JP6128939B2 - 液体吐出器 - Google Patents
液体吐出器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6128939B2 JP6128939B2 JP2013094941A JP2013094941A JP6128939B2 JP 6128939 B2 JP6128939 B2 JP 6128939B2 JP 2013094941 A JP2013094941 A JP 2013094941A JP 2013094941 A JP2013094941 A JP 2013094941A JP 6128939 B2 JP6128939 B2 JP 6128939B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- stem
- peripheral wall
- liquid
- annular piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
本発明の第2の目的は、スクイズ式容器体の不意の圧搾によるノズルから液垂れを防止する機能を有する液体吐出器を少ない部材数で実現することである。
空気孔12より上方のシリンダ周壁部分内に嵌合された保持リング20と、
上記シリンダ周壁4内にステム50の下半部を昇降自在にかつ上方付勢させて挿入するとともに当該ステム50の上部にノズルヘッド42を取り付け、そのステム50の下部に付設した鍔部62と保持リング20の下部との間にシリンダ周壁4内面をスライドする環状ピストン70を設け、かつ鍔部62上方のステム部分に通液孔56を開口した作動部材40と、
を具備し、上記シリンダ周壁4の下部に第1逆止弁V1を、上記鍔部62と環状ピストン70との間に第2逆止弁V2をそれぞれ形成し、
上記容器体口頸部にシリンダ2を装着した状態で、作動部材40の上昇により鍔部62が上昇して第2逆止弁V2を閉じるとともに、第1逆止弁V1が開き、容器体内の液体が第1逆止弁V1を介してシリンダ2内へ吸い上げられ、
作動部材40の下降により、環状ピストン70に対して鍔部62が下がって第2逆止弁V2が開くとともに第1逆止弁V1が閉じ、シリンダ2内の液体が第2逆止弁V2と通液孔56とステム50とを通ってノズルヘッド42から吐出されるように形成した液体吐出器であって、
上記環状ピストン70は、上限位置まで上昇している状態においては、空気孔12を密閉するシール位置にあり、作動部材40が昇降するときには、シリンダ周壁4内面を摺動するスライド範囲にある。
上記環状ピストン70は、環状ピストン70の外周側に形成した、シリンダ周壁4との摺接用の第1環状シール部72と、環状ピストン70の内周側から上記鍔部62との当接可能に下方へ突出した、第2逆止弁V2形成用の第2環状シール部74と、環状ピストン70の内周側から起立させた縦筒部76から内方突出する第3環状シール部78とを有し、
上記ステム50は、上記通液孔56よりも上方の外周面部分に周設された係止突条58を有し、この係止突条58を上述の初期状態で上記空気孔12よりも下側に位置させるとともに、係止突条58直下の第2ステム周壁部分52bを、係止突条58よりも上方の第1ステム周壁部分52aより大外径としており、
上記初期状態から作動部材40を上昇させることで、環状ピストン70の第3環状シール部78が上記係止突条58を乗り越えて上記第2ステム周壁部分52bの外面に液密に嵌合することが可能に形成した。
第2の手段に係る発明によれば、環状ピストン70の第3環状シール部78がステム50の係止突条58を乗り越えるように形成したから、ピストンの兼用化が図られる。
第3の手段に係る発明によれば、環状ピストン70の第2環状シール部74が鍔部62の上面を圧接するから、液体吐出器をスクイズ式の容器体に装着した状態で需要者が容器体を強く圧搾してもノズルヘッドから液体が垂れ落ちにくい。
第4の手段に係る発明によれば、上記ステム50の下端部内面に縦リブ60を縦設したから、第3環状シール部78の昇降を妨げることなくステム50を補強できる。
4…シリンダ周壁 4a…上方壁部 4b…中間壁部 4c…下方壁部
6…外向きフランジ 6a…パッキン
8…内向きフランジ 10…パイプ嵌合筒部 10a…吸上げパイプ
12…空気孔 14…係止凸部 16…第1弁座
18…装着部材 18a…装着筒部 18b…フランジ状壁部
20…保持リング 20a…リング筒部 20b…折り返し筒部
21…係合リブ 21a…下向き段部
22…内方突出板部 24…弁部材
26…基板部 26a…支持台 27…補強壁部 28…脚筒部
30…切欠き 31…隙間 32…弾性支持片 34…第1弁体
40…作動部材 42…ノズルヘッド 44…第1連結筒部 46…第2連結筒部
48…ノズル 50…ステム 52…ステム周壁
52a…第1ステム周壁部分 52b…第2ステム周壁部分
52c…第3ステム周壁部分 52d…第4ステム周壁部分
54…底部 56…通液孔
58…係止突条 58a…係止面 58b…ガイド斜面
60…縦リブ 62…鍔部 64…第2弁座 66…垂直筒部 68…スライドリブ
70…環状ピストン 70A…外周壁 70B…内周壁
72…第1環状シール部 74…第2環状シール部 76…縦筒部
78…第3環状シール部 78a…被係止面 78b…被ガイド斜面
G1…第1間隙 G2…第2間隙 G3…第3間隙
N…口頸部 P…ポンプ室 S…コイルスプリング
V1…第1逆止弁 V2…第1逆止弁
Claims (4)
- 容器体口頸部内へ挿入するためのシリンダ周壁(4)の上部に空気孔(12)を開口したシリンダ(2)と、
空気孔(12)より上方のシリンダ周壁部分内に嵌合された保持リング(20)と、
上記シリンダ周壁(4)内にステム(50)の下半部を昇降自在にかつ上方付勢させて挿入するとともに当該ステム(50)の上部にノズルヘッド(42)を取り付け、そのステム(50)の下部に付設した鍔部(62)と保持リング(20)の下部との間にシリンダ周壁(4)内面をスライドする環状ピストン(70)を設け、かつ鍔部(62)上方のステム部分に通液孔(56)を開口した作動部材(40)と、
を具備し、上記シリンダ周壁(4)の下部に第1逆止弁(V1)を、上記鍔部(62)と環状ピストン(70)との間に第2逆止弁(V2)をそれぞれ形成し、
上記容器体口頸部にシリンダ(2)を装着した状態で、作動部材(40)の上昇により鍔部(62)が上昇して第2逆止弁(V2)を閉じるとともに、第1逆止弁(V1)が開き、容器体内の液体が第1逆止弁(V1)を介してシリンダ(2)内へ吸い上げられ、
作動部材(40)の下降により、環状ピストン(70)に対して鍔部(62)が下がって第2逆止弁(V2)が開くとともに第1逆止弁(V1)が閉じ、シリンダ(2)内の液体が第2逆止弁(V2)と通液孔(56)とステム(50)とを通ってノズルヘッド(42)から吐出されるように形成した液体吐出器であって、
上記環状ピストン(70)は、上限位置まで上昇している状態においては、空気孔(12)を密閉するシール位置にあり、作動部材(40)が昇降するときには、シリンダ周壁(4)内面を摺動するスライド範囲にあることを特徴とする、液体吐出器。 - 上記環状ピストン(70)は、環状ピストン(70)の外周側に形成した、シリンダ周壁(4)との摺接用の第1環状シール部(72)と、環状ピストン(70)の内周側から上記鍔部(62)との当接可能に下方へ突出した、第2逆止弁(V2)形成用の第2環状シール部(74)と、環状ピストン(70)の内周側から起立させた縦筒部(76)から内方突出する第3環状シール部(78)とを有し、
上記ステム(50)は、上記通液孔(56)よりも上方の外周面部分に周設された係止突条(58)を有し、この係止突条(58)を上述の初期状態で上記空気孔(12)よりも下側に位置させるとともに、係止突条(58)直下の第2ステム周壁部分(52b)を、係止突条(58)よりも上方の第1ステム周壁部分(52a)より大外径としており、
上記初期状態から作動部材(40)を上昇させることで、環状ピストン(70)の第3環状シール部(78)が上記係止突条(58)を乗り越えて上記第2ステム周壁部分(52b)の外面に液密に嵌合することが可能に形成したことを特徴とする、請求項1記載の液体吐出器。 - 上記作動部材を上昇させた状態において環状ピストン(70)の第2環状シール部(74)が鍔部(62)の上面を圧接することを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の液体吐出器。
- 上記ステム(50)の下端部内面に縦リブ(60)を縦設したことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の液体吐出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013094941A JP6128939B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | 液体吐出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013094941A JP6128939B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | 液体吐出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014213917A JP2014213917A (ja) | 2014-11-17 |
JP6128939B2 true JP6128939B2 (ja) | 2017-05-17 |
Family
ID=51940066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013094941A Active JP6128939B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | 液体吐出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6128939B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105173360A (zh) * | 2015-01-18 | 2015-12-23 | 罗伟红 | 一种防止液体粘附主柱的乳液泵 |
JP6764720B2 (ja) * | 2016-07-29 | 2020-10-07 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
JP7190807B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2022-12-16 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
JP6920951B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2021-08-18 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
JP7486905B2 (ja) | 2021-03-30 | 2024-05-20 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5645214B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2014-12-24 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ |
-
2013
- 2013-04-30 JP JP2013094941A patent/JP6128939B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014213917A (ja) | 2014-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6128939B2 (ja) | 液体吐出器 | |
JP6116342B2 (ja) | 正倒立両用液体噴出器 | |
JP5477865B2 (ja) | 噴出ポンプ | |
JP6199699B2 (ja) | 液体容器装着用ポンプ | |
JP6103596B2 (ja) | スポイト容器 | |
JP5334111B2 (ja) | 押下げヘッド及び吐出ポンプ | |
JP5196421B2 (ja) | 液体噴出ポンプ | |
JP5674150B2 (ja) | ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置 | |
JP5777219B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP2015030461A (ja) | ポンプ | |
JP6034677B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP5896524B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6429265B2 (ja) | 液体容器用吐出ポンプ | |
JP5603734B2 (ja) | ポンプ式吐出容器 | |
JP6598298B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP2014198309A (ja) | 液体吐出器 | |
JP6076176B2 (ja) | ポンプ | |
JP6076175B2 (ja) | ポンプ | |
JP6076190B2 (ja) | ポンプ | |
JP6879890B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6008449B2 (ja) | ディスペンサー | |
JP5366151B2 (ja) | ポンプ | |
JP6351038B2 (ja) | 吐出兼用噴出容器 | |
JP2013028372A (ja) | スプレー容器 | |
JP6710455B2 (ja) | 吐出ポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151030 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160829 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160914 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6128939 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |