JP2017178433A - 泡噴出容器 - Google Patents

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桑原 和仁
Kazuhito Kuwabara
和仁 桑原
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Abstract

【課題】泡質が安定した泡噴出容器を提供する。
【解決手段】本発明の泡噴出容器1は、可撓性胴部12を備え内容物の収容空間Sとなる容器本体10と、キャップ部20とノズル36とを備えたノズルキャップ30と、混合室52を内部に備え収容空間Sに連ねる空気導入孔53および内容物導入孔54を底部に備える区画筒体50と、混合室52に導入された内容物と空気とを混合し発泡させる発泡部材57と、ノズル36から発泡部材57への内容物の流れを阻止するとともに発泡部材57からノズル36への内容物の流れを許容する第1逆止弁81と、区画筒体50の外側に設けられノズル36を収容空間Sに連ねる戻し流路60と、収容空間Sから戻し流路60を通したノズル36の側への内容物の流れを阻止するとともにノズル36から戻し流路60を通した収容空間Sへの内容物の流れを許容する第2逆止弁61とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体の胴部が圧搾(スクイズ)されることにより、容器本体の内部に収容された内容物を空気と混合してノズルから泡状に噴出させる泡噴出容器に関する。
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料、洗口剤等の各種洗浄剤や整髪剤等の内容物を収容する容器としては、泡立て動作を省略して簡便な利用を図る観点から、容器本体に収容した内容物を空気と混合してノズルから泡状に噴出させるようにした泡噴出容器が多く用いられている。
このような泡噴出容器では、内容物の吐出流路に内容物を空気と混合させる混合室を設け、容器本体の胴部を圧搾することで、容器本体に収容された内容物を混合室において空気と混合させ、これにより内容物を泡状に発泡させてノズルから噴出させるようにしている。この場合、内容物をより効果的に泡状に発泡させるために、例えばメッシュ等からなる発泡部材を混合室に設けることもできる。
上記泡噴出容器としては、ノズルとは別に、容器本体の内部に外気を導入可能な吸気口を設け、内容物の噴出後に当該吸気口から容器本体の内部に外気を導入することで圧搾された胴部を容易に元の形状に復元させるようにしたものが知られている。しかしながら、このような構成では、内容物の吐出後には、ノズルの内部の全体に泡状の内容物が残ることになる。そして、この泡状の内容物が、時間の経過と共に液状化して流動性を伴うため、ノズルの先端から液状の内容物が垂れ落ちるという問題が生じていた。
そこで、内容物の噴出後に、ノズルの内部に残留した泡状の内容物がノズルの先端から垂れ落ちることを防止するために、所謂サックバック機能を持たせるようにしたものが知られている。
例えば特許文献1には、ノズルと容器本体との間に内容物の吐出流路とは別に、ノズルと容器本体とを連通する戻し流路を設け、この戻し流路に容器本体内から戻し流路を通したノズルの側への内容物の流れを阻止するとともにノズルから戻し流路を通した容器本体内への内容物の流れを許容する逆止弁を設けて、胴部の圧搾が解除されたときに容器本体内に生じる負圧により、ノズルの内部に残留した内容物を、戻し流路を通して容器本体内に引き戻すようにした泡噴出容器が記載されている。
特開2014−46938号公報
しかしながら、特許文献1に記載の泡噴出容器では、容器本体内に負圧が生じたとき、戻り流路に加えて混合室内にも内容物が戻るため、連続して内容物の吐出を行うと、当初設定した内容物と空気との混合比が変化して泡質が変化してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、泡質の安定した泡噴出容器を提供することにある。
本発明の泡噴出容器は、可撓性を有する胴部を備え、内部が内容物の収容空間となる容器本体と、
前記容器本体の口部に装着されるキャップ部とノズルとを備えたノズルキャップと、
前記ノズルに連なる混合室を内部に備えるとともに該混合室を前記収容空間に連ねる空気導入孔および内容物導入孔を底部に備える区画筒体と、
前記混合室と前記ノズルとの間に設けられ、前記混合室に導入された内容物と空気とを混合し発泡させる発泡部材と、
該発泡部材と前記ノズルとの間に設けられ、前記ノズルから前記発泡部材への内容物の流れを阻止するとともに前記発泡部材から前記ノズルへの内容物の流れを許容する第1逆止弁と、
前記区画筒体の外側に設けられ、前記ノズルを前記収容空間に連ねる戻し流路と、
前記戻し流路に設けられ、前記収容空間から前記戻し流路を通した前記ノズルの側への内容物の流れを阻止するとともに前記ノズルから前記戻し流路を通した前記収容空間への内容物の流れを許容する第2逆止弁と
を備えることを特徴とする。
本発明は、上記構成において、前記ノズルの内部に設けられ、前記第1逆止弁を通過した内容物を整泡させる整泡部材を更に有することが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記整泡部材が、前記ノズルを前記戻し流路に連通させる戻し孔よりも混合室寄りに設けられていることが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記第1逆止弁が、球形状を有する弁体と、前記混合室に向かって縮径し前記弁体を着座させる弁座とを有することが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記第1逆止弁が、軟質材料で構成され、前記ノズルの方向に凸形状を有する薄肉部材にスリットを設けてなることが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記第1逆止弁が、ヒンジによって弾性支持された弁体を有することが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記第1逆止弁が、前記第2逆止弁と一体に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、泡質の安定した泡噴出容器を提供することができる。
本発明の第1実施形態である泡噴出容器の正面断面図である。 図1に示す泡噴出容器の吐出時の状態を示す正面断面図である。 図1に示す泡噴出容器のサックバック時の状態を示す正面断面図である。 本発明の第2実施形態である泡噴出容器の正面断面図である。 本発明の第3実施形態である泡噴出容器の正面断面図である。
以下、図面を参照して本発明をより詳細に例示説明する。
図1に示す本発明の第1実施形態である泡噴出容器1は、スクイズフォーマーとも呼ばれるものであり、シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料、洗口剤等の各種洗浄剤や整髪剤等の内容物を収容するとともに、当該内容物を泡状に噴出させるものである。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書および図面では、後述するノズル36が位置する側を上方(図1における上側)とし、容器本体10が位置する側を下方(図1における下側)とする。
図1に示すように、この泡噴出容器1は容器本体10を備えている。容器本体10は上部を開口させた円筒状の口部11とこの口部11に連なる楕円筒状の胴部12とを備え、その内部は内容物を収容する収容空間Sとなっている。この容器本体10は合成樹脂製となっており、その胴部12は可撓性を有し、胴部12を圧搾(スクイズ)することにより収容空間Sを減容させ、容器本体10内を加圧することができるようになっている。
図1に示すように、容器本体10の口部11にはノズルキャップ30が装着されている。このノズルキャップ30は、例えば、樹脂製の部材とすることができ、図示するように、キャップ部20とノズル36とを有する構成とすることができる。
キャップ部20は、容器本体10の口部11を取り囲む円筒状の装着部21を有し、この装着部21の内周面に設けられた雌ねじ部21aが口部11の外周面に設けられた雄ねじ部11aにねじ結合することにより、容器本体10の口部11にねじ込み固定された状態で装着されている。装着部21の内周側にはシール筒部22が同軸且つ一体に設けられ、このシール筒部22が口部11の内周面に嵌め込まれることで、キャップ部20と口部11との嵌合部分がシールされて当該部分からの内容物の漏れが防止されるようになっている。
口部11の根元には小突起11bと大突起11cとが周方向に間隔を空けて設けられ、装着部21の下端部には、これらの突起11b、11cに対応した回り止めリブ21bが設けられている。キャップ部20が口部11にねじ込まれると、そのねじ込み終了直前に回り止めリブ21bが小突起11bを乗り越えて小突起11bと大突起11cとの間に配置され、これによりキャップ部20は口部11に対して回り止め保持される。
図示する場合では、キャップ部20の装着部21を容器本体10の口部11にねじ結合により固定するようにしているが、装着部21を容器本体10の口部11にアンダーカットで固定させる構成とすることもできる。
装着部21の上端は、キャップ肩部24を構成しており、このキャップ肩部24から内周方向にキャップ天壁26が延びている。そして、キャップ天壁26の内周側端部において、上述のシール筒部22が下方に延びると共に、筒壁28が上方に向かって延びている。筒壁28の上端には、更に内周方向に延びる段部32が形成され、段部32の下面には、後述する逆止弁61のシール膜部61bの先端が当接する。
また、段部32の内周側端部において、側壁34が上方に向かって延びており、側壁34は上端において、上に凸となるドーム形状を有する頂壁31と一体化されている。図1において、側壁34及び頂壁31から左方に向かってノズル36を構成するノズル筒壁36bが水平方向に延びている。
ノズル筒壁36bは断面形状が円形となるように形成されており、図1においてノズル筒壁36bの左端が開孔してノズル開孔36aを構成している。ノズル36を構成するノズル筒壁36b、頂壁31、及び側壁34により囲まれるノズル空間Nと、収容空間Sとは、側壁34の内周面から水平方向に延びる隔壁48によって仕切られている。この隔壁48には、後述する混合室52で空気と混合された内容物をノズル36へと導く送出孔46、及びノズル空間N内に残留した内容物をサックバック効果によって戻し流路60を経由して収容空間S内に導く戻し孔60aが設けられている。なお、図示する場合では、隔壁48に送出孔46及び戻し孔60aが一箇所ずつ設けられるが、その個数や形状は種々変更することができる。
隔壁48から下方には、後述する区画筒体50を装着するための内周筒部42、及び逆止弁61を固定する外周筒部40が設けられている。内周筒部42は、円筒形状を有しており、その内周面には発泡部材57及び弁座82を嵌合固定している。外周筒部40は、内周筒部42の外周側に同心二重配置されており、その外周面に逆止弁61の保持部61aを嵌合固定している。
内周筒部42の外周面には、区画筒体50が装着されている。区画筒体50は例えば樹脂材により円筒状に形成され、その上端に設けられた嵌合筒50aの内周面が内周筒部42に嵌合し、内周筒部42の下端面が嵌合筒50aの下端に設けられた筒体段部50bの上面に当接することによってノズルキャップ30に支持されている。
区画筒体50の下端には孔形成部51が嵌合固定され、孔形成部51が固定されることにより区画筒体50の内部には混合室52が区画形成されている。また、孔形成部51は、区画筒体50と共に区画筒体50の下端側に空気導入孔53と内容物導入孔54とを区画形成する。空気導入孔53は混合室52を収容空間S(容器本体10の内部)に連通させており、収容空間S内の空気は空気導入孔53を通して混合室52に導入される。一方、内容物導入孔54には容器本体10の底部にまで延びるチューブ55が接続され、当該チューブ55を介して内容物導入孔54は混合室52を収容空間Sに連通させている。したがって、収容空間S内の内容物はチューブ55と内容物導入孔54とを介して混合室52に導入される。
なお、孔形成部51には、後述するサックバック効果により戻し流路60経由で容器本体10内に戻された泡状の内容物が、空気導入孔53から侵入することなく収容空間S内に戻るように、空気導入孔53を上方から覆う傘状体56が一体に設けられている。
区画筒体50内における混合室52のノズル36側には、混合した内容物及び空気を発泡させる発泡部材57が設けられている。本実施形態では、発泡部材57は、リング57bの端面にメッシュ57aを固定した構成のものを用いている。そして、発泡部材57はメッシュ57aを底部側に向けた姿勢で内周筒部42の内周面に嵌合固定されている。なお、発泡部材57としてはリング57bとメッシュ57aを備えた構造のものに限らず、内容物の種類等に応じて種々の構成のものを用いることができる。また、発泡部材57の設置個数も内容物の種類等に応じて種々変更することができる他、断面形状についても円形のほか、他の部材の断面形状に合わせて選択することができる。
区画筒体50の混合室52は、球形状の弁体80及び弁座82を有する一方向弁81に連通し、さらに一方向弁81と送出孔46とを介してノズル36に連通している。
一方向弁81は、収容空間S内の正圧によって開放し発泡部材57によって発泡した内容物をノズル36へと送出すると共に、収容空間S内の負圧によって閉塞して内容物が再度混合室52に戻らないようにする。一方向弁81は、球形状を有する弁体80と、一方向弁81の閉塞時に弁体80が着座する弁座82とを備える。弁座82は、内周筒部42の内周面に嵌合する弁座筒部82aと、弁座筒部82aから収容空間Sに向けて縮径する狭小部82cとを有する。狭小部82cの下端には弁部開孔82dが設けられており、混合室52とノズル36とを連通する。弁座筒部82aの内周面には、周方向に間欠的にリブ82bが設けられており、リブ82bの内径は、弁体80の外径よりやや大きく構成されている。これによって、弁体80は、リブ82bの内側をスムーズに上下方向に移動することができる。また、一方向弁81の開放状態(弁体80が狭小部82cの内周面に当接していない状態)において、発泡部材57によって発泡した内容物と空気の混合物は、周方向におけるリブ82bとリブ82bの間の空間を通ってノズル36へと移動することができる。他方、一方向弁81の閉塞状態(弁体80が狭小部82cの内周面に当接している状態)では、弁座82の内周面と弁体80との隙間がなくなるため、内容物と空気の混合物は、弁座82を通過することができない。
一方向弁81における狭小部82cと対向する側には、ストッパ44が隔壁48と一体に設けられており、弁体80の上方への移動を規制する。弁体80がストッパ44に当接した状態では、発泡した内容物はリブ82b間を通過可能であり、一方向弁81は開放状態に維持される。
なお、本実施形態では、一方向弁81の弁体80が球形状を有するように構成したが、この態様に限定されるものではなく、弁座82に着座したときに内容物が通過不能となるあらゆる形状を採用することができる。
区画筒体50の外側には、区画筒体50の内側を通る流路とは別系統で、容器本体10の収容空間Sとノズル36とを連ねる戻し流路60が設けられている。
戻し流路60には、逆止弁61が設けられている。この逆止弁61は外周筒部40の外周面に嵌合固定される円筒状の保持部61aと、この保持部61aの外周面から径方向外側に延びる環状且つ膜状のシール膜部61bとを有している。
シール膜部61bは、その外周縁においてノズルキャップ30の段部32の下面に下方から弾性的に当接している。このような構成により、逆止弁61は、容器本体10の収容空間Sから戻し流路60を通したノズル36側への内容物や空気の流れを阻止すると共に、ノズル36から戻し流路60を通した容器本体10の収容空間Sの側への内容物や空気の流れを許容するように作動することができる。
なお、本実施形態では、逆止弁61の弁体として環状且つ膜状のシール膜部61bを採用したが、この態様に限定されるものではなく、例えば、ノズルキャップ30の断面形状に合わせて矩形状とするなどしてもよい。
ノズル36の内部には、整泡部材70が設けられている。整泡部材70は、リング70bの端面にメッシュ70aを固定した構成のものを用いている。整泡部材70は、発泡部材57によって発泡し一方向弁81及び送出孔46を通過した内容物と空気との混合物を、更にきめ細かい泡となるように再度発泡させてノズル開孔36aへと導く。なお、整泡部材70は、ノズル空間N内において、送出孔46と戻し孔60aとの間に配置されている。すなわち、整泡部材70は、戻し孔60aよりも混合室52側に配置されているため、サックバック効果によってノズル空間Nから戻し孔60a経由で収容空間S内に戻される内容物と空気の混合物が再び整泡部材70を通過しないように構成されている。なお、整泡部材70についても、リング70bとメッシュ70aを備えた構造のものに限らず、内容物の種類等に応じて種々の構成のものを用いることができる。なお、図1に示すように、ノズル36の内周面には、内壁突部36cが設けられており、リング70bの外周面に設けられた大径部が、この内壁突部36cを乗り越えて内壁段部36dに当接することにより、整泡部材70はノズル36の内周面にアンダーカット係合により固定されている。
なお、本実施形態では、キャップ部20とノズル36とを一体成形したノズルキャップ30を用いるように構成したが、この態様に限定されるものではない。例えば、キャップ部20とノズル36を別部品として構成し、ねじ係合又は嵌合等の手段によって両者を連結するようにしてノズル36の洗浄性を向上させてもよい。その際、ノズル36は、例えばポリプロピレン(PP)などによって構成してもよい。
次に、このような構成の泡噴出容器1の使用方法について説明する。
泡噴出容器1は、容器本体10の胴部12を圧搾(スクイズ)することでノズル36から泡状の内容物を噴出させることができる。つまり、胴部12が圧搾されると、容器本体10の収容空間Sに収容された内容物がチューブ55と内容物導入孔54を介して混合室52に導入されるとともに容器本体10内の空気が空気導入孔53を介して混合室52に導入される。そして、混合室52の内部で内容物が空気と混合されて発泡し、泡状化される。また、泡状化された内容物は、発泡部材57を通過することで更に発泡される。ここで、収容空間S内は、胴部12の圧搾により正圧が発生しているため、図2に示すように、この正圧によって弁体80が上方に持ち上げられてストッパ44の下面に当接して、一方向弁81は開放状態となる。泡状化された内容物は、主に周方向におけるリブ82bとリブ82bとの間の空間を通り、送出孔46を経由してノズル空間N内へと送出される。そして、ノズル空間N内に送出された泡状の内容物は、整泡部材70によって更にきめ細かな泡へと整泡された後、ノズル36の先端に設けられたノズル開孔36aから外部に泡状に噴出される。
一方、内容物の噴出後に胴部12の圧搾が解除されると、胴部12が元の形状に復元することで容器本体10内に負圧が発生し、図3に示すように、この負圧によりシール膜部61bが段部32から離れて逆止弁61が開き、ノズル36の内部に残留した内容物がノズル開孔36aから吸引される空気(外気)とともに戻し孔60a及び戻し流路60を経由して容器本体10の収容空間Sの内部に引き込まれる。サックバック機能とも呼ばれるこのような機能により、噴出後にノズル36の内部に残留した内容物を空気とともに容器本体10の内部に向けて引き込むことができる。
なお、戻し孔60aは、整泡部材70よりもノズル開孔36a側に設けられているため、ノズル空間N内の内容物の大部分が再度整泡部材70を通過しないで戻し孔60aを経由して収容空間Sの内部に引き込まれる。また、サックバック時には、上述のように容器本体10内が負圧となっているため、図2においてストッパ44の下面に当接していた弁体80は、容器本体10内の負圧、及び弁体80の自重によって容器本体10側に引き寄せられて、図3に示すように弁座82の狭小部82cに当接し着座する。これによって、一方向弁81は閉塞され、一方向弁81を経由して混合室52に戻る流路が遮断される。従って、一方向弁81よりもノズル36側に残留している内容物は、再び整泡部材70及び発泡部材57を経由して混合室52に戻ることがない。
以上のように、内容物の噴出後に胴部12の圧搾が解除されると、ノズル36内に残留していた内容物は、戻し孔60a及び戻し流路60を経由して収容空間S内に戻り、整泡部材70及び発泡部材57を通って再び混合室52に戻ることがない。従って、サックバック時に整泡部材70及び発泡部材57が抵抗になって収容空間S内への空気の導入が妨げられることが殆どなく、容器本体10のスムーズな復元が可能となる。
以上述べたように、本実施形態によれば、混合室52の後方(ノズル36側)に一方向弁81を設け、容器本体10の胴部12を圧搾して収容空間S内が正圧となったときに一方向弁81が開放状態となり、混合室52内に導入された内容物と空気が発泡部材57によって泡状化されてノズル36から吐出される一方、胴部12の圧搾を解除して収容空間S内が負圧となったときは、一方向弁81が閉塞状態となって内容物が混合室52へ逆流するのを抑制すると共に、戻し流路60を経由して収容空間S内にサックバックされるように構成した。これによって、連続吐出を行った場合でも、混合室52内の内容物と空気との混合比が変化して泡質が変わってしまうことがない。
また、本実施形態によれば、ノズル36内に、一方向弁81を通過した内容物を整泡させる整泡部材70を配置したので、発泡部材57によって泡状化された内容物を更にきめが細かい泡状にしてノズル36から吐出させることが可能となる。また、一方向弁81の通過による泡質の低下を改善することができる。
また、本実施形態によれば、整泡部材70をノズル36内における戻し流路60に通じる戻し孔60aよりも混合室52寄りに配置したので、ノズル36内に残留する内容物を、再度整泡部材70を通過させることなく戻し流路60を経由して収容空間Sにサックバックさせることができる。これによって、サックバック時に整泡部材70が抵抗になることが殆どなく、容器本体10のスムーズな復元が可能となる。
また、本実施形態によれば、一方向弁81を、球形状を有する弁体80と、混合室52に向かって縮径し弁体80を着座させる弁座82とによって構成したので、容器本体10内が負圧となったときに、確実に一方向弁81を閉塞状態として内容物が混合室52内に逆流するのを抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態の泡噴出容器2について、図4を用いて説明する。なお、第2実施形態の泡噴出容器2は、第1実施形態と比較して、球形状の弁体80及び弁座82を有する一方向弁81を、スリット84aを有するスリット弁として構成した一方向弁84に置き換えた以外は、第1実施形態の泡噴出容器1と変わるところが無い。従って、ここでは、第1実施形態との差異点に絞って説明する。
一方向弁84は、軟質材料により構成されており、内周筒部42の内周面に嵌合する円筒形状を有する筒壁84cと、筒壁84cの上方に一体に設けたドーム部84bとを有する。ドーム部84bは、上に(ノズル36の方向に)凸となるドーム形状を有する薄肉部として設けられており、ドーム部84bの中央には、平面視で十字形状を有するスリット84aが設けられている。
利用者が容器本体10の胴部12を圧搾すると、収容空間S内に正圧が発生する。この収容空間S内の正圧によって、一方向弁84のドーム部84bには外周方向の圧力がかかるため、ドーム部84bにはスリット84aを自由端とする曲げ変形が発生する。このため、スリット84a周辺が上方に変位すると共にスリット84a部分に隙間が生じて一方向弁84は開放状態となる。このスリット84aに生じた隙間を通って混合室52内の内容物がノズル36内へと導かれる。
利用者が胴部12の圧搾を解除すると、容器本体10が元の形状に復元しようとするため、収容空間S内に負圧が発生する。この負圧によって、曲げ変形していたドーム部84bが元の形状へと復元し、更に負圧によってドーム部84bの面内に作用する圧縮応力によって、スリット84aの隙間が確実に閉じられて一方向弁84は閉塞状態となる。従って、ノズル36内に残留する内容物が一方向弁84を逆流して混合室52内に戻るのを抑制することができるため、内容物と空気との混合比が変化することによる泡質の変化を抑制することができる。
なお、本実施形態では、スリット84aが上に凸となるドーム部84bに設けられるように構成したが、この態様には限定されない。例えば、角錐形状など、上に凸形状を有する他の形状にスリット84aが設けられるようにしてもよい。また、スリット84aの形状は、十字状に限定されず、任意の数の直線や曲線によってスリット84aを構成してもよい。
以上述べたように、本実施形態によれば、軟質材料で構成され、ノズル36の方向に凸形状を有する薄肉部材にスリット84aを設けた一方向弁84を採用して、ノズル36内の内容物が混合室52内に逆流しないように構成した。この一方向弁84は樹脂材料等による一体成形が可能であるため、コストを抑えつつ、吐出される内容物の泡質の変化を抑制することができる。
次に、本発明の第3実施形態の泡噴出容器3について、図5を用いて説明する。なお、第3実施形態の泡噴出容器3は、第1実施形態と比較して、球形状の弁体80及び弁座82を有する一方向弁81を、ヒンジ86b周りに一点弁86aが回動して開閉動作を行う一方向弁86に置き換えた以外は、第1実施形態の泡噴出容器1と変わるところが無い。従って、ここでは、第1実施形態との差異点に絞って説明する。
一方向弁86は、樹脂材料により構成されており、嵌合筒50aの内周面に嵌合する円筒形状の筒壁86dの内周面において、ヒンジ86bを介して一点弁86aが配置されている。一方向弁86の弁体を構成する一点弁86aは、円板形状を有すると共にヒンジ86bによって一箇所で支持されており、図5の状態では、発泡部材57のリング57bの上端を覆うことによって一方向弁86を閉塞状態としている。なお、筒壁86dは、上端において逆止弁61の弁底壁61cと一体化されている。すなわち、本実施形態では、一方向弁86と逆止弁61とを同一材料で一体成形している。
利用者が容器本体10の胴部12を圧搾すると、収容空間S内に正圧が発生する。この収容空間S内の正圧によって、一方向弁86の一点弁86aが収容空間S側から押圧され、ヒンジ86bを中心に図の時計回りに回動してノズル36側に移動する。これによって、リング57bの上端と一点弁86aとの間に隙間が生じて一方向弁86は開放状態となる。このリング57bと一点弁86aとの隙間を通って内容物がノズル36内へと導かれる。
利用者が胴部12の圧搾を解除すると、容器本体10が元の形状に復元しようとするため、収容空間S内に負圧が発生する。上方に変位していた一点弁86aは、この負圧及びヒンジ86bの復元力によって再びリング57bと当接するため、一方向弁86は閉塞状態となる。従って、ノズル36内に残留する内容物が一方向弁86を逆流して混合室52内に戻るのを抑制することができるため、内容物と空気との混合比が変化することによる泡質の変化を抑制することができる。
なお、本実施形態では、一点弁86aが円板形状を有するように構成したが、この態様に限定されるものではなく、混合室52や発泡部材57の断面形状等に合わせて、矩形等の様々な形状で構成してもよい。また、一点弁86aは、複数のヒンジ86bによって支持されていてもよい。
以上述べたように、本実施形態によれば、樹脂材料で構成され、ヒンジ86bによって支持された一点弁86aを発泡部材57のリング57b上端に配置し、一点弁86aとリング57bとが当接した一方向弁86の閉塞状態において、ノズル36内の内容物が混合室52内に逆流しないように構成した。この一方向弁86は樹脂材料等によって逆止弁61と一体成形しているため、部品点数及びコストを抑えつつ、吐出される内容物の泡質の変化を抑制することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施形態では、ノズル36は断面円形に形成され、発泡部材57及び整泡部材70も断面円形に形成されるが、これに限らず、ノズル36、発泡部材57及び整泡部材70の形状は、例えば楕円形とするなど、種々変更可能である。
1,2,3 泡噴出容器
10 容器本体
11 口部
11a 雄ねじ部
11b 小突起
11c 大突起
12 胴部
20 キャップ部
21 装着部
21a 雌ねじ部
21b 回り止めリブ
22 シール筒部
24 キャップ肩部
26 キャップ天壁
28 筒壁
30,30’,30’’ ノズルキャップ
31 頂壁
32 段部
34 側壁
36 ノズル
36a ノズル開孔
36b ノズル筒壁
36c 内壁突部
36d 内壁段部
40 外周筒部
42 内周筒部
44 ストッパ
46 送出孔
48 隔壁
50 区画筒体
50a 嵌合筒
50b 筒体段部
50c 筒体本体
51 孔形成部
52 混合室
53 空気導入孔
54 内容物導入孔
55 チューブ
56 傘状体
57 発泡部材
57a メッシュ
57b リング
60 戻し流路
60a 戻し孔
61 逆止弁(第2逆止弁)
61a 保持部
61b シール膜部
61c 弁底壁
70 整泡部材
70a メッシュ
70b リング
80 弁体
81,84,86 一方向弁(第1逆止弁)
82 弁座
82a 弁座筒部
82b リブ
82c 狭小部
82d 弁部開孔
84a スリット
84b ドーム部
84c 筒壁
86a 一点弁
86b ヒンジ
86d 筒壁
N ノズル空間
S 収容空間

Claims (7)

  1. 可撓性を有する胴部を備え、内部が内容物の収容空間となる容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着されるキャップ部とノズルとを備えたノズルキャップと、
    前記ノズルに連なる混合室を内部に備えるとともに該混合室を前記収容空間に連ねる空気導入孔および内容物導入孔を底部に備える区画筒体と、
    前記混合室と前記ノズルとの間に設けられ、前記混合室に導入された内容物と空気とを混合し発泡させる発泡部材と、
    該発泡部材と前記ノズルとの間に設けられ、前記ノズルから前記発泡部材への内容物の流れを阻止するとともに前記発泡部材から前記ノズルへの内容物の流れを許容する第1逆止弁と、
    前記区画筒体の外側に設けられ、前記ノズルを前記収容空間に連ねる戻し流路と、
    前記戻し流路に設けられ、前記収容空間から前記戻し流路を通した前記ノズルの側への内容物の流れを阻止するとともに前記ノズルから前記戻し流路を通した前記収容空間への内容物の流れを許容する第2逆止弁と
    を備えることを特徴とする泡噴出容器。
  2. 前記ノズルの内部に設けられ、前記第1逆止弁を通過した内容物を整泡させる整泡部材を更に有する、請求項1に記載の泡噴出容器。
  3. 前記整泡部材は、前記ノズルを前記戻し流路に連通させる戻し孔よりも混合室寄りに設けられている、請求項2に記載の泡噴出容器。
  4. 前記第1逆止弁は、球形状を有する弁体と、前記混合室に向かって縮径し前記弁体を着座させる弁座とを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の泡噴出容器。
  5. 前記第1逆止弁は、軟質材料で構成され、前記ノズルの方向に凸形状を有する薄肉部材にスリットを設けてなる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の泡噴出容器。
  6. 前記第1逆止弁は、ヒンジによって弾性支持された弁体を有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の泡噴出容器。
  7. 前記第1逆止弁は、前記第2逆止弁と一体に設けられている、請求項6に記載の泡噴出容器。
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