JP5334111B2 - 押下げヘッド及び吐出ポンプ - Google Patents
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- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
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Description
ポンプ側のステムへの取付け可能な装着筒6と、
前方開口の水平な射出筒22を含み、装着筒と昇降自在に設けたヘッド本体16と、
その射出筒22の筒孔内へ前方付勢させて嵌挿した弁棒50と、
弁棒50の後部に連結され、ヘッド本体の上面の押下げにより弁棒50を付勢力に抗して後退させるように枢着された梃部材58とを具備し、
射出筒22の前部を、前端にノズル孔46を有するノズル45とし、
上記射出筒22内周面のうち筒軸方向前端寄りの一箇所に流路が狭まる絞り部30を周設して、この絞り部後面で形成する弁座31と、弁棒50の前面外周部とで開閉弁52を形成し、
開閉弁52前方の射出筒の筒孔部分を、スピン流を生じさせるためのスピン室34とし、このスピン室34の前端寄りに射出筒の内面との間に隙間を存して支持片38を内装し、かつこの支持片38の前面に、ノズル孔46を中央部に開口しかつ裏面にスピン流路48を有するスピンエレメント40を取り付け、
スピン室内の吐出流路部分の流路巾が吐出流路92の上流側から下流側へ向かって狭くなるように構成している。
上記弁棒50の前面中央部からスピン室34内へ突入する栓状部54を、絞り部30のオリフィス30aに遊嵌させて設けている。
上記栓状部54は、初期状態において支持片後面に当接しない程度の突入長さでスピン室内へ突入させている。
シリンダB内から上方付勢させて起立するステム80の先端にノズル45付きの押下げヘッド2を付設し、押下げヘッド2の昇降により、シリンダ下部の吸込み弁76を経由して液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ押下げヘッド2の下降によりシリンダB内液体を、吐出弁90を介して上記ノズル45のノズル孔46から吐出するように形成し、
この吐出弁からノズル孔46へ至る吐出流路92の容積が、吐出弁90の閉鎖後押下げヘッド2が下限位置より上方へ復帰するまでの行程の途中で増大することで、ノズル孔46近傍の流路部分の液体を上流側へ吸引するバックサックション機構を具備し、
ノズル孔近くの吐出流路部分に、押下げヘッドの下降により開き、かつ押下げヘッドの上昇により上記液体の吸引の後に閉じる開閉弁52を設け、
この開閉弁52は、ノズル孔46近くの吐出流路92内に配置した弁座31と、この弁座に向かって吐出流路92内に対して先部を挿脱可能に形成した弁棒50とで形成し、バックサックション機構による吐出流路92の容積増大量を、弁棒50の先部の挿入による吐出流路92の容積減少量よりも大とし、かつ開閉弁52が閉じた時点で少なくともノズル孔46内から液体が開閉弁52側への吸引により除去されているように構成している。
○第1の段階
図4の状態から押下げヘッド2を押し下げると、図5に示すように梃子58bが回転することでヘッド本体を含む第2の作動部D2がステムなどの第1の作動部D1に対して下降する。これとともに開閉弁が開く。
○第2の段階
第2の作動部が第1の作動部に対して下限まで下降すると、図5に示すように第1の作動部D1及び第2の作動部D2がともに下降する。このとき吸込み弁が閉じ、かつ吐出弁が開いて、吐出弁下方の液体がステムを介してノズルから吐出される。
○第3の段階
上記押下げを解放すると、第1の作動部及び第2の作動部がともに上昇する。このとき吐出弁90が閉じるとともに容器体側からシリンダ内へ液体が吸込まれる。前述の垂直棒の吐出流路92からの退行によりバックサックションが生じ、ノズル孔46付近の液体が開閉弁側へ吸引される。
○第4の段階
さらに第1の作動部が上限位置に達した後に第1の作動部D1に対して第2の作動部D2がさらに上昇する。これにより梃子58bが回転して弁棒50が前方に進み、開閉弁52が閉じる。このとき弁棒50の先部が吐出流路92内へ進入することで、吐出流路92の容積が減少する。この動きはバックサックション機構の吸引作用を一部相殺するように働く。従ってバックサックション機構の設計をするときには、予め吸引量に余裕をみることが望まれる。
12…摺動筒 16…ヘッド本体 18…カバー筒 20…頂壁 22…射出筒
22a…横筒 24…閉塞板部 26…脚筒 28…連結筒
30…絞り部 30a…オリフィス 31…弁座 32…係合リブ
34…スピン室 36…連結子 38…支持片 40…スピンエレメント
42…基板 44…嵌合筒 45…ノズル
46…ノズル孔 48…スピン流路 50…弁棒 51…スカート部
52…開閉弁 54…栓状部
56…第1のスプリング 58…梃部材 58a…基盤 58b…梃子
A…装着キャップ B…シリンダ C…吸込み弁部材 D…作動部材
D1…第1の作動部 D2…第2の作動部
60…取付け筒 62…頂板 64…取付け筒部
66…吸込み弁座 68…リブ板 70…垂直棒 72…突片 74…圧接弁体
76…吸込み弁 80…ステム 80a…第1筒部 80b…第2筒部
82…第2のスプリング 84…支持筒 86…吐出弁孔 88…環状ピストン
90…吐出弁 92…吐出流路
Claims (4)
- ポンプ側のステムへの取付け可能な装着筒(6)と、
前方開口の水平な射出筒(22)を含み、装着筒と昇降自在に設けたヘッド本体(16)と、
その射出筒(22)の筒孔内へ前方付勢させて嵌挿した弁棒(50)と、
弁棒(50)の後部に連結され、ヘッド本体の上面の押下げにより弁棒(50)を付勢力に抗して後退させるように枢着された梃部材(58)とを具備し、
射出筒(22)の前部を、前端にノズル孔(46)を有するノズル(45)とし、
上記射出筒(22)内周面のうち筒軸方向前端寄りの一箇所に流路が狭まる絞り部(30)を周設して、この絞り部後面で形成する弁座(31)と、弁棒(50)の前面外周部とで開閉弁(52)を形成し、
開閉弁(52)前方の射出筒の筒孔部分を、スピン流を生じさせるためのスピン室(34)とし、このスピン室(34)の前端寄りに射出筒の内面との間に隙間を存して支持片(38)を内装し、かつこの支持片(38)の前面に、ノズル孔(46)を中央部に開口しかつ裏面にスピン流路(48)を有するスピンエレメント(40)を取り付け、
スピン室内の吐出流路部分の流路巾が吐出流路(92)の上流側から下流側へ向かって狭くなるように構成したことを特徴とする、吐出ポンプ用押下げヘッド。 - 上記弁棒(50)の前面中央部からスピン室(34)内へ突入する栓状部(54)を、絞り部(30)のオリフィス(30a)に遊嵌させて設けたことを特徴とする、請求項1記載の吐出ポンプ用押下げヘッド。
- 上記栓状部(54)は、初期状態において支持片後面に当接しない程度の突入長さでスピン室内へ突入させたことを特徴とする、請求項2記載の吐出ポンプ用押下げヘッド。
- シリンダ(B)内から上方付勢させて起立するステム(80)の先端にノズル(45)付きの押下げヘッド(2)を付設し、押下げヘッド(2)の昇降により、シリンダ下部の吸込み弁(76)を経由して液体をシリンダ内へ吸上げ、かつ押下げヘッド(2)の下降によりシリンダ(B)内液体を、吐出弁(90)を介して上記ノズル(45)のノズル孔(46)から吐出するように形成し、
この吐出弁からノズル孔(46)へ至る流路(92)の容積が、吐出弁(90)の閉鎖後押下げヘッド(2)が下限位置より上方へ復帰するまでの行程の途中で増大することで、ノズル孔(46)近傍の流路部分の液体を上流側へ吸引するバックサックション機構を具備し、
ノズル孔近くの吐出流路部分に、押下げヘッドの下降により開き、かつ押下げヘッドの上昇により上記液体の吸引の後に閉じる開閉弁(52)を設け、
この開閉弁(52)は、ノズル孔(46)近くの吐出流路(92)内に配置した弁座(31)と、この弁座に向かって吐出流路(92)内に対して先部を挿脱可能に形成した弁棒(50)とで形成し、バックサックション機構による吐出流路(92)の容積増大量を、弁棒(50)の先部の挿入による吐出流路(92)の容積減少量よりも大とし、かつ開閉弁(52)が閉じた時点で少なくともノズル孔(46)内から液体が開閉弁(52)側への吸引により除去されているように構成したことを特徴とする、押下げヘッド付き吐出ポンプ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009111664A JP5334111B2 (ja) | 2009-04-30 | 2009-04-30 | 押下げヘッド及び吐出ポンプ |
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Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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