JP3646899B2 - 液体注出容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は手動ポンプ式の液体噴出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
手動ポンプ式の液体噴出容器は、シャンプー、リンス等を収納する容器として従来広く使用されており、その基本的な構造は、例えば特開平7‐242259号が示すように容器体口頸部へ嵌合させた装着筒から容器体内へシリンダを垂下し、かつ該シリンダ内から、ノズル付き押下げヘッドを上端部に有する作動部材を上方付勢させて起立し、該作動部材の上下動で、容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ該シリンダ内液体をノズルから注出可能に設けている。又その作動部材が上方へ起立していて輸送時の包装が嵩ばることを避けるため、付勢に抗し押下げして、作動部材上部をシリンダ上端部へ嵌合させた雌ねじ筒内面へ嵌合させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の液体噴出容器は、作動部材上方付勢用としてのスプリングを金属で、又他の部材を合成樹脂材で、形成しているが、資源再利用のためには金属と合成樹脂材とを分別して廃棄することが必要となり、このようにすることは消費者にとって可成の面倒となる。該面倒を除くためには上記スプリングを合成樹脂で成形して、全体を合成樹脂だけで形成すれば、そのまま部材を分別することなく廃棄することが出来るが、このようにすると、既述のように作動部材を付勢に抗し押下げしている間、合成樹脂製スプリングは圧縮状態のまま長時間放置されることとなり、するとそのスプリングの復元力が弱められることとなる。
【0004】
本発明は、上記スプリングを含めて液体噴出容器を構成する全部材を合成樹脂材で形成すると共に、作動部材長さの伸縮が自在に、作動部材下半と上半とを螺合させ、その螺合部分を長くすることにより輸送時には作動部材の全長を短かくし、又使用時にはその螺合部分を短かくすることでその全長を長くできるよう設け、もって作動部材の全長を短かくしてもスプリングを非圧縮状態におくことが出来、もって上記欠点を除去できるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、容器体口頸部へ嵌合させた装着筒からシリンダを垂下し、該シリンダ内からノズル付き押下げヘッドを上端部に有する作動部材を上方付勢させて起立し、該作動部材の上下動で、容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ該シリンダ内液体をノズルから注出可能に設けた液体注出器において、
上記作動部材21を、シリンダ3の上部内へ上限まで上昇させて嵌合させた筒状ピストン23から雄ねじ筒25を起立するピストン付き部材22と、
上記雄ねじ筒25外面へ下限まで螺合させた雌ねじ筒36を頂壁39から垂下するノズル付き押下げヘッド35とで形成すると共に、
上記上限位置において、ピストン付き部材22の回動を阻止する係止手段15を装着筒11との間に設け、又作動部材21上方付勢用のスプリングを含めて、全構成部材を合成樹脂材で形成した。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に、装着筒11のフランジ状頂壁12の内周部からシリンダ上部内へ係止筒13を垂下すると共に、
作動部材21を、シリンダ3の上部内面へ嵌合させた筒状ピストン23から第2内向きフランジ24を介して雄ねじ筒25を起立し、又該雄ねじ筒上端に付設した第3内向きフランジ26内周から保持筒27を垂下して、該保持筒下端に吐出弁板28を弾性帯片29を介し付設したピストン付き部材22と、
上記雄ねじ筒25に螺合させた雄ねじ筒36と、保持筒27内面に水密へ嵌合した係合筒37と、装着筒のフランジ状頂壁12上面へ下端面を載置させた短筒38とを、それぞれ頂壁39から垂下するノズル付き押下げヘッド35とで形成し、
【0007】
上記作動部材21の上方付勢を、上記雄ねじ筒25と保持筒27との間へ嵌着させた嵌合筒46下端に第4内向きフランジ47を付設すると共に、該第4内向きフランジから垂下したスプリング48下端を、シリンダ3の下部内面に付設した第1内向きフランジ4で支持するスプリング付き部材45で行い、
上記スプリング48の下端開口部に、複数の弾性帯片49を介して付設した吸込み弁板50で上記第1内向きフランジ4のフランジ孔4aを閉塞して吸込み弁51を形成すると共に、
吐出弁板28外周部を係合筒37下端と第4内向きフランジ47トデ水密に挟持し、
又係止筒13下端を回動阻止手段15を介して第2内向きフランジ24へ着脱自在に係合させ、
更に押下げヘッド35を上限まで螺上昇させたとき、装着筒11のフランジ状頂壁12の内周部下縁へ係合する係合突条41を雌ねじ筒36の下端外縁へ付設した。
【0008】
第3の手段として、上記第1の手段を有すると共に、シリンダ3の下端に設けた底壁7中央部を筒状に隆起して吸上げパイプ嵌合筒5とすると共に、
装着筒11のフランジ状頂壁12の内周部からシリンダ上部内へ係止筒13を垂下し、
作動部材21を、シリンダ3の上部内面へ嵌合させた筒状ピストン23から第2内向きフランジ24を介して雄ねじ筒25を起立し、又該雄ねじ筒上端に付設した第3内向きフランジ26内周から下端に第6内向きフランジ62を有する保持筒27を垂下し、かつ該第6内向きフランジ62のフランジ孔63を、保持筒下端部内へ嵌着させたリング64内へ弾性帯片65を介して付設した吐出弁板66で閉塞して吐出弁31を形成したピストン付き部材22と、
上記雄ねじ筒25に螺合した雌ねじ筒36と、保持筒27内面へ水密に嵌合した係合筒37と、装着筒のフランジ状頂壁12上面へ下端面を載置させた短筒38とを、それぞれ頂壁39から垂下するノズル付き押下げヘッド35とで形成し、
【0009】
又上記作動部材21の上方付勢を、シリンダ3の底壁7とピストン付き部材22との間に介装させた円筒状圧縮大スプリング68で行うと共に、該大スプリング下端から連続して上内方へ起立して、吸上げパイプ嵌合筒5外面へ遊嵌させた円筒状引張り小スプリング69上端に付設した弁板70で、上記吸上げパイプ嵌合筒5上端の開口部を閉塞して吸込み弁51を形成し、
吐出弁板66外周部を係合筒37下端と第6内向きフランジ62とで挟持し、
又係止筒13下端を回動阻止手段15を介して第2内向きフランジ24へ着脱自在に係合させ、
更に押下げヘッド35を上限まで螺上昇させたとき、装着筒11のフランジ状頂壁12の内周部下縁へ係合する係合突条41を雌ねじ筒36の下端外縁へ付設した。
第4の手段として、上記第2の手段を有すると共に、吐出弁板28を、保持筒27の下端面へ固着させたリング内へ、弾性片を介し付設して形成した。
【0010】
【発明の実施の形態】
1は容器体で胴部上端から肩部を介して口頸部を起立する。
上記容器体の上部内へは、上端に付設した外向きフランジ2を容器体口頸部上端面へ、パッキングを介し係合させてシリンダ3を垂下している。該シリンダ下端の第1内向きフランジ4のフランジ孔4aは吸込み弁孔とし、該弁孔を囲んで吸上げパイプ嵌合筒5を垂下し、該嵌合筒から吸上げパイプ6を容器体内へ垂下する。シリンダ下部内面は図示のように、後述ピストン付き部材の下面に対応して、そのピストン付き部材押下げ時において該部材下面とシリンダ底部との間の隙間を少くすることが可能に形成するとよい。そのためシリンダに底壁7を設け、かつ該底壁外周部に筒状ピストン下半収納用の凹溝8を周設し、又底壁中央部を下方へ凹陥して、スプリング嵌合室9を形成している。又上記外向きフランジ2の基端一部には外気吸込孔10を穿設している。
【0011】
上記シリンダの外向きフランジ2は、容器体口頸部外面へ嵌合させた装着筒11の上端に付設した、フランジ状頂壁12の基部下面によって口頸部上端面との間で挟持させており、そのフランジ状の頂壁12は上内方へテーパ状に起立して、その内周部からシリンダ上部内へ係止筒13を垂下している。
シリンダ内から起立させる作動部材21は、ピストン付き部材とノズル付き押下げヘッドとで形成する。
【0012】
ピストン付き部材22は、シリンダ上部内へ嵌合させた筒状ピストン23から第2内向きフランジ24を介して雄ねじ筒25を起立し、又該雄ねじ筒上端に付設した第3内向きフランジ26内周から保持筒27を垂下して該保持筒下端に吐出弁板28を弾性帯片29を介して付設している。該吐出弁板は、横断面十字形状等のガイド30を垂下させるとよく、又図2が示すように保持筒下端内面から一方周方向へ突設した複数の弾性帯片29先端を保持筒下端内に位置する吐出弁板外周面へ付設してもよく、保持筒下端に、上記のように複数の弾性帯片を介して吐出弁板を付設するリングを嵌着させて形成してもよい。
【0013】
ノズル付き押下げヘッド35は、既述雄ねじ筒25に螺合させた雌ねじ筒36と、保持筒27内面へ水密に嵌合させた係合筒37と、装着筒11のフランジ状頂壁12上面へ下端面を載置させた短筒38とを、それぞれ頂壁39から垂下する。40はノズルで、上記係合筒37、雌ねじ筒36、短筒38の各前部を貫設して前方へ突出する。
【0014】
既述作動部材21は、スプリング付き部材45で上方付勢する。該スプリング付き部材は、雄ねじ筒25と保持筒27との間へ嵌着させた嵌合筒46下端に第4内向きフランジ47を付設し、該第4内向きフランジから垂下したスプリング48下端を、既述シリンダ3の第1内向きフランジ4で支持させている。スプリング下端開口部には複数の弾性帯片49を介して吸込み弁板50を付設し、該弁板で第1内向きフランジ4のフランジ孔4aを閉塞して吸込み弁51としている。尚上記スプリング48の構造は、例えば筒壁を伸縮自在な網目状とした合成樹脂製の筒体で形成してもよく、その他種々の形状のものを考えることが出来る。
【0015】
上記第4内向きフランジ47上へは既述吐出弁板28の外周部を載置し、かつ該外周部を第4内向きフランジ47と係合筒37下端とで水密に挟持させている。
既述ピストン付き部材22は、図示の上限位置において、装着筒11の係止筒13下端から複数の係合突子14を垂下し、これ等係合突子14を第2内向きフランジ24上面外周部に設けた複数凹部内へ嵌合させてピストン付き部材の回動を阻止する係止手段15を形成している。
【0016】
又雌ねじ筒36下端外周には係合突条41を周設して、図1の左半が示すように、押下げヘッド35を上限まで螺上昇させたとき、その係合突条41が装着筒11のフランジ状頂壁12の内周部下縁へ係合して抜け止めされるよう設けている。
図1が示す液体注出容器は次のようにして使用することが出来る。図1右半が示す押下げヘッド35下降状態で容器の輸送等を行う。該状態でスプリング48は非圧縮状態で保持されており、短筒38下端面が装着筒のフランジ状頂壁12上面へ接するため、押下げヘッド35は螺降不能である。
【0017】
容器使用の際は、図1左半が示すように押下げヘッド35を螺上昇させる。このときピストン付き部材22は既述回動阻止手段15により装着筒11に対して回動しない。雌ねじ筒36下端外周の係合突条41がフランジ状頂壁12の下部内周縁へ係合することで押下げヘッド35の上方抜出しは防止され、該状態から押下げヘッド35をスプリング48の弾性に抗して押下げ、又そのスプリングの弾性復元で上昇させることで、従来の液体注出容器の場合と同様に、シリンダ3内液体が第4内向きフランジ47のフランジ孔と吐出弁板28とが形成する吐出弁31を通ってノズル40から注出され、又作動部材21の上昇で吸込み弁51を通って容器体内液体がシリンダ3内へ吸込まれる。
【0018】
図3は実施形態を異にして示す液体注出容器で、図1の液体注出容器と同一の部分については同一符号を付することで説明を省略する。
シリンダ3はその下端に底壁7を設けて該底壁中央部を筒状に隆起して吸上げパイプ嵌合筒5に形成している。該筒上端には第5内向きフランジ61を付設することが望ましい。
【0019】
ピストン付き部材22は、保持筒27下端に第6内向きフランジ62を付設し、そのフランジ孔63を、保持筒下端部内へ嵌着させたリング64内へ弾性帯片65を介して付設した吐出弁板66で閉塞して吐出弁31としている。そのリング64は、保持筒27内面に付設した複数の突子下面への係合により固定させている。吐出弁板66外周部は係合筒37下端と第6内向きフランジ62とで挟持するが、図示のように係合筒37内面に複数のリブ67を縦設して、これ等リブ下端と上記フランジとで挟持させてもよい。
【0020】
スプリング付き部材45は、シリンダ3の底壁7とピストン付き部材22との間、詳しくは雄ねじ筒25と保持筒27とを連結する第3内向きフランジ26下面との間に介装させた円筒状圧縮大スプリング68で行うと共に、該大スプリング下端から連続して上内方へ起立して、吸上げパイプ嵌合筒5外面へ遊嵌させた円筒状引張り小スプリング69上端に付設した弁板70で吸上げパイプ嵌合筒5上端の開口部を閉塞して吸込み弁51を形成している。
【0021】
該図3実施形態の場合も、雌ねじ筒36下端の係合突条41が装着筒頂壁12上端内周部下縁へ係合するまで螺上昇させることが出来、該状態からの作動部材21の上下動で容器体内液体を吸込み弁51を介してシリンダ内へ吸上げ、かつ該シリンダ内液体を吐出弁31を通ってノズル40から注出することが出来る。
尚図1、図2の第1実施形態の場合も、図3の第2実施形態の場合も、液体注出容器を構成するすべての部材を合成樹脂材で形成する。スプリングも同様である。
【0022】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするものであり、請求項1記載の容器は、液体注出容器を構成する各部材をすべて合成樹脂製としたから、金属製のスプリングを使用している場合のように分別することなく、全体を合成樹脂製品としてそのまま廃棄することが出来、又作動部材21を、雄ねじ筒25付きのピストン付き部材と雌ねじ筒36付きの押下げヘッド35とで形成してその螺合長さを変更することで作動部材長さを伸縮自在とし、輸送時における容器の嵩ばりを防止するために行う押下げヘッド下降位置での保持を、上記ピストン付き部材をシリンダ上部内に位置させたままで上記雄ねじ筒25と雌ねじ筒36との螺合部分長さを長く設けることによる押下げヘッド下降により行うよう設けたから、作動部材上方付勢用のスプリングは、上記輸送時等において非圧縮状態を保つこととなり、よってそのスプリングを合成樹脂材で成形したに拘らず、圧縮状態長時間継続による弾性の劣化を防止することが出来る。
【0023】
請求項2記載の容器の場合は、上記請求項1記載容器が有する効果のほか、雄ねじ筒25に雌ねじ筒36を最大限まで螺合長さを大とした状態で、つまり作動部材長さを短かくした状態で押下げヘッド35の短筒38下端が装着筒頂壁12の上面へ係合するよう設けたから、装着筒11に対する押下げヘッド35の下限を定めることが出来、押下げヘッド螺降操作に支障を来さない。又装着筒11の頂壁12から垂下した係止筒13下端をピストン付き部材22の第2内向きフランジ24の係止手段15を介して着脱自在に係合させたから、雄ねじ筒25に対する雌ねじ筒36の螺動を確実とすることが出来、押下げヘッド35が上限へ移動したとき、雌ねじ筒36下端外周の係合突条41が装着筒頂壁12の内周部下縁へ係合するよう設けたから、押下げヘッド35の抜け出しを防止できる。
【0024】
請求項3記載の液体注出容器は、請求項1記載の容器が有する効果のほか、シリンダ3下端に設けた底壁7の中央部を筒状に隆起して吸上げパイプ嵌合筒5とし、その上端開口部を弁板70で閉塞して吸込み弁51としたから、シリンダ下部を、下方小径のテーパ状とし、かつその下端から吸上げパイプ嵌合筒を垂下する従来品に比べて、作動部材21押下げ時におけるシリンダ下部内面と作動部材下面との間の隙間を狭少化することが出来、よってポンプとしての圧縮効率を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の縦断面図であって、図右半は作動部材の長さを短かくした状態、図左半は作動部材長さを長くした状態を示すものである。
【図2】 図1の主要部材一部の拡大横断面図である。
【図3】 実施形態を異にして示す縦断面図で、図右半は作動部材長さを短くした状態、図左半は作動部材長さを長くした状態を示すものである。
【符号の説明】
3…シリンダ 11…装着筒
21…作動部材 22…ピストン付き部材
35…ノズル付き押下げヘッド 45…スプリング付き部材
Claims (4)
- 容器体口頸部へ嵌合させた装着筒からシリンダを垂下し、該シリンダ内からノズル付き押下げヘッドを上端部に有する作動部材を上方付勢させて起立し、該作動部材の上下動で、容器体内液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ該シリンダ内液体をノズルから注出可能に設けた液体注出器において、
上記作動部材21を、シリンダ3の上部内へ上限まで上昇させて嵌合させた筒状ピストン23から雄ねじ筒25を起立するピストン付き部材22と、
上記雄ねじ筒25外面へ下限まで螺合させた雌ねじ筒36を頂壁39から垂下するノズル付き押下げヘッド35とで形成すると共に、
上記上限位置において、ピストン付き部材22の回動を阻止する係止手段15を装着筒11との間に設け、又作動部材21上方付勢用のスプリングを含めて、全構成部材を合成樹脂材で形成した
ことを特徴とする液体注出容器。 - 装着筒11のフランジ状頂壁12の内周部からシリンダ上部内へ係止筒13を垂下すると共に、
作動部材21を、シリンダ3の上部内面へ嵌合させた筒状ピストン23から第2内向きフランジ24を介して雄ねじ筒25を起立し、又該雄ねじ筒上端に付設した第3内向きフランジ26内周から保持筒27を垂下して、該保持筒下端に吐出弁板28を弾性帯片29を介し付設したピストン付き部材22と、
上記雄ねじ筒25に螺合させた雄ねじ筒36と、保持筒27内面に水密へ嵌合した係合筒37と、装着筒のフランジ状頂壁12上面へ下端面を載置させた短筒38とを、それぞれ頂壁39から垂下するノズル付き押下げヘッド35とで形成し、
上記作動部材21の上方付勢を、上記雄ねじ筒25と保持筒27との間へ嵌着させた嵌合筒46下端に第4内向きフランジ47を付設すると共に、該第4内向きフランジから垂下したスプリング48下端を、シリンダ3の下部内面に付設した第1内向きフランジ4で支持するスプリング付き部材45で行い、
上記スプリング48の下端開口部に、複数の弾性帯片49を介して付設した吸込み弁板50で上記第1内向きフランジ4のフランジ孔4aを閉塞して吸込み弁51を形成すると共に、
吐出弁板28外周部を係合筒37下端と第4内向きフランジ47とで水密に挟持し、
又係止筒13下端を回動阻止手段15を介して第2内向きフランジ24へ着脱自在に係合させ、
更に押下げヘッド35を上限まで螺上昇させたとき、装着筒11のフランジ状頂壁12の内周部下縁へ係合する係合突条41を雌ねじ筒36の下端外縁へ付設した
ことを特徴とする請求項1記載の液体注出容器。 - シリンダ3の下端に設けた底壁7中央部を筒状に隆起して吸上げパイプ嵌合筒5とすると共に、
装着筒11のフランジ状頂壁12の内周部からシリンダ上部内へ係止筒13を垂下し、
作動部材21を、シリンダ3の上部内面へ嵌合させた筒状ピストン23から第2内向きフランジ24を介して雄ねじ筒25を起立し、又該雄ねじ筒上端に付設した第3内向きフランジ26内周から下端に第6内向きフランジ62を有する保持筒27を垂下し、かつ該第6内向きフランジ62のフランジ孔63を、保持筒下端部内へ嵌着させたリング64内へ弾性帯片65を介して付設した吐出弁板66で閉塞して吐出弁31を形成したピストン付き部材22と、
上記雄ねじ筒25に螺合した雌ねじ筒36と、保持筒27内面へ水密に嵌合した係合筒37と、装着筒のフランジ状頂壁12上面へ下端面を載置させた短筒38とを、それぞれ頂壁39から垂下するノズル付き押下げヘッド35とで形成し、
又上記作動部材21の上方付勢を、シリンダ3の底壁7とピストン付き部材22との間に介装させた円筒状圧縮大スプリング68で行うと共に、該大スプリング下端から連続して上内方へ起立して、吸上げパイプ嵌合筒5外面へ遊嵌させた円筒状引張り小スプリング69上端に付設した弁板70で、上記吸上げパイプ嵌合筒5上端の開口部を閉塞して吸込み弁51を形成し、
吐出弁板66外周部を係合筒37下端と第6内向きフランジ62とで挟持し、
又係止筒13下端を回動阻止手段15を介して第2内向きフランジ24へ着脱自在に係合させ、
更に押下げヘッド35を上限まで螺上昇させたとき、装着筒11のフランジ状頂壁12の内周部下縁へ係合する係合突条41を雌ねじ筒36の下端外縁へ付設した
ことを特徴とする請求項1記載の液体注出容器。 - 吐出弁板28を、保持筒27の下端面へ固着させたリング内へ、弾性片を介し付設して形成した
ことを特徴とする請求項2記載の液体注出容器。
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- 1996-07-19 JP JP20903596A patent/JP3646899B2/ja not_active Expired - Fee Related
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