01-28 株式会社メガチップス メモリコントローラ
US8042022B2 (en) 2007-03-08 2011-10-18 Micron Technology, Inc. Method, system, and apparatus for distributed decoding during prolonged refresh
US20080288712A1 (en) 2007-04-25 2008-11-20 Cornwell Michael J Accessing metadata with an external host
US7913032B1 (en) 2007-04-25 2011-03-22 Apple Inc. Initiating memory wear leveling
US7975170B2 (en) * 2007-06-15 2011-07-05 Qimonda Ag Memory refresh system and method
JP5018292B2 (ja) 2007-07-10 2012-09-05 富士通セミコンダクター株式会社 メモリ装置
US8005995B2 (en) 2007-08-16 2011-08-23 Micron Technology, Inc. Command interface systems and methods
US7688656B2 (en) * 2007-10-22 2010-03-30 Freescale Semiconductor, Inc. Integrated circuit memory having dynamically adjustable read margin and method therefor
KR100892723B1 (ko) * 2007-11-19 2009-04-10 주식회사 하이닉스반도체 반도체 집적회로의 디지털 온도 정보 생성 장치
JP2009140564A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Toshiba Corp Nand型フラッシュメモリおよびメモリシステム
US8078918B2 (en) * 2008-02-07 2011-12-13 Siliconsystems, Inc. Solid state storage subsystem that maintains and provides access to data reflective of a failure risk
US7962792B2 (en) * 2008-02-11 2011-06-14 Siliconsystems, Inc. Interface for enabling a host computer to retrieve device monitor data from a solid state storage subsystem
DE112009000703T5 (de) * 2008-03-27 2011-02-17 Advantest Corp. Messvorrichtung, Parallelmessvorrichtung, Testvorrichtung, elektronische Anordnung
US8161356B2 (en) * 2008-03-28 2012-04-17 Intel Corporation Systems, methods, and apparatuses to save memory self-refresh power
US7675440B1 (en) * 2008-04-28 2010-03-09 Altera Corporation Thermometer-code-to-binary encoders
KR20110018947A (ko) * 2008-06-17 2011-02-24 엔엑스피 비 브이 전기 회로, 방법 및 동적 랜덤 액세스 메모리
US8234540B2 (en) 2008-07-01 2012-07-31 International Business Machines Corporation Error correcting code protected quasi-static bit communication on a high-speed bus
US8082474B2 (en) * 2008-07-01 2011-12-20 International Business Machines Corporation Bit shadowing in a memory system
US8082475B2 (en) * 2008-07-01 2011-12-20 International Business Machines Corporation Enhanced microprocessor interconnect with bit shadowing
US7990795B2 (en) * 2009-02-19 2011-08-02 Freescale Semiconductor, Inc. Dynamic random access memory (DRAM) refresh
KR101666590B1 (ko) * 2009-02-23 2016-10-14 삼성전자 주식회사 글리치 프리 및 파워 세이빙 기능을 갖는 시프트 레지스터 회로
KR101653568B1 (ko) * 2009-07-03 2016-09-02 삼성전자주식회사 부분 셀프 리플레시 모드에서 전류 소모를 줄일 수 있는 반도체 메모리 장치
KR20110053068A (ko) * 2009-11-13 2011-05-19 삼성전자주식회사 복수의 리프레쉬 주기를 갖는 반도체 메모리 장치 및 이를 포함하는 시스템 장치
US9158616B2 (en) 2009-12-09 2015-10-13 Intel Corporation Method and system for error management in a memory device
US8862973B2 (en) * 2009-12-09 2014-10-14 Intel Corporation Method and system for error management in a memory device
US8327225B2 (en) 2010-01-04 2012-12-04 Micron Technology, Inc. Error correction in a stacked memory
KR20110100465A (ko) 2010-03-04 2011-09-14 삼성전자주식회사 메모리 시스템
JP5421152B2 (ja) 2010-03-08 2014-02-19 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路
CN102194513B (zh) * 2010-03-11 2013-07-31 复旦大学 自动调整存储器刷新操作频率的电路、方法及其存储器
US8412882B2 (en) * 2010-06-18 2013-04-02 Microsoft Corporation Leveraging chip variability
US9104580B1 (en) 2010-07-27 2015-08-11 Apple Inc. Cache memory for hybrid disk drives
US9042930B1 (en) * 2010-09-13 2015-05-26 Sprint Spectrum L.P. Method and system for reducing forward link transmission power
US8255740B2 (en) 2010-09-27 2012-08-28 International Business Machines Corporation Multi-level DIMM error reduction
CN102446550B (zh) * 2010-09-30 2014-08-13 北京兆易创新科技股份有限公司 一种异步存储器跟踪计时的方法和装置
KR101802448B1 (ko) 2010-10-12 2017-11-28 삼성전자주식회사 상변화 메모리 장치 및 상변화 메모리 장치의 리라이트 동작 방법
JP2012103772A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Renesas Electronics Corp プロセッサおよびそれを用いた画像処理システム
US8775725B2 (en) 2010-12-06 2014-07-08 Intel Corporation Memory device refresh commands on the fly
US8621324B2 (en) * 2010-12-10 2013-12-31 Qualcomm Incorporated Embedded DRAM having low power self-correction capability
US9036439B2 (en) 2011-07-15 2015-05-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device having improved refresh characteristics
CN103238177B (zh) * 2011-09-06 2015-01-21 夏普株式会社 显示装置及其驱动方法
US8645770B2 (en) * 2012-01-18 2014-02-04 Apple Inc. Systems and methods for proactively refreshing nonvolatile memory
US9679664B2 (en) * 2012-02-11 2017-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for providing a smart memory architecture
US8842480B2 (en) 2012-08-08 2014-09-23 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Automated control of opening and closing of synchronous dynamic random access memory rows
JP5978860B2 (ja) * 2012-08-31 2016-08-24 富士通株式会社 情報処理装置、メモリ制御ユニット、メモリ制御方法および制御プログラム
JP5975811B2 (ja) * 2012-09-12 2016-08-23 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ(シンガポール)プライベート・リミテッド 計測した信号トレースデータのインテグリティ・チェック
US9147461B1 (en) * 2012-11-28 2015-09-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device performing a refresh operation, and memory system including the same
US20150363261A1 (en) * 2013-01-31 2015-12-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Ram refresh rate
US9245604B2 (en) * 2013-05-08 2016-01-26 International Business Machines Corporation Prioritizing refreshes in a memory device
TWI497280B (zh) * 2013-07-08 2015-08-21 Phison Electronics Corp 資料保護方法、記憶體儲存裝置與記憶體控制器
US9165668B1 (en) * 2013-07-29 2015-10-20 Western Digital Technologies, Inc. Data retention monitoring using temperature history in solid state drives
US9263136B1 (en) 2013-09-04 2016-02-16 Western Digital Technologies, Inc. Data retention flags in solid-state drives
US9972376B2 (en) 2013-11-07 2018-05-15 International Business Machines Corporation Memory device for interruptible memory refresh
US10096353B2 (en) 2013-11-07 2018-10-09 International Business Machines Corporation System and memory controller for interruptible memory refresh
US9442801B2 (en) 2014-09-26 2016-09-13 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Platform error correction
US9583219B2 (en) * 2014-09-27 2017-02-28 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for in-system repair of memory in burst refresh
US9558064B2 (en) 2015-01-28 2017-01-31 Micron Technology, Inc. Estimating an error rate associated with memory
KR20160093430A (ko) * 2015-01-29 2016-08-08 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 메모리 장치 및 이의 데이터 입출력 방법
US9606851B2 (en) 2015-02-02 2017-03-28 International Business Machines Corporation Error monitoring of a memory device containing embedded error correction
US9940457B2 (en) * 2015-02-13 2018-04-10 International Business Machines Corporation Detecting a cryogenic attack on a memory device with embedded error correction
US9583216B2 (en) * 2015-03-13 2017-02-28 Analog Devices, Inc. MBIST device for use with ECC-protected memories
KR20160146332A (ko) * 2015-06-12 2016-12-21 에스케이하이닉스 주식회사 복수의 저장 영역들을 포함하는 메모리 시스템 및 그것의 동작 방법
US9778983B2 (en) 2015-08-06 2017-10-03 Nxp B.V. Integrated circuit device and method for reducing SRAM leakage
US10437666B2 (en) * 2015-08-06 2019-10-08 Nxp B.V. Integrated circuit device and method for reading data from an SRAM memory
US10223197B2 (en) 2015-08-06 2019-03-05 Nxp B.V. Integrated circuit device and method for applying error correction to SRAM memory
US10191666B1 (en) * 2015-08-25 2019-01-29 Adesto Technologies Corporation Write parameter switching in a memory device
US9668337B2 (en) * 2015-09-08 2017-05-30 Western Digital Technologies, Inc. Temperature management in data storage devices
US10776192B2 (en) 2015-09-17 2020-09-15 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Memory store error check
US9720033B2 (en) * 2015-09-29 2017-08-01 Apple Inc. On-chip parameter measurement
CN106952662B (zh) * 2016-01-07 2019-10-01 华邦电子股份有限公司 存储器装置刷新方法及可调整刷新操作频率的存储器装置
US10223198B2 (en) * 2016-02-18 2019-03-05 Micron Technology, Inc. Error rate reduction
JP6705604B2 (ja) * 2016-03-09 2020-06-03 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド フラッシュメモリデバイスをリフレッシュする方法および装置
US9514800B1 (en) * 2016-03-26 2016-12-06 Bo Liu DRAM and self-refresh method
CN107516539A (zh) * 2016-06-15 2017-12-26 上海磁宇信息科技有限公司 一种mram芯片及其自刷新方法
TWI582580B (zh) * 2016-08-30 2017-05-11 華邦電子股份有限公司 記憶體儲存裝置及其操作方法
CN107844439B (zh) * 2016-09-20 2020-09-08 三星电子株式会社 支持命令总线训练的存储设备和系统及其操作方法
US10283212B2 (en) 2016-11-29 2019-05-07 International Business Machines Corporation Built-in self-test for embedded spin-transfer torque magnetic random access memory
KR20180069177A (ko) * 2016-12-14 2018-06-25 에스케이하이닉스 주식회사 메모리 장치 및 메모리 장치의 동작 방법
US9940232B1 (en) 2017-02-08 2018-04-10 Seagate Technology Llc Post-program conditioning of stacked memory cells prior to an initial read operation
US10095568B2 (en) 2017-02-08 2018-10-09 Seagate Technology Llc Background reads to condition programmed semiconductor memory cells
JP6841698B2 (ja) * 2017-03-21 2021-03-10 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US10289486B2 (en) * 2017-07-13 2019-05-14 Omnivision Technologies, Inc. Memory with pattern oriented error correction code
CN107742526A (zh) * 2017-09-13 2018-02-27 上海华为技术有限公司 一种刷新周期的调整方法、ddr控制器及ddr系统
KR102350957B1 (ko) * 2017-10-26 2022-01-14 에스케이하이닉스 주식회사 메모리 시스템 및 메모리 시스템의 리프레시 제어 방법
KR102401882B1 (ko) 2017-12-04 2022-05-26 에스케이하이닉스 주식회사 메모리의 신뢰성을 향상시킬 수 있는 메모리 시스템 및 그 메모리 관리 방법
KR102385569B1 (ko) 2018-01-03 2022-04-12 삼성전자주식회사 메모리 장치
US10747611B2 (en) * 2018-01-15 2020-08-18 Microchip Technology Incorporated Safety enhancement for memory controllers
KR102507302B1 (ko) 2018-01-22 2023-03-07 삼성전자주식회사 스토리지 장치 및 상기 스토리지 장치의 동작 방법
US10403378B1 (en) * 2018-02-09 2019-09-03 Micron Technology, Inc. Performing an operation on a memory cell of a memory system at a frequency based on temperature
JP2019164095A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 株式会社東芝 半導体集積回路
CN109656746A (zh) * 2018-11-29 2019-04-19 中国电子产品可靠性与环境试验研究所((工业和信息化部电子第五研究所)(中国赛宝实验室)) 用于确定ecc存储器的刷新频率的方法和装置
JP6796681B2 (ja) * 2019-05-13 2020-12-09 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置
US11152054B2 (en) * 2019-08-28 2021-10-19 Micron Technology, Inc. Apparatuses and methods for performing background operations in memory using sensing circuitry
CN114127697A (zh) * 2019-09-13 2022-03-01 铠侠股份有限公司 存储器系统
US11450399B2 (en) 2020-05-28 2022-09-20 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Memory array test method and system
DE102021103853A1 (de) * 2020-05-28 2021-12-02 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Speicherarray-testverfahren und -system
CN111638994B (zh) * 2020-06-01 2021-05-04 长江存储科技有限责任公司 一种闪存存储器及其错误比特计数检测方法和系统
US20220051744A1 (en) * 2020-08-17 2022-02-17 Mediatek Inc. Memory controller with adaptive refresh rate controlled by error bit information
KR20220070997A (ko) 2020-11-23 2022-05-31 에스케이하이닉스 주식회사 컨트롤러 및 이를 포함하는 메모리 시스템
CN112420119B (zh) * 2020-12-11 2023-05-30 西安紫光国芯半导体有限公司 包含转换模块的存储器以及阵列单元模块
CN112397133B (zh) * 2020-12-11 2023-05-30 西安紫光国芯半导体有限公司 存储器、阵列单元模块及其存储方法、构建方法
CN112652341B (zh) * 2020-12-22 2023-12-29 深圳市国微电子有限公司 基于错误率的动态存储器刷新控制方法及装置
TWI773106B (zh) 2021-01-28 2022-08-01 華邦電子股份有限公司 具有運算功能的記憶體裝置及其操作方法
TWI755291B (zh) * 2021-02-26 2022-02-11 華邦電子股份有限公司 半導體記憶裝置
KR20220144129A (ko) * 2021-04-19 2022-10-26 에스케이하이닉스 주식회사 메모리 장치 및 그것을 포함하는 반도체 시스템
CN113257331B (zh) * 2021-05-31 2023-09-19 西安紫光国芯半导体有限公司 存储器刷新调节方法、装置、调节电路及存储器件
CN113223603B (zh) * 2021-05-31 2022-12-06 西安紫光国芯半导体有限公司 存储器刷新控制方法、装置、控制电路及存储器件
US11513880B1 (en) 2021-08-26 2022-11-29 Powerchip Semiconductor Manufacturing Corporation Failure bit count circuit for memory and method thereof

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4077034A (en) * 1974-11-04 1978-02-28 Dell Harold R Data compression
US4672583A (en) * 1983-06-15 1987-06-09 Nec Corporation Dynamic random access memory device provided with test circuit for internal refresh circuit
US4648073A (en) * 1984-12-31 1987-03-03 International Business Machines Corporation Sequential shared access lines memory cells
JPS6432489A (en) 1987-07-27 1989-02-02 Matsushita Electronics Corp Memory device
EP0429673B1 (en) * 1989-06-16 1996-11-13 Advantest Corporation Test pattern generator
GB2239539B (en) * 1989-11-18 1994-05-18 Active Book Co Ltd Method of refreshing memory devices
JP3177207B2 (ja) 1998-01-27 2001-06-18 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ−ション リフレッシュ間隔制御装置及び方法、並びにコンピュータ
KR100363103B1 (ko) 1998-10-20 2003-02-19 주식회사 하이닉스반도체 셀프 리프레쉬 발진기
JP4587500B2 (ja) * 1998-11-11 2010-11-24 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路、メモリモジュール、記憶媒体、及び半導体集積回路の救済方法
US6560725B1 (en) * 1999-06-18 2003-05-06 Madrone Solutions, Inc. Method for apparatus for tracking errors in a memory system
US6384448B1 (en) 2000-02-28 2002-05-07 Micron Technology, Inc. P-channel dynamic flash memory cells with ultrathin tunnel oxides
JP4707803B2 (ja) 2000-07-10 2011-06-22 エルピーダメモリ株式会社 エラーレート判定方法と半導体集積回路装置
US7136888B2 (en) * 2000-08-04 2006-11-14 Arithmatica Limited Parallel counter and a logic circuit for performing multiplication
GB2365636B (en) * 2000-08-04 2005-01-05 Automatic Parallel Designs Ltd A parallel counter and a multiplication logic circuit
US6883011B2 (en) * 2000-08-04 2005-04-19 Arithmatica Limited Parallel counter and a multiplication logic circuit
JP2002056671A (ja) 2000-08-14 2002-02-22 Hitachi Ltd ダイナミック型ramのデータ保持方法と半導体集積回路装置
KR100413761B1 (ko) * 2001-05-31 2003-12-31 삼성전자주식회사 온도와 공정에 따라 리프레시 사이클이 조절되는 반도체메모리 장치 및 방법
JP2003100074A (ja) 2001-09-21 2003-04-04 Seiko Epson Corp 集積回路の温度変化に応じた動作制御
JP4021643B2 (ja) 2001-10-29 2007-12-12 富士通株式会社 温度検出機能を備えた半導体装置
US7171605B2 (en) * 2002-02-01 2007-01-30 International Business Machines Corporation Check bit free error correction for sleep mode data retention
JP4205396B2 (ja) 2002-10-30 2009-01-07 エルピーダメモリ株式会社 半導体集積回路装置
JP3726966B2 (ja) * 2003-01-23 2005-12-14 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 乗算器及び暗号回路
EP1647990B1 (fr) * 2003-01-29 2008-12-24 Stmicroelectronics SA Procédé de rafraîchissement d'une mémoire vive dynamique, et dispositif de mémoire vive dynamique correspondant, en particulier incorporé dans un téléphone mobile cellulaire
KR100474551B1 (ko) * 2003-02-10 2005-03-10 주식회사 하이닉스반도체 셀프 리프레쉬 장치 및 방법
JP2004364248A (ja) * 2003-05-09 2004-12-24 Murata Mfg Co Ltd 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよび通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR100656717B1 (ko) 2006-12-13
CN1728277A (zh) 2006-02-01
TW200614240A (en) 2006-05-01
TWI299494B (en) 2008-08-01
US7493531B2 (en) 2009-02-17
US20090193301A1 (en) 2009-07-30
US20050281112A1 (en) 2005-12-22
KR20060048431A (ko) 2006-05-18
CN100527269C (zh) 2009-08-12
JP2006004557A (ja) 2006-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4237109B2 (ja) 半導体記憶装置及びリフレッシュ周期制御方法
CN110827884B (zh) 用于刷新半导体装置的存储器的设备
US6697992B2 (en) Data storing method of dynamic RAM and semiconductor memory device
JP5171096B2 (ja) 半導体メモリ素子の駆動方法
JP4478974B2 (ja) 半導体記憶装置及びそのリフレッシュ制御方法
JP4707803B2 (ja) エラーレート判定方法と半導体集積回路装置
US7894289B2 (en) Memory system and method using partial ECC to achieve low power refresh and fast access to data
US6965537B1 (en) Memory system and method using ECC to achieve low power refresh
US20060013052A1 (en) Method and system for controlling refresh to avoid memory cell data losses
JP2006004559A (ja) 半導体記憶装置
KR20040022379A (ko) 입출력 단자를 삭감 가능한 반도체 기억 장치
WO1996028825A1 (fr) Memoire a semi-conducteur
JP2010091524A (ja) 半導体装置とテスト方法
JP2013097850A (ja) 半導体装置
JP2008192309A (ja) 半導体集積回路装置
JP2008186584A (ja) 半導体記憶装置及びそのリフレッシュ制御方法
KR20100128045A (ko) 반도체 메모리 장치의 셀프 리프레시 주기 측정 방법
JP7299374B1 (ja) 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の制御方法
JP2017157258A (ja) セルフリフレッシュ制御装置及び揮発性半導体記憶装置
KR100792364B1 (ko) 고전압 발생 장치 및 이를 포함하는 반도체 메모리 장치
JP2016004594A (ja) 半導体装置
JP2002358799A (ja) セルフリフレッシュ機能を備えた半導体記憶装置およびその検査方法
JP2000030440A (ja) 半導体記憶装置
JPH10222978A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S803 Written request for registration of cancellation of provisional registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316803

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees