JP5777219B2 - 泡吐出器 - Google Patents
泡吐出器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5777219B2 JP5777219B2 JP2012083293A JP2012083293A JP5777219B2 JP 5777219 B2 JP5777219 B2 JP 5777219B2 JP 2012083293 A JP2012083293 A JP 2012083293A JP 2012083293 A JP2012083293 A JP 2012083293A JP 5777219 B2 JP5777219 B2 JP 5777219B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- air
- stem
- cylinder
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
また、ノズル先端部は空気と接触するため、泡が固化し易い現状があった。これを防止するためには泡を吐出した後にノズル内の泡をシリンダ側へ吸い戻すバックサックション機能があると有利である。
口筒部4を起立する液体容器2と、
上記口筒部4の外面へ嵌合させた装着筒12の上部から内向きフランジ状頂壁部14を突出してなる装着部材10と、
大径のエアシリンダ部22の下端から小径の液用シリンダ部26を垂設してなり、上記エアシリンダ部22の上部に付設した鍔部23を、上記口筒部4の上端面と内向きフランジ状頂壁部14の裏面側との間に挟持させて、液体容器2内へ垂下したシリンダ部材20と、
上記液用シリンダ部26内を上方付勢状態で昇降可能な筒状の液用ピストン42から、液体吐出弁V2Lを内設したステム基半部52の上端外面にステム先半部60の下端部を嵌合してなるステム50を起立し、このステムの上端部にノズル74付きの押下げヘッド72を付設し、液体吐出弁V2Lからノズル74に至る流路の適所に起泡部70を設けた作動部材40と、
液用ピストン42及び液用シリンダ部26の各内部に亘って昇降自在に挿入され、液用シリンダ部の内面下部との間に液体吸込弁V1Lを形成するポペット弁体76と、
上記ステム基半部52の外周面を昇降可能な筒状弁部82からリング状壁部84を介して突出した摺動部86を、上記エアシリンダ部22内面に摺接させ、上記リング状壁部84の一部にエア吸込弁V1Aを形成したエアピストン80と、を具備し、
エアピストン80下方のエアシリンダ部分で空気吐出用の主空気室R2を、上記液体吐出弁V2L及び起泡部70の間の液体流路部分で気液混合室R1をそれぞれ形成し、主空気室R2から、上記ステム基半部52の外周面と上記筒状弁部82及びステム先半部60の各内周面との間隙を経由して気液混合室R1へ開通する空気通路Pを開通し、この空気通路の主空気室R2側の端部にエア吐出弁V2Aを設けた吐出器において、
上記ステム先半部60の外面下部から外向きフランジ状頂壁部66を外方突出するとともに、この外向きフランジ状頂壁部66の裏面からステム基半部52の周囲を囲む第1シール筒部68を、かつ上記リング状壁部84の上面から上記第1シール筒部68の周面と気密に接する第2シール筒部88をそれぞれ垂直方向に突出して、これら第1シール筒部68及び第2シール筒部88と外向きフランジ状頂壁部66とリング状壁部84の上面とステム基半部52の外周面とで囲まれた空間を、作動部材の上昇時に伴って負圧化されるバックサックション用の補助空気室R3に形成し、その第2シール筒部88の外側のリング状壁部分に上記エア吸込弁V1A用の弁孔85を開口している。
相互に対向する外向きフランジ状頂壁部66及びリング状壁部のうちの一方壁部から他方壁部側へ、補助空気室R3の周方向全長に亘って、当該補助空気室の内容積をせばめる突起部90を突出している。
第2の手段に係る発明によれば、外向きフランジ状頂壁部66乃至リング状壁部84の一方から他方へ突出される突起部90を設けたから、バックサックションの際の吸引力を強くできる。
10…装着部材 12…装着筒 14…内向きフランジ状頂壁部 16…係合リブ
20…シリンダ部材 22…エアシリンダ部 23…鍔部 24…パッキン 25…段部
26…液用シリンダ部 28…漏斗状弁座 30…パイプ嵌合筒部
32…係止リブ 32a…スプリング受部
40…作動部材 42…液用ピストン 44…テーパ状部 46…コイルスプリング
50…ステム 52…ステム基半部 54…環状弁座部 56…垂下筒部 57…環状突起部
60…ステム先半部 62…嵌合筒部 64…係止筒部
66…外向きフランジ状頂壁部 68…第1シール筒部
70…起泡部 72…押下げヘッド 74…ノズル
76…ポペット弁体 77…拡開筒部 78…係止突部
80…エアピストン 82…筒状弁部 84…リング状壁部 85…弁孔 86…摺動部
88…第2シール筒部 90…突起部
94…弁体 96…オーバーキャップ
A…容器体 B…シリンダ部材 C…筒状弁部 D…作動部材
E…エアピストン F…空間 G1…第1連通溝 G2…第2連通溝
P…空気通路
R1…気液混合室 R2…主空気室 R3…補助空気室
S…ステム S1…ステム先半部 S2…ステム基半部
V1L…液体吸込弁 V2L…液体吐出弁 V1A…エア吸込弁 V2A…エア吐出弁
V3…逆止弁
Claims (2)
- 口筒部(4)を起立する液体容器(2)と、
上記口筒部(4)の外面へ嵌合させた装着筒(12)の上部から内向きフランジ状頂壁部(14)を突出してなる装着部材(10)と、
大径のエアシリンダ部(22)の下端から小径の液用シリンダ部(26)を垂設してなり、上記エアシリンダ部(22)の上部に付設した鍔部(23)を、上記口筒部(4)の上端面と内向きフランジ状頂壁部(14)の裏面側との間に挟持させて、液体容器(2)内へ垂下したシリンダ部材(20)と、
上記液用シリンダ部(26)内を上方付勢状態で昇降可能な筒状の液用ピストン(42)から、液体吐出弁(V2L)を内設したステム基半部(52)の上端外面にステム先半部(60)の下端部を嵌合してなるステム(50)を起立し、このステムの上端部にノズル(74)付きの押下げヘッド72)を付設し、液体吐出弁(V2L)からノズル(74)に至る流路の適所に起泡部(70)を設けた作動部材(40)と、
液用ピストン(42)及び液用シリンダ部(26)の各内部に亘って昇降自在に挿入され、液用シリンダ部の内面下部との間に液体吸込弁(V1L)を形成するポペット弁体(76)と、
上記ステム基半部(52)の外周面を昇降可能な筒状弁部(82)からリング状壁部(84)を介して突出した摺動部(86)を、上記エアシリンダ部(22)内面に摺接させ、上記リング状壁部(84)の一部にエア吸込弁(V1A)を形成したエアピストン(80)と、を具備し、
エアピストン(80)下方のエアシリンダ部分で空気吐出用の主空気室(R2)を、上記液体吐出弁(V2L)及び起泡部(70)の間の液体流路部分で気液混合室(R1)をそれぞれ形成し、主空気室(R2)から、上記ステム基半部(52)の外周面と上記筒状弁部(82)及びステム先半部(60)の各内周面との間隙を経由して気液混合室(R1)へ開通する空気通路(P)を開通し、この空気通路の主空気室(R2)側の端部にエア吐出弁(V2A)を設けた吐出器において、
上記ステム先半部(60)の外面下部から外向きフランジ状頂壁部(66)を外方突出するとともに、この外向きフランジ状頂壁部(66)の裏面からステム基半部(52)の周囲を囲む第1シール筒部(68)を、かつ上記リング状壁部(84)の上面から上記第1シール筒部(68)の周面と気密に接する第2シール筒部(88)をそれぞれ垂直方向に突出して、これら第1シール筒部(68)及び第2シール筒部(88)と外向きフランジ状頂壁部(66)とリング状壁部(84)の上面とステム基半部(52)の外周面とで囲まれた空間を、作動部材の上昇時に伴って負圧化されるバックサックション用の補助空気室(R3)に形成し、その第2シール筒部(88)の外側のリング状壁部分に上記エア吸込弁(V1A)用の弁孔(85)を開口したことを特徴とする、泡吐出器。 - 相互に対向する外向きフランジ状頂壁部(66)及びリング状壁部のうちの一方壁部から他方壁部側へ、補助空気室(R3)の周方向全長に亘って、当該補助空気室の内容積をせばめる突起部(90)を突出したことを特徴とする、請求項1に記載の泡吐出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012083293A JP5777219B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 泡吐出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012083293A JP5777219B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 泡吐出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013212849A JP2013212849A (ja) | 2013-10-17 |
JP5777219B2 true JP5777219B2 (ja) | 2015-09-09 |
Family
ID=49586531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012083293A Active JP5777219B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 泡吐出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5777219B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111453680A (zh) * | 2020-04-09 | 2020-07-28 | 广东博智林机器人有限公司 | 吸料机构及吸料装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6362170B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2018-07-25 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ式吐出容器 |
JP6879890B2 (ja) * | 2017-11-30 | 2021-06-02 | 株式会社吉野工業所 | 泡吐出器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3655419B2 (ja) * | 1997-02-27 | 2005-06-02 | 株式会社吉野工業所 | 液体注出ポンプ |
JP5000200B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2012-08-15 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
JP5214418B2 (ja) * | 2008-11-28 | 2013-06-19 | 株式会社吉野工業所 | フォーマーディスペンサー |
-
2012
- 2012-03-30 JP JP2012083293A patent/JP5777219B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111453680A (zh) * | 2020-04-09 | 2020-07-28 | 广东博智林机器人有限公司 | 吸料机构及吸料装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013212849A (ja) | 2013-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5733752B2 (ja) | ポンプ装置 | |
JP6199699B2 (ja) | 液体容器装着用ポンプ | |
JP5777219B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6128939B2 (ja) | 液体吐出器 | |
JP5896524B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP5674150B2 (ja) | ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置 | |
JP3836312B2 (ja) | 液体噴出ポンプ | |
JP6292622B2 (ja) | ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器 | |
JP6170411B2 (ja) | 液体容器装着用ポンプ | |
JP2016069054A (ja) | ポンプ操作及び圧搾操作可能な液体吐出容器 | |
JP6598298B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6076175B2 (ja) | ポンプ | |
JP6429265B2 (ja) | 液体容器用吐出ポンプ | |
JP5848181B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6879890B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6008449B2 (ja) | ディスペンサー | |
JP6076190B2 (ja) | ポンプ | |
JP2014198309A (ja) | 液体吐出器 | |
JP3278022B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
JP2013028372A (ja) | スプレー容器 | |
JP5971762B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6186247B2 (ja) | 液体容器装着用ポンプ | |
JP5840440B2 (ja) | エア混合式噴出器 | |
JP5903752B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6037511B2 (ja) | 吐出容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150617 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150701 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150703 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5777219 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |