JP7486905B2 - 吐出器 - Google Patents

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Description

本発明は吐出器に関する。
容器本体の口部に固定される固定部材と、固定部材に対して上下方向に相対移動することで容器本体内の内容物を吐出する作動部材と、を有する吐出器として、例えば特許文献1に記載されるように、作動部材を下降させて固定部材に螺合させることで、作動部材が下降状態に保持されたロック状態にすることが可能な吐出器が知られている。吐出器をロック状態にしておくことで、吐出器からの不用意な吐出の発生を抑制することができる。
特開2014-213917号公報
上記従来の吐出器では、作動部材を固定部材から螺脱させてロック状態を解消したロック解除後でも、再び作動部材を固定部材に螺合させてロック状態に戻すことができるので、ロック解除が行われたとしてもそれを知ることはできない。しかし、ロック解除が行われた場合にそれが分かる吐出器を実現できれば、流通時などにおいて吐出器が未使用であることに対する信頼性を高めることができる。
そこで、本発明の目的は、ロック解除が行われた場合にロック状態に戻すことが困難な吐出器を提供することにある。
本発明の吐出器は、容器本体の口部に固定される固定部材と、前記固定部材に対して上下方向に相対移動することで前記容器本体内の内容物を吐出する作動部材と、を有する吐出器であって、前記作動部材が、前記作動部材を前記固定部材に対して下方に相対移動させた状態で前記固定部材の被螺合部に螺合することで前記吐出器をロック状態にする螺合部を有し、前記被螺合部と前記螺合部が、前記ロック状態で重なり合うねじ間欠部を有し、前記作動部材が、前記ロック状態において前記螺合部に対して下方にセット位置まで相対移動することで、重なり合った前記ねじ間欠部内に配置されるストッパを有し、前記セット位置にある前記ストッパが、前記ロック状態から非ロック状態にすることを弾性変形による前記被螺合部への乗り上げによって許容する一方、前記非ロック状態から前記ロック状態にすることを前記被螺合部への当接によって阻止することを特徴とする吐出器である。
また、本発明の吐出器は、上記構成において、前記ストッパが、前記ロック状態において前記螺合部に対して下方にセット位置まで相対移動することで、重なり合った前記ねじ間欠部内に配置される弾性片を有し、前記弾性片が、前記セット位置において前記ロック状態から前記非ロック状態にすることを、前記口部の径方向に前記弾性変形によって揺動することで前記被螺合部に乗り上げることにより許容する一方、前記セット位置において前記非ロック状態から前記ロック状態にすることを前記被螺合部への当接によって阻止する吐出器であるのが好ましい。
また、本発明の吐出器は、上記構成において、前記ロック状態から前記非ロック状態にする時に前記セット位置にある前記弾性片と前記被螺合部との周方向に当接し合う当接面の少なくとも一方が、前記当接面が当接し合うことで前記弾性片を前記被螺合部に乗り上げさせるように前記径方向に向けて前記周方向に傾斜する傾斜面を有する吐出器であるのが好ましい。
また、本発明の吐出器は、上記構成において、前記弾性片が片持ち状をなすとともに上端で支持される吐出器であるのが好ましい。
また、本発明の吐出器は、上記構成において、前記作動部材が、前記セット位置にある前記弾性片を径方向外側から覆う外周部を有する吐出器であるのが好ましい。
また、本発明の吐出器は、上記構成において、前記ストッパが、前記ロック状態において前記ストッパを前記螺合部に対して下方に前記セット位置まで相対移動させるために、前記作動部材の頂面に向けて下方に押圧される被押圧部を有する吐出器であるのが好ましい。
また、本発明の吐出器は、上記構成において、前記被押圧部が、前記ロック状態において前記ストッパを前記螺合部に対して下方に前記セット位置まで相対移動させるために、少なくとも前記作動部材の頂面まで、下方に押圧される吐出器であるのが好ましい。
本発明によれば、ロック解除が行われた場合にロック状態に戻すことが困難な吐出器を提供することができる。
本発明の一実施形態である吐出器を備える吐出容器を示す一部断面側面図である。 図1の部分拡大図である。 図1のA-A断面図である。 図1に示す吐出器の上面図である。 図1に示す吐出器の組み立て時の状態を示す一部断面側面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を例示説明する。
図1に示す本発明の一実施形態である吐出器1は、容器本体2の口部2aに固定される固定部材3と、固定部材3に対して上下方向に相対移動(単に「昇降動作」ともいう)することで容器本体2内の内容物を吐出する作動部材4と、を有している。本実施形態では、吐出器1と容器本体2とで、吐出容器5が構成されている。
なお、本明細書において、上下方向とは口部2aの中心軸線Oに沿う方向を意味し、径方向とは中心軸線Oに直交する直線に沿う方向を意味し、周方向とは中心軸線Oを周回する方向を意味している。
容器本体2は、中心軸線Oに沿って延びる円筒状の口部2aと、口部2aの下端に一体に連なるとともに口部2aよりも幅が拡大した胴部2bと、胴部2bの下端に一体に連なる底部(不図示)と、を有するボトル状をなしている。なお、口部2aは円筒状以外の筒状(楕円筒状、角筒状など)であってもよい。
容器本体2は、図示しない内容物を収容している。内容物は特に限定されないが、例えば液状であり、その粘度も特に限定されない。
吐出器1は、装着キャップ3a、シリンダ部材3b、吸い込み管3c及び抜け止めキャップ3dを備える固定部材3と、ピストン部材4a、押し下げヘッド4b、吐出弁4c及びストッパ4dを備える作動部材4と、吸い込み弁部材6と、付勢部材7(圧縮ばね)と、を有している。抜け止めキャップ3d、押し下げヘッド4b及びストッパ4dはそれぞれ合成樹脂製である。なお、抜け止めキャップ3d、押し下げヘッド4b及びストッパ4dの材質は合成樹脂製に限らない。
シリンダ部材3bは、フランジ3eと、フランジ3eの内周縁から上方に突出する被取り付け部3fと、フランジ3eの内周縁から下方に延びるとともに中心軸線Oを中心とする筒状をなすシリンダ3gと、シリンダ3gの下部に連なるとともに吸い込み口3hを形成する底壁3iと、を有している。シリンダ部材3bの下部には吸い込み管3cが一体に取り付けられており、吸い上げ管の内部を介して容器本体2の内部と吸い込み口3hとが連通している。フランジ3eは、装着キャップ3aを口部2aに一体に取り付けることにより、装着キャップ3aの天壁と口部2aの上面とで挟まれ、それにより口部2aに固定されている。被取り付け部3fには抜け止めキャップ3dが一体に取り付けられている。抜け止めキャップ3dは、シリンダ3g内からの上方へのピストン4eの抜け出しを阻止することができる。
ピストン部材4aは、シリンダ3g内を上下方向に摺動可能なピストン4eと、ピストン4eを保持するステム4fと、を有している。ステム4f内には吐出弁座4gが設けられており、吐出弁座4gには玉状の吐出弁4cが上方から着座可能である。ステム4fの上部には押し下げヘッド4bが一体に取り付けられている。押し下げヘッド4bは、内容物を吐出する吐出口4hを有している。
シリンダ3g、底壁3i、吸い込み弁6a、ピストン4e、ステム4f及び吐出弁4cにより、圧力室8が形成されている。吸い込み弁部材6は、圧力室8内に配置されている。また、吸い込み弁部材6は、吸い込み口3hに上方から着座可能な吸い込み弁6aと、吸い込み弁6aの外周縁に弾性連結片を介して一体に連なる弁保持部6bと、を有している。付勢部材7は、圧力室8内に配置されている。また、付勢部材7は、作動部材4を固定部材3に対して上方に相対移動させる付勢力を生じることができる。
吐出器1は、押し下げヘッド4bを付勢部材7による付勢力に抗して押し下げる押し下げ操作により圧力室8を縮小させて圧力室8内の内容物を吐出口4hに送って吐出させ、押し下げ操作の解除により圧力室8を拡大させて容器本体2内の内容物を圧力室8内に送るように構成されている。なお、吐出器1はこれに限らず例えば、押し下げ操作により圧力室8を拡大させて容器本体2内の内容物を圧力室8内に送り、押し下げ操作の解除により圧力室8を縮小させて圧力室8内の内容物を吐出口4hに送って吐出させるように構成してもよい。いずれの場合にも、吐出器1を作動部材4の昇降動作により容器本体2内の内容物を吐出するように構成するための部材として公知の種々の構造を採用することができる。
図1~図2に示すように、本実施形態では、作動部材4は、作動部材4を固定部材3に対して下方に相対移動(単に「下降」ともいう)させた状態で固定部材3の被螺合部9に螺合することで吐出器1をロック状態にする螺合部10を有している。すなわち、吐出器1は、作動部材4を下降させて固定部材3に螺合させることで、図1~図2に示すように作動部材4が下降状態に保持されたロック状態にすることが可能である。
図2~図3に示すように、抜け止めキャップ3dは、雄ねじ状の被螺合部9と、被螺合部9の下端から径方向外側に延びるフランジ状の棚部11と、を有している。
また、押し下げヘッド4bは、頂壁12と、頂壁12から垂下するとともに中心軸線Oを中心とする螺筒13と、螺筒13よりも径方向外側で頂壁12から垂下するとともに中心軸線Oを中心とする筒状をなす外周部14と、を有しており、螺筒13の内周面は、雌ねじ状の螺合部10を有している。螺筒13の外周面と外周部14の内周面との間には、ストッパ4dが配置される環状空間15が形成されている。頂壁12の上面は作動部材4の頂面12a(上面)を形成している。頂面12aは、押し下げヘッド4bを押し下げるための押し下げ操作を受けることができる。
図3に示すように、吐出器1は、螺合部10を被螺合部9から螺脱させてロック状態を解消したロック解除後には、再び螺合部10を被螺合部9に螺合させてロック状態に戻すことを困難にするために、螺合部10のねじ間欠部10a、被螺合部9のねじ間欠部9a、及びストッパ4dの弾性片16をそれぞれ含む2組の螺合規制部17を有している。なお、螺合規制部17の数は適宜増減が可能である。
各々の螺合規制部17において、被螺合部9のねじ間欠部9aと螺合部10のねじ間欠部10aは、ロック状態で径方向に見たときに重なり合うように形成されている。各々の螺合規制部17において、螺筒13は、螺合部10のねじ間欠部10aを含むとともに径方向に見たときに長方形状をなす切り欠き部13aを有している。
ストッパ4dは、ロック状態において環状空間15内でセット前位置(図5に示す位置)からセット位置(図2に示す位置)まで螺合部10に対して下方に相対移動することが可能な筒壁部18と、筒壁部18の上面から上方に延びる4つの被押圧片19(図4、図5参照)と、を有している。なお、被押圧片19の数は適宜増減が可能である。
筒壁部18は、2つの弾性片16を有している。各々の螺合規制部17において、弾性片16は、筒壁部18の下端から上方に向けて延びる2つのスリット18aに挟まれて片持ち状をなすとともに上端で支持される弾性片本体16aと、弾性片本体16aから径方向内側に突出する当接体16bと、を有している。
各々の螺合規制部17において、ロック状態から螺合部10が被螺合部9に螺合しない非ロック状態(不図示)にする時にセット位置にある当接体16bと被螺合部9との周方向に当接し合う当接面16c、9bのうち、当接体16bの当接面16cが、当接面16c、9bが当接し合うことで当接体16bを被螺合部9に乗り上げさせるように径方向に向けて周方向に傾斜する傾斜面を有している。
なお、このような構成に代えて、又は加えて、ロック状態から非ロック状態にする時にセット位置にある当接体16bと被螺合部9との周方向に当接し合う当接面16c、9bのうち、被螺合部9の当接面9bが、当接面16c、9bが当接し合うことで当接体16bを被螺合部9に乗り上げさせるように径方向に向けて周方向に傾斜する傾斜面を有する構成としてもよい。
また、各々の螺合規制部17において、弾性片16は、セット位置においてロック状態から非ロック状態にすることを、図2に二点鎖線で示すように径方向外側に弾性変形によって揺動することで当接体16bが被螺合部9に乗り上げることにより許容する一方、セット位置において非ロック状態からロック状態にすることを被螺合部9への当接体16bの当接によって阻止するように構成されている。
さらに、各々の螺合規制部17において、弾性片16は、ロック状態において螺合部10に対して下方に非セット位置からセット位置まで相対移動することで、径方向に見たときに重なり合ったねじ間欠部9a、10a内に当接体16bが配置されるように構成されている。
各々の押圧片は、図4~図5に示すように、セット前位置において、頂壁12に設けられた貫通穴12bを通って頂面12aから上方に突出する。各々の押圧片の上面は、ロック状態においてストッパ4dを螺合部10に対して下方にセット前位置からセット位置まで相対移動させるために、頂面12aに向けて下方に押圧される被押圧部19aを形成している。
各々の被押圧部19aは、ロック状態においてストッパ4dを螺合部10に対して下方にセット位置まで相対移動させるために、少なくとも頂面12aまで(つまり、頂面12aと面一となるまで又は頂面12aよりも下方に配置されるまで)、下方に押圧されるように構成されている。
作動部材4の外周部14は、セット位置にある筒壁部18を径方向外側から覆うように構成されている。
本実施形態によれば、ロック状態から押し下げヘッド4bを抜け止め部材に対して螺脱方向(図3における反時計回り方向)に相対回転させる操作により、セット位置にある当接体16bを被螺合部9に乗り上げさせて、それにより、非ロック状態にすることができる。そして、非ロック状態の吐出器1を押し下げ操作することで内容物を吐出させることができる。また、ロック状態を一旦解除した後は、押し下げヘッド4bを押し下げて螺合部10を再び被螺合部9に螺合させようとしても、セット位置にある当接体16bが被螺合部9に当接することで、螺合部10が被螺合部9に螺合することが邪魔される。
また、非ロック状態では、セット位置にあるストッパ4dの各々の被押圧部19aは作動部材4の頂面12aから突出しておらず、また、筒壁部18は押し下げヘッド4bの外周部14によって径方向外側から覆われているので、ストッパ4dをセット前位置に戻すことは困難である。したがって、本実施形態によれば、ロック解除が行われた場合にロック状態に戻すことは困難であるので、流通時などにおいて吐出器1が未使用であることに対する信頼性を高めることができる。
また、吐出器1の組み立て時には、セット前位置にストッパ4dを配置した押し下げヘッド4bを押し下げて、螺合部10を被螺合部9に螺合させることで非ロック状態からロック状態にすることができ、その後にストッパ4dをセット前位置からセット位置まで押し下げることで組み立てを完了することができる。
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前記実施形態の吐出器1は、例えば以下に述べるような種々の変更が可能である。
前述した実施形態の吐出器1は、容器本体2の口部2aに固定される固定部材3と、固定部材3に対して上下方向に相対移動することで容器本体2内の内容物を吐出する作動部材4と、を有する吐出器1であって、作動部材4が、作動部材4を固定部材3に対して下方に相対移動させた状態で固定部材3の被螺合部9に螺合することで吐出器1をロック状態にする螺合部10を有し、被螺合部9と螺合部10が、ロック状態で重なり合うねじ間欠部9a、10aを有し、作動部材4が、ロック状態において螺合部10に対して下方にセット位置まで相対移動することで、重なり合ったねじ間欠部9a、10a内に配置されるストッパ4dを有し、セット位置にあるストッパ4dが、ロック状態から非ロック状態にすることを弾性変形による被螺合部9への乗り上げによって許容する一方、非ロック状態からロック状態にすることを被螺合部9への当接によって阻止することを特徴とする吐出器1である限り、種々変更可能である。
例えば、前述した実施形態では螺合部10が雌ねじ状をなし被螺合部9が雄ねじ状をなしているが、これに限らず例えば、螺合部10が雄ねじ状をなし被螺合部9が雌ねじ状をなす構成としてもよい。また、前述した実施形態では弾性片16が片持ち状をなすとともに上端で支持されるが、これに限らず例えば、弾性片16が片持ち状をなすとともに周方向の一端で支持される構成としてもよいし、弾性片16が両持ち状をなす構成としてもよい。吐出器1は液状の内容物を連続流状に吐出する構成であってもよいし、霧状に吐出する構成であってもよいし、泡状に吐出する構成であってもよい。また、内容物は液状に限らず、例えば粉状であってもよい。
なお、前述した実施形態の吐出器1は、上記構成において、ストッパ4dが、ロック状態において螺合部10に対して下方にセット位置まで相対移動することで、重なり合ったねじ間欠部9a、10a内に配置される弾性片16を有し、弾性片16が、セット位置においてロック状態から非ロック状態にすることを、口部2aの径方向に弾性変形によって揺動することで被螺合部9に乗り上げることにより許容する一方、セット位置において非ロック状態からロック状態にすることを被螺合部9への当接によって阻止する吐出器1であるのが好ましい。
また、前述した実施形態の吐出器1は、上記構成において、ロック状態から非ロック状態にする時にセット位置にある弾性片16と被螺合部9との周方向に当接し合う当接面16c、9bの少なくとも一方が、当接面16c、9bが当接し合うことで弾性片16を被螺合部9に乗り上げさせるように径方向に向けて周方向に傾斜する傾斜面を有する吐出器1であるのが好ましい。
また、前述した実施形態の吐出器1は、上記構成において、弾性片16が片持ち状をなすとともに上端で支持される吐出器1であるのが好ましい。
また、前述した実施形態の吐出器1は、上記構成において、作動部材4が、セット位置にある弾性片16を径方向外側から覆う外周部14を有する吐出器1であるのが好ましい。
また、前述した実施形態の吐出器1は、上記構成において、ストッパ4dが、ロック状態においてストッパ4dを螺合部10に対して下方にセット位置まで相対移動させるために、作動部材4の頂面12aに向けて下方に押圧される被押圧部19aを有する吐出器1であるのが好ましい。
また、前述した実施形態の吐出器1は、上記構成において、被押圧部19aが、ロック状態においてストッパ4dを螺合部10に対して下方にセット位置まで相対移動させるために、少なくとも作動部材4の頂面12aまで、下方に押圧される吐出器1であるのが好ましい。
1 吐出器
2 容器本体
2a 口部
2b 胴部
3 固定部材
3a 装着キャップ
3b シリンダ部材
3c 吸い込み管
3d 抜け止めキャップ
3e フランジ
3f 被取り付け部
3g シリンダ
3h 吸い込み口
3i 底壁
4 作動部材
4a ピストン部材
4b 押し下げヘッド
4c 吐出弁
4d ストッパ
4e ピストン
4f ステム
4g 吐出弁座
4h 吐出口
5 吐出容器
6 吸い込み弁部材
6a 吸い込み弁
6b 弁保持部
7 付勢部材
8 圧力室
9 被螺合部
9a ねじ間欠部
9b 当接面
10 螺合部
10a ねじ間欠部
11 棚部
12 頂壁
12a 頂面
12b 貫通穴
13 螺筒
13a 切り欠き部
14 外周部
15 環状空間
16 弾性片
16a 弾性片本体
16b 当接体
16c 当接面
17 螺合規制部
18 筒壁部
18a スリット
19 被押圧片
19a 被押圧部
O 中心軸線

Claims (7)

  1. 容器本体の口部に固定される固定部材と、
    前記固定部材に対して上下方向に相対移動することで前記容器本体内の内容物を吐出する作動部材と、を有する吐出器であって、
    前記作動部材が、前記作動部材を前記固定部材に対して下方に相対移動させた状態で前記固定部材の被螺合部に螺合することで前記吐出器をロック状態にする螺合部を有し、
    前記被螺合部と前記螺合部が、前記ロック状態で重なり合うねじ間欠部を有し、
    前記作動部材が、前記ロック状態において前記螺合部に対して下方にセット位置まで相対移動することで、重なり合った前記ねじ間欠部内に配置されるストッパを有し、
    前記セット位置にある前記ストッパが、前記ロック状態から非ロック状態にすることを弾性変形による前記被螺合部への乗り上げによって許容する一方、前記非ロック状態から前記ロック状態にすることを前記被螺合部への当接によって阻止することを特徴とする吐出器。
  2. 前記ストッパが、前記ロック状態において前記螺合部に対して下方にセット位置まで相対移動することで、重なり合った前記ねじ間欠部内に配置される弾性片を有し、
    前記弾性片が、前記セット位置において前記ロック状態から前記非ロック状態にすることを、前記口部の径方向に前記弾性変形によって揺動することで前記被螺合部に乗り上げることにより許容する一方、前記セット位置において前記非ロック状態から前記ロック状態にすることを前記被螺合部への当接によって阻止する、請求項1に記載の吐出器。
  3. 前記ロック状態から前記非ロック状態にする時に前記セット位置にある前記弾性片と前記被螺合部との周方向に当接し合う当接面の少なくとも一方が、前記当接面が当接し合うことで前記弾性片を前記被螺合部に乗り上げさせるように前記径方向に向けて前記周方向に傾斜する傾斜面を有する、請求項2に記載の吐出器。
  4. 前記弾性片が片持ち状をなすとともに上端で支持される、請求項2又は3に記載の吐出器。
  5. 前記作動部材が、前記セット位置にある前記弾性片を径方向外側から覆う外周部を有する、請求項2~4の何れか1項に記載の吐出器。
  6. 前記ストッパが、前記ロック状態において前記ストッパを前記螺合部に対して下方に前記セット位置まで相対移動させるために、前記作動部材の頂面に向けて下方に押圧される被押圧部を有する、請求項1~5の何れか1項に記載の吐出器。
  7. 前記被押圧部が、前記ロック状態において前記ストッパを前記螺合部に対して下方に前記セット位置まで相対移動させるために、少なくとも前記作動部材の頂面まで、下方に押圧される、請求項6に記載の吐出器。
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