JP7313235B2 - 吐出器 - Google Patents
吐出器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7313235B2 JP7313235B2 JP2019157755A JP2019157755A JP7313235B2 JP 7313235 B2 JP7313235 B2 JP 7313235B2 JP 2019157755 A JP2019157755 A JP 2019157755A JP 2019157755 A JP2019157755 A JP 2019157755A JP 7313235 B2 JP7313235 B2 JP 7313235B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- movable member
- coil spring
- stem
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
吐出器は、可動部材が規制筒に装着されて下降端位置に位置した状態で出荷される。
本実施形態の吐出器1は、図1に示されるように、容器本体Wの口部W1に装着されるシリンダ15と、上方付勢状態で下方移動可能に設けられた可動部材24と、シリンダ15内に収容され、可動部材24を上方に付勢するコイルスプリング19と、下降端位置に位置する可動部材24が着脱可能に装着され、可動部材24の上方移動を規制する規制筒22と、を備えている。
内容物は、例えば、ボディソープ、ハンドソープ、シャンプー、リンス、およびコンディショナー等、空気より圧縮しにくい液体等となっている。
下部弁体18は、シリンダ15内の加圧時に、シリンダ15の下端開口を閉塞したままに維持し、シリンダ15内の減圧時に、シリンダ15の下端開口を開放する逆止弁となっている。これにより、シリンダ15内の加圧時に、シリンダ15内の内容物がシリンダ15の下端開口から容器本体W内に戻ることが阻止され、シリンダ15内の減圧時に、容器本体W内の内容物がシリンダ15の下端開口からシリンダ15内に流入する。
外筒28における上端部および下端部にそれぞれ、径方向の外側に向けて膨出する膨出部が形成されており、前述の待機状態で、シリンダ15の導入孔20が、外筒28の両膨出部同士の間に位置することで閉塞される。連結部27は、外筒28および内筒29それぞれにおける上端部と下端部との間に位置する中間部同士を連結している。内筒29は、ステム11の下端部内に上下摺動自在に嵌合されている。
図示の例では、閉塞筒部23aにおける上端部および下端部にそれぞれ、径方向の外側に向けて膨出する膨出部が形成されており、押下ヘッド16が規制筒22に螺着された状態で、導入孔20が、閉塞筒部23aの両膨出部同士の間に位置することで閉塞される。
シール面26は、導入筒部15bの内周面となっている。可動部材24が下降端位置に位置したときに、シール部12が、導入筒部15b内に着脱可能に嵌合する。
シール部12は、支持部13の天壁部の下面から下方に向けて突出し、コイルスプリング19の内側に挿入されている。シール部12は、筒状に形成され、軸線Oと同軸に配設されている。なお、シール部12は、例えば中実の棒状、若しくはブロック状等に形成されてもよい。
これにより、シリンダ15内が減圧することで、下部弁体18がシリンダ15の下端開口を開放し、容器本体W内の内容物が、吸い上げパイプ15iを通してシリンダ15内に流入する。また、ピストン14の外筒28の上端開口縁が、閉塞筒23の閉塞筒部23aの下端開口縁に突き当たることで、閉塞筒23を上昇させて導入孔20から上方に離間させ、外筒28がシリンダ15の導入孔20を覆う。
次に、押下ヘッド16の押下を解除すると、コイルスプリング19の上方付勢力によって、前述と同様に、ピストンガイド17、ピストン14、ステム11、および押下ヘッド16が上方に復元移動し、容器本体W内の内容物がシリンダ15内に流入する。
弁座板15eに、導入筒部15b内と容器本体W内とを連通する溝部を形成してもよい。この場合、上昇端位置に位置する可動部材24を、再び規制筒22に装着する際に、導入筒部15bの内圧が上昇するのを抑制することができる。このような溝部を、ピストンガイド17の支持部13等に形成してもよい。
シール部12は、支持部13に限らず、可動部材24のうち、支持部13以外の他の部材に形成してもよい。
11 ステム
12 シール部
13 支持部
14 ピストン
15 シリンダ
15a 挿入筒部
15b 導入筒部
15c 支持面
16 押下ヘッド
16a 吐出孔
17 ピストンガイド
18 下部弁体
19 コイルスプリング
21 装着キャップ
22 規制筒
24 可動部材
26 シール面
31 装着部
W 容器本体
W1 口部
Claims (2)
- 容器本体の口部に装着されるシリンダと、
上方付勢状態で下方移動可能に設けられた可動部材と、
前記シリンダ内に収容され、前記可動部材を上方に付勢するコイルスプリングと、
下降端位置に位置する前記可動部材が着脱可能に装着され、前記可動部材の上方移動を規制する規制筒と、を備え、
前記可動部材は、
上下方向に延びるステムと、
前記ステムの上端部に装着されるとともに、内容物を吐出する吐出孔が形成された押下ヘッドと、
前記シリンダ内に上下摺動可能に嵌合されるとともに、前記ステムの上下動に連係するピストンと、を備え、
前記シリンダは、
内側に前記コイルスプリングが挿入され、前記コイルスプリングの下端部を支持した支持面を有する挿入筒部と、
前記挿入筒部から下方に延び、内径が前記挿入筒部の内径より小さい導入筒部と、を備え、
前記可動部材は、下降端位置に位置したときに、前記シリンダ内に形成されたシール面に当接し、前記導入筒部内と前記挿入筒部内との連通を遮断するシール部を備え、
前記シリンダ内に、前記シリンダの下端開口を開閉する下部弁体が設けられ、
前記可動部材を、前記規制筒に装着した下降端位置より上方に位置し、かつ前記規制筒に当接する押下端位置まで下降させたときに、前記シール部は、前記シール面より上方に位置する、吐出器。 - 前記ピストンは筒状に形成され、
前記可動部材は、前記ピストンの内側に挿通されたピストンガイドを備え、
前記ピストンガイドは、
前記ステムの下部内に嵌合された装着部と、
前記装着部の下端部から下方に向けて突出するとともに、径方向の外側に張り出した有頂筒状の支持部と、を備え、
前記支持部の天壁部の下面は、前記コイルスプリングの上端部を支持し、
前記シール部は、前記支持部の天壁部の下面から下方に向けて突出し、前記コイルスプリングの内側に挿入されている、請求項1に記載の吐出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019157755A JP7313235B2 (ja) | 2019-08-30 | 2019-08-30 | 吐出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019157755A JP7313235B2 (ja) | 2019-08-30 | 2019-08-30 | 吐出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021035841A JP2021035841A (ja) | 2021-03-04 |
JP7313235B2 true JP7313235B2 (ja) | 2023-07-24 |
Family
ID=74716707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019157755A Active JP7313235B2 (ja) | 2019-08-30 | 2019-08-30 | 吐出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7313235B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015105117A (ja) | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 株式会社吉野工業所 | 液体容器装着用ポンプ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH082134Y2 (ja) * | 1987-11-18 | 1996-01-24 | 株式会社吉野工業所 | 液体吐出容器 |
JP2515954Y2 (ja) * | 1990-03-27 | 1996-11-06 | 株式会社吉野工業所 | 液体吐出容器 |
US6685062B1 (en) * | 2002-09-16 | 2004-02-03 | Yon Woo Corporation | Dispenser pump |
-
2019
- 2019-08-30 JP JP2019157755A patent/JP7313235B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015105117A (ja) | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 株式会社吉野工業所 | 液体容器装着用ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021035841A (ja) | 2021-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10602828B2 (en) | Case for liquid state cosmetics | |
JP2020083327A (ja) | 吐出器 | |
JP6568806B2 (ja) | 吐出面に内容物を吐出する吐出容器 | |
JP7313235B2 (ja) | 吐出器 | |
JP5000200B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP2012158360A (ja) | 液体噴出器 | |
JP7190807B2 (ja) | 吐出器 | |
JP7158253B2 (ja) | 吐出器 | |
JP5311475B2 (ja) | 液体吐出ポンプ | |
JP7386696B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP7149880B2 (ja) | 吐出器 | |
JP7378319B2 (ja) | 吐出器 | |
JP6277030B2 (ja) | ポンプ | |
JP7365970B2 (ja) | 吐出器 | |
JP7386596B2 (ja) | ポンプ機構 | |
JP7386721B2 (ja) | 吐出器 | |
JP7086549B2 (ja) | ポンプ容器 | |
JP2023020583A (ja) | 付け替え容器 | |
JP2014198309A (ja) | 液体吐出器 | |
JP5792085B2 (ja) | ディスペンサ | |
JP2019177940A (ja) | ポンプ機構及び吐出器 | |
JP5294268B2 (ja) | 液体吐出ポンプ | |
JP2019081565A (ja) | 吐出器 | |
JP2022011626A (ja) | 吐出器 | |
JP2024018108A (ja) | 吐出器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230123 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230613 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7313235 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |