JP5809102B2 - 吐出器 - Google Patents
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圧搾可能な胴部4から口頸部6を起立する容器体2と、
上記口頸部6に嵌合させた装着筒部12の上部から内向きフランジ状頂壁14を内方突出するとともに、この内向きフランジ状頂壁14の内周部から、小径連通筒部16及び大径連通筒部18を2重筒状に起立したキャップ状部材10と、
上記小径連通筒部16及び大径連通筒部18に対して少なくとも昇降可能に取り付けたノズル56付きの押下げヘッド40 とを具備し、
上記押下げヘッド40 の裏面側から棒状弁体42及びこの棒状弁体42の周囲を囲むシール筒部44をそれぞれ垂下させ、
その棒状弁体42の外周面を、上記小径連通筒部16の内面に対して、押下げヘッド40 の上昇による棒状弁体42の離脱可能に密嵌させるとともに、小径連通筒部16から容器体2の底部へ吸上げパイプ22を垂下し、
また上記シール筒部44の外面を、上記大径連通筒部18の内面に対して上下方向の摺動が可能に密嵌させるとともに、上記小径連通筒部16と大径連通筒部18との間の内向きフランジ状頂壁14部分に通気孔24を開口させて、小径連通筒部16の外面と大径連通筒部18乃至シール筒部44の対向面部分との間隙を空気流路PAとし、
上記シール筒部44の上部内に形成した気液混合室Mが起泡部62を介して上記ノズル56に連通するように設け、
上記小径連通筒部16の内面と上記棒状弁体42の外面との間には液体吐出用の第1バルブV1を、小径連通筒部16の外面と上記シール筒部44の内面との間には空気吐出用の第2バルブV2をそれぞれ形成しており、
上記第1バルブV1は、棒状弁体42の下端部42aを第1弁座17より下降させた第1の状態で密閉するとともに第1弁座17より上昇させた第3の状態で大きく開き、かつ当該下端部42aが第1弁座17内にある第2の状態で小さく開くように設け、
上記第2バルブV2は、少なくとも上記棒状弁体42の下端部42aが第1弁座17内にある状態で開き、この状態から押下げヘッド40が上方又は下方へ移動することで閉じるように設けて、
上記第2の状態では泡が吐出され、かつ第3の状態では液体が吐出されるように構成し、
上記小径連通筒部16の上端部内面に上端開放の第1連通凹部R1を形成し、
上記第2バルブV2は、上記小径連通筒部16の外周面及びシール筒部44の内周面のうちの一方周面に周設され他方周面に接する凸状の環状シール手段48を設けるとともに、他方周面の上下方向の一部に第2連通凹部R2を形成して、この第2連通凹部R2内に環状シール手段48の全体が位置するときに開弁するように構成し、
少なくとも上記棒状弁体42の下端部42aが上記第1弁座17内に位置しているときに、環状シール手段48の全体が第2連通凹部R2内にあるように環状シール手段48の位置を設定し、
さらに上記キャップ状部材10の表側に装着筒部12の筒軸の回りの回動自在に取り付けられたコア部68を含む回転部材66を設け、そのコア部68の内周側に形成した原動筒部C1の内側に、押下げヘッド40の裏面から垂下させた従動筒部C2を重ね合わせ、これら原動筒部C1の内面と従動筒部C2の外面との一方に螺旋状の係合溝73を、他方に係合溝内に摺動可能に嵌合する係合突部53を設けた。
上記回転部材66は、上記コア部68から突出する操作腕74を有し、この操作腕74は上枠板75から垂設する垂下片76を有し、また上記内向きフランジ状頂壁14の外周部に、泡及び液体を吐出しない上記第1の状態で垂下片76の下端部を係止する第1係合凸部34、上記泡吐出モードに対応する第2の状態で垂下片76の下端部を係止する第2係合凸部36、及び液体吐出モードに対応する上記第3の状態で垂下片76の下端部を係止する第3係合凸部38をそれぞれ形成した。
上記ノズル56を、外部から容器体(2)の内部に至る唯一の連通口とすることで、容器体(2)の胴部を圧搾した後に、容器体の弾性復元により、ノズル56から気液混合室(M)迄の流路内に存する泡又は液体を容器体側へ吸引するように構成した。
第2の手段に係る発明によれば、操作腕の垂下片と内向きフランジ状頂壁に設けた第1係合凸部34・第2係合突部36・第3係合凸部38とで各動作モードに対応する位置決めを行うから、使い勝手がよい。
第3の手段に係る発明によれば、外気導入孔を設けたから、容器体胴部の弾性圧搾後の速やかな復元が可能である。
第4の手段に係る発明によれば、容器体胴部の弾性圧搾後の復元によりノズル側から容器体内へのバックサックション機能を実現できる。
10…キャップ状部材 12…装着筒部 14…内向きフランジ状頂壁 15…垂下筒部
16…小径連通筒部 17…第1弁座 18…大径連通筒部 20…嵌合筒部
22…吸上げパイプ
24…通気孔 26…取付筒部 28…外気導入孔 30…弁部材
32…連結筒部 34…第1係合凸部 36…第2係合凸部 38…第3係合凸部
40…押下げヘッド 42…棒状弁体 42a…下端部 44…シール筒部
48…環状シール手段 48a…上側シール突条 48b…下側シール突条
50…補助シール突条 52…外周壁 53…係合突部
56…ノズル 57…ノズル筒 58…連通孔 60…横筒
62…起泡部 64…蓋体 66…回転部材 68…コア部 70…基筒部 72…係合溝
74…操作腕 75…上枠板 76…垂下片 76a…垂直板部 76b…枠体
C1…原動筒部 C2…従動筒部 M…気液混合室
PA…空気流路 PL…液体流路 R1…第1連通凹部 R2…第2連通凹部
S…ストッパ S1…溝 S2…縦リブ
V1…第1バルブ V2…第2バルブ
Claims (4)
- 圧搾可能な胴部(4)から口頸部(6)を起立する容器体(2)と、
上記口頸部(6)に嵌合させた装着筒部(12)の上部から内向きフランジ状頂壁(14)を内方突出するとともに、この内向きフランジ状頂壁(14)の内周部から、小径連通筒部(16)及び大径連通筒部(18)を2重筒状に起立したキャップ状部材(10)と、
上記小径連通筒部(16)及び大径連通筒部(18)に対して少なくとも昇降可能に取り付けたノズル(56)付きの押下げヘッド(40) とを具備し、
上記押下げヘッド(40) の裏面側から棒状弁体(42)及びこの棒状弁体(42)の周囲を囲むシール筒部(44)をそれぞれ垂下させ、
その棒状弁体(42)の外周面を、上記小径連通筒部(16)の内面に対して、押下げヘッド(40) の上昇による棒状弁体(42)の離脱可能に密嵌させるとともに、小径連通筒部(16)から容器体(2)の底部へ吸上げパイプ(22)を垂下し、
また上記シール筒部(44)の外面を、上記大径連通筒部(18)の内面に対して上下方向の摺動が可能に密嵌させるとともに、上記小径連通筒部(16)と大径連通筒部(18)との間の内向きフランジ状頂壁(14)部分に通気孔(24)を開口させて、小径連通筒部(16)の外面と大径連通筒部(18)乃至シール筒部(44)の対向面部分との間隙を空気流路(PA)とし、
上記シール筒部(44)の上部内に形成した気液混合室(M)が起泡部(62)を介して上記ノズル(56)に連通するように設け、
上記小径連通筒部(16)の内面と上記棒状弁体(42)の外面との間には液体吐出用の第1バルブ(V1)を、小径連通筒部(16)の外面と上記シール筒部(44)の内面との間には空気吐出用の第2バルブ(V2)をそれぞれ形成しており、
上記第1バルブ(V1)は、棒状弁体(42)の下端部(42a)を第1弁座(17)より下降させた第1の状態で密閉するとともに第1弁座(17)より上昇させた第3の状態で大きく開き、かつ当該下端部(42a)が第1弁座(17)内にある第2の状態で小さく開くように設け、
上記第2バルブ(V2)は、少なくとも上記棒状弁体(42)の下端部(42a)が第1弁座(17)内にある状態で開き、この状態から押下げヘッド(40)が上方又は下方へ移動することで閉じるように設けて、
上記第2の状態では泡が吐出され、かつ第3の状態では液体が吐出されるように構成し、
上記小径連通筒部(16)の上端部内面に上端開放の第1連通凹部(R1)を形成し、
上記第2バルブ(V2)は、上記小径連通筒部(16)の外周面及びシール筒部(44)の内周面のうちの一方周面に周設され他方周面に接する凸状の環状シール手段(48)を設けるとともに、他方周面の上下方向の一部に第2連通凹部(R2)を形成して、この第2連通凹部(R2)内に環状シール手段(48)の全体が位置するときに開弁するように構成し、
少なくとも上記棒状弁体(42)の下端部(42a)が上記第1弁座(17)内に位置しているときに、環状シール手段(48)の全体が第2連通凹部(R2)内にあるように環状シール手段(48)の位置を設定し、
さらに上記キャップ状部材(10)の表側に装着筒部(12)の筒軸の回りの回動自在に取り付けられたコア部(68)を含む回転部材(66)を設け、そのコア部(68)の内周側に形成した原動筒部(C1)の内側に、押下げヘッド(40)の裏面から垂下させた従動筒部(C2)を重ね合わせ、これら原動筒部(C1)の内面と従動筒部(C2)の外面との一方に螺旋状の係合溝(72)を、他方に係合溝内に摺動可能に嵌合する係合突部(53)を設けたことを特徴とする、吐出器。 - 上記回転部材(66)は、上記コア部(68)から突出する操作腕(74)を有し、この操作腕(74)は上枠板(75)から垂設する垂下片(76)を有し、また上記内向きフランジ状頂壁(14)の外周部に、泡及び液体を吐出しない第1の状態で垂下片(76)の下端部を係止する第1係合凸部(34)、泡吐出モードに対応する上記第2の状態で垂下片(76)の下端部を係止する第2係合凸部(36)、及び液体吐出モードに対応する上記第3の状態で垂下片(76)の下端部を係止する第3係合凸部(38)をそれぞれ形成したことを特徴とする、請求項1記載の吐出器。
- 上記大径連通筒部(18)よりも外側の内向きフランジ状頂壁部分に外気導入孔(28)を設け、かつこの外気導入孔(28)を開閉する弁部材(30)を設けたことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の吐出器。
- 上記ノズル56を、外部から容器体(2)の内部に至る唯一の連通口とすることで、容器体(2)の胴部を圧搾した後に、容器体の弾性復元により、ノズル56から気液混合室(M)迄の流路内に存する泡又は液体を容器体側へ吸引するように構成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の吐出器。
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JP2012104232A JP5809102B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 吐出器 |
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JP2012104232A JP5809102B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 吐出器 |
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JP2012104232A Active JP5809102B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 吐出器 |
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