JP5918888B1 - 詰替用ボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】ボトル口部の耐久性を高めて長寿命化が図られると共に、キャップをコンパクトで安価に製造することができるようにした。【解決手段】 ボトル本体3に上下貫通状の流通孔11を有するボトル口部4が上方突設され、このボトル口部4を上側から覆うキャップ7が具備され、前記ボトル口部4は、その上部よりも下側に流通孔11が狭まった狭窄筒部13を有し、上部に狭窄筒部13よりも流通孔11が拡がった注入筒部14を有する詰替用ボトルであって、前記注入筒部14の外周に、キャップ7を着脱可能に係合する係合部が設けられている。また、注入筒部14の外周にキャップ7が螺合する雄ねじ18が形成されて、前記係合部が雄ねじ18により構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、内容液等を詰め替えて使用するようにした詰替用ボトルに関するものである。
従来の詰替用ボトルには、詰め替え用パウチ等からボトル本体に内容液を注入し易くするために、ボトル口部が上方広がりの漏斗形に形成され、キャップがボトル本体の上部に着脱自在に螺合するように、キャップの内周に雌ねじが形成されると共にボトル本体の上部の外周に前記雌ねじが螺合する雄ねじが形成されて、キャップを着脱可能に係合する係合部がボトル本体の上部の雄ねじにより構成され、キャップを閉め込んだときに、キャップとボトル本体との間でボトル口部を上下に挟持して、漏斗形の注入筒部にキャップの天壁体を強く押圧することにより、キャップの天壁体との密着牲を高めるようにしたものがある(特許文献1)。
特開2012−214227号公報
しかし、上記従来の場合、ボトル本体に対してキャップの着脱を繰り返して行うと、漏斗形の注入筒部はキャップの押圧時の密着変形状態が残存して次第に座屈変形したまま元に戻らなくなったり、キャップの天壁体との接触に伴う磨耗が進行して、内容液が漏洩するようになったり、詰替用ボトルとして本来期待される長期使用に耐えなくなるという問題があった。また、キャップがボトル本体の上部に外嵌係合するため、キャップの上下寸法も長くなり、キャップ全体が必要以上に大きくなってコストアップにも繋がるという問題もあった。一方、詰め替え作業時にうっかりとボトルを転倒させてしまうと、上方広がりのボトル口部から注入済みの内容液の多くが流れ出てしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、ボトル口部の耐久性を高めて、長寿命化が図られると共に、キャップをコンパクトで安価に製造することができ、不用意なボトルの転倒によっても内容物の流出を防止できるようにした詰替用ボトルを提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、ボトル本体3に上下貫通状の流通孔11を有するボトル口部4が上方突設され、このボトル口部4を上側から覆うキャップ7が具備され、前記ボトル口部4は、その上部よりも下側に流通孔11が狭まった狭窄筒部13を有し、上部に狭窄筒部13よりも流通孔11が拡がった注入筒部14を有する詰替用ボトルであって、
前記注入筒部14の外周に、キャップ7を着脱可能に係合する係合部が設けられ、
前記狭窄筒部13には、その内周から規制突部20が内方突設され、規制突部20の上面20aが内方下がりに傾斜している点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記規制突部20の下面20bが内方上がりに傾斜している点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記流通孔11は、注入筒部14から前記狭窄筒部13に向けて徐々に細くなるように先窄まり状に形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記狭窄筒部13は、内方突出した規制突部20を上下に複数段有している点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ボトル本体3が扁平に形成されていて倒れや易い方向が存在する場合に、前記規制突部20は少なくとも倒れ易い側に設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記キャップ7が注入筒部14に着脱自在に螺合するように、キャップ7の内周に雌ねじ31を具備すると共に注入筒部14の外周に前記雌ねじ31が螺合する雄ねじ18を具備しており、前記係合部が雄ねじ18により構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ボトル口部4は、ボトル本体3に一体に具備する外筒体55と外筒体55に着脱自在に内嵌装着した内筒体56とで構成され、内筒体56に内方突出した規制突部20が設けられている点にある。
本発明によれば、注入筒部の外周にキャップを着脱可能に係合する係合部が設けられ、キャップは注入筒部自身に嵌合して係合されるため、注入筒部にキャップが強く押圧して注入筒部の上部を変形させてしまうようなことがなくなり、キャップの着脱を繰り返して行っても、注入筒部の上部が座屈変形したまま元に戻らなくなるのを防ぐことができるし、注入筒部がキャップの天壁体との接触に伴う磨耗が進行するようなことがなくなる。
また、キャップは注入筒部に外嵌して係合するため、従来のようにキャップがボトル本体に係合する場合と異なり、キャップの上下寸法も短く形成することでき、キャップ全体をコンパクトでかつ安価に製造することができる。
さらに、ボトル口部の注入筒部が広口であっても、その下方に狭窄筒部が存在するので、詰め替え時の不用意なボトルの転倒による注入済みの内容物の流出を防止できる。
本発明の第1実施形態を示す詰替用ボトルの側面断面図である。 第2実施形態を示すボトル本体の側面断面図である。 第3実施形態を示すボトル本体の側面断面図である。 第4実施形態を示すボトル本体の側面断面図である。 第5実施形態を示すボトル本体の側面断面図である。 第6実施形態を示すボトル本体の側面断面図である。 第7実施形態を示すボトル本体の平面図である。 第8実施形態を示す詰替用ボトルの反欠側面断面図である。 第9実施形態を示す詰替用ボトルの側面断面図である。 第10実施形態を示すボトル本体の側面断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示している。図1において、化粧品、薬品等の液体を収納する詰替用ボトル1は、ボトル口部4を有するボトル本体3と、ボトル本体3のボトル口部4に着脱自在に嵌合される中栓5と、ボトル本体3のボトル口部4を上側から覆うキャップ7とを備えている。
ボトル本体3は硬質の合成樹脂により有底筒状に形成され、肩部9を介してボトル口部4がボトル本体3に上方突設されている。
ボトル口部4は硬質の合成樹脂によりボトル本体3と一体に円筒状に形成され、上下貫通状の流通孔11を有している。ボトル口部4は、その下部に流通孔11が狭まった狭窄筒部13を有し、上部に狭窄筒部13よりも流通孔11が拡がった注入筒部14を有している。
ボトル口部4は、肩部9から真っ直ぐ上方に円筒状に起立されていて、その外周面は後述の被嵌合部15及び狭窄筒部13を除いて上下全長にわたって同一径になり、内周面は狭窄筒部13を除いて上下全長にわたって同一径になっている。
注入筒部14の上部はその外周面が径方向に階段状に凹んでいて小径の被嵌合部15とされ、被嵌合部15の外周面の中途部に係止突部16が環状に突設されている。
注入筒部14の被嵌合部15下方の外周面に、キャップ7を螺合させるための雄ねじ18が形成されており、この雄ねじ18がキャップ7を着脱可能に係合する係合部とされている。
狭窄筒部13はその外周面がボトル口部4の他の部分よりもやや大径に形成されていて、その上方側の外周面よりも階段状に径外方向に突出している。狭窄筒部13には、その内周の全周から規制突部20が環状に内方突設され、これによりボトル口部4の流通孔11が狭まって内容液の流通を規制するようになっている。規制突部20は上下方向の厚みが径方向内方に向かうに従って次第に小さくなっていて、規制突部20の上面20aは内方下がりに傾斜し、下面20bは内方上がりに傾斜し肩部9の下面と連続している。
中栓5はボトル本体3乃至ボトル口部4よりも柔軟で弾性に富む合成樹脂で一体に形成されており、円筒状の筒壁部22と筒壁部22の上端開口を塞ぐ天壁部23と天壁部23から下方突出した円筒状の内嵌部24とを有し、天壁部23の中央部に注出孔25が設けられ、筒壁部22の下部内周に係合突部26が環状に内方突設され、中栓5はその筒壁部22が注入筒部14の被嵌合部15に着脱自在に外嵌され、このとき係合突部26が係止突部16に下側から係合されると共に、内嵌部24が注入筒部14に内嵌され、筒壁部22と内嵌部24とで注入筒部14の上部を径方向に挟持するようになっている。
キャップ7は合成樹脂製であって、円筒状の筒壁体29と筒壁体29の上端開口を塞ぐ天壁体30とを備え、筒壁体29の内周面に前記雄ねじ18に螺合する雌ねじ31が形成されている。
天壁体30は円板状に形成され、その中央部下面には中栓5の注出孔25を塞ぐ円柱状の栓体33と中栓5の天壁部23の外周部を下方に押さえ付ける円筒状の押圧筒34とが一体に形成されている。キャップ7の下部は雄ねじ18と雌ねじ31とを介してボトル口部4に着脱自在に螺合され、このときキャップ7の筒壁体29の上部と天壁体30とが中栓5を覆い、栓体33が注出孔25に内嵌して注出孔25を塞ぎ、押圧筒34が天壁部23の外周部を下方に押さえ付け、内容液がボトル口部4から漏れないようにキャップ7で中栓5を介してボトル口部4を密閉するようになっている。
前記第1実施形態によれば、詰替用の内容液をボトル本体3に詰め替える場合、ボトル口部4からキャップ7を取り外した後、中栓5を注入筒部14から取り外し、その後、詰め替え用パウチからボトル口部4の注入筒部14に注入すればよく、内容液はボトル口部4の流通孔11から狭窄筒部13の流通孔11に流れ、ボトル本体3内に流出する。この際に、規制突部20上に流れた内容液は規制突部20の上面20aの傾斜に沿って下方に流れ、ボトル本体3内にスムーズに収容され、注入筒部14を使用して、簡単にボトル本体3に詰め替えることができる。また、内容液をボトル本体3に詰め替える際等に、ボトル本体3が転倒しても、ボトル本体3内の内容液がボトル口部4から流出するのを狭窄筒部13の規制突部20によって規制することができ、ボトル本体3内の内容液が流出するのを制限することができる。
また、注入筒部14の外周にキャップ7を螺合する雄ねじ18が形成されて、キャップ7を着脱可能に係合する係合部が雄ねじ18により構成されているので、キャップ7を閉め込んでも、キャップ7は注入筒部14自身に係合されるため、キャップ7とボトル本体3との間でボトル口部4を上下に挟持するようなことがなくなり、キャップ7が中栓5を介して注入筒部14に強く押圧せずに済み、注入筒部14乃至中栓5の上部が弾性変形してキャップ7の天壁体30に密着するようなことがなくなる。このため、ボトル本体3に対してキャップ7の着脱を繰り返して行っても、従来のように注入筒部14が座屈変形したまま元に戻らなくなるのを防ぐことができるし、注入筒部14がキャップ7の天壁体30との接触に伴う磨耗が進行するようなこともなくなる。従って、詰替用ボトル1を長期間使用しても、キャップ7を閉じた状態でも詰替用ボトル1の転倒時などに内容液が漏洩することがなくなり、詰替用ボトル1の寿命が長くなる。
また、キャップ7は注入筒部14に螺合するため、従来のようにキャップ7がボトル本体3に螺合する場合となり、キャップ7を極力小さくてその上下寸法も短く形成でき、詰替用ボトル1全体をコンパクトでかつ安価に製造することができる。
しかも、ボトル口部4の注入筒部14にキャップ7を螺合して締め付けた状態では、キャップ7は押圧筒34を介して中栓5の天壁部23の外周部を中栓5が注入筒部14の被嵌合部15に嵌合する下方向に押圧して、中栓5の注入筒部14への嵌合を強めると共に、筒壁部22と内嵌部24とで注入筒部14の上部を挟持し、栓体33が注出孔25に内嵌して注出孔25を塞ぐので、ボトル口部4の注入筒部14を密閉しておくことができ、この点からも詰替用ボトル1の転倒時などに内容液が漏洩することがなくなる。
図2は第2実施形態を示し、ボトル口部4の下部を周方向全周にわたって径方向内方に括れさせて、ボトル口部4の下部に規制突部20を環状に内方突出させ、これにより、規制突部20を有する狭窄筒部13をボトル口部4の下部に形成している。狭窄筒部13は注入筒部14よりも小径でかつ注入筒部14と同一軸心の円筒状に形成され、その部分の流通孔11は狭まっている。ボトル口部4の注入筒部14と狭窄筒部13との間は下方窄まり状に傾斜され、その部分の流通孔11は、注入筒部14から狭窄筒部13に向けて徐々に細くなる先窄まり状に形成されている。狭窄筒部13の下面13bは肩部9の下面と連続して下方広がりに傾斜している。
図3は第3実施形態を示し、ボトル口部4の外観形状は第1実施形態の場合と同様であるが、ボトル口部4の内周の形状は下方に向けて先窄まり状に傾斜しており、ボトル口部4の流通孔11は、注入筒部14の上端から狭窄筒部13に向けて徐々に細くなる先窄まり状に形成され、これにより、ボトル口部4の上部に注入筒部14が形成され、下部に環状に内方突出した規制突部20を有する狭窄筒部13が形成されている。なお、狭窄筒部13の下部の内周は狭まって同一径の円筒状になっている。
この第3実施形態では、詰替用の内容液をボトル本体3に詰め替える場合、ボトル口部4の内周面に流れた内容液はその内周面に沿って注入筒部14から狭窄筒部13に向けて径内方向に移動しながら下方に流れ、ボトル本体3内にスムーズに収容される。その他の作用効果は前記第1実施形態の場合と同様である。
図4は第4実施形態を示し、ボトル口部4の上下方向の中途部に、その内周面から規制突部20が環状に内方に突出され、これにより流通孔11の中途部を細くして狭窄筒部13をボトル口部4の中途部に形成している。第1実施形態の場合と同様に、規制突部20の上面20aは内方下がりに傾斜し、下面20bは内方上がりに傾斜している。ボトル口部4の狭窄筒部13よりも下方は注入筒部14と略同径の円筒状に形成されている。
第4実施形態の場合、規制突部20が肩部7よりも上方にあるため、ボトル本体3の転倒時、内容液に対してまず肩部9が流出抵抗になり、更に規制突部20でも流出抵抗になり、より一層内容液の流出を防止できる。また、規制突部20によってボトル口部4の雄ねじ18形成部分の厚みが増し、雄ねじ18の強度を上げることができる。
図5は第5実施形態を示し、ボトル口部4の下部に、くびれを2段に形成して規制突部20を上下に2段(複数段)に内方突出させている。これにより、2段の規制突部20を有する狭窄筒部13をボトル口部4の下部に形成している。第1実施形態の場合と同様に、注入筒部14と狭窄筒部13との間はその内面が内方下がりに傾斜し、その部分の流通孔11は、注入筒部14から狭窄筒部13に向けて徐々に細くなる先窄まり状に形成されている。狭窄筒部13の下面13bは内方上がりに傾斜し、肩部9の下面と連続している。
第5実施形態の場合、ボトル口部4の下部に、くびれを複数段に形成して規制突部20が上下に複数段あるため、ボトル本体3の転倒時に、規制突部20が内容液に対して複数段の流出抵抗になり、より一層内容液の流出を防止できる。
図6は第6実施形態を示し、ボトル口部4の下部に、その内周面から規制突部20を2段に内方突設して、流通孔11が狭まった狭窄筒部13をボトル口部4の下部に形成している。この場合、各規制突部20は、ボトル口部4の内周の周方向の一部に内方突出され、各規制突部20の突出位置は互いに周方向に異なっている。
第6実施形態の場合、2段の規制突部20は全周になく断片的で段差があるため、詰め替え時に空気交換することができ、規制突部20での膜形成現象を防ぎ、内容液のあふれを解消することができる。また、転倒時に規制突部20が内容液に対して段階的に流出抵抗になり、内容液の流出を防止できる。
図7は第7実施形態を示し、ボトル本体3が扁平に形成されていて矢印a方向に倒れ易くなっており、第6実施形態の場合と同様に規制突部20を内周の周方向の一部に内方突設したものであって、規制突部20をボトル本体3が倒れ易い側の2箇所に突設するようにしている。
図8は第8実施形態を示し、キャップ7には吐出ポンプ37が組付けられている。この吐出ポンプ37は、一般的な押下げポンプであり、シリンダー部38から立ち上がったステム39の上部に、側方にノズル筒40を延出させたノズルヘッド41が組付けられていると共に、シリンダー部38から、ボトル本体3の底部まで伸びる吸い上げ筒42が設けられており、キャップ7の天壁体30の中央に開設された開孔43にシリンダー部38が挿入された状態で、取付けフランジ44がボトル口部4とキャップ7の天壁体30との間で締め付け固定されている。
而して、ノズルヘッド41を押し下げることにより、ボトル本体3内の内容液を吸い上げ筒42、シリンダー部38およびステム39を通してノズルヘッド41のノズル筒40から吐出するようになっている。
そして、第1実施形態の場合と同様に、ボトル口部4は、その下部流通孔11が狭まった狭窄筒部13を有し、上部に狭窄筒部13よりも流通孔11が拡がった注入筒部14を有している。狭窄筒部13には、その内周から規制突部20が環状に内方突設され、規制突部20は上下方向の厚みが径方向内方に向かうに従って次第に小さくなっていて、上面20aは内方下がりに傾斜し、下面20bは内方上がりに傾斜し肩部9の下面と連続している。
図9は第9実施形態を示し、キャップ7は、キャップ本体47と、キャップ本体47の上部を覆蓋する蓋体48とを備え、キャップ本体47は、ボトル本体3のボトル口部4に装着され、蓋体48はキャップ本体47の後端側に開閉用ヒンジ50を介して連結されており、キャップ本体47の上部を開閉自在に覆蓋するように構成されている。キャップ本体47と蓋体48と開閉用ヒンジ50とは合成樹脂により一体形成されている。
キャップ本体47は、外周壁体52と筒壁体29と天壁体30と内筒体53を一体に備え、天壁体30に注出孔25を有する注出筒51が円筒状に上方突設されている。キャップ本体47の筒壁体29の内周に雌ねじ31が形成され、ボトル口部4の注入筒部14の外周に雄ねじ18が形成されており、筒壁体29はボトル口部4の注入筒部14に雄ねじ18及び雌ねじ31を介して着脱自在に螺合され、これにより、キャップ本体47(キャップ7)はボトル口部4に着脱自在に装着され、雄ねじ18がキャップ7を着脱可能に係合する係合部とされている。
蓋体48は有底円筒状に形成されている。蓋体48の中央部の下面側に、キャップ本体47の注出孔25に対応して栓体33が突設され、蓋体48を閉じたときに、栓体33が注出孔25に内嵌して注出孔25を塞ぐように構成され、これによって高い止水作用が得られるようになっている。
開閉用ヒンジ50は、バネ力によって、蓋体48が閉鎖状態から所定角度に至るまでは蓋体48を閉鎖方向へ付勢すると共に、蓋体48が所定角度に近づくに従ってその閉鎖方向に付勢する力を増大していき、所定角度を超えた時点で付勢方向が逆転して蓋体48を開放方向へ向かわせるものとなり、最終的には蓋体48を所定の開き角度に開かせた状態でバネ力を消失して、このときの蓋体48の開き状態が保持され、キャップ本体47の注出孔25から内容液を流出させるときに蓋体48が邪魔にならない程度(例えば120度から180度程度)まで開いた状態を保持するように構成されている。
そして、第1実施形態の場合と同様に、ボトル口部4は、その下部に流通孔11が狭まった狭窄筒部13を有し、上部に狭窄筒部13よりも流通孔11が拡がった注入筒部14を有している。狭窄筒部13には、その内周から規制突部20が環状に内方突設されている。規制突部20は上下方向の厚みが径方向内方に向かうに従って次第に小さくなっていて、上面20aは内方下がりに傾斜し、下面20bは内方上がりに傾斜している。
図10は第10実施形態を示し、ボトル口部4は、ボトル本体3に一体に形成した外筒体55と外筒体55に着脱自在に内嵌装着した内筒体56で構成されている。内筒体56は弾性を有する柔軟な合成樹脂等により一体に形成され、筒状の胴部58と該胴部58の上部から径方向に外方突出した係合環部57とを有し、胴部58が外筒体55に内嵌固着され、係合環部57が外筒体55に上側から係合して外筒体55への組み込み時に下降を規制するように構成されている。内筒体56(胴部58)の下部に環状に内方突出した規制突部20が環状に内方突設されており、ボトル口部4は第1実施形態の場合と同様に、その下部流通孔11が狭まった狭窄筒部13を有し、上部に狭窄筒部13よりも流通孔11が拡がった注入筒部14を有している。
第10実施形態の場合、既存の詰替ボトルに対し、内筒体56のパーツを組み込むだけで、詰め替えし易く、ボトル本体3の転倒時に内容液が流出しにくい新たな詰替ボトル1に簡単に改良することができる。
なお、前記実施形態では、キャップ7が注入筒部14に着脱自在に螺合するように、キャップ7の内周に雌ねじ31が形成されると共に注入筒部14の外周に前記雌ねじ31が螺合する雄ねじ18が形成されて、キャップ7を着脱可能に係合する係合部が雄ねじ18により構成されているが、これに代え、キャップ7が注入筒部14に着脱自在に外嵌して係合するように、キャップ7の内周に突起状の係止部を内方突設すると共に注入筒部14の外周に前記係止部に係合する突起状の係合部を外方突設するようにしてもよい。
また、前記第1実施形態〜第6実施形態では、ボトル口部4に着脱自在に嵌合される中栓5を具備しているが、これに代え、中栓5を省略するようにしてもよい。この場合、例えば、キャップ7の天壁体30にボトル口部4に内嵌する円筒状の内筒体を下方突設しておけば、キャップ7をボトル口部4に装着した際に内筒体でボトル口部4を密閉することも可能になる。
また、前記第1実施形態では、ボトル本体3は硬質の合成樹脂により形成されているが、これに代え、ボトル本体3をガラス瓶や金属その他により形成するようにしてもよい。
また、ボトル本体3に収納される内容物は、液体に限らず粉状体や粒状体その他であってもよい。
また、第2実施形態及び第5実施形態の場合、ボトル口部4の下部の周方向の一部を径方向内方に括れさせて、ボトル口部4の下部に規制突部20を周方向の一部に内方突出させるようにしてもよい。
1 詰替用ボトル
3 ボトル本体
4 ボトル口部
7 キャップ
11 流通孔
13 狭窄筒部
14 注入筒部
18 雄ねじ
20 規制突部
31 雌ねじ
55 外筒体
56 内筒体

Claims (7)

  1. ボトル本体(3)に上下貫通状の流通孔(11)を有するボトル口部(4)が上方突設され、このボトル口部(4)を上側から覆うキャップ(7)が具備され、前記ボトル口部(4)は、その上部よりも下側に流通孔(11)が狭まった狭窄筒部(13)を有し、上部に狭窄筒部(13)よりも流通孔(11)が拡がった注入筒部(14)を有する詰替用ボトルであって、
    前記注入筒部(14)の外周に、キャップ(7)を着脱可能に係合する係合部が設けられ、
    前記狭窄筒部(13)には、その内周から規制突部(20)が内方突設され、規制突部(20)の上面(20a)が内方下がりに傾斜していることを特徴とする詰替用ボトル。
  2. 前記規制突部(20)の下面(20b)が内方上がりに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の詰替用ボトル。
  3. 前記流通孔(11)は、注入筒部(14)から前記狭窄筒部(13)に向けて徐々に細くなるように先窄まり状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の詰替用ボトル。
  4. 前記狭窄筒部(13)は、内方突出した規制突部(20)を上下に複数段有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の詰替用ボトル。
  5. 前記ボトル本体(3)が扁平に形成されていて倒れや易い方向が存在する場合に、前記規制突部(20)は少なくとも倒れ易い側に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の詰替用ボトル。
  6. 前記キャップ(7)が注入筒部(14)に着脱自在に螺合するように、キャップ(7)の内周に雌ねじ(31)を具備すると共に注入筒部(14)の外周に前記雌ねじ(31)が螺合する雄ねじ(18)を具備しており、前記係合部が雄ねじ(18)により構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の詰替用ボトル。
  7. 前記ボトル口部(4)は、ボトル本体(3)に一体に具備する外筒体(55)と外筒体(55)に着脱自在に内嵌装着した内筒体(56)とで構成され、内筒体(56)に内方突出した規制突部(20)が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の詰替用ボトル。
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