JP6785703B2 - スクイズフォーマー容器 - Google Patents
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Description
より詳細には、スクイズフォーマー容器は、開口を有する容器本体と、開口を塞ぐ状態で容器本体に装着されるキャップ部と、キャップ部に設けられたディップチューブと、を備えている。キャップ部は、気液混合部と、気液混合部に液体を供給する液体供給路と、気液混合部に気体を供給する気体供給路と、吐出口と、を備えている。そして、容器本体が圧搾されることによりディップチューブ及び液体供給路を介して気液混合部に液体が供給されるとともに、気体供給路を介して気液混合部に気体が供給され、気液混合部にて生成された泡が吐出口を介して吐出されるように、スクイズフォーマー容器は構成されている(例えば特許文献1、2)。
前記容器本体は、前記気体供給路と連通していて前記気体を貯留する第1室と、前記液体を貯留する第2室と、を備えていて、前記第1室と前記第2室とをそれぞれ圧搾可能であり、
前記ディップチューブは、前記第1室と前記第2室とに亘って挿通され、
前記ディップチューブの外周面と前記容器本体の内周面との間の間隙を介して、前記第1室から前記第2室に前記気体が流通可能であり、
前記第2室から前記第1室への流体の流入を規制する逆止弁を備えるスクイズフォーマー容器を提供する。
前記第2室に充填されていて前記液体の少なくとも一部分を構成する液剤と、
を備えるスクイズフォーマー容器詰め品を提供する。
ただし、スクイズフォーマー容器100の製造時及び使用時におけるスクイズフォーマー容器100の各構成要素の位置関係は、必ずしもこの説明における位置関係とは一致しない。
キャップ部20は、気液混合部73と、気液混合部73に液体90を供給する液体供給路72と、気液混合部73に気体を供給する気体供給路71と、吐出口34aと、を備えている。
なお、気体とは、例えば空気である。
スクイズフォーマー容器100は、容器本体10が圧搾されることによりディップチューブ80及び液体供給路72を介して気液混合部73に液体90が供給されるとともに気体供給路71を介して気液混合部73に気体が供給され、気液混合部73にて生成された泡が吐出口34aを介して吐出されるように構成されている。
容器本体10は、気体供給路71と連通していて気体を貯留する第1室14と、液体90を貯留する第2室15と、を備えていて、第1室14と第2室15とをそれぞれ圧搾可能となっている。
すなわち、第1室14と第2室15とに対して個別に圧搾操作が可能となっている。
ディップチューブ80は、第1室14と第2室15とに亘って挿通されている。
ディップチューブ80の外周面と容器本体10の内周面との間の間隙(例えば、ディップチューブ80の外周面と括れ部16の内周面との間の間隙19)を介して、第1室14から第2室15に気体が流通可能である。
スクイズフォーマー容器100は、第2室15から第1室14への流体の流入を規制する逆止弁120を備えている。
ここで、逆止弁120は、第2室15から第1室14への液体90の流入と、第2室15から第1室14への泡の流入と、第2室15から第1室14への気体の流入と、を規制する。
すなわち、第1室14が圧搾された際には、第1室14の内部が加圧されるため気体供給路71を介して気液混合部73に気体が供給されるとともに、第1室14から第2室15への気体の流入は可能であるため第2室15内も実質的に第1室14内と同圧になるので液体供給路72を介して気液混合部73に液体90が供給される。よって、気液混合部73にて泡が生成され、該泡が吐出口34aから吐出される。
一方、第2室15が圧搾された際には、第2室15の内部が加圧されるため液体供給路72を介して気液混合部73に液体90が供給されるが、第2室15から第1室14への流体の流入が逆止弁120によって規制されるため、気体は実質的に気液混合部73に供給されない。よって、液体90は気液混合部73を液状のまま通過して吐出口34aから吐出される。
このように、第1室14の圧搾と第2室15の圧搾とを使い分けることにより、泡の吐出と液体90の吐出との切り替えができるため、スクイズフォーマー容器100の使い勝手が向上する。
より詳細には、口頸部13の下側に第1室14が連接されており、第1室14の下側に括れ部16が連接されており、括れ部16の下側に第2室15が連接されている。そして、第2室15の下端が底部12によって閉塞されている。
第2室15には液体90が貯留される。
口頸部13には、キャップ部20が装着される。
すなわち、例えば、第1室14の内腔の平断面積は、当該第1室14の上端から当該第1室14の高さ方向中央部に向けて徐々に拡大し、当該第1室14の高さ方向中央部から当該第1室14の下端に向けて徐々に縮小している。このような形状になっていることにより、ディップチューブ80が装着されたキャップ部20を容器本体10に装着する際に、ディップチューブ80の先端が第1室14の内周面に沿って移動して、当該ディップチューブ80の先端が括れ部16の中央の孔を通過するように導かれる。なお、第1室14の上端の内腔の平断面積は、例えば、第1室14の下端の内腔の平断面積よりも大きい。
第1室14は、例えば、正面形状が略円形となっている。
すなわち、例えば、第2室15の上部の内腔の平断面積は、下方に向けて徐々に拡大している。第2室15における上部を除く部分の内腔の平断面積は、第2室15の上部における下端の内腔の平断面積と同等であり、高さ位置にかかわらずほぼ一定となっている。
すなわち、容器本体10における第1室14と第2室15との間の部分は、第1室14及び第2室15よりも内腔断面積が小さい括れ部16となっている。
より詳細には、括れ部16の内腔の平断面積は、第1室14の下端の内腔の平断面積、及び、第2室15の上端の内腔の平断面積と同等に設定されている。
容器本体10が括れ部16の脇にリブ17を備えていることにより、容器本体10における括れ部16の近傍の部分の構造的強度を十分に確保でき、容器本体10が括れ部16において折れ曲がってしまうことを抑制できる。
容器本体10の作製の仕方は、特に限定されないが、例えば、ブロー成形により容器本体10の全体が一体成形されている。
ノズル部34の先端には吐出口34aが形成されている。
流路構成部32の内部には泡流路32aが形成されている。泡流路32aは、ノズル部34の内部空間を介して吐出口34aと連通している。
筒状壁部33は、円筒状に形成されていて、流路構成部32から装着部31の内部空間に垂下している。
内側筒部50は、それぞれ円筒状に形成されていて相互に連通している上部51及び下部52を備えている。
内側筒部50は、上部51がキャップ本体30の筒状壁部33に嵌入されることで、キャップ本体30によって保持されている。
外側筒部40は、上部41がキャップ本体30の筒状壁部33に外嵌されることで、キャップ本体30によって保持されている。
内側筒部50の下部52は、外側筒部40の下部42内に挿入されている。
内側筒部50は、例えば、容器本体10の口頸部13内に配置されているか、又は、容器本体10の口頸部13内と第1室14内とに亘って配置されている。
ディップチューブ80は、第1室14内から括れ部16内を介して第2室15内に亘って挿通されている。ディップチューブ80の下端は開口しており、第1室14の圧搾時には第2室15内の液体90がディップチューブ80の下端の開口からディップチューブ80を通して気液混合部73に供給される。
なお、ディップチューブ80の外周面と括れ部16の内周面との間の間隙19を介して、第1室14から第2室15に気体が流通可能となっている。
また、外側筒部40の上部41の内周面と、筒状壁部33の外周面との間には、複数の気体供給路71が形成されている。例えば、気体供給路71の各々の上端には、容器本体10内から気体供給路71への気体の入口71aが形成されている。
外側筒部40における上部41と下部42との境界部の内周面と、内側筒部50における上部51と下部52との境界部の外周面との間には、気液混合部73が形成されている。
ディップチューブ80の内部空間は、液体供給路72を介して気液混合部73と連通している。
口頸部13の内部空間は、気体供給路71を介して気液混合部73と連通している。
また、内側筒部50には、気液混合部73と、上部51の内部空間である泡合流部74と、を相互に連通させる複数の連通孔が形成されている。
また、流路構成部32の泡流路32aとノズル部34の内部空間との境界部には、第2メッシュ62が設けられている。
ボール弁ハウジング35には、吸気口35aが形成されている。
逆止弁120の形状は特に限定されないが、逆止弁120は、例えば、ディップチューブ80の外周面に固定される円筒状の固定部121と、固定部121の上側に連接されていて上方に向けて拡径している錐状(例えば円錐状)の弁体122と、を備えて構成されている。
逆止弁120において、少なくとも弁体122は、弾性変形容易な可撓性の材料(例えばゴム又はエラストマー)により構成されている。例えば、逆止弁120の全体がゴム又はエラストマーなどの材料により一体成形されている。
より詳細には、逆止弁120は、括れ部16の近傍に配置されている。よって、コンパクトな逆止弁120により、第2室15と第1室14との遮断を容易に行うことができる。
図3には、弁体122の外形線122aを二点鎖線で示している。
図3に示すように、平面視において、括れ部16の内腔領域の全体が、逆止弁120の弁体122の外形線122aの内側に収まっていることが好ましい。
なお、キャップ部20を口頸部13に装着する際にディップチューブ80の先端側(下端側)を第2室15に挿入するときには、逆止弁120の弁体122が括れ部16の内面に沿って変形(縮径)した状態で括れ部16を通過し、括れ部16を通過した後で弁体122が元の形(図2の形状)に開く。
本実施形態の場合、第2室15が圧搾されていない通常時には、逆止弁120の弁体122が容器本体10の内周面(第2室15の内周面)から離間している。一方、第2室15の圧搾時には、弁体122が気体の圧力により変形することで容器本体10の内周面(第2室15の内周面)に対して周回状に密着して第1室14と第2室15とを相互に遮断することによって、第2室15から第1室14への流体の流入を規制する。すなわち、逆止弁120の機能は、第2室15が圧搾されたときに発揮され、それ以外の時には発揮されない。これにより、第1室14側から第2室15側への気体の流通をスムーズに行うことができるようになっている。
ただし、第2室15が圧搾されていない通常時においても、逆止弁120の弁体122が容器本体10の内周面(第2室15の内周面)に対して周回状に密着していて、逆止弁120の機能が発揮されるようになっていてもよい。この場合、第1室14が圧搾されたときには、気体の圧力により弁体122が変形して容器本体10の内周面から離間し、気体が第1室14から第2室15へ流通可能となる。
これにより、後述するように容器本体10に液剤を導入した際に、第1室14と第2室15との間で空気置換がスムーズに行われるため、液剤がスムーズに第1室14から括れ部16を介して第2室15に流下することができるようになっている。
また、後述するスクイズフォーマー容器詰め品の製造の際にスクイズフォーマー容器100内に液剤を入れるときにも、液剤をスムーズに第1室14から括れ部16を介して第2室15に流下させることができるため、製造効率の向上が期待できる。
なお、括れ部16の内腔領域は、上下に直線状に延在していることが好ましく、これにより、括れ部16内をよりスムーズに液剤が流下することができる。
ここでいうアスペクト比は、括れ部16の内腔断面形状の長径を短径で除した値である。
本実施形態の場合、上記断面における括れ部16の内腔断面形状は、図3に示すように、略長方形状ないしは略六角形状となっている。そして、括れ部16の内腔断面形状の長径は、互いに対向する2つの辺16aどうしの距離(図3の長さL1)とする。また、括れ部16の内腔断面形状の短径は、これら辺16aに対して平行な方向において、括れ部16の内腔領域の寸法が最大の部分の長さ寸法(図3の長さL2)とする。つまり、本実施形態の場合、括れ部16の内腔断面形状のアスペクト比は、L1/L2である。
また、上記断面における括れ部16の内腔断面形状は、180度回転対称形であることが好ましい。
そして、上記断面における括れ部16の内腔断面形状が多角形状の場合、例えば、互いに対向する2つの辺どうしの距離のうち最大の距離が長径となる。
上記断面における括れ部16の内腔断面形状が菱形の場合、互いに対向する2つの頂点が2組存在し、互いに対向する2つの頂点間の距離のうち、長い方が長径、短い方が短径となる。
なお、上記断面における括れ部16の内腔断面形状が十字形の場合、当該内腔断面形状のアスペクト比が1.5未満であったり、1であったりしても、液剤がスムーズに第1室14から括れ部16を介して第2室15に流下することができる。
まず、スクイズフォーマー容器100の容器本体10の第2室15内には、例えば、予め、上記2種類の液剤のうち、第2液が貯留されている。
ここで、容器本体10の流通時には、例えば、口頸部13には、上述のキャップ部20ではなく、口頸部13の開口13aを閉塞して内部の液体90の漏れを規制するための閉止キャップ(不図示)が装着されている。この閉止キャップは、例えば、一端が閉塞した筒状に形成された、一般的なスクリューキャップである。
また、第1液を貯留した別容器を準備する。
次に、スクイズフォーマー容器100の容器本体10から閉止キャップを取り外した状態で、別容器の第1液を、容器本体10の開口13aから容器本体10内に注ぎ入れる。
このとき、第1室14から第2室15に向かう方向に対して直交する断面において、括れ部16の内腔断面形状が非円形となっていることにより、第1液がスムーズに第1室14から括れ部16を介して第2室15に流下して第2液と合流する。
特に、第1室14から第2室15に向かう方向に対して直交する断面において、括れ部16の内腔断面形状のアスペクト比が1.5以上であることにより、第1液が一層スムーズに第1室14から括れ部16を介して第2室15に流下するようにできる。
次に、例えば、スクイズフォーマー容器100を上下逆にして元に戻す動作を、液体90が泡立たないように静かに繰り返し行うか、あるいは、第1室14を手で持って、第2室15を左右に振るようにして、第1液と第2液とを均一に混合する。
閉止キャップを装着して第1液と第2液とを混合した場合は、その後、口頸部13から閉止キャップを取り外して、該口頸部13にキャップ部20を装着する。
より詳細には、例えばユーザーの手指により第1室14が圧搾されることによって、容器本体10の内部が加圧されるので、第1室14内の空気が入口71aから気体供給路71に導入され該気体供給路71を介して気液混合部73に供給されるとともに、第2室15内の液体90がディップチューブ80を通して押し上げられ液体供給路72を介して気液混合部73に供給される。
そして、気液混合部73にて液体90と空気とが混合されることにより泡が生成され、この泡は、内側筒部50の複数の連通孔を通して泡合流部74に導入されて合流し、泡流路32a及びノズル部34の内部空間を介して吐出口34aから吐出される。
一方、第1室14に対する圧搾操作が解除されると、第1室14が元の形状に復元する。この際に、容器本体10の内部が陰圧になるため、ボール弁36が下に移動して、ボール弁36とボール弁ハウジング35の内周面との間に間隙が生じ、吸気口35aとこの間隙とを介して外気が第1室14に導入される。これにより、容器本体10の内部が大気圧に復帰する。
よって、第2室15から気液混合部73に供給された液体90は、液状のままで気液混合部73、内側筒部50の連通孔、泡合流部74、泡流路32a及びノズル部34の内部空間を通過し、吐出口34aから吐出される。
第2室15に対する圧搾操作が解除されると、第2室15が元の形状に復元する。この際に、容器本体10の内部が陰圧になるため、ボール弁36が下に移動して、ボール弁36とボール弁ハウジング35の内周面との間に間隙が生じ、吸気口35aとこの間隙とを介して外気が第1室14に導入され、第1室14内の空気の一部が第2室15内に導入される。これにより、容器本体10の内部が大気圧に復帰する。
あるいは液体90がハンドソープやボディソープの場合、手軽に手や体を洗いたいときは泡にして吐出する一方で、汚れがひどい場合などは液状のままで吐出させて、液の粘性を利用するなどして手ごたえを感じながらしっかりと洗うことができる。
また、スクイズフォーマー容器100を複数のユーザーで共用する場合、個々のユーザーの好みに応じて泡と液を選択することもできるので、泡と液の両方の洗浄料を用意する必要がない。
ただし、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器100によれば、第2室15内で生じた泡が第1室14へ流入することが、逆止弁120によって規制される。よって、第1室14に対して圧搾操作が行われた際に、容器本体10内から気体供給路71への気体の入口71aを泡が塞いでしまうことが抑制される。よって、気液混合部73に十分な量の気体を供給できるため、より確実に液体90を泡化して吐出することが可能である。
よって、スクイズフォーマー容器100が振られた際に、第2室15内における液体90の泡立ちを抑制できるという効果も得られる。
このため、第2室15を圧搾してスクイズフォーマー容器100から液体90を液状のままで吐出したいときに、第2室15内の泡が吐出されてしまうことを抑制できる。
スクイズフォーマー容器詰め品の形態では、容器本体10の口頸部13には上述の閉止キャップが装着されており、例えば、閉止キャップ付きの容器本体10と、上述のキャップ部20とがセットになっている。
本実施形態では、スクイズフォーマー容器詰め品の形態のスクイズフォーマー容器100の第2室15には、液体90の一部分である第2液が充填され、第1液は充填されていない例を説明したが、本発明は、この例に限らず、スクイズフォーマー容器詰め品の形態のスクイズフォーマー容器100の第2室15に液体90が充填されていてもよい。すなわち、スクイズフォーマー容器100は、使用の直前に複数種類の液剤を混合して得られた液体90を泡にして吐出したり又は液状のまま吐出したりするものでなくともよく、1種類の液剤である液体90を泡にして吐出したり又は液状のまま吐出したりするものであってもよい。
このように、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器詰め品は、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器100と、第2室15に充填されていて液体90の少なくとも一部分を構成する液剤(第2液)と、を備える。
<1>開口を有する容器本体と、前記開口を塞ぐ状態で前記容器本体に装着されるキャップ部と、前記キャップ部に設けられたディップチューブと、を備え、前記キャップ部は、気液混合部と、前記気液混合部に液体を供給する液体供給路と、前記気液混合部に気体を供給する気体供給路と、吐出口と、を備え、前記容器本体が圧搾されることにより前記ディップチューブ及び前記液体供給路を介して前記気液混合部に液体が供給されるとともに前記気体供給路を介して前記気液混合部に気体が供給され、前記気液混合部にて生成された泡が前記吐出口を介して吐出されるように構成されたスクイズフォーマー容器であって、
前記容器本体は、前記気体供給路と連通していて前記気体を貯留する第1室と、前記液体を貯留する第2室と、を備えていて、前記第1室と前記第2室とをそれぞれ圧搾可能であり、
前記ディップチューブは、前記第1室と前記第2室とに亘って挿通され、
前記ディップチューブの外周面と前記容器本体の内周面との間の間隙を介して、前記第1室から前記第2室に前記気体が流通可能であり、
前記第2室から前記第1室への流体の流入を規制する逆止弁を備えるスクイズフォーマー容器。
<2>前記逆止弁は、前記第2室内において、前記ディップチューブの外周面に設けられている<1>に記載のスクイズフォーマー容器。
<3>前記逆止弁は、前記第1室側に向けて拡径する錐状の弁体を有する<2>に記載のスクイズフォーマー容器。
<4>前記容器本体における前記第1室と前記第2室との間の部分は、前記第1室及び前記第2室よりも内腔断面積が小さい括れ部となっている<1>から<3>のいずれか一項に記載のスクイズフォーマー容器。
<5>前記容器本体は、底部を有しているとともに、前記底部が水平な載置面に載置された状態で自立可能であり、
前記容器本体の上端に前記キャップ部が装着され、前記第1室が前記第2室の上側に配置されている<1>から<4>のいずれか一項に記載のスクイズフォーマー容器。
<6><1>から<5>のいずれか一項に記載のスクイズフォーマー容器と、
前記第2室に充填されていて前記液体の少なくとも一部分を構成する液剤と、
を備えるスクイズフォーマー容器詰め品。
<7>前記第2室が圧搾された際に、前記逆止弁の弁体が前記容器本体の内周面に対して周回状に気密に密着することにより、前記第2室から前記第1室への流体の流入が規制される上記いずれか一項に記載のスクイズフォーマー容器。
<8>平面視において、前記括れ部の内腔領域の全体が、前記逆止弁の弁体の外形線の内側に収まっている<5>に記載のスクイズフォーマー容器。
11 胴部
12 底部
13 口頸部
13a 開口
14 第1室
15 第2室
16 括れ部
17 リブ
18 稜線
19 間隙
20 キャップ部
30 キャップ本体
31 装着部
32 流路構成部
32a 泡流路
33 筒状壁部
34 ノズル部
34a 吐出口
35 ボール弁ハウジング
35a 吸気口
36 ボール弁
40 外側筒部
41 上部
42 下部
43 チューブ保持部
50 内側筒部
51 上部
52 下部
61 第1メッシュ
62 第2メッシュ
71 気体供給路
71a 入口
72 液体供給路
73 気液混合部
74 泡合流部
80 ディップチューブ
90 液体
100 スクイズフォーマー容器
120 逆止弁
121 固定部
122 弁体
122a 外形線
Claims (6)
- 開口を有する容器本体と、前記開口を塞ぐ状態で前記容器本体に装着されるキャップ部と、前記キャップ部に設けられたディップチューブと、を備え、前記キャップ部は、気液混合部と、前記気液混合部に液体を供給する液体供給路と、前記気液混合部に気体を供給する気体供給路と、吐出口と、を備え、前記容器本体が圧搾されることにより前記ディップチューブ及び前記液体供給路を介して前記気液混合部に液体が供給されるとともに前記気体供給路を介して前記気液混合部に気体が供給され、前記気液混合部にて生成された泡が前記吐出口を介して吐出されるように構成されたスクイズフォーマー容器であって、
前記容器本体は、前記気体供給路と連通していて前記気体を貯留する第1室と、前記液体を貯留する第2室と、を備えていて、前記第1室と前記第2室とをそれぞれ圧搾可能であり、
前記ディップチューブは、前記第1室と前記第2室とに亘って挿通され、
前記ディップチューブの外周面と前記容器本体の内周面との間の間隙を介して、前記第1室から前記第2室に前記気体が流通可能であり、
前記第2室から前記第1室への流体の流入を規制する逆止弁を備えるスクイズフォーマー容器。 - 前記逆止弁は、前記第2室内において、前記ディップチューブの外周面に設けられている請求項1に記載のスクイズフォーマー容器。
- 前記逆止弁は、前記第1室側に向けて拡径する錐状の弁体を有する請求項2に記載のスクイズフォーマー容器。
- 前記容器本体における前記第1室と前記第2室との間の部分は、前記第1室及び前記第2室よりも内腔断面積が小さい括れ部となっている請求項1から3のいずれか一項に記載のスクイズフォーマー容器。
- 前記容器本体は、底部を有しているとともに、前記底部が水平な載置面に載置された状態で自立可能であり、
前記容器本体の上端に前記キャップ部が装着され、前記第1室が前記第2室の上側に配置されている請求項1から4のいずれか一項に記載のスクイズフォーマー容器。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のスクイズフォーマー容器と、
前記第2室に充填されていて前記液体の少なくとも一部分を構成する液剤と、
を備えるスクイズフォーマー容器詰め品。
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