JP2019151360A - 泡吐出器 - Google Patents

泡吐出器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019151360A
JP2019151360A JP2018036278A JP2018036278A JP2019151360A JP 2019151360 A JP2019151360 A JP 2019151360A JP 2018036278 A JP2018036278 A JP 2018036278A JP 2018036278 A JP2018036278 A JP 2018036278A JP 2019151360 A JP2019151360 A JP 2019151360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
thin plate
plate portion
mesh
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018036278A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7057158B2 (ja
Inventor
拓馬 木村
Takuma Kimura
拓馬 木村
八島 昇
Noboru Yashima
昇 八島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2018036278A priority Critical patent/JP7057158B2/ja
Publication of JP2019151360A publication Critical patent/JP2019151360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7057158B2 publication Critical patent/JP7057158B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/0018Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
    • B05B7/0025Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
    • B05B7/0031Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply with disturbing means promoting mixing, e.g. balls, crowns
    • B05B7/0037Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply with disturbing means promoting mixing, e.g. balls, crowns including sieves, porous members or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1043Sealing or attachment arrangements between pump and container
    • B05B11/1046Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container
    • B05B11/1047Sealing or attachment arrangements between pump and container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container the pump being preassembled as an independent unit before being mounted on the container
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1087Combination of liquid and air pumps

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

【課題】よりきめ細かい泡を吐出することが可能な構造の泡吐出器を提供する。【解決手段】泡吐出器は、泡が通過する泡流路40と、泡流路40を通過した泡を吐出する吐出口71bと、泡流路40に対して交差する姿勢で当該泡流路40の内部に配置されていて泡を通過させる開口82を有する板状の薄板部80と、開口82よりも目開きが細かく薄板部80に対して当接又は近接して開口82を塞いでいるメッシュ90と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、泡吐出器、泡吐出キャップ、泡吐出器用アタッチメント、及び、液体詰め泡吐出容器に関する。
特許文献1には、弾性変形可能なスクイズ容器と、スクイズ容器の口部に装着された発泡栓と、を備え、発泡栓は、上流側に配置された多孔板と、多孔板とは間隔を隔てて下流側に配置された網又は不織布と、を有するスクイズフォーマー容器が記載されている。
実開昭58−174272号公報
本願発明者等の検討によれば、特許文献1のスクイズフォーマー容器は、吐出される泡のきめ細かさに関し、なお改善の余地がある。
本発明は、よりきめ細かい泡を吐出することが可能な構造の泡吐出器、泡吐出キャップ、泡吐出器用アタッチメント、及び、液体詰め泡吐出容器に関する。
本発明は、泡が通過する泡流路と、
前記泡流路を通過した泡を吐出する吐出口と、
前記泡流路に対して交差する姿勢で当該泡流路の内部に配置されていて、前記泡を通過させる開口を有する板状の薄板部と、
前記開口よりも目開きが細かく前記薄板部に対して当接又は近接して前記開口を塞いでいるメッシュと、
を備える泡吐出器に関する。
本発明によれば、よりきめ細かい泡を吐出することが可能となる。
実施形態に係る泡吐出器の側断面図である。 図2(a)及び図2(b)は実施形態に係る先端チップ(泡吐出器用アタッチメント)を示す図であり、このうち図2(a)は先端チップを中心軸に対して平行に切断した断面図であり、図2(b)は先端チップを図2(a)の矢印B方向に視た図である。 実施形態に係る泡吐出器の先端チップ及びその近傍の部分を示す拡大断面図である。 図4(a)は先端チップの変形例を示す断面図であり、図4(b)は変形例に係る泡吐出器の先端チップ及びその近傍の部分を示す拡大断面図である。 図5(a)は実施例1から実施例4と比較例1から比較例4の条件と得られた泡の性状等の特性を示す図であり、図5(b)から図5(j)の各々は各実施例及び各比較例における開口の配置や薄板部及びメッシュの有無を示す図である。 図6(a)は実施例6及び実施例7と比較例5から比較例8の条件と得られた泡の性状等の特性を示す図であり、図6(b)から図6(g)の各々は各実施例及び各比較例における開口の配置や薄板部及びメッシュの有無を示す図である。 実施例1、実施例2、実施例8から実施例10と比較例1の条件と得られた泡の性状等の特性を示す図である。 図8(a)は実施例1、実施例11及び比較例1の条件と得られた泡の性状等の特性を示す図であり、図8(b)から図8(d)の各々は実施例1、実施例11及び比較例1における開口の配置や薄板部及びメッシュの有無を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態及びその変形例について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。
先ず、図1から図3を用いて実施形態を説明する。図2(a)は図2(b)のA−A線に沿った断面図である。図3は図1の部分拡大図である。
図1に示すように、本実施形態に係る泡吐出器100は、泡が通過する泡流路40と、泡流路40を通過した泡を吐出する吐出口71bと、泡流路40に対して交差する姿勢で当該泡流路40の内部に配置されていて泡を通過させる開口82(図2(a)、図2(b)、図3)を有する板状の薄板部80と、開口82よりも目開きが細かく薄板部80に対して当接又は近接して開口82を塞いでいるメッシュ90と、を備えている。
本実施形態によれば、薄板部80によって泡の流路が絞り込まれることによって泡の流速が増大している状態で、泡がメッシュ90を通過する。これにより、メッシュ90による泡の剪断がより確実に生じることから、泡がよりきめ細かくなる。よって、泡吐出器100は、よりきめ細かい泡を吐出口71bから吐出することが可能である。
ここで、薄板部80が泡流路40に対して交差する姿勢となっているとは、図3に示すように、泡流路40の軸心AXの方向(薄板部80が配置されている箇所における軸心AXの方向)に対して薄板部80の板面が交差していることをいう。好ましくは、薄板部80の板面は軸心AXに対して直交している(換言すれば、薄板部80の厚み方向が軸心AXの方向と一致している)。
薄板部80は、泡流路40を構成する構造体(本実施形態では、泡流路40の下流部42を構成する構造体であるノズル部35)とは別体の板状の部材であってもよいし、泡流路40を構成する構造体と一体の板状の部分であってもよい。本実施形態の場合、薄板部80は、メッシュ90とともに、先端チップ60(泡吐出器用アタッチメント)を構成しており、先端チップ60がノズル部35の先端に装着されている。
メッシュ90は、例えば、格子状に編組された複数本の線材(ワイヤ)により構成された網状部である。ただし、メッシュ90は、薄板部80の開口82よりも小さな目開きの開口を有する板状部であってもよい。
一方、薄板部80は、網状部ではなく、開口82が形成された板状の部分であり、例えば、平板状に形成されている。本実施形態の場合、薄板部80は板状の部材である。
本実施形態の場合、メッシュ90は薄板部80に対して重ねて配置されている。より詳細には、薄板部80の片面にメッシュ90が配置されている。なお、メッシュ90が薄板部80に対して重ねて配置されている場合に、メッシュ90が一対の薄板部80によってサンドイッチされていても良いし、薄板部80の両面にそれぞれメッシュ90が配置されていても良い。
ただし、本発明は、この例に限らず、開口82内にメッシュ90が配置されていてもよい。この場合、例えば、メッシュ90の外周縁が開口82の内周面に対して固定されていてもよい。また、メッシュ90が一対の薄板部80によってサンドイッチされている場合に、結果的に、一対の薄板部80により構成される板状部の開口内にメッシュ90が配置された形態となっていても良い。
メッシュ90が薄板部80に対して当接している状態には、メッシュ90が薄板部80に対して当接する状態で重ねて配置されている状態や、メッシュ90が開口82内に配置されてメッシュ90の周縁部が薄板部80に当接している状態などが挙げられる。
本実施形態の場合、メッシュ90は、薄板部80に対して重ねられて該薄板部80に対して当接し、且つ、薄板部80に対して接着又は溶着により固定されている。
メッシュ90が薄板部80に対して近接しているとは、薄板部80の厚み方向において、メッシュ90と薄板部80との距離が開口82の内径(開口径)以下であることを意味する。なお、薄板部80が複数個の開口82を有していて、開口82の内径が一定ではない場合、メッシュ90が薄板部80に対して近接しているとは、薄板部80の厚み方向において、メッシュ90と薄板部80との距離が最大の開口82の内径以下であることを意味し、開口82の内径の平均値以下であることがより好ましく、最小の開口82の内径以下であることが更に好ましい。メッシュ90と薄板部80との距離は、薄板部80の厚み以下であることが好ましく、メッシュ90の厚み以下であることがより好ましい。
メッシュ90が薄板部80に対して近接している状態には、メッシュ90が薄板部80に対して近接する(薄板部80から若干離間する)位置関係で対向して配置されていることなどが挙げられる。
メッシュ90が開口82を塞いでいるとは、薄板部80の板面に対して直交する方向に視たときに、メッシュ90が開口82の少なくとも一部分と重なることであり、好ましくはメッシュ90が開口82の全体と重なっている。
メッシュ90は、薄板部80に対して直接固定されていてもよいし、薄板部80に対して間接的に固定されていてもよい。メッシュ90が薄板部80に対して直接固定されていることには、メッシュ90が薄板部80に対して当接した状態で該薄板部80に対して固定されていることの他、メッシュ90が接着層を介して薄板部80に対して固定されていることなども含まれる。
特に、メッシュ90が薄板部80に対して直接固定されて当接していることにより、薄板部80によって泡の流路が絞り込まれて泡の流速が最も増大している状態で、泡がメッシュ90を通過するようにできる。よって、泡をより一層きめ細かくすることが可能となる。
本実施形態の場合、メッシュ90は薄板部80の下流側に配置されている。これにより、薄板部80により泡の流路が最も増大した直後に泡がメッシュ90を通過するようにできるため、メッシュ90によって泡をきめ細かくする作用を高めることができる。
ただし、本発明は、この例に限らず、メッシュ90が薄板部80の上流側に配置されていてもよい。この場合、薄板部80により泡の流速が増大しつつある状態で、泡がメッシュ90を通過するようにできるため、メッシュ90が薄板部80の下流側に配置されている場合と近い作用が得られる。
より詳細には、本実施形態の場合、薄板部80が1枚であり、メッシュ90も1層である。
ただし、本発明は、この例に限らず、互いに直接固定、当接又は近接して配置された薄板部80とメッシュ90のいずれか一方又は両方の数が複数であってもよい。
薄板部80の材料は特に限定されないが、薄板部80は、例えば、合成樹脂又は金属などにより構成することができる。
薄板部80が有する開口82の数は、特に限定されず、1つでもよいが、複数であることが好ましい。本実施形態の場合、薄板部80は、複数の開口82を有し、メッシュ90は、複数の開口82の各々を塞いでいる。
なお、薄板部80が複数の開口82を有する場合に、メッシュ90がすべての開口82をそれぞれ塞いでいることが好ましいが、複数の開口82のなかにはメッシュ90により塞がれていない開口82が存在していてもよい。
また、一のメッシュ90が複数の開口82を一括して塞いでいてもよいし、開口82毎に個別にメッシュ90が設けられていてもよい。本実施形態の場合、1枚の薄板部80に1枚のメッシュ90が重ねて配置されて、当該1枚のメッシュ90が薄板部80の複数の開口82の各々を一括して塞いでいる。
薄板部80が有する開口82の数は、例えば、3個以上20個以下とすることができ、4個以上としてもよいし、6個以上としてもよいし、15個以下としてもよい。
本実施形態の場合、薄板部80は、例えば、図2(b)に示すように、6個の開口82を有する。
薄板部80における複数の開口82の配置は特に限定されない。複数の開口82は、薄板部80において均等に分散して配置されていることが好ましい。複数の開口82は、格子状などのアレイ状に配置されていることが好ましい。本実施形態の場合、複数の開口82は、図2(b)に示すように矩形格子状に配置されている。ただし、本発明において、複数の開口82の配置は、この例に限らない。例えば、複数の開口82は千鳥格子状に配置されていてもよいし、円周上に配置されていてもよいし、複数の同心円上に複数ずつ配置されていてもよい。
また、本実施形態の場合、薄板部80の複数の開口82の個々の開口面積が互いに等しい。ただし、本発明は、この例に限らず、複数の開口82のなかには、他の開口82とは開口面積が異なる開口82が含まれていてもよい。
泡をよりきめ細かくする観点で、薄板部80の厚み寸法は、1mm以下であることが好ましく、0.5mm以下であることがより好ましい。なお、薄板部80の厚み寸法の下限は、薄板部80の構造的強度を確保する観点で定めればよく、例えば、0.01mm以上とすることができ、好ましくは0.05mm以上とすることができ、0.1mm以上であることがより好ましい。
開口82の形状は特に限定されないが、真円形状、楕円形状、長円形状などの円形状であることが好ましい。開口82が円形状であることにより、泡がよりスムーズに開口82を通過するようにできる。本実施形態の場合、図2(b)に示すように、開口82は真円形状に形成されている。
ただし、開口82の形状は、この例に限らず、例えば、矩形状、三角形状、その他の多角形状、又は星形などであってもよい。
開口82の内径(円相当径)は、特に限定されないが、0.1mm以上5mm以下であることが好ましく、0.5mm以上3mm以下であることが更に好ましく、1mm以上2mm以下であることが一層好ましい。
メッシュ90の目開きは、0.01mm以上0.3mm以下であることが好ましく、0.02mm以上0.2mm以下であることが更に好ましい。
本実施形態の場合、泡吐出器100は、手動式のポンプ容器(ポンプフォーマー)であり、液体を泡化するフォーマー機構20を備えている。泡吐出器100は、泡となる液体101を貯留する容器本体10を備えている。容器本体10には、液体101が常圧で貯留されている。
ただし、本発明は、この例に限らず、泡吐出器は、容器本体に対する圧搾操作により液体を泡化して吐出するスクイズフォーマー容器であってもよいし、電動式の泡ディスペンサーであってもよいし、圧縮ガスとともに液体が容器本体に充填されたエアロゾル容器であってもよい。更には、泡吐出器は、使用者が泡吐出器を振って(シェイクして)液体と気体とを攪拌する操作を行うことで液体を泡立てた後、泡を吐出するように構成されたものであってもよい。
本実施形態の場合、泡吐出器100は、液体101を貯留する容器本体10と、容器本体10に対して着脱可能に装着されている泡吐出キャップ300と、を備えて構成されている。換言すれば、泡吐出キャップ300は、泡吐出器100の構成のうち容器本体10を除く部分により構成されている。
すなわち、泡吐出キャップ300は、泡となる液体101を貯留する容器本体10に装着される泡吐出キャップ300であって、それぞれ上述した泡流路40、吐出口71b、薄板部及びメッシュ90を備えている。
なお、図1では、泡吐出キャップ300において破断線Hよりも下側の部分については、外形線のみを示しており、詳細な構造の図示を省略している。
容器本体10の形状は特に限定されないが、容器本体10は、例えば、胴部11と、胴部11の上側に連接されている円筒状の口頸部13と、胴部11の下端を閉塞している底部14と、を有している。口頸部13の上端は開口している。
また、本実施形態に係る液体詰め泡吐出容器200は、本実施形態に係る泡吐出器100と、容器本体10に充填された液体101と、を備えて構成されている。
すなわち、液体詰め泡吐出容器200は、泡となる液体101を貯留する容器本体10を有する泡吐出器100と、容器本体10に充填された液体101と、を備える。
本実施形態では、液体101として、ハンドソープを代表例として挙げることができるが、これに限られず、洗顔料、クレンジング剤、食器用洗剤、整髪料、ボディソープ、髭剃り用クリーム、ファンデーションや美容液等の肌用化粧料、染毛剤、消毒薬、パンなどの食品に塗布するクリーム、住居用洗剤、除菌剤、部分洗い用等の衣料用洗剤など、泡状で用いられる種々のものを例示することができる。泡化する前の液体101の粘度、すなわち容器本体10内の液体101の粘度は、特に限定されないが、例えば、20℃において約1mPa・s以上20mPa・s以下とすることができる。液体101の粘度はB型粘度計により測定する。B型粘度計としては、粘度に応じて選択されたロータを有するものが用いられる。このローターは、60回転/分の回転数で回転する。ローターの回転開始から60秒後の粘度を測定する。
泡吐出キャップ300は、使用者により押下されるヘッド部30と、ヘッド部30のノズル部35の先端部に装着された先端チップ60と、容器本体10の口頸部13に対して着脱可能に装着されるキャップ部材110と、液体101を泡化するフォーマー機構20と、ヘッド部30の押下操作に連動して液体101及び気体をフォーマー機構20に送出し且つ泡を吐出口71bから吐出させるポンプ部120と、容器本体10内の液体101をポンプ部120に吸い上げるためのディップチューブ130と、を備えている。
泡吐出キャップ300は、ヘッド部30が押下されることにより、液体101を泡化し、泡を吐出する。
ヘッド部30は、例えば、使用者による押下操作を受ける操作受部31と、操作受部31から垂下している外筒部32及び内筒部33と、操作受部31から略水平に突出しているノズル部35と、を備えている。
内筒部33は外筒部32の内側に配置されており、外筒部32と内筒部33とは互いに同軸に配置されている。内筒部33は外筒部32よりも上下に長尺に形成されており、内筒部33の下端は外筒部32の下端よりも下方に位置している。
操作受部31は外筒部32及び内筒部33の上端を閉塞しており、略水平に配置されている。
ノズル部35の先端には、ノズル開口35aが形成されている。
ノズル部35には、ノズル開口35aから先端チップ60が差し込まれて装着されている(詳細後述)。
キャップ部材110は、螺合等の止着方法によって口頸部13に対して着脱可能に装着される円筒状の装着部111と、装着部111の上端部を閉塞している環状閉塞部112と、装着部111よりも小径の円筒状に形成されているとともに環状閉塞部112の中央部から上方に起立している起立筒部113と、を備えている。
なお、装着部111は、2重筒構造に形成されていて、そのうち内側の筒状部が口頸部13に対して螺合するようになっていても良いし、一重の筒状に構成されていても良い。口頸部13に装着部111が装着されることによって、キャップ部材110の全体、ひいては泡吐出キャップ300の全体が容器本体10に装着される。
泡吐出キャップ300が容器本体10に装着されることにより、泡吐出キャップ300によって口頸部13の上端の開口が閉塞される。
ポンプ部120は、キャップ部材110に固定されている。
ポンプ部120は、筒状のピストンガイド140を備えている。ピストンガイド140は、その上端部においてボール弁190を保持している。
ヘッド部30は、例えば、ヘッド部30の内筒部33を起立筒部113の上方から起立筒部113内に押し込み、内筒部33の下端部に対してピストンガイド140の上端部を差し込み固定することで、ピストンガイド140に装着されている。これにより、ヘッド部30はピストンガイド140によって保持されている。
ピストンガイド140は、コイルバネ等の付勢部材を介して、ポンプ部120のケースによって支持されている。
ヘッド部30に対して押下操作が行われたときには、付勢部材の付勢に抗してヘッド部30及びピストンガイド140が一体に下降するようになっている。なお、ヘッド部30の押下操作は、所定の下死点で停止するようになっている。
また、ヘッド部30に対する押下操作が解除されると、ヘッド部30及びピストンガイド140が付勢部材の付勢に従って上死点位置(図1の位置)まで上昇するようになっている。
泡吐出器100は、ヘッド部30に対する1回の押下操作(ヘッド部30を上死点から下死点まで押し下げる操作)によって一定量の泡を吐出するようになっている。
なお、ポンプ部120の構造はよく知られており、本明細書では詳細な説明を省略する。
フォーマー機構20は、ポンプ部120によって送出される液体101と空気とが混合される気液混合部21を含んで構成されている。気液混合部21にて液体101と空気とが混合されることによって、液体101が泡化する(泡が生成される)。すなわち、泡吐出器100は、ヘッド部30に対する操作に応じて泡を生成するフォーマー機構20を有する。
ポンプ部120は、ボール弁190を含む液体弁を備えており、この液体弁が気液混合部21に臨んで配置されている。
ヘッド部30に対する押下操作が行われると、ボール弁190が押し上げられて液体弁が開き、液体101が気液混合部21に流入する(つまり気液混合部21に液体101が送出される)ようになっている。
また、気液混合部21に液体101を送出する際に、ポンプ部120は、気液混合部21に対する空気の送出も並行して行うようになっている。
ボール弁190の上方には、筒状のフォーマー部材23が配置されている。フォーマー部材23は、当該フォーマー部材23の軸心方向が上下に延在する姿勢で、内筒部33の内部に配置されている。フォーマー部材23の内部空間は、気液混合部21の一部を構成している。
フォーマー部材23の内部には、筒状のメッシュ保持リング50が例えば上下2段に設けられている。下側のメッシュ保持リング50の下端の開口と、上側のメッシュ保持リング50の上端の開口には、それぞれメッシュ51が設けられている。
メッシュ保持リング50及びメッシュ51は、気液混合部21とともにフォーマー機構20を構成している。
フォーマー機構20の下流側(図1においてフォーマー機構20の上側)には、泡流路40が配置されている。
次に、図2(a)から図3を用いて、先端チップ60について詳細に説明する。
図2(a)及び図2(b)に示すように、先端チップ60は、ノズル部35に装着される装着部70と、装着部70に設けられたメッシュ90及び薄板部80と、を備えて構成されている。
本実施形態の場合、装着部70は、筒状に形成されている。すなわち、装着部70は、筒状の筒状部71を有しており、筒状部71の先端(図2(a)において筒状部71の上端)には吐出口71bが形成されており、筒状部71の基端には上流側開口71aが形成されている。
更に、筒状部71の先端部には、筒状部71の径方向外方に周回状に突出している係止部73が形成されている。係止部73における基端側の面(図2(a)において係止部73の下面)である係止面73aは、平坦に形成されており、且つ、筒状部71の軸方向に対して直交している。
筒状部71の基端側の端面である上流側端面71cは、平坦に形成されており、且つ、筒状部71の軸方向に対して直交している。
筒状部71の外周面には、突起部72が形成されている。
本実施形態の場合、筒状部71の内部空間は、直線状の筒状の形状となっており、筒状部71の内周面71dの形状は、筒状部71を軸方向におけるいずれの位置で切断しても、上流側開口71aと同じ形状となっている。
図2(a)に示すように、薄板部80の一方の面にはメッシュ90が固定されている。メッシュ90は、例えば、接着又は溶着により薄板部80に固定されている。これにより、薄板部80の各開口82がメッシュ90により塞がれている。
なお、メッシュ90の外形形状と薄板部80の外形形状とは互いに同形状に形成されている。薄板部80の板面に対して直交する方向に薄板部80及びメッシュ90を視たときに、薄板部80の外形線と薄板部80の外形線とが互いに一致するように、薄板部80に対してメッシュ90が配置されている。
筒状部71の上流側端面71cには、メッシュ90が接着又は溶着により固定されている。より詳細には、メッシュ90の周縁部が上流側端面71cに固定されている。これにより、筒状部71の上流側開口71aがメッシュ90により塞がれている。
図3に示すように、先端チップ60は、筒状部71がノズル部35内に圧入固定(嵌入固定)されることによって、ノズル部35の先端部に装着されている。先端チップ60がノズル部35に装着された状態では、例えば、係止面73aがノズル部35の先端面に対して周回状に当接するとともに、突起部72がノズル部35の内周面に対して周回状に当接する。
また、先端チップ60がノズル部35に装着された状態では、薄板部80は、泡流路40に対して交差する姿勢となって当該泡流路40の内部に配置される。
ここで、ヘッド部30の内部には、内筒部33の内部空間からノズル部35の内部空間に亘って泡流路40が形成されている。泡流路40は、例えば、上下に延在している上流部41と、上流部41の上端(下流端)から略水平に延びている下流部42と、を有している。より詳細には、例えば、上流部41は直線状に延在しており、下流部42は曲線状に延在している。ただし、上流部41が曲線状に延在していてもよいし、下流部42が直線状に延在していてもよい。上流部41は、内筒部33の内周面33aの内側の領域である。
なお、ノズル部35に先端チップ60が装着されていない状態では、ノズル部35の先端のノズル開口35aが泡吐出器100の吐出口となる。
本実施形態では、ノズル部35に先端チップ60が装着されており、泡流路40における最も下流側の部分は、先端チップ60の内部空間により構成されている。すなわち、先端チップ60の内部空間は、下流部42における下流側の端部を構成している。そして、先端チップ60の先端の開口が吐出口71bとなっている。
このように、本実施形態に係る先端チップ60は、泡が通過する泡流路40と、泡流路40を通過した泡を吐出する吐出口(ここではノズル開口35a)と、を備える泡吐出器(ここでは泡吐出器100から先端チップ60を除いたもの)に装着して用いられる泡吐出器用アタッチメントであって、泡流路の下流側端部に装着される装着部70と、泡を通過させる開口82を有していて装着部70に設けられている薄板部80と、装着部70に設けられ開口82よりも目開きが細かく薄板部80に対して当接又は近接して開口82を塞いでいるメッシュ90と、を備えている。
また、先端チップ60がノズル部35の先端部に装着されていることによって、薄板部80及びメッシュ90は、泡流路40の下流側端部に配置されている。
より詳細には、泡流路40は、フォーマー機構20の下流側に配置されていて上下に延在している上流部41と、上流部41の下流側に配置されていて上流部41に対して交差する方向(例えば略直交する方向)に延在している下流部42と、を含み、メッシュ90及び薄板部80が下流部42に配置されている。
ここで、本実施形態のように、泡流路40が互いに交差する方向にそれぞれ延在している上流部41と下流部42とを有する場合、泡流路40の下流側端部は、下流部42とすることができ、好ましくは、下流部42を上流部と下流部とに二等分したうちの下流側の部分とすることができる。
なお、本実施形態とは異なり、泡流路40の全体が直線状に延在している場合、泡流路40の下流側端部は、泡流路40を三等分したうち最も下流側の部分とすることができる。
泡吐出器100は、泡流路40の下流側端部に装着された装着部70を備え、装着部70にメッシュ90と薄板部80とが設けられている。
より詳細には、泡吐出器100は、泡流路40の少なくとも一部分を内部に有するノズル部35を備え、装着部70は、ノズル部35の先端部に装着されている。また、装着部70は、泡流路40の下流側端部に嵌入固定されている。
本実施形態の場合、ノズル部35内の空間は、略矩形状であり、水平方向における寸法が、上下方向における寸法よりも長い。つまり、ノズル部35内の内腔は、略長方形状となっている。
また、本実施形態の場合、薄板部80及びメッシュ90は、ノズル部35内の空間と同様に、略長方形状に形成されている。薄板部80及びメッシュ90は、薄板部80及びメッシュ90の長辺の方向が、ノズル部35の内腔の長辺の方向と一致する姿勢で、ノズル部35内に配置されている。
図2(b)に示すように、薄板部80には、例えば、6つの開口82が形成されており、これら開口82は2列の矩形格子状に配置されている。
より詳細には、図2(b)の左右方向(つまり薄板部80の長辺に沿う方向)における開口82どうしの間隔は、図2(b)の上下方向(つまり薄板部80の短辺に沿う方向)における開口82どうしの間隔よりも長い。
このように、薄板部80の複数の開口82は、格子状に配置されており、第1方向(水平方向)における開口82どうしの間隔が、第1方向に対して交差(例えば直交)する第2方向における開口82どうしの間隔よりも長い。また、複数の開口82は、第1方向において等間隔に配置されているとともに、第2方向においても等間隔に配置されている。
また、薄板部80の配置領域における泡流路40の内腔は、第1方向における寸法が、第2方向における寸法よりも長く、第1方向における開口82どうしの間隔が、第2方向における開口82どうしの間隔よりも長い。
また、薄板部80の配置領域における泡流路40の内腔は、矩形状である。
ここで、薄板部80における開口82の合計面積の割合は、特に限定されないが、5%以上50%以下であることが好ましく、7.5%以上30%以下であることがより好ましい。
ここで、薄板部80における開口82の合計面積とは、開口82の数が1つの場合は、当該開口82の面積である。
薄板部80における開口82の合計面積の割合は、言い換えると、薄板部80の開口率である。
本実施形態において、薄板部80における開口82の合計面積の割合は、以下に説明するようにして求めることができる。
すなわち、図3に示す面積S1と面積S2とのうち、面積が小さい方に対する開口82の合計面積の割合を、薄板部80における開口82の合計面積の割合とする。
面積S1は、泡流路40において薄板部80の上流側に隣接する部位を薄板部80に対して平行に切断した断面内における泡流路40の面積である。
面積S2は、泡流路40において薄板部80の下流側に隣接する部位を薄板部80に対して平行に切断した断面内における泡流路40の面積である。
本実施形態では、面積S1よりも面積S2の方が小さいため、薄板部80における開口82の合計面積の割合は、面積S2に対する割合である。
なお、面積S1及び面積S2は、薄板部80における開口82の合計面積よりも大きい。そして、泡流路40において薄板部80及びメッシュ90の配置領域の上流側に隣接する部位の流路面積、並びに、泡流路40において薄板部80及びメッシュ90の配置領域の上流側に隣接する部位の流路面積は、薄板部80における開口82の合計面積よりも大きい。
泡吐出器100は、以上のように構成されている。
泡吐出器100は、底部14が水平な載置面上に載置された状態で自立可能である。また、泡吐出器100が自立した状態でヘッド部30に対する押下操作が行われることによって、吐出口71bから泡を吐出できるようになっている。
すなわち、ヘッド部30に対する押下操作が行われると、ヘッド部30及びピストンガイド140がポンプ部120内の付勢部材の付勢に抗してキャップ部材110及び容器本体10に対して相対的に下降する。
この際に、ポンプ部120の作用により液体101及び空気が気液混合部21に供給され、該気液混合部21にて泡が生成される。気液混合部21にて生成された泡は、メッシュ51を通過することによって、よりきめ細かく均一な泡となる。このようにしてフォーマー機構20にて生成された泡は、泡流路40を通過し、該泡流路40内に配置された薄板部80の開口82とメッシュ90とを通過して、吐出口71bから吐出される。泡は、薄板部80の開口82とメッシュ90とを通過することによって、一層きめ細かく均一になる。
以上のような実施形態によれば、泡吐出器100は、泡が通過する開口82を有する板状の薄板部80と、開口82よりも目開きが細かく薄板部80に対して当接又は近接して開口82を塞いでいるメッシュ90と、を備えているので、薄板部80によって泡の流路が絞り込まれることによって泡の流速が増大している状態で、泡がメッシュ90を通過するようにできる。これにより、メッシュ90による泡の剪断がより確実に生じることから、泡がよりきめ細かくなる。よって、泡吐出器100は、よりきめ細かい泡を吐出口71bから吐出することが可能である。
また、薄板部80及びメッシュ90が泡流路40の下流側端部に配置されていることにより、泡が吐出口71bから吐出される直前で、泡をきめ細かく均一にし、そのまま泡を吐出することができる。よって、吐出口71bから吐出される泡をよりきめ細かくすることができる。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
例えば、図4(a)に示す変形例1に係る先端チップ60のように、先端チップ60は、ゴムなどの弾性材料により構成された管状の部材である弾性チューブ65を備えていてもよい。この場合、弾性チューブ65に筒状部71が挿入されることによって、筒状部71の周囲に弾性チューブ65が装着されている。
先端チップ60は弾性チューブ65を有しているので、図4(b)に示すようにノズル部35の先端部に先端チップ60が装着された際に、弾性チューブ65がノズル部35の内周面と筒状部71の外周面との間で圧縮されるため、先端チップ60がより安定的にノズル部35によって保持されるようにできる。また、筒状部71の外径寸法とノズル部35の内径寸法との誤差の許容度が大きくなる。
なお、薄板部80の開口82の内部空間の面積は、開口82における上流側から下流側に向けてテーパー状などに変化していてもよい。
すなわち、開口82の流路面積が上流側から下流側に向けて変化していてもよい(例えば、開口82の流路面積が上流側から下流側に向けてテーパー状に変化していてもよい)。
泡吐出器100及び泡吐出キャップ300の各構成要素は、個々に独立した存在である必要はない。複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
上記実施形態は、以下の技術思想を包含する。
<1>泡が通過する泡流路と、
前記泡流路を通過した泡を吐出する吐出口と、
前記泡流路に対して交差する姿勢で当該泡流路の内部に配置されていて、前記泡を通過させる開口を有する板状の薄板部と、
前記開口よりも目開きが細かく前記薄板部に対して当接又は近接して前記開口を塞いでいるメッシュと、
を備える泡吐出器。
<2>前記メッシュは、前記薄板部に対して直接固定されて当接している<1>に記載の泡吐出器。
<3>前記メッシュは、前記薄板部の下流側に配置されている<1>又は<2>に記載の泡吐出器。
<4>前記薄板部は、複数の前記開口を有し、
前記メッシュは前記複数の開口の各々を塞いでいる<1>から<3>のいずれか一項に記載の泡吐出器。
<5>前記薄板部及び前記メッシュは、前記泡流路の下流側端部に配置されている<1>から<4>のいずれか一項に記載の泡吐出器。
<6>前記泡流路の下流側端部に装着された装着部を備え、
前記装着部に前記メッシュと前記薄板部とが設けられている<5>に記載の泡吐出器。
<7>前記薄板部の厚みは0.01mm以上0.5mm以下である<1>から<6>のいずれか一項に記載の泡吐出器。
<8>前記薄板部における前記開口の合計面積の割合が5%以上50%以下である<1>から<7>のいずれか一項に記載の泡吐出器。
<9>泡となる液体を貯留する容器本体に装着される泡吐出キャップであって、
前記泡が通過する泡流路と、
前記泡流路を通過した泡を吐出する吐出口と、
前記泡流路に対して交差する姿勢で当該泡流路の内部に設けられていて、前記泡を通過させる開口を有する板状の薄板部と、
前記開口よりも目開きが細かく前記薄板部に対して当接又は近接して前記開口を塞いでいるメッシュと、
を備える泡吐出キャップ。
<10>泡が通過する泡流路と、前記泡流路を通過した泡を吐出する吐出口と、を備える泡吐出器に装着して用いられる泡吐出器用アタッチメントであって、
前記泡流路の下流側端部に装着される装着部と、
前記泡を通過させる開口を有し、前記装着部に設けられている薄板部と、
前記装着部に設けられ、前記開口よりも目開きが細かく前記薄板部に対して当接又は近接して前記開口を塞いでいるメッシュと、
を備える泡吐出器用アタッチメント。
<11><1>から<8>のいずれか一項に記載の泡吐出器であって、前記泡となる液体を貯留する容器本体を有する泡吐出器と、
前記容器本体に充填された前記液体と、
を備える液体詰め泡吐出容器。
<12>当該泡吐出器は、前記泡流路の少なくとも一部分を内部に有するノズル部を備え、
前記装着部は、前記ノズル部の先端部に装着されている上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<13>前記装着部は、前記泡流路の下流側端部に嵌入固定されている上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<14>前記複数の開口がアレイ状に配置されている上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<15>前記複数の開口が矩形格子状に配置されている上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<16>前記複数の開口が千鳥格子状に配置されている上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<17>4個以上の前記開口を有する上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<18>6個以上の前記開口を有する上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<19>前記複数の開口は、格子状に配置されており、第1方向における前記開口どうしの間隔が、前記第1方向に対して交差する第2方向における前記開口どうしの間隔よりも長い上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<20>前記薄板部の配置領域における前記泡流路の内腔は、前記第1方向における寸法が、前記第2方向における寸法よりも長く、
前記第1方向における前記開口どうしの間隔が、前記第2方向における前記開口どうしの間隔よりも長い上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<21>前記薄板部の配置領域における前記泡流路の内腔は、矩形状である上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<22>前記複数の開口の個々の開口面積が互いに等しい上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<23>前記メッシュは前記薄板部に対して接着により固定されている上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<24>前記メッシュは前記薄板部に対して溶着により固定されている上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<25>当該泡吐出器は、操作に応じて泡を生成するフォーマー機構を有する上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<26>前記泡流路は、前記フォーマー機構の下流側に配置されていて上下に延在している上流部と、前記上流部の下流側に配置されていて前記上流部に対して交差する方向に延在している下流部と、を含み、
前記メッシュ及び前記薄板部が前記下流部に配置されている上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<27>当該泡吐出器は、手動式のポンプ容器(ポンプフォーマー)であり、液体を泡化するフォーマー機構を備えている上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<28>当該泡吐出器は、圧搾操作により液体を泡化して吐出するスクイズフォーマー容器である上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<29>前記開口の流路面積が上流側から下流側に向けて変化している上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
<30>前記開口の流路面積が上流側から下流側に向けてテーパー状に変化している上記いずれか一項に記載の泡吐出器。
以下、図5(a)から図8(d)を用いて実施例及び比較例を説明する。
図5(a)は、実施例1から実施例4と比較例1から比較例4の条件と得られた泡の性状等の特性(結果)についてそれぞれ示している。図6(a)は実施例6及び実施例7と比較例5から比較例8の条件と得られた泡の性状等の特性をそれぞれ示している。図7は実施例1、実施例2、実施例8から実施例10と比較例1の条件と得られた泡の性状等の特性をそれぞれ示している。
より詳細には、図5(a)、図6(a)、図7及び図8(a)には、各実施例及び各比較例の条件として、メッシュ90の目の細かさ又はメッシュ使用の有無(図中の「メッシュ」の行)、薄板部80に形成されている開口82の開口径と開口82の数又は薄板部の使用の有無(図中の「薄板部」の行)、開口率(薄板部80における開口82の合計面積の割合)、薄板部80の厚み寸法(図中の「薄板部厚み」の行)、メッシュ90と薄板部80との距離、及び、液体の種類を示している。各実施例及び各比較例において、ヘッド部30を押し下げる速度は、すべて30mm/sとした。
また、図5(a)、図6(a)及び図7には、各実施例及び各比較例について、得られた泡の性状等の特性(結果)として、平均泡径(半径)、平均泡径の低下率、泡径の標準偏差、及び、ヘッド部30の押し圧を示している。なお、これらの泡の性状等の特性(結果)は、泡の吐出動作を3回行ったときの平均値である。
実施例1では、上述した実施形態と同様の構造の泡吐出器を用いて泡を吐出した。
図5(a)に示すように、実施例1では、メッシュの目の細かさが♯200であり、薄板部80には開口径が1mmの6個の開口が形成されており、開口率が11.5%、薄板部の厚み寸法が0.10mmであり、メッシュと薄板部とが当接している(距離が0である)。
図5(b)は実施例1に用いた薄板部80及びメッシュ90の形状を示している(図3も併せて参照)。図5(b)に示す薄板部80及びメッシュ90の形状は、図2(a)の矢印B方向に視た形状である。
図5(c)は実施例2に用いた薄板部80及びメッシュ90の形状を示している。図5(a)に示すように、実施例2で用いた泡吐出器は、薄板部80の厚み寸法が0.5mmである点で実施例1と相違し、その他の点では実施例1と同様である。
図5(d)は実施例3に用いた薄板部80及びメッシュ90の形状を示している。実施例3の薄板部80は、千鳥格子状に3列に配置された11個の開口82を有する。図5(a)に示すように、実施例3で用いた泡吐出器は、薄板部80の構造以外は、実施例1と同様であり、開口率は21.1%であった。
図5(e)は実施例4に用いた薄板部80及びメッシュ90の形状を示している。実施例4の薄板部80は、4個の開口82を有する。図5(a)に示すように、実施例4で用いた泡吐出器は、薄板部80の構造以外は、実施例1と同様であり、開口率は7.7%であった。
図5(f)は実施例5に用いた薄板部80及びメッシュ90の形状を示している。実施例5の薄板部80は、中央に配置された1個の開口82を有する。開口82の開口径は2mmである。図5(a)に示すように、実施例5で用いた泡吐出器は、薄板部80の構造以外は、実施例1と同様であり、開口率は7.7%であった。
図5(g)は比較例1に用いた泡吐出器を説明するための図である。比較例1では、ノズル部35に先端チップ60を装着せずに、泡吐出器から泡を吐出した。なお、この場合の開口率は100%としている。
図5(h)は比較例2に用いた泡吐出器を説明するための図である。比較例2では、薄板部80を有していない先端チップ60(つまり装着部70及びメッシュ90のみ)をノズル部35に装着した状態で、泡吐出器から泡を吐出した。この場合の開口率は44%であった。
図5(i)は比較例3に用いた泡吐出器を説明するための図である。比較例3では、メッシュ90を有していない先端チップ60(つまり装着部70及び薄板部80のみ)をノズル部35に装着した状態で、泡吐出器から泡を吐出した。比較例3では、開口率は、実施例1と同じく11.5%であった。
図5(j)は比較例4に用いた泡吐出器を説明するための図である。図5(a)に示すように、比較例4で用いた泡吐出器は、薄板部80の厚み方向において薄板部80とメッシュ90との距離が3.0mmである点で実施例1と相違し、その他の点では実施例1と同様である。つまり、比較例4では、薄板部80とメッシュ90との距離が開口82の径(開口径)を超えており、メッシュ90が薄板部80に対して近接しておらず、開口82がメッシュ90により塞がれていない。
実施例1から5と比較例1から4では、いずれも、液体として、第1液体(花王株式会社製のリーゼうるおいパーマもどしフォーム)を用いた。
図6(b)は実施例6に用いた泡吐出器を説明するための図であり、図6(c)は比較例5に用いた泡吐出器を説明するための図であり、図6(d)は比較例6に用いた泡吐出器を説明するための図である。
図6(a)及び図6(b)に示すように、実施例6の条件は、液体として第2液体(花王株式会社製のメンズビオレ泡タイプ洗顔)を用いた点で、実施例1と相違しており、その他の点では実施例1と同様である。
図6(a)及び図6(c)に示すように、比較例5の条件は、液体として第2液体を用いた点で、比較例1と相違しており、その他の点では比較例1と同様である。
図6(a)及び図6(d)に示すように、比較例6の条件は、液体として第2液体を用いた点で、比較例2と相違しており、その他の点では比較例2と同様である。
図6(e)は実施例7に用いた泡吐出器を説明するための図であり、図6(f)は比較例7に用いた泡吐出器を説明するための図であり、図6(g)は比較例8に用いた泡吐出器を説明するための図である。
図6(a)及び図6(e)に示すように、実施例7の条件は、液体として第3液体(花王株式会社製のビオレu泡ハンドソープ)を用いた点で、実施例1と相違しており、その他の点では実施例1と同様である。
図6(a)及び図6(f)に示すように、比較例7の条件は、液体として第3液体を用いた点で、比較例1と相違しており、その他の点では比較例1と同様である。
図6(a)及び図6(g)に示すように、比較例8の条件は、液体として第3液体を用いた点で、比較例2と相違しており、その他の点では比較例2と同様である。
図7に示すように、実施例8、実施例2、実施例9及び実施例10の条件は、薄板部80の厚み寸法が実施例1と相違しており、その他の条件は実施例1と同様である。
図8(b)は実施例1に用いた泡吐出器を説明するための図であり、図8(c)は実施例11に用いた泡吐出器を説明するための図であり、図8(d)は比較例1に用いた泡吐出器を説明するための図である。
実施例11では、薄板部80及びメッシュ90を泡流路40の上流側端部に配置(図1に示す2枚のメッシュ51のうち、下流側のメッシュ51の下流側近傍に配置)し、先端チップ60は用いていない。
更に、実施例11の条件は、図8(a)に示すように、開口率が実施例1と相違しており、図8(c)に示すように、薄板部80及びメッシュ90の形状と開口82の配置が実施例1と相違している。すなわち、実施例11では、薄板部80及びメッシュ90が内筒部33の内周面33a(図1)の断面形状と対応する円形に形成されており、6個の開口82が円周上に等間隔で配置されている。
各実施例及び各比較例について、平均泡径及び標準偏差は、以下のようにして求めた。
泡吐出器からプリズム付きガラスシリンダーに泡を吐出し、動的フォームアナライザー(DFA100−FSM、ドイツのKRUSS社製)を用い、泡を吐出してから1秒後の画像を撮影した後、平均泡径及び標準偏差を求めた。
図5(a)に示すように、メッシュ90及び薄板部80を用いなかった比較例1では、平均泡径が154μmであり、標準偏差が81.1であった。なお、押し圧は25.0Nと最も小さかった。
薄板部80を用いた比較例3では、比較例1と比べて僅かに平均泡径が低下した。
メッシュ90を用いた比較例2では、比較例3よりも更に僅かに平均泡径が低下し、且つ、標準偏差も低下した。
メッシュ90及び薄板部80を用いたがメッシュ90と薄板部80とが近接しておらずメッシュ90により開口82が塞がれていない比較例4では、比較例3よりも更に僅かに平均泡径が低下した。
なお、比較例1から4のなかでは、比較例4の押し圧が最も大きかった。
図5(a)に示すように、実施例1から5では、比較例1から4と比べて、平均泡径が低下した。
実施例1から5のうち、薄板部80の構造が互いに等しい実施例1と実施例2では、薄板部80の厚み寸法がより小さい実施例1の方が、平均泡径が小さくなった。このような結果となった理由は、明らかではないが、薄板部80の厚み寸法が小さいと、薄板部80によって泡の流路が絞り込まれて泡の流速が増大している状態の継続時間をより短くできることから、泡どうしの合一や泡の破泡の発生を抑制できるためと考えられる。
実施例1から5のうち、薄板部80の厚み寸法が一定の条件(実施例1、実施例3、実施例4及び実施例5)では、開口径が1mmの開口82が11個で開口率が21.1%の実施例3よりも、開口径が1mmの開口82が6個で開口率が11.5%の実施例1の方が平均泡径が小さくなり、開口径が1mmの開口82が4個で開口率が7.7%の実施例4よりも、実施例1の方が平均泡径が小さくなり、開口径が2mmの開口82が1個で開口率が7.7%の実施例5よりも、実施例1の方が平均泡径が小さくなった。また、開口率が同程度の実施例4と実施例5では、開口82の数がより多い(開口径がより小さい)実施例4の方が平均泡径が小さくなった。
また、泡径の標準偏差は、実施例1から4では、比較例1と比べて低下した。すなわち、実施例1から4では、比較例1と比べて泡のきめ細かさが均一となった。
図6(a)に示すように、それぞれ第2液体を用いた実施例6、比較例5及び比較例6のなかでは、実施例6の平均泡径が最も小さくなり、泡径の標準偏差も実施例6が最も小さくなった。
図6(a)に示すように、それぞれ第3液体を用いた実施例7、比較例7及び比較例8のなかでは、実施例7の平均泡径が最も小さくなり、泡径の標準偏差も実施例7が最も小さくなった。
これらのことから、液体の種類を異ならせても、実施例が比較例よりも良好な結果となることが分かる。
図7に示すように、実施例1、実施例2、実施例8から10では、比較例1と比べて、平均泡径が低下し、泡径の標準偏差も低下した。
また、図7の結果から、薄板部80の厚み寸法が小さいほど、平均泡径をより低下させることができるとともに、泡径の標準偏差をより低下させることができることが分かる。また、薄板部80の厚み寸法は0.5mm以下であることが特に好ましいことが分かる。
なお、実施例1、実施例2、実施例8から10では、押し圧はほぼ同程度となった。
図8(a)に示すように、実施例1及び実施例11では、比較例1と比べて、平均泡径が低下し、泡径の標準偏差も低下した。
また、実施例1と実施例11との比較や、実施例4及び実施例5と実施例11との比較から、薄板部80及びメッシュ90を泡流路40の上流側端部に配置するよりも、薄板部80及びメッシュ90を泡流路40の下流側端部に配置する方が、平均泡径が低下すると考えられる。
10 容器本体
11 胴部
13 口頸部
14 底部
20 フォーマー機構
21 気液混合部
23 フォーマー部材
30 ヘッド部
31 操作受部
32 外筒部
33 内筒部
33a 内周面
35 ノズル部
35a ノズル開口
40 泡流路
41 上流部
42 下流部
50 メッシュ保持リング
51 メッシュ
60 先端チップ(泡吐出器用アタッチメント)
65 弾性チューブ
70 装着部
71 筒状部
71a 上流側開口
71b 吐出口
71c 上流側端面
71d 内周面
72 突起部
73 係止部
73a 係止面
80 薄板部
81 板本体
82 開口
90 メッシュ
100 泡吐出器
101 液体
110 キャップ部材
111 装着部
112 環状閉塞部
113 起立筒部
120 ポンプ部
130 ディップチューブ
140 ピストンガイド
190 ボール弁
200 液体詰め泡吐出容器
300 泡吐出キャップ

Claims (11)

  1. 泡が通過する泡流路と、
    前記泡流路を通過した泡を吐出する吐出口と、
    前記泡流路に対して交差する姿勢で当該泡流路の内部に配置されていて、前記泡を通過させる開口を有する板状の薄板部と、
    前記開口よりも目開きが細かく前記薄板部に対して当接又は近接して前記開口を塞いでいるメッシュと、
    を備える泡吐出器。
  2. 前記メッシュは、前記薄板部に対して直接固定されて当接している請求項1に記載の泡吐出器。
  3. 前記メッシュは、前記薄板部の下流側に配置されている請求項1又は2に記載の泡吐出器。
  4. 前記薄板部は、複数の前記開口を有し、
    前記メッシュは前記複数の開口の各々を塞いでいる請求項1から3のいずれか一項に記載の泡吐出器。
  5. 前記薄板部及び前記メッシュは、前記泡流路の下流側端部に配置されている請求項1から4のいずれか一項に記載の泡吐出器。
  6. 前記泡流路の下流側端部に装着された装着部を備え、
    前記装着部に前記メッシュと前記薄板部とが設けられている請求項5に記載の泡吐出器。
  7. 前記薄板部の厚みは0.01mm以上0.5mm以下である請求項1から6のいずれか一項に記載の泡吐出器。
  8. 前記薄板部における前記開口の合計面積の割合が5%以上50%以下である請求項1から7のいずれか一項に記載の泡吐出器。
  9. 泡となる液体を貯留する容器本体に装着される泡吐出キャップであって、
    前記泡が通過する泡流路と、
    前記泡流路を通過した泡を吐出する吐出口と、
    前記泡流路に対して交差する姿勢で当該泡流路の内部に設けられていて、前記泡を通過させる開口を有する板状の薄板部と、
    前記開口よりも目開きが細かく前記薄板部に対して当接又は近接して前記開口を塞いでいるメッシュと、
    を備える泡吐出キャップ。
  10. 泡が通過する泡流路と、前記泡流路を通過した泡を吐出する吐出口と、を備える泡吐出器に装着して用いられる泡吐出器用アタッチメントであって、
    前記泡流路の下流側端部に装着される装着部と、
    前記泡を通過させる開口を有し、前記装着部に設けられている薄板部と、
    前記装着部に設けられ、前記開口よりも目開きが細かく前記薄板部に対して当接又は近接して前記開口を塞いでいるメッシュと、
    を備える泡吐出器用アタッチメント。
  11. 請求項1から8のいずれか一項に記載の泡吐出器であって、前記泡となる液体を貯留する容器本体を有する泡吐出器と、
    前記容器本体に充填された前記液体と、
    を備える液体詰め泡吐出容器。
JP2018036278A 2018-03-01 2018-03-01 泡吐出器 Active JP7057158B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018036278A JP7057158B2 (ja) 2018-03-01 2018-03-01 泡吐出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018036278A JP7057158B2 (ja) 2018-03-01 2018-03-01 泡吐出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019151360A true JP2019151360A (ja) 2019-09-12
JP7057158B2 JP7057158B2 (ja) 2022-04-19

Family

ID=67948023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018036278A Active JP7057158B2 (ja) 2018-03-01 2018-03-01 泡吐出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7057158B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112173409A (zh) * 2020-08-26 2021-01-05 宁波圣捷喷雾泵有限公司 一种泡沫泵

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733860U (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 東洋製罐株式会社 泡状液体絞り出し容器
JPH10248636A (ja) * 1997-03-14 1998-09-22 Shiseido Co Ltd 液体塗布容器
JP3078012B2 (ja) * 1990-11-07 2000-08-21 大和製罐株式会社 泡噴出ポンプ容器
JP2010142689A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Mitani Valve Co Ltd 容器内容物の泡生成用アタッチメント,容器内容物の泡生成用アタッチメントを備えたポンプ式製品およびエアゾール式製品
JP3163646U (ja) * 2010-01-22 2010-10-28 ユニプラス株式会社 泡噴出器における噴出装置
JP2011031889A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Mitani Valve Co Ltd 容器内容物の泡生成用アタッチメント,容器内容物の泡生成用アタッチメントを備えたポンプ式製品およびエアゾール式製品
US20150202645A1 (en) * 2012-06-29 2015-07-23 Twist Beauty Packaging Airspray N.V. Foam dispensing assembly

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3078012B2 (ja) * 1990-11-07 2000-08-21 大和製罐株式会社 泡噴出ポンプ容器
JPH0733860U (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 東洋製罐株式会社 泡状液体絞り出し容器
JPH10248636A (ja) * 1997-03-14 1998-09-22 Shiseido Co Ltd 液体塗布容器
JP2010142689A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Mitani Valve Co Ltd 容器内容物の泡生成用アタッチメント,容器内容物の泡生成用アタッチメントを備えたポンプ式製品およびエアゾール式製品
JP2011031889A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Mitani Valve Co Ltd 容器内容物の泡生成用アタッチメント,容器内容物の泡生成用アタッチメントを備えたポンプ式製品およびエアゾール式製品
JP3163646U (ja) * 2010-01-22 2010-10-28 ユニプラス株式会社 泡噴出器における噴出装置
US20150202645A1 (en) * 2012-06-29 2015-07-23 Twist Beauty Packaging Airspray N.V. Foam dispensing assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112173409A (zh) * 2020-08-26 2021-01-05 宁波圣捷喷雾泵有限公司 一种泡沫泵

Also Published As

Publication number Publication date
JP7057158B2 (ja) 2022-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113291610B (zh) 泡沫吐出容器
JP5851236B2 (ja) スクイズフォーマー容器
JP6632369B2 (ja) 泡吐出器
JP6758341B2 (ja) 液体吐出容器
CN115213031A (zh) 用于分配液体泡沫特别是直接泡沫清洁产品的系统和方法
JP2020015539A (ja) 液体吐出容器
JP2019151360A (ja) 泡吐出器
WO2017179684A1 (ja) 泡吐出装置
TWI786299B (zh) 泡沫噴出器及泡沫噴出容器
JP7223643B2 (ja) 泡吐出器
JP7189737B2 (ja) 泡吐出器
JP6535313B2 (ja) 泡吐出装置
JP7193999B2 (ja) 泡吐出器
JP7189738B2 (ja) 泡吐出器
JP6983191B2 (ja) 液体吐出器
JP2017036054A (ja) 容器
JP7264914B2 (ja) 吐出容器
JP7221031B2 (ja) 泡吐出器
JPS5852058A (ja) 流体排出供給器
TWI802619B (zh) 泡沫噴出器
JP2018167887A (ja) スクイズフォーマー容器
JP2018075557A (ja) 泡吐出装置
JP2011213352A (ja) ポンプ式泡吐出容器
JP6785703B2 (ja) スクイズフォーマー容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220407

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7057158

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151