JPH082130Y2 - 液体噴出容器 - Google Patents
液体噴出容器Info
- Publication number
- JPH082130Y2 JPH082130Y2 JP12700789U JP12700789U JPH082130Y2 JP H082130 Y2 JPH082130 Y2 JP H082130Y2 JP 12700789 U JP12700789 U JP 12700789U JP 12700789 U JP12700789 U JP 12700789U JP H082130 Y2 JPH082130 Y2 JP H082130Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- valve
- operating member
- annular piston
- peripheral wall
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は液体噴出容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 液体噴出容器として、例えば、容器体口頚部に嵌合す
る装着筒と、該装着筒により容器体に装着した吸込み弁
付シリンダと、該シリンダ内へ上方付勢状態に挿入した
筒状ピストン付作動部材と、該作動部材上端に装着した
液体噴出用ヘッドとを有し、該ヘッドを押し下げること
により容器体内液体を吸込み弁を介してシリンダ内へ吸
入すると共に、該シリンダ内へ吸入された液体を作動部
材とヘッドに連通して設けた吐出路途中の吐出弁を介し
てヘッドのノズル孔から噴出する如く構成したものが知
られている。
る装着筒と、該装着筒により容器体に装着した吸込み弁
付シリンダと、該シリンダ内へ上方付勢状態に挿入した
筒状ピストン付作動部材と、該作動部材上端に装着した
液体噴出用ヘッドとを有し、該ヘッドを押し下げること
により容器体内液体を吸込み弁を介してシリンダ内へ吸
入すると共に、該シリンダ内へ吸入された液体を作動部
材とヘッドに連通して設けた吐出路途中の吐出弁を介し
てヘッドのノズル孔から噴出する如く構成したものが知
られている。
しかしながら、従来のこの種の容器は、ヘッドの押下
げ時のみ液体を噴出するもので、ヘッドの上昇時には液
体の噴出が出来ない。本考案は、この種の容器であっ
て、ヘッドの上昇時にも液体の噴出が可能な構成とした
液体噴出容器を提供することを目的とするものである。
げ時のみ液体を噴出するもので、ヘッドの上昇時には液
体の噴出が出来ない。本考案は、この種の容器であっ
て、ヘッドの上昇時にも液体の噴出が可能な構成とした
液体噴出容器を提供することを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 容器体1と、該容器体口頚部に嵌合した装着筒2と、
該装着筒2により容器体1に装着されるとともに、下端
に第1吸込み弁9を設けてなるシリンダ8と、該シリン
ダ8内へ上方付勢状態で上下動可能に挿入するととも
に、下方に小径環状ピストン16を、且つ上方に大径環状
ピストン17を各々有する作動部材11と、該作動部材11上
端に装着した液体噴出用ヘッド19と、上記小径環状ピス
トン16下方の作動部材11外周に作動部材の上下動に伴い
上下動する如く嵌合した弁部材31とを有し、上記シリン
ダ8内よりヘッド19のノズル孔23に至り、且つ、上記各
ピストン16,17の径差に起因して生ずる作動部材11の下
降により開弁する第1吐出弁26を途中に設けてなる第1
吐出路を形成するとともに、上記小径環状ピストン16下
方の作動部材11外周に一端を開口28し、且つ、他端を作
動部材11上方に開口29した流路30を介してノズル孔23に
至る第2吐出路を形成し、上記弁部材31の内周壁32を作
動部材11外周面に摺動させて、作動部材11の下降時に上
記開口28を閉塞する第2吐出弁33を形成し、上記弁部材
31の外周壁34を上記シリンダ8内周面を摺動させて弁部
材下降時に下方より上方へ液体を流入する第2吸込み弁
36を形成してなる。
該装着筒2により容器体1に装着されるとともに、下端
に第1吸込み弁9を設けてなるシリンダ8と、該シリン
ダ8内へ上方付勢状態で上下動可能に挿入するととも
に、下方に小径環状ピストン16を、且つ上方に大径環状
ピストン17を各々有する作動部材11と、該作動部材11上
端に装着した液体噴出用ヘッド19と、上記小径環状ピス
トン16下方の作動部材11外周に作動部材の上下動に伴い
上下動する如く嵌合した弁部材31とを有し、上記シリン
ダ8内よりヘッド19のノズル孔23に至り、且つ、上記各
ピストン16,17の径差に起因して生ずる作動部材11の下
降により開弁する第1吐出弁26を途中に設けてなる第1
吐出路を形成するとともに、上記小径環状ピストン16下
方の作動部材11外周に一端を開口28し、且つ、他端を作
動部材11上方に開口29した流路30を介してノズル孔23に
至る第2吐出路を形成し、上記弁部材31の内周壁32を作
動部材11外周面に摺動させて、作動部材11の下降時に上
記開口28を閉塞する第2吐出弁33を形成し、上記弁部材
31の外周壁34を上記シリンダ8内周面を摺動させて弁部
材下降時に下方より上方へ液体を流入する第2吸込み弁
36を形成してなる。
「作用」 第1図に示す状態からヘッド19を下方に押圧すると、
ヘッド19の下降に伴い作動部材11がスプリング12の弾発
力に抗して下降する。この際、作動部材11の下部開口28
が下降して弁部材31の内周壁32により閉塞され(第2吐
出弁33の閉塞)、その後、作動部材11下方の段部39によ
り弁部材31を押圧して下降させる。すると弁部材31下方
のシリンダ8内液体が、弁部材31の外周壁34とシリンダ
8内周壁間、即ち、第2吸入弁36より上部へ吸入される
とともに、弁部材31上方の密閉部分が圧縮される。この
密閉部分に存在する大径環状ピストン17と、小径環状ピ
ストン16の径差により、作動部材11は下方に移動し、第
1吐出弁26が開弁し、ノズル孔22より液体が噴出され
る。即ち、第1吐出路を通りノズル孔23より噴出され
る。
ヘッド19の下降に伴い作動部材11がスプリング12の弾発
力に抗して下降する。この際、作動部材11の下部開口28
が下降して弁部材31の内周壁32により閉塞され(第2吐
出弁33の閉塞)、その後、作動部材11下方の段部39によ
り弁部材31を押圧して下降させる。すると弁部材31下方
のシリンダ8内液体が、弁部材31の外周壁34とシリンダ
8内周壁間、即ち、第2吸入弁36より上部へ吸入される
とともに、弁部材31上方の密閉部分が圧縮される。この
密閉部分に存在する大径環状ピストン17と、小径環状ピ
ストン16の径差により、作動部材11は下方に移動し、第
1吐出弁26が開弁し、ノズル孔22より液体が噴出され
る。即ち、第1吐出路を通りノズル孔23より噴出され
る。
次いで、ヘッド19の押圧を解除すると、スプリング12
の弾性で作動部材11が上昇する。この際、開口28が弁部
材31内周壁32による閉塞を解除された後、即ち、第2吐
出弁33が開いた後、作動部材11の突条38により弁部材31
外周壁34下端を上方へ押圧して弁部材31を上昇させる。
弁部材31の上昇に伴い圧縮された弁部材31上方の液体は
開口28より流路30を介してノズル孔29へ、即ち第2吐出
路を通りノズル孔23から噴出される。又、この際、容器
体1内の液体が吸上げパイプ10から第1吸入弁9を介し
てシリンダ8内へ吸入される。
の弾性で作動部材11が上昇する。この際、開口28が弁部
材31内周壁32による閉塞を解除された後、即ち、第2吐
出弁33が開いた後、作動部材11の突条38により弁部材31
外周壁34下端を上方へ押圧して弁部材31を上昇させる。
弁部材31の上昇に伴い圧縮された弁部材31上方の液体は
開口28より流路30を介してノズル孔29へ、即ち第2吐出
路を通りノズル孔23から噴出される。又、この際、容器
体1内の液体が吸上げパイプ10から第1吸入弁9を介し
てシリンダ8内へ吸入される。
従って、ヘッドの下降時にも上昇時にも液体を噴出す
ることが出来る。
ることが出来る。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図が示す実施例において、1は容器体、2はその
容器体口頚部に螺合された装着筒である。該装着筒の上
部内面からは内向きフランジ状壁3が突出させてあり、
該壁内周縁から大径筒部4を介して後述する小径環状ピ
ストンを摺動させる小径シリンダ5が垂設させてある。
又、容器体口頚部上面と、上記装着筒2のフランジ状壁
3により挟持した外向きフランジ状壁6の内周縁から、
上記大径筒部4外周に垂下した大径筒部7を介して上記
小径シリンダ5外周に、該筒部7よりも小径のシリンダ
8を垂設させてある。該シリンダ8下端内には第1吸込
み弁9を設け、かつ該吸込み弁の弁孔に連通させてシリ
ンダ下端から吸上げパイプ10が容器体内に垂設させてあ
る。
容器体口頚部に螺合された装着筒である。該装着筒の上
部内面からは内向きフランジ状壁3が突出させてあり、
該壁内周縁から大径筒部4を介して後述する小径環状ピ
ストンを摺動させる小径シリンダ5が垂設させてある。
又、容器体口頚部上面と、上記装着筒2のフランジ状壁
3により挟持した外向きフランジ状壁6の内周縁から、
上記大径筒部4外周に垂下した大径筒部7を介して上記
小径シリンダ5外周に、該筒部7よりも小径のシリンダ
8を垂設させてある。該シリンダ8下端内には第1吸込
み弁9を設け、かつ該吸込み弁の弁孔に連通させてシリ
ンダ下端から吸上げパイプ10が容器体内に垂設させてあ
る。
上記シリンダ内には、作動部材11の下部が上下動可能
にかつスプリング12により上方へ付勢させて嵌合させて
ある。該部材11は棒部13の中間部から突出された放射状
連結板部14を介して、間隙を隔てて棒部を囲成する筒部
15に連結するもので、該筒部下端は小径環状ピストン16
に形成されて上記装着筒2の小径シリンダ5内に摺動自
在に嵌合され、かつ筒部上端は大径環状ピストン17に形
成されている。棒部13上端は第1吐出弁体18を形成す
る。
にかつスプリング12により上方へ付勢させて嵌合させて
ある。該部材11は棒部13の中間部から突出された放射状
連結板部14を介して、間隙を隔てて棒部を囲成する筒部
15に連結するもので、該筒部下端は小径環状ピストン16
に形成されて上記装着筒2の小径シリンダ5内に摺動自
在に嵌合され、かつ筒部上端は大径環状ピストン17に形
成されている。棒部13上端は第1吐出弁体18を形成す
る。
作動部材11の上端には噴霧用のヘッド19が嵌合させて
ある。該ヘッドは、頂板部20下面から内周壁21を垂設さ
せて該内周壁が囲む頂板部下面中心に第1吐出弁孔22を
開口させ、該弁孔を頂板部側面に開口させたノズル孔23
と連通させている。又内周壁21との間に間隙を隔てて大
径シリンダ24を、かつ該大径シリンダと間隙を隔ててヘ
ッド周壁25を、それぞれ頂板部20から垂設させている。
上記内周壁21内へは棒部13の上部を、大径シリンダ24内
へは大径筒状ピストン17を、それぞれ摺動自在に嵌合さ
せ、第1吐出弁体18と弁孔22とで第1吐出弁26を形成さ
せ、内周壁21と棒部13との間には流路27を形成させて、
シリンダ8内から棒部13と筒部15との間隙、流路27、第
1吐出弁26を介してヘッド19のノズル孔23に至る第1吐
出路を形成している。
ある。該ヘッドは、頂板部20下面から内周壁21を垂設さ
せて該内周壁が囲む頂板部下面中心に第1吐出弁孔22を
開口させ、該弁孔を頂板部側面に開口させたノズル孔23
と連通させている。又内周壁21との間に間隙を隔てて大
径シリンダ24を、かつ該大径シリンダと間隙を隔ててヘ
ッド周壁25を、それぞれ頂板部20から垂設させている。
上記内周壁21内へは棒部13の上部を、大径シリンダ24内
へは大径筒状ピストン17を、それぞれ摺動自在に嵌合さ
せ、第1吐出弁体18と弁孔22とで第1吐出弁26を形成さ
せ、内周壁21と棒部13との間には流路27を形成させて、
シリンダ8内から棒部13と筒部15との間隙、流路27、第
1吐出弁26を介してヘッド19のノズル孔23に至る第1吐
出路を形成している。
又、上記作動部材の棒部13には、小径環状ピストン16
下方に一端の開口28を設け、他端の開口29を上端に設け
た流路30を形成して、シリンダ8内より流路30を介して
ノズル孔23へ至る第2吐出路を形成している。
下方に一端の開口28を設け、他端の開口29を上端に設け
た流路30を形成して、シリンダ8内より流路30を介して
ノズル孔23へ至る第2吐出路を形成している。
又、小径環状ピストン16下方の作動部材11外周に作動
部材11の上下動に伴い上下動する如く弁部材31を嵌合し
ている。該弁部材31は縦断面が略H型の環状ピストン形
状をなし、その内周壁32を作動部材11の外周面に、上下
方向に摺動させて、上記開口28を開閉する第2吐出弁33
を形成している。又、同時に弁部材31の外周壁34上部の
スカート部35上端をシリンダ8内周面に、上下方向に摺
動させて、弁部材31下降時に下方より上方へ液体が流入
する第2吸込弁36を形成している。弁部材31は外周壁の
スカート部35上端を、上記装着筒2の小径シリンダ5下
端面と、シリンダ8内周面に設けた凹部37に挿入係止
し、外周壁34下端を作動部材11下部外周に周設した突条
38に係止しており、又、内周壁32は上記開口28の下方に
位置させている。更に、作動部材11の開口28上部外周の
径を大きく形成して、ここに下向きの段部39を形成して
おり、作動部材11が下降した際に、この段部39で弁部材
31の内周壁32上面を押圧し、弁部材31を下方に下降さ
せ、又、作動部材11が上昇する際は、上記突条38により
外周壁34下端を上方に押圧して弁部材31を上昇させる如
く構成している。
部材11の上下動に伴い上下動する如く弁部材31を嵌合し
ている。該弁部材31は縦断面が略H型の環状ピストン形
状をなし、その内周壁32を作動部材11の外周面に、上下
方向に摺動させて、上記開口28を開閉する第2吐出弁33
を形成している。又、同時に弁部材31の外周壁34上部の
スカート部35上端をシリンダ8内周面に、上下方向に摺
動させて、弁部材31下降時に下方より上方へ液体が流入
する第2吸込弁36を形成している。弁部材31は外周壁の
スカート部35上端を、上記装着筒2の小径シリンダ5下
端面と、シリンダ8内周面に設けた凹部37に挿入係止
し、外周壁34下端を作動部材11下部外周に周設した突条
38に係止しており、又、内周壁32は上記開口28の下方に
位置させている。更に、作動部材11の開口28上部外周の
径を大きく形成して、ここに下向きの段部39を形成して
おり、作動部材11が下降した際に、この段部39で弁部材
31の内周壁32上面を押圧し、弁部材31を下方に下降さ
せ、又、作動部材11が上昇する際は、上記突条38により
外周壁34下端を上方に押圧して弁部材31を上昇させる如
く構成している。
40は外気を容器体1内へ流入する為の筒で、該筒の上
端部は大径シリダ24とヘッド周壁25との間に装着させ、
かつ該上端部を除く筒部分は小径部として該小径部下端
を下外方へ拡開し、該拡開部41を既述大径筒部4内面へ
水密に、かつ上下動自在に嵌合させている。ヘッド19を
押し下げて拡開部41が大径筒部4内周に周設した凹部42
に到達した際に、外気が該凹部24から装着筒4に設けた
透孔43及び大径筒部4下端の透孔44を通り容器体1内へ
流入する如く構成している。
端部は大径シリダ24とヘッド周壁25との間に装着させ、
かつ該上端部を除く筒部分は小径部として該小径部下端
を下外方へ拡開し、該拡開部41を既述大径筒部4内面へ
水密に、かつ上下動自在に嵌合させている。ヘッド19を
押し下げて拡開部41が大径筒部4内周に周設した凹部42
に到達した際に、外気が該凹部24から装着筒4に設けた
透孔43及び大径筒部4下端の透孔44を通り容器体1内へ
流入する如く構成している。
装着筒2の内向きフランジ状壁3上面からは、第1筒
部45が起立させてあり、該第1筒部内にはヘッド周壁25
が摺動自在に嵌合させてある。
部45が起立させてあり、該第1筒部内にはヘッド周壁25
が摺動自在に嵌合させてある。
尚、上記各部材は全て合成樹脂にて形成することが出
来る。又、上記実施例では、作動部材11を、三つの部品
を組立て一体化して構成しているが、本考案はこれに限
定されず、例えば第2図に示す如く、作動部材11を四つ
の部品を組立て一体化して構成しても良く、本考案の要
旨を変えることのない範囲で、その材質、構造、形状等
は適宜選択できるものである。
来る。又、上記実施例では、作動部材11を、三つの部品
を組立て一体化して構成しているが、本考案はこれに限
定されず、例えば第2図に示す如く、作動部材11を四つ
の部品を組立て一体化して構成しても良く、本考案の要
旨を変えることのない範囲で、その材質、構造、形状等
は適宜選択できるものである。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案液体噴出容器は、既述構成と
したことにより、ヘッドの下降時はもとより、上昇時に
も内容液を噴出することが出来、極めて効率の良い液体
の噴出を行えるものである。
したことにより、ヘッドの下降時はもとより、上昇時に
も内容液を噴出することが出来、極めて効率の良い液体
の噴出を行えるものである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案液体噴出
容器の一実施例を示す要部縦断面図、第2図は他の実施
例を示す要部縦断面図である。 1…容器体、2…装着筒 8…シリンダ、9…第1吸込み弁 11…作動部材、16…小径環状ピストン 17…大径環状ピストン、19…噴霧用ヘッド 26…第1吐出弁、28…開口 29…開口、30…流路 31…弁部材、32…内周壁 33…第2吐出弁、34…外周壁 36…第2吸込み弁
容器の一実施例を示す要部縦断面図、第2図は他の実施
例を示す要部縦断面図である。 1…容器体、2…装着筒 8…シリンダ、9…第1吸込み弁 11…作動部材、16…小径環状ピストン 17…大径環状ピストン、19…噴霧用ヘッド 26…第1吐出弁、28…開口 29…開口、30…流路 31…弁部材、32…内周壁 33…第2吐出弁、34…外周壁 36…第2吸込み弁
Claims (1)
- 【請求項1】容器体1と、該容器体口頚部に嵌合した装
着筒2と、該装着筒2により容器体1に装着されるとと
もに、下端に第1吸込み弁9を設けてなるシリンダ8
と、該シリンダ8内へ上方付勢状態で上下動可能に挿入
するとともに、下方に小径環状ピストン16を、且つ上方
に大径環状ピストン17を各々有する作動部材11と、該作
動部材11上端に装着した液体噴出用ヘッド19と、上記小
径環状ピストン16下方の作動部材11外周に作動部材の上
下動に伴い上下動する如く嵌合した弁部材31とを有し、
上記シリンダ8内よりヘッド19のノズル孔23に至り、且
つ、上記各ピストン16,17の径差に起因して生ずる作動
部材11の下降により開弁する第1吐出弁26を途中に設け
てなる第1吐出路を形成するとともに、上記小径環状ピ
ストン16下方の作動部材11外周に一端を開口28し、且
つ、他端を作動部材11上方に開口29した流路30を介して
ノズル孔23に至る第2吐出路を形成し、上記弁部材31の
内周壁32を作動部材11外周面に摺動させて、作動部材11
の下降時に上記開口28を閉塞する第2吐出弁33を形成
し、上記弁部材31の外周壁34を上記シリンダ8内周面を
摺動させて弁部材下降時に下方より上方へ液体を流入す
る第2吸込み弁36を形成してなることを特徴とする液体
噴出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12700789U JPH082130Y2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 液体噴出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12700789U JPH082130Y2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 液体噴出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0366863U JPH0366863U (ja) | 1991-06-28 |
JPH082130Y2 true JPH082130Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31674792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12700789U Expired - Fee Related JPH082130Y2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 液体噴出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082130Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007196777A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Kayaba Ind Co Ltd | 塵芥収集車 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP12700789U patent/JPH082130Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0366863U (ja) | 1991-06-28 |
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