JP2007176570A - 液体注出キャップ及び液体注出容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器を振ったり転倒させたりした場合でも、液体が飛び出したり漏れ出たりすることを確実に防止することができる液体注出キャップを提供する。
【解決手段】弾性復元力を有する容器の口元部2bに装着されると共に、先端部に開口部3aが設けられたキャップ本体3と、スリット5aが形成された弾性部材からなり、キャップ本体3の開口部3aからスリット5aを外部に露出させた状態でキャップ本体3内に保持されて、容器をスクイズ操作したときに容器内の圧力に応じてスリット5aを開閉する弁体5と、キャップ本体3内の弁体5よりも容器側に配置された含浸部材6とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】弾性復元力を有する容器の口元部2bに装着されると共に、先端部に開口部3aが設けられたキャップ本体3と、スリット5aが形成された弾性部材からなり、キャップ本体3の開口部3aからスリット5aを外部に露出させた状態でキャップ本体3内に保持されて、容器をスクイズ操作したときに容器内の圧力に応じてスリット5aを開閉する弁体5と、キャップ本体3内の弁体5よりも容器側に配置された含浸部材6とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、容器の口元部に装着されて使用される液体注出キャップ、並びにそのような液体注出キャップを備えた液体注出容器に関する。
従来より、液体洗剤や、シャンプー、リンス、口腔洗浄剤などの液体を容器に収容した液体製品がある。これらの液体製品では、容器の口元部に内部の液体を注出するための液体注出キャップが装着されている。このような液体製品を使用する場合、通常は容器の口元部を下方に向けた状態で容器を押圧(スクイズ)する。これにより、容器内の液体がキャップの注出口から注出されることになる。しかしながら、従来の液体注出キャップは、液切れが悪かったり、容器の口元部を下方に向けただけで内部の液体が漏れ出したりするなど、必ずしも使い勝手のよいものではなかった。
そこで、スリットが形成された柔軟な樹脂からなる弁体をキャップ本体に設け、この弁体に容器内の圧力がある程度加わらないとスリットが開かないようにしたセルフシールキャップ(以下、SSキャップという。)と呼ばれる液体注出キャップが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。このようなSSキャップが装着された液体注出容器では、容器が転倒したり逆さになったりした場合でも、内部の液体がキャップから簡単に漏れ出さないことから、従来のものよりも使い勝手のよいものとなっている。
特開平11−278515号公報
ところで、このようなSSキャップでは、液体の排出性能(例えばコントロール性や押し出しやすさなど)を良くするため、弁体に柔軟なものを使用している。このため、例えば容器を振ったり転倒させたりした場合には、その衝撃によって弁体が一瞬開き、内部の液体が飛び出してしまうなどの問題があった。
この問題を解決するため、上述した特許文献1に記載の発明では、液体の注出経路上で弁体よりも容器側に位置し、かつ、開口部面積が弁体基部の開口部面積よりも小さい遮蔽部材を設けることが提案されている。このような遮蔽部材を設けた場合には、容器の転倒時に液体が弁体に向かう衝撃を制限して弁体への当たりを和らげることから、不用意な弁体の開きを防止することができる。しかしながら、弁体の不用意な開きを防止することに加えて、この弁体からの液漏れを確実に防ぐためには更なる改善が望まれる。
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、容器を振ったり転倒させたりした場合でも、液体が飛び出したり漏れ出たりすることを確実に防止することができる液体注出キャップを提供することを目的とする。
また、本発明は、そのような液体注出キャップを備えることによって、使い勝手を更に向上させた液体注出容器を提供することを目的とする。
また、本発明は、そのような液体注出キャップを備えることによって、使い勝手を更に向上させた液体注出容器を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、弾性復元力を有する容器の口元部に装着されると共に、先端部に開口部が設けられたキャップ本体と、スリットが形成された弾性部材からなり、前記キャップ本体の開口部から前記スリットを外部に露出させた状態で前記キャップ本体内に保持されて、前記容器をスクイズ操作したときに前記容器内の圧力に応じて前記スリットを開閉する弁体と、前記キャップ本体内の前記弁体よりも前記容器側に配置された含浸部材とを備えることを特徴とする液体注出キャップである。
また、請求項2に係る発明は、前記含浸部材よりも前記容器側に位置して、前記キャップ本体の内側に嵌合された遮蔽部材を備え、前記遮蔽部材には、少なくとも1つ以上の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体注出キャップである。
また、請求項3に係る発明は、前記遮蔽部材が、底壁と、この底壁の周囲から立ち上がり形成された側壁とを有し、且つ、これら底壁と側壁とから構成される凹部の内側を前記弁体側に向けた状態で前記キャップ本体の内側に嵌合されると共に、前記側壁に形成された少なくとも1つ以上の貫通孔を通して前記凹部の内側と外側とが連通されてなることを特徴とする請求項2に記載の液体注出キャップである。
また、請求項4に係る発明は、前記含浸部材がスポンジであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の液体注出キャップである。
また、請求項5に係る発明は、前記スポンジのセル数が5〜50個/25mmであることを特徴とする請求項4に記載の液体注出キャップである。
また、請求項6に係る発明は、前記スポンジの厚みが3〜20mmであることを特徴とする請求項4又は5に記載の液体注出キャップである。
また、請求項7に係る発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の液体注出キャップを備えることを特徴とする液体注出容器である。
また、請求項2に係る発明は、前記含浸部材よりも前記容器側に位置して、前記キャップ本体の内側に嵌合された遮蔽部材を備え、前記遮蔽部材には、少なくとも1つ以上の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体注出キャップである。
また、請求項3に係る発明は、前記遮蔽部材が、底壁と、この底壁の周囲から立ち上がり形成された側壁とを有し、且つ、これら底壁と側壁とから構成される凹部の内側を前記弁体側に向けた状態で前記キャップ本体の内側に嵌合されると共に、前記側壁に形成された少なくとも1つ以上の貫通孔を通して前記凹部の内側と外側とが連通されてなることを特徴とする請求項2に記載の液体注出キャップである。
また、請求項4に係る発明は、前記含浸部材がスポンジであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の液体注出キャップである。
また、請求項5に係る発明は、前記スポンジのセル数が5〜50個/25mmであることを特徴とする請求項4に記載の液体注出キャップである。
また、請求項6に係る発明は、前記スポンジの厚みが3〜20mmであることを特徴とする請求項4又は5に記載の液体注出キャップである。
また、請求項7に係る発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の液体注出キャップを備えることを特徴とする液体注出容器である。
以上のように、本発明に係る液体注出キャップでは、例えば容器を振ったり転倒させたりした場合でも、弁体に向かって流れる液体の流出圧力を含浸部材が吸収することによって、弁体に液体の流出圧力が直接的に加わることはなく、また、含浸部材が液体を含浸することによって、弁体のスリットから不用意に液体が飛び出したり漏れ出たりすることを確実に防ぐことができる。
したがって、本発明に係る液体注出容器では、このような液体注出キャップを備えることによって、使い勝手を更に向上させることができる。
したがって、本発明に係る液体注出容器では、このような液体注出キャップを備えることによって、使い勝手を更に向上させることができる。
以下、本発明を適用した液体注出キャップ及び液体注出容器ついて、図面を参照して詳細に説明する。
本発明を適用した液体注出キャップは、例えば図1、図2及び図3に示すようなSSキャップ1である。このSSキャップ1は、液体を収容する容器2に装着されて、この容器2に収容された液体を注出するものであり、このようなSSキャップ1が装着された容器2によって、本発明を適用した液体注出容器が構成されている。
本発明を適用した液体注出キャップは、例えば図1、図2及び図3に示すようなSSキャップ1である。このSSキャップ1は、液体を収容する容器2に装着されて、この容器2に収容された液体を注出するものであり、このようなSSキャップ1が装着された容器2によって、本発明を適用した液体注出容器が構成されている。
容器2は、繰り返し押圧(スクイズ)操作することができるスクイズ容器として、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂などの比較的軟質な合成樹脂材料をブロー成形によってボトル状に成形したものからなる。この容器2の底部から筒状に起立した胴部2aは、繰り返し弾性変形(スクイズ変形)させることが可能な弾性復元力を有している。そして、この胴部2aの上部に位置する口元部2bには、例えばSSキャップ1が螺合によって装着されている。このため、口元部2bの外周面には、後述するSSキャップ1のキャップ本体3を螺合により固定するためのネジ山2cが形成されている。
なお、容器2の形状については、特に限定されないものの、使用する際に持ち易く、振り易く、且つ負荷がかかっても液漏れが生じ難い形状のものが好ましく、このような形状のものとして、例えば円柱状のシリンダーボトルを用いることが好ましい。
また、容器2の肉厚(樹脂量)については、使用時の押しやすさ(硬さ)に影響を与えるため、例えば容量250mlのシリンダーボトルについては、樹脂量が21.5〜23g程度のものであれば比較的押しやすく、24.5gを超えるものは硬く、スクイズ操作がし難くなる。
なお、このようなスクイズ容器では、粘度によって異なるものの、例えば0.5〜5.0kgの押圧で約0.1〜5ml/0.5sの液体を排出するものが好ましい。また、振ったときや倒れたときに負荷がかかっても液漏れが生じない、あるいは液体の保存に影響を与えないものが好ましい。
また、容器2の肉厚(樹脂量)については、使用時の押しやすさ(硬さ)に影響を与えるため、例えば容量250mlのシリンダーボトルについては、樹脂量が21.5〜23g程度のものであれば比較的押しやすく、24.5gを超えるものは硬く、スクイズ操作がし難くなる。
なお、このようなスクイズ容器では、粘度によって異なるものの、例えば0.5〜5.0kgの押圧で約0.1〜5ml/0.5sの液体を排出するものが好ましい。また、振ったときや倒れたときに負荷がかかっても液漏れが生じない、あるいは液体の保存に影響を与えないものが好ましい。
SSキャップ1は、このような容器2の口元部2bに固定されるキャップ本体3を備えている。このキャップ本体3は、容器2の口元部2bを塞ぐように全体が略円筒状に形成されたプラスチック部材からなる。また、キャップ本体3の先端部には、円形状の開口部3aが設けられている。このキャップ本体3の内周面には、ねじ山3bが形成されている。SSキャップ1は、このキャップ本体3側のネジ山3bと容器2側のねじ山2cとの螺合によって容器2の口元部2bに装着されている。なお、このSSキャップ1には、更にキャップ本体3に被せるプラスチック製のオーバーキャップ4が着脱自在に設けられている。
このようなキャップ本体3の内側には、容器2をスクイズ操作したときに容器2内の圧力に応じてスリット5aを開閉する弁体5と、弁体5のスリット5aからの液漏れを防止するための含浸部材6と、容器2側から弁体5側に向かって流れる液体の流量を調整するための遮蔽部材7とが、先端側から順に配置されている。
弁体5は、例えばシリコンゴムやエラストマーなどの柔軟な弾性部材からなる。その中でも特に、成形し易く、切り裂きにくいシリコンゴムを用いることが好ましい。この弁体5は、略円形状の天井部5bと、この天井部5bの周囲から徐々に拡径しながら立ち下がる筒状のスカート部5cと、このスカート部5cの端縁部から外側に向かって拡径された環状のフランジ部5dとが一体に形成されたキャップ形状を有している。スリット5aは、図4に示すような+形状の切り目からなり、内側に窪んだ天井部5bの中央に形成されている。
この弁体5は、天井部5bとスカート部5cとから構成される凹部5eの内側を容器2側に向けた状態でキャップ本体3の内側に嵌め込まれている。これにより、キャップ本体3の開口部3aからは、天井部5bのスリット5aが外部に露出した状態となっている。そして、この弁体5は、キャップ本体3の内側に嵌め込まれたリング状のストッパ8によりフランジ部5dがキャップ本体3の内面に押し付けられることによって、キャップ本体3内に固定保持されている。なお、ストッパ8の中心部には、弁体5の凹部5eと略同径の開口部8aが形成されている。
含浸部材6は、その弾性により弁体5に向かって流れる液体の流出圧力(衝撃)を吸収し易くしたもので、弁体5に液体の流出圧力が直接的に加わらないようにする衝撃吸収機能と、液体を含浸して弁体5のスリット5aからの液漏れを防ぐ液漏れ防止機能とを兼ね備えている。
このような含浸部材6としては、液体を含浸し得るもので、なお且つ、容器2をスクイズ操作したときに弁体5のスリット5aからの液体の注出及び外気の導入を妨げないもの、例えばスポンジや、メッシュ、不織布、繊維体、発泡体、多孔質体、3次元網目構造体等を挙げることができる。その中でも特に、スポンジを用いること好ましい。また、ポリエチレンの焼結体からなる多孔質構造体を用いることもできる。
スポンジは、ポリエステル系の軟質ウレタンフォームを用いることが好ましく、このようなウレタンフォームを完全なオープンセル構造とし、圧力損失を低減したものを用いることが特に好ましい。
また、スポンジのセル数は、5〜50個/25mmであることが好ましく、更に好ましくは8〜40個/25mmである。このスポンジのセル数は、5個/25mm未満になると、液漏れの防止効果を不充分となり、一方、50個/25mmを超えると、液体の排出性能が悪くなる。
また、スポンジの厚みは、3〜20mmであることが好ましく、更に好ましくは5〜10mmである。
また、スポンジのセル数は、5〜50個/25mmであることが好ましく、更に好ましくは8〜40個/25mmである。このスポンジのセル数は、5個/25mm未満になると、液漏れの防止効果を不充分となり、一方、50個/25mmを超えると、液体の排出性能が悪くなる。
また、スポンジの厚みは、3〜20mmであることが好ましく、更に好ましくは5〜10mmである。
このような含浸部材6は、弁体5と遮蔽部材7との間に形成される空間に合わせて配置することが好ましい。具体的に、本実施の形態では、含浸部材6として、弁体5の凹部5eの内側に第1のスポンジ6aと、ストッパ8と遮蔽部材7との間に第2のスポンジ6bとが配置されている。
遮蔽部材7には、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、ジュラコン(ポリアセタール)(POM)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタレート(ポリエステル)(PET)、アクリルなどを用いることができる。その中でも、ポリエチレンや、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂を用いることが好ましく、成形や設計等に合わせて、このような合成樹脂材料を選択して使用することができる。この遮蔽部材7は、円形状の底壁7aと、この底壁7aの周囲から円筒状に立ち上がる側壁7bと、この側壁7bの周端部から拡径する方向に突出されたフランジ7cとが一体に形成されたキャップ形状を有している。
この遮蔽部材7は、底壁7aと側壁7bとから構成される凹部7dの内側を弁体5側に向けた状態で、キャップ本体3の内側にある内周壁3cにフランジ部7cを嵌合させることで、キャップ本体3内に固定保持されている。
また、遮蔽部材7の側壁7bには、少なくとも1つ以上の貫通孔9が形成されている。具体的に、本実施の形態では、側壁7bの周囲に等間隔に並ぶ4つの貫通孔9が設けられている。そして、これら複数の貫通孔9を通して遮蔽部材7の凹部7dの内側と外側とが連通されている。
以上のような構造を有するSSキャップ1が装着された液体注出容器を使用する場合には、容器2の口元部2bを下方に向けた状態で、容器2の胴部2aを押圧(スクイズ)する。このとき、容器2内の圧力上昇により弁体5が弾性変形してスリット5aが押し広げられる。これにより、容器2内で加圧された液体が弁体5のスリット5aから注出されることになる。
一方、容器2に対する押圧を解除することによって、容器2の胴部2aが元の形状に弾性復帰する。このとき、容器2内に発生する負圧により弁体5が弾性変形してスリット5aが押し広げられる。これにより、外部の空気が弁体5のスリット5aから吸い込まれて容器2内に導入されることになる。
以上のようなスクイズ操作によって、容器2に収容された液体を弁体5のスリット5aから注出させることができる。なお、このSSキャップ1は、弁体5に容器2内の圧力がある程度加わらないとスリット5aが開かないため、容器2の口元部2bを下方に向けただけでは内部の液体が漏れ出すことはない。
一方、容器2に対する押圧を解除することによって、容器2の胴部2aが元の形状に弾性復帰する。このとき、容器2内に発生する負圧により弁体5が弾性変形してスリット5aが押し広げられる。これにより、外部の空気が弁体5のスリット5aから吸い込まれて容器2内に導入されることになる。
以上のようなスクイズ操作によって、容器2に収容された液体を弁体5のスリット5aから注出させることができる。なお、このSSキャップ1は、弁体5に容器2内の圧力がある程度加わらないとスリット5aが開かないため、容器2の口元部2bを下方に向けただけでは内部の液体が漏れ出すことはない。
ところで、本発明を適用したSSキャップ1では、上述した弁体2と遮蔽部材7との間に含浸部材6が配置されている。この場合、例えば容器2を振ったり転倒させたりした場合でも、弁体5に向かって流れる液体の流出圧力(衝撃)を含浸部材6が吸収することによって、弁体5に液体の流出圧力が直接的に加わることはなく、また、含浸部材6が液体を含浸することによって、弁体5のスリット5aから不用意に液体が飛び出したり漏れ出たりすることを確実に防ぐことができる。
さらに、このSSキャップ1では、遮蔽部材7が容器2側から弁体5側に向かって流れる液体の流量を調整することから、容器2の転倒時等に液体が弁体5に向かう衝撃を制限して、このような衝撃による弁体5の不用意な開きを防ぐことができる。特に、上述した遮蔽部材7のように、弁体5に向かう液体の衝撃を直接受ける底壁7aに対して、側壁7bに形成された複数の貫通孔9を通して凹部7d内に液体の注出方向と略直交する方向から液体が流入される構成とした場合には、上述した容器2の転倒時等に液体が弁体5に向かう衝撃を更に緩和させることができる。これにより、弁体5の不用意な開きを防止し、この弁体5のスリット5aから不用意に液体が飛び出したり漏れ出たりすることを確実に防ぐことができる。
以上のようにして、本発明を適用したSSキャップ1では、例えば容器2を振ったり転倒させたりした場合でも、弁体5の不用意な開きを防止すると共に、この弁体5のスリット5aからの液漏れを確実に防ぐことができる。したがって、本発明を適用した液体注出容器では、このようなSSキャップ1を備えることによって、使い勝手を更に向上させることができる。
なお、本実施の形態では、上記含浸部材6として、第1のスポンジ6a及び第2のスポンジ6bを備えた構成となっているが、このような構成に必ずしも限定されるものではない。すなわち、液体の排出性能(例えばコントロール性や押し出しやすさなど)を調整するために、弁体5の凹部5eの内側に形成される空間と、ストッパ8と遮蔽部材7との間に形成される空間と、遮蔽部材7の凹部7dの内側に形成される空間との何れかの空間に含浸部材6を配置することができる。例えば、上記SSキャップ1では、図5に示すように、弁体5の凹部5eの内側に第1のスポンジ6aと、ストッパ8と遮蔽部材7との間に第2のスポンジ6bと、遮蔽部材7の凹部7dの内側に第3のスポンジ6cとが配置された構成とすることができる。また、図6に示すように、弁体5の凹部5eの内側に第1のスポンジ6aのみ配置された構成とすることができる。
また、これら第1〜第3のスポンジ6a〜6cの間でセル数や厚み等を異ならせることもできる。この場合、弁体5側に配置されるスポンジのセル数を、それよりも容器2側に配置されるスポンジのセル数よりも小さくすることが好ましく、これにより、液体の排出性を損なうことなく、充分な液漏れ防止効果を得ることができる。
また、上記遮蔽部材7については、容器2側から弁体5側に向かって流れる液体の流量を調整するため、貫通孔9の数や大きさ等についても任意に変更することができる。
また、上記SSキャップ1では、上述したオーバーキャップ4の代わりに、ノズルの先端から液体を注出するノズルキャップをキャップ本体3に被せることもできる。
また、上記遮蔽部材7については、容器2側から弁体5側に向かって流れる液体の流量を調整するため、貫通孔9の数や大きさ等についても任意に変更することができる。
また、上記SSキャップ1では、上述したオーバーキャップ4の代わりに、ノズルの先端から液体を注出するノズルキャップをキャップ本体3に被せることもできる。
なお、上記容器2に収容される液体については、特に限定されるものではなく、例えば、台所用洗剤や住居用洗剤などの液体洗剤、衣料用漂白剤や台所用漂白剤などの漂白剤、柔軟仕上げ剤、液体石鹸、シャンプー、リンス、整髪料、洗顔剤、口腔洗浄剤、液体歯磨き、各種液状香料、液状化粧品などの液体製品を挙げることができる。或いは、ドレッシングや、醤油、清涼飲料水などの食料品を収容した容器にも、本発明を適用したSSキャップ1を用いることができる。
また、液体の粘度については、1〜2800mPa・s/25℃の範囲が好ましく、より好ましくは1〜2500mPa・s/25℃の範囲であり、更に好ましくは5〜300mPa・s/25℃の範囲である。
以下、実施例により本発明の効果をより明らかなものとする。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することができる。
(実施例1)
実施例1では、上記SSキャップ1と同様の構成を有するSSキャップを実際に作製した。
具体的に、キャップ本体3には、ポリエチレン(PE)からなるものを用い、開口部3aの直径は約12mmである。
弁体5には、厚さ約0.5mmのシリコンゴムを用いた。凹部5eは、内径が約10mm、深さが約4mmである。スリット5aは、+形状をなす1つの切れ目の長さが約5mmである。
また、含浸部材6として、第1〜第3のスポンジ6a〜6cを配置した。これらスポンジ6a〜6cには、ポリエステル系の軟質ウレタンフォームからなるイノアックコーポレーション社製のモルトフィルターMF−20(セル数20個/25mm)を用いた。また、第1のスポンジ6aは、直径が約10mm、厚さが約6mmであり、第2のスポンジ6bは、直径が約14mm、厚さが約3mmであり、第3のスポンジ6cは、直径が約3mm、厚さが約6mmである。
遮蔽部材7には、ポリアセタール(POM)からなるものを用い、側壁7bの周囲に等間隔に4つの貫通孔9を設けた。凹部7dは、内径が約3mm、深さが約6mmである。貫通孔7aの直径は2mmである。
(実施例1)
実施例1では、上記SSキャップ1と同様の構成を有するSSキャップを実際に作製した。
具体的に、キャップ本体3には、ポリエチレン(PE)からなるものを用い、開口部3aの直径は約12mmである。
弁体5には、厚さ約0.5mmのシリコンゴムを用いた。凹部5eは、内径が約10mm、深さが約4mmである。スリット5aは、+形状をなす1つの切れ目の長さが約5mmである。
また、含浸部材6として、第1〜第3のスポンジ6a〜6cを配置した。これらスポンジ6a〜6cには、ポリエステル系の軟質ウレタンフォームからなるイノアックコーポレーション社製のモルトフィルターMF−20(セル数20個/25mm)を用いた。また、第1のスポンジ6aは、直径が約10mm、厚さが約6mmであり、第2のスポンジ6bは、直径が約14mm、厚さが約3mmであり、第3のスポンジ6cは、直径が約3mm、厚さが約6mmである。
遮蔽部材7には、ポリアセタール(POM)からなるものを用い、側壁7bの周囲に等間隔に4つの貫通孔9を設けた。凹部7dは、内径が約3mm、深さが約6mmである。貫通孔7aの直径は2mmである。
(実施例2)
実施例2では、実施例1の構成から遮蔽部材7を除き、第1のスポンジ6aのみを弁体5の凹部5eの内側に配置したSSキャップを作製した。
実施例2では、実施例1の構成から遮蔽部材7を除き、第1のスポンジ6aのみを弁体5の凹部5eの内側に配置したSSキャップを作製した。
(比較例1)
比較例1では、実施例1の構成から第1〜第3のスポンジ6a〜6cを除き、遮蔽部材7のみを配置したSSキャップを作製した。
比較例1では、実施例1の構成から第1〜第3のスポンジ6a〜6cを除き、遮蔽部材7のみを配置したSSキャップを作製した。
(比較例2)
比較例2では、実施例1の構成から含浸部材6及び遮蔽部材7を除き、弁体5のみを配置したSSキャップを作製した。
比較例2では、実施例1の構成から含浸部材6及び遮蔽部材7を除き、弁体5のみを配置したSSキャップを作製した。
これら実施例1,2及び比較例1,2のSSキャップを容器2の口元部2bに装着し、容器2の中身を変えてスクイズ操作したときの液体の排出性及び漏れ性についての評価試験を行った。その評価結果を表1に示す。
なお、容器2には、ライオン社製のチャーミーリブ(商品名)の容器を用いた。この容器は、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなり、胴部2は最外径約65mm×48mmのオーバル形状を有し、口元部2bの直径は約20mmである。
容器2の中身ついては、水(粘度1mPa・s/25℃)、台所用洗剤A(粘度70mPa・s/25℃)、市販の台所用洗剤B(粘度200mPa・s/25℃)、台所用洗剤C(粘度2300mPa・s/25℃)を用いて評価を行った。
漏れ性については、容器2を約30cmのストロークで上下に10秒間に5回振ったときの液体の漏れ具合について5人の専門パネラーによる官能評価を行った。具体的に、表1中では、5人の専門パネラーのうち、◎は、5人全てが漏れないと評価したもの、○は、4人が漏れないと評価したもの、△は、2〜3人が漏れないと評価したもの、×は、0〜1人が漏れないと評価したものを表す。
排出性については、容器2をスクイズ操作して液体を注出させたときの液体の出具合について5人の専門パネラーによる官能評価を行った。具体的に、表1中では、5人の専門パネラーのうち、◎は、5人全てが液が出やすいと評価したもの、○は、4人が液が出やすいと評価したもの、△は、2〜3人が液が出やすいと評価したもの、×は、0〜1人が液が出やすいと評価したものを表す。
なお、容器2には、ライオン社製のチャーミーリブ(商品名)の容器を用いた。この容器は、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなり、胴部2は最外径約65mm×48mmのオーバル形状を有し、口元部2bの直径は約20mmである。
容器2の中身ついては、水(粘度1mPa・s/25℃)、台所用洗剤A(粘度70mPa・s/25℃)、市販の台所用洗剤B(粘度200mPa・s/25℃)、台所用洗剤C(粘度2300mPa・s/25℃)を用いて評価を行った。
漏れ性については、容器2を約30cmのストロークで上下に10秒間に5回振ったときの液体の漏れ具合について5人の専門パネラーによる官能評価を行った。具体的に、表1中では、5人の専門パネラーのうち、◎は、5人全てが漏れないと評価したもの、○は、4人が漏れないと評価したもの、△は、2〜3人が漏れないと評価したもの、×は、0〜1人が漏れないと評価したものを表す。
排出性については、容器2をスクイズ操作して液体を注出させたときの液体の出具合について5人の専門パネラーによる官能評価を行った。具体的に、表1中では、5人の専門パネラーのうち、◎は、5人全てが液が出やすいと評価したもの、○は、4人が液が出やすいと評価したもの、△は、2〜3人が液が出やすいと評価したもの、×は、0〜1人が液が出やすいと評価したものを表す。
表1に示す評価結果から、比較例1のSSキャップでは、液体の排出性については、液が出やすいとの結果が得られたものの、液漏れ性については、粘度によっては液漏れが生じるとの結果が得られた。
一方、比較例2のSSキャップでは、液体の排出性については、比較例1よりも液が出やすいとの結果が得られたものの、液漏れ性については、逆に比較例1よりも液漏れが生じやすいとの結果が得られた。
これに対して、実施例2のSSキャップでは、液体の排出性について、液が出やすいとの結果が得られ、液漏れ性についても、液漏れが生じにくいとの結果が得られた。
さらに、実施例1のSSキャップでは、液体の排出性について、実施例2により劣るものの比較的液が出やすいとの結果が得られ、液漏れ性については、逆に実施例1よりも液漏れが生じにくいとの結果が得られた。
一方、比較例2のSSキャップでは、液体の排出性については、比較例1よりも液が出やすいとの結果が得られたものの、液漏れ性については、逆に比較例1よりも液漏れが生じやすいとの結果が得られた。
これに対して、実施例2のSSキャップでは、液体の排出性について、液が出やすいとの結果が得られ、液漏れ性についても、液漏れが生じにくいとの結果が得られた。
さらに、実施例1のSSキャップでは、液体の排出性について、実施例2により劣るものの比較的液が出やすいとの結果が得られ、液漏れ性については、逆に実施例1よりも液漏れが生じにくいとの結果が得られた。
以上のことから、本発明のようにSSキャップ内に含浸部材6を配置することは、容器2の転倒時や落下時の漏れを防止する上で大変有効であることがわかった。さらに、この含浸部材6と遮蔽部材7とを組み合わせることにより、弁体2のスリット5aから不用意に液体が飛び出したり漏れ出たりすることを確実に防止できることがわかった。
なお、上述した実施例1,2及び比較例1,2以外にも、例えば、実施例2の第1のスポンジ6aのみの構成を第2のスポンジ6bのみの構成として上記評価試験を行ったところ、この第2のスポンジ6bによる液漏れ防止効果を確認することができた。
また、上記遮蔽部材7とは異なる形状、具体的には平板状の遮蔽部材に貫通孔を設けたもの使用した場合でも、本発明のような含浸部材6と組み合わせることによって、液漏れ防止効果が高まることがわかった。
また、スポンジは、セル数が増加すると液漏れ防止効果が良くなるものの、厚さが増す方が液漏れ防止に効果があることがわかった。
また、液体の粘度が上昇すると、液漏れが少なくなることもわかった。特に、液体の粘度が2300mPa・s/25℃のものでは、ほとんどの場合に液漏れが少なくなった。
また、上記遮蔽部材7とは異なる形状、具体的には平板状の遮蔽部材に貫通孔を設けたもの使用した場合でも、本発明のような含浸部材6と組み合わせることによって、液漏れ防止効果が高まることがわかった。
また、スポンジは、セル数が増加すると液漏れ防止効果が良くなるものの、厚さが増す方が液漏れ防止に効果があることがわかった。
また、液体の粘度が上昇すると、液漏れが少なくなることもわかった。特に、液体の粘度が2300mPa・s/25℃のものでは、ほとんどの場合に液漏れが少なくなった。
1…SSキャップ(液体注出キャップ) 2…容器(液体注出容器) 2a…胴部 2b…口元部 3…キャップ本体 3a…開口部 4…オーバーキャップ 5…弁体 5a…スリット 6…含浸部材 6a…第1のスポンジ 6b…第2のスポンジ 6c…第3のスポンジ 7…遮蔽部材 7a…底壁 7b…側壁 7d…凹部 8…ストッパ 9…貫通孔
Claims (7)
- 弾性復元力を有する容器の口元部に装着されると共に、先端部に開口部が設けられたキャップ本体と、
スリットが形成された弾性部材からなり、前記キャップ本体の開口部から前記スリットを外部に露出させた状態で前記キャップ本体内に保持されて、前記容器をスクイズ操作したときに前記容器内の圧力に応じて前記スリットを開閉する弁体と、
前記キャップ本体内の前記弁体よりも前記容器側に配置された含浸部材とを備えることを特徴とする液体注出キャップ。 - 前記含浸部材よりも前記容器側に位置して、前記キャップ本体の内側に嵌合された遮蔽部材を備え、
前記遮蔽部材には、少なくとも1つ以上の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体注出キャップ。 - 前記遮蔽部材は、底壁と、この底壁の周囲から立ち上がり形成された側壁とを有し、且つ、これら底壁と側壁とから構成される凹部の内側を前記弁体側に向けた状態で前記キャップ本体の内側に嵌合されると共に、前記側壁に形成された少なくとも1つ以上の貫通孔を通して前記凹部の内側と外側とが連通されてなることを特徴とする請求項2に記載の液体注出キャップ。
- 前記含浸部材がスポンジであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の液体注出キャップ。
- 前記スポンジのセル数が5〜50個/25mmであることを特徴とする請求項4に記載の液体注出キャップ。
- 前記スポンジの厚みが3〜20mmであることを特徴とする請求項4又は5に記載の液体注出キャップ。
- 請求項1〜6の何れか一項に記載の液体注出キャップを備えることを特徴とする液体注出容器。
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---|---|---|---|
JP2005378628A JP2007176570A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 液体注出キャップ及び液体注出容器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021503420A (ja) * | 2017-11-30 | 2021-02-12 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 反転容器用の液体ディスペンサー |
JP7319401B2 (ja) | 2019-07-09 | 2023-08-01 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 多組成物製品ディスペンサ |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005378628A patent/JP2007176570A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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JP2021503420A (ja) * | 2017-11-30 | 2021-02-12 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 反転容器用の液体ディスペンサー |
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