JPH0231424Y2 - - Google Patents

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JPH0231424Y2
JPH0231424Y2 JP875980U JP875980U JPH0231424Y2 JP H0231424 Y2 JPH0231424 Y2 JP H0231424Y2 JP 875980 U JP875980 U JP 875980U JP 875980 U JP875980 U JP 875980U JP H0231424 Y2 JPH0231424 Y2 JP H0231424Y2
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fitted
cylinder
cap
jet head
valve
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JP875980U
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、クリーム、練歯磨、フアンデーシヨン
等の粘性物を収容して使用する加圧噴出容器に係
る。
「従来の技術」 従来、クリーム等の粘性物を収容する容器に、
手動の加圧空気供給手段を講じて、その加圧空気
により内容物を押出す容器がある(例えば、実公
昭52−38521号公報、実公昭41−10876号公報)。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし、従来のものは、加圧空気を保留する手
段つまり蓄圧手段を有しないため、内容物の押出
しの都度、加圧空気供給手段を操作しなければな
らない不便がある。
そこで、本案は、内部に空気を加圧送入して蓄
圧し、これを利用して内容物を所要に応じ任意に
噴出させることができるようにしようとするもの
であり、併せて、その加圧空気供給手段を簡単な
そして大きなスペースを要しないものにしようと
するものである。
「問題点を解決するための手段」 本案は、シリンダ状をした容器本体の下端部に
拡開した弾性変形可能なスカート14を有する合
成樹脂製の胴1を形成し、該胴1の上端には小径
筒11を突設し、該小径筒11の内外に内外二重
筒22,23を以て摺動自在に嵌合し、その二重
筒間上部に圧縮スプリング8を内装して上方へ付
勢した内筒22を噴出口21に連通した噴出頭2
を押し下げ可能に装着すると共に、該噴出頭を上
方へと付勢した常閉のバルブ7を設け、胴1の内
部に中皿3を昇降自在に密嵌し、胴1内下部に底
4を気密に固定し、該底の中央に外気を胴1内へ
と導入すべく逆止弁5を設け、また、胴1の上部
に上記噴出頭2を覆うキヤツプ6を着脱自在に嵌
着し、該キヤツプ6は、胴1の下部にも上記スカ
ート14にて気密に且つ摺動自在に嵌合させるよ
う構成したことを特徴とする。
「作用」 以上の構成であるから、予め、胴1内に粘性物
等の内容物を収容しておき、キヤツプ6を外して
胴1の下部に嵌め、押し上げると、該キヤツプ6
内の空気が加圧され、これが逆止弁5を開いて底
4と中皿3との間に流入し、該部に圧搾状態で貯
えられ、つまり、蓄積され、これが中皿3を押し
上げて内容物を加圧する。
そこで、噴出頭2にてバルブ7を開くと、加圧
内容物がその圧力により噴出頭2から自動的に噴
出する。なお、その噴出は、上記圧搾空気が大気
圧に膨張するまで持続する。
その後、キヤツプ6を胴1の下部から引き抜
く。その際、キヤツプ6内が負圧化することとな
るが、胴下端のスカート14の逆止弁作用でキヤ
ツプ6内に外気が流入することとなるので、その
引き抜きに支障を生じない。引き抜いたキヤツプ
6は、再び胴上部に被着し、噴出頭2をカバーさ
せる。
「実施例」 図面は、本案の実施例を示している。
図示のものは、合成樹脂製であり、シリンダで
且つ下端部に拡開したスカート14を形成した胴
1を設け、該胴1の上端に、前方へ向けて噴出口
21を形成した噴出頭2を装備させ、該噴出頭2
には、これの押し下げで開となり胴1内と噴出口
21を開通させる常閉のバルブ7を付設し、胴1
の内部に中皿3を昇降自在に密嵌し、胴1内下部
に胴と別部材の底4を気密に固定し、該底4の中
央に外の空気を胴内部へ導入すべく逆止弁5を設
け、また、胴1の上部に噴出頭2を覆うキヤツプ
6を着脱自在に嵌着し、該キヤツプ6は、胴1の
下部にも上記スカート14にて気密に摺動嵌合で
きるようにしている。
而して、噴出頭2は、胴1の上端に小径筒11
を突設して該小径筒11の内外に内外二重筒2
2,23を以て摺動自在に嵌合し、その二重筒間
上部に圧縮スプリング8を内装して上方へ付勢
し、その内筒22を噴出口21に連通させると共
に、下端を閉塞し該下端には外向きフランジ71
を突設し、該フランジの上面をパツキン72を介
して上記小径筒11の下端に突き当てて該小径筒
11を閉塞し、且つ、内筒22の下部に、小径筒
11内下部に開通する小さな横孔24を穿設し、
該横孔24の直上で内筒22にOリング25を嵌
着固定してこれを小径筒11内面に接触させてお
り、これを以て、噴出頭2を押し下げることによ
り開となるバルブ7を構成している。
底4は、周縁を上向き外開きのスカート41に
形成しこれを胴1の内周に気密に嵌合し、底4か
ら放射条に且つ斜め下方に複数のばね片42……
を突設して、これらを胴1の内周に食い込ませて
下降を阻止させている。
逆止弁5は、底4の中央に弁孔51を開けると
共に、該弁孔51の中央に一字状に弁座片52を
架設し、また、底4の上面において、弁孔51の
外側に支持筒53を突設し、該支持筒53内にゴ
ム板、軟質合成樹脂等からなる弁体54を落し込
んで、弁座片52上に載せて弁孔51を閉じると
共に、周縁を支持筒53内に嵌着した支持リング
55で気密に固定し、弁体54の中央に弁座片5
2に沿い切込み56を入れており、底4の下方の
空気が高くなると、弁体54が弁座片52から浮
き上り、且つ、切込み56が開いて閉となるよう
になつている。
なお、胴1の中途部には、キヤツプ6の嵌合を
容易にするために、キヤツプの口部61が嵌る大
径部12と、該口部61の端面が突き当たる外向
きフランジ13を形成している。
「考案の効果」 本案によれば、送り込む空気で内容物を加圧で
きると共に、その空気を胴1内に保留させること
ができて蓄積でき、従つて、内容物をバルブ7の
操作に伴いその圧力で所要に応じ任意に噴出させ
ることができて、頗る便利重宝である。
また、その空気の供給用部材としてキヤツプ6
を兼用すると共に、胴1の下端部に形成したスカ
ート14をそのキヤツプ6の内周に当接させて逆
止弁に兼用するので、部材点数少なく簡潔に構成
でき、安価に提供でき、しかし、大きなスペース
を要せず、内容物の収容量を大きくでき、そし
て、その空気供給操作は、スカート14による逆
止弁作用と底4の逆止弁5の作用とが相俟つて、
キヤツプ6を単に上下動させればよく、極めて容
易に円滑に、且つ、確実に、効率よく行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、縦断側面
図、第2図は、底面図、第3図は、第1図−
線の拡大断面図ある。 1……胴、2……噴出頭、3……中皿、4……
底、5……逆止弁、6……キヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ状をした容器本体の下端部に拡開した
    弾性変形可能なスカート14を有する合成樹脂製
    の胴1を形成し、該胴1の上端には小径筒11を
    突設し、該小径筒11の内外に内外二重筒22,
    23を以て摺動自在に嵌合し、その二重筒間上部
    に圧縮スプリング8を内装して上方へ付勢した内
    筒22を噴出口21に連通した噴出頭2を押し下
    げ可能に装着すると共に、該噴出頭を上方へと付
    勢した常閉のバルブ7を設け、胴1の内部に中皿
    3を昇降自在に密嵌し、胴1内下部に底4を気密
    に固定し、該底の中央に外気を胴1内へと導入す
    べく逆止弁5を設け、また、胴1の上部に上記噴
    出頭2を覆うキヤツプ6を着脱自在に嵌着し、該
    キヤツプ6は、胴1の下部にも上記スカート14
    にて気密に且つ摺動自在に嵌合させるよう構成し
    たことを特徴とする加圧噴出器。
JP875980U 1980-01-28 1980-01-28 Expired JPH0231424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP875980U JPH0231424Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP875980U JPH0231424Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28

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Publication Number Publication Date
JPS56109975U JPS56109975U (ja) 1981-08-25
JPH0231424Y2 true JPH0231424Y2 (ja) 1990-08-24

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ID=29605425

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JP875980U Expired JPH0231424Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28

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JP2016113195A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 ポーラ化成工業株式会社 噴出容器

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JPS56109975U (ja) 1981-08-25

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