JP2016004594A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不良メモリセルのアドレスの救済を確実に行う。【解決手段】各々が不揮発的にデータを記憶することができる複数のヒューズセット25と、入力されたデータと、複数のヒューズセット25から読みだされた複数のデータの各々と、を比較し、出力信号Hitを出力する比較回路と、出力信号Hitが、入力されたデータと複数のヒューズセット25から読みだされた複数のデータの一つとが一致したことを示した時、パルス信号CK(0)、CK(1)を出力する制御回路(第二パルス生成回路)214、215と、出力信号Hitを、パルス信号CK(0)、CK(1)に基づく信号でラッチするラッチ回路218,221と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、不良メモリセルへのアクセスを冗長メモリセルへのアクセスに置換する機能等に適用して好適な半導体装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体記憶装置において、記憶容量の増加に伴い、良好に動作しない不良メモリセルの数が増加している。そこで、半導体記憶装置に冗長メモリセルが用意され、不良メモリセルへのアクセスが冗長メモリセルへのアクセスに置換されることにより、不良メモリセルのアドレスが救済される(例えば特許文献1参照)。ここで、製造時のウェハ状態の半導体記憶装置に対し、動作テストが実施され、不良メモリセルが検出され、該不良メモリセルのアドレスがヒューズ記憶領域のいずれかのヒューズセットに記憶される。
通常動作時において、不良メモリセルがアクセスされる場合、比較回路において、入力されたアドレス信号と、複数のヒューズセットから読み出された複数の信号との比較結果の少なくとも一つが一致したことを示すときに、出力信号が活性し、当該不良メモリセルに対応付けられた冗長メモリセルが実際にアクセスされる。つまり、不良メモリセルへアクセスするアドレスが、冗長メモリセルへのアドレスに置換される。
特開2011−249493号公報
ここで、ラッチ回路が、前述の比較回路からの出力信号(不良メモリセルのアドレスのいずれかと一致したことを示す出力信号)をラッチすることが、仕様によって要求されることがある。しかし、複数のヒューズセットのうち、どこのヒューズセットに対応した出力信号が活性するかは不明である。また、多くの不良メモリセルの救済のためにヒューズ記憶領域が大きくなっていることから、入力されたアドレスが複数のヒューズセットに記憶されている不良メモリセルのアドレスのいずれかと一致したことを示す出力信号のラッチのタイミングの制御は困難である。
よって、ラッチ回路では、入力されたアドレスが複数のヒューズセットに記憶されている不良メモリセルのアドレスのいずれかと一致したことを示す出力信号を、正常にラッチすることができず、アクセス先のアドレスの置換が失敗し、不良メモリセルのアドレスが救済されないという事態が発生する可能性が存在する。
本発明の1つの側面によれば、各々が不揮発的にデータを記憶することができる複数のヒューズセットと、入力された信号と、前記複数のヒューズセットから読みだされた複数の信号の各々と、を比較し、出力信号を出力する比較回路と、
前記出力信号が、前記入力された信号と前記複数のヒューズセットから読みだされた複数の信号の一つとが一致したことを示した時、パルス信号を出力する制御回路と、
前記出力信号を、前記パルス信号に基づく信号でラッチするラッチ回路と、を備えた半導体装置が提供される。
本発明によれば、不良メモリセルのアドレスの救済を確実に行うことができる。
本発明の一実施形態の装置構成を例示する図である。 本発明の一実施形態におけるメモリセルアレイの2つのバンクを例示する図である。 本発明の一実施形態におけるロウ制御回路の構成を例示する図である。 本発明の一実施形態における比較回路の構成を例示する図である。 (A)は本発明の一実施形態におけるバンク選択回路の構成を例示する図である。(B)は該バンク選択回路の動作波形を例示する図である。 (A)は本発明の一実施形態における第二パルス生成回路の構成を例示する図である。(B)は該第二パルス生成回路の動作波形を例示する図である。 本発明の一実施形態におけるロウ制御回路のレイアウトを例示する図である。 本発明の一実施形態の動作例1の信号波形を例示する図である。 本発明の一実施形態の動作例2の信号波形を例示する図である。 本発明の一実施形態の動作例3の信号波形を例示する図である。 本発明の一実施形態の動作例4の信号波形を例示する図である。
はじめに本発明の概要を説明し、つづいて実施形態について説明する。
本発明によれば、不良メモリセルへのアクセスを冗長メモリセルへのアクセスに置換する機能を具備した半導体装置において、ロウアドレスがロウ制御回路に供給されると、該ロウアドレスは、ロウ制御回路内の比較回路に供給され、ロウヒューズ回路(ヒューズ記憶領域)の各ヒューズセットが記憶する不良ロウアドレスと比較される。ロウヒューズ回路は、複数のヒューズセットを有し、各ヒューズセットは不良ロウアドレスを記憶している。ここで、あるヒューズセットに記憶されている不良ロウアドレスと入力されたロウアドレスとが一致すると、比較回路において、当該ヒューズセットに対応する出力信号が活性する。比較回路における、入力されたロウアドレスと前記複数のヒューズセットの不良ロウアドレスとの比較結果である複数の出力信号は、OR(論理和ゲートによるOR演算、あるいはワイヤードOR)されて、入力されたロウアドレスが複数のヒューズセットに記憶されている不良メモリセルのアドレスのいずれかと一致したことを示す信号(ヒット信号)に合成される。このため、比較回路において、あるヒューズセットに対応する出力信号が活性すると、ヒット信号(例えば図3のHit)も活性する。そして、ヒット信号(Hit)の活性化に応答してワンパルス(例えば図3のCK(0))が生成され、ヒット信号(Hit)は、該ワンパルスを用いてラッチ回路(例えば図3の218)にラッチされる。この結果、ヒット信号(Hit)は、確実に、ラッチされる。
ここで、ヒット信号(Hit)をラッチするラッチ回路が必要になる理由として、本願では、2つのバンク(0)とバンク(1)が1つのロウ制御回路を使用している。ロウアドレスが供給され、且つ、バンク(0)を活性化(アクティベート)するアクティブコマンドACT(0)が活性化すると、当該ロウアドレスは、バンク(0)に供給される。ここで、当該ロウアドレスが不良ロウアドレスである場合、上記したように、ヒット信号(Hit)が活性する。すると、バンク(0)のロウデコーダ(0)に接続されるアドレス選択回路(0)は、当該ロウアドレスの代わりに、不良ロウアドレスの置換先のロウアドレスを選択して出力する。そして、ヒット信号(Hit)を、前記ワンパルス(例えば図3のCK(0))を用いてラッチ回路でラッチされた信号が、アドレス選択回路(0)(例えば図3の222)に入力される選択信号(例えば図3のRedHit(0))として用いられる。
このように、2つのバンクにそれぞれ対応する2つのラッチ回路が用意されることにより、バンク(0)のロウデコーダ(0)に接続されるアドレス選択回路(0)のためのヒット信号であるか、バンク(1)のロウデコーダ(1)に接続されるアドレス選択回路(1)のためのヒット信号であるかが区別される。
<実施形態>
以下、各実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<半導体装置の全体の構成>
図1は、実施形態の半導体装置(DRAM)の構成を例示する図である。図1を参照すると、半導体装置(DRAM)10は、クロックジェネレータ101、コマンドデコーダ102、モードレジスタ103、コントローラ104、ロウアドレスバッファ105、カラムアドレスバッファ107、メモリセルアレイ100、データコントローラ108、データラッチ110、及び、入出力バッファ111を備えている。ロウアドレスバッファ105はリフレッシュカウンタ106を備えている。データコントローラ108はリードライトアンプ部109を備えている。なお、アドレス信号A0〜A16、データ入出力端子DQのビット数は、図1に示した例に制限されるものでないことは勿論である。以下、各部の概略を説明する。
クロックジェネレータ101は、半導体記憶装置の外部から、クロック信号CK、反転クロック信号/CK、及び、クロック信号CK及び反転クロック信号/CKがそれぞれ有効であるか否かを示すクロックイネーブル信号CKEを入力する。クロックジェネレータ101は、これらの信号に基づき、クロック信号CK及び反転クロック信号/CKに同期する内部クロック信号CLKを生成し、該内部クロック信号CLKを、コマンドデコーダ102、コントローラ104、データラッチ110、入出力バッファ111等に供給する。
コマンドデコーダ102には、半導体記憶装置の外部から、チップセレクト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、及び、ライトイネーブル信号/WEが入力される。これらの信号の組み合わせは、外部コマンド(アクティブコマンド、リードコマンド、ライトコマンド、プリチャージコマンド、テストコマンドなど)を構成している。コマンドデコーダ102には、半導体記憶装置の外部から、アドレス信号A0〜A16が入力する。アドレス信号A0〜A16の組み合わせは、半導体記憶装置10が内部コマンドを実行するためのコマンド情報を構成している。コマンドデコーダ102は、外部コマンド及びコマンド情報の保持、デコード、カウントなどを実行することにより、内部コマンドを生成し、生成した内部コマンドを、コントローラ104に供給する。
モードレジスタ103は、半導体記憶装置の外部から、アドレス信号A0〜A16を入力する。アドレス信号A0〜A16の組み合わせは、内部コマンドのモードを示すコマンドモード情報(バースト長、ラップタイムなど)を構成している。モードレジスタ103は、コマンドモード情報を保持し、保持されるコマンドモード情報をコントローラ104に供給する。
コントローラ104は、コマンドデコーダ102から供給される内部コマンド、及び、モードレジスタ103から供給されるコマンドモード情報に基づき、内部コマンドを実行するための制御信号RCNT、Vc、CDLMIO、CWAEを生成し、制御信号RCNTをメモリセルアレイ100に供給し、制御信号Vcをロウアドレスバッファ105及びカラムアドレスバッファ107に供給し、制御信号CDLMIO、CWAEをデータコントローラ108に供給する。具体的には、コントローラ104は、アクティブコマンド、リードコマンド、ライトコマンド、及び、プリチャージコマンドに基づき、ロウアドレスバッファ105を介し、メモリセルアレイ100のビット線BLとメモリセルMCとの電気的接続を制御するサブワード線SWL(選択スイッチの制御線)の活性及び非活性を制御する。ここで、コントローラ104は、アクティブコマンドに対応して所定のサブワード線SWLを活性に制御し、リードコマンドまたはライトコマンドに対応して、当該所定のサブワード線SWLを活性に維持し、プリチャージコマンドに対応して、当該サブワード線SWLを非活性に制御することにより、リードデータまたはライトデータが供給される期間において、当該サブワード線SWLの活性を維持する。
また、コントローラ104は、アクティブコマンド、リードコマンド、ライトコマンド、及び、プリチャージコマンドに基づき、ロウアドレスバッファ105を介し、ビット線BLのプリチャージを制御する制御線BLEQ(不図示のプリチャージスイッチの制御線)の活性及び非活性を制御する。
また、コントローラ104は、アクティブコマンド、リードコマンド、ライトコマンド、及び、プリチャージコマンドに基づき、ロウアドレスバッファ105を介し、センスアンプSAの活性及び非活性を制御する。
また、コントローラ104は、アクティブコマンド、リードコマンド、ライトコマンド、及び、プリチャージコマンドに基づき、不図示のメイン入出力線MIOとリードライトアンプ部109との電気的接続を制御する制御線CDLMIOの活性及び非活性を制御する。
また、コントローラ104は、リードコマンド及びライトコマンドに基づき、カラムアドレスバッファ107を介し、ローカルデータ線LIOとビット線BLとの電気的接続を制御する不図示の制御線YS(カラムスイッチの制御線)の活性及び非活性を制御する。つまり、コントローラ104は、センスアンプSAの選択及び非選択を制御する。
また、コントローラ104は、リードコマンド及びライトコマンドに基づき、リードライトアンプ部109の活性及び非活性を制御する。
ロウアドレスバッファ105は、コントローラ104から供給される制御信号Vcに基づき、アドレス信号A0〜A16のうちのロウアドレス信号を保持し、保持するロウアドレス信号を、メモリセルアレイ100に供給する。
ロウアドレスバッファ105のリフレッシュカウンタ106は、リフレッシュ動作時のリフレッシュアドレス(ロウアドレス)を出力する。
カラムアドレスバッファ107は、コントローラ104から供給される制御信号Vcに基づき、アドレス信号A0〜A16のうちカラムアドレス信号を保持し、保持するカラムアドレス信号をメモリセルアレイ100に供給する。
メモリセルアレイ100は、複数のセンスアンプSA、複数のサブワード線SWL、複数のビット線BL、複数のビット線BLにそれぞれ相補的である複数のビット線/BL、及び、複数のサブワード線SWLと複数のビット線BL、/BLとの複数の交点にそれぞれ設けられる複数のメモリセルMCを備える。メモリセルMCは、いずれも不図示の選択トランジスタ及び容量を備える。一対のビット線対BL、/BLは、1つのセンスアンプSAに接続される。センスアンプSAは、読み出し動作において、メモリセルMCからビット線BLに供給されるリードデータを増幅する。また、センスアンプSAは、書き込み動作において、データコントローラ108からビット線BLに供給されるライトデータを増幅し、ライトデータをメモリセルMCに書き込む。なお、メモリセルアレイ100は、冗長メモリセル領域(不図示)を備えている。
データコントローラ108のリードライトアンプ部109は、読み出し動作において、メモリセルアレイ100のセルアンプSAから、不図示のローカル入出力線とメイン入出力線を介して供給されるリードデータを増幅し、リードデータをデータラッチ110に供給する。また、リードライトアンプ部109は、書き込み動作において、データラッチ110から供給されるライトデータを増幅し、増幅したライトデータをメモリセルアレイ100に供給する。
データラッチ110は、読み出し動作において、データコントローラ108からパラレルデータとして供給される複数のリードデータをシリアルデータに変換し、且つ、リードデータを、データストローブ信号DQSと同期させてラッチし、リードデータを入出力バッファ111に供給する。
また、データラッチ110は、書き込み動作において、入出力バッファ111からシリアルデータとして供給される複数のライトデータをパラレルデータに変換し、且つ、ライトデータをデータストローブ信号DQSと同期させてラッチし、該ライトデータをデータコントローラ108に供給する。
入出力バッファ111は、半導体記憶装置の内部信号と外部信号とを相互に変換するインターフェイスとして機能する。
<メモリセルアレイの2つのバンク>
図2は、メモリセルアレイの2つのバンクを説明する図である。ここでは、バンク(0)とバンク(1)について説明する。図2に示すように、2つのバンク(0)とバンク(1)は、ロウヒューズ回路を共有している。ロウヒューズ回路は、不良メモリセルのロウアドレスを記憶する複数のヒューズセット(不図示)を有する。なお、2つのバンク(0)とバンク(1)はそれぞれ冗長メモリセル領域(不図示)を備えている。
図2に示す例では、バンク(0)(L)21とバンク(0)(U)21は、ロウデコーダ(0)23を共有しており、カラムデコーダ(0)(L)26とカラムデコーダ(0)(U)26によって、それぞれ、複数のカラム(センスアンプ)の一つが選択される。なお、カラムデコーダ(0)(L)26とカラムデコーダ(0)(U)26は、それぞれ、カラムアドレスをそれぞれ入力してデコードする。
バンク(1)(L)22とバンク(1)(U)22は、ロウデコーダ(1)23を共有しており、カラムデコーダ(1)(L)26とカラムデコーダ(1)(U)26によって、それぞれ、複数のカラム(センスアンプ)の一つが選択される。カラムデコーダ(1)(L)26とカラムデコーダ(1)(U)26は、カラムアドレスをそれぞれ入力してデコードする。
ロウ制御回路(0−1)24は、図1のロウアドレスバッファ105から供給されるロウアドレスに基づき、該ロウアドレスが、ロウヒューズ回路(0−1)(L)25、ロウヒューズ回路(0−1)(U)25に記憶されている不良ロウアドレスと一致する場合には、置換先のロウアドレスに置き換え、置換先ロウアドレスを、バンク(0)のロウデコーダ(0)23とバンク(1)のロウデコーダ(1)23のうち、活性化されたバンクのロウデコーダに供給し、該ロウアドレスが、ロウヒューズ回路(0−1)(L)25、ロウヒューズ回路(0−1)(U)25に記憶されている不良ロウアドレスと一致しない場合には、該ロウアドレスを、活性化されたバンクのロウデコーダに供給する。
活性化されたバンクに対応するロウデコーダ(ロウデコーダ(0)23又はロウデコーダ(1)23)は、ロウ制御回路(0−1)24から供給されたロウアドレスをデコードし、複数のワード線SWLの内のいずれかを活性に制御する。
カラム制御回路(0−1)(L)27とカラム制御回路(0−1)(U)27は、レイアウト上2つに分割されているが、1つの回路である。カラム制御回路(0−1)(L)27とカラム制御回路(0−1)(U)27は、カラムアドレスバッファ(図1の107)から供給されるカラムアドレスに基づき、該カラムアドレスが、カラムヒューズ回路(0−1)(L)28、カラムヒューズ回路(0−1)(U)28に記憶されている不良カラムアドレスと一致する場合、置換先のカラムアドレスに置き換え、活性化されたバンクの対応するカラムデコーダに供給し、該カラムアドレスがカラムヒューズ回路(0−1)(L)28、カラムヒューズ回路(0−1)(U)28に記憶されている不良カラムアドレスに一致しない場合には、該カラムアドレスを、活性化されたバンクの対応するカラムデコーダに供給する。
カラム制御回路(0−1)(L)27からのカラムアドレスは、バンク(0)のカラムデコーダ(0)(L)26とバンク(1)のカラムデコーダ(1)(L)26のうち、活性化されたバンクのカラムデコーダによってデコードされる。カラム制御回路(0−1)(U)272からのカラムアドレスは、バンク(0)のカラムデコーダ(0)(U)26とバンク(1)のカラムデコーダ(1)(U)26のうち、活性化されたバンクのカラムデコーダによってデコードされる。なお、カラム制御回路(0−1)(L)27からのカラムアドレスは、例えば、図示されない下位カラムアドレスストローブ信号(LCAS:Lower Column Address Strobe)(図1のコントローラ104から供給される)によって制御され、カラム制御回路(0−1)(U)27からのカラムアドレスは、例えば図示されない上位カラムアドレスストローブ信号(UCAS:Upper Column Address Strobe)(図1のコントローラ104から供給される)によって制御される。
ロウヒューズ回路(0−1)(L)25とロウヒューズ回路(0−1)(U)25は、レイアウト上2つに分割されているが、1つの回路である。ロウヒューズ回路(0−1)(L)25とロウヒューズ回路(0−1)(U)25は、それぞれ複数のヒューズセットを有する。各1つのヒューズセットは、1つの不良ロウアドレスを記憶することができる。
カラムヒューズ回路(0−1)(L)28とカラムヒューズ回路(0−1)(U)28は、レイアウト上2つに分割されているが、1つの回路である。カラムヒューズ回路(0−1)(L)28とカラムヒューズ回路(0−1)(U)28は、複数のヒューズセットを有する。1つのヒューズセットは、1つの不良カラムアドレスを記憶することができる。
<ロウ制御回路>
図3は、図2のロウ制御回路(0−1)24の構成を例示する図である。ロウ制御回路24は、入力されたロウアドレスXADD<0:16>を不良メモリセルのロウアドレスと比較し、一致する場合に、救済セルに対応する置換先ロウアドレスを、バンク(0)のロウデコーダ(0)とバンク(1)のロウデコーダ(1)のいずれかに出力する。
図3において、ロウヒューズ回路(0−1)(L)25とロウヒューズ回路(0−1)(U)25は、それぞれ図2のロウヒューズ回路(0−1)(L)25とロウヒューズ回路(0−1)(U)25に対応している。ロウヒューズ回路(0−1)(L)25とロウヒューズ回路(0−1)(U)25は、ヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n−m−1)202と、ヒューズセット(n−m)203〜ヒューズセット(n)204からなる合計n個のヒューズセットを備えている。なお、図3では、図2に対応させてロウヒューズ回路(0−1)(L)25とロウヒューズ回路(0−1)(U)25が図示されているが、これらは1つの回路である。
図3に示すように、ロウ制御回路(0−1)24は、ラッチ回路211と、比較回路(0)207〜比較回路(n)210と、置換先アドレス生成回路212と、OR回路213を備え、さらに、バンク(0)に対応して、ラッチ回路216〜218、第二パルス生成回路(0)214、及び、アドレス選択回路(0)222を備え、バンク(1)に対応して、ラッチ回路219〜221、第二パルス生成回路(1)215、及び、アドレス選択回路(1)223を備えている。
さらに、ロウ制御回路(0−1)24は、各制御信号を生成する回路として、バンク(0)とバンク(1)をそれぞれ活性化するアクティブ信号ACT(0)とACT(1)から、信号En、信号En’、RST(0)、RST(1)、ACT(0)’、ACT(1)’を生成する回路として、OR回路231、第一パルス生成回路(1)233、遅延回路234、インバータ232、236、バンク選択回路235を備えている。
アクティブ信号ACT(0)とACT(1)は、図1の半導体装置(DRAM)10のコマンドデコーダ102に、アクティブコマンドとともに入力されるバンクアドレス(アドレス信号の所定のビットフィールド)のデコードの結果、生成され、コントローラ104から、ロウ制御回路24に入力される。
信号(イネーブル信号)Enは、アクティブ信号ACT(0)とACT(1)の一方が活性状態のとき、第一パルス生成回路(1)233から生成されるワンショットパルスである。信号En’は、信号Enを、遅延回路234で遅延させた信号である。
信号RST(0)とRST(1)は、それぞれ、アクティブ信号ACT(0)とACT(1)を、インバータ232、236で反転したリセット信号であり、対応するアクティブ信号が非活性状態のとき活性となり、後述されるように、バンク(0)に対応した、ラッチ回路(リセット端子付きラッチ回路)216〜218、又は、バンク(1)に対応したラッチ回路(リセット端子付きラッチ回路)219〜221をリセットする。リセット信号RST(0)又はRST(1)によってリセットされたラッチ回路はその出力をローレベルとする。
信号ACT(0)’及びACT(1)’は、バンク選択回路235によって、アクティブ信号ACT(0)とACT(1)から生成され、後述されるように、第二パルス生成回路(0)214、及び、第二パルス生成回路(1)215における、パルス生成を制御する。
以下、図3の各部について説明する。
ラッチ回路211は、データ入力端子にパラレルに入力する17ビットのロウアドレスXADD<0:16>を、信号Enの活性化(ハイレベル)への遷移エッジでラッチし、ラッチした信号(ロウアドレス)P_XADD<0:16>を出力する。ラッチ回路211の出力P_XADD<0:16>は、比較回路(0)207〜比較回路(n)210に供給され、さらに、ラッチ回路216とラッチ回路219のデータ入力端子に供給される。
比較回路(0)207〜比較回路(n)210は、それぞれ、対応する(n+1)セットのヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n)204の各出力(パラレル17ビット)と、ラッチ回路211の出力P_XADDR<0:16>(パラレル17ビット)とをそれぞれ入力し、信号Enが活性状態(ハイレベル)の時に、2つの入力信号(各パラレル17ビット)を比較し、比較結果の出力信号Out(0)〜Out(n)をそれぞれ出力する。比較回路(0)207〜比較回路(n)210での各1ビットの出力信号Out(0)〜Out(n)(パラレル(n+1)ビット)は、置換先アドレス生成回路212とOR回路213に接続される。
OR回路213は、比較回路(0)207〜比較回路(n)210からの出力信号Out(0)〜Out(n)を入力し、いずれか1つが活性状態(ハイレベル)のとき、出力信号を活性状態(ハイレベル)とする。OR回路213は(n+1)入力の論理ゲートで構成してもよい。あるいは、OR回路213は(n+1)入力のワイヤードOR(wired OR)構成としてもよい(例えば、ソースが接地電位VSSに接続されゲートがそれぞれ出力信号Out(0)〜Out(n)に接続された(n+1)個のNMOSトランジスタのドレインを共通接続し、抵抗素子を介して電源VDDに接続し、該ドレインの共通接続点の信号電位をインバータで反転した信号をHitとして出力する)。
OR回路213の出力Hitは、ラッチ回路218及び第二パルス生成回路(0)214、ラッチ回路221及び第二パルス生成回路(1)215の各入力端子に接続される。
置換先アドレス生成回路212は、比較回路(0)〜比較回路(n)から出力されるOut(0)〜Out(n)をパラレルに入力してデコードし、置換先の冗長ロウに対応する置換先ロウアドレスR_XADD<0:16>を出力する。置換先アドレス生成回路212のデコーダ(不図示)は、特に制限されないが、例えば活性状態(ハイレベル)の信号がOut(0)のときは、複数の冗長ロウのうち第1の冗長ロウに対応する置換先ロウアドレスを出力し、活性状態(ハイレベル)の信号がOut(n)のときは、第n+1の冗長ロウに対応する置換先ロウアドレスを出力する構成としてもよい。
置換先アドレス生成回路212の出力R_XADD<0:16>は、ラッチ回路217とラッチ回路220のデータ入力端子に接続される。
ラッチ回路216とラッチ回路219は、ラッチ回路211の出力P_XADD<0:16>を信号En’の活性化(ハイレベル)への遷移エッジでラッチ出力する。
ラッチ回路217とラッチ回路220は、置換先アドレス生成回路212から出力された置換先ロウアドレスR_XADD<0:16>を、それぞれ、第二パルス生成回路(0)214と第二パルス生成回路(1)215から出力されるパルス信号CK(0)、CK(1)の立ち上がりエッジに応答してラッチ出力する。
ラッチ回路218とラッチ回路221は、OR回路213から出力される信号(Hit)が活性化された場合、信号(Hit)を、それぞれ、第二パルス生成回路(0)214と第二パルス生成回路(1)215から出力されるパルス信号CK(0)、CK(1)の立ち上がりエッジに応答してラッチ出力する。ラッチ回路218の出力(RedHit(0))は、アドレス選択回路(0)222に、選択制御信号として、供給される。ラッチ回路221の出力(RedHit(1))は、アドレス選択回路(1)223に、選択制御信号として、供給される。
ラッチ回路216の出力とラッチ回路217の出力は、アドレス選択回路(0)222の第1、第2の入力にそれぞれ接続される。
アドレス選択回路(0)222は、ラッチ回路216の出力とラッチ回路217の出力の一方を、ラッチ回路218の出力RedHit(0)の値に基づき選択し、選択した信号I_XADD(0)<0:16>を、ロウデコーダ(0)23へ供給する。アドレス選択回路(0)222は、例えば、信号RedHit(0)がハイレベルのとき、ラッチ回路217の出力を選択し、信号RedHit(0)がローレベルのとき、ラッチ回路216の出力を選択する。
ラッチ回路219の出力とラッチ回路220の出力は、アドレス選択回路(1)223の第1、第2の入力にそれぞれ接続される。アドレス選択回路(1)223は、ラッチ回路219の出力と、ラッチ回路220の出力の一方を、ラッチ回路221の出力RedHit(1)に基づき選択し、選択した信号I_XADD(1)<0:16>をロウデコーダ(1)23へ供給する。アドレス選択回路(1)223は、例えば信号RedHit(1)がハイレベルのとき、ラッチ回路220の出力を選択し、信号RedHit(1)がローレベルのとき、ラッチ回路219の出力を選択する。
第二パルス生成回路(0)214は、バンク選択回路235から供給される信号ACT(0)’が活性状態(ハイレベル)にあるとき、OR回路213の出力信号Hitの活性状態(ハイレベル)への遷移に応答して、所定パルス幅のクロックパルスCK(0)を生成する。同様に、第二パルス生成回路(1)215は、バンク選択回路235から供給される信号ACT(1)’が活性状態(ハイレベル)にあるとき、OR回路213の出力信号Hitの活性状態(ハイレベル)への遷移に応答して、所定パルス幅のクロックパルスCK(1)をそれぞれ生成する。
第一パルス生成回路(1)233は、ACT(0)とACT(1)を入力するOR回路231の出力を受け、いずれかの活性化に応答して、予め定められた所定パルス幅のワンショットパルスの信号Enを出力する。遅延回路234は、第一パルス生成回路(1)233の出力信号Enを遅延させた信号をEn’として出力する。インバータ232、236は、それぞれ、ACT(0)、ACT(1)を反転しRST(0)、RST(1)を出力する。バンク選択回路235は、アクティブ信号ACT(0)、ACT(1)を入力し、ACT(0)’、ACT(1)’を出力する。
<比較回路とヒューズセットの構成例>
図4は、図3の比較回路(0)207、ヒューズセット(0)201の構成を説明する図である。ここで、P_XADD<0:16>は17ビットであるので、ヒューズセット(0)201には、17個のヒューズH1〜H17が用意されている。製造時のウェハ状態の半導体記憶装置に対し、動作テストが実施され、不良メモリセルが検出され、その不良メモリセルのロウアドレスがヒューズセット(0)201に記憶されている。
信号Enがハイレベルになると、比較回路(0)207の内部の論理回路が動作を開始する。各ヒューズH1〜H17に対応するラッチ2071〜2074は、ヒューズが切断されている場合、ハイレベルのF_XADD_0を出力し、ヒューズが切断されていない場合、ローレベルのF_XADD_0を出力する。なお、各ラッチ2071〜2074は、例えば半導体装置の電源投入時に、対応するヒューズの切断の有無を判定して保持する構成としてもよい。
排他的論理和回路(EX−OR: Exclusive-OR)2075〜2078の各々において、対応するP_XADDの該当ビット(P_XADD<i>:i=0〜16)を第一入力端子に入力し、F_XADD_0の該当ビット(F_XADD_0<i>:i=0〜16)を第二入力端子に入力し、これらの2つの入力信号が一致する場合、ハイレベルの出力信号を出力し、不一致の場合、ローレベルの出力信号を出力する。
ここで、17個のEX−OR2075〜2078の出力信号はAND回路2079に供給される。17個のEX−OR2075〜2078の出力信号が全てハイレベルであると、AND回路2079はハイレベルの出力信号Out(0)を出力し、ロウアドレスP_XADD<0:16>は、不良メモリセルのロウアドレスであることが検出される。
<バンク選択回路>
図5(A)は、図3のバンク選択回路235の構成の一例を示す図である。図5(A)を参照すると、バンク選択回路235は、バンク(0)の活性化を制御するアクティブ信号ACT(0)を入力し、アクティブ信号ACT(0)のローレベルからハイレベルへの遷移に応答してワンショットパルスを生成するパルス生成回路241と、入力と出力を襷掛け接続(交差接続)した論理回路(NAND回路)244、245からなるセット・リセット型のフリップフロップと、論理回路(NAND回路)244の出力を反転した信号ACT(0)’を出力するインバータ246と、を備えている。
さらに、バンク選択回路235は、バンク(1)の活性化を制御するアクティブ信号ACT(1)を入力し、アクティブ信号ACT(1)のローレベルからハイレベルへの遷移に応答してワンショットパルスを生成するパルス生成回路251と、入力と出力を襷掛け接続(交差接続)した論理回路(NAND回路)254、255からなるセット・リセット型のフリップフロップと、論理回路(NAND回路)254の出力を反転した信号ACT(1)’を出力するインバータ256と、を備えている。
パルス生成回路241は、アクティブ信号ACT(0)を入力して遅延させる遅延回路242と、アクティブ信号ACT(0)を正論理、遅延回路242の出力を負論理で入力し、2つの入力のAND演算を行う論理回路(AND回路)243を備えている。すなわち、AND回路243は、アクティブ信号ACT(0)がハイレベルであり、且つ、遅延回路242の出力がローレベルのとき、ハイレベルの信号を出力する。したがって、パルス生成回路241は、アクティブ信号ACT(0)のローレベルからハイレベルの立ち上がり遷移に応答してハイレベルとなるワンショットパルス(パルス幅=遅延回路242の遅延時間)を出力する。
パルス生成回路251は、アクティブ信号ACT(1)を入力して遅延させる遅延回路252と、アクティブ信号ACT(1)を正論理、遅延回路252の出力を負論理で入力し、2つの入力のAND演算を行う論理回路(AND回路)253を備えている。すなわち、AND回路253は、アクティブ信号ACT(1)がハイレベルであり、且つ、遅延回路252の出力がローレベルのとき、ハイレベルの信号を出力する。したがって、パルス生成回路251は、アクティブ信号ACT(0)のローレベルからハイレベルの立ち上がり遷移に応答してハイレベルとなるワンショットパルス(パルス幅=遅延回路252の遅延時間)を出力する。
3入力の論理回路(NAND回路)244は、アクティブ信号ACT(0)と、パルス生成回路251の出力と、NAND回路245の出力を、それぞれ正論理、負論理、正論理で入力し、3つの入力のNAND演算結果を出力する。以下では、論理回路(NAND回路)244をNAND回路244という。
2入力の論理回路(NAND回路)245は、NAND回路244の出力と、パルス生成回路241の出力を、それぞれ正論理、負論理で入力し、2つの入力のNAND演算結果を出力する。以下では、論理回路(NAND回路)245をNAND回路245という。
アクティブ信号ACT(0)と、パルス生成回路251の出力と、NAND回路245の出力が、それぞれ、ハイレベル、ローレベル、ハイレベルのときにのみ、NAND回路244は、ローレベルを出力し、NAND回路244の出力をインバータ246で反転したACT(0)’はハイレベルとなる。これ以外の3入力の組み合わせに対して、NAND回路244はハイレベルを出力する。すなわち、アクティブ信号ACT(0)がローレベルであるか、パルス生成回路251の出力がハイレベルであるか、NAND回路245の出力がローレベルのとき、NAND回路244はハイレベルを出力し、ACT(0)’はローレベルとなる。
NAND回路245は、NAND回路244の出力がハイレベルであり、且つ、パルス生成回路241の出力がローレベルのときにのみ、ローレベルを出力し、これ以外の2入力の組み合わせに対して、NAND回路245はハイレベルを出力する。すなわち、NAND回路244の出力がローレベルであるか、パルス生成回路241の出力がハイレベルのとき、NAND回路245はハイレベルを出力する。
3入力の論理回路(NAND回路)254は、アクティブ信号ACT(1)と、パルス生成回路241の出力と、NAND回路255の出力を、それぞれ正論理、負論理、正論理で入力し、3つの入力のNAND演算結果を出力する。以下では、論理回路(NAND回路)254をNAND回路254という。
2入力の論理回路(NAND回路)255は、NAND回路254の出力と、パルス生成回路251の出力を、それぞれ正論理、負論理で入力し、2つの入力のNAND演算結果を出力する。以下では、論理回路(NAND回路)255をNAND回路255という。
アクティブ信号ACT(1)と、パルス生成回路251の出力と、NAND回路255の出力が、それぞれ、ハイレベル、ローレベル、ハイレベルのときにのみ、NAND回路254はローレベルを出力し、NAND回路254の出力をインバータ256で反転したACT(1)’はハイレベルとなる。それ以外の3入力の組み合わせに対して、NAND回路254はハイレベルを出力する。すなわち、アクティブ信号ACT(1)がローレベルであるか、パルス生成回路241の出力がハイレベルであるか、NAND回路255の出力がローレベルのとき、NAND回路254はハイレベルを出力し、ACT(1)’はローレベルとなる。
NAND回路255は、NAND回路254の出力がハイレベル、パルス生成回路251の出力がローレベルのときにのみ、ローレベルを出力し、それ以外の2入力の組み合わせに対して、NAND回路255はハイレベルを出力する。すなわち、NAND回路254の出力がローレベルであるか、パルス生成回路251の出力がハイレベルのとき、NAND回路255はハイレベルを出力する。
<バンク選択回路の動作>
図5(B)は、図5(A)のバンク選択回路235の動作を説明するタイミング図である。図6(B)には、図5(A)におけるACT(0)、ACT(1)、ACT(0)’、ACT(1)’の電圧波形が模式的に示されている。
アクティブ信号ACT(1)がローレベル、且つ、アクティブ信号ACT(0)がローレベルのときは、NAND回路244、254の出力は、いずれも、ハイレベルとなり、ACT(0)’、ACT(1)’はともにローレベルである。なお、このとき、NAND回路245、255の出力はローレベルである。この状態で、ACT(0)がハイレベルとなると、NAND回路244の出力がローレベルとなり、ACT(0)’がハイレベルとなる(図5(B)の矢線a参照)。またACT(0)のハイレベルへの遷移に応答してパルス生成回路241から遅延回路242の遅延時間のパルス幅のハイパルスが出力されるが、NAND回路245の出力は、パルス生成回路241からのハイパルスの出力中、及びハイパルス出力後のローレベル出力時も、ハイレベルのままであり、NAND回路244の出力はローレベルにラッチされ、ACT(0)’はハイレベルとされる。
この状態で、バンク(1)を活性化させるアクティブ信号ACT(1)がハイレベルとなると、NAND回路254の出力は、ローレベルとなり、インバータ256で反転され、ACT(1)’はハイレベルとなる(図5(B)のb参照)。ACT(1)のハイレベルへの遷移に応答して、パルス生成回路251から遅延回路252のパルス幅のハイパルスが出力され、このハイパルスに応答して、NAND回路244の出力はハイレベルとなり、インバータ246の出力ACT(0)’はローレベルとなる(図5(B)のc参照)。NAND回路244の出力がハイレベルとなると、NAND回路245の出力はローレベルとなり、NAND回路244の出力はハイレベル状態を保持し、ACT(0)’はローレベルとされる。
ACT(1)がローレベルとなると、NAND回路254の出力がハイレベルとなり、インバータ256の出力ACT(1)’はローレベルとなる(図5(B)のd参照)。パルス生成回路241、251の出力はともにローレベルである。このとき、ACT(0)がハイレベルであるが、NAND回路245の出力はローベルであるため、NAND回路244の出力はハイレベルであり、したがってACT(0)’はローレベルを保つ。
一方、NAND回路254において、ACT(1)はローレベル、パルス生成回路241の出力がローレベル、NAND回路255の出力はハイレベルである。したがって、この状態で、ACT(1)がハイレベルとなると、NAND回路254の出力はローレベルとなり、インバータ256で反転され、ACT(1)’はハイレベルとなる。このように、ACT(1)の立ち上がり、立ち下がりに応答して、ACT(1)’がハイレベル、ローレベルとなる(図5(B)のe、f参照)。一方、ACT(0)’はローレベルのままである。
この状態で、ACT(0)がハイレベルからローレベルとなると、NAND回路244の出力はハイレベルとなり、ACT(0)’はローレベルを保つ。つづいて、ACT(1)がローレベルからハイレベルとなると、NAND回路254の出力はローレベルとなり、インバータ256で反転され、ACT(1)’はハイレベルとなる(図5(B)のg参照)。ACT(1)がローレベルとなると、NAND回路254の出力はハイレベルとなり、インバータ256で反転され、ACT(1)’はローレベルとなる(図5(B)のh参照)。
このように、ACT(0)が立ち上がると、パルス生成回路241からワンショットパルスが出力され、ACT(0)’のみがハイレベルに立ち上がる。また、バンク(1)に対するACT(1)がハイレベルに立ち上がると、パルス生成回路251からワンショットパルスが出力され、ACT(1)’のみが立ち上がる。図5(B)のACT(0)とACT(1)を入れ替えた場合にも、同様に、動作し、ACT(0)’とACT(1)’を入れ替えればよい。
<第二パルス生成回路>
図6(A)は、図3の第二パルス生成回路(0)214の構成を例示する図である。図6(A)を参照すると、第二パルス生成回路(0)214は、Hitを遅延させる遅延回路2141と、ACT(0)’を正論理、遅延回路2141の出力を負論理で入力し、2つの入力のANDをとる論理回路(AND回路)2142と、ACT(0)’とAND回路2142のANDをとるAND回路2143と、を備え、AND回路2143の出力が信号CK(0)として、信号Hitをデータ入力端子に入力するラッチ回路218に、ラッチタイミング信号として供給される。
ACT(0)’がハイレベルのときに、Hitがローレベルからハイレベルに立ち上がると、第二パルス生成回路(0)214は、Hitの立ち上がりエッジから、遅延回路2141の遅延時間分のパルス幅のハイパルス(ワンショットパルス)をCK(0)として出力する。ラッチ回路218は、CK(0)の立ち上がりエッジに応答してHitをラッチしRedHit(0)として出力する。なお、図3の第二パルス生成回路(1)215も、図6(A)と同一の構成とされる。すなわち、図6(A)において、ACT(0)’をACT(1)’、CK(0)をCK(1)、ラッチ回路218をラッチ回路221に置き換えればよい。
<第二パルス生成回路の動作>
図6(B)は、図6(A)の信号ACT(0)’、Hit、CK(0)、RedHit(0)の電圧波形を模式的に示す図である。ACT(0)’がハイレベルである時に、Hitがハイレベルになると、第二パルス生成回路214がワンショットパルスを出力し、CK(0)が一定期間(遅延回路2141の遅延時間)ハイレベルになる。ラッチ回路218は、信号Hitの値を、CK(0)の立ち上がりエッジに応答して確実にラッチできる。RedHit(0)がハイレベルになる。この時、第二パルス生成回路214は、単純な回路構成となっていることから、第二パルス生成回路への製造ばらつきの影響が少なく、また、ホールドマージンの確保が容易である。すなわちラッチ回路218でHitを確実にラッチするために、CK(0)のローレベルからハイレベルへの遷移のタイミングからHitを一定値に保つ必要がある時間(ホールドタイム)に関する、時間的なマージン(余裕)の確保が、タイミング設計上、容易となる。なお、ラッチ回路218は、例えばCK(0)の立ち上がりエッジで、データ入力端子のレベルをキャプチャするエッジトリガー型のDフリップフロップ(edge triggered d flip-flop)で構成してもよい。
<ロウ制御回路の概略レイアウト>
図7は、図3等を参照して説明したロウ制御回路(0−1)の概略レイアウトを例示する図である。図3において、n+1個の比較回路(0)〜比較回路(n)のうちどこの比較回路の出力信号Outがハイレベルとなるかは、ロウアドレスXADD<0:16>が供給されるまで不明である。よって、比較回路の出力信号OutのハイレベルがいつOR回路213に到達するかも、不明である。よって、OR回路213の出力Hitがいつハイレベルになるかも、不明である。
そこで、ハイレベルの到達時間の観点から、2つの巨大なロウヒューズ回路25、25の中間地点に、OR回路213やラッチ回路218や第二パルス生成回路214等の論理回路を配置する。
また、第二パルス生成回路214、215がヒット信号HitからパルスCK(0)、CK(1)を生成し、そのパルスでラッチ回路218、221が信号Hitをラッチするので、どこの比較回路の出力信号Outがハイレベルになっても、ラッチ回路218、221では、確実に、Hitをラッチすることができる。
<動作例1>
図8は、実施形態の動作波形の一例を例示する図(RedHit(0)=1、RedHit(1)=1)である。
図8には、図3のACT(0)、RST(0)、ACT(1)、RST(1)、信号En、Hit,ACT(0)’、ACT(1)’,CK(0),RedHit(0),CK(1),RedHit(1)の電圧波形が模式的に示されている。なお、図9乃至図11についても同様な信号の電圧波形が模式的に示されている。
以下では、アクティブ信号ACT(0)がローレベルからハイレベルとなり、ヒット信号Hitが活性し、その後、アクティブ信号ACT(0)がハイレベルの状態でアクティブ信号ACT(1)がローレベルからハイレベルとなり、ヒット信号Hitが活性した場合について、図8、図3を参照して説明する。
ACT(0)、ACT(1)がともにローレベルの状態から、ACT(0)がハイレベルになると、インバータ232によって反転され、RST(0)はローレベルとなる。また、ACT(0)がハイレベルになると、バンク選択回路235から出力されるACT(0)’がハイレベルになる。一方、ACT(1)’はローレベルに保持される。また、ACT(0)がハイレベルへの遷移に応答して、第一パルス生成回路(1)233から、予め定められたパルス幅(Width)のハイパルスの信号Enが出力される。
ACT(0)がハイレベルになるのと同時に、ロウアドレスXADD<0:16>が供給される。ロウアドレスXADD<0:16>は、信号Enのハイレベルへの立ち上がりエッジでラッチ回路211にラッチされる。
ラッチ回路211でラッチ出力されたP_XADD<0:16>は、信号En’(信号Enを遅延回路234で遅延させた信号)の立ち上がりエッジで、再び、ラッチ回路216、219によってラッチされる。
また、ラッチ回路211でラッチされたP_XADD<0:16>は、各比較回路207〜210に供給される。信号Enがハイレベルのとき、各比較回路207〜210は活性化され(比較動作可能)、ヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n)204の各々が記憶している不良ロウアドレスと比較される。
ここで、比較回路(0)207において、例えばP_XADD<0:16>とヒューズセット(0)201が記憶している不良ロウアドレスとが一致したとする。すると、Out(0)がハイレベルになり、OR回路213(ワイヤードORまたは論理回路のOR回路)を介して、信号Hitもハイレベルになる。なお、信号Hitの前回の立ち上がりと今回の立ち上がりの時間差は、tRRD(row activate to row activate delay)に対応する。
置換先アドレス生成回路212は、比較回路(0)207〜比較回路(n)210からの(n+1)本の出力信号Out(0)〜Out(n)のうちOut(0)のみがハイレベルであることをデコードし、冗長ロウに対応する置換先ロウアドレスR_XADD<0:16>を出力する。
また、ACT(0)’がハイレベルのとき、信号Hitの立ち上がりに応答して、第二パルス生成回路(0)214により、CK(0)に所定のパルス幅(図6(A)の遅延回路2141の遅延時間)のハイパルスが出力される。なお、図8に示すように、パルスCK(0)の立ち下がりから信号Hitの立ち下がりは、ホールドマージンに対応する。
CK(0)の立ち上がりエッジに応答して、置換先アドレス生成回路212から出力されるR_XADD<0:16>と、ハイレベルのHitとが、ラッチ回路217とラッチ回路218に、それぞれラッチされる。
その結果、ラッチ回路218の出力信号RedHit(0)はハイレベルになる。これにより、アドレス選択回路222は、ラッチ回路217の出力(R_XADD<0:16>をラッチした信号)を選択し、I_XADD(0)<0:16>として、ロウデコーダ(0)23に出力する。
その後、ACT(1)がハイレベルになると、インバータ236により、RST(1)がローレベルになる。また、バンク選択回路235は、ACT(1)’をハイレベルとし、ACT(0)’をローレベルとする。また、第一パルス生成回路(1)233から出力される信号Enは一定期間ハイレベルになる。
ACT(1)がハイレベルになるのと同時に、ロウアドレスXADD<0:16>が供給されて、信号Enの立ち上がりのタイミングでラッチ回路211にラッチされる。ラッチ回路211でラッチされたP_XADD<0:16>は、信号En’(信号Enを遅延回路234で遅延させた信号)の立ち上がりエッジでラッチ回路216、220にそれぞれラッチされる。
また、ラッチ回路211でラッチされたP_XADD<0:16>は、比較回路(0)207〜比較回路(n)210に供給される。信号Enがハイレベルのとき、各比較回路207〜210は活性化され(比較動作可能)、各ヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n)204が記憶している不良ロウアドレスと比較される。
ここで、比較回路(n)210において、P_XADD<0:16>とヒューズセット(n)204が記憶している不良ロウアドレスとが一致したとする。すると、Out(n)がハイレベルになり、OR回路213(またはワイヤードオア)を介して信号Hitがハイレベルになる。ここで、置換先アドレス生成回路212は、Out(n)のみがハイレベルになることをデコードし、冗長ロウに対応する置換先アドレスR_XADD<0:16>を出力する。また、第二パルス生成回路(1)215からの出力CK(1)はハイレベルとなる。CK(1)のハイレベルの期間(パルス幅)は、遅延回路2141の遅延時間に相当する。
CK(1)の立ち上がりエッジのタイミングで置換アドレスR_XADD<0:16>と、ハイレベルのHitとが、ラッチ回路220とラッチ回路221に、それぞれラッチされる。すると、ラッチ回路221の出力RedHit(1)がハイレベルになる。これにより、アドレス選択回路(1)223は、ラッチ回路220の出力(R_XADD<0:16>をラッチした信号)を選択し、I_XADD(1)<0:16>としてロウデコーダ(1)23に出力する。
次に、ACT(0)がローレベルになると、インバータ232により、RST(0)がハイレベルになり、アドレス選択回路(0)222の入力に出力が接続されたラッチ回路216、217、218はリセットされる。
なお、図8には示されていないが、ACT(1)がローレベルになると、インバータ236により、RST(1)がハイレベルになり、アドレス選択回路(1)223の入力に出力が接続されたラッチ回路219、220、221はリセットされる。また、第一パルス生成回路(1)233からの信号Enが、一定期間のハイレベルが終了してローレベルとなると、比較回路(0)207〜比較回路(n)210の出力Out(0)〜Out(n)はローレベルになる。
<動作例2>
図9は、実施形態の動作波形の一例を例示する図(RedHit(0)=0、RedHit(1)=1)である。以下では、バンク0のアクティブコマンドACT(0)の活性化でHitが活性化せず、その後、バンク1のアクティブコマンドACT(1)が立ち上がり、Hitが活性した場合について、図9、図3を参照して説明する。
ACT(0)、ACT(1)がともにローレベルの状態から、ACT(0)がハイレベルになると、インバータ232により、RST(0)がローレベルになる。また、バンク選択回路235により、ACT(0)’はハイレベルになる。一方、ACT(1)’はローレベルのままである。また、第一パルス生成回路(1)233から、信号Enとして、一定期間(Width)のパルス幅のハイパルスが出力される。
ACT(0)がハイレベルになるのと同時に、ロウアドレスXADD<0:16>が供給され、信号Enの立ち上がりエッジでラッチ回路211にラッチされる。
ラッチ回路211でラッチされたP_XADD<0:16>は、信号En’の立ち上がりエッジで、ラッチ回路216とラッチ回路219にそれぞれラッチされる。
また、ラッチ回路211でラッチされたP_XADD<0:16>は、比較回路(0)207〜比較回路(n)210に供給される。信号Enがハイレベルのとき、各比較回路207〜210は活性化され(比較動作可能)、各ヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n)204が記憶している、不良ロウアドレスと比較される。
ここで、各比較回路において、P_XADD<0:16>とヒューズセットが記憶している不良ロウアドレスとが一致しなかったとする。すると、比較回路(0)207〜比較回路(n)210から出力されるOut(0)〜Out(n)がそれぞれローレベルのままであり、OR回路213を介し、信号Hitもローレベルのままである。また、第二パルス生成回路(0)214の出力CK(0)はローレベルのままである。よって、R_XADD<0:16>と、Hitとは、それぞれ、ラッチ回路217とラッチ回路218にラッチされない。したがって、ラッチ回路218の出力RedHit(0)は、以前のレベルを保持し、ここでは、ローレベルを保持する。これにより、アドレス選択回路222は、ラッチ回路216の出力(P_XADD<0:16>をラッチした信号)を選択し、I_XADD(0)<0:16>としてロウデコーダ(0)23に出力する。
その後、ACT(1)がハイレベルになると、インバータ236により、RST(1)がローレベルになる。また、バンク選択回路235により、ACT(1)’がハイレベルになり、ACT(0)’がローレベルになる。また、第一パルス生成回路(1)233により、信号Enが一定期間ハイレベルになる。
ACT(1)がハイレベルになるのと同時に、ロウアドレスXADD<0:16>が供給され、信号Enの立ち上がりエッジでラッチ回路211にラッチされる。ラッチされたP_XADD<0:16>は、信号En’の立ち上がりエッジでラッチ回路216、219にラッチされる。また、ラッチ回路211でラッチされたP_XADD<0:16>は比較回路(0)207〜比較回路(n)210に供給される。信号Enがハイレベルのとき、各比較回路207〜210は活性化され(比較動作可能)、各ヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n)204が記憶している不良ロウアドレスと比較される。
ここで、比較回路(n)210において、P_XADD<0:16>とヒューズセット(n)204が記憶している不良ロウアドレスとが一致したとする。すると、比較回路(n)210の出力信号Out(n)がハイレベルになり、OR回路213を介し、Hitがハイレベルになる。ここで、置換先アドレス生成回路212が、Out(n)のみがハイレベルになることをデコードし、デコード結果として置換先ロウアドレスR_XADD<0:16>を出力する。
また、ハイレベルのACT(1)’を受ける第二パルス生成回路(1)215は、Hitの立ち上がりに応答して、ハイパルスCK(1)を出力する。CK(1)の立ち上がりエッジで、R_XADD<0:16>と、ハイレベルのHitとが、ラッチ回路220とラッチ回路221にそれぞれラッチされる。すると、ラッチ回路211の出力RedHit(1)がハイレベルになる。これにより、アドレス選択回路223は、ラッチ回路220の出力(R_XADD<0:16>をラッチした信号)を選択し、I_XADD(1)<0:16>としてロウデコーダ(1)23に出力する。
次に、ACT(0)がローレベルになると、インバータ232により、RST(0)がハイレベルになり、アドレス選択回路(0)222の入力に出力が接続されたラッチ回路216、217、218はリセットされる。
なお、図9には示されていないが、ACT(1)がローレベルになると、インバータ236により、RST(1)がハイレベルになり、アドレス選択回路(1)223の入力に出力が接続されたラッチ回路219、220、221はリセットされる。また、第一パルス生成回路(1)233からの信号Enが、一定期間のハイレベルが終了してローレベルとなると、比較回路(0)207〜比較回路(n)210の出力Out(0)〜Out(n)はローレベルになる。
<動作例3>
図10は、実施形態の動作波形の一例を例示する図(RedHit(0)=1、RedHit(1)=0)である。以下では、ACT(0)が立ち上がり、Hitが活性し、その後、ACT(1)が立ち上がり、Hitが非活性の場合について、図10、図3を参照して説明する。
ACT(0)、ACT(1)がともにローレベルの状態から、ACT(0)がハイレベルになると、インバータ232によって、RST(0)がローレベルになる。また、ACT(0)がハイレベルになると、バンク選択回路235により、ACT(0)’がハイレベルになる。一方、ACT(1)’はローレベルのままである。また、第一パルス生成回路(1)から、一定期間のパルス幅(Width)のハイパルスの信号Enが出力される。
ACT(0)がハイレベルになるのと同時に、ロウアドレスXADD<0:16>が供給され、信号Enの立ち上がりエッジでラッチ回路211(図3参照)にラッチされる。
ラッチ回路211にラッチされたP_XADD<0:16>は、信号En’(信号Enを遅延回路234で遅延させた信号)で、再び、ラッチ回路216とラッチ回路219でラッチされる。
また、ラッチ回路211にラッチされたP_XADD<0:16>は、各比較回路207〜210に供給される。信号Enがハイレベルのとき、各比較回路207〜210は活性化され(比較動作可能)、ヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n)204の各々が記憶している不良ロウアドレスと比較される。
ここで、比較回路(0)207において、P_XADD<0:16>とヒューズセット(0)201が記憶している不良ロウアドレスとが一致したとする。すると、Out(0)がハイレベルになり、OR回路213を介して信号Hitもハイレベルになる。置換先アドレス生成回路212は比較回路(0)207〜比較回路(n)210の出力Out(0)〜Out(n)の内Out(0)のみがハイレベルであることをデコードし、冗長ロウに対応する置換先ロウアドレスR_XADD<0:16>を出力する。
また、ACT(0)’がハイレベルのときHitの立ち上がりに応答し、第二パルス生成回路(0)214により、CK(0)にハイパルスが出力される。CK(0)の立ち上がりエッジのタイミングで、R_XADD<0:16>と、ハイレベルのHitがラッチ回路217、218にそれぞれラッチされる。この場合、RedHit(0)がハイレベルになる。これにより、アドレス選択回路222は、ラッチ回路217の出力(R_XADD<0:16>をラッチした信号)を選択し、I_XADD(0)<0:16>として、ロウデコーダ(0)23に出力する。
その後、ACT(1)がハイレベルになると、インバータ236により、RST(1)がローレベルになる。また、バンク選択回路235はACT(1)’をハイレベルとし、ACT(0)’をローレベルとする。また、第一パルス生成回路(1)233から、一定期間のパルス幅(Width)のハイパルスの信号Enが出力される。
ACT(1)がハイレベルになるのと同時に、ロウアドレスXADD<0:16>が供給されて、信号Enの立ち上がりのタイミングでラッチ回路211にラッチされる。ラッチ回路211の出力信号P_XADD<0:16>は、信号En’(信号Enを遅延回路234で遅延させた信号)で、再び、ラッチ回路216、220にラッチされる。
ラッチ回路211の出力信号P_XADD<0:16>は、比較回路(0)207〜比較回路(n)210に供給される。信号Enがハイレベルのとき、各比較回路207〜210は活性化され(比較動作可能)、各ヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n)204が記憶している不良ロウアドレスと比較される。
ここで、各比較回路において、P_XADD<0:16>とヒューズセットが記憶している不良ロウアドレスとが一致しなかったとする。すると、比較回路(0)207〜比較回路(n)210から出力されるOut(0)〜Out(n)がそれぞれローレベルのままであり、OR回路213を介し、Hitもローレベルのままである。第二パルス生成回路(1)215の出力CK(1)はローレベルのままである。よって、R_XADD<0:16>と、ローレベルのHitは、ラッチ回路220とラッチ回路221にそれぞれラッチされない。したがって、ラッチ回路221の出力RedHit(1)は以前のレベルを保持し、ここではローレベルを保持する。これにより、アドレス選択回路223は、ラッチ回路219の出力(P_XADD<0:16>をラッチした信号)を選択し、I_XADD(1)<0:16>としてロウデコーダ(1)23に出力する。
次に、ACT(0)がローレベルになると、インバータ232により、RST(0)がハイレベルになり、アドレス選択回路(0)222の入力に出力が接続されたラッチ回路216、217、218はリセットされる。
なお、図9には示されていないが、ACT(1)がローレベルになると、インバータ236により、RST(1)がハイレベルになり、アドレス選択回路(1)223の入力に出力が接続されたラッチ回路219、220、221はリセットされる。また、第一パルス生成回路(1)233からの信号Enが、一定期間のハイレベルが終了してローレベルとなると、比較回路(0)207〜比較回路(n)210の出力Out(0)〜Out(n)はローレベルになる。
<動作例4>
図11は、実施形態の動作波形の一例を例示する図(RedHit(0)=0、RedHit(1)=0)である。以下では、バンク0のアクティブコマンドACT(0)の活性化でHitが活性化せず、その後、バンク1のアクティブコマンドACT(1)が立ち上がり、Hitが活性しない場合について図11、図3を参照して説明する。
ACT(0)、ACT(1)がともにローレベルの状態から、ACT(0)がハイレベルになると、インバータ232(図3)により、RST(0)がローレベルになる。また、バンク選択回路235により、ACT(0)’がハイレベルになる。一方、ACT(1)’はローレベルのままである。また、第一パルス生成回路(1)から、一定期間のパルス幅(Width)のハイパルスの信号Enが出力される。
ACT(0)がハイレベルになるのと同時に、ロウアドレスXADD<0:16>が供給され、信号Enの立ち上がりエッジでラッチ回路211にラッチされる。ラッチ回路211でラッチされたP_XADD<0:16>は、信号En’(信号Enを遅延回路234で遅延させた信号)の立ち上がりエッジでラッチ回路216、219にラッチされる。また、ラッチ回路211でラッチされたP_XADD<0:16>は比較回路(0)207〜比較回路(n)210に供給される。信号Enがハイレベルのとき、各比較回路207〜210は活性化され(比較動作可能)、各ヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n)204が記憶している、不良ロウアドレスと比較される。
ここで、各比較回路において、P_XADD<0:16>と、ヒューズセットが記憶している不良ロウアドレスとが一致しなかったとする。すると、比較回路(0)207〜比較回路(n)210から出力されるOut(0)〜Out(n)はいずれもそれぞれローレベルのままであり、OR回路213の出力Hitもローレベルのままである。また第二パルス生成回路(0)214の出力CK(0)はローレベルのままである。
よって、R_XADD<0:16>と、ローレベルのHitはラッチ回路217、218によってそれぞれラッチされることはない。ラッチ回路218の出力RedHit(0)は以前のレベルを保持し、ここではローレベルを保持する。これにより、アドレス選択回路222は、ラッチ回路216の出力(P_XADD<0:16>をラッチした信号)を選択し、I_XADD(0)<0:16>としてロウデコーダ(0)23に出力する。
その後、ACT(1)がハイレベルになると、インバータ236により、RST(1)がローレベルになる。また、バンク選択回路235はACT(1)’をハイレベルとし、ACT(0)’をローレベルとする。また、第一パルス生成回路(1)から、一定期間のパルス幅(Width)のハイパルスの信号Enが出力される。
ACT(1)がハイレベルになるのと同時に、ロウアドレスXADD<0:16>が供給されて、信号Enの立ち上がりのタイミングでラッチ回路211にラッチされる。ラッチ回路211の出力信号P_XADD<0:16>は、信号En’でラッチ回路216、220にラッチされる。ラッチ回路211の出力信号P_XADD<0:16>は、比較回路(0)207〜比較回路(n)210に供給される。信号Enがハイレベルのとき、各比較回路207〜210は活性化され(比較動作可能)、各ヒューズセット(0)201〜ヒューズセット(n)204が記憶している不良ロウアドレスと比較される。
ここで、各比較回路において、P_XADD<0:16>とヒューズセットが記憶している不良ロウアドレスとが一致しなかったとする。すると、比較回路(0)207〜比較回路(n)210から出力されるOut(0)〜Out(n)がそれぞれローレベルのままであり、OR回路213を介し、Hitもローレベルのままである。第二パルス生成回路(1)215の出力CK(1)はローレベルのままである。
よって、R_XADD<0:16>、ローレベルのHitはラッチ回路220、221にそれぞれラッチされない。すると、ラッチ回路221の出力RedHit(1)は以前のレベルを保持し、ここではローレベルを保持する。これにより、アドレス選択回路222は、ラッチ回路219の出力(P_XADD<0:16>をラッチした信号)を選択し、I_XADD(1)<0:16>としてロウデコーダ(1)23に出力する。
次に、ACT(0)がローレベルになると、インバータ232により、RST(0)がハイレベルになり、アドレス選択回路(0)222の入力に出力が接続されたラッチ回路216、217、218はリセットされる。
なお、図9には示されていないが、ACT(1)がローレベルになると、インバータ236により、RST(1)がハイレベルになり、アドレス選択回路(1)223の入力に出力が接続されたラッチ回路219、220、221はリセットされる。また、第一パルス生成回路(1)233からの信号Enが、一定期間のハイレベルが終了してローレベルとなると、比較回路(0)207〜比較回路(n)210の出力Out(0)〜Out(n)はローレベルになる。
上記実施形態によれば、比較回路の比較結果から生成されるヒット信号を適正にラッチすることを可能とし、不良メモリセルのアドレスが確実に救済することができる。
なお、上記の特許文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ乃至選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
10 半導体装置(DRAM)
21 バンク(0)(L)
21 バンク(0)(U)
22 バンク(1)(L)
22 バンク(1)(U)
23 ロウデコーダ(0)
23 ロウデコーダ(1)
24 ロウ制御回路(0−1)
25 ロウヒューズ回路(0−1)(L)
25 ロウヒューズ回路(0−1)(U)
26 カラムデコーダ(0)(L)
26 カラムデコーダ(0)(U)
26 カラムデコーダ(1)(L)
26 カラムデコーダ(1)(U)
27 カラム制御回路(0−1)(L)
27 カラム制御回路(0−1)(U)
28 カラムヒューズ回路(0−1)(L)
28 カラムヒューズ回路(0−1)(U)
100 メモリセルアレイ
101 クロックジェネレータ
102 コマンドデコーダ
103 モードレジスタ
104 コントローラ
105 ロウアドレスバッファ
106 リフレッシュカウンタ
107 カラムアドレスバッファ
108 データコントローラ
109 リードライトアンプ部
110 データラッチ
111 入出力バッファ
201〜204 ヒューズセット
207〜210 比較回路
211、216〜221 ラッチ回路
212 置換先アドレス生成回路
213 OR回路
214 第二パルス生成回路(0)
215 第二パルス生成回路(1)
222 アドレス選択回路(0)
223 アドレス選択回路(1)
231 OR回路
233 第一パルス生成回路(1)
234 遅延回路
232、236 インバータ
235 バンク選択回路
241、251 パルス生成回路
242、252 遅延回路
243、253 AND回路
244、245、254、255 論理回路(NAND回路)
246、256 インバータ
2071〜2074 ラッチ回路
2075〜2078 EXOR回路
2079 AND回路
2141 遅延回路
2142 AND回路
2143 AND回路

Claims (15)

  1. 各々が不揮発的に信号を記憶することができる複数のヒューズセットと、
    入力された信号と、前記複数のヒューズセットから読み出された複数の信号の各々とを比較し、出力信号を出力する比較回路と、
    前記比較回路の前記出力信号が、前記入力された信号と前記複数のヒューズセットから読み出された複数の信号の一つとが一致したことを示したとき、パルス信号を出力する制御回路と、
    前記出力信号を前記パルス信号に基づく信号でラッチするラッチ回路と、を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記制御回路が、前記比較回路における前記入力された信号と、前記複数のヒューズセットから読み出された複数の信号との比較結果を入力し、複数の前記比較結果の少なくとも一つが一致したことを示すときに、前記出力信号を活性化させる論理和回路と、
    前記出力信号の活性化に応答して、前記パルス信号を生成するパルス生成回路と、
    を備えた、ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記制御回路が、前記比較回路における前記入力された信号と前記複数のヒューズセットから読み出された複数の信号との比較結果を入力し、複数の前記比較結果の少なくとも一つが一致したことを示すときに、前記出力信号を活性化させる論理和回路と、
    前記出力信号の活性化に応答して前記パルス信号を生成する第1のパルス生成回路と、
    前記出力信号の活性化に応答して第2のパルス信号を生成する第2のパルス生成回路と、
    前記出力信号を、前記第2のパルス信号に基づく信号でラッチする第2のラッチ回路と、
    前記第1のパルス生成回路及び前記第2のパルス生成回路のいずれかを活性させる選択回路と、
    をさらに備えた、ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記論理和回路は、前記比較回路における複数の前記比較結果をワイヤードOR接続して構成される、ことを特徴とする請求項2又は3記載の半導体装置。
  5. 前記論理和回路は、論理ゲート回路である、ことを特徴とする請求項2又は3記載の半導体装置。
  6. 前記入力された信号がアドレス信号であり、
    前記比較回路での複数の前記比較結果を受け、置換先のアドレス信号を出力する置換先アドレス生成回路と、
    前記置換先アドレス生成回路の出力を、前記パルス信号でラッチする第3のラッチ回路と、
    をさらに備えた、ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  7. 前記入力信号がロウアドレス信号であり、
    前記比較回路での複数の前記比較結果を受け、置換先のロウアドレス信号を出力する置換先アドレス生成回路と、
    前記置換先アドレス生成回路の出力を、前記パルス信号でラッチする第3のラッチ回路と、
    をさらに備えた、ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  8. 前記選択回路は、第1、第2のバンクをそれぞれ活性化する第1、第2のアクティブ信号を受け、第1、第2の制御信号をそれぞれ生成し、
    前記第1、第2のパルス生成回路は、それぞれ、前記第1、第2の制御信号を受け、前記第1、第2の制御信号がそれぞれ活性状態のとき、前記出力信号の非活性から活性状態への遷移に応答して、所定パルス幅のパルス信号を生成する、ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  9. 前記複数のヒューズセットは、第1の場所と第2の場所の間に順番に配置され、
    前記複数の比較回路は、前記第1の場所と第2の場所の間に順番に配置され、前記複数のヒューズセットにそれぞれ接続され、
    前記制御回路は、前記第1の場所と第2の場所の中間に配置され、
    前記ラッチ回路は、前記第1の場所と前記第2の場所の中間の場所に配置される、ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  10. 前記制御回路が、前記比較回路における前記入力されたアドレス信号と、前記複数のヒューズセットから読み出された複数の信号との比較結果を入力し、前記比較回路の少なくとも一つが一致したことを示すとき、前記出力信号を活性化させる論理和回路と、
    前記論理和回路の出力信号の活性化に応答して前記パルス信号を生成する第1のパルス生成回路と、
    前記論理和回路の前記出力信号の活性化に応答して第2のパルス信号を生成する第2のパルス生成回路と、
    前記出力信号を、前記第2のパルス信号に基づく信号でラッチする第2のラッチ回路と、
    前記第1、第2のバンクの活性化をそれぞれ制御する第1、第2のアクティブ信号を受け、第1、第2の制御信号をそれぞれ生成するバンク選択回路と、
    を備え、
    前記第1、第2のパルス生成回路は、それぞれ、前記第1、第2の制御信号を受け、前記第1、第2の制御信号がそれぞれ活性状態のとき、前記出力信号の非活性から活性状態への遷移に応答して、所定パルス幅のパルス信号を生成し、
    さらに、
    前記比較回路での複数の比較結果を受け、置換先のアドレス信号を出力する置換先アドレス生成回路と、
    前記置換先アドレス生成回路から出力される置換先のアドレス信号を、前記第1のパルス生成回路からの前記パルス信号でラッチする第3のラッチ回路と、
    前記置換先アドレス生成回路から出力される置換先のアドレス信号を、前記第2のパルス生成回路からの前記第2のパルス信号でラッチする第4のラッチ回路と、
    前記入力されたアドレス信号と、前記第3のラッチ回路でラッチされた前記置換先のアドレス信号とを入力し、該2つのアドレス信号の一方を、前記ラッチ回路の出力に基づき選択して出力する第1のアドレス選択回路と、
    前記入力されたアドレス信号と、前記第4のラッチ回路でラッチされた前記置換先のアドレス信号とを入力し、該2つのアドレス信号の一方を、前記第2ラッチ回路の出力に基づき選択して出力する第2のアドレス選択回路と、
    を備え、
    前記第1、第2のアドレス選択回路の出力をそれぞれ受ける第1、第2のバンクのロウデコーダをさらに備えた、ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  11. 前記第1、第2のバンクをそれぞれ活性化する第1、第2のアクティブ信号のうちの少なくとも一方が活性化したときに第3のパルス信号を生成する第3のパルス生成回路を備え、
    前記入力されたアドレス信号を、前記第3のパルス信号でラッチする第5のラッチ回路と、
    前記第5のラッチ回路の出力を、前記第3のパルス信号を予め定められた所定時間遅延させた信号でラッチする第6、第7のラッチ回路と、
    を備え、
    前記第6、第7のラッチ回路の出力が、それぞれ、前記第1、第2のアドレス選択回路に、前記入力されたアドレス信号として、入力される、ことを特徴とする請求項10記載の半導体装置。
  12. 前記第1、第2のアクティブ信号が非活性のとき、それぞれ活性となる第1、第2のリセット信号を生成する回路を備え、
    前記ラッチ回路、前記第3のラッチ回路、及び、前記第6のラッチ回路は、前記第1のリセット信号が活性状態のときに、共通にリセットされ、
    前記第2のラッチ回路、前記第4のラッチ回路、及び、前記第7のラッチ回路は、前記第2のリセット信号が活性状態のときに、共通にリセットされる、ことを特徴とする請求項11記載の半導体装置。
  13. 前記第3のパルス生成回路から出力される前記第3のパルス信号が非活性のとき、前記比較回路の出力は非活性に設定される、ことを特徴とする請求項11記載の半導体装置。
  14. 前記バンク選択回路が、
    前記第2のアクティブ信号が非活性化のときに、前記第1のアクティブ信号が活性化すると、前記第1の制御信号を活性化させ、
    前記第1のアクティブ信号が活性状態にあるときに前記第2のアクティブ信号が活性化されるか、又は、前記第1のアクティブ信号が非活性となると、前記第1の制御信号を非活性とし、
    前記第1のアクティブ信号が非活性化のときに、前記第2のアクティブ信号が活性化すると前記第2の制御信号を活性化させ、
    前記第2のアクティブ信号が活性状態にあるときに前記第1のアクティブ信号が活性化されるか、又は、前記第2のアクティブ信号が非活性となると、前記第2の制御信号を非活性とする回路を備えた、ことを特徴とする請求項10記載の半導体装置。
  15. 前記バンク選択回路が、
    前記第1のアクティブ信号の活性化に応答して所定期間活性化した信号を生成する第1の回路と、
    第2のアクティブ信号の活性化に応答して所定期間活性化した信号を生成する第2の回路と、
    第1、第2の論理ゲートの各一方の出力を各他方の入力の一つに襷掛け接続してなる第1のフリップフロップと、
    第3、第4の論理ゲートの各一方の出力を各他方の入力の一つに襷掛け接続してなる第2のフリップフロップと、
    前記第1の論理ゲートの出力を反転する第1のインバータと、
    前記第1の論理ゲートの出力を反転する第2のインバータと、
    を備え、
    前記第1の論理ゲートは、3入力とされ、襷掛け接続で入力される前記第2の論理ゲートの出力のほか、前記第1のアクティブ信号と前記第2の回路の出力を入力とし、
    前記第2の論理ゲートは、2入力とされ、襷掛け接続で入力される前記第1の論理ゲートの出力と、前記第1の回路の出力を入力とし、
    前記第3の論理ゲートは、3入力とされ、襷掛け接続で入力される前記第4の論理ゲートの出力のほか、前記第2のアクティブ信号と、前記第1の回路の出力を入力とし、
    前記第4の論理ゲートは、2入力とされ、襷掛け接続で入力される前記第3の論理ゲートの出力のほか、前記第2の回路の出力を入力とし、
    前記第1、第2のインバータの出力信号を、それぞれ、前記第1、第2の制御信号として出力する、ことを特徴とする請求項10記載の半導体装置。
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