JP6793058B2 - 泡噴出容器 - Google Patents
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Description
また、泡噴出容器を例えば倒立姿勢としたときに内容液の噴出を抑制するので、例えば正立姿勢など、泡噴出容器を所定の姿勢とした状態で内容液を噴出させることを使用者に促せる。
この発明では、泡噴出容器を倒立姿勢とすることで、例えばボール弁の自重によって空気通路を通した容器本体内と気液混合室との連通及び液通路を通した容器本体内と気液混合室との連通のうちの少なくとも一方を遮断するので、泡噴出容器の操作性を向上させることができる。
本実施形態にかかる泡噴出容器1は、スクイズフォーマ容器とも称され、洗口剤(洗口液)、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料などの各種液体洗剤や化粧液、整髪剤などの内容液を収容すると共に、内容液を泡状に噴出させるものである。
以下、容器本体2の中心軸線を容器軸Oと称し、図1においてこの容器軸Oに沿って容器本体2の底部から口部3に向かう方向を上方、その逆方向を下方とする。また、容器軸Oから見た平面視で容器軸Oに直交する方向を径方向、容器軸O回りで周回する方向を周方向とする。
下側筒部23は、口部3よりも小径とされている。
上側筒部25の内径及び外径は、下側筒部23の内径及び外径よりも小径とされている。
ノズル筒部27は、上側筒部25及び頂壁部26に対して径方向外側かつやや上方に向けて突出するように上側筒部25及び頂壁部26に対して貫設されている。また、ノズル筒部27の先端開口部は、内容液の噴出孔4Aとされている。
内筒部29は、壁部28に形成された連通孔28Aの開口縁部から下方に向けて延設されている。内筒部29の下端は、装着筒部21の上端よりも下方に位置している。
外筒部30は、内筒部29よりも径方向外側に配設されており、壁部28に連設されている。外筒部30の下端は、下側筒部23の下端よりも上方に位置している。
取込筒部34の周壁部には、取込筒部34の内側と外側とを連通させる流通孔34Aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。また、取込筒部34の天壁部には、下方に向けて円柱状の取付棒部36が下方に向けて突設されている。
環状連結部32の上面には、内筒部29の下端が当接または近接している。
取付筒部33内には、内筒部29が嵌合されている。また、取付筒部33の上端部には、径方向外側に向けて突出する平面視で円環状の第2フランジ部33Aが全周にわたって形成されている。
側筒部42の上端部の内側には、取付筒部33が嵌合されており、側筒部42の上端上には、取付筒部33の第2フランジ部33Aが載置されている。
取付リブ部43Cの径方向内端は、底板部41に形成された液流通孔41Aの開口縁部よりも径方向内側に位置している。取付リブ部43Cは、上下方向に延在しており、取付リブ部43Cの上端は、第1フランジ部31Aの下面よりも下方に位置している。そして、取付リブ部43Cの径方向内端部は、取付棒部36を支持している。
空気弁部材45は、底板部41から下方に向けて延在する円筒状の第1弁筒体(弁筒体)46と、第1弁筒体46の下端にヒンジ接続された平面視で円状の第1底蓋体47と、第1弁筒体46内に配置された第1ボール弁(ボール弁)48と、を有する。
第1弁筒体46の上端部の内周面には、この内周面から第1弁筒体46の中心軸に向かうにしたがって上方に向かうように傾斜し、中央に貫通孔が形成された円錐筒状の第1弁座部(弁座部)49が第1弁筒体46の内側に向けて突設されている。また、第1弁筒体46の上下方向の中間部には、径方向外側に向けて開口する空気導入孔46Aが形成されている。なお、空気導入孔46Aは、容器本体2内から第1弁筒体46内に空気を導入できれば、他の箇所に形成されていてもよく、複数形成されてもよい。
このように、第1弁筒体46内と立上筒部43に形成された流通溝部43A及び流通凹部43Bとは、容器本体2内の空気を気液混合室35に供給する空気通路R1を構成する。
保持部51の内側には、内筒部29が嵌合されている。また、保持部51の下端には、径方向内側に向けて突出する環状突出部が全周にわたって形成されている。保持部51の下端は、第2フランジ部33Aの上端に当接または近接している。
シール部52は、径方向の中間部が下方に向けて窪んでおり、シール部52の径方向外端は、第2環状接続部24の下面に当接している。また、シール部52の径方向外端には、円筒状の筒状部53が下方に向けて連設されている。
第2弁筒体61の上下方向の中間部の内周面には、この内周面から第2弁筒体61の中心軸に向かうにしたがって上方に向けて傾斜し、中央に貫通孔が形成された円錐筒状の第2弁座部(弁座部)64が第2弁筒体61の内側に向けて突設されている。第2弁座部64の上端には、パイプ部材16の下端が当接または近接している。また、第2弁筒体61の下端部には、径方向外側に向けて開口する液導入孔61Aが周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)形成されている。なお、液導入孔61Aは、容器本体2内から第2弁筒体61内に内容液を導入できれば、他の箇所に形成されていてもよく、1つのみや3つ以上形成されてもよい。
このように、第2弁筒体61内と、パイプ部材16内と、取付リブ部43C間の間隙とは、図1から図3に示すように、容器本体2内の内容液を気液混合室35に供給する液通路R2を構成する。
まず、図1から図3に示す正立姿勢において、第1ボール弁48は、空気通路R1を通した容器本体2内と気液混合室35との連通を許容し、第2ボール弁63は、液通路R2を通した容器本体2内と気液混合室35との連通を許容する。この状態で、容器本体2の胴部5を圧縮変形させ、容器本体2内の圧力を上昇させる。ここで、空気逆止弁15が閉弁しているので、容器本体2内のヘッドスペースの空気は、外気導入孔28Bを通しては外部に漏出しない。
気液混合室35内に流入した空気及び内容液は、気液混合室35内で混合され、発泡部材13を通過して発泡及び整泡される。そして、発泡、整泡された内容液は、連通孔28Aを通ってノズル筒部27内に流入し、噴出孔4Aから泡状に噴出する。
その後、内容液を再度噴出させる場合には、上述のように、容器本体2の胴部5を再び圧縮変形させる。
また、第1ボール弁48は、図2において仮想線で示すように、その自重によって落下し、第1弁座部49に着座する。これにより、空気通路R1を通した容器本体2内と気液混合室35との連通は、遮断される。同様に、第2ボール弁63は、図3において仮想線で示すように、その自重によって落下し、第2弁座部64に着座する。これにより、液通路R2を通した容器本体2内と気液混合室35との連通は、遮断される。
なお、例えば内容液の粘度が高い場合には、第1及び第2ボール弁48、63は、倒立姿勢の容器本体2の胴部5を圧縮変形する際に、第1及び第2弁座部49、64に各別に着座して空気通路R1を通した容器本体2内と気液混合室35との連通及び液通路R2を通した容器本体2内と気液混合室35との連通を遮断してもよい。
以上のようにして、泡噴出容器1を使用する。
また、泡噴出容器1を倒立姿勢とすることで第1及び第2ボール弁48、63の自重によって空気通路R1を通した容器本体2内と気液混合室35との連通及び液通路R2を通した容器本体2内と気液混合室35との連通を遮断できるので、泡噴出容器1の操作性が向上する。
空気弁部材101は、図6に示すように、円筒状の第1弁筒体(弁筒体)103と、第1弁筒体103内に配置された第1ボール弁48と、を有する。
第1弁筒体103の下端部には、上下方向に延在する第1スリット103Aが形成されている。この第1スリット103Aにより、第1弁筒体103の下端部は、径方向外側に向けて広がるように弾性変形可能となり、第1ボール弁48が収容可能となる。また、第1弁筒体103のうち第1スリット103Aよりも上側の部分の内周面には、第1弁座部49が形成されている。さらに、第1弁筒体103の下端部の内径及び外径は、下方に向かうにしたがって漸次縮径している。これにより、第1弁筒体103内にいったん収容された第1ボール弁48が第1弁筒体103から離脱することを抑制する。
第1ボール弁48は、第1弁筒体103内において第1スリット103Aの上端よりも下側に位置している。
第2弁筒体105の下端部には、上下方向に延在する第2スリット105Aが形成されている。この第2スリット105Aにより、第2弁筒体105の下端部は、径方向外側に向けて広がるように弾性変形可能となり、第2ボール弁63が収容可能となる。また、第2弁筒体105のうち第2スリット105Aよりも上側の部分の内周面には、第2弁座部64が形成されている。さらに、第2弁筒体105の下端部の内径及び外径は、下方に向かうにしたがって漸次縮径している。これにより、第2弁筒体105内にいったん収容された第2ボール弁63が第2弁筒体105から離脱することを抑制する。
また、このような構成の泡噴出容器100によっても、上述した実施形態と同様の作用、効果を奏する。
例えば、外気導入孔は、泡噴出キャップに形成されているが、容器本体に形成されていてもよい。また、外気導入孔は、噴出孔に連通しているが、噴出孔に連通していなくてもよい。
空気逆止弁は、泡噴出キャップに設けられているが、容器本体に設けられていてもよい。
液弁部材及び空気弁部材の構成は、第1及び第2実施形態で説明した構成を適宜組み合わせてもよいし、別の構成であってもよい。
空気弁部材の第1弁筒体は、容器軸に沿って延在しているが、容器軸に対して傾けられていてもよい。同様に、液弁部材の第2弁筒体は、容器軸に対して傾けられているが、容器軸に沿って延在してもよい。
液弁部材及び空気弁部材は、ボール弁以外の他の弁を用いた構成であってもよい。
例えば第1弁筒体など、各構成部材の形状の説明において、「円筒状」と記載しているが、多角筒状や楕円筒状など、適宜他の形状であってもよい。
Claims (2)
- 内部に内容液が収容される弾性変形可能な容器本体と、
前記容器本体の口部に装着されると共に、内容液を空気と混合して泡状に噴出させる噴出孔が形成された泡噴出キャップと、
を備え、
前記泡噴出キャップには、前記噴出孔に連通する気液混合室と、前記容器本体内の内容液を前記気液混合室に供給する液通路と、前記容器本体内の空気を前記気液混合室に供給する空気通路と、が形成され、
前記泡噴出キャップが、前記容器本体の倒立時に前記液通路を通した前記容器本体内と前記気液混合室との連通を遮断する液弁部材と、前記容器本体の倒立時に前記空気通路を通した前記容器本体内と前記気液混合室との連通を遮断する空気弁部材と、を有し、
前記容器本体または前記泡噴出キャップには、前記容器本体内に外気を導入する外気導入孔が形成され、
前記容器本体または前記泡噴出キャップが、前記外気導入孔を通した前記容器本体内から外部への空気及び内容液の流通を阻止すると共に前記外気導入孔を通した外部から前記容器本体内への空気の流通を許容する空気逆止弁を有することを特徴とする泡噴出容器。 - 前記液弁部材及び前記空気弁部材のうちの少なくとも一方が、内部が前記気液混合室と前記容器本体内とを連通させる弁筒体と、前記弁筒体内に移動可能に配置されたボール弁と、を備え、
前記弁筒体には、前記ボール弁が着座して当該弁筒体内を通した前記容器本体内と前記気液混合室との連通を遮断することが可能な弁座部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の泡噴出容器。
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