JP6465776B2 - 二重容器 - Google Patents

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本発明は、内容液を収容する減容変形自在な内層体と、内層体を内側に収めて容器の外殻を形成する外層体とを備え、内容液の注出に伴って内層体のみが減容する二重容器に関するものであり、特に、内容液を泡状にして注出することができる技術に関する。
化粧水などの化粧料や、シャンプーやリンス或いは液体石鹸、また食品調味料や薬品などを収納する容器としては、内容液を収容する減容変形自在な内層体と、内層体を内側に収めて容器の外殻を形成する外層体とを備え、外層体の胴部を押圧することで内容液を注出する一方、押圧解除後は胴部が復元し、内層体と外層体との間に形成される内部空間に外気を導入して内層体を減容できるようにした二重容器(デラミ容器、積層剥離容器とも言う)が知られている。例えば特許文献1には、このような二重容器にフォーマーキャップを装着して、内容液を泡状にして注出することができるスクイズタイプの泡注出用二重容器が示されている。
特開2009−149327号公報
ところで、特許文献1の容器では、気液混合室に通じる内容液の通路と空気の通路が常時開放されているため、メッシュ部材や注出ノズルに残った内容液がこれらの通路に逆流するおそれがある。ここで内容液の泡質は、混合される内容液と空気の割合が大きく影響しているところ、残った内容液が逆流すると、次回の注出の際に内容液と空気との混合比が変わってしまい、泡質の悪化につながることになる。このため、残った内容液の逆流を防止するべく、内容液及び空気の通路に逆止弁を設けることが検討されているが、構造の複雑化が免れず、検討の余地が残されていた。
また、フォーマーキャップには押圧解除後の外気の導入を可能にする外気導入口を設け、この外気導入口からの外気の通路に、押圧時の空気の漏れを防ぐ逆止弁を設けることが好ましい。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、混合させるための内容液及び空気の通路並びに外気の通路を閉鎖する逆止弁を設けるにあたって、構造がより簡素化できる新たな二重容器を提案するところにある。
本発明は、内容液の収容空間を有する減容変形自在な内層体と、口部周壁を貫通する通気口を有し該内層体との相互間に該通気口に通じる内部空間を形成する外層体と、該内層体の上部開口を覆う隔壁を有し、該隔壁に、該内層体に通じる液流入口、及び該通気口に通じる空気流通口を設けた中栓と、該液流入口からの内容液及び該空気流通口からの空気を通過させて内容液を発泡させる発泡体と、発泡した内容液を注出する注出口及び外界に通じる外気導入口を有し、該中栓及び該発泡体を内側に収めるとともに該通気口を取り囲んで該口部周壁に保持される注出キャップとを備える二重容器であって、
前記中栓と前記注出キャップとの相互間に、前記液流入口と前記空気流通口との間を区画するとともに前記発泡体を取り囲む筒体と、該筒体の内面に連結して、該液流入口と該発泡体との間の液通路を閉鎖する一方、前記収容空間が加圧されることで該液通路を開放する液用弁体と、該筒体を貫通して該発泡体の側面に向けて開口し該空気流通口からの空気を通す空気流出口と、該筒体の外面に連結して、該空気流通口と該空気流出口との間の空気通路を閉鎖する一方、前記内部空間が加圧されることで該空気通路を開放する空気用弁体と、該筒体の外面に連結して、前記外気導入口と該空気流通口との間の外気通路を閉鎖する一方、該内部空間が減圧されることで該外気通路を開放する外気用弁体とを備える逆止弁を設けた二重容器である。
前記中栓の前記隔壁の縁部に縁壁を立設し、該縁壁の外面及び上部に前記外気通路の一部となる通気溝を設け、前記逆止弁の前記筒体の外面にはフランジを設け、該フランジを該縁壁内に嵌合することで、前記空気通路と前記外気通路との間を区画することが好ましい。
前記中栓の前記隔壁には、該隔壁の縁部に縁壁を立設すると共に該縁壁の内側に間隔を空けて筒壁を立設し、該縁壁と該筒壁との隙間を前記外気通路の一部とし、
前記逆止弁の前記筒体の外面にはフランジを設け、該フランジを該筒壁内に嵌合することで、前記空気通路と前記外気通路との間を区画することが好ましい。
前記液用弁体は、前記発泡体に設けた貫通孔を挿通して前記注出口に向けて延在する柱部を有し、
該注出口を覆って前記注出キャップに装着される蓋体を設け、該蓋体は、該柱部に当接して該液用弁体の移動を阻止するストッパーを有することが好ましい。
本発明では、液用弁体と空気用弁体と外気用弁体とを筒体に連結していることによって、液通路、空気通路及び外気通路での逆流を1つの部材で防止することができるため、構造をより簡素化することが可能になる。
中栓の隔壁の縁部に縁壁を立設し、縁壁の外面及び上部に外気通路の一部となる通気溝を設け、逆止弁の筒体の外面にはフランジを設け、フランジを縁壁内に嵌合することで、空気通路と外気通路との間を区画する場合は、空気通路と外気通路とを構造の複雑化を伴うことなく形成することができる。
また、そのような構成に代えて、中栓の隔壁には、隔壁の縁部に縁壁を立設すると共に縁壁の内側に間隔を空けて筒壁を立設し、縁壁と筒壁との隙間を外気通路の一部とし、逆止弁の筒体の外面にはフランジを設け、該フランジを該筒壁内に嵌合することで、空気通路と外気通路との間を区画する場合にも、空気通路と外気通路とを構造の複雑化を伴うことなく形成することができる。
液用弁体は、発泡体に設けた貫通孔を挿通して注出口に向けて延在する柱部を有するものとし、更に注出口を覆って注出キャップに装着される蓋体を設け、蓋体に、柱部に当接して液用弁体の移動を阻止するストッパーを設ける場合は、蓋体を閉めることで液用弁体が液通路を確実に閉鎖するので、例えば輸送時等の意図しない内容液の注出が、構造の複雑化を伴うことなく防止できる。
本発明に従う二重容器の一実施形態を示す、側面視での断面図である。 図1に示す二重容器の逆止弁を示す図であり、(a)は側面視での半断面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図1の二重容器の変形例を示す、側面視での断面図である。 図3に示す二重容器の逆止弁を示す図であり、(a)は側面視での半断面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 図1に示す二重容器から内溶液を注出する際の状態を示す側面視での断面図であり、押圧時の状態を示す。 図1に示す二重容器から内溶液を注出する際の状態を示す側面視での断面図であり、押圧解除時の状態を示す。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、及び要約書において、「上」とは、二重容器を水平面上に載置した姿勢(正立姿勢)において、外層体の底部に対して注出キャップが位置する側であり、「下」とは、その反対側である。
図1において、符号1は、本発明に従う二重容器の一実施形態を示す。本実施形態の二重容器1は、内層体2、外層体3、中栓4、逆止弁5、発泡体6、注出キャップ7、及び蓋体8で構成されている。
内層体2は、その内側に内容液を収容する収容空間Sと、この収容空間Sにつながる上部開口2aを備えている。内層体2は薄肉の合成樹脂製であって、減容変形自在となっている。
外層体3は、円筒状の口部周壁3aに、復元自在な可撓性を有する胴部3b、及び胴部3bの下端を閉鎖する底部(不図示)を連結したものである。口部周壁3aの外周面には雄ねじ部3cを設けている。また、口部周壁3aには、内層体2との相互間に空気を取り込むための貫通孔(通気口)3dを設けていて、更に、通気口3dを設けた外周面には、上下方向に雄ねじ部3cを切り欠く溝部3eを設けている。
本実施形態において内層体2と外層体3は、相互に相溶性が低い合成樹脂を剥離可能に積層させたものである。このような内層体2と外層体3は、内層体2の合成樹脂素材と外層体3の合成樹脂素材とが積層されたパリソンを、ブロー成形することによって得ることができるが、他にも、内層体2の合成樹脂素材と外層体3の合成樹脂素材とを積層させた試験管状のプリフォームを準備し、このプリフォームを2軸延伸ブロー成形して形成することや、外層体及び内層体を個別に形成し、その後、内層体を外層体内に装着したものでもよい。
中栓4は、内層体2の上部開口2aを覆う板状の隔壁4aを備えている。隔壁4aには、その中央部において隔壁4aを貫通する液流入口4bが設けられている。また隔壁4aには、液流入口4bを取り囲むとともに上方に向けて開放する環状凹部4cが設けられている。また隔壁4aの下面には、口部周壁3aの内面との間で内層体2を挟む円筒状のシール壁4dが設けられている。また隔壁4aの縁部には、上方へ向けて延在する縁壁4eが設けられていて、隔壁4aと縁壁4eの連結部には段部4fが設けられている。更に段部4fには、径方向に段部4fを貫く空気流通口4gが設けられている。空気流通口4gは、隔壁4aの縁部において下方に開口している。また、縁壁4eの外面及び上部には、空気流通口4gに連なる通気溝4hが設けられている。
図1〜図2に示すように、逆止弁5は、円筒状となる筒体5aと、筒体5aの内面に弾性片5bを介して連結する円板状の液用弁体5cと、筒体5aの外面に連結する薄板円板状の空気用弁体5dと、空気用弁体5dの上方において筒体5aを径方向に貫通する孔(空気流出口)5eとを備えている。なお、空気流出口5eは本実施形態では4つ設けられているが、1〜3つ或いは5つ以上設けてもよい。また、逆止弁5は、空気流出口5eの上方において筒体5aの外面に連結する円板状のフランジ5fと、フランジ5fの上方において筒体5aの外面に連結する薄板円板状の外気用弁体5gとを備えている。また、液用弁体5cの上部には、円柱状の柱部5hが設けられている。
逆止弁5は、筒体5aの下部を環状凹部4cに挿入することで隔壁4aに対して位置決め保持される。この状態において、液用弁体5cは隔壁4aの上面に着座して、収容空間Sに通じる液流入口4bを閉鎖し、フランジ5fは縁壁4e内に嵌合することで空気流出口5eと空気流通口4gとの間に空気通路R1を形成し、空気用弁体5dの外周端は、段部4fの上面に着座して、空気通路R1を閉鎖する。
発泡体6は、例えばスポンジやフェルト、焼結体のような、内側に多数の間隙を有する多孔質体である。発泡体6は、本実施形態では円筒状であって、その外周面が筒体5aの内面に嵌合されている。また中央部に設けられた貫通孔6aには、柱部5hが移動可能に挿通している。
注出キャップ7は、円筒状の外周壁7aと、外周壁7aの上部を覆う平板状の天壁7bとを備えている。また、外周壁7aの内面には、雄ねじ部3cに対応する雌ねじ部7cが設けられていて、これにより注出キャップ7は、口部周壁3aに設けた通気口3dを外周壁7aで取り囲み、外周壁7aの下部内面を口部周壁3aの外面に気密に当接させた状態で、口部周壁3aに保持される。なお、ねじに代えてアンダーカットで保持するようにしてもよい。また天壁7bの中央部には、上方に向けて縮径しながら突出する注出筒7dが設けられていて、注出筒7dの先端には、内容液を注出する注出口7eが設けられている。また天壁7bには、下方に向けて開放する環状凹部7fが設けられている。更に天壁7bには、外気の導入を可能にするための貫通孔(外気導入口)7gが設けられている。
注出キャップ7に組み込まれた中栓4及び逆止弁5は、天壁7bの下面に縁壁4eの上面が当接し、また環状凹部7fに筒体5aの上部が挿入されていることにより、上方へ位置ずれすることなく保持されている。また発泡体6の上部が天壁7bの下面に当接することで、発泡体6の抜け出しが防止されている。また注出キャップ7の内側には、液流入口4bと発泡体6との間に液通路R2(具体的には、筒体5aの内側において発泡体6の底壁と隔壁4aとの間に形成される空間)が形成されると共に、外気導入口7gと空気流通口4gとの間に外気通路R3(具体的には、筒体5aの外側において天壁7b、縁壁4e、通気溝4h及び外周壁7aとの間に形成される空間)が形成される。また、外気用弁体5gの外周端は、天壁7bの下面に着座して、外気通路R3を閉鎖している。
蓋体8は、有頂円筒状をなし、天壁7bを覆い隠す頂壁8aを備えている。頂壁8aは、ヒンジ8bを介して外周壁7aに一体に連結している。なお、蓋体8は、ヒンジ8bを設けずに注出キャップ7と分離させて、ねじやアンダーカットで注出キャップ7に取り付けるようにしてもよい。また頂壁8aの裏面には、蓋体8を閉めた際に液用弁体5cに設けた柱部5hに当接するストッパー8cが設けられている。これにより、蓋体8を閉めた状態で収容空間S内が加圧されることがあっても、液流入口4bは液用弁体5cによって閉鎖したまま維持されるので、内容液の不用意な注出が防止できる。本実施形態のストッパー8cは、頂壁8aの裏面から突出するリブ状のものであるが、図示の形状に限定されるものではない。例えば、柱部5fを延長して頂壁8aの裏面に当接させるように構成して、頂壁8aをストッパーとして機能させてもよい。
なお、変形例として、例えば、図3〜図4に示すような構成としてもよい。すなわち、この変形例に係る二重容器1’では、中栓4の隔壁4a’には、隔壁4a’の縁部に縁壁4e’を立設すると共に該縁壁4e’の内側に間隔を空けて筒壁4iを立設し、縁壁4e’と筒壁4iとの隙間を外気通路R3’の一部としている。また、逆止弁5の筒体5aの外面にはフランジ5f’を設け、該フランジ5f’を該筒壁4i内に嵌合することで、空気通路R1’と外気通路R3’との間を区画している。
前述したような形態となる二重容器1から内容液を注出する要領は、以下のとおりである。なお、変形例としての二重容器1’も、内溶液の注出要領は同様となる。
内容液の注出にあたっては、まず、図5に示すように、蓋体8を開いた後、外層体3を正立姿勢から傾倒姿勢に姿勢変更して、胴部3bを押圧する。これによって、内部空間Nの空気を介して収容空間Sが加圧される結果、液用弁体5cは隔壁4aの上面から離反して、液流入口4bが開放される。これに伴い内容液は、液流入口4bから液通路R2に入り、弾性片5bの周囲に形成される隙間を通って発泡体6の底壁から発泡体6内に導入される。またこの際、内部空間Nも加圧される結果、空気用弁体5dが段部4fの上面から離反して、空気通路R1が開放される。これに伴い内部空間N内の空気は、通気口3d、溝部3e、及び空気流通口4gを経て空気通路R1に達し、空気流出口5eを通って発泡体6の側壁から発泡体6内に導入される。なお、溝部3eは必ずしも設ける必要はなく、例えば、雄ねじ部3cと雌ねじ部7cとの隙間を通じて空気を通気口3dから空気流通口4gへと導く構成としてもよい。ここで発泡体6内における内容液の流れる向き(軸方向)と空気の流れる向き(径方向外側から内側)は相違するため、発泡体6内で内容液と空気とがより混合しやすくなるので、泡の肌理を細かくすることができる。そして発泡した内容液は、発泡体6の天壁から注出筒7dを通って注出口7eより注出される。このとき、外気通路R3は外気用弁体5gによって閉鎖されているため、内部空間Nからの空気が外気導入口7gから漏れ出すことが防止され、スムーズな注出が可能となる。
内容液を注出した後は、図6に示すように、外層体3の胴部3bへの押圧を解除する。これによって収容空間S内は通常の圧力に戻るため、液用弁体5cが隔壁4aの上面に着座して液通路R2が閉鎖される。また外層体3は、それ自身の復元力により元の形状に戻ろうとするため、内部空間Nは負圧状態になる。これにより、空気用弁体5dが段部4fの上面に着座して空気通路R1が閉鎖される一方、外気用弁体5gが天壁7bの下面から離反して、外気通路R3が開放される。これにより内層体2を減容変形させたまま、外層体3のみを復元させることができる。なお、内部空間Nが常圧に戻れば、外気導入口7gからの外気の導入も停止する。
本発明に従う二重容器は、これらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば、液用弁体の柱部を設けずに、円柱状の発泡体を用いてもよい。
本発明によれば、発泡体等に残った内容液の逆流を防止することで泡質の変動を少なくし、外気導入口からの空気の漏れを防止することで内溶液をスムーズに注出できるうえ、構造がより簡素化できる新規の二重容器を提供することが可能になる。
1,1’:二重容器
2:内層体
2a:上部開口
3:外層体
3a:口部周壁
3b:胴部
3c:雄ねじ部
3d:通気口
3e:溝部
4:中栓
4a,4a’:隔壁
4b:液流入口
4c:環状凹部
4d:シール壁
4e,4e’:縁壁
4f,4f’:段部
4g,4g’:空気流通口
4h:通気溝
4i:筒壁
5:逆止弁
5a:筒体
5b:弾性片
5c:液用弁体
5d,5d’:空気用弁体
5e:空気流出口
5f,5f’:フランジ
5g:外気用弁体
5h:柱部
6:発泡体
6a:貫通孔
7:注出キャップ
7a:外周壁
7b:天壁
7c:雌ねじ部
7d:注出筒
7e:注出口
7f:環状凹部
7g:外気導入口
8:蓋体
8a:頂壁
8b:ヒンジ
8c:ストッパー
N:内部空間
R1,R1’:空気通路
R2:液通路
R3,R3’:外気通路
S:収容空間

Claims (4)

  1. 内容液の収容空間を有する減容変形自在な内層体と、口部周壁を貫通する通気口を有し該内層体との相互間に該通気口に通じる内部空間を形成する外層体と、該内層体の上部開口を覆う隔壁を有し、該隔壁に、該内層体に通じる液流入口、及び該通気口に通じる空気流通口を設けた中栓と、該液流入口からの内容液及び該空気流通口からの空気を通過させて内容液を発泡させる発泡体と、発泡した内容液を注出する注出口及び外界に通じる外気導入口を有し、該中栓及び該発泡体を内側に収めるとともに該通気口を取り囲んで該口部周壁に保持される注出キャップとを備える二重容器であって、
    前記中栓と前記注出キャップとの相互間に、前記液流入口と前記空気流通口との間を区画するとともに前記発泡体を取り囲む筒体と、該筒体の内面に連結して、該液流入口と該発泡体との間の液通路を閉鎖する一方、前記収容空間が加圧されることで該液通路を開放する液用弁体と、該筒体を貫通して該発泡体の側面に向けて開口し該空気流通口からの空気を通す空気流出口と、該筒体の外面に連結して、該空気流通口と該空気流出口との間の空気通路を閉鎖する一方、前記内部空間が加圧されることで該空気通路を開放する空気用弁体と、該筒体の外面に連結して、前記外気導入口と該空気流通口との間の外気通路を閉鎖する一方、該内部空間が減圧されることで該外気通路を開放する外気用弁体とを備える逆止弁を設けた二重容器。
  2. 前記中栓の前記隔壁の縁部に縁壁を立設し、該縁壁の外面及び上部に前記外気通路の一部となる通気溝を設け、
    前記逆止弁の前記筒体の外面にはフランジを設け、該フランジを該縁壁内に嵌合することで、前記空気通路と前記外気通路との間を区画した請求項1に記載の二重容器。
  3. 前記中栓の前記隔壁には、該隔壁の縁部に縁壁を立設すると共に該縁壁の内側に間隔を空けて筒壁を立設し、該縁壁と該筒壁との隙間を前記外気通路の一部とし、
    前記逆止弁の前記筒体の外面にはフランジを設け、該フランジを該筒壁内に嵌合することで、前記空気通路と前記外気通路との間を区画した請求項1に記載の二重容器。
  4. 前記液用弁体は、前記発泡体に設けた貫通孔を挿通して前記注出口に向けて延在する柱部を有し、
    該注出口を覆って前記注出キャップに装着される蓋体を設け、該蓋体は、該柱部に当接して該液用弁体の移動を阻止するストッパーを有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の二重容器。
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