JP3078012B2 - 泡噴出ポンプ容器 - Google Patents

泡噴出ポンプ容器

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JP3078012B2
JP3078012B2 JP02515082A JP51508290A JP3078012B2 JP 3078012 B2 JP3078012 B2 JP 3078012B2 JP 02515082 A JP02515082 A JP 02515082A JP 51508290 A JP51508290 A JP 51508290A JP 3078012 B2 JP3078012 B2 JP 3078012B2
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liquid
air
cylinder
piston
container
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JP02515082A
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庄治 植平
孝 宮城
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1059Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position
    • B05B11/106Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position in a retracted position, e.g. in an end-of-dispensing-stroke position

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、洗剤やハンドソープやシヤンプー等の発泡
性の液体を、空気と混合させて発泡させた後に、均一な
泡を小出しに噴出する泡噴出ポンプ容器に関する。
背景技術 従来の泡噴出ポンプ容器は、炭酸ガス、フロンガス等
の高圧ガスを容器内に発泡性の液体とともに容器内に収
容しておき、噴射時に泡を発生させる形式に基づいたも
のが広く実用化されている。しかしながら、近年の地球
環境保護運動の高揚により、このような高圧ガスの使用
を全面禁止することで、特に地球の大気圏を保護する動
向があることも事実である。そこで、このような高圧ガ
スを使用しない泡噴出ポンプ容器の要請が高まりつつあ
る。
実用新案登録第1529456号(実公昭58−23415)は高圧
ガスを使用しない泡噴出ポンプ容器の好例である。本提
案の構成を整理すると、液体を収容した容器の開口部に
設けられる空気用シリンダと液体用シリンダとを同心円
状に設けた二重シリンダと、液体用シリンダの底部と容
器の底部とを連通する吸液管と、空気用シリンダと液体
用シリンダ内を上下移動する空気用ピストンと液用ピス
トンとを一体的に設けたピストン体と、ピストン体の上
端に設けられる泡噴出用の穴部を有するノズル体と、穴
部と空気用ピストンとを連通させる空気流路と、液用ピ
ストンと穴部とを連通させる液流路と、液流路の途中に
配設される第1逆止弁と、液体用シリンダ内に配設され
る第2逆止弁と、ピストン体を二重シリンダに対する上
死点側に付勢する付勢バネと、二重シリンダを容器に対
して固定させかつ空気用シリンダを形成してピストン体
を挿通案内する蓋体と、穴部内の空気流路と液流路の合
流点において外気の導入と泡の生成と排出の機能を有す
るスポンジ等の通気性介在物すなわち多孔体を配設して
なる構成である。
以上の構成により、ピストン体を上下移動させること
により、液体用シリンダから送られてきた液体と空気用
シリンダから送られてきた空気の混合を通気性介在物中
において行なわせることで、泡を発生させてからノズル
体の穴部を介して泡を外部に噴出させるようにしてい
る。
しかしながら、本提案の上述の通気性介在物は、外気
を空気用シリンダ内に導入させる機能と、泡を生成およ
び排出させる2つの機能とを備えている結果、外気導入
時の流体抵抗が大きくなりピストン体の上下運動が円滑
にできなくなる第1の問題点と、通気性介在物内に残つ
た泡の液体成分が通気性介在物内で乾燥固化することに
起因する目詰まりが発生する第2の問題点があつた。
次に、実用新案登録第1467526号(実公昭57−20285)
は、上記の実用新案登録第1529456号と同様の出願人に
なる高圧ガスを使用しない泡噴出ポンプ容器の提案であ
る。この第2の提案によれば、上記の実用新案登録第15
29456号の構成において、さらに二重シリンダの空気用
シリンダの底部中心部位から液体用シリンダを立設さ
せ、容器内の液体と容器外の外気とを連通させて容器内
が負圧になることを防止させる作動弁を有した外気導入
穴を、空気用シリンダに設け、かつ空気用シリンダ内を
摺動する空気用ピストンのスカート部を薄肉に形成する
構成である。
しかしながら、第2の提案でも空気用シリンダ内に外
気を導入するための手段が明記されておらず、かりに上
記提案と同じ構成であるならば同様の問題点を有してい
る。すなわち、仮に、空気用シリンダ内を摺動する空気
用ピストンのスカート部を薄肉に形成することで、空気
用シリンダ内が負圧時においてスカート部を内側に変形
させて外気を空気用シリンダに導入させるように構成す
る場合には、空気用シリンダと空気用ピストンの摺り合
わせ精度を十分に確保しなければならない。
また、仮にこの精度が確保されたとしても、ピストン
を下方へ移動させる際に、ピストンの僅かな傾きが生じ
ると十分な空気の送り込みができなくなる結果、通気性
介在物へ送り込む空気量が変化してしまう結果、液体と
の混合比を一定にできなくなる問題点があつた。
発明の開示 本発明は、これら上述の各問題点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、手動で押圧操作
されるポンプにより泡を噴出する泡噴出ポンプ容器にお
いて、泡発生のための外気導入時の抵抗を小さくしてピ
ストン体の上下運動を円滑し、泡発生のための多孔体内
に残つた泡の液体成分の乾燥固化による多孔体の目詰ま
り発生がなく、かつ、空気用シリンダ内への導入空気量
を常に一定にできて液体との混合比を一定にすることが
できる泡噴出ポンプ容器を提供することにある。
また、泡噴出ポンプ容器の搬送または保管時等におい
て、ノズル体を蓋体に対して螺合させて密閉状態にする
ことができる泡噴出ポンプ容器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の泡噴出ポンプ容器
は、発泡性の液体を収容した容器の開口部の内側に設け
られる空気ポンプのための空気用シリンダと液体ポンプ
のための液用シリンダとを同心円状に設けてなる二重シ
リンダと、前記液用シリンダの底部と前記容器の底部と
を連通する吸液管と、前記空気用シリンダ内と前記液用
シリンダ内とをそれぞれ摺動しながら上下移動する空気
用ピストンと液用ピストンとを同心円状に設けてなるピ
ストン体と、前記ピストン体の上端に設けられる泡噴出
用の穴部を有するノズル体と、前記穴部と前記空気用シ
リンダ内とを連通させる空気流路と、前記穴部と前記液
用シリンダ内とを連通させる液流路と、該液流路の途中
に配設させる第1逆止弁と、前記穴部に配設される多孔
体と、該多孔体の配設個所の手前側に設けられ、該液流
路と該空気流路とが合流するようになつており、両流路
からの液体と空気とを混合して発泡させる混合室と、前
記液用シリンダ内に配設される第2逆止弁と、前記ピス
トン体を前記二重シリンダに対する上死点側に付勢する
付勢バネと、前記容器内の液体と容器外の外気とを連通
させて容器内が負圧になることを防止するために前記空
気用シリンダに形成されている外気導入穴と、前記二重
シリンダを前記容器に対して固定させかつ前記ピストン
を挿通し案内する蓋体とを具備してなる泡噴出ポンプ容
器において、前記空気用シリンダの上端部内面が、前記
空気用ピストンの摺動部が摺動する前記空気用シリンダ
の内面部分の直径よりも大径であるとともに、前記空気
用シリンダ内面の、前記空気用ピストンが摺動する部分
の上方部分に、上方に行くに従つて大径となる部分を設
け、さらに前記液用シリンダの上端部内面が、前記液用
ピストンの摺動部が摺動する前記液用シリンダの内面部
分よりも大径であるとともに、前記液用シリンダ内面
の、前記液用ピストンが摺動する部分の上方部分に、上
方に行くに従つて大径となる部分を設け、前記空気用ピ
ストンの摺動部と前記液用ピストンの摺動部とに高低差
を設けて前記上下移動させるように前記液用シリンダを
前記空気用シリンダの底面より下方に延設し、前記多孔
体を、厚さが0.01乃至2.0mmの多孔シート状体で形成
し、かつ、前記空気用シリンダと前記空気ピストンとで
形成される空気室内への外気導入を前記空気ピストンの
外周面と前記蓋体の挿通の間隙を介して行なうために第
3逆止弁を前記空気ピストンに設けた構成である。
また、上記目的を達成するために本発明の泡噴出ポン
プ容器は、発泡性の液体を収容した容器の開口部の内側
に設けられる空気用ポンプのための空気用シリンダと液
体ポンプのための液体用シリンダとを同心円状に設けて
なる二重シリンダと、前記液用シリンダの底部と前記容
器の底部とを連通する吸液管と、前記空気用シリンダ内
と前記液体用シリンダ内とをそれぞれ摺動しながら上下
移動する空気用ピストンと液用ピストンとを同心円状に
設けてなるピストン体と、前記ピストン体の上端に設け
られる泡噴出用の穴部を有するノズル体と、前記穴部と
前記空気用シリンダ内とを連通させる空気流路と、前記
穴部と前記液用シリンダ内とを連通させる液流路と、該
液流路の途中に配設される第1逆止弁と、前記穴部に配
設される多孔体と、該多孔体の配設個所の手前側に設け
られ、該液流路と該空気流路とが合流するようになつて
おり、両流路からの液体と空気とを混合して発泡させる
混合室と、前記液体用シリンダ内に配設される第2逆止
弁と、前記ピストン体を前記二重シリンダに対する上死
点側に付勢する付勢バネと、前記容器内の液体と容器外
の外気とを連通させて容器内が負圧になることを防止す
るために前記空気用シリンダに形成される外気導入穴
と、前記二重シリンダを前記容器に対して固定させかつ
前記ピストンを挿通し案内する蓋体とを具備してなる泡
噴出ポンプ容器において、前記空気用シリンダの上端部
内面が、前記空気用ピストンの摺動部が摺動する前記空
気用シリンダの内面部分の直径よりも大径であるととも
に、前記空気用シリンダ内面の、前記空気用ピストンが
摺動する部分の上方部分に、上方に行くに従つて大径と
なる部分を設け、さらに前記液用シリンダの上端部内面
が、前記液用ピストンの摺動部が摺動する前記液用シリ
ンダの内面部分よりも大径であるとともに、前記液用シ
リンダ内面の、前記液用ピストンが摺動する部分の上方
部分に、上方に行くに従つて大径となる部分を設け、前
記空気用ピストンの摺動部と前記液用ピストンの摺動部
とに高低差を設けて前記上下移動させるように前記液用
ピストンを前記空気用シリンダの底面より下方に延設
し、前記多孔体を、厚さが0.01乃至2.0mmの多孔シート
状体で形成し、前記空気用シリンダと前記空気用シリン
ダとで形成される空気室内への外気導入を前記空気用ピ
ストンの外周面と前記蓋体の挿通の間隙を介して行なう
ために第3逆止弁を前記空気用ピストンに設けてなり、
前記ノズル体にネジ部を形成するとともに、前記蓋体に
もネジ部を形成し、前記付勢バネに抗して前記ノズル体
と前記蓋体の両ネジ部が螺合状態を保持できるようにし
た構成である。
図面の簡単な説明 第1図は泡噴出ポンプ容器の第1実施例の上部分を示
す縦断面図、 第2図は泡噴出ポンプ容器の第1実施例の下部分を示
す縦断面図、 第3図は上述した泡噴出ポンプ容器を長期保管または
搬送時の状態にした様子を表した縦断面図、 第4図は第1ボールとコイルバネの一体成型品の外観
図、 第5図は泡噴出ポンプ容器の第2実施例を示す縦断面
図である。
発明を実施するための最良の形態 以下に、本発明の泡噴出ポンプ容器の第1実施例を上
下半分に別けて図面参照の上で説明する。第1図は泡噴
出ポンプ容器の上部分を示す縦断面図であり、また第2
図は泡噴出ポンプ容器の下部分を示す縦断面図である。
先ず、第1図において、樹脂等を使用して例えばブロ
ー成型される円筒形状の容器1内には、界面活性剤等が
混入されて空気との混合により発泡する性質が付与され
た発泡性の液体Aが最大液面高さの液面Wまで収納され
ている。この容器1の上部開口部の外周縁部には雄ネジ
部の開口ネジ部1aが一体形成されており、この開口ネジ
部1aに対して大蓋体15の雌ネジ部である内ネジ部15aを
螺合した状態を保持することによつて、容器の気密状態
を保つ一方、以後説明するポンプ組み立て体を完成状態
で容器1に対して固定できるようにしている。
次に、ポンプ組み立て体の構成について説明する。ポ
ンプのシリンダ部分は、例えばポリプロピレン樹脂等の
樹脂から一体成形されるとともに、図示のように同心円
形状に大小2個の空気用シリンダ部3cと液用シリンダ部
3dを形成した二重シリンダ3として形成されている。こ
の二重シリンダ3は上方に開口しており、この開口縁部
には小蓋体14に対して圧入後に係止される係止部位を有
した嵌合環部3aと、容器1に対して固定される部位とな
るフランジ部3bが夫々円環状に形成されている。したが
つて、図示の組み立て状態にするためには二重シリンダ
3内に、後述する各部品を組み付けた後に、予め上述の
大蓋体15を二重シリンダ3のフランジ部3bに対して挿入
して、最後に着色したポリプロピレン樹脂等から射出成
形される小蓋体14の外壁係止部14cと内壁部14bの間に嵌
合環部3aを圧入係止させて一体的にして、大蓋体15がポ
ンプ組み立て体から脱落しないようにする。
次に、二重シリンダ3は図示のように、嵌合環部3a、
フランジ部3bに続き、容器1の開口ネジ部1aの内径より
もやや小さい外直径を有しており、略円筒形状を有する
空気用シリンダ部3cと、空気用シリンダ部3cの底部3eの
中央部分で空気用シリンダ部3cと連結しており、全体と
して略空気用シリンダ部3cと同心円の円筒形状で、空気
用シリンダ部3cよりも小径の液用シリンダ部3dとを備え
ている。
更に詳細に述べると、空気用シリンダ部3cは嵌合環部
3aよりも内径が小さい案内筒部3c1と、案内筒部3c1とテ
ーパ部で連結されており案内筒部3c1よりも内径が小さ
いシリンダ部3c2とからなる筒部と、シリンダ部3c2の下
端から直径方向内方に延び、中央部分が上方に反転して
いる底部3eとから成る。一方、液用シリンダ部3dは、空
気用シリンダ部3cの底部3eの反転している部分の上端で
あつて、後述するシール突起部3fが形成されている部分
と連結し、その連結部分から下方に延びており、下端付
近でその直径が小さくなつている。
尚、嵌合環部3aと案内筒部3c1とシリンダ部3c2のそれ
ぞれの内径と、後述する空気用ピストン10の摺動シール
部10jの外直径との寸法関係は、嵌合環部3aの内径が摺
動シール部10jの外直径よりも大きく、案内筒部3c1の内
径が摺動シール部10jの外直径と略等しくされ、シリン
ダ部3c2の内径が摺動シール部10jの外直径よりも僅かに
小さくなつている。また、内径の異なる内面部同士の間
はテーパ部で連結されている。以上の構成により、空気
用ピストン10と液用ピストン12とを予め組み立てたもの
を各シリンダ内に挿入する際に、空気用ピストン10の摺
動シール部10jを、嵌合環部3a、フランジ部3b、案内筒
部3c1、シリンダ部3c2の順に降下させるだけで、必然的
に液用シリンダ部3dと液用ピストン12との芯合わせがで
きるので、挿入作業が容易である。しかも、この作業中
に各ピストンの摺動部を傷付ける虞れがない。
また、液体と気体との混合比率は空気用シリンダ部3c
と液用シリンダ部3dとの容積比により略決定されるが、
泡を発生させるためには空気量が、液体量よりも十分に
多いことが必要である。一方、二重シリンダ3の全体の
長さをあまり大きくすると、それに見あうだけ容器1の
高さを大きくしなければならなくなるので、上述のよう
に空気用シリンダ部3cの底部3eの中央部分を上方へ反転
させ、その上端部分と液用シリンダ部3dの上端部とを連
結する構成としている。
さらにまた、液用シリンダ部3dを空気用シリンダ部3c
の底部3eから垂設する一方、空気用ピストン10の摺動シ
ール部10jと後述する液用ピストン12の摺動シール部13c
とに高低差ををつけたので、摺動自在のピストンが少な
くとも上下の2か所で支持されることになり、それだけ
ピストンの傾きやグラツキの防止に効果がある。
一方、この液用シリンダ部3dの空気用シリンダ部3cに
対する連結部の裏側には円環状のシール突起部3fが空気
用シリンダ部3c内において上向きに突出されて形成され
ており、搬送や保管時等にはこのシール突起部3fに対し
て後述する空気用ピストンが嵌合する状態にされて密閉
状態に保持できるようにしている。さらに、シール突起
部3fから内方の内周面は図示のようにすり鉢状に形成さ
れてから液用シリンダ部3dの内周面に移行するように連
続形成されており、後述の摺動シール体13を液用シリン
ダ部3d中に容易に引つ掛かることなく挿入し組み立てる
ことができる配慮がされている。
一方、空気用シリンダ部3cの案内筒部3c1には外気を
上述の小蓋体14の内ネジ部14aを介して容器1内に導入
させるための外気導入穴部3gが穿設されており、(第1
図の右側参照)発泡性液体Aが消費された体積分に相当
する外気をこの外気導入穴部3gを介して容器1内に導入
することで、容器1内が負圧になることを防止してい
る。また、二重シリンダ3のフランジ部3bと容器1の開
口端部1bの間には密閉状態を保持する軟質樹脂からなる
円環状のシール体2が介在されている。このシール体2
は空気用シリンダ部3cの案内筒部3c1の上部外周面に嵌
り込む円環部2cと、大蓋体15の容器1に対するネジ閉め
によりシール部2aがパツキンの役割をして密閉状態を確
保するものであるが、このシール体2の一部には外気導
入穴部3gを塞ぐ弁体(作動弁)の役割をする肉薄の舌部
2bが空気用シリンダ3に対する付勢力を得る形状に形成
されており、この舌部2bが上述した外気導入時のみ弾性
変形して開き、それ以外の時には、常に外気導入穴部3g
を塞いで、容器の搬送または保管時に、この外気導入穴
部3gから液体Aが空気用シリンダ3c内に漏洩することを
防止するようにしている。
引き続き、第2図を参照して、容器1は周知のように
底部1cが一部深く形成されて容器の座りを良くして強度
を高める一方、発泡性液体Aを消費して液面Wが図示の
ように下がつても最後まで中空の吸液管4を介して吸液
できるようにしている。一方、二重シリンダ3の液用シ
リンダ3dは下方に延びて形成されており、直径を細くし
た下部穴部3iで終つている。この下部穴部3iには吸液管
4の上端4aが圧入されている。下部穴部3iと液用シリン
ダ3dの間の段差部位の内側にはボール台座3jが形成され
ておりステンレスボール等からなり耐腐食性に優れる第
2ボール8が実線と破線図示の位置に移動自在にセツト
されている。この液用シリンダ3d内には、さらに栓体5
が図示のようにボール台座3jに対して蓋をする状態で設
けられており、第2ボール8を破線図示の位置に位置規
制させるとともに、後述の噴射ノズル体の押圧力に対す
る反発力を与えるコイルスプリング6の受部となる円環
状の台座部5cを設けている。この栓体5の頭部には、栓
部5aが形成されており、この栓部5aがピストンを形成す
る摺動シール体13の導液穴部13bに嵌合することで搬送
や保管時等における液体Aの漏洩防止を図るようにして
いる。この栓部5aと台座部5cの間には開口部5bが形成さ
れており、第2ボール8が破線図示の位置に移動した際
に開口部5bを介して液体Aを液用シリンダ部3d内に導入
させる。
再度、第1図において、ポンプ組み立て体のピストン
に相当する部分は、上述の二重シリンダ3の空気用シリ
ンダ部3cと液用シリンダ部3d内において上下方向に一体
的に摺動される構成である。このために、空気用ピスト
ン10は空気用シリンダ部3cの内壁面(具体的にはシリン
ダ部3c2の内壁面)を密閉状態で上下方向に摺動する際
に十分に気密を確保できるようにした上下1組の摺動シ
ール部10jと、空気室部10iを設けた帽子状体で構成され
ており、空気室部10iの中心部位から上方に向けて中空
状のロツド部10aがさらに一体形成されている。また、
図から明かなように、空気用ピストン10の摺動シール部
10jは空気用シリンダ部3cの内壁面と上下2か所で接触
するので、たとえ使用者が空気用ピストン10を斜めに押
圧しても密閉状態を確保できる。その結果、常に空気と
液体の混合比率を一定にできる。
一方、空気用ピストン10には液用ピストン12が圧入さ
れて一体的に固定され一体的に移動可能にされている。
この液用ピストン12は内部に液体を導くために図示のよ
うな筒状体からなり、上部に第1ボール7を保持するボ
ール台座12bを有するとともに、導液部12aに連通する開
口部12cを設けている。
この第1ボール7は小コイルスプリング20の作用によ
り常時は実線図示の位置に位置されるが、後述の使用動
作時には導液部12aに導入された液体Aの圧力により第
1ボールが押されるので小コイルスプリング20が圧縮さ
れ、第1ボール7が破線図示の位置に移動して、開口部
12cと混合室11とが連通する結果、液体が混合室11内に
送り込まれる。ここで、この第1ボール7は自重のみで
ボール台座12b上に位置させることも可能であるが、小
コイルスプリング20を設けることで容器1の転倒時にお
いて液漏れを防止できるようにしている。また、この第
1ボール7は第4図の第1ボールとコイルバネの一体成
型品の外観図に示すように小コイルスプリング20と一体
成型することもできる。
一方、この液用ピストン12の下端には液用シリンダ3d
内を上下方向に気密状態を保持して摺動される摺動シー
ル部13cを有した摺動体13の圧入部13aが図示のように圧
入されている。この摺動体13には上述の栓体5の栓部5a
に嵌り込んで気密状態を保持するとともに、液体を導入
させる流路となる導液穴部13bが設けられている。さら
に、この摺動シール部13cの下側には上述のコイルスプ
リング6の上端が当接されており、空気用ピストン10と
液用ピストン12の一体物を図示の位置に移動するように
付勢できるようにしている。
次に、空気用ピストン10のロツド部10aの端部10eに対
しては噴出ノズル体17が圧入されて一体的に固着され
る。このために噴出ノズル体17には凹部を有した圧入穴
部17fが形成されておりロツド部10aの凸部が嵌つて固定
できるようにしている。このロツド部10a上端には液体
と空気を混合させて泡を生成させる混合室11が上述の小
コイルスプリング20の収容室も兼ねて形成されている。
この混合室11の中心上部位には空気と液体を混合して生
成させた泡を後述の網体へ噴出させる開口穴部10cが設
けられているが、この開口穴部10cの回りには小コイル
スプリング20を中央部に配設させるためのリブ10dが放
射状に形成されている。このリブ10dのさらに下方には
空気用ピストン10の空気室部10i内の空気を案内させる
複数の空気通路部10fが放射状に形成されている。空気
通路部10fの下方開放部位の近傍には上述の二重シリン
ダ体3のシール突起部3fに嵌るシール部10hが形成され
ており、嵌合されてシール状態にできるようにしてい
る。
次に、空気用ピストン10の上部壁には外気を導入させ
る際に作用する外気導入用の逆止弁が一体的に設けられ
ている。この逆止弁は、第3ボール9を実線と破線図示
の位置に移動自在に内蔵した逆止弁部10kと、逆止弁部1
0kの上部において開口しており第3ボール9が上方に移
動した場合に塞がれる開口部10Lと、第3ボール9を実
線図示の位置で保持して開口部10Lを介して外気を導入
できるようにするストツパー部10mとから構成されてい
る。
一方、空気用ピストン10のロツド部10aはその外周面
と小蓋体14の開口部14d内周面との間で間隙を保つて案
内されており、第3ボール9からなる逆止弁への外気の
導入はこの間隙を介して行なうようにしている。
次に、上述の噴出ノズル体17の圧入穴部17f中にはポ
リエステル繊維を使用した200メツシユ/インチ程度の
網であつて厚さが0.06ミリメートルの網体18がスペーサ
19の上下に2枚介在されてから噴出ノズル体17が圧入さ
れている。この網体18の番手により泡の直径が決定され
るとともに網体18を通過させることで混合室部10b内で
はランダムな直径であつた泡を、細かい均一な泡にさせ
て噴出ノズル体17の穴部17bとノズル穴部17aを通して外
部に噴出することができる。この網体18は1枚でも良
い。尚、網体18としては、他にはナイロン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、カーボンの繊維や、ステンレスス
チール線を使用しても良く、20乃至400メツシユ/イン
チで厚さが0.01乃至2ミリメートルの網が良い。好まし
くは、50乃至300メツシユ/インチで厚さが0.03乃至0.5
ミリメートルの網が良い。
また、網体18に替えて0.03乃至0.5ミリメートルの大
きさの小孔を多数設けた厚さが0.01乃至2ミリメートル
の円盤シート状体をポリエチレン、ポリプロピレン等の
熱可塑生樹脂で射出成型したものや、同様の小孔と厚さ
の燒結成型体もしくは金属板のエツチングしたものを用
いても良い。
一方、噴出ノズル体17の圧入穴部17fの外側には雄ネ
ジ部の外ネジ部17dが形成されており、この外ネジ部17d
が小蓋体14の雌ネジ部である内ネジ部14aに対して螺合
させることができるようにして長期保管または搬送時に
おける密閉状態の確保ができるように配慮されている。
このために内ネジ部14aの下方に形成されている開口部1
4dの内直径と外ネジ部17dの下方に形成されている外周
部17eの外直径との寸法関係は外周部17eの外直径を僅か
に大きくしてあり、上述の外ネジ部17dが小蓋体14の雌
ネジ部である内ネジ部14aに対して螺合された場合に、
開口部14d内に外周部17eが嵌め込まれ、空気用シリンダ
の上部空気を気密保持できるようにしている。
次に、上述の構成の作用について順次説明する。第3
図は上述した泡噴出ポンプ容器を長期保管または搬送時
の状態にした様子を表した縦断面図である。
本図において、容器内には液体が液面Wまで収容され
ており、この液体が搬送時や店内における展示時等の未
使用時において内容液が液漏れしないよう各部品間の接
触部分を加圧接触させて密閉状態を確保している。この
状態にするために、ノズル体17をコイルスプリング6の
付勢力に抗して小蓋体14に押圧し、内ネジ部14aに対し
て外ネジ部17dを螺合させるように回動させる。
この結果、栓体5の栓部5aが液用ピストン12に固定さ
れている摺動体13の導液穴部13bに嵌つた状態の第1シ
ール部S1と、二重シリンダ3のシール突起部3fが空気用
ピストン10のシール部10hに嵌る第5シール部S5と、噴
出ノズル体17の外周部17eが小蓋体14の開口部14dに嵌る
第4シール部S4が夫々形成される。
一方、大蓋体15を容器1に対してシール体2を介して
螺合して第2シール部S2が形成されるが、このシール体
2には肉薄の舌部2bが一体形成されており、この舌部2b
により外気導入穴部3gを塞ぐ第3シール部S3を形成して
いる。以上の第1から第5シール部により、密閉状態が
確保されているので容器の搬送や保管時に内容液の液漏
れが起きない。
次に、上述のように構成された泡噴出ポンプ容器で泡
を噴出させる手順について第1、第2図を参照して述べ
ると、先ず、第3図の長期保存状態を解除して、液用ピ
ストン12の導液部12a内に液体Aが導入されていない状
態において、噴出ノズル体17を下方へ押すと、空気用シ
リンダと液用シリンダの内圧の上昇により第1ボール7
と第3ボール9は破線図示の位置に夫々上昇されて、第
2ボール8のみが実線図示の位置に留まる。
その後、噴出ノズル体17から手を放つと、コイルスプ
リング6の復元力により空気用ピストン10と液用ピスト
ン12の一体物が上昇する。この時に液用シリンダ3d内は
負圧になり第1ボール7からなる第1逆止弁が閉塞され
てから、液用シリンダ3d内が更に負圧化されて第2ボー
ル8からなる第2逆止弁が開口し液体Aが液用シリンダ
内に吸い上げられる。これと同時に空気室部10i内も負
圧になり、第9ボールからなる第3逆止弁が開くので、
外気がロツド部10aと小蓋体14の開口部14dの間の隙間を
通つて抵抗なく空気室部10i内に送り込まれて泡噴出の
準備をする。
そして、再びピストン体を下降させると、空気用シリ
ンダの空気室部10i内に導入された外気が加圧されて第
3逆止弁を閉塞する。この結果、空気室部10i内で行き
場を失つた空気は加圧されて空気流路部10fを通つて上
昇して混合室11へ送り込まれる。これと同時に、液用シ
リンダ3d内の液体Aも加圧され液導液部12aを通つて上
昇して第1ボールからなる第1逆止弁をコイルスプリン
グ20に抗して開いて、混合室11へ送り込まれる。
以上の結果、液体Aと空気とが混合室11内で混合して
発泡してランダムな直径の泡を発生させる。その後に、
これらの泡は更に網体18を通つて均質な泡となつて噴出
ノズル17から外部に噴出される。
この時、容器内部は液体Aの消費分の減少により負圧
化しているので、シール体2の舌部2bが外方に弾性変形
して外気導入穴部3gを開口し外気が外気導入穴部3gから
容器内の上部空間に吸入されて容器内の負圧状態を解消
させる。その後、舌部2bは外気導入穴部3gを塞ぐ。その
後、更にピストン体の上下動を行なうことで、気液の混
合比が常に一定であり安定した泡が噴出される。続い
て、第5図は泡噴出ポンプ容器の第2実施例を示す縦断
面図であり、基本構成は第1実施例の泡噴出ポンプ容器
と略同様であるので相違部分について述べる。本図にお
いて、蓋体140は噴出ノズル体170を案内する案内穴と、
容器100に対してネジ止めする両方の機能を有してい
る。また、コイルスプリング60は液用シリンダ30d内で
はなく空気用シリンダ30c内に設けられている。さら
に、上述の外気導入穴部30gは空気用ピストンの摺動シ
ール部10jによりシールされている。そして、液用シリ
ンダ30dの底部には第2ボール8を内蔵後に保持し、吸
液管4を圧入保持する圧入部品31が設けられている。以
上構成の第2実施例によつてもピストン体の上下動を行
なうことで、気液の混合比が常に一定であり安定した泡
が噴出できる。
以上説明してきたように、本発明の泡噴出ポンプ容器
によれば、外気導入時の抵抗を小さくしてピストン体の
上下運動を円滑にでき、薄いシート状の多孔体内に残つ
た泡の液体成分の乾燥固化による多孔体の目詰まりの発
生がなく、かつ、空気用シリンダ内への導入空気量を常
に一定にできて液体との混合比を一定にすることができ
る泡噴出ポンプ容器を提供することができる。
また、泡噴出ポンプ容器の未使用時等において、ノズ
ル体を蓋体に対して螺合させて密閉状態にすることがで
きる泡噴出ポンプ容器を提供することができる。
また、容器外部から空気用シリンダ内に空気を取り入
れる構成としたので、容器の上部に無駄なスペースを確
保する必要がなく、シリンダ上部の外気導入穴の付近ま
で液体を収納することができる。
そして、以上説明のように泡は混合室11内において発
生させてから、シート状体の多孔体18により均一にして
いるので、万が一多孔体18において泡噴射後に目詰まり
が予期しない要因で発生した場合にも、シート状体の多
孔体18が薄いことに加えて、次回噴射時に泡を形成して
いる液で目詰まり部分を溶かすので目詰まりが解消され
る。しかも、外気導入は間隙を介して行なうので、ピス
トンの上下動には一切影響がない。
ここで、泡は混合室11内においてランダム状態で発生
されることはシート状体の多孔体18を取り除く構成にお
いて実験済みである。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があつても本発
明に含まれる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−232155(JP,A) 実開 昭62−101747(JP,U) 実開 昭62−177653(JP,U) 実開 昭62−60555(JP,U) 実開 平1−156759(JP,U) 欧州特許出願公開196737(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 47/06,47/34,83/00 B05B 1/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡性の液体を収容した容器の開口部の内
    側に設けられる空気ポンプのための空気用シリンダと液
    体ポンプのための液用シリンダとを同心円状に設けてな
    る二重シリンダと、前記液用シリンダの底部と前記容器
    の底部とを連通する吸液管と、前記空気用シリンダ内と
    前記液用シリンダ内とをそれぞれ摺動しながら上下移動
    する空気用ピストンと液用ピストンとを同心円状に設け
    てなるピストン体と、前記ピストン体の上端に設けられ
    る泡噴出用の穴部を有するノズル体と、前記穴部と前記
    空気用シリンダ内とを連通させる空気流路と、前記穴部
    と前記液用シリンダ内とを連通させる液流路と、該液流
    路の途中に配設される第1逆止弁と、前記穴部に配設さ
    れる多孔体と、該多孔体の配設個所の手前側に設けら
    れ、該液流路と該空気流路とが合流するようになつてお
    り、両流路からの液体と空気とを混合して発泡させる混
    合室と、前記液用シリンダ内に配設される第2逆止弁
    と、前記ピストン体を前記二重シリンダに対する上死点
    側に付勢する付勢バネと、前記容器内の液体と容器外の
    外気とを連通させて容器内が負圧になることを防止する
    ために前記空気用シリンダに形成されている外気導入穴
    と、前記二重シリンダを前記容器に対して固定させかつ
    前記ピストンを挿通し案内する蓋体とを具備してなる泡
    噴出ポンプ容器において、 前記空気用シリンダの上端部内面が、前記空気用ピスト
    ンの摺動部が摺動する前記空気用シリンダの内面部分の
    直径よりも大径であるとともに、前記空気用シリンダ内
    面の、前記空気用ピストンが摺動する部分の上方部分
    に、上方に行くに従つて大径となる部分を設け、さらに
    前記液用シリンダの上端部内面が、前記液用ピストンの
    摺動部が摺動する前記液用シリンダの内面部分よりも大
    径であるとともに、前記液用シリンダ内面の、前記液用
    ピストンが摺動する部分の上方部分に、上方に行くに従
    つて大径となる部分を設け、 前記空気用ピストンの摺動部と前記液用ピストンの摺動
    部とに高低差を設けて前記上下移動させるように前記液
    用シリンダを前記空気用シリンダの底面より下方に延設
    し、 前記多孔体を、厚さが0.01乃至2.0mmの多孔シート状体
    で形成し、 かつ、前記空気用シリンダと前記空気ピストンとで形成
    される空気室内への外気導入を前記空気ピストンの外周
    面と前記蓋体の挿通の間隙を介して行なうために第3逆
    止弁を前記空気ピストンに設けてなることを特徴とする
    泡噴出ポンプ容器。
  2. 【請求項2】発泡性の液体を収容した容器の開口部の内
    側に設けられる空気用ポンプのための空気用シリンダと
    液体ポンプのための液体用シリンダとを同心円状に設け
    てなる二重シリンダと、前記液用シリンダの底部と前記
    容器の底部とを連通する吸液管と、前記空気用シリンダ
    内と前記液体用シリンダ内とをそれぞれ摺動しながら上
    下移動する空気用ピストンと液用ピストンとを同心円状
    に設けてなるピストン体と、前記ピストン体の上端に設
    けられる泡噴出用の穴部を有するノズル体と、前記穴部
    と前記空気用シリンダ内とを連通させる空気流路と、前
    記穴部と前記液用シリンダ内とを連通させる液流路と、
    該液流路の途中に配設される第1逆止弁と、前記穴部に
    配設される多孔体と、該多孔体の配設個所の手前側に設
    けられ、該液流路と該空気流路とが合流するようになつ
    ており、両流路からの液体と空気とを混合して発泡させ
    る混合室と、前記液体用シリンダ内に配設される第2逆
    止弁と、前記ピストン体を前記二重シリンダに対する上
    死点側に付勢する付勢バネと、前記容器内の液体と容器
    外の外気とを連通させて容器内が負圧になることを防止
    するために前記空気用シリンダに形成される外気導入穴
    と、前記二重シリンダを前記容器に対して固定させかつ
    前記ピストンを挿通し案内する蓋体とを具備してなる泡
    噴出ポンプ容器において、 前記空気用シリンダの上端部内面が、前記空気用ピスト
    ンの摺動部が摺動する前記空気用シリンダの内面部分の
    直径よりも大径であるとともに、前記空気用シリンダ内
    面の、前記空気用ピストンが摺動する部分の上方部分
    に、上方に行くに従つて大径となる部分を設け、さらに
    前記液用シリンダの上端部内面が、前記液用ピストンの
    摺動部が摺動する前記液用シリンダの内面部分よりも大
    径であるとともに、前記液用シリンダ内面の、前記液用
    ピストンが摺動する部分の上方部分に、上方に行くに従
    つて大径となる部分を設け、 前記空気用ピストンの摺動部と前記液用ピストンの摺動
    部とに高低差を設けて前記上下移動させるように前記液
    用シリンダを前記空気用シリンダの底面より下方に延設
    し、 前記多孔体を、厚さが0.01乃至2.0mmの多孔シート状体
    で形成し、前記空気用シリンダと前記空気用ピストンと
    で形成される空気室内への外気導入を前記空気用ピスト
    ンの外周面と前記蓋体の挿通の間隙を介して行なうため
    に第3逆止弁を前記空気用ピストンに設けてなり、 前記ノズル体にネジ部を形成するとともに、前記蓋体に
    もネジ部を形成し、前記付勢バネに抗して前記ノズル体
    と前記蓋体の両ネジ部が螺合状態を保持できるようにし
    たことを特徴とする泡噴出ポンプ容器。
  3. 【請求項3】前記空気用シリンダの上部に形成されてい
    る前記外気導入穴を前記容器内が負圧状態のときには開
    口させて、前記ピストン体の外周面と前記蓋体の開口部
    内周面との間隙と通して前記空気用シリンダの内部に導
    入した外気を前記容器内に導入する作動弁を備えている
    ことを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載
    の泡噴出ポンプ容器。
  4. 【請求項4】前記螺合状態において、前記液用ピストン
    の摺動部の導液穴部に嵌入している前記液用シリンダの
    下端部に配置された栓部による液流路を閉鎖した第1シ
    ールと、 前記二重シリンダの上部の空気用シリンダのフランジ部
    と前記容器の開口部との間にパツキングを介在させ、前
    記蓋体を前記容器の開口部に螺合させることによる前記
    容器の開口部と前記蓋体との間の密封をした第2シール
    と、 前記空気用シリンダに設けた外気導入穴を作動弁により
    閉鎖して、前記空気用シリンダの上部空間と前記容器内
    の上部空間との間を封鎖した第3シールと、 前記ノズル体の外周部を、ピストン体を挿通させる前記
    蓋体の開口部に嵌入することにより前記蓋体の開口部を
    封鎖する第4シールと、 前記二重シリンダの液用シリンダの上端部に、上向きに
    突出するように円環状に形成されたシール突起部が、前
    記空気用ピストンの内面側に突出形成されている円環状
    のシール部に嵌まることによる第5シールとにより、 前記容器内の液体と外気とを遮断する気密部位が構成さ
    れていることを特徴とする請求の範囲第2項または第3
    項に記載の泡噴出ポンプ容器。
  5. 【請求項5】前記シート体は、50乃至300メツシユ、0.0
    3乃至0.5mmの厚さよりなる網体であり、1枚以上を配設
    し、泡の直径を均一に整えることを特徴とする請求の範
    囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記載の泡噴出ポン
    プ容器。
  6. 【請求項6】前記シート体は、0.03乃至0.5mmの大きさ
    の小孔を多数形成してなる一体成形品よりなり、1枚以
    上を配設し、泡の直径を均一に整えることを特徴とする
    請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記載の泡
    噴出ポンプ容器。
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