JP2006221704A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源電位や接地電位の変動を効果的に抑制しつつ、リフレッシュ欠陥セルを救済する。
【解決手段】 リフレッシュすべきワード線のアドレスを出力するリフレッシュカウンタ140と、リフレッシュ欠陥アドレスに関連づけられた関連アドレスを記憶するROM回路160と、ROM回路160が関連アドレスを検出したことに応答して、リフレッシュ欠陥アドレス及び関連アドレスを1リフレッシュサイクル内で同時若しくは連続的に活性化させる多重リフレッシュ制御回路170とを備える。多重リフレッシュ制御回路170は、多重リフレッシュが連続的に発生するパターンなど、電源電位や接地電位が大きく変動するおそれのあるパターンを排除する。これにより、電源電位や接地電位の変動を抑制しつつ、リフレッシュ欠陥セルを救済することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体記憶装置に関し、特に、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のように、リフレッシュ動作が必要な半導体記憶装置に関する。
種々の半導体記憶装置の中でも、DRAMは最も大容量化に適した半導体記憶装置の一つであり、コンピュータのメインメモリなどに広く利用されている。DRAMが大容量化に優れている最大の理由は、他の半導体記憶装置に比べてメモリセル構造が極めて単純だからである。すなわち、DRAMのメモリセルは、1個のキャパシタと1個のMOSトランジスタによって構成され、キャパシタに蓄えられた電荷量によって情報を記憶する。キャパシタに対する充放電は、ワード線に接続されたMOSトランジスタによって制御され、MOSトランジスタがオンすると、キャパシタの蓄積電極がビット線に接続され、これによって情報の読み出し又は書き込みが行うことができる。
このように、DRAMのメモリセルは、キャパシタに蓄えられた電荷量によって情報を記憶していることから、定期的にリフレッシュ動作を行わなければ、リーク電流によって情報が消失してしまう。このため、リーク電流によって情報が消失する前に、全てメモリセルをリフレッシュする必要があり、全てのメモリセルをリフレッシュすべきサイクル(=tREF)は、規格によって例えば64msecと定められている。このことは、各メモリセルの情報保持時間としてtREF以上の時間が要求されることを意味する。したがって、情報保持時間がtREFに満たないメモリセルは「リフレッシュ欠陥セル」であり、リフレッシュ欠陥セルに対応するアドレスは「リフレッシュ欠陥アドレス」として扱われる。通常は、リフレッシュ欠陥セルを冗長メモリセルに置き換えることによりリフレッシュ欠陥アドレスが救済され、正常チップとして出荷される。
しかしながら、微細化や大容量化が進むに連れ、1チップ当たりに含まれるリフレッシュ欠陥セルの数も非常に多くなっている。このため、近年、1チップ当たり用意すべき冗長メモリセルの数や、欠陥アドレスを記憶するためのヒューズ素子(ROM)の数も非常に多くなっており、これが大容量化の妨げになるという問題が生じている。
このような問題を解決するためには、リフレッシュ欠陥セルを全て冗長メモリセルに置き換えるのではなく、情報保持時間が僅かにtREFに満たないリフレッシュ欠陥セルについては、リフレッシュ動作の実行頻度を高めることによって救済することが考えられる。例えば、情報保持時間がtREF(=例えば64msec)に満たないものの、tREF/2(=例えば32msec)以上の情報保持時間を有するリフレッシュ欠陥セルについては、リフレッシュ動作の実行頻度を2倍に高めることにより、冗長メモリセルに置き換えることなく救済することが可能となる。
このように、特定のメモリセルのみリフレッシュ動作の実行頻度を高めることによってリフレッシュ欠陥セルを救済する技術としては、特許文献1に記載されているように、リフレッシュ欠陥アドレスと一部のビットのみが異なるアドレスがリフレッシュカウンタより与えられた際に、リフレッシュカウンタが示すアドレスに対応するワード線のみならず、リフレッシュ欠陥セルに対応するワード線についても同時に活性化させる(多重リフレッシュ)技術が知られている。
特開2000−132963号公報
しかしながら、リフレッシュカウンタが示すアドレスに対応するワード線と、リフレッシュ欠陥セルに対応するワード線を同時に活性化させると、通常のリフレッシュ動作において流れる電流と比べて、約2倍の電流が流れることになる。このような大電流は、通常の電源回路を使用した場合であっても瞬間的には確保することは可能であるが、大電流が必要となる条件が連続して出現すると、電源電位や接地電位が大きく変動し、その結果、誤動作を生じる可能性が高まってしまう。大電流による電圧変動を防止するためには、電源回路を大型化するなどの対策が必要となり、この場合には、電源回路が占有する面積の増大によって、大容量化が妨げられるという別の問題が生じてしまう。
したがって、本発明の目的は、電源電位や接地電位の変動を効果的に抑制しつつ、リフレッシュ欠陥セルを救済可能な半導体記憶装置を提供することである。
本発明による半導体記憶装置は、複数のワード線と、前記各ワード線にそれぞれ接続された複数のメモリセルとを有し、前記複数のワード線を順次活性化することによって前記複数のメモリセルをリフレッシュする半導体記憶装置であって、活性化すべきワード線のアドレスを出力する第1の手段と、少なくとも、欠陥のあるメモリセルに対応するワード線に関連づけられた所定のワード線のアドレスを前記第1の手段が出力したことに応答して、前記欠陥のあるメモリセルに対応するワード線及び前記関連づけられた所定のワード線を1リフレッシュサイクル内で同時若しくは連続的に活性化する多重リフレッシュを行うための第2の手段と、前記多重リフレッシュの出現パターンを制限する第3の手段とを備えていることを特徴とする。
第2の手段は、欠陥のあるメモリセルに対応するワード線のアドレスの少なくとも一部のビットを記憶するROM回路を含んでいることが好ましい。このROM回路は、他の欠陥を記憶するROM回路と同様、縮退ビットが設けない方が望ましいが、実際の製品設計を考慮した場合、ROM回路の実装面積と、歩留まりのトレードオフ等の制約により、ROM回路に縮退ビットを設ける場合が生じる。ROM回路に縮退ビットを設ける場合、縮退ビットを第1の手段が出力するアドレスの最下位ビット以外のビットに設定することがより好ましい。縮退ビットを最下位ビット以外のビットに設定すれば、縮退ビットを設けたことにより増大する多重リフレッシュの発生を分散することができるからである。この時、縮退ビットは第1の手段が出力するアドレスの最上位ビットに設定することが最も望ましい。
このように、本発明によれば、多重リフレッシュの出現パターンが制限されることから、多重リフレッシュが連続的に発生するパターンなど、電源電位や接地電位が大きく変動するおそれのあるパターンを排除することができる。これにより、電源電位や接地電位の変動を抑制しつつ、リフレッシュ欠陥セルを救済することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置100は、複数のメモリアレイ101〜104を備え、アドレスピンADDを介して供給されるアドレスに記録されたデータを読み出し、これをデータピンDQを介して出力する機能(リード機能)を有するとともに、データピンDQを介して供給されたデータを、アドレスピンADDを介して供給されたアドレスに書き込む機能(ライト機能)を有している。本実施形態では、一例として、メモリアレイが4つ備えられているが、本発明においてメモリアレイの数は特に限定されず、また、一つのメモリアレイが複数のサブアレイに分割されていても構わない。
図2は、メモリアレイ101〜104の構造を模式的に示す回路図である。
図2に示すように、メモリアレイ101〜104は、複数のワード線WL〜WLと複数のビット線BL〜BLとが互いに交差するマトリクス構造を有しており、これらの各交点にメモリセルMCが配置されている。メモリセルMCは、MOSトランジスタ201とキャパシタ202の直列回路によって構成されており、MOSトランジスタ201のドレインは、対応するビット線BL〜BLに接続され、MOSトランジスタ201のゲートは、対応するワード線WL〜WLに接続されている。これにより、あるワード線WLがハイレベルに変化すると、ワード線WLに接続された全てのメモリセルMCのキャパシタ202が、対応するビット線BL〜BLにそれぞれ接続される。
ワード線WL〜WLの制御は、図1に示す多重選択回路110及びロウデコーダ121〜124によって行われる。多重選択回路110は、アドレスセレクタ151より供給されるロウアドレス(本実施形態においては、X13〜X0からなる14ビット構成)の最上位ビット(本実施形態においてはX13)と、後述する多重リフレッシュ信号MULTIを受け、これに基づき、プリデコード信号110a,110bの一方又は両方を活性化させる回路である。より具体的に説明すると、多重選択回路110は、プリデコード信号110aを生成する論理和回路111と、プリデコード信号110bを生成する論理和回路112と、インバータ113とを備えており、多重リフレッシュ信号MULTIがローレベルである場合には、ロウアドレスの最上位ビットX13の論理値に基づいてプリデコード信号110a,110bのいずれか一方を活性化し、多重リフレッシュ信号MULTIがハイレベルである場合には、ロウアドレスの最上位ビットX13の論理値にかかわらず、プリデコード信号110a,110bの両方を活性化する。
プリデコード信号110aは、ロウデコーダ121,122を活性化する信号であり、プリデコード信号110bは、ロウデコーダ123,124を活性化する信号である。ロウデコーダ121〜124は、アドレスセレクタ151より供給されるロウアドレスの下位ビット(本実施形態においては、X12〜X0からなる下位13ビット)を受け、これに基づいて、対応するワード線WL〜WLのいずれか一つを活性化させる回路である。尚、ロウデコーダ121〜124は、プリデコーダとメインデコーダに分割された構成を有していても構わない。
一方、図2に示すように、ビット線BL〜BLは、それぞれ対応するセンスアンプSA〜SAに接続されており、これによって、リード時においてはメモリセルMCより読み出された信号が増幅され、ライト時においてはメモリセルMCに書き込むべき信号が増幅される。いずれのセンスアンプSA〜SAをI/O回路152に接続するかは、図1に示すカラムデコーダ153によって制御される。カラムデコーダ153は、アドレスバッファ154より供給されるカラムアドレス(本実施形態においては、Y13〜Y0からなる14ビット構成)を受け、これに基づき選択された、1又は2以上のセンスアンプSA〜SAとI/O回路152とを相互に接続する。
アドレスバッファ154は、アドレスピンADDを介して供給される外部アドレスを一時的に保持する回路であり、保持されたアドレスは、アドレスセレクタ151又はカラムデコーダ153へ供給される。具体的には、外部アドレスがロウアドレスである場合にはこれをアドレスセレクタ151へ供給し、外部アドレスがカラムアドレスである場合にはこれをカラムデコーダ153へと供給する。かかる制御は、制御信号ピンCOMを介して供給される外部制御信号RAS、CAS、CS、WE・・・などの組み合わせからなる「コマンド」に基づき、コントローラ150による制御によって行われる。
アドレスセレクタ151は、アドレスバッファ154より供給されるロウアドレスと、リフレッシュカウンタ140より供給されるロウアドレスのいずれか一方を選択し、選択したアドレスの最上位ビット(X13)を多重選択回路110に供給するとともに、下位ビット(X12〜X0からなる下位13ビット)をロウデコーダ121〜124へ共通に供給する回路である。かかる制御についても、制御信号ピンCOMを介して供給されるコマンドに基づき、コントローラ150による制御によって行われる。具体的には、制御信号ピンCOMを介して供給されるコマンドがリード動作又はライト動作を示している場合には、コントローラ150より供給される活性化信号ACT信号が活性化し、これに基づき、アドレスセレクタ151はアドレスバッファ154からのロウアドレスを選択する。一方、制御信号ピンCOMを介して供給されるコマンドがリフレッシュ動作を示している場合には、コントローラ150より供給されるリフレッシュ信号REFが活性化し、これに基づき、アドレスセレクタ151はリフレッシュカウンタ140からのロウアドレスを選択する。
リフレッシュカウンタ140は、制御信号ピンCOMを介してリフレッシュコマンドが供給されるたびにインクリメント(又はデクリメント)されるカウンタである。
図3は、リフレッシュカウンタ140の回路図である。
図3に示すように、リフレッシュカウンタ140は、アドレスの各ビットに対応する複数のフリップフロップ回路141−0〜141−13(これらを「フリップフロップ回路141」と総称する)と、リフレッシュ信号REF及びインバータ142により反転されたカウント停止信号HOLDを受ける論理積回路143と、各フリップフロップ回路141のクロック端CKにそれぞれ出力を供給する論理積回路144−0〜144−13(これらを「論理積回路144」と総称する)と、各フリップフロップ回路141の出力及び前段の論理積回路144の出力を受ける論理積回路145−0〜145−12(これらを「論理積回路145」と総称する)と、カウント停止信号HOLDと最終段のフリップフロップ回路141−13の出力を受ける排他的論理和回路146とを備えている。
フリップフロップ回路141は、反転出力端/Qが自らのデータ入力端Dに接続された構成を有しており、これにより、クロック端CKに供給される信号の立ち上がりに応答して保持内容が反転する。また、フリップフロップ回路141のリセット端RSTにはリセット信号PowerUpが供給されており、これにより、リセット信号PowerUpが活性化すると、フリップフロップ回路141の内容は全て「0」にリセットされる。
また、論理積回路144には、論理積回路143の出力と前段の論理積回路145の出力が供給されている。これにより、下位のフリップフロップ回路141の内容が全て「1」である場合にインクリメントが指示されると、つまり、リフレッシュ信号REFがハイレベルとなり、カウント停止信号HOLDがローレベルになると、その出力をハイレベルとし、対応するフリップフロップ回路141の内容を反転させる。
これにより、カウント停止信号HOLDがローレベルである状態で、リフレッシュ信号REFがハイレベルに変化する度に、フリップフロップ回路141によるカウント値がインクリメントされることになる。一方、カウント停止信号HOLDがハイレベルである場合には、フリップフロップ回路141のクロック端CKはローレベルに固定され、これによりカウント値のインクリメントが禁止される。
また、排他的論理和回路146は、カウント値の最上位ビットであるX13の論理値を変化させるために設けられている。つまり、カウント停止信号HOLDがローレベルであればフリップフロップ回路141−13の保持内容をそのままX13として出力し、カウント停止信号HOLDがハイレベルであればフリップフロップ回路141−13の保持内容の反転信号をX13として出力する。このようにして得られるカウント値は、図1に示すように、ロウアドレス(X13〜X0)としてアドレスセレクタ151に供給される。
以上がリフレッシュカウンタ140の回路構成及び動作である。
図1に戻って、アドレスセレクタ151より供給されるロウアドレスは、ROM回路群160にも供給される。ROM回路群160は、複数の「リフレッシュ欠陥アドレス」に関連づけられた所定のワード線のアドレスを記憶する回路であり、リフレッシュ動作時に活性化される回路である。「リフレッシュ欠陥アドレス」とは、既に説明したように、情報保持時間がtREFに満たないメモリセルである「リフレッシュ欠陥セル」に対応するアドレスを意味する。本実施形態においては、冗長メモリセルに置き換えることなく救済可能なリフレッシュ欠陥アドレスそのものではなく、リフレッシュ欠陥アドレスに関連づけられた所定のワード線のアドレスが記憶される。「リフレッシュ欠陥アドレスに関連づけられた所定のワード線のアドレス」とは、リフレッシュ欠陥アドレスと一部のビットのみが異なるアドレスを指し、本実施形態においては、最上位ビットであるX13のみが異なるアドレスである。以下、このようなアドレスを「関連アドレス」と呼ぶ。尚、ショート不良など、冗長メモリセルに置き換えなければ救済できないアドレス(欠陥アドレス)は、リード動作時やライト動作時に活性化される他のROM回路群(図示せず)に記憶される。
図4は、ROM回路群160の具体的な回路構成の一例を示す回路図である。
図4に示すように、ROM回路群160は、複数のROM回路161と、これらROM回路161からの出力を受ける論理和回路162によって構成されている。各ROM回路161は、ロウアドレス(X13〜X0)及びこれらの反転信号(/X13〜/X0)にそれぞれ対応するROM素子163が、プリチャージ配線LAと引き抜き配線LBとの間に並列接続された構成を有している。各ROM素子163にはNチャンネルMOSトランジスタ164がそれぞれ直列に接続されており、これらトランジスタ164のゲートには、ロウアドレス(X13〜X0)及びこれらの反転信号(/X13〜/X0)がそれぞれ供給される。ROM素子163としては、例えばヒューズを用いることができる。
ROM素子163は、当該ROM回路161に関連アドレスを記憶させる場合、アドレスの各ビットに対応する2つのROM素子163のうち、いずれか一方を非導通状態とする(ヒューズの場合は切断する)。具体的には、例えば記憶させる関連アドレスのビットX11が「0」である場合には、X11に対応するROM素子163を非導通状態とし(切断し)、/X11に対応するROM素子163を導通状態(未切断のまま)とする。一方、関連アドレスを記憶させないROM回路161においては、全てのROM素子163を導通状態(未切断の状態)としておく。
プリチャージ配線LA及び引き抜き配線LBは、それぞれPチャンネルMOSトランジスタ165,166を介して電源電位(VDD)に接続されている。これにより、タイミング信号S1がローレベルになると、プリチャージ配線LA及び引き抜き配線LBは、電源電位までプリチャージされる。また、引き抜き配線LBは、NチャンネルMOSトランジスタ167を介して接地電位(GND)に接続されている。これにより、タイミング信号S2がハイレベルになると、引き抜き配線LBは、接地電位までディスチャージされる。
図5は、ROM回路群160が関連アドレスを検出した場合(HIT検出した場合)の動作を示すタイミングチャートである。
まず、初期状態においてはタイミング信号S1,S2はいずれもローレベルであり、このため、プリチャージ配線LA及び引き抜き配線LBはいずれもハイレベルにプリチャージされている。また、ヒット信号HITもローレベルに固定される。
ここで、時刻t0においてアドレスセレクタ151より供給されるロウアドレスが変化し、さらに、時刻t1においてタイミング信号S1がハイレベルに変化すると、プリチャージ動作が終了し、プリチャージ配線LA及び引き抜き配線LBはいずれもフローティングの状態となる。
次に、時刻t2においてタイミング信号S2がハイレベルに変化すると、トランジスタ167がオンするため、引き抜き配線LBの電位がローレベルに変化する。このとき、リフレッシュカウンタ140より供給されるロウアドレスがROM回路161に記憶された関連アドレスと一致すると、つまり、非導通であるROM素子163に対応するトランジスタ164が全てオンとなり、導通しているROM素子163に対応するトランジスタ164が全てオフとなる条件が成立すると、プリチャージ配線LAと引き抜き配線LBとの間を短絡するルートが存在しないことから、プリチャージ配線LAの電位はローレベルに変化せず、プリチャージ状態が維持されることになる。
そして、時刻t3において、遅延素子168によりタイミング信号S2を遅延させたタイミング信号S3がハイレベルに変化すると、論理積回路169の入力がいずれもハイレベルとなることから、出力であるヒット信号HITがハイレベルに変化し、HITした旨が報知される。
図6は、ROM回路群160が関連アドレスを検出しなかった場合(HIT検出しなかった場合)の動作を示すタイミングチャートである。
時刻t2までの動作は、図5のタイミングチャートに示した動作と同じであるが、時刻t2においてタイミング信号S2がハイレベルに変化し、これに応答して引き抜き配線LBの電位がローレベルに変化した後の動作が図5のタイミングチャートに示した動作と異なる。すなわち、関連アドレスを検出しなかった場合には、導通しているROM素子163に対応するトランジスタ164が少なくとも一つオンすることから、プリチャージ配線LAと引き抜き配線LBとは短絡された状態となる。このため、引き抜き配線LBの電位がローレベルに変化すると、プリチャージ配線LAの電位もローレベルに変化することになる。
したがって、時刻t3においてタイミング信号S3がハイレベルに変化しても、出力であるヒット信号HITはローレベルを維持し、HITしなかった旨(MISSHITである旨)が報知される。
以上が、図4に示すROM回路161の動作である。ROM回路群160は、このようなROM回路161を複数個有しているため、複数個の関連アドレスを記憶することができる。したがって、リフレッシュ動作時において、リフレッシュカウンタ140のカウント値(ロウアドレス)が関連アドレスと一致するたびに、ヒット信号HITはハイレベルに変化することになる。但し、ROM回路群160は、カウント停止信号HOLDが活性化している場合にはヒット検出を行わず、この場合、ヒット信号HITはローレベルに維持される。このような制御を行う方法としては、カウント停止信号HOLDが活性化している場合には、コントローラ150の制御によりタイミング信号S1,S2のレベルを固定するか、或いは、ヒット信号HITがローレベルに固定されるよう、ROM回路群160の内部にゲート回路を追加すればよい。
このようにしてROM回路群160により生成されるヒット信号HITは、図1に示すように、多重リフレッシュ制御回路170に供給される。多重リフレッシュ制御回路170は、リフレッシュ欠陥アドレスに対応するワード線及びこれに関連づけられた所定のワード線(関連アドレスに対応するワード線)を、1リフレッシュサイクル内で同時に活性化させるための制御を行う。本発明において、1リフレッシュサイクル内で同時(若しくは連続的)に活性化させる動作を「多重リフレッシュ」という。多重リフレッシュ制御回路170は、ヒット信号HITに基づいて多重リフレッシュ信号MULTIを生成するとともに、カウント停止信号HOLDを生成する。多重リフレッシュ信号MULTIは、多重選択回路110に供給され、カウント停止信号HOLDはリフレッシュカウンタ140に供給される。
多重リフレッシュ信号MULTIは、多重リフレッシュ制御回路170が「通常状態」である場合において、ヒット信号HITが入力されると活性化される信号である。上述のとおり、多重リフレッシュ信号MULTIが活性化される(ハイレベルになる)と、多重選択回路110は、プリデコード信号110aとプリデコード信号110bの両方を強制的に活性化させる。
一方、カウント停止信号HOLDは、多重リフレッシュ制御回路170が「禁止状態」である場合において、ヒット信号HITが入力されると、次回のリフレッシュ信号REFに同期して活性化される信号である。上述のとおり、カウント停止信号HOLDが活性化される(ハイレベルになる)と、リフレッシュカウンタ140はカウント動作を停止し、且つ、カウント値の最上位ビットであるX13の論理値を反転させて出力する。
通常状態から禁止状態への遷移は、多重リフレッシュの出現パターンがあらかじめ定められた「多重リフレッシュ禁止パターン」と一致した場合に発生する。ここで、「多重リフレッシュ禁止パターン」とは、多重リフレッシュが連続的、或いは、高頻度に行われる状態が続く結果、電源電位や接地電位が大きく変動するおそれのある出現パターンを意味する。具体的なパターンとしては特に限定されないが、一例として、多重リフレッシュが所定回数連続して出現する場合(例えば、多重リフレッシュが2回連続して出現する場合)や、所定期間内に多重リフレッシュが所定回数出現する場合(例えば、500ns間に多重リフレッシュが3回出現する場合)などが挙げられる。「多重リフレッシュ禁止パターン」をどのようなパターンとするかは、電源回路の能力などによって適宜定めればよい。
一方、禁止状態から通常状態への遷移は、多重リフレッシュが一定期間、或いは、一定回数行われない「多重リフレッシュ許可パターン」が出現した場合や、リード動作又はライト動作が行われた場合に発生する。つまり、「多重リフレッシュ許可パターン」とは、多重リフレッシュが一定期間、或いは、一定回数行われない状態が続く結果、再び多重リフレッシュを行っても電源電位や接地電位が大きく変動するおそれの少ない状態を意味する。具体的なパターンとしては特に限定されないが、一例として、多重リフレッシュではない通常のリフレッシュが出現した場合や、500ns間に多重リフレッシュが1度も出現しない場合などが挙げられる。「多重リフレッシュ許可パターン」をどのようなパターンとするかについても、電源回路の能力などによって適宜定めればよい。
図7は、遷移条件の一例を示す状態図である。同図において、「A」は通常状態を表しており、「B」は禁止状態を表している。
図7に示す例では、1回の多重リフレッシュの発生を「多重リフレッシュ禁止パターン」とし、多重リフレッシュではない通常のリフレッシュの発生を「多重リフレッシュ許可パターン」としている。具体的に説明すると、リセット信号PowerUpが活性化される初期状態では「通常状態(A)」であり、その後、リフレッシュ信号REFが活性化しても、ヒット信号HITが非活性(=/HIT)であれば、通常状態(A)を維持し続ける。一方、リフレッシュ信号REF及びヒット信号HITの両方が活性化すると、つまり、多重リフレッシュが発生すると「禁止状態(B)」に遷移し、次回の多重リフレッシュを禁止する。そして、リフレッシュ信号REFが活性化し、ヒット信号HITが非活性化すると、つまり、多重リフレッシュではない通常のリフレッシュが発生すると、「通常状態(A)」に遷移し、次回の多重リフレッシュを許可する。
図8は、図7に示す遷移条件下における半導体記憶装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。一例として、図8には、メモリアレイ103に含まれるワード線WL及びワード線WLi+1がリフレッシュ欠陥アドレスである場合が示されている。したがって、メモリアレイ101に含まれるワード線WL及びワード線WLi+1は、いずれも関連アドレスに対応するワード線である。
図8に示す例では、リフレッシュカウンタ140の出力であるロウアドレスの最上位ビットX13が「0」であり、このため、メモリアレイ101又は102(ここではメモリアレイ101)が選択される。したがって、時刻t10に入力されたリフレッシュコマンド(同図では、リフレッシュ信号を表す「REF」と表記。以下同様)に応答して、まずメモリアレイ101のワード線WLi−1が活性化される。
ここで、図8に示すように、時刻t11に入力されたリフレッシュコマンドに対応してHIT検出されると、ROM回路群160の出力であるヒット信号HITはハイレベルに変化する。このとき多重リフレッシュ制御回路170は通常状態(A)、つまり、多重リフレッシュの許可状態であることから、多重リフレッシュ信号MULTIもハイレベルに活性化される。一方、カウント停止信号HOLDは、ローレベルのまま維持される。
ここでは、ロウアドレスの最上位ビット(X13)が「0」であり、このため、本来であればプリデコード信号110aのみがハイレベルとなるべきであるが、多重リフレッシュ信号MULTIがハイレベルに変化すると、多重選択回路110により活性化されるプリデコード信号は、プリデコード信号110aとプリデコード信号110bの2つとなる。これにより、メモリアレイ101に含まれるワード線WLと、メモリアレイ103に含まれるワード線WLが同時に活性化されることになる。つまり、多重リフレッシュが行われる。その結果、多重リフレッシュ制御回路170は通常状態(A)から禁止状態(B)へ遷移し、次回の多重リフレッシュが禁止される。
このため、時刻t12にて入力されたリフレッシュコマンドに応答して再びHIT検出がされても、多重リフレッシュ制御回路170が禁止状態であることから、多重リフレッシュ信号MULTIはハイレベルとはならず、ローレベルを維持する。このため、多重リフレッシュは実行されず、メモリアレイ101のワード線WLi+1のみに対して通常のリフレッシュが実行される。
そして、時刻t13にて次のリフレッシュコマンドが入力されると、カウント停止信号HOLDがハイレベルとされる。これにより、カウント値の最上位ビットであるX13の論理値が反転することから(=「1」)、多重選択回路110により活性化されるプリデコード信号は、プリデコード信号110aではなくプリデコード信号110bに切り替えられるとともに、リフレッシュカウンタ140のインクリメント動作が一時的に中断される。その結果、本来であれば、メモリアレイ101に含まれるワード線WLi+2が活性化されるべきリフレッシュサイクルで、メモリアレイ103に含まれるワード線WLi+1が活性化されることになる。つまり、多重リフレッシュを行うことなく、リフレッシュ欠陥アドレスであるワード線WLi+1を他のワード線よりも高頻度にリフレッシュすることが可能となる。
かかる動作が完了すると、多重リフレッシュ制御回路170は禁止状態(B)から通常状態(A)に遷移し、以降、リフレッシュコマンドREFに応答して通常のリフレッシュ動作動作を続ける。
このように、本例では、1回でも多重リフレッシュが発生すると直ちに禁止状態に遷移することから、連続する多重リフレッシュの出現を防止することが可能となる。
図9は、遷移条件の他の例を示す状態図である。同図において、「A」及び「A」はそれぞれ第1及び第2の通常状態を表しており、「B」は禁止状態を表している。
図9に示す例では、2回連続する多重リフレッシュの発生を「多重リフレッシュ禁止パターン」とし、多重リフレッシュではない通常のリフレッシュの発生を「多重リフレッシュ許可パターン」としている。つまり、リセット信号PowerUpが活性化される初期状態では「第1の通常状態(A)」であり、その後、リフレッシュ信号REFが活性化しても、ヒット信号HITが非活性(=/HIT)であれば、第1の通常状態(A)を維持し続ける。この間に活性化信号ACTが活性化され、リード動作又はライト動作が行われた場合も同様である。
一方、リフレッシュ信号REF及びヒット信号HITの両方が活性化すると、つまり、多重リフレッシュが発生すると「第2の通常状態(A)」に遷移する。第2の通常状態(A)における動作は、第1の通常状態(A)における動作と同じであるが、第2の通常状態(A)は、第1の通常状態(A)とは異なり、禁止状態(B)の直前の状態である。このため、第2の通常状態(A)において再びリフレッシュ信号REF及びヒット信号HITの両方が活性化すると、つまり、再び多重リフレッシュが発生すると「禁止状態(B)」に遷移する。一方、多重リフレッシュではない通常のリフレッシュの発生すると、「第1の通常状態(A)」に戻る。第2の通常状態(A)において活性化信号ACTが活性化され、リード動作又はライト動作が行われた場合も同様である。
「禁止状態(B)」に遷移すると次回の多重リフレッシュが禁止される。そして、リフレッシュ信号REFが活性化し、ヒット信号HITが非活性化すると、つまり、多重リフレッシュではない通常のリフレッシュが発生すると、「第2の通常状態(A)」に遷移し、次回の多重リフレッシュを許可する。禁止状態(B)において活性化信号ACTが活性化され、リード動作又はライト動作が行われた場合も同様である。
図10は、図9に示す遷移条件下における半導体記憶装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。一例として、図10には、メモリアレイ103に含まれるワード線WL、ワード線WLi+1及びワード線WLi+2がリフレッシュ欠陥アドレスである場合が示されている。したがって、メモリアレイ101に含まれるワード線WL、ワード線WLi+1及びワード線WLi+2は、いずれも関連アドレスに対応するワード線である。
図10に示す例でも、リフレッシュカウンタ140の出力であるロウアドレスの最上位ビットX13が「0」であり、時刻t10に入力されたリフレッシュコマンドに応答して、メモリアレイ101のワード線WLi−1が活性化されている。
次に、時刻t11に入力されたリフレッシュコマンドに対応してHIT検出されると、ROM回路群160の出力であるヒット信号HIT及び多重リフレッシュ信号MULTIがハイレベルに活性化される。これにより、メモリアレイ101に含まれるワード線WLと、メモリアレイ103に含まれるワード線WLが同時に活性化されることになる。つまり、多重リフレッシュが行われる。その結果、多重リフレッシュ制御回路170は第1の通常状態(A)から第2の通常状態(A)へ遷移する。
さらに、時刻t12に入力されたリフレッシュコマンドに対応して再びHIT検出されると、ヒット信号HIT及び多重リフレッシュ信号MULTIがハイレベルに活性化される。これにより、メモリアレイ101に含まれるワード線WLi+1と、メモリアレイ103に含まれるワード線WLi+1が同時に活性化されることになる。つまり、再び多重リフレッシュが行われる。その結果、多重リフレッシュ制御回路170は第2の通常状態(A)から禁止状態(B)へ遷移し、次回の多重リフレッシュが禁止される。
このため、時刻t13にて入力されたリフレッシュコマンドに応答してさらにHIT検出がされても、多重リフレッシュ制御回路170が禁止状態であることから、多重リフレッシュ信号MULTIはハイレベルとはならず、ローレベルを維持する。このため、多重リフレッシュは実行されず、メモリアレイ101のワード線WLi+2のみに対して通常のリフレッシュが実行される。
そして、時刻t14にて次のリフレッシュコマンドが入力されると、カウント停止信号HOLDがハイレベルとされ、これにより、本来であれば、メモリアレイ101に含まれるワード線WLi+3が活性化されるべきリフレッシュサイクルで、メモリアレイ103に含まれるワード線WLi+2が活性化されることになる。つまり、多重リフレッシュを行うことなく、リフレッシュ欠陥アドレスであるワード線WLi+2を他のワード線よりも高頻度にリフレッシュすることが可能となる。
かかる動作が完了すると、多重リフレッシュ制御回路170は禁止状態(B)から第2の通常状態(A)に遷移する。
このように、本例によれば、多重リフレッシュが2回連続して発生すると禁止状態に遷移することから、3回以上連続する多重リフレッシュの出現を防止することが可能となる。
図11は、遷移条件のさらに他の例を示す状態図である。同図においても、「A」及び「A」はそれぞれ第1及び第2の通常状態を表しており、「B」は禁止状態を表している。
図11に示す例は、基本的に図9に示した遷移条件と同じであるが、「禁止状態(B)」において、多重リフレッシュではない通常のリフレッシュが発生すると、「第2の通常状態(A)」に遷移し、リード動作又はライト動作が行われると「第1の通常状態(A)」に遷移する点において図9に示した遷移条件と異なる。このような遷移条件としているのは、リード動作やライト動作では、リフレッシュ動作のように短時間に大電流が流れることがない点を考慮したものである。
図12は、図11に示す遷移条件下における半導体記憶装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。図12に示すように、時刻t14までの動作は図11と同じであるが、時刻t15にて活性化信号ACTが活性化され、リード動作又はライト動作によって任意のワード線WLが活性化されると、多重リフレッシュ制御回路170は禁止状態(B)から第1の通常状態(A)に遷移していることが分かる。
このように、本例においても、3回以上連続する多重リフレッシュの出現を防止することが可能となる。また、リード動作又はライト動作が行われると必ず「第1の通常状態(A)」に遷移することから、図9に示した遷移条件に比べ、禁止状態(B)へ遷移する確率を下げることが可能となる。
尚、遷移条件については、図7,図9,図11に示した条件に限らず、他の遷移条件に設定しても構わない。
以上説明したように、本実施形態による半導体記憶装置100によれば、リフレッシュ欠陥アドレスに関連づけられた所定のワード線をリフレッシュする際、通常状態においては多重リフレッシュを行う一方、多重リフレッシュ禁止パターンが出現した場合には禁止状態に遷移し、多重リフレッシュすべき2つのアドレスを別のリフレッシュサイクルにて個別にリフレッシュしていることから、多重リフレッシュが連続することによる電源電位や接地電位の変動を効果的に抑制することが可能となる。
本発明による効果は、オートリフレッシュのように、外部からリフレッシュコマンドが入力されるたびにリフレッシュカウンタ140がインクリメント(又はデクリメント)されるケースにおいて特に顕著である。つまり、オートリフレッシュでは、リフレッシュコマンドがミニマムサイクル(例えば100ns)で連続的に入力される可能性があり、このような場合、多重リフレッシュを行うことによる電源電位や接地電位の変動が極めて生じやすい。したがって、オートリフレッシュを行う場合には、本発明のように多重リフレッシュの出現パターンを制限する意義は非常に大きいと言える。
尚、上記実施形態においては、1リフレッシュサイクル内で複数のワード線を同時に活性化させることにより多重リフレッシュを行っているが、1リフレッシュサイクル内で複数のワード線が活性化される限り、これらが同時である必要はなく、連続的であっても構わない。図13は、1リフレッシュサイクル内で2つのワード線を連続的に活性化させることにより多重リフレッシュを行う例を示すタイミングチャートであり、図10に示した動作と対応している。図13には、時刻t11に入力されたリフレッシュコマンドに応答して、1リフレッシュサイクル内でメモリアレイ101に含まれるワード線WLと、メモリアレイ103に含まれるワード線WLが連続的に活性化されるとともに、時刻t12に入力されたリフレッシュコマンドに応答して、1リフレッシュサイクル内でメモリアレイ101に含まれるワード線WLi+1と、メモリアレイ103に含まれるワード線WLi+1が連続的に活性化される状態を示している。このように、本発明においては、1リフレッシュサイクル内で複数のワード線を連続的に活性化させることにより多重リフレッシュを行っても構わない。
また、上記実施形態においては、ロウデコーダ121〜124に供給されるロウアドレス(X13〜X0)の全てがROM回路群160に供給されており、各ROM回路161は、ロウアドレス(X13〜X0)がリフレッシュ欠陥アドレスに関連づけられた所定のワード線のアドレスに完全一致したことに応答してヒット信号HITを活性化させているが、各ROM回路161に縮退ビットを設け、ロウアドレス(X13〜X0)の一部がリフレッシュ欠陥アドレスに関連づけられた所定のワード線のアドレスに一致したことに応答してヒット信号HITを活性化させても構わない。縮退ビットを設けると、ヒット信号HITが活性化される回数が増大するものの、ROM素子163の数を削減することが可能となる。
このような縮退ビットとしては、リフレッシュカウンタ140の出力の最下位ビット(X0)以外のビットに設定することが好ましく、より上位のビットに設定することが特に好ましい。これは、リフレッシュカウンタ140より供給されるロウアドレスがインクリメント(又はデクリメント)される値であることから、カウント値の最下位ビット(X0)を縮退ビットに設定すると、ヒット信号HITが必ず2回連続発生することになり、多重リフレッシュ禁止パターンが出現しやすくなるからである。これに対し、縮退ビットをより上位のビットに設定すれば、縮退ビットを設けたことにより増大する多重リフレッシュの発生をより分散することができ、多重リフレッシュ禁止パターンの出現を抑制することが可能となる。
縮退ビットを例えば最上位ビットX13とした場合、メモリアレイ101に含まれるワード線WLがリフレッシュ欠陥アドレスであるとすると、メモリアレイ101に含まれるワード線WLが選択された場合、及び、メモリアレイ103に含まれるワード線WLが選択された場合の両方のケースにおいて多重リフレッシュが行われることになる。換言すれば、欠陥のあるメモリセルに対応するワード線が選択された場合のみならず、これに関連づけられたワード線が選択された場合にも、多重リフレッシュが行われることになる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、2つのワード線を同時に活性化させることにより多重リフレッシュを行っているが、同時に活性化させるワード線の数はこれに限定されず、3つ以上であっても構わない。
本発明の好ましい実施形態による半導体記憶装置100の構成を示すブロック図である。 メモリアレイ101〜104の構造を模式的に示す回路図である。 リフレッシュカウンタ140の回路図である。 ROM回路群160の具体的な回路構成の一例を示す回路図である。 関連アドレスを検出した場合(HIT検出した場合)におけるROM回路群160の動作を示すタイミングチャートである。 関連アドレスを検出しなかった場合(HIT検出しなかった場合)におけるROM回路群160の動作を示すタイミングチャートである。 遷移条件の一例を示す状態図である。 図7に示す遷移条件下における半導体記憶装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。 遷移条件の他の例を示す状態図である。 図9に示す遷移条件下における半導体記憶装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。 遷移条件のさらに他の例を示す状態図である。 図11に示す遷移条件下における半導体記憶装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。 1リフレッシュサイクル内で2つのワード線を連続的に活性化させることにより多重リフレッシュを行う例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
100 半導体記憶装置
101〜104 メモリアレイ
110 多重選択回路
110a,110b プリデコード信号
111,112,162 論理和回路
113,142 インバータ
121〜124 ロウデコーダ
140 リフレッシュカウンタ
141 フリップフロップ回路
143〜145,169 論理積回路
146 排他的論理和回路
150 コントローラ
151 アドレスセレクタ
152 I/O回路
153 カラムデコーダ
154 アドレスバッファ
160 ROM回路群
161 ROM回路
163 ROM素子
164〜167 トランジスタ
168 遅延素子
170 多重リフレッシュ制御回路
201 トランジスタ
202 キャパシタ
ADD アドレスピン
COM 制御信号ピン
DQ データピン
WL〜WL ワード線
BL〜BL ビット線
SA〜SA センスアンプ
MC メモリセル
HIT ヒット信号
HOLD カウント停止信号
MULTI 多重リフレッシュ信号
S1〜S3 タイミング信号
LA プリチャージ配線
LB 引き抜き配線

Claims (14)

  1. 複数のワード線と、前記各ワード線にそれぞれ接続された複数のメモリセルとを有し、前記複数のワード線を順次活性化することによって前記複数のメモリセルをリフレッシュする半導体記憶装置であって、
    活性化すべきワード線のアドレスを出力する第1の手段と、
    少なくとも、欠陥のあるメモリセルに対応するワード線に関連づけられた所定のワード線のアドレスを前記第1の手段が出力したことに応答して、前記欠陥のあるメモリセルに対応するワード線及び前記関連づけられた所定のワード線を1リフレッシュサイクル内で同時若しくは連続的に活性化する多重リフレッシュを行うための第2の手段と、
    前記多重リフレッシュの出現パターンを制限する第3の手段とを備えていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1の手段は、外部より供給されるリフレッシュコマンドに応答してインクリメント又はデクリメントされるリフレッシュカウンタを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第2の手段は、前記第1の手段が前記欠陥のあるメモリセルに対応するワード線のアドレスを出力した場合にも、前記多重リフレッシュを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第2の手段は、前記欠陥のあるメモリセルに対応するワード線のアドレスの少なくとも一部のビットを記憶するROM回路を含んでいることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ROM回路は、前記第1の手段が出力するアドレスの少なくとも最下位ビットを含む一部のビットのみを記憶することを特徴とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第3の手段は、前記多重リフレッシュの出現パターンがあらかじめ定められた多重リフレッシュ禁止パターンと一致した場合、次のリフレッシュサイクルにおける多重リフレッシュを禁止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第3の手段は、前記多重リフレッシュが一定期間、或いは、一定回数行われない場合、次のリフレッシュサイクルにおける多重リフレッシュを許可することを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第3の手段は、リード動作又はライト動作が行われた場合、次のリフレッシュサイクルにおける多重リフレッシュを許可することを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体記憶装置。
  9. 複数のワード線と、前記各ワード線にそれぞれ接続された複数のメモリセルとを有し、前記複数のワード線を順次活性化することによって前記複数のメモリセルをリフレッシュする半導体記憶装置であって、
    通常状態においては、第1のアドレスに対するリフレッシュが指示されたことに応答して、前記第1のアドレス及びこれに対応する第2のアドレスを同一リフレッシュサイクル内でリフレッシュし、
    禁止状態においては、前記第1のアドレスに対するリフレッシュが指示されたことに応答して、前記第1及び第2のアドレスをそれぞれ別個のリフレッシュサイクルにてリフレッシュすることを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 前記第1及び第2のアドレスを同一リフレッシュサイクル内でリフレッシュする多重リフレッシュの出現パターンが、あらかじめ定められた多重リフレッシュ禁止パターンと一致した場合、前記通常状態から前記禁止状態へ遷移することを特徴とする請求項9に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記多重リフレッシュが一定期間、或いは、一定回数行われない場合、前記禁止状態から前記通常状態へ遷移することを特徴とする請求項10に記載の半導体記憶装置。
  12. リード動作又はライト動作が行われた場合、前記禁止状態から前記通常状態へ遷移することを特徴とする請求項10又は11に記載の半導体記憶装置。
  13. リフレッシュ信号に応答してインクリメント又はデクリメントされるリフレッシュカウンタと、前記リフレッシュカウンタのカウント値と記憶した複数のアドレスとの一致を検出するROM回路群と、前記ROM回路群による一致の検出パターンが所定のパターンに該当したことに応答して、前記リフレッシュカウンタのインクリメント又はデクリメントを禁止する手段とを備えていることを特徴とする半導体記憶装置。
  14. 前記手段は、前記ROM回路群による一致の検出パターンが前記所定のパターンに該当したことに応答して、前記リフレッシュカウンタのカウント値の一部のビットを反転させることを特徴とする請求項13に記載の半導体記憶装置。
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