JP7455487B2 - フォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器 - Google Patents

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本発明は、容器本体に収納されている内容液を泡状に吐出させるフォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器に関する。
ハンドソープ、ボディーソープ、シャンプー、洗顔料、消毒液等の液体を内容液として収納する容器として、内容液を収納する容器本体と、容器本体の口部に装着されたフォーマーディスペンサーとを有し、フォーマーディスペンサーの吐出口から内容液を泡状に吐出させるフォーマーディスペンサー付き容器が知られている。
フォーマーディスペンサーとしては、容器本体の口部に装着される装着キャップと、装着キャップに支持され、ステムの押下げ操作により作動して容器本体に収納された内容液を混合室において空気と混合してステムから吐出口に圧送するポンプと、混合室と吐出口との間に設けられて空気と混合された内容液を泡状化するメッシュ部材と、上端に押下げ面を備えてステムに取り付けられた押下げヘッドと、を有し、押下げ面が手で押さげられて押下げヘッドが押下げ操作されると、ポンプが作動して泡状化した内容液を吐出口から吐出するように構成されたものがある。
従来、このようなフォーマーディスペンサー付き容器として、押下げヘッドに下方に向けて開口する複数の吐出口を備えたノズルを設け、これらの吐出口の位置及び径を所定の設定とすることで、吐出された泡状の内容液が、ある形態を模した泡の造形物となるようにして、泡の見た目の楽しさを向上させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-149060号公報
しかし、特許文献1に記載された従来のフォーマーディスペンサー付き容器は、押下げヘッドに下方に向けて開口する複数の吐出口を備えたノズルを設けることで泡状の内容液を所定の形態を模した泡の造形物とする構成であるので、押下げヘッドが大型化するという問題があった。
本発明の目的は、小型の押下げヘッドにより、泡状の内容液を所定の形態を模した泡の造形物として吐出することが可能なフォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器を提供することにある。
本発明のフォーマーディスペンサーは、容器本体の口部に装着される装着キャップと、前記装着キャップに支持され、ステムの押下げ操作により作動して前記容器本体に収納された内容液を混合室において空気と混合して前記ステムから吐出口に圧送するポンプと、前記混合室と前記吐出口との間に設けられ、空気と混合された内容液を泡状化するメッシュ部材と、上端に押下げ面を備え、前記ステムに取り付けられた押下げヘッドと、を有するフォーマーディスペンサーであって、前記押下げヘッドが、前記押下げ面よりも下方に配置され、前記吐出口が設けられた底部と、前記押下げ面に開口するとともに前記吐出口に連通する所定形状の凹部と、を有し、前記凹部が、前記底部と前記押下げ面との間において前記押下げヘッドの側方に開口する側方開口部を有し、前記吐出口が前記底部の軸心に設けられ、前記凹部が、それぞれ前記底部と一体に設けられた半円筒状部分の内側に設けられて前記押下げ面及び前記押下げヘッドの側方に開口するとともに前記吐出口を中心として放射状に延びる複数本の溝を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明のフォーマーディスペンサーは、上記構成において、それぞれの前記側方開口部の間に前記押下げ面が配置されているのが好ましい。
本発明のフォーマーディスペンサー付き容器は、上記フォーマーディスペンサーと、前記フォーマーディスペンサーが装着された前記容器本体と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、小型の押下げヘッドにより、泡状の内容液を所定の形態を模した泡の造形物として吐出することが可能なフォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るフォーマーディスペンサー付き容器の一部切欠き側面図である。 図1に示すフォーマーディスペンサーの平面図である。 図1に示すフォーマーディスペンサーの使用状態を示す斜視図である。 図1に示すフォーマーディスペンサー付き容器から手のひらに吐出された泡状の内容液の形態を示す説明図である。 他の形状の凹部が設けられた変形例のフォーマーディスペンサーの平面図である。 図5に示す変形例のフォーマーディスペンサー付き容器から手のひらに吐出された泡状の内容液の形態を示す説明図である。 さらに他の形状の凹部が設けられた他の変形例のフォーマーディスペンサーの平面図である。 図7に示す他の変形例のフォーマーディスペンサー付き容器から手のひらに吐出された泡状の内容液の形態を示す説明図である。
以下、本発明のフォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に例示説明する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲においては、フォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器の「上方」、「下方」は、フォーマーディスペンサーないしフォーマーディスペンサー付き容器を図1に示す正立姿勢とした状態における「上方」、「下方」を意味するものとする。また、「側方」は、上下方向に垂直な方向を意味するものとする。
図1に示す本発明の一実施の形態に係るフォーマーディスペンサー付き容器1は、容器本体2の口部2aに本発明の一実施の形態に係るフォーマーディスペンサー3を装着したものである。
容器本体2は、円筒状の口部2aの下端に有底筒状の胴部2b(図1においては上側の一部のみを示す。)が一体に設けられたボトル形状となっており、その内部に、例えば、ハンドソープ、ボディーソープ、シャンプー、洗顔料、消毒液等の、空気と混合することで泡状化させることが可能な内容液Lを収納することができる。容器本体2としては、例えばポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン等の合成樹脂製のブロー成形容器を用いることができる。
なお、容器本体2は、口部2aを備えるとともに内部に内容液を収納可能な構成であれば、その形状、材質、製造方法等は上記に限らず、種々変更可能である。
フォーマーディスペンサー3は、泡吐出具とも呼ばれるものであり、容器本体2の口部2aに装着されて容器本体2に収納されている内容液Lを所定量ずつ泡状にして吐出させることができる。
フォーマーディスペンサー3は、装着キャップ10、ポンプ20及び押下げヘッド30を有している。
装着キャップ10は、例えば合成樹脂材料により有頂円筒状に形成され、内周面に設けられた雌ねじ10aを口部2aの外周面に設けられた雄ねじ2cにねじ結合させることで容器本体2の口部2aに装着される。すなわち、フォーマーディスペンサー3は、装着キャップ10を口部2aにねじ結合させることで容器本体2に着脱自在に装着される。
装着キャップ10の頂壁には上方に向けて突出する円筒状の筒状部11が一体に設けられている。
なお、装着キャップ10は、例えば打栓等の他の手段によって容器本体2の口部2aに装着される構成とすることもできる。
ポンプ20は、装着キャップ10の軸心Oに沿った円筒状に形成された空気供給部(空気用シリンダ)21と空気供給部21よりも小径の円筒状に形成されて空気供給部21に連なる液体供給部(液体用シリンダ)22とを備えている。空気供給部21と液体供給部22は装着キャップ10と同軸に縦向きの姿勢で配置されている。ポンプ20は、空気供給部21の上端側部分において装着キャップ10に支持されて容器本体2の内部に吊り下げ保持されている。
液体供給部22は、例えばその下端に柔軟な合成樹脂製の吸引用パイプ23が接続されることで、容器本体2の底部分から内容液を吸引することができる。
ポンプ20は、空気供給部21から上方に突出するステム24を有している。ステム24の内部には、空気供給部21及び液体供給部22に連通可能な混合室24aが設けられている。ステム24の一部は、装着キャップ10の筒状部11の内側に配置されている。
ステム24は、図1に示す初期位置から、空気供給部21及び液体供給部22に対して下方に相対移動自在となっている。ポンプ20は、ステム24が図1に示す初期位置から下方に向けて押下げ操作されることにより作動(吐出動作)する。ポンプ20が作動(吐出動作)すると、空気供給部21の内部の空気がステム24の内部に設けられた混合室24aに供給されるとともに容器本体2に収納されている内容液Lが液体供給部22を介して混合室24aに供給され、混合室24aにおいて空気と内容液Lとが互いに混合されつつ押下げヘッド30の吐出口31に圧送される。
ステム24の押下げ操作が解除されると、ステム24は図示しない復帰バネにより初期位置にまで上昇し、その際、ポンプ20の吸引動作が行われる。吸引動作においては、所定量の空気が空気供給部21に充填されるとともに、容器本体2の内部に収納されている内容液Lが所定量だけ液体供給部22に充填される。
ステム24の混合室24aと吐出口31との間の内容液Lの流路には、メッシュ部材40が設けられている。メッシュ部材40は、例えば合成樹脂材料等により網状に形成された部材であり、混合室24aにおいて空気と混合された内容液Lを通過させ、これを発泡させて泡状化することができる。
メッシュ部材40は、例えば、円筒状の嵌合筒体の一方の端部に、例えば接着、溶着等の手段によって固定されて当該端部の側の開口を覆い、嵌合筒体がステム24の内側に嵌合固定されることでステム24内に配置される構成とすることができる。
本実施の形態では、一対のメッシュ部材40がステム24の軸心Oに沿って並べて配置されている。この場合、2つの嵌合筒体は、互いにメッシュ部材40を逆側に向けた姿勢で配置されるのが好ましい。
なお、メッシュ部材40としては、嵌合筒体の端部に固定される構成に限らず、混合室24aと吐出口31との間の内容液Lの流路に配置されて空気と混合された内容液Lを泡状化することができれば、その固定ないし配置の構造は種々変更可能である。
押下げヘッド30は、ステム24の上端に取り付けられており、ステム24とともに上下動するようになっている。押下げヘッド30は上端に押下げ面32を備えており、押下げ面32に上方から手のひらを当てて押下げヘッド30を押し下げることで、ステム24を押下げ操作してポンプ20を作動させることができる。
本実施の形態のフォーマーディスペンサー付き容器1ないしフォーマーディスペンサー3では、押下げヘッド30は、押下げ面32よりも下方に配置されるとともに吐出口31が設けられた底部33と、押下げ面32に開口するとともに吐出口31に連通する所定形状の凹部34と、を有し、凹部34は、底部33と押下げ面32との間において押下げヘッド30の側方に開口する側方開口部34aを有する構成となっている。このような構成を有することにより、押下げヘッド30を小型化しつつ、泡状の内容液Lを所定の形態を模した泡の造形物として吐出することができる。
より具体的には、押下げヘッド30は、円筒状の周壁35と、周壁35の内側に設けられた内筒部36とを有しており、内筒部36においてステム24の上端に固定されている。内筒部36の内部は、ステム24に連通する流路となっている。押下げヘッド30は、内筒部36が装着キャップ10の筒状部11にガイドされた状態でステム24とともに上下動することができる。
図2に示すように、吐出口31は、底部33の軸心Oに設けられ、上方に向けて開口している。凹部34は、それぞれ押下げ面32及び押下げヘッド30の側方に開口するとともに吐出口31を中心として放射状に延びる複数本の溝34bを備えて構成されている。本実施の形態では、5本の溝34bは、それぞれ底部33と一体に設けられた半円筒状部分の内側に上方が押下げ面32に開口する断面半円形状の溝として構成され、互いに吐出口31を中心として周方向に等間隔に並べて配置されている。それぞれの溝34bの吐出口31の側の半部は互いに重複している。
押下げヘッド30は、複数の溝34bを有することにより、それぞれの側方開口部34aの間に周方向に等間隔に5つの押下げ面32が配置された構成となっている。これらの押下げ面32は、平面視で略三角形状であり、互いに軸心Oに垂直な同一面状となっている。
複数の溝34bの吐出口31とは反対側を向く端部(軸心Oを中心とした径方向外側の端部)は、隣り合う押下げ面32の間で押下げヘッド30の側方に開口して側方開口部34aとなっている。側方開口部34aは、何れも、その下端が底部33と同じ高さであるとともに、上方は隣り合う押下げ面32の間において押下げヘッド30の側方及び上方の両方に開口している。
凹部34の内部の容積は、押下げヘッド30の1回の押下げ操作により吐出口31から吐出される泡状の内容液Lの体積よりも小さくなっている。また、押下げヘッド30の平面視での面積は、使用者の手のひらよりも小さくなっている。
図3に示すように、押下げ面32に上方から使用者の手のひら50が押し当てられると、凹部34は、上方を向く押下げ面32における開口が手のひら50により閉塞されるが、それぞれの側方開口部34aは手のひら50に閉塞されることなく開放されたままである。
したがって、押下げ面32に上方から使用者の手のひら50が押し当てられて押下げヘッド30とともにステム24が押下げ操作されてポンプ20が作動し、吐出口31から泡状化された内容液Lが凹部34の内部に向けて吐出されて凹部34の内部に充填されると、当該泡状の内容液Lは、凹部34と手のひら50との間で所定の形状に造形されるとともに、それぞれの側方開口部34aから凹部34の外部に吐出される。凹部34を構成する5本の溝34bは周方向に等間隔に並べて設けられているので、図4に示すように、手のひら50に吐出された泡状の内容液Lは、5つの花びらを有する花の形態を模した泡の造形物51となる。また、泡の造形物51は、その一部が側方開口部34aを通して凹部34の外側に広がるように吐出された泡状の内容液Lよって形成されることから、押下げヘッド30の平面視での外形よりも外側に突出する大きなものとなっている。
このように、本実施の形態のフォーマーディスペンサー3及びフォーマーディスペンサー付き容器1では、押下げヘッド30を、押下げ面32を備えるとともに、押下げ面32よりも下方に配置されて吐出口31が設けられた底部33と、押下げ面32に開口するとともに吐出口31に連通する所定形状の凹部34と、を有し、凹部34が、底部33と押下げ面32との間において押下げヘッド30の側方に開口する側方開口部34aを有する構成としたので、泡状の内容液Lを、押下げ操作を行う手のひら50に、所定の形態を模した泡の造形物51として吐出することができるとともに、当該造形物51を押下げヘッド30の平面視での外形よりも外側に突出する大きなものとすることができる。したがって、従来のものよりも小型の押下げヘッド30であっても、泡状の内容液Lを、所望の大きさの造形物51として手のひら50に吐出することができるので、フォーマーディスペンサー3及びフォーマーディスペンサー付き容器1を、押下げヘッド30がより小型化されたものとすることができる。
また、本実施の形態のフォーマーディスペンサー3及びフォーマーディスペンサー付き容器1では、押下げヘッド30が上方に開口する凹部34を有する形状であるので、例えば合成樹脂材料の射出成形により形成した1パーツで構成することができる。これにより、フォーマーディスペンサー3及びフォーマーディスペンサー付き容器1のコストを低減することができる。
さらに、押下げヘッド30の押下げ面32を手のひら50で押し下げることで当該手のひら50に泡状の内容液Lを吐出させることができるので、片手での内容液Lの吐出操作を行うことができる。
さらに、押下げヘッド30の押下げ面32を手のひら50で押し下げることで当該手のひら50に泡状の内容液Lを吐出させることができるので、当該押し下げ操作を容易に安定的に行うことができるとともに、押下げの速度に拘わらず所望の形態の泡状の内容液L(造形物51)を手のひら50に吐出させることができる。
押下げヘッド30に設ける凹部34の形状は、上記に限らず、吐出する泡状の内容液Lの形態に合わせて、種々変更可能である。
例えば、図5に示す変形例のフォーマーディスペンサー3のように、凹部34は、それぞれ押下げ面32及び押下げヘッド30の側方に開口するとともに吐出口31を中心として互いに鋭角となる方向に軸心Oを中心とした径方向に沿って延びる2本の溝34bを備えた構成とすることができる。この場合においても、2本の溝34bは、それぞれ押下げ面32に開口する断面半円形状の溝として構成され、吐出口31の側の半部が互いに重複している。2本の溝34bの側方開口部34aは、互いに鋭角となる異なる方向に向いている。
押下げ面32は、2つの側方開口部34aの間に配置された平面視で略三角形状の部分と残りのC字形状の部分とを有している。
この変形例においては、図6に示すように、吐出口31から吐出された泡状の内容液Lは、2本の溝34bに充填されるとともに、これらの溝34bの側方開口部34aから凹部34の外側に吐出されることによって、ハートの形態を模した泡の造形物51として手のひら50に吐出される。このハート形の泡の造形物51も、その一部が側方開口部34aを通して凹部34の外側に広がるように吐出された泡状の内容液Lよって形成されることから、押下げヘッド30の平面視での外形よりも外側に突出する大きなものとなっている。
また、例えば、図7に示す変形例のフォーマーディスペンサー3のように、凹部34は、それぞれ押下げ面32及び押下げヘッド30の側方に開口するとともに吐出口31と側方開口部34aとの間で周方向に湾曲しながら延びる複数本(3本)の溝34bと、これらの溝34bとは吐出口31を挟んだ反対側に設けられてこれらの溝34bに連通するが側方開口部34aを有さない棒状の凹み部分34cとを備えた構成とすることができる。この場合においても、複数本の溝34bは、それぞれ押下げ面32に開口する断面半円形状の溝として構成され、吐出口31の側の半部が互いに重複している。
押下げ面32は、隣り合う2つの側方開口部34aの間に配置された平面視で略三角形状の2つの部分と、凹み部分34cが形成された残りの部分とを有している。
この変形例においては、図8に示すように、吐出口31から吐出された泡状の内容液Lは、複数本の溝34b及び凹み部分34cに充填されるとともに、それぞれの溝34bの側方開口部34aから凹部34の外側に吐出されることによって、1房のバナナの形態を模した泡の造形物51として手のひら50に吐出される。この1房のバナナの形態を模した泡の造形物51も、その一部が側方開口部34aを通して凹部34の外側に広がるように吐出された泡状の内容液Lよって形成されることから、押下げヘッド30の平面視での外形よりも外側に突出する大きなものとなっている。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、押下げヘッド30の形状、大きさ等は、上記に限らず、種々変更可能である。
また、容器本体2の形状、大きさ、ポンプ20の構成等も、上記に限らず種々変更可能である。
1 フォーマーディスペンサー付き容器
2 容器本体
2a 口部
2b 胴部
2c 雄ねじ
3 フォーマーディスペンサー
10 装着キャップ
10a 雌ねじ
11 筒状部
20 ポンプ
21 空気供給部
22 液体供給部
23 吸引用パイプ
24 ステム
24a 混合室
30 押下げヘッド
31 吐出口
32 押下げ面
33 底部
34 凹部
34a 側方開口部
34b 溝
34c 凹み部分
35 周壁
36 内筒部
40 メッシュ部材
50 手のひら
51 造形物
L 内容液
O 軸心

Claims (3)

  1. 容器本体の口部に装着される装着キャップと、
    前記装着キャップに支持され、ステムの押下げ操作により作動して前記容器本体に収納された内容液を混合室において空気と混合して前記ステムから吐出口に圧送するポンプと、
    前記混合室と前記吐出口との間に設けられ、空気と混合された内容液を泡状化するメッシュ部材と、
    上端に押下げ面を備え、前記ステムに取り付けられた押下げヘッドと、を有するフォーマーディスペンサーであって、
    前記押下げヘッドが、
    前記押下げ面よりも下方に配置され、前記吐出口が設けられた底部と、
    前記押下げ面に開口するとともに前記吐出口に連通する所定形状の凹部と、を有し、
    前記凹部が、前記底部と前記押下げ面との間において前記押下げヘッドの側方に開口する側方開口部を有し、
    前記吐出口が前記底部の軸心に設けられ、
    前記凹部が、それぞれ前記底部と一体に設けられた半円筒状部分の内側に設けられて前記押下げ面及び前記押下げヘッドの側方に開口するとともに前記吐出口を中心として放射状に延びる複数本の溝を備えて構成されていることを特徴とするフォーマーディスペンサー。
  2. それぞれの前記側方開口部の間に前記押下げ面が配置されている、請求項に記載のフォーマーディスペンサー。
  3. 請求項1または2に記載された前記フォーマーディスペンサーと、
    前記フォーマーディスペンサーが装着された前記容器本体と、を有することを特徴とするフォーマーディスペンサー付き容器。
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