JPS5823415A - モ−ルド構造の電気装置 - Google Patents

モ−ルド構造の電気装置

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JPS5823415A
JPS5823415A JP12265381A JP12265381A JPS5823415A JP S5823415 A JPS5823415 A JP S5823415A JP 12265381 A JP12265381 A JP 12265381A JP 12265381 A JP12265381 A JP 12265381A JP S5823415 A JPS5823415 A JP S5823415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
thermosetting resin
metal
metal film
plastic film
Prior art date
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Pending
Application number
JP12265381A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Ishikawa
石川 隆敏
Kunihito Sakai
酒井 国人
Shoji Takagi
高木 樟二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP12265381A priority Critical patent/JPS5823415A/ja
Publication of JPS5823415A publication Critical patent/JPS5823415A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Resistors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電気機ム(電気部品を含む)を熱硬性樹脂で
モールドしたモールド構造の電気装置に係り、特にその
耐湿性の向上を図るための改良に関するものである。
近年、変圧器、電動機、計器用変流器、計器用変成器な
どの電気機器、およびスイッチ、コンデンサ、半導体素
子などの電気部品では、熱硬化性樹脂に゛よるモールド
化が形状の小形化および生産性の向上を図る上で多くの
利点があるので、広い分野で実施されている。しかし、
一般に、熱硬化性樹脂は透湿性を有しており、耐湿性が
悪いので、熱硬化性°樹脂を通して浸入する湿気によっ
て絶縁機能部分に絶縁不良や腐食が起り、故障の原因に
なるおそれがある。従って、最近、ますます高信頼性が
要求されている電気機器および電気部品にとっては、熱
硬化性樹脂の耐湿性の悪いことがモールド化の大きな障
害圧なっている。
次に、水手ポンプ用キャンド形3相モータの固定子部管
側にと9具体的に説明する。
第1図は水中ポンプ用キャンド形3相モータの従来の金
属フレーム構造の固定子部の一例を示す断面図である。
図において、1lltl;tステンレス製管状体からな
るキャン、(2)はキャンfi+の外周面の軸方向中央
部にこれを取り巻いて固定された固定子コア、(3)は
固定子コア(2)に巻き込まれた固定子巻線、(4a)
および(4b)はそれぞれステンレス製環状板からなり
キャン0)の両端部の外周面に内周面が固着された端板
、(6)はステンレス製管状体からなり固定子コア(2
)および固定子巻線(3)を取り囲んで、両端部がそれ
ぞれ端板(4a)および端板(4b)の外周面部に固着
されたフレームである。
この従来例の金属フレーム構造の固定子部では、固定子
コア(2)および固定子巻線(3)が、キャン(1)、
端板(aa)、 (4b)およびフレーム(5)からな
る耐湿性の極めて優れたステンレス族の収容器内に収容
され外S雰囲気とは完全に隔離されているので、信頼性
が極めてよい。しかし、この収容容器を構成する構成部
品が多いので、生産性が悪く、その上形状の小形化を図
ることも容易では力いという欠点がある。
このような欠点を解決するために、モールド構造の固定
子部が開発されている。
第2図は水中ポンプ用3相モータの従来のモールド構造
の固定子部の一例を示す断面図である。
図において、第1図に示した従来例の符号と同一符号は
同等部分を示し、その説明は省略する。
(6)はキャンfl)の外周面に固定された固定子コア
(2)およびこれに巻き込まれた固定子巻線(3)をモ
ールドした熱硬化性樹脂である。この熱硬化性樹脂(6
)には、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などの熱硬化
性樹脂に充填材および補強材を混合させたモールド材料
が用いられている。
ところで、この従来例のモールド構造の固定子部では、
第1図に示した従来例の固定子部の端板(4a)t (
41))およびフレーム(51が不要であるので、生産
性および形状の小形化を図ることができる。
しかし、熱硬化性樹脂(6)が透湿性を有しており、耐
湿性が悪いのでζこの熱硬化性樹脂(6)を通して浸入
した湿気が固定子巻線(3)の絶縁材料の加水分解を引
き起す可能性がある。従って、熱硬化性樹脂(6)が直
接水と接するような環境下で使用された場合には、固定
子巻線(3)が絶縁不良になるおそれが十分あり、信頼
性が極めて悪いという欠点がある0 この発明は、上述の欠点に鑑みてなされたものi、′k
1.気機器の少なくとも一部をモールドした熱鹸化性樹
脂の内部もしくは表面に、上記電気機器の&喪部分を取
り囲むように、金属膜が表面に被着されたプラスチック
フィルムを設けることによって、上記熱硬化性樹脂を通
って上記電気機器の上記一部への透湿を抑制し、上記熱
硬化性樹脂の耐湿性を向上させた信頼性のよいモールド
構造の電気装置を提供することを目的とする。
第3図は水中ポンプ用キャンド形3相モータのこの発明
の一実施例のモールド構造の固定子部を示す断面図であ
る。
図において、第1図および第2図にそれぞれ示した従来
例の金属フレーム構造およびモールド構造の固定子部の
符号と同一符号は同等部分を示し、その説明は省略する
。())は熱硬化性樹脂(6)の内部に固定子コア(2
)および固定子巻線(3)を取り註むように設けられプ
ラスチックフィルム(7a)の表面に金属膜(7b)を
被着させた金属膜被着プラスチックフィルムで、プラス
チックフィルム(7a)として主なものにはポリエチレ
ンフィルム、ポリエチレンフィルムなどがあり、金属膜
(71))としてアルミニウム(Af)蒸着膜なとの金
橘蒸着膜が用いられる。この金属膜被着プラスチックフ
ィルム(7)の−例の透湿度を挙げると、30μmの厚
さのポリエチレンフィルムでは、JIS Z 020B
において、適温度カ28g / nl” −24hであ
るが、このポリエチレンフィルムに30OAの厚さのA
/蒸着膜を成膜することによって、とのA7蒸着膜が成
膜された上記ポリエチレンフィルムの透湿度が1g7m
・24hに低下する0 このような金属膜被着プラスチックフィルム(7)を熱
硬化性樹脂(6)の内部に介在させることによって、外
部から熱硬化性樹脂(6)を通って固定子コア(2)お
よび固定子巻線(3)への透湿が極めて有効に抑制され
るので、金属膜被着プラスチックフイルム(7)が熱硬
化性樹脂(6)の耐湿性の向上に寄与するところ大であ
ることは容易に理解される。
第4図はこの実施例での固定子巻線の絶縁抵抗値の時l
5JJ的変化の一例を示す特性図である。
図にふ・いて、縦軸は140℃の温度で圧力が15kg
/cm2の飽和水蒸気の雰囲気中に暴露されたときの固
定子巻線(3)の相聞絶縁抵抗を示し、横軸は経過時間
を示す。実線で示す(イ)はこの実施例の構成において
熱硬化性樹脂(6)にエポキシ樹脂を用いたものであり
、一点鎖線で示す(ロ)は第2図に示した従来例の固定
子部の構成において熱硬化性樹脂(6)にエポキシ樹脂
を用いたものである。
第4図に示すように、この実施例の構成では、第2図に
示した従来例の固定子部の構成に比べ、固定子巻線(:
1)の相関絶縁抵抗値の低下がかなり遅れて生じ、金i
Il&膜被着プラスチックフィルム(7)の効果が顕著
に現われていることが判る0このように、この実施例の
構成では、金属膜被着プラスチックフィルム())の介
在によって熱硬化性樹脂(6)の耐湿性を向上させるこ
とが可能とな択信頼性をよくすることができる。
この実施例では、金属膜被着プラスチックフィルム(7
)を熱硬化性m B’ti ie+の内部に設けたが、
必ずしもこれは内部に限定する8号がなく、表面に設け
てもよい。また、この実施例では、金楓膜被着プラスチ
ックフィルム(7)を一層設けたが、必すしもこれは一
層に限定する必要がなく、複数層設けてもよい。この場
合には、熱硬化性樹脂(6)の耐湿性をより一層向上さ
せることができる。
なお、これまで、水中ポンプ用キャンド形3相モータの
固定子部を例にとり述べたが、この発明はこれに限らず
、耐湿性が要求されるモールド構造の電気部品、電子部
品をも含めた電気装置一般に適用することができるO 以上、説明“したように、この発明のモールド構造の電
気装置では、電気機器の少なくとも一部をモールドした
熱硬化性樹脂の内部もしくは表面に、□ 。
上記電気機器の所要部分を取り囲むように、金属膜が表
面に被着されたプラスチックフィルムからなる金属膜被
着プラスチックフィルムを脱けたので、この金属膜被着
プラスチックフィルムによって外部から上記熱硬化性樹
脂を通って上記電気機器の所要部分への透湿を抑制し、
上記熱硬化性樹脂の耐湿性を向上させることかで色、信
頼性をよくすることができる0
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ水中ポンプ用キャンド形
3相モータの従来の金輌フレーム構造およびモールド構
造の固定子部の一例を示す断面図、第3図は水中ポンプ
用キャンド形3相モータのこの発明の一実施例のモール
ド構造の固定子部を示す断面図、第4図は上記実施例で
の固定子巻線の絶縁抵抗値の時間的変化の一例を示す特
性図である0 図において、(21は固定子コア(電気機器の一部)、
(3)は固定子巻線(1!気機器の一部) 、ta+は
熱硬化性樹脂、(7)は金属膜被層プラスチックフィル
ム、(7a)はクラスチックフィルム、(7b)は金属
膜である。 なお、図中同一符号はそれぞれ同一もしくは相当部分を
示す。 代理人   葛 野 信 −(ほか−名)第1図 第2図 第:3図 S)通時朋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  電気機器の少なくとも一部を熱硬化性樹脂で
    モールドしたものにおいて、金属膜が被着されたグラス
    チックフィルムからなる金属膜被着プラスチックフィル
    ムを上記熱硬化性樹脂の内部もしくは表面に上記電気機
    器のP9′r喪部分を取り囲むように設けたことを特徴
    とするモールド構造の電気装置。
  2. (2)  グラスチックフィルムがポリエチレンフィル
    ムであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    モールド構造の電気装置。
  3. (3)  金JI!4膜がアルミニウム蒸着膜であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のモールド構造の電気装置。
JP12265381A 1981-08-04 1981-08-04 モ−ルド構造の電気装置 Pending JPS5823415A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61198709A (ja) * 1985-02-28 1986-09-03 ニツセイ電機株式会社 電子部品
US5271530A (en) * 1990-11-07 1993-12-21 Daiwa Can Company Foam dispensing pump container
US5570819A (en) * 1992-07-07 1996-11-05 Daiwa Can Company Foam dispensing pump container
JP2002095225A (ja) * 2000-09-18 2002-03-29 Tamagawa Seiki Co Ltd 電動機構造の製造方法
US6612468B2 (en) 2000-09-15 2003-09-02 Rieke Corporation Dispenser pumps
US7802701B2 (en) 2005-01-14 2010-09-28 Rieke Corporation Up-lock seal for dispenser pump

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